補題 S をネータースキームとし、f: g(g^(-1)(F))を S-スキームの射とする。 Y は S 上有限型かつ分離的とする。 X が S 上固有で、f が全射とすると、Y も S 上固有である。
証明 T → S をスキームの射とする。 g: (X x T)/S → (Y x T)/S を f から誘導される射とし、 p: (X x T)/S → X と q: (Y x T)/S → T を射影とする。 F を (Y x T)/S の閉集合とする。 補題(>>930)より g は全射であるから、F = g(g^(-1)(F))となる。 X は S 上固有だからqg = p は閉写像である。 よって、q(F) = q(g(g^(-1)(F))) = p(g^(-1)(F)) は T の 閉集合である。即ち、Y → S は絶対閉射である。 Y は S 上有限型かつ分離的であるから固有である。