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大好き★代数幾何



1 名前:132人目の素数さん [03/10/02 00:41]
Grothendieckは代数幾何が大好きだったそうです。

792 名前:132人目の素数さん [03/11/19 09:00]
age

793 名前:770 mailto:sage [03/11/19 09:49]
>>788
どうも、ありがとうございました。

794 名前:770 [03/11/19 11:23]

        ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          ヽ ___\(\・∀・)< うんこまだ〜〜〜?
             \_/⊂ ⊂_)_ \_______
           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
        |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
        |           .|/

795 名前:770 mailto:sage [03/11/19 12:32]
>>794
なりすましはやめてください。

796 名前:132人目の素数さん [03/11/19 19:00]
>>783
>イタリア学派の代数曲線の本なら読みかけた事があるのですが・・。

イタリア語読めるの?

797 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/11/19 19:19]
「イタリア学派の書いた本」じゃなくて、
「イタリア学派による代数幾何を解説した本」
ということじゃないのか、ふつう。
まあ、>>796の可能性もなきにしもあらずだが・・・

798 名前:132人目の素数さん [03/11/19 19:36]
コリバギン・フラッハ法

799 名前:132人目の素数さん [03/11/19 19:46]
>>797
>>「イタリア学派による代数幾何を解説した本」
ということじゃないのか、ふつう。

何々学派の本と言ったら、何々学派の人が書いた本だろ、ふつう。
つまり、他の学派の人が書いた本ではないということ。
解説本ならそう書くべき。

800 名前:770 mailto:sage [03/11/19 20:43]
英語でした。でも、内容よりどちらかというと
英語が難しくて、続かなかったので、これ以上
追求しないでください。
また教えてほしい事があったら、よろしくお願いします。



801 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/11/19 21:33]
イタリア学派ってエンリケとかザリスキとかのこと?

802 名前:132人目の素数さん [03/11/19 21:41]
ザリスキはイタリア学派じゃない。イタリア学派というと、
セグレ、エンリケス、カステルヌオーボ、セベリなど。

803 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/11/19 23:07]
代数幾何大好きか?

804 名前:132人目の素数さん [03/11/20 04:28]
ハーツホーンって
大学にはいってからの数学で

線形代数、位相空間論、群論、
可換環論(亜ティやー幕度レベル)
可換体論、あと可微分多様体の基礎
を勉強すれば
論理的には読みはじめれるよね。
わかるかわともかくとして。

805 名前:132人目の素数さん [03/11/20 05:45]
www.shitamachi.net/ranking/cgi05/ranklink/ranklink.cgi?id=05mercur

806 名前:770 mailto:sage [03/11/20 12:46]
>>801
私の」読みかけた本はウォーカーの本です。

>>803
その本に書いてる事を授業で受けた事がありますが
それは、すごく引き付けられるものがありました。
全部ちゃんとわかってるわけでもないんですけどね。

ハーツホーンについては、まだまだ、なんとなくしか
理解できないので、判断しかねます。

>>804
ありがとうございます。
洋書に、挫折したので、一応、以前読んだ本も
ありますが、それらをやり直そうと考えてる
ところです。

807 名前:770 mailto:sage [03/11/20 15:30]
>>804
紛らわしい表現していまいました。
以前は読んだ本があると言ってもいいかげんでした。
だから、もう一回読んだ本もきっちり読み直してみよう
と思っています。読んで無い本は勿論。

808 名前:132人目の素数さん [03/11/20 19:48]
>>806
ウォーカーの本はイタリア学派じゃないよ。
あれはいい本だ。

809 名前:770 mailto:sage [03/11/20 19:53]
>>808
そうなんですか、確か詳しい知り合いに、そう聞いたと
思ったのですが、違うのなら、そう覚えておきます。

それから、ハールホーンも代数幾何やるのに必須
だって聞くので、読みたいとは思っていますよ。

810 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/11/20 20:26]
超越的な方法論も少しはかじっておくといいですよ。



811 名前:770 mailto:sage [03/11/20 20:55]
>>810
具体的に言ってみていただけませんか?
それから、どんな本がそれにあたるのか?

812 名前:132人目の素数さん [03/11/20 21:02]
II Ex. 3.16 の解答

X が性質Pを満たさないと仮定して矛盾となることを示す。
X の閉集合で性質Pを満たさないものの集合をSとする。
X ∈ S だからS は空でない。
X は仮定よりネーター空間だから、S は包含関係による極小元 F を
持つ。Fの真部分閉集合は性質Pを満たす。従がって、仮定より
Fは性質Pを満たす。仮定よりFは性質Pを満たさないから、これは矛盾である。

813 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/11/20 21:16]
ようは複素多様体論一般だね。
堀川先生や小平先生の本、論文がそれに該当します。

814 名前:770 mailto:sage [03/11/20 21:19]
>>813
どうも、ありがとうございます。

815 名前:132人目の素数さん [03/11/20 21:37]
II Ex. 3.17 (a) の解答

II Ex. 2.9 より X の生成点は一意に決まる。
従がって、sp(X) がネーター空間であることを示せばよい。
これは、X がアフィンスキームのときは明らかである。
F_1 ⊇ F_2 ⊇ ...をX の閉集合の降鎖列とする。
X はネータースキームだから、有限個のアフィン開集合U_iの
和集合となる。
U_i ∩ F_1 ⊇ U_i ∩ F_2 ⊇ ...だから、sp(U_i) がネーターより
ある整数 n_i があり
j ≧ n_i ならU_i ∩ F_j = U_i ∩ F_(j+1) = ...となる。
n = max{n_i} とおく。
F_j = X ∩ F_j = (U_1 ∩ F_j) ∪ (U_2 ∩ F_j) ∪ ...だから、
j ≧ n なら F_j = F_(j+1) = ...となる。
故に、sp(X) はネーターである。

816 名前:132人目の素数さん [03/11/20 21:50]
II Ex. 3.17 (b) の解答

F をZariski空間 X の空でない極小閉集合とする。
x ∈ F なら {x}の閉包は F に含まれるから F と一致する。
つまり、F の任意の点は F の生成点である。
Zariski空間 X の定義より、F の生成点は一意に決まるから
F は一点よりなる。

817 名前:132人目の素数さん [03/11/20 21:58]
II Ex. 3.17 (c) の解答

x と y を X の相異なる2点とする。
X はZariski空間だから、{x} の閉包 A と {y] の閉包 B は異なる。
つまり、 A は B に含まれないか、B は A に含まれない。
これは、(c) の主張を意味する。

818 名前:132人目の素数さん [03/11/20 22:04]
II Ex. 3.17 (d) の解答

x を X の生成点とする。
定義から X は {x} の閉包である。
これより、(d) の主張は明らかである。

819 名前:132人目の素数さん [03/11/20 22:48]
II Ex. 3.17 (e) の解答

x を 特殊化(specialization)における極小元とする。
F を {x} の閉包とし、y を F の元とする。
{y} の閉包は F に含まれるから F と一致する。
従がって y は F の生成元である。
X は Zariski空間だから F の生成元は一意に決まる。
故に、 x = y である。即ち、F は閉点である。

x を 特殊化(specialization)における極大元とする。
F を {x} の閉包とする。
F を含む既約閉集合を E とする。
X は Zariski空間だから E は生成元 y を持つ。
x は y の特殊化だから、x の極大性より x = y である。
故に, F = E となる。これは、F が X の既約成分であることを
意味する。

F を X の閉集合とする。
x を F の点とし、y を x の特殊化とする。
E を {x} の閉包とする。
E は F に含まれる。従がって、y も F に含まれる。
つまり、閉集合は特殊化で安定的(stable)である。

U を X の開集合とする。
x を U の点とし、y を x の一般化(generization)とする。
x は {y} の閉包に属すから、 y は U に含まれる。
つまり、開集合は一般化で安定的である。

820 名前:132人目の素数さん [03/11/21 07:36]
>>815
>II Ex. 2.9 より X の生成点は一意に決まる。

以下のように訂正:
II Ex. 2.9 より X の既約閉集合の生成点は一意に決まる。



821 名前:132人目の素数さん [03/11/21 19:28]
今、注文しておいた洋書の古本が届いた。
Theorie der Kahlerschen Mannigfaltigkeiten by Andre Weil.
表紙を見たら Saunders MacLane のサインがあった。
裏表紙の内側にMacLaneの蔵書よりと古書店の書き込みがあった。
サインも古びており偽物と疑う理由はない。

822 名前:132人目の素数さん [03/11/21 21:29]
>>821
真性馬鹿??

823 名前:132人目の素数さん [03/11/22 03:08]
>>821
それって Weil, Introduction a l'etude des varietes kahleriennes
のドイツ語訳?
ほんとに MacLane の蔵書なの? なんかすごいね。



824 名前:132人目の素数さん [03/11/22 03:14]
正射影と代数幾何とどう関係あるの?

825 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/11/22 03:17]
>>824
「正射影」って何のこと? 射影幾何と代数幾何の関係を聞きたいのか?

826 名前:132人目の素数さん [03/11/22 03:18]
>>825
そう。正射影って大学入試とかによく出てくるよ。




827 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/11/22 03:22]
>>826
・・・高校数学の「代数・幾何」と「正射影」の関係について聞きたいのね。
スレ違いなので質問スレへでもどうぞ。

828 名前:132人目の素数さん [03/11/22 04:22]
>>823
その本のドイツ語訳じゃない。
Weilのゲッティンゲン大学の講義録。1952年から53年の。
すげえ薄い本。製本も安っぽい。それで郵送料込みで60$もした。
例のWeilのフランス語の本を捜したんだが見つからなかったんで
こっちを注文した。

829 名前: [03/11/22 04:31]
まじっすか?

www.hi-net.zaq.ne.jp/bubbs207

830 名前:132人目の素数さん [03/11/22 22:39]
II Ex. 3.17 (f) の解答

定義より、t(X) の閉集合は、t(Y) の形の集合である。ここに Y は
X の閉集合である。本文 (2.6) のように、写像 α: X → t(X) を
α(p) = {p}~ で定義する。ここに、{p}~ は {p} の閉包である。
容易にわかるように、Y が X の閉集合なら α^(-1)(t(Y)) = Y
である。t(Y_1) ⊆ t(Y_2) ... を t(X) の閉集合の昇鎖列とする。
この列にα^(-1)を作用させると、Y_1 ⊆ Y_2 ...となる。
X がネーター空間なら、この列はある番号から先一致する。
従がって列 t(Y_1) ⊆ t(Y_2) ...もある番号から先一致する。
故に、t(X) はネーター空間である。

t(Y) が t(X) の既約閉集合とする。
Y = Y_1 ∪ Y_2 とする。ここで、Y_1, Y_2 は閉集合。
t(Y) = t(Y_1) ∪ t(Y_2) だから、t(Y) = t(Y_1) または
t(Y) = t(Y_2) となる。これより、Y = Y_1 または Y = Y_2
となる。即ち Y は既約である。従がって Y ∈ t(Y) となる。
Z を X の閉集合として、Y ∈ t(Z) とする。これは、Y ⊆ Z を
意味する。故に、t(Y) ⊆ t(Z) となる。これは、t(Y) が {Y}
閉包であることを意味する。即ち Y は t(Y) の生成点である。
Z をt(Y) のもう一つの生成点とする。{Z} の閉包は t(Z) であるから、
t(Y) = t(Z) となり、 Y = Z となる。即ち、t(Y) の生成点は
一意に決まる。以上で、t(X) はZariski空間であることが証明された。

(続く)



831 名前:132人目の素数さん [03/11/22 22:57]
II Ex. 3.17 (f) の解答の続き

X はZariski空間であるとする。
α: X → t(X) が全単射であることは明らかである。
Y を X の閉集合とする。α(Y) = t(Y) だから、
αは閉写像であり、従がって、同相写像である。

逆に、α: X → t(X) が同相写像であるとする。
t(X) はZariski空間であるから、X もZariski空間である。

832 名前:132人目の素数さん [03/11/22 23:43]
II Ex. 3.18 (a) の解答

X の局所閉集合の有限個の直和となる部分集合の全体をΩとする。
任意の開集合はΩに属すから、Ωは有限個の交わりと補集合をとる
操作に関して閉じていることを示せばよい。

局所閉集合の有限個の交わりは局所閉集合である。
これから E_1 ∈ Ω, E_2 ∈ Ω のとき E_1 ∩ E_2 ∈ Ωとなる。
よって、Ωは有限個の交わりをとる操作に関して閉じている。
次にΩは補集合をとる操作に関して閉じていることを示す。
X の部分集合 A に対して C(A) を A の補集合とする。
U を開集合、F を閉集合とする。
U ∪ F = (U - F) ∪ (U ∩ F) ∪ (F - U) だから、
U ∪ F ∈ Ω となる。
C(U ∩ F) = C(U) ∪ C(F) だから、C(U ∩ F) ∈ Ω となる。
Z_1 と Z_2 を局所閉集合とする。
E = Z_1 ∪ Z_2 なら、C(E) = C(Z_1) ∩ C(Z_2) であり、
上で述べたことより、C(Z_1) ∈ Ω, C(Z_2) ∈ Ωであり、
従がって、C(E) ∈ Ω である。

833 名前:132人目の素数さん [03/11/23 02:03]
II Ex. 3.18 (b) の解答

x を X の生成点とする。
E を X の可構集合(constructible subset) とする。
さらに E が X で稠密とする。
E は局所閉集合 Z_1, ... Z_n の直和とする。
E の閉包、即ち X は、各 Z_i の閉包の合併集合であり、
X は既約だから、ある Z_i の閉包と一致する。
Z_i = U ∩ C(V) とする。ここで、U と V は X の開集合であり、
C(V) = X - V である。
U が空とすると、Z_i は空であり、Z_i が稠密であることに反する。
従がって U は空でない。x は X の生成点だから、
x ∈ U となる。さらに V が空でないとすると、Z_i ∩ V は
空だから Z_i が稠密であることに反する。
従がって、V は空であり、Z_i = U となる。
これから、x ∈ Z_i ⊆ E であり、E が空でない開集合 U を含む
ことが分かる。

逆に、 x ∈ E なら E が稠密なことは明らかである。

834 名前:132人目の素数さん [03/11/23 15:50]
II Ex. 3.18 (c) は、しばらく考えたんだが分からないので後回し。
または誰かやって。

II Ex. 3.18 (d) は自明。

835 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/11/23 16:30]
>>821
有名な「MacLane献上本」の一種。
大量に出ているはずなのでそれ程価値はない。
もちろんサインは本人ではなく、その周辺の人(誰かは公開されていない)による。

836 名前:132人目の素数さん [03/11/23 18:23]
>>835
サインは古びてる。数十年前のものに見える。

837 名前:132人目の素数さん [03/11/23 19:56]
II Ex. 3.18 (c) の解答

S を X の可構集合とし、特殊化で安定とする。
S が閉集合であることを示す。
U = X - S と置く。
S の閉包の既約成分を F_1, ... F_n とする。
各 F_i の生成点を P_i とする。
ある i に対して P_i ∈ U と仮定する。
i = 1 と仮定してよい。
U は X の可構集合だから、U ∩ F_1 は F_1 の可構集合である。
II Ex. 3.18 (b) より、U ∩ F_1 は F_1 の空でな開集合 V を
含む。G = F_1 - V と置く。 V ⊆ U だから
S = X - U ⊆ G ∪ F_2 ∪ ...∪ F_n となる。
これより、[S] = G ∪ F_2 ∪ ...∪ F_n となる。
ここで [S] は S の閉包をあらわす。G は F_1 の真閉部分集合
だから、これは F_1 が [S] の既約成分であることと矛盾する。
従がって、各 P_i は S に含まれる。仮定より、
S は特殊化で安定であるから、各 F_i は、S に含まれる。
よって、S = [S] となり S は閉集合である。

次に (c) の後半を示す。
T を X の可構集合とし、一般化で安定とする。
X - T が閉集合であることを示せばよい。
x を X - T の点とする。
y を x の特殊化とする。x は y の一般化である。
y ∈ T と仮定すると、 仮定よりT は一般化で安定だから
x ∈ T となり矛盾。従がって y ∈ X - T である。
これは、X - T が特殊化で安定であることを意味する。
故に、前半の結果から X - T は閉集合である。

838 名前:132人目の素数さん [03/11/23 20:16]
補題
A をネーター環、X = Spec(A) とする。
Z を X の可構部分集合とする。
このとき、アフィンスキーム Y と有限型の射 f: Y → X が
存在し、f(Y) = Z となる。

証明
Z を局所閉集合 Z_1, ... Z_n の直和とする。
各 Z_i に対して アフィンスキーム Y_i と
有限型の射 f_i: Y_i → X が存在し、f(Y_i) = Z_i とする。
Y を {Y_i} の直和スキームとする。f を {f_i} から誘導される
射 f: Y → X とする。f(Y) = Z であり、f は有限型であるから
Z が局所閉集合の場合に補題を証明すればよい。
Z = U ∩ F となる X の開集合 U と閉集合 F が存在する。
U はアフィン開集合 D(h_i) の有限個の合併集合となるから、
U はアフィン開集合 D(h) と仮定してよい。
F を X の被約な閉部分スキームと考える。
U x F を X 上のファイバー積とし、Y = U x F とおく。
f(Y) = U ∩ F であり、f は有限型である。
証明終

839 名前:132人目の素数さん [03/11/23 20:17]
補題
X をネータースキームとし、Z を X の可構部分集合とする。
このとき、アフィンスキーム Y と有限型の射 f: Y → X が
存在し、f(Y) = Z となる。

証明
X は有限個のアフィン開集合 U_i の合併となる。
各 Z ∩ U_i は U_i の可構部分集合である。
前補題より、アフィンスキーム Y_i と有限型の射
f_i: Y_i → U_i が存在し、f_i(Y_i) = Z ∩ U_i となる。
g_i: U_i → X を標準埋入射とする。
h_i = (g_i)(f_i) : Y_i → X とする。
Y を {Y_i} の直和スキームとする。f を {h_i} から誘導される
射: Y → X とすればよい。
証明終

840 名前:132人目の素数さん [03/11/23 21:44]
補題
X をZariski空間とし、E を X の部分集合とする。
X の任意の既約閉集合 Y に対して、以下の条件(*)
が成り立つとする。

(*) E ∩ Y が Y において稠密なら、
E ∩ Y は Y の空でない開集合を含む。

このとき、E は X の可構部分集合である。

証明
ネーター帰納法を使う。
X の任意の真閉部分集合 F に対して E ∩ F が F の
可構部分集合であると仮定してよい。
X が既約でない場合、Y_1, ..., Y_n を X の既約成分とする。
各 E ∩ Y_i は可構部分集合であるから、E は可構部分集合である。
X が既約とする。E が X において稠密でないなら、
E の閉包 [E] は E の真閉部分集合だから、
E は E の閉包 [E] の可構部分集合である。故に、E 自体が
可構部分集合である。
E が X において稠密とする。条件(*)より
E は X の空でない開集合 U を含む。
E = (E - U) ∪ U であり、X - U は X の真閉部分集合だから
E - U は X - U の、従がって X の可構部分集合である。
故に、E は X の可構部分集合である。



841 名前:132人目の素数さん [03/11/23 21:45]
以前 Harrison とかいうひとのホームページで Hartshorne の2章とかの
解答公開してたけど、Harrison のそのホームページ現在はなくなってた。

勿体無い・・。

842 名前:132人目の素数さん [03/11/23 21:48]
II Ex. 3.19 (a) の解答

Y は有限個のアフィン開集合 U_i の合併となる。
f の 制限 f_i: f^(-1)(U_i) → U_i を考える。
Z_i = Z ∩ f^(-1)(U_i) は f^(-1)(U_i) の可構部分集合である。
f_i(Z_i) = f(Z) ∩ U_i であるから、f(Z) ∩ U_i が U_i の
可構部分集合であれば、f(Z) が Y の可構部分集合であることが
いえる。即ち、Y をアフィンスキームと仮定してよい。

補題(>>839)より、アフィンスキーム X' と
有限型の射 g: X' → X が存在し、g(X') = Z となる。
h = fg とすれば、h(X') = f(Z) である。
h は有限型だから、X はアフィンスキームとし、X = Z と
仮定してよい。

補題(>>840)より、Y の任意の既約閉集合 F に対して、
f(X) ∩ F が F において稠密なら、
f(X) ∩ F は F の空でない開集合を含むことを示せばよい。
F を被約な閉部分スキームとみなす。
T = X x F とおく。ここで、X x F は
Y 上のファイバー積である。
g: T → F を射影とする。
T は位相空間として f^(-1)(F) と見なせ、
g は f の制限と見なせる。
従がって、g(T) = f(X) ∩ F である。
以上から、Y は既約で、f は支配的と仮定してよい。

X を既約成分 X_i に分解する。ある X_i に対して f(X_i) は
Y で稠密である。これより、X も既約と仮定してよい。
さらに、X, Y をそれぞれの被約化 X_red, Y_red に置き換える
ことにより X と Y は被約と仮定してよい。
証明終

843 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/11/23 21:48]
代数幾何って集合論なの?


844 名前:132人目の素数さん [03/11/23 22:19]
集合論⊃代数幾何

845 名前:132人目の素数さん [03/11/23 23:04]
数学=集合論

846 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/11/24 00:00]
>>843
何が聞きたいんだ?

847 名前:132人目の素数さん [03/11/24 00:00]
II Ex. 3.19 (b) の解答

B = A[x_1, ..., x_n] とし n に関する帰納法による。
n = 1 の場合が証明出来ればよい。
B = A[x] とする。

まず、x が A 上超越的な場合を考える。
b が A に含まれる場合は自明であるから
b は A に含まれないとする。
b = a_r x^r + ... + a_1 x + a_0 とする。
ここで、r > 0 で、各 a_i は A の元で、a_r ≠ 0 である。
φ: A → K をφ(a_r) ≠ 0 となる準同型とする。
多項式 φ(a_r) X^r + ... + φ(a_1) X + φ(a_0) の K に
おける根以外の K の元の一つをθとする。
K は無限体だからこのような元は存在する。
φの拡張 φ': B → K をφ'(x) = θにより定義する。
定義から、φ'(b) ≠ 0 である。
(続く)

848 名前:132人目の素数さん [03/11/24 00:01]
II Ex. 3.19 (b) の解答(続き)

次に、x が A 上代数的な場合を考える。
x が満たす A 上の関係式を
c_m x^m + ... + c_1 x + c_0 = 0 とする。
ここで、各 c_i は A の元で c_m ≠ 0 である。
b もA 上代数的であるから、
d_s b^s + ... + d_1 b + d_0 = 0 とする。
ここで、各 d_i は A の元で d_0 ≠ 0 である。
a = (c_m)(d_0) とおく。
φ: A → K をφ(a) ≠ 0 となる準同型とする。
φは φ': A[1/a] → K に拡張される。
この核を P' とする。P' は A[1/a] の素イデアルである。
x は A[1/a] 上整であるから、A[1/a][x] の素イデアル Q
で、P' = A[1/a] ∩ Q となるものが存在する。
A[1/a][x]/Q の商体は、A[1/a]/P' の商体の代数拡大だから、
単射準同型 A[1/a][x]/Q → K で、
φ'から誘導される単射準同型 A[1/a]/P' → K の拡張と
なるものがある。よって、φ': A[1/a] → K は、
φ'': A[1/a][x] → K に拡張される。
φ''(b) = 0 とすると、φ(d_0) = 0 となり、φ(a) ≠ 0
に矛盾する。よってφ''を A[x] に制限した写像が求めるものである。
(続く)

849 名前:132人目の素数さん [03/11/24 00:02]
II Ex. 3.19 (b) の解答(続き)

次に Spec(B) → Spec(A) の像が空でない開集合を含む
ことを示す。
b = 1 の場合を考える。
P を A の素イデアルで D(a) に含まれるとする。
A/P の商体の代数的閉包 を K とする。
i:A/P → K を標準単射とし、j: A → A/P を標準写像とする。
φ= ij とおく。φ(a) ≠ 0 だから、φの拡張 φ': B → K が
存在する。φ'の核を Q とすれば、P = A ∩ Q となる。
これは、Spec(B) → Spec(A) の像が D(a) を含むことを意味する。
証明終

850 名前:132人目の素数さん [03/11/24 00:12]
II Ex. 3.19 (c) の解答

>>842より明らか。



851 名前:132人目の素数さん [03/11/24 11:42]
>>835
"有名な「MacLane献上本」"の解説求む。

852 名前:132人目の素数さん [03/11/24 13:40]
定義
f: X → Y をスキームの射とする。
X の各点 x で O_x が O_f(x)-加群として平坦なとき、
f を平坦射と呼ぶ。

補題
X = Spec(A), Y = Spec(B) をアフィンスキームとし、
f: Y → X をスキームの射とする。
f が平坦なことと B が A-平坦なことは同値である。

証明
B が A-平坦とする。φ: A → B を f に付属する射とする。
q を B の素イデアルとし、 p = φ^(-1)(q) とおく。
0 → N → M を A_p-加群の完全列とする。
これは A-加群の完全列でおある。B は A-平坦だから、
0 → N (x) B → M (x) B は完全である。B_q は B-平坦だから、
0 → (N (x) B) (x) B_q → (M (x) B) (x) B_q も完全である。
これは 0 → N (x) B_q → M (x) B_q が完全であることを意味する。
即ち、B_q は A_p 上平坦である。故に、f は平坦である。

逆に f が平坦とする。
0 → N → M を A-加群の完全列とする。
q を B の素イデアルとし、 p = φ^(-1)(q) とおく。
0 → N (x) A_p → M (x) A_p は完全である。
仮定より、B_q は A_p-平坦だから、
0 → (N (x) A_p) (x) B_q → (M (x) A_p) (x) B_q は完全である。
0 → (N (x) B) (x) B_q → (M (x) B) (x) B_q が完全であることを
意味する。q は B の任意の素イデアルであるから、
0 → N (x) B → M (x) B は完全である。
即ち、B は A-平坦である。
証明終

853 名前:132人目の素数さん [03/11/24 13:44]
定義
f: X → Y をスキームの射とする。
f が全射かつ平坦なとき、忠実平坦な射という。

補題
X = Spec(A), Y = Spec(B) をアフィンスキームとし、
f: Y → X をスキームの射とする。
f が忠実平坦なことと B が A上忠実平坦なことは同値である。
証明
B が A上忠実平坦とする。
p を A の素イデアルとする。k(p) = A_p/pA_p とおく。
B (x) k(p) は 0 でない(>>131)。
したがって、p のファイバー f^(-1)(p) = Spec(B (x) k(p)) は
空でない。故に、f は全射である。補題より、f は平坦だから
忠実平坦である。

逆に、f が 忠実平坦とする。
補題より、B は A上平坦である。
p を A の素イデアルとする。
f は全射だから、p のファイバー f^(-1)(p) = Spec(B (x) k(p)) は
空でない。故に、B (x) k(p) は 0 でない。
よって、B は A上忠実平坦である(>>131)。

854 名前:132人目の素数さん [03/11/24 13:50]
補題
Y をネータースキームとし、
f: X → Y を有限型の平坦射とすれば、f は開射である。

証明
U を X の開集合とする。
f(U) は II Ex.3.19 より可構集合だから、II Ex.3.18 (c) より
f(U) が一般化で閉じていることを示せばよい。
x を U の点とし、y = f(x) とする。
O_y → O_x は忠実平坦である(>>131)。
故に Spec(O_x) → Spec(O_y) は全射である(>>853)。
y' を y の一般化とする。y' は Spec(O_y) の元と見なせる。
したがって、x の一般化 x' で f(x') = y' となるものが
存在する。x' ∈ U だから、y' ∈ f(U) である。
証明終

855 名前:132人目の素数さん [03/11/24 14:11]
補題
B を平坦な A-代数とする。
C を A-代数とする。
B (x) C は 平坦な C-代数である。

証明
0 → N → M を C-加群の完全列とする。
これは、A-加群の完全列とも見なせるから、
0 → N (x) B → M (x) B は完全である。
N (x) (C (x) B) = N (x) B (同型)
M (x) (C (x) B) = M (x) B (同型) より、
0 → N (x) (C (x) B) → M (x) (C (x) B) は完全である。

856 名前:132人目の素数さん [03/11/24 14:19]
補題
B を忠実平坦な A-代数とする。
C を A-代数とする。
B (x) C は 忠実平坦な C-代数である。

証明
B (x) C が平坦なことは>>855による。
N → M を C-加群の射とする。
0 → N (x) (C (x) B) → M (x) (C (x) B) が完全であるとする。
これは、0 → N (x) B → M (x) B が完全であることを意味する。
B は忠実平坦だから、0 → N → M は完全である。
よって、B (x) C は 忠実平坦である。

857 名前:132人目の素数さん [03/11/24 14:47]
スタートメニューに入れていたエロゲーが姉(23歳OL)にバレた。
『やってもいいけど終わったら削除しといてね』と言われた。
オナニーしてたら上の妹(18歳大1)に見つかった。
『小さい』と吐き捨てられた。
アダルトビデオ見ていたら下の妹(15歳中3)に見つかって上の二人に言いつけた。
三人に『セックスは見るものじゃなくてやって楽しむものだよ』と窘められた。
そして全員の非処女宣言と俺の童貞がバレた。以来、親のいない時間帯は
俺は兄弟の一番下っ端にされている。逆らえば『童貞』と妹に言われる。


858 名前:132人目の素数さん [03/11/24 16:27]
(;゚д゚) …

859 名前:132人目の素数さん [03/11/24 18:11]
Chevalleyの定理(II Ex. 3.19)を演習問題にするって、明らかに
行き過ぎだな。この問題が独力で解けるなら、本文の定理の証明の
大部分を演習にしていい。

860 名前:132人目の素数さん [03/11/25 07:54]
>>851
>>835は有名な2CHの駄法螺だよ。



861 名前:132人目の素数さん [03/11/26 07:17]
>>860
おまい痛い香具師だな

862 名前:132人目の素数さん [03/11/27 23:33]
補題
X を体 k 上の有限型スキームとする。任意の k-スキーム Y
に対して、射影 f: X x Y → X は開射である。ここに、X x Y は
k 上のファイバー積である。

証明(EGA IV 2.4.9)
{U_i} を X のアフィン開被覆、{V_j} を Y のアフィン開被覆と
すると {U_i x V_j} は X x Y のアフィン開被覆となる。
従がって、X = Spec(A), Y = Spec(B) と仮定してよい。
B の k 上有限型の部分代数全体を{B_i}とする。B_i の添え字の
集合 I にB_i ⊆ B_j ⇔ i ≦ j により順序を定める。
I はこの順序により有向集合となり、B は B_i の帰納的極限
ind lim B_i となる。帰納的極限はテンソル積と可換だから
A (x) B = ind lim A (x) B_i となる。
f: Spec(A (x) B) → Spec(A) が開射であることを言うには、
t を A (x) B の任意の元として U = D(t) の形の開集合に対して
f(U) が開であることを言えばよい。t は、ある A (x) B_i の元
t_i の像である。U_i = D(t_i) とおく。
g_i: Spec(A (x) B) → Spec(A (x) B_i) を標準射とすると、
U = (g_i)^(-1)(U_i) である。
f_i: Spec(A (x) B_i) → Spec(A) を射影とする。
f: Spec(A (x) B) → Spec(A) は
Spec(A (x) B) → Spec(A (x) B_i) → Spec(A) と分解する。
すなわち、f = f_i g_i である。
補題(>>854)より、f_i は開射だから、f(U) = f_i(U_i) を示せば
よい。f(U) = f_i(g_i(U)) であり、g_i(U) ⊆ U_i だから、
f(U) ⊆ f_i(U_i) である。
(続く)

863 名前:132人目の素数さん [03/11/27 23:34]
>>862の続き

逆の包含を示す
には、任意の元 x ∈ f_i(U_i) に対して、V = U ∩ f^(-1)(x) が
空でないことを示せばよい。V_i = U_i ∩ (f_i)^(-1)(x) とおけば、
V = (g_i)^(-1)(V_i) である。V_i は仮定により空ではない。
(f_i)^(-1)(x) = Spec((B_i (x) A) (x) k(x)) = Spec(B_i (x) k(x))
であり、V は h: Spec(B (x) k(x)) → Spec(B_i (x) k(x)) に
よる逆像である。B_i は B に含まれ、k は体だから、
B_i (x) k(x) → B (x) k(x) は単射である。
即ち、h は支配射であり、V は空ではない。
証明終

864 名前:132人目の素数さん [03/11/27 23:52]
補題
k を体とし、K, L を k の拡大体とする。
K の元で k 上分離代数的な元はすべて k に含まれとする。
このとき、 Spec(K (x) L) は既約である。
ここに。K (x) L は k 上のテンソル積を表す。

証明は例えば、Bourbaki Algebre V §17 No.2 Prop. 1 を参照。

865 名前:132人目の素数さん [03/11/27 23:52]
補題
f: X → Y を位相空間の連続写像とする。
f は以下の条件を満たすとする。
(1) f は全射で開写像である。
(2) 各点 y ∈ Y に対して f^(-1)(y) は既約である。

このとき、X は既約である。

証明
F_1, F_2 を X の閉集合とし、X = F_1 ∪ F_2 とする。
G_1 = {y ∈ Y; f^(-1)(y) ⊆ F_1}
G_2 = {y ∈ Y; f^(-1)(y) ⊆ F_2} とおく。
f は全射だから、Y - G_1 = f(X - F1) である。
f は開写像だから、G_1 は閉集合である。
同様に G_2 も閉集合である。
各点 y ∈ Yに対して f^(-1)(y) は既約であるから、
f^(-1)(y) は、F_1 または F_2 に含まれる。
従がって、Y = G_1 ∪ G_2 となる。
Y は既約だから、Y = G_1 または G_2 となる。
故に、 X = F_1 または F_2 となる。

866 名前:132人目の素数さん [03/11/28 00:16]
>>865
Yは既約という条件が抜けていた。

867 名前:132人目の素数さん [03/11/28 00:17]
補題
k を分離代数的閉体とする。
即ち、k 上の分離代数的閉包は k と一致する。
X を 有限型の k-スキームとする。
X が既約とすると、X x K も既約である。
ここに、K は k の任意の拡大体であり、X x K は、X と Spec(K)
の Spec(k) 上のファイバー積を表す。

証明
p: X x K → X を射影とする。
Spec(K) → Spec(k) は忠実平坦だから p も忠実平坦である(>>856)。
したがって、p は全射である。さらに >>862より p は開射である。
>>865 より各点 x ∈ X に対して、 f^(-1)(x) が既約なことを示せ
ばよい。f^(-1)(x) = Spec(K (x) k(x)) だから、>>864 より
f^(-1)(x) は既約である。

868 名前:132人目の素数さん [03/11/28 00:26]
>>862
>補題(>>854)より、f_i は開射だから、

この説明が抜けていた。
B_i は k-代数だから平坦である。
したがって、>>855 より A (x) B_i は平坦な A -代数である。
さらに、B_i は k 上有限型だから、 A (x) B_i も A上有限型である。
A は k 上有限型であるからネーター環である。

869 名前:132人目の素数さん [03/11/28 00:28]
>>862は X が k 上有限型でなくても成り立つ(EGA IV)。

870 名前:132人目の素数さん [03/11/28 20:32]
II Ex. 3.19 (d) の解答

k を代数的閉体とし、k[x, y] を k 上の2変数多項式環とし、
Y = Spec(k[x, y]) とする。C を Y の既約かつ被約な
1次元閉部分スキームとする。j: C → Y を標準射とする。
P を C の閉点とする。X = C - {P} とおく。
X は、C の開部分スキームである。h: X → C を標準射とする。
f = j h と置く。f: X → Y による X の像 f(X) は Y の閉集合でも
開集合でもない。

証明
f(X) = C - {P} が Y の閉集合であるとすると、それは C の閉集合
でもある。 C = (C - {P}) ∪ {P} であるから、C が既約であること
に矛盾する。
C - {P} が Y の開集合であるとすると、C の関数体が Y の関数体と
一致することになり、C が1次元であることに矛盾する。
証明終



871 名前:132人目の素数さん [03/11/28 21:06]
II Ex. 3.15 (a) の解答

(i) → (ii) の証明
k~ を 体 k の代数的閉包, k_s を k の分離代数的閉包とする。
X x k~ を k_s 上のファイバー積とし、X x k_s を k 上の
ファイバー積する。
X x k~ = (X x k_s) x k~ であり、(X x k_s) x k~ → X x k_s は
忠実平坦であるから全射である(>>856)。既約空間の連続写像による
像は既約だから、X x k_s は既約である。

(ii) → (iii) の証明
K_s を K の分離代数的閉包とする。k_s ⊆ K_s である。
X x K_s を k_s 上のファイバー積とし、X x k_s を
k 上のファイバー積すると X x K_s = (X x k_s) x K_s である。
X x k_s は仮定より既約だから、>>867 より X x K_s も既約である。
X x K_s = (X x K) x K_s であるから、X x K も既約である。

(iii) → (i) は明らか。

872 名前:sage [03/11/29 03:16]
すれ違いスマソ
最近趣味でhyperfunctionの勉強したいと思ってるんだけど
なんかいい参考書ない?
ちなみに当方は代数は投げざるを得なかった解析系しか知らない数学科卒。

煽りなしの誠意ある回答キボン!

873 名前:872 mailto:sage [03/11/29 03:18]
しまった!
久しぶりのかきこでsage間違えました。

ゴメン。
モウダメポ…。

874 名前:132人目の素数さん [03/11/30 15:24]
以下しばらく II Ex.3.15 (b) の証明の準備を行う。

定義
k を体とし、 A を k 代数とする。k の任意の拡大体 K に対して
k 上のテンソル積 A (x) K が被約であるとき、 A は k 上分離的
であるという。

875 名前:132人目の素数さん [03/11/30 15:24]
補題
k を体とする。
分離的 k 代数の部分代数は分離的である。

証明
A を 分離的 k 代数とし、B をその部分代数とする。
定義より、k の任意の拡大体 K に対して A (x) K が被約である。
B (x) K は A (x) K の部分代数だから、被約である。

876 名前:132人目の素数さん [03/11/30 15:25]
補題
k を体とし、 A を k 代数とする。
A の部分代数で k 上有限生成なものすべてが分離的なら
A も分離的である。

証明
x を A の元でベキ零とする。 k 上 x で生成された部分代数 k[x]
は、x を含むから x = 0 である。

877 名前:132人目の素数さん [03/11/30 15:29]
補題
k を体とし、 A を k 代数とする。
k の任意の有限生成拡大体 K に対して
k 上のテンソル積 A (x) K が被約であるなら A は k 上分離的
である。

証明
L を k の任意の拡大体とする。
x を A (x) L の元でベキ零とする。x = 0 を示せばよい。
x = Σ (a_i (x) x_i) と書ける。ここに、各 a_i は A の元であり、
各 x_i は L の元である。
K を k 上すべての x_i で生成される k の拡大体とする。
A (x) K は A (x) L に含まれると考えてよい。
x は A (x) K に含まれるベキ零元だから、仮定より x = 0 である。

878 名前:132人目の素数さん [03/11/30 15:30]
補題
k を体とし、 A を分離的 k 代数とする。
k の任意の拡大体 K に対して A (x) K は K上分離的である。

証明
L を K の任意の拡大体とする。(A (x) K) (x) L が被約であること
を示せばよい。これは、A (x) L = (A (x) K) (x) L より明らか。

879 名前:132人目の素数さん [03/11/30 15:31]
補題
k を体とし、 K を k の拡大体で分離代数的とする。
K は k 代数として分離的である。

証明
補題より、K は k 上有限次と仮定してよい。
代数学の周知の定理より K = k[α] となる。
αの k 上の最小多項式を f(X) とすると、K = k[X]/(f(X)) と
見なせる。L を k 任意の代数拡大とする。
0 → (f(X)) → k[X] → K → 0 は k 加群の列として完全だから、
0 → (f(X)) (x) L → k[X] (x) L → K (x) L → 0 も完全である。
k[X] (x) L = L[X] だから、K (x) L = L[X] / (f(X)) と見なせる。
f(X) は L において重根を持たないから、
f(X) は、L[X] において互いに素な既約多項式 f_1, f_2, ... f_r の
積となる。よって、L[X] / (f(X)) = Π (L[X] / (f_i)) である。
各 L[X] / (f_i) は体だから L[X] / (f(X)) は被約である。

880 名前:132人目の素数さん [03/11/30 15:32]
定義
K が k の拡大体でその超越基 S を適当にとると、
K が k(S) 上分離代数的になるとき、K は k 上分離生成であると
いい、S を分離的超越基という。

補題
k を体とし、 K を k の拡大体で分離生成とする。
K は k 代数として分離的である。

証明
L を k の任意の拡大体とする。
K (x) L = K (x) (k(S) (x) L) であり、
k(S) (x) L は L(S) の部分代数と見なせる。
よって K (x) L は K (x) L(S) の部分代数である。
K は k(S) 上分離代数的だから補題(>>879)より K (x) L(S) は
被約である。故に、K (x) L も被約である。



881 名前:132人目の素数さん [03/11/30 15:35]
補題
k を標数 p の体とする。k~ を k の代数的閉体とする。
k の元 x の k~ における p 乗根 x^(1/p) はただ一つ存在する。
k の元 x にその p 乗根 x^(1/p) を対応させる写像を f とする。
f は体の準同型である。f(k) = k^(1/p) と書く。
k^(1/p) は k を含む体である。
K を k の有限生成拡大体とする。
K (x) k^(1/p) が被約なら、K は k 上分離生成である。

証明
K の k 上の生成元を x_1, x_2, ... x_n とする。
x_1, ..., x_r が超越基としてよい。{x_1, x_2, ... x_n} -
{x_1, x_2, ... x_r} の元で k (x_1, ..., x_r) 上分離的なもの
の集合を S、分離的でないものの集合を T とする。
x_s を Tの元とする。x_s は F(x_1, ... , x_r, Y^p) の根として
よい。ここに、F は k [X_1, ..., X_r, Y] のある元である。
各 i に対して偏微分多項式 dF/dX_i = 0 とすると、
F(X_1, ..., X_r, Y^p) = G((X_1)^p, ..., (X_r)^p, Y^p)
となる k 係数の多項式 G がある。
よって、F(X_1, ..., X_r, Y^p) = H(X_1, ..., X_r, Y)^p となる。
ここに H は k^(1/p) 係数の多項式である。
k[x_1, ..., x_r, y] (x) k^(1/p) =
(k[X_1, ..., X_r, Y] / (F(X_1, ..., X_r, Y^p))) (x) k^(1/p) =
k^(1/p)[X_1, ..., X_r, Y] / (G(X_1, ..., X_r, Y)^p)
となるが、これは k[x_1, ..., x_r, y] (x) k^(1/p) が被約で
あることに反する。よって、dF/dX_1 ≠ 0 としてよい。
x_1 は k(x_2, ..., x_r, x_s) 上分離的である。
よって S の各元も k(x_2, ..., x_r, x_s) 上分離的である。
即ち、{x_1, x_2, ... x_n} - {x_2, ..., x_r, x_s} の元で
k (x_1, ..., x_r) 上分離的でないものの集合の元の個数は
T の元の個数より少ない。これより帰納法で補題が成り立つ。

882 名前:132人目の素数さん [03/11/30 15:37]
補題
k を標数 p の完全体とする。k の任意の拡大体は分離的な
k 代数である。

証明
k の拡大体 K の部分体で k 上有限生成のものは補題(>>881)より
分離的なk 代数である。よって K も 分離的である。

883 名前:132人目の素数さん [03/11/30 15:39]
補題
被約なネーター環の全商環は有限個の体の直積である。

証明
A を被約なネーター環とする。
A の極小素イデアル全体を P_1, ..., P_r とする。
A の零イデアル (0) の任意の素因子を P とする。
A の非零元 x があって、Px = 0 となる。
A は被約だから、∩ P_i = 0 である。
よって、x は ある P_i に含まれない
Px ⊆ P_i だから、P ⊆ P_i となる。
よって P = P_i である。
従がって、A の零因子全体の集合は ∪ P_i である。
∪ P_i に含まれる素イデアルは P_1, ..., P_r のどれかである。
これより、A の全商環 Q はアルティン環であることがわかる。
さらに Q は被約であるから、有限個の体の直積である。

884 名前:132人目の素数さん [03/11/30 15:42]
補題
k を完全体とする。任意の被約な k 代数 A は分離的である。

証明
補題(>>876)より A は k 上有限生成としてよい。
A はネーター環で被約だから、その全商環 Q は、補題(>>883)より
有限個の体K_i の直積である。k の標数が 0 のときは、各 K_i は
分離生成だから、補題(>>880)より分離的代数である。
k の標数が 0 でないときは、補題(>>882)により、やはり各 K_i は
分離的代数である。よって、Q も分離的で、その部分代数 A も
分離的である。

885 名前:132人目の素数さん [03/11/30 15:51]
II Ex.3.15 (b) の解答

k~ を k の代数的閉包、 k_p を k の完全閉包(perfct closure)
とする。
X のアフィン開被覆 {U_i} をとると、{U_i x K} は X x K の
アフィン開被覆である。これと II Ex.2.3 (a) より X は k 上の
アフィンスキーム Spec(A) と仮定してよい。

(i) → (ii)
k_p ⊆ k~ だから A (x) k_p ⊆ A (x) k~ となり、
A (x) k_p は被約である。

(ii) → (iii)
K_p を K の完全閉包(perfct closure) とする。
k_p ⊆ K_p と見なせる。
A (x) K = (A (x) k_p) (x) K_p であるから、補題(>>884)より、
A (x) K は被約である。

(iii) → (i) は自明である。

886 名前:132人目の素数さん [03/11/30 16:26]
>>885の証明は松村英之の可換環論(共立出版)の9章§26を参考にした。

887 名前:770 mailto:sage [03/11/30 17:20]
>>874
> 以下しばらく II Ex.3.15 (b) の証明の準備を行う。
3.15(b)ってどんなもんだいでした?
過去のレス探してみたのですが、なかなかみつかりません。
すいませんがレス番おしえていただけませんか?
まだ、ハーツホーンがてにはいってないし、この辺の
話なら私にも理解できそうな気がしているので・・・。
よろしくお願いします。

888 名前:132人目の素数さん [03/11/30 18:03]
>>887
著作権の関係から問題の翻訳はしないことになった。
だけど、説明しておこう。
X を 体 k 上有限型のスキームとする。以下の(i),(ii),(iii)は
同値である。
(i) X x k~ は被約である。ここに、k~ は k の代数的閉包。
(ii) X x k_p は被約である。ここに、k_p は k の完全閉包である。
(iii) K を k の任意の拡大体とすると、X x K は被約である。

889 名前:132人目の素数さん [03/11/30 18:21]
>>885
>A (x) K = (A (x) k_p) (x) K_p であるから、補題(>>884)より、
>A (x) K は被約である。

以下のように訂正する。

A (x) K_p = (A (x) k_p) (x) K_p であるから、補題(>>884)より、
A (x) K_p は被約である。よって A (x) K_p の部分代数である
A (x) K も被約である。

890 名前:770 mailto:sage [03/11/30 18:45]
>>888
> >>887
> 著作権の関係から問題の翻訳はしないことになった。
なるほど・・・。
早く、ハーツホーン手に入れないといけませんね。
> だけど、説明しておこう。
どうも、ありがとうございました。
>>874あたりからよく読んで、考えて見ます。



891 名前:132人目の素数さん [03/11/30 19:17]
II Ex.3.15 (c) の解答

k を正標数 p の体とし、k(X) を一変数の有理関数体とする。
F(X, Y) = Y^2p + Y^p + X を
k[X, Y] の元とする。F(X, Y) は既約である。
よって F(X, Y) は k(X)[Y] の元としても既約である。
A = k(X)[Y] / (F(X, Y))とし、X = Sepc(A) とする。
X は k(X) 上の整スキームである。
F(X, Y) = (Y^2 + Y + X^(1/p))^p であり、
Y^2 + Y + X^(1/p) は k(X)~[Y] の元としてみたとき、
相いに素な二つの既約多項式の積となる。
ここに k(X)~ は k(X) の代数的閉体である。
よって、X x k(X)~ は既約でも被約でもない。

892 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/01 03:22]
>>872
ISBN 4130613006






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