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昭和特撮で昭和文化を語るスレ 2代目



1 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/04/10(金) 08:22:12.86 ID:DsafX8Bj.net]
昭和の時代を感じられるものをまだまだ語りましょう

文化、小物、世相とか…

401 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/26(日) 21:22:40.91 ID:dSUJQsRE.net]
「昭和文化」は語れないので思い出語りごめんなさい
『未来からの挑戦』はとても好きなドラマでした。
出演している佐藤美佐子さんと云う女優さんがすごく気にいっていたのですが、劇中で自殺してしまいました

後年、彼女がユニチカマスコットガールで紺野美沙子としてデビューした時は何か嬉しかったです

402 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/26(日) 22:13:04.55 ID:jz5LcTnM.net]
pbs.twimg.com/media/B93QiOhCcAAo2-p.jpg

403 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/26(日) 23:05:05.52 ID:1T2kxjfw.net]
>>401
 「未来からの挑戦」ですが、実は今年の2月8日の日曜日「未来からの挑戦」
復元上映会&同窓会トークショーというのが行われています。
www.nhk.or.jp/archives/hakkutsu/news/detail.html?id=044
西沢杏子役の紺野美沙子さんからは、ゲストの2人と会場の皆さんへビデオ
メッセージが届いたようです。紺野さんは思い出のシーンについて、未来から
きた飛鳥との別れのシーンを一番にあげてくれました。このイベントの様子は
NHKアーカイブスで放送されています。なお、この作品は全10話の映像が
全て発掘され、2月8日から「番組公開ライブラリー」で全10回全てを見ること
が出来るようになっています。DVD化されるといいですね。

404 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/27(月) 12:33:38.73 ID:r2jTGTa1.net]
少年ドラマシリーズには島田淳子さんの他にも美少女が多く登場した。
「なぞの転校生」には伊豆田依子さん「明日への追跡」には斉藤友子さん、
「未来からの挑戦」には紺野美沙子さん、「その町を消せ」には斉藤浩子さん、
「七瀬ふたたび」には多岐川裕美さんなど、美女たちが作品世界を彩った。
舞台が学校になった作品ではセーラー服姿であることが多く(当時はまだブレザー
制服は珍しかった)、その可愛さは強烈であった。
なお「つぶやき岩の秘密」には魔女先生の菊容子さんも出演している。

405 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/27(月) 12:54:44.51 ID:r2jTGTa1.net]
「タイム・トラベラー」に次いで人気作となったのは「なぞの転校生」で
あろうか。NHKの最初の作品には超人バロム1の高野浩幸さんが主演で
あった。オープニングのコンビナートの空中撮影映像、そこにかかる
ちょっと不安げな音楽が印象深い。その後最近になるまで、何度もTV版
や映画版でリメイクされている。転校生役が女性のものもあった。
同じく人気作で何度かリメイクされているのは「七瀬ふたたび」。最近では
同じNHKで連佛美沙子さんの七瀬が放映された。しかし個人的には初代の
多岐川裕美さんの七瀬がいっちゃん好きですなあ。

406 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/27(月) 23:43:31.89 ID:WidyRAFQ.net]
↑「超人バロム1」の話題が出たが、放映は72年の4月〜11月。原作はかの
さいとうたかを氏であるがTV化に際して設定などは大幅に変更された。
白鳥健太郎(高野浩幸)と木戸猛(飯塚仁樹)が友情のエネルギーで超人
に変身する。変身時のかけ声は「バロム・クロス!」
バロム1は仮面ライダーに対抗する一面も持っており、必殺技がキック系で
はなくバロム爆弾パンチなどのパンチ系なのはライダーを意識してのことで
あろう。その空中アクションの美しさはライダーをしのいでいるとも思われる。
作品のイメージとしては敵であるドルゲのドルゲ魔人のグロテスクな怪奇性
が強調されていた。後半以降は生物の身体の一部をモチーフにした魔人が
登場しより怪奇性が強い展開となった。ドルゲという悪のイメージが強力で
あり、本作が放送され始めてから間もなく「ドルゲ」姓のドイツ人音楽講師
が「バロム1のドルゲがもとで息子がいじめられるかも知れない」として
放送局に抗議する事件が起きた。これは当時ドルゲ事件としてけっこう話題
になった。悪のキャラクターが社会的に有名になった出来事である。

407 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/28(火) 04:10:53.22 ID:hCoCXItK.net]
<合体変身>
バロム1は男児2人の合体変身であったが、男女2人の合体変身だったのが
72年4月よりスタートした「ウルトラマンA」である。
ウルトラシリーズ第5作目であり、異次元人ヤプールとそのヤプールが送りだ
す超獣(怪獣を超えた生物)と戦うウルトラマンAとTACの活躍を描く。北斗
星司と南夕子による男女合体変身など多くの新機軸が盛り込まれた。
また初代マン、セブンにゾフィーを加えたウルトラ兄弟の設定を本格的に打ち
出したのがこの作品からで、さらに新たにウルトラの父も初登場している。
男女合体変身であるが、物語前半ではこの設定が生かされたエピソードもいく
つかあった。しかし南夕子の設定をうまく生かしきるのが難しく、男女合体
変身だとヒーローとして弱々しい、合体変身を子供がまねることが難しいなど
の意見も見られ、結局第28話で南夕子は番組から降板した。しかしこの降板
は星光子さんからの申し入れであったとか、そうではなく制作上の都合である
とか諸説あって真相は確定されていない部分がある。
まあたしかに、当時男の子がバロム1の変身バロムクロスをまねてるのは見た
ことがあるが、男の子と女の子がウルトラマンAの変身ごっこをやってるのは
見たことがない。男女合体(表現がH?)変身はいいアイディアだと当時の
僕らは見ていたが、感動的な28話からあとは北斗の単独変身となる。しかし
夕子が去ってからのウルトラマンAはクリープを入れないコーヒーみたいな
もんで、見るべきものがなく魅力が半減してしまったことは事実。
この年は合体変身ものが多く、7月から始まった「トリプルファイター」は
男性2人、女性1人の3人の合体変身であった。こちらも伝説的な作品である。

408 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/28(火) 04:28:34.42 ID:hCoCXItK.net]
72年10月13日に放送されたウルトラマンAの第28話「さようなら夕子よ、
月の妹よ」は修学旅行先の九州の旅館で友人たちと観た。南夕子が正体を
明かし、隊員たち一人一人に別れを告げて月に帰ってゆくシーンは音楽の
素晴らしさも相まって涙なしには観られないものであった。それまで夕子が
去ることは知らなかったため、感動とショックを同時に味わった。個人的には
この話が事実上のAの最終回であり、以後はもの足りないAになってしまうのだ。

さて、旅館で観ててウルトラマンAのすぐあとに始まったのがこれまた実に印象
的な作品であった。一人の青年が修行の末にヒーローに変身する。ウルトラとは
また違った東洋的で新鮮な雰囲気を感じた。その作品もまた現代に語り継がれる
名作となる。その作品こそ「レインボーマン」であった。

409 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/28(火) 13:17:16.95 ID:XNWYVnER.net]
「愛の戦士レインボーマン」は月光仮面の川内康範氏原作、東宝製作であった。
72年10月6日から73年9月28日まで金曜日19:30 - 20:00に全52話が放送。
原作者が月光仮面の人なので、いでたちもターバン、マントに覆面とちょっと
似ている。しかし目は隠していない。この作品はある意味すごい作品である。
何といっても敵の「死ね死ね団」が地球征服ではなくて日本人のみを抹殺する
という、それまでに例がないものであった。、単純な勧善懲悪ものではなく
かつて日本に虐待されたと自称する外国人が組織立って日本人に復讐しようと
するという敵の設定は異色であるし、日本を守るために孤独な戦いを続けるレイ
ンボーマンの「祖国愛」や主人公の私生活やヒーローとしての苦悩に重点を置き
ヒーロー番組の人物設定にありがちな完全無欠な性格としていない点が特徴で
ある。
まあそれはさておき、このヒーローはなんと7種類に変化する。ダッシュ1から
7まで、ちょうど一週間の曜日の順に並んでいるのがユニークだった。それぞれ
の化身は持っている能力が違い、基本形は太陽の化身ダッシュ7であった。



410 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/28(火) 18:29:23.26 ID:XNWYVnER.net]
レインボーマンに変身時のかけ声は、仏教用語の「阿耨多羅三藐三菩提」
(あのくたらさんみゃくさんぼだい)という東洋的なものである。
主人公のヤマトタケシは、インドの山奥に住む聖人ダイバ・ダッタの話を
聞き強くなるため日本を離れて彼の弟子となった。一年間の苦しい修行の末
人類愛に目覚めてレインボーマンとなった。演じるは水谷邦久氏。ヤマト
タケシは当初は自信過剰な男だったが、死ね死ね団との死闘を繰りひろげて
いくことで人間的に成長し、沈着冷静になっていくのだが正体を明かすことも
できずに苦悩する場面も多かった。ダッシュ7はスーツから顔が見える(ター
バンに覆面で目が見える)ので水谷氏本人が衣装を着けて演技している。
しかし彼の目はどこか狂気じみている雰囲気があり、ちょっとコワイ感じも
するのだ。

411 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/07/28(火) 22:27:53.70 ID:hCoCXItK.net]
ミラーマンの主演俳優・石田信之 がんで余命30カ月「引退は考えてない。
倒れるまでやる」
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150728-00000139-spnannex-ent

がんばれミラーマン、生きるんだ!

412 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/29(水) 13:46:03.42 ID:R6zd9qvC.net]
余命30ヶ月って長い方かもだから、奇跡を信じて治療してほしいですわ
友達の婆ちゃん余命2ヶ月って言われて10年以上生きたし・・・

413 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/29(水) 15:27:00.19 ID:1l5zQEqG.net]
うむ、そのとおりですな。ヒーローは常人にはないパワーを持っておられる
ことを信じて、回復されることを願います。

414 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/30(木) 00:06:49.72 ID:hkp0gR97.net]
というわけで、ここからしばらくは若林映子さんについて語り合いましょう。

415 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/30(木) 00:45:04.45 ID:CdBRRftp.net]
うちの婆さんも俺が小さい頃から「お婆ちゃんもうすぐ死んじゃうから」と言い続けて30年以上生き続けたからな。

416 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/30(木) 05:06:56.22 ID:+d1YsICN.net]
>>414
 どうぞ、その思いを存分に語って下さいませ。やっぱし思い入れのある人が
語るのと、そうでない人が語るのでは熱意の感じが全く違うのよね。

417 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/30(木) 14:40:19.75 ID:+d1YsICN.net]
1972年の特撮番組回顧。
「快傑ライオン丸」は4月スタートの特撮時代劇。ピー・プロダクション製作。
当初は時代劇の予定ではなかったらしいが、時代劇の方がいいのではという
制作側の意見が多く出て時代劇に。「風よ〜、光よ〜、カ〜、忍法獅子変化!」
という変身ポーズは当時子どもたちもよく真似た。
このドラマが初の主演になった潮哲也は体当たりの演技で、もしかしたら撮影
中に死ぬんじゃないかと思ったこともあったらしい。九条亜希子さん演じる沙織
はうしおそうじ氏が、ミニスカート風衣装にして「パンチラで大人受けを狙った」
と語っているそうな。実際彼女目当てで観ていたお父さん方も多かったと聞く。
この作品は社会的にはけっこう流行った作品で、髪の長い若者は当時「ライオン
丸」と呼ばれたこともあった。小生は最初の頃は観ていたが、後半はあんまし
観ていない。後半は敵のタイガージョーとの交流でドラマチックな展開となった
ようだ。

418 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/30(木) 14:51:35.41 ID:+d1YsICN.net]
1972年特撮番組回顧。
「サンダーマスク」は10月からスタート。東洋エージェンシー(現・創通)
とひろみプロダクションの共同製作。全26話。
手塚治虫氏が原作と思われているが厳密にはそうではない。本作のスタッフ
は上原正三氏と藤川桂介氏、本多猪四郎氏などの豪華メンバー招聘が実現し
ている。諸般の事情によって、現在DVD化がなされていない幻の作品状態。
主人公は命光一(菅原一高) この作品は当時観ていたのだが、サンダーマス
クへ変身する時の変身ポーズが複雑すぎて覚えられなかった。お話の中には
「サンダーマスク発狂」などちょっとヤバいお話も存在。最終回はどうなった
のか覚えていない。特撮はがんばっていたと思うが、予算超過のため半年で終
わってしまった。

419 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/30(木) 15:01:08.51 ID:+d1YsICN.net]
1972年特撮番組回顧。
「人造人間キカイダー」 この番組が放送を開始する72年当時、土曜日の20時
から21時の時間帯はドリフの「8時だョ!全員集合」が平均視聴率27パーセント
という圧倒的な数字を誇っていた。これに対抗するためにNETは20時からの1時間
を「変身大会」と銘打ち、前半をキカイダー、後半をアニメ「デビルマン」の
放送となった。
実は個人的には当時、全員集合の方を観ていたのでキカイダーはあまり観た記憶
がないのである。なのれちょっと思い入れには欠けるかも知れん。しかし原作は
私の好きな石森章太郎氏であったし、コミック本は読んだ記憶がある。TVは
あんまし観てないがヒデ夕木のシブい声で歌う主題歌は傑作。キカイダーには
「キカイダーの子守唄」をはじめ名曲の挿入歌が数多く存在する。今ではほとん
どカラオケに入っているので諸君は歌ってくれたまえ。



420 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/30(木) 17:55:07.71 ID:CdBRRftp.net]
昨夜のBSジャパンの「武田鉄矢の昭和は輝いていた」が、都市伝説・オカルト特集として、
ツチノコやネッシーなどのUMA、UFO、ノストラダムスの大予言、超能力ブームなどを取り上げてた。
BGMにウルトラQや怪奇大作戦が使用されてた。
ノストラの件では映画化された事にも触れるも画面は出ず。(メインテーマ曲はその場面でBGMとして使用されてた)

421 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/07/30(木) 19:49:40.89 ID:Ffp7lMJq.net]
後世に伝わる、所謂怪獣ブームとは実質、昭和41年の元日からはじまった。
それ以前に、予感みたいなものは大人子供に関わらず、だれでも感じていた。

昭和39年開催の東京オリンピックでは、多数の異民族が一同に東京へ
集結するなどということは、まちがいなく日本の歴史上初めてだったはず。
戦後はじまって以来の大イベントのスポーツの祭典を実現。
当時、世界の認識では日本は敗戦国で、二十年程前のみじめながれきのイメージが
まだまだ一般的に残っていて、東京オリンピックで配信された
「日本の復興の現実」を披露したことは、世界を驚かせるのには十分だった。
オリンピックの開会式をリアルタイムでみたとき、たしかに
テレビのアナウンサーがそういう話を感情的にしていたのを覚えているが
まだその時はおさない子供だったのでよくわからなかった。

とにかく、みんな何かが「はじまる」という雰囲気は感じてた。

422 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/31(金) 00:05:22.06 ID:PS4rpPZu.net]
>>420
 昭和というのはけっこう暗い、闇の部分も多かったと思います。今の時代
に比べ、差別的な事象が特撮作品にも数多く描かれていました。また世紀末
の終末的予感も20世紀の終わりに近づくにつれて大きくなっていきました。
それはノストラダムスの大予言(東宝でも映画化)や日本沈没などのヒット
でも明らかですね。UF0やネッシーなども昭和の象徴的なものという気が
します。
>>421
 あの時、東京オリンピックが日本を雄飛させたと言っても過言ではないで
しょう。それまでの敗戦を引きずった暗い日本が生まれ変わったきっかけと
なった一大行事でした。あの頃は自分もまだ子どもでしたが、何か日本が
大きく変わっていくという時代の熱気といいますか、そんな期待感あふれる
雰囲気は感じていましたね。そしてオリンピックが無事に終わった翌年あたり
から特撮作品の黄金時代がやって来ます。当時の時代の熱気というものが新しい
ヒーローを生み出していったような気がします。
それに比べると、2020年の東京オリンピックは時代的にどういう意味を持つの
か今のところよく分かりません。準備段階ではゴタゴタ続きですが。さてさて、
2020年には宇宙から本当にケムール人が挑戦してくる・・・ かも知れませんね。

423 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/31(金) 14:00:00.23 ID:r9IqVJBg.net]
フォッフォッフォッフォッフォッ

424 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/01(土) 08:42:33.64 ID:LDNdq7fJ.net]
1972年特撮番組回顧。
第二次怪獣ブーム、いわゆる変身ブームのまっただ中、この年は変身ヒーロー
番組が数多く出現した。4月からの「変身忍者嵐」は時代劇版仮面ライダーを
目指した作品で原作は石森章太郎氏。裏番組の「ウルトラマンA」との視聴率
競争が熾烈でありたび重なるテコ入れが行われた。嵐のマスクは剣道の面に
装飾してるので普通のヒーローマスクよりは大きい。小生、この作品は当時
ほとんど観ていない。やっぱしウルAの方を観てたな−。

10月スタートの「アイアンキング」 この作品はヒーローよりも主演の石橋
正次と浜田光夫のコンビが圧巻。石橋は鞭のような武器で敵の巨大怪獣やロ
ボットさえも倒すスーパー青年。対して浜田はいつも水ばっかり飲んでいて
ドジな男だが、実はヒーローのアイアンキングに変身でける能力を持つ。
アイアンキングは正味1分しか活動できず、石橋に助けられることも多かった。

7月スタートの「緊急指令10-4・10-10」は変身ヒーローの登場しない、民間の
特殊チームの活躍を描く。怪獣・宇宙人の撃退から家出人の捜索・非行少女の
更生支援まで幅広いが、作品的にはやや地味な印象だった。合いことばは当時
話題となった。

7月からの「トリプルファイター」は毎日5分間の帯番組。早瀬3兄妹がデビル
星人と戦う。黒を基調としたデーモン怪人は頭部のみが変わりボディは同じ。
バービーブーなどというユニークな名前のもいた。戦闘員デビラが乗る車が
黒く塗ったスバル360であるのが泣かせる。早瀬側のSATカーなどけっこう
メカが充実していた。個人的には基地のロボット、ブルコンがユニークで好き
だったね。基本的に3人合体のトリプルファイターは金曜日に登場して敵を
倒すのが定番。

10月からの「突撃! ヒューマン!!」は「舞台の公開録画」というスタイルを
とった異色のヒーロー番組であった。イリュージョンなどのステージマジック
の手法やスモーク、装置や照明など当時の最新の舞台技術が用いられている。
会場には子どもたちがつめかけてヒーローに声援を送った。画期的な手法では
あったが特撮作品としては舞台という制約もあり、裏番組の「仮面ライダー」
には勝てなかった。映像が現存していないためDVD化は難しいであろう。

425 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/01(土) 09:16:55.95 ID:LDNdq7fJ.net]
1972年特撮映画回顧。
ゴジラシリーズ第12作は「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」 3月公開。
第二次怪獣ブームの真っただ中に製作された作品であり「チャンピオンまつり」
路線を確定させた作品でもある。ゴジラは完全に、地球を守る「正義の怪獣」
という扱いとなっている。ゴジラとアンギラスがアニメ処理による漫画の「ふ
きだし」で会話するシーンもあるがこれは賛否両論となった。
この作品はそれまでずっとゴジラを演じてきた中島春雄氏最後のゴジラ出演と
なった。
この作品は観に行ったが、個人的に劇場で観た最後の昭和ゴジラ作品となった。
新怪獣ガイガンはメカニックなイメージであったが前作のヘドラの強烈さには
及ばなかったと思う。

書き忘れたので旧大映最後のガメラ映画となった「ガメラ対深海怪獣ジグラ」
のことも追記。公開は71年の7月。予算不足な中でも、それなりに楽しめる
作品となっていた。鴨川シーワールドでタイアップ・ロケ。スケール感の乏
しい戦いとなってるのはまあしゃあない。一方で、八並映子さんのお色気部分
が実によろしい。ビキニの水着はお父さんへのサービスだとか。パンチラシー
ンもあって、当時少年だった小生は興奮したものである。当時は、これが昭和
ガメラ最後になろうとは思っていなかった。ガメラよ永遠に。

426 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/01(土) 10:18:47.06 ID:LDNdq7fJ.net]
時代は流れ1973年(昭和48年)へ。
この年も第二次怪獣ブームのまっただ中。TV特撮作品では「ファイヤーマン」
「ジャンボーグA」「仮面ライダーV3」「ウルトラマンタロウ」「キカイ
ダー01」「ロボット刑事」「風雲ライオン丸」「鉄人タイガーセブン」
「イナズマン」「魔人ハンターミツルギ」「スーパーロボットレッドバロン」
「流星人間ゾーン」「光の戦士ダイヤモンドアイ」「白獅子仮面」と数多い。
やはり石森作品は人気だったのか数が多い。

個人的にはライダーはそろそろ卒業という感じでV3は最初だけしか観てない。
V3は何となくデザインが好きになれなかったなあ。ファイヤーマンはけっこう
観ていた。「ファイヤー!!」というかけ声での変身がインパクトあった。
謎だったのは、あの大きなファイヤースティックをいつもどこから出していた
のかということだった。「炎のようにもえろ」は最高の名曲。
ウルトラマンシリーズも卒業で、タロウ以降は観ていない。レッドバロンは
牧れいさんのパンチラが話題だったそうだが覚えていない。他の作品はどれも
ちょこっとしか観ていない。この頃は特撮作品にもだいぶ飽きてきて、お笑い
とか時代劇など別の番組をよく観ていたようだ。たとえばこの年の10月に始まっ
た「どてらい男」は面白かったなあ。花登筺(はなとこばこ)脚本の立身出世
もので、主人公のモーやんこと西郷輝彦が新鮮でございました。
同じく10月スタートの「助け人走る」も好きだった。必殺シリーズで唯一全部
観たのがこれ。主題歌「望郷の旅」がカッコいいのと、平内役の中谷一郎さんの
ファンだった。終盤にはV3の宮内洋も出ていた。

427 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/01(土) 10:34:52.92 ID:jb4NQ9SK.net]
ここ、昭和特撮で自分を語るスレ?

428 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/01(土) 13:10:48.62 ID:LDNdq7fJ.net]
昭和特撮は昭和の時代をリアルタイムで生きてきた人が、経験として
いちばん語りやすいでっしょ。そういう人の経験談が貴重なのよ。
まあ要は昭和のことなら何でもいいので語ってくれればいいわけで。
1にも世相とか文化とか書いてあるし。

429 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/02(日) 18:45:31.22 ID:NntLeVjv.net]
時は進み1974年(昭和49年)に。
第二次怪獣ブームも終わりを迎える。昭和40年代最後のこの年は、あの伝説的
アニメ「宇宙戦艦ヤマト」が放映開始した年である。しかしコアな特撮ファン
は裏番組の「猿の軍団」を観ていたらしい。(小生はヤマト派であった)
ユリカ役で斉藤浩子ちゃんが出ていて、時々パンチラも披露してくれた。ただ
この番組は本家の「猿の惑星」側からクレームがあったと聞く。
73年の末に公開されてヒットした「日本沈没」はこの年の10月からTVドラ
マとなって放送。主人公のペアが村野武範と由美かおるに変わった。映画も
劇場で観ていたが、TV版の方はいくぶんメロドラマ調になっていた。五木
ひろしの歌う主題歌「明日の愛」がなかなかに素晴らしい。カラオケにも入っ
てるのでファンの人は歌おう。映画からの流用カットのみに頼ることなく、
ドラマ部分にも多額の予算が費やされ「キャスティング費用だけで1億円」と
言われたらしい。ストーリー展開やラストは映画版とは異なっている。

その他の特撮作品としては「仮面ライダーX」「ウルトラマンレオ」「電人
ザボーガー」「イナズマンF」「仮面ライダーアマゾン」「スーパーロボット
マッハバロン」「電撃!!ストラダ5」、映画では「ゴジラ対メガロ」などが
あるが、この年はTVのチャンネルが2局しか映らない叔母の家で下宿して
いたため小生はほとんど観ていないのである。やはりこの年は特撮よりも
アニメのヤマトに夢中になった思い出しかない。



430 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/02(日) 19:26:13.61 ID:NntLeVjv.net]
「日本沈没」について。
劇場版は1973年の12月公開であった。主役のペアは仮面ライダーの藤岡弘、氏
といしだあゆみさん。監督は森谷司郎氏。製作期間は約4か月と短かったが、
約880万人の観客を動員し配給収入は約16億4000万円(1974年邦画部門配給収入
1位)を挙げる大ヒットを記録。本作の成功で森谷司郎氏は以後「八甲田山」
など大作映画を任せられる監督となる。東宝はその後「ノストラダムスの大予言」
「東京湾炎上」とパニック映画を一つの路線としていった。小生が劇場で観たの
は日本沈没だけ。感想は壮大なスペクタクルですごい作品だったが、日本列島を
上空から眺めた場面で富士山からの煙がボワッと吹き出るなど、特撮場面でやや
ガッカリするシーンがあったのは残念。藤岡さんは仮面ライダーのイメージでは
なく颯爽とした好青年という感じであった。田所博士役の小林桂樹氏が熱演である。

対してTVシリーズであるが、映画版よりもさらに悲壮感を加えメロドラマの雰囲気
が強くなっている。田所博士は原作と異なり生き残る。ラストシーンも小説や映画と
大幅に違っており小野寺と玲子が生死不明という形で幕を閉じるが、後に放送された
総集編のナレーション等で2人は助かってオーストラリアに脱出したことが明かされた。
この総集編は観ていないので、小生にはいまだにあの2人は助かったのかどうかが長年
気になっていた。この作品は世の中の世紀末に対する不安や関心を集めて人々の心に
大きく残るものとなった。もし本当に日本が海に沈むことになったら僕たちはどうした
らいいのだらう。当時、そんなことを考えながらこの番組を観ていた。

431 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/08/02(日) 21:38:37.05 ID:yGHv0E5v.net]
 
お世話になります。
私、責任者の加茂と申します。以後、宜しくお願い致します。
www.apamanshop.com/membersite/27009206/images/kamo.jpg
浪速建設様の見解と致しましては、メールによる対応に関しましては
受付しないということで、当初より返信を行っていないようで、今後につい
てもメールや書面での対応は致しかねるというお答えでした。
 
このように現在まで6通のメールを送られたとのことですが、結果一度も
返信がないとう状況になっています。
 
私どものほうでも現在までのメール履歴は随時削除を致しております
ので実際に11通のメールを頂戴しているか不明なところであります。
 
 s-at-e.net/scurl/common-list.html

432 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/02(日) 21:56:24.10 ID:llWRARvQ.net]
>>430
映画が大ヒットした後、新聞で東宝の映画の広告に「続・日本沈没」が出てたね。
広告には監督と特技監督には前作と同じ森谷司郎と中野昭慶の記載もあった。
残念ながら、企画はいつの間にか無くなってしまったけど。
そして33年後に小松左京と谷甲州の共著で「日本沈没 第二部」が出版された。
この作品自体は地味だけど割と面白かった。ただし映画向きではなかったな。
2006年版も見たけど、原作とも1973年版とも全く違う別物で落胆しかなかった。

433 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/08/03(月) 00:55:35.98 ID:TNZCxGH/.net]
>>432
 東宝より以前に大映が「日本列島沈没」という作品を企画したが頓挫した
ようです。東宝の映画化後「続 日本沈没」も企画され、小野寺と玲子の
再会や沈没後の日本人の動向、世界に起きる新たな脅威が描かれる予定でし
たがこれも中止。その後松竹が「日本沈没1999」なる作品を企画するも
制作費がなくて中止でした。やはり日本沈没は続編が難しいみたいです。
2006年版はつまらなそうだったのと出演者が好きでなかったので観てません。
実際のできばえも今ひとつだったみたいですね。

434 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/03(月) 11:39:01.23 ID:hAqPBEww.net]
仮面ライダーXは当時4歳のおれには怖すぎた
恐ろしい怪人達が強烈に焼きついてるわ

仮面ライダーやV3の方が好きなのは、小学生になって再放送で見たからかな

435 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/03(月) 21:43:49.43 ID:WDqzP9Z4.net]
71年放送開始の仮面ライダーはUHF局で放送していたのでうちでは観れなかった。
70年代始めは既存のVHF局の他にUHF局が増えてきた頃で、うちに69年に
やって来たカラーテレビにはチャンネルが2つ付くようになっていた。
元からあるのはVHFのチャンネルで、1〜12chと「UHF」を選べた。もう一方に
UHFのチャンネルが付くのだが、我が家のは丸いカバーで塞いであった。

それまで観ていた白黒テレビは調子が悪くなっていた。接触不良だったので
叩いて直していたが、あるときやりすぎて前面のガラスを割ってしまった。
たぶんブラウン管ではなかったと思うが、記憶がはっきりしない。
そのテレビはすぐに直ったのだが、その後一年もせずにカラーテレビがやって
来たように記憶する。
夕方帰ると電気屋さんがカラーテレビを調整中だった。当時のテレビは今と違って
調整が必要だった。最初に映ったのが「紅三四郎」だったのはよく覚えている。
だから69年だと断定出来るのである。
カラーはとても鮮明だったが、親戚の家でカラーテレビは見慣れていたので特筆
するほど感動はしなかった。最初のウルトラマンもカラーで見ていたのだ。

436 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/03(月) 21:45:18.19 ID:WDqzP9Z4.net]
白黒テレビはそのまま両親の寝室に置かれたままで、裏番組はこっちで観た。
このテレビは私が物心つく前からあったもので、一番古い記憶は放送終了を伝える
ハープの演奏と終了後のノイズである。残念ながら最初に観た番組は記憶に無い。
テレビには番組を観るだけでなく、レコードプレーヤーのアンプとスピーカーの
役目もあった。うちのレコードプレーヤーにはスピーカーは無く、テレビに繋いで
あった。回転式のスイッチで「OFF - 音声 - テレビ」を切り替えた。よく聴いたのは
「シンドバッド」の朗読だった。

先ほど寝室と書いた六畳の和室を両親の寝室と意識したことは無かった。小学校に
入る前までは両親と寝ていたし、その部屋の机でお絵描きなどをしていたので、
半ばは自分の部屋のようなものだった。主な生活空間はその六畳と母親の洋裁部屋と
廊下を隔てた六畳の食堂だった。
それから納戸を改造した二畳半の部屋があった。一人分の寝棚があって、窓に向けて
机が置かれていた。そこは叔父が高校を卒業するまで使っていた。
私が小学校に入るとき、そこは半間広げられ、寝棚も二段式に改造されて子供部屋に
なった。おかげで食堂は四畳半になった。

69年の春にカラーテレビが入った部屋はそのどれでもなく、それまで人に貸して
いた六畳間だった。母娘二人が住んでいて、うちの父が裏番組を観ていたからか、
よく「オバQ」をそこで観させて貰った。
その母娘がその年の春に引っ越して行ったのだ。そこが新しい居間になり、カラー
テレビが収まったというわけである。以後は夕食が終わると居間に駆け込んで
テレビを付けるのが常だった。

437 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/03(月) 21:47:04.73 ID:WDqzP9Z4.net]
70年には地元に新しくUHF局が開局したらしい。らしいというのは友達が話してる
のを聞いて知ったたからだ。うちの学区の半分は商店街で、同級生の多くは商店主の
子供で裕福だったが、うちはサラリーマンだった。
その頃はまだ新聞のテレビ欄を読む習慣がない小学校3年生だった。
父は新しモノ好きなのだが何故かUHFが我が家に来るのは遅く、74年になってから
だった。だから仮面ライダーやキカイダーには乗り遅れた。
動いているライダーはCMでしか見ていないし、仮面ライダースナックのブームも
一歩引いて見ていただけである。ちなみにうちの小学校でもカード目的で大量に
買ってお菓子を捨てた同級生がいて問題になった。そいつの家は飲食店と旅館だった。

しかし正直、悔しいとは思わなかった。当時の私はミニチュア特撮至上主義だった
のである。セブンでも等身大のまま戦うのは好みではなかったし、野っ原で戦う
「ウルトラファイト」も馬鹿にしていた。
プロレスにはまった記憶さえないのである。小2の三学期をほとんど休んだような
ひ弱な子供だったのも関係あるかも知れない。
そういうこともあって小学校卒業まで肉弾戦の魅力に目覚めることはなかったが、
損をしたとも思わない。
今思い返して残念に思うとすれば、ブルース・リーにも乗り損なったことだけである。

438 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/04(火) 04:28:56.68 ID:YSg+Ll9p.net]
>>437
 TVの放送が映らないと、学校で友人が番組について熱く語っててもこっち
は「シラ〜」という感じで傍観してましたね。昔は今のようにいっぱいチャン
ネルが映らない時代でしたから、リアルタイムで見えない作品も多くありまし
た。
仮面ライダーのライダースナックはいっぱい買ってましたが、ちゃんと中味
は食べておりました。あの甘いかっぱえびせんのような味は覚えています。
カードだけゲットしたらお菓子は捨てるというふとどき者が続出し、当時
社会問題になりました。そのようなヤツらはショッカーに一喝されました。
ハエ男のラッキーカードが当たってカードアルバム送ってもらいました。

ウルトラファイトは「ここまでやったら怪獣が哀れよのう」と冷ややかな目
で見ていました。あれは幼児には受けたと思いますが、大きい子にはちと悲
しい番組でしたね。ファイトが放送中の頃はプロレスブームで、馬場や猪木
の日本テレビでやってた方と、もう一つグレート草津やストロング小林、
サンダー杉山らが出てる別局のものがありました。ビル・ロビンソンの人間
風車は話題になりましたねえ。
ブルース・リーも昭和40年代の終わり頃流行りましたが、個人的には全く
興味がなかったです。後日「グリーンホーネット」を観ていて、空手の達人
ミスター・カトウがリーであると知った時にはびっくりしました。

昭和49年は山口百恵さんが爆発的人気を得た年で、小生も大ファンとなりレ
コードや本などを買いまくりました。部屋にもポスター貼ってたね。特撮
作品ではなかったけど「赤い疑惑」は涙しながら観てました。当時フジカラー
のキャンペーンガールをやっており、その宣伝のためにうちの県にも百恵さん
が来たので見に行きました。自分のカメラで撮影でける時間が少しだけどあって
その時写した写真は今も残っています。セピア色に色褪せてはいますが。

439 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/04(火) 04:38:56.04 ID:YSg+Ll9p.net]
>>434
 「仮面ライダーX」ねえ。昭和49年に放送してましたが、あの当時小生は
まったく観とらんとです。あの頃はもうライダーやウルトラからは完全に
離れてましたね。やっぱし秋に始まった宇宙戦艦ヤマトの強烈なパワーに
圧倒されてしまい、ヤマトに熱中した年でした。(いちおう「ハイジ」も
観てた。あれも傑作)
ライダーXの主人公、神敬介役の速水亮氏が昨年の映画「仮面ライダー大戦」
に出ていて、なかなかいい役だったので好印象でした。



440 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/04(火) 10:24:59.71 ID:kosorJc6.net]
おもなできごと

1970 ・エノケン死去 ・よど号ハイジャック事件 ・ビートルズ解散

1971 ・横綱大鵬引退 ・テレビマガジン創刊 ・大映倒産

1972 ・あさま山荘事件 ・沖縄返還 ・シャボン玉ホリデー放送終了

1973 ・コナミ設立 ・山口百恵デビュ ・金大中事件

1974 ・軍艦島炭鉱閉鎖 ・小野田少尉帰還 ・長嶋茂雄引退
     ・ドリフ荒井注脱退、志村けん加入 ・セブン-イレブン1号店出店

441 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/04(火) 10:59:10.11 ID:0IATYUqN.net]
昭和49年末の東宝の正月映画は山口百恵初主演作「伊豆の踊子」と
小松左京原作「エスパイ」の2本立てだった。
「伊豆の踊子」主演は三浦友和と山口百恵。
「エスパイ」主演は前年の「日本沈没」に続いて藤岡弘、
TV版「日本沈没」のヒロインを演じた由美かおる、草刈正雄、若山富三郎など。
どちらの映画も山口百恵と由美かおるのヌードシーンが共に話題になった。

442 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/08/04(火) 14:10:38.13 ID:mVmIQPw9.net]
当時、野坂昭如氏が山口百恵ファンを公言していて、
あんまり好きなものだから、何の関係もない看板のなかの「百」の文字とか
目に入った瞬間、胸が高鳴ったと当時おっしゃっていた。

その記事を読んで、自分にも思い当たる事があった。
1970年代にテレビでちょっと前の「怪獣映画」が出し抜けに放送されることがあり、
テレビガイド系の情報がまだなかったので、新聞のテレビ欄を毎日目を皿のように
してみていたのが、ある時「対ゴメス戦」というのを目にして、「どきり」として、
それはそれは胸が高鳴ったが、それは単なるボクシング中継の番組紹介だった、、、

いやこういうことは笑いばなしではなく、自分にとっては当時、まじめな問題だった。

443 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/04(火) 23:25:51.37 ID:YSg+Ll9p.net]
>>440
 71年・大映倒産=ガメラ対ジグラが昭和ガメラ最後の雄姿でした。
 72年・シャボン玉ホリデー放送終了=ピーナッツは番組中でモスラの歌を
    歌ったことはあったのでしょうか。
 73年・山口百恵デビュー:森昌子、桜田淳子との中3トリオでしたね。個人
    的に最も熱いものを感じたアイドルでした。最初の初々しい頃が好き
    でした。
 74年・軍艦島炭鉱閉鎖=最近何かと話題になっていますね。一度見てみたい
    ものです。
   ・長嶋茂雄引退=映画化され東宝チャンピオンまつりで「モスラ」と同時
    上映でした。個人的には巨人嫌いだったのであまり思い入れはありません。
   ・ドリフ荒井注脱退=個人的には荒井注は好きだったので残念でした。
    その後、天知茂の「江戸川乱歩シリーズ」に警部役で出てました。

444 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/05(水) 00:10:24.33 ID:mQIKf587.net]
>>441
 そ、その映画は観てませんデッス。じゃんねん。百恵さんはファンだった
のだけど、出演映画は全く観てないですねえ。なんでだろう。ヌードシーン
なんてありましたっけ? 当時話題になってて本人の歌う主題歌は聴きました。
昌子、淳子と3人トリオで出演した映画もありましたね。「エスパイ」はTV
でも観たことがない作品です。面白いのでしょうか。
>>442
 当時、百恵さんのファンは多かったですね。「ひと夏の経験」の大ヒットで
一躍有名に。国民的アイドルになりました。フジカラーのイベントで会ったの
は昭和49年の夏休みです。実物もTVと全く同じで可愛かったです。
 あの頃はビデオなどない時代でしたから特撮・怪獣映画のTV放送は貴重
なものでした。年末の夕方頃、特撮作品をよく放送してました。ガメラ作品や
海底軍艦などを観た記憶があります。

445 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/05(水) 10:48:34.31 ID:CvjqHnar.net]
>>444
百恵ちゃんのヌードシーンって、「その火を飛び越えてこい」のとこですね
https://www.youtube.com/watch?v=M1hR9E3g96E

潮騒はスカパーで5作品全部見たけど、1.2作目は良かった
作を追うごとに音楽の使い方や構図がダサくなり、テレビの影響なのかなぁと思った
3作目のダサさは別格なので、一見の価値あり

446 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/08/05(水) 19:10:31.24 ID:yHPFraDq.net]
>>445
3作目とは森谷司郎監督のやつ?
それはオレが一番好きな「潮騒」だな、
他のはあまりにもアイドル映画してて、原作のイメージが壊れてる。

山口百恵の全裸ヌード(勿論吹き替え)が出るのは「伊豆の踊り子」

447 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/06(木) 00:23:19.42 ID:OwvsVD0g.net]
ヌードは吹き替えとか山口観客ナメてんのか、舐めるのはチンコだけにしろ!と
少年時代の私は怒り狂ったものだ。

ちなみに学校の映画鑑賞会で見た映画「怪談(1965)」に出てくる岸恵子のおっぱいは衝撃的だったが、
これが吹き替えだったと知ったのはそれから40年以上経ってからだった。

448 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/06(木) 00:50:29.51 ID:bntkoepv.net]
40年楽しめたなら充分だろw

449 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/06(木) 02:41:22.20 ID:W8LJh5n9.net]
>>446
 みなさん百恵ちゃんにはけっこう思い出があるようですね。
「潮騒」の監督は西河克己氏です。百恵ちゃんの映画初出演はホリプロ制作
の「としごろ」でしたが助演クラス。「伊豆の踊子」以降百恵ちゃんの主演
映画13作のうち12作は三浦との共演ですねえ。小生は劇場では一度も観たこ
とがなかったです。百恵ちゃんファンでしたが、初期の目をキラキラ輝かせ
た初々しい雰囲気の頃が好きでした。なのでレコードも「白い約束」以後は
買ってないです。なんかだんだん大人びた妖艶なイメージになっていったの
が個人的には好きじゃなかったのです。それでも、山口百恵という女性は
小生の心に大きく残る人でありました。永遠のヒロインです。



450 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/06(木) 03:58:20.47 ID:LoH5DUj5.net]
↑けっこう早い段階で特撮関係なくなっちゃってるしw

451 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/06(木) 09:22:37.59 ID:WEPMVT6E.net]
いや、『伊豆の踊り子』は吹き替えでは無いよ
肌色の水着をドーランで馴らした、ある意味特殊メイクw

452 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/06(木) 19:11:14.58 ID:W8LJh5n9.net]
>>450
 フフフ、甘いなワトソン君。赤いシリーズで父親役だった宇津井健氏は
元祖特撮ヒーロー、スーパージャイアンツであらせられるぞ。頭が高い、
控えおろう〜〜〜!
ちなみに「宇津井健氏は神経痛」これを逆に読んでも「うついけんしはしん
けいつう」 これは百恵ちゃんも知らなかった秘密だ。

453 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/08/06(木) 20:06:39.25 ID:5MwXm6G7.net]
>>451
いや、それはあなたの妄想だ。
あのシーンはさわやかな10代の吹き替え少女のヌードを使った
編集の絶妙の技と認識していて、いまだに好評価しているのだ。

454 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/06(木) 20:12:44.97 ID:sVm9F3v5.net]
神保美喜はちゃんとおっぱい出したのに百恵ってダメだな

455 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/08/06(木) 20:48:40.74 ID:5MwXm6G7.net]
思い出しました!
「伊豆の踊り子」で吹き替えのヌードシーンの事を
民放テレビのバラエティショー番組で、「ある」大御所の
お笑いタレントが、山口百恵本人に対して、
「あれは吹き替えじゃないの!だめだよ!!」と文句を言っていたが、
そういう苦情は本人に言うのは理不尽で、映画監督か、プロダクションに対して
言わなきゃ、正当じゃない!と当時若かったわたしは憤慨したものだ。

456 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/06(木) 23:06:39.19 ID:W8LJh5n9.net]
百恵ちゃんのヌードの話題で盛り上がっておりますね
個人的には、あの当時は清純派のイメージで通してたから、初主演の映画で
本人自身のヌードを披露するなどということはありえないと思いまするが

457 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/07(金) 13:06:19.60 ID:GuiKMbrL.net]
個人的には昭和49年は百恵ちゃんと宇宙戦艦ヤマトの年でした。
特撮作品はNHK少年ドラマシリーズを観てたぐらいで、それ以外の作品とは
縁がなかったね。

458 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/08/07(金) 17:43:15.85 ID:/eqFOnf1.net]
昭和48年に中学に上がったので、春休み公開の「ゴジラ対メガロ」が劇場で観た最後の怪獣映画になりました。
当時は中学生にもなって怪獣でもなかろう、という風潮だったので、これが最後という意識はありました。
2年前の「帰ってきたウルトラマン」の頃でさえ、親に「まだこんなの観てるのか」みたいに言われましたからね。
でも家では相変わらずロボット刑事、流星人間ゾーン、レッドバロンなどを観てましたけど。

そんな隠れミニチュア特撮ファンが堂々と観れる作品が、昭和48年暮れに公開された「日本沈没」でした。
その年はオイルショックが社会に大きな影響をもたらしましたが、日本沈没も一大ブームでした。
当時本屋のカウンター前に上下巻が平積みされてたのを憶えています。
それが梅雨前後で、10月にはラジオドラマが始まって、年末には映画公開です。
超大作なのに企画から公開までが今では考えられないくらい速いのは、合成などの後処理が少ない作品だったからでしょうね。
江守徹と太地喜和子主演のラジオドラマは翌年の4月までの放送でしたが、最終回を聴いた記憶がありません。
公開後すぐに映画を観たので、そこで聴くのを止めた可能性が高いです。

映画の公開は冬休みに入ってからでしたが、観たのは年内ではなく休み明けの日曜日でした。
館内は満員で、4時間立ち見。
同時上映は酒井和歌子主演の「グァム島珍道中」。
「飛び出せ!青春」の本倉先生が好きだったので嬉しかった。

昭和49年に劇場で観た映画はこの2本だけでした。
高校卒業までは映画はもっぱらテレビの洋画劇場で観ることになります。

459 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/07(金) 19:12:38.84 ID:z453xlTg.net]
百恵ちゃんを特撮と関連させるなら、夫・三浦友和の「さよならジュピター」
だろうと思うが、今はスーパージャイアンツより知名度が低いかもしれないな。



460 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/07(金) 19:21:58.34 ID:5BWq532C.net]
黎明期のCG特撮だったね

461 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/08(土) 05:17:26.35 ID:cGD8aPAe.net]
惑星大戦争の併映と云う手もある

462 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/08(土) 09:07:29.15 ID:dPed35rB.net]
たしかに百恵ちゃんは赤いシリーズや文芸作品映画ばかりで、特撮作品には
縁がなかったね。特撮作品にも似合うと思うので、何かの作品に出てほしかっ
たという思いはある。まあ忙しくって無理だったのだろうけど。
モモエ、マサコ、ジュンコの3人姉妹が変身して世の悪をやっつけるというお
話はいいかも。あ、そんな作品どっかであったような気が・・・

463 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/08(土) 09:25:48.59 ID:dPed35rB.net]
>>458
 「ゴジラ対メガロ」ですか。小生はもうその頃はゴジラ映画は観に行って
いませんでしたね。なんかねー、もうゴジラの着ぐるみが愛嬌のあるリス
みたいな顔になっちゃっちてガッカリした記憶があります。
「日本沈没」にはラジオドラマがあったそうですが、それは全く知らないで
すね。小生が映画を観たのは昭和49年になってからです。まああの作品は
「科学映画」というイメージもあって、怪獣映画だと観ないような大人でも
たくさん観に行きましたからね。やはりあの作品は当時の世紀末的な世相に
上手く乗っかって大ヒットした、時代と共にあった作品であると思います。
長いこと観てないのでもうだいぶ忘れてしまいましたが、深海の海底で起
こっている「乱泥流」の描写は不気味でした。東京大地震の描写もリアルで
したが、日本列島のロング場面で富士山からボワッと丸い煙が吹き出すシー
ンはチャチっくて失笑でしたが。まあそれでも時代受けする作品でありました。

464 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/08(土) 09:49:08.03 ID:FbILnn7O.net]
子供の頃は親がまだ帰って来ていない夕方の再放送くらいしか、
子供番組は見ていなかったなあ

465 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/09(日) 10:59:06.77 ID:lJYa+ESW.net]
冬休みに「日本沈没」見に行って、
春休みに「ゴジラ対メカゴジラ」見に行ったけど、
さすがに特撮好きの自分でも全身から光線出したり、
首がぐるぐる回ってバリア張ったりする子供だましな演出に白けましたね。

466 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/09(日) 11:26:13.69 ID:O/aUiQar.net]
再放送番組は放送が朝と夕方に集中してましたね。
さて、時は流れ昭和50年(1975年)がやってきた。40年代さようなら、50年代
いらっしゃい。
まず特撮映画では「メカゴジラの逆襲」「新幹線大爆破」「東京湾炎上」など
が公開。新幹線大爆破はあの高倉健さんが爆破犯人役で、悪役という珍しい
設定。でも悪役と言っても悲哀あふれる人柄で、実に健さんらしい演技に泣か
される。この作品は新幹線が爆破されるという設定のため、当時の国鉄からは
全く協力が得られなかったらしい。しかし作品は名作である。海外作品では
「ジョーズ」がヒット。巨大サメが大迫力。

TVでは「正義のシンボル コンドールマン」「秘密戦隊ゴレンジャー」
「仮面ライダーストロンガー」「アクマイザー3」が放送開始。NHK少年
ドラマシリーズでは「赤外音楽」と「なぞの転校生」が放送。なぞ転の方は
かなり有名になった。バラエティでは「ぴったしカン・カン」にコント55号
が出演していたが、コント55号と言えばあの野球拳で有名な「コント55号の
裏番組をぶっとばせ!」(69年〜70年)で一躍有名になった。野球拳のコーナ
ーが有名で進行役のコント55号自身も野球拳に参加していた。じゃんけんで負
けた者が脱衣するというものであったが、人気となりついに裏番組の「天と地
と」の視聴率を抜く。しかし俗悪である、子どもに悪影響などの苦情が相次ぎ
番組は終了した。こういう番組は人気が出ると必ず苦情を入れるやからがいる
ものである。これは特撮作品とて同じことで、常に「暴力番組」「子どもが
マネすると危ない」などの批判が出る。そんなこと言ってたら特撮作品など
みんなそうであり作品自体作れなくなる。最近の特撮作品にはそのやうな批判
はないのだらうか。

467 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/09(日) 11:47:33.57 ID:O/aUiQar.net]
>>465
 「日本沈没」が有名で影が薄いですが「ゴジラ対メカゴジラ」も昭和49年の
公開でした。初の沖縄を舞台とするゴジラ映画で、機械怪獣ガルガンという
のが原案だとか。残虐なシーンも多く円谷英二が決して描かなかった流血シー
ンもある。当時のゴジラシリーズには珍しく子役のキャラクターが全く登場し
ないが、平田昭彦、小泉博、佐原健二、睦五郎、岸田森といった往年のゴジラ
シリーズや特撮作品の常連俳優が多数出演してました。ベルベラ・リーンさん
の歌う「ミヤラビの祈り」は特撮ソングでは有名ですが、カラオケには入って
ないですね。(かわりに「メカゴジラをやっつけろ」が入ってる) 最近出た
「特撮秘宝」という本にベルベラ・リーンさんのインタビューが載ってます。
当時出たレコードをご本人はもらってなかったこと、作曲者の佐藤勝氏とは
会っていないこと、キャンペーンで全国を回ったことなど詳細に語られていま
す。現在では古郷の台湾でテレビドラマのプロデューサーとしてご活躍のよう
です。

468 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/09(日) 18:03:29.86 ID:00B4FGSH.net]
75年の海外特撮映画と言えば「タワーリング・インフェルノ」と「大地震」でしょう。
大地震は残念でしたが、タワーリング〜のほうは前評判を裏切らない出来でした。
グラス・タワーの全体模型は縮尺が1/24だそうで、これはゴジラなんかの1/25と
ほぼ同じです。ただし高さが20m超えてるから砂漠にセットを組んで撮影してます。

アメリカ映画がビルひとつ、客船一隻が災害に遭う話に大金をかけていて、予算が1/10の
邦画が日本全体や地球規模の話をやってるのが面白い。ジョーズなんてサメ一匹ですよ。
普通、逆だろと思いますよね。もっともハリウッド映画は出演者のギャラが桁違いだから
予算の話は割り引いて考えないとフェアではないけど。

469 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/09(日) 22:04:45.33 ID:O/aUiQar.net]
>>468
 「タワーリング・インフェルノ」ですね。劇場では観てないですがTVで
観ました。なかなか面白い作品でした。消防隊のオハラハン隊長をスティー
ブ・マックイーンが熱演していました。火災映画なので観ていてとにかく熱い。
その熱さが画面から感じられます。スペクタクル作品としてもよくできた作品
でした。制作およびアクション監督がかのアーウィン・アレン氏ですので、往
年の特撮作品の雰囲気も感じられます。
まあ外国作品は予算がすごいですが、少ない予算でがんばっていい作品を作って
る日本の特撮映画も、よくがんばっていると言うべきでしょうか。



470 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/10(月) 03:08:44.50 ID:gtdlLYuG.net]
海外特撮映画についてはあまり語ってなかったが、昭和30年代終わり〜昭和
40年代初期にかけて、いわゆるB級特撮作品はよく上映されていた。観に
行った記憶があるのは「原子怪獣と裸女」「吸血原子蜘蛛」「魔法の剣」
など。それらは日本の特撮ものとはまた違った魅力にあふれていた。
TVで観たものには「キングコング」(旧作)「恐竜100万年」「タラン
チュラの襲撃」「光る眼」「原始怪獣ドラゴドン」「怪獣ゴルゴ」「原子
怪獣現わる」「2001年宇宙の旅」「猿の惑星」「決死圏SOS宇宙船」
「ミクロの決死圏」「魔獣大陸」「宇宙水爆戦」「禁断の惑星」などなど
多数。当時は怪獣・SFもの以外にもドラキュラや狼男、フランケンシュ
タインなどの怪奇ものも数多く公開、TV放送されていた。これらは日本の
特撮作品にも多大な影響を与えたと思われる。

471 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/10(月) 13:11:55.52 ID:Fu+UZHT+.net]
「キングコング」の旧作はダイナメーション方式で撮影されていたが、当初
円谷英二氏は「ゴジラ」もこの方式で作ろうとしたらしい。しかしそれでは
予算的にも時間的にも無理であったため、あのような着ぐるみ方式になった。
個人的にはあれで大正解であったと思う。ダイナメーションは動きがアニメ的
で重量感が表せない。着ぐるみの方がリアルな質感や動きが出せる。ゴジラが
ダイナメーションにならなくて本当によかったと思う。

472 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/10(月) 13:17:18.57 ID:Fu+UZHT+.net]
日本の特撮ではあまり使われない手法であるが、生物をそのままセットに
持ち込んで、あるいは合成によって怪獣ふうに撮影する映画もあった。
「タランチュラの襲撃」はその合成が素晴らしく、実にリアルな作品に
なっていた。あれを観たらしばらく蜘蛛が嫌になるほど上手く撮影でけてる。
日本の作品では「キングコング対ゴジラ」の大ダコやマイティジャックの
大ワニなど実施例は少ない。やっぱし生きている生物というのは扱いにくい
ようである。

473 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/08/10(月) 14:53:50.24 ID:63qWRzQR.net]
本物のワニをミニチュアセットにぶち込んで巨大怪獣に見たてた映画は多いけど、
このスレ的にはサンダーバードの一編「大ワニの恐怖」が一番目に上がるのではないでしょうか。
でもうちの母親は作り物だと思ったようで、「目玉がビー玉だ」と宣われた。

474 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/10(月) 17:56:12.84 ID:Fu+UZHT+.net]
>>473
 サンダーバードでは本物のワニが大暴れしてましたね。あれは鳴き声も
迫力あるものになっててなかなか凄かったです。動きもけっこう俊敏だった
し、ワニが出る作品ではいちばんの出来だと思います。あれに比べたらマイ
ティジャックの大ワニは飾り物みたいに動きませんでしたが。
たしか「原潜シービュー号」にも背中にヒレをくっつけた大トカゲが出てた
と記憶します。本物の生物は着ぐるみと違って動きが大変リアルですが、思い
どおりに動いてくれないことが多いようで現場も大変だったようです。ちなみ
にキンゴジの大ダコは外国人には人気だったそうで。

475 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/11(火) 16:03:19.40 ID:7UFt8I0j.net]
今まで劇場で観た作品でいちばんすごいな〜と思った外国映画作品は
「十戒」(じっかい、The Ten Commandments)だ。1956年のアメリカ映画。
旧約聖書の「出エジプト記」を原作として制作されたスペクタクル映画で、
製作・監督はセシル・B・デミルでこれが最後の作品。出演はチャールトン・
ヘストン、ユル・ブリンナー、アン・バクスターなどそうそうたる顔ぶれ。
聖書に書かれている紅海が割れ、その中をモーゼなど出エジプトの民が海の
中を進むシーンがものすごすぎて息をのんだ。あれはとにかくすごい。
上映時間232分の大作。途中で休憩が入る。お話も面白くて見入ってしまう。
現代のどんなCGをもってしてもこの映画には到底かなわないと断言する。
この作品はTVでは観ない方がいい。劇場で観ることをお勧めします。

476 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/11(火) 16:21:18.19 ID:7UFt8I0j.net]
とにかく画面が美しかった外国映画作品は「オズの魔法使」(1939年アメリカ)
カンザスに住む少女ドロシーがオズの魔法の国に旅立ち、案山子やブリキマン、
ライオンたちを仲間に繰り広げる冒険の物語。いや〜、とにかく色彩が美しい。
作品では途中までがモノクロで、オズの魔法の国に着いたところからカラーと
なるのだが、その色の美しいこと。この世のものではないようなきれいな色彩
の映画である。ミュージカルなので歌がいっぱい出てくるが、その歌も覚えや
すくて楽しい。ラストは魔女を倒してふるさとのカンザスへ帰ってゆく。その
時の呪文が「ふるさとがいちばんいい」(There's no place like home.) 最初
のモノクロパートでジュディ・ガーランドが歌う「虹の彼方へ」はおなじみの
傑作主題歌。監督はヴィクター・フレミングで、同年に超有名作品「風と共に
去りぬ」も監督している。この作品は特撮作品としても最高傑作であると思う。
合成や特殊メイクなど最高のできばえである。こんなすごい作品を戦前から作っ
てた国と日本が戦って勝てるわけがない。アメリカのすごさを感じる作品でもある。
この映画も、ぜしとも劇場で観ることをお勧めする。

477 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/11(火) 16:46:49.91 ID:7UFt8I0j.net]
最近の思い出に残る外国SF映画といえば、やはり「スターウォーズ」だ。
その壮大な世界観や善と悪の果てしなき戦いが見どころだが、主人公の服装
が柔道着っぽかったり剣で戦うこと、修行の場面は武士道の雰囲気も感じられ、
日本人には受け入れやすい作品となっていると思う。あの、初めて封切られた
エピソードW(日本での公開は1978年)の冒頭、巨大なスターデストロイヤー
が画面の中を延々と進んで行くのを観た時はうなった。ラストのシュノーケル
カメラを使ったデススター特攻シーンは何度観ても手に汗握る。オビワンとダー
ス・ヴェイダーのライトセイバーの死闘はすごい。
この作品はシリーズ化され、3部作でいったん物語が終わったあと時代をさかの
ぼってヴェイダー誕生までを描いた3部作が後に続いた。個人的にはCGを使って
いない頃の作品の方が好きである。隕石群のミニチュアの中にじゃがいもを一個
だけ混ぜたとかユニークなエピソードも。ジェダイの持つ光線剣・ライトセイバー
はインパクトが圧倒的だ。新作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」が2015年
に公開予定である。

478 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/11(火) 17:30:15.14 ID:7UFt8I0j.net]
どの名作映画にも共通して言えることは、その音楽が素晴らしいこと。曲を
聴いただけで名場面が目に浮かぶ。個人的に好きな映画主題曲は「エデンの東」
「慕情」「007ロシヤより愛をこめて」「卒業、サウンドオブサイレンス」
「小さな恋のメロディ、メロディ・フェア」「栄光への脱出、エキソダス」
「スーパーマン」「野生のエルザ、ボーンフリー」「ゴッドファーザー」
「フラッシュダンス」などであるが、これらの主題歌は英語の歌としてカラオ
ケに収録されているのでお好きな人は歌ってみて下さいませませ。

479 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/08/11(火) 20:00:57.49 ID:YK8Wj77+.net]
スターウオーズは第一作だけだな。あれは出来が好かった。
シリーズ通して熱烈なファンが沢山いるが、あれがよくわからん。
第2作目でがっかりして以来、あとの作品は義理で観てきたが、毎回いまいち。



480 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/08/11(火) 20:17:11.00 ID:YK8Wj77+.net]
「十戒」の特撮はすごいね。
さすがハリウッド、という感じで大好き。
しかし後年、サイレント版の「十戒」をNHKのBSで観たが、
こっちの特撮のほうが芸術的完成度が高いのに驚いた。
じつは円谷英二監督は生前、後の作品の方しか観ておられないのだが、
サイレント版も観ているような批評を大人の事情で当時書かれておられる。
それはそれで別に良いんです。、、、ただ、
円谷監督にサイレント版の特撮のほうもぜひ観てもらってその感想など聞きたかった。

481 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/11(火) 22:53:43.28 ID:TCEHNmNx.net]
なげーよ 笑

482 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/12(水) 01:00:51.63 ID:2zeLm8yM.net]
>>479
まああの作品はシリーズ全てお話が続いていますから、一種の大河ドラマ
的な作品ですね。エピソード4からスタートしたというのが異色でした。
初めて観た時、黒いマスクに黒マントの怪人、こいつはいったい何者なんだ
と思ったものです。エピソード1〜3は言うなればダース・ベイダーがどの
ように誕生したかを詳細に語った物語であり、スターウォーズというのは
結局ダース・ベイダーの物語なのだと言えるでしょう。
個人的にはエピソード4と5はいいかなと。6はちょっとあの森林がイメーヂ
に合わない。1〜3までは全てを4の設定に持って行くために作ったお話という
感じ。CGオンパレードなのがちょっと寂しい。クリストファーリーさんが出て
きて光線剣を振り回した時にはビックリしました。私たちには古き良き時代の
吸血鬼ドュラキュラで有名な人だったので、この人いったい何歳なん?と思っ
てしまいました。
>>480
 「十戒」のサイレント版は小生も観たことがありません。そうですか、特撮
がすごいんですね。それにしても壮大なお話ですごいなと感心します。大映の
「大魔神怒る」で魔神が湖を真っ二つに割るシーンが十戒を彷彿させます。
あれはあれでいいのですが、大魔神の方は水は普通に上から下に流れ落ちて
いますが十戒の方は下から上に巻き上がるように裂けていきます。すごいです。
>>481
 ながくてもいい。たくましく育ってほしい。丸大ハム。(笑)

483 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/12(水) 18:50:17.12 ID:2zeLm8yM.net]
1975年4月29日に起こった大事件であった。好き!すき!!魔女先生の月光
先生役で有名だった菊容子さんが、将来の結婚を前提に交際していた当時
同事務所所属の無名俳優F(23歳、のち自殺未遂後、逮捕)による、菊さん
と他の男性達との仕事上の親密な関係を浮気と勘違いした一方的な嫉妬によ
り、この俳優に自宅に侵入され殺害された。24歳であった。
当時、小生はラジヲでこのニュースを聴いたが、最初は何のことかよく分から
ず「好き!すき!!魔女先生の先生役で有名な・・・」ということを言ってたので
これは何かあったなと思った。思い入れのある番組、女優さんだったのでショッ
クだった。特撮作品の有名女優さんがこんな事件で亡くなったのは初めてか。
かぐや姫先生は思わぬ形で地球を去ってしまったのである・・・

484 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/12(水) 19:11:21.39 ID:2zeLm8yM.net]
昭和56年(1976年)の特撮作品及び世相の回顧。
この年は子門真人さんの「およげ!たいやきくん」が大ヒット。日本で最も
売り上げ枚数の多いシングル盤となった。子門さんは数々のアニメ・特撮
ソングを残して消えて行ってしまった。今はどこで何をしておられるのか。
今からでもいいからぜし復活していただきたいものである。子門さんの歌で
個人的に好きなのは仮面ライダーの「ロンリー仮面ライダー」とファイヤー
マンの「炎のようにもえろ」である。とくに前者はライダーの哀しみ、孤独
を見事に歌い上げた名曲だと思う。
特撮作品では「ザ・カゲスター」「超神ビビューン」「宇宙鉄人キョーダイン」
「忍者キャプター」「円盤戦争バンキッド」「バトルホーク」「プロレスの星
アステカイザー」「恐竜探険隊ボーンフリー」などが放送された。百恵ちゃん
の赤いシリーズは「赤い運命」「赤い衝撃」が放送。この頃は特撮作品はあまり
観てなかったがキョーダインにはアニメ歌手の堀江美都子さんが出演、可愛い
ミニスカート姿が印象的である。有名アニメの「まんが日本昔ばなし」が放映
開始。CMの「み&#12316;んな悩んで大きくなった」(野坂昭如)が流行った。
個人的には受験の1年前で忙しかった。旺文社のラジオ講座を聴いてたな。

485 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/12(水) 19:13:56.26 ID:2zeLm8yM.net]
↑文字お化け 「み〜んな悩んで大きくなった」(野坂昭如)である

486 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/12(水) 23:58:17.75 ID:VnxyhRe5.net]
>>484
一行目。
1976年は昭和51年ですよ。

487 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/13(木) 02:12:34.39 ID:n9FHEECE.net]
そうでしたな。昭和51年でございます。夏ボケですね。昭和は遠くなりにけり。
誰の言葉でしたっけ。この年は新しく建てた自宅で2年目の夏。受験勉強中。

週刊少年ジャンプにて山止たつひこ(現:秋本治)作の漫画「こちら葛飾区
亀有公園前派出所」(こち亀)の連載が開始されてる。35年以上連載が続くロ
ングラン作品となった。すごい。6月にアントニオ猪木対モハメド・アリの異
種格闘技戦が日本武道館で行われている。しかしルールの制限のため猪木は
ほとんどマットに寝た体勢で戦い、観てる方には退屈な試合となった。
この年ピンク・レディーが「ペッパー警部」でレコードデビューしている。
その後の大ブームはすごかった。「徹子の部屋」が放送開始。黒柳徹子さん
がサンダーバードのペネロープの声だと知ったのはだいぶ後のこと。

488 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/13(木) 03:13:59.88 ID:xdCg02Uc.net]
モハメド・アリと言えばキンシャサの奇跡を描いた
ノーマン・メイラーの「ザ・ファイト」が有名ですが、
最初はPLAYBOY日本語版に連載されたのでした。
1975年の創刊号から数年買ってたので読んでるのです。
いけない中学生でした。
ヌードが目当てでしたが内容は大人の雑誌でしたね。
村上龍、池田満寿夫、黒澤明、カーターのインタビューが
記憶にあります。
あと、バルビ・ベントン。

特撮とは関係ないですね。
この時期は特撮とは離れていたのです。

489 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/13(木) 05:09:57.09 ID:n9FHEECE.net]
>>488
 そのプレイボーイは週刊ではなく月刊雑誌の方ですね。アメリカの雑誌
PLAYBOYを集英社が日本語訳および再編集して発行していたもので1975年の
創刊でした。小生は読んだことないですねえ。ヌードは外国人が載ってる
のでしょうか。ヌードと言えば特撮ヒロインにはヌードになってる女優さん
多いですね。桜井浩子さんやひし美ゆり子さん、榊原るみさんらウルトラ
ヒロインを初め、ミラーマンの市地洋子さんは「狼の紋章」(73年)という
特撮映画でヌードに。その他戦隊ものの女優さんとか、数え上げたらきりが
ないぐらい。特撮関係の女優さんはヌードになりたがる傾向にあるのでしょう
か。あ、話がエロい方向に。(笑)
昭和51年は小生も特撮とは離れてましたが、NHK少年ドラマシリーズは観て
ました。この年の有名作品では「明日への追跡」。光瀬龍原作のSFもので、
不思議な転校生がやって来て不気味な事件が起こっていく。ヒロインの斉藤
友子ちゃんが可愛かったです。セーラー服姿は最強です。個人的には水着
よりも制服が好きですね。制服ヒロインはタイム・トラベラーの島田淳子さん
とか地球防衛少女イコちゃんの磯崎亜紀子ちゃんとか多くいますが、胸がとき
めくのはやはり制服少女が多かったですね。



490 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/13(木) 13:18:19.20 ID:8wpWOhv7.net]
https://pbs.twimg.com/media/CKmSuBUVAAAjBCS.jpg:large

491 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/13(木) 17:35:01.60 ID:n9FHEECE.net]
昭和52年(1977年)回顧。
この年はピンク・レディーとキャンディーズの歌がヒット。ブームになった
ね。映画は「八甲田山」が公開。この作品は特撮ではないが、凍りつく雪山
での一大ロケはまさに特撮ともいえるものであった。極限状態での組織と
人間のあり方を問いかけ、短い上映期間にもかかわらず日本映画として配給
収入の新記録(当時)をマーク。高倉健、北大路欣也、三國連太郎主演。
北大路欣也のセリフ「天は我々を見放した!」は当時の流行語になった。
監督は「日本沈没」の森谷司郎、音楽は芥川也寸志。この音楽がまたすんば
らしくよい。重厚な行進曲ふうの曲で場面に応じて実にうまく挿入されてい
る。全編吹雪の雪山なのだが、途中で少しだけ見られる夏の青森の風景が
美しい。とにかくインパクトのある映画であった。
それ以外には「惑星大戦争」「幸福の黄色いハンカチ」「八つ墓村」が公開。
映画賞発表の時、審査員が題名を「コウフクノキイロイハンケチ」と読み上げ
た笑い話が。洋画では「ロッキー」「未知との遭遇」が公開。未知〜は光きら
めく円盤が登場し、宇宙人との壮大な交流物語を作り上げた。宇宙人は敵という
映画が多い中、この作品は宇宙の人はみな仲間であるという温かい思想が宿って
いた。
TV特撮作品では「快傑ズバット」「ジャッカー電撃隊」「ロボット110番」
「大鉄人17」「小さなスーパーマン ガンバロン」「冒険ファミリー ここ
は惑星0番地」「恐竜大戦争アイゼンボーグ」などが放映。小生はどれも観て
いないなあ。あ、夏に映画「宇宙戦艦ヤマト」(松本零士・舛田利雄監督)
が公開されたのだ。わざわざ東京まで観に行ったのに、地元に帰ってきたら
「地元でも上映します」だって。なんじゃそりゃと思ったよ。49年当時は
一部のマニヤックなファンだけが観ていたのが、全国的に有名作品になった。
ラストが変えてあってイスカンダルのスターシアがすでに亡くなってたこと
になっててビックリした。(しかしこの結末は続編には受け継がれていない)

492 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/08/14(金) 03:37:58.64 ID:/g/pPDYJ.net]
昭和特撮見てるとちょいちょい暴走族が出てくるじゃん?
大概洗脳されたり怪獣出現のきっかけになったりしてさ
あいつら決まって「ヒョーヒョー!ヒューヒュー!」みたいな奇声を発してるけど、
当時の暴走族ってああいう風に奇声をあげるのがお決まりスタイルだったの??
俺の知ってる暴走族はパラリラパラリラとかマフラー音とかで騒音を立てるけど、奇声をあげ続けてるイメージは無いからさ。
当時を知ってる人教えて。

493 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/14(金) 05:00:41.20 ID:ScFo5jjy.net]
ヒョーヒョーも、ヒャッハーも、
実際にテンション上がって言うヤツもいたかもしれんがw
基本的にアレはテレビ的な、わかりやすい演出としての声入れだろう。
入れないとマッドマックス1みたいに、無気味さは出るがバカっぽさが出ない。
今は2chでは珍走と呼ばれて、単に音だけやかましい3〜5台程度の小グループだが、
6〜70年代なら、音もうるさいが実際に当時の交通レベルで暴走と言える、
スピード狂も多かったのではないか。
結局は欧米のその手のスタイルを真似して、
さらに雑誌や映画がそれを反骨精神の表現の1つみたいに煽る事で、
さらなる単純なバカが乗せられていただけでもあるが。
日本製バイクが性能と価格で世界を席巻してた時代でもあり、
またまだスクーターが無かったので、カブみたいなビジネスバイク以外のスポーツバイク乗りは、
ほとんどが黒の皮ツナギ着ていたので、一般と族の区別はつけにくかったろう。

494 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/08/14(金) 09:50:44.66 ID:9C+ZitX8.net]
ヒューヒューは、
一般のカップルを不良達がからかう時の定番表現だな

熱いね、お二人さん、
見せつけてくれちゃってよう等が続くw

495 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/14(金) 11:31:58.12 ID:MtUt9rXJ.net]
暴走族ものといえば「湘南爆走族」。神奈川県の湘南海岸を舞台とし2代目
リーダーの江口洋助をはじめとする暴走族・湘南爆走族メンバー5人と地獄
の軍団など他の暴走族などの登場人物やグループを中心に友情や恋愛などを
描いた漫画で、アニメや実写映画にもなった。昨年、能年玲奈さん主演映画
で話題になった「ホットロード」も暴走族を扱った作品。外国作品ではピー
ター・フォンダの「イージー・ライダー」が有名。
特撮作品に出てくる暴走族は頭の悪そうなヤツばかりで、たいがいは怪人に
抹殺されたり悪の組織に引こずり込まれて人体実験の道具にされたり、悲惨
な目に遭うのが多いかな。

496 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/14(金) 22:06:55.87 ID:7YlvcZv7.net]
昭和40〜50年代だと暴走族というよりカミナリ族という表現が一般的だったな。
カップルというよりアベックという言い方もあったね。
当時のナウなヤングも今はもう中高年か。

そういや最近復活したぺヤングやきそばのぺヤングもペアヤングを短縮したものだそうだ。
ちなみにぺヤングやきそばは、1973年から発売されてる。

497 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/15(土) 00:01:07.44 ID:/01stec1.net]
暴走族ものとはちょっと違うが特撮作品のヂャンルに入ってる作品が1972年
10月より放映された「ワイルド7」。第1話で飛葉の兄(峰岸徹)が殉職、
その復讐を果たした弟の大陸(小野進也)が後任となる。その後、第13話で
両国(小池雄介)が死亡、第14話からテレビドラマ版オリジナルの新メンバー
モヒカン(ジョージ津川)が加入した。
本作は当初アニメーションでの映像化が検討されていたが企画者の熱意により
低予算にもかかわらず実写映像化を実現した。そして当時の視聴率も20%台を稼
ぐほどの人気を博したが予算超過のために放送は2クールで終わっている。
小生は当時観ていたが、特撮というよりはオートバイメカを駆使したアクション
ものという感じだった。望月三起也の原作は読んでいたが、実写になるとキャラ
クターがイメーヂと違うなあという感じはした。しかしこのような特撮作品は
他になく、異色の特撮ものという感じである。主題歌の「そうさ、この世の
どぶさらい」という歌詞が印象深い。

498 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/15(土) 11:05:36.05 ID:/01stec1.net]
本日は終戦70年の日。
ということで戦争映画を挙げてみます。戦争映画は特撮映画でもあり、特撮
の力で当時の戦争の様子が現代に伝えられています。制作が昭和ということ
にはこだわらないことにしましょう。
「永遠の0」「大空のサムライ」「男たちの大和/YAMATO」「ガラスのうさぎ」
「きけ、わだつみの声 Last Friends」「黒い雨」「零戦燃ゆ」「戦場のメリー
クリスマス」「戦争と人間」「太平洋の翼」「青島要塞爆撃命令」「トラ・
トラ・トラ!」「日本海大海戦」「拝啓天皇陛下様」「ひめゆりの塔」「ビルマ
の竪琴」「連合艦隊」「連合艦隊司令長官 山本五十六」「私は貝になりたい」
「日本のいちばん長い日」「俺は、君のためにこそ死ににいく」「ローレライ」
「硫黄島からの手紙」など多数。戦争映画が当時の世相を伝え、平和への貢献
がなされることを祈りましょう。

499 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/15(土) 11:30:21.42 ID:M1MHADdU.net]
昭和52年(1977)頃は日本の特撮は全般的に低調で、
そのころよく見てたのは日テレ系でやってた
「地上最強の美女 バイオニックジェミー」ですね。
貧乳だけど金髪長身のリンジー・ワグナーさんがきれいでした。
メカゴジラに出てた田島令子さんのアフレコもジェミーのキャラにあってました。

5,6年ほど前にスカパーでリメイク版を放送してたけど、
ボーン・アイデンティティーみたいなリアルなアクションものになってて
ジェイミー役の女優さんもブルネットで地味な衣装でした。
ジェイミーがバイオニックの力を発揮するのは
もっぱら鍵のかかった部屋に侵入するとき、
怪力でわけもなくドアノブを回してシリンダーを破壊するシーンでした。
あまり面白くなかったので2回ほどしか見ませんでしたが......



500 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/08/15(土) 16:19:45.17 ID:rIM1SaeE.net]
ワイルド7はバイクがSUZUKIなのがなあ…
スポンサーの関係で各自それぞれのバイクを再現できないなら、せめてHONDAと提携すれば良かったのにw






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