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戦隊シリーズ総合カップルスレ 6



1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/08/21(火) 18:42:23 ID:IlThlvYe]
こちらは戦隊シリーズの総合カップルスレです。
現在放映中の『獣拳戦隊ゲキレンジャー』、前年度放映の『轟轟戦隊ボウケンジャー』等々、
戦隊作品のカップルについて マターリと語って行きましょう。
煽り・荒らしはスルー推奨。他カプ批判もNG。みんなを幸せにする修行をしましょう。


【ネタバレについて】
特撮板本スレに準じ、放映日当日・映画公開終了までのネタバレは控えてください。
もしスレ住人からの要望により、映画等のネタバレを投下する場合、
投下前にネタバレであることを明記し、NGワード用タイトルをつけること。
バレを見たくない人はあぼん推奨。


前スレ
戦隊シリーズ総合カップルスレ 5
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1176541347/

過去スレ
戦隊シリーズ総合カップルスレ 4(dat落ち)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1161010229/
戦隊シリーズ総合カップルスレ 3(dat落ち)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1142719752/
戦隊シリーズ総合カップルスレ 2 (dat落ち)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114938210/
戦隊シリーズ総合カップルスレ (dat落ち)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1105953664/
【S.P.D】デカレンジャー総合カップルスレ【S.E.X】(dat落ち)
ttp://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1080011602/

2chエロパロ板SS保管庫
ttp://sslibrary.arings2.com/

戦隊シリーズ総合カップルスレ保管庫

戦隊シリーズ総合保管庫
ttp://sentaieroparo.blog100.fc2.com/


地球署の図書館
ttp://tfb.fc2web.com/index.html
保管庫の避難所
PC版 ttp://spdlib2.h.fc2.com/index.htm
携帯版 ttp://spdlib2.h.fc2.com/i/index.htm

201 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/20(土) 03:29:14 ID:fo3j2ncF]
間違えました。『サクラ色』でした。失礼しました。

202 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/20(土) 05:30:07 ID:vL+b9oZg]
↑で過去戦隊頑張ってる方がそうだと思ってた…

203 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/21(日) 20:29:38 ID:3sMROeKX]
ラゲク様は相変わらずえろいな!ケンへの絡みが素敵だよ!

204 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/22(月) 00:53:08 ID:C9N5/Nme]
>>187です。
勢いで自作したゴウ×ミキです。
メロドラマ・ちょっと女々しいゴウ兄さん・不倫モノが嫌いな方はスルーお願いします。
携帯からですので、読みにくいトコあったらゴメンなさいっ!!

205 名前:ゴウ×ミキ mailto:sage [2007/10/22(月) 00:55:51 ID:C9N5/Nme]
「ミキ…まだ残ってたのか?」
「ゴウ?どうしたの、こんな時間に…」
「いや……ちょっと汗をかきたくてな。ロボタフにでも相手してもらおうと思ったんだが…」
もう夜の9時を回っている。
誰もいないと思っていたスクラッチ社にミキがいたことにゴウは驚いていた。
それでなくてもミキは家庭がある身だ。
夜はなにかと早く帰宅していたように思ったが…
ゴウの訝しげな視線にミキがクスリと笑う。
「今日はナツメがいないのよ。林間学校でね」
開いていたノートパソコンの蓋をしめ、ミキは椅子の上で背伸びをした。
「んー…っ、私はこれで終わりっ!……ねぇ、汗を流したいんたら、あたしが相手になるわよ?ゴウ」
「ミキがぁ?」
ゴウが思わずあげた素っ頓狂な声に、ミキは口を尖らせる。
「…なによ!?忘れてるようですから言っておきますけど、最初の頃はあたしの方が強かったんですからね」
ミキの反撃にゴウは苦笑しながら謝った。
「はは…そうだったよな。でも、力の差っていうか気迫の差のような気もしたな…なんてったってあの頃は現役の」
「あーっうるさいうるさいっ!馬鹿な事ばっかり言ってると帰るわよ!?」
プイっと椅子を回転させてそっぽを向いてしまったミキの肩に、ゴウがそっと手をかけた。
「怒るなよ、まいったな。」
両肩に置かれたゴウの手は優しく…ミキの体を撫でる様に動き、彼女の胸の前で組みあわされる。
ふと気が付けば…ゴウの顔はミキの耳元迫り、熱い吐息が横顔に微かに感じられた。
「ミキが相手になってくれるんなら…組み手じゃなくて、違う事で汗をかきたい…」
「…ゴウ!?」
自分を抱き締める男の腕に力が込められ、痛いほどだ…その痛みにミキはたじろいだ。
「………離してちょうだい…」
「…なんでだよ?」
ゴウの体が縋り付く様にミキに押しあてられる。
「俺は…俺の気持ちはあの時のままだ。当たり前だよな…時間が止まってたんだから……お前を好きだったあの時のままなんだよっ」
自業自得だけどな…と自嘲気味にゴウが笑う。
「ゴウ…」
「お互いの気持ちを確かめあって…間違いなく、幸せの絶頂だったぜ。だけど…目が覚めたら……お前は知らない誰かのものになってた」
「…………」
男にかける言葉が見つからない……ゴウが今感じているモヤモヤは、ミキも感じていたものだったから。
だからこそ、自分が愛していた…愛している男が何を言いだすのかはわかっていた。


206 名前:ゴウ×ミキ mailto:sage [2007/10/22(月) 00:58:41 ID:C9N5/Nme]
「ミキの今の幸せを壊そうなんて思わない。だけど、俺と二人きりの時だけは…あの頃のミキに戻って欲しいんだっ…ミキ…ミキ」
返事を聞く事もなく、ゴウの唇はミキのそれをふさいだ。
「ん…ふ…」
侵入してくる熱い舌を始めは怖ず怖ずと…その内、ミキの方からも積極的に絡めていく。
クチュリ…粘ついた音が暫らくの間ひびいて……やっと唇が離れた時、ミキは力なく呟いた。
「きっと……こうなるんじゃないかと思っていたわ」
「ミキ…すまない」
うっすらと涙の浮かんだ目尻にそっと舌を這わせる。
「いいの、ゴウ。私もあなたを」
「ミキ」
ゴウはミキの言葉を優しく制した。
「言わなくていい…」
男の言葉にミキは目蓋を閉じる。
再びゴウの口付けを受けながら……昔と…いや、それ以上の熱く激しい炎に身を焦がされるのを確かに感じていた。


「きゃ…っ」
スーツのパンツを下着ごと一気に引き下ろされ、ミキは小さく悲鳴を上げた。
「もう…あいかわらずムードが無い男ね…っ」
「悪かったな、がっついてて」
ミキが自分の足元にうずくまるゴウの頭をペシリと叩いて抗議する。
それを無視して、ゴウは顕になった柔らかな陰毛の中に舌を差し入れた。
少し長めのそれを舌先で掻き分け、その下に息づく濡れた秘部がよく見える様に唾液で脇に貼りつけた。
「あ…ふ…」
ゴウの舌はまだ熱いソコには直接触れていない。
それでも、ゴウの獣じみた荒い…興奮しきった荒い息が焦らすように秘部を撫でる感触だけで、ミキの奥深くからトロリとした淫液が溢れてくる。
「狼だったからかな?鼻が利くようになってな…ミキのココはすげぇイヤラシイ匂いがする……こうして」
「あうっ!?」
「掻き混ぜてやると…もっと匂いが濃くなっていく…」
「あっ…あっ、あぁっあぁ…!」
ゴウの先端を尖らせた舌が、赤黒い花びらをこじ開け狭い肉の狭間に沈んでいく……
ゴウの髪の間に指を差し入れながら、もっと侵入を深くするためにミキの股は無意識の内に大きく開かれる。


207 名前:ゴウ×ミキ mailto:sage [2007/10/22(月) 01:01:18 ID:C9N5/Nme]
「ゴウ…ッ、あぁあっ!!あん…そこ…ダメなの…ああっ!!」
コンコンと溢れでてくる愛液を音をたてて啜れば、ミキは椅子の背もたれが壊れそうな程にのけぞって嬌声をあげる。
「はぁ…嫌…っ、汚いわ…あはぁっ!!」
プックリ膨らんだ肉芽を歯で刺激してやると、一際激しく体を跳ねさせ…しばらくブルブルと痙攣したかと思うと、やがてぐったり体を弛緩させた。
「……なんだ、もうイッタのか?」
反応の良すぎる体…それは昔からだが、明らかに自分以外の誰かがミキの体に女の喜びを教え込んで開発している……それを感じ取ったゴウの腹の中に荒々しい嵐が生まれる。
「…………ゴウ…?あっ…!?」
まだ力の入らないミキの体をデスクの上に押しつけ、膨張しきった欲望を乱暴に突き入れた。
「あっ…ぐぅ…っ…ああぁああっ!ひっ…待って、ゴウ…痛…ああ…んっ!!」
ゴウの無茶苦茶な揺さぶりに、ミキは痛みを訴える。
だけれど、欲望を受け入れた肉壺は嬉々としてゴウの締め上げた。
…その反応にもゴウの嫉妬心は煽られる。
「くっ…ミキのが吸い付いてくるぜ。すぐに出ちまいそうだ…気持ちいいのか?中…熱い…」
「ああぁ…ダメェ…そんなに動かされたら…はぁんっ…壊れちゃうっ!!」
絡み付く肉壁を男根で殴り付ける様に腰を叩きつけた。
ガクガクと震える太ももをつたって、愛液が滴り落ちて床を汚し…もはやミキは上体を支える事ができず、デスクに突っ伏してただ快楽のままに喘ぐだけだ。
「あぐっ…あっ…ああ・あーっ!!」
上半身は今だにきっちりスーツが身に付けられていて、下半身だけが淫らにトロけている事がミキの羞恥心を煽り、倒錯的な快感にさらに鳴いた。
「う…っああっ」
急に感じた小さな異物感。
「…ミキ…、この穴は使った事があるか?」
「んぎっ…ひっ…な・ないわ…お尻の穴なんてっ…やっ、指を抜いて…!!」
ぐりっ…と、ミキのアナルに潜り込ませた指を回転させる。
「結構いけそうだな…ここに指を入れたら、前の穴もビクビク締め付けてきやがった…」
「いっ…」
「そのうち、ここの初めては俺がもらうぞ…ミキの初めては、全部俺が奪ってやるからな」
「うん…いいわ…っ、いいっ…いい…っ!!ああぁっっ…また…いくっ…いくっ…ゴゥ…ああぁあっ!!」
ミキの絶叫とシンクロして、ゴウも獣のような唸り声を発してミキの中に欲望を吐き出した…
久しぶりの射精の所為で大量のに放出されたそれを、ミキの膣は貪欲に一滴残らず飲み干すかの如く怪しく蠢いてはまだ内部に突き刺したままのゴウを呻かせたのだった。


ミキを家の前まで送って行った帰り道、ゴウは一歩一歩足を進めるたびに先程までの時間が現実味を失っていくのを感じていた。
乾いた自分の足音を聞きながら…明日会えるはずのミキの笑顔を思う。
早く明日になればいい…ミキが自分以外の誰かと過ごす時間が早く終わればいい……願うだけなら罪じゃないよな?
自分を嘲笑う男の背中を、うっすらと月が照らしだしていた。

208 名前:ゴウ×ミキ mailto:sage [2007/10/22(月) 01:06:45 ID:C9N5/Nme]
以上です。
ミキの旦那は一応いることにしました。
いや、多分いるんだろうけど……このカプ好きには本当に旦那の存在がネックです。

209 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/22(月) 01:14:30 ID:ZsCVHT1A]
>188
実はなつめの父が523だと思ってる。
523とみきって同期じゃなかったっけ?
んで、ラブラブ→523失踪→妊娠発覚→シングルマザーで子育て
と妄想していた。
第一話や赤ちゃんになった回で?と思ってたんだけど、
「彼氏(子供の父)の弟」への態度とおもえば納得。

なつめの父のことは拳聖しか知らなくて、「なんで優しくしてくれるんだろう」と
憧れたりするレツ(兄と好みが一緒w)とか、
未だにみきは523に本当の事言ってないから、523は
「相手は誰なんだまいったぜ」と思いつつ聞き出せなくてモヤモヤとか、
なつめを523が助けたときにいろいろ考えちゃうみきとか、
いろいろ面白そうなんだけど、本編でまったく触れてないからなあ。

レツ→みき、転じてレツ→ランとかもいいなあ・・・。







210 名前:209 mailto:sage [2007/10/22(月) 01:19:24 ID:ZsCVHT1A]
>208
リロらずカキコしたらモエモエが!
GJ!今日は興奮してネレネ━━━(゚Д゚;)━━━!!!

211 名前:188 mailto:sage [2007/10/22(月) 06:17:20 ID:dHzSrOQV]
>>189そうでした、自分の勘違いっす…
>>205おお勘違いしてる間にktkr!!!!!萌え転がった回転止まらねえGJ!!
>>209そんなわけで自分も209氏説に賛成したい。いつか523父親説でやってみたいです。
本編で他人が出てきたら目も当てられないですが。
静岡なので昨日見た時代劇編、奥方がミキそっくりで動揺気味の523に萌えた。

212 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/22(月) 06:29:52 ID:dHzSrOQV]
安価ミスった189でなく>>198でした、すみません。

213 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/22(月) 09:32:24 ID:R4wes/qq]
>>187氏、GJ!
今一番読みたいと思ってたカプだよ、ありがとう!!

なつめの父親については自分も209氏説に賛成したい。
つかなつめが狼状態の523を怖がらなかったのがその伏線だと思ってる。

214 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/22(月) 15:58:42 ID:bkEQVs1D]
523が消えたのが15年前ぐらいじゃなかったっけ・・・?
ナツメは何歳?

215 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/22(月) 22:10:26 ID:RsNjY6Qy]
東映公式で確認
なつめは
>>美希の娘で、ダンスが大好きな小学6年生。
ゴウは
>>禁断のゲキワザ「獣獣全身変」を使ったため、十数年間、狼男として理性を失い彷徨っていた
一応計算あうな。問題は十数年間が正確にどれぐらいか、ですね

216 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/22(月) 23:50:47 ID:0iTi718d]
理央って何歳なんだよw

やっぱ523はミキが番張ってた頃のことも知ってるんだろうかw


217 名前:名無しさん@ピンキー [2007/10/23(火) 04:14:38 ID:SxzoSotF]
>>216
523が現役バリバリのミキを激獣拳にスカウトに来たとかいいね!
しかし更生したあとミキが入ってきて、後で知って仰天とかいうのもイイ。

最近このスレでもゲキレンが盛り上がってきて嬉しい。過去戦隊もいろいろ
混じって、まさにシリーズ総合スレ。

218 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/23(火) 05:21:56 ID:3IWeoaK5]
今週のビーストアーツアカデミーでのミキ大の字じたばたに不覚にも萌えた。
何故俺があんな年増に萌えなくてはならないんだ………

おやなんすかそのドラムスティックうわ近いちk

219 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/23(火) 08:18:03 ID:vHX/Omza]
そもそも理央ミキ523は同時期に修行してたんだっけ?
イマイチ時系列と理央過去がわからんが、
幼少でぬこに拾われ修行する理央と後から入った二人でトライアングルとか
今のカクシターズみたいな時期があり、バラバラになってそして対決!って
萌えるが何だその昼メロ展開。
ってことは、なつめの父が理央って可能性もあるのかだから臨獣殿に逃げたのかw




220 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/23(火) 18:02:25 ID:1El8zR8t]
ゲキの男衆が女性を抱きしめる時、どんなリアクションするかの妄想が沸いて出てきたので置いていく。

ジャン:背中からわーい、と飛びつく。もしくは肩上から腕回してむぎゅーっと。無邪気な子供っぽい感じ。
レツ:二の腕あたりを掴んで引き寄せて、向かい合ってしっかり抱擁。
ゴウ:腰に手を回して引き寄せ、背後から密着。胸の下で手を組んで、耳元に囁くのが似合いそう。
ケン:…この人、めっちゃ笑顔でさっさとお姫様だっこで連れて行く姿しか浮かびません。

221 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/23(火) 21:26:42 ID:KPzzab3m]
>>220
お前っ!
俺の頭んなか勝手に覗くんじゃねーよ!

222 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/23(火) 21:35:52 ID:rGF0Z76Z]
>>220
萌えた
出きれば、理央もお願いします。

223 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/24(水) 00:30:30 ID:Iqi6b6eG]
>>220
GJ!!
ロンもひとつお願いしたい。

224 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/24(水) 06:05:14 ID:Q2sfP8oo]
>>220
萌えたGJ!

225 名前:220じゃないけど mailto:sage [2007/10/24(水) 09:20:57 ID:1y6jv/D1]
リオが女性を抱きしめるなんてことをするのは
自分が弱ってるときじゃないかと思った。
だから、そばに寄って来た女(メレぐらいだろうけど)を
そっと抱き寄せてしまうようなシーンを妄想。

ロンは後ろから、すーっと近寄って
耳元に顔を寄せながらするっと抱きすくめる、という感じかと。

226 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/24(水) 11:55:49 ID:yoHJE5hp]
舌舐めずりもお忘れなく

>>219
理央は拾われっ子だったのか……大映ドラマ展開、参ったぜ
ところで彼が若く見えるのは内功の賜物かと

227 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/24(水) 15:23:01 ID:mbx8uT8H]
すいません流れ読まずに豚切り
デカ緑→桃です。エロあんまりない。
46話後〜デカマジぐらいまでの間の話ってことで。
初心者なんで投下に不慣れあったらスマソです。

228 名前:刑事緑→桃「その先の彼女」 mailto:sage [2007/10/24(水) 15:26:50 ID:mbx8uT8H]
その想いに名前をつけるとしたら、たぶん、そう、それ。

いつも前を駆け抜けていく彼女のけたたましさと、
助手席で鼻歌に楽しそうな横顔と、デカルームの机で覗き込む鏡の化粧の顔と。
後ろを通りかかれば、ふっとわかる甘い香り。
彼女らしい、少し子供じみた、でも確実に女性である、香り。
そういうものといつも一緒にあれば、オレはそれだけでよかった。
よかったんだ、ずっと。

独り占めするつもりなんかなかった。それはオレにはふさわしくない気がしていたから。
そしていつか、彼女はオレをすり抜けていく。それは80%の確率の「予定」だったと思う。
自分のなかでは最初からほぼ決まっていたことだった。
抵抗するつもりも資格もない。卑下でもなければ諦めでもない。
それはもう、その想いはもう、そこにあるだけで満足だったのだ。


229 名前:刑事緑→桃「その先の彼女」2 mailto:sage [2007/10/24(水) 15:30:07 ID:mbx8uT8H]
しかしあの時、オレは動いていた。
自分がそれを失いそうになったからではない。
失うことは覚悟できていたはずだった。
ただ、知らないうちに、まるで使い捨ての電池みたいに、すべてを吸い取られ、
そのまま彼女自身が、不幸なまま存在自体をその存在そのものを地上から失くすことが耐えられなかった。許せなかった。
いや、それだけじゃ足りない。
言葉の全てを遣っても足りないくらい説明しきれない思いで、
それは否定しなくてはならないことだった。
彼女は仲間なのだ。同僚なのだ。後輩なのだ。
オレたちはチームで、彼女はいつも一緒のコンビなのだ。

そして、相手、でもある。

片想い、の。恋の。





230 名前:刑事緑→桃「その先の彼女」3 mailto:sage [2007/10/24(水) 15:32:34 ID:mbx8uT8H]
彼女を傷つけることはわかっていてあの男を消すことにした。
決して代わりになろうなんて思ったことはなかった。
だって、たとえ不幸な結末を迎えさせないためとはいえ
彼女を傷つけてしまうことにした張本人は、オレ。
まず第一、彼女に顔向け出来るわけもない。

急いてしまうままに、スワットモードで男に立ち向かった。
罪悪感と怒りとその両方を感じるきまり悪さとで、
早くD-バズーカをぶっ放したかった。

横をすり抜けていく、同じ装備の彼女を見たときは、
信じられなかった。

いや、言葉は軽い。あの時の気持ちは説明できない。



231 名前:刑事緑→桃「その先の彼女」4 mailto:sage [2007/10/24(水) 15:36:26 ID:mbx8uT8H]
あの男と将来の幸せを夢見ていた彼女を、
数時間前まで嬉しそうに、ずっとあの男のことを語っていた彼女を、デリートのために対峙させたのだ。
エリートで、少ししか会えないけれどすべてをかなえる優しい、
愛しい男。
彼女にとっての理想だった男を、
彼女は自分自身で決別するだけでなく、デリートまでした。

いくら詐欺師とはいえ、直前まで信用し、愛し、
未来を賭けるつもりでいた男のことを、
彼女は自身で消してしまった。


232 名前:刑事緑→桃「その先の彼女」5 mailto:sage [2007/10/24(水) 15:39:17 ID:mbx8uT8H]
それをさせてしまったオレには、
少なくともきっかけを作ってしまったオレには、
ただ申し訳ないという、それしかなかった。
あの男は詐欺師で、アリエナイザーで、
放っておけば彼女は命を落としていた。だから、オレは動いたのだ。
あの男のことを調べるまでは理性だったが、
そこから先は本能と条件反射だった。どうしようもないことだった。

たとえばあの男に連れ去られて、この先どこで一緒に生きていてもいい。
どうせろくでもないからそのうち彼女自身が男を許せなくなる。
あるいはそれに気がつかなくて、たとえば彼女も堕ちていく。
認められはしないことだが、まだそれでもいい。
オレは堂々と宇宙警察官として彼女を救える。
職務の中で彼女を救い、救うことで想いを過去か現在かにしてしまう。

だが。


233 名前:刑事緑→桃「その先の彼女」6 mailto:sage [2007/10/24(水) 15:40:43 ID:mbx8uT8H]
命を落としてしまうことだけは、絶対にさせてはならなかった。

その中で彼女を泣かせた。泣かせた以上のことをした。

これ以上重いことは、きっとこの先の人生でもあり得ないだろう。
彼女にも、そしてオレにも、だ。



234 名前:7刑事緑→桃「その先の彼女」7 mailto:sage [2007/10/24(水) 15:44:26 ID:mbx8uT8H]
白い肩先をシーツで隠して、彼女は向うを向いている。
電気は全部消して、と、無理に笑ったのがわかった。
それでも窓からの差し込みで、それが彼女だとわかる程度には明るい。
ベッドの上で、彼女は眼を閉じている。
すべての神経がこちらに集中しているのがわかる。

いつものポニーテールの髪は、さっき解かれて、
鈍い反射で艶やかに波打っていた。


235 名前:刑事緑→桃「その先の彼女」8 mailto:sage [2007/10/24(水) 15:46:54 ID:mbx8uT8H]
どちらにとっても見たことがなかった、遠くて近かった姿で、
オレたちは今並んでいた。
思い出すことが多すぎて、途方に暮れたように
静かになったオレを、彼女はずっと待っている。

代わりになるつもりはなかった。今も、それはない。
なるならば新しい何かに。
彼女にとっての新しい何かに。
すべてに。

オレにとって彼女がまた新しい、愛しいすべてになるように。



236 名前:刑事緑→桃「その先の彼女」9 mailto:sage [2007/10/24(水) 15:47:55 ID:mbx8uT8H]
ひと刷毛片手で頭を撫でて、そのまま彼女をこちらに向かせた。

一瞬目が合って、そこから先はもう、何もかも見なくなった。



237 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/24(水) 16:18:15 ID:mbx8uT8H]
刑事緑桃、以上です。寸止めでスイマセン…
お目汚し失礼しました。

238 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/24(水) 19:04:39 ID:VvDAGPDu]
職人さんGJ!続きも激しく気になる

239 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/24(水) 20:11:19 ID:o3aG7Ias]
>>227-237
投下ありがとう! 大好きだ刑事緑桃〜。
切ないなぁ、センちゃん。



240 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/25(木) 01:25:29 ID:Jv80ObVH]
>>219
正直その発想は無かった(なつめ父が理央)

幸せな恋人同士の523と美希、しかし美希に秘めた思いを抱いていた理央。
ある日ついにその限界が来て無理やり美希を強姦して逃亡。
523も行方不明となり、途方にくれる美希に訪れた思わぬ妊娠。
お腹の子の父親は、誰…?

ってそれなんて昼ドラww

241 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/25(木) 15:19:18 ID:DP/sbpXU]
で、ミキだけがオヴァさんになって
ヤリ逃げ男二人は若いまま

それなんてホラー映画

242 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 00:35:05 ID:L19fsiMP]
デカ緑×桃GJ!!
個人的にはデカ赤×黄も激しく読みたいっす!

243 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 03:41:20 ID:JdKuKmHZ]
自分も流れぶっちぎって済みません。
去年の映画ネタで、せっかくプールに行ったのに、さくらが泳ぐに泳げなくした者です。
冒険赤桃落します。6スレ消費予定。
『所有地』から、宇宙に行くまでの間くらいの出来事です。
でもエロ無しな上、甘くも無い。
赤桃嫌いな方は勿論、今回は蒼太が好きな方もスルーお勧めです。


244 名前:所有品1(冒険赤桃) mailto:sage [2007/10/26(金) 03:44:01 ID:JdKuKmHZ]
「あ〜!もう最悪!!」
 せっかくの休みなのに、デートはドタキャンされるは、いきなり雨には降られるは、トドメに部屋のシャワーが壊れて水しか出ないはで、人生最悪の日だよ。
 大体いくら急用が入ったからって、この最上蒼太のデートを断るなんて信じられないよ!!
 ・・・まあ、嘆いてもしょうがない。とにかく今はシャワーをどうにかしよう。

「済みません、チーフ。」
「気にするな。ゆっくり使って良いぞ。」
 チーフも今日休みで良かったよ。持つべきものは気軽に風呂を貸してくれる上司だね。
 でも、「ちょっと片付けるから5分待て。」なんて言ってたけど、そんなに散らかってた感じ
しないな。まあいいや。とにかく今はシャワーを浴びよう。

 あったかいお湯がこんなに気持ち良いなんて思ってもみなかったよ。なんせ、さっき頭から冷水シャワー浴びてきたばっかりだからね。
 さてシャンプーは、っと。
 ・・・これ、日本の女性は美しいとかってヤツじゃないの?・・・ 何で?!
もしかしてチーフ、色々頭皮に効きそうな商品試した果てに、行き着いたのがコレだった
とか?あのCMの豊かな髪に憧れて・・・。
いや、実際ミッションでずぶ濡れになった時なんか、上からチーフを見下ろしちゃいけない
なって思ってたけど、本人も気にしてたのか・・・・・。
 って、何考えてるんだ?!落ち着け。
 そうそう、蒼太!あれだよ、ボトルが赤いから、自分と一緒だな!とか、そんな理由だよ。
 ・・・多分。
 まあ、いいや。えっと、ボディーソープは・・・。また、肌がツルツルになりそうなモノを。
フローラルの香りって、あんた・・・。てっきり牛乳生まれの石鹸でガシガシ洗ってるとばかり思っていたのに・・・。
 
 体は暖まったけど、心が妙に冷えたな。
 いや、他人の趣味に口出ししちゃいけない。チーフにどういう思惑があって、あんなラインナップになったのかは知らないけど、それでも信頼できる上司であることに変わりは無いじゃないか。
 それより、早く髪乾かそう。ドライヤー・・・・、あった、あった。
 あれ?ドライヤーの下に何かある。


245 名前:所有品2(冒険赤桃) mailto:sage [2007/10/26(金) 03:46:05 ID:JdKuKmHZ]
 これって、くちばしクリップってヤツ?ほら、女の子が髪留めに使う・・・・。
 このサイズなら、けっこうロングの髪用だよね?
 ・・・あのシャンプーやらボディーソープって、もしかして?!

 こんな所に隠してたのか〜。5分待てって、これ片付ける為だったんだ。
でも、そんなに何でもかんでも洗面台の引き出しに仕舞っちゃダメですよ。
あ〜歯ブラシまで。埃が付いたらどうするんですか?
 えっと、コレが化粧水で、これは乳液だね。ふ〜ん。携帯用のじゃなくて、フルボトルで常備なんだ。
このポーチはメイク道具入れ?ちょっと失礼。
ファンデからマスカラまできっちり揃って。ここで毎朝メイクして出勤してたんだ。
いや、夜中の緊急出動もそうなんだろうけど。
 ・・・本当に良い物見つけちゃったなぁ!さて、これをどうしよう?

「お風呂ありがとうございました。」
「災難だったな。シャワーの修理は頼んだのか?」
「ここ来る前に。管理人さんに連絡したら、明日中には修理してもらえるように、業者さんに頼んでくれるそうです。」
「そうか・・・。ほら。」
「ありがとうございます。」
 風呂上りにミネラルウォーター用意してくれてるなんて、気が利きますね。
あの人にも、いつもこうやってサービスしてあげてるんですか?
「・・・何ニヤニヤしてるんだ?」
「えっ?にやついてます?」
も〜、そんな怪訝な、って言うより、気味悪そうな顔しないで下さいよ。
何でこんなに機嫌が良いのか、今教えてあげますって。


246 名前:所有品3(冒険赤桃) mailto:sage [2007/10/26(金) 03:48:08 ID:JdKuKmHZ]
「ところでチーフ。さくらさんとはいつから付き合ってるんですか?」
「・・・・・・。お前、何言ってるんだ?」
 おっ、とぼけるつもりですね。でも今、妙な間が空きましたよ?
 じゃあ、ここは男らしく、直球勝負と行きましょうか!
「これ、な〜んだ?ドライヤーの下にあったんですけど?!」
「・・・・・・!!!」
 うわ、今のチーフの顔、菜月ちゃん達にも見せたいなぁ。耳朶まで真っ赤になっちゃって。そんなに驚きましたか?
「それから、あんな所に歯ブラシまで突っ込んじゃダメじゃないですか。」
「お前!引き出し勝手に覗いたのか?!」
「あ、引き出しに色々隠してるんですね!そんな、勝手に家捜しする訳無いじゃないですか!」いや、本当は勝手に見ちゃったんだけどね。
 あ〜あ、頭抱えちゃって。今までの苦労が全てパアってやつ?
 でも、ちょっとカマ掛けただけで引っかかるなんて、ボウケンレッドともあろう者が
迂闊でしたね!!
「チーフ、これを貴方が使ってるなんて言ったら、今すぐ部下辞めますよ。 
 この髪留め、さくらさんの所有品ですね!」
「・・・・ああ。」
 何かこれって、刑事ドラマみたいだなあ。犯人に自白させる場面?
 丁度、テーブルに向かい合って座ってるのも、刑事と犯人の構図だよね。
 何はともあれ、こんな事で、チーフで遊べる日が来るなんて思いもよらなかったよ。 
 た〜のし〜!!


247 名前:所有品4(冒険赤桃) mailto:sage [2007/10/26(金) 03:50:32 ID:JdKuKmHZ]
「どうして隠したりするんです?別に悪い事じゃないのに。」
「隠してはいない。唯、報告する義務も無い。」
 ごもっとも。確かに、お互いのプライベートには干渉しないでやってきましたもんね。
「でも、凄いですね。さくらさんがチーフの事好きなのは分かってましたけど、貴方の気持ちなんて全く分からな・・・」
 ・・・いや、待て。まさか、そんな事。
「・・・チーフは本気じゃない?」
「本気だ。」
 良かった。いい加減な気持ちだったら、やっぱり貴方の部下辞めるところでした。
 そんな、怖い顔しないで下さいよ。さくらさんが大事な人だって分かりましたから。
 そうですよね。さくらさんは遊びで付き合える様な相手じゃないですよね。
 と言うか貴方の性格じゃ、冒険に忙しすぎるから、いい加減な女とわざわざ付き合う労力、
使うだけ無駄なんて考えそうですよね。って、これは穿ち過ぎか。

「仕事にプライベートは持ち込まない主義だ。俺もさくらもな。」
「それはよく分かります。でも・・・」
「何か起こったとき、俺が私情から判断したと取られては、チーフとして示しが付かない。
 何より、さくらがそれを望んでいない。」
 頬杖をついて、視線はテーブルのグラスに。でも、本当はグラスなんて見てないんだろうな。
 怒った顔はもうしてないけど、今度は何処か寂しそうで・・・・。

 本人の口から聞いた事は無いけど、チーフの責務は、こちらが思っている以上に重いん
だろう。実際、一つの判断ミスが、メンバー全員の命に関わる事もある。
 そして、時には代わりに指揮を取るサブチーフも同様で。
 だから余計に、仕事と私生活は切り離す。
 当たり前といえば当たり前だけど、実際、そこまで厳格に切り離すのは・・・正直キツイと
思いますよ。
 でも、暢気に職場恋愛を惚気られるような組織じゃないんですよね。ボウケンジャーは。
 そして、二人がチーフとサブチーフであり続ける限り、隠して無いなんて言いながら、
ずっと関係を隠し続けるんでしょうね。
 


248 名前:所有品5(冒険赤桃) mailto:sage [2007/10/26(金) 03:52:05 ID:JdKuKmHZ]
「蒼太、深読みするなよ。」
「はい?」
「みんなに何も言わないのは、任務に支障を来たす恐れがあるのも理由ではあるが、
 一番大きいのは、菜月達に騒がれるのが嫌なだけだ。」
「・・・もしかして、照れるんですか?」
「そう取っておけ。」
 ああ、いつものふてぶてしい顔が復活しましたね。
本心は兎も角、そうですね、恋人の事を聞かれると照れる方が、ずっと幸せな理由だ。
じゃあ、今照れさせてあげましょうか。

「チーフ、一つ聞いて良いですか?」
「何だ?」
「ぶっちゃけ、さくらさんと同棲してるんですか?」
「・・・・半分くらいな。」
 チーフ、基礎化粧品からメイク道具がフルセットで揃ってる状態で、半分は無いでしょう?
がっつり一緒に住んでる癖に!!
「で、いつから付き合ってるんですか?」
「質問は一つだった筈だ。これ以上意見も質問も受け付けない。」
 おっと、チーフ特権ですか。
 それ出されるとなあ。部下として従わない訳にはいかないよね。
 それに、シャワー借りに来ただけなのに、長居しすぎだし。そろそろ帰ろうか。


249 名前:所有品6(冒険赤桃) mailto:sage [2007/10/26(金) 03:54:09 ID:JdKuKmHZ]
「じゃあチーフ、質問には答えてくれそうにないし、もう帰りますね。」
「ああ。・・・そうだ、さっきの事は・・・」
「ただいま戻りましたあ。」
 あっ、さくらさん帰ってきちゃった!!
 
「お帰り〜、さくらさん。」
「・・・・。」
 多分、玄関開けて、僕の靴見た瞬間から石になってたんだね。
 完全に思考停止しちゃってるカンジ。こんなに満面の笑みでお迎えしてあげたのに。
「買い物してきたんですね。その魚、焼くんですか?煮るんですか?」
「あ・・・、チーフが煮付けを食べたいって言ってたから、煮ます。」
「煮付けねえ。いいなあ。ねえ、僕も一緒に晩御飯食べて良いですか?」
「えっ・・・、あ、あの・・・」
「ウソウソ。お邪魔虫はもう帰りますよ。」
 玄関から部屋を振り返ったら、またもや頭を抱えたチーフがいて。
 本当に私生活では抜けてますね。僕が来てる事位、先に連絡しとかないと。
 もっとも、思った以上に僕が長居しただけかもしれないけど。
 あと、部屋に帰る前に、コレも言っておかないとね。
「チーフ!口止め料は高く付きますよ!」
「・・・覚悟しておく。」
 
 我ながら気持ち悪いと自覚してるけど、廊下を歩きながら顔がにやける。
 今日は楽しかったなあ!!
 チーフだけじゃなくて、さくらさんの慌てっぷりも見事だったよ!
 デートキャンセルされて、雨に降られて、シャワー壊れて本当に良かった!
「あ〜!もう最高!!」

                                END





250 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 03:56:02 ID:JdKuKmHZ]
以上です。お目汚し失礼いたしました。
次落す時は、エロ頑張ります。
あと、毎回毎回、チェックしてもやっぱりミスがあります。
つか、いきなり改行し忘れ見つけたよ・・・・orz。
ご指摘ビシビシお願いいたします。


251 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 07:53:42 ID:q3ZpFhsb]
蒼太好きだけど面白かったよGJ!

252 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 08:50:39 ID:2GjMuqTS]
なんだよエロなしなのに萌え萌えじゃないかよずるいよ。
くやしいがGJ!

253 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 12:59:58 ID:aL2MrHq+]
これはこれで蒼太GJ!
このあとのチーフと姐さんのやり取りにも期待できますね〜

254 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 15:31:27 ID:FaZ1/e7u]
所有品GJ!!全然面白かったですよ。萌えました。蒼太GJ!チーフと姐さんのその後も読みたいっす!

255 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 21:45:15 ID:H4eM6dJ4]
所有シリーズの作者様、今回も新作ありがとうございます。
蒼太の性格がうまく表現出来ていたと思います。
次回、エロありでぜひお願い致します!

256 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/27(土) 08:09:29 ID:nywZg+aD]
所有品GJ!
>>牛乳生まれの石鹸でガシガシ洗ってる
…シャンプーまでそのまま石鹸で代用しかねないチーフワロタw

257 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/27(土) 19:07:40 ID:JEfn3MdO]
石鹸シャンプーはきちんとリンスしないとギチギチになるでー

258 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/27(土) 19:10:32 ID:+wyG8RAg]
だから脳天の毛がすくn

259 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 13:50:04 ID:TRT8Iphj]
>>258
つ焼のり
つ増毛(してる様に見える)スプレー



260 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 14:23:04 ID:GPN29J9F]
流れ切ってすまねえ
東映公式次回予告見て、レツメイン回wktwが止まらねえ…
これで美人三姉妹とまったく絡みませんでしただったら失望のあまり
怒臨気会得しそう。

261 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 17:02:32 ID:VVwKIe55]
十数年ぶりに、俗世に戻ってきたゴウ。
今どきのグラビアやら、エロ本やらを見て(ケン持参)

「なんてこった、十年ちょっとの間にこんなに変わってるなんて・・・まいたっぜ」

なんて。

262 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 18:24:04 ID:S7ZbXjyK]
雪国まいたっぜ

263 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 19:38:03 ID:Q0lgu+xu]
なぜわざわざこのスレで駄洒落なのかと小一時ry

264 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/29(月) 20:11:21 ID:VVwKIe55]
261は
違→まいたっぜ
正→まいったぜ
ですた。OTZ
523ごめんよ。

265 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/30(火) 02:04:56 ID:WtBabcEz]
ラゲク様の追悼小ネタです。
もうあの下乳が見られないなんて……

設定はゲキレンと理央・メレ達が江戸時代に飛ばされて直ぐで、シャーフー×ラゲクが下地のマク様×ラゲクです。

266 名前:ラゲク様追悼小ネタ mailto:sage [2007/10/30(火) 02:05:33 ID:WtBabcEz]
「おおぉ…ラゲク様……ラゲク様の淫液、おいしゅうございます」
「あははは…ムコウアちゃん、お前も好きねぇ……それ、そんなに美味しい?」
自分の股の間に膝をつき、顔を夢中で押しつけてくるムコウアを嘲笑う。
「あふぅん…溢れてきちゃうわぁ。ほら、もっと舌を奥まで入れて…あぁ、全部吸い尽くすのよ」
忠実に舌を懸命に動かす部下の愛撫に快感を感じながらも、物足りないと思う不満はいなめなかった。
(あん…もう…ダーリンなら私を散々焦らしたりして弄んでくれたのに…ダーリン位のテクニシャンっていないものねぇ…)
師を裏切った自分の周りにいるのは、力だけを求める奸な同士と従順な飼い犬…あぁ、躾のなってないカワイコチャンもいたわねぇ……愛した男はもういない。
「ラゲク様……もう、我慢できませぬっ!!どうぞ本懐を遂げさせてくださいませぇ…っ」
股間を膨らませて必死に懇願するムコウアをラゲクは無情にも杖で突いて自分から突き放した。
「駄目よ、ムコウアちゃん。ご褒美をあげるのは理央ちゃん達が過去の世界で朽ち果ててから……あなたはそれを見届けたら帰ってくるの。いいわね」
「…うぅ…承知いたしました…」
よろめきながらムコウアが去っていく。
ふぅ…とラゲクが肩を竦めると、背後に威圧感を感じて振り返った。
「相変わらず好色な女よのぅ」
「あら…マク様、お恥ずかしいところを」
ヒラヒラとスカートをはためかせてマクに一礼をしてみせる。
「好色だなんて心外ですわぁ…私だって受け入れる殿方は選んでいますのよ」
「ふん…ではワシではどうだ?拳聖どもはあまりにもふがいなさすぎて、この怒りのやり場に困っておったところだ」
ラゲクはマクの天を突く猛りを目で捕らえると、まだ淫らな炎が燻っている尻を軽やかに振りながらマクに近づいていった。
(ダーリンが闘えたらこんなに簡単にはいかなかったでしょうけど…あぁん、あのつぶらな瞳で睨み付けられてた頃が懐かしいわぁ)
心ではシャーフーの事を考えながらも木に手をついてマクの前に尻を差し出す。
何の前触れもなくマクの男根がラゲクの秘所を貫いた。
「あぁんっ…あぁ…!マク様ぁ…そんなになされては…あっあっ」
力任せの男の突きを、腰を大胆に動かして自分の一番感じるスポットへ導いた。
「あふ…溢れてきちゃうっ…奥の方から……ひぃああっ」
(ダーリンへの嫉妬心で私を抱きたがる哀れなマク様…んふふ、男の人って可愛いわ)
「あぁっ…マク様ぁっ!!…はぁんっ、ダーリンはもっと激しく腰を振って喜ばせてくれたんですよ…あぁっ、だから…もっとぅぅんっ!!」
ラゲクの言葉にマクは鼻息を荒くして女の尻を鷲掴みにし、こねくり回しながら自分の男根を更に奥まで押し込んだ。
ラゲクはマクと自分をもっと興奮させる為に嬌声を上げ続ける。
(ふふ…岩になっちゃったダーリンにも聞こえるかしら?)
そう思い、ラゲクは妖しく微笑んだのだった。


終わり

267 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/30(火) 09:48:23 ID:9S3UVadL]
エロくてGJ!
シャーフー×ラゲク編ありますか?

268 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/30(火) 12:55:38 ID:EbnCD5G3]
>>265-266
興奮した!GJ!!
ラゲク様は、本当に良いエロキャラでした…黙祷…。
今夜はアンコウ鍋にしよう。

269 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/30(火) 16:47:14 ID:n1OB38T/]
GJ!ラゲク様は最高だ!
くそう、もっと長生きすると思っていたよ…。



270 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/30(火) 23:18:31 ID:WtBabcEz]
>>265です。感想ありがとうございました!
シャーフーものは書きたいネタはあるからその内投下するかもしれません…いつになるやら。

271 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/31(水) 03:59:39 ID:HvtlXHQ/]
保管庫の管理人様、いつも乙であります!

272 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/31(水) 08:55:10 ID:CpFeQJ4I]
管理人様、保管作業お疲れ様でした。ありがたいです。

273 名前:保管庫の人 mailto:sage [2007/11/01(木) 01:16:35 ID:r2n8dyoz]
いつも「こんなに更新が遅れたら誰も気づいてくれないかな」と思いつつ更新して、
毎回すぐに反応があってこちらも本当にうれしいです。
本当にありがとうございます。

相変わらず改行や誤字などをまじめに見ていないダメな者ですが・・・。

今後も不定期にまとめて更新する形になると思いますが、
まだまだ続ける意欲があるので、ここがまた活気付いてくれることを願っています。


274 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/02(金) 01:48:55 ID:yL5ICBYi]
何か書きたいエネルギーはあるんだけど、戦隊はカクレンまでしか見てなくて
最近のは全然分からないし、何書いたらいいのか分からないんだよなぁ。そもそも書けるかすら…。

275 名前:名無しさん@ピンキー [2007/11/02(金) 08:49:50 ID:qKGtiJP+]
>>274はやれば出来る子age

276 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/02(金) 11:43:26 ID:tGIH8Qof]
>>274
別に作品の古い新しいはこの際どうでもいいと思うよ。
書けるのであれば別にチェンジマンとかゴーグルファイブあたりでも全然いいと思うけど。


277 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/03(土) 02:10:52 ID:3BMXq3u+]
書き方は人それぞれだが、俺もエロパロ今まで書いたことなくて、それ以前の文章が書けなくて悩んだが、
まず書きたいシーンを書いて、前後のシーンをつなげていった。
エロは書いたことなかったので、エロシーンは当然後回しw

投下してから知ったけど、このスレも勉強になったなぁ。
SS書きの控え室 71号室
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1193139993/l50

とにかくメモでも一文でも書いて見たら軌道にのるかもしれないよ。
ガンガレ>>274




278 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/03(土) 16:50:59 ID:x7J4IXUe]
>>274          書いたのであれば悩まず投下すべし

279 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/04(日) 00:01:35 ID:xVZAKveS]
今日、噂の忠臣蔵の回の激を見た。

酒に酔ったリオに乱暴に抱かれるメレを障子の隙間から視姦してる
ロンという、変則3Pを妄想した。ロンがエロ過ぎて目玉が飛んだ。



280 名前:名無しさん@ピンキー [2007/11/04(日) 09:23:16 ID:1Nqto2PD]
今日の怪盗姉妹の見て思った事

シャッキーンとエロハンのセクハラ地獄により徐々に感じ快楽に溺れていく姉二人

そんな二人を後目にラブラブSEXな三女とレツ

281 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/04(日) 20:36:12 ID:8ZlwOdZc]
おまいがSSにしる。

282 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/05(月) 02:38:06 ID:GgWumPFM]
乳揉みとか太ももとかスカートぺろんとか凄すぎだろ、今回w
もういい歳だが、なんだか見てて照れてしまった。まいったぜ

283 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/05(月) 16:55:05 ID:zjc3BG6z]
個人的にはチャイナドレスで何度か脚を組み換える所がやばかったな
結構アップで映ってたし、朝っぱらからいいのかこれ?と思いつつ見てた
そして合コン中エレハンがエロハンに、エレハンマーがエロハンマーにしか
聞こえなくなっていた

284 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/05(月) 17:23:31 ID:n3CSvdlI]
>>283
エレ→エロはもはやデフォ

師匠たちの「でかくなった!!」は股間の事かと
もうすべてがエロパロの為にあったような回だった
職人さんたち頑張って過激気でも紫激気でも燃やして下さい

285 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/06(火) 20:04:20 ID:9WMUSBLo]
流れ切ってすみません、ボウケン蒼×風いきます。

・保管庫内での「シリーズもの2」の続きです
・どちらかいうとコメディ路線です
・前回投下時に「これで最後」とか言ったのにそうならなくてすみません

以上がダメな方はスルーでおねがいします。
ではよろしくお願いします。

286 名前:○Task××× 月夜の晩 mailto:sage [2007/11/06(火) 20:12:13 ID:9WMUSBLo]
 月の綺麗な晩だった。

 満月の晩、ダークシャドウの首領である幻のゲッコウは、必ず
どこかへ出かけ、一晩中帰って来ない。だからその晩はいつも、
風のシズカにとって、ひとりきりの晩だった。

 そのシズカは今、寝具の上で熱く切ない溜息をついている。

(ダメ、イケない……)

 最近蒼太とは会えていない。寂しい独り寝に堪えきれず、ひとり
慰めようとしたのだが、お馴染みのやり方ではもう、何度やっても
達することが出来なくなっていた。

 シズカは恨めしそうに足の間の枕を見つめる。ぎゅっと挟んで
躰を揺する、これがいつものやり方だった。

 男を知らない頃だったら、これで十分だったのに── 尤も蒼太
にそれを白状させられたときには『それでホントにイケるの?』と
驚かれたわけだが── 蒼太の言う通り、今ではもうこんなやり方
では、到底満足することができなかった。

 しかも何度か試みたせいで、躰は奥から火照り、欲は却って増す
一方。股が濡れている。下着も夜着も枕も濡れている。これでは
もう、眠ることすらできない気がする。

(ああもう…… こうなったら……)
 シズカは情けない顔でまた溜息をつき、じっと手を見つめた。

 今まで、自分で直接触れたことはない。なんか、怖かったし。
 しかしかくなる上は、蒼太がしてくれるのと同じようなやり方で
するしか── ない。

 意を決し、夜具の下を脱ぎ白く細い指を恐る恐る股へ滑らせる。
下着の上からじっとりと湿ったそこに這わせ、火照った躰をあやす
ように、ゆっくりと指に力を込めていった。

(ああ……)

 臍下に広がる快楽に、うっとりと息を吐き目を瞑る。下着は濡れ
て秘部にぴたりと貼り付き、くっきりと溝を浮き上がらせているの
を指に感じる。

「っ……」
 一瞬、躰がびくりと震えた。溝前の突起に指がかかる。撫でる
だけでは物足りなくて、爪で軽く掻いてみる。稲妻のような快楽が
躰を走り、思わず声を漏らしてしまった。

(でも………………)
 
 まだ、ここじゃない。

287 名前:○Task××× 月夜の晩(2) mailto:sage [2007/11/06(火) 20:13:45 ID:9WMUSBLo]
 奥の、体液を吐き出す入り口に指を当て、ゆっくりとめり込ま
せる。込み上げてくる快楽に堪らず、下着の中へと手を入れた。

 茂みの中に、しっとりと温かい場所がある。少しずつゆっくり、
一本だけ侵入させる。もう十分に蕩けたそこの感触があまりに柔ら
かくねっとりとしていて、シズカは少し驚いた。挿れた指に肉の
襞が、心地よく絡み付く。

 それでもまだすこし怖れながら、指を動かしてみた。くちゅりと
音を立てて襞のある肉壁を押す。

「ああぁ……っ」

 思わず閉じた目が開いた。全身を駆け抜ける快楽に躰が震え、
手にとろりと体液が垂れる。自分のナカに、こんな凄いところが
あるなんて──

 まだ少し震えながら、シズカは再びしっかり目を閉じた。股から
立ち上る愉悦に集中する。くちゅ、ぴちゃと水音を立てながら、
次第にその動きが大胆になっていく。

(あ…… これ、なら…… イケそう……)

 歯を食い縛っても声が漏れる。指の動きは小刻みになり、たまら
なくなって外の突起も捏ね廻す。快楽の大きな波が躰の内から盛り
上がってくるのを感じ、更にぎゅっと目を閉じた。

 気が付けば床に尻をつき、両足をはしたなく広げている。半開き
の唇から熱い吐息と喘ぎが零れる。

 あと少し。
 瞼の裏に浮かぶ男の名が、口から漏れ出た。

「ああ……っ、そー……たぁ……」

「── 呼んだ?」
「!!!」

 シズカの動きがぴたりと止まった。
 いちばん聞きたかった、しかしいちばん聞きたくなかったその
声に、恐る恐る顔を上げると──

 最上蒼太が、自分の正面に立っている。

288 名前:○Task××× 月夜の晩(3) mailto:sage [2007/11/06(火) 20:15:02 ID:9WMUSBLo]
 その姿を目にして石のように固まっているシズカに、蒼太が笑顔
で声をかけた。

「こんばんは」
「……………………」

 蒼太はなおも固まったままのシズカに近寄ると、腰を下ろす。
股に挿されたシズカの手を取り、体液の滴るそれを口に含むと、
ねっとりと嬲り始めた。
 こんな時だというのに、シズカは蒼太の口中のなめらかな愛撫に
感じてしまい、あ、と声が出てしまう。さも美味そうに舐る蒼太を
うっとりと眺めてしまう。

 たっぷりと味わった後、ちゅぱ、と音を立てて蒼太が口から指を
抜いた。
 シズカはにやりと笑った蒼太と目が合い、はっと我に返った。
 羞恥で血が上った顔をぱっと逸らす。

「シズカちゃん、イカなくていいの?」
「……………………」
「何だったら、続きをしてくれても──」
「むむむむ、無理無理無理無理……」

 ようやく口をきき頭をぶんぶんと横に振るシズカに、蒼太はぷっ
と吹き出した。

「じゃ、僕が手伝ってあげるよ」

 そう言うとあぐらをかいて座り、シズカを後ろから抱きかかえて
膝上に乗せる。下着を剥ぎ取り大きく開かせた足の間に、二本の指
を挿し入れた。

「はぁ……っ」

 ツボを心得た指にぐりぐりと責められ、あっという間に登りつめ
らさせた。ひくひくと躰が揺れ、体液がこぽりと溢れる。一瞬硬直
したシズカの躰が、力を失いながら蒼太に寄りかかった。

 蒼太の腕の中で息を荒くしながら、シズカは今更ながらこの状況
に、混乱していた。

「あっ、あんた………… 何しに来たの???」
「何しにって、夜這いに」
「よ、よば…………」
「シズカちゃん前言ってたでしょ、ゲッコウは満月の夜はいないん
 だって。だから来てみたんだけど──」
 言いながら蒼太は、シズカの内太腿を撫で上げた。

289 名前:○Task××× 月夜の晩(4) mailto:sage [2007/11/06(火) 20:16:22 ID:9WMUSBLo]
「やぁ……っ」
「来て良かった」

 耳朶にかかる蒼太の熱い息が悩ましい。蒼太の指はするすると
夜着のボタンを外しはだけさせ、下着を胸元から引き下ろす。乱れ
た衣服から、白く豊かな胸が零れ落ちた。
 指が胸の先端を軽く弄び、もう片方の掌は下半身をいやらしく
撫で回す。唇と舌が耳朶を舐め、時折軽く噛まれる度に、シズカの
嬌声が月明かりに谺する。

「可愛かったよ…… アンアン言いながら、夢中だったでしょ」
 首筋に唇をつけながら、蒼太が囁いた。シズカはただ身を捩り、
首を振るしかない。

「違うの?」
 言いながら、今度は舌を這わせてきた。
「あぁ……っ、あ、あぁ……」
 舌が首筋からうなじへ、背へと這う。胸の先をきゅっと摘まれ、
股に伸びた手が秘所をぱっくりと開かせた。冷えた外気に触れた
ソコが、熱い。

 シズカは観念した。
「そ…… そうよ……っ ん、んん!」
 認めたご褒美に、指で股の溝をひと撫でされた。

「僕、最後まで黙って見てようと思ったんだけど」
 今度は反対側の耳元で、蒼太が意地悪く囁いた。
「シズカちゃんたら僕の名前呼んでくれるから、我慢できなくて」
「きゃあっ」
 また溝がひと撫でされた。

「それにしても大胆だったね── 聞いてたヤリ方と違ったけど、
 もしかしてココに入った初めてのって、僕のじゃなくて、この
 指?」
「ちっ、違っ……、ゆび、挿れたの、はじめて……」

 くちゅくちゅと弄ばれて、焦れたナカがヒクヒクと震える。
 蒼太の指は、一向にそれ以上のことはしてくれない。既に一度
達しているそこは却って欲に昂ぶり、気が狂いそうなほど彼女自身
を焦らしている。

「ね…… お願い」
 荒い息の間に、シズカは懇願する。しかし蒼太は喉で笑って首を
振った。
「さっきみたいに、自分でシたら?」
「ばっ、ばか! できるわけなぃ………………」
 言葉の最後は涙声になってしまった。おねがい、おねがいと小声
で呟きながら、シズカの腰が悩ましげにくねる。

 蒼太が、体液の溢れる口に指を当てた。期待でナカがじんじん
と熱い。指は入り口で遊ぶように、ぴちゃぴちゃと音を立てた。



290 名前:○Task××× 月夜の晩(5) mailto:sage [2007/11/06(火) 20:17:53 ID:9WMUSBLo]
「── いつから、僕のことオカズにしてくれてたの?」
「なっ…………」
 あまりの設問に、シズカは目を丸くする。

「この間、聞きそびれちゃったんだよね」
 蒼太の指は相変わらず、入り口だけで遊んでいた。

「い…… い、え、ない……」
「でもホラ、言わないと」
 歯を食い縛って言い返すシズカに構わず、蒼太がまた指で水音を
立てる。
「あんっ」

「ココ、こんなに溢れてきてるよ── いつもよりずっと」
「あ、あ、あぁんっ」
「コッチだってこんなに大きくしちゃって」
「ひぃ……っ!」
「シズカちゃんて意地悪されるの、好きなんだよね」
「ば…… かっ、あ、あ……!」

 蒼太の指はシズカを高めるが、決してそれ以上はいかせない。
 ふるふると躰が震える。心臓が激しく脈を打つ。
 堪えきれずに目を閉じると、目尻から睫を伝い、滴がぽろりと
垂れ落ちた。蒼太が唇で、そのひと滴をすくい取る。

「ああっ!」

 突然、蒼太が捻り合わせた指二本を突き入れた。極限まで昂ぶっ
た躰に予期せず挿れられ、シズカは理性が吹き飛んだ。

「はあぁっ、はっ、初めて、会った…… 頃、からぁ……」
 くねくねと掻き回し犯す指に促されるように、シズカはホントの
ことを言ってしまった。

「そんなに前から?」
 蒼太は素で驚いたようだ。指の動きが止まり、引き抜かれてしま
った。そんな風に驚かれ、抜かれた指は惜しかったが、シズカも
少しだけ熱が冷めた。
 蒼太がシズカを抱え上げ、正面を向かせる。 

「どうして……?」
「だって……………… そーたが、カッコよかったんだもん」

 シズカは決まり悪げに目を逸らし、白状した。

 一瞬の沈黙の後、いきなり蒼太が押し倒してきた。

291 名前:○Task××× 月夜の晩(6) mailto:sage [2007/11/06(火) 20:18:39 ID:9WMUSBLo]
 唇に唇が押しつけられ、外も中も激しく舐られる。貪るような
口吻の間に、蒼太が自らの衣服を脱ぎ捨てていく。寝着を剥がされ
ふわっと腰を抱え上げられたかと思うと、中心を一息に貫かれた。

「はぁあ……っ、っ」

 欲しくて欲しくてたまらなかったモノをいきなり貰えて、シズカ
は一気に達してしまった。中がうねり、快楽の根源がとめどなく
ヒクついて絶頂が続く。蒼太は引き抜きもせずに堪えてくれた。
そのまま激しく突かれ、シズカは高まりに登りつめっぱなしだ。

 もうダメと思ったときに、引き抜かれた。息を付く間もなく躰を
返され、尻を高く抱え込まれる。恥ずかしい体勢をとらされて、
思わず抵抗しようと試みたが、もう足に力が入らない。

「ああああぁ……っ」

 後ろからまた一気に貫かれ、腰が動いてきた。先端で、根本で
擦られて、あまりの凄さにシズカは思わず腰が引ける。しかし蒼太
の腕が逃がしてくれず、更に激しく責め立てられた。

 いやだめ。おかしくなりそう。もう許して。いや、あああ、あ。
 ねえ、もっと。もっとちょうだい、お願いもっと。

 とりとめのない言葉が口をつく。体液が内股を伝うのがわかる。
 激しい快楽に全身を貫かれながら、飲み下しきれぬ唾液が口の
端から垂れ夜具に染み広がっていくのが、シズカの目にぼんやりと
映された。

「シズカちゃん、イクよ」

 蒼太が荒い息の間から囁く。
 シズカはもうただガクガクと首を振るだけだ。

 何度かの激しい突きの後、ぐいと尻を強く抱え込まれた。

「…… っっ!!」

 ビクッ、ビクッと跳ねる感触を中で感じる。
 ああ、イク、と真っ白になった頭の隅で呟いた。

 その後のことはもう、覚えていない。



292 名前:○Task××× 月夜の晩(7) mailto:sage [2007/11/06(火) 20:19:20 ID:9WMUSBLo]
 気が付けば、シズカは新しく引き直された床に寝かされていた。
 衣服も、下着以外は元通りに着け直されている。

 シズカは起き上がろうとしたが、下半身にあまり力が入らない。
 小さく呻くと、そっと伸びてきた腕に抱きかかえられ、蒼太の
あぐらの上にふわりと乗せられた。唇が柔らかく重なってくる。
 優しく舌が絡まり外され、蒼太が囁いた。

「お疲れ様。本当に今日、来て良かった」
「………………」

 今更ながら、シズカは消えてしまいたいくらい恥ずかしい。蒼太
の視線を避けるように、湯気の立つ顔を俯かせた。
 蒼太は構わず、上機嫌だ。

「シズカちゃんのエッチなとこ、たっぷり見せてもらったし──」
「う…………」
「またひとつ、『秘密』も教えてもらったし──」
「ううっ…………」

 思わず、口惜しい呻きが漏れる。今夜だけのことではない。
いつもいつもこうして『秘密』を白状させられて、今やシズカは
床の外でも蒼太に逆らうことができなかった。

 蒼太の掌がシズカの頬にかかり、顔を上へ向かされた。少し恨め
しげな視線が、蒼太に気付かれてしまったようだ。

「何、不満なの? じゃ、そうだな── 今度僕のひとりでシテる
 とこ見るっての、どう?」
「ななななっ、何言ってんのよっっ」
「それとも、シズカちゃんが僕を責めてくれるとか。楽しみだな」
 にやりと意地悪い笑いを浮かべ、蒼太が続けた。

「どんな風に責めてくれるの? でも、痛くしないでねっ」
「もおお………… ばかばかあ…………」

 力なく呟いて、シズカは蒼太の胸に顔を埋めた。

 あああ、正義の味方に、悪どさでも負けてる気がする。

 いろんな意味でへとへとのシズカは、しかし温かい蒼太の腕の
中で、それでもいっかと思ってしまうのだった。

 東に傾いた満月が、抱き合う二人を優しく照らしていた。
<終わり>

293 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/06(火) 20:45:35 ID:abChNNsY]
おおっ、青風だ! GJ!
確かに悪どさでも負けてる気がするw
本編での絡みがもっと観たかった組み合わせなので、
文章そのものと一緒に堪能しました。ありがとう〜!

294 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/06(火) 21:43:34 ID:V1tTpoTz]
黒い蒼太グーッジョブw
シズカも一途でカワイイな。

ついつい、途中でゲッコウ様が帰ってきて…などと妄想してしまった。

295 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/07(水) 17:58:31 ID:WmU3Df91]
GJGJGJ!

途中でゲッコウ様が帰ってきたとしても、
子孫繁栄のために、見て見ぬ振りしてくれるよwww

296 名前:名無しさん@ピンキー [2007/11/07(水) 20:59:41 ID:cH/MhXEj]
青風!GJ!
青黄も見たい・・・

297 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/08(木) 01:05:57 ID:GgWr3CYt]
>>285
意地悪そーたくん&シズカちゃん、すっごくエロかわです!
楽しませて頂きました、ありがとうございました。

冒険な流れになったところを失礼します、懲りずに光戦隊投下します。
あまりエロくないです、すみません。

お好みでない方は、光青桃「Gray Stain」でNG登録をお願いいたします。

298 名前:光青桃「Gray Stain」 mailto:sage [2007/11/08(木) 01:06:28 ID:GgWr3CYt]
雨雲はあっという間に街を飲み込み、バケツをひっくり返したような雨を降らせた。
天気予報すら伝えていなかった突然の出来事に、人々は静かな動揺を隠せぬまま走り出す。
が、結局全身ずぶ濡れになる事実に変わりはなくて、皆自らの不運と空の気まぐれを呪った。

「何なのよ、もうっ」
そしてここにも、怒りとも悔しさともつかない口調で、水を含んだ身体を引きずって帰還する女性が一人。
濡れて乱れた長い髪。下ろしたばかりのヒールの低いパンプスに、滅多に着ないワンピース。
全てが灰色の残像を背負ってしまったようで、モモコは溜息をついた。

「あ、降られたんだ」

後ろから見たまんまを指摘する、第二次性徴真っ只中のハスキーボイス。
よりによって、一番見つかりたくない奴に。
どうからかわれるか分かったものじゃないが、無視をすると余計に面倒なので、モモコはちょっとだけ強い視線で不機嫌を漂わせた。

「怒らないでよ。こっちだって同じ目に合ってんだから」
振り返るとアキラも、その発言が示す通り見事な濡れねずみ。
髪から垂れた水滴が頬を伝い、肩に落ちる。
染まりやすい濃い青のシャツを着ているから、悲愴さはより強い。

「…海が服着て歩いてるみたいね」
彼の青は、本当は空の青だけど。
あまりに悲劇的な二人分の喜劇を目の当たりにして、モモコは声を上げて笑い出した。


299 名前:光青桃「Gray Stain」 mailto:sage [2007/11/08(木) 01:07:19 ID:GgWr3CYt]
「で、何でこうなるのよ…」

脱衣所から、目の端で捉える湯気。一足先に放たれたシャワーが、浴室内の温度を上げて行く。
「風邪ひく訳にいかないんだから。水道代の節約にもなるし、一石二鳥ってやつだよ」
そう言って、笑顔でモモコのカーディガンを脱がせるアキラ。
「男女分かれてるんだから、それぞれに入れば何の問題もないでしょ?誰か来たら…」
「清掃中にしたし、がっちり鍵も掛けて来た。だいじょーぶ!」

“大丈夫だよという君の言葉が、一番大丈夫じゃない”
昔そんな歌があったなと、ふと思い出す。
あぁ、きっとこういう彼だったんだろうなんて、その主人公に同情。
「うわ、モモコ冷たいじゃん。ほら、早く入ろ?」
確かに秋の雨は、身体を正常に機能させるレベルの体温まで奪って行ったから、タイルに跳ねるお湯が恋しくはある。

仕方がない。モモコは覚悟を決めた。
さっさと温まって部屋に戻れば、ここで不毛な争いをしているよりも、遙かにリスクが軽減されると気が付いたのだ。

裸足になって、シフォン素材の裾をたくし上げ、脱ごうとして。
「待って」
背中に回ったアキラが、何故かブラのホックを外す気配。
「ありがと…?」
微妙な気遣いに疑問を抱きつつ礼を言うと、ごそごそとストラップを袖から引っ張り出して腕から外し、やがて器用にブラだけが取り除かれる。
「あ、俺すごい。出来るもんだね、やってみると」

そして背中側からお尻を、太股を、柔らかく空気を抱いたように広がる裾の上から渡り始める指先。
「何してんのよ!」
「お風呂入る準備」
だったら早く入って出ないと、と言いかけて、次の瞬間の衝撃に言葉を奪われた。
もつれる足を巧みに上げさせて、アキラはモモコのショーツを脱がせたのだ。全く何という早業。
「ちょっと、」
言いかけたモモコに、再びにっこり笑うアキラ。
「Go!」
背中を押され、シャワーに晒されて。
ただ1枚着たままのひらひら軽いワンピースは、簡単にお湯を吸い込んで貼りつき、モモコの細い身体のラインを浮かび上がらせる。




300 名前:光青桃「Gray Stain」 mailto:sage [2007/11/08(木) 01:08:19 ID:GgWr3CYt]
しまった、まずい。まず過ぎる。
アキラの誘いに含みがない訳がないと、これまで何度となく思い知らされて来たのに。
このままだと、きっとタダじゃ済まないことに…。

あり得ない!

浴室を出ようとするが、ドアの前で阻まれる。
「何処行くの。そのままだと湯冷めして、余計に身体に良くないよ」
「あなたの頭の中にあるものの方が、よっぽど悪性よ」
「何のことさ。モモコ、自意識過剰過ぎない?」
ベルトを外してシャツだけを脱ぎ去り、アキラは中に着ていたTシャツとボトムはそのままに、浴室内に入って来る。

「嫌そうだから、脱がさないであげたのに」
何が不満?と問いたげに、顎を上げる仕種。
「だからって、これじゃ身体洗えないし…」
「とりあえずあったまれば、何だっていいじゃない」
実に奇妙な格好のまま、シャワーを陣取って頭から被るアキラ。
濡れる髪をかき上げると、滅多に見ない額が現れる。
張り付くシャツが、身長の割に決して貧弱ではない肩のラインを、そのまま描き出していて。
透ける肌の色。早まる鼓動が信じられなくて、モモコは目を逸らす。

「ほら、冷えちゃうよ」
全身隈無くお湯を浴びせかけてくれながら、アキラは長い髪が絡まないように首の後ろで左右に分け、モモコの肩に掛ける。
ワンピース。着ていたって、そんなものでは何も隠せはしないという無力感に、裸よりも強い羞恥心を煽られて、最早されるがまま。
「どうしたの?」
急におとなしくなった彼女に、アキラは背中から声をかける。
「別に」
返って来る答えは、消え入りそうな素っ気なさ。

分けた髪の隙間から覗く、白い首筋。
「ふぅん?」
舌を出し、そこに噛みつくように唇を寄せた。
「ん…っ」
上半身を起こすような、敏感なモモコの反応。
「アキラ、だめ…!」
「スイッチってさ。見つけたら、押したくなるんだよね」
抱えるように前に伸ばした手で、服の上から胸を掴んだ。

「や…」
「やじゃない」
壁にモモコを押し付けて、情熱を知らしめるように見上げる。
「…ん、ぁん…」
正面から首筋を吸って、ヒップラインを探った。
抱きしめる腕の力は、身長差がある分強くなる。







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