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大好き★代数幾何



1 名前:132人目の素数さん [03/10/02 00:41]
Grothendieckは代数幾何が大好きだったそうです。

892 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/01 03:22]
>>872
ISBN 4130613006

893 名前:132人目の素数さん [03/12/02 23:36]
以下しばらく II Ex.4.1 の解答の準備をする。

補題
X と Y をアフィンスキームとし、
f: X → Y を射とする。
Y の任意のアフィン開集合 U に対して、f^(-1)(U) は
アフィンである。

証明
f^(-1)(U) は X と U の Y 上のファイバー積 X x U と見なせる
ことから明らかである。

894 名前:132人目の素数さん [03/12/02 23:38]
補題
Y = Spec(B) をアフィンスキームとし、f: X → Y をスキームの射と
する。B の有限個の元 g_i があり、D(g_i) が Y の被覆になって
いるとする。さらに、各 i に対して f^(-1)(D(g_i)) はアフィン
であるとする。このとき X はアフィンである。

証明
φ: B → Γ(X) を f に付随する環の準同型とする。
f はφにより一意に定まることに注意する。
つまり、f(x) は B → Γ(X) → O_x による O_x の極大イデアル
の逆像である。よって φ(g_i) = f_i とおけば、
f^(-1)(D(g_i)) = X_(f_i) である。
ここに、X_(f_i) = {x ∈ X; f_i(x) ≠ 0} であり、
f_i(x) は f_i の x における芽の 剰余体 k(x) = O_x/m_x における
剰余類を表す。
{D(g_i)} が Y の被覆であるから、{X_(f_i)} は X の被覆である。
{g_i} は単位イデアル A を生成するから、
Σ(g_i)(h_i) = 1 となる元 h_i が存在する。
よってΣφ(g_i)φ(h_i) = 1 となるから、
{f_i} は単位イデアル Γ(X) を生成する。
II Ex.2.17 (b) より X はアフィンである。

895 名前:132人目の素数さん [03/12/02 23:42]
定義
f: X → Y をスキームの射とする。
Y の開被覆 {U_i} が存在し、各 U_i に対して f^(-1)(U_i) が
アフィンとなるとき、f をアフィン射という。

補題
f: X → Y をアフィン射とする。
Y の任意のアフィン開集合 U に対して、f^(-1)(U) は
アフィンである。

証明
y を U の点とする。y ∈ U_i となる i がある。
y ∈ W ⊆ U ∩ U_i となるアフィン開集合 W がある。
f^(-1)(W) は 補題(>>893)よりアフィンである。
W は D(h) の形であるとしてよい。ここに h は Γ(U) の元である。
y は U の任意の点であったから、このような D(h) 全体は U の被覆
となる。さらに U は準コンパクトだから、有限個の D(h_i) で
U の被覆となるものが存在する。よって、補題(>>894)より
f^(-1)(U) はアフィンである。

896 名前:132人目の素数さん [03/12/03 00:03]
S をスキームとし、X と Y を S-スキームとする。
X と Y の S 上のファイバー積を (X x Y)/S で表す。

補題
f: X → Y をアフィン射とする。
g: Z → Y をスキームの射とする。
射影 p: (X x Z)/Y → Z はアフィン射である。

証明
Y のアフィン開被覆 {U_i} をとる。g^(-1)(U_i) のアフィン開被覆
を {V_(i_α)} とする。
p^(-1)(V_(i_α)) = (f^(-1)(U_i) x V_(i_α))/U_iである。
f はアフィン射だから、f^(-1)(U_i) はアフィンである。
よって p^(-1)(V_(α_i)) もアフィンである。よって、p は
アフィン射である。

897 名前:132人目の素数さん [03/12/03 00:04]
補題
f: X → Y を位相空間の連続写像とし、(V_i) をY の開被覆とする。
U_i = f^(-1)(V_i) とおく。各 i に対して f の U_i への制限を
f_i とおく。各 i に対して f_i(U_i) が V_i の閉集合であり、
f_i が U_i から f(U_i) への位相同型写像であるとする。
このとき、f(X) は Y の閉集合であり、f は X から f(X) への
位相同型を与える。

証明
f(x) = f(y) とする。f(x) ∈ V_i となる V_i がある。
x と y は f^(-1)(V_i) に含まれる。よって、f_i(x) = f_(y) と
なる。f_i は単射であるから、 x = y となり、f も単射である。
W を X の開集合で、x ∈ W とする。f(x) ∈ V_i となる V_i がある。
x ∈ W ∩ U_i であり、f_i が U_i から f(U_i) への位相同型写像
であるから、f(W ∩ U_i) は f(U_i) の開集合である。
f(W ∩ U_i) = f(U_i) ∩ V となる V_i の開集合 V がある。
f(X) ∩ V = f(U_i) ∩ V であるから、f(W ∩ U_i) は f(X) の
開集合である。よって、f は x の十分小さい近傍を f(x) の近傍に
写すから開写像である。
次に、f(X) は Y の閉集合であることを示す。
y ∈ Y - f(X) とする。y ∈ V_i となる V_i がある。
f(X) ∩ V_i は V_i の閉集合であるから、V_i - f(X) は V_i の
開集合である。y ∈ V_i - f(X) ⊆ Y - f(X) だから、Y - f(X) は
Y の開集合である。

898 名前:132人目の素数さん [03/12/03 00:05]
補題
f: X → Y をスキームの射とし、(V_i) をY の開被覆とする。
各 i に対して f の f^(-1)(V_i) への制限
f_i: f^(-1)(V_i) → V_i が閉埋入とすると、f も閉埋入である。

証明
X の各点 x において O_f(x) → O_x が全射となることは明らか
であるから、補題(>>897)よりわかる。

899 名前:132人目の素数さん [03/12/03 00:06]
補題
S をスキームとし、V を S の開部分スキームとする。
f: X → S と g: Y → S をスキームの射とし、f(X) ⊆ V
g(Y) ⊆ V とする。このとき、(X x Y)/S は (X x Y)/V
と同一視出来る。

証明
ファイバー積の定義から明らかである。

900 名前:132人目の素数さん [03/12/03 00:08]
補題
f: X → Y をスキームの射とし、(V_i) をY の開被覆とする。
U_i = f^(-1)(V_i) とおく。(U_i x U_i)/V_i は (X x X)/Y の
開被覆をなす。

証明
補題(>>899)より、(U_i x U_i)/V_i は (U_i x U_i)/Y と見なせる。
一方、(U_i x U_j)/Y は (X x X)/Y の開被覆をなす。
V_ij = V_i ∩ V_j とおき、U_ij = U_i ∩ U_j とおく。
(U_i x U_j)/Y = (U_ij x U_ij)/V_ij = (U_ij x U_ij)/Y
と見なせ、(U_ij x U_ij)/Y は (U_i x U_i)/Y の開集合である。
よって、(U_i x U_i)/V_i は (X x X)/Y の開被覆である。



901 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/03 00:08]
 _ _               __
 |主 | 、ノ | --|- ヽ/// ,フ_   |ニ|ヽヽ.ノ ┌┼┐ノ十ノヶ┐斤_.斤           「!
. llll亅|/ヽ l, 丿 フヾ.ヽ c_,ノ ノ 亅|.メ | | ,人亅.ー|‐ノノ亅 |三| つ ・・・・・・・・・ o
      ̄       ’ ̄ ̄           ̄            ´ `
                   _.. -‐- 、 _......_
 のび太駄目……!    /:::;rへ::::::::::u::::::::\    ジャイアンリサイタル開催……!
                   /::/ l  ヽ::u::::::::u::::::ヽ
 ネズミ大量発生……! { / ヽヽ o }r‐‐''''")::::::}   どら焼き取られた……!
        ,r(      |{ |ヾミヽ ̄0ヽ_o_ノ l::::/ )、
   r'⌒`ー-'  ヽ     l K >、ヾ / ニ三彡l::/ ノ  `〜〜〜 、
    ) キキキ   )   _(\ヽ >〈`┼┬ T フ l/ {  ククク…  )
   (   ……!(   /::::::ヽ \ヾ コココフ ノ   ` ー-〜ー--‐'
   ` ー-' ⌒ ー- '  /:::::::/::::/ヽ.._(〒)ニ二⊃、   地球破壊ばくだんを……!
            /:::::::/|::::{ r―---ッ |::::i:::::ヽ

902 名前:132人目の素数さん [03/12/03 00:10]
補題
f: X → Y をスキームの射とし、(V_i) をY の開被覆とする。
各 i に対して f の f^(-1)(V_i) への制限
f_i: f^(-1)(V_i) → V_i が分離射とすると、f も分離射である。

証明
補題(>>898)と補題(>>900)より明らか。

903 名前:132人目の素数さん [03/12/03 00:15]
補題
アフィン射は分離射である。
証明
補題(>>902)と本文の II prop. 4.1 より明らか。

904 名前:132人目の素数さん [03/12/03 00:45]
念のためにいっとくけどこのスレpart2つくるときスレタイ変えんなよ
演習問題のつながりがわからなくなるから・・・

905 名前:132人目の素数さん [03/12/03 03:34]
自作自演しないとスレが伸びない!
俺は分かってしまったんだ!!
レス数が多いスレはほとんどが、スレを立てた奴が自作自演をして伸ばしていることを!
まるで子供の頃の純心なピュアさがなくなってしまったようだ。
強いて言えば、サンタクロースの正体を知ってしまった小学校低学年のような悲しみだ!!
みんな自作自演でスレを伸ばしていたんだ!!
ID非表示の板では普通に書き込み、ID任意表示の板ではメール欄に何か書き込み、
さらにはID強制表示の板ではPCの他に携帯電話を使い自作自演をする!!
嗚呼、改めて2chの恐ろしさを知ってしまった!!まだ奥が深い、深すぎる!!
匿名掲示板2ch恐ろしや!!



906 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/03 18:25]
すまんが、誰か次スレ立ててくんない?
自分で立てようと思ったが、「このホストでは、しばらくスレッドが立てられません」
になってしまうんで。

以下、使おうと思ったテンプレを貼っておくので、よかったら使って。

大好きか★代数幾何 Part 2

代数幾何に関する話題なら何でもOK。
現在 Hartshorne, Algebraic Geometry の演習問題を解く作業が
進行中!

前スレ:
大好き★代数幾何
science2.2ch.net/test/read.cgi/math/1065022897/
関連スレ:
グロタンディックだが質問あるかね?
science2.2ch.net/test/read.cgi/math/1011949239/
グロタンってさ。
science2.2ch.net/test/read.cgi/math/1067672952/

science2.2ch.net/test/read.cgi/math/1003853278/
スペクトル系列
science2.2ch.net/test/read.cgi/math/1031726106/
【代数幾何学】広中平祐氏【フィールズ賞】
science2.2ch.net/test/read.cgi/math/1032524347/

907 名前:132人目の素数さん [03/12/03 20:08]
II Ex.4.1 の解答

f: X → Y を有限射とする。
補題(>>903)より f は分離射である。
f は定義から有限型である。
よって、f が絶対閉射(universally closed) であることを
示せばよい。Ex.3.5.(b) (>>535) より、有限射は閉射である。
よって、g: Z → Y をスキームの射としたとき、
射影 p: (X x Z)/Y → Z が有限射であることを言えばよい。
補題(>>896)より、p はアフィン射であり、そこでの証明より
p が有限射となることも明らかである。

908 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/03 20:36]
>>906
そのタイトルじゃあスレの中身が推測できないのでは?(今もだけど)

909 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/03 20:50]
>>906
何日か前にもう立ってたジャン。
science2.2ch.net/test/read.cgi/math/1070390175/l50

910 名前:909 mailto:sage [03/12/03 20:55]
「何日か前」ではなかった。よく見れば今朝(昨晩?)だ。



911 名前:770 mailto:sage [03/12/04 00:14]
>>905
私は、ロムしてますが、このスレのファンなので・・・。
どなたかしりませんが・・・。

912 名前:906 [03/12/04 00:23]
>>909
いくらなんでも、このスレscience2.2ch.net/test/read.cgi/math/1070390175/l50
を次スレに使うのはイヤなんだけど・・・
誰か新しいの立てくれない?
あいかわらず 「このホストでは、しばらくスレッドが立てられません」 になっちゃうんで。

>>908
じゃあ、スレタイを好きなのに変えて立ててくれない?

913 名前:770 mailto:sage [03/12/04 09:55]
>>908
そのスレタイきにいってるんですが・・・。

914 名前:906 [03/12/04 12:18]
>>913
じゃ、次スレ立ててくれませんか?

915 名前:132人目の素数さん [03/12/04 12:21]
じゃあ、スレタイは これでいい?

 「代数幾何は大好きか?」

916 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/04 12:28]
だいすきかだいすうきか

917 名前:132人目の素数さん [03/12/04 13:10]
新スレ立てたよ!!
science2.2ch.net/test/read.cgi/math/1070510931/

918 名前:770 mailto:sage [03/12/04 13:11]
やっぱ、星があったほうがめりはりあるし・・・。

919 名前:906 mailto:sage [03/12/04 13:34]
>>917
ありがとう!

920 名前:132人目の素数さん [03/12/04 14:34]
大好き★代数幾何 2
science2.2ch.net/test/read.cgi/math/1070390175/l50
大好き★代数幾何 Part 2
science2.2ch.net/test/read.cgi/math/1070510931/l50




921 名前:132人目の素数さん [03/12/05 04:12]
大好き★代数幾何 Part3
science2.2ch.net/test/read.cgi/math/1070564052/l50

922 名前:132人目の素数さん [03/12/05 08:52]
厨は厨を呼ぶってか。スレ乱立させやがって。
削除依頼だしとけよ。

923 名前:132人目の素数さん [03/12/05 15:13]
   
          /""`'・.,
         ,/'   ..::::\.,__,,,.....,,,__
        ,i'    ...::::::::"""    `''・-、.,_   _,,......,,,_
         i'  ...::::"           ":::`・'"~   :|
        /"                 " ::::  ...::,l
       ./'                     "::::::/
      ./'.                       ::"i,
      |.         \             .::::::|
       |.                       .:::::::|   
      i;             i、.,    ,.    /...::::::::|
       '、            | ∨`"~'/      :::::::: |
        \           l,    /     .::::::: ノ'  賠償ニダッ!! 
         `/(          i.,_,/     ...:::::/
      ,.-'"~ ~"ー-.,,__          .....:::::::ノ').,
     ./=ー'"~"`ー-.,_~"\-.,_  ,...,_ "";.-、::/ノ::: 'i,
    / ̄    :::::〜`i.():::\`""| `(^);;;;;|;;/;:::::::: 'i,
  . /         ::::::`i |:::::):;;;;;i、,/人_ノ;;;;'i,::::::::::: i
   |          .:::::::|/::::└ー-,;;;\;i;;;;|/;:::::::::::: i
   i.,_,.人       ..::::::/ :::::::::::::/;;;;;;;'i,'i;;;;|\;:::::::::::: i
      `;      .::...:::::/  :::::::::::`- .,_;;;;i,ノ;|;;;/;:::::::::::: /
      `、.,..:::::::::::::::::/   :::::::::::::::;;;;;;\,i ,/;;;;;:::::::::::|/
        `i"`-.,_,.ノ   ::::::::::::::::;;;;;;;;;;;\|;;;;::::::::::::|



924 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/05 22:48]
大好き★代数幾何 Part 2
science2.2ch.net/test/read.cgi/math/1070510931/l50

これが正統な次スレだよね?

925 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/05 23:40]
>>924
そうです。

926 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/06 00:18]
非可換幾何と非可換代数幾何の違いを教えて下さい

927 名前:132人目の素数さん [03/12/06 22:38]
II Ex.4.2 の前半の解答

h: X → (Y x Y)/S を f と g から得られる射とする。
Δ: Y → (Y x Y)/S を対角射とする。
Y は分離射だからΔ(Y) は (Y x Y)/S の閉部分スキームである。
Δ(Y) の h による逆像 h^(-1)(Δ(Y)) = (X x Δ(Y))/((Y x Y)/S) を
考える。これは X の閉部分スキームである。f と g は X の稠密な
開集合 U で一致するから、U ⊆ h^(-1)(Δ(Y)) である。
よって、位相空間として h^(-1)(Δ(Y)) = X である。
X は被約だから、スキームとしても h^(-1)(Δ(Y)) = X である。
これは、f = g を意味する。

928 名前:132人目の素数さん [03/12/06 23:03]
II Ex.4.3 の前半の解答

Δ: X → (X x X)/S を対角射とし、p, q : (X x X)/S を射影とする。
(U x V)/S = p^(-1)(U) ∩ q^(-1)(V) だから、
Δ^(-1)((U x V)/S) = Δ^(-1)(p^(-1)(U)) ∩ Δ^(-1)(q^(-1)(V)) =
U ∩ V である。Δ は閉埋入だから、
Δ の制限射 U ∩ V → (U x V)/S も閉埋入である。
(U x V)/S はアフィンだから、U ∩ V もアフィンである。

929 名前:132人目の素数さん [03/12/07 04:59]
補題
S をスキームとし、X, Y をスキームとする。
f: X → S と g: Y → S をスキームの射とし、
q: (X x Y)/S → Y を射影とする。
f が全射なら q も全射である。

証明
y を Y の点とする。f は全射だから、f(x) = g(y) となる x ∈ X
がある。s = g(y) と置くと、k(x) と k(y) は それぞれ
k(s) の拡大体である。よって、(k(x) (x) k(y))/k(s) のある
極大イデアルによる剰余体を K とすれば、k(x) と k(y) は
K の部分体と見なせる。
よって、S-スキームの射 Spec(K) → X と Spec(K) → Y が定義され、
Spec(K) → (X x Y)/S が得られる。この像を z とすれば、q(z) = y
となる。

930 名前:132人目の素数さん [03/12/07 05:00]
補題
S をスキームとし、f: X → Y を S-スキームの射とする。
T → S をスキームの射とする。
g: (X x T)/S → (Y x T)/S を f により誘導される射とする。
f が全射であれば、g も全射である。

証明
(X x T)/S = (X x ((Y x T)/S))/Y だから、補題(>>929)より明らか
である。



931 名前:132人目の素数さん [03/12/07 05:01]
補題
S をネータースキームとし、f: g(g^(-1)(F))を S-スキームの射とする。
Y は S 上有限型かつ分離的とする。
X が S 上固有で、f が全射とすると、Y も S 上固有である。

証明
T → S をスキームの射とする。
g: (X x T)/S → (Y x T)/S を f から誘導される射とし、
p: (X x T)/S → X と q: (Y x T)/S → T を射影とする。
F を (Y x T)/S の閉集合とする。
補題(>>930)より g は全射であるから、F = g(g^(-1)(F))となる。
X は S 上固有だからqg = p は閉写像である。
よって、q(F) = q(g(g^(-1)(F))) = p(g^(-1)(F)) は T の
閉集合である。即ち、Y → S は絶対閉射である。
Y は S 上有限型かつ分離的であるから固有である。

932 名前:132人目の素数さん [03/12/07 05:05]
>>931
>S をネータースキームとし、f: g(g^(-1)(F))を S-スキームの射とする。

以下のように訂正:
S をネータースキームとし、f: X → Y を S-スキームの射とする。

933 名前:132人目の素数さん [03/12/07 05:06]
II Ex.4.4 の解答

j: Z → X を標準射とする。
構造射 Z → S は Z → X → Y → S と分解し、仮定により
固有(proper) だから 本文の Corollary 4.8 (e) より、
fj: Z → Y は固有である。よって、f(Z) は Y の閉集合である。
f(Z) を像スキームと考えると、 Z → f(Z) は全射である。
f(Z) は Y の閉部分スキームだから、Y 上分離的かつ有限型である
(本文の Corollary 4.6 (a) と Ex.3.13 (a))。
Y は、S 上分離的かつ有限型であるから、f(Z) も S 上分離的かつ
有限型である(本文の Corollary 4.6 (b) と Ex.3.13 (c))。
よって補題(>>931)より f(Z) は S 上固有である。

934 名前:132人目の素数さん [03/12/07 14:59]
II Ex.4.5 (a) の解答

X の生成点をξとする。
R を K/k の付値環とし、t_1 をその生成点、t_0 をその唯一の閉点
とする。さらに、x_1, x_2 をその中心とする。
O_x_1 ⊆ R だから Spec(R) → Spec(O_x_1) が定まり、
Spec(O_x_1) → X と組み合わせて、k-射 f_1: Spec(R) → X が
得られる。同様に、k-射 f_2: Spec(R) → X が得られる。
作り方から、f_1(t_0) = x_1, f_2(t_0) = x_2,
f_1(t_1) = f_2(t_1) = ξ である。
よって、f_1 と f_2 の Spec(K) への制限は一致する。
よって、本文の Theorem 4.3 より、f_1 = f_2 となる。
これは、x_1 = x_2 を意味する。

935 名前:132人目の素数さん [03/12/07 15:14]
II Ex.4.5 (b) の解答

X の生成点をξとする。
R を K/k の付値環とし、t_1 をその生成点、t_0 をその唯一の閉点
とする。本文の Theorem 4.3 より、k-射 h: Spec(R) → X が存在
して h(t_1) = ξ となる。h(t_0) = x とおく。本文の Lemma 4.4
より、x は R の中心である。

936 名前:132人目の素数さん [03/12/07 16:14]
II Ex.4.5 (c) の前半の解答
即ち Ex.4.5 (a) の逆を証明する。

X の生成点をξとし、Δ: X → (X x X)/k を対角射とする。
Δ(ξ) = η とおく。η → η' を (X x X)/k における特殊化と
する。{η} の閉包はΔ(X)の閉包と一致するから、η' が Δ(X) に
含まれることを示せばよい。Δ(ξ) = ηより k(η) ⊆ k(ξ)
である。他方、ηの射影はξであるから、 k(ξ) ⊆ k(η) でも
ある。よって、k(ξ) = k(η) である。{η} の閉包 Z に
被約スキームの構造を与え、そのη' における局所環をO_η'とする。
O_η' を支配する K の付値環 R が存在する(I Theorem 6.1A)。
よって、k-射 f: Spec(R) → Z で f(t_1) = η, f(t_0) = η'
となるものが存在する。ここに、t_1 は R の生成点、t_0 は R の
唯一の閉点である。(X x X)/k から X への射影を p_1, p_2 とし、
p_1(η') = x_1, p_2(η') = x_2, (p_1)f = h_1, (p_2)f = h_2
とおく。h_1(t_1) = ξ, h_1(t_0) = x_1 であり、
h_2(t_1) = ξ, h_2(t_0) = x_2 である。
X の x_1, x_2 における局所環をそれぞれ O_x_1, O_x_2
とすれば、R は、O_x_1, O_x_2 を支配する。仮定より、x_1 = x_2
である。よって、Lemma 4.4 より、h_1 = h_2 となる。
よって、f(t_0) = η' はΔ(X)に含まれる。

937 名前:132人目の素数さん [03/12/12 11:35]
age


938 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/13 06:36]
このスレ、パフォーマンスとして面白いと思った。
頑張ッテネ

939 名前:132人目の素数さん [03/12/13 17:37]
補題
X を体 k 上の有限型の整スキームとし、K をその関数体とする。
K/k の任意の付値環が一意に定まる中心を X 上に持てば X の
任意の既約かつ被約な閉部分スキーム Y に対しても同様のこと
が成り立つ。即ち、Y の生成点を y としたとき、k(y) の任意の
付値環は、一意に定まる中心を Y 上に持つ。

証明
k(y) の任意の付値環を R とする。
Ex.4.5 (a) の逆が成り立つから、X は k 上分離的である。
よって、本文の Corollary 4.8 (a) より、Y も k 上分離的で
ある。故に、Ex.4.5 (a) より R の中心の一意性が言える。
よって、R の中心が Y 上に存在することを示せばよい。
O_y を y における X の局所環とする。I章 Th. 6.1A より
O_y はK/k のある付値環 S により支配される。S の剰余体を
L とする。k(y) ⊆ L だから、再び I章 Th. 6.1A より R は
L/k の付値環 R' により支配される。Φを標準写像 : S → L
とし、T = Φ^(-1)(R') と置く。容易にわかるように T は
K/k の付値環であり、T の剰余体は R' の剰余体と同一視
される。仮定より T は中心 z を X 上に持つ。O_z を z に
おける X の局所環とする。O_z ⊆ T ⊆ S だから、S の
極大イデアル m(S) と O_z との交わりを q とすると、
q は、O_z の素イデアルである。
O_z の q による局所化 (O_z)q は S により支配される。
j: Spec(O_z) → X を標準射とし、j(q) = t と置くと、
(O_z)q は O_t と同一視される。S の中心は一意だから
O_t = O_y である。これは、z が y の特殊化であることを
意味する。Φ': O_z → R' をΦの制限写像とする。Φ'の核は、
q である。Φ'(O_z) ⊆ Φ(T) = R' であり、
Φ'(O_z) = O_z/q ⊆ k(y) だからΦ'(O_z) ⊆ R である。
T は O_z を支配するから、R は O_z/q を支配する。
O_z/q は z の Y における局所環だから、補題が証明された。

940 名前:132人目の素数さん [03/12/13 17:40]
II Ex.4.5 (c) の後半の解答
即ち Ex.4.5 (b) の逆を証明する。

X → Spec(k) は、II Ex.4.5 (c) の前半より分離射であり、
仮定より有限型だから、これが絶対閉射であることを示せば
よい。
Y を任意の k-スキームとする。
(X x Y)/k の任意の点を z とする。
x, y をそれぞれ z の X, Y への射影とする。
k(x), k(y) は、k(z) の部分体と見なせる。
y → y' を Y における特殊化とする。
{y} の閉包を被約スキームと考えたものを Z とする。
Z の y' における局所環を支配する k(z)/k の付値環を
R とする。g: Spec(R) → Y を自然な射とする。
R と k(x) の交わりは、k(x)/k の付値環であるから、
補題(>>939)より、R は、X 上に中心 x' を持つ。
よって、射 f:Spec(R) → X が得られる。
f と g より、射 h: Spec(R) → (X x Y)/k が得られる。
Spec(R) の閉点を t としたとき、h(t) の Y への射影は y' である。
本文の Th. 4.7 の後半の証明と同様にして、これから、射影
(X x Y)/k → Y が閉射であることが出る。



941 名前:132人目の素数さん [03/12/13 19:20]
II Ex.4.5 (d) の解答

Γ(X, O_X) = ∩ O_x と見なせるから、Ex.4.5 (b) と Th. 4.11A より
Γ(X, O_X) は, k の K における整閉包であることからわかる。

942 名前:132人目の素数さん [03/12/13 19:41]
II Ex.4.6 の解答
f は 固有射だから、f(X) は Y の閉集合である。
f(X) を被約スキームと考えると、f は X → f(X) → Y と
分解する。Corollary 4.8 より X → f(X) は固有である。
f(X) → Y は有限射だから、X → f(X) が有限射であることを
示せばよい。すなわち、f は支配的と仮定してよい。
X = Spec(A), Y = Spec(B) とする。f は支配的だから、
B ⊆ A と見なしてよい。X の関数体を K とする。
Th. 4.7 より、B を含む K/k の付値環は、A を含む。
Th. 4.11A より A は B の K における整閉包に含まれる。
即ち、 A は B 上整である。A は B 上有限型だから、B-加群
として有限生成である。よって、f は有限射である。

943 名前:132人目の素数さん [03/12/13 20:21]
 189 名前:某D 投稿日:03/05/21 16:23
まったくワシの教授は出て行ってしまったわな。後で聞いたら土けん屋にゴツイ
いやがらせされてた話。いま週一で出て行った先に指導受けにいってる
けど、多元で学位は取れんな。ここ数年はマシな教授は出て行くだろうから、
もう多元もオシマイや。ついでにワシも。

944 名前:132人目の素数さん [03/12/14 13:08]
>>939の補題と>>940の証明は私が考えた(1週間かかった)
ものですが、この証明が載っている本、誰か知ってますか?

945 名前:あんたすげーよ mailto:sage [03/12/17 13:58]
55 :132人目の素数さん :03/11/30 23:29
さぁ、単純に考えて次のうち50歳でどれが有意義な人生を歩めるでしょうか?
1.2chにのめりこむ。実況やりまくる
2.コンピュータやインターネットにのめりこむ。サーバ立てたりプログラム書きまくる。
3.数学にのめりこむ。

56 :132人目の素数さん :03/11/30 23:40
>>55
俺は50過ぎで1,2,3全部ほぼ毎日やってる。
のめり込むほどじゃないが。

59 :132人目の素数さん :03/12/01 17:15
>>56-58
ズバリ聞きます。ご職業はなんでしょうか?

60 :132人目の素数さん :03/12/01 19:55
>>59
俺は(56)はSE。
代数幾何学のスレでHartshorneの問題を解いてるのは(主に)俺。


946 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/17 14:36]
>>945
どこのスレにかいてあったの?

947 名前:132人目の素数さん [03/12/18 21:54]
補題
S をスキーム、 f:X → Y を S-スキームの射とする。
Y が S 上分離的なら f のグラフ射 g: X → (X x Y)/S は閉埋入である。

証明
g: X → (X x Y)/S は、対角射 Y → (Y x Y)/Z の
基底拡大である。すなわち、以下の図示はファイバー積である。
X --> (X x Y)/S
| |
v v
Y --> (Y x Y)/S

仮定より、対角射 Y → (Y x Y)/Z は閉埋入であり、閉埋入は
基底拡大で安定だから(Ex.3.11 (a))、g も閉埋入である。

948 名前:132人目の素数さん [03/12/18 21:56]
II Ex. 4.8 (d) の解答

f: X → X' と g: Y → Y' をスキームの射で性質Pを持つとする。
f x 1: X x Y → X' x Y は f: X → X' の基底拡大であり、
1 x g: X' x Y → X' x Y' は g: Y → Y' の基底拡大である。
よって、(c) より f x 1 も 1 x g も性質Pを持つ。
よって、(b) より f x g = (1 x g)(f x 1) も性質Pを持つ。

949 名前:132人目の素数さん [03/12/18 21:56]
II Ex. 4.8 (e) の解答

グラフ射Γ: X → (X x Y)/Z を考える。
q: (X x Y)/Z → Y を射影とする。
f: X → Y は f = qΓと分解する。
q: (X x Y)/Z → Y は gf: X → Z の基底拡大だから、仮定より
性質Pを持つ。一方、g: Y → Z は分離射だから、補題より、
Γは閉埋入である。よって、仮定よりΓも性質Pを持つ。
よって、Γと q の合成射 f も性質Pを持つ。

950 名前:132人目の素数さん [03/12/18 21:57]
II Ex. 4.8 (f) の解答
下の可換図式を考える。

X_red --> Y_red
| |
v v
X -----> Y

X_red → X は閉埋入だから、仮定より性質Pを持つ。
よって、X_red → Y_red → Y も性質Pを持つ。
Y_red → Y は閉埋入だから分離射である。
よって (e) より性質Pを持つ。



951 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/19 03:57]
>>946
数学って30過ぎてからでもいけますか?
science2.2ch.net/test/read.cgi/math/1065276786/l50

952 名前:132人目の素数さん [03/12/19 07:45]
可換図式の二つの垂直矢印がくっついちゃうのは何故なんだろう。
半角でスペースをとったからか?

953 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/19 08:51]
a = 半角スペース、b = 全角スペースとすると
aa = a
ab = ab
ba = ba
bb = bb
AAを描くときの基本

954 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/23 02:51]
みんな圏論にいっちゃった予感...

955 名前:132人目の素数さん [03/12/23 13:33]
まず記号を導入する。
S を次数付き環とし、f を S の同次元としたとき、
局所化 S[1/f] は自然に次数付き環とみなせる。
S[1/f] の0-次部分を S_(f) と書く。

補題
S, T を次数環で S_0 = T_0 = A とする。
次数環 U をその d 次部分 U_d = (S_d (x) T_d)/A として
定義する。ここに、(S_d (x) T_d)/A は S_d と T_d の A 上の
テンソル積である。
d > 0 を任意の整数とし、f を S_d の元、g を T_d の元とする。
(S_(f) (x) T_(g))/A は U_(f(x)g) に同型である。

証明
簡単なので略

956 名前:132人目の素数さん [03/12/23 13:34]
補題
S, T を次数環で S_0 = T_0 = A とする。
次数環 U をその d 次部分 U_d = (S_d (x) T_d)/A として
定義する。ここに、(S_d (x) T_d)/A は S_d と T_d の A 上の
テンソル積である。
Proj(U) は (Proj(S) x Proj(T))/A に同型である。

証明
補題(>>955)より明らか。

957 名前:132人目の素数さん [03/12/23 13:35]
補題
r, s > 0 を整数とし、P^r = Proj(Z[x_0, ..., x_r]),
P^s = Proj(Z[y_0, ..., y_s]) と置く。
ここに、Z[x_0, ..., x_r], Z[y_0, ..., y_s] は有理整数環 Z
上の多項式環である。
(r + s)-変数の多項式環 Z[x_0, ..., x_r, y_0, ..., y_s]
において、{x_iy_j; 0 ≦ i ≦ r, 0 ≦ j ≦ s} で生成される
部分環 C = Z[x_iy_j; 0 ≦ i ≦ r, 0 ≦ j ≦ s] を考える。
各 x_iy_j の次数を1と定義することにより、C は次数付き環と
なる。このとき、Proj(C) は、(P^r x P^s)/Z と同型である。

証明
補題(>>956)より明らか。

958 名前:132人目の素数さん [03/12/23 13:37]
補題
r, s > 0 を整数とし、P^r, P^s, P^(rs + r + s) を有理整数環
上の射影空間とする。
閉埋入 (P^r x P^s)/Z → P^(rs + r + s) が存在する。

証明
(r + s)-変数の多項式環 Z[x_0, ..., x_r, y_0, ..., y_s]
において、{x_iy_j; 0 ≦ i ≦ r, 0 ≦ j ≦ s} で生成される
部分環 C = Z[x_iy_j; 0 ≦ i ≦ r, 0 ≦ j ≦ s] を考える。
各 x_iy_j の次数を1と定義することにより、C は次数付き環と
なる。(r+1)(s+1) 個の変数で生成される多項式環
D = Z[z_ij; 0 ≦ i ≦ r, 0 ≦ j ≦ s] を考える。
z_ij に x_iy_j を対応させることにより、環の準同型
D → C が得られる。これは次数を保ち、全射である。
よって、Ex.3.12 (a) より閉埋入 Proj(C) → Proj(D) が
得られる。これと補題(>>957)よりわかる。

959 名前:132人目の素数さん [03/12/23 13:38]
II Ex.4.9 の解答

(a) 閉埋入は射影射である。

証明
X → Y を閉埋入とする。
P = Proj(Z[x])、即ち0次元の射影空間とする。
P = Spec(Z) だから P x Y = Y であり、
X → Y は X → P x Y → Y と分解する。
よって X → Y は射影射である。

960 名前:132人目の素数さん [03/12/23 13:39]
II Ex.4.9 の解答

(b) 射影射の基底拡大は射影射である。

証明
X → Y を射影射とし、Z → Y を射とする。
仮定より X → Y は X → P x Y → Y と分解する。
ここに、P は有理整数環上の射影空間であり、
X → P x Y は閉埋入である。
下の可換図式を考える。

W → PxZ → Z
↓    ↓    ↓
X → PxY → Y

ここで、Wは、XとPxZのPxY上のファイバー積である。
上図の右の四角はファイバー積だからWは(XxZ)/Yと
同型なことが分かる。
X → PxYは閉埋入だからW → PxZも閉埋入である。
よって、W → Zは射影射である。



961 名前:132人目の素数さん [03/12/23 13:40]
II Ex.4.9 の解答(続き)

(c) 射影射の合成は射影射である。

証明
X → Y, Y → Z をそれぞれ射影射とする。
X → Y は X → P x Y → Y と分解し、
Y → Z は Y → Q x Z → Z と分解する。
ここに、P, Q は有理整数環上の射影空間であり、
X → P x Y と Y → Q x Z は共に閉埋入である。

補題(>>958)より、ある射影空間 R に対して、
閉埋入 P x Q → R が存在する。
下の可換図式を考える。

X → PxY → PxQxZ → RxZ
     ↓      ↓      ↓
     Y  →  QXZ  → QXZ
                   ↓
                   Z
中央の四角はファイバー積である。
Y → Q x Z は閉埋入であるから、P x Y → P x Q x Z も
閉埋入である。よって、上段の3個の射はすべて閉埋入である。
これから、X → Y と Y → Z の合成は
X → R x Z → Z と分解し、X → R x Z は閉埋入だから
射影射である。

962 名前:132人目の素数さん [03/12/23 14:01]
>>954
帰ってきた。この辺の問題難しいんで気晴らしに行ってた。

963 名前:954 mailto:sage [03/12/23 17:17]
>>962
やはり、行ってらっしゃいましたか。

964 名前:132人目の素数さん [03/12/31 01:33]
補題
f: X → Y をスキームの射とし、 Y' を Y の部分スキームとする。
射影 p: (X x Y')/Y → X は埋入(immersion)である。
p は位相空間として f^(-1)(Y') への同型を与える。

証明
以下の図式より、p は埋入 Y' → Y の基底拡大であるから、
埋入である。

(XxY’)/Y → X
  ↓        ↓
  Y’     → Y

x を f^(-1)(Y') に属す点とする。
f(x) = y とおく。標準的な準同型 O_y → O_x
は、体の準同型 k(y) → k(x) を誘導する。
これは、さらに射 Spec(k(x)) → Spec(k(y)) を誘導する。
これを標準射 Spec(k(y)) → Y' と合成して
射 Spec(k(x)) → Y' を得る。
これは、合成射 Spec(k(x)) → X → Y と一致する。
よって、ファイバー積の定義より、
射 Spec(k(x)) → (X x Y')/Y が存在する。
この射に対応する (X x Y')/Y の点を z とすれば、
p(z) = x である。よって、p の像は f^(-1)(Y') である。
p は埋入だから p は f^(-1)(Y') への位相同型である。

965 名前:132人目の素数さん [03/12/31 01:34]
補題
f: X → Y をスキームの射とし、 Y' を Y の部分スキームとする。
(X x Y')/Y → X を射影とする。
Z → X をスキームの射とする。
Z → X → Y が Z → Y' → Y と分解する為には
Z → X が Z → (X x Y')/Y → X と分解することが必要十分
である。

証明
以下の可換図式とファイバー積の性質より明らかであろう。

(XxY’)/Y → X
  ↓        ↓
  Y’     → Y

966 名前:132人目の素数さん [03/12/31 01:38]
補題
f: X → Y をスキームの射とし、 X' を X の f による
閉像(scheme-theoretic image)とする(II Ex. 3.11 (d))。
U を Y の開集合とする。f_U: f^(-1)(U) → U を
f の制限射とする。f_U の閉像は X' ∩ U である。
ここで、X' ∩ U は X' の開部分スキームと見なす。

証明
射の閉像の作り方(>>751)から明らかであろう。

967 名前:132人目の素数さん [03/12/31 01:43]
補題
A を環、P^n = Proj(A[x_0,...,x_n]),
P^m = Proj(A[y_0,...,y_m]) をそれぞれ A 上の
射影空間とする。P^n と P^m の直和は、P^(n+m+1) の
閉部分スキームと標準的に同型である。

証明
A上の次数代数の準同型
Φ:A[x_0,...,x_n, y_0,...,y_m] → A[x_0,...,x_n] を
Φ(F(x_0,...,x_n, y_0,...,y_m)) = F(x_0,...,x_n, 0,...,0)
で定義する。ここで、F は同次元。
同様にΨ:A[x_0,...,x_n, y_0,...,y_m] → A[y_0,...,y_n] を
定義する。ΦとΨは共に全射である。
よって、P^n と P^m はP^(n+m+1) の閉部分空間と標準的に同型
である(Hartshorne II Ex.3.12a)。
p を P^n の元すなわち、A[x_0,...,x_n] の素イデアルで
イデアル(x_0,...,x_n) を含まないものとする。
Φの定義より各 j に対してΦ(y_j) = 0 であるので
Φ^(-1)(p) はA[y_0,...,y_n] のイデアル(y_0,...,y_n)を含む。
よって、P^n と P^m の P^(n+m+1) における像は交わらない。
よって各像の合併は P^n と P^m の直和と標準的に同型である。

968 名前:132人目の素数さん [03/12/31 01:45]
補題
S をスキームとし、X と Y を S 上射影的なスキームとする。
X と Y の直和は S 上射影的である。

証明
定義より構造射 X → S は X → P^n x S → S と分解する。
ここに、X → P^n x S は閉埋入。
同様に構造射 Y → S は Y → P^m x S → S と分解する。
補題(>967)より、P^n x S と P^m x S の直和は P^(n+m+1) x S
の閉部分スキームに同型である。
よって X と Y の直和は S 上射影的である。

969 名前:132人目の素数さん [03/12/31 01:46]
補題
f: Spec(B) → Spec(A) を有限型の射とする。
f は準射影的である。

証明
B = A[b_1, ..., b_ n] とする。A[x_1,...,x_n] を A 上の
多項式環とすると、A-代数としての全射
A[x_1,...,x_n] → B が存在する。
これは、閉埋入 Spec(B) → Spec(A[x_1,...,x_n]) を誘導する。
一方、開埋入
Spec(A[x_1,...,x_n]) → Proj(A[y_0, y_1,...,y_n]) が
存在する。よって合成射
g: Spec(B) → Proj(A[y_0, y_1,...,y_n]) は埋入である。
g による Spec(B) の閉像を Y とすると、Spec(B) → Y は
開埋入であり、f: Spec(B) → Spec(A) は
Spec(B) → Y → Spec(A) と分解し、Y → Spec(A) は射影的
である。よって、f は準射影的である。

970 名前:132人目の素数さん [03/12/31 01:47]
補題
X → Y を 準射影的な射とし、Y → Z を開埋入とする。
このとき、合成射 X → Z は準射影的である。

証明
X → Y は準射影的であるから、X → Y は X → Y' → Y と
分解する。ここに X → Y' は開埋入であり、Y' → Y は射影的
である。Y' → Y は射影的だから、Y' → P x Y → Y
と分解する。ここに、 P は有理整数環上の射影空間
であり、Y' → P x Y は開埋入である。
ここで、次の可換図式を考える。

PxY → Y
 ↓    ↓
PxZ → Z

これは、ファイバー積になっている。
X → Y → Z は X → Y' → P x Y → Y → Z と分解する。
これは、上記の可換図式より、X → Y' → P x Y → P x Z → Z
に等しい。Y → Z は開埋入だから、P x Y → P x Z も開埋入
である。よって、X → Y' → P x Y → P x Z の合成射
X → P x Z は埋入である。よって、X → P x Z → Z の合成射
X → Z は準射影的である。



971 名前:132人目の素数さん [03/12/31 01:52]
Harstshorne II Ex. 4.10 の解答
Chowの補題
X をネータースキーム S 上固有なスキームとする。
このとき、S 上射影的なスキーム X' と射 g: X' → X 及び
X の稠密な開集合 U で g は同型 g^(-1)(U) → U を誘導する
ものが存在する。

(a)
X は既約と仮定してよい。

証明
X はネーターだから有限個の既約成分 X_i を持つ。X_i を X の
被約な閉部分スキームと考える。仮定より、各 i に対してS 上
射影的なスキーム X'_i と射 g_i: X'_i → X_i 及び X_i の稠密
な開集合 U_i で g_i は同型 g_i^(-1)(U_i) → U_i を誘導する
ものが存在する。X' を各 X'_i の直和とする。補題(>>968)より
X' はS 上射影的である。g:X' → X を各 g_i から誘導される射
とする。
U'_i = {x ∈ U_i; x はどの X_j (j ≠ i)にも含まれない}
とし、U を U'_i の合併集合とする。U'_i は空でないから U も
空ではない。V を X の空でない開集合とすると、V はある X_i
と交わる。X_i は既約だからV は U'_i とも交わる。よって U
は X で稠密である。i ≠ j なら U'_i と U'_j は交わらない
からg が誘導する射 g^(-1)(U) → U は
同型 g_i^(-1)(U'_i) → U'_i の直和であり、やはり同型である。

972 名前:132人目の素数さん [03/12/31 01:54]
Harstshorne II Ex. 4.10

(b)
X をネータースキーム S 上固有かつ既約なスキームとする。
X の有限個のアフィン開被覆 U_i で各 U_i に対して
開埋入 U_i → P_i が存在する。ここに各 P_i は S 上射影的
なスキーム。

証明
f: X → S を構造射とする。
S はネーターだからアフィン開集合 S_i による有限被覆を持つ。
f は有限型だから、f^(-1)(S_i) はアフィン開集合 U_ij による
有限被覆を持つ。補題より、U_ij → S_i は準射影的である。
よって、補題より U_ij → S も準射影的である。
U_ij → S の閉像を P_ij とすれば U_ij → P_ij は
開埋入であり、P_ij は S 上射影的である。
添え字集合を適当に変えて U_ij, P_ij を それぞれ U_i, P_i
とすればよい。

973 名前:132人目の素数さん [03/12/31 11:32]
補題
f: X → Y をS-スキームの射とし、Y は X の f による閉像と
なっているとする。Z を S 上分離的スキームとし、
g_1, g_2 : Y → Z をS-スキームの射で、(g_1)f = (g_2)f と
すると、g_1 = g_2 となる。

証明
g_1, g_2 により h: Y → (Z x Z)/S が定まる。
Δ: Z → (Z x Z)/S を対角射とする。
Z は S 上分離的だからΔ(Z) は(Z x Z)/Sの閉部分スキームで
ある。よってh^(-1)(Δ(Z))は Y の閉部分スキームである
(>>964)。T = h^(-1)(Δ(Z)) とおく。

T →  Δ(Z)
↓     ↓
Y → (ZxZ)/S

(g_1)f = (g_2)f だから hf: X → Y → (Z x Z)/S は
X → Δ(Z) → (Z x Z)/S と分解する。よって補題(>>965)
より、f: X → Y は X → T → Y と分解する。
一方 Y は f の閉像だから T = Y となる。よって g_1 = g_2
である。

974 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/31 11:39]
で、おにいさん、それで空は飛べそうですか?


975 名前:132人目の素数さん [03/12/31 11:50]
補題
f: X → Y, g: Y → Z がスキームの射で、gf が埋入なら、
f も埋入である。

証明
Γ: X → (X x Y)/Z を f のグラフ射とし、
q: (X x Y)/Z → Y を射影とする。qΓ = f である。
次の可換図式を考える。

(XxY)/Z → Y
  ↓       ↓
  X     → Z

gf: X → Z は仮定より埋入だから q: (X x Y)/Z → Y も埋入
である。Γも埋入であるから qΓ = f も埋入である。

976 名前:132人目の素数さん [03/12/31 11:52]
Harstshorne II Ex. 4.10

(c)
U_i, P_i は (b) (>>972)と同じものとする。
P = (P_1 x P_2 x ... x P_n)/S とおく。
U を 各 U_i の共通集合とし、 f: U → (X x P)/S を U → X と
U → P_i から得られる射とする。
X' を U の f による閉像とする。
g: X' → X を X への射影、h: X' → P を P への射影とする。
このとき, h は閉埋入である。

証明
U → (X x P)/S → X は埋入だから、U → (X x P)/S も埋入
である(>>975)。
p_i: P → P_i を射影とする。V_i = (p_i)^(-1)(U_i) とおく。
まず、h^(-1)(V_i) が X' の被覆であることを証明する。
U_i は X の被覆だから、g^(-1)(U_i) は X' の被覆である。
よって、g^(-1)(U_i) ⊆ h^(-1)(V_i) を示せばよい。
(続く)

977 名前:132人目の素数さん [03/12/31 11:56]
Harstshorne II Ex. 4.10 (c) の証明の続き

U'_i = g^(-1)(U_i) とおく、
以下の図式が可換なことを示せばよい。

U'_i  →  P
 ↓     ↓
U_i  → P_i

U'_i = X' ∩ (U_i x P)/S であり、f: U → (X x P)/S の
閉像はX' であり、f(U) ⊆ U'_i であるから、U → U'_i の
閉像は U'_i である。
よって以下の図式を考える。

U → U'_i  →  P
     ↓     ↓
    U_i  → P_i

補題(>>973)より、上の図式から得られる次の図式が可換である
ことを示せばよいがこれは明らかである。

U  →  P
↓     ↓
U_i → P_i

978 名前:132人目の素数さん [03/12/31 12:29]
Harstshorne II Ex. 4.10 (c) の証明の続き

h^(-1)(V_i) → V_i が閉埋入であることを示す。
Q_i を P_i を除いた残りの P_j の積とする。
V_i = (U_i x Q_i)/S であるから、
h^(-1)(V_i) = X' ∩ (X x U_i x Q_i)/S である。
(U_i x Q_i)/S → U_i → X のグラフを Z_i とする。
Z_i は (X x U_i x Q_i)/S の閉部分スキームであり、
その (U_i x Q_i)/S への射影は同型である。
X' ∩ (X x U_i x Q_i)/S は f(U) の (X x U_i x Q_i)/S に
おける(部分スキームとしての)閉包であり、f(U) ⊆ Z_i で
あるから、X' ∩ (X x U_i x Q_i)/S ⊆ Z_i である
(スキームとしての包含)。
よって、X' ∩ (X x U_i x Q_i)/S → (U_i x Q_i)/S は閉埋入
である。
V_i の合併集合を V とする。
h^(-1)(V_i) は X' の被覆であるから、h(X') ⊆ V である。
h^(-1)(V_i) → V_i が閉埋入であるから、
X' → V は閉埋入であり、V → X は開埋入であるから
h: X' → P は埋入となる。
一方、X' → S は 固有であるから、X' → P も固有であり、
h(X') は P の閉集合である。よって h は閉埋入である。

979 名前:132人目の素数さん [03/12/31 12:31]
Harstshorne II Ex. 4.10 の解答の続き
(d) g^(-1)(U) → U は同型である。

証明
g^(-1)(U) = X' ∩ (U x P)/S は f(U) の (U x P)/S における
(部分スキームとしての)閉包であることに注意する。
f(U) は U → P のグラフであるから、f(U) は (U x P)/S の
閉集合である。よって g^(-1)(U) = X' ∩ (U x P)/S = f(U)
である。よって、g^(-1)(U) → U は同型である(逆の同型は f)。

980 名前:132人目の素数さん [03/12/31 19:50]
このスレが1000になると読めなくなるんだよね、確か?
俺はテキストファイルとして保存するつもりだけど。



981 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/31 20:26]
>>980
1000 にならなくてもある程度以上になったら 1000 を待たずにデータ落ちしますよ。

982 名前:132人目の素数さん [03/12/31 21:31]
Complex analytic and algebraic geometry という面白そうな
オンラインブックを見つけたたんだけど圧縮されていて解凍方法
がわからない。gunzipというプログラムで実行したらgzipの
フォーマットでないと言われた。誰か教えて下さい。

www-fourier.ujf-grenoble.fr/~demailly/books.html

983 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/31 21:58]
>>982
直接開け。拡張子書き換えでも多分可能。

984 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/31 21:59]
>>982
ファイル壊れているんじゃない?

$ file agbook.ps.gz
agbook.ps.gz: PostScript document text conforming at level 2.0

とでるけど、 ps ビューアーだと見れないし、かといって、アーカイバでも解凍できない。

985 名前:132人目の素数さん mailto:sage [03/12/31 22:19]
>>982
実は圧縮されていない。

986 名前:132人目の素数さん [03/12/31 23:27]
>>985
なるほど、読めました。有難うございます。目次を見ただけ
だけどこの本よさそうですね。

987 名前:132人目の素数さん mailto:sage [04/01/01 23:27]
987。


988 名前:132人目の素数さん [04/01/02 01:22]
Hartshorne II Ex. 4.11 (a) で以下の事実を証明する
必要がある。

A を局所ネーター整域、m を A の極大イデアルとし、
K をその商体とする。m の生成元 x_1, x_2, ..., x_n を適当に
とると、B = A[x_2/x_1, ..., x_n/x_1] としたとき、
mB = (x_1)Bとなり (x_1)B ≠ B となる。

x_1, x_2, ..., x_n は m の極小基底をとればいいんだろう
けど、mB = (x_1)B はすぐ示せるが、(x_1)B ≠ B の証明方法
が分からない。(x_1)B = B とすると、ある整数 r >= 0 があって
(x_1)^r ∈ m^(r+1) となることは示せるが。これが成り立たない
ことの証明が分からない。因みに EGA II p140 でも宮西の
「代数幾何学」 p123 でも(x_1)B ≠ B を証明せずに使っている。
しかも、生成元 x_1, x_2, ..., x_n を極小と仮定も
していない。つまり両方とも証明として不十分ということ。

989 名前:132人目の素数さん [04/01/02 01:50]
>>988
自己解決出来そう。しばらく考えてみる。

990 名前:132人目の素数さん [04/01/02 02:02]
           ...,、 -  、
      ,、 '  ヾ 、    丶,、 -、
     /    ヽ ヽ  \\:::::ゝ
 /ヽ/   i  i    ヽ .__.ヽ ヽ::::ヽ
 ヽ:::::l i.  l  ト  ヽ  ヽ .___..ヽ 丶::ゝ
 r:::::イ/ l  l.  i ヽ  \ \/ノノハ  ヽ
 l:/ /l l.  l  i  ヽ'"´__ヽ_ヽリ }. ',  ',
 'l. i ト l  レ'__    '"i:::::i゙〉l^ヾ  |.i. l
. l l lミ l /r'!:::ヽ    '‐┘ .} /  i l l  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  l l l.ヾlヽ ゝヾ:ノ   ,     !'"   i i/ i<  今年も数学がんばってね
  iハ l  (.´ヽ     _   ./    ,' ,' '  |  
   |l. l  ` ''丶  .. __  イ          \_______
   ヾ!        l.   ├ァ 、
          /ノ!   /  ` ‐- 、
         / ヾ_   /     ,,;'' /:i
        /,,  ',. `  /    ,,;'''/:.:.i



991 名前:132人目の素数さん [04/01/02 02:49]
補題
Kを体、v をその離散付値、L を K の有限次拡大体とする。
L の付値で v の拡大になっているものは離散付値である。

証明はたとえば、Bourbaki, Commutative Algebra VI §8.1
を参照。特に Proposition 1 とその Corollary 3。

992 名前:132人目の素数さん [04/01/02 02:50]
補題
Kを体、v をその離散付値、L を K の有限生成拡大体とする。
L の離散付値で v の拡張になっているものが存在する。

証明
A を K の付値環、m を A の極大イデアルとし、πをその生成元
とする。L の K 上の超越基を x_1, x_2, ..., x_n とする。
B = A[x_1, ...,x_n] とおく。
A は UFD だから B も UFDである(Gaussの定理)。
よってπは B の既約元であるから、πB は B の素イデアルで
あり、B の πB による局所化 B_πB は離散付値環である。
B の商体を M とすると、B_πB は M の離散付値 w を
引き起こす。w は v の拡張である。
L は M の有限次拡大体だから補題より w は L の
離散付値に拡張される。






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