1 名前:名無しさん [2012/01/31(火) 22:32:36.78 ID:LTM9xtnu] ベストアンサー:”が、ガロアの論文は解りにくいモノでした。現在の整理された数学書の書き方に慣れているためか、ガロアの論文を少し眺めてみて、弱気になってしまいました。”ですか? detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1371534513 数学の歴史に興味ある方にお尋ねします。「現代数学の系譜11、アーベル、ガロア、...noranekokuma2004さん 質問日時: 2011/9/18 「現代数学の系譜11、アーベル、ガロア、群と代数方程式、守屋美賀雄訳」にチャレンジしております。 アーベル、ガロアとも、方程式の根の有理式を説明しています。 両者の説明とも、帰着するところは、根の有理式はいわゆるラグランジュの分解式のかたちをとるというところにあると、私は考えています。 ラグランジュは、3次方程式の根、α、β、γと1の3乗根によって u=α+βω+γω^2 v=α+βω^2+γω という式をつくることによって、3次方程式が解けることを示しました。 彼は、それを一般化し、素数次数の方程式の根と1の累乗根と組み合わせた、いわゆる、ラグランジュの分解式を提起しました。 皆さまの見解を伺いたいと思います。 ベストアンサーに選ばれた回答siolaglebaさん 回答日時:2011/9/21 ガロアの論文が、どんなものか知りたくて、私もこの本を読もうとしました。 高名な数学者さえ理解出来なかった論文とは、一体何がどのように書かれているのか興味があったからです。すでにガロア理論を知っていたので、軽く考えていました。 が、ガロアの論文は解りにくいモノでした。現在の整理された数学書の書き方に慣れているためか、ガロアの論文を少し眺めてみて、弱気になってしまいました。 自分には、読みたい数学は一杯あるし、ガロア理論も知っている。他の数学書に取りかかった方が良いと。諦めるのが早かったかもしれません。 ラグランジュの分解式は、方程式の可解性を議論するなかで、べき根拡大を考えるとき、使ったように記憶しています。 ラグランジュは、3次・4次方程式の解明に成功しましたが、5次方程式は失敗しました。が、ラグランジュの研究は無駄ではなかったことの証が、ラグランジュ分解式と思います。
477 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/04(日) 18:14:05.75 ] 定義や公理から出発して論理的に、演繹的に数学を構築していくやり方をもって ブルバキスタイルって言ってるのが、形式だけ見て中身を見ていないって言ってるんだよ。
478 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/04(日) 18:18:49.30 ] >>474 だから、稀なんだろ。 アホですか、あんたww
479 名前:132人目の素数さん [2012/03/04(日) 18:20:53.43 ] >>477 集合論を基礎においてるのはそのとうりだが、 それ以前にあんたの言う定義や公理から出発して論理的に、演繹的に というのがブルバキを特徴付けてるだろ。 Elementsという名前からしてユークリッド原論を意識してるのは明らか。 GrothendieckのEGAも同様
480 名前:132人目の素数さん [2012/03/04(日) 18:22:28.97 ] >>478 意味不明 悔し紛れに何言ってるんだかw
481 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/04(日) 18:26:36.77 ] >>479 ブルバキが原論を意識してるのは有名な話ですね。 なら、そのような体系を話題にするなら原論スタイルとでも言うべきですね。
482 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/04(日) 18:32:25.98 ] >>474 ワイルズの論文は、査読を経て修正された正しい形で Ann. Math.に掲載されている。 今の多くの雑誌は、査読がなされているので、 掲載された論文が深刻な誤りを含んでいることは少ない。 名古屋の藤原氏の論文も不掲載となった。 が、査読をスルーして出版されてしまうケースは皆無ではない。 もちろん、不注意によるくだらないミスは山ほどあるw
483 名前:132人目の素数さん [2012/03/04(日) 18:36:38.99 ] 要するにブルバキは公理主義ということ これに収まらない数学があることは確かだがそれはその数学がまだ成熟していないと見ることも出来る
484 名前:132人目の素数さん [2012/03/04(日) 18:38:32.44 ] >>482 甘いな 査読されてるからってw
485 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/04(日) 18:40:28.97 ] >>483 成熟すればすべてを収めることのできる体系ができるとでも?
486 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/04(日) 18:42:42.48 ] 非線型の偏微分方程式とかは、ずっと収まらんだろw テレンス・タオを収めるには、20世紀のブルバキじゃあ 古くさくて枠が狭いんだろね。 ポアンカレ予想とかもあんまりブルバキっぽくないが、 リッチフローとか、多様体の崩壊とか、別に数学として 成熟してる、してないとかじゃないだろ。
487 名前:132人目の素数さん [2012/03/04(日) 18:44:11.37 ] >>485 その分野が成熟すれば体系化されるというほぼ当然のことを言ってる
488 名前:132人目の素数さん [2012/03/04(日) 18:47:35.96 ] >>486 代数幾何も昔は体系化は望み薄と思われていたがGrothendieckが現れて(略
489 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/04(日) 18:49:31.54 ] >>488 でも、結局、今の代数幾何って、体系的というより 具体的な対象の研究に戻ったような。
490 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/04(日) 18:53:52.00 ] >>483 公理主義は別にブルバキに限らないってことを言いたかったわけです。
491 名前:132人目の素数さん [2012/03/04(日) 18:58:10.76 ] >>489 Grothendieckが去ったから
492 名前:あのこうちやんは始皇帝だった mailto:shikoutei@chine [2012/03/04(日) 18:59:47.80 ] お前たちは、定職に就くのが先決だろがあああああ!!!!!!! ゴミ・クズ・カスのクソガキどもがあああああ!!!!!!!!!
493 名前:132人目の素数さん [2012/03/04(日) 19:01:13.38 ] >>492 キチガイは病院行け
494 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/04(日) 19:07:28.04 ] >>491 結局、ブルバキもメンバーが替わってしまい、 全ての数学を体系化するとか、もう言わなくなった。 代数幾何で、Grothendieckがやったことが例外的 だったんでしょうね。今世紀に、第2、第3のGrothendieckが 現れて、微分幾何や非線型PDEを体系化する!なんて ことはないと思いますよ。
495 名前:132人目の素数さん [2012/03/04(日) 19:18:08.40 ] あれは元気者で気の合うものどうしが集まって 気炎を上げた弾みでできたものだから そう深い意味はないものと思う
496 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/04(日) 19:21:03.27 ] >>453-478 みなさん、乙です! >>442 >A4の部分群の”正六面体の面の中心を通る軸の回りに180度回す変換”の成す群(位数4)で >シローの定理>>416 により、位数2の部分群が含まれ、位数2の部分群との組み合わせで、位数10の部分群があることがわかる(これが図形の中でどう見えるかまだ自分には見えていないが) 分かりました ”正六面体の面の中心を通る軸の回りに180度回す変換”の成す群(位数4)は、クラインの四元群ですね(下記) hooktail.sub.jp/algebra/KleinQuaternion/ (抜粋) 具体的にはクラインの四元群は x,y,z各軸回りに180度回転させる回転操作の群として表現されます. クラインの四元群の元 はどれも二乗すると になりますから位数は だと言えます.クラインの四元群は,巡回群ではない群としては最小のものです. (引用おわり) 下記P2によれば、A4の部分群で(位数4)は、二つあるが巡回群でない方だから、{ e , (12)(34) , (13)(24) , (14)(23)}で、これはクラインの四元群そのもの。で、位数2の部分群は、{ e , (12)(34) }となる www.math.meiji.ac.jp/~kurano/soturon/ronbun/08kurano.pdf 2008 年度卒業研究 S_3, S_4, S_5 の部分群の分類
497 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/04(日) 20:02:18.04 ] >>479-495 みなさん、乙です。スレが進む日だな >>496 繰り返しになるが、べき根拡大で解けるのは、ガロア群G=C5xV (V:クラインの四元群 ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%9B%9B%E5%85%83%E7%BE%A4 ) (C5は、5次巡回群) の場合のみ 一般の5次方程式では、ガロア群G=S5=C2xA5 (A5は位数60の交代群で、これは単純群で、非可解。C2は、2次の巡回群) となってしまうので、解けないと
498 名前:132人目の素数さん [2012/03/04(日) 20:11:32.05 ] >>494 詳しくないけど代数解析は佐藤とか柏原により少しは体系化されてるでしょ。 数論の一部(類体論その他)も数論幾何が発展することによりLanglands programの下に 体系化されるのではと夢想してる。
499 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/04(日) 20:30:29.86 ] >>498 代数解析でも、非線型はまだまだ妄想の範囲w ソリトンとパンルヴェの一部くらい。
500 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/04(日) 20:38:45.46 ] >>497 つづき 位数119 までの群の分類が下記にある www.akanekodou.mydns.jp/math/pdf/finite_group.pdf 位数119 までの群の分類 Red cat 平成23 年10 月3 日 >>372-380 V=Aa+Bb+Cc+・・・ ガロアリゾルベント(ガロア分解式) 一般5次方程式では、Vは120の値を取る。この120個の値を集めて ガロア(分解)方程式F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*)で、代数的可解性の原則から根a,b,c・・・の有理式を持ってきても、全部Vとガロア(分解)方程式F(x)の土俵の上に乗っている つまり、ガロアはVとF(x)で、根の有理式が全部乗る土俵を作った。代数的可解性の原則を認めれば、ここからこぼれるものはない そして、元の方程式を解くことは、ガロア(分解)方程式F(x)が解けることと同じ V=Aa+Bb+Cc+・・・ ガロアリゾルベント(ガロア分解式)は、根の置換と対応している>>414 そして、方程式のガロア群の構造は、ガロア(分解)方程式F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*)に反映されている 元の方程式がべき根で解けるとは、ガロア(分解)方程式F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*)がべき根で解けること つまり、”ガロア(分解)方程式F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*)がべき根で解ける”→”ガロア群Gが、巡回群の拡大で構成される構造を持っているべき”だと しかし、上記”位数119 までの群の分類”にあるように、一般に群には巡回群以外のいろいろな群があり、巡回群の拡大で構成される構造を持っている群ばかりではない その一つが、位数60の5次の交代群A5で、これは巡回群の拡大になっていない。つまり、非可解であり、単純群でもあった 5次の既約方程式で解ける最大の群は、位数20 B'5 メタ巡回群の場合で、それならべき根で解ける>>443 (ガロア原論文では線形群とされている) これが、一般の5次方程式が解けなず、どんな5次方程式なら解けるかの分かりやすい説明かな 5次方程式の可解性の高速判定法は>>443 また、可解な5次方程式について 大迎規宏 兵庫教育大修士論文 2003>>443 では、根の公式が導かれている
501 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/04(日) 20:42:15.49 ] >>500 訂正 これが、一般の5次方程式が解けなず、どんな5次方程式なら解けるかの分かりやすい説明かな ↓ これが、一般の5次方程式が解けず、どんな5次方程式なら解けるかの分かりやすい説明かな
502 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/04(日) 20:48:41.92 ] >>497 G=S5=C2xA5 とはならないよ
503 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/04(日) 21:09:24.99 ] 下記は随分参考にさせてもらいました hooktail.sub.jp/ 物理のかぎしっぽ hooktail.org/misc/index.php?%C2%E5%BF%F4%B3%D8 代数学 - [物理のかぎしっぽ]
504 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/04(日) 22:09:33.40 ] >>502 おお、ありがとう しっかりチェックしてくれる人がいて、安心だ 対称群S5 位数120に対し、交代群A5 位数60は正規部分群なので、商群Hが定まり S5/A5=Hとして、Hの位数は2。位数2の群は巡回群C2に同型なので G=S5=C2xA5 と書いたんだが
505 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/05(月) 19:33:15.70 ] 直積ではなく半直積だ
506 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/05(月) 22:01:28.33 ] >>505 なるほど、納得 半直積ね 掲示板では、あまり数学記号が文字化けのため書けないので手抜きしたのもある ところで、半直積の参考資料を検索したら、こんなのがあった homepage2.nifty.com/narukawa/bicrossed.pdf 群と群から群を作る話 成川淳(なるかわあつし) (抜粋) 数学の世界ではしばしば、2 つの群から1 つの群を作る場面があります。方法としては、 「直積」という概念が最も自然で、最も頻繁に見かけるのですが、少し複雑な「半直積」とい う概念も頻繁に見かけます。しかし、半直積の定義は2 つの群それぞれの役割が非対称で、 気持ち悪いなという印象が私にはありました。その気持ち悪さを解消し、直積・半直積を包 括する概念として、群のBicrossed Product というものがあります。この概念を知って感心 した覚えがあるので、ここで紹介することにしました。本稿では群の定義と直積の定義は省 略して、作用という概念の紹介から話を進めます。 5 最後に 私は半直積という非対称な概念が嫌いでした。しかし、一度Bicrossed Product という概 念を知り、対称性の高さに感心しつつも厳しい条件(11)-(14) を考えると、逆に半直積の有 用性が理解できました。半直積が素晴らしいのは、(13) が退化した(5) が「準同型」という 扱いやすい性質だからです。逆に(5) を仮定するためには、H のK への右作用が自明でな ければなりません。つまり、半直積は二項演算としての対称性を犠牲にしつつも、扱いやす い別の対称性を構成する手段と言えます。実用的ではなさそうな群のBicrossed Product で すが、半直積の特殊性を浮き彫りにできるだけでも、価値のある概念だと私は思います。 homepage2.nifty.com/narukawa/jindex.html 成川淳の文書集へようこそ!
507 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/06(火) 06:26:09.03 ] >>506 補足 ご指摘ありがとう www.math.kochi-u.ac.jp/docky/kogi/kogi2004_zenki/2/group07.pdf 抜粋 群G の部分群H とK が与えられたとする。 K がさらにG の正規部分群ならば、HK はG の部分群になる。 ・・・がなりたつとき、G はH とK の半直積であると呼び、G = H △ Kと書かれる。(△は、半直積の記号) H とK の両方がG の正規部分群のときはどうだろうか。 H も正規部分群のときにG はH とK の直積であると呼ばれる。 (引用おわり) (この資料はちょっと読みにくいが) なので、直積はH とKの両方が正規部分群になる場合、半直積はKが正規部分群になる場合の群の構造ってことでしょうか だからG=S5=C2xA5と書いたとき、正規部分群は両方ではなく、A5のみが正規部分群だから、半直積だと
508 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/06(火) 22:15:54.25 ] >>507 補足の補足 半直積は、下記にも解説がある シューア・ザッセンハウスの定理が、半直積理解の要点だろうな ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A4_ (%E6%95%B0%E5%AD%A6)#.E7.BE.A4.E3.81.AE.E7.9B.B4.E7.A9.8D.E3.81.A8.E5.8D.8A.E7.9B.B4.E7.A9.8D 群 H と群 N と準同型写像 f: H → Aut(N) が与えられているとき、直積集合 N × H 上に で積を定めると群となる。これを H と N の f による半直積 (semi-direct product) といい、 で表す。なお、この群で N は正規部分群となる。群の拡大も参照。 シューア・ザッセンハウスの定理: Nを有限群Gの正規部分群とし、|N|と|G:N|が互いに素であるとき、Gの部分群Cが存在して、GはNとCの半直積となる。
509 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/06(火) 22:42:14.15 ] >>440 >で繰り返しになるが、5次の線形群(位数 5・4=20)までの特殊な5次方程式ならべき根拡大で解ける>>415-416 >そのときは、”V=Aa+Bb+Cc+・・・ ガロアリゾルベントが、実はV=Aa+Bb と二つの根で十分だ”>>415 という特別な場合だ >しかし、一般の5次方程式の場合は、ガロア群はS5になって、それはA5に落とせるが、A5は図形的には正十二面体や正二十面体群で、これはべき根(=巡回群)による正規拡大(=巡回群による群の拡大列)では到達できない群になる >これが、ガロア理論のお話し的な説明なのだ ガロア論文>>3 p38第VII節 ここが、おそらく普通の人はなにが書いてあるか、なかなか読めないだろう 守屋の解説もなかなか難しい ところが、おいらの本で守屋の解説のところに、”アルティンP102”とメモしてあった。うんうん、なるほど・・・ アルティンといえばこれしかないよね・・・??? na-inet.jp/weblog/archives/001482.html 上野健爾「数学の視点」東京図書,E.Artin(アルティン)/寺田文行・訳「ガロア理論入門」ちくま学芸文庫 www.kishimo.com/math/Galois.html アルティン「ガロア理論入門」を読む 文庫本が出たのをきっかけに,30年前から読みたかった「ガロア理論入門 (ちくま学芸文庫)」を読む決心をしました。 ”文庫本が出た”? おいらの持っているのは東京図書のハードカバーだ P102は、定理43の後(定理44の前。定理44が線形群の話)だ これは、なかなかわかり易いよ だから、ガロア論文>>3 p38第VII節を読む前に、アルティンの該当箇所を読んで、それからこれを読めば、多少ガロアの言いたいことが分かるだろう ガロアは、アルティンと同じものを見ていたことは間違いない が、見ているものを表現する方法がまだ未熟だったのだろう
510 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/06(火) 22:51:35.94 ] >>509 補足 ガロア論文>>3 p38第VII節は、訳文もこなれていないのか あるいは、ガロアも決闘が迫っていて時間が無かったのか 結論は正しいが、途中あまり証明らしくない・・・というか、分かる説明になっていない メモを書いたのは、おいらが守屋先生の解説が理解できなかったので、別の本を漁ったのだろう
511 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/07(水) 21:35:28.44 ] >>509 >定理43の後(定理44の前。定理44が線形群の話)だ >これは、なかなかわかり易いよ アルティンは、 「Kを任意の体とし、f(x)を素数次数qのK内の既約多項式で、そのガロア群は可解とする。 このときのGの構造は非常に簡単である。 まず、Gは可解であることから正規部分群列 G=G0>G1>G2>・・・>Gs=1 (注:>は集合の包含記号のアスキー代用) が存在して、相続く2つの群による商群はアーベルである。」 と、始める 実に明快。これをスタートとして、アルティンは線形群を導く(これはさすがにガロアには難しいだろう。群論の用語や記法が当時未整備だったから) ところで、このアルティンの記述が、べき根で解かれる群の構造と、なぜ5次既約方程式が一般の解かれないかの説明になっている つまり、5次既約方程式が可解であるとき、Gの構造は非常に簡単でなければならない 即ち、正規部分群列が存在して、G=G0>G1>G2>・・・>Gs=1で、相続く2つの群による商群はアーベルであるという しかし、一般の5次既約方程式のガロア群GはS5で、正規部分群は位数60の対称群A5のみで、A5の構造は複雑でとてもべき根添加で解けるほど簡単ではないと (ここらの事情は、>>496 >>442 >>440 辺りをご参照) これも、5次方程式がべき根による根の公式を有しない大衆向けの一つの説明だろう
512 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/07(水) 21:38:09.08 ] >>511 訂正スマソ ガロア群GはS5で、正規部分群は位数60の対称群A5のみで ↓ ガロア群GはS5で、正規部分群は位数60の交代群A5のみで
513 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/07(水) 22:35:49.29 ] >>437 >ニュートンが、天体力学の要請から微分積分を発展させた >それから解析力学が出てきた(ハミルトニアン) (思い出したときに追加しておく) 天体力学から摂動計算が出て、後の量子力学へつながった 量子力学のハイゼンベルグの行列力学から固有値によるシュレージンガー方程式との同等性証明 天体力学の三体問題などから、ポアンカレの位相幾何学へ
514 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/07(水) 23:01:38.54 ] >>385 >最近気付いたが、下記Jean-Pierre Tignolも詳しい >というか、P156の定理10,7など、ガロア論文>>3 のP39のラグランジュ分解式のn乗を扱っていることや補助方程式の次数が(n-2)!になることと、完全に一致している >一致という意味では小杉の方がお話風で読みやすいが >ともかく、こういうラグランジュが到達していた地点を見ると、ほとんどガロアに近い 繰り返しになるが ガロア論文>>3 のP39のラグランジュ分解式のn乗と、補助方程式の次数が(n-2)!になること(5次方程式の場合(n-2)!=6次)、この方程式が有理敵に解ければ、5次方程式は代数的に解けること(十分条件) ここまでは、ラグランジュがすでに確率していた 5次方程式の可解性とこの6次方程式が有理敵に解けることが必要十分であることは、ガロアが初めて示したが ラグランジュはもう一歩というところまで行っていた ガロアは、ラグランジュという巨人の肩の上で仕事をしたんだと思う 守屋>>3 がP76で 「ガロア時代の数学者に難解と思われても無理とはいえない。当時の科学学士院がこの論文を受理しなかったのも、論文の内容を十分理解しえなかったためだと思う。 この点について、当時の科学学士院の無力を攻めるよりは、むしろはるかに遠く時代に先行していたガロアの天才を讃えるべき・・」と書いているが 書き方が雑ということも大きいように思う おそらく時間が無かったのと、ガロアは若かった 論文が革新的であれば、よけい丁寧に書かなければ理解は得られない ただ、ガロアがあと10年存命であれば、ガロア理論はもっと早く理解を得られたと思う 「科学学士院がこの論文を受理しなかった」のではなく、書き直しを命じたのだった。決闘で若くして命を無くすとは思わず また、ガロアの時代は現代のようにワープロやコピー機はなく、手書き原稿を紛失されると痛い(がっくりするよね) それは手書き原稿時代に、原稿を紛失され書き直しを言われるとは、なんとも腹立たしいことだったろうとは思う
515 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/08(木) 00:18:39.00 ] >>80 >近世数学史談 (岩波文庫) [文庫] 高木 貞治 www.amazon.co.jp/%E8%BF%91%E4%B8%96%E6%95%B0%E5%AD%A6%E5%8F%B2%E8%AB%87-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%AB%98%E6%9C%A8-%E8%B2%9E%E6%B2%BB/dp/4003393910 「ガロアの方程式論は彼が期待したように四十年後にジョルダンが「判読」してぼう然たる置換論(1870)の述作をなした」と高木は書いている ”ラグランジュはもう一歩”>>514 と書いたけれども、ガロアの後四十年群論を理解する人思いつく人は出なかった ガロアの遺稿がなければ、もっと遅れていただろうか だが、もし遺稿がなくとも、いずれガロア理論はだれかが書いたろうと思う、ジョルダンよりずっと後になったかも知れないが・・
516 名前:Kummer ◆SgHZJkrsn08e [2012/03/08(木) 00:45:20.55 ] >>515 >ガロアの後四十年群論を理解する人思いつく人は出なかった 置換群論はCauchyが1844年にやっている。 そこで有名なCauchyの定理(有限群の位数が素数 p で割れればその群は位数 p の元を持つ)を証明している。
517 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/08(木) 01:04:15.88 ] 群という概念自体はガロア以前にあったんじゃなかったっけ? ガロアの評価されるべきところは正規部分群という概念を発見したところ っていうのをどっかで見たようなキガス。2ちゃんソースかもしれんがw
518 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/08(木) 01:58:53.69 ] >>516 自分のスレでは相手にされないから、ちょっかい出しに来たのか?w
519 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/08(木) 06:38:35.67 ] >>516 Kummerさん、乙です なるほど そういえば、倉田>>4 がデデキントについて書いていたね ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%88 デデキントは1855年にゲッティンゲン大学でガロア理論に関する最初の講義を行ったことでも知られている[1]。 [1]^ 佐武一郎「解説「ガロア理論」について」、エミール・アルティン 『ガロア理論入門』 寺田文行訳、筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉、2010年4月、p. 215。ISBN 978-4-480-09283-0。 (引用おわり) 近世数学史談 (岩波文庫) [文庫] 高木 貞治>>515 によれば いわゆる第一論文は「1846年にリウーヴィルの手で発表された」とあるので、発表後9年でデデキントが最初の講義を行ったんだ >>517 乙 その見方も正しい ある事象Aについて、見る視点によって、見え方が違うという場合がある というか、多少複雑な事象については、視点を変えてみる必要がある場合が多い 例えば、Aが四角形の形に配列された煙突だとすると、視点によっては3本に見えたりする 上空から見れば、配列は一目瞭然としても、上空に上がれない場合にはその配列を周囲から調べるしか配列を知る方法はない
520 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/08(木) 07:46:58.19 ] >>519 補足 これがまとまっているね ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AE%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%82%A2%E7%90%86%E8%AB%96 歴史 ガロアは1832年の(死の原因となる)決闘の前日に、友人のオーギュスト・シュヴァリエに宛てて、ガロア理論と楕円関数論に関する数学的業績を要約した手紙を書いた。 その後、1846年になって、リューヴィルがガロアの功績を知って自分の雑誌にガロアの論文集を掲載したことで、多くの数学者が刺激を受けることになった。 デデキントは1855年から1857年にかけてゲッティンゲン大学でガロア理論に関する最初の講義をおこなった[1]。 早い時期に、ベッチ、クロネッカー、ケイリー、セレは群概念を厳密化していった。 カミーユ・ジョルダンによって1870年に発表された『置換と代数方程式論』 (Traite des substitutions et des equations algebraique) はガロア理論に関する包括的な解説として最も古いものである。 また、デデキントとウェーバーは1882年に代数関数体とリーマン面の代数的理論を構築した[1]。 ソフス・リーによって導入されたリー群はガロア理論の類似を微分方程式に対して確立しようという試みの中から生まれたとされている。 その後、エミール・アルティンによってガロア理論の線型代数学的な定式化が追求された。 アレクサンダー・グロタンディークによって圏論的な定式化と数論幾何・代数幾何への応用が押し進められた。
521 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/08(木) 21:54:24.43 ] >>519 >近世数学史談 (岩波文庫) [文庫] 高木 貞治>>515 によれば 近世数学史談で面白い記述を見つけた ”18.パリ便り”というアーベルの手紙に関する節だ。1826年10月24日付け ・・次の一般的の問題を解く手掛かりが見つかったようだ。 それは「代数的に解きえる凡ての方程式の形を決定すること」というのだ。 僕は、五次、六次、七次等々のそれらを無数に見出した。 今までそれを嗅ぎつけたものはあるまいと思う。 同時に僕は最初の四つの次数の方程式の最も直接的なる解法を得た。 それに由れば、何故にこれらだけが解けて、他のものは解けないかが甚だ明白に理会されるのである。 特に、五次方程式に関しては、若しもそれが代数的に解かれるならば、根の形は次のようでなければならないことが分かった。 x=A+(R)^(1/5)+(R')^(1/5)+(R'')^(1/5)+(R''')^(1/5) ここで、R、R'、R''、R'''は一つの四方程式の四つの根で、それらは平方根ばかりで表されるのだ。 (注:(R)^(1/5)などの項は、原文ではRの五乗根(ルート記号)を用いて表されているが、掲示板の制約でエクセル記法を用いた。) (引用おわり) >>440-441 、>>443 、>>496 に書いたが 五次の既約な方程式で、解ける場合はガロア群は位数20 B'5 メタ巡回群であって 位数20 B'5 メタ巡回群(=線形群(アルティン>>511 ))は、一つの5次巡回群C5とクラインの4元群Vとの積(直積でいいのかな?)からなるので アーベルの述べた上記の根の形は、位数20 B'5 メタ巡回群の姿を確かに捉えているのではないだろうか アーベルは、1829年4月6日は亡くなったが、生きていれば、ガロアより先に五次方程式に関してなにか書いたかも知れない(それはおそらく上記を発展させたものだろう) ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB ニールス・ヘンリック・アーベル(Niels Henrik Abel、1802年8月5日 - 1829年4月6日)はノルウェーの数学者である。
522 名前:Kummer ◆SgHZJkrsn08e [2012/03/08(木) 22:21:13.18 ] 楕円関数は代数関数論の一部として理解しなけりゃ真の意義が分からないだろ。 もっと言うと代数関数論はコンパクトリーマン面、非特異射影代数曲線、1変数代数関数体 この三つを総合して考える必要がある。 これ等は一つの実体の異なる化身と考えられる。 いわば三位一体
523 名前:Kummer ◆SgHZJkrsn08e [2012/03/08(木) 22:23:11.83 ] スレを間違えたw まったく無関係というわけじゃないが
524 名前:Kummer ◆SgHZJkrsn08e [2012/03/08(木) 22:43:09.82 ] GaussはDisquisitiones Arithmeticaeにおいてレムニスケートの等分理論についてほのめかしている。 Abelはそれに触発されて楕円関数の研究に向かったと思われる。 楕円関数の等分方程式の可解性の問題がAbelの方程式論の背後にある。 Galoisの問題意識も恐らくそこにあったと思われる。
525 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/08(木) 22:46:56.28 ] >>521 補足 ラグランジュは、素数n次の既約方程式について、補助方程式で次数が(n-2)!のものが解ければ、5次方程式などは代数的に解けること(十分条件)を示していた>>514 だから、これが必要十分条件であることを示せば、ガロアの得た結果と同じになる そして、5次方程式の一般の代数的解法が不可能(べき根による根の公式がない)なことはアーベル自身が証明している だから、アーベルはラグランジュよりさらに半歩、ガロア理論に近づいていたのだ あるいは、手が届いていたのかも ラグランジュも、5次の根の公式があると思い込んでいるから、記載ぶりや結論があやふやになった 5次の根の公式の存在を否定してしまえば、ラグランジュ自身が示した6次の補助方程式が有理解を持つことが必要十分という方向へ行ったろう まあ、一般5次方程式の代数的解法がないことを証明したアーベルだから、 それがガロアのような群論を用いたものになったかどうか不明だが、少なくとも>>521 の手紙に記したようなことは、存命ならいずれ発表したろう ガロア論文の出版が遅れたから、おそらくガロア論文が世に出る前にアーベルの理論が出版されたのではないか となると、アーベル存命でアーベルの方程式論が発表されそれが発展すれば、ガロア論文に対する評価も現在とは違った形になったかもしれない
526 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/08(木) 22:48:49.34 ] >>522-524 Kummerさま、投稿乙です!
527 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/10(土) 11:13:55.42 ] >>367 >a_0x^4+a_1x^3+a_2x^2+a_3x+a_4=0 - Wolfram|Alpha www.wolframalpha.com/input/?i=a_0x%5E4%2Ba_1x%5E3%2Ba_2x%5E2%2Ba_3x%2Ba_4%3D0 Maxima>>283 で同じ問題を解かせると a*x^4+b*x^3+c*x^2+d*x+c=0は、” << Expression too long to display! >>”となる 3次の項を落として a*x^4+c*x^2+d*x+c=0は解けるが、かなり長い結果表示で、上記のWolfram|Alphaの方が見やすいね。さすがに、こっちの方が上で、使いやすいか
528 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/10(土) 15:06:00.79 ] >>524 人が言ったことをさも自分の考えのように言っちゃってw さすが、コピペスレのスレ主は違う。
529 名前:132人目の素数さん [2012/03/10(土) 15:15:12.64 ] >>524 失せろくんまー 通報するぞ
530 名前:Kummer ◆SgHZJkrsn08e [2012/03/10(土) 17:11:31.85 ] ドキュンはこれだから 誰の考えかは無関係 問題はその内容
531 名前:Kummer ◆SgHZJkrsn08e [2012/03/10(土) 17:19:51.14 ] >>529 お前はもう死んでいる
532 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/10(土) 19:11:58.15 ] >>530 >問題はその内容 どれもどこかで聞いた内容ですがw
533 名前:Kummer ◆SgHZJkrsn08e [2012/03/10(土) 19:40:22.50 ] Abelの方程式論の背後には明らかに楕円関数の等分方程式の可解性の問題がある。 Galoisの書いたものから判断して彼も同様だと思われる。 この問題はKroneckerの青春の夢につながり最終的には高木により解決された。
534 名前:あのこうちやんは始皇帝だった mailto:shikoutei@chine [2012/03/10(土) 19:53:41.11 ] お前たちは、定職に就くのが先決だろがああああああ!!!!!!!! ニート・無職の、ゴミ・クズ・カスのクソガキどもがああああ!!!!!!!
535 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/10(土) 19:59:52.44 ] >>528-532 おいらは、Kummerさんも歓迎だよ 但し、定理の証明は自スレでやってもらえば それから”通報するぞ”は無意味だ 通報してから、書くように もっとも、この程度では通報しても荒しとは認められないだろうな
536 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/10(土) 20:11:48.70 ] >>525 こんなのが、あった ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB-%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86 (抜粋) アーベル-ルフィニの定理(Abel-Ruffini theorem)は、五次以上の代数方程式には解の公式が存在しない、と主張する定理である。 より正確には、5以上の任意の整数 n に対して、一般の n 次方程式を代数的に解く方法は存在しない、という定理である。 1770年 ラグランジュが代数方程式の解法と根の置換について考察し、代数方程式が解けるための条件を初めて見いだす。 1799年 ルフィニが最初の不可能性の論文を発表。同年ガウスが代数学の基本定理を証明した学位論文中で五次方程式の不可能性について予言。 1824年 最初の論文によりアーベルによってルフィニの欠陥が解決される。定理の成立。 1829年 アーベル没。ガロアが代数方程式の可解性について最初の論文を書く。 1832年 ガロア没。 1846年 リウヴィルによりガロアの仕事が世に出る。 同時期の貢献としては他にガウスのものがある。ガウスは不可能性の直接証明こそ行わなかったが、それが不可能問題であることに確信を持っていた。学位論文でそのことに触れた他、『整数論』(1801年) の中でも「不可能なのはほぼ確実」と断定している。 代数的に可解な系列として円分方程式論を展開しているが、これはアーベルやガロアの理論のプロトタイプといえるものであり、両者に影響を与えた。 なおガウスは後年アーベル、ガロアの論文を受け取っているが、全く関心を示さなかったという。ガウスにとって既に重要な問題とは見えなかったらしい。 ラグランジュを学んだアーベルは、当初五次方程式の解法を発見しようとしていたが、そのうちに不可能かも知れないと考えるようになり、研究の方向を転換する。 一方ガロアはアーベルとは独立でほぼ同じ経路を辿っていた。アーベルの仕事については知らなかったが、後に恩師に薦められて存在を知る。 コーシーが自分の時と同じく、アーベルの論文も紛失したことに憤慨する手紙が残されている。 どちらの証明も、本質的にはガロア群の構造に触れることで不可能性を証明しているが、アーベル、ルフィニらには「群」という意識がまだ存在しておらず、技巧的な証明に留まっていた。
537 名前:Kummer ◆SgHZJkrsn08e [2012/03/10(土) 20:28:25.80 ] >但し、定理の証明は自スレでやってもらえば ここでやるわけないw
538 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/10(土) 20:28:58.07 ] >>536 >同時期の貢献としては他にガウスのものがある。ガウスは不可能性の直接証明こそ行わなかったが、それが不可能問題であることに確信を持っていた。学位論文でそのことに触れた他、『整数論』(1801年) の中でも「不可能なのはほぼ確実」と断定している。 >代数的に可解な系列として円分方程式論を展開しているが、これはアーベルやガロアの理論のプロトタイプといえるものであり、両者に影響を与えた。 ガウスは、作図可能な正多角形の研究を通じて、円分方程式論を展開している。これは、正にべき根と巡回群に関する研究である。それを通じて、べき根拡大には限界があり、一般の5次方程式はべき根では解けないことがガウスには直感的に分かったのではないだろうか ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9A%E8%A6%8F%E3%81%A8%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E4%BD%9C%E5%9B%B3 (抜粋) 作図可能な正多角形 正三角形と正五角形、この2つの正多角形の頂点の数の最小公倍数の値と同じ数の頂点を持つ正十五角形、正方形、 およびこれらの頂点の数に2の冪を乗じた数の頂点を持つ正多角形が作図可能である事は古代ギリシアの数学者エウクレイデス(ユークリッド)が著した『原論』に記されており、よく知られていた。 長い間それ以上のことは判明しなかったが、ガウスが1796年3月30日に、正十七角形が作図可能であることを発見した[3][4]。 同時に正五十一角形、正八十五角形、正二百五十五角形、及び17もしくはこれらの頂点の数に2の冪を乗じた数の頂点を持つ正多角形が作図可能であることも発見されたことになる。 ガウスはさらに1801年に出版した『整数論の研究』において、正 n 角形が作図可能であるための必要十分条件が、n が2の冪と相異なるフェルマー素数の積、すなわち n = 2mFaFb…Fc(Fa , Fb , … ,Fc は全て異なるフェルマー素数、m は非負整数) の形であることを示した[5]。 これは 1 の原始 n 乗根 ζn のガロア群の構造が 2 次拡大の繰り返しによって得られることの特徴付けとして得られる。
539 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/10(土) 20:31:26.35 ] >>537 Kummerさん、乙です >ここでやるわけないw だよね ま、よろしくね
540 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/10(土) 20:33:44.01 ] >>533 知ったかぶり乙w
541 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/10(土) 20:40:21.95 ] >>536 >学位論文でそのことに触れた他、『整数論』(1801年) の中でも「不可能なのはほぼ確実」と断定している。 これだね ja.wikipedia.org/wiki/Disquisitiones_Arithmeticae (抜粋) Disquisitiones Arithmeticae(ディスクィジティオネス・アリトメティカエ、ラテン語で算術研究の意、以下 D. A. と略す)は、カール・フリードリヒ・ガウス唯一の著書にして、後年の数論の研究に多大な影響を与えた書物である。 1801年、ガウス24歳のときに公刊された。その研究の端緒はガウス17歳の1795年にまでさかのぼり、1797年にはほぼ原稿は完成していた[1]。 ラテン語の arithmetica(アリトメティカ)は通常「算術」と訳される[2]が、ガウスの意図したものは、今日「数論」もしくは「整数論」と呼ばれる学術的領域である[3]。 D. A. を『数論研究』と訳している書物もある[4]し、高瀬正仁による最初の D. A. の完全な日本語訳の書名は『ガウス整数論』である。 最後の第7章は、円周の等分に関する理論であり、1の冪根や円分多項式について議論している。特に、正多角形が定規とコンパスによる作図で構成可能であるための条件を与えている(最終第365条、366条)。 ガウスは、高次の合同式に関する、第8章に相当するものを書いていたが、完成することなく、死後に部分的に公表された[5]。
542 名前:猫vs運営 ◆MuKUnGPXAY mailto:age [2012/03/10(土) 20:41:52.78 ] >>540 オマエの様な奴が一番いやらしいワ。そやし攻撃したる。 猫
543 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/10(土) 21:19:07.40 ] __ノ)-'´ ̄ ̄`ー- 、_ , '´ _. -‐'''"二ニニ=-`ヽ、 / /:::::; -‐''" `ーノ / /:::::/ \ / /::::::/ | | | | | |:::::/ / | | | | | | | |::/ / / | | || | | ,ハ .| ,ハ| | |/ / / /| ,ハノ| /|ノレ,ニ|ル' | | | / / レ',二、レ′ ,ィイ|゙/ 私は只の数ヲタなんかとは付き合わないわ。 . | \ ∠イ ,イイ| ,`-' | 頭が良くて数学が出来てかっこいい人。それが必要条件よ。 | l^,人| ` `-' ゝ | さらに Ann.of Math に論文書けば十分条件にもなるわよ。 | ` -'\ ー' 人 一番嫌いなのは論文数を増やすためにくだらない論文を書いて | /(l __/ ヽ、 良い論文の出版を遅らせるお馬鹿な人。 | (:::::`‐-、__ |::::`、 ヒニニヽ、 あなたの論文が Ann of Math に accept される確率は? | / `‐-、::::::::::`‐-、::::\ /,ニニ、\ それとも最近は Inv. Math. の方が上かしら? | |::::::::::::::::::|` -、:::::::,ヘ ̄|'、 ヒニ二、 \ . | /::::::::::::::::::|::::::::\/:::O`、::\ | '、 \ | /:::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::'、::::\ノ ヽ、 | | |:::::/:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::'、',::::'、 /:\__/‐、 | |/:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::O::| '、::| く::::::::::::: ̄| | /_..-'´ ̄`ー-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::|/:/`‐'::\;;;;;;;_| | |/::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::|::/::::|::::/:::::::::::/ | /:::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::O::|::|::::::|:::::::::::::::/
544 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/10(土) 21:47:42.29 ] >>542 痴漢にそんなことをいう資格はない。痴漢はいやらしくないのかw
545 名前:猫vs運営 ◆MuKUnGPXAY mailto:age [2012/03/10(土) 21:53:40.49 ] >>544 攻撃するのはわしの勝手や。そやし気に入らんかったらオマエがワシを 攻撃したらエエのや。そうやってスレが焦土と化して行くだけや。 どや、文句アルかァ! 猫
546 名前:猫vs運営 ◆MuKUnGPXAY mailto:age [2012/03/10(土) 21:57:21.27 ] >>542 オマエをズタボロになるまで追い詰めて潰したる。許さんからナ。 猫
547 名前:猫vs運営 ◆MuKUnGPXAY mailto:age [2012/03/10(土) 21:59:23.43 ] アンカーを間違えたワ。攻撃の目標は>>540 やったワ。 猫
548 名前:猫vs運営 ◆MuKUnGPXAY mailto:age [2012/03/10(土) 22:00:10.23 ] >>540 オマエをズタボロになるまで追い詰めて潰したる。許さんからナ。 猫
549 名前:猫vs運営 ◆MuKUnGPXAY mailto:age [2012/03/10(土) 22:01:45.16 ] >>540 オマエみたいな発想の奴が一番憎いんだヨ。徹底的に追い詰めたる。 猫
550 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/10(土) 22:05:45.26 ] >>545 ねこさん、乙! おいらも、ねこさんに賛成だな まあ、この程度は焦土とは呼ばないが。焚き火だね。ちょっとホットにあったまって適温だな 999まで、先はまだまだ長いし、それで足りなければ次スレ立てるから
551 名前:猫vs運営 ◆MuKUnGPXAY mailto:age [2012/03/10(土) 22:09:17.32 ] ああ、そうですか。なるほど。 猫
552 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/10(土) 22:27:34.53 ] >>545-549 よほど痴漢と呼ばれたの答えたらしいなw キチガイぶりでは、猫と熊はよく似ている。
553 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/10(土) 22:29:55.99 ] >>549 世の中には、人のいったことを、さも自分が考えたようにいう輩がいる。 痴漢猫はその仲間w
554 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/10(土) 22:36:48.07 ] >>511 補足 アルティンが、線形群の補題を書いている 定理44の直前だ 補題 qを素数とし、Hをq個の文字の置換群とし、Hの正規部分群Nが線形であるとする。するとH自身も線形である これのアルティンの証明もなかなか鮮やかだが ともかく、「qを素数とし、Hをq個の文字の置換群とし」=Hは素数次の対称群Sqの部分群ってことで 線形群は、いくらべき根で正規拡大しようとしても、線形群以上にはならない で、線形群の位数の最大値は、q(q-1)にしかならない(これは、アルティンの定理45の直前の記述) なので、べき根で解けるのは、ガロア群がこの程度(位数の最大値q(q-1))まで 一般のガロア群では、対称群Sqの位数はq!(qの階乗)だから、それは線形群よりもっともっと複雑ってことがわかって、「なるほどべき根では解けないね」と
555 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/10(土) 22:37:27.13 ] >>552-553 おまえ、そうとう馬鹿だな
556 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/10(土) 22:48:44.71 ] >>554 補足 ガロア論文>>3 の第VII節で、ガロアはアルティンの補題や定理44から45にかけての説明と同じ趣旨のことを書いている しかし、ガロアの時代正規部分群という用語も線形群という用語や概念もはっきりしていないから、その表現がわかりづらい アルティンや守屋解説>>3 、倉田>>4 などを読んでからでないと、とても読めたしろものではない
557 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/10(土) 22:57:52.93 ] >>556 だが、守屋先生の解説も分かりにくい えーと、守屋先生を検索すると・・ 守屋 美賀雄(もりや みかお)、洗礼名は「ミカエル」か・・。「ミカエル」→美賀雄かも・・。高木貞治門下の一人か。 ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%88%E5%B1%8B%E7%BE%8E%E8%B3%80%E9%9B%84 守屋 美賀雄(もりや みかお、1906年3月 - 1982年10月18日)は、日本の数学者。高木貞治門下の一人。 専攻は整数論。父親は守屋荒美雄(すさびお)で、帝国書院、関東第一高等学校、吉祥女子中学校・高等学校の創立者。 洗礼名は「ミカエル」。理学博士。 1949年から始まったイールズ事件(1949年占領軍総司令部民間情報部最高教育顧問官イールズが全国の大学をまわって、講演の中で共産主義者を大学から追放すべきだと主張していた)では、 1949年5月15日に北海道大学でイールズの講演に対し、カトリック信者として真っ向から反対している。 経歴 1923年 開成中学卒業。 ・第一高等学校卒業。 1929年 東京帝国大学理学部数学科卒。 1931年10月 ドイツのマールブルク大学へ留学、ヘルムート・ハッセの下で学ぶ。 1934年3月 ドイツより帰国し、直ちに北海道帝国大学(のちの北海道大学)理学部数学科助教授 1938年 帝国第一高等女学校(のちの吉祥女子中学校・高等学校)の初代理事長に就任。(設立者) 1941年 北海道大学理学部数学科教授 1950年5月 岡山大学理学部数学科教授 1957年8月 東京大学教養学部教授 1965年3月 東京大学定年退官 1965年4月 上智大学理工学部数学科教授←数学科新設に伴い 1968年11月12日−1975年3月31日 上智大学第6代学長 1971年1月 ローマ教皇庁より聖グレゴリオ大勲章受章 学位 1938年 理学博士(東京大学)
558 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/10(土) 23:06:57.22 ] >>555 >なので、べき根で解けるのは、ガロア群がこの程度(位数の最大値q(q-1))まで こんないい加減なことを書いておいてどっちがバカなんだかw
559 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/10(土) 23:15:57.29 ] >>557 >だが、守屋先生の解説も分かりにくい 守屋先生1906年3月 - 1982年10月18日ですか お亡くなりになっている人を悪くいうつもりはないが P113の解説 「22)・・これ以降本節でガロアの述べていることは意味が明確でないし、また原文のままでは必ずしも正しくはない。 ・・、もとの方程式のガロア群の元が線形置換とは断定できない。そのためには、以下に示すようにある制限が必要である。」 としておきながら、どんな制限かあいまい。この後、”制限”というキーワードが出ないまま、23)の解説になってしまう ”ガロアの述べていることは意味が明確でない”と批判した解説であるから、自分はもっとしっかり(意味明確の)手本を示すつもりで書いて欲しかったね
560 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/10(土) 23:16:39.79 ] >>558 おまえに決まっているじゃん
561 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/10(土) 23:22:35.53 ] >>558 >>なので、べき根で解けるのは、ガロア群がこの程度(位数の最大値q(q-1))まで まあ、正確には、アルティン先生は 「よって、Gの位数はdqであり、Gの構造は位数dqによって一意に定まる。位数の最大値は(q-1)qである」(定理45の直前に)と書いてあるが、面倒なので縮めたんだよ
562 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/10(土) 23:24:56.83 ] __ノ)-'´ ̄ ̄`ー- 、_ , '´ _. -‐'''"二ニニ=-`ヽ、 / /:::::; -‐''" `ーノ / /:::::/ \ / /::::::/ | | | | | |:::::/ / | | | | | | | |::/ / / | | || | | ,ハ .| ,ハ| | |/ / / /| ,ハノ| /|ノレ,ニ|ル' | | | / / レ',二、レ′ ,ィイ|゙/ 私は只の数ヲタなんかとは付き合わないわ。 . | \ ∠イ ,イイ| ,`-' | 頭が良くて数学が出来てかっこいい人。それが必要条件よ。 | l^,人| ` `-' ゝ | さらに Ann.of Math に論文書けば十分条件にもなるわよ。 | ` -'\ ー' 人 一番嫌いなのは論文数を増やすためにくだらない論文を書いて | /(l __/ ヽ、 良い論文の出版を遅らせるお馬鹿な人。 | (:::::`‐-、__ |::::`、 ヒニニヽ、 あなたの論文が Ann of Math に accept される確率は? | / `‐-、::::::::::`‐-、::::\ /,ニニ、\ それとも最近は Inv. Math. の方が上かしら? | |::::::::::::::::::|` -、:::::::,ヘ ̄|'、 ヒニ二、 \ . | /::::::::::::::::::|::::::::\/:::O`、::\ | '、 \ | /:::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::'、::::\ノ ヽ、 | | |:::::/:::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::'、',::::'、 /:\__/‐、 | |/:::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::O::| '、::| く::::::::::::: ̄| | /_..-'´ ̄`ー-、:::::::::::::::::::::::::::::::::::|/:/`‐'::\;;;;;;;_| | |/::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::|::/::::|::::/:::::::::::/ | /:::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::::::::::::::O::|::|::::::|:::::::::::::::/
563 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/11(日) 00:27:16.21 ] >>560 いい年したオッサンが、じゃんとかおいらとか恥ずかしいぞ。
564 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/11(日) 00:32:31.01 ] >>561 バカw 肝心なことがわかっていない。
565 名前:Kummer ◆SgHZJkrsn08e [2012/03/11(日) 04:55:28.74 ] >>528 数学史の専門家でない俺が数学史について述べてるんだからオリジナルでないことは明らか。 似たようなことは高木の近世数学史談にも書いてある(ソースはそれだけじゃないが)。 しかし、高木の本にしたって歴史部分は高木のオリジナルじゃないだろ。 高木が超能力者なら別だがw
566 名前:132人目の素数さん [2012/03/11(日) 05:12:15.40 ] >>565 阿呆 通報
567 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/11(日) 08:07:47.69 ] >>563 馬鹿だな、おまえ。ここは2ちゃんねるってこと。全てはそのコンテキストで考えるべし。”おいら”は、かつて2ちゃんねるを立ち上げた西村の常套句でそれを借りているんだよ、おばかさん >>564 馬鹿だな、おまえ。”肝心なことがわかっていない”か。 だが、「>なので、べき根で解けるのは、ガロア群がこの程度(位数の最大値q(q-1))まで こんないい加減なことを書いておいてどっちがバカなんだかw」>>558 と、アルティン先生からの引用>>561 にインネンつけたお前の負けだ ”肝心なことがわかっていない”という指摘が何を意味するのか不明だが(おそらくそれを書けば反論されるのを恐れてボカシているのだろうが)、当たっているかも知らんし別に否定はしない だが、「こんないい加減なことを書いておいて」→”肝心なことがわかっていない”は成り立たないぞ そして、ここは2ちゃんねるってこと。全てはそのコンテキストで考えるべし。ここは学会ではない。専門書の記述そのままでは面白くない場合が多い。適当に(不正確でも可)変換すべし 正確さを求めるならアルティン先生を読めば良いだけだから >>565-566 Kummerさんの勝ち 566のオッサン馬鹿だから、相手をしない方がいい。馬鹿が感染るぞ! おいらも今後馬鹿が感染らないようにスルー(無視)するよ
568 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2012/03/11(日) 08:11:22.47 ] >>567 阿呆w
569 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/11(日) 08:40:06.76 ] >>559 >P113の解説 「22)・・これ以降本節でガロアの述べていることは意味が明確でないし、また原文のままでは必ずしも正しくはない。 >・・、もとの方程式のガロア群の元が線形置換とは断定できない。そのためには、以下に示すようにある制限が必要である。」 >としておきながら、どんな制限かあいまい。この後、”制限”というキーワードが出ないまま、23)の解説になってしまう 補足 倉田>>4 が、P179で 「すなわち、ガロア群が線形置換群であるための必要十分条件は、方程式G(X)がkの元を根に持つことである。 ただし、A(r)からSpの置換によって生ずる相異なる量がちょうど p!/(p(p-1)) 個あるように有理数rを選ぶことができるという仮定のもとであることは、[守屋]によって指摘されている通りである」と書いている 1.守屋先生の記述との対応がイマイチはっきりしないが、P133の下から6行目の「m=1・2・・・・・(n-2)」のことだろうか 2.倉田もこれだけでは、言いたいことが分からない 3.ここは、エム・ポストニコフの『ガロアの理論』(1964年4月25日,東京図書出版発行)>>442 のP146に書いてある通り、 既約な5次方程式で可解になるのは、メタ巡回群B’5(=線形置換群、位数20=5・4)、半メタ準海群B5(位数10)、C5巡回群(位数5)の3通りで、 ”既約な5次方程式で可解→メタ巡回群B’5(=線形置換群)”に限らないってことを言いたいのだろう ここは、staff.aist.go.jp/f.motoyoshi/java/deg5.pdf 5次方程式の可解性の高速判定法 元吉文男 著 - FM Memo 19961017-01 にも引用されている まあ、先生がたは分かりすぎていて、いわずもがなということなのでしょうが、初めてガロア理論に触れる人には分からないだろうと
570 名前:132人目の素数さん [2012/03/11(日) 08:40:31.77 ] 意味のない書き込みw
571 名前:猫vs運営 ◆MuKUnGPXAY mailto:age [2012/03/11(日) 09:07:25.39 ] >>568 >>570 コラ、邪魔したらワシがシバいたるさかいナ。そやし静かにせえや。 猫
572 名前:132人目の素数さん [2012/03/11(日) 09:15:22.46 ] 芳雄に完全敗北w
573 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/11(日) 09:31:48.37 ] >>571 猫さん、乙です。論理的反論も書けない、品性も知性も低いオッサンですが、568、570は。まあ、よろしくお願いします
574 名前:132人目の素数さん [2012/03/11(日) 09:37:13.71 ] >>573 悔しいのうwwww 致命的な数学的間違いが散見される「害」のある書き込みばかりじゃないか、君。 もう少し知性を向上させたまえ。
575 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/11(日) 09:56:08.63 ] >>569 因みに、守屋>>3 のガリア論文の本文第VII節P39で 「この[群(G)の直前の]群について、前の群についてと同様に論ぜられるであろう。 その結果、[群の]分解の順序で第一の群、すなわち方程式の実際の群は xk, xak+b という形の置換だけを含むことができることになる。」 と、書かれているが、ここはちょっとおかしいだろう つまり、ガロアは>>554 アルティン「補題 qを素数とし、Hをq個の文字の置換群とし、Hの正規部分群Nが線形であるとする。するとH自身も線形である」を明確に意識し、 ”線形群の正規拡大はまた線形になる”ので、結局べき根で解ける素数n次の既約方程式のガロア群は線形群だと主張していると思う とすれば、 「この(正規部分群列(方程式のガロア群=G0>G1>G2>・・・>Gs-1>Gs=1 by アルティン>>511 ))について、前の群(Gs-1 by アルティン=群(G)の直前の群 by ガロア)についてと同様に論ぜられるであろう。 その結果、[群の]分解の順序で第一の群、すなわち方程式の実際の群は xk, xak+b という形の置換だけを含むことができることになる。」とされるべきだったろう。ガロアの原文が悪いのか、訳がどうなのか不明だが
576 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/11(日) 10:03:35.78 ] >>558 と、アルティン先生からの引用>>561 にインネンつけたお前の負けだ。だから、具体的な指摘ができない。具体的な指摘をすれば、>>561 のようにアルティン先生の本に還元されるからね 再度確認しておく「アルティン先生からの引用>>561 にインネンつけたお前の負けだ」 なおこのレスは、>>558 の再確認にすぎない
577 名前:猫vs運営 ◆MuKUnGPXAY mailto:age [2012/03/11(日) 10:06:20.19 ] >>573 ちゃんと読ませて貰ってます。出来る事は協力します。 猫