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歴代FE主人公が兄弟だったら 63章



1 名前:シャロン@皆さんっ!総額でいくら課金しました? mailto:sage [2017/08/01(火) 23:54:12.45 ID:5AakZIhJ.net]
ここはファイアーエムブレムの歴代主人公が兄弟だったら、という前提で
彼らとそれを取り巻くFEキャラ達の生活を描くネタスレです。

前スレ
medaka.2ch.net/test/read.cgi/gamesrpg/1496421599/

旧保管庫
wikiwiki.jp/fe_family/?FrontPage

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wikiwiki.jp/fe-brothers/

雑談・議論掲示板
jbbs.livedoor.jp/otaku/9373/

絵版
cat.oekakist.com/FE_heros/

2 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/01(火) 23:54:36.54 ID:5AakZIhJ.net]
【ミカヤ】
一家最年少に見えて実は最年長。占いで家計を支えている。ユンヌが身体をよく乗っ取る。

【シグルド】
グランベル商社に勤めるサラリーマン。とてもお人よしだが、近親相姦アレルギーなのでKINSHINを察知すると凶暴化する。

【エリンシア】
一家で最も家庭的だが、怒らせると「ぶっ飛ばして差し上げますわ」の声と共にぶっ飛ばされる。ガチムチ好き。

【アイク】
グレイル工務店で働く漢。一家最強だが恋には鈍感朴念仁でフラグクラッシャー。他人のフラグもへし折る。

【クロム】
周りに振り回されがちな常識人で、他者との絆を大事にする姉想いな男。実は結構なムッツリスケべ。

【エリウッド】
一家で最も常識的な人。兄弟の迷惑行為に胃を痛める日々が続く。たまに壊れて「蝶サイコーッ」と叫ぶ。

【ヘクトル】
口は悪いが友情を大切にし、不器用ながらも優しさも兼ね備えている。 周囲からメタボだと思われている。

【エフラム】
自他共に厳しいつもりだが妹と幼女に弱い歩く妹製造機、シスコンロリコン疑惑をかけられている。ヘクトルとよく喧嘩する。

【エイリーク】
ルネス女学院に通う。高貴、気品さにおいては兄弟の中では随一。成績も良い。努力家でもあるが、その努力が胸だけには実った事は無い。

【カムイ】
やり手経営者のお嬢様。口調の切り替えに定評あり。撫でるの大好きスキンシップ超好き。

【リン】
肝っ玉母さん的存在。年齢に合わないスタイルのせいか老けて見られる。それをからかうマルスをよくフルボッコする。

【マルス】
権謀術数に長けている兄弟一の腹黒。リンをよくからかうがそれは愛情の裏返しなツンデレ姉萌え。スマブラが大嫌い。

【アルム】
セリカラブ。セリカといちゃつく度にシグルドに襲われる。畑で野菜を作るのが趣味だが、影が薄い。

【セリカ】
アルムラブ。それを除けば一家の中では普通だが一度怒らせると毒舌家になる。ミラ教(狂)信者。

【セリス】
一家の中では一番笑顔がよく似合う。人形が好き。通称マミー君を一番気に入っている。

【リーフ】
怪人・イモータルムッツリ。年上のお姉さんが大好き。運が悪く、よく荒事に巻き込まれる。この人でなしー。

【ロイ】
エリウッドと並ぶ常識人。ツッコミ担当。女性関係はほぼハーレムになっている。ヘクトルに対しては黒い。

3 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/01(火) 23:54:58.42 ID:5AakZIhJ.net]
ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <既存の設定はこんな感じだが、特にガチムチに定められたものではないので必ず従う必要は無い。
/,--┬'^つ</、      歴代FE主人公が兄弟でさえあれば、他の設定はどんなんでもOK!
|∪===|~〆         他人の設定に乗っかるもよし、自分独自の設定を作るもよし!
. ノ___r T !  ゝ      …自分に都合のいい設定だけ一緒にするのもありだな
i_/、」 ~~

               ・嫌いなネタに文句をつけるより、自分の好きなネタを書きましょう。

ゝ~"~<      -;    ・好きなネタを読んだら、面倒くさくても「GJ」の一言ぐらい書いてみましょう。
,ζノ=lノ=l〉     //    つまらないネタに無理矢理レスしろとは言いません。面白かったらつけましょうという話です。
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//      ネタ書く側も「喜んでくれる人がいるんだな」とほっとします。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆         ・感想しか言えない、ネタなんか書けない、という人でも、「このネタ嫌い」と言うよりは、
. ノ___r T !  ゝ        「こういうネタも読んでみたい」と言った方が建設的だし平和的です。
i_/、」 ~~            「梅雨のネタが読みたい」とか「兄妹で仲のいい話が読みたい」といった漠然とした希望でもいいから、
                試しに書いてみてはいかが?
              
               ・誰が兄弟か、はスレの軸となる大切な要素なのでスレ住人全員で共有。勝手に減らしたり増やすのはやめよう。
                スレの平和的利用のために、上記の文をよく読んで欲しい

ゝ~"~<      -;
,ζノ=lノ=l〉     //
レ、d ゚ ロ゚ノゞ. 、//   <【注意!】 AA規制の関係で、最初の一行が空行だと、警告なしでレスが消えるぞ。
/,--┬'^つ</、
|∪===|~〆
. ノ___r T !  ゝ
i_/、」 ~~

・新作発売時は未クリアの住人へのネタバレに配慮してネタバレ禁止期間を置くものとします。
 ネタバレ禁止期間は新作発売日から一ヶ月間とします。
 発売前の事前公開分の情報を使ってネタを書くのはOKですが、新キャラを直接出すのは禁止です。
 後は各自の判断に任せますが、グレーだと思ったら投稿を控えるようお願いします。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)


4 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/02(水) 00:06:30.30 ID:3BSS3PZM.net]
乙です!
スレ立てありがとうございます。

5 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/02(水) 00:08:13.04 ID:3BSS3PZM.net]
>>1
ごめんなさい。アンカーつけるの忘れてました。

6 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/02(水) 00:20:09.56 ID:lcPWTUYs.net]
>>1乙です!

7 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/02(水) 08:18:11.00 ID:Krnijiag.net]
>>1
スレ立て乙です

思うに、エリンシア姉さんは夜のことはペロペロしか知らないから疎いだけで、
勉強すればサービスしてくれると思うの……

8 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/02(水) 23:30:15.40 ID:gfRB4sIF.net]
>>1乙&前スレ埋め乙

久しぶりにビラクを見た気がするww

9 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/03(木) 01:27:37.35 ID:Fzs0fs7j.net]
エフラム嫁組からエリーゼとチキが水着コンテストに!
…今回の大戦ってほとんど水着コンテストや…

10 名前:前スレフラグまとめ&最近気付いた事 mailto:sage [2017/08/03(木) 09:18:07.83 ID:MWXZU8jj.net]
投下させて頂きます。

ミカヤ「新スレ突入したわねぇ」
エリンシア「そうですわね〜」
ミカヤ「前に置いてもかなり激動の展開だったわ」
エリンシア「ええ、特に動いたのはクロムちゃんとマルスちゃんでしょうか?」
ミカヤ「ええ、マルスは元の相手のシーダさんに加え更に5人の嫁を迎えて星君主の称号持ちに、そしてクロムは遂にルフレさんと結ばれたわ」
エリンシア「喜ばしい事ですわ」
ミカヤ「ええ、三喪、屍王なんて不名誉な称号を漸く外せたもの。
    それに、その2人以外にも動きがあったわね」
エリンシア「ええ、アイクのお嫁さんにルキノが加わって、アルムちゃんにも新しいお嫁さんが加わりそうな雰囲気ですわ。
      ルキノがわたくしの義妹に、とても感慨深いですわね」
ミカヤ「そして回りも変化していったわね、クロム達の結婚を切っ掛けに回りの多くが結婚、そしてマルスにマリアちゃんが嫁いだ影響かユミナちゃんもオグマさんと結ばれたわね」
エリンシア「この際バレンシア地区長交代劇があったりと大騒ぎでしたわ」
ミカヤ「そうね、そして水面下のフラグ進行もかなり多いわね、アイクももう1人お嫁さんが増えそうな雰囲気だしエフラムも他の子の紹介で新しい子と知り合ったらしいわ」
エリンシア「これがどうなるか、とても楽しみですわ」
ミカヤ「そしてもう1つびっくりだったのが……エリンシアと鷹王の愛し合い方ね」
エリンシア「う………」
ミカヤ「貴女のKINNIKU好きは今に始まった事じゃないけど、あれはどうなの?」
エリンシア「その……他の愛し方がよく解ってなくて……」
ミカヤ「そういえばKINNIKU以外は基本真面目で少々箱入りの所があったわね。
    計画されている義姉妹達との情報交換で、学んで来なさい、お互いの為にもね」
エリンシア「解りました」

ミカヤ「そして他にも、新たにフラグ成立が近い子達がいるわね」
エリンシア「そうですわね正直意外な気がしますがリンちゃんとセリスちゃんですわね」
ミカヤ「ええ、まさか三喪の1人と言われてたリンと性別不詳扱いされユリウスが一番近かったセリスが」
エリンシア「リンちゃんにはラスさん、ケントさん、レオンさん、シャンブレーちゃん、リュシオン様の5人もの男の人相手で、セリスちゃんもミネルバさんと関わりが増えてますわ。
      どうなってくれるのかとても楽しみですが、逆に遠いのはリーフちゃんとロイちゃんでしょうか?」
ミカヤ「そうね、変態化は勿論人外化まで進行してるリーフもそうだけど、喪を嘆くどころか、むしろ楽しんでるロイはどうすれば良いのか……
    もうセシリア先生とララムちゃんだけが頼りね」
エリンシア「そうですわね」

ミカヤ「そしてメタだけど……」
エリンシア「何でしょう?」
ミカヤ「最近気付いたけどこのスレが立ってもう10年が経ってるらしいのよ」
エリンシア「まぁ!そうなんですの!?」
ミカヤ「作者が偶々過去ログを調べて気付いたらしいわ、正確には60スレの段階で到達してたみたい」
エリンシア「あらー……でもわたくし達の物語もそんなに経ってましたのねぇ」
ミカヤ「ええ、感慨深いわ……これからも、長く続いていくといいわね」
エリンシア「そうですわね、それはそれとして、気付かなかった鈍い作者をぶっ飛ばしてさしあげてきますわ」
ミカヤ「やり過ぎちゃ駄目よ」

新スレ&当スレ10周年おめでとう、これからもこのスレとキャラ達、職人の皆さま方に幸がありますように。



11 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/03(木) 11:23:47.06 ID:JNBeyLcO.net]
リリーナ「ミカヤお姉様、わたしわたし、ロイの嫁候補筆頭」
シャニー「すっかりKINNIKUの女王が板に着いちゃってる感があるから……」

サラ「今回も座談会は休みね」パリパリ
サナキ「我々関連では、ルキノがうちに来てシェイドが頻繁に訪ねて来るようになったくらいじゃし、既に義姉上達が語ってくれておるからな」ポリポリ
カムイ「っていうか、真面目にやったの前々スレだけなんだけどね」ズズー

そして十周年おめ
今スレは果たしてどう動くのか
具体的には、前スレ終わり際に出たアーセシとか

12 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/03(木) 15:43:01.60 ID:Kt1JYI0D.net]
しっかし、SSで10周年とかすんごい長寿スレだよなここ。
平和な証で誠によい

>>11
アーダンって職業固定されてたっけ?グランベル商社にいる感じ?

13 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/03(木) 18:06:29.26 ID:Z+17FBmc.net]
過去ネタでは、アレクノイッシュ共々、シグルドの部下としてサラリーマンだったはず

14 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/03(木) 20:01:27.30 ID:iz/l75cp.net]
係長のシグルドの部下だから主任か平社員だと思う

15 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/03(木) 20:37:04.64 ID:RuY0NNvG.net]
KINSHINアレルギーの改善で出世できんじゃろか
かつての状況でリストラされてない以上、コツコツ功績は積んでる、と思いたい

16 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/03(木) 22:30:37.11 ID:pwiybOh7.net]
童貞をようやくにも卒業して自信がついたあたりも+に作用しそう

17 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/03(木) 22:36:03.24 ID:ellAestL.net]
>>9
サラ「エリーゼとチキだけじゃなくて他のみんなも水着を披露しないのかしら」
ンン「また何か言い出したのです」
キヌ「でもさー、せっかくだから夏が終わる前に色々着てみたいよね」
ノノ「ノノはお兄ちゃんが襲いたくなるような水着がいいなあ」
アメリア「ノノは水着の方が普段より面積多くなるような…」

18 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/03(木) 23:13:27.04 ID:92GlZjKz.net]
嫁それぞれにどんな水着が似合うか考えるのもまたよし

アイクの嫁はシグルーンの自重しないセレクションで凄そう

19 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/04(金) 00:03:19.10 ID:0kNodiXh.net]
シグルーン「あえて清楚な水着を選び、普段とのギャップを狙うのもアリでしょうか?」
サナキ「普段がアレだという自覚はあったのじゃな……」

20 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/04(金) 00:25:31.13 ID:xACe/LMm.net]
ルキナ「リーフおじ様」
リーフ「ん、何?……僕の歳でおじ様って言われるのちょっと違和感。まあいいけど」
ルキナ「リーフおじ様の不味くて臭いという評判のお野菜や果物は栄養はよいのですよね?」
リーフ「うん、食べられたものじゃないって廃棄されたりとかしたけどね。男ならまだ食べられるみたいだけど」
ルキナ「…ください。是非!私に!」
リーフ「え、食べるの? 僕がいうのもなんだけど…こないだ食べさせたジェミーは生臭くてイカ臭くてきつすぎるって言ってたよ」
ルキナ「…え、栄養がよいのなら…ももしかしたらこのエイリークおば様似の絶壁も…もしかしたら…」
リーフ「!?!?!?…そ、そうだ…栄養がいいんなら…僕の野菜が…ぺたんこを巨乳に育てるのに…つかえる?
    そもそも!巨乳にモテないならひんぬーを自分の手で育てる…それもまた選択?」
ミランダ「んなド不味いもん食わそうとするな!」 つ 怒りトロン
コノヒトデナシー

エイリーク「…辛いのはわかりますが…自棄を起こしてはいけません。
       私やカチュアさんのように結ばれて幸せになる道だってぺたんこにもあるのです」
ルキナ「…はい」



21 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/04(金) 01:01:20.71 ID:0kNodiXh.net]
親世代はかなり進んだけど、子世代はほとんどがフラグなし状態だし、ルキナもこれから?
あるいは、作品をまたいだフラグがまた生まれるかも?

22 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/04(金) 03:42:01.44 ID:Xzi5U6hS.net]
現在フラグの立ってる子世代が

エフラム嫁になったンン
リンとフラグのあるシャンブレー
カミラ嫁となったセレナ(ルーナ)
カムイ婿となったウード(オーディン)
ピエリと恋人のアズール(ラズワルド)

位かな?で、現在フラグなしが

ルキナ
マーク(♂♀)
シンシア
ブレディ
デジェル
ロラン
ノワール
ジェローム

かな?

23 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/04(金) 18:03:48.99 ID:5//KCHeL.net]
ミシェイル「安さだ!ハンバーガーの原価下げまくって客を釣ってドリンクで稼ぐ!
       利益を上げるにはこれが一番だろうが!」
ミネルバ「何を言うか!そのために質の低い輸入肉使うなんて許さん!
      マッケの味を保つためにはこれ以上のコストカットまかりならん!よい物を出せば客足は伸びる!」
ミシェイル「今の不景気を見ろ!客は味よりまず安さを求めてるとなんでわからんのだこの石頭!」
ミネルバ「なんだとこのバカ兄!FC版じゃナバールの色違いだった使いまわし顔の分際で何を言うか!」
ミシェイル「黙れバカ!いちいち俺に口答えしおって!もう貴様の顔など見たくない!とっとと失せろ!」
ミネルバ「ふん!こっちこそその傲慢な口なんか聞いていられるか!」

…マケドナルドの社長室から怒鳴り合いが聞こえてくる。
まあよくあることだった。この二人経営方針の違いからよく喧嘩をする。

エスト「…またやってる…」
カチュア「以前ならマリア様が間に入ってくださったけど…」
パオラ「…お嫁にいかれてから緩衝材が消えちゃった感」
エスト「パオラねえさーん、ミシェイル様の恋人でしょ?代わりに間に入り…」
パオラ「無茶言わないで…」

部屋の外で三姉妹が困っていると戸が勢いよく開けられ、足早にぷんすかしながらミネルバ様が出てきた。
結局喧嘩を拗らせて飛び出してきたようだ。
ミネルバ「こんなとこで何を油売っているか!店の掃除でもしてこい!」
三姉妹「は、はーいっ!!!」
怒声一発で三姉妹が逃げ散っていく。
いかん…当たってしまった…褒められた事ではない…すまん三姉妹…
しかし…どうもマリアが家にいなくなってからイライラする事が多くなった。
恐らく愚兄のヤツめも同様なのだろう。
ああカリカリする…早く慣れなくてはいけないのに…

セリス「はい♪」
ミネルバ「ひゃっ!?」
頬に冷たいものがあたった。ああ、これはマッケコーラのMカップだ。
頭一つくらい背の低いセリスが下から笑顔で見上げつつほっぺにカップくっつけたのだ。
いや、私の背が高いのか。両方か…それはともかく…
ミネルバ「お…驚かせないでほしいな…」
セリス「ちょっとだけ頭を冷やそ♪クールダウンクールダウン♪」
差し出されたマッケコーラを受け取るとストローで一口。
笑顔が朗らかで可愛い……天使なんじゃないだろうか。ささくれだった心が穏やかになっていくのを感じる…
そうだ。これなのだ。マッケクルーはお客様をスマイル0Gで癒すものなのだ。
ミネルバ「…雰囲気を悪くしてすまなかったな。ありがとうセリス」
セリス「うんっ!落ち着いてくれてよかったよミネルバさん!」
ミネルバ「少し…気分転換といこう。店に出て体を動かさないとな」
半ば八つ当たりしてしまったが三姉妹と一緒に仕事しよう。
それとなく詫びもいれて。
セリス「えへへっ!じゃあ行こっ♪」
ミネルバ「あ、ああ今行く。だからそう急くな。転ばないようにな」
この娘(?)は本当に快活で働き者だ。
セリスの白雪のような手に手を取られ引かれてミネルバ様は苦笑すると経営者的なスーツから、たまには店のクルーの制服に着替えて現場に出ようと更衣室に向かったのだった。

ミネルバ(そういえばセリスが女子更衣室にいるの見た事無い気がするが…気のせいか?)

24 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/04(金) 18:55:10.48 ID:SPsot7/W.net]
大天使セリスがミネルバの秘書に就けば、常に穏やかかつ冷静に議論できるのではなかろうか?
ミシェイルへのフォローは……後でパオラさんに慰めてもらえばよろしい(丸投げ

なお、グランベンル中学には、セリス専用更衣室がある(かもしれない)

25 名前:蛙の子は蛙、では獅子の子は……? mailto:sage [2017/08/04(金) 22:41:03.50 ID:ISHNAHkN.net]
……子世代のフラグについて考えていたらこんなのが浮かんでしまった……


リーフ「そのサーリャさん譲りの巨乳なら合格……それにフリー!!
    ノワール、相手がいないなら僕と!!」ルパンダイブ
ノワール「ひぃぃぃい!!」
ジェローム「ふん!」
リーフ「アーコノヒトデナシー!!!」
ノワール「あ……ありがとう、ジェローム///」
ジェローム「気にするな、仲間だろう」
ノワール「それにしても、いつの間にあれだけ強くなったの?」
ジェローム「あの爺さんに鍛えられればこうもなる、それにあの2人の息子である俺が弱いままでは、2人は気にするなと言うが、俺自身が許せん」
ノワール「……偉いね、両親想いなんだ」
ジェローム「そこまでの物じゃない、ただの拘りだ」
ノワール「そう……///」

水場

バシャッ

デジェル「?……誰?」
ジェローム(上半身裸)「む……デジェルか」
デジェル「ジェローム!……ごめんなさい、水浴びしてたのね///」
ジェローム「こちらこそすまん、訓練で汗をかいてな、すぐ上がる」
デジェル「いいえ、こっちが勝手に覗いたんだから、気にしないで」
    (少し見ただけだけど、ジェローム、凄いKINNIKU……
     そっか、ジェロームの父さんは………)
ジェローム「すまなかったな」
デジェル「いえ、いいわ……///」
ジェローム「……顔が赤いぞ、流石に怒っているのか?」
デジェル「そ、そうじゃないわ、私だって女だもの……少し、恥ずかしかっただけ」
ジェローム「そうか……」


あの両親のハイブリットと公式人外の爺さん指導により鍛えられた強さ、本人も寡黙ながら真面目で誠実、おまけに父親譲りのフラグメイカーまで発動したら相当に言いかねないと思った。
あくまでこんな組み合わせが思い付いたと言うことなので他のカップリングネタもありましたら見たいです。

26 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/04(金) 23:27:25.08 ID:pbPlSqvH.net]
スレ補正も加わり、紋章町最強クラスの男女が両親だからなぁ……
しかもラスボス格のマンツーマン指導
本人の努力もプラス
強い(確信)

そして、毎度毎度キューピッド役ご苦労、葉っぱ

27 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/05(土) 03:29:21.68 ID:LqNAvzZz.net]
クロム「子世代のフラグか…。ルキナも…いずれは嫁に行ってしまうのかorz」
ルフレ♀「マークが結婚するときはきっと寂しく思うんでしょうね…」

28 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/05(土) 18:49:30.23 ID:GQWVVwEO.net]
ベロア「ところで、狐はだいたい五匹くらい子供を産むそうですが…妖狐も同じなのでしょうか」
キヌ「ななな、何なのさ突然!?」
ベロア「いえ、少し気になったもので。私も同じくらいでしょうか?」
キヌ「わ、わかんないけど…まあアタシはエフラムが欲しいって人数なら…別に…」
ベロア「その点は私も同じですね。…でもいざ発情してしまうと制御できないのが何とも」
キヌ「うー…否定できない…」

29 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/05(土) 19:00:21.13 ID:NKg431/O.net]
エフラム「子供か…そうだな。何人いてもいいものだな。俺は子供が好きだ」
マルス「兄さんが言うと別の意味に聞こえますが。げふ。思えば…ほんと大勢で賑やかですものね。うち」
アイク「ああ、俺たちを育んでくれた我が家と同じような、賑やかな家庭を作っていってみたいものだ」
カムイ「ふむむむー…婿みんなの子供を産んであげようと思うと30年くらいかかっちゃう…無茶かなあ…でもぉ」
エイリーク「女帝の悩みは女王の想像を絶してました…」
リーフ「僕は作る過程の方に興味がっ」
リン「言わんでも知っとるわ」
クロム「おれんとこのおめでた早く報告したいが、急かすみたいにするのもいかんよな。まあその致してればそのうちにそうなる、よな」(ボタボタ)
ヘクトル「童貞卒業しても鼻血癖は治らねえんだな」
エリウッド「妄想は別腹なのかもね」

30 名前:みんなに子供ができたら? mailto:sage [2017/08/06(日) 00:57:35.63 ID:WXo15BRw.net]
ミカヤ

弟妹育てが一段落した頃には甥姪を見守る優しいおばちゃんに
彼氏作ったりする気はさっぱり起き無さそう
よって0人

シグルド
おじさん仕事でくたくた、歳のせいかそういう欲求も薄そうだが…
でも子供は欲しいしがんばって1…できれば2人くらい…

エリンシア
部屋の掃除中に出しっぱなしの葉っぱのエロ本発見
つい鷹王さんと実践してしまう
…2、3人くらい?

アイク
30人くらい超えそう
大変元気でいらっしゃるし何人でも育ててやるくらいの気持ちでいそう

クロム
いわずもがなのルキナとマーク、おめでとう

エリウッド
死にそうになりながら時間かけて…ニニアンとフィオーラに1人づつ…

ヘクトル
3、4人くらいか?
でっかい体でまとめて抱えてそうな父ちゃんっぷり

エフラム
ノノだけで10人くらい
キヌとか一度に五つ子もったりして全員で100人越えそうな

エイリーク
1人、百合率高め、リオンも一人で満足しそうな気がする

カムイ
なんとか頑張って20人くらい…?
フェリシアとかカムイ婿たちと何人か子供作りそうだがそちらも女帝家の子供である

リン
子沢山の肝っ玉母ちゃんのイメージあるんで7人くらい?
問題は誰が父なのか、父が複数になるのかどうかだが

アルム
何気に豊作
10人くらい、シルクとか頑張りそう

セリカ
なんか独身で終わりそうな気もするがもしかしたら1人くらい

セリス
???????????

リーフ
0人で終わる予感

ロイ
こっちもなんか0で終わりそう
葉とは違った意味で



31 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/06(日) 01:04:01.33 ID:9itd8Wq1.net]
マルスも各嫁に1、2人で10人近そう

兄弟家+嫁婿+子供で、200人前後行くな……なんという特大家族
孫まで含めたら最早予測不能

32 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/06(日) 01:09:02.42 ID:WXo15BRw.net]
抜けとった…すまん☆君主…

33 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/06(日) 07:44:54.31 ID:D2fluwC8.net]
クロム「今更ながら…俺達には二人の子供が出来るんだな」
ルフレ「マークには女の子の方もいますし…三人でもいいんですよ?」

34 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/06(日) 11:32:41.73 ID:EpWWufPP.net]
ミラ「うちの聖職者の…えーっと、なんていったかしら…セリカだっけ?
   あの娘の家は子沢山になりそうで良い事ね。増えよ満ちよ」
ドーマ「確かそやつの家にはあの有名な…お前を怒らせた葉っぱとかいう輩もいなかったか?
    叔父似の甥姪が大勢現れて変態行為をしたらどうするのだ」
ミラ「は、葉っぱ本人の子でもなければ大丈夫でしょう。きっと。葉っぱ自身は喪だと聞きますし」
ドーマ「あの者、前にはリゲルに魔女ナンパしにきたぞ。迷惑な。バレンシア出禁にしたからよいようなものの…
    お前んとこの聖職者の兄弟だろ。なんとかせい。アスタルテも怒ってたんだから」
ミラ「うぐぐっ…」
ドーマ「だいたい実り豊かにして大して働かなくても食っていけるように甘やかすからヒマを持て余して変態なんか始めるのだ。
    リマ4世もそんな感じだったろう。がっつり働かんと食っていけんよう厳しくせんと」
ミラ「生活に余裕の無い家には潤いも笑顔も生まれにくい!兄上のとこの人間はくたびれ切ったものが多いではりませぬか!」
ドーマ「だまらっしゃい!豊か豊かで食っちゃ寝食っちゃ寝の輩に言われたくない!このメタボ!なんだその弛んだ身は!」
ミラ「これは胸ですっ!ふ、太ってない!太ってないし!!!」
ドーマ「嘘つけ、2キロ増えたとか騒いどっただろ。筋トレした方がいいぞ。強く鍛えることこそ最高」
ミラ「ふん、ガチムチに鍛えたリゲルなぞ汗臭い足が臭い脇が臭い臭い臭いの三重苦のくせに」
ドーマ「貴様ー!よくも我が気にしてることを!!!」


キヌ「またやってるし…」
ヘクトル「神様懇親会やるといつもああなんだよな…つか俺らもリーフの身内だしちょっと肩身狭いぜ…」

35 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/06(日) 22:41:18.38 ID:uNmOy1ES.net]
シグルーン「子沢山と言えば…猫は平均5匹、兎は多いときは5羽から6羽以上産むそうです。ラグズの方は別かもしれませんが」
レテ「まあ…何人だろうと強く育ってくれればそれでいい」
ベルベット「種族繁栄とかあまり意識しなかったけど、多く産んだ方がいいのかしらね?」
サナキ「というか何でお前はそういうことに詳しいのじゃ」
シグルーン「私もアイク様との子供を考えると火照ってきてしまいますわ…」
サナキ「そんなことは聞いとらん」

36 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/06(日) 22:46:12.38 ID:jbBUQLp8.net]
>>30
ヘクトルとエリンシアの場合、成長率とパラメーター足すと子供が超筋脳ペガサスナイトになりそうで恐ろしい限りw
リリーナが魔力カンスト魔王だし……

37 名前:居酒屋夜の小話 mailto:sage [2017/08/06(日) 22:47:36.06 ID:jbBUQLp8.net]
紋章町の夜――そこには日中企業戦士として戦いを終えたサラリーマン達が解放される大人の世界。
今日もまた、多くの男女がその闇夜へと吸い込まれていく。
アレク「お疲れ様で〜す」
ノイッシュ「お疲れ様っす!あー、今日も働いた働いた〜」
シグルド「うむ、皆よく頑張ってくれた。おかげで残業もあまり出せずに済んだな。」
アレク「んじゃ、ということで!仕事終わりの一杯行きますか?」(クイクイ)
アーダン「どうです?シグルド様も一杯。」
シグルド「……すまないが、ラケシスが待っているので私は先に帰らせてもらうよ。今日は早く帰ると約束していたのでね。」
ノイッシュ「くう〜、所帯持ちはこれだから!憎いですね〜!」
アレク「奥さん待たせてるんじゃ仕方ないですね。んじゃ、独り身は寂しく三人で飲みに行きますかねー。」
アーダン「……」
ノイッシュ「どうしたよ、アーダン。グズグズしてないで行くぞ!」
アーダン「……ん、ちょっと気が変わっちまった。今日は一人で飲みたいから二人で行ってきてくれよ。」(クルッ)
アレク「何だ、付き合い悪いな〜。」
ノイッシュ「まま、いいじゃないか。折角二人なんだ、これからかわいいお姉さんに癒されにキャバクラつ(ブラムセル)にでも行こうぜ。」(コソッ)
アレク「お、いいねえ。」(ニヤ)

38 名前:居酒屋夜の小話 mailto:sage [2017/08/06(日) 22:48:14.10 ID:jbBUQLp8.net]
アーダン「シグルド様も所帯を持たれて随分落ち着かれたなあ……結婚か。今の今まで女性に一切縁のなかった俺には無縁だな……」
少々感傷に浸りながら、アーダンはこっそりと行きつけにしている居酒屋へと立ち寄った。そこはラルゴとカリルの夫婦が経営する店。年齢・性別・種族を問わない温かく居心地のよいこの店はいつも多くの人で賑わっている。
明々と店内から溢れる明かりと、客の賑やかな話し声を暖簾に戸をくぐると、女将のカリルが元気のいい笑顔で迎えてくれる。どことなく家に帰ってきたかのような安心感を与える迎え方は、アーダンもだが他の客達に仕事に疲れた心を癒してくれる。
カリル「おや、アーダン。今珍しいね。今日は一人なのかい?」
アーダン「ま、そういう気分の時だってありますよ。」
カリル「そうかい。おかげさまで騒がしいけど、ゆっくりしてっておくれ。いつものでいいかい?」
アーダンが頷くと、カリルは厨房を仕切っている夫の元へと向かっていく。空いているカウンターの席にどっかり腰を下ろすと、酒とつまみが来るまでアーダンは他の客の話に耳を傾ける。この居酒屋には様々な人が来る。
この店がを気に入っているのは美味い酒と料理もそうだが、様々な種の人の人生の切れ端をしがむのもアーダンの楽しみであった。

39 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/06(日) 22:52:21.48 ID:jbBUQLp8.net]
ティバーン(グビグビプハッ)「……お代り……////」
ヤナフ「ちょ、ウィスキー10杯目とか流石に飲みすぎっすよ〜王、自重してくださいよ〜。」
ティバーン「うるせえ!これが飲まずにやってられっか!!////」(ヒック)
リュシオン「そうだぞヤナフ!仕事の終わりに酒を煽らないと毎日やってられるか!」(オレンジジュースチューチュー)
ウルキ「……オレンジジュースをチューチューしながら言われても……」
ネサラ「つーか、アレだろ。荒れてんのは仕事のことじゃなくて女のことだろ、面倒くせーな。」(ビールグビグビ)
ヤナフ「あっ(察し)」
ティバーン(グビグビ)「……俺だって……男なんだぞ……!!向こうが好きなだけKINNNIKUペロペロすんならこっちだってOPPAI好きなだけprprしてえわ!バッキャロウ!!////」(ドンッ!)
ネサラ「あんま大きい声で言うなっつーの!ったく鷹はこれだから品がないねえ〜。」
リュシオン「というか、そこは無理矢理押(prpr)しちゃえばいいではありませんか。貴方らしくない。」
ティバーン「……らめなんら……エリンシアの世間知らずそうな無邪気な(鼻血ボタボタの)顔で『ペロペロさせてくださいまし』って言われたらことわれないんら……れも、俺らって……エリンシアのイイOPPAIでいっぱいチュパチュパ色々したいんら////」(ヒック)
ウルキ「……い、意外と純情なんですね……」(……願望はものすごーく邪だが……)
ネサラ「誰得www」

40 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/06(日) 22:52:54.96 ID:jbBUQLp8.net]
ヤナフ「ケッ、王は女持ちの癖に贅沢なんすよ、贅沢。こっちは知らないうちに目当ての女がとっくに人のもんになってたってのに……」(ブツブツ)
ウルキ「……情報……遅すぎやしないか?」
ヤナフ「るせー!!色々忙しくて知らなかったんだっつーの!!何だよ!!アイクの野郎だけズルイぞあんなにいっぱい!!」(バンバン!)
リュシオン「千里眼www」
ヤナフ「ホント、鷺とかマジで絶滅すればいいのに。」(真顔)
ネサラ「つーか、そんなにアレなら別れりゃいーだろ、ベオクの女なんかよー。元はといえば向こうから猛烈に迫ってきたんだろ?」
ティバーン「……うう……それれもらいしゅきなんら……ほんろは、あいちゅがガキんちょの頃に『お兄ちゃんのおよめさんにしてください』って言われたときから、俺はずっーと待ってたんら……////」(ヒック)
ヤナフ「えっマジで」
リュシオン「」
ウルキ「……い、意外な一面だなこれは……」
ネサラ「ヒエッwwwティバーンのやつ泥酔するとこうなんのかwwwこれは脅迫用に録音しとけばよかったわwww」
ティバーン「俺は……俺はエリンシアとふつうにチュッコラしたいらけなんらあ〜!////」(おろろろろーん)



41 名前:居酒屋夜の小話 mailto:sage [2017/08/06(日) 23:13:12.41 ID:jbBUQLp8.net]
カリル「ちょっと、いくらお得意様だからってうちで潰れないでおくれよ!……もう、すまないねえ。うちはいっつもうるさくって。」
アーダン「いや、それもここの味ですから。それが気に入ってるんで。」(……ふう、ラクズの人も恋愛面では色々と苦労してるんだなあ……)
やって来た通しの野菜の浅漬けに舌鼓を打ちつつアーダンはビールを煽る。炭酸の粒が胃に染みこむ感じが心地良い。ビールの後に、ラルゴお勧めの本日の料理と共にお気に入りのグランベルの地酒をちびちびやる。
そうして、他の客たちの話もところどころつまんでいく。うちの隊長が一向に振り向いてくれないとか、相手と自分に恋の自覚はあるもののなかなか進展しないだとか。
今日は妙に恋愛の話が多い。だがそれで悲観はしない。いいのだ。自分には、自分のペースがあるのだ。固い遅いと言われながらも今まで真面目に、コツコツとやってきた。のんびりかまえていればいい―――

42 名前:居酒屋夜の小話 mailto:sage [2017/08/06(日) 23:24:29.53 ID:jbBUQLp8.net]
???「一人だけど、お席空いてる?」
カリル「カウンターしか空いてないけど、いいかい?」
???「ええ。すみません。お隣いいかしら。」
アーダンがふっと視線を向けると、そこには美しい聡明そうな女性が微笑んでいた。どこかで見たことがある人だ。確かいつかどこかのバーで会った、教師をしているという……
セシリア「あら、お久しぶりですね。確か……」
アーダン「あ、覚えててくれたんですかグランベル商社で事務やってる、アーダンです。ええと、以前しっこくさんのお店で会った……」
セシリア「セシリアです。どうも。」
アーダン「お一人で?」
セシリア「ええ。女性が一人で居酒屋に来るのはいけないかしら。」(クスッ)
アーダン「とんでもない。ここ、初めてですか?」
セシリア「ええ。ふふふ、もしよかったらおすすめとか……教えてくださる?」
アーダン「任せてくださいよ、こんなゴツむさい男のお勧めでよければ。」(フフッ)

43 名前:居酒屋夜の小話 mailto:sage [2017/08/06(日) 23:31:21.89 ID:jbBUQLp8.net]
セシリア「このお店、よく来られるんですか?」
アーダン「……ええ、まあ……一人で来たい時によく。」
セシリア「あら、だったらお邪魔だったかしら?」
アーダン「とんでもない!貴女みたいな美人な人と話せるなんて、俺にとっちゃ天の恵みですよ。……最近ね、色々と思うことが溜まってましたけど、セシリアさんと会えたことで全部チャラになっちゃいましたよ。なんてね。」(ハハハ)
セシリア「お上手ね。……そうね、なんだか私も……色々と疲れちゃって。」
アーダン「教師って、大変な仕事ですもんね。人を導く仕事ってのは……凄いと思いますよ。」
セシリア「あら、私からすれば会社員の人の方が大変だわ。」
アーダン「そうですかね。……あっ、悩みとかあれば、聞きますよ。俺、耐久だけはいっちょ前ですから。」(ハハハ)
セシリア「フフフ、アーダンさんって、結構面白い方ね。外見だけ見てると、すごく固くて怖い人かなって思ってたわ。」(クスクス)
アーダン「固いは当たってますね。怖いも……当たってるかな、俺ってグランベルじゃコワオモテですっごい浮いてますからね〜。この前なんか……」

それから、不思議と二人の会話は弾んだ。仕事の愚痴から、他愛のないことまで色々と―――
途中で酔いが冷めたでっかい鷹のオッサンが、泥酔時のセリフを完コピして再生してきたちっさい鷹のオッサンをブッ飛ばしてたが気にしなかった。

44 名前:居酒屋夜の小話 mailto:sage [2017/08/06(日) 23:39:03.49 ID:jbBUQLp8.net]
セシリア「……あら、やあね。もうこんな時間だわ。帰らないと。」
アーダン「よければ、送っていきましょうか?」
セシリア「お生憎様だけど、暴漢を倒せるぐらいには腕はありましてよ、私。」(クスクス)
アーダン「これは失礼しました。」(ハハハ)
セシリア「では失礼するわ。夜道の護衛は頼まないけれど……」
アーダン「ん?」

45 名前:居酒屋夜の小話 mailto:sage [2017/08/06(日) 23:39:28.31 ID:jbBUQLp8.net]
セシリア「このお店のメニューのエスコートは、またお願いしてもいいかしら?」
アーダン「ええ、是非喜んで。」
脈ありとか、脈なしとかそういうものではなく、また彼女と一緒にこの店で飲めるということが素直に嬉しい。
人生、待ちの選択肢もある―――アーダンはほんの少しだけ、気分を明るくしながら家路に着いたのだった。

46 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/06(日) 23:46:23.52 ID:dJc6ywZr.net]
セシリアさん−ロイが絡んだ時の残念要素=麗しき大人の女性

妄想が形を成してくれたおかげで、アーセシ熱に本気で火がつきそうグッジョブ b


鷹王とエリンシアの子がもし女の子だったら、自前の翼とペガサスのツインエンジンでKINNIKUを追い回す系女子になるんだろうかKINNIKU逃げて

47 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/06(日) 23:50:30.21 ID:RWEPzInI.net]
乙です。
飲酒時の鷹王のキャラに笑い、またアーセシのほんわかさに癒されました。

48 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/06(日) 23:51:32.30 ID:EpWWufPP.net]
アーダンはほんにええ男なんよ……
グリーン繋がりもあるけど大人同士、しっとりとした付き合いができそう

49 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 00:03:57.55 ID:OyHgtYHW.net]
アーセシGJ!
これで上手くいったら、同僚2人からどつきながら祝福されそうww

>>29
二卵性双生児なら、1度の出産で婿2人分の子を産むという奇跡が……微粒子レベルで存在?

50 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 00:08:35.03 ID:OyHgtYHW.net]
再度>>29

カムイの子は父親誰かでもめるだろうか、と思ったけれど、

カムイ「この子はみんなの子。
    みんながこの子のお父さんだよ」

と笑顔で大量同時撃墜して収めそうな女帝陛下ぱないわー



51 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 00:12:09.79 ID:MCr6F5c1.net]
そんな時のために聖戦占い爺様
でもパパが大勢もそれはそれで綺麗にまとまりそうなのであるさすが女帝

…クレアだとグレイとロビンが揉めて、でももともと友達なので仲直りして、そこにクレアの手腕が噛むところが無さそうな
上級職の壁は厚い

52 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 00:33:48.07 ID:g8GwAXSj.net]
リリーナ「この子の父はみんなのKINNIKU。全員のKINNIKU継承して立派なガチムチになってくれるわ!」
……みたいな感じで収まるかな、オスティアは

53 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 00:40:53.85 ID:OyHgtYHW.net]
リリーナ「そりゃそうよ。私だって、まだまだカムイ姉様の領域には、遥かに届かないもの……。
     愛するみんなへの想いと、ロイへの想い。
     それに決着をつけなきゃ、女帝には到達できないわ……」

クレア「はぁ……デューテ……」←女公
エーディン「ふぅ……シグルド様……」←女公

レベルやアイテム、イベントでできる通常のクラスチェンジよりも、女帝系の道のりは永く険しい

エイリーク「……私は、想い合う相手と共に生きられるなら、満足ですから」←飛び級女王

険しいったら険しい

54 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 00:44:42.39 ID:OyHgtYHW.net]
失礼、>>53>>51さんの
『上級職の壁は厚い』
に対してです

>>52
女の子が生まれたら、外部と交流させて常識を身に付けさせないと……!
NIKUがつかない体質の子供にも愛情は注がれるだろうけど、肩身が狭そうだなぁ、物理的に

55 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 00:48:45.39 ID:g8GwAXSj.net]
女の子の場合はウェンディの後継者的に腹筋の別れる逞しいマッシヴ少女に育てそうな気が

…ティバーンとエリ姉さんの子が男子でいろいろ継承した場合、
ガチムチのおねいさんをペロりたがる変態少年に…どっかにリーフ要素混じってないだろうか

56 名前:未来へ紡ぐKINNIKU愛 mailto:sage [2017/08/07(月) 01:36:05.93 ID:g8GwAXSj.net]
エリンシア「子供にKINNIKUを、あるいはKINNIKU愛を求めるか……。
      難しい問題ですわねぇ……。もしも自発的に進んでくれるなら、全力で応援いたしますけれど……」
リリーナ「私は、男の子でも女の子でも、逞しいKINNIKUに育ってほしいけど……」
デジェル「それが子供の将来を狭めるかも、ってことよね?」
エリンシア「その通りですわ。
      英才教育をするにしても、1歩間違えば洗脳になってしまいますもの。
      大切な我が子に、そんなこと絶対にできませんわ」
リリーナ「…………そっか……そうよね……」
エリンシア「自らKINNIKUを鍛えたいなら、最高効率のトレーニングプランを組み上げますし、いくらでも食事を用意いたします。
      KINNIKUを愛でたいと思い立ってくれれば、ベルン署のお世話にならない極意だって伝授しますわ」
デジェル「ちょ、後半部分!?」
リリーナ「それ私も知りたいわね」
リーフ「僕もそれ知りたiコノヒトデナシー
エリンシア「ですが、どちらにせよ、それはその子が自分から目覚めた時のこと。
      それまでは、ついそちらの道へ誘導してしまうこともないように、自制しないといけませんわね」
デジェル「1番大切なのは、本人の意志、か。……なるほど」
リリーナ「さすがだわ、姉様……。
     ……ところで、デジェル。ちょっと気になったんだけど」
デジェル「え、何かあった?」
リリーナ「すごく真面目に子育て談義していたけど、少し前までの貴女なら、自分の恋愛とか興味なしだったのにな、って」
デジェル「あ」
エリンシア「あら、そういえば」
デジェル「あ、あー、えーと、うん、その、えっと」
リリーナ「もーしーかーしーてー?」
エリンシア「気になる男性ができましたの?」
デジェル「!? ……も、黙秘権を……!」
リリーナ「ふっふっふっふっふ」
エリンシア「うふふふふふ」


その後、デジェルが離脱成功したか否かはーーーー

57 名前:覇王さんの一日〜サラといっしょ〜 mailto:sage [2017/08/07(月) 01:58:09.32 ID:WR927oba.net]
新スレ&ネタ乙です
前スレのミタマの話にタイトル付け忘れたけどまあいいや
今回はタイトル通りこの方です


縁側

サラ「はあ、相変わらず暑いわね……」
エフラム「その割には膝の上から動かないようだが」
サラ「あら、そんなにわたしから離れたいだなんて……、酷いわ兄様」
エフラム「そうはいっていない。前にも言ったが、間違っても離すものか」
サラ「……もう、本当にあの時から変わっていないんだから。
   何度だって、わたしに向き合って……」
エフラム「いきなり懐かしい話になったな。確かに、思えば長い付き合いになったものだ。
     こうして結婚もしたからな」
サラ「そうね。あれからずっと、わたしは兄様のことが好きよ。
   重婚してでも、わたしたちを幸せにしてくれるって約束してくれたもの」
エフラム「そこまで言われると気恥ずかしいものがある。
     だが、今の俺がここに居るのも皆のお蔭で、本来なら不誠実な男だ。
     これからも、夫として恥じない男を目指すさ」
サラ「やっぱり真面目ね。あ……、そういえば思い出したわ。
   兄様主演で『仮面ライダーディケイドゥン』のスピンオフ前日譚『仮面ライダー覇王』の制作が決定したの」
エフラム「いや、いきなりだな。詳細は後日というところか」
サラ「ふふ、いつまでも応援しているわ……兄様」

58 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 05:40:21.43 ID:dvBKfid1.net]
サラ様の場合、友達も大勢一緒にいられるから重婚の方が嬉しそう
…というかむしろ積極的に推進してたような

59 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 07:14:27.83 ID:RfMWVTTc.net]
>>46
マジレスすると印付きになるから翼は生えんかと……反面教師でイケメン好きになったりしてw
だがKINNIKU的にソーンバルケやしっこくの中の人を視姦しまくりそうな気がせんでもないw

60 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 07:43:17.59 ID:cMPnzfIN.net]
サラ「………」
エフラム「どうした?」
サラ「なんか…兄様と密着してたらもっと可愛がられたくなっちゃった…ダメ?」
エフラム「…いや、俺もお前が可愛いことをいうから同じことを考えていた」
サラ「もう…兄様のけだもの」

ソフィーヤ「抱っこされていっちゃいましたね…」
ファ「いいなあ、ファもして欲しいー」
ベロア「今頃べろちゅーされながら触られて脱がされてる頃でしょうか」
キヌ「や、やめなって、わかるけど」
ミルラ「まあ、たまたま二人きりのときくらいはそっとしておくのです」
チキ「ミルラとサラと付き合い長いからね…」
サクラ「はあ…きっと今頃兄様に吸われたりご奉仕したり…」
カザハナ「ち、ちょっとサクラ落ち着いて」
ミタマ「まあ、別に焦らなくてもよろしいですわ」
セツナ「今は譲って…夜まで待てばいい」
ノノ「今ごろお兄ちゃんにしがみついて思いっきり愛され…」
ンン「だからやめるのです」



61 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 12:39:51.47 ID:N2QPzMrf.net]
投下させて頂きます。
>>56便乗です

デジェル「逃げられなかった……」
リリーナ「流石にアーマーがペガサスに魔道士から逃げるのは無理じゃないかしら、それにしてもねぇ……」
エリンシア「あらあらまあまあ、デジェルちゃんがジェロームちゃんになんて、早くも可愛い義姪が出来そうで嬉しいですわ」
デジェル「そ、その、まだ気になってると言うだけで……」
リリーナ「それにしてもアイクさんの息子さんかぁ、流石に盲点だったわ、おまけにラスボス格のガロンさんの指導を受けているなら、間違いなく素晴らしいKINNIKUの育ち具合をしてるわ」
デジェル「ぅ……その、確かに最初にKINNIKUに目が言ったけど、それだけじゃなくて……///
     それに、まだ解らない……ノワールも、ジェロームが好きみたいだから」
エリンシア「あらあら、アイク譲りのフラグメイカー振りの様ですわねぇ」
リリーナ「デジェルはその娘の事をどう思ってるの?」
デジェル「えっと……ノワールは、大切な、友達よ、例え同じ相手が好きでも喧嘩はしたくない……」
エリンシア「それなら、いっその事2人とも、もありではありません?」
リリーナ「そうね、デジェルが悪くないなら、2人揃って恋人にしてもらうのも良いと思うわ」
デジェル「そ……その、そんな、いきなり……//////」
エリンシア「あらあら真っ赤になって……と、わたくし達も急ぎすぎましたわね」
リリーナ「そうね、まだ好きになった段階ですから、これからゆっくりと関係を進めればいいですから。
     デジェル、ごめんなさい、いろいろ言い過ぎたわ」
エリンシア「わたくしも、ごめんなさいね」
デジェル「い、いいえ、2人が、私の事を思ってくれて、嬉しかった」
リリーナ「私達にとって貴女は大切な、友達だもの、貴女の恋が実るように、応援しているわ」
エリンシア「わたくしもです、頑張って下さいね」
デジェル「あ、ありがとう……」

62 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 17:20:10.09 ID:2RCvBA8T.net]
ルキナ「子世代のフラグが目立ちますがやはり先ずはこの時代の私が産まれるほうが先です! 
そのためにお父さまとお母さまには頑張っていただかないと…!」
マーク♂「ルキナさん、はりきってますね」
ルキナ「お父さまとお母さまにもっとその気になってもらうためにはどうすればいいでしょう? マーク、何か策はありますか?」
マーク♂「うーん、難しいですね。何せ父さんはいつも母さんを鼻血まみれにしてムードもなにもあったもんじゃないそうですし」
ルキナ「それです…!」
マーク♂「はい?」
ルキナ「要はお父さまがお母さまを鼻血まみれにしなければもっとムードがでるはずです!」
マーク♂「さすがルキナさん! では僕たちは父さんの鼻血が出なくなるようさりげなくサポートしましょう!」

ファウダー「フハハハハ! 両親のために行動するとはなんと立派な! 我が孫たちよ!」
ルキナ「おじいさま!」
ファウダー「……」
マーク♂「あ、あれ?」
ファウダー「うむ…まさかルキナにおじいさまと呼んでもらえる日が来ようとは…! 感無量である…!」
ルキナ「おじいさま…!」
マーク♂「よし、そうと決まれば今夜から作戦決行ですね!」

クロム「俺たちのベッド事情がなぜよりによってルキナたちに知られているんだ?!」
ルフレ♀「しかも父さんにまで! こんな恥ずかしいことって…一体誰の仕業です?!」

マーク♀「この天才マークちゃんに知らないことはありません! もしかしたら私の両親になる人たちのためならマークちゃん、がんばります!」

クロム「おまえか!!」
ルフレ♀「一時はマークが双子で産まれるのもいいかと思いましたが…やはりあなたを娘に迎えることはできません!」
クロム「運命を変える!(ファルシオン)」
ルフレ♀「覚悟はいいですか!(華炎)」

マーク♀「きゃー! 撤退ですー!」

63 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 19:06:54.98 ID:Jjkf3nFH.net]
むしろ此がいい仕置きだと思う
つメギドラオン

64 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 21:20:40.76 ID:RXnSyhHW.net]
クロム「ルフレ♂! 早くサーリャと子供作れ!」
ルフレ♂「急にどうしtーーうん……ああなるほど、そういうことか……」
クロム「ああ……正直、あの子の面倒を見る自信がない……」
ルフレ♂「僕だってないよ…………それに、先にノワールが居るし。
     聞いた話では、ジェロームと良い雰囲気になったらしいね、君の弟さんのおかげもあって」
クロム「リーフの件は……再発を予防すべく鋭意努力するよう検討を続ける方針で……」
ルフレ♂「無理なら無理って言いなよ」
クロム「…………すまん」

ルフレ♂(よし、誤魔化せた)

65 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 21:51:57.92 ID:RfMWVTTc.net]
>>55
女:エリンシアに似てるけどちょっとキツそうな見た目、だが中身はほぼ鷹王の筋脳ペガサスナイト/体格9/KINNNIKU視姦癖・KINNNIKU襲撃で前科持ち(ただしイケメンに限る)
男:外見まんま鷹王のガチムチ男ペガサスナイト/体格12/KINNNIKU女子フェチ(ペロペロしたいリビドーを筋トレで抑えている)

……ですかね?(白目)おい、筋肉モリモリのマッチョマンの変態とかシャレになんねーぞ

しっかしリリーナ様といい、デジェルといい、ジェローム君といい、最近KINNNIKUの出現率が高くて夏なんだなあって……

66 名前:夏だ! 水着だ!(ただしリア充に限る) mailto:sage [2017/08/07(月) 22:34:30.14 ID:RXnSyhHW.net]
リーフ「なんで……どうしてせっかくの夏なのに……KINNIKU祭なんだよぉーっ!?!?!」
サラ「どうせ、水着の巨乳は兄弟嫁か他の相手とフラグが立つだけの人よ?」
シグルーン「水着担当なら我々が!」
サナキ「せめてプライベートビーチに着くまで待つのじゃ!」

大人チキ「サラー、お爺様達にビーチ占有の許可を貰ったわよー」
サラ「ええ、今行くわ」
チキ「楽しみだねー」
ファ「ねー!」
ノノ「人目が無いから、行けるとこまでイケるね!」
ミルラ「今回こそ、この水着でおにいちゃんをメロメロに……!」
ンン「あれ? こないだ買ったばかりなのに、サイズが合いませんです?」
エリーゼ「わ! また育ったの?」
サクラ「エリーゼさんも……なんだか先日よりも……」
イドゥン「成長期……ですか……?」
セツナ「……すっごーい……」

フィオーラ「エリウッド様の体調を考慮しつつ、夕暮れのビーチで……!」
ニニアン「お爺様達へ、エフラムさんのところの次に予約できるよう連絡しました」

シーダ「マルス様から海水浴のお誘いをいただいたわ」
スー「海……楽しみ……」
マリア「うーん、サラおすすめのコレか……それともこっちの水着か……。
    えへへへへ……こうやって、好きな人のために何を着るか悩めるなんて、幸せ〜」
リンダ「よし! 露出しすぎないようにしつつ、胸をアピールするならこの水着ね!」


イレース「……」ペタペタ
カチュア「……」ペタペタ
マリーシア「……」ペタペタ

ノノ「え? 胸なんて関係なく愛してくれるから気にしないよ?
   むしろ、幼さとお色気の絶妙なバランスで、倫理観ごと理性を吹き飛ばすよ!」

67 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 22:46:02.30 ID:D5Ub2HQ7.net]
>>62
> もしかしたら私の両親になる人たち
という一言を見て双子の可能性にすぐには思い至らず一瞬脳が混乱した

ティニー「つまりクロムさんがルフレ♂さんとも結婚するって意味ですよね?ねっ?」
エポニーヌ「問題ないわ、エイリークさんやカムイ♀さんみたいに男女両方と結ばれてる人がいるし」
マーク♀「じゃあ、クロムさんか父さんがマークちゃんを産むんですね〜!半身だし大丈夫そうな気がします!」
ルフレ♂「いや結婚しないし産まないし半身でも無理だし。っていうかうちの娘を洗脳しないでくれるかな」
ティニー「娘の趣味に口出しする父親なんて嫌われますよー?」
エポニーヌ「マーク、いつでも遊びに来てちょうだい。イロイロ教えてあげるから」
マーク♀「わーい!」
ルフレ♂「夏休みの宿題に指一本触れてない子が遊びに行けると思ってるのかい?」
マーク♀「うっ」

(いろんな意味で)マークちゃんの運命やいかに

68 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 23:26:28.11 ID:OyHgtYHW.net]
サーリャ「ルフレ♀だけじゃ飽き足らず、ルフレ♂まで、奪う、ですって?」<●><●>
クロム「奪うかぁっ!!」

69 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/07(月) 23:30:35.38 ID:IzGydJgg.net]
チキやカムイのアミーボ発売おめ
そしてカムイの優勝おめ

70 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 00:13:53.26 ID:Rs5UsebO.net]
>>64の続き的な

ノワール「ジェロームは……私が無理をしてないか、体調を崩していないかって、いつも心配して見ていてくれるし……。
     私の口調が……その……変わっちゃうことも、受け止めてくれたし……。
     重い荷物を運んでいたら手伝ってくれるし、倒れそうなら支えてくれるし、隠れて努力していたこともちゃんと見てくれるし……。
     それに、最近は……前よりもいっそう強く逞しくなって……この前は襲われそうなところを助けてもらったけど……。
     ……でも……だけど…………良い雰囲気になった、だなんて……そんな……/////」

ルフレ♂「…………まさか、生まれる前に親離れされるとはね……」
サーリャ「恋に効く呪い(まじない)を教えてあげようかしら……?」
ルフレ♂「ほどほどにね? 相手の行動を操るだとか、結ばれないと不運になるだとか、恋敵を排除するだとかは、絶対にダメだよ?」
サーリャ「………………私って、そんなイメージ……?」


はい(即答

マーク♀「よーし! ノワール姉さんの恋を、全力全開全身全霊プロデュースしちゃいますよー!
     まずは既成事実を作るところからですかね! サラにロプト酒と噂のEドリンク試作品を貰ってきます!
     ついでに! なんか効き目がありそうなモノを片っ端から混ぜちゃいましょう!」

帰れ(真顔



71 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 00:42:18.63 ID:U5dVzGDm.net]
ルフレ「クロムさん?…なんで私のお腹に耳を当ててるんです?くすぐったいんですが」
クロム「いや、そろそろルキナができてないかと思って。昨日はなんとか最後までできたし」(ボタボタ)
ルフレ「か、仮におめでた成功だったとしても昨日の今日でできるはずないでしょう!シャワー浴びてきますっ!血まみれきついです!」
クロム「す、すまん!待ち遠しかったんだー!」

ルキナ「鼻血浴びながらも最後まで…母上のなんと慈愛深い…普通なら萎えてもうそんな気起きなくなるでしょうに…」
マーク「ほんとはまともにしたかったんでしょうけどねー母さんも痺れきらしてたのかも」


ロイ「ノワール…スー…マリア…リーフ兄さんがナンパした人たちってみんな幸せになってるんだね。やったね!よかったよ〜
   特にスーは友達だし義兄弟になれて嬉しいよっ」
リーフ「………そーだね……」
ロイ「ところでさ。僕も異名がほしいんだけど。貪狼とか屍王とかけっこう魂くすぐるし」
リーフ「それなら僕の変態の系統で何か考え…」
ロイ「そっちはちょっと」

72 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 01:00:18.49 ID:Rs5UsebO.net]
なら、ロイには『焼滅』の称号を
どんな意味かって? 胸に手を当てて……いや、それで分かれば苦労しないか……

73 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 01:48:54.41 ID:U5dVzGDm.net]
>>70便乗
飲ませてみた

ノワール「……ひぃ! な、なにこの飲み物!?」
マーク♀「マークちゃん特製、恋が叶うドリンクです! ささ! どーぞグイッと!」
ノワール「ぃ………やめ……ひぃぃぃぃい!」

   ーー 暗転 ーー

ジェローム「ノワールが呼んでいる、と言われてきたが……。
      しかし、伝えに来たのがマークだからな………悪いやつではないんだが、何を企んでいる?」
ノワール「くくく……導かれるままに、のこのこと現れたか!」
ジェローム「……いきなりその口調なのは、まあ、まだいいとして……。
      その格好はなんだ? まるで、悪の女幹部みたいだぞ」
ノワール「ふはははは! 我が装備に恐れをなしたようだな!
     この程度で怯むなどーー
ジェローム「もしかして、酔っているのか? あまり肌を人目にさらすな」
ノワール「……………ふん! 我が何も考えていないとでも思ったか!
     今この近辺を訪れる者は無い! 我らだけだ!」
ジェローム「それでもだ。相手が俺だからといって、そんな格好を見せていい理由にはならない」
ノワール「…………………ではないか……」
ジェローム「なに?」
ノワール「全く照れも何もない様子ではないか!
     どうやら! 我がどんな姿であろうと、微塵の魅力すら感じないらしいな!」
ジェローム「お、おい……」
ノワール「もういい! そちらの気持ちはよく分かった! 我のことなど、女とは思っていなーー
ジェローム「思っている。魅力を感じているに決まっている。
      今この瞬間も、無様を見せないよう、必死に自分を抑えている。
      万が一にも、他の誰かがお前のそんな姿を見たら、と、想像するだけでその誰かに怒りが湧いてくる」
ノワール「………………え……」
ジェローム「これが自分の中のどんな感情から来るものなのかは、まだ答えを出せない。
      しかし、ノワールを魅力的な女性だと思っていることは、間違いない。
      だから頼む。どんな事情があるにせよ、そんな格好で出歩くのは、やめてくれ」
ノワール「……あの……ええっと…………はい、わかり、まし、た……/////」


その後、マーク♀ちゃんがルフレ♂から正座で説教されたことは、言うまでもない

74 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 02:23:12.10 ID:Rs5UsebO.net]
>>73

デジェル「……間違いなく、アイクさんの息子ね……」
エリンシア「ですわねぇ……。
      仮面の奥の真剣な眼差しや、服の中のKINNIKUを想像すると、甥っ子ながらドキッとしてしまいましたわ」
リリーナ「アレは、ノワールも完全に堕ちましたね……。
     じゃ! なくて!
     スゴい勢いで差をつけられたわよデジェル!
     このままだと引き離される一方じゃない!
     これから先どう進んで行くにせよ、とにかく何かアクションを起こさないと!」
デジェル「そうは言っても……一緒に訓練したり、型を見てもらったりはしているけど、そんな急には……」
リリーナ「甘いわ! 恋は戦争! 引いたら負けよ!」
エリンシア「落ち着いて、リリーナちゃん。
      焦って行動しても相手に伝わらないと…………あ……」
リリーナ「…………ごふ……っ!!」
デジェル「リリーナ!? しっかりして! 傷は……致命傷ではないわ! 多分!」
エリンシア「ごめんなさい! 貴女の傷を抉るつもりなんてありませんでしたの! 許して下さい!」
リリーナ「……大丈、夫……よ……私は……まだ……諦めた訳じゃ……ありません……から……」



デジェルを書こうとしたら、うっかりリリーナに流れ矢が必殺した件

75 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 02:23:12.32 ID:Rs5UsebO.net]
>>73

デジェル「……間違いなく、アイクさんの息子ね……」
エリンシア「ですわねぇ……。
      仮面の奥の真剣な眼差しや、服の中のKINNIKUを想像すると、甥っ子ながらドキッとしてしまいましたわ」
リリーナ「アレは、ノワールも完全に堕ちましたね……。
     じゃ! なくて!
     スゴい勢いで差をつけられたわよデジェル!
     このままだと引き離される一方じゃない!
     これから先どう進んで行くにせよ、とにかく何かアクションを起こさないと!」
デジェル「そうは言っても……一緒に訓練したり、型を見てもらったりはしているけど、そんな急には……」
リリーナ「甘いわ! 恋は戦争! 引いたら負けよ!」
エリンシア「落ち着いて、リリーナちゃん。
      焦って行動しても相手に伝わらないと…………あ……」
リリーナ「…………ごふ……っ!!」
デジェル「リリーナ!? しっかりして! 傷は……致命傷ではないわ! 多分!」
エリンシア「ごめんなさい! 貴女の傷を抉るつもりなんてありませんでしたの! 許して下さい!」
リリーナ「……大丈、夫……よ……私は……まだ……諦めた訳じゃ……ありません……から……」



デジェルを書こうとしたら、うっかりリリーナに流れ矢が必殺した件

76 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 02:24:14.61 ID:Rs5UsebO.net]
二重投下申し訳ない m(_ _)m

77 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 08:17:57.42 ID:DTRqVapN.net]
>>74
エリンシアつチケット
リリーナ「お姉様、これは?」
エリンシア「リュシオン様がやっていらっしゃる、セリノスの森観光ツアーのペアチケットですわ。」
リリーナ「……!」
エリンシア「これでロイちゃんと二人っきりでKINNI…ではなくて……楽しいハイキングに出かければよろしいですわ!」(ニコ)
リリーナ「……お姉様!!私頑張ります!!」(ガシィ!)
デジェル(私もジェロームを誘って行こうかな……)

78 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 10:54:46.44 ID:NwDexm+f.net]
>>72
これならどう?『背徳の炎』

79 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 12:23:10.87 ID:DcCqPsMK.net]
>>77
観光に夢中だったり偶然居合わせた義姉リアーネにガイドさんしてもらってそっちとばかり会話したりでフラグを焼き払うロイの姿が浮かんだ orz

フラグを焼く、ってことで、焼旗(ヤキハタ)とか如何? 農業(アルム)っぽくなるけど


デジェルは、絆の夏みたいに海水浴に誘ってみよう!
アーマーパージして鍛え抜いたKINNIKUを見せ付けるんだ!
……ノワールの水着姿の方が破壊力高そうだけど
恥じらいがプラスされて高確率で必殺かましそうだけど

80 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 12:43:25.18 ID:7OFk20hU.net]
>>78
何ですか必殺技のコマンド入力したらいきなり専用BGM鳴り響きそうな称号は
しっかしロイはフラグを焼くという意味で「炎の子」だったんだな……



81 名前:夏だ! 水着だ! 子世代だ! mailto:sage [2017/08/08(火) 15:57:00.69 ID:Rs5UsebO.net]
ジェローム「暑いな。吸湿性と速乾性に優れた仮面を用意して正解だった」
シャンブレー「……うう……絶滅する…………でも、リンを海水浴に誘うためにも、慣れておかないと……。
       ところで、俺達も一緒に来てよかったのか?」
ジェローム「? どういう意味だ?」

ルキナ「キレイなビーチですね!」
マーク♂「そうですね、姉さん」
マーク♀「遊びますよー! 遊びまくりですよー!」
ンン「今年何回目の海水浴かって感じですが、友達と遊びに来るのは、また違いますです」
デジェル「……そうね」
    (ジェロームを誘うつもりが、いつのまにか、覚醒子世代親睦会に……)

シャンブレー(どうせこいつが、『海か。そうだな。皆で行こう』とか鈍感かましたんだろーなー)
ジェローム「?? さっきからどうしたんだ?」
シャンブレー「いいや……そのうち自分で気づいてやれよ?」
ジェローム「?????」

シンシア「ほらほらー! そんな後ろの方にいないで前に出なきゃ!」
ノワール「……ひぃ……だって……こんな格好……恥ずかしい、し……」
シンシア「へーきへーき! みんなもあたしも水着だよ! みんな一緒! 大丈夫!」
ノワール「そういう問題じゃ……。わわわ……! 押さないで……! ……きゃっ!」
ジェローム「……怪我はないか?」
ノワール「あ…………うん……倒れる前に、ジェロームが支えてくれたから……」
シンシア「おー! さっすがヒーロー! 女の子を助けるタイミングは逃さないね!」
ジェローム「お前な……。ノワールがこういうことが苦手なのは分かっているだろう。無理強いはやめてやれ」
ノワール「あの……いやなわけじゃないから……だから……」
ジェローム「……本人がそういうなら……。
      しかし、決して無理はするなよ? この暑さだからな。熱中症には充分に注意しろ」
シンシア「はいはーい! あたしも心配してほしいでーす! 暑くて倒れそうでーす!」
ジェローム「いや、お前は大丈夫だ。太陽は熱中症にならない」
シンシア「褒められた!」
ジェローム「ああ褒めた褒めた。だから少し海で泳いでこい」
シンシア「うん! じゃあまた後でね! ジェローム、ノワール!」
ノワール(返事する暇もなく行っちゃった……)

ウード「……あの2人、いつまであの体勢なんだろうな」
アズール「ノワールが倒れかけたのを抱き止めてからずっと、抱き合ったままだね」
セレナ「見てるだけで熱いわね……」
3人「「「カムイ様/ピエリ/カミラ様 に会いたくなってきた」」」

ブレディ「……このままだと俺達……」
ロラン「ルキナかマーク♀しか選択肢がなくなりそうですね。もしくは、独り身か他地区の方か」

82 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 17:14:54.63 ID:NcVkbW0z.net]
水着ノワールのたわわを押し付けられながらも相手の体調を気遣うとは、超人かジェローム!?

ナンナ「ああいう紳士的な対応がモテる条件ですよ?」
リーフ「無理だよぉー! 誰だって、仮に鼻血は我慢できたとしても、鼻の下伸ばして胸元覗き込んで触れてる部分に神経集中くらいはするでしょ!?」
ミランダ「……さいってー……」
ティニー「まぁ……紳士的なリーフ様なんて、想像できませんけど……」

あ、自分葉っぱだ、と思った方は、そっとその気持ちを胸の中にしまっておいてください

83 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 17:31:11.74 ID:iEmvw6Wu.net]
ロイド「そうだぜ。俺たちがソーニャやウルスラに無反応なのは紳士なだけだぜ」
ライナス「おう、欲情なんてこれっぽっちもしないのは紳士だからな」

84 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 18:55:02.61 ID:Pa4gKaaW.net]
私は葉っぱ、葉っぱは私
しかし、スレ民もまた葉っぱであり、葉っぱこそスレ民であり
複数の葉っぱは私にとって1つの葉っぱ、私にとって私にとって私にとって私にとって私にとって私にとって私にとって



>>83

エフラム「そうだな。
     俺自身、妻達への愛情と、幼い少女や妹を守る信念は、全く別のものだ。
     気持ちは分かるぞ、同志ロイド、同志ライナス」
ロイド「おお! 久しぶりだな!」
ライナス「新婚で忙しいだろうに、大丈夫か?」
オグマ「俺の信念は、俺とユミナの原点でもある。理解してくれるさ」
エフラム「同志オグマ! お前も来たのか! 元気だったか?」
オグマ「ああ。家庭を持つなんて初めてで、慣れないことばかりだがな」
シャナン「ははは。幸せそうで何よりじゃないか(リアジュウガリアジュウガリアジュウガ)」
ミシェイル「……俺が守りたい少女はマリアだけだが、参加して良いのか?」
ミネルバ「……私は……そうだな。無垢な者の純心を守ることが、正義だと思う」
エフラム「充分だ。その志こそが、俺達の根幹だからな」
マルス「相変わらずですね、兄さんは。
    まあ僕も、いつだったかマッケのアンケートに『マリアを嫁に』なんて書いた輩のような相手は、許せませんが、ねぇ?」
シャナン「は、ははは、そうだ、な(バレテナイヨナ?)」
ミシェイル「そうだな、奴は、絶対に許さん」
ミネルバ「全くだ。邪心で天使に近寄るなどとは」
エフラム「そんなことがあったのか……。
     よし。もしもの時は呼んでくれ。妻達もきっと賛成してくれる」
ロイド「俺達も」
ライナス「その時は参戦するぜ」
オグマ「もちろん俺も、助力する」
マルス「マケドニアとエフラム兄さんと義姉さん達とその関係者と牙のロイドさんとライナスさん派とオグマさん、それに、僕自身が動かせる戦力。
    紋章町の覇権が取れそうな大勢力ですね」
シャナン(バルムンクとスピードリング装備でも粉砕されそうなんだがそれは……)

85 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 18:56:17.65 ID:qHivdc/f.net]
ジェロームは色恋沙汰よりミネルヴァちゃん優先なイメージが強いけどね

86 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 19:01:00.78 ID:Pa4gKaaW.net]
あ、ジャファル……

きっとニノとデートで忙しかったんです!←逃走

87 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 19:16:31.66 ID:iEmvw6Wu.net]
リーフ「兄さんたちが団結するのはいいんだけど…
    その中にあれだけカッコいい美人でないすばでー爆乳のミネルバ様がいるのに、
    誰一人興味を示さないのは男子としてどうなんだろう。やっぱロリコンなんじゃないかな…」
ロイ「ほら、結婚してる人もちらほらいるから」

88 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 21:01:33.92 ID:beZ2sMjd.net]
>>82
クロム「OPPAI好きだからってリーフと一緒にされるなんて心外なんだが」
リュシオン「そうですよ」

89 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 21:09:47.23 ID:YZI/bt3i.net]
エリウッド「OPPAIばかり見るなんて失礼だからね」
マルス「まったく困ったものですよ。別に大きくたってどうって事もないでしょう」
オーシン「皮ベルトのπ/が…へ、へっ!なんでもねーよあんな男女!」
イリオス「ヒーローズの立ち絵見たけど…あいつのすっげぇんだな…」

90 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 21:57:49.83 ID:zk+mRElW.net]
リーフ「同じ巨乳好きからすら嫌われるなんて……酷くない?」
フィン「地の底に落ち、更に埋まってしまった信頼を取り戻すのは、苦難の道です。
    どうか諦めることなく熟考し、行動し続けて下さい。
    それ以外に、方法はありません」
リーフ「そうだね……そうすればいつかおねいさんとだっt
フィン「その欲望を口に出すか、抑えるか。そういったことも、分かれ道の1つですよ」
リーフ「…………はい、すみません……」



91 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 22:20:48.92 ID:j5EcNtEy.net]
>>90
便乗します
リーフ「YATTA!YATTA!
熱い欲望はトルネイド!!
出す物出して、素直になりたい!
きみ(巨乳のおねいさま方)と僕とならオール OK!」

エリウッド・クロム「ケホンケホン・・・(実際に口に出さなければセーフ!)」

ゲイル「・・・ほう」
ツァイス「葉っぱ、猥褻物公然陳列罪で逮捕する!」


フィン「(リーフ様・・・。口に出すか抑えるかが大事だとあれほど・・・)」

92 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/08(火) 22:33:18.95 ID:zk+mRElW.net]
そうか……今日は葉っぱの日……全てをさらけ出す日……

リーフ「今日という日に自分を抑えるなんて……僕にはできなかったんだ……」

まあ正直、近頃の葉っぱは年中無休で葉っぱの日みたいなもんだったけど

93 名前:ミネルヴァちゃんの正妻力 mailto:sage [2017/08/09(水) 00:11:37.91 ID:fBZ5tC4R.net]
>>85さんを見て、「ミネルヴァちゃんの正妻力」なんてワードが浮かんだので、タイトルにしました


注意!
ミネルヴァちゃん視点なので、苦手な方、「ミネルヴァちゃんはそんなこと言わない」な方はスループリーズ


「ミネルヴァ。やはり私は、未熟だ……」
 1日の終わり。大空を飛び回った翼と、潮風を浴びた鱗の手入れをしてくれた主の呟きを、竜は静かに聞いていた。
「大切な者を守れるよう、強くなりたい。
 仲間を、友人を、家族を……誰より強い父さんや母さんだって守れるくらいに、強くなりたい」
 知っている。竜は主のことを、生まれた時から知っている。
 受け継いだ才能に驕らず、ずっと努力してきたことを、知っている。
「まだ私は、その域に達していない。
 だというのに、『特に大切な人』を作るなど……」
 何か悪いのだろうか、というようなことを、竜は思考した。
 番(ツガイ)を望むのは生物の本能だ。主の母、前の主も、主の父と番になり主を産んだ。
「しかも、3人も……」
 強い雄が、複数の雌と番になる。普通だ。少なくとも竜にとっては。
 残念なことに、竜の番に相応しい雄とは出会えなかったため、竜に伴侶も子も居ないが。
 主の父も、妻を複数持つ、強い雄だった。
 彼が人間であったのは、竜にとって惜しいことだが、おかげで前の主が幸せそうなので良しとしよう。
「私は、もっと強くならねばならない。
 ノワールも、シンシアも、デジェルも守れると、確信できるくらいに。
 …………父さんくらい、強くならなければ……」
 じいっ、と主を見つめる。
 目元の覆いで遮られているが、目と目を合わせ、覗き込む。
 不思議だ。
 誰かを確実に守るなどということは、不可能だ。
 何が起こるかは誰にも分からない。万全の備えなど存在しない。
 主の父とて、限界はある。
 それを、妻を持つ条件にするとは、主は番をなす気がないのだろうか。
「……こうして瞳を見ても、まだ私には、お前が何を考えているのか分からないな……。
 やはり私は、未熟だ……」
 竜にも、主が何を考えているのか、理解はできない。
 それでも良い。
 それで良い。
 竜はただ、主を乗せ、主と共に戦い、主が守ると決めた者を守る。
 主が番をなし、子をなせば、それらも己の『家族』として守る。
 それだけで、竜は良い。

94 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/09(水) 01:14:24.10 ID:fBZ5tC4R.net]
今のところ挙がった、ロイの称号候補

焼滅
背徳の炎
焼旗(ヤキハタ)
炎の子

……燃やしてばっかだな、君
『滅炎』とか、厨二心をくすぐられるんじゃないかね?

95 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/09(水) 02:13:31.58 ID:fBZ5tC4R.net]
jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9373/1439033473/

無双について一応

96 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/09(水) 08:29:31.79 ID:qFwtt5qj.net]
>>81の翌朝ってことで



ノワール「わわわわわた、わた、わたた、私……! ビキニ姿、で……! ジェロームにしがみついて……! む、胸を、押し、ししし、押し付け、て……!/////
     昨日は、倒れそうだったのを助けてもらったところだったし、優しく自然にされて、そのまま受け入れていたけど……!/////
     改めて思い出すと……! ぅゎぁぁぁぁぁぁ……!/////
     腕が……!//// 胸板が……!//// 腹筋がぁ……!!/////」


ルフレ♂「ノワールは、朝食にも来ずにどうしたんだろう?」
サーリャ「布団にくるまって、ゴロゴロと転がっていたわね……」
マーク♀「きっと、昨日ジェロームと長時間抱き合ったことが、一夜明けて急に恥ずかしくなったんじゃないですか?」
サーリャ「あら……」
ルフレ♂「ちょっと外出してくる」
マーク♀「どこ行く気ですか父さん」
ルフレ♂「いや、ジェロームに、うちの娘を幸せにするつもりがあるか、確かめに、ね」
サーリャ「待って……。相手は、神将とセルジュの子で、白暗夜当主の教えを受けた男よ……。もっとしっかり準備しないと……」
ルフレ♂「ははははは。少し『挨拶』するだけだから、大丈夫だよ」
マーク♀「うーん……それ以前に、『今の私では、彼女を守れるほど強くない』とか答えられると思いますよ?」
ルフレ♂「そうなのかい?」
マーク♀「はい! 間違いありません! 今日のマークちゃんは冴えてますよ!
     きっと今頃は読者にも、『流石はマークちゃんです』『天才』『カワイイ』と絶賛されています!」
サーリャ「それはないわね……」
ルフレ♂「そもそも、読者って……。まあいいか。
     つまり、彼自身が納得する強さになるまで、聞くだけ無駄ってことだね」
マーク♀「その通りです!」
ルフレ♂「そうか……なら、ノワールの気持ちを確かめるのが先か」
サーリャ「待って……」
ルフレ♂「今度はなんだい?」
サーリャ「…………もう少し経ってから、私が様子を見に行くわ」
ルフレ♂「? どういう意味かな?」
サーリャ「……母親の方が、万が一見られた場合の、傷が浅いから……」
ルフレ♂「傷?」
マーク♀「あー、なるほど……。
     父さん忠告します。母さんの言う通りにしてください。
     これ以上は、質問するだけでもセクハラですよ」
サーリャ「そういうことよ……」
ルフレ♂「なにその怖すぎるルール」


サーリャ(好きな男に抱き締められて、その時のことを思い出して悶えていたなら……。
     少しだけでも落ち着いた時に、ナニをしてしまうかなんて、決まっているものね……)
マーク♀「ノワール姉さんってば、夏なのに春ですかねー、真っ盛りですねー、カッコ意味深カッコ閉じ」

97 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/09(水) 23:48:33.03 ID:VcfrmXse.net]
エリンシア→ベル
ティバーン→野獣
ジョフレ→ガストン

これで美女と野獣とか想像してしまった

98 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/10(木) 00:42:19.53 ID:bYj/NyMm.net]
美女が野獣(性的な意味で)

99 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/10(木) 06:44:15.66 ID:jQ2yF2CN.net]
鷹王様も酒をしこたま飲ませれば野獣(性的な意味で)になる可能性が……
あとどちらかというとしょーぐんはヘタレ的にガストンは無ry
いえ、何でもないです……

100 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/10(木) 10:13:55.91 ID:dG+OPoEp.net]
ルドベックはどう?と思ったけど、そうなるとベルはルキノになるな



101 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/10(木) 12:44:43.72 ID:2GMbcRtU.net]
シグルーン「では、野獣役はアイク様でしょうか?
      獣のように、欲望のままに蹂躙され……嗚呼……!」
サナキ「いい加減にするのじゃ」


シャナム「『美女と美女と美女と(中略)美女と美幼女と野獣』、イケるんじゃね?」
イリオス「野獣の時は特殊メイクにして、人間になるシーンは、メイク落としと昔の体格への変身で演出できそうだな。
     アクションシーンは言うまでもなく満点。問題はダンスくらいか?」
ユアン「神将さんのところ美人揃いだからね! 良い画が撮れそう!」

102 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/10(木) 19:19:31.30 ID:CJWRG5Up.net]
オスティアの鐘

エスメラルダ リリーナ
カシモド ゴンザレス
フロロー ロイ 
フィーバス バースとか?

罪の炎はまさにロイそのものの歌詞
あらゆるフラグを焼滅し、そして罪深き鈍感

103 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/10(木) 20:28:36.49 ID:jQ2yF2CN.net]
>>97
リリーナ「そういえば、お姉様が鷹王様をどうやって落としたかってまだ聞いたことがないのよね……子供の頃の約束ってだけじゃ弱いし……」
デジェル「年齢どころか、種族を超えた愛だものね。確かに気になるかも……」
リリーナ「聞いてみたことはあるけれど……『それは乙女のヒミツですわ☆』ってはぐらかされたのよね。」
デジェル「う〜ん」
リリーナ「……ロイとのデートが控えているのよ……!?ここは何としてでも聞き出さないと……!」(ゴゴゴゴゴ)

リリーナ「と、いうわけで教えてもらいますからね鷹王様!」(縛リッ!!)
ティバーン「……てめえらァ!!こんなことしやがって女だからといってただじゃすまねえからな!!」(モゴモゴ)
デジェル「さすがリリーナ……あの経験値泥棒チートラクズ王の鷹王を一撃で……!」
リリーナ「今のはフォルセティではない……エイルカリバーだ……」(ゴゴゴゴゴ)
ティバーン「」
リリーナ「うふふ、さすがお姉様の恋人だけあって素晴らしいKINNIKU……ペロりたいけどガマンガマン、とりあえずはお姉様にどうやって落とされたかを教えてもらいますよ♪」
ティバーン「……この俺が教えると思うか?」(ギロリ)
リリーナ「……ふう……できればやりたくなかったけど仕方ないわね……」(prpr)
ティバーン「はふぉっ!?////」
リリーナ「オスティアに伝わりし秘伝……オスティア懺悔ペロ……ふふふ、何ペロ目に喋るかな〜?」(グフフ)
ティバーン(ま、負けないっ!こんな小娘なんかにいぃぃ……!!)\ビクンビクン/
リリーナ「prprprprprpr……」

ロイとのフラグを掛けたリリーナの(渾身の)地獄の懺悔ペロ!耐えるティバーンの命運やいかに!?

104 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/10(木) 20:44:32.58 ID:j1Dx8N9O.net]
映画ネタ便乗します。

ミシェイル「映画……コラボ、これだ!!」
ミネルバ「兄上、夕食時になに騒いでいる」
ミシェイル「何をいうか、貴様が頑固にもコストダウンに賛成しないから売上アップの方法を考えていたのではないか」
ミネルバ「わかったわかった、それで、いい方法は思い付いたのか?」
ミシェイル「ああ、お前は今度公開予定の映画を知っているか?」
ミネルバ「ああ、エフラム主演の物とアイク殿主演のやつだったか?」
ミシェイル「ああ、エフラム主演の仮面ライダーの少年人気は勿論、アイク主演の方も童話原作なだけあり少女人気が高い」
ミネルバ「まさか兄上……」
ミシェイル「そうだ、この映画とうちをコラボさせる、具体的には子供用セットを用意しそのおまけとして映画関連グッズをつける
      おまけは、オーソドックスにフィギュア辺りか?」
ミネルバ「ふむ……」
ミシェイル「男の子向けの仮面ライダー覇王関連、女の子向けの美女と(中略)野獣関連、それぞれ複数用意しコレクション性をあげることで売上に期待できる」
ミネルバ「成程な………悪くはないな」
ミシェイル「お前もそう思うだろう……それでだな、子供向け商品なのだ、そう高くするわけにはいくまいな」
ミネルバ「そうだな、だが子供向けだからこそより安全安心なもの食べさせるべきだろう
     ポテトとドリンクはSサイズにハンバーガーは専用に少し小さめに出せば何とかなる。
     それに映画の版権はFETVにあるんだ、ちゃんと使用許可を得ておけ」
ミシェイル「チッ、変わらぬ石頭が、まあいい、許可についても解っている。食事が終わったら連絡する」
ミネルバ「そうか」

 その後、FETVと提携し販売した「マケドナルドラッキーセット」は親子連れを中心に大人気となった。

105 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/10(木) 21:11:09.21 ID:m5W7uMOl.net]
ラッキーセットか…ミシェイルの幸運は2だがな…

106 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/10(木) 22:35:35.33 ID:p5cMYdYp.net]
マンフロイ「仮面ライダー覇王のラッキーセットを十個」
エスト「えーっと……お客さま〜、こちらの商品は、ですね……」
マンフロイ「うむ、仰りたいことは分かりますぞ。『ボケてんのかこのジジイ』と思われるのも当然」
エスト「いやいやいや! そこまでヒドイこと考えてませんからね!?」
マンフロイ「しかしながら、これは婿殿の晴れ舞台! 揃えねば! 全種類コンプせねばならぬのです!」
エスト「そのですね……こちらお一人さま1つまでとなっており……」
ロプト教徒×9『『存じております』』
エスト「増えたっ!?!」


サラ「おじいさまったら、何をしているのかしらね」
ファ「覇王のフィギュアかっこいいー!」
チキ「よくできてるねー」
ミルラ「……最近のオモチャってスゴいんですね……」
ノノ「シャワーシーンのがあれば完璧だったのにねー。
   なんで本編にベッドシーンなかったんだろ?」
ンン「子供向けだと言ってますです」
エリーゼ「それにしても、完成度高いよね」
サクラ「そうですね」
キヌ「うーん、山遊びに持っていったら壊れちゃうかなぁ?」
ベロア「……部屋に飾ると、他の物に埋もれそうです……」
ミタマ「たまにはお掃除しないと、快適なお昼寝もできませんわよ?」
アメリア「あはは……あたし達、子供向けを買うのはギリギリだったかな……?」
ソフィーヤ「…………大丈夫……です……」
カザハナ「アメリアがダメなら、あのおじいさん達どうなるの?」
セツナ「大事なのは……気持ち……」
大人チキ「まあ、何事にも限度があるけれど」
アクア「と、言いつつ、私達も買ったけどね」
イドゥン「…………ディケイドゥンも、よろしく、ね……?」

シグルーン「さて、これで美女(複数)とサナキ様と野獣様フルコンプですわね」
サナキ「タイトル改変すな」

107 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/10(木) 22:38:15.14 ID:p5cMYdYp.net]
サクラさんは、どうあがいてもスイッチ入りっぱなしな台詞だったため、ほぼカットされました
ノノは諦めました

108 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/11(金) 01:10:23.76 ID:ea7VPPoJ.net]
ベロアの部屋を掃除しようのコーナー

エフラム「………これはそっち。あれはここ…これは…捨ててもいいのか?」
ベロア「あう…はい」

せめて二人ぶんの寝るスペースくらいは!

109 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/11(金) 01:56:01.63 ID:roVRSjjZ.net]
>>108
ベロアとミリエルってどっちのほうが私物多いんだろう……。

110 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/11(金) 02:05:02.04 ID:roVRSjjZ.net]
唐突に思いついたイーリス組ネタ。続く予定は今のところありません。

リズ「兄弟家の人たちって多才だねー。映画の主演までしちゃうんだもん」
フレデリク「いや、あれはエフラムさんとアイクさんが特殊なだけですよ」
リヒト「でもなんだか楽しそうだよね」
マリアベル「そうですわ! ならばわたくしたちも劇団を立ち上げればいいのですわ!」
リズ「劇団?!」
マリアベル「クロムさんとルフレさんをくっつけたときのわたくしたちの演技力を覚えてまして?」
フレデリク「しかしあれはお二人のためのとっさの変装のようなものでしたし」
マリアベル「いいえ、わたくしたちの実力はもっと評価されるべきですわ!」
リヒト「なんだか僕もわくわくしてきちゃった。舞台でかっこよく主演を演じたらヒノカ先生もほめてくれるかな?」
マリアベル「そうと決まれば劇団イーリス結成ですわ! さっそく自警団の方々にもお声かけしますわよ!」

その後マリアベルの呼びかけによりイーリス地区には新たな団体、劇団イーリスが立ち上げられたとか、立ち上げられなかったとか……。



111 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/11(金) 08:30:57.15 ID:6orMVJb+.net]
劇団イーリス……どんなシリアス物もドタバタコメディになりそうな予感ww

112 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/11(金) 10:47:54.93 ID:sZzw3i37.net]
ミューズ劇場で四大巡業

白夜相撲巡業、あのヘクトルが君の街に!
劇団イーリス、当日の演目は「マリアベル様がみてる」
歌姫アクアのゆらりゆるれり、バックダンサーララちゃんにも注目
ロリコンさん大歓喜!チキたんが来てくれた!

113 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/11(金) 11:19:17.58 ID:Pb7za/1J.net]
葉っぱの日で唐突に思い出したけど…
リーフが前スレでジェミーに葉っぱ煎じた汁飲ませてたけどあれ…

葉っぱの日にリーフが股間に張ってるのを煎じたんだろうか…

114 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/11(金) 11:23:48.71 ID:BXGXfVzS.net]
>>112

演奏:マギ・ヴァル楽団
スポンサー:カムイ・グループ、ベグニオン・グループ、白暗夜家、竜王家、ロプト教団、グランベル・グループ、Eドリンク開発室、ルーテ研究所 etc.(敬称略)

歌姫アクアのステージに、大人チキが飛び入り参加(強制)との噂
FETVから、出演者へのインタビュー特典付きBlu-ray、DVDが近日発売予定(発売日未定)

115 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/11(金) 21:28:36.11 ID:vNJg89ek.net]
>>108
サクラ「お掃除をしましょう」
ベロア「必要ないです…」
サクラ「しないと汚れるばかりですから、なのでしましょう」
サラ「エリーゼからメイド服まで借りて気合入ってるわね」
ベロア「…どうしてサラまでいるんですか?」
サラ「面白そうだから」

サクラ「これは…壊れた武器の柄や破片がたくさん…」
サラ「兄様がアメリアとかカザハナと訓練したときの武器の成れの果てね」
ベロア「欠けた面やひびの入り方が芸術的でしょう?なので捨てないで下さい」

サクラ「ぼろぼろになった布のようなものがありますけど…これは必要ないでしょう?」
ベロア「エフラムさんからもう着ないシャツを貰って弄り倒していたらいつの間にか、でも趣のある見た目になったので…」
サラ「元は着るものよね?これ…」

サクラ「な、何か処分していいものは…あら、この毛玉はさすがに処分…」
ベロア「そ、それは絶対に駄目です!」
サラ「今度はなに…?」
ベロア「それは私とキヌの毛が混ざった毛玉で奇跡的に大きくまとまったものなんです…同じものはもう二度とできないかもしれません」
サクラ「ええ…そんなこと言われましても…」
サラ「でも二人の毛が混ざるってのも変な話ね」
ベロア「ああそれは…私とキヌはエフラムさんに後ろからされるときに尻尾も弄られますから、そのときに毛が抜けて…」
サクラ「あっ…そうですか」
サラ「それで納得しちゃうの?」
ベロア「でもよく見るとキヌの毛の割合が高い気もしますね、キヌは触られたがりだからその分毛が抜け…」
キヌ「な、何言ってるのかなっ!?」
サラ「どこから湧いてきたのよ…ていうかもうみんな知ってるから」

116 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/11(金) 21:44:07.90 ID:jushgRyo.net]
みんなに知られているとわかりきっていてもつい誤魔化してしまうキヌちゃん可愛い

117 名前:若獅子の屈辱 後編 前書き mailto:sage [2017/08/11(金) 22:06:25.40 ID:uZEvnebq.net]
この作品は『若獅子の屈辱 中編』の続きです

作中現実のものと違うところがありますがフィクションとして見てください
キャラの口調と性格が異なる(改変もしくは崩壊)してるところも
またオリキャラが登場しますが注意をお願いします
一部物理無視の描写が有るため此方も注意を
以上の内容が苦手の方はスルーをお願いします
では投下します

118 名前:若獅子の屈辱 後編 1 mailto:sage [2017/08/11(金) 22:09:00.46 ID:uZEvnebq.net]
13:00

昼休憩・ファンサービスを済ませた選手達はグリッドについた
監督達との最後の打ち合わせをやっており、スタッフはタイヤウォーマーを
取り外していき、ピットに戻っていく
まだレース前、雨であるが辺りには稲妻が走るほど空気が張り詰めている、ピット内から雰囲気をロイは読み取れた
(やっぱり改めてみてこの緊張感は凄いな、それに・・・、
全クラス一斉にスタートするから余計に”重圧”という名の稲妻が走って見えるよ)
監督のイーライをはじめ全スタッフもデニムをモニタ越しで注視する

予選決勝はクラスごとに分かれてるが全クラス一斉にスタートするレースとなる
参加してるマシンだけでも1000クラスが42台、600クラスが37台、250クラスが35台と
合計102台のマシンが勢揃いしている
しかしその中で本戦の『切符』を手にいれるのは、各クラス14台という狭き門に入れた者だけ
かつ後日予選大会も行われるが今日(こんにち)に参加したチームのクラスは再参戦できないという一発勝負である
勝つか負けるか、喰うか喰われるか、栄光か挫折か、今ドックファイトが始まる
無論観客も固唾を呑んで見守っている

(・・・何だろう、緊張感と高揚感と同時に胸騒ぎがしてきた?何故?)
しかしロイの胸中には何故か緊張や高揚、不安が募りはじめてきた
それはデニムに何かいやな予感がしないかなのか、はたまた自分に何か起こるのか
わからなく胸中が震えていく
ロイは思わず握りこぶしを作り胸に当てる、高鳴る鼓動、抑えられぬ闘志
そして響く煩悶、それらを表に出さないように必死になる

119 名前:若獅子の屈辱 後編 2 mailto:sage [2017/08/11(金) 22:12:11.03 ID:eclNuAE2.net]
フォーメーションラップ全マシンが一斉に動きだした、スタートして巻き込み事故が起きないように
各クラスとの間隔は約70m、トップからラストまで380mにおよぶマシンの列が
雨でありながら右へ左へマシンを振りながらタイヤをさらに温めてゆく

コースは全長4,328m、コーナーの数は14本
前半はダウンヒルとS字にヘアピン、1kmのバックストレート
後半はヒルクライムに連続コーナー、立体交差からの左270度と上りのコーナー
そして約800mにもおよぶホームストレートが鍵となる
ハイスピード&テクニカルステージとなっている
また雨が時間まもなく豪雨となるため規定走行時間を4時間から3時間に変更された
豪雨のレースは事故の元やレースにならないこともあるためである

一番手に走るデニムはタイヤを温めながら600クラスポールポジションのオズのマシンを、
獲物を狙うかのごとく見据えていると同時に、正面に見える1000クラスの
動きも見極めようとしてる
距離が大きく開けられてもスタート直後に水しぶきで前方をさえぎられるのは必然であり
どう回避するかはたまたどう攻めるかと思考してゆく
(スタートだ何が起こるかわからない、
 あいつがもしかすると仕掛けてくることもありえる・・・そのときは・・・!)
かつての大いなる敗北を経験したデニムは、オズが何かを仕掛けてくるというのを予測し
二度とあの惨敗を味わわないよう警戒してゆく、そしてスタート直後に起こることも

(さぁ来なデニム、お前は今度こそ真っ逆さまに落としてやる、
 ・・・雑魚ははいつくばって泣き喚くのだな)
サイドミラーからデニムを確認するオズは不敵な笑みを浮かべながら睨みつけてゆく

120 名前:若獅子の屈辱 後編 3 mailto:sage [2017/08/11(金) 22:15:38.24 ID:eclNuAE2.net]
フォーメーションラップもまもなく終わり、全ライダーたちはグリッドどおりに
ホームストレートへ向かう、レースオフィシャルはグリーンフラッグが振られていく
ローリングスタートながらホームストレートの信号が赤1つ照らされ、
ライダー達はいっせいに身構えてアクセルをキープしながら準備を待って行く
2つ、3つ、4つ、5つと赤ランプが徐々に照らされる
全チーム、スタッフ、そして観客が見守る中

ランプが全て消えた

高鳴るエンジンとエキゾーストが一斉に木霊し各マシンがロケットの如く駆ける
だが先頭を走る1000ccクラスの上位のマシンが、後方のマシンの行く手を遮る
水の壁を作られていく
予想された事態であったがやはり先頭集団がどんな状態かわからずじまい
それでも各マシンはアクセルを落とさずクリアしようとする

しかし悪魔はこの状況をあざ笑うかのごとくライダーに悪夢を降らせた



121 名前:若獅子の屈辱 後編 4 mailto:sage [2017/08/11(金) 22:23:30.78 ID:eclNuAE2.net]
1000クラスの中位のクラスが前後左右不明で、マシンと接触したのだ
このクラッシュがわからずに次々と雪崩の如く後続のマシンをも飲まれこんでしまった
ロイはこの状況に戦慄を覚える、もちろんスタッフもだ
次々と放り出されるライダーとマシン、そして一瞬にて鉄くずとなるこの状況を
ただ見守るしかなく、デニムが無事スタートしてくれることを祈るしかなかった

(やな予感が当たったな・・・!)
悪い予感がしたデニムはコース端に逃げようとするもマシンに囲まれ逃げ場を失う
無論前方の霧の壁に入り前がわからない状態だ
下手を打てばマシンは大破、リタイアは必須かつ切符も手に入らない
スタッフ達はは万事休すと思われた
(だがな、ここであきらめる俺じゃない。なめるな!)
しかしデニムは炎をたぎらせており、ロイとイーライは切り抜けると信じていた
前方に居るだろうオズに勝つためにここで終わるわけには行かない
デニムは自分の培った技術・視覚・直感を頼りにこの場を切り抜けようとする
正面をとらえて左に避け続けて右へもどる、そこには1000クラスの下位のライダーが
続けて右に避ける、その先にはバイクのパーツの破片が転がっていた
一歩間違えればタイヤはバースト(破裂)に違いなかった
さらに正面を中止すると、霧の壁が小さくなり50m先に左コーナーの外側の
アスファルトが見えた
最初のコーナーが差し迫りフルブレーキ、5速、4速、3速、2速と落としてゆく
オールアウトでコーナーをクリアする
このまま一気に走りぬけようとするとコース外のスタッフが旗を掲げた

赤旗(レース中断の合図)だ

ホームストレートはコース上やセーフティゾーンにはクラッシュでやられたバイク
ならびに飛び散った破片にオイル、タイヤの滓が散らばった
またクラッシュでコース外に退避するライダーや
衝撃を受けて身悶えたライダーもコースアウトにいる
救護班やスタッフは急いでコース上の清掃、ライダーの応急処置を行っていく
幸いけが人は居たものの、死傷者は居なかった
このアクシデントで1000クラスは21台、600クラスは18台、250クラスは11台
合わせて50台も大破
どんなことがあろうとここは戦場、負けても事実を受け止めなければならないものだ
アクシデントを乗り切ったデニム、スタッフは安堵し呼吸をついた。
ロイは表に出さないが溜飲が落ちてるもいまだ不安の鼓動が鳴り止まない
(あぶなかった、一歩間違えれば大惨事になりかねなかった
 ・・・だけど何だろう、まだ不安が収まらない。いったいなんだ?)

122 名前:若獅子の屈辱 後編 5 mailto:sage [2017/08/11(金) 22:29:13.12 ID:eclNuAE2.net]
レースは一時中断し30分後のスタートとなり結果、約2時間半のレースとなる
予備を用意したチームは出場できるが予備のマシンやライダーが居ないチームはここでリタイアとなる
またピットスタートでレースが再開され一台一台ずつライダーがピットを後にする
先頭にセーフティーカーが走ってライダーたちは一列ずつ一定速度を走るのを余儀なくされる
セーフティーカーがでたらレーサーたちは追い越しもできない
この間ライダーたちはまだかまだかと、セーフティーカーがピットへ入るのを待つしかなかった
ピットに入ればレースは再開される各マシンは一斉に走り行く、待ち遠しさに焦がれていく
そして一週入りセーフティーカーはピットに入る
再びエキゾーストが轟き各クラスのマシンが再び一斉に走り出した

2回目のスタートは特段クラッシュやアクシデントもないスタートとなった
時間が短縮された分各ライダーたちは全開で飛ばしてゆく
600クラスはオズのチームがトップ、デニム出走のイーライのチームが3位になる
まだ走ってまもなく前半のバックストレートに差し掛かる
2位のライダーの背後に取り付きスリップストリームで仕掛けようとする
だが雨であるか下手をすればあらぬ方向に行くこの状況でオーバーテイクが仕掛けられない
目の前に居るのに届かない仇敵の存在がいるもどかしさで、デニムはあせる
(・・・くそっ、追いつけない。追いつけない・・・
 届くのに届かないあいつの所に!)
サイドミラー越しに見えるデニムの姿にオズはあざ笑う
(負け犬はそこでおとなしくしてろ
 ・・・さて、あれを仕掛けるのはレース終盤になってから)
オズは更なるたくらみを備えた、それはいつ仕掛けるのか

45分経過してピットに入るデニム
タイヤは雨の影響か溝は磨り減っておらず、今のままでも走れるかもしれないが
やはり油断大敵何が起こるかわからない
ピットクルーはタイヤ交換・給油を行い、デニムは降車しロイと交代する
「デニムさん、行ってきます」
「・・・」
言葉交わすも一方通行、返事も返ってこないことにロイはため息をする
気持ちを切り替えてプロの戦いにはじめて挑むロイは
緊張感を心に留めながら、闘争心たぎらせていくのだが
『ロイ、お前は今日始めてのプロでのレースだから無茶してバトルとか行うな。
 上位もしくは条件順以内をキープしながら走れ、いいな』
「わかりました」
『勝つことも大事だがまずは、生き残ることを優先だ。行ってこい!』
イーライからの忠告を受けロイはピットレーンをかけてゆく

123 名前:若獅子の屈辱 後編 6 mailto:sage [2017/08/11(金) 22:38:07.65 ID:eclNuAE2.net]
(さてとどうしたものか・・・)
ピットから出て40分、今の状況は最悪である
初陣が雨、短時間での耐久レース、後方に2台と前方に1台と最悪な条件だ
ましてや相手はプロいつ抜かれてもおかしくない状況であり
迫ってくる重圧が重石となって圧し掛かってゆく
現在6位であるロイはこの状況に痺れを切らしたくても切らせられない
仮に状況の打破を試みようとも、下手を打てば下位に転落最悪リタイアである
この膠着状態が10分も続いているが、誰もこの状況を打破するものも居ない
この場に居るライダーは読み合いにらみ合いが続いているのだ
S字からの低速ヘアピン抜けて後半セクションの入ると、後続の一台がペースを上げてきた
(ここでペースを上げてきた!?
 次のコーナーがチャンスというわけか)
サイドミラーでペースを上げる一台を確認するロイ、次のコーナーは中速から低速のあとの
高速コーナーの複合コーナー、”通称・蛇の道”とも呼ばれている
その一台につられるように二台目の後続車も追い上げをはじめた
これをチャンスと捕らえた後続車はロイとその先の1台をロックオンする
(バトルするには分が悪すぎる、相手はプロだから勝てる要素は万分の一に等しい・・・)
ロイはこの状況でバトルするのは悪手であるのは理解した、条件順位に入ればそれでよいと
思ってもいた

だが、ロイにも意地はあった
(ここでもう逃げたら意味がない、たとえ分が悪くても相手がプロであっても
 それでも勝負に逃げたらレーサーじゃない・・・
 すいません監督、僕は彼らと・・・勝負します!)
ロイはスロットルをまわし勝負に仕掛ける
モニタ越しでペースを上げるロイにスタッフは目を見張り、デニムはにらみ目で苦虫をつぶし
イーライは目を細めた
「お、おい大丈夫かあの子!?」「初陣でバトルするなんて無茶な!?」
「まずいよこれ、リタイアするかも」
(あいつ、分の悪い賭けを仕掛けるのか!?
 バカヤロウ、監督の忠告を無視しやがって)
スタッフ、デニムは最早この世の終わりかのようにネガティブに捕らえていった
プロ相手に無茶な勝負をしでかしたことに
しかしイーライは沈黙を貫き、ロイの勝負を見守っていく

124 名前:若獅子の屈辱 後編 7 mailto:sage [2017/08/11(金) 22:42:03.79 ID:eclNuAE2.net]
複合コーナー入り口50m手前に差し掛かり先頭からロイそして後続の二台がブレーキをかける
先頭のブレーキポイントよりロイは早めのブレーキを仕掛けるの対して
後続の二台は2テンポ遅くに掛けて来た
先頭はインに仕掛け後方の二台も同じくインに進入しようととする
しかしロイは彼ら2台の描くラインより少し外側に攻めようとしてきた
レイトブレーキにより前の一台のテールにつくことができ攻め懸けてゆく

また後方の2台はインにねじ込もうと仕掛けようとするも、ロイの絶妙なラインが
彼らの精神にブロックを駆けている
前の一台とロイの差はタイヤにくっつきそうでくっつかない位置におり
この雨の中一瞬のミスが命とりな勝負で仕掛けようとするも、彼らの心理では
『踏み込んだら死ぬ』という攻めにブレーキを掛けた
後方二台との距離が少し離れたのを確信したロイは、次のコーナーでも仕掛けようとする
「旨い!あのラインを維持しながら、後方にプレッシャーを与えてる」
「それだけじゃない、少なからず前にもプレッシャーを与えてるはず」
「いける、いけるかも!」
チームのスタッフはロイの攻めにいけるという確信を持ち始め祈っていく
それでもイーライとデニムは口に出さず沈黙を貫いていく

先方との距離は立ち上がりでテールトゥノーズ、そのあとの短いストレートで
同じスピード行きで2つ目のコーナー入り口で再度レイトブレーキを掛ける
次はイン側に攻めようとしたが、コーナーで前方の執念のラインブロックで仕掛けれずに居た
無理にインにねじ込もうとすると縁石に上がり、最悪バランスを崩して降下や巻き添えもある
ここは攻めずに3つ目のコーナーでチャンスを待つのを伺った
立ち上がってシフトアップせずレッドゾーンまで回して行き、三度レイトブレーキで仕掛ける
先方はインからロイはアウトから進入する、先方とロイの差はほんのわずかだが
ロイのほうはスピードが少し上で攻め込んでゆく
そして出口には隣の鼻の先にまで縮まった

125 名前:若獅子の屈辱 後編 8 mailto:sage [2017/08/11(金) 22:48:23.78 ID:eclNuAE2.net]
四つ目のコーナーは左、入り口に差しかかると二台がサイドバイサイドで進入する
同じブレーキタイミングだがロイのほうがアウトからインに変わったため多少苦しい状況である
インに差し掛かれば突込みでは有利だがコーナリング・立ち上がりになる
また相手のマシンと隣り合わせになればアウト側がおおかぶさってインのインに詰め寄ることも
下手をすれば下位に下がるか、コースアウト直行である
だがそれでもロイは果敢に攻め込まんとする
コーナリングで隣にライバルが居ることを確認したらインに切り詰めつつ
スピードを徐々に上げてゆく
隣のマシンもロイを抜かせまいとインへ被せようとし、アウト側を維持する
コーナリングでも横一列の状態、まさに一触即発である
観客もスタッフもこのバトルに釘付けである
互いが互いに譲れない意地を示しながら出口に差し掛かる
二台がアクセルをあける、目の前は最終コーナーへつづるストレート
ここで勝負がつけねばその次のコーナーで勝負をしかけようとする
また立ち上がりに有利なアウト側が少し前へ出た
最早、誰もがロイの負けを確信した



しかし

立ち上がりに、アウト側の一台が後輪を滑らせた
どうやらレッドゾーンまでアクセルを開けてしまったことで、スリップが起きた様だ
思わぬ出来事にとっさの判断でアクセルとブレーキ、カウンターを使って直そうとする
だがそのままでは終わらなかった
マシンのグリップが強制的に『戻らされた』ことで車体が暴れだし
暴れ馬に乗って振舞わされるかのようにライダーの体ははねてゆく
これを勝機と見たロイはスロットルを維持したあと出口で再びまわす
あわてて体勢を立て直すライダーは暴れ馬を抑えようとするも
隙が生まれたことでロイにリードをとられてしまった
ロイは賭けに勝利した

「よしっ!」
「何がよしだ、お前無茶するなって言っただろうが!」
オーバーテイクで安堵したロイに出発時の指示を無視したことでイーライから怒鳴りを受ける
「すいません監督、あの状況でじっとしていたら負けると思って・・・」
「ったくお前は、まぁいいそのまま今の順位をキープしろ
 無事に戻って来い今はそれだけだ」
「了解!」
ロイの無茶に怒ったイーライは注意を終えると彼の行動にどこかご満悦のようだ
(ふっ、やるじゃないか)
ロイは監督からお怒りを受けた後最終コーナーを回りホームストレートへ
ピットクルーから現在5位のボードを確認しうなずきを入れて走ってゆく
「ロイ君ガンバ!」「いいぞ坊主その調子だ!」
スタッフが歓喜の声をあげる中デニムはロイの走りを黙して睨んでいた

そんな中別チームのライダーがロイに対してターゲットと感じた
(あの新人確かデニムのチームの・・・
 これはやれるかもしれないな、さてデニムお前の相方利用(つかわ)せてもらうぜ)
男は下衆の笑みを浮かべていた

126 名前:若獅子の屈辱 後編 9 mailto:sage [2017/08/11(金) 22:57:11.28 ID:eclNuAE2.net]
ピットに入るラスト一周、ロイは複合コーナーを抜けストレートを走ってゆく
コースサイドにスタッフが青旗(早いマシンが迫ってるという合図)を掲げてるのが見えた
サイドミラーに確認しても、該当のマシンが見えてなかったが
前方に一台周回遅れのマシン、おそらく250クラスだろう
それがわかるとロイは前方のマシンを外側から追い越してゆく
追い越したマシンを見ると、見覚えのカラーリングのマシンであった
(あのマシン、確かオズという人のチームのマシン・・・)
オズの所属するチームのマシンを確認するロイ、すると胸騒ぎが再び起き始めた
(なんだ、追い越したらいやな予感がしてきた・・・
 いったい何か来るのか!?)
胸中の不安を考えると差し迫った最終コーナー入り口を見てブレーキングを仕掛ける
ロイは不安を取り除くかのように曲がるときの速度を普段より−10Km/h前後で曲がる

後方の250のマシンのライダーがコーナーをブレーキポイント仕掛けたと同時に
マシンも一緒に倒して曲がってゆく
ところが深く曲げすぎたのかまた雨のせいでもあるかマシンは横に倒れ
ライダーはマシンから落ちコースをすべりゆく、そしてマシンは

ロイにめがけて発射されていった

(何今の音!?)
一瞬、何か鉄がもしくは物体が何かにぶつかった音が聞こえたロイはその方向に目をやると
後方の250のマシンが倒れ滑ったままロイに迫ってきた
(・・・うそ!?マシンが!?)
あまりの出来事にロイは驚愕し、何とか回避しようとアクセルを開けるかブレーキをかけようとするも、時既に遅し
マシンはもう一台とぶつかり、250のマシンを覆いかぶさるようにコースアウトへ滑ってゆく
そしてロイはぶつかった衝撃でマシンから落とされ宙に舞い、アスファルトに叩きつけられ
滑りながら外へ放り出されていった
思わぬ事態にイーライをはじめスタッフは驚愕する
「ロイ君が!」「うそだろ?!」
「おいロイ、無事か?応答してくれロイ!?」
スタッフはどよめきはじめ、イーライはロイが無事かを確認するため無線で呼びかける
デニムはこのクラッシュを見て血眼で握りこぶしを作り、口が切れて血が出る
そしてその身に怒りを震わせ、ヘルメット越しだが顔をこわばらせてた
(オズ!お前はどこまでふざけた真似をすれば気が済むんだ
 許さない・・・絶対に許さない!!)
デニムはオズの策略で初陣のロイにターゲットを付け、チームメイトにわざとマシンロケットを
行わせて、リタイアにさせるつもりだというのがわかった
スタッフとデニムはレーンへ向かい次の準備を始めていった

127 名前:若獅子の屈辱 後編 10 mailto:sage [2017/08/11(金) 23:03:25.18 ID:eclNuAE2.net]
(・・・ん・・・・・・僕は・・・)
一瞬の出来事でロイは気を失ってしまった、まだ意識がはっきりしていない状態である
起き上がるロイは辺りを見回すとバイクがコース方向とは逆に倒れているのが見えた
(!そっか、さっき僕は・・・ッ!)
先ほどのクラッシュを思い出したロイは、バイクの方向に走ろうとすると
左腕から激痛が伴いだした
地面に叩きつけられた際左側のほうを強打してしまい動かせるものの、
痛みが大きく走り出しバイクを起こそうとするも、起こせない状態だ
バイクを起こそうとするロイはスタッフの助けもあって、ようやく起こすことができた
問題はエンジンが再動できるかどうかである
モータースポーツのマシンは一度ミスが起こると立て直しにすぐできることがあれば
何らかの影響で動かずじまいということがある
エンジンを再び鳴らすロイ、だが
(クラッシュの影響かエンジンがかからない・・・!頼む・・・動いてくれ!)
いくらキックスタートしようとも心臓が始動しない、マシンが動かないことは
謂わばリタイアである
自分のミスでここで台無しにさせるわけにはいかなく、2回、3回キックをしてゆく
そして、エンジンから振動が体に伝わった
(よし、かかった)
やっとの思いでかかったマシンをゆっくりと動かしコースへ復帰する
『ロイ無事か!?今戻れるか?』
イーライからの通信が入りロイは状況を報告する
「マシンのほうは立ち直りましたが、どうかまだわからないです
 これからピットに戻って状態の確認をお願いします
 それから・・・左側を打ってしまったので交代もお願いします」
『わかった、とりあえずピットへ戻ってマシンの状態を確認する
 それから応急処置も行う、今はただそれだけだ』
「わかりました、今戻ります」
監督の指示ををうけロイは悔しさを押し殺しながら返答をする
自分が無茶をしなければこんなことにならなかったのか、そう思いながらピットに入っていった
「ロイ君大丈夫か?」「痛いところはない?」
「直ちに応急処置を、マシンチェックも行うぞ」
スタッフがそれぞれロイ左肩の応急処置、マシンのダメージチェックならびに
給油、タイヤ交換を行う

128 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/12(土) 04:47:16.13 ID:3z3fHVLs.net]
>>115
ベロアちゃんのコレクションって、かなりの割合でエフラム関係なのでは?
しかし、なんという捨てられない系女子……自室から溢れる前に、要対処ですな

129 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/12(土) 05:55:08.73 ID:y3b+nQ9U.net]
続き来た支援、アーセシ風味ロイセシです。

セシリア(自宅のベッドからおはようございます、セシリアです。土曜日の朝っぱらから申し訳ないのですが、頭がものすごい痛いです)
セシリア(更に、現在着ている物が下着の上下のみです。昨日文科省の役人の査察があったので久々にクローゼットから引っ張り出したいいスーツが床に散乱しています)
セシリア(そして何より)

ロイ(onソファー)「スー…スー…」

セシリア(………)
セシリア(何をした!?一体何をしたの昨日の私!!?)
セシリア(落ち着け、KOOLになれ私!(&#169;マリクとマシューの中の人)そして昨日何があったか思い出すのよ!!)
セシリア(まず夕方、あの糞ジジイの相手で溜まったストレスを発散するためにいつものバーでやけ酒したのよね)
セシリア『マスター!この店でいちばん強いのちょうだい!!』
セシリア(それから、たまたま呑みに来たアーダンに絡み酒して…)
セシリア『それでその糞ジジイがね〜って聞いてんのかパイナップル!!』バシバシ
アーダン『いてえいてえ!聞いてるってば!!』
セシリア(あんまりにも酔いが酷いから店から引きずり出されて)
セシリア『もっと呑ませなさいよ〜!あーたんのいけずー!』
アーダン『これ以上呑むと体壊すぞ!あとそのあーたんってのやめろ背中がぞわぞわする!』
セシリア(たまたま帰りが遅くなったロイを捕獲して…)
セシリア『あーロイだー(はぁと)』ダキッ
ロイ『え、セシリアせんせわぷっ!!??////////』
アーダン『コラ離れろ!生徒に恥をさらすな!』
セシリア(そのまま部屋まで送ってもらって…)
セシリア『やー!ロイもいてくれなきゃやーなのー!!パイナップルは帰れ』
アーロイ『『ええ…(困惑)』』
セシリア(無理矢理ロイに泊まっていってもらったと…)
下着姿のセシリアさん『…(慈愛の微笑み)』ベッドポンポン
ロイ『ソファーで!ボクはソファーでいいですから!!///////////』
セシリア(…)
セシリア(大人としても女としてもおわってたああああああああ!!)
セシリア(完全に引かれたわ、頭のおかしい痴女じゃないあんなの。63スレも頑張ってきた恋の終焉が、こんなあっさりと…)

130 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/12(土) 05:56:01.66 ID:y3b+nQ9U.net]
ロイ「ふぁ〜…」
セシリア「!!!」フトンガバッ
ロイ「…あ、セシリア先生…おは…ようございます///」
セシリア「お、おはよう!///」
ロイ「…///」
セシリア「…あの、ロイ?///」
ロイ「なななんですか!?///」
セシリア「…悪いのだけれど、服を着たいからちょっと廊下にでてくれないかしら?///」
ロイ「は、はいぃ↑!!///」ダーッバタン
セシリア「……///(今の雰囲気、新婚夫婦の初夜明けみたいで悪くなかったわ!)」

セシリア「ご飯できたわよ」
ロイ「はい、いただきます」
セシリア「いただきます」
ロイ「…」モグモグ
セシリア「…」モグモグ
ロイ「あのセシリア先生、昨日のよるn」
セシリア「誠に申し訳御座いませんでしたー!!!」ドゲザッ
ロイ「ええええええええ!?」
セシリア「教師の身でありながらあのような無様な姿を晒してしまった事、何の申し開きも御座いません…」ゲザ-
ロイ「あ、頭を挙げてください!セシリア先生の暴走には慣れてますからあの程度気にしませんって!」
セシリア「ぐはぁ!!?」グサリ
ロイ「それより、何があったんですか?あんなになるまで呑むなんて、普通じゃないですよ」
セシリア「そ、それは…」

『どんなに頑張っても成果が上がらない生徒、それはあなたの実力不足か、それとも…』
『あの歳で逆ハーレム、しかも見るからにろくでもない者ばかり。彼女は将来ギャングにでもなるのですかな?全く誰の教育…おっと失礼』
『15歳でバイクレースとは、そんな物騒なオモチャを欲しがる時点で将来お察しですが、買い与える親も親ですなぁ』

セシリア「………ッ!」ギリッ
ロイ「…アーダンさんは詳しくは教えてくれませんでしたけど、「仕事でどうしても腹に据えかねることがあった」って言ってました。」
ロイ「僕で良ければ、話しを聞かせてもらえませんか?」



131 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/12(土) 05:57:26.39 ID:y3b+nQ9U.net]
セシリア「………」

セシリア「大丈夫よロイ。あなたが気にすることはないわ」

ロイ「…それは、僕が子供だから…ですか?」
セシリア「いいえ、あなたが私の生徒だからよ。私も教師の端くれ、生徒を関わる必要のない教育現場のいざこざに巻き込むなんて事、私のプライドが許さないもの」
セシリア「アーダンが詳細を語らなかったのも、アイツが私のそういうスタンスを知ってるからだしね」
ロイ「…アーダンさんのこと、随分信頼しているんですね」
セシリア「まあね。付き合いの長い不遇グリーンのなかでも歳が近いし、アイツ聞き上手な上に口が固いから、ついつい色々相談しちゃうのよ。モテないモテない五月蝿いのがたまに傷だけど」
ロイ「…そう、なんですか…」
セシリア「…ロイ」ダキッ
ロイ「!!!??///////」
セシリア「役に立てなかった、とか考えなくていいのよ。今回は私が意地を張っただけだし、何よりあなたが私を応援してくれる、その事実だけで私は何度でも立ち上がれるんだから」
ロイ「は、はい////////」
セシリア「…ありがとう、ロイ」ギュウ…

ロイ「それじゃあ失礼します」
セシリア「またいつでも来てね」

バタン

セシリア「…」
セシリア(…ロイにはカッコつけたけれど)
セシリア(ウォルトの頑張りを、リリーナの紡いだ絆を、ロイの真剣な熱意を貶されたあの時、頭に血が上りきって、マークス先生がやんわりと止めてくれなければ大暴れして問題を起こす所だった)
セシリア(マークス先生は「よく耐えてくれた」と労ってくださったけれど…)
セシリア「私もまだまだ未熟ね…」ハァ…

ロイ「…」
ロイ(…セシリア先生には、色々暴走される事もあるけれど、いつも感謝してる)
ロイ(それだけに…先生本人はああ言ってくれたけど、助けになれなかったのは、やっぱり正直悔しい)
ロイ「…アーダンさんが羨ましいな」ボソッ

以上です。
アーセシイイ…でもロイセシ萌えるという二つの感情がせめぎあった結果、欲張ってしまいました。
ちなみに件の役人は数日後に横領やら収賄やら円光未遂やらが発覚して逮捕されました。なんか色白とハゲに嵌められたとか喚いていましたがまあ気にしなくていいでしょう。
あとそれより少しを前に珍しくマークス先生がガンズとマクベスと話していたようです。何かの調査を頼んでいたようですが一体なんだったんでしょうね?(すっとぼけ)

132 名前:若獅子の屈辱 後編 11 mailto:sage [2017/08/12(土) 06:32:43.43 ID:us+e9RNW.net]
「すいません皆さん、僕のミスでこんなことがおきてしまって」
「気に病む必要はない、ロイはロイなりにやろうとしてたから
 まさかあんなことが起きたら誰も予測がつかないさ」
「・・・」
ロイの応急処置を済ませたスタッフは先ほどの自体のことで気に病んだロイをなだめようとする
だがロイは沈黙してゆくのみだ
デニムは先ほどの事態で苛立ちを隠していけず、足踏みをはじめてゆく
彼是チェックをして10分は経過しており、現在8位に降下されてるのだ
一刻の猶予を争う大勝負にて、大幅なロスで苛立ちと焦りが募っていく
「いつまで待たせるんだよ!もう10分は経過してるんだ!」
「もう少しで出せます!今最終チェックを行ってます」
「・・・くぅっ!」
ついには苛立ちを口に出していった、最早なだめても逆効果な状態である
傍らで見るロイはデニムの苛立ちを納得するだけだ
他のクラスのライダーに指示を出しながらイーライはただ傍らでデニムを見てゆく
「チェック終了、行けます!」
「・・・遅いぞ!」
ようやくチェックが終わりデニムはピットを後にしようとする
「デニム今チェックが終わったがマシンに無茶はさせるなよ、いいな」
「・・・」
「デニム」
「・・・了解です」
デニムは怒りを振るわせながら促していき、コースへ復帰した
レーンを出た後デニムは今までの怒りを糧にしながらマシンを走らせて行く
ロイはその様子をただ見つめるだけでしかなかった
(デニムさん・・・すいません)
そしてただただデニムに懺悔することしか今はできなかった

そして1時間後
「5,4,3,2,1、レース終了!」
アナウンスの合図とともにレースは終了した
結果ロイ達のチームは、1000クラス7位、250クラス5位そして
600クラスは辛うじて13位に入った
あのあとデニムはマシンの80%前後をキープしながら走ったが後方より迫ってきたマシンに
譲らざるを得なくなり、また14、15位のマシンが見えたとき
残りの全力を出し切りながら逃げるしかなかった
最早限界に近い形で走行させて辛うじて切符を手に入れることができた
だがピットに戻るときにスローダウンが起きた
どうやらマシンが限界を迎えたのだ、あと1、2分耐えれなかったらもしかしたら
切符を手に入れなかったのかもしれなかった

133 名前:若獅子の屈辱 後編 12 mailto:sage [2017/08/12(土) 06:35:01.75 ID:3QjA1dF+.net]
スタッフやライダーは全員本選に出場できたことに安堵するも
ロイとデニムは納得のいかない結果になった
たとえ予選であっても常に堂々と全力で走りこむのが大事である
そのことを胸に秘めながらロイ達は後片付けに入った
表彰式を迎えてる他チームを憧憬のまなざしで見るロイ
そこには喜びを分かち合い、笑顔で満ち溢れていた
『いつか自分もあの場所に立ちたい』という思いである
だが、自分がプロになれるかどうかはわからない
まだ中学生でもあるロイはこれからの進路がさまざま、行くか行かないかまだ未知である

後片付けを済ませる中ロイはデニムが居ないことに気がついた
もしやと思い他スタッフに伝えデニムを探しゆく
逸る心を抑えられなくなったのかと思いながら探してると、物の数分でデニムが見つかった
そこにはオズとその取り巻きも一緒だった
悪い予感が的中したロイ、その様子はまさに一触即発の状態であるのがわかった
ロイは物陰に隠れて彼らの様子を伺おうとする
「お前ふざけんなよ!あんなことをした事をしらばっくれるつもりか!?」
「さてな、何のことやら?」
「ロイに向かってロケットを指示したのだろ、お前のことだ何かするかと思ったら
 ここまで卑怯な真似をするとはな!」
デニムの怒りは頂点に達しており、一歩間違えれば手出しかねない状態だ
対するオズはその事を一向に知らぬ存ぜぬの一点張りである
握りこぶしを震わせながらデニムはそれでも手を出さず言及してゆく
「ふん、あんなの気づかないやつが悪いのさ。俺達は一向に知らないし
 むしろミスしたのが馬鹿なのさ」
自分たちのしでかしたことを単なるミスだといい、相手がミスしたのを一方的に罵りゆく
ロイは自分のミスを理解してる、また心の中で自分が馬鹿にされてるのは構わないが
ましてや仲間が馬鹿にすることは聞き捨てならなかった
心の中で怒りを抑えて状況を見るロイ、だがデニムは我慢ならずオズたちに手を出そうとした
だが、またしても取り巻きによって身を拘束され下種の笑みで挑発してゆく
「テメェら・・・ッ」
「デニム君熱くなりすぎぃ〜」「ホントたかが予選でムキになって」「かっこ悪いねぇ〜」
最早流血沙汰になっても構わないと思ったデニム、振りほどいて一発でも殴ろうと
そんな怒りが彼の中でふつふつと湧き上がってきた、右手の握りこぶしが震えているの見え
さすがにこれはまずいと思ったロイは飛び出してデニムをとめようとした
「デニムさん、どこに行ったのですか?探しましたよ」
「・・・ロイ」
わざとらしく言葉掛けをするロイ、オズの取り巻きも第三者が来たことで放していった
「一体どうしたのですか?なんかそちらの方と何か・・・」
「何でもねぇよ・・・」
前日と同じくぶっきらぼうにしゃべりデニムはその場を後にする
「あ、デニムさん待ってください」
ロイもデニムのあとを追いかけようとしてその場を立ち去ろうとする

134 名前:若獅子の屈辱 後編 13 mailto:sage [2017/08/12(土) 06:35:52.65 ID:3QjA1dF+.net]
「お前確か昨日あった・・・誰だったかなぁ?」
それをさえぎったのはオズの言葉であった、ロイは後ろに振り返り彼らと面を向かう
「誰だったっけ・・・ロ・・・ロ・・・ロム?」「ロンじゃねぇ?」「ロキかも?」
デニムが居ない時でもロイに対してわざと名前を間違えて挑発を繰り出してゆく
この人たちのデニムへの嘲笑は聞くに堪えれないが、それでも表に出さずにいる
「ロイです、それでは」
呆れながらも自分の名前を名乗ったあと、その場を後しようとする
「あぁそうだったそれそれ、後ロダン君『奇跡の』決勝参戦おめでとう
 決勝で合えること楽しみにしてるね」
帰ろうとするロイに対してダメ押しの挑発を繰り出すオズ
これでもかと言う位の勝者の挑発はロイの耳につんざくぐらいのものだった
ロイは唇をかみ締めながらチームのところへ戻っていった

チームパドックのトレーラーにデニムは佇んでいた
ただその背中にはいろいろなものを背負っている漢字でもあった
ロイはその彼の後姿を見て気の毒に思い声をかける、
「デニムさん、大丈夫ですか?」
声が聞こえたのかデニムはロイのほうに睨みをかけた、その目は赤く怒りと悲しみに満ちており
今にも目頭が熱くなる感じであった、心中を察するロイは彼の気持ちを落ち着かせようとする
「・・・お前悔しくないのかよ?」
「デニムさん・・・」
「あんなことされて悔しくないのかよ?!どうなんだ!」
予選での出来事で頭にきてるデニム、まさしく彼の言うとおり悔しい思いでいっぱいだ
しかし今回のことで嘆いてばかりではいられないと思いロイは話しかける
「確かにあんなことがあって悔しいですよ。
 もちろん自分が最悪の事態に気づかなかったことにも非はあります。
 でも僕が言うのも何なのですが、その悔しさを糧にしないと
 決勝勝てるに勝てないと思います。だから・・・」
自分はプロではないため言える立場ではないのだが
過去の経験上大乱闘に参戦したロイにとってその言葉を口に出そうと
次の決勝で勝って彼らに見せてあげようと言おうとした
しかしそれが逆に彼の神経を逆撫でになってしまった
「・・・あぁそうだな、全部あんたのせいなんだよ!!」
「デニムさん!?」
デニムの怒りが頂点に達したか、彼の怒りはロイに咆哮を向けた
そしてチームのスタッフや他ライダーもデニムの声が聞こえたか、次々と集まっていく

135 名前:若獅子の屈辱 後編 14 mailto:sage [2017/08/12(土) 06:37:10.70 ID:3QjA1dF+.net]
デニムは怒りや憎しみをロイにぶつけ今回の結果を、ロイの責任であることと奴当たる
悔しくて悔しくてたまらないデニムは彼らに怒りぶつけられず、ロイにぶつけていく
スタッフやライダーはその怒りを止めれずただ見ることしかできなかったが
ロイは彼の状態を察しなだめようとする
「あんたが出なければ俺はあいつらに勝てたかもしれなかったんだ!
 イーライの誘いに乗っからなければこんなことにならなかったんだ!
 俺一人で十分だったのに、あんたが参戦したことで狂っちまったんだよ!
 全部あんたのせいなんだよ!!」
しかしかえって収まらず彼の怒りの咆哮から感じる悲しみ
目に浮かぶ涙にロイは目に焼き付けてゆく
「デニムさん、そんな言い方は・・・」
「黙れぇッ!」
「!!」
ロイはそれでもデニムの怒りをとめようとするが、彼の怒りは止まらなかった
そしてついにはデニムの握りこぶしがロイの左頬に食い込んでいった
頬に伝わる鈍い音と鋭い痛み、ロイは揺れながらも踏みとどまってゆく
周りのスタッフはロイが殴られる瞬間を見て驚愕した
監督のイーライもその様子を見ており、チーム全体に沈黙が走った
デニムの怒りはいまだに消えず呼吸も荒くなっている
「・・・おまえに、お前に何がわかるって言うんだ!
 才能に恵まれてるお前に一体何がわかるって言うんだ!」
かれ枯れの涙声でさけぶデニムはチームのキャンプカーに入っていく
一同が沈黙していきスタッフはロイに声をかけてゆき、デニムと話したりする
いまだに肩の痛みが残るロイは逆の手で赤くなった頬を触ってゆく
彼の怒りと悲しみが今もまだそこに残ってゆく感触がある
(わかるからこそ言いたかったが、あの状態じゃ逆効果だった
 それに”恵まれてるやつか”・・・)
ロイはこのときとある少女のことを思い出した、学友でありながら
貧しさゆえに盗賊行為を繰り返し、引きとめようとしても逆効果になり
ついには居場所を見つけた、狐色の髪をした女の子を

136 名前:若獅子の屈辱 後編 15 mailto:sage [2017/08/12(土) 06:51:15.46 ID:3QjA1dF+.net]
(・・・ほんと、あの時の怒りが今の焦りになっていくなんて
 だけどもう時間もあと少ししかない・・・)
現在に戻り、予選のことを思い出すロイ
サーキットのタイムを見て、カメラに写った走りを再確認する
レースまで最早1ヶ月切っており、ロイは着実に成果を伸ばそうとしてゆくも
彼にとって今のタイムは出来てないものである
そのためにも練習に練習を重ねてゆく

137 名前:若獅子の屈辱 後編 16 mailto:sage [2017/08/12(土) 06:52:37.74 ID:3QjA1dF+.net]
(さてと今日はここまでにして、昼どこかへ食べに行こう)
タイムを確認しロイはピットにて片付け作業に取り掛かっていく
このときも予選のことを思い出した
(レースが終わってあの後は少しショックがきたよ・・・)
予選が終わった後ロイは、イーライから病院へ連れて行き左肩の検査をする
特に異常はなかったが1週間は激しい運動を禁ずるといわれ
一週間体育の授業を休まざるを得なかった
イーライから暫くはマシンやチーム等の調整に入るからお誘い(スポーツ走行等の)は
ないと言われ、一人で練習をせざる得なかった

138 名前:若獅子の屈辱 後編 17 mailto:sage [2017/08/12(土) 06:55:30.42 ID:3QjA1dF+.net]
先人が居ないと自分の走りを第三者の視点で観測できないのが痛恨である
また家族や学友、心配をかけてしまったことも
特に長兄のシグルド、次女のエリンシアから帰宅後に説教を受けてしまったのだ
そして学友のチャドやアルにからかわれたことも
今となっては苦い思いでだが、ロイはいい経験になったと思ってゆく
(そういえば、雑誌の新刊も出てるかもしれないから今日はアンナのデパートにしよう)
片づけを終えた後ロイはサーキットを後にする
雨がいまだに続く露の昼、少年はデパートへ向けて駆けていった

若獅子の屈辱 後編 了

139 名前:若獅子の屈辱 後編 後書き mailto:sage [2017/08/12(土) 06:58:48.18 ID:3QjA1dF+.net]
本当は7月中に書き上げたかったのだか色々あって、8月に
また深夜中に投下しようとするも寝落ちしてしまった

140 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/12(土) 19:51:52.57 ID:otpGnz/L.net]
アーダンとセシリア結婚し、ロイは養子にでもするのが一番収まりがいい気がする



141 名前:進展の前段階 mailto:sage [2017/08/12(土) 21:42:47.92 ID:F/bOALcj.net]
乙です、挫折を味わいつつも前に進むロイ、どのようになるのか?
投下させて頂きます。夏休みも残り半月と少し、進展も見せてもいいかなと思った。

ラス「皆、よく来てくれた」
ケント「一体なんの……いいえ、この面子を見れば予想はつきますよね」
シャンブレー「やっぱり、リンの事か?」
リュシオン「そうだろうな」
レオン「な、何で僕まで……」
ラス「そう言うがお前もリンの事を想っているだろう」
シャンブレー「端から見ると丸分かりだぜ?」
リュシオン「そもそも、私の前で嘘はつけんぞ」
レオン「ぐっ……父上から聞いてたけど本当に厄介だよね鷺って……」

ケント「それで、私達を集めたのは一体?」
ラス「簡単に言えばそれぞれの意思確認だ」
シャンブレー「意思確認?」
ラス「俺も含め、此処にいる者達はリンを想っている……そうだな?」
リュシオン「その通りだ、私も一見無邪気だが、気高さを持つ彼女を諦める気はない」
ケント「私もです、あの方を手放す等、もう考えられません」
シャンブレー「俺もだ……絶滅とか関係無い、俺個人の想いとして、あいつが好きだ!」
レオン「僕は……その……///」
リュシオン「……………」
レオン「ああそうだよ!!僕だって、あいつが……///」
ラス「そうだな、勿論、俺も、リンを愛している、そして、誰も諦める気はないな」
ケント「成程、薄々感じてはいましたが、やはりそういうことですか」
リュシオン「成程な」
レオン「………そうだね、カムイ姉さんと言う前例もあるし」
シャンブレー「……あ、そういうことか……俺は良いと思う」
レオン「随分あっさりだね」
シャンブレー「俺はそれでリンといられるなら良いと思う、みんなのことも嫌いじゃないし」
リュシオン「私も、だな……それに情けない話ではあるが、私1人では力強い彼女を受け止めきれん」
レオン「ふん、まぁ好きにすればいいさ」
ケント「私も構いませんよ、それであの方のお側にいられるなら」
ラス「では、皆の意思は決まったな、それでは、近いうちにリンに想いを伝えるぞ」
ケント「わかりました」

142 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/13(日) 02:00:23.53 ID:iov+Bryw.net]
レオンが意外にあっさり頷いたな、と思ったけど、リンの女公化を否定することはカムイ♀への否定にも繋がるとか考えたのかな、などと邪推

或いは、この状況を見越した『誰か達』が前以て動いていたか

143 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/13(日) 03:42:53.71 ID:it2pwn7G.net]
リュシオンがリンとくっついたら、実の妹でアイクの嫁のリアーネが義姉になるんだよなぁ
うーん、ややこしっ!

144 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/13(日) 06:21:50.82 ID:j1oElxmc.net]
家計図がカオスなのは割とIFも覚醒もそうなのよねん

145 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/13(日) 19:16:44.34 ID:CpxjypND.net]
>>128
サラ「このままだと埒が明かないから、知ってる範囲で家事の熟練者を呼んでおいたの」
ベロア「やめて下さい…」
エフラム「…大丈夫なのか?」

エリンシア「さあ、片づけて差し上げましょう!」
ミスト「よーし!やっちゃうよ!」
セルジュ「あらこれは…腕の振るい甲斐がありそうな部屋ね」

エリンシア「紙くずや糸くずが散らばっていますわね…とりあえず一か所にまとめましょう」
ミスト「壊れた瓶とか何かの骨とかもあるよ…踏んだら危ないから処分していい?」
セルジュ「どうせなら一度徹底的に掃除したあとに床にワックスをかけたいわね…」

ベロア「やめて下さい宝ものなんです捨てないで…」
エフラム「あの…ベロアが泣きそうなので少し手心を加えて頂くことは…」

エフラム「…とりあえず、部屋の掃除自体は行って、大事なものは後でアイク兄上がスペースを作ってくれるからそこにしまうことで落ち着いた」
サラ「まあ、そのへんが妥当かしらね」
ベロア「ありがとうございます…エフラムさんが説得してくれたおかげでコレクションを捨てられずに済みました…お礼は今夜たっぷり」
サラ「いつも通りじゃないの」

146 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/13(日) 20:19:36.67 ID:VwujIXif.net]
ベロアは他にも拾い食いしたり虫の死骸集めたりと監督してないと大変だなと支援見返してたら
ベロアは実は巨乳な上に腕を胸の下で組んでいるというけしからん立ち姿ということに今更気づいた

147 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/13(日) 20:55:09.84 ID:gvpTF7M9.net]
主婦(未婚)と女子力(真)とメイド(プロ)……家事スキル三強か

ワユ「まあ、家事の熟練者って言っても、料理に関しては……」
ミスト「昔よりはよくなったよ!」

148 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/13(日) 21:39:19.92 ID:yl+mmkP7.net]
ミカヤ「夏休みねえ、私には関係無いわねゴロゴロ」
ユンヌ「前から思ってたけどあんた占い師じゃなくてニートしてない?」
ミカヤ「やだっ!自由業には関係ないって意味よ」
ユンヌ「とか言いながらその手のコントローラーは」
ミカヤ「最近発売された某国民的RPGイレブン!!占い師休業もやむを得ずよ」
ユンヌ「あーあれ」
ミカヤ「夏休みのみんなもここぞとばかりにやってるわ」
ユンヌ「プレイスタイルに性格出るわよね。ちょっと見ていこうかしら」

シグルド「あった!ふっかつのじゅもんノート!」
ユンヌ「おっ、ファミコン世代ね」
シグルド「ちゃんと合ってるだろうか…ピッピッ」
ユンヌ「ドゥルットゥドゥルットゥ」
シグルド「やめろ!おっ、無事始めることができたぞ!」
ユンヌ「チッ。って、ん?」

しくると:Lv16

ユンヌ「名前ダサッ」
シグルド「仕方無いだろう!当時は平仮名四文字なんだもの!」


リーフ「ハァハァ…マルティナおねえさん待っててね」
ユンヌ「なんと、こいつは民家のツボも割らずクエストも受けずお目当てのキャラに一直線の最速プレイ」
リーフ「PS4の大画面でぱふぱふができるんだ、そりゃ先を急ぐよ」
ユンヌ「露骨にストーリーのセリフ流し読みしやがって…あ、連打してたら全滅したわよあんた」
リーフ「このひとでなしー!」
ユンヌ「あんたがでしょ」


リン「うふふ♪カミュくんとの二人旅は楽しいなあ〜」
ユンヌ「対してこっちは早々にお目当てのキャラが仲間になってご満悦ね」
リン「イケメンなのに気取ってないっていうか、むしろ少し荒々しいとこがキュンキュンするわよね」
ユンヌ「どれどれ…性格ヘクトルっぽいわね。あと全体的に緑風(笑)ポジよね」
リン「ちょっとやめて」


カムイ「レベルアップ作業はジョーカーさんがやってくれています」
ユンヌ「あんたそれで楽しいんかい」
フェリシア「すみません掃除します〜、あっ!!ズテーン!!ブツッ!!」カムイ「あ゛ーっ!!PS4の電源が!!!!」
ユンヌ「ドラクエ最大のボスは掃除中のおかんとはよく言ったものね」

ユンヌ「さてさてミカヤは…」
ミカヤ「ま…まさか…!!そんなことって!!こんな展開が…ゴロゴロ」
ユンヌ「おおーっとネタバレは無しよ。ってかあんた進み早すぎんのよ少しは仕事しなさいよ!!」

149 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/13(日) 21:41:00.33 ID:yl+mmkP7.net]
他の家族とドラクエ

アイク
好きなドラクエ:1(小難しくない一対一バトル)
好きなキャラ:パパス(背中を追いたい親父)

エリンシア
好きなドラクエ:6(パーティのムキムキ率ハァハァ)
好きなキャラ:ハッサン(説明不要)

クロム
好きなドラクエ:5(結婚イベント悩むわー)
好きなキャラ:ミレーユ(理想の姉さん像に最も近い)

エリウッド
好きなドラクエ:3(前作の過去話とかいいよね(+全員セクシーギャルは常識だよね))
好きなキャラ:3女僧侶(露出の少なさが逆にエロイよね)

ヘクトル
好きなドラクエ:4(やっぱ仲間多いのに限るわ)
好きなキャラ:トルネコ(中々味があって…誰がピザ仲間だ!!!)

エフラム
好きなドラクエ:11(幼女がメインキャラ…だと!?)
好きなキャラ:5の娘(幼女+双子+妹)

エイリーク
好きなドラクエ:9(ええ、全員体型はお子さまでキャラメイクしてますが何か)
好きなキャラ:アリーナ(やっぱり胸じゃないんですよ)

マルス
好きなドラクエ:8(旧作のオマージュがいいよね(+ゼシカのおっぱい大きいよね))
好きなキャラ:ゼシカ(呪文もムチも補助もなんでもできる性能がいいんだよね(+それより着せ替えと乳揺れたまらんよね)

セリス
好きなドラクエ:モンスターズ(可愛い魔物仲間にするの楽しい!)
好きなキャラ:ホイミン(触手がビグルみたいで可愛いよね)

アルム
好きなドラクエ:2(王子王女の邪神討伐の旅とか僕とセリカみたいだよね)
好きなキャラ:ピピン(一応正式な仲間キャラなのにこの影の薄さとかね)

セリカ
好きなドラクエ:2(王子王女の(略))
好きなキャラ:7の主人公(ザ・一般人の見た目なのに強いとこ好きよ)

ロイ
好きなドラクエ:7(鬱シナリオとか言われるけどそこがいいよね)
好きなキャラ:テリー(影があるのが格好いいよね)


みんな11やったかい?

150 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/13(日) 22:09:54.80 ID:GNJv3LEh.net]
>>146

リーフ「そ、そんな!巨乳だけでも素晴らしいのにクーデレ狼っ娘。
    ベロア義姉さん、そんな素晴らしい人だったなんて、エフラム兄さん爆発しろ!!
    それはともかく、そんな義姉さんに昔襲われた事あったのに……上手くいってれば童貞卒業し素敵な恋人が……あー!なんて惜しい事を、あの時に戻りたい!!」
ベロア「仮に何度やり直したとしてもそのポークビッツではどんな発情も萎えます」シロイメ
リーフ「ぐふっ!!」
エフラム「ベロアに貴様の粗末な物を見せつけたそうだな。
     相変わらずの変態ぶり、流石に見過ごせん、覚悟しろ」
リーフ「ちょっ!待って、これはえんざ……アーコノヒトデナシー!!!」



151 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/14(月) 02:03:08.91 ID:psMBFuzw.net]
ベロア「というかもう私はエフラムさん専用ですので。揉んだり吸ったり挟んだり襲ったり襲われたりもエフラムさんのみですので」

152 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/14(月) 05:41:16.97 ID:x++JKsOy.net]
ナンナ「実際なんであんなに小さいんでしょう…おいたわしい…」
ミランダ「あいつだって人の胸小さい小さい言ってるんだから自分が言われるのも因果応報よ!ふん!」
ティニー「赤ちゃんみたいで可愛いですけどね」


ジェミー「あいつら聖母かなんか?あんな汚いもの磨り潰しちゃえばいいのに」


アスベル「リーフ様…あの子らに見せたんです?ベロアさんもそうだけど」
リーフ「見せてないよ!?見られたんだよ!?なんで誰も信じてくれないのさ!?」
タニア「普段が普段だからだよ」
マリータ「せやで葉っぱやん」

153 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/14(月) 16:12:09.09 ID:Y0WVFpnF.net]
ヒーローズ聖魔来ましたね

154 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/14(月) 18:53:41.06 ID:P9wKarFO.net]
ミシェイル「こないだのラッキーセット好評だったのを受けて俺は考えた」
ミネルバ「何をだ」
ミシェイル「ブームは作るものだ。だからルーテあたりにに出資してゲーム作らせ、そのタイアップ商品をうちで出す」
ミネルバ「ほう…しかしゲームと言ってもな。どんなものだ?」
ミシェイル「くくく…148でドラクエの話が出ておろうが…乗っからない手があるか?
       ドラゴンといえばマケドニア!マッケクエストTを出す!
       筋はこうだ…平和なマッケ王国を突如侵略する漆黒レスト…もとい漆黒王。
       攫われたセリス姫。王は勇者アイオテの血を引く勇者ミネルバを城に呼び出し…姫の救出と漆黒の討伐を命じる」
ミネルバ「ドラクエTのパクリではないか!?だいたいなぜ私が主役なのだ!」
ミシェイル「お前は男装させれば女受けがいいだろ。背高いし、言いたくないが美形だしな。
       そしてうちの店員セリスの男性客に対する人気は言うまでもない。姫のかっこでゲームに出せば売れる。
       そしてっ!回復アイテム等にうちの商品を出す。素晴らしい宣伝になるし、店にもクエスト風の商品を出せるぞ!
       エコーズでもセブンが同じような事をしてるしな」
ミネルバ「許さん」
ミシェイル「なぜだ!?何が不満だ!このバカ!」
ミネルバ「なんだと!ドラクエ人気に乗っかってパチもの出すなど許されん!
      FC時代にどれだけ人気作に似せた便乗商品出たと思うのだ!他人の努力に乗っかるような真似は認めん!」
ミシェイル「世の中売ったもの勝ちだ!マケドナルドを紋章町一にする俺の野望を叶えるためだ!」
ミネルバ「しかも!さりげに同業他社を悪役にして貶めるとはなんたることだ!恥を知れバカ!」
ミシェイル「黙れ!奴は敵だ!イメージ落として滅ぼさねばならん!」
ミネルバ「味で勝負しろ!卑劣な真似は許さん!」
ミシェイル「石頭!頑固者!シスコン!」
ミネルバ「表に出ろ!オートクレールで白黒つけてくれる!」


マリア「たまに実家に帰ってきたら…またやってる…」
マルス「…一緒に宥めようか…」
マリア「んーん、マルス様いると兄さま不機嫌になるから…」

155 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/14(月) 18:53:41.77 ID:wuhhn8uW.net]
ヴェロニカ「見せるとか見られたとかの話はやめて、あの事件思い出すから」
サラ「前のはあなたの自業自得じゃないの」
ノノ「いやーでも見たら忘れられないのは分かるよ、みんなあの凄いので動けなくさせられたり意識飛ばされたりしてるからねー」
カザハナ「鍛えてる身としてはすぐ制圧されちゃうのは思うところはあるけど…あれは無理」
サクラ「じ、弱点も把握されてますし…はぅ…」
ファ「ファももっとがんばりたいなぁ」
ベロア「ファだとエフラムさんも無茶できませんし、その分ファはご奉仕が上手くなってますね…私は獣みたいに襲われてもいいんですが」
キヌ「むしろ自分から襲い掛かってるじゃん…」
ミタマ「たまにお稲荷様もその状態になってますわよ」
ヴェロニカ「なんで経験値の話になってるのよ!?」
サラ「見るとか見られたとかいうから興味あるのかと思って、こっそり見学したいとか?」
ヴェロニカ「嫌な予感…というか取って食べるつもりじゃないでしょうね…いやでもネットで動画漁るよりは…って何言わせるのよ!?」
シグルーン「分かりますわ…私もアイク様が遠慮しないように色々考えて…」
ヴェロニカ「誰…というかいつの間に!?」
サナキ「本当すまん、うちの者が」
ンン「…分かります、その苦労」

156 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/14(月) 18:55:32.06 ID:P9wKarFO.net]
>>155
なんと秒単位で書き込み時間一致するとは…
ヴェロニカも少しは懲りたんだろうか…それとも…

157 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/14(月) 19:54:06.18 ID:8Z9UCFTS.net]
ヒーニアス「フハハハハ!!聖魔ときて真っ先に私を出すとは公式も分かっているな!!」
ターナ「いやエイリークとエフラムが先」
ヒーニアス「しかも専用武器扱いではないか!!やはりこの双聖器の主は私しかいないのだな」
ターナ「弓兵はみんなフォレストナイトになるしフォレストは幸運+5(笑)のニーズヘッグ使わないからね」
ヒーニアス「さあ皆で私を囲め囲め!!魔王(笑)であれど一撃で葬ってくれる!フハハハハ!!」
ターナ「エコーズ勢の時は全く気付かなかったのに…この武器系列の特性っていわゆる」


ヒヴ


ヒーニアス「なんかヴァネッサ達フレリアペガサス三人に壁ドンされた…助けて!エイリーク!」
シレーネ「ヒーニアス様私たち味方なので…」
ターナ「じゃないと効果発動しないでしょうが」
ヴァネッサ「もはや反射なんですよ。ハァハァ…ステキ…ヒーニアス様…公式ありがとう」

158 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/14(月) 20:11:49.19 ID:wuhhn8uW.net]
>>156
サラ「また何かやらかすくらいならいっそこっちからあなたを連れ出す選択肢も…」
ヴェロニカ「あー…その、そ、そうだ!今度新作のハンバーガー食べにいくからその話はまた…」
サラ「引きこもりのあなたがリア充も来るハンバーガーショップに行って大丈夫?」
ヴェロニカ「…エフラムを連れてくからいい。これで私も見た目はリア充…」
サラ「それでいいの…?」

159 名前:若獅子の落涙 前書き mailto:sage [2017/08/14(月) 23:03:02.77 ID:XPYnFIMN.net]
この作品は『若獅子の屈辱 後編』の続き(直後の物語)です

作中現実のものと違うところがありますがフィクションとして見てください
キャラの口調と性格が異なる(改変もしくは崩壊)してるところも
またオリキャラが登場しますが注意をお願いします
一部物理無視の描写が有るため此方も注意を
また越境のカップリング的の描写もあります

以上の内容が苦手の方はスルーをお願いします
では投下します

160 名前:若獅子の落涙 1 mailto:sage [2017/08/14(月) 23:10:11.20 ID:XPYnFIMN.net]
まだ雨が降り行くお昼ごろ
ロイはサーキットでの走行練習を済ませた後、空腹を満たそうとある場所へ向かった

『アンナのデパート』

紋章町中央の中で一際大きいショッピングモール
このモールは兄弟家・竜王家・白暗夜家につづく大家族勢力である、アンナ大姉妹が経営しているお店だ
アスク家が所属する特務機関『ヴァイス・ブレイヴ』の隊長であるアンナも彼女ら姉妹の一人でもあるが
彼女は公務員であるため商業の加入はできない
余談だが兄弟家四姉のカムイの持つカムイグループもアンナ大姉妹と商業取引も行っている

彼女達が経営するモールは平日はもちろん休日でも常に多くの客が足を運んでおり
連日大忙しの状態だ
雨もあってか駐車場には車やバイクがあふれており予備の駐車場も満車かつ渋滞である
無論モール内は人があふれかえって居る事も一目瞭然だ
ロイは何とかスペースを見つけ出し厳重にロックを施した後にモール内へ入ると
見渡す限り人、人、人とにぎやかな雰囲気で自由と混沌の紋章町とは程遠いものである
その雰囲気を楽しみながらロイはフードコーナーへ足を運び腹を満たそうと行く


フードコーナーについたロイはやっぱりかと思い苦い顔をする
お昼ごろというのもあって周りは満席、かつ順番待ちが数多であった
敢え無く席が空くことを待つか別の場所で食べようと考えるが、ロイは15分待って再度訪れようと考え
別の階にある本屋でお目当ての雑誌の購入かつ時間つぶそうとする
15分経って漸く席を獲得したロイ、昼食を注文するも時間がかかるため席にて順番を待つ
待機中で周りを見渡すと、一緒にご飯を食べる子連れの家族、一緒にゲームをしてる子供や大人
食べながら会話する恋人達、ふと見れば自分は今日一人でここへ来ている
(家族や友人、そして恋人か・・・。そういえばここ最近みんなと一緒にすごすことがなかったな)
ここでふとロイは学友達を思い出す

いつも平日休日に一緒に遊ぶチャド・レイ・ルゥはここ最近学校の教師である白暗夜家の次女(?)ヒノカの
補講を受けている、ヒノカはロイと同年代もしくはその前後の生徒に人気の教師である
おそらく彼らはヒノカ先生が大好きであろうとロイは思った
女性といえば女友達であるリリーナをはじめとしたクラスメイト
昔は一緒に登下校はあったもののここ最近もまた彼女達との登下校もなくなった
また彼女達はいつも何かあれば喧嘩をしている、あるときはフォルブレイズやアポカリプスが跳んだり
あるときはマルテやミュルグレが来たりと、またあるときは究極の蹴りが来たりとであった
原因は何なのと思い彼女達の喧嘩をとめることあったが、何なのか判らず仕舞いであった
だがある日彼女達の喧嘩がなくなりそしてさらに彼女達に変化が起きた

ソフィーヤとエフラムの結婚だ

その日を境にロイはソフィーヤの義姉となり、喧嘩が起きた彼女達は仲良くなった
またロイとしても喜ばしいことだが、同時にすこし靄もかかった
ロイはソフィーヤを友人として好きであるが、ソフィーヤはまた別なものなのかと結婚を境に思いはじめた
そして、同じく友人であるスーもマルスと結婚をしたのだ
スーの結婚もうれしいものだがこれもまた思い悩んだのだ
彼女も自分のことが好きなのかという疑問を持っていく
あれやこれやを悩んでると、注文の品のベルがなり品を取りにいく



161 名前:若獅子の落涙 2 mailto:sage [2017/08/14(月) 23:16:36.26 ID:XPYnFIMN.net]
雑誌を広げながら昼食のバーガーを食べるロイ、目に映るのバイクのパーツの項目だ
彼がバイクに乗って10ヶ月経ち、いつも大切に扱う相棒のパワーアップを考えている
前は主にドライブに使っていたが、最近ではレースやジムカーナに参戦しており
併合してあちこちへ走っていってる
パーツ(主にタイヤ)もドライブ用とレース用に分けて購入をしており
また、パーツやオイル交換を自力で交換している
ただしエンジンのほうは中身をいじったらいやな予感しかしないためプロに任せている
下手にいじられればアマチュアレースの参戦条件から外されてしまうのだ
アマチュアレースは足回りとマフラーのみでありそれ以外は禁止されている
といっても主に洗浄やパーツの状態の確認をお願いしている

(このパーツ性能いいけど価格が高い、かといって安いものを買って張りぼてはいやだな
 それに先月オイルやタイヤを買ったはよかったが、
 トレカやゲームを買ったせいで如何せんこれを買える金がないな)
ロイは小遣いをもらって入るが、パーツを買う予算が足らない
自分の趣味で何割かは費やしており
またあちこちサーキットにも入ってるためその費用やガソリン代も馬鹿にならない
さらに増額を欲しようとするとかえって迷惑をかけてゆくと思い
朝に配達のバイトを一週間5日、夜にゲームセンターのバイトを1週間に3日入って
予算を手に入れようとしてる
平日も休日も忙しい一日を送るがロイはそれが楽しいのと思っている

「あれ?ロイ様奇遇ですね、今ご飯ですか?」
食事中に物思いにふけながら食べてるとどこか聞きなれた声がした
見上げるとそこにはロイの学友であり幼馴染でもある若草色の髪の少年がいた
「ウォルト?奇遇だねこんなところで会うなんて。君も食事?」
「えぇちょっと買い物が終わったのでこれから食事を・・・」
これから食事を取ろうとするウォルトにロイは彼の手を見た
それは大量の食材がぎゅう詰めされており、重さ10キロは超えてる量だ
力の足りないウォルトでも持てる量だが如何せん限度がある
「ちょっと待って、どうしたのその荷物!?
 一体何があったの?まさか脅されたとか・・・」
「あ、これですかそんなのじゃないですよこれはですね・・・」
「ごめんウォルト君、荷物持ち任せてきつかったかな・・・って君はロイ君?」
あまりの量の多さにロイはウォルトがいじめられてるかと思った
ウォルトはこの事情を話すと、後ろから女の子の声がした
紫色のシャツを着たショートカットで華奢でありながらどこか力強さを感じる
剣士特有の手が見えた
ロイはその少女に見覚えがあった
「あなたは・・・確か、セリス兄さんの友人の」
「ラクチェです、こんにちは」
長兄シグルドの知人が経営してるお店『流星軒』の店主アイラの娘、ラクチェである
本来関係のなかった二人が付き添いという思わぬことにロイは目を見張るのみであった

162 名前:若獅子の落涙 3 mailto:sage [2017/08/14(月) 23:21:49.06 ID:XPYnFIMN.net]
空いた席に座り一緒に食事を取る三人、ロイの目には二人が小さな輝きが見えるような感じだ
黙々と食べてると質問を述べてみる
「ところでさウォルト、ラクチェさんとどうやって知り合ったの?
 それからその荷物は?」
「ラクチェさんと知り合ったのはついさっきですよ。」
「さっき?どう言うことなの」
「それはですね・・・」
事のあらましをラクチェが答えようとする
事の発端はラクチェの買い物だ、流星軒はこの日夕方まで休業だったため
アイラは買い物に出かけようとした、流星軒の食材は本来発注であるが
この日は頼みの車が渋滞であったため急遽発注主のところへ車を出そうとした
また家にはラクチェが居たため、家の分の食材を買いにいくようにとアンナのデパートへ
向かわせた
アイラが書いたメモが大量だったため買い物を終えた後食事を取ろうとするも
あまりの重さにふらふらしていったのだ
いくら彼女が鍛えても持てる者に限度がある
そんな彼女の様子を見て手を貸してくれたのがウォルトだ
彼女の持つ荷物の半分以上を持ってくれたのだ
それから彼からご飯の誘いがあったため一緒にとろうとして今に至る

「・・・ということなんですよ」
一通りはなしが終えた後ロイは、ウォルトの行動に感心を示した
「すごいねウォルト。ラクチェさんの手助けを自分からするなんて」
「ロイ様も家族の皆さんと同じく困ってる人を助けるのは大事なことなので
 手助けしてやっただけですよ」
「でも私は助けてくれてホントうれしいよ、あいつ等だったら
 断固拒否してるからね」
彼女の言うあいつらというのはヨハン、ヨハルヴァの二人である
彼らが下心を持って助けに来るのが目に浮かんだためだ
そんな3人で会話を弾んでると、ラクチェの携帯から電話が鳴った
母アイラが迎えに来てくれるのだ
ご飯がまだ残ってるのを最後まで平らげるウォルトとラクチェは、その場を後にしようとする
最後までラクチェの手伝いをウォルトは行ってゆく
「それじゃロイ様、月曜日に」「じゃあねウォルト」
「さよなら、流星軒にも寄ってきてくださいね」「時間が取れればね」
別れの挨拶を済ませた後、ロイは残ってるバーガーを平らげようする

163 名前:若獅子の落涙 4 mailto:sage [2017/08/14(月) 23:26:48.72 ID:XPYnFIMN.net]
しかし、食べるとなぜか味が感じなくなったのだ
彼らの会話を聞いてると、ウォルトはラクチェの気持ちに答えたというのだ
ここでロイは思い出した、過去リリーナ達が喧嘩した原因が何なのかを
それは『彼女達の気持ちに答えなかった』というのだ
(さっき・・・ウォルトはラクチェさんの気持ちに答えたから仲良くなれたんだ
 僕は、リリーナたちを『友人』と見たせいで彼女達は離れてしまいそれぞれの道へ・・・
 いや違う、離してしまったのは僕のほうだ)
ロイは思った、リリーナたちも女の子だ恋の一つや二つはしたいのだ
それをロイは彼女達の思いをスルーしてしまった、いや蔑ろにしてしまったと思った
いわば彼女達を『泣かせてしまった』のだ。
ロイは自分の鈍さを恨んだ、自分の知らなさに悔やんだ、自分の愚かさに怒った
そしてロイは、女を蔑ろした自分は『恋をする』『愛を語る』資格はなく
おごまかしい考えだがたとえ彼女達(若しくはいずれか)と『仲良くする』のは出来ても
『恋人になる』資格はないのだと
女の人の身を守ることはできても、心を通じることが出来てないのだ
そう考えるとロイの頬に雫が伝わった、目が暑くなり視界がぼやけていく
(リリーナ・・・シャニー・・・スー・・・ララム・・・セシリア先生・・・
 ソフィーヤ・・・ギネヴィア校長・・・ごめん、皆・・・ごめん)
ここに居ない彼女達へ頭を下げる気持ちで今満たされており
ロイは平らげた後机に顔を伏せてゆく、誰にも悟られないようにただ声を上げず
涙を流していった



(・・・あれ、いつの間に僕寝てしまったようだ)
涙を流し終わった後ロイは3時間は横になっていた
携帯のタイマーを見ると午後六時になっていた、急いで帰ろうと思ったのだが
今の自分の状態が不安定だと理解し、帰ろうと思っても余計な事故を起こしかねないため
少しだけ時間をつぶすためまた気を紛らわせるためにに別の階のゲームセンターに向かった

164 名前:若獅子の落涙 5 mailto:sage [2017/08/14(月) 23:31:48.68 ID:XPYnFIMN.net]
(ダメだ・・・10連敗、ホント今日はだめだ)
ゲームセンターに行ったロイは対戦ゲームをやるも
心が痛み続いてるせいか今までの通りの腕前にならず、大敗を喫した
今の自分が情けなく感じ、ロイはゲームセンターを後にする
気づけば午後7時半、もう夕ご飯の時間は過ぎてしまったのだ
涙を隠しながら帰路へ行くロイ、外の雨が彼の憂鬱を流してくれる様もなく
逆に彼に深い悲しみを無理やり背負わされてゆき、衣類に重石を乗せてゆく
途中事故もなく兄弟家につき、バイクを倉庫へしまってゆく
しかし家へ入る足取りは重く逆に行きたくない気持ちも生まれていくようなものだ
それでも踏み込んで扉をあけてゆく
「・・・ただいま・・・」
「お帰り、遅かったなロイ、心配してたぞ」
覇気の無いロイの声に心配を掛けてきたのは太い声をする男の声が聞こえた
「遅くなってごめんなさい。シグルド兄さん」
顔を上げると兄弟家の大黒柱の一柱である長兄シグルドが玄関で待ってたのだ
遅れたことで謝罪するロイ、上がろうとするとシグルドが顔に手を当て覗いた
「どうしたんだロイ、目が真っ赤で涙の後が見えるのだけど
 なんかあったのか?」
「あ、これ?帰ってる途中にごみが入ったみたいで目が真っ赤になってしまったのかな
 よくわからないのだけど」
ロイの顔を見るとひどい顔であったのに気づくシグルド
ロイに何かあったのかと心配するも、咄嗟の嘘をつき心配かけまいと思いロイは答えた
「そっか、気をつけるんだぞ。それが原因で事故も置きかねないからな
 乗用車の交通事故や人身事故は自分だけじゃなく相手も不幸にさせてしまうからな」
シグルドは納得する様子で返答した後、ロイに事故を起こさないように走ってほしいと
注意を促そうと諭す
「ありがとう兄さん心配してくれて、後それからご飯は今日はいいよ
 帰る途中で食べてきたから」
ロイはシグルドからの注意を返答した後、またも嘘をつき食事をパスする
「わかったお風呂はもう沸いてるから入っていいぞ、雨でずぶぬれになってるからな
 あと洗濯物は私が預かるからな」
「お願いします兄さん、後カメラは洗濯機に入れないでくださいね
 壊れたら元の子も無いですから」
「ははは、気をつけるよ」
ロイはシグルドに荷物を預けて、お風呂へ入ってゆく
今日の分の疲れと、自分の心に突き刺さった痛みを洗い流すように

お風呂に浸かってるロイは自分の行為を改めて思い返した
(女の子の気持ちを踏みにじる行為・・・背徳だな
 背徳・・・、ハハッ、よりによって自分がこの名前を皮肉をこめて
 つけようと思うなんてね、クロム兄さんやリン姉さんリーフ兄さんと
 似たような名前をつけるなんてね・・・『背徳の炎』という名前を)
ロイは彼ら三人が『三喪』と言うのを聞いたことを思い出した
もてないから、いい人に現れないからと、進展がうまくいかないという愚痴を言ってゆく三人が
作り出したというグループだ
そして今の自分が背徳者であることに悲観すると
自分が彼らと同じような行為をしてることに気づいた
背徳という言葉を聴いて思い出した、ロイが好きである創作上の名前と同じ二つ名を
皮肉をこめてつけることにした

165 名前:若獅子の落涙 おまけ mailto:sage [2017/08/14(月) 23:41:02.50 ID:XPYnFIMN.net]
「ねぇどうして私に白馬の王子様が現れないのよもう」
「僕も巨乳のお姉さんにめぐり合えないのは何でかな」
ある日、二人の男と女の声が恋愛事情に愚痴をいつものように言う会話が聞こえた
五女のリンと十男のリーフである
リンの求める男性はイケ面の白馬の王子様、リーフは巨乳の年上を求めていた
そんな彼らの会話がくだらなくも楽しく見えたロイは入ろうとする
「ねぇ僕も入れてよ、自分もどうしてもてないのかわからないよ」
イケ面と巨乳に飢えてる二人はロイが喪入りすることに関して、呆れた様子だ
しかしロイは自分は自分がモテてたのはわかっていながら入っていった
その心をここにいる二人は知らない
ロイが恋愛心に仮面(ペルソナ)をしてあることに


若獅子の落涙 了

166 名前:若獅子の落涙 後書き mailto:sage [2017/08/14(月) 23:54:12.37 ID:XPYnFIMN.net]
今回は決勝大会ではなく外伝(いわば紋章町中心)で書きました
最初のタイトルに『外伝:』と書けばよかったかと思いました
また今回ロイにすごくこじつけながら動きを作らせてもらわせましたが
ちょっと強引過ぎたところもありました
あとウォルトとラクチェは「力不足の器用な男子と力持ちの不器用な女子」という
テンプレートチックの捏造を作りました
また外伝などは過去のスレやレスを参考に作らせて生きます
一部自分から作り上げるところもあります

167 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/15(火) 00:01:03.78 ID:jhiGghVX.net]
ロイは今までが今までだから手遅れ感が強いというか
自業自得だけれど
…かろうじてララムだけならまだなんとかありえる…だろうか?

でも本人まだ中学生だし一人者でも自然と言えば自然

168 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/15(火) 00:13:07.81 ID:4vMLussw.net]
アメリア「よい…しょおっ!!!」
チキ「わ、わわぁ…あんなおっきな斧を持ち上げてる…」
チキ(大人)「あなたも大人になったらスイカ斧持てるわよ」
アメリア「えへへ、訓練の成果だねっ!」
ノノ「しなやかだけどやっぱりKINNIKUついてるんだねー」
アメリア「あひゃっ!? い、いきなり撫でないでよくすぐったいよっ」
サラ「でもどうして斧?ジェネラルならつかえるけど」
アメリア「あはは…一回師匠に勝ってみたいなって…もちろん師匠から教わった槍にもこだわりはあるんだけどさ」
ノノ「お兄ちゃんの槍に勝ちたいなら斧よりも手や口で…」
ンン「はいはい、自重するですよ」
ミルラ「……アメリアはいいですね…聖魔実装決定ですね…お兄ちゃんと一緒にヒーローズの世界で活躍できるですね…」
キヌ「また先越されちゃったんだ…」
アメリア「ご…ごめん…」
ソフィーヤ「…また一人…ヒーローズ参戦…仲間が増えました……」
イドゥン「ラスボスの実装はいつになるのかしら…」


エフラム「…みんなだけは少しでも早く引きたい…課金するか」
ヴェロニカ「そうしてみんな課金の連鎖に囚われていくの。ふふふ。
       私みたいなお金持ちはいいけど貧乏人がどこまでやれるかしら」
エフラム「…アメリア引くまでだからな。そこまで無理はせん」
ヴェロニカ「…どーせなら他三人も引きなさいよ」
エフラム「ターナはエイリークの役目だ。ヒーニアスは別にいらんぞ。困った奴だし」
ヴェロニカ「…あらそう」

169 名前:駆け抜ける狼1/2 mailto:sage [2017/08/15(火) 00:25:20.00 ID:gsOOe4i9.net]
みなさん乙です。
変われずに悩むロイの話の直後になりますがこちらは進展を見せようかと思いました。投下させて頂きます。

リン「ごめんなさい、遅かったかしら?」
ラス「いや、大丈夫だ」
リン「それで、みんなして私を呼んだのは何?」
シャンブレー「えと……その……な///」
レオン「……………ぐぅ!」
ケント「取り敢えず落ち着け、私が言おう……リン様……私達5名、皆、リン様が好きです!!」
リン「…………へ?」
リュシオン「信じられんだろうが、事実だ、私達は貴女を、愛している」
リン「え………えぇぇぇぇぇえ!!!」

ラス「………大丈夫か?」
リン「ええ、ごめんなさい……その……」
ケント「突然こんなことを言われれば混乱するのも無理はありません」
シャンブレー「でも、本当なんだ、俺達……リンが好きなんだ」
リン「えっと……その、どうして私が?」
ラス「俺は、以前よりお前を想っている……しばらく部族の纏めなど忙しくて、会うことが出来ず悪かったと思っている」
ケント「私もそうです、私も……何時の間にアルム村に流れたりして会うことが出来ませんでしたが……
    それでも、貴女の事をお慕いしておりました」
シャンブレー「俺はさ……始めてあった時から野性化プログラムとかで振り回されたけどさ……
       それでも、弱くて逃げたがりの俺にずっと向き合ってくれて、嬉しかったんだ……
       それから……うん、それから、俺も、リンの事が好きなんだ」
レオン「う……うー………僕もそうだよ!お前に振り回されてばかりだったけど……
    ひねくれて、みんなに向き合えない僕に真正面からぶつかってくれたの……嬉しかった……//////」
リン「そぅ……なの……その、出来ればリュシオンさんも聞かせて貰えませんか?   他のみんなと違って、今まで接点ありませんでしたよね?」
リュシオン「そうだな、鷺の特性を置いても貴女に嘘は吐きたくないからな。
      先ずは謝らせて貰う……申し訳ない!」
リン「は!?えっ……いきなりどうして!?」
リュシオン「貴女に目を向けたそもそもの切っ掛けは……私の……性癖によるものだ」
リン「性癖……?」
リュシオン「私は……貴女の弟と同じ……大の巨乳好きだ」
リン「!!!!!」
リュシオン「始めは、巨乳の彼女が欲しくて、貴女に目をつけ、そして声をかけた。その際あんな出逢い方だったがな………
      だが、その出逢いの際、貴女の照れた可愛いらしさとか、先日の海で見せてくれた溌剌とした美しさにどんどん惹かれていった……今は、外見だけではない……私は、貴女の全てを愛している」
リン「あ………あぅ………//////」
リュシオン「突然言われて、信じられんかも知れんが……」
リン「い、いえ、信じます、兄さんや義姉さんから聞いたことがあります、鷺の民の人は嘘を吐かない……いえ、嘘を吐けないって、だから……」
リュシオン「そうか、ありがとう……」

170 名前:駆け抜ける狼2/2 mailto:sage [2017/08/15(火) 00:26:18.98 ID:gsOOe4i9.net]
ラス「それで、出来ればお前の返事を聞きたいんだ」
リン「えと……その……ご、ごめんなさい!!」
シャンブレー「やっぱり……だめ……か?」
リン「そ、そうじゃないの!みんなが、嫌って訳じゃ………
   でも、私、今まで喪で、お付き合いなんかしたことなくって……
   だから、みんなにそんなこと言ってもらえるの、すごく嬉しくて……」
リュシオン「それなら、何故?」
リン「告白してもらえたのは凄く嬉しいけど……みんな、とても素敵な人で、私には、1人なんて選べないの」
シャンブレー「なんだ、そんなことだったのか」
リン「え?」
ラス「俺達で話し合って決めていたことだ、リンが誰か1人を選ぶならやむ無し。
   そうじゃないのなら、5人みんなでお前を愛すると言うことだ」
リン「そ、そんな!いいの、みんな?」
シャンブレー「俺はいいよ、リンといられるなら、他のみんなも、嫌いじゃないし」
ケント「私も同様です」
レオン「ふん、ま、いいんじゃないの?カムイ姉さんもそうだしさ」
リュシオン「私も構わん」
ラス「そして俺もだ、例え他の者と共にでも、リン、お前が欲しい」
リン「みんな………!」キョロキョロ
ラス「どうした?」
リン「あ……あの、突然私がこうなるなんて信じられるなくて……夢か、或いはマルス辺りがカメラ仕掛けてるのかって……」
シャンブレー「ハァ………」ホッペツネリ
リン「ひたっ!ひたぃわよひゃんぶれー!!」
シャンブレー「これで夢じゃないって解った?」
ケント「それに、周囲にカメラや協力者はいませんよ」
リン「じゃ………じゃあ……本当に?」
レオン「全く……相変わらず馬鹿だよねぇ」
リン「ぅ………うるさいわよ坊ちゃま!」
レオン「………こう言うときは、立場はいいだろ?レオンって呼べよ、僕もリンって呼ぶから」
リン「ぇ………あ………うん」
リュシオン「改めて言うが、間違いなくこれは現実だ、私達は貴女を愛している………貴女は、どうだろうか?」
リン「えと……その、良いの?私、自分でガサツで、乱暴な自覚あるし、イケメン好きでつい目を向けちゃうかもしれないし……
   それでも、良いの?みんな……私の彼氏で……私、みんなの彼女になって………」
5人『……………』コクリ
リン「………!ありがとう、みんな、私とお付き合いしてください!」
ラス「勿論だ、これからずっと、お前を愛すると誓おう」
ケント「私の身はずっと貴女と共にあります、それは永劫、変わりません」
シャンブレー「俺も、リンといられて嬉しいよ、これからもよろしくな」
レオン「ふん、今まで姉気取りで色々言ってきたけど、白暗夜家の一員としての振る舞いを僕が教えてやるから、覚悟しろよ」
リュシオン「貴女に受け入れられてとても嬉しいよ、身体の弱い私だが、精一杯受け止めよう」
リン「ええ、ラス、ケント、シャンブレー、レオン、リュシオンさん、みんなよろしくね」


称号が変わりました。
貪狼→狼女公



171 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/15(火) 01:39:35.76 ID:L43MAKaX.net]
女公系職に新たな仲間が!
女王以上のカムイ、リリーナ、エイリークは盛大に祝いそうだけど、クレアは「また先に昇格されるかも」と、歓迎しつつ警戒したりしてww
まぁ、リンの場合は、まだまだ女王級の深さには遠そうだが……しかし、脱喪して化ける可能性がなきにしも…………今後次第かな

>>168
ミルラの先越され属性が、まさかの公式に?

172 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/15(火) 01:46:30.66 ID:L43MAKaX.net]
マークス「いよいよ……残るは私一人、か……」
ガロン「目出度い席故、多くは言わん。
    しかし、そろそろ身の振り方を考えよ」
マークス「……分かっています。自ら動き、人と出会い、絆を育まねば、運命は訪れない、と……」
ガロン「……………………ならば良い」

ヒノカ「私も……まだ恋人などは……」
ミコト「では多対一の手解きをーー」
ヒノカ「結構です!」

173 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/15(火) 05:56:24.93 ID:jirD82SK.net]
クロム「一気にリア充超えて大リア充になったな。おめでとう」
リン「まさかこうなるとか!…も、妄想くらいはしたことあったけど…」
リーフ「姉さん、鼻血鼻血」
リン「イヤァァ!?これじゃあんたじゃないの!?」
リーフ「ひどっ!?そこまで言う事ないじゃん!?」
ロイ「安心して!三喪は僕が継承してリーフ兄さんと一緒に守っていくよ」
リーフ「僕も卒業したいよ!?」
クロム「で、そ、その…だな…ど、どうだった…んだ?」
リン「どうって何が?」
クロム「初夜。まさかの6ぴーか…す、すさまじい…な」ボタボタ
リン「そっこーすぎでしょうがあ!?告白しての昨日の今日よ!?」
リーフ「僕も!聞きたい!」ブバババ
ロイ「さ、参考までに…」/////
リン「あんたらまで!?…う、うー…みんなと…キスは…したわ…」
クロム「ん、最後まで致さなかったのか?」
リン「え…えーっと、最初のを…その…誰にあげようって思ったら悩んじゃって…」
リーフ「……」血の池チーン
ロイ「こうなるってわかってても聞きたいんだね…」

マルス「〜〜〜〜〜〜〜」ゴロゴロゴロ
スー「マルス、心配ない」ギュッ
マルス「うん、ごめん。僕も受け入れていかなきゃね」
リーフ「…スーのFカップ爆乳に顔埋めてなんて安らかそうな表情を…僕も同じ思いをしたいよ…」

クレア「ほっほほほ!後輩でいらして?そこで悩んで足踏みなんてまだまだ甘いですわね。先輩たる!わたくしがご指導差し上げます」
リン「あんたはカムイ姉さんエイリーク姉さんリリーナちゃんとよくつるんでる!?…じゃ参考までにあんたはどーしたの?」
クレア「わたくしは……グレイロビンといたしました時…あら、どちらが初めてでしたかしら?
     む、夢中で覚えてません…」
リン「オイ」
リリーナ「…大切な初めてでそんなノリだから女王に上がれないんのよ。
      私はきちんと覚えてますよーだ。あげたのはゴンザレスよ。
      …私に差し出してくれた花…嬉しかったんだもん。バースやウェンディたちの事も同じくらい愛してるけどね」
ロイ「え、リリーナ卒業してたの!?ハーレム作ってるのは知ってたけど!?」
リリーナ「とっくにだって。そういうの女子としゃべったりもしてたけど気付かなかったのね」
カムイ「私は初めての時はさ。一対一だったよ。みんなとは違うけど参考になるかな?ジョーカーでしたっと」
リン「ふむむむ…ヒノカ先生はどーだったの?」
ヒノカ「なぜ私に振る!?」
クレア「だって女公系兵種じゃありませんこと。あら、おかしいですわね。ステータス欄見ても称号が書いてませんわ」
カムイ「妙だね。バグかな?」
ヒノカ「私に彼氏はおらんし処女だ!!!!…って何を言わせるんだ/////」
リリーナ「と、とっくにルゥたちと付き合ってると思ってた…」
クレア「生徒たちに先を越されるっていかがなんでしょう」
カムイ「ペースは人それぞれなんだよ」
ヒノカ「私がそっちにいく前提で話すのはよせ!」
エイリーク「ふふふふふ、私たち貧乳の魅力をわかる男性が増えて素晴らしい事です。やはり胸じゃないんです。
       ヒノカさんが喪扱いだった今までがおかしかったのです」
リン「姉さんも優女王になってから発言が前向きになったわよね」

174 名前:君の声 mailto:sage [2017/08/15(火) 13:49:54.09 ID:6jMeiiBs.net]
リーフ「アイク兄さんとエフラム兄さんに関しては、さ……なんというか……諦めがついたんだ……。
    あの2人とカムイ姉さんは、人を引き寄せるフェロモンか何かを出していて、下心抜きの愛情とかそんなんで更に惹き付けるんだって。
    ーーーーそっか。やっぱり君にとっても、兄さん達は特別かい? 君まで魅了するなんて、本当にとんでもないね。
    だけどさ、エリウッド兄さんやクロム兄さんやマルスやティバーンさんやリュシオンさんってさ、僕と同じOPPAI仲間じゃない?
    特にリュシオンさんなんて、始めはリン姉さんの巨乳目当てで近付いたじゃない?
    他のみんなも、いや、男なら、アイク兄さんやエフラム兄さんだって、OPPAI好きでしょ?
    なのにどうして…………。
    ーーーーそりゃ、僕だって分かってるよ。OPPAI仲間の彼女持ち組は、僕みたいにあからさまじゃないって。明らかに胸目当てで近付けば警戒されて当然だって。
    僕だって、できるならスマートにナンパしてみたいよ。でも無理なんだよ。飛び付きたくてたまらなくてルパンダイブしてコノヒトデナシーなんだよ。
    ーーーー改善できるんだったらそうするさ。フィンにも言われたことだしさ。だけどーー」

フォルデ「……なんか、葉っぱの坊主が装置に向かってブツブツ喋ってるんだが」
ルーテ「故障ですか?」
アスレイ「リーフ君は人間……少なくとも生き物ですよ、多分」
ルーテ「軽い冗談です。ですが、正常ではないのは確かなようですね。
    三喪と呼ばれた兄姉の卒業や、前々からのカップル増大のストレスで、ついに壊れたのでしょうか?」
ノール「あるいは、本当に我々には聞こえない声が聞こえ、意思の疎通を行っているか、ですかね、擬人化ハァハァ」
ルーテ「……なるほど……永劫リザイア君10号が、自我に目覚めたと……」
フォルデ「いやねぇだろ」
アスレイ「どうでしょうか。モニターをよく見ると、リーフ君の発言から、リザイア君が受け答えを行っていると思われる時間に、僅かなノイズがある気もします」
ルーテ「葉っぱさんは、魔物化により無機物と対話する能力を獲得した……? 肯定も否定も、今は証明できるだけのデータがありませんね」
アスレイ「次の研究テーマですか?」
フォルデ「既に結構な数を抱えてんだが……」
ノール「やはりリザイア君×葉っぱこそが至高……」
ルーテ「興味深くはあります。手が空いたら調べてみましょう」

175 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/15(火) 15:50:58.02 ID:vFxrCNOz.net]
ロリルフレ「でもクロムはOPPAI好きとは言え好きなのはちい姉さんのOPPAIでしょ。その証拠にサーリャには興味は示しても執着はしてなかったし」
姉ルフレ「そうね。たしかに妹ちゃんのは特別みたいよ」
ロリルフレ「それに本当にOPPAI好きならちい姉さんじゃなくて姉さんのほうに夢中になるはず」
姉ルフレ「それも困るわねえ」
ロリルフレ「つまりクロムはOPPAI好きのなかでも好きな相手のOPPAIを育てたい派だったって話よ」
姉ルフレ「ラキスケばっかりだったけど、そのおかげで妹ちゃんも今ではけっこう立派に育ったものね」
ロリルフレ「よかったわね、ちい姉さん」

ルフレ♀「全然良くありません! あ、いえ、その…胸が大きくなったのはいいんですけどその理由を家族に議論されたくはありません!」

176 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/15(火) 17:30:17.09 ID:j5ewZeP2.net]
ヴェロニカのお付きが一人増えそうな予感

177 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/15(火) 22:02:49.78 ID:AYj3Bptl.net]
ララム「みーんな彼氏作って残った感。初体験まで済ませちゃって…」
リリーナ「んー…まあね。いいものよ。大人になるっていがみ合ってた頃から考えると…信じられないくらい心が温かくなれたわ。エリンシア姉さまたちと友情育んだのもあるけど」
シャニー「す、すっごい先輩目線だね…あたしもたいちょーと…にゃふ」
ララム「なんやそれなにそれその蕩け顔!?」
リリーナ「付き合ってるのは聞いたけどもしかしてお赤飯?」
シャニー「えへへ♪」
ララム「幸せものめー!…でもこうなるとセシリア先生とギネヴィア校長がちょっと気になるよね」
リリーナ「今はフリーにしても経験くらいあると思うわよ」
シャニー「だよね。あの色気だし。アーセシも意外と?このままあるかも?」
ララム「アトスが切れそう」


フィル「……あー…そのう…」
キャス「どったのフィル姉?」
フィル「キャスは…その…えっと…ぐ、グレてた頃があると聞くでござるし…」
キャス「あ、もしかしてそのころそっち方面で過ちっていうか経験積んじゃったかどうかって事?ぶっちゃけ初体験済かどーか?」
フィル「あけっぴろげすぎでござる!?」
キャス「ご想像にお任せしちゃうよ」
フィル「肯定も否定もしないと気になるでござる!?」

178 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/15(火) 22:41:38.69 ID:GiPlf1Pz.net]
ヴェロニカ「そういえば、胸は揉むと大きくなるって本当?」
エフラム「……マッサージは無関係ではないという話はあるけどな、個人差じゃないか」
ヴェロニカ「あなたも何人も大きくしてるんじゃないの?」
エフラム「そんなことを意識したことは無いからな」
ヴェロニカ「後……なんだっけ、周りの娘とはどうなの?」
エフラム「どうって……仲良くしてるさ」
ヴェロニカ「そうじゃなくて……何してるかされてるかとか」
エフラム「いや……今言うことか? お前がハンバーガー食べたいけど一人でマッケに入るの嫌だっていうから付いてきたんだが」
ヴェロニカ「リア充はこういう場所でこういう話をするものなんじゃ……」
エフラム「かなり歪んでるぞその情報は……ネットで仕入れた情報はよく精査した方がいいぞ」
ヴェロニカ「……うるさいわね。いいから注文してきて」
エフラム「自分で行かないのか?」
ヴェロニカ「コンビニなら商品置けばそれでいいけどこういう自分から注文するのはめんどい、あと色々勧められるし」
エフラム「……手のかかるやつだなあ」

179 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/16(水) 00:03:23.85 ID:mn/Dj35l.net]
手のかかる子ほど可愛く思える人間心理

180 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/16(水) 00:14:43.23 ID:Eg5P8fpA.net]
自分からエフラムを誘って外出とは……サラ様による脱引きこもり計画は順調に進行中の模様



181 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/16(水) 20:03:20.00 ID:c7msT3Mi.net]
アメリア「二歩歩くよ!」ガシャガシャ
ファ「わー、あんなに重たそうなかっこなのにすごーい」
サラ「兄さまと訓練した成果ね」
アメリア「周りのアーマーも加速するよ!義姉さん!えい!」ドン
エルフィ「す、進める!二歩!」
カザハナ「お、重たそうなエルフィ義姉さんを加速した…」
キヌ「これって横綱も加速可能なの?」
アメリア「うん」
ノノ「そーなるとお兄ちゃんの腰の動きも加速可能?」
アメリア「し、ししょーはアーマーじゃないから…////」

ヘクトル「お前の弟子兼嫁…いつの間にかたくましくなったな」
エフラム「毎日地道に頑張ってるからな。今度褒美にどっか連れていくか」

リュシオン「リン……愛し合う者同士、お互いの事をもっとよく知っていきたい…お前の事が知りたいんだ」
リン「うん…私も…ああんっ…なんって麗しい美形なの…うっとり…もうなんでも聞いて…////」
リュシオン「じゃぁ、胸囲とカップサイズおせーて」
リン「ふぁあん…こんなイケメンが私の事に興味深々だなんて…98センチの…」
レオン「ちょっと待て!?そこはつっこめよ!?」
リーフ「…言ってる事は僕と同じようなセクハラなのにイケメンだと許される風潮ってどうなの…」

182 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/16(水) 20:53:39.40 ID:Uyagv0Wb.net]
カムイ「買い物、映画、水族館、プールに遊園地その他諸々! おでかけならカムイ・グループをよろしく!」
サナキ「聞き覚えのない事業まで、随分とまた、手を広げたものじゃな」
クルト「お二方とも、ここ最近の商機に乗じて上手くやっているそうだね。あやかりたいものだ」
サナキ「おや、こんなところで油を売っていて良いのか?
    子会社の電気屋から、助けを求められているのでは? おっと、電力屋じゃったか?」
クルト「ははは。耳が痛いなあ。相手方の後ろ楯が、やたらと大きい2枚なもので、手を焼いているよ」
カムイ「大変ですねー。言ってくだされば、いつでも手を差しのべますよ?」
サナキ「そうじゃのう。時には助け合いが必要なこともあるじゃろう」
クルト「お気持ちはありがたく頂戴しておきましょう。
    可憐な女性の手を取り、腕の中に囲いこまれるというのも、魅力的ではあるが、ね」
3人「「「はっはっはっはっは」」」

シャナム「この部屋……冷房効きすぎじゃね?」
イリオス「こうなるのは目に見えてんのに、なんで第2回大企業座談会なんて番組企画したんだよ!?」

183 名前:三喪の変遷 mailto:sage [2017/08/16(水) 21:20:03.96 ID:zMAtdl2i.net]
何となく崩壊した三喪を見てたら思い付いてしまった。

アトス「リーフよ、マークスよ……嘆くことはない、足掻くことはない……」
リーフ「ギャー!出たな大賢者!!来ないでよ!僕はまだ希望をすててないんだ!」
マークス「そ、そうだ!いつか必ず、私にも運命の乙女が!」
アトス「言っているといい……かつては儂もそうであった、しかし……
    それはともかく、リーフよ、三喪が解散し嘆いているそうだな。
    ならば丁度よかろう、儂、マークス、お主で紋章町三喪を結成するのだ、そして我らの力を使いリア充どもの撲滅を……」
リーフ「嫌だよ!それに三喪に拘らなくても……一応ロイがいるから……」
アトス「はっ!あんな鈍感なだけで未だ美女美少女にモテモテの奴など価値はない」
マークス「そもそも、私の力は護る騎士の力、無闇に傷つけるためになど」
アトス「先程も言ったが儂もかつてはそう思っていた、この力で人々を守ると、そうすればモテモテになれると
    おまえ達にもいずれわかる筈だ……喪で居続ける悲しみ、リア充への憎しみが………」
リーフ「僕は……喪が悲しくても憎しみなんて……」
アトス「まぁ良い……せっかく仲間としたプレゼントだ、受け取るといい!」ビビビビビ
リーフ「アァァァァァ!」
マークス「グ………グァァァァア!」
アトス「ふっ……また会おうぞ」

リーフ「な……なんだったの?」
マークス「解らん……しかし何か違和感が……」
リーフ「ま……まさか」ステータスオープン

剣A 斧A 槍A 弓A 炎S 風S 雷S 光S 闇S

マークス「感じからして、まさかこれか?」つ パラレルプルフ

変更可能兵種

パラディン
グレートナイト
ドラゴンマスター
レヴナントナイト
ソーサラー
ダークナイト


2人『AAAAAA!!!!!』

184 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/17(木) 04:04:48.09 ID:OS0TSiEg.net]
ジェミー「オラ、葉っぱ。こないだはよくもキモくてイカ臭いモノ口に押し込んでくれたね。
      お礼参りに来てあげたよ。ウルスラから引っ剥がしてスキル継承したこのブラーウルフ+でね!」
リーフ「なん…だと…ウルスラさんを継承で送り返した…だと…なんてことを…
     うわっ!?騎馬特攻はやめてよ!?僕だって葉っぱ属だけど騎兵にも違いないんだから!」
ジェミー「だからやるんじゃん。くたばれ」
リーフ「そーだ…光か闇の魔法なら属性有利…ヒーローズ適用なら攻撃力も減衰…
     それ、ヘル」
ジェミー「んぎゃああああああっ!?な、なんで…あんたが闇魔法を…」HP1ピクピク
リーフ「か…勝った…危なかった…とりあえず…ここで終わりでいいんだけど…
    ウルスラさんを自軍に残さず継承で返すなんて許しがたい悪事だよ!
    今度のお仕置きは前回程度じゃすまないよ!」ウゾゾゾ
ジェミー「げっ!?触手!?ドーマみたいな!?なんじゃそりゃ!?」
リーフ「逃げないように大人しくしてもらうだけだって。だいたい触手はそれこそドーマさんも使う普通の技でしょ」
ジェミー「使わない!?人間は絶対使えないから!?か、絡みつけるな!?
     脇の下くすぐらないで!?服の間から入ってくるー!?きもっ!?ぬるぬるしてる!?」
リーフ「拘束したら葉っぱ汁の大判振る舞いです。こないだは飲んでもらったけど、
     お肌にもいいんだよ。美容効果抜群だよ。さ、頭からかけてあげよう」ザバー
ジェミー「ベタつくイカ臭い汁が体中にぁぁぁぁぁっ!?髪に粘つく!?顔にかかった。口に入ったぁぁぁぁぁ…
      うぇぇぇぇぇぇぇ………」
リーフ「これに懲りたらもう僕を苛めようとか、巨乳のおねいさんをスキル継承や羽に変えたりとかの悪行やめよう」
アトス「わしの与えた力が早速役立ったようじゃな」
リーフ「うん、そこんところはちょっとありがとう」

ティニー「ジェミーさん、結構執念深いですよね。こう言ってはなんですけど嫌われ者のリーフ様のこと。
     近寄りたくも無いでしょうけど、それでも復讐に行くんですから」
クラリーネ「ふーん。育ちの悪い方ですからお礼参りだなんて不良みたいな事なさるのでしょう」
プリシラ「HはAKJの敵性人物。滅ぼさねばなりません。彼女の行為は正義です」
ティニー(オーシンさんタニアさんみたいに気になるアイツだから喧嘩…とかいう方向性は…あの様子じゃありえないでしょうね。
      リーフ様に好意持つなんて私たちみたいな物好きでもない限り狂気の沙汰ってもんです)

185 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/17(木) 12:09:30.55 ID:/2UGPv58.net]
美女と野獣やら色々ネタを見ていたら鷹王様とエリンシア姉さんがお付き合いするまでを書いてみたくなったので。
時系列的にはまだクロム達が合流する前のはず。

186 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:10:03.14 ID:/2UGPv58.net]
エリンシア「まあ、リンちゃんも複数の殿方を愛するようになりましたのね。」
ミカヤ「なんだかんだで、リンってモテるのよ。スタイルは言わずもがな、家の家族の中じゃ割とまともで芯の通ったいい子だしね。」
エリンシア「リリーナちゃんもですが……不器用な私にはとても、一人以外の殿方を愛することは出来ませんわ。」
ユンヌ「……何言ってるの!?このノリでしょーぐん君も加えてエリンシアも女王になっちゃえ(ry」
ミカヤつメダリオン「うるさいわよユンヌ。あんたやシグルドは生真面目だものねー。逆にハーレム作っちゃうと、一人ひとりに毎回全力分の愛を注いじゃって倒れちゃうわ。」
エリンシア「……そうですね……ところで何故ジョフレの名前が出たのでしょう?」
ミカヤ「……ああ、そう……(遠い目)ま、あんたの場合は鷹王と今に至るまでは大変だったもの。このままがきっといいわ。」
エリンシア「ええ……だからこそ、ティバーン様にはいろいろとご奉仕したいのですけれど……その……」
ミカヤ「とりあえず毎回KINNNIKUペロペロ地獄はやめた方がいいわ……今度の勉強会で普通の愛し方をしっかりと聞いてきなさい!絶対によ!」
エリンシア「は、はい!」
ミカヤ(そうそう、エリンシアの場合はシグルドとは違った意味で大変だったもの……)
ミカヤ(種族の差……特にベオクとラクズの軋轢……そして私みたいな中途半端な狭間の者への風当たりはそりゃあ酷いものだったからね……)

187 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:10:42.65 ID:/2UGPv58.net]
エリンシア「ふんふんふ〜ん♪」(洗濯物パタパタ)
ミカヤ「……」(ジトー)
エリンシア「あら?ミカヤ姉様どうなさったの?」
ミカヤ「どうなさったの〜?……じゃ、ありませーん!」(デコピンッ)
エリンシア「きゃっ!」
ミカヤ「エリンシア、あんたもしかして今のままでいいと思ってる?このままこの家の主婦に永久就職なっちゃっていいわけ?」
エリンシア「で、でも……マルスちゃんやエリウッドちゃん、それにロイちゃんにセリスちゃんに……みんなお弁当を作って差し上げないといけませんし、アイクちゃんはよく食べますし……」
ミカヤ「ああもう!……あんたのそういうところがいいところでもあり悪いところよ!あんたもお年頃なんだから、そろそろ自分のことも考えなきゃダメ!!」
エリンシア「ですが……その、私にはそのような人は……」
ミカヤ「ふ〜ん、鷹王様のことは諦めちゃったわけ?」
エリンシア(ギクッ)「……そ、そそそそもそも……ティバーン様のことは元はといえば……たっ、たたた逞しいき、KINNIKUが目当てで……そんな……」(オロオロ)
ミカヤ「う〜そ〜。私には嘘つけないわよ。15-114の子供の頃の話からずっと、今でも好きなんでしょ?」

188 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:11:15.81 ID:/2UGPv58.net]
エリンシア「そっ……そんなことありません!……私、買い物に行ってきますから!!」(イソイソ)
ミカヤ「……じゃ、コレ買ってきてよコレ。」つチラシ
エリンシア「えっと……これは……?」
ミカヤ「久しぶりにフェニキスのトロピカルなフルーツが食べたくなっちゃった〜。天馬使うんでしょ?フェニキスの市場で今日特売日らしいから、ついでに買ってきて。」
エリンシア「えっ……で、でも……フェニキスの市場は……その……」
ミカヤ「鳥翼族の、フェニキスのベオク嫌いは知ってるわ。でも、私じゃもっと……ね?」
エリンシア「……あっ……」
ミカヤ「そういうわけだから、お・ね・が・い。たまには甘ーいフルーツお腹いっぱい食べたいの!お代は奮発しちゃうから!ねっ!」(人)
エリンシア「……わかりましたわお姉様。それでは、行ってまいります。」(バサッバサッ)

189 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:11:51.07 ID:/2UGPv58.net]
ミカヤ「……ふう。全く、ああでもしないと一向に動こうとしないんだもの。最初見せてた気合はどこにいったのかしらね。」
ユンヌ「仕方ないわよ。種族の差って大きいもの。」
ミカヤ「……そうよね。馬鹿馬鹿しいけど、こればっかりはホントどうしょうもないわ。」(ゴロン)
ユンヌ「なによ、ナーバスになっちゃって。らしくないなー。でも、ミカヤとしては狭間に生まれた身だからこそ、二人に上手くいって欲しいんでしょ?もっと手助けしてあげないの?」
ミカヤ「……余計なこと言わないの。またメダリオンに封印するわよ。」
ユンヌ「もー、ミカヤも素直じゃないんだから。」
ミカヤ「……私としては可愛い妹が幸せのチャンスを逃してほしくないだけ。私はきっかけをあげただけよ。」
ユンヌ「でも、気になるんでしょう?」
ミカヤ「本音を言えばね。けどここから先は二人の問題。あの子が自分でなんとかしていかなきゃ、意味がないわ。」

190 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:12:24.34 ID:/2UGPv58.net]
〜フェニキス〜

ベグニオンから南の海に浮かぶ島にある鷹のラクズの暮らす地域、フェニキス。そこはティバーンが運営する海運業が力を持っていた。
そしてフェニキスでは過去、同族の鷺の民がベグニオンの陰謀によって滅びかけたためにベグニオン関連の船舶に対して海賊行為を働くなどをし、抗議活動を展開していた。
ベオクに対する敵対心は、ベオクの暮らすクリミアと姉妹都市提携を結んでいるガリアの比ではない。
鷹の民「ニンゲンが何をしに来たんだ!お前等に売るものなんかねえ!帰れ帰れ!」
エリンシア「……でも、家で姉が果物を楽しみにして待っているんです……」
鷹の民「フン、それこそニンゲン共御用達のお高い市場にでも行ったらどうだ?さぞかし美味いものが買えるだろうよ。」
エリンシア「そんな……」
鷹の民「知ってるんだぞ、お前たちが俺達のことを何て呼んでいるか……ディンじゃ見れば殺す!ベグニオンじゃ奴隷同然で働かせてるって話じゃないか!あんたの仲間だってそうだろう!?」
エリンシア「それは……一部の人たちだけです!少なくとも私の知っているベオクの人たちはそんなことはしません!私がどう言われようとかまいませんが、私の大切な人達を悪く言うのは……許せませんわ!」
鷹の民「何だあ!?やんのかあ!?ニンゲンのオンナの分際でっ……!!」
エリンシア「……っ!!」



191 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:13:27.08 ID:/2UGPv58.net]
大柄な鷹の男「……何の騒ぎだ。」
鷹の民「……王!?聞いてくださいよ、このニンゲンのオンナが喧嘩売ってきて……」
大柄な鷹の男「……ほう。」
鷹の民「ニンゲンに売るもんなんかねえっつってんですけど、しつこくって。」
エリンシア「……」
大柄な鷹の男「……そうか……それならあんた、ちょっとこっちに来てもらおうか。……こいつには俺から言い聞かせておく。」
鷹の民「そんな!王の手を煩わせることなんて……」
大柄な鷹の男「どんなに小せえことだろうが、下のやつの面倒を見てやるのが王の務めだ。違うか?」
鷹の民「……は、はい……!」
大柄な鷹の男「ほら、こっちに来い。早くしろ。」(グイッ)
エリンシア「……あ……」

192 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:14:00.86 ID:/2UGPv58.net]
大柄な鷹の男「……よう、また会ったな。……十年ぶりってとこか?ベオクの嬢ちゃん。」
エリンシア「……!私のことを覚えていて下さったのですか?……ティバーン様……」
ティバーン「ククク……ああ、俺におっぱいが大きいからお姉さんですか?だの、嫁にしてくれだのなんて言った面白いベオクのガキなんて誰が忘れるかよ。エリンシアちゃんよ。」
エリンシア(カアア)「……そ、それは……そのう……////」
ティバーン「後はそうだな、スクリミルから聞いたな。何でも筋肉モリモリの男を見ると大興奮して迫ってくる変わったベオクの女がいるとかなんとか……」
エリンシア「はうう////」
ティバーン「……しっかし、一体どうしてこんなとこに来たんだ?この辺りのベオク嫌いを知らねえわけじゃあねえだろう?」
エリンシア「それは……姉が、フェニキスの果物を食べたいと言ったものですから……お買い物に。」
ティバーン「あのなあ……」
エリンシア「いけませんか?ベオクがラクズの方の市場でお買い物することが……ラクズの方がベオクの方の市場でお買い物することが……そんなに悪いことなのでしょうか?」
ティバーン「……」
エリンシア「……私には、わかりません……ベグニオンの事件は、私も知っています……ですが、皆が皆……悪い人たちではありません。さっきの人だって……わかってくだされば売ってくださるはずなのに……」
ティバーン「……変わらねえな、お前は。」(フッ)
エリンシア「えっ……?」

193 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:14:51.26 ID:/2UGPv58.net]
ティバーン「とりあえずホレ、これだけありゃ十分か?」(ドサッ)
エリンシア「……こんなに沢山!?よろしいんですか!?……ええと、お代は……」(ゴソゴソ)
ティバーン「んなモンいらねえよ、どうせこいつらはB級品ってやつでな。廃棄分だしタダで構わん。」
エリンシア「そんな!こんなにいいものを沢山!悪いです!」
ティバーン「いいから引き取ってくれや。こっちも捨てちまわねえと腐っちまうし困ってんだ。」
エリンシア「そう……ですか……?それでは……いただいておきます。」
エリンシア(でも……B級品の割にはなんだか綺麗過ぎます……やっぱり悪い気がしますね……)

194 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:16:28.55 ID:/2UGPv58.net]
エリンシア「あ、あの……!」
ティバーン「あん?」
エリンシア「あの……やっぱり沢山頂いて悪いですから……その!」
ティバーン「だから言ってるじゃねえか!こっちは困ってるって……」
エリンシア「いただくお礼に……お料理を作って持ってきてもよろしいですか?」
ティバーン「……はあ?」
エリンシア「ご、ごめんなさい……!でも私……それぐらいしか出来ることがなくて……」
ティバーン「……」
エリンシア「……いけません、か?」
ティバーン「そうだな、あんたの得意な料理が肉料理だっていうなら考えてやってもいいな。」
エリンシア「……!!」
ティバーン「言っとくが、俺はかなり食うぜ?それぐらいの量を用意できんのか?」
エリンシア「お肉が好きでいっぱい召し上がるなんて……ふふ、なんだかアイクちゃんみたいですね。勿論!うちは大家族ですし、みんなよく食べますもの!沢山お料理するのは慣れっこですわ!」
ティバーン「俺はあんたが思っている以上に食うぞ?アイクなんか目じゃねえくらいにな。それでもいいならいいけどよ。」
エリンシア「……はい!ではいっぱい作っていきますから、楽しみにしていて下さいね!!」(パアア)

195 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:17:58.79 ID:/2UGPv58.net]
ティバーン「〜フェニキスぅ〜かいっきょぉ〜♪」(積荷ドッサドッサ)
ヤナフ「……なあ、なんか今日やたら機嫌よくねーか?ティバーンのヤツ。」(ヒソヒソ)
ウルキ「……こら、王と呼ばないか!ああ、なんだか怪しいな……」(ヒソヒソ)
リュシオン「……そうだな、それにしても……」
ティバーン「なあ〜つぅぅ〜げぇえ〜しぃ〜きぃ〜♪」(演歌&ザ☆オンチ)
ウルキ「……耳が……腐りそうだ……」(しくしく)
リュシオン「……ああ……」(ゲッソリ)

196 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:18:47.83 ID:/2UGPv58.net]
エリンシア「ふんふんふ〜ん♪」(ジュワワワワ〜)
アイク「美味そうだな。これは俺達のお代りか?」
ロイ「アイク兄さん……さっきご飯お代わり8杯(ドンブリ)した人が言うセリフじゃないよ……」
エリンシア「ごめんなさいね、アイクちゃん。これはティバーン様に差し上げるためのものなの。ほら、ミカヤ姉様に果物を沢山いただいたでしょう?そのお礼にお作りしているの。」(ジュワッジュワッ)
アイク「うっ……だが美味そうだっ……」(じゅるり)
イレース「おいしそうなお肉の匂いにつられて……」(フラフラ)
エリンシア「つまみ食いは許しません☆慈悲拷問のお代りならいくらでもありますわよ?(にっこり)」つアミーテ
アイク・イレース「」
リン「ねーちょっとー、ミカヤ姉さ〜ん!いっぱいあるんだからあたしにも一つくれたっていいじゃなーい!」
ミカヤ(はぐはぐぱくぱく)「ダーメ、リンはダイエット中でしょ?ああいう風になりたいの?あっ、これもうまっ!」(シャクシャク)
ヘクトル「俺を見て言うんじゃねえよ!」
リーフ「そうだよミカヤ姉さん、一つぐらいくれたっていいじゃないか」(モシャモシャ)
ミカヤ「盗人には罰を。」つリザイア
リーフ「ひいいいいいい!摂取した栄養が吸われるうううう!!」\コノヒトデナシー!/

197 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:20:17.33 ID:/2UGPv58.net]
〜翌日〜

エリンシア「……いかがでしょうか?」つ(兄弟家特製・肉料理大盛り弁当)
ティバーン(ガツガツムシャムシャ)「ん、ベオクの料理にしちゃあうめえな。」(うまああっ!何これすっげえ美味えええ!!!)
エリンシア「まあ、お口にあってよかったですわ。」
ティバーン「べ、別に……ベオクの料理にしちゃあ美味いってだけだからな。……シーハー」(スッカラカン)
エリンシア「クスクス。それにしては、綺麗に片付けられましたわね。」(ウフフ)
ティバーン「う、うるせえ!……残したらもったいねえだろうが!!」(////)
ヤナフ「……う、美味そう……」(じゅるり)
ウルキ「みっともないぞヤナフ……」(グウウ〜)
リュシオン「くっ……肉が食えないので羨ましい……しかもナイスOPPAIの持ち主の手作り弁当……」(ジトー)
エリンシア「よろしければ、皆さんの分も作ってきましょうか?」
ヤナフ「よっしゃあ!んじゃ、俺は焼肉カルビ弁当!」
ウルキ「……フェニキス魚弁当……フライじゃなくて塩焼きで……」
リュシオン「私は肉抜きヘルシー野菜弁当で頼む。」
ティバーン「お前らなあ……」
エリンシア「うふふ、いいんですのよ。それでは明日は皆さんの分も作ってきて差し上げますね。」(にっこり)

こうして、エリンシアは果物をもらう代りに、フェニキス海運に弁当を毎日差し入れるようになった。それは兄弟家の家を守ることに専念していたエリンシアにとって、ささやかな楽しみを与えてくれた。
勿論、そこにはまだ恋愛関係というものはまだなく、兄弟家でもエリンシアのパートというように認知されていた。

198 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:21:41.38 ID:/2UGPv58.net]
\フルーツドッサリ/
ミカヤ「はあ〜毎日、贅沢な果物いっぱいで幸せ〜。」(もぐもぐ)
マルス「いや、でも流石に毎日こればっかりはちょっと……」
エリンシア「今晩のメニューは、ローストポーク・フェニキスフルーツソースですよ♪」
リン「いいんじゃない?果物って美容にいいし。」(むしゃむしゃ)
リーフ「リン姉さんの場合は胸にばっかり栄養が……って何すんのこのヒトデナシ(ry」
セリカ「はい、あ〜ん☆アルム♪」
アルム「セリカに食べさせてもらえる果物、とっても甘いよ♪」(モニュモニュ)
シグルド「KINNSHINは許さん(ry」
セリス「今度ユリウスにもおすそ分けしようかな。」
エイリーク「エリンシア姉様!今度バストアップ効果があるという果物を是非貰ってきてください!この前ラーチェルが……」
エフラム「やめないかエイリークゥゥゥ!」
ヘクトル「どうせなら肉が欲しいぜ……」
アイク「いいじゃないか、美味ければ。」(モッシャモッシャ)
エリウッド「小食な僕には嬉しいね。ビタミンいっぱいで身体に良さそうだし。」
ロイ「まあね。僕もリリーナやウォルト達にわけてあげようっと。」

エリンシアは毎日楽しかった。自分の作った料理を、異種族の人達が家族と同じように美味しいと言って喜んでくれるのが嬉しかった。だが、その穏やかな日々にもやがて大きな嵐が吹き荒れようとしていたのであった……

199 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:23:02.52 ID:/2UGPv58.net]
リリーナ「ほほう……余のオスティア懺悔ペロを耐え抜くとは……お主なかなかやるではないか……」(ゴゴゴゴゴ)
ティバーン(ビクンビクン)「……ハッ……!こちらとら伊達に毎回エリンシアの無限ペロ地獄を受けているわけじゃあねえんでな!……ハアハア」(ヤッベエ!もう少しで何かに目覚めちまうところだった!)
デジェル(……何なのその恥ずかしい技の数々……////)
リリーナ「……かくなる上は仕方があるまい……」(スッ)
ティバーン「ゴクッ」

200 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:23:44.43 ID:/2UGPv58.net]
リリーナ(ズササーッ)「この度は申し訳ありませんでした、鷹王様。」(ペコリ)
ティバーン「えっ」
デジェル「えっ」
リリーナ「まさか、鷹王様がここまで鍛え抜かれた選ばれしKINNIKUだとは……正直私も思っていませんでした!KINNNIKU愛の同盟会員としてここに敬意を表します!」(ペコペコ)
リリーナ「オスティア懺悔ペロを耐え抜いた鷹王様にはこちらを差し上げます。」つフェニキス極上焼酎<時価5万G>
ティバーン「そ……それは!!フェニキスでも滅多に蔵出しされないという超貴重な極上酒……!!」(あ、怪しいッ!だが酒好きの本能に逆らえねえっ!!)
デジェル「ええっ!?そんな高級品あげちゃうの!?」
リリーナ「どうかお納め下さい。我々は以降、一切手を出さないと約束いたしますので。」(ニコ)
ティバーン(くっそー……怪しすぎるが酒は本物みてえだし……まあ家に着いてから飲みゃあ大丈夫だろ……)「おう、話のわかるヤツだな。二度とこんなことすんじゃねえぞ。」(バッサバッサ)
リリーナ「ええ、申し訳ありませんでした。」(フリフリ)
リリーナ「……」
リリーナ(ニタア〜)
デジェル(うわああああ!絶対何か企んでる!何か企んでるよこの子!!)



201 名前:クリミアより愛をこめて【前編】 mailto:sage [2017/08/17(木) 12:25:00.86 ID:/2UGPv58.net]
リリーナつ発信機「ククク……あの酒は度数48を誇る別名"鷹殺し"……!鷹王が泥酔すればペラペラと素直になるのはこの鴉から情報収集済みよ……後は頃合を見て乗り込むのみ……!!」
ネサラ「」(ボロッ)
デジェル「なんか……鴉さんがボロ雑巾みたいになってますけど……」
リリーナ「余の部下にならんか?と勧誘してはみたが断ったのでな……力ほど純粋で単純で美しい法律はない……力こそが全てを司る真理なのだ!」(ドドォーンッ)
デジェル「ちょ、それどこの魔王様!?」
リリーナ「ま、これでお姉様が鷹王様をどう落としたかがわかるわね♪きゃー!楽しみー!」(ルンルン)
デジェル(その切り替えもこわいんですけど!?)

202 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/17(木) 12:26:10.75 ID:/2UGPv58.net]
とりあえずここまで。長くなりそうなんで、分割して投下させていただきます。

203 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/17(木) 17:52:01.05 ID:/nXFzka5.net]
あんさんの描くシリーズの強烈なコメディの香りが私はたまらなく好きです

204 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/18(金) 00:50:29.58 ID:bn2sZn/h.net]
バース「…リリーナ様とキスすると…直前にペロられてた奴の汗の香りがすることが…」
ボールス「よせ、考えるな」
ウェンディ「たまには私たちが攻め役に回ってもいいのでは。奉仕って言ってもいいですけど」

205 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/18(金) 18:59:40.34 ID:vJGwD113.net]
クーガー「なあ」
エフラム「なんだ?」
クーガー「俺、お前にご祝儀渡すの17回目だったよな。大人チキは結婚済のが未来から来たので重複するからってお前遠慮したけど」
エフラム「……すまん」
クーガー「いや、攻めてなんていないって。ただその、俺が結婚した時にお前からもらうとしてなんつーか。
      17倍くれとかじゃないんだ。俺は常人、お前は前からそうだけどつくづくとびぬけた非凡なヤツだなって」
エフラム「自分ではわからんが…まあ一般的ではないのだろうな。でも最近増えたぞ?」
クーガー「増えても一握りだから!?普通モブ人の方が多いから!?」

206 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/18(金) 21:49:59.19 ID:AAoePwsz.net]
>>205
はっぱさんが聞いたら憤死しそうw

シリーズ投下、中編になります。長いですが次で最後なのでご勘弁を。

207 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 21:50:50.00 ID:AAoePwsz.net]
エリンシア「〜♪」
今日もエリンシアは天馬に跨り、フェニキスへ弁当を届けに行く。だが、その微笑ましい姿を快く思わない者も多々いたのである……
シーカー「ネサラ様、いました。最近フェニキス海域付近をチョロチョロしているという、天馬に乗ったニンゲンのオンナです。」
ネサラ「それにしてもでかい積荷だな……はん、どうせ金目のモンは持ってねえだえろうが……ニンゲンにデカイ顔されてここいらを動き回られるのは面白くねーな。」
シーカー「……しかもなんだか、とっても美味しそうな香りがします……」(じゅるり)
ネサラ「ふーん、あの積荷の中身は食い物か。……金目のものじゃあないが、貰えるものは根こそぎ貰っておく……それがキルヴァス流だ。」(ニヤ)
シーカー「……流石ネサラ王。では、襲撃してよろしいので?」(あーお腹減った……うう……あの包みの中身が気になるうう!!)
ネサラ「勿論だ。……根こそぎ掻っ攫って来い!」(ピィィーッ!)

208 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 21:51:20.23 ID:AAoePwsz.net]
エリンシア「ふふふ、今日はトンカツ弁当に唐揚げ弁当、ええと、リュシオン様にはフルーツサラダサンドに……最近はお魚も沢山分けてくださるから、家計が大助かりですわね。……あら?あれは一体何かしら……?」
シーカー「であえであえ!ネサラ王は略奪をお望みだ!!かかれーい!!」\ワーッ!!/
エリンシア「あれはキルヴァスの!?まさかお弁当を狙って!?」
シーカー「その美味そうな弁当をよこせ!!」(キキーッ!)
エリンシア「これはフェニキスのみなさんが楽しみに待っていてくださっているお弁当です!そちらがその気なら……ぶっとばして、差し上げますわ!!」つアミーテ
\キンキンッ!ズバッ!キエーッ!!キンッ!/
シーカー「クッ!このオンナ……ニンゲンのくせしてなかなかやるな!」
エリンシア(……っ!数が多すぎます!!このままでは……)
シーカー「ええい!増援を呼べ!ニンゲンのオンナごときにやられてたまるか!!」\ピィィーッ!!/
エリンシア「っ……あんなに沢山……!流石に私一人ではもう……」
シーカー「ハッハッハ、さあ弁当を渡すのだ!」

209 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 21:52:29.38 ID:AAoePwsz.net]
\ガキィン!/
シーカー「な……何ぃッ!?」
アイク「ふう、間に合ったか。」
エリンシア「アイクちゃん!?どうしてここへ!?」
アイク「……カイネギス王から、最近キルヴァスが不穏な動きをしているから気をつけろと聞いていたからな。今日は休みだったし……エリンシア姉さんが心配だったから念のため来てみたんだ。」
エリンシア「アイクちゃん……」
アイク「さあ、早く弁当を!早く届けないと冷めてしまうぞ?」
エリンシア「……ありがとう、アイクちゃん。迷惑をかけて……ごめんなさい……」
アイク「いいんだ。姉さんがフェニキスに弁当を届け始めてから、俺達の弁当にも気合が入って美味くなったし……フェニキスの果物は鍛錬の後の水分補給にピッタリだからな。」(ニコッ)
エリンシア「それでは気をつけてね、アイクちゃん。フェニキスに着いたらティバーン様達にも知らせますから!」
アイク「ああ、頼む。」\キンキンッ!/

210 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 21:53:07.42 ID:AAoePwsz.net]
ジル\バサッバサッ/(……む?あれは……半獣が人間を襲っているのか?)\スイーッ/
シーカー「くうう〜っ!お、おのれニンゲンめえ〜っ!」
ミスト「……エリンシアさんの恋路は邪魔させないわ!恋する乙女のためなら私、頑張っちゃうんだから!」
レテ「……このラクズの面汚しめ!覚悟しろ!」\シャキーンッ!/
ジル(バサッ)「……私はジル。デインの騎士として、助太刀する……!半獣と共闘するのは癪だが……それ以上に汚らわしい悪しき半獣をのさぼらせておくわけにはいかない!」\ジャキンッ!/
レテ「フンッ、気に入らない態度だがまあいい。せいぜい足手まといになるな!行くぞ!!」

ネサラ「チッ、シーカーのヤツ……随分と手こずってるようだな……」(イライラ)
鴉の民「……ネサラ様、どうやらフェニキスの連中に気づかれたようです。鷹王がこちらへ向かってきています。」
ネサラ「……鷹王が?ヤツを相手にするとなると面倒だな……よし、撤退させろ。今回はどうせ金にならねえし。くだらん意地を張って損するわけにはいかないね。」



211 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 21:53:58.51 ID:AAoePwsz.net]
\バサッバサッ/
鴉の民(かくかくしかじかサバクニソーンバルケ)
シーカー「……何!?鷹王が!?……ええい仕方ない!みなの者!引き上げじゃあ!!」
レテ「……逃がすか!」
アイク「待て、レテ。相手にもう戦意はない。深追いしなくていいだろう。」
レテ「……くっ……」
ジル(『ひきあげじゃあ!』って……まさかドラ○エ……実は私も結構好き……って!ハッ!半獣相手に何を考えてるんだ私は!!)

212 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 21:54:31.07 ID:AAoePwsz.net]
エリンシア(バサバサッ)「アイクちゃん!みなさん!ご無事で!?」
アイク「ああ。大丈夫だ。それより、弁当は冷めてなかったか?」(フフッ)
エリンシア「もう!無茶をしてはいけません!……本当に心配だったのですよ!?」(ギュウウ)
ティバーン「……ほ〜う、姉弟仲のいいこったな。」(バサッバサッ)
エリンシア「あっ……ティバーン様////」(ササッ)
アイク「……鷹王……あんたのおかげで助かったよ。礼を言う。」
ティバーン「何を言ってやがる。俺達が来ずとも、お前の腕なら連中を追い払えただろうに。」
アイク「いや、助かったのは本当さ。それにしても、久しぶりだな。」
ティバーン「ああ。前にセリノスの森でリアーネを助けてもらって以来か。あん時は世話になったな。」
リアーネ\アイク、ヒサシブリ!/
アイク「リアーネも久しぶりだな。今は鷹王の所で世話になっているのか。」
リュシオン「ああ。……残念だが、セリノスではまだ……暮らせるような状況じゃないからな……」
エリンシア・アイク「……」
リュシオン「すまない。お前たちのせいではないんだ。気にするな。」
ヤナフ「……それにしても、キルヴァスのやつらがこんなところまで出張ってくるなんて、完全にナメられちまったな……一発カチ込み行っときますか?王?」
ティバーン「……そいつは後日俺から行くとする。連中、ベグニオンとつるんでんじゃねえかって噂もあるからな。」
ウルキ「……それがもし本当だとしたら……厄介なことになってきますね……」
リュシオン「……」
アイク「……」

213 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 21:54:57.02 ID:AAoePwsz.net]
ティバーン「まあお前ら、そうシケた顔すんな!折角久しぶりに会ったんだ。アイク、お前もエリンシアの弁当食っていくだろう?」(ニカッ)
アイク「えっ、いいのか?」
エリンシア「大丈夫よ。アイクちゃんたちの分も、今からお台所をお借りして作りますから。」(ルンルン♪)
ミスト「そんな!折角持っていったお弁当が冷めちゃうよ!」
ヤナフ「固ってえこと言うなよ嬢ちゃん!メシはみんなで食った方が美味いだろ?」
レテ「そ、それはそうかもしれないが……」
アイク「なら、決まりだな。姉さん、すまないが頼む。」
エリンシア「うふふ、みんな揃ってお弁当だなんて、小さい頃に行ったピクニックを思い出しますわね。張り切って作りますので待っててくださいね!」(パタパタ)
ティバーン「……」(フッ)

ジル「……では、私はこれで失礼する。」(バサッ)
ミスト「あっ、待ってジル!」
ジル「?何だ?私は半獣共と馴れ合う気は……」
エリンシア「ジルさんも、一緒にお弁当食べましょう?」(ポンッ)
ジル「……なっ////」
ミスト「そーそ!私の手作りクッキーもあるよ!ねっ?」
アイク「……そいつは、腹を壊すからやめた方がいいんじゃないか?」
ミスト「ちょっとー!それどういう意味よ!(ムッスー)ほら行こっ!ジル!!」(グイグイ)
ジル「……ま、待て!私は一緒に食べるとは一言も言ってな……」\ズルズル/

214 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 21:55:49.72 ID:AAoePwsz.net]
アイク(ガツガツワッシワッシ)「ん、美味い。やっぱり姉さんの飯は一番美味いな。」
レテ「……ふむ。確か美味いな。これは是非、ガリアでも頼んでみたい。」(モグモグ)
ヤナフ「うんうん。ベオクだろうがラクズだろうが、やっぱ美味いモンは美味いんだって。」(ガツガツ)
ミスト「ねーねー、エリンシアさん!今度料理教えてよー!」
エリンシア「あらあら、ミストちゃんまで。こんなに喜んでいただけるなんて、私とっても嬉しいですわ。」(にこにこ)
ジル「うう……デイン軍人のこの私が半獣と仲良くランチタイムだなんて……でもこの卵焼き美味し……」(ムシャムシャ)
レテ「そう思うのであれば、まず言葉から改めてもらおうか?その"半獣"という言葉はとても不愉快だ。」(フンッ)
アイク「まあレテ、そういう言い方はよせ。だが、レテの言うことは正しいぞ?いくら反ラクズ思想の強いディン人だからといって、俺達と同じ釜の飯を食べるのであれば、そこは改めてほしい。」
ジル「わ、私は別に食べたいと言って一緒に食べているわけでは……!」
ミスト「もー!素直じゃないんだから!そう言いながら、さっきからちゃっかりお代りしてるのは誰ですか〜?」(ギュッ☆)
ジル(うわっバレてた!?)「ち、違うし!?ってか恥ずかしいからくっつかないでえ!」(////)
\キャーキャー!ワハハハハ……/

215 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 21:56:27.39 ID:AAoePwsz.net]
エリンシア「くすくす……ジルちゃんったら、もうあんなに馴染んでしまって。」(ウフフ)
ティバーン「……そうだな……」
エリンシア「?どうかされましたか?ティバーン様?」
ティバーン「いや……こんな賑やかな飯の時間は久しぶりだと思ってよ。」(フフッ)
エリンシア「ふふふ、そうですね……まさか、ディンの方ともこうしうて仲良くお弁当を食べることができるだなんて、私……思ってもいませんでした。」
ティバーン「へえ、お人よしのあんたでもそう思うことがあるのか。」
エリンシア「私なんて……いつも不安だらけですよ?お料理の時にお砂糖とお塩を間違えなかったかしらとか……みんなにハンカチを持たせるのを忘れなかったかしらとか、それからそれから……」
ティバーン「はあ?なんだそりゃ……」
エリンシア「いつかラクズもベオクも……デインもクリミアも、ベグニオンも関係なく……みんなで仲良くお弁当が広げられる……そんな世の中になるとよろしいですわね……」
ティバーン「……ああ、そう……そうだな……こんな風に、な……」(そうか、種族の差だの何だのなんて……あんたやアイクにとっちゃ……その程度の悩みなんだよな。こりゃ敵わんぜ……)つエリンシアの腰
エリンシア(ギュッ)「……あ……////」
テイバーン「おっと、すまんかったな。男にこういうことされるのは初めてか?」(へへへ、ウブいところもタマらねえな////)
エリンシア「い、いえ……その、ティバーン様の逞しい腹筋KINNNIKUが当たってるううう!……と思ってデュフフ////」(鼻血ボッタボッタ)
ティバーン「あっそう」(白目)

216 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 21:56:56.63 ID:AAoePwsz.net]
ヤナフ「うぐっ……は、入りづれえ……」(ウへエ)
リュシオン「……うっ……ティバーンに甘〜い"カップルの気"が……なんだかちょっと気色悪い……」(ゾワ〜)
ウルキ「……女はあくまで一晩限りってところで、今までああいう付き合いなどそうなかったからな……」(ウンウン)
ミスト「いやん、お二人ともなんかいい雰囲気〜」(ポッ)
アイク「?そうなのか?そういえば、エリンシア姉さんは鷹王が初恋の人だと言っていたな。」
ミスト「ウッソ〜!ちょっと、それホントなのお兄ちゃん!?それは是非kwsk!」(フンガー!)
レテ「……むむ、それならば我々は邪魔者ということに……」
ミスト「ってなわけで、私たちはさっさと退散しましょ!ジルも行くよ!」(ガシッ!)
ジル「こ、こらっ!いくら一緒にお弁当を食べたからってそう馴れ馴れしくするなっ!////」(ああんっ卵焼きがあ〜……!)\ズルズル/

217 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 21:58:56.46 ID:AAoePwsz.net]
エリンシア「それでは、これから晩御飯の準備がありますので、私はおいとまいたしますね。」(バサッ)
ティバーン「おう、気をつけてな。明日も楽しみにしてるぜ、日替わり弁当。」
ウルキ「……」
ヤナフ「……な、なあティバ……じゃなかった、王?」
ティバーン「おう何だ、ヤナフ。これからさっさと積荷を……」
ヤナフ「まさかとは思うけどさ……エリンシアの嬢ちゃんに……惚れたりとか……してねえよな?」
ティバーン「はああああああ!?何言ってんだあああ!?お前!?」
ウルキ「だが、噂が立っている……王が、ニンゲン……ベオクの若い女に入れ込んで、誑かされているのではないかと……」
ティバーン「バ、バカ言ってんじゃねえよ!?何で俺があんなKINNNIKUハアハアペロペロとか言ってる変態のベオクの小娘なんざに……」
ウルキ(とか言いながら、それを本人に聞かれたらすごく後悔するんだろうな……)
ウルキ「……そうならもう弁当は取るのはやめて……関係を絶った方が……」
ティバーン「……あのな、それとこれとじゃ話が別だろうが。別に俺はあいつとはそういうのじゃねえんだし、俺はフェニキスの誇りを捨てた覚えはねえ。あいつの弁当は美味いから取る。ただそれだけだ。」
ロッソ「でも王……ホントのことっすよ、噂が立っちまってるってのは……あの嬢ちゃんとはこれ以上深入りしねえ方がいいと思いますね、俺は。」(ムシャムシャ)
ティバーン「そう言いながらお前もエリンシアの弁当食ってんじゃねーか!ああ!?」(ダンッ!)
ロッソ「うぐうう……」(だって美味しいんだもん……)つカキフライ弁当
ティバーン「ったく、どいつもこいつも小せえことでグダグダぬかしやがって……!とりあえず、俺はキルヴァスの連中にちょっくらモノ言ってくらあ。……鴉にナメられちゃあたまらんからな。」(バサバサッ)
ロッソ「……」
ヤナフ「なあ、アレはぜってー嬢ちゃんに落とされてるよな。」
ウルキ「……うむ。」
リュシオン「……ああ、素直でないなあの人は……」(せっかくのイイOPPAIを逃すなんて勿体無いぞティバーン!)

218 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 22:01:55.48 ID:AAoePwsz.net]
〜キルヴァス〜
キルヴァス、それはフェニキス西方に位置するラクズの鴉族が住む地域……鷹と違い、時にはベオクとも組む狡猾さを武器とする彼らはその読めない動向で同族にすら恐れられていた。
フェニキスと同じくネサラ率いる海運業が力を持っているが、その海運業とは名ばかりの船を持たぬ空の海賊であり、闇物流業者であった。

219 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 22:02:47.32 ID:AAoePwsz.net]
ティバーン「おう、ネサラ。ちょっと顔かせや。」(ギロッ)
ネサラ「……相変わらず無粋だな、鷹ってのは。そっちから押しかけといてその態度はないだろう?もう少しフレンドリーに行こうぜ?」
ティバーン「シラを切ってんじゃねえ。お前らが俺達のシマを荒らしたのはわかってんだ。」
ネサラ「部下が勝手にやったことさ。俺には関係ないね。」
シーカー「えっちょっ!ネサラ様!!酷いですよそれは!!」つ弁当
ネサラ「お前何よその弁当は。」
シーカー(ハハハ〜)「……え、えーとですね、これはさっき通りすがりのお弁当屋さんからいただきまして……あっ唐揚げおいしっ。」(モシャモシャ)
ネサラ「……お前、後で給料カットな。」
シーカー「」
ネサラ「フン……どいつもこいつもニンゲン共にいいようにされて、恥ずかしくないのかねえ?この度の文句だって、本音はあんたの女のことできたんじゃないのか?えっ、鷹王さんよ。」
ティバーン「てめえ……どうやら本気で俺を怒らせたいらしいな……?!」(ザワッ)
ネサラ「おっと、そいつは悪かった。……こちとら、別にあんたとやり合ってもかまいはしないんだが……同族で揉めてる場合じゃないんだな、これが。」
ティバーン「どういう意味だ?」
ラフィエル「それは、私からお話ししましょう。」(スッ)
ティバーン「……ラフィエル!?……おっ……お前!生きてたのか!?」

220 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 22:04:07.25 ID:AAoePwsz.net]
〜数日後〜
エリンシア(バサバサ……)「みなさん、お弁当をお届けに上がりました……あら?なんだか今日は雰囲気がいつもと違う気がしますね……」
ヤナフ「……」
ティバーン「エリンシア……」
エリンシア「あっ、ティバーン様!今日は特別に特上リブロースステーキ弁当ですよ!最近ずっとお忙しそうでしたし、スタミナがつくようにと思って!」(にこにこ)
ウルキ「……」
ティバーン「……エリンシア、少し話がある。いいか。」
エリンシア「えっ、は、はい?」



221 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 22:04:40.50 ID:AAoePwsz.net]
ティバーン「今度、キルヴァス・ガリアとラクズ連合を組んでベグニオンに本格的にしかけることになった……」
エリンシア「……そ、そんな!」
ティバーン「……セリノスの事件について、リュシオンの兄貴のラフィエルが真実をもたらした……ベグニオングループの元老院連中が黒幕だったってな……それで、ベグ二オンに釈明をさせるために送った使者が未だ戻らねえ。」
エリンシア「そんな……サナキ様がそのようなことを許すはずがありません!」
ティバーン「ところがな、そのサナキは今、グループの査問会にかけられた上、事件の責任追及を受けていて謹慎中だそうだ。……もう誰にも連中を止められねえのよ……!」(ダンッ!)
エリンシア「……ですが……!」
ティバーン「もうベグニオンの態度には我慢がならねえ……!連中はこのまま、こっちの海域の運行路を全て封鎖するとまで言い出しやがった……!」
エリンシア「酷い……そんなことまで……」
ティバーン「そうなれば俺達は食い扶持がなくなっちまう……やられる前にやらねえと、こっちが潰されちまうんだよ!」
エリンシア「……」

222 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 22:05:49.67 ID:AAoePwsz.net]
ティバーン「……フフフ……所詮はラクズとベオクは相容れねえってこったな。あんたやアイクにつられて、俺としたことが夢見ちまったよ……」
エリンシア「ティバーン様……」
ティバーン「いいさ、アイクやお前と……お前の一家・仲間連中はそうじゃねえってことぐらいは、俺にはわかってる。だが、みんがみんなそうじゃねえんだ。今回ばかりはもうどうしようもねえし、仕方ねえ。」
エリンシア(ギュッ……)
ティバーン「……もう仲良しゴッコは終わりだ。もうあんたがここに来ることもねえ。」
エリンシア「……ティバーン様は……」
ティバーン「……?」
エリンシア「覚えていらっしゃいますか……?十年経って……私の気持ちが変わらなければ……『お嫁さんにして下さい』という言葉を考えておくと……」
ティバーン「……」

223 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 22:06:25.05 ID:AAoePwsz.net]
エリンシア「……いいえ……覚えていていくださったんですよね……私が貴女に『お嫁さんにして下さい』と頼んだこと……」
ティバーン「……あんなもん、ガキとの戯れだ……」
エリンシア「……私、嬉しかった……とても……だって……私……それから貴方のことをずっと……」
ティバーン「忘れろ。十年経ったらだの、そんなもんはガキのあんたがうっとおしくて言ったその場しのぎのでまかせだ。」
エリンシア「……」
ティバーン「……もう、弁当は届けなくていいからな。」
エリンシア「……!!」
ティバーン「正直な、今までずっと迷惑だったんだ。他の地域の連中からも、フェニキスの鷹王がニンゲンのオンナなんぞに入れ込んでイカレちまったって噂が立ってよ……」
エリンシア「……」
ティバーン「あんたに優しくしちまったのも、ベグニオンとピリピリしてた中でのちょっとした気晴らしってやつだったんだ。……ここはニンゲンのいるとこじゃねえ。とっとと帰んな。」
エリンシア「……そ、そう……ですか……ごめん、なさい……さようなら……ティバーン様……」(バサッバサッ)
ティバーン「……」
ティバーン「……これで……よかったんだよな……」つステーキ弁当
リュシオン「……」

224 名前:クリミアより愛をこめて【中編】 mailto:sage [2017/08/18(金) 22:08:29.55 ID:AAoePwsz.net]
その日、エリンシアは帰ってからもそのことは兄弟の誰にも話さなかった。ただ、フェニキスからのお土産がなくなったこと、次の日からエリンシアが弁当を届けに行かなくなった事実だけは家族全員が理解していた。
ガリアづてにラクズの事情を知ったアイクやデインに知り合いのいるミカヤ以外は、ただ単にエリンシアのパートの期間が終わったものか、もしくはフェニキス海運が休業中なのだとばかり思っていた。
そうしてエリンシアは夜な夜な、鷹王のことを想ってこっそり泣いていることをただひたすら周囲に隠しながら日々が過ぎていった。

225 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/18(金) 22:09:16.62 ID:AAoePwsz.net]
中編はここまで。ゲーム本編の時系列とイベントが異なっているのはまあこのスレの補正ということで。

226 名前:Hは何の略?1/2 mailto:sage [2017/08/19(土) 08:41:48.62 ID:gXUkyDRl.net]
大作投下乙です。2人の恋路はどうなるのか?後編が楽しみです。
シリアスの直後にギャグは少し気が引けますが投下させて頂きます。

リーフ「ふぁ……おはよ〜」
マルス「おはよう、夏休みだからって遅くまで寝てたね」
リーフ「いいじゃないか今くらい」
マルス「どうせ遅くまで自家発電してたんだろ? たまには部屋の換気しなよ、ヤバいレベルで臭い篭ってるから」
リーフ「ぐぅ! いいじゃないか、僕は皆と違ってこれしか慰められないんだよ。 それで皆は?」
マルス「皆それぞれ出掛けたよ、仕事だったり嫁婿サービスのデートだったり、何人かは宿題の仕上げをしてるかな?」
リーフ「ふーん、ま、良いや、兄さん、新聞見せて」
マルス「はい」
リーフ「ありがとう……ふーん、AKJ過激派またテロか……物騒だねぇ、そのパワーを何で他に向けられないのかな?」
マルス「それ、向こうからすれば絶対にリーフにだけは言われたく無いよね。
    逮捕数を考えれば君、向こうとどっこいどっこいじゃないか。
    クロム兄さん夫婦が愚痴ってたよ」
リーフ「(聞こえないフリ)んで、今日の折り込みチラシは…………
    ん? これは………『同志求む、君の情熱をここでぶつけてみないか?』 え………H同盟!!?」
マルス「………………」
リーフ「こんな素晴らしい同盟があったなんて……すぐ加盟しなきゃ、ちょっと出かけて来る!!」
マルス「行ってらっしゃい」

 リーフが飛び出した後に残されたチラシ、そこには先程彼が叫んだ文面がでかでかと書かれている。
 しかしよく見ると主催者名の部分、Hと同盟の間に不自然な隙間がある。

マルス「………………」ニヤリ
セリス「兄さん、修正ホワイト知らない?」
マルス「あ、ごめん、ここにあるよ」
セリス「ありがとう♪」


リーフ「こんにちはー! 加入者募集のチラシを見て来ました!」
デギンハンザー「よく来たな……む、お前はアイクの所の……」
リーフ「げぇ! ハ………じゃなくて、黒竜王様、何でここに!?」
デギンハンザー「何でも何も儂が同盟のまとめ役だからだ」
リーフ「まとめ役!?(嘘、あの厳格そのものの黒竜王がこんな……以外な事実……やっぱり男って事?)」
デギンハンザー「それで、ここに何の用だ?」
リーフ「そ、その……チラシを見て来ました、僕も同盟に加入したいと思いまして……」
デギンハンザー「ほぅ加入か……成程、随分強い熱情を持っているようだな。
        準備不足ではあるようだが、それはここですればいいか、良し、お前の加入を認めよう」
リーフ「ありがとうございます!(準備?)」
デギンハンザー「それではお前の先輩達である他の同志を紹介しよう。
        都合によって今いるメンバー達のみになるが他にもいるからな」
リーフ「は……はい」

デギンハンザー「皆の者、今回我らに新たな同志が加わった、リーフだ、皆、仲良くするのだぞ」
リーフ「よ、よろしくお願いします、ここで僕の情熱をぶつけて頑張ります!」
ワレス「ガハハ! なんと、葉っぱの坊主ではないか、元気にしておったか。
    進んでここに入るとは、見上げた心意気よ!」
ガンズ「でもよ、そんな状態で来たのか? 本当にやる気あるのかよ」
フウガ「準備等いつでもできる、そもそもやつはその準備を飛ばしてでもここに来たのだろう、その熱意は認めるべきだ」
バジーリオ「そうだぜ、まずは進んでここに来たことを歓迎してやらなきゃな」

227 名前:Hは何の略?2/2 mailto:sage [2017/08/19(土) 08:42:47.40 ID:gXUkyDRl.net]
リーフ(え!? ちょっとなんなのこの面子! 本当に嫌な予感がするんだけど!!)
ムスタファー「さて、その情熱は認めるが、それでは準備をせねばな」
リーフ「えっと……そのさっきからいってる準備って……へ?」ガシッ
トムス「動かん方がいいぞ」
ミシュラン「あの方の腕は確かだ、おとなしくすればすぐに終わる」
リーフ「だ、だから一体これは……」
リフ「私は僧侶リフ、ただちには出来ませんが髪を剃り落とす事が出来ます。
   どうか私にお任せください」ヴィィィ
リーフ「そ、それはバリカン!! まさかそれで……まさか! Hの意味って……待って、止めて!!」

アーコノヒトデナシー!!!(ジョリジョリ)

リーフ(HAGE)「あ……頭が寒い……僕の……僕の髪が……」
デギンハンザー「これでリーフの準備も整った、ようこそ新たな同志よ、我らがHAGE同盟へ、歓迎しよう。
       それでは早速の活動だが……」
リフ「代表、本日は入りたてのリーフさんもおりますし初心者コースとして私の寺での修行はいかがでしょう」
デギンハンザー「ふむ、仕方がないか、確かに入りたての者に上級者は厳しいか、それでは今回それで行こう」
メンバー(リーフ以外)『応!!』
リーフ(HAGE)「あ、ちょっと、どこへつれて行くのさ!僕何の了承もしてないよ!!」

 それから、リーフ含むメンバー達にてリフの寺にて2泊3日の禅修行が行われた。
 帰宅したリーフは疲れきっており、数日ナンパする元気がなかった……
 というよりHAGEになった頭ゆえに表に出られなかったのが正しい。

マルス「結婚前とは言えスーやマリアにルパンダイブしたりシーダやリンダの胸をガン見したりカチュアやマリーシアをディスってたことの報復はこれくらいでいいかな?」


※HAGE同盟:紋章町におけるHAGE達が集った同盟、主な活動は各地にての禅修行。
      加入条件は熱意があること、そしてHAGEであること、フサフサならばその場でも剃り落とせば条件はクリアとなる。

228 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/19(土) 09:57:54.12 ID:l/AffRJB.net]
>>207
ジル「いろいろあったっけ……あの頃……」
ハール「なんでいきなり黄昏てるんだ」
ジル「急に昔の事思い出しちゃいまして」
ハール「昔…なあ。お前、典型的なラグズ嫌いだったからな」
ジル「自分で言うのもなんですけどレイシストなんてバカな事してたものでした。
   あの頃の出会いがなければ今でも軍人続けて弾圧とか摘発とかしてたかもです」
ハール「昔よりそういう風潮は減ったけどな。そうそう無くなるもんでもないし」
ジル「原因はワンサイドじゃありませんから。言っちゃ悪いですけどゴミ荒らしする烏さんとか評判悪くする人がいるのも事実ですし、
   本能や習慣の違う人らが近いところに住むのって難しい事多いですよ」
ハール「運送やってるといろんな土地が見えてくるか」
ジル「はい、気が付く事もいろいろ。世界が広くなって感じられます。最近興味深いのは暗夜と白夜です」
ハール「へぇ?」
ジル「妖狐もガルーも動物の化身なのは一緒なんですが一方は神、一方はモンスター的にみられてますよね。人間から。
    これもそこに住む人たちの受け止め方の違いみたいです。文化や国民性っていうか…うまく言えませんが」
ハール「まーそんだけ自分の頭で考えるようになったんなら上等だろ。お前の石頭もちっとはやわこくなったみたいだな。
     大人になってスタイルまでやわこくなったのと一緒だ」
ジル「は、ハールさん!セクハラです!オヤジ入ってます!」
ハール「わりいわりい。もうお兄さんって歳じゃねえのは事実だし」

>>226
リーフ「…出かけて帰ってきたら部屋の空気が入れ替えられ、使用済みティッシュがまとめて処分され、
    エロ本がジャンル別に整理整頓されて本棚に収納されてた件……」
ロイ「エリンシア姉さん家の大掃除してたから…」
リン「あんた…ちょっとは気使いなさいよ。自分の部屋ってのはわかるけど…」
クロム「貴様ぁぁぁぁ!清らかな姉さんに汚物を片付けさせおって!せめてティッシュは自分で捨てろ!」
リーフ「ご、ごめんごめん!!!毎晩沢山出るゴミだからまとめて処分しようとは思ってたんだよ!
    でもティッシュ生産してたのは兄さんも一緒のくせに」
クロム「う、うるさい。ほっといてくれ!それに俺は自分で始末してたぞ。最近はルフレと…げふん」
ロイ(僕も彼女いないしたまに自家発電しなくはないけど…リーフ兄さんのティッシュ量はそれにしたって異常だ…
   これがスタミナ∞って事なのかな。剥げた頭もまた生えるまであんまり時間かからなかったし)
リン「まったく男子ってのはこれだから…」
リーフ「リン姉さんの彼氏たちだって男子じゃん。同じだって」
リン「一緒にすなっ!みんなデリカシーも持ってるし、あんたなんかよりずっとイケメンなんだから!
   …そ、そりゃそういう欲求あるのわかるし…わ、私だって…えと、なくはないし…は、初めてどうするかもえと…その考え…って、何言わせる!?」
ロイ「姉さん姉さん。返事は帰ってこないよ。兄さんたち鼻血の海に沈んでるから…僕だってえっと…その…//////」

229 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/19(土) 17:00:53.06 ID:dCREcL4O.net]
デギンハンザー「ちなみにマークスとヘクトル、レックスも同志になる予定だ。熱意を得られればだが」
トムス「あの後退ぶりを見るとハゲるのは時間の問題だからな」
ミシェラン「ローズマギーシリーズの連中もこっち側」

ヴェロニカ「…HAGE同盟のホームページの同志候補者に名前があったわ。ハゲるの?」
マークス「そそそ、そんな事はなな、無い。それより夏休みの宿題をしたまえ」
ヴェロニカ「…えー…」
マークス「えーじゃありません。君はやればできる子なのだから」
ゼト「その通り!箸にも棒にもかからぬ輩ならだれも小言など言いはしません」
マークス「ゼト先生!?まったく姿を見かけなかったが…生きていたのか!?」
ゼト「アルム村分校で村に1人しかいない子供のデューテの勉強を見ています。
   夏休みになりましたので久々に街に来てみましたがマークス先生が手を焼いてる生徒がいると聞き協力に来ました」
マークス「…そちらの子も勉強嫌いそうだな…」
ゼト「ええ…毎日遊んでばかりで私の言う事などろくに聞いてはくれません…」
ヴェロニカ(な、何かまた口うるさそうなのが…話始めた今のうちに脱出…はっ!?
       こ、ここは私の屋敷…脱出したら一人で外に出ちゃう!?)
マークス(ここに留まれば二人がかりで説教&勉強のコンボ)
ゼト(出ていくなら夏の間に少しは外に出る機会を作り脱引き籠りを進めると…)
ヴェロニカ(とかなんとか考えてる顔ね…大人って汚い…いいもの。外に出てネトカに籠るんだから)

230 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/19(土) 17:20:27.41 ID:uPnOliR0.net]
>>227
嫁の葉っぱ被害に対する処置

マルス:ルパンダイブは即コノヒトデナシー。追加で搦め手の制裁。
エフラム:度が過ぎるようならジークムント。そして寺で強制鍛練。サラ様とノノは自分で制裁することも。
アイク:嫁達自身が対処できる実力者多数。というか、アイクが武力行使するくらいキレたら、リーフでも死にかねない。
アルム:エフィにちょっかい出そうとされた時は怒った。そして、アルムの貴重な独占欲にエフィ大喜び。
クロム・エリウッド:今のところ嫁に実害はないし、OPPAI好きとしての共感もあるのか、小言程度。
ヘクトル:嫁に被害無し。個人的には、フロリーナは美乳だと思います、はい。
カムイ:嫁に被害無し。なんかしたら多分HP1になるまで葉力発電の刑と思われ。

>>228
ジル……大人になって……(心身ともに)
リン姉さんは、早よ一人目決めたらな、婿達が生殺しですぜ?

>>229
サラ「行くとこないなら覇王家(ウチ)に来る? 1泊2日で、ね」
ノノ「大丈夫大丈夫。いきなり参加しなくても、最初は見学で良いから!」
キヌ(あー。アタシそのぱたーんだったなぁ……)
ソフィーヤ「……お客……さま……?」
イドゥン「大変……お菓子とお茶の用意しないと……」



231 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/19(土) 17:26:53.04 ID:uPnOliR0.net]
あ、シグルド兄さんとエイリーク忘れてた

シグルド:ラケシスが結婚後被害にあったことは無い。が、既婚者へのルパンダイブはntr撲滅対象。
エイリーク:ターナに被害無し。ただし、貧乳ディスには制裁or口撃。

232 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/19(土) 19:07:03.64 ID:mdFBOsJ9.net]
ヴェロニカ「……ここ」
エフラム「……いきなり呼び出されて連れてこられたんだが……しかもここは運動公園じゃないか、やっと外に出る気に……」
ヴェロニカ「違うから、今説明する。あなたみたいな人の力が必要になった」
エフラム「違うのか……何なんだ?」
ヴェロニカ「今やってるゲームで、リアルの世界でスマホの画面を通してキャラを捕まえたり、拠点を制圧したりするやつがあるの」
エフラム「ああ、そういうのは知ってるぞ。というかやっぱりゲームのことだったのか……外に出ないのにいつやってたんだ?」
ヴェロニカ「うちの無駄に広い敷地内とか、コンビニ行くついでにレべル上げしてた」
エフラム「そういうことには労力を惜しまないのか……」
ヴェロニカ「で、今日はここにレアキャラが出るという情報があるの」
エフラム「そうなのか、そういえばやけに人が多いな……それらしい場所は隙間がないくらい大勢の人がいるな」
ヴェロニカ「このままじゃレアキャラが探しにくいから、この人混みをどけるとか吹っ飛ばすとかできる?」
エフラム「……待て、まさかお前このために俺を連れてきたのか?できるわけないだろ!とんでもないなお前は……」
ヴェロニカ「あなた強いんでしょ?これくらいの集団軽く蹴散らせると思ったんだけど」
エフラム「別に悪いことをしてるわけじゃない連中を蹴散らすわけにはいかないだろ……人が多いなら整理は警察か警備員の仕事だ」
ヴェロニカ「そんなの機能してないのは見れば分かるでしょ」
エフラム「……まあな」
ヴェロニカ「今回を逃したらいつ出るか分からない……ああ……レアキャラが……」
エフラム「仕方ない……少し待ってくれ、なんとかできそうな奴に連絡するから」

ベルド「サラ様、作戦は成功です」
サラ「はい、ご苦労様」
エフラム「教団の人間を少しづつ公園に入れて最終的に教団の人間で埋め尽くしてしまうのか……力技だな」
サラ「別に悪いことは何もしてないし。ほら、思う存分探しなさい」
ヴェロニカ「あなた……とんでもないわね」
エフラム「お前が言うなよ……」
サラ「別に礼は言わなくていいから、兄様から頼まれたからお礼は兄様から頂くから……」
エフラム「……無理のない範囲で頼む」
ヴェロニカ「これでレアキャラが……ふふ」
エフラム「どうせならこれをきっかけに本格的に外に出たらどうだ?」
ヴェロニカ「えー……ゲームはするけどそれは嫌」
エフラム(考えてみると、とりあえず外に出る要因になったのもまたゲームというのも皮肉な話だな……)
サラ「そういえば、あなたソシャゲとかやってるんでしょ?どうせならフレンドになってあげてもいいけど?」
ヴェロニカ「……そんなの必要ないし」
サラ「私の周りだけでも十人以上の子がいるから、それだけフレンドが増えたらゲームも有利になるんじゃない?」
ヴェロニカ「…………」
エフラム「それで揺らぐのか……」

233 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/19(土) 19:45:29.48 ID:dCREcL4O.net]
ミルラ「…始めにお兄ちゃんと…している時に召喚で持ってかれて…その後も何度!デートのタイミングで連れてかれたか!」
チキ「ほんとに間が悪いよね…」
ミルラ「埋め合わせはしてもらってますけど」
セツナ「ミルラはあの子とフレンドになるの…嫌?」
ミルラ「…嫌とは言いませんけど…うー、複雑です…」
アメリア(ヒーローズで先越しちゃってなんか悪いからコメントは控えよう…)
ノノ「ノノは構わないよ?切っ掛けで仲間が増えたら嬉しいしっ」
ミタマ「そうして増えてきた感もあるかもしれませんが眠いので寝ます」


エマ「あっちの方は凄いなぁ…賑やかで…」
ユズ「入るのか?あそこに」
エマ「し、知り合ったばっかだから!?…わかりませんけど…」
ユズ「そーか…あ、そろそろ五体投地の時間だ。やってくる」
エマ「…よくあんな痛そうなのできますね…ミラ教徒でも熱心にやってる人はあんまりいないとかなんとか…」
ユズ「大地と抱擁し、大地に抱かれてその存在を感じられるからいいんだぞ。まあ無理にやるものでもないそうだが」
クレア「見習いなのになんでファルコンナイトなのです!見習いなのに!」
エマ「うわっ!?」
クレア「正規の騎士のわたくしだってペガサスナイトから始めましたのに!なんで!」
エマ「そ…そんなこと急に言われても…っ」

234 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/19(土) 22:51:16.49 ID:PfAYs6YE.net]
>>228
おい、葉っぱくんの秘蔵のコレクションをエリンシア姉さんが見たということは……
鷹王超逃げて

235 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/20(日) 05:50:20.56 ID:rF1tCztT.net]
むしろようやく結ばれるチャンスなのでは

236 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:02:13.45 ID:xBDRcews.net]
最終話になります。色々盛り込んだら長々となりましたが、これで完結となります。

237 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:02:54.58 ID:xBDRcews.net]
兄弟家が何事もなかったかのように時を過ごしていたその間……ラクズ連合はついに、ベグニオングループの元老院率いるベグニオン軍と戦いを始めていた……
ただし、一家の中でもアイクはライの頼みもあり、この抗議抗争に参加していた。だが、エリンシアや他の兄弟達の身を案じて家では一切そのことを口に出さなかったのである……

スクリミル「ラクズの誇りの為!この戦いは絶対に勝つ!!勝つ!!勝ぁぁーつ!!」
\ウォォォォォ!!/\スクリミル様バンジャーイ!/\シンダベグニオンダケガ、イイベグニオンダー!/

238 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:03:23.73 ID:xBDRcews.net]
ティバーン「しっかし、よくお前ら鴉が協力してくれる気になったもんだな。」
ネサラ「……今回は事情が事情だからな。リュシオンやリアーネのこともあるし……」
ティバーン「つっても同族の協力ってのはありがてえ。いつもこういう風に、そっちがアッサリ手を組んでくれりゃこっちとしてもキルヴァスともう少しうまくやっていけると思うんだがな。」
ネサラ「……へえ、そいつはありがたいお言葉で。……でもそんなにホイホイ俺を信用してるとな……コロッと寝首をかかれるかもしれねえぞ……」
ティバーン「ハッ、冗談を。せっかく同族が結束しようってんだ。仲良くやろうぜ。お前とラフィエルとリュシオン、それにリアーネはなんだかんだで昔馴染みなんだしよ。」
ネサラ「……」
ライ「……それで、作戦はどうする?」
アイク「そうだな、いい策を頼めるか?セネリオ。」
セネリオ「野獣どもに知恵を貸すのは癪ですが……アイクの頼みですから、仕方ありませんね。まずは……」

239 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:03:53.30 ID:xBDRcews.net]
ティバーン「……やっぱ持つべきは同族ってやつだな……なあリュシオン?」
リュシオン「……ティバーン……ちっと歯ぁ食いしばれや!」(ゴッ!)
ティバーン「……」(シーン)
リュシオン(ぺキッ)「……今ので、私の拳の骨にヒビが入りましたね。ですがこれは、心優しい弁当屋さんの痛みですよ。」
ティバーン「……くだらねえ……一時のお遊びがなんだってんだ……たかだか弁当で、俺がベオクの小娘なんざに……」
リュシオン「では、貴方のその手にある空の弁当箱は何なのですか?」
ティバーン「……くっ……!」
リュシオン「本当にくだらないと思っているのであれば、そんなもの捨ててしまえばいいんですよ。勿論私はずっと持っています。」ついかついアルミ弁当箱
リアーネ\ワタシモー/つピンクの花柄弁当箱
ヤナフ「俺もだ!」つジャー式弁当箱
ウルキ「……自分も同じく。」つまげわっぱ弁当箱
二アルチ「わしもですじゃ。」つ漆塗り弁当箱
リュシオン「みんなまた、あの弁当を食べたいと思っているんです。特に貴方は……!それがどうしてなのかは、貴方自身がよーくわかっているはずですよ。」
ティバーン「……クソッ……!!」(バタンッ!)

240 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:04:21.11 ID:xBDRcews.net]
リュシオン「全く、この期に及んでなかなか素直になりませんね。あーやだやだ、歳くった男の意地っぱりはみっともないもんですわ〜。あっ、ミストさん優しく治療お願いします。」つ
ミスト「ほんとにね!……リュシオンさん?ちょっとどこ触ってるのかな〜?」(メキメキメキ)
リュシオン「あばばばば(ry」
ヤナフ「でもまあ、あいつも王子の言葉でちょっとは堪えたんじゃねーのかな。この戦いに決着つきゃあ、何かしら行動は起こすと思うね。」
ウルキ「……だといいがな……」
リュシオン「ねえリアーネ!私かっこよかった!?男らしかった!?ねえねえ!」
リアーネ「……う……ん。」(……もう、こういうことを言わなきゃいいのに……)



241 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:04:42.23 ID:xBDRcews.net]
ティバーンつ空の弁当箱「……」
『私、ずっと憧れてたんです!空を自由に飛べる鳥さんに!』
『鷹のお兄ちゃん!私はお兄ちゃんのことが好きになってしまったんです!……私を、お兄ちゃんのお嫁さんに……』
ティバーン「ったく、何なんだ……十年ぽっち経って、俺好みのいい女になってまた目の前に現れやがってよ……」
『いけませんか?ベオクが、ラクズの市場でお買い物をするのは……』
『みんなが……仲良くお弁当を広げられる……そんな世の中に……』
ティバーン「……俺は……俺だって十年の間ずっと待ってっ……くっそおおおッ!」(ガンッ!!)

242 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:05:18.26 ID:xBDRcews.net]
その後、ラクズ連合軍はセネリオの策で順調に勝利を収めていったかのように見えた……
しかし、首都シエネに迫ろうという時……中央軍に奇襲を仕掛けたティバーン率いる鳥翼族の軍勢は、ネサラ率いるキルヴァスの裏切りによってあわや壊滅の危機に瀕した。
無論、キルヴァスもベグニオングループによる元老院の根回しによって、国民全員を人質に取られたという事情があったが、その代償がティバーンの留守中のフェニキス地区への集中攻撃とあっては、許されたものではなった……
そして、そこからの度重なる追撃によってガリア地区まで撤退を余儀なくされたラクズ連合軍は、迫るべグニオン軍とクリミア市を挟んでの拮抗状態が続いていたのであった……

243 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:05:48.61 ID:xBDRcews.net]
ジョフレ「エリンシア様……」
エリンシア「あら、なあに?ジョフレ。深刻そうな顔をして。」
ジョフレ「以前から頻繁にフェニキスへ行かれておられるようですが……今後はもうやめた方がよろしいかと……」
エリンシア「……!!」
ジョフレ「その……巷で……特にラクズの者の間では、エリンシア様がフェニキスの鷹王を誑かして懐柔し、ベグニオンに従属させようとしているのだと……よくない噂が……」
エリンシア「……っ……!」
ジョフレ「ラクズ連合の抗議抗争のこともありますし、エリンシア様のためにも、今後ラクズの方とは関わられない方が……」
エリンシア「どうしてジョフレまでそんなことを言うの?……私は、私はただ……」(ポロポロ)
ジョフレ「あっ」
エリンシア「……みんな……みんな酷いです……!!」(ダダダッ)
ジョフレ「お、お待ち下さいエリンシア様!!私は貴女のことを思って……その……」(オロオロ)
ルキノ「よくもエリンシア様を泣かせてくれたなこのドヘタレ愚弟よ……」(ゴゴゴゴゴ)
ジョフレ「ね、姉さん……」(ガクガクブルブル)
ルキノ「もはや姉とは呼ばせないわ……貴方なんてこうなってしまえばいいのよ!」つエリート+銀の槍
ジョフレ「姉さんやめてくれ!それは俺の命(ry」\アーッ!/

244 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:06:34.08 ID:xBDRcews.net]
エリンシア「ううっ……ぐすっ……ひっく…ひっく……」
ミカヤ「……エリンシア……」
エリンシア「ミ、ミカヤ姉様!?……な、なんでもないんですよ?ちょっとお洗濯を失敗しちゃって……」
ミカヤ「……もう自分に嘘をつかないで。ほら、よしよし。」(ポンポン)
エリンシア「……」(ウッウッ)
ミカヤ「なーに?お弁当の配達、やめちゃったわけ?あんなに楽しそうだったのに。」
エリンシア「……迷惑……だったんです……ぜんぶ……私の……押し付け、だったんですよね……」(クスンクスン)
ミカヤ「……そうかしら?だったら、貴方にあの鷹王が優しくしたり、果物やら魚やらどっさりくれるはずがないと思うんだけどなー。」
エリンシア「でも……私がやることなすこと、全てティバーン様のご迷惑になってしまいます……もう、何もしない方が……」
ミカヤ「そうそう、どうでもいいことかもしれないけど……ラクズ連合とベグニオン軍がクリミア市でにらみ合ってるらしいわよ。」
エリンシア「!!」
ミカヤ「このままじゃ、ルキノさんたちがいるクリミア市に血の雨が降るわね。両軍ただで済むとも思えないし……でも、あんたにはもう関係ないかしら……」
エリンシア「……」
ミカヤ「騎士様と私のところに、とりあえずベオク側のベグニオンの応援をしてこいってディン市から要請がきてるんだけど……さて、どうしよっかなー。」
エリンシア「……ミカヤ姉様……私……行ってまいります!」(ダダッ)
ミカヤ「全く、家の子達は世話が焼ける子ばっかりなんだから。」(フウ)

245 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:07:04.15 ID:xBDRcews.net]
ベグニオン軍\ゾロゾロ……/

レニング「……」
ユリシーズ「……此度のご決断は、致し方がありますまい……クリミア市は元々、ベグニオン市から分離した地区……クリミアでの流血沙汰を避けるには、こうするしか……」
レニング「……だが、このままでは姉妹都市のガリアを裏切ることになる……」
ユリシーズ「……カイネギス王は聡明な方。こちらの事情もきっとわかって下さる筈です。」
レニング「……本当に、こうするしかなかったのだろうか……」

ティアマト「ベグニオン軍がクリミア市内に入ったですって!?」
スクリミル「……何だと!?クリミアはガリアとの同盟を裏切ったのか!?」
アイク「待て、事情があるはずだ。クリミア市長はそんなことをするような人じゃない。」
スクリミル「……だが!!」
ティバーン「……ベグニオンには逆らえん、そういうことか……」
セネリオ「そういうことですね……クリミア市は、元々ベグニオン市だったのですから。ベグニオングループの元老院はベグニオン地区全体にパイプがあります。流血を避けるため、致し方なく、ということなのでしょうね。」
スクリミル「どうする!?我らは黙って見ていろというのか!?」
セネリオ「……こちらから仕掛けるのは得策ではありません。ですが、向こうが仕掛けてきた場合は、致し方がありません。……応戦しましょう。」
アイク(エリンシア姉さん……一体何をしているんだ!!姉さんの大好きなクリミア市がこのままでは……!!)

246 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:07:47.58 ID:xBDRcews.net]
\バサッバサッ/
レテ「ベオクの天馬?あれは、確かアイクの……」
ゼルギウス「……何だ、あの天馬は?」
レニング「エ、エリンシア!?何故ここに!?」
アイク「……エリンシア姉さん!……大きな包みを抱えて……何をするつもりだ?」

エリンシア「ごきげんようみなさん。私は、紋章町・兄弟家の主婦エリンシア。ベグニオン軍・ラクズ連合軍両軍の皆様。私は、種族の隔てない友好を望む者です。よって、この地を血で染めるような戦いを見過ごすことは出来ません!」
ティバーン「……エリンシア……」
エリンシア「ですから、ラクズ連合・ベグニオングループ軍の両軍に……この市より立ち去ることを希望いたします!」
バルテロメ「兵を退けですって!?馬鹿馬鹿しい!だいたいいっぱしの主婦に何の権限があると?誰が引くものですかこの老け顔(ry……モゴモゴ」
ゼルギウス「バロなんとかさんはちょっと黙ってて下さいよ。」(お前が喋るといちいちものっそいムカつくんじゃああああ!)
エリンシア「……ラクズ連合軍は、いかがですか?」(チラッ)
ティバーン「……単騎で、この殺気立った戦場の真っ只中に飛び込んできた意気は買おう。……だがな、その理想論に付き合って一方的に攻め込まれるんじゃあ割に合わんな。」
エリンシア「……それが、双方の回答なのですね。」

247 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:08:39.50 ID:xBDRcews.net]
エリンシア「ならば、これが私の回答です。」
そう言うと、エリンシアはアミーテをそっと地に置いた。この殺気立った戦場の中で、エリンシアは武器を置き、こともあろうか自ら丸腰になったのである。
エリンシア「私の決意は変わりません。私は武力ではなく、生身の手を持って両軍の戦いを止めてみせます。」つ大きな包み
ゼルギウス「!!」
バルテロメ「な、な、な……!!」
ティバーン「!?」
そう言ってエリンシアが解いた大きな包みの中には、大量の弁当が並べられていた。血生臭い臭いが支配するはずであった戦場に、食欲をそそるいい香りが広がる。
その美味そうな匂いに、両軍の兵士たちは思わず唾を飲み込んだ。

248 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:10:52.13 ID:xBDRcews.net]
エリンシア「このお弁当を、皆さんどうぞ召し上がってみてください。」
アイク「この通り、毒など入っていない。お前たちが食わないなら俺が全部食う。」(ガツガツモグモグハグハグウマウマ)
バルテロメ「はああ!?何を言っているのですか!そのような下賎で怪しい食べ物など口にするはずが……」
ゼルギウスつ弁当「パカッ」
ルベール「ゼルギウス将軍!?まさかその弁当を食べるとでも!?」
ゼルギウス「君は、このような武装した兵が居並ぶ中で、武器を手放し―――あまつさえ弁当を振舞うことなど……できるか?」
ルベール「わかりま……いえ、おそらくできません。」
ゼルギウス「私たちですら難しいことを、ただの主婦がやってみせたのだ。ここは、彼女に敬意を表そう。」つ箸(ってか最近ディンとの掛け持ちでもはや過労レベルで飯食えてねーし俺は美味い飯が食いたいんじゃオラア!)
バルテロメ「……ま、待ちなさい!ゼルギウスに弁当を食わせるなーッ!!」
ゼルギウス「いいやっ!限界だ待たないっ!食うねっ!!」(パク)

249 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:11:15.17 ID:xBDRcews.net]
次の瞬間―――
ゼルギウスは、美しいエメラルドグリーンの南洋の海の上にいた……
海鳥たちのさえずりと共に温かな南風が吹き抜け、潮の香りが鼻をくすぐる……そう、ここは南海のフェニキス……
舌の上でほどけるホクホクの程よい焼き加減の魚は、まるでさざ波の寄せる白い砂浜の柔らかさ……

エリンシア「そちらは、フェニキスで水揚げされた新鮮なお魚を使った塩焼きです。」
アイク「煮付けもいいがやっぱり塩焼きが一番美味い。」(モグモグ)

ゼルギウスは食欲の赴くままに箸を進める。ほどよく出汁の染みた煮しめを口にすると、目の前にのどかな田園風景が広がり始めた―――
そこは豊かな作物実る、クリミアの農村。肥えた土の香りと流れる清らかな水の音は、心地良い癒しとなって出汁と共にゼルギウスの胃に染みこむ……

ネフェニー「そいつは、オマ村で採れたカボチャじゃけえの。」
チャップ「ニンジンもあるけえ!」
メグ「大根とサトイモも忘れんでね!」

出汁の隠し味は、ピリリと辛い唐辛子。ガリアの密林の湿った空気と香木の香りが獣牙族の足音と共に駆け抜ける―――

ライ「フェニキスの魚もだが、ガリアのスパイスたっぷりの名物肉料理も美味いぜ!」

250 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:12:11.66 ID:xBDRcews.net]
そして、丁寧に握られたおむすびに口をつけると……
―――ゼルギウスはベグニオンの実家の中にいた。懐かしい匂いと母が台所で料理の支度をしている音が聞こえる……
家具が自分より大きく見える……そう、彼の体と記憶は―――少年時代へと回帰していた……

ゼルギウス(ポロポロ……)
ゼルギウス母「まあどうしたの、ゼルギウス。……また学校で苛められたの?」
ゼルギウス「うわあーん……ママぁ……みんな、みんな僕のことを×××だって……×××はベオクの学校に来るなって……ヒックヒック……」
ゼルギウス母「よしよし、泣かないの。お前は強い軍人さんになるのでしょう?大丈夫よ、周りが何と言おうとお前は母さんの自慢の息子なのですからね。……ほら、母さんのおにぎりをおあがり。」
ゼルギウス「うん……えへへ、美味しいよママ……」

ゼルギウス「……マミィ……ダディ……」(ツツー)



251 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:12:37.71 ID:xBDRcews.net]
―――"美味い"―――ゼルギウスだけではない、その弁当を口にした者達は全員そう感じた。ある者は故郷を思い出し、またある者は未知の味に思いを馳せた。
その感情は単純でありながらも種族人種を超え、紛れもなくいがみ合っていた者達の心を一つにしたのだ―――

ゼルギウス「退くぞ……久々にマミィの味が懐かしくなってしまった……」(グスッ)
ルベール「はい……私も故郷の母の手料理を食べたくなってしまいました……」(ズズッ)
バルテロメ「ちょっ……お前ら何を勝手に感傷に浸ってるんですか!ラクズ連合を攻撃しなさいよ!!」
ゼルギウス「だが断る。……このセルギウスが最も好きな事のひとつは……ド無能なくせに自分が偉いと思ってるクソ上司に「NO」と断ってやる事だ……ッ!! 」
ベルテロメ「」

252 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:14:06.35 ID:xBDRcews.net]
ティバーン(バサッバサッ)
エリンシア「……ティバーン様……」
ティバーン「……ふ……ははははははははっ!」
アイク「……」
ティバーン「アイクよ、予想のつかん行動は、お前個人の特性かと思っていたが……そうでもないみたいだな?」
アイク(フッ)「まあな。」
ティバーン「……面白え…………惚れ直したぜ……」(ギュッ)
エリンシア「えっ……そ、そそそそれはどういう……////」
ティバーン「……話は後でな。スクリミル!ここはエリンシアと弁当に免じて退くとするか?」
スクリミル「当然だ。無抵抗の者は手にかけられん。全軍、引き上げるぞ!」
\オオー!/\グスグスヒック……/\カアチャンノメシ、クイタイヨー!/

スクリミル「……ところで……おいライ!貴様今までこんな美味い弁当の存在をこの俺に隠していたのか!?」
ライ「何言ってんですか!?前に脆弱なベオクの弁当なんかいらんって言ったの忘れてます!?」

ベルテロメ「……きいいい〜っ!なんですかこのフザけた状況は!!……そこの!弁当を食べていない者達!!あの弁当女を襲いなさい!あの小娘は、我がベグニオングループの反逆者です!!」
ライ「……おい、やばいぞ!ベグニオン軍の一部隊が怪しい動きを……!狙いは兄弟家のエリンシアだ!!」

253 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:14:43.27 ID:xBDRcews.net]
\ゴオオオオオン!!/
ライ「お、おい……あれを見ろ……」
アイク「神竜家の……ゴルドア一族!?」
クルト「えー、我々はゴルドアの者ですー。これより弁当屋さんを攻撃する者にはもれなくブレス攻撃のお仕置きが決行されまーす。消し炭になりたくない方は直ちにここから大人しく立ち去りなさーい。繰り返しまーす。」つメガホン
バルテロメ「」

クルト「ふう、我々もこの美味しい弁当を失いたくありませんからね。」つお子様ランチ弁当
イナ「私も、この美肌弁当にお世話になっています。」つコラーゲンたっぷり美肌弁当
ナーシル「ちなみに私は、精進料理弁当。」つ身体に優しい精進料理弁当
デギンハンザー「そうだとも、私もこのハゲが治るまで……このワカメ昆布特製弁当を食べたいと思う!」つ重箱
クルト「父上、残念ですがワカメと昆布はハゲには効かないってだいぶ前に証明されたらしいですよ。」
デギンハンザー「えっマジで」
ラジャイオン「情報古いですよ父上ー。海藻類は確かに髪の毛にはいいですけど、生えてはきませんよー。」(サラッサラ〜)
デギンハンザー「今度お前の頭バリカンで丸坊主にすっからな、マジで!」(怒)

254 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:15:18.93 ID:xBDRcews.net]
ユリシーズ「ふう、ゴルドアへの根回し……間に合ったようですな。」
ジョフレ「ゼヒューゼヒュー」つ弁当
ルキノ「ヘタレながらよくやったわ弟よ。」(モグモグ)
ジョフレ「ね、姉さん……俺にも……その甘鮭弁当を……」
ルキノ「ダメよ。これはエリンシア様から選ばれし者にしか食べさせてもらえない特製弁当。貴方にはまだまだ、十年早いわ。この塩鮭弁当で、後悔の味を噛み締め奮起するといいわ。」つ塩鮭弁当
ジョフレ「く、くぬううう〜〜〜〜……塩鮭弁当……しょっぱいです……」(ワッシワッシ)

255 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:17:05.91 ID:xBDRcews.net]
バルテロメ「私が負けたというのか……!み、認めませんっ認めませんよ!!」
ゼルギウス「……どこまで愚かなのか貴方は……無能なくせに私に向かって偉そうにするわ……集団で非武装の女性を襲うわ……ベグニオングループの一員の行動とは思えませんな。」(ゴゴゴゴ)
バルテロメ「あなたさっきから好き放題言いますね!ゼルギウス!この場でお前を処刑しまフガモゴ(ry」
ゼルギウス「いいからおめーは弁当食ってろッ!!」
―――そして弁当を口にしたバルテロメは……
故郷の母に尻を叩かれていた……
バルテロメ母「お前という子は!いっつもいっつも!人様に迷惑をかけて!!」(ペシッペシッ!)
バルテロメ「ごめんよお〜ママァ〜〜もう悪いごど、じないよお〜〜〜」(ダバダバ)

256 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:17:30.58 ID:xBDRcews.net]
エリンシア「……ありがとうございます……」
ティバーン「言っておくが、あくまでも一時的なもんだろう。ラクズ連合とベグニオン軍の諍いが完全に収まったわけじゃねえ。」
エリンシア「……はい……わかっています……それでも、私にできることをしたかったんです……」
アイク「……姉さんらしいな。おかげで無駄な戦いをせずに済んだ。やっぱり、姉さんの弁当は世界一だ。」(ニコ)
ティバーン「……全くアイクと揃いも揃って無茶苦茶しやがるんだからな。……今回は流石に肝が冷えたぜ……」
エリンシア「……ふふふ……また、ご迷惑を……おかけして……ごめん、なさ……」(フラリ)
ティバーン「おいっ!エリンシア!?しっかりしろ!」

257 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:18:15.72 ID:xBDRcews.net]
ミカヤ「……何百人分という分の弁当を大急ぎで作ったんだもの。そりゃ、倒れるわよね〜。」
ルキノ「私どもクリミア市民もお手伝いさせていただきましたが……アミーテを振りかざしながらの二刀流包丁裁きは迫真でしたね。」
ミカヤ「ほんとほんと。んじゃ、色々と片付いたみたいだし、後は二人に任せて解散〜!」(パンパンッ)
ジョフレ「ずびびびびびび」(ダバア〜ダバア〜)
ルキノ「ジョフレ、とりあえずハンカチ貸してあげるから涙をお拭きなさいな。人は負けて強くなるものよ。」

258 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:39:59.19 ID:xBDRcews.net]
エリンシア(……ムクッ)
ティバーン「……よう、気がついたか?」
エリンシア「……ティバーン様……私……」
ティバーン「……たいしたもんだよ、お前は。アイクもそうだが、俺達にはできんことを平気でやってのけちまうんだからな。……その、何だ……礼を言う……」
エリンシア「……私は、自分のやりたいことをやり通しただけです。……ティバーン様こそ、フェニキスが大変な目に遭われましたのに、よく軍を退いてくださいました……」
ティバーン「……」
エリンシア「……」

259 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:40:50.52 ID:xBDRcews.net]
ティバーン「……あー、俺も……一息ついたら腹が減っちまったな……なんだか、またお前の弁当が食いたくなっちまった……」(ポリポリ)
エリンシア「……えっ……」
ティバーン「……お前がいいなら……なんだけどよ……////」
エリンシア「……そんな!勿論ですわ!楽しみにしていてください!」つ弁当箱
ティバーン「まあ俺としては、弁当以上に欲しいものもあるんだがな?」(ギュッ)
エリンシア「あっ……////」
ティバーン「ったく、この俺を十年待たせやがって。……俺を本気にさせた責任は取ってもらうぜ?」
エリンシア「そ、そそそそれは!どどどどどどういった意味で……////」
ティバーン「バ、馬鹿野郎!恥ずかしいこと言わせんな!要はお前に十年前から惚れてたんだよ!!////」
エリンシア「……はい……////」
ティバーン(そしていっそこのまま……って思ってたんだが……)
エリンシア「ティバーン様のあっつい胸筋KINNIKU……ハア……ハア////」(鼻血ビッチャビッチャ)
ティバーン(……ハア……こいつと"つがい"になるのは当分、先になりそうだなこりゃ……)

260 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 10:56:14.63 ID:xBDRcews.net]
〜ベグニオングループ社長室〜
サナキ「……わたしが謹慎中の間、ようも好き放題やってくれたそうじゃの?」(ゴゴゴゴゴ)
シグルーン(にっこり)
ゼルギウス「ムッシャムッシャ」つ弁当
元老院一同「」(ダラダラダラダラ)
サナキ「おぬしらの悪行をぜーんぶ告発して、ベルン刑務所へぶち込んでもらっても構わんのじゃが……」
ゼフィール「……」つ手錠
ミレディつ鎖ジャラジャラ
サナキ「……それではつまらぬのでな〜……そうじゃな、おぬしら全員、本日をもって便所掃除に降格じゃ!」
元老院一同「」
サナキ「あと、ついでに給料と退職金大幅カット。しばらくは我がグループの社畜として身を粉にして働くがよい!」(ゴゴゴゴゴゴ)
元老院一同\ヒィィィィィ/

この出来事の後、ラクズ連合軍とベグニオン軍は再び衝突を余儀なくされてしまうのだが……
その際アスタルテとユンヌが超くだらない姉妹喧嘩をしてテリウス地区が滅びかけたせいでラクズとベオクが一致団結する羽目になり、おかげでラクズとベオクがちょっとだけ和解することになったりもした。
だがそれはまたこれとは別の話である―――

そうして数々の戦いの後、鳥翼族は復興したセリノスへ終結し、フェニキス海運を親会社に、キルヴァス海運とリュシオンが運営するセリノス観光事業部を組み込み鳥翼連合グループを結成。志を新たに再スタートを切り今に至る―――



261 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 11:05:41.58 ID:xBDRcews.net]
それから、エリンシアはそれから兄弟家にクロムやカムイが加入したことで再び忙しくなったために、弁当配達はお休みすることになったが……周囲には秘密でティバーンにだけ特別な弁当を届けている。
ティバーンつ弁当「パカッ」
ほぐした鮭で大きなハートマークが描かれている、愛情たっぷりの甘鮭弁当。勿論、二段で下にはスタミナたっぷりの焼肉弁当が詰まっている。
控えめに添えられたお口直しの刻み生姜は、エリンシアの愛情の証。鳥翼族一族を率いる鷹王様は、この弁当を糧に今日も頑張っているのである―――

262 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 11:19:32.07 ID:xBDRcews.net]
リリーナ「お姉様にそんな壮大な愛の物語があったなんて……」(グスグス)
デジェル\イイハナシダナー/(ダバア)
リリーナ「……純粋で真っ直ぐな愛は、種族さえも超えるのね……」(ウンウン)
ティバーン「……ひゃい////」(ベロンベロン)
リリーナ「……とりあえず要点を纏めると、1.男はまず、飯でハートを掴むべし2.幼い頃の約束をそれとなく出してみるべし3.とにかく押して押して押しまくる!こういうことね!!」(グッ!)
デジェル「ええ!?ちょっ……どこをどうやったらそういう解釈になるの!?」
リリーナ「……フフフ、まずはお姉様にロイの好物を徹底リサーチし、お弁当の作り方をご指導いただかなくては……ククク……ロイよ、そなたは余のものになるのだ……」
デジェル「……まずはその魔王モードをやめた方が……」(でも、ご飯かあ……私もジェロームに……お弁当ぐらい作ってあげよっかな……)
ティバーン「エヘヘエ……////エリンシア……らいしゅき////」(グデエ〜)

263 名前:クリミアより愛をこめて【後編】-弁当に全てを- mailto:sage [2017/08/20(日) 11:20:51.83 ID:xBDRcews.net]
ミカヤ「……ねえエリンシア?」
エリンシア「なんでしょう?」
ミカヤ「久しぶりに、私もあんたのお弁当食べたくなっちゃったな〜。」
エリンシア「まあ、急にですわね。どうなさったの?ミカヤ姉様。」
ミカヤ「ん、ちょっと昔を思い出してね。そうそう、みんな落ち着いてきて暇になってきたんだし……お弁当屋さん再開したら?」
エリンシア「……そう言われてみれば……そうですわね。リンちゃんもやっと素敵な殿方ができましたし、それもいいかもしれませんわね。」(にこ)
ミカヤ「じゃ、決まりね!お店の名前は……そうねえ……あの日のことを記念して、"お弁当ショップクリミア"なんてどう?」
エリンシア「う〜ん、なんだか少し安直すぎる気がしないでもありませんが……そうですね、それがよろしいですわね。ふふ、久しぶりに腕が鳴りますわ。」(ウフフ)

\ピロロロ〜ン♪/兄弟家1Fに、エリンシアのお弁当屋さんがオープンしました▼

264 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/20(日) 11:23:22.83 ID:xBDRcews.net]
終わり。葉っぱのエロ本を見つけちゃったエリンシア姉さんに、へべれけ状態の鷹王様を差し出したら大変なことになりそう(こなみ)

265 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/20(日) 12:22:20.87 ID:IP3gslUB.net]
とてもすごく乙
クリスマス休戦の話思い出した
エリ姉さん主役って結構珍しい気するしすごい嬉しいっす
各地の食材使ったあたりうまいと思った

そして葉っぱはそういう意味でもキューピッドに…

アイク「改装改築なら任せろ」
リーフ「そっかー、うちで店始めるのかあ。姉さんって店長っていうよりパートのおばさんって感じだけど」
リン「あんたねえ。思った事思ったままに言うのいい加減にしなさいよ」
リーフ「違うよ!ネガティブな意味は無いよ。僕は熟女やおばさんも大好きなんだ。
    エーヴェルやユウギリさんやユーノさんやミコトさんと結婚したいっていつも思ってるよ」
シグルド「人妻は許しませんよ?」
ルキノ「様子見に来てくれるのはいいですけど、店の中で騒がないでー」
アイク「おう、姉さんとこでパート始めたのか」
ルキノ「ええ、貴方の食費が膨大…っていうのは冗談だけど、神将家の家計の足しと、あとエリンシア様をお支えしたくて」
アイク「そうか、頼む」
ルキノ「/////」(コクコク)
リーフ「…喪の前でイチャイチャするのやめてくれませんか……」
カムイ「マイキャッスルの冠婚葬祭事業の仕出しもお願いしてるよ。
     専属契約ですんで他企業の皆さんはお引き取りを」
サナキ「なんじゃい。義姉者のケチ。もう身内じゃろに」
カムイ「うふふふふふ、それはそれこれはこれ」
ミシェイル「ぬうう……偵察に来てみれば…く、口惜しいが…うまい……」
マルス「ここ食堂じゃないんですから店内で広げて食べないでくださいよ義兄さん」
ミシェイル「うるさいだまれ!断腸の思いで泣く泣くマリアを嫁にやったのに商売敵になるとは何事だ!」
マリア「お弁当屋さんとファーストフードって求めるもの違うしそんなにお客さん被らないと思うけど」
ユミナ「…やっと夜勤終わったぁ…眠いし…朝ごはん買って帰って食べて寝よ…のり弁一つ」
ルキノ「はーい、店長、のり弁オーダー入りましたー」
店の奥「はーいっ」
マリア「ユミナちゃんユミナちゃん…疲れたOLみたいな顔して…それ小学生の台詞じゃないから」
ユミナ「うっさい。小学生とナースと恋人の三つこなすのって結構大変なんだから。あんたも仕事すればいーのよ」

厨房
エリンシア「さっきのオーダーはユミナちゃんですわね。この時間は夜勤開けでしょうから何か疲れのとれるもの入れましょう。
       ミシェイルさんは怒ってばかりですからカルシウムをちょっと意識しましたけれど。少しは短気がなおりますかしら?」

266 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/20(日) 22:09:51.59 ID:Tk+6XxPE.net]
乙です。素晴らしい結末でした。エリンシア何気に就職おめでとう。
>>226便乗で投下させて頂きます。

アイク「そういえば黒竜王、聞きたいことがあるのだが」
デギンハンザー「なんだアイク、それにエフラムよ」
エフラム「はい、義祖父上のお作りになられましたHAGE同盟でしたか。
     主に禅修行を活動の旨としているとお聞きしました。」
デギンハンザー「うむ」
エフラム「リーフに聞きました所リフ殿のでの修行が初心者用との事。
     それでは上級者用の修行とはどのようなものなのでしょうか?」
デギンハンザー「うむ、上級者用の修行は2つある、1つはバレンシア巡礼」
アイク「巡礼?」
デギンハンザー「そうだ、自然豊かなバレンシアの地を歩いて修行地を回る。
        主な修行はリゲルの滝にて瀑布に打たれる滝行、屍竜の火山にて心頭滅却しての座禅。
        そしてドーマ経本山にて厳格と強さを教えとする説法を聞きミラ経神殿にて心を鎮めつつ豊かさと優しさを説く経典を写経するのだ。
        お前達の様に武も合わせた修行を望むなら地元の漁師に依頼しダゴン漁に参加させて貰うことも出来る」
アイク「ほぅ………」
デギンハンザー「そしてもう1つはアンリの道巡礼だ。
        砂漠、火山、氷河の路を越え氷竜神殿にてナーガ、並びにその娘チキに祈りを捧げるのだ」
エフラム「それは素晴らしい、義祖父上、俺も参加擦ることはできませんでしょうか?」
デギンハンザー「その熱意なら可能だ、だが、もう1つの条件は解っておるな?」
アイク「HAGEになることだったな、それだけの修行に参加できるなら、髪など惜しくはない」
デギンハンザー「その意気や良し、それではリフを呼ぶから待っておるといい」
エフラム「わかりました」

 それからどこから漏れたのか兄弟と嫁達総出で止められる事になった。
 流石の黒竜王も孫娘達の懇願には逆らうことが出来ず同盟としての参加ではなく修行コースを教えることで本人達と修行に興味があるものが参加して行う事となった。

 嫁を連れだって修行に向かう兄達の姿にリーフは涙するも自身が共に参加する度胸はなかった。
 残ったメンバー達は後日別にデートしてもらうことで埋め合わせを了承させるのだった。

267 名前:クロルフの馴れ初めは? mailto:sage [2017/08/20(日) 22:17:17.04 ID:+OV5iKWQ.net]
超大作乙です。
エリンシア姉さんの過去話を聞いたクロルフ一家が思い浮かんだので投下します。

クロム「エリンシア姉さんがそんな大変な目に遭っていたのに俺はなぜ知らなかったんだ…」
ルフレ♀「仕方ないじゃないですか。
クロムさんは警察官になるための試験準備で当時はイーリスに滞在していたんですから」
クロム「あの頃は自分のことだけで精一杯だったな」
ルフレ♀「でも今では家族のことを思いやってくれる立派なお父さんですよ」
クロム「ルフレ…! じゃあ、この時代のルキナを早く迎えてやろう!」
ルフレ♀「ちょっとクロムさん! 自警団の本部でその気にならないでください…!!///」

ルキナ「お父さまとお母さまは今日も仲むつまじいようでなによりです。このままだとこの時代の私ももうすぐ産まれそうですね」
マーク♂「そうですね〜。それにしても僕、エリンシアさんにちょっと親近感が沸きました」
ルキナ「それはどういうことですか?」
マーク♂「だってエリンシアさん、お弁当を作る際に『アミーテを振りかざしながらの二刀流包丁裁き』をされてたんでしょう? なら僕も…」
ルキナ「マーク! だからってあなたがファルシオンを果物ナイフ代わりに使ってもいいわけではありませんよ!」

ルキナ「しかし、エリンシア伯母さまとティバーンさまの馴れ初めを聞くと今度はお父さまたちの馴れ初めを聞きたくなってしまいました…」
マーク♂「あれ? ルキナさんはてっきり未来で聞いていたものだと思いました」
ルキナ「私も未来でお父さまとお母さまには何度かお聞きしたのですが、お二人ともいつも答えてくださらなかったんです」
マーク♂「う〜ん、でも確かに気になりますね〜。エリンシアさんとティバーンさんがベオクとラグズという種族の差で苦労されたみたいに、
イーリス地区に勤める父さんとイーリスと不仲なペレジア地区出身の母さんがどうやって出会ったんでしょうか」

ファウダー「フハハハハ!! 良い疑問だな我が孫たちよ! いいだろう! 今からそなたたちの両親の馴れ初めを教えてしんぜry(ワープ」

姉ルフレ「はいはい。高齢者はおとなしくお家に帰りましょうね〜」
ロリルフレ「勝手に家を抜け出しては孫たちに迷惑かけないの」

268 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/21(月) 08:33:44.49 ID:TvrRyB7o.net]
ティバーン「ん、今日はいつもと少し違う弁当だな」
エリンシア「ええ、お弁当屋さんを再開いたしましたので♪……あら、いけない!今日は学校の仕出し弁当の日でしたのに、うっかり配達を忘れていましたわ!」
ティバーン「そりゃ大変だな。おいヤナフ、お前暇してんだろ!行ってきてやれ。」
ヤナフ「はあ?何で俺が?」
ティバーン「俺は今から領収書まとめとかねえといけねえからな。」(本当はエリンシアとイチャイチャしたいんじゃ)
ヤナフ「……仕方ないっすね〜……今度飲み代王の奢りだかんな?」

ヤナフ(バサバサ)「チェッ、どーせ嬢ちゃんとイチャイチャしたいだけじゃねーか……あ、すいやせーん!弁当お届けにあがりやしたーっ!」
ヒノカ「こらー!そこのラクズクラスの生徒!まだ授業中だぞ!降りてこい!」(ガシッ)
ヤナフ「へ!?」
ヒノカ「全く!鷹組の生徒は元気がいい子が多いのはいいが、サボりは困るな……ほら、教室に戻るぞ!」\ズルズル/
ヤナフ「ちょっと待てえええ!俺はガキじゃねーっつうの!!」
ヒノカ「年齢のことなら、ラクズは長寿だと聞いているが!君はラクズでもまだまだ子供だ!勉強はちゃんとするべきだぞ?」
ヤナフ「だから!ちーがーうーっての!!」(バタバタ)
ルウ「……ねえレイ……あの子僕らと同じ学年にしてはなんだか老けてる雰囲気してない?」
レイ「……あんな生徒知らねーよ、俺は……」
ヤナフ(ブスッ)

269 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/21(月) 08:43:47.10 ID:TvrRyB7o.net]
〜後日〜
ヒノカ「た、たたた大変!申し訳!!ございませんでしたああ!!」\土下座/
ヤナフ「……」(ブッスリ)
ティバーン「いやwwwうちの子がwww大変お世話にwwwブフッwww」
ウルキ「……本当にwwwこちらこそご迷惑をwwwブッフォwww」
ヤナフ「……後でお前らぶっ飛ばす……」(ビキビキ)
ヒノカ「ですが、授業中態度は大変よかったですし、元気もよくて笑顔も素敵で……その……」
ヤナフ「わーっ馬鹿!!も、もう帰るからな!!次からは気をつけろよな!?」(バッサバッサ)

カムイ「なるほどなるほど、ショタだと犯罪かと思い、合法ショタにね。」(ニヤニヤ)
ヒノカ「ち、ちちち違からあ!!/////」

270 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/21(月) 21:11:32.96 ID:K1IgcxZf.net]
ガロン「せっかく相手がおるのにヒノカはなかなか進展せんのう。
    歳の差だの教師と生徒だのと小さな問題、気にする事もないのじゃが」
マークス(何か言うと十倍言い返されるから黙っていよう)
レオン(べ…別に急がないけど悶々する…なんなんだよ…もう)



271 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/22(火) 03:56:15.80 ID:MH+SfXTz.net]
ゲイル「結婚さえしてれば手を出しても違法ではないぞ?
     リヒトやデューやヘンリーは原作でも結婚&子作りしてる」
ヒノカ「そ…そうか…いや!?なんでそれを教えに来た!?」
ゲイル「いや、知らないから躊躇ってるのかと思って。かつてエフラムを逮捕しまくったのはまだ結婚してなかった時に幼女とイチャイチャしてたから、
     ロリコン罪未遂とみなしてたが今は結婚したからOK。それと同じようなケースかと」
ヒノカ「なんでみんな私をしょたこんだと思うんだろう…あいつらの事は大事な生徒だ!」

272 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/22(火) 08:18:36.01 ID:pu7KTNLO.net]
ビーゼ「ヤナフさんはベオクに年齢換算するとさんじゅうピェーッ!歳ですから、ショタコンにはならないかと……」
ニニアン「うちのニルスも実はドグアアン!歳ですし、大丈夫かと……」
ヒノカ「いやだから違うからね!?」

273 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/22(火) 08:23:37.69 ID:Epxi+tHK.net]
エマ「夏休みも終了寸前です〜、今日はどこに行こうかなっ」
キヌ「あっ、サーバルちゃんだー!」
ベロア「テレビで見たレア種族がこんなところに…」
エマ「はい?」
キヌ「ほんとに耳がおっきくて真上に長いんだね!かわいー♪」
ベロア「獣軍団に新しい仲間が…嬉しいです」
エマ「これ…リボンですけど」

274 名前:過ぎ去る夏〜育む愛〜1/2 mailto:sage [2017/08/22(火) 20:43:47.72 ID:ok5kgv71.net]
投下させて頂きます。
夏休み終了前と言うことで進展をさせます。
グレー注意です。

アルム村

モズメ「はい、アルム君、ご注文の枝豆や」
アルム「助かるよ、やっぱり枝豆は白夜特産だけあって、向こうの物を買った方が美味しいからね」
モズメ「そう言ってくれるのは嬉しいけど、あいにく夏も終わるし、取引は今年これが最後になってまうんや」
アルム「そうか……残念だけど仕方がないね、ありがとう、モズメ」
モズメ「ふふ……どう致しまして」
アルム「それで、モズメ……君に話したい事があるんだ」
モズメ「え……話?」

アルム「言葉が上手くでないからハッキリ言うよ、モズメ……僕の所にお嫁に来てください」
モズメ「! ……あ……アルム君……」
アルム「君からの告白をもらってから考えてたんだ、一生懸命な働き者で、元気で優しくて……
    そんな魅力的な君をお嫁さんに貰えるなら、とても嬉しい事だなって」
モズメ「アルム君……その……あたいはすごく嬉しい……でも、みんなはええの?」
アルム「それは……」
セリカ「大丈夫よ、私達もあなたを歓迎するわ」
アルム「セリカ、それにみんな!」
セリカ「はじめましてモズメさん、私はセリカ、アルムの妹よ」
モズメ「は、はじめまして」
セリカ「1つだけ聞かせて、あなたはこの先、絶対にアルムから離れる事は無いかしら?」
モズメ「勿論」
ジャンヌ「速答ですね」
エフィ「アルムが好きなら当たり前だよ、私だってそうだよ、アルムから絶対に離れないから」
シルク「エフィさんは相当ですが、それでも愛する人の側にいられる事は素敵なことですからね」
アルム「みんな、ありがとう、それで、モズメはいいかな?」
モズメ「う、うん! 前も言ったけど、あたいは、アルム君が大好き! だから、あたいを、お嫁さんに貰って下さい」
アルム「ああ、これからもよろしくね」
モズメ「ありがとう、アルム君、それからみんなも、これからよろしくな」
ジャンヌ「ええ、これから、同じくアルム君の妻として、頑張りましょうね」
エフィ「解らない事が会ったらいろいろ聞いてね」
シルク「貴女にも、ミラ様の祝福がありますように」
セリカ「モズメさん、アルムの事、お願いね」
モズメ「解ったわ、アルム君、みんな、これからよろしく、奥さんとして、この村の一員として、あたいも頑張るしな」

 そして、農村故の積極性からかその晩に初夜となる。
 その後、村の一員となった可能は持ち前の器用さとサバイバル能力の高さ、そしてアルムより貰った竜脈操作の力で村に貢献することとなった。

275 名前:過ぎ去る夏〜育む愛〜1/2 mailto:sage [2017/08/22(火) 20:46:19.32 ID:ok5kgv71.net]
リン「みんな、来てくれてありがとう」
ラス「気にする事はない」
ケント「リン様からの用件なら最優先の事項です」
リン「ありがとう、用はね、これからの事……をね」
レオン「これから?」
リン「えっと……私達……恋人になって少し経つけど……私も、そろそろ先に進みたいと思って………//////」
シャンブレー「そ……それって……」
リン「うん……私を、みんなに、あげたい……ううん……私が、欲しいの……///」
リュシオン「リン……良いのか?」
リン「うん……それで……私の始めて……誰にあげるか考えたの……
   それでね……ラス……私の始めて貰ってくれる?」
ラス「……良いのか?」
リン「ずっと考えてたけど……やっぱり……始めから仲が良くて、私を好きでいてくれたラスにあげたいの。
   そう言う意味ではケントと迷ったけど、私の考えで……」
ラス「そうか……リンにそう想って貰えて、光栄だ、喜んで、リンを貰うぞ」
リン「ありがとう、それとみんな……ごめんなさい、それでも私、みんな大好きよ」
ケント「お気に為さらないで下さい、例え誰の後でも、貴女を得られるなら、これ以上の事はありません」
シャンブレー「残念なのは確かにあるけどさ、それでも俺はリンが好きなのは変わらないぜ」
レオン「ふん、まぁいいさ、リンが必死で悩んだのは確かだろうし」
リュシオン「私も、お前を得られるのなら、そのようなもの些細なことだ」
リン「みんな……ありがとう……愛しているわ」

 それから、リンより5人とキスをし、その後宣言通りラスを始めに全員と愛し合う事となる。その模様がどうだったか、後に一人の男が語る。

「始めは未経験故に照れもあり、かなり穏やかなものだったが次第に彼女の内の狼が目覚めたのだろう。
 我々を相手に止まることなく激しく愛し合い終わったのは既に日が昇る頃だった。
 言葉に表せぬ最高の心地だったが5人で共有し合う選択を正解だったと改めて思わされた。
 最後に、リンのOPPAI最高」

276 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/22(火) 20:48:24.03 ID:ok5kgv71.net]
タイトルの数字間違えてた。
275は2/2でそこで話は終わりです

277 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/22(火) 20:59:06.98 ID:Epxi+tHK.net]
どういう感じに落ち着くんだろうと気になってた乙
リン姉さんはなんのかんのでワイルドそう
アルムの称号は…なんだろう、種まきとか…

278 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/22(火) 21:12:27.38 ID:qlWzlJV8.net]
>>275
最後のは間違いなくリュシオン、と見せかけて実はOPPAI姉スキーのレオンか、或いは今回で残る3人の誰かが目覚めたか……
もしかすると、『一人の男』と言いつつ、5人の総意かもしれないかもしれない

279 名前:覇王さんの一日〜アクアといっしょ〜 mailto:sage [2017/08/22(火) 22:36:08.53 ID:H8ay90xR.net]
ネタ投下乙です

離れ縁側

アクア「ただいま帰ったわ」
エフラム「おかえりアクア、今週は忙しかったみたいだな」
アクア「ええ、公演に加えて映画の主題歌も歌ったから、いつもより余計にね。
    しばらく見ない内に、母屋の方も改装していたのね」
エフラム「ああ、そうだ。それよりも隣に座ってくれないか?」
アクア「分かったわ。……なぜ頭を撫でるのかしら?」
エフラム「疲れが顔に出ている、肉体的疲労ではなく精神的疲労だろうな。
     これしかできないが、ゆっくり休んでくれ」
アクア「……本当に変わらないわね。でも、嬉しいわ。
    折角だから肩を借りてもいい?」
エフラム「ああ、俺の肩でよければいくらでも使ってくれ」
アクア「貴方と一緒に居ると……心が安らぐの。一人で居た時とはまた違う感覚ね」

280 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/22(火) 23:01:39.50 ID:Epxi+tHK.net]
シェンメイ「…そーよね。あの子ももう大人だものね…よかったのよね…これで」
ミコト「姉さま姉さま、楽しみだってできましたよ。そのうち孫を抱かせてくれます」
ガロン「その通り。エフラムもアイクもあわせて3人も孫を見せてくれた。なんという親孝行者よ」
シェンメイ(あ、これ。それに引き換え…からマークス君に当たるパターン)
ガロン「レオンの事も安心できた。リンとの孫も楽しみよのう」
ミコト(あら、ご機嫌よくってそちらの事には触れなかったようね)

覇王さんの一日、次は誰がくるかと楽しみだったり



281 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/22(火) 23:24:39.10 ID:JNZMHwO8.net]
>>275
エリンシア「あらあら、リリーナちゃんもとっくに済ませてしまって、リンちゃんもですの?これはお赤飯を炊かなくちゃいけませんね。」(ウフフ)
リン「ちょ、ちょっとやめてよ大袈裟な〜!恥ずかしいじゃない……」
リリーナ「そういえば、お姉様はもう鷹王様と?まさかあの大恋愛をしておいて、まだなんてことは……」
エリンシア「……それは……お、おおお乙女の秘密ということで!」(ピュ〜!)
リン「あっ逃げた!逃がさないわよエリンシア姉さん!!」(タタタ!)
エリンシア(言えません、言えませんわ!!いざ結ばれるとなると、恥ずかしすぎて&男女の愛し方など知らなくてKINNIKUペロペロに逃げてしまうだなんて……!)\ウワアアアン/
リリーナ「なんだか鷹王様がすごく不憫に思えてきた……」

リュシオン「えっwwwまさかwwwティバーンってマジでwwwエリンシアさんとwwwまだwww?」
ティバーン「……別に童貞って訳じゃねえから……」(ムスッ)
リュシオン「いや〜、そういうのって愛する人とできるかってことだと思うんですよね〜……リンのOPPAIはやっぱり最高でしたわ〜」
ヤナフ「やめろよ!またヤケ酒すんだろうが!!」
ティバーン「ドッポドッポ」つフェニキス焼酎
ウルキ(……自分もそろそろ婚活とかしようかな……)

282 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/23(水) 00:08:47.27 ID:MYe26wLb.net]
鷹王はエリンシアを押し倒しても許されると思う(憐

主導権を取られるからペロられるんだ!
多少強引に行っても大丈夫だって! 多分!

鼻血吹いた相手と致す心構えは、ルフレ♀さんに教えてもらえば良いんじゃないですかね?(投げやり

283 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/23(水) 01:30:01.99 ID:lLRk2Wly.net]
>>282
ルフレ♀「わわわ、私だってたまには鼻血まみれにならずに最後までしたいですよ…?
でも、たとえ相手が鼻血を出してもティッシュ詰めたりしてやさしくフォローしてあげればその先は問題なくできると思いますが…って何言わせるんですか!!」

マーク♂「そう言いつつもしっかり答えてるじゃないですか、母さん」
ルキナ「やはりお母さまのお父さまに対する愛情は深いですね」

ファウダー「フハハハハ!! 我が娘よ! 早く孫の顔を見せるがいい!!」

284 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/23(水) 01:42:39.75 ID:Rh2TRlEN.net]
>>273
サラ「そういえば、獣って言ってもキヌとベロアは正反対みたいな印象よね」
キヌ「そうかな?」
ベロア「まあ、趣味が違うというところはあるかもしれませんが…」
アクア「…確かにキヌは常に元気が有り余ってる感じだけど、ベロアは落ち着いているというか、普段はあまり感情を出さないわね」
カザハナ「お稲荷様は身体を動かす遊びが好きだけど、ベロアは自分の好きなものを集めたり愛でたりしてるのをよく見るかな」
チキ「あと、髪の色がキヌは金色でベロアは銀色!」
ミルラ「それはちょっと違うような…」
ミタマ「まあでも、息はあっているのでは?」
キヌ「え、そう見える?」
ベロア「似てるか似てないかで言えば後者では…?」
ミタマ「この前お稲荷様がエフラムさんとベロアを遊びに連れ出したとき、帰りが遅かったのは気のせいですかね?」
キヌ「い、いやあれは…ちょっと」
ベロア「詳しく説明するべきです?」
キヌ「し、しなくていいから」
ノノ「えーわざわざ聞かなくても二人でお兄ちゃんにデュアルアタックしてるの見たら息があってるのは」
ンン「それはもっと言わなくていいのです」

285 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/23(水) 05:50:28.76 ID:xSeSrYX3.net]
セツナ「…何を隠そう…サクラ様は連携の達人…」
イドゥン「確かに…エリーゼやカザハナとすごく息があってます」
ファ「おねーちゃん、一緒にご奉仕するのうまいよねっ」
アメリア「人に合わせるタイプだから…かなぁ?」
チキ(大人)「きっとこれが育まれた絆なのよ」
ソフィーヤ「控えめで…周りを立てる性格なのも…きっと」

エリーゼ「うん、確かに私もサクラと一緒にするときってノリやすいかも。それに待ってる間とか慰め合う時とか、サクラけっこう女の子も好きだよね。
      よくカザハナを可愛がってるし」
サクラ「ななななな、なんの事でしょう。何を言ってるか私にはさっぱりです/////」


ヒノカ「……サクラもすっかり大人の階段上っていったな…」
タクミ「僕らよりよほど進んでる感」
リョウマ「古来白夜はそっち方面はおおらかなのだぞ。暗夜ほど固い事言わぬ」

286 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/23(水) 12:14:50.07 ID:0xRkbKO0.net]
ベロア「キヌと私は正反対と言われましたが、共通点を見つけました」
キヌ「えー、なになに?」
ベロア「エフラムさんにされるときに後ろから激しくされるのが好…」
キヌ「い、いや、ちょ、待って!?」
サクラ「あと耳とか尻尾を触られるのも好きですよね」
ミタマ「そういうところもよく気がつきますわね…」

287 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/23(水) 18:37:39.05 ID:6rZp+Wm1.net]
シャンブレー「リンの体力も凄かったな…5人相手に朝まで…だったな」
ケント「こう言ってはなんだが…長くフラストレーション溜まっていたのもあるのだろう」
ラス「お前たち二人、体力が足りないぞ。さっさとダウンしてしまって…」
レオン「う、うるさいな!僕はインテリなんだよ。野生の体力期待するなよ」
リュシオン「ラフィエル兄上も早々にダウンしてしまってニケ姉上を満足させられないと嘆いてたっけ。
       でもハグとピロートーク中心の穏やかな愛もいいんじゃない?」
シャンブレー「あんたは長くOPPAIにくっついてたいんだろーが」

288 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/23(水) 22:13:42.88 ID:d4FxTIex.net]
ティバーン「……アヘェ……エリンシアのマシュマロOPPAIやわこいんら/////」( グゴーッ……Zzz…… )
ネサラ「なんだよ、まーたヤケ酒して寝てやがんのかよ……」
ヤナフ「……お、おう……全く、絡まれるこっちの身にもなって欲しいぜ……」( ゲッソリ)
ウルキ「ああ……事態はかなり深刻なところまできている……」
ネサラ「ほ〜ん?」
ウルキ「最近風俗に行くと緑髪のベオクの嬢ばかり指名する……しかもお姫様淑女プレイのオプション付きで……」
ネサラ「」
ヤナフ「キャバクラ行ってもだいたいお嬢様キャラの子指名するしな……かなり重症だぜこれは……」
ネサラ「お前ら俺の知らないところで随分と夜の街エンジョイしてんなコラ!いや、つーか風俗通うのはもうやめとけ……兄弟家にバレたらどうなることか……」
ウルキ「だが、エリンシアさんと大恋愛を経てお付き合いしてもはや数年……この進展のなさはマズイ……」
ヤナフ「結婚っつう手もあるが、エリンシア嬢ちゃんの心配の元の葉っぱがあれじゃあな〜」
ネサラ「ったく、面倒くせえな〜。ベオクの女なんかと付き合うからこうなるんだ。」
ウルキ「営業部長こそ、ビーゼと進展ないくせに……」
ネサラ「うっうるせえよ!……にしても、何かいい案がないもんかねえ〜……」

289 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/23(水) 23:21:45.83 ID:eETFedqN.net]
>>288便乗です。

ミカヤ「………と、言うわけなのよ」
サラ「まさかミカヤ義姉様が私を呼ぶなんて何事と思ったら……エリンシア義姉様、そんな事態になってたのね」
ミカヤ「本来なら貴女に頼むのも色々と申し訳無いのだけど……このままじゃ下手するとせっかくの良縁が解消されないかと怖い事態になってるの。
   だから、アイクの方面すら動かしたハーレムプロデューサーのあなたに協力を頼みたいの」
サラ「懐かしい話ね、解ったわ、私も義姉様には幸せになって貰いたいから、協力するわ」
ミカヤ「ありがとう、恩に着るわ……
    でも、それでどうすればいいかしら?」
サラ「話を聞く限り問題はエリンシア義姉様がソチラ方面の知識が無いことと恥ずかしさに前に出れない事よね」
ミカヤ「ええ、そうなのよ」
サラ「そうなると……」
ミカヤ「方法があるの?」
サラ「知識に関しては、私達の体験談を聞かせることね、他の義姉妹との情報交換を急がせればなんとかなるわ。
   それと、ナンナに頼んでリーフのエロ本を没収して貰って、それである程度勉強してもらえば……」
ミカヤ「成程……」
サラ「それで義姉様の度胸の方だけど……どうしてもダメと言うのなら……ロプト精酒と試作型Eドリンクのどちらかと言うところかしら」
ミカヤ「本人があまりにヘタレるならそうなるわよね。
    あまりしたくはないけど、どうしてもの最終手段として用意してもらえる?」
サラ「解ったわ、早速お茶会の為に、他の皆に声をかけるわ」
ミカヤ「ありがとう、今度お礼をするわ、何がいいかしら?」
サラ「後で考えるわ、ありがとう義姉様」
ミカヤ「こちらこそ、ありがとうね」

ミカヤ「…………正直そろそろ覚悟を決めないと、ここが正念場よ、エリンシア……………」

290 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/23(水) 23:57:00.79 ID:lLRk2Wly.net]
>>288
鷹王…さすがにそれは駄目だ。
そんなことがバレたらクロムが黙っちゃいないだろう。
ルフレ♀もこの時ばかりはクロムを止めずに一緒に制裁にかかりそう。



291 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/24(木) 06:07:55.51 ID:2C79AsVg.net]
デューテ「アルムんちに新しいお嫁さん来たね〜、お祝いのごちそう美味しかったなぁ〜♪」
リュート「ケーキにまっさきに手をつける奴があるか。カットまで待てよ」
デューテ「いいじゃん。お祝いなんだから。それよかうちには来ないの?お嫁さん」
リュート「…友達すらいない俺に何を期待するんだ…だいたい俺、オタだよ?魔法オタだよ?
     女となんか何話したらいいかわかんね」
デューテ「…だよね…期待してなかったし…」


デューテ「って、わけでうちのお兄ちゃんが喪ルートに入りつつある気がするんだよ」
サナキ「んにゃ、そもそもおぬしらのとこは若い女子自体がレアじゃろ。独り身の男なんて珍しくもあるまい」
デューテ「そらそーだけど。近所のアルムは4人もお嫁さんいて、セリカとまでイチャイチャしてるし。どーして差がつくのかなって」
サラ「オタならオタの彼女探せばいいんじゃないの。マニアックな話できるでしょ」
デューテ「そっか。そーだよね。魔法使い多いしね」

デューテ「ボクと付き合って!」
クレア「ブバアアアアアアア!!」
デューテ「…なんで鼻血噴いてんの?…クレアさ。都会くわしーでしょ。
      お兄ちゃんと付き合ってくれそーな魔法女子探しに行こうと思うから付き合ってほしいんだけど」
クレア「あ、あらそうでしたのね…ええよろしくってよ?」
ゼト「お待ちなさい!夏休みの宿題がまだです!理由をつけて逃げようとしてもそうはいきません!」
デューテ「うわっ!?バレたし!?」

292 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/24(木) 07:33:38.71 ID:jQt+lkFd.net]
>>290
鷹王様もベオク換算するとさんじゅうピーッ歳のおじさんだから……
ラケシス様はキャバクラ行っただけでお仕置きされそうw

293 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/24(木) 12:38:25.44 ID:4y+MDai8.net]
>>289
ティバーン\正座/
ミカヤ「……エリンシアのことは近々なんとかなると思うから….…あともうちょっとだけ待っててあげて欲しいの。気持ちはわかるけど、そういうお店に行くのはこれっきりということに……」
ティバーン「……わかってるさ……俺だって好きで行ってたわけじゃねえよ….…」
ミカヤ「あら、そうなの?」
ティバーン「……俺達ラクズはどうしても本能が勝りやすい……色々と溜め込むと爆発しちまったときにあいつを傷つけちまうかもしれん……そう思ったんでな……」
ミカヤ「….…そうね、あなた達ラクズはそういうところがあるものね。ごめんなさい、苦労をかけるわ。」
ティバーン「….…すでに10年待ったんだし、今さら言うなよ。俺の気持ちは変わらんしな。」
ミカヤ「まあそういうことなら、クロムとかには黙っておいてあげるわ。も〜、みんな手がかかるんだから〜!」

シグルーン「ラクズというと、レテさんは発情期になるとほんとすご(ry」
レテ「いやあああああ!!やめてええええ!!!//////」

294 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/24(木) 18:58:28.21 ID:gLjsK9fy.net]
ベロア「分かります……我慢が効きませんよね、発情期」
キヌ「うんうん」
リアーネ「……えっ、と…………/////」

295 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/24(木) 21:59:53.15 ID:UdUlp0UP.net]
シグルーン「普段も別に我慢する必要はないと思いますわ」
イレース「そうですね…」
ノノ「そうだよ」

296 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/24(木) 23:05:51.28 ID:gmINSztE.net]
発情期といえば、うさぎって年中交尾可能なんだっけな

シグルーン「そこのところどうなのでしょう?」
ベルベット「黙秘するわ」

リュシオン「万年発情期なのか?」
シャンブレー「種族関係なく年中OPPAIなお前に言われたくない!」

297 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/24(木) 23:19:33.92 ID:gmINSztE.net]
>>291
デューテニウムは、1度に過度な摂取を行うと、動悸、息切れ、鼻血、暴走などの症状が出る可能性があります

クレア「…………鼻血が出なければ、衝動的に押し倒すところでしたわ……」
カムイ「もういい加減告白しちゃえばいいのに」
リリーナ「友情と受け取られる『好き』じゃなくて『愛してる! 性的な意味で!』とか言えば伝わるんじゃないですか?」
エイリーク「あの……もう少し、台詞やシチュエーションを……」
リン「な、何か慣れないわね、このメンバー……。
   えーっと……女の子同士の友情も大事だし、現状維持っていうのは……」
カムイ「うん。却下」
リリーナ「理性千切れますって」
エイリーク「……状況的に厳しいと思います」
クレア「友情で留められれば、苦労しませんわよ……」
リン「…………満場一致で否決された……」


百合ンディスが太刀打ちできない女公系列の両刀っぷりに、自分で書いて驚いた

298 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/24(木) 23:36:03.47 ID:ckopvo+v.net]
>>297
フロリーナ「……リュシオンさんや葉っぱさんは一緒にしないで!っていうかも知れませんが…
       リンの胸とヘクトル様のお腹の柔らかさは通じるものがあると思うんです」
ウェンディ「うん、わからないわ。さっぱり。ちっとも。全然」
シャラ「あなたのお腹は硬いものね。見事に逞しい腹筋ね」
ウェンディ「…ほっといて…いいの…リリーナ様が悦んで愛撫してくれるから…」
ラーチェル「それもまた愛!なのですわ!愛しい人なら足の裏だって愛しいのです!
       それこそどこでも愛でられるほどに!」
ターナ「えーっと、ニュアンスが違うと思うわ。ウェンディの奥さんで主様ってフェチだし。
     …エイリークが私の胸を愛でる時、稀に切なそうな顔をするし、ちょっとだけでも柔らかさに慣れてほしいけど…」

デューテ「なんでボク、ここに迷い込んでるの!?」

299 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/25(金) 00:02:05.30 ID:/Cue8ae1.net]
カムイ「それはねデューテちゃん」
サラ「もう秒読みたから……かもね。ナニガとは言わないけれど」クスクス

ンン「まーた何か企んでいますです」
ミルラ「止めないんですか……?」
ノノ「ノノたちがいやがることはしないし、いーんじゃない?」
サクラ「愛の形は人それぞれ……。
    エリーゼさんやカザハナさんとキスしたり慰めあったり、お稲荷さまを乱れされたりする時のことを考えると、分からなくもありません」
カザハナ「ちょっ!?」
キヌ「なにいってんのさー!?」
エリーゼ「あはは……」

300 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/25(金) 00:04:12.73 ID:/Cue8ae1.net]
サラ様の台詞、『だから』を『たから』に誤字りました orz



301 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/25(金) 05:39:41.44 ID:dnOqQYUX.net]
jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/9373/1439033473/

一応無双についてもっかい告示

302 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/25(金) 12:02:02.64 ID:LOvfZIFY.net]
>>295
エリンシア姉さんを教育する名目のお茶会という名の猥談会が大変なことになりそうですね(こなみ)

303 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/25(金) 17:01:53.95 ID:wrDAFChy.net]
エフラム「ほら、着いたぞ」
ヴェロニカ「ここが……」
エフラム「お前が行きたいっていうから連れてきたが、キヌの神社に何の用なんだ?」
ヴェロニカ「運気を上げたいから」
エフラム「運?」
ヴェロニカ「最高レアを引き当てるためには運気の上昇が必要なの……」
エフラム「またソシャゲの話か……まあ外に出る理由になるならいいか」
ヴェロニカ「何かご利益があるらしいから……で、どこにお参りすればいいの?」
エフラム「ああ、あそこだな」
ヴェロニカ「そう……じゃあこれを」
エフラム「いや待て、賽銭に札束を入れようとするな」
ヴェロニカ「……多いほど効果があるんじゃないの?」
エフラム「いや、そういうわけじゃないんだけどな……」
キヌ「あ、エフラム。どしたの?営業時間内だけど何か用?」
サクラ「お稲荷様……お店じゃないんですから」
ミタマ「まあお仕事みたいなものですし……あら、そちらの方は」
ヴェロニカ「……そうだ、開運グッズが欲しいんだけど」
キヌ「開運?えーっと、御守りとかミタマが作った御札とかあるけど……」
サクラ「それならこちらに……」
ヴェロニカ「そう……じゃあ全部ちょうだい」
サクラ「ぜ、全部ですか?買って頂けるのはありがたいのですけど……多ければいいというものではなくて……」
アサマ「いいじゃないですか、本人が欲しいと言っているのですから」
ミタマ「ちょっと、何を……」
アサマ「あの子は良家のご令嬢なのでしょう?それならうなるほどお金を持っているのでは?」
エフラム「まあ……それはそうだが」
アサマ「それなら死蔵されかねないお金を使って頂いて地域経済を回すのに貢献してもらいましょう」
ミタマ「この人は……」
エフラム「……必要な分だけ買うように俺が言っておくから」

304 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/25(金) 19:31:18.17 ID:gmNYk3rF.net]
>>292

アレク「今日もお疲れ様っす!」
ノイッシュ「お疲れ様でーっす!」
アレク「うっし!プレミアムフライデーっつうことで!今日も行きますか!」
ノイッシュ「待っててレイリアちゃーん!」
アレク「俺はリーンちゃん!たまには奮発しちまおっかな〜?」
シグルド「……はあ、仕事終わりにキャバクラか……若いな二人共……」
アーダン「何言ってんです、シグルド様も充分若いじゃないですか。」
シグルド「それはそうと、アーダンは行かないのか?真面目だなお前は。」
アーダン「私はああいう店に行っても、つまらないだけですからね。……シグルド様は……前に確かハンニバル部長と付き合いで行かれたのでは?」
シグルド「……ああ、二度と行きたくないものだな……」(ゲッソリ)
アーダン「な、何か店で嫌なことでも……?ハンニバル部長と女の子がデュエット(THE☆オンチリサイタル)してるのをずっと見せられたとか……?」
シグルド「それもあるが……ラケシスがな……」(泣)
アーダン「し、仕事の付き合いでもアウトなんですね……」
シグルド「次の日、ティルフィングがステーキになって夕食に出た。」(白目)
アーダン「」
シグルド「仕事の付き合いで断れない時は本当に辛いよ……」(トホホ)
アーダン「家長も大変ですねえ……」
シグルド「だが、普段彼女が家を守ってくれているからこそ……毎日頑張れるんだ。ラケシスは料理も上手いしな。」
アーダン「はは、そこはうらやましいですよ全く。」(ニコ)
シグルド「どうだいアーダン、たまには家で夕飯でも一緒に。」
アーダン「いいんですか?ラケシス様に怒られないですかね?」
シグルド「たまには賑やかな夕食もいいだろう?ラケシスは最近少し寂しそうなんだ、頼むよ。」
アーダン「では、お言葉に甘えて。」(フフッ)
シグルド(……昔、ディアドラを追いかけていた頃に一瞬の気の迷いでイメクラを利用してしまったという過ちは……ラケシスには絶対バレないようにしなければな……はあ……)

305 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/25(金) 23:15:45.35 ID:hC2SPYnF.net]
>>304便乗させて頂きます。

アーダン「これは美味い、いや、料理上手な奥さんがいて幸せですなぁ、係長」
シグルド「そうだな、私には勿体無い位だよ」
ラケシス「もぅ、シグルド様ったら……でも、お口にあったようで嬉しいですわ」
アーダン「ええ、本当に羨ましい……しかし、差し出がましいとは思いますが、係長とて、自身が望んで居るわけでは無いのです。
     仕事の付き合いは、なんとかなりませんか?」
シグルド「アーダン……」
ラケシス「それは……わかっているのです……でも……嫉妬を抑えられなくて」
シグルド「ラケシス……無理はしなくていい、それに……私自身を置き換えて考えたら、無理もない事なんだ」
アーダン「と言いますと?」
シグルド「私とて、仮にラケシスがエーディン辺りに連れられてホストクラブ等に行ったと考えたら、嫉妬と心配で発狂しかねない気持ちになったんだ」
ラケシス「シグルド様……」
アーダン「あ……そう言えば係長は……」
シグルド「確かにNTRアレルギーはあるが、それ以上に、ラケシスが離れてしまうのではないかと思って、恐ろしくなってしまってな」
ラケシス「//////」
アーダン「そうだったんですね……大変失礼な事を言いました、申し訳ありません」
シグルド「気にするな、私の為を思って言ってくれたのだろう」

シグルド「しかしアーダン、君も相手とかはいないのかい?」
アーダン「生憎、自分のなりは理解しておりますので」
シグルド「確かに君は厳つく、強面ではあるが、仕事は出来るしさっきのように気配りも出来る、そんな君を解ってくれる人もいると思うがな」
アーダン「そうでしょうか?」
シグルド「こう言う場面では『どうだい、うちの娘を』とでも言う場面だが、うちの娘……とかいうか妹達はほぼ全て結婚して、残っているのはセリカだけなんだよな」
アーダン「確かまだ中学生でしたよね、流石にそれは……」
シグルド「そうだな、すまん、変な事を言った」
アーダン「いえ……」
カムイ「それならアタシはどうかな?」
アーダン「うわ!」
シグルド「な、カムイ!」
カムイ「ごめんごめん、ちょっと話が聞こえたらつい興味ひかれちゃってね。
    それはともかく、アタシは外見とかその辺は気にしないし、アーダンさんは素敵な人だと思うよ?」
アーダン「ど……どうも……」
カムイ「だからね……」
シグルド「カムイ、いい加減にしなさい、あるがも困っているだろう」
カムイ「あ……ごめんなさい、お兄ちゃん、調子に乗りすぎちゃった。
    アーダンさんもごめんなさい」
アーダン「い、いえ……」
カムイ「お詫びって訳じゃないけど、アタシと名刺交換してください、そしたら、今度食事を奢らせて貰いますから」
アーダン「い、いえ、そんな……貴女みたいな若い娘に……」
シグルド「受け取ってやってくれ、一応カムイなりに反省してるんだ。
     それに、私より稼いでいるからね、悔しくはあるけど」
アーダン「そ……そうですか……じゃあ、これ、私の名刺です」
カムイ「ありがとう、じゃあ、これ、アタシのです、ご免なさい、お騒がせしました」
シグルド「すまないな、騒がせてしまって、まだお代わりもある、食べてくれ」
アーダン「あ、ありがとうございます、それでは」

 それから、料理を堪能し暖かな余韻を感じつつ帰宅した。
 後日、名刺を改めて確認しカムイの立場を知ったことでとんでもない相手と縁を持ったことを知ることになる。

306 名前:助けて!名無しさん! [2017/08/25(金) 23:59:13.57 ID:d8qqUicW.net]
>>305
乙です。
アーセシのフラグが立ったかと思えばアーカム?のフラグもありとはなかなか興味深いです。
しかしセリカってまだ中学生だったのか…。

307 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/26(土) 01:56:52.86 ID:wJzVavkF.net]
リーフ「中学生でもう仕事しながら自分の家持って四人も嫁がいるって早いでしょ!妬ましいよー!」
アルム「ノノやリヒトだって結婚できるFE界だもの。もう誰もそういう事気にしてないと思うんだけど」

308 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/26(土) 09:05:53.44 ID:StBcIGiG.net]
アーダンの欠点は広大な聖戦マップに対しての重装兵なとこですよね

309 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/26(土) 09:51:38.37 ID:WreleiCM.net]
>>308
聖戦に担ぐがあればアーマーでも運用できたんだがなあ。
マジレスになるが封印もアーマー使いにくいけど、救出で塀や山越えさせて耐久活かして敵を引き寄せての足止め&お掃除とかできたし。

310 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/26(土) 17:49:41.84 ID:2flYohKv.net]
レオン「日焼けが…」
リン「そんなん気にする事ないでしょ。ほら行くわよ。海」
レオン「もう夏ネタは終わりだろ!?この夏にどれだけ海ネタあったと思うんだよ!」
リン「終わりと見せかけて、終了間際にあんたが召喚された記念よ。水着の」
レオン「…僕ら付き合ってるんだよな?…なんかノリが変わんない気がするんだけど」
リン「…だってなんか生意気で可愛い弟って感じなんだもの…けど」
レオン「けど?」
リン「う、うるさいわね。意識させないでよ///」
レオン「へぇ、可愛い顔も見せてくれるんだぶぐお!?…え、エルボーは無いだろ!死んだらどーする!」
リン「それくらいで死ぬほどヤワな鍛え方しとらんわ!」
レオン「ほんとは僕、インドア派なんだからな!肉体派じゃないんだからな!」
リン「ち、ちょっとやりすぎたとは思うわよ…ごめんね…ん…ちゅっ」
レオン「…む…お詫びにキスはずるいだろ…もう何も言えなくなるだろ…」



311 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/27(日) 06:25:14.08 ID:LYOtB8Xz.net]
>>298
つまり葉っぱはヘクトルの腹を触れば巨乳への欲が癒されるのではないだろうか

312 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/27(日) 06:44:47.25 ID:ahddeDq+.net]
エフラム「お前も夏のシーズンが終わる前に海に行ったりしないのか?」
ヴェロニカ「なんで私がそんなこと…もしかして私の水着姿が見たいの?この変態」
エフラム「誰もそんなことは言ってないだろ…この機会に外で遊ぶのも悪くないと思ってだな」
ヴェロニカ「いらない、もし泳ぐなら家のプールでいいし…海のスポットで限定キャラが配信されるとかなら別だけど」
エフラム「…絶対に家から出ないと言わないだけましになったと思った方がいいか」

313 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/27(日) 07:52:24.80 ID:1C/Nvoyg.net]
>>311
ティニー「つまりリーフ様×へっきゅんの禁断KINSHIN!ZEINIKUプレイハアハア」
ヘクトル「腐女子自重しろ」
シグルド「な、なんだかウズウズするううう!」

314 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/27(日) 11:19:27.34 ID:A2x17HDl.net]
このスレ初めてきたのですが、キャラ設定とかってどうやって確認すれば良いのですか?
保管庫は膨大すぎて読みにくいので、オススメのお話等あれば教えてください

315 名前:アンナ mailto:sage [2017/08/27(日) 12:23:11.98 ID:+RSDVakb.net]
>>314
いらっしゃい。まずはテンプレの>>2-3を読んでみてね。
基本的には>>2に挙げられてる主人公キャラが兄弟という設定ならば
どういった性格にするか、どのようなネタにするかは全て書き手の自由です。

スレが立って早10年、多くの職人の方が現在進行形でネタを投下してくださっているので
好きな作品や好きなキャラが出てくるネタを保管庫等で検索しつつ
自分なりに好きなお話を探してみるのもおすすめするわ!

316 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/27(日) 13:11:01.42 ID:HHl/waKD.net]
アンナさん乙

保管庫の「兄弟家スレの設定のあれこれ Q&A風」というページに、大体40スレくらい(クロム参加以前)までの代表的な設定は大まかに書いてあるけど、それもごく一部
そこから現在に至るまで、更に色々増えている(特に57スレ以降爆発的に)ので、「ドウシテコウナッタ?」かについては、ゆっくり読んでいってね! としか……
「キャラ別」というページも、編集途中ではあるけどオススメ

317 名前:助けて!名無しさん! [2017/08/27(日) 16:45:11.00 ID:JjBDDGV4.net]
今更ですが>>291便乗ネタです

クレア(とは言ったものの、わたくしの知り合いの魔法女子と言いますと…)

ジェミー『汚物は消毒だー!葉っぱは去勢だー!!』
プリシラ『兄×妹こそ真理。お兄様isGOD』
クラリーネ『ジェミーが来てからというもの、AKJは過激になる一途、これで本当によろしいのでしょうか…え、クレインお兄様とティトさんがデートしてた?擂り潰さなきゃ(使命感)』
ティニー『葉っぱ!お兄様!BL!葉っぱお兄様BLって感じで…』

クレア「わたくしの知り合いの魔法女子、録なのが居ませんわね…(デューテ除く)」
デューテ「ごめんね、うちのお兄ちゃんがめんどくさいばっかりに」
クレア「いえいえ、リュートでなくても持て余す方々ばかりですので」
クレア「リリーナお姉さまは立派な方ですが、ヒョロガリのリュートはタイプでないでしょうし…」ぐ〜〉
クレア「…あら?」
デューテ「ご、ごめん……///」
クレア「ふふ、とりあえず腹ごしらえといたしましょうか」

シェフ「暗夜産食材100%のミートソーススパゲッティ二人前、お待ちなの!」
デューテ「うわースッゴい美味しそう!」
クレア「ここはわたくしの友人がオーナーですの、たまにグレイとロビンを連れて来ていますのよ」
デューテ「もしかしてその友達って、兄弟家のカムイお姉さん?」
クレア「その通り、わたくしの尊敬する先輩でもあるお方ですわ」
デューテ「…前から気になってたんだけどさー、クレアもあの人みたいにでっかいハーレム作るのが夢なんだよね?」
クレア「ええ」
デューテ「…あの二人以外にも、恋人作ったりしないの?」
クレア「(!!)…人の縁というものはそう簡単には、紡げないものですわ」
デューテ「まぁそーゆーもんだよねぇ、今もそれで悩んでるんだし」
クレア「デューテのような素敵な方がわたくしのものになってくれるなら良いのですが」
デューテ「うんうん…ってええええボク!!?」
クレア「はい」ニコニコ
デューテ「…マジ?//////」
クレア「マジですわ」ニコニコ
デューテ「…もークレアったら冗談きついよー、ホラ冷めないうちに速く食べちゃお!!」
クレア「ふふ、そうですわね(チクショォォォ流されましたわぁぁぁあああ!!)」
デューテ(クレアったら何言ってんだよぉ。あーまずい、こないだのクレープのアレとか思い出しちゃって、顔熱くなってきた…///)モグモグモグモグ

318 名前:助けて!名無しさん! [2017/08/27(日) 16:46:03.21 ID:JjBDDGV4.net]
デューテ「さーて腹ごしらえも済んだ所で、クレア当て思い浮かんだ?」
クレア「そうですわね、とりあえずカムイお姉さまの所に連れていって見ようかと」
デューテ「え、あの人魔法女子だったの?」
クレア「一応ダークブラッドになれば、魔道書使っている所見たことないですけれど」
クレア「まあそれでもお姉さまはコミュニケーションの達人ですし、恋人にならないでも女子には馴れられるかと。それにお姉さまの恋人達の中には気さくな魔法男子(オーディン)もいらっしゃいますしね」
デューテ「女の子に馴れるし友達もできるかも、一石二鳥だね」
クレア「その通り、とりあえずお姉さまの所に……は、デューテこれを!」
デューテ「え、これコンラートのかめわぷ!?」カポ

????「あら、クレアさんこんにちは…」
クレア「ぷ、プリシラ、こんにちは…」
プリシラ「お出かけですか…あらそちらの方は?」
クレア「こ、この娘はわたくしの侍女のデュータですわ!(話しを合わせてください!)」
デューテ(わ、わかったよ)
プリシラ「はじめまして…あら、よくよく見ればあなた、我がAKJにおけるA級捕獲兼洗脳対象のデューテさんによく似ていらっしゃいますね?」
デューテ「あはは、よく言われます(えなに、ボクそんな危ない目で見られてたの!?)」
プリシラ「…よろしければ、お顔をよく見せていただけますか」
クレア「ええ!?いやそれはちょっと…」
プリシラ「何故ですか?見たところお顔に傷なども見当たらないようですし、それとも何か見られたらまずい疚しいことでも?」
デューテ「…ヒッ(なんかよくわかんないいけど恐いんですけどこの人!?)」
クレア(くっ、効くか分かりませんが、
やるしかないですわね…)
クレア「デューテ、失礼しますわ」ダキヨセ
デューテ「え?…わ!?」
プリシラ「…え?」

クレア「ごめんなさいね、プリシラ。この娘はわたくしのものですの」ホオヨセ
クレア「ですので、いくらあなたでも、この娘に勝手は許しませんわ」ニコ

デューテ「    」
プリシラ「は、はい!?失礼しました!??////」ダッ

女帝系クラススキル[イチャイチャオーラ]
隣接または防陣状態の支援A以上のユニットとイチャイチャする事で周囲の敵ユニットを照れさせて後退又は撤退させる。
相手が初心・乙女であるほどよく効くが、レベルが上がれば恋愛熟練者にも効果を示す。
プリシラ(往来であんなに堂々と…羨ましい!私もレイヴァンお兄様とあんな風にイチャイチャしたいです!!////)ダーッ

クレア「ふう、プリシラが思いの外純情で助かりましたわ」
デューテ「………」
クレア「っと、失礼しましたわデュー…デューテ?」
デューテ「………」
デューテ「………プシュー/////」ぐたり
クレア「デューテ!?デューーーテぇぇぇぇぇぇ!!??」

デューテ(あーまずい、ボク今心臓がハジケそうなくらいドキドキしてる)
デューテ(やっぱり無意識な内にクレアのこと、意識してたんだ)
デューテ(ほんとに、何時からだろ。クレアの事は大好きだけど、普通に親友としか思ってなかったはずなんだけどなぁ……)

クレア「デューテぇぇぇぇぇぇ!しっかりしてくださいましぃぃぃぃぃ!!?」←デューテを守る事に頭いっぱいで自分が何をやったか気づいてない

ついに今までの頑張りが成就し、クレアを意識している事を自覚したデューテ!
鈍感クレアはこのチャンスをモノにできるのか!?
頑張れクレア!ヘタレるなクレア!

319 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/27(日) 17:11:29.51 ID:HHl/waKD.net]
とある場所、とある隠し部屋


「報告いたしますーーーー」

「ーーふふ……そう……なるほどね……」
「面白くなってきたー、って感じかな?」
「他人の恋路を出歯亀するのは、どうかと思うのじゃがな……。
 あの2人も、互いにもたついておるからのぅ」
「手っ取り早い方法は、義姉様がクレアの目の前でデューテを誘惑する、とかかしら?
 今の様子なら、勢いで告白しそうね」
「うーん。それした時のクレア達の反応も見てみたいけど……」
「こうも長引いたのじゃ。決着くらい自分達でつけるじゃろう」
「「でもヘタレだし」」
「まあ、ヘタレじゃの」
「案外、デューテから告白なんてパターンもありそうね」
「あはは! 良いねそれ!」
「さて、どうなるか、じゃな」

320 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/27(日) 17:39:30.68 ID:HHl/waKD.net]
>>318
リュートがオーディンとオフェリアに影響(センノウ)され、『やばいやつが3人』になる未来を幻視



321 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/27(日) 20:23:30.18 ID:DmHZ5y/T.net]
ヘザー「女子同士の愛も自然になってきて素晴らしいことね。クレアちゃんとデューテちゃん。幸せになってほしいわ」ニコニコ
ソレイユ「自分の事はいいの?姐さん」
ヘザー「…以前は女の子とキスしたい。抱きたい。愛し合いたいって熱情が脳髄まで満ちてたけど…
     最近は百合百合してる光景を見守るだけで優しい気持ちになれるっていうか」

322 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/27(日) 20:30:52.15 ID:HHl/waKD.net]
女リーフとまで呼ばれたヘザーの劇的ビフォーアフター!
今のヘザーならモテそうな予感
男嫌いの女剣士さん、そこんとこどうっすか?

323 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/27(日) 20:53:30.98 ID:ygd6rheM.net]
>>290

クロム「鷹王ォォォウ!姉さんというものがありながら!!風俗に通っていたとはどういう了見だああああ!!」つファルシオン
ティバーン「ちょっ……まっ待て!!これには色々と事情がなあ!!つーかどこからその情報を……」\シラハドリッ!/
クロムつ盗聴器「俺はいつだって姉さんを心配している、そのためなら手段は選ばない。」(キリッ)
ティバーン「もはや犯罪じゃねーか!どこに姉の心配して身内に盗聴器仕掛ける弟がいんだよ!」(プルプル)
ルフレ♀「クロムさん、さすがにそれは職権乱用というものです……といいますか、その……ラクズの方は時期によっては、色々と抑えが効かなくなるそうですし……今回のことは//////」
クロム「ルフレだって、俺がそんな店に行っていたら失望するはずだ!くそっ!姉さんと大恋愛の末に結ばれたからといって甘く見ていたっ!」
ルフレ♀「そ、それはそうですけど!」(……クロムさんはそもそもそういうお店に行ったとしても、まず入店する時点で鼻血&気絶で無理かと思うんだけどな〜……)
ティバーン「……だいたい、もう行かねえってミカヤに約束したろうが!」
クロム「そんなもの信じられるか!あと気安くミカヤ姉さんを呼び捨てにするんじゃなーいッ!このベオク歳換算さんじゅうピィーッ!歳のスケベ親父め!そのくせちゃっかりオプション選択はするくせに!」
ティバーン「いやだってそこはせっかく金払ってんのにもったいねえし……って何言わせてんだ!!」
ルフレ♀「//////」(うう……女の子の前で二人ともなんて会話してるんですか!もう!)
クロム「とにかく俺は認めん……!お前のような穢れた男は姉さんに相応しくない……というか将来"お義兄さん"などと絶対に呼びたくないッ!」(ビシーッ!)
ジョフレ「そうだそうだ!」
ルフレ♀「ちょっと誰ですか貴方!関係のない人は引っ込んでてください!」つトロン
ジョフレ\アーッ!/
クロム「鷹王!お前の好きにはさせん!させんぞおお!!エリンシア姉さんの将来の幸せは俺が守る!」(ダダッ!)
ルフレ♀「ああちょっと!待ってくださいクロムさん!!もー!こんな時にシスコン拗らせないで下さい!!」(タタタ)
ティバーン「……」

ミカヤ「……ああ、面倒なことになっちゃった……あ、頭が痛いわ……」
サラ「これは、早急な対応が要求されるわね。」
ユンヌ「私は超波乱の予感で楽し(ry」
ミカヤ「おどれは黙っとらんかゴルアアア!!あーもー!何でうちの子達はみんなこうなのよ−!!」(ギャアアアア)

サザ「ミカヤもミカヤで、どうして俺達をスルーするんよ……」
ペレアス「……ミカヤ……でもそんな君が、好きだよ……」
しっこく「……乙女よ……強くあれ……」

324 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/27(日) 21:21:58.10 ID:ygd6rheM.net]
〜キャバクラ☆ブラムセル〜

レイリア「お仕事お疲れ様、はいハイボール。」
アレク「レイリアちゃん優しいなあ〜、レイリアちゃんこそ、こういうお仕事疲れるでしょー?」
レイリア「それほどでもないわよ、アレクさんこそ優しいわね。」(クスクス)
リーン「そうそう、お二人はお客さんの中じゃかなりいい人ですよー!この前のお客なんて、剣士の服着ろーって言うのよ!そういうお店じゃないのに!」
ノイッシュ「うわ〜、大変だなーそれ。……ところで、二人とも歳いくつ?なんか若く見えるなーと思ってるんだけど〜?」
レイリア「えっ、い、一応20歳ですよ〜?」(ニコニコ)
リーン「うんうん!ハタチハタチ!」(アセアセ)
アレク「へー、それにしては若く見えるけど……それぐらい二人が綺麗ってことだよねっ!」
レイリア・リーン「あ、ありがと〜」

レイリア「……ハア……いつまでこんなことしてればいいのかしら……」
リーン「うう……時給がいいバイトだって甘言につられたら……こんなことに……」
ブラムセル「みんなーっ!ホレ着替えんか!これから踊り子タイムじゃー!早くー!」(ゲヘへ)
レイリア「……オーナーは変態だし、ピンハネしてくるしもう最ッッ低!」
リーン「うう……辞めたら親や知り合いにバラす!とか言われたし……どうしよう……」

アレク「……なーんか、怪しいと思ってたけど……やっぱりアレな店だったんだなここ……」
ノイッシュ「うんうん、ベルン署に通報しとくか。気に入りかけてた店だけに、惜しいけどな。」つスマホ

シグルド「あれ?今日は二人はキャバクラには行かないんだな。」
アレク「あー、あのお店ですか?なーんか、未成年者を騙して働かせてたとかで営業停止になったらしいんですよ。」
シグルド「そういえば、ニュースになっていたな。……酷い大人があったものだ。」
ノイッシュ「まーまー、大丈夫ですよ!俺たちにはまた別の楽園がきっと待ってますんで!」
シグルド「全く、二人ともほどほどにしないといつまで経っても落ち着けないぞ?」
アレク・ノイッシュ「わかってますよー。」
アーダン\プルルルル/「はい、もしもし。」
セシリア『ア、アーダンさん?……そ、その……この前は、ごめんなさい!』
アーダン「えっ、ああ〜……酔っ払ったときのことで?気にしてないですよ〜。」
セシリア『お詫びといってはなんですけど……その、ハイキングとか興味あります?知人にチケットもらちゃって。』
アーダン「え、ええ。」
セシリア『で、では!またお渡ししますので!あっ、といいますか……週末に居酒屋、いけますか?』
アーダン「そんな気を使わなくても……ええ、大丈夫です。はい、はい。ではお疲れ様です〜。」\ピッ/
アレク「おや〜?アーダン、お前さん誰と電話してたのかな〜?」
アーダン「嫌だなあ……友達だっての。」
ノイッシュ「怪しいな〜、女の人だったりして?」
シグルド「こらこら二人とも、からかうんじゃない!……たまにはみんなで居酒屋に行かないか?」
アレク「おっ、いいですねー!係長のおごりですか!?」
アーダン「あつかましいぞー、全く。割り勘に決まってるだろ!」
ノイッシュ「アーダン、固いのはお前だけにしろよー。」
シグルド「よし、じゃあこの店に行くか!」つ「ステーキしっこく家族」
アレク「……シグルド様……それ、居酒屋じゃなくてファミレスですよ……」
シグルド「あっしまった」
アーダン「いいじゃないですか、ファミレスでパーッと行きましょうよ。」
ノイッシュ「ファミレスで、パーッとね……ま、たまにはいいですか。」

しっこく「スタッフが黒い鎧でお出迎え!お子様にも大人気、ステーキしっこく家族をよろしく!」

325 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/27(日) 23:42:54.84 ID:HHl/waKD.net]
しっこくさんの飲食店、何店舗あるんだろう……乙
アーセシも着々と進展しているようでww

割りと真面目に、セシリアさん結婚するならアーダンの方が幸せになれますぜ、きっと

326 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/27(日) 23:52:09.58 ID:DmHZ5y/T.net]
地味だが懐の深いいい男だものね
グリーン同士から夫妻が出たらサザたちめっちゃ祝福しそう

327 名前:クロム、ルフレ、おめでとう(1/2) mailto:sage [2017/08/28(月) 00:11:40.87 ID:ukhWbVVK.net]
>>323
便乗+クロルフの話です。

ルフレ♀「まったく…クロムさんがお姉さんのことを大事にしているのはわかりますが盗聴は駄目です! 後で始末書提出してください!」
クロム「す、すまん! だがやはり俺は鷹王を許すことはできん!」
ルフレ♀「お気持ちはわかります…。でも、ラグズの方々の苦労は私たちの想像を絶するでしょうし…」
クロム「だが俺の愛する姉さんを裏切ることは認めん!」
ルフレ♀「…クロムさんはいったい誰の旦那さんなんですか?」
クロム「姉さんは家族として愛しているが、女として愛しているのはおまえだけだ…///」
ルフレ♀「クロムさん/// もう、お昼食べ損ねてしまいましたし、このままエリンシアさんのお店に行きますか?」
クロム「む…そうするか」

エリンシア「あらクロムちゃん、ルフレさん。いらっしゃい」
ルフレ♀「こんにちは」
クロム「姉さんすまない。今から熊肉弁当をふたつたのめるか?」
エリンシア「ええ、もちろん。」
ルフレ♀「ちょっとクロムさん! どうして私の分を勝手に注文するんですか!」
クロム「だっておまえ熊肉好きだろう?」
ルフレ♀「そうですけど…」
クロム「それにおまえ最近体調が優れないみたいだし少しはスタミナつけたほうがいいぞ」
エリンシア「まあ。そうだったの? ルフレさん、大丈夫ですの?」
ルフレ♀「はい。最近なんだか身体がだるくて。それに常に火照っているような感じもします」
エリンシア「だったらビタミンも摂らないといけませんわね。お野菜多めに入れておきますわ」
ルフレ♀「ありがとうございます」
エリンシア「あ、それとごはんも今ちょうど炊けましたわ♪」つ炊飯器
ルフレ♀「?!?!?!」
クロム「ルフレ? どうした?!」
ルフレ♀「炊き立てのごはんのにおいが…気持ち悪くて…うぅ…」
クロム「なに?! お、おい大丈夫か?!」

サーリャ「夏野菜弁当をひとつ…あら、ルフレ…こんなところで会えるなんて…やっぱりあなたは私の運命のひと…ウフフフフ」
エリンシア「ああサーリャさん! ちょうどいいところにいらっしゃいました。医学の知識を持つあなたにお願いがあります!」
サーリャ「…どういうこと……?」

328 名前:クロム、ルフレ、おめでとう(2/2) mailto:sage [2017/08/28(月) 00:12:55.01 ID:ukhWbVVK.net]
サーリャ「つまり、ここ最近はずっと微熱が続いていた上ににおいにも敏感になったのね?」
ルフレ♀「はい…前は何も問題なかったのですけれど…」
サーリャ「…見えるわ。新しい命の輝きが」
ルフレ♀「えっ…?」

サーリャはルフレの手をそっと握り、そして微笑んだ

サーリャ「ルフレ、おめでとう。あなたもうすぐお母さんになるのよ」
ルフレ♀「それって…!」
クロム「ほ、本当か…!」

ルキナ「お母さま……! おめでとうございます…!!」
マーク♂「僕たち家族も今まで以上に賑やかになりますね!」
ファウダー「フハハハハハハ!!! 娘よ! 我は今最高に気分がいい!」
兄ルフレ「おめでとう、よかったな」
姉ルフレ「よかったわね、妹ちゃん」
弟ルフレ「姉さん、クロム、おめでとう」
妹ルフレ「元気な子供を産んでくださいね」
ショタルフレ「いよいよ僕も叔父さんかあ」
ロリルフレ「おめでとう、ちい姉さん。クロムはこれから姉さんを一層支えてよ」
無口ルフレ♂「……!」
無口ルフレ♀「……!」
ルフレ♂「クロム、おめでとう。いよいよ君も父親になるんだね。妹をよろしく頼む」

ルフレ♀「ルキナ…マーク…父さん…みんな…ありがとうございます…!! まさか、まさか私がクロムさんとの間に子供を授かるなんて…本当にゆめのようです。ありがとうございます……!!」
クロム「みんな…ありがとう。俺がルフレとの間に子供を授かったのはみんなとの絆があったからこそだと思う」

ルキナ「お母さま、これからしばらくの間は足を露出する神軍師の格好は控えてくださいね」
ルフレ♀「ふふ、かわいい娘のお願いなら喜んで受け入れます」

お腹をなでながら

ルフレ♀「この時代のあなたに会えるのが楽しみです、ルキナ……」

兄弟家に新たな家族が増えることになりました。
今後のクロルフ一家を兄弟家のみなさんとともに見守ってあげてください。
鷹王のことは今だけは忘れてあげてください。

329 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/28(月) 00:45:18.62 ID:F4Ho3L+l.net]
クロムもいよいよ親父か…
ルキナの事思うとむしろ遅すぎたくらいだが
おめ

クロム「…しし、しかし…人を育てるってどうすりゃいいんだ!?
     考えてみたらもう育ち済のルキナが未来から来たし、俺は育児初めてだぞ!」
ミカヤ「誰だって最初は初めてよ。おねーちゃんはシグルド…が生まれる数万年前にも、産婆とか、
     今は遺跡になってる竪穴式住居跡の集落で近所の子供預かったりで経験あったけどね。
     あの頃は子供は集落みんなで育てるものだったし。もちろんみんなの事も育てたし。ベテラン。困った事があったらなんでも相談してね」
エフラム「俺も…ンンは未来から来たし、そこのところは兄上と一緒です。
     そのうちにはノノとの間に授かると思うのですが」
アイク「なんでそんなに心配なんだ?
    飯を食わせてあとは鍛えればいいんだろう。本人が強くなりたいなら、だが。
    戦う道を選ばないならそれはそれで好きなようにするといい」
マルス「兄さんはけっこう放任主義ですよね」
アルム「野菜を育てるのとは…やっぱり違うよね」
リン「馬を育てるのともね」
エリウッド「原作的にはロイ親なんだけど病気で寝ててだいたいマーカスとかレベッカに任せてたようなそんな予感」
ヘクトル「そらお前、原作は貴族だし自分で育児はしねえだろ」
シグルド「嫁を奪われ逆賊に堕ちた私は乳母とか連れてる余裕なかったし自分で…だったけどね」
リーフ「大根や人参と子作りしたって虚しいだけだよ…僕も人間の巨乳さんと子供作りたいよ…」
ルキナ「私もなんでもできる事は協力…って、自分で自分のお世話をするってどうなんでしょう?」
カムイ「そこんとこは考えだすとキリないんじゃないかなあ。アタシ?
     撫でる。撫でる。撫でまわす!子育てって愛を伝える事が大事じゃないかな」
クロム「…なんかあんまり参考にならん…やはり相談できるのは姉さんか」
マルス「そりゃまあ……まだみんな若いですし。結婚したとはいっても」
シグルド「ところで諸君。エフラムの件もそうだが、アイクの子のシャンブレーとリンが結婚した件。甥と叔母でなんて兄さん許しませ…」
アイク「ん、そうなのか。リン。別にいいぞ。好きにしろ」
リン「…そ、そういやそうよね……兄さんは義父さんって事にもなっちゃうのかしら…でも親が決まってない頃も長かったから今更甥って言ってもね」
アイク「細かい事は気にするな」
シグルド「果たして細かい事でしょうか!?」
マルス「スーがラスさんとリン姉さんの娘設定で来てたら僕も叔父姪カプになるところだったのか…」

330 名前:資料収集 mailto:sage [2017/08/28(月) 09:21:28.97 ID:Wv4zWivT.net]
投下乙です。クロルフも本当に良かった。
暖かい話のあとでこんなので申し訳ないですが投下させて頂きます。グレー注意です。

サラ「さて、義姉様の対策が早急になったけど、お茶会は義姉妹の皆に声を掛ければいいとして、次は資料集めね。
   ごめんなさいねみんな、急に呼び出して」
ナンナ「構いませんよサラ、お義姉様のために動くなんて、立派じゃないですか」
ミランダ「その目的がリーフのエロ本集めって何なのよ……
     まぁ、そんな不潔なものを処分するために動くのは賛成だけど」
ティニー「それにしても、この4人で集まるなんて久しぶりですね」
サラ「まぁ、最近は覇王家の皆だったり幼女仲間とばかり過ごしてたかしら?」
ナンナ「そうですね、それでは早速資料集め、頑張りますか」

リーフの部屋

ミランダ「そうしてやって来たリーフの部屋だけど相変わらずよね。
     いやらしい本やDVD、際どい姿のフィギュアにゴミ箱には今だ湿った大量のティッシュ
     そして何よりも室内に充満する物凄い臭い……って、あんた達は何でそんな平気そうなのよ」
ナンナ「リーフ様の臭いだと思うと悪い臭いだと思えませんから」
ティニー「葉力発電愛好家としては最早日常的な臭いですし」
サラ「私達19人で愛しあった後はこんなものじゃないわ。
   それにしてもこんなこと言わせるなんて、ミランダのえっち……クス」
ミランダ「いつの間に……私達の認識って離れてたのね……ってサラ、あんたの場合勝手に言ったんじゃない!」
サラ「冗談なのに、さて、早速資料集めよ、本を根こそぎ回収して」
ナンナ「了解です」
ミランダ「全く、取り敢えず集めますか」
ティニー「じゃあ集めた本の代わりに私秘蔵のBL本を置いて行きますね」

30分後
サラ「集まったわね」
ティニー「大量ですねー」
ミランダ「私達4人で集めてこれだけかかるってあいつどれだけ集めてたのよ。
     で、これまさか全部エリンシアさんに渡す訳ないわよね」
サラ「それこそまさかよ、義姉様に渡すのは純愛物だけよ、この中にある陵〇物や調〇物なんて見せたら価値観が歪んじゃうわ」
ミランダ「言葉がストレート過ぎよ! それはともかく、それで必要なジャンルをどう探すのよ」
サラ「あからさまな物もあるけど、物によってはタイトルから想像できないのもあるから……やっぱり、ちゃんとチェックしなきゃね」
ミランダ「チェックって……」
サラ「私達で、中身を読んで内容を確認するのよ」
ミランダ「読めるか!! 乙女になんて物を見せる気よ!」
サラ「でも……」
ナンナ、ティニー『………………』ペラペラ
ミランダ「あっさり読んでる!!」
ナンナ「これを確認することで、リーフ様の趣味が解るのなら、しっかりべんきょ……チェックします」
ティニー「私も馴れてますねー、いつもBLだけじゃなくニーズに合わせてノマカプも書きますから」
サラ「私もチェックするけど、ミランダはやめとく?」
ミランダ「〜〜〜////// わ、わかったわよ、私も見るわ!」
ナンナ「無理しなくていいですよ」
ミランダ「い、良いわよ、3人だけになんて、させられないわ………うゎ、こんな…………//////」



331 名前:資料収集2/2 mailto:sage [2017/08/28(月) 09:22:47.67 ID:Wv4zWivT.net]
3時間後4人でチェックし本は純愛物、調〇物、陵〇物の3種類に分けられた。
 チェックした4人は経験済のサラ、描く側のティニーは変わりなく、ナンナも少し赤くなっていたがミランダに至っては完熟トマト以上の赤面ぶりだった。

ミランダ「それで、何で3種類に分けさせたのよ、資料に使うものといらない物じゃないの?」
サラ「そうね、先ずこの陵〇物だけど、これは完全に必要ないから、ミランダ、燃やしてくれる?」
ミランダ「解ったわ」ボォォ
サラ「で、次に調〇物だけど、私が貰いたいのだけど?」
ミランダ「貰うって……まさかそのまま読む気?」
サラ「私じゃないわ、ノノとかアメリアとかシグルーン義姉様とか、激しくてそんなプレイもOKな人達の勉強用よ」
ナンナ「相変わらずお盛んなんですね」
ティニー「あ、私も欲しいです、シチュエーション資料として」

サラ「で、残った本命だけど、これも数が多いから義姉様に見せる資料用とその他に分けたわ」
ミランダ「で、こっちの弾いた方も持っていくの?」
サラ「まぁね、サクラとかエリーゼとか、激しくはないけど勉強熱心な娘も多いし。
   ミランダも持ってく? リーフに備えた勉強用に」
ミランダ「い、要らないわよ! そんな勉強なんて、いやらしい………//////」
サラ「でも………」
ティニー「……………」5冊所持
ナンナ「……………」10冊所持
ミランダ「しっかり確保してる! しかもナンナ、多すぎ!!」
ナンナ「えっと……リーフ様のためなら、しっかり読み込もうと……」
サラ「で、本当に要らない?」
ミランダ「〜〜〜〜〜///////」

 そして、結局2冊確保した。

サラ「今日はありがとう、お陰で、上手く集められたわ」
ティニー「私も、いい収穫でした」
ナンナ「また、何かあったら呼んで下さいね、それから、また偶にはこの4人で集まって遊びに行きましょう」
サラ「考えて置くわ」
ミランダ「ところで、自然に部屋の掃除したけど、当の部屋の主はどうしたの?」
サラ「三喪の2人の卒業だったり大賢者からの本格的な誘いで焦ったのかしらね。
   夏の最後にと手当たり次第ルパンダイブしまくってたら流石に兄様達に怒られて、HAGE同盟に引き渡されて禅修行(上級編)よ、戻って来るのは5日後ね」
ティニー「AKJ会員も被害に遭って、5人が脱退する程の大損害、会長やジェミーさんがブチギレて本格的に殺しに行こうとしてるのを抑えてる状況ですよ」
ミランダ「なんというか……」
ナンナ「まぁ修行でお疲れとなるでしょうから、これのお仕置きはなしにしますか」
サラ「これで十分なお仕置きだしね、皆お疲れ様、お礼と言ってはなんだけどカムイ義姉様に頼んでケーキバイキングを予約させて貰ったわ、皆で食べに行きましょう」
3人『ありがとう!!』

332 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/28(月) 12:02:17.89 ID:ESQmaytJ.net]
エリンシア「〜♪」(ちくちく……)
ルフレ♀「お義姉さん?それは?」
エリンシア「ルキナちゃんの産着を縫っているんです。女の子ですし、可愛い刺繍を沢山入れますね!」(フフフ)
クロム「そういや姉さんは裁縫が得意だったもんな……ありがとう!」
ルフレ♀「よかったら、私にもお裁縫教えてもらえませんか?子供のころから軍師の勉強ばっかりで、恥ずかしいお話があまりそういったことが得意でなくて……ついでにお料理も……」
エリンシア「まあ、よろしいですわ!可愛い妹のルフレちゃんの頼みですもの!なんでもおっしゃってくださいな♪」(お膝枕ナデナデ)
ルフレ♀「エヘヘ/////」
クロム「/////」(眼福鼻血)
ルフレ♀(コソッ)「そ、そういえばなんですけど〜」
エリンシア「なあに?ルフレちゃん。」
ルフレ♀「実は、白夜温泉郷のペアチケットを何枚かもらったんですけど、余ってしまいまして……よろしければエリンシア義姉さんにと……」つ白夜温泉郷豪華旅館宿泊券
エリンシア「ええっ!?こ、こんな高価なものいただくなんて悪いです!」
ルフレ♀「しーっ!ファウダーお父様がなんといいますか、張り切りすぎて買い溜めしちゃったんですよ/////……マークとルキナは温泉はあまり興味がないみたいですし……ね?」
エリンシア「でっ……でも……」(モジモジ)
ルフレ♀「これを機に、鷹王様とゴールインしちゃえばいいんですよ!大丈夫です!エリンシア義姉さんならできます!」(ガッツポーズ)
エリンシア「….…お、おおおお泊り……結婚前ですのに、そそそそんなはしたない……//////」(プシュ〜)
ルフレ♀「だ、大丈夫ですよお義姉さん!前にも社員旅行に同行してたじゃないですか!」
エリンシア「….…お泊り……ティバーン様と二人っきり….…温泉KINNIKU……ゴールインお泊り……湯けむりKINNIKU……ブツブツ」(/////)
ルフレ♀(……な、なんかところどけろ怪しいけど大丈夫かな〜?)「じゃ、じゃあお仕事頑張ってください!また来ますね!」
クロム「….…姉さんに何を渡したんだ?」
ルフレ♀「え、え〜っと、エリンシア義姉さんによく効く万能薬……もしくはレストの杖ですかねー?」(アハハ〜)
クロム「?」

マルス「ははは、エリンシア姉さんってばオバンシア通り越してもはやミカヤ姉さん同等の祖母役にグワァ(ry」
ミカヤ「あんまり口が過ぎると、鷹王に言いつけちゃうゾ☆」っセイニー
リーフ「HAHAHA!でも間違ったことは言ってな……って痛たたた!ミカヤ姉さんのヒトデナシー!」
ミカヤ「全くもう!あんたもそろそろナンナちゃん達に応えてあげなさいよね!」
リーフ「….…ほえ?!」

333 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/28(月) 12:18:27.36 ID:ESQmaytJ.net]
↑規制解けたわポチッとな!とクリックしたら流れぶった切ってすんません。
続き物でしたら、お気になさらず続けてくださいまし。

334 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/28(月) 17:31:12.94 ID:YypEXbPN.net]
リーフ「またしても僕のエロ本が処理され……ひどいやひどいや…人のものを勝手に…
     ん…?燃えカスの量が…僕のコレクション量に比べて少ない…これは…
     そ、そうか!わかったぞ!ミカヤ姉さんが応えてあげなさいと言った意味が!」

学校

ミランダ「ふぅ…リーフの奴…あんなやらしいものばっかり読んで」
リーフ「おはよう!」
ミランダ「…おはよ。何よ。テンション高いわね」
リーフ「うん、貸すのはやぶさかじゃないからさ。勝手に持ってくのはやめてね。
     でも貸すのはいいよ」
ミランダ「…は?」
リーフ「いや、君ら僕の部屋のエロ本持ってったでしょ。燃やさないで持ってった分があるようだし。
     僕は考えたんだ。君たちの気持ちを。そしてわかった。興味ある分野の本で目が留まって持ってったんだね。
     うんうん、恥ずかしい気持ちはわかるけど。隠さなくっていいよ。ミランダって結構ムッツリなんだね」
ミランダ「あ、あんた何言ってんのよ!燃やすわよ!?」
リーフ「で、友達として君の好きそうなエロ本持ってきたよ。性癖は僕の想像になったけど。
     ミランダツンデレっぽいから嫌よ嫌よも好きのうちみたいな調〇物と電車痴〇物もってきたよ。
     …そういう願望あるの?」



リーフ「マジギレしたミランダに怒りトロンで散々ボコられた…
    女の子の気持ちを一生懸命理解しようとして、喜ばれるような配慮もしてデリカシー皆無を返上しようとしたのに。
    何がいけなかったんだろう…」
リン「もう突っ込みようもないわ…」
     

335 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/28(月) 20:45:23.00 ID:PhEhVPCX.net]
ミカヤ「もう、リーフったら……女の子にはお花とか、可愛い小物とか……そういうのをあげればいいのに……」(ナンナ達は上手くやってくれたみたいね、よしよし)
マルス「えっ、ミカヤ姉さん的にはマッサージ器とか孫の手じゃなくて?」
ミカヤつリザイア
マルス「しーましぇーん!」(土下座)
ミカヤ「そういえばマルス、あんたたまにはシーダちゃんと二人でどっか行ってあげなさいよ。」
マルス「えっ?」
ミカヤ「一応シーダちゃんはあんたのハーレムのまとめ役なんだから、たまにはちゃーんと労ってあげなきゃダメよ。最近スーの乳枕に癒されるのがお気にりみたいだけど……」
マルス「返す言葉もございません……」
ミカヤつ宿泊券「ルフレちゃんから温泉旅館の宿泊券を家族分もらってるから、使えば?勿論私は使わせてもらうけど。」(エリンシアには特別にハイクラス旅館の券を渡したようね……ルフレちゃんナイス!勿論私はこのハイクラス旅館券を使うけどね!)\ムフフ/
マルス「ミカヤ姉さん乙女!聖女!女神!!」(ワーイ)
ミカヤ「……現金ねえあんたも……(マツタケご飯山盛りマツタケご飯山盛りマツタケご飯山盛り)

336 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/29(火) 01:04:51.05 ID:GsANZC+A.net]
フェー「パタパタパタ&#65374;」
ユンヌ「あらFEHの伝書フクロウのフェーじゃない
    我ながらFEH未プレイの人のための説明乙ね」
フェー「最新情報をお届けにまいr」
ミカヤ「暁は!?いいかげん暁はまだなの!?グイグイ」
フェー「」
ユンヌ「落ち着いてミカヤ!私も暁キャラとして気持ちは分かるけどきっと温存してるのよ!!」
ミカヤ「だってえ!!ここに来て聖魔の世界って!!そりゃ聖魔キャラもいいけど
    なんぼなんでも暁から出てなさすぎよ!!ピックアップ私サザエディレオ大英雄で騎士様とか何度妄想したか!」
フェー「きょ、今日はきょうだい様方の晴れ姿をお届けに&#65374;」
ミカヤ「何っ!?ちょ、見せなさい!!グイグイ」
ユンヌ「うおおおお!!アイクかっけえええ!!!!本家絵師北千里よ!!北千里アイク!!」
ミカヤ「少し大人びたロードver+グレイルさんとか反則じゃない!!」
フェー「ご満足いただけたでsy」
ミカヤ「あんた!!このルキナちゃんは一体何回登場してんのよ!!仮面マルス含めたら4回目!?私に分けなさいよ!!(泣)ユサユサ」
フェー「」
ユンヌ「ミカヤ落ち着いて、ロイやリンのもあるわ」
ミカヤ「ロイがデュランダル持ってる!!リンがミュルグレ持ってる!!二人とも馬に乗ってる!!」
フェー「ご明察&#65374;。アイクさんも含め、皆さんお父様を意識した仕様となっておりまして&#65374;」
ミカヤ「皆の人気に支えられた弟妹の晴れ姿、姉として感無量だわ…」
フェー「ではでは私はこれで&#65374;ガッ!」
ミカヤ「それはそれ、これはこれ。最新情報をお届けするのがあなたの仕事なのよね?本編13章暁の世界はまだなの?ねえ?」
ユンヌ「ミカヤ、目が据わってる」
ミカヤ「なんぼなんでもねえ!なんぼなんでも暁だけお待たせ過ぎでしょうがあああ!!ガクガク」
フェー「」
ユンヌ「というわけで最近のミカヤは荒れているのです」

リーフ「てか、それ言ったら僕は!?『トラキアの世界』って名前が微妙とかそういう問題!?ねえ!?」

337 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/29(火) 06:18:28.58 ID:gUoUsxIL.net]
オルエン「よかったのかしら?主人公のリーフ君より先に参戦しちゃって」
フレッド「お嬢様、お気になさるには当たりません。お嬢様とお館様はかなり活躍されておられる様子。助けられたプレイヤーも多い事でしょう」
リーフ「ちっとも出てこれなくて切ない…なので先に参加した君の乳枕で慰めて!>>335のマルスみたいに!」
フレッド「しっしっ!近寄るな変態葉っぱめ!」

338 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/29(火) 12:30:40.92 ID:cjRxb7f5.net]
>>337
マリータ「ちゅうことは、その理屈やと次はウチら親子が妥当やな!」
ガルザス「コクコク」
リーフ「……」
マリータ「なんやねん葉っぱ!ちょっとは反応しい!」
リーフ「だって君のOPPAI戦闘力なんかたかが知れてるし……」
マリータつキルソード
ガルザスつキラーアクス

339 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/29(火) 12:32:15.10 ID:cjRxb7f5.net]
そういやネフェニーってアイクのハーレム下にいるっけ?
神将さんとこと覇王んとこの人数多いからちょっと把握しきれなくなってきた

340 名前:助けて!名無しさん! [2017/08/29(火) 13:10:43.22 ID:R4uY/HSd.net]
>>339
確か入ってないはずだけど



341 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/29(火) 13:33:57.96 ID:P5ed0DTq.net]
現在の神将嫁

 サナキ、シグルーン、ミスト、ワユ、イレース、ティアマト、ルキノ
 リアーネ、レテ、セルジュ、ベルベット、エルフィ、カゲロウ

新嫁候補としてシェイド

342 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/29(火) 13:43:47.20 ID:P5ed0DTq.net]
因みに覇王嫁が

 サラ、ミルラ、チキ、ファ、ノノ、ンン、アメリア、サクラ、エリーゼ
 キヌ、ベロア、ミタマ、イドゥン、セツナ、アクア、ソフィーヤ、カザハナ、大人チキ

新嫁候補 ヴェロニカ、エマ

343 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/29(火) 18:49:13.17 ID:+TX8bToB.net]
何気にネフェニーって、原作でアイク、槍仲間でエフラム、農家でアルム、と、交流広いからなぁ

344 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/29(火) 18:57:12.14 ID:pNE44eq1.net]
>>336便乗
ロイ「総選挙の僕が騎馬ユニットか
何だろう『刃・馬・一・体!!』て言えばいいのか、
それとも『レッツパーリィ!!』ていうべきかな?』
マルス「稼働したら言ってね」
ロイ「言わないよ」

345 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/29(火) 19:29:12.74 ID:QqHhqbpL.net]
>>342
ありがブライトン
ネタで彼女を使いたかったのでね。(アイクとフラグ立てるとかじゃないのでご安心を)
しかし改めて見ると多いなー、家が豪邸かギュウギュウになってそうだw

346 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/29(火) 19:40:52.97 ID:jjLNFrak.net]
>>387
オルエン「リーフ君が言ってた乳枕って何かしら…枕に牛乳が入ってるのかしら…イリオス知ってる?」
イリオス「さ、さ、さぁなぁ。知らねえなあ。セーラ。お前なら知ってるんじゃね?」
セーラ「こっちに振るなバカァ!?スポンサーんとこのお嬢様に変な事吹き込んだとか思われたらどうすんじゃ!」
シャーロッテ「ちっ…カマトトぶりやがって」
ドロシー「シャーさん何か言いました?」

347 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/29(火) 20:41:28.54 ID:R4uY/HSd.net]
増やしたい人がいるなら増やせばいいけど、嫁を増やしすぎると嫁の中で出番が少なくなるキャラも増えると思うようになってきた

348 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/29(火) 21:22:05.69 ID:5o04tk4r.net]
>>346
ティバーン「俺もエリンシアに乳枕されたい」(ドゴォーン)
リュシオン「それを本人に頼めばいいではありませんか。勿論、私はリンにしてもらってますが何か?」
ティバーン「くそっ……サギトカホロビナイカナ〜?(死んだ目)つーかデリカシーのないお前と一緒にすな!」
ティバーン(……前にそれとなく頼んでみたら、マジで冷やした牛乳詰めた枕持ってきたんだよなエリンシアのやつ……)

349 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/29(火) 22:04:19.14 ID:+TX8bToB.net]
ティバーンがする側になる可能性

エリンシア「ハァハァ……ティバーン様の大胸筋……これが雄っぱい枕……!」
ティバーン(違う……そうじゃねぇ……)

350 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/29(火) 22:25:21.67 ID:c1DVRumz.net]
ヘクトル「あー、総選挙衣装のアイク兄貴達クソかっこいいな」
クロム「あれ見ると俺達も順位的にワンチャン欲しかったと思えてくるよな」
ヘクトル「俺だとグレートロード版で剣装備ってとこか」
クロム「正直GBAのドットだと違いわからんけどな。いい剣もないだろ」
ヘクトル「クロム兄貴はそうだな…武器:ルフレ(奥義発動キュピーン『なくはないです!!』)」
クロム「おいやめろ」



351 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 01:08:50.94 ID:GOtaBnYw.net]
エイリーク(乳枕なんて…乳枕なんて…巨乳好き諸共滅びろなんて思ってましたが…
       ターナにしてもらうと心地よくて幸せだからもう何も言えません…)

352 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 02:31:02.71 ID:KUt709uE.net]
ミタマ「今まで、数多の寝具、寝方等を試してまいりましたが、『エフラムさんに抱きしめられつつイドゥンさんの胸を枕に寝る』のが、べすとあんさーですわね。
    2人の体温、エフラムさんの逞しさ、イドゥンさんの柔らかさを堪能しつつ、まさしく夢心地ですわ。
    エフラムさんの包み込む大空のような安心感と、イドゥンさんの千年眠れそうな安らぎが合わさり、至高の快眠が約束されます」

353 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 06:29:01.73 ID:wgJkbfqA.net]
リン「私は、乳枕はする側だけど、オープンなリュシオンさんさ勿論、他の皆も恥ずかしながらも気に入ってくれてるかな?
   ラスもあまり表情は変わらないけど、安らかな雰囲気になってるの感じるし」

354 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 06:36:30.24 ID:wgJkbfqA.net]
エリウッド「僕は……つい羨ましそうに他の皆のを聞いてたらその後2人にされたよ、堪能した後に命のオーブ込みで絞られたけどね」
ヘクトル「俺はそうされるよりむしろする方か、フロリーナのやつが真っ赤になって頼んで来るとつい断れずに腹枕させてるよ。 便乗してファリナのやつも来るのは御約束だな」

355 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 07:11:28.09 ID:TyE+2MzI.net]
マルス「スーのがお気に入りに見える…のかな。ミカヤ姉さんに言われちゃったし。シーダやリンダやマリアにしてもらうのも好きだけどね」
アルム「野良仕事の後、お弁当食べて木陰で一休みしてるとエフィがしてくれるよ。
     そ、外で何してるんだっ!…て?あ、ははは…僕んとこはどうせ人通りないし…」
エフラム「兄、もとい夫たるもの。安らぎをもたらす側で…と思うがこういうのは与えあうものだと気が付いた。
      俺は胸で人を判断はしないがエリーゼたち、大きな胸のみんなにしてもらう時間は好きだ」
アイク「よくわからんがシグルーンとワユとティアマトとミストとカゲロウとエルフィとルキノがみんなの話を聞いてから俺の頭を胸に乗せた。
     流行ってる遊びか何かなのか?」
リーフ「この嫉妬…どうすればいいの…」

356 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 07:20:59.00 ID:TyE+2MzI.net]
カムイ「する方もされる方も両方ばっちこーい。お婿さんが安らいだりドキドキしたりハァハァしたりする顔を見るとアタシも嬉しくなっちゃう」
クロム「いちどルフレに頼み込んでしてもらって鼻血まみれにしてしまった…悪い事したな…」
セリス「ミネルバさんがねー、なんだか言いにくそうに口籠りながら懊悩してたから、どうしたのって僕から声かけたら、
    妹…じゃなかった、セリスにしてあげたいが、しかし男子じゃあるまいし喜ぶとも思えんし…とか呟きながら行っちゃった。なんだったんだろ」
シグルド「考えた事もなかった…ラケシスはそこまでは大きくないし、私もそういう事にときめく若さはもうないかな…」
セリカ「もう!不潔よ!…って前なら言ったとこだけど…ううう」
アルム「うん、触れ合う優しさ…セリカもわかってくれてうれしいよ」
シグルド「ふ、ふ、二人ともハグとキスなんて兄さんの眼の前で許しませんよ?」
アルム(べろちゅーはさすがに二人きりかジャンヌたちの前でしかしてないんだけど)
ロイ「いつか僕にもしてくれる人、現れるのかな////」
リーフ「君はいたのに放置して逃げられたじゃないか…よし、セシリア先生は僕が癒してくる!」
ミカヤ「はいすとーっぷ。ルパンダイブはだめよ」つセイニー
コノヒトデナシー

357 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 08:06:25.93 ID:RePG9HMa.net]
>>356
リリーナ「私はどちらかというとZEINIKU枕される方だけど……ロ、ロイの頼みなら……」
ララム「あら〜?そんな豊かなオムネがどこにあるのかな〜っとw」
リリーナ(このぶりっ子メシマズ踊り子めが……今日こそ消し炭にしてくれる……!)\ゴゴゴゴゴ/
ララム(ふ〜んだ、当ててみなさいよこのノーコン)

358 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 08:12:17.05 ID:RePG9HMa.net]
シャニー「あっ、たいちょーもする?なんたら枕♪」
ディーク「育ってから言え、育ってから。」
シャニー「むー」

クレイン「わっとっと……(パフッ)ご、ごごごごめんよティト!//////」
ティト「べ、べべべ別に気にしてないですから!早く離れてください!!/////」
クレイン「す、すまない!」
クラリーネ「クレイン兄様をたぶらかすメス猫めえええ……」(ゴゴゴゴゴ)

359 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 08:52:48.43 ID:wgJkbfqA.net]
>>358

リーフ「大丈夫だよ、ルイーズさんの娘の君ならすぐに十分な大きさになるよ、だから僕がじっくりと育ててあげて……」
ジェミー「気に入らない奴だけど葉っぱの思い通りになる方がもっと気に入らねー、だから燃えやがれ」
リーフ「コノヒトデナシー」

クラリーネ「あ……ありがとう……」
ジェミー「は? 別にあんたの為じゃねーし、この葉っぱがムカついただけだし」
クラリーネ「それでも、助けられた以上お礼は言わせて貰いますわ」
ジェミー「ふん、好きにすれば?」

360 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 12:30:11.74 ID:TyE+2MzI.net]
人と人の愛情、あるいは友情を育む
自らはなんの見返りもなく
素晴らしい…?



361 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 18:33:24.55 ID:MSe6Xl7t.net]
>>357
他所へ嫁入りしたソフィーヤやスーが一緒なら和気あいあいとできても、一対一では相変わらずいがみ合いになる、か…… \マルデセイチョウシテイナイ!/

何となくロイって、三十路過ぎまで彼女なしだったのが、突然一般モブ娘と電撃結婚しそうなイメージ
さながら、村娘とくっついた別世界線の屍王のように

362 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 19:19:07.88 ID:+HBkIbLL.net]
その辺りがどういう結末にせよ落ち着けば女帝にクラスチェンジするのかも知れない

リンが貪狼から狼女公になった
朝まで…というあたりに貪欲の貪狼要素が感じられるけど
屍王は…鼻血噴くのは相変わらずだしやっぱり屍王?

363 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 21:15:57.17 ID:ARKX1zZA.net]
>>362
エリンシア姉さんは余裕がなさそうだから、しょーぐん君を抱えるのは無理だろうな
というか鷹王様がわりと独占欲強そうだから絶許しそうでもあるが
ミカヤ姉さん?えっ何言ってんですか、ミカヤ姉さんにそもそもフラグなんてうわ何をするやめ(ry

364 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 21:28:42.68 ID:+HBkIbLL.net]
しょーぐんはしょーぐんの名付け親のエイミちゃんがいるのだから
エイミちゃんを嫁にすれば幸せになれるのではないだろうか

365 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 22:26:01.88 ID:aZ/NEUP8.net]
ノノ「うあ〜…全然終わらない…」
サラ「…だから宿題は休みの最初に終わらせるか毎日少しづつやれって言ったじゃない…せっかく手伝ってるんだから手を止めないの」
ンン「毎日遅くまでエフラムさんと好き放題して次の日に遅く起きるのを繰り返してたらこうなるのです」
チキ「でももう少しだから、頑張ろうよ」
サラ「…チキも終わってなかったのはちょっと意外ね」
チキ「うん…少しづつやってたんだけど…どうしてもこの時期はお仕事が忙しくて」
ンン「遅れた理由の差に頭が痛くなってきました…」
ノノ「なにさー、休みだからって張り切ってたのはみんな同じじゃん。そういえばお兄ちゃんは手伝ってくれないの?」
サラ「兄様は別件で大変なの」

カザハナ「う〜…」
セツナ「…………」
エフラム「二人とも、手が止まって…セツナは起きて手を動かしてくれ、頼むから」
カザハナ「やっぱり座学はどうしても…それにしても、セツナは私より全然手を付けてなかったけど大丈夫?」
セツナ「うん…ヒノカ様にも手伝ってもらってたから…」
カザハナ「えぇ…ヒノカ様に手伝ってもらってたの!?」
エフラム「…二人とも、あと少しだから頑張ってくれ」

366 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 22:43:38.27 ID:gMUvyvNo.net]
>>362
屍王は喪は脱出してるからクラスチェンジして「性王」とか?
よく鼻血出すクロムにはぴったりかと。

367 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 23:03:58.30 ID:wgJkbfqA.net]
>>365

ミカヤ「以前はあちら側だったエフラムもすっかり教えたり手伝う側に、成長してとても嬉しいわ」
エリンシア「そうですわね、恋が人を変えるって、本当ですわね」
ミカヤ「そうね、それで、鷹王に恋している貴女は状況はどんな感じなの?」
エリンシア「え……と、その……サラちゃんに資料として渡された本を読んだり、他の子の話は聞いてやり方は解って来たのですが……えと……その………」
ミカヤ「……つまり、恥ずかしくて一歩踏み出せないのは変わらないと」
エリンシア「…………はい」
ミカヤ「ふぅ……言っちゃ悪いけどもうウブを通り越してヘタレになってるわよ」
エリンシア「そう……でしょうか?」
ミカヤ「貴女も……宿題として期限決められた方が進むかしらね」
エリンシア「え!? そんな……」
ミカヤ「今月は、もう終わりだから、来月中に結ばれる様に頑張りなさい。
    出来なかったら……そうね、罰として、貴女のKINNIKU本を没収するわ」
エリンシア「そんな!! お姉様、それだけは!!」
ミカヤ「だから、来月中に頑張れば良いのよ……あ、そうだ、せっかく1ヶ月期間があるから、鷹王に貴女の乳枕もしてあげなさい」
エリンシア「そ、そんな……」
ミカヤ「正直相手を待たせ過ぎてるから、そろそろ本気で奮起しないと駄目よ。
    罰に関しては冗談じゃ無いからね、それを念頭に、本気で頑張りなさい」
エリンシア「解りました……」

368 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/30(水) 23:51:01.17 ID:9GJc2fxk.net]
>>337
カムイ「と、ゆ〜わけでっ!エリンシア姉さんにピッタリのベテラン講師をお呼びしました〜!」(パチパチパチ〜)
ミコト「ベテランはちょっと余計じゃないかしらカムイちゃん?ふふふ、何でも聞いてくださいね。」(ニッコリ)
エリンシア「は、はあ……」
シェンメイ「……」
ミコト「あら〜?どうしてシェンメイまでいるのかしら〜?」
シェンメイ「あんた一人に任せると大惨事になりかねないからよ……」(ボソッ)
エリンシア「えっ?」
ミコト「気にしない気にしない☆そういえばエリンシアさんのお相手は筋骨逞しいラクズの殿方でしたわよね?さぞかし夜も逞し(ry」
シェンメイ「ストォォォーップ!ちょっとしょっぱなからいきなり何言ってんの?!」
ミコト「え?でもお相手のことはきちんと聞いておきませんと、カウンセリングできませんよ?」
エリンシア「///////」
シェンメイ「いやドストレートに聞きすぎだから。」
ミコト「ああいうオラオラ系の俺について来い!ガッツリ肉食男!な方は、意外と女子から迫られると急にかわいらしい一面を見せるものです。」(ウフフ)
シェンメイ(うん、これはまともだわ。)
カムイ(ほんとだまともな意見だ。)
エリンシア「なるほど。」
ミコト「貴女のような、普段清楚な方は特に、このような『せくしぃ〜』な下着で誘惑すると、なお効果的ですわよ☆」(ハアハア)つスケスケ下着
エリンシア「ひゃあ//////」
カムイ「お母様、それ借り物ですか?私物ですか?後者の場合はちょっと年齢考えてくれませんかね?」
ミコト「更にリボンを巻いてプレゼントは『わ・た・し(はあと)』」
シェンメイ「いやちょっと待(ry」
ミコト「殺し文句は『あなたの剣(意味深)で私を好きにして(ry」
シェンメイ「だーっ!名台詞を改悪すな!これは真似しなくていいから!ってか実践したら男が引くから!」
エリンシア「は、はあ……」
カムイ「今のは、どっちかっていうと熟年夫婦のマンネリ解消って感じで(ry」
シェンメイ「おどれもいらん知恵を吹き込むんじゃな〜い!」(ギリギリギリ)
カムイ「えへへのへ〜……シェンメイ叔母様……く、首が本気で苦しいです……」
ミコトつ縄「鷹王様ってばちょっぴりオジサマ趣味のようですから、そういう方はいっそ縛り上げてドMに調○して差し上げるのもすごく喜ばれ(ry」
シェンメイ「わーっ!わーっ!」\縄切リ刻ミ!/
ミコト「ちなみに、鷹王様は意外と甘えん坊さんというのが私の見立てでして、ひたすらOPPAIで色々して差し上げるのもお薦めかな(ry」
シェンメイ「鷹王に謝れこの発情BABA〜ッ!!」\ゴゴゴゴゴゴ/

カムイ「ど〜でしたかあ姉さん!勉強になりました〜?」(ニッコニコ)
エリンシア「……え、あの……皆さん、毎日頑張っておられるんだなあって//////」
カムイ「では、エリンシア姉さんの成功を祈ってこのオジサマ好みのセクシーランジェリーをプレゼントしちゃいましょう♪」つ黒スケスケガーターつきランジェリ〜
エリンシア「ええええっ///////」(プシュウ〜ッ)
シェンメイ「渡さんでいいわい!この色ボケ親子めが!!」\ゴチーン!/
カムイ「はうう〜」(泣)

369 名前:助けて!名無しさん! mailto:sage [2017/08/31(木) 17:09:27.28 ID:PJfZnqIs.net]
>>368
ユーノ「懐かしいわね、私も新婚当時はプレゼントってシュチュエーション、やったわね」(ウフフ)
ルイーズ「あらあら、お宅もですの?」
エスリン「私は実は最近試しちゃいました(ポッ)」
ミコト「私としたことがそういえば忘れていましたね、エリンシアさんはお料理が得意なのですから是非女体盛……」
「それはちょっとハードルが高いかと」

カムイ「なんか会話がバブリーですね、流石ベテラン奥様軍団」
プラハ「し、しもしも〜?」(ガチャッ)
カムイ「あっ、あそこにもバブリーな方が。」
プラハ「あたしのは宴会芸の練習だから!!勘違いするんじゃないよ!!//////」






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