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代数的整数論 II



1 名前:132人目の素数さん [2005/11/22(火) 16:08:30 ]
さぁ、好きなだけ語れ。

シロート厳禁、質問歓迎!

前スレ
science4.2ch.net/test/read.cgi/math/1126510231

136 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/11/30(水) 17:52:22 ]
予備校で教えるのに飽きたのかな

137 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/11/30(水) 18:01:41 ]
荒らし荒らし荒らし
荒らし荒らし荒らし
荒らし荒らし荒らし
荒らし荒らし荒らし
荒らし荒らし荒らし
荒らし荒らし荒らし
荒らし荒らし荒らし
荒らし荒らし荒らし
荒らし荒らし荒らし
荒らし荒らし荒らし


138 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/11/30(水) 18:03:56 ]
外積の使い方がいまいちだね

139 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/11/30(水) 21:46:58 ]
> 荒らしは黙ってろ!
> ここは208様の神聖なるチラシの裏だ!
> お前ら下賎の者が寝言を書き込めるほど敷居は低くないぞ!
> 落ちこぼれダンボーラー予備軍がぁ!!

140 名前:208 [2005/12/01(木) 12:55:25 ]
補題
A を環、n > 0 を整数とし L = A^n を A-自由加群とみる。
L の元 x は縦ベクトルとみなす。
e_1, ..., e_n を L の標準基底とする。
x_1, .., x_p を L の元とする。ここで、1 ≦ p ≦ n である。

x_1 = x_(1,1)e_1 + ... + x_(n,1)e_n
.
.
x_p = x_(1,p)e_1 + ... + x_(n,p)e_n

とすると、A の元を要素とする 行列 X = (x_(i,j)) は (n, p)-型になる。
この行列の各列が x_1, .., x_p である。
J を {1, ..., n} の濃度 p の部分集合とし、J の要素を昇順に並べて
j_1 < ... < j_p としたとき、
X の小行列 (x_(j_i, k)), j_i ∈ J, 1 ≦ k ≦ p を X_J とおく。
このとき (Λ^p)L において、
x_1Λ...Λx_p = Σdet(X_J) e_(j_1)Λ...Λe_(j_p)
となる。ここで J は {1, ..., n} の濃度 p の部分集合全体を動く

証明
外積の交代性(前スレの 744, 746)より明らかだろう。

141 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/01(木) 13:55:55 ]
荒らしども!
ありがたく読ませてもらえ!
まっ、お前らクズどもには理解できないだろうがな!

142 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/01(木) 14:07:26 ]
>>141
煽りとしてはおもしろくない
バカはこの程度のことしかおもいつかないらしい

143 名前:208 [2005/12/01(木) 16:21:43 ]
補題
A を環、m > 0 を整数とし L を 階数 n のA-自由加群とする。
e_1, ..., e_n を L の基底とする。
x を L の元とし、x = Σ a_i e_i, a_i ∈ A とする。
つまり、(a_1, ..., a_n) は x の 基底 e_1, ..., e_n に関する
座標である。
他方、f_1, ..., f_n を L の別の基底とし、
x = Σ b_i f_i, a_i ∈ A とする。
このとき、各 b_i は a_1, ..., a_n の一次結合で表される。

証明
明らかと思うが、念のために証明しよう。
行列記法を使う。
x = (e_1, ..., e_n)(a_1, ..., a_n)'
である。ここで、(a_1, ..., a_n)' は転置行列、この場合は
(a_1, ..., a_n) を縦ベクトルにしたものを表す。
(e_1, ..., e_n) = (f_1, ..., f_n)U となる n 次の可逆行列 U がある。
よって、
x = (e_1, ..., e_n)(a_1, ..., a_n)'
= (f_1, ..., f_n)U(a_1, ..., a_n)'

一方、
x = (f_1, ..., f_n)(b_1, ..., b_n)' である。
よって、
(b_1, ..., b_n)' = U(a_1, ..., a_n)' である。
証明終

144 名前:208 [2005/12/01(木) 16:26:21 ]
補題
A を環、m > 0 を整数とし L を 階数 m のA-自由加群とする。
e_1, ..., e_m を L の基底とする。
M を L の部分加群とし、x_1, .., x_n をその生成元とする。
x_j = Σx_(i,j)e_i, 1 ≦ j ≦ n とする。
x_(i,j) を要素とする行列を X = (x_(i,j)) とする。

他方、f_1, ..., f_m を L の別の基底とし、
y_1, .., y_n を M の別の生成元とする。
y_j = Σy_(i,j)f_i, 1 ≦ j ≦ n とし、
Y = (y_(i,j)) とする。

p を 1 ≦ p ≦ min(m, n) である整数とする。
I ⊂ {1, ... , m}, J ⊂ {1, ... , n} で |I| = |J| = p とする。
ここで、|I|, |J| は、それぞれ I, J の濃度、即ち各集合の要素
の個数を表す。
X から I に対応する行と J に対応する列をとりだして作った
p 次の正方行列を X_(I,J) と書く。 Y_(I,J) も同様。

det(Y_(I,J)) = Σa_(K,L)det(X_(K,L)) となる。

ここで、a_(K,L) は A の元で、
和は K ⊂ {1, ... , m}, L ⊂ {1, ... , n} で
|K| = |L| = p となる K, L の組 (K, L) 全体を動く。



145 名前:208 [2005/12/01(木) 16:34:55 ]
>>144 の証明

J = {1, ... , p} と仮定する。こうしても一般性を失わない。
x_1, .., x_n は M の生成元だから、
y_1Λ...Λy_p = Σb_(j_1, ..., j_p) x_(j_1)Λ...Λx_(j_p)
となる。ここで、b_(j_1, ..., j_p) ∈ A で、和は j_1 < ... < j_p の
組を動く。

>>140 より det(Y_(I,J)) は y_1Λ...Λy_p を L の基底 f_1, ..., f_m で
展開したときの、f_(i_1)Λ...Λf_(i_p) の係数である。
ここで、i_1 <...< i_p は I を構成する元である。
det(X_(K,L)) についても同様のことが言える。
{f_(i_1)Λ...Λf_(i_p)} と {e_(i_1)Λ...Λe_(i_p)} は
それぞれ、(Λ^p)L の基底である。
よって、>>143 から >>144 の主張が得られる。
証明終

146 名前:208 [2005/12/01(木) 16:57:54 ]
命題
A を環、X を A の元を要素とする (m,n)-型の行列
U, V をそれぞれ A の元を要素とする m, n 次の可逆行列とする。
Y = UXV とおく。p を 1 ≦ p ≦ min(m, n) である整数とする。
Y の p 次の任意の小行列式は、X の p 次の小行列式の一次結合として
表される。

証明
これは >>144 を行列の言葉で書き直したもの。

147 名前:208 [2005/12/01(木) 17:04:12 ]
>>146 の系

>>146 と同じ条件で、Y の p 次の小行列式全体で生成される
A のイデアルは X の p 次の小行列式全体で生成されるイデアルと
一致する。

証明
Y の p 次の小行列式全体で生成されるイデアルを I_p(Y) とおく。
同様に、I_p(X) も定義する。
>>146 より、I_p(Y) ⊂ I_p(X) である。
Y = UXV より、 X = U^(-1)YV^(-1) となるから、
再び >>146 より I_p(X) ⊂ I_p(Y) である。
証明終

148 名前:208 [2005/12/01(木) 18:52:11 ]
>>98 の定理において 1 ≦ p ≦ r のとき
対角行列 Y = [a_1, ..., a_r, 0,..., 0] の p次小行列式全体の
最大公約元は、(a_1) ⊃ ... ⊃ (a_r) に注意すれば a_1...a_p
であることがわかる。
よって、>>147 より δ_p = a_1...a_p は X の
p次小行列式全体の最大公約元であることが分かる。
δ_p を X の p-次の行列式因子と呼ぶ。
a_p = δ_p/δ_(p-1) となる(δ_0 = 1 とする)。
よって、a_1, ..., a_r は 行列 X により単元の違いを除いて
一意に決まる。
a_1, ..., a_r を 行列 X の単因子と呼ぶ。

149 名前:208 [2005/12/01(木) 19:06:59 ]
>>148 によっても >>130 の別証が得られるが、これは本質的には
>>134 を使った証明と同じだろう。

150 名前:208 [2005/12/01(木) 19:19:44 ]
>>148 が単因子の由来だろう。つまり、行列式因子 δ_p の因子
ということで。

151 名前:132人目の素数さん [2005/12/01(木) 19:28:11 ]
>>150
「単」が付いているのは?

152 名前:208 [2005/12/02(金) 12:24:51 ]
補題
A, B を環で、A ≠ 0, B ≠ 0 とする。
C = A×B とおく。
C は A と B の環としての直積である。
このとき、Spec(C) (前スレの81)は連結ではない。

証明
α: A → C を標準射とする。
α(x) = (x, 0) である。
β: B → C を標準射とする。
β(x) = (0, x) である。
I = α(A), J = β(B) とおく。
I, J は C のイデアルで
C = I + J
I ∩ J = 0
となる。
よって、
Spec(C) = V(I) ∪ V(J)
V(I) ∩ V(J) = φ
となる。
I ≠ 0, J ≠ 0 だから、C ≠ I, C ≠ J である。
よって、V(I) ≠ φ, V(J) ≠ φ である。
V(I), V(J) は、Spec(C) の閉集合だから Spec(C) は連結でない。
証明終

153 名前:208 [2005/12/02(金) 12:25:38 ]
>>151

各 a_i は Y の1次の行列式だし、δ_pはp次の行列式だから。
つまり、
a_i は1次⇔単
δ_pはp次⇔複 (p > 1 のとき)

154 名前:132人目の素数さん [2005/12/02(金) 13:39:48 ]
>>153
あほ



155 名前:132人目の素数さん [2005/12/02(金) 13:47:21 ]
質問者に言えよ。
つまらん質問にはつまらん答えしか返らない

156 名前:132人目の素数さん [2005/12/02(金) 13:49:10 ]
>つまらん質問にはつまらん答えしか返らない

あほの二乗

157 名前:208 [2005/12/02(金) 15:41:03 ]
補題
A を環、そのベキ零元根基 Nil(A) が素イデアルなら
A は 非自明な環の直積に分解されない。
つまり、 A = B×C, B ≠ 0, C ≠ 0 となる環 B, C は存在しない。

証明
前スレの 208 より Spec(A) は既約であるから、連結でもある。
よって >>152 よりわかる。

158 名前:208 [2005/12/02(金) 15:53:50 ]
定義
A を環、M ≠ 0 を A-加群とする。
M が非自明な部分加群の直和にならないとき、M を直既約加群という。
つまり、M = N + L (直和) となる部分加群 N ≠ 0, L ≠ 0 が存在
しないことをいう。

159 名前:208 [2005/12/02(金) 16:54:52 ]
A を単項イデアル整域、M を A 上有限生成の捩れ加群とすると、
前スレの 709, 710 より、
M は A/(p^k) の形の加群の有限個の直和となる。
ここで、p は A の素元である。
各 A/(p^k) は >>157 より A-加群として直既約である。
前スレの 709 より M のこの分解は同型を除いて一意である。

このことは、Krull-Remak-Schmidt の定理からも分かる。

Krull-Remak-Schmidt の定理
A を環、M を 長さ有限(前スレの288)の A-加群とする。
M は直既約な部分加群の有限個の直和になる。
さらに、この分解は同型を除いて一意的である。

証明
ちょっと程度の高い代数額の教科書には載っているはず。
例えば、古いが、秋月-鈴木の高等代数学I。
Van der Wearden にもたぶん載ってるだろう。

160 名前:208 [2005/12/02(金) 17:04:32 ]
単因子論はこのへんで終わりにする。

欲をいうと >>127 の命題の非構成的証明をしたいところだけど
ちょっと飽きてきたw

161 名前:208 [2005/12/02(金) 17:11:33 ]
次は、可換環のPicard群や因子類群について述べる。
スキーム論の初歩を仮定する箇所もあるけど、スキーム論を知らない人
は読み飛ばしてかまわない。知らなくてもこのシリーズで扱う
代数的整数論の大筋には影響ない。

162 名前:208 [2005/12/02(金) 17:29:33 ]
>>152 の逆が言えることを忘れていた。
証明には、スキーム論の初歩を仮定する。
スキーム論を知らない人は読み飛ばしてかまわない。

補題
X を(可環)環付き空間, O_X をその構造層とする。
X が連結でないなら、Γ(X, O_X) の非零元 e_1, e_2 で
(e_1)^2 = e_1
(e_2)^2 = e_2
(e_1)(e_2) = 0
1 = e_1 + e_2
となるものが存在する。

証明
X は連結でないから、
X = U ∪ V
U ∩ V = φ
となる空でない開集合 U, V が存在する。
e_1 ∈ Γ(X, O_X) を
e_1|U = 1
e_1|V = 0
となる元とする。このような元の存在と一意性は O_X が層で
あることから分かる。
同様に
e_2 ∈ Γ(X, O_X) を
e_2|U = 0
e_2|V = 1
で定義する。
この e_1 と e_2 が求めるもの。
証明終

163 名前:208 [2005/12/02(金) 17:38:04 ]
命題
A を環で、Spec(A) は連結でないとする。
このとき、A = B×C となる非自明な環 B, C がある。

証明
>>162 より A の非零元 e_1, e_2 で
(e_1)^2 = e_1
(e_2)^2 = e_2
(e_1)(e_2) = 0
1 = e_1 + e_2
となるものが存在する。
Ae_1, Ae_2 は部分環で A = Ae_1 × Ae_2 となる。
証明終

164 名前:208 [2005/12/02(金) 17:41:12 ]
>>163のスキーム論を使わない証明って出来るのかな?



165 名前:208 [2005/12/02(金) 17:49:37 ]
>>163
>Ae_1, Ae_2 は部分環で

Ae_1, Ae_2 は環となり

166 名前:208 [2005/12/02(金) 17:53:54 ]
>>165 を補足すると、このスレでは部分環というのは常に
親の環と単位元を共有するものと仮定している。
だから Ae_1, Ae_2 は A の部分環ではない。

167 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/02(金) 19:08:55 ]
ナニをカキツバタ

168 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/02(金) 19:36:25 ]
有限体上の楕円曲線からリーマン麺を作る棚

169 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/02(金) 19:45:18 ]
>>167
> 荒らしは黙ってろ!
> ここは208様の神聖なるチラシの裏だ!
> お前ら下賎の者が寝言を書き込めるほど敷居は低くないぞ!
> 落ちこぼれダンボーラー予備軍がぁ!!

> 荒らしども!
> ありがたく読ませてもらえ!
> まっ、お前らクズどもには理解できないだろうがな!

170 名前:208 [2005/12/05(月) 09:28:25 ]
Hilbertは代数体の3基本定理として以下のものを挙げている。

1) 主整環がDedekind整域となる。
2) Dirichletの単数定理
3) Dedekindのゼータ関数を使った類数公式

これに
4)Dedekindの判別定理
を追加したいところ。

これ等を述べるのがまず当面の目標だ。
今、ちょっと迷っているのは、これ等の証明に絞って
最短距離で行こうかどうかということ。
今までのように悠長にやってると途中で飽きてくる恐れがあるw

171 名前:208 [2005/12/05(月) 09:42:48 ]
話は前後するけど、前スレとこのスレの単因子論はBourbakiのコピー
ではない。
主定理(>>117)の証明は、Bourbakiにはない。
前スレの690, 709も単因子論の基本定理だけど、その証明もBoubakiにはない。

172 名前:208 [2005/12/05(月) 09:49:49 ]
>>171
>その証明もBoubakiにはない。

念のために補足すると、Bourbakiには同様の方法を使った証明が
ないという意味。当然、別方法による証明はある。

173 名前:208 [2005/12/05(月) 10:10:40 ]
>>161 の Picard群に関係してCartier因子の話をしようと思ったけど
これを一般のスキーム上に展開するのは結構大変。
EGAの IV-4 の最後の方でやっているように、強有理写像(EGAでは
pseudo-morphism)の概念が必要となる。これを扱ってる本は少ない。

174 名前:208 [2005/12/05(月) 10:58:47 ]
>>159
>Van der Wearden にもたぶん載ってるだろう。

なかった。LangのAlgebraにはあると聞いた(確かめてない)。
いずれにしろ、あの定理の証明はネットに転がってるはず。



175 名前:208 [2005/12/05(月) 11:07:30 ]
>>170

代数体の絶対判別式の絶対値が1とはならないというMinkowskiの
定理も著しい。これの代数的証明ってあるのかな?

176 名前:206 [2005/12/05(月) 13:39:48 ]
定義
A を環、M を A-加群とする。
完全列
L_1 → L_2 → M → 0
が存在するとき、M を有限表示を持つ加群、または強有限生成という。
ここで、L_1, L_2 は有限生成の A-自由加群。

177 名前:206 [2005/12/05(月) 13:53:01 ]
補題
A を環、
A-加群の完全列
0 → K → M → N → 0
において、K, N が有限生成なら M も有限生成である。

証明
読者に任す。

178 名前:132人目の素数さん [2005/12/05(月) 14:21:27 ]
>>169
いちいち反応するのがかわゆいね

179 名前:206 [2005/12/05(月) 14:21:43 ]
命題
A を環、M を有限表示を持つ A-加群とする。
完全列
0 → K → L → M → 0
において、L は有限生成の A-自由加群とすれば、
K は有限生成となる。

証明
仮定より、完全列
L_1 → L_2 → M → 0
がある。
ここで、L_1, L_2 は有限生成の A-自由加群。
次の可換図式が存在する。
 L_1 → L_2 → M → 0
  |  |  |
  v  v   v
0 → K → L → M → 0

snake lemma より
0 → Coker(L_1 → K) → Coker(L_2 → L) → 0
は完全である。
Coker(L_2 → L) は有限生成だから、Coker(L_1 → K) も有限生成。

完全列
L_1 → K → Coker(L_1 → K) → 0
において、Im(L_1 → K) は有限生成だから、>>177 より K も有限生成である。
証明終

180 名前:132人目の素数さん [2005/12/05(月) 14:27:10 ]
>>179

snake lemma については既知と仮定した。それがどういう補題か
というのはネットに転がってるだろう。証明はいわゆる
diagram chase でほとんど機械的に出来る。

181 名前:208 [2005/12/05(月) 14:46:08 ]
定義
A を環、M を A-加群とする。
関手 T(N) = M(x)N が完全のとき M を平坦加群という。
つまり、A-加群の完全列
0 → E → F → G → 0
に対して
0 → M(x)E → M(x)F → M(x)G → 0
も完全になること。

182 名前:208 [2005/12/05(月) 15:20:51 ]
命題
A を局所環、M を有限表示を持つ平坦な A-加群とする。
このとき、M は自由である。

証明
A の極大イデアルを m とし、k = A/m とおく。
M/mM = k(x)M の k 上の基底 を x_1 (mod mM), ..., x_n (mod mM)
とし、N = Ax_1 + ... + Ax_n とする。
M の任意の元 x は N の元と mod mM で等しいから
M = mM + N である。
よって、m(M/N) = (mM + N)/N = M/N となる。
中山の補題(前スレの242)より、M/N = 0 つまり M = N となる。
L = A^n を階数 n の自由加群とし、その基底を
e_1, ..., e_n とする。 各 e_i に x_i を対応させる
ことにより、A-加群としての全射 f: L → M が得られる。
Ker(f) = K とおく。

次の可換図式において、
  m(x)K → m(x)L → m(x)M → 0
   |   |    |
   v   v    v
0 → K → L →   M → 0

M は平坦だから、m(x)M → M は単射である(M = A(x)M と見なす)。
よって snake lemma より、
0 → K/mK → L/mL → M/mM → 0
は完全となる。
L → M の定義から、L/mL → M/mM は同型である。
よって K/mK = 0 となる。>>179 より K は有限生成だから、
中山の補題より K = 0 となる。
証明終

183 名前:208 [2005/12/05(月) 15:31:11 ]
ホモロジー代数の初歩を既知とすれば、>>182 の別証が
以下のように得られる。

>>182 の完全列
0 → K → L → M → 0
より、Torのホモロジー完全列
→ Tor^1(k, M) → k(x)K → k(x)L → k(x)M → 0
が得られるが、M は平坦だから、Tor^1(k, M) = 0 である。
よって、
0 → k(x)K → k(x)L → k(x)Mは完全となる。
つまり、
0 → K/mK → L/mL → M/mM → 0
は完全となる。
これから後は >>182 と同じ。

184 名前:208 [2005/12/05(月) 15:55:55 ]
>>181 と同様に、

定義
A を環、M を A-加群とする。
関手 T(N) = Hom(M, N) が完全のとき M を射影加群という。
つまり、A-加群の完全列
0 → E → F → G → 0
に対して
0 → Hom(M, E) → Hom(M, F) → Hom(M, G) → 0
も完全になること。



185 名前:132人目の素数さん [2005/12/05(月) 15:58:49 ]
>勉強も大切だが、心も磨けよ

以下は負け犬の常套句

・勉強も大切だが、
・仕事も大切だが、
・金も大切だが、
・顔がいくら良くっても...


186 名前:208 [2005/12/05(月) 16:00:34 ]
命題
A を環、M を A-加群とする。
M が射影加群であることは自由加群の直和因子であることと同値である。

証明
よく知られているし簡単なので、読者に任す。

187 名前:132人目の素数さん [2005/12/05(月) 16:09:18 ]
ねえねえバナナとリンゴどっちが好き?

188 名前:208 [2005/12/05(月) 16:23:32 ]
命題
射影加群は平坦である。

証明
>>186より。

189 名前:132人目の素数さん [2005/12/05(月) 16:24:41 ]
ねえねえねえバナナとリンゴどっちが好き?

190 名前:208 [2005/12/05(月) 16:25:52 ]
命題
有限生成射影加群は有限表示を持つ。

証明
>>186より明らか。

191 名前:208 [2005/12/05(月) 16:28:18 ]
命題
A を局所環、M をA-加群で有限生成かつ射影的とする。
このとき、M は自由である。

証明
>>188, >>190>>182 より出る。

192 名前:132人目の素数さん [2005/12/05(月) 16:30:42 ]
さむいね

193 名前:132人目の素数さん [2005/12/05(月) 17:00:17 ]
>>192
そうかい。
ぼくはパプアニューギニアにいるから暑くてかなわん。
でも昨夜は南十字星がきれいに見えたよ。

194 名前:208 [2005/12/05(月) 17:02:30 ]
ここでは、環 A 上の有限生成射影加群が Spec(A) 上の
ベクトルバンドルに対応することを言いたいわけ。
射影加群というのは Cartan-Eilenbergが最初に定義した。
このとき、彼等はこの事実を知っていたかどうか。
勿論、A が体上の有限生成代数という古典的な代数幾何の場合の話。
たぶん、知らなかったのではないか。
SerreのFAC(1955年)では、言及されている。



195 名前:132人目の素数さん [2005/12/05(月) 17:05:19 ]
そんなバナナ

196 名前:132人目の素数さん [2005/12/05(月) 17:11:07 ]
ねえねえねえねえバナナとリンゴどっちが好き?


197 名前:132人目の素数さん [2005/12/05(月) 17:12:27 ]
(ねえ)^4とかした方がいい。

198 名前:132人目の素数さん [2005/12/05(月) 17:32:18 ]
ねぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
バナナとリンゴどっちがイチゴ?

199 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/05(月) 17:47:12 ]
東京タワーと富士山

どっちが東京タワー?

200 名前:132人目の素数さん [2005/12/05(月) 17:49:13 ]
>>194
ところでアファイン空間上のベクトル束が
自明だというのは、191でAを多項式環に
置き換えた命題になるわけですが、たしか
QuillenとSuslinが独立に示した結果でしたね。
これは大分前の話ですが、現在では簡単な証明が知られているのでしょうか?

201 名前:208 [2005/12/05(月) 17:56:40 ]
>>200

Rotmanのホモロジー代数の入門書にその証明が載っている。

202 名前:132人目の素数さん [2005/12/05(月) 18:11:29 ]
そうですか。やはりこの辺も進歩しているのですね。
どうもありがとうございます。

203 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/05(月) 18:31:34 ]
パプアニューギニアにはどうやって行ったのですか?
船ですか?

204 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/05(月) 19:12:37 ]
426 :132人目の素数さん :2005/08/07(日) 10:24:29
>>425
お前最近各所で荒らしまわってる208だな。不快な文調とピントはずれ
な論点で有名そうだな。虚数乗法説明してくれるんじゃなかったの
かwww

英訳が手に入らないor入りにくい書籍や論文なんて山ほどあるだろ。
論文をフランス語で書いてるやつもいっぱいるだろ。いい年した
おっさんなんだからさっさと働け!



205 名前:132人目の素数さん [2005/12/06(火) 06:05:17 ]
Furtwangler..

206 名前:208 [2005/12/06(火) 09:48:45 ]
>>114
>ところで何故今ブルバキなの? 今時はやらないんでしょ?

Bourbakiが扱ってるのは基礎的な部分なんだよ。基礎に流行りも
廃りもない(例外もあるが)。パラダイムが変化しない限り。
Bourbakiは基礎的事項のreferenceとして便利。
すべての命題に丁寧な証明をつけていて自己完結してるからね。
因みに俺が持ってるのは、集合、位相、積分は日本語版(位相の後半は
フランス語版も持ってる)、その他は英語版とフランス語版。

それからBourbakiはまだ刊行が続いている(例えば、可換代数)。

207 名前:208 [2005/12/06(火) 11:45:04 ]
補題
A を環、M を 射影的 A-加群とする。
B を A-代数とすると、M(x)B は B-加群として射影的である。

証明
任意の B-加群 E に対して
Hom_B(M(x)B, E) = Hom_A(M, E)
となる(A-加群としての同型)。ここで、右辺の E は 構造射 A → B
により A-加群とみなす。
仮定より、関手 Hom_A(M, *) は完全だから関手 Hom_B(M(x)B, *)
も完全となる。よって、M(x)B は射影的である。
証明終

208 名前:208 [2005/12/06(火) 11:53:51 ]
命題
A を環、M を A 上の有限生成射影加群とする。
A の各素イデアル p に対して M_p は A_p-加群として自由である。

証明
>>207>>191 より。

209 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/06(火) 15:04:35 ]
大文字焼きひとつください

210 名前:209 [2005/12/06(火) 16:52:56 ]
補題
A を環、M を A 上の有限生成加群とする。
p を A の素イデアルとする。
M_p = 0 なら、f ∈ A - p が存在し、M_f = 0 となる。

証明
M の生成元を x_1, ..., x_n とする。
各 i に対して M_p において x_i/1 = 0 となる。
よって、s_ix_i = 0 となる、s_i ∈ A - p がある。
f = Πs_i とおけばよい。
証明終

211 名前:132人目の素数さん [2005/12/06(火) 17:10:17 ]
>>209
はい。いらっしゃいませ。
S、L、Mとございますが。
お飲み物はよろしかったでしょうか?

212 名前:209 [2005/12/06(火) 17:20:06 ]
命題
A を環、M を A 上の有限生成射影加群とする。
A の各素イデアル p に対して f ∈ A - p が存在し
M_f は A_f-加群として自由である。

証明
>>208 より M_p は A_p-加群として自由である。
M_p のA_p-自由加群としての基底を x_1/s, ..., x_n/s とする。
ここで、x_i ∈ M, s ∈ A - p である。
>>207より M_f は A_f-加群として自由であるから、
A を A_s, M を M_f で置き換えて、s = 1 と仮定してよい。
L = A^n とし、L の標準基底を e_1, ..., e_n とする。
A-加群としての射 φ: L → M を φ(e_i) = x_i で定義する。
R = Coker(φ) とおく。
完全列 L → M → R → 0 より
L_p → M_p → R_p → 0 も完全。
一方、L_p → M_p は同型だから、R_p = 0 となる。
>>210 より、R_g = 0 となる g ∈ A - p が存在する。
よって、L_g → M_g → 0 は完全となる。
再び A を A_g, M を M_g で置き換えて、g = 1 と仮定してよい。
つまり、L → M → 0 は完全となる。
K = Ker(L → M) とおくと、
0 → K → L → M → 0 は完全となる。
>190 より M は有限表示を持つから、>>179 より K は有限生成となる。
0 → K_p → L_p → M_p → 0
は完全だから、K_p = 0 となる。
再び >>210 より K_f = 0 となる f ∈ A - p が存在する。
よって、
0 → L_f → M_f → 0
は完全となる。
証明終

213 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/06(火) 17:22:28 ]
俺は位相仏語版は全部持ってるぞ
海賊版っぽいけどな
勝ったな。圧倒的に勝った(@藁ぷ

まあそれはおいといてBourbakiってまだ刊行してるにせよ
ほとんど停止状態だろ
絶版になってるやつもあるし

214 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/06(火) 17:32:28 ]
>>211
じゃあLで
飲み物は餃子ジュース



215 名前:132人目の素数さん [2005/12/06(火) 18:18:41 ]
>>214
はい。かしこまりました。(奥へ)大文字焼きLひとつ入りまーす。
相済みません。餃子ジュースは午前中のみの販売となっております。
焼売ジュースのLということでよろしいでしょうか?
穴子はみ出し丼もご一緒にいかがですか。


216 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/06(火) 18:29:56 ]
ええっ餃子ジュースたのしみにしてたのに!
しょうがないな
じゃあ焼売ジュースでいいです。
それと穴子よりサソリのほうがいいんだけど
サソリも午前中だけ?

217 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/06(火) 18:41:17 ]
ヴェイユの講義姿は格好良かったな
もちろん京都賞じゃないよ
そのときはかなり弱ってた

218 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/06(火) 18:56:22 ]
すいませーーん
行者ジュースありませんか?

219 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/06(火) 19:29:13 ]
比叡山の雪景色をみながら
大文字焼きをたべ餃子ジュースを飲む至福

ヴェイユにも味あわせてやりたかった

220 名前:208 [2005/12/07(水) 09:37:47 ]
>>212
>>>207より M_f は A_f-加群として自由であるから、
>A を A_s, M を M_f で置き換えて、s = 1 と仮定してよい。

>>207より M_s は A_s-加群として射影的であるから、
A を A_s, M を M_s で置き換えて、s = 1 と仮定してよい。

221 名前:208 [2005/12/07(水) 10:52:07 ]
定義
A を環、B を A-代数とする。
B が A-加群とみて平坦(>>181)なとき、平坦な A-代数と呼ぶ。

222 名前:208 [2005/12/07(水) 10:52:51 ]
命題
A を環、M を A 上の有限表示を持つ加群とする。
B を平坦な A-代数とする。任意の A-加群 N に対して
Hom(M, N)(x)B = Hom(M(x)B, N(x)B)
となる。ここで、等号は B-加群としての同型を表す。

証明
任意の A-加群 P に対して
F(P) = Hom(P, N)(x)B
G(P) = Hom(P(x)B, N(x)B) とおく。
任意の射φ: P → N
は φ(x)1: P(x)B → P(x)B
を誘導するから、射 F(P) → G(P) が得られる。

M は有限表示を持つから完全列
L_2 → L_1 → M → 0
が存在する。ここで、L_1, L_2 は有限生成自由加群。
よって次の可換図式が得られる。

0 → F(M) → F(L_1) → F(L_2)
|  |    |    |
0 → G(M) → G(L_1) → G(L_2)

水平の列は完全である。
F(A) = Hom(A, N)(x)B = N(x)B
G(A) = Hom(A(x)B, N(x)B) = N(x)B
だから、L が A 上の有限生成自由加群のとき、
F(L) → G(L) は同型である。
よって、上の可換図式の右の縦2列は同型である。
よって、左端の F(M) → G(M) も同型である。
証明終

223 名前:208 [2005/12/07(水) 10:59:59 ]
>>222 の系
A を環、M を A 上の有限表示を持つ加群とする。
S を A の積閉部分集合(前スレの63)とする。
任意の A-加群 N に対して
Hom(M, N)_S = Hom(M_S, N_S)
となる。ここで、等号は A_S-加群としての同型を表す。

証明
A_S は A-加群として平坦(前スレの86)だから >>222 より明らか。

224 名前:208 [2005/12/07(水) 11:25:12 ]
補題
A を環、M を A-加群とする。
A の任意の極大イデアル m に対して標準射 M → M_m がある。
よって射 φ: M → ΠM_m が得られる。ここで、右辺は、A の全ての
極大イデアル m を動く。
このとき、Ker(φ) = 0 である。

証明
x ∈ Ker(φ) で x ≠ 0 とする。
Ann(x) ≠ A だから、Ann(x) ⊂ m となる極大イデアル m がある。
仮定より M_m において x/1 = 0 となる。
よって、s ∈ A - m があって sx = 0 となる。
よって、s ∈ Ann(x) ⊂ m となって矛盾。
証明終



225 名前:132人目の素数さん [2005/12/07(水) 12:32:00 ]
>>217
>ヴェイユの講義姿は格好良かったな
>もちろん京都賞じゃないよ

ああ、55年のときね。永田君も話してたな。
谷山君が欠席したのが惜しかった。
あのときにたしかヴェイユが南禅寺で
写経しながら大文字焼き食べてたよ。
当時はまだ餃子ジュースがなくて、
生八つ橋シェイク飲んでたっけ。懐かしいな〜。

226 名前:132人目の素数さん [2005/12/07(水) 12:42:12 ]
>>225
そうだったな。岡先生が餃子コーヒーを注文したら
店の人が「そんなもんあらしませんえ」とかいって
笑ったっけ。あれが、餃子ジュースを思いつくきっかけ
になったらしいね。後で店長から聞いたことだけど。

227 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2005/12/07(水) 12:58:25 ]
永田君はなにをしゃべったんだい?

228 名前:132人目の素数さん [2005/12/07(水) 13:17:44 ]
ヒルベルト・永田の定理の原型だったかな?
志村君がいつものように意地の悪い質問していたけど、
どこか的が外れていたな。

229 名前:132人目の素数さん [2005/12/07(水) 13:23:15 ]
志村君ね。嫌われ者だったな。あの当時から。
ジーゲル先生が嫌がって志村君とは口もきかなかった。

230 名前:208 [2005/12/07(水) 14:26:27 ]
A を環とする。
E を A の部分集合としたとき
V(E) = {p ∈ Spec(A); E ⊂ p} と書く。
さらに、D(E) = Spec(A) - V(E) と書く。

補題
A を環とする。
Spec(A) は準コンパクト(前スレの215)である。

証明
Spec(A) = ∪D(E_λ) とする。ここで、λ はある添字集合 L を動き、
E_λ は A の部分集合である。E = ∪E_λ とすれば、
∪D(E_λ) = D(E) である。よって、V(E) は空集合となる。
よって E で生成されるイデアルを J とすれば、J = A となる。
何故なら、J ≠ A とすれば J ⊂ m となる極大イデアルが存在
するから。よって、1 = Σ(g_i)(f_i) となる有限個の元
g_i ∈ A, f_i ∈ E がある。これから Spec(A) = ∪D(f_i) となり、
f_i ∈ E_λ(i) とすれば、Spec(A) = ∪D(E_λ(i)) となる。
証明終

231 名前:208 [2005/12/07(水) 14:53:31 ]
補題
A を環、M を A-加群とする。
f_1, ..., f_n を A の元とし、
Spec(A) = ∪D(f_i) とする。
各 M_(f_i) が A_(f_i)-加群として有限生成なら M も A-加群として
有限生成である。

証明
各 i に対して x_ij/(f_i)^m, j = 1, ..., i_r を M_(f_i) の
生成元とする。m は 各 i で共通としてよい。
{x_ij; i = 1, ..., n, j = 1, ..., i_r} で生成される M の
部分加群を N とする。
x ∈ M に対して、x/1 ∈ M_(f_i) より、
((f_i)^t)x ∈ N となる整数 t > 0 がある。
t は 各 i で共通としてよい。
D(f_i) = D((f_i)^t) だから
Spec(A) = ∪D((f_i)^t) = D((f_1)^t, ..., (f_n)^t) となる。
よって、(f_1)^t, ..., (f_n)^t が生成するイデアルは A となる。
よって、1 = Σg_i(f_i)^t となる元 g_1, ..., g_n がある。
よって、x = Σg_i((f_i)^t)x ∈ N となる。
x は任意だから、M = N である。
証明終

232 名前:208 [2005/12/07(水) 15:03:14 ]
フフン

233 名前:208 [2005/12/07(水) 15:04:04 ]
はっきり書くよ。
ノーベル賞をとった科学者で、「故人」になった人で、
天国にも地獄にも行けず、「人間に転生」するしかなくなった人は、
全員「日本人の科学者」に「輪廻転生」しています。
だから、日本ならば、ノーベル賞を100個くらい、とれなければ「おかしい」。

234 名前:208 [2005/12/07(水) 15:27:19 ]
補題
A を環、M を A-加群とする。
f_1, ..., f_n を A の元とし、
Spec(A) = ∪D(f_i) とする。
各 M_(f_i) が A_(f_i)-加群として有限表示を持てば M も A-加群として
有限表示を持つ。

証明
各 i に対して x_ij/(f_i)^m, j = 1, ..., i_r を M_(f_i) の
生成元とする。
>>231の証明より M は {x_ij; i = 1, ..., n, j = 1, ..., i_r} で
生成される。
L を {e_ij; i = 1, ..., n, j = 1, ..., i_r} を基底とする
A-自由加群とする。射 φ: L → M を、φ(e_ij) = x_ij で定義する。
Ker(φ) = K とおく。
完全列
0 → K → L → M → 0
より、各 i に対して完全列
0 → K_(f_i) → L_(f_i) → M_(f_i) → 0
が得られる。
L_(f_i) は A_(f_i)-加群として自由であるから、>>179 より K_(f_i) は
A_(f_i)-加群として有限生成である。
よって、>>231 より K は A-加群として有限生成である。
証明終



235 名前:208 [2005/12/07(水) 15:47:32 ]
命題
A を環、M を有限表示を持つ A-加群とする。
A の各極大イデアル m に対して M_m が A_m-加群として自由なら
M は射影的である。

証明
P → Q → 0 を A-加群の完全列とする。
Hom(M, P) → Hom(M, Q) の余核を T とする。
よって、
Hom(M, P) → Hom(M, Q) → T → 0
は完全である。
m を A の任意の極大イデアルとすると、
Hom(M, P)_m → Hom(M, Q)_m → T_m → 0
も完全である。
>>223 より
Hom(M_m, P_m) → Hom(M_m, Q_m) → T_m → 0
は完全である。
一方、M_m は自由であるからもちろん射影的なので、
完全列 P_m → Q_m → 0 より、
Hom(M_m, P_m) → Hom(M_m, Q_m) は全射である。
よって、T_m = 0 である。
m は任意の極大イデアルだから、>>224 より T = 0 となる。
証明終

236 名前:208 [2005/12/07(水) 16:07:11 ]
命題
A を環、M を A-加群とする。
A の各素イデアル p に対して f ∈ A - p が存在し
M_f は A_f-加群として自由であるとする。
このとき、M は有限生成射影加群である。

証明
>>230 より Spec(A) は準コンパクトだから、
A の元 f_1, ..., f_n があり、Spec(A) = ∪D(f_i) となり、
各 M_(f_i) が A_(f_i)-加群として自由となる。
よって、>>234 より M は有限表示を持つ。
A の各極大イデアル m に対して、m ∈ D(f_i) とすれば、
mA_(f_i) は A_(f_i) の極大イデアルであり、
M_m は M_(f_i) の mA_(f_i) による局所化とみなせる。
よって、M_m は A_m-加群として自由である。
よって >>235 より M は射影的である。
証明終






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