- 1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/05/05(水) 12:07:38 ID:wXoQLilw]
- なさそうなので立ててみた
- 352 名前:281 mailto:sage [2010/06/16(水) 23:45:10 ID:yb1nVKHE]
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281です。 いつもレスありがとうございます。 >>346さん >この後キスだけじゃ治まらんかった夫婦は >勿論夜は布団で運動会したんだろうね?…ねっ?! なぜかこの展開を全然考えてなかったので、 あ、なるほどと思って今それを書かせてもらってます。 お風呂プレイや墓場プレイではないかも知れませんが(^^; 近々、できたら投下させていただきます。
- 353 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/17(木) 02:18:28 ID:QWl+joPy]
- >>352
>>346ですが…ほ・本当ですかー?!ヤッタ!ヤッタ! 妄想でも書いてみるもんですね〜www プレイにはこだわっておりませんけんw 楽しみに投下お待ちしちょります!
- 354 名前:281 mailto:sage [2010/06/17(木) 21:43:06 ID:FUHF8PVv]
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281=白昼夢の者です。 続きができたので投下します。 お目汚しください。
- 355 名前:拝啓、イカル様1 mailto:sage [2010/06/17(木) 21:45:55 ID:FUHF8PVv]
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風呂あがりの布美枝は、風呂場を出てすぐに「そうだ」と何かを思い出した。 そのまま外に出て、郵便受けを確認した。 葉書が一枚、入っていた。 すると慌てた様子であとから茂が飛び出してきた。 「どげした!?」 「え?ああ、今日郵便受け、一度も見とらんだったので…」 「…ああ…そげか」 ほっと息を吐いて、茂は布美枝が中に入るのをじっと見届けてから、戸を閉めた。 今日の茂は一挙手、一投足こんな風である。 布美枝が洗濯物をとりこむ間も、じっと傍でいたり、 夕飯を作る間も、仕事机ではなくちゃぶ台で本を読んでいた。 何と言っても、あの口づけ…。 何か、変だ。布美枝の第六感が告げていた。 葉書の送り主を見て、布美枝は「やっぱり」とつぶやいた。 「何がだ」 「境港のお義母さんです。この前返事を出したもんだけん、 そろそろその返事が来る頃だと思っとったんです」 「…あんた、イカルと文通でもしとるのか」 「そげなわけでは…手紙がくるけん、返事を出すでしょう。 そしたらまたその返事が来て…」
- 356 名前:拝啓、イカル様2 mailto:sage [2010/06/17(木) 21:47:14 ID:FUHF8PVv]
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結局筆まめ同士がやめるタイミングを逃しているだけなのだ。 茂はふっと鼻で笑った。 そんな亭主を布美枝は口を尖らせてじろりと見上げて、 「…返事に、あなたの様子がおかしい、と書いて出しときましょうか」 と、葉書を取り出しながら言ってみた。 茂はぎょっとして布美枝を振り返った。 「な、なんでだ?なんもおかしいことなんかなーぞ! そんなこと書いてみろ、明日にでもイカルが飛んでくるでなーか!」 「だって、今日はなーんかそわそわしとるし、よそよそしいし、 さっきだって、あげなとこであんな…」 言ってから布美枝は赤くなって黙り込んだ。 思い出したら恥ずかしさがこみ上げてきた。 今日の茂は確かにおかしい。朝は普通だったのに。 昼すぎ、原稿を届けて帰ってくるなり倒れこんだので、驚いて思わず覗き込んだが 高いびきをかきだしたので、布美枝は思わずずっこけた。 お腹がすいたら起きるかと思ったのに、2時近くになっても起きない。 (よっぽど疲れとったんだ…) 無理に起こすのも忍びないので、そのままにして買い物に出かけた。 出先でちょっとしたトラブルに見舞われて帰りが遅くなった。 早足で帰っていると、向こうから茂が走ってくるのが見えた。 手を振ると立ち止まって、まるで狐につままれたかのような顔をして布美枝を見ていた。 そこからだ。 何かおかしい、と感じたのは。 布美枝が遅くなったことを謝っている間ずっと、 穴があくように布美枝を凝視していたかと思うと、 急に抱き寄せて口づけた。 布美枝はびっくりして心臓が張り裂けるかと思った。
- 357 名前:拝啓、イカル様3 mailto:sage [2010/06/17(木) 21:48:10 ID:FUHF8PVv]
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「何かあったんですか?」 田んぼ道をゆっくりと帰る途中に、問いかけても答えてくれない。 たまにちらりと振り返って、布美枝がちゃんとついてきているかを確認しながら、 ただ黙って歩いていた。 斜め後ろから茂を観察しながら布美枝は、 なかなか落ち着かないでいた胸の高鳴りと格闘していた。 誰が通るかもわからない道のど真ん中で、 あろうことか抱きしめられて口づけまで…。 「とにかく」 茂の声にはっとして顔をあげた。 「妙なことをイカルに書いてよこすな。ええな」 「…」 偉そうに言ってのけた茂をじとっと横目で見ながら、 布美枝は二人の湯のみにお茶を汲み、ちゃぶ台に並べた。 それから、葉書を前に空を仰いで鉛筆を鼻の下で少し弄んでから、 「拝啓、母上様…」と書き出した。
- 358 名前:拝啓、イカル様4 mailto:sage [2010/06/17(木) 21:49:36 ID:FUHF8PVv]
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「茂さんは近頃女房に何やら隠し事をいたし候…」 「ぶー!」 飲みかけたお茶を噴出す茂。 「きゃー、もう、大丈夫ですか」 「げほっ、お前…妙なことを書くなと」 茂が葉書を取り上げようとする。 ひょいとかわす布美枝。 「じゃあ、何があったか教えてごしない」 「何もない!」 「是非母上様直々に真相の追及をば…」 「だらっ!」 また取り上げようとする。 ひょいとかわす布美枝…の左手を、ぐいと掴むと 次の瞬間茂がその懐に飛び込んできた。 バランスを崩した布美枝が、後ろに体勢を崩す。 そのまま茂は布美枝を押し倒して…。 「んっ…」 甘く、唇が重なった。 ひらひら、葉書は床に舞い落ちる。 しばらくして離れた茂の唇を、布美枝は下から指でなぞりながら 「教えて…ごしない」 ちょっと潤んだ瞳でねだられて、茂はかなり動揺したが、 その答えは、再びの口づけだった。 …言えるか、お前が居なくなったのではないかと焦っていた、なんて…。 そんな茂の心の声を、布美枝は聴けずにいたが、 唇の間から侵入してきた茂の舌が、布美枝の舌と遊び始めたので それ以上の追及ができぬまま、甘美な海に放り出されてしまった。
- 359 名前:拝啓、イカル様5 mailto:sage [2010/06/17(木) 21:52:00 ID:FUHF8PVv]
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茂が明かりを消すと、背を向けた布美枝はそっと寝巻きを解き始めた。 そのうなじにクラクラしながら、茂は後ろから抱きすくめて舌を這わせた。 「ぁ…」 小さく喘ぐ声。 いつもこの女房は二階の住人に遠慮する。 布団にうつ伏せに寝かせると、布美枝の白い背中に余すことなく口づけた。 熱い吐息は布団に吸収されていく。 耳や頬に唇で合図を送ると、 今度はごろり、と体勢を換えて形の良いふたつの山が現れた。 舌と指で刺激を与えると簡単に突起して、また遠慮がちに喘ぐ。 実にもどかしい。茂はもっと布美枝を無茶苦茶にしてやりたくなった。 指を布美枝の一番敏感な場所へと滑らせると、 もうすでにぐっしょり、汗とは違う潤いを溢れさせていた。 下着を取ると、二本の指で手前の突起を弄んでみた。 「は…っぁ…ぃやぁ…」 くしゃっと、茂の頭を自分の方へ押さえつけて悶える。 それから中指でくい、と中の具合を調べると 腰をひねってまた一段と熱い液体を溢れさせた。 茂が指に絡まった布美枝の愛液をぺろりと舐めると、 布美枝は暗がりでもわかるくらいに、恥ずかしがって目をそらした。 茂は布美枝の頬から首筋、胸から腹に、どんどん唇を下ろしていく。 布美枝はくすぐったさに耐え切れず、くすくすっと笑ったが、 次の瞬間、はっと大きく息を吸い込んだ。 「あっ!いゃっ…!!」 茂の舌が、布美枝の茂みの向こうの溢れる泉を直接刺激し始めたからだ。 「や…あ…だめ、あぁ…、そんな…あっ…あ…」
- 360 名前:拝啓、イカル様6 mailto:sage [2010/06/17(木) 21:52:51 ID:FUHF8PVv]
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これまで感じたことのない強烈な快感に、布美枝は悶え通しだった。 クチュ、クチュ、ピチャ…その卑猥な音もまた布美枝を未知の世界へ連れていこうとした。 「は…ぁ」茂の息遣いもどうしようもなく淫靡な空気をもたらす。 それでもまだ、布美枝は布団の端で口を押さえて、 声をたてないように必死になっていた。 茂は布団を取り上げてさらに布美枝の泉を舌で虐めてやる。 今度は枕を引っ張ってこようとしたので、 茂は布美枝の耳元で囁いた。 「…雨だ」 「…ぇ…?」 耳をすますと、ザーーーーという雨音。 いつの間にか夜の帳はぬるい雨に包まれていた。 「雨の音に消されて、二階までは聞こえん」 「で…でも…」 「俺にだけは、聞かせろ」 「え…」 「声を、聞かせろ」 ― 布美枝。 「…えっ…」 ぼうっとした中で、しかしはっきりと聞こえた。 茂が…名前を呼んだ。 やがて、熱くなった茂の硬いものが布美枝の中に入ってくる。 「ああっ」 一気に突き上げられて、肌が泡立った。 「もっと、声…を…」 「ふ…あっ、あ…は…あぁ…!」 茂を抱きしめて、布美枝は本能の赴くままに声をあげた。 茂が布美枝の中で押したり引いたりするたび、 布美枝の意識は遠く、遥か先へ連れていかれる。 二人の息遣いが、重なり、乱れ、また重なり、暑い部屋の中の温度をもっと熱くさせる。 どんどん二人は快感の絶頂へ登りつめて…。 「ああああああっ…」 布美枝が境界を越えたとき、茂も一緒にそこを越えた。
- 361 名前:拝啓、イカル様7 mailto:sage [2010/06/17(木) 21:53:37 ID:FUHF8PVv]
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「どっちかが止めんと、永遠に続くぞ。葉書代もバカにならん」 「嫁の私から止めるのは気が引けます」 毎度の通り、ひとつの布団に二人で入って、 愛し合ったあとの余韻を愉しんでいた。 布美枝の髪をくるくると弄びながら、 茂はため息をついた。「好きにせぇ…」 そうして猫でも抱くように布美枝をぎゅっとすると 額に口づけて頬ずりした。 布美枝がちょっと遠慮がちに、つんつん、と茂の胸をつついた。 「ん」 「あの…」 「どげした?」 「…もいちど…名前で…呼んでごしない?」 「…」 茂はちょっと肩をすくめて「寝る」と言って目を閉じた。 「あっ!もう、けちっ!色々書いて送りますよ!イカル様に」 「だらずっ、もうその話はやめぇ」 「じゃっ、呼んでごしない」 「…もういっぺん襲うぞ」 「えっ…」 たじっとなった布美枝を、茂はまたぎゅうと抱きしめた。 布美枝はじたばたとして逃れようとするがなかなかできない。 ほどなくして茂は寝息をたてはじめた。 あんな時間まで寝ていたくせに、どうしてまたこんなに簡単に落ちるのか…。 茂の睡眠欲に白旗を揚げさせられるのは、いつも布美枝の方だった…。 「けちっ…」 おわり
- 362 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/17(木) 23:34:44 ID:aYPnzcBg]
- >>281さま
投下ありがとうございます 初夜編から大ファンになりました 白昼夢のゲゲもイカル様のゲゲも禿萌え〜です!
- 363 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/17(木) 23:50:41 ID:U11RYNG1]
- >>355
GJ!・・・エロいよw ラブラブな感じがいいな〜
- 364 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/18(金) 00:03:25 ID:tO0kKuW7]
- 281様
素晴らしい作品の投下ありがとうございます。 今回のイカル様のゲゲが自分的に一番壺で萌え転がされました。 そして最後もう一度名前を呼んで欲しいとねだるフミちゃんがかわゆすぎて たまりません。 また次回作を首を長くしてお待ちしちょります。
- 365 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/18(金) 00:10:40 ID:+6+habEv]
- 「俺にだけは、聞かせろ」に萌えた(*´Д`)
- 366 名前:名無しさん@ピンキー [2010/06/18(金) 02:14:58 ID:IlfP4L6t]
- /
ヽ、. ,〃 ヾ、 // , -‐' -───∨∠ _ , '´ ヽ、 / , ニvニニヽ / ヽ 〃( (`⌒)⊥ヽ / / l || l ゞ'(て@ ) )ソ ヽ / i | ,. ∧ ヽ 弋 八_ フノ ノノ ! ! | | / / | | ! | i ⌒‐'^ー''′ .| | | | / /r`ー! | ! |│ ||! | | | | |// | il ト、ヾ、 ヽ l || | | | | |! ! .∨〈 ! | ヽヾ、 ヽ l | 川 | | | リ ヽ ! ヽ ヽ_ 0ノ \\ヽ l | || | | | | / ヽト、 i//// ヽ‐ //ヽハ! | |リ l / / ヽ ヘ u ヽ!| //!/_〃'" \ヽ、 ヽ_,r_つ u リ //∠_ >- ┬ -‐ 7'"´ / ヽ | ヽ |ー-─/ / ⌒ヽ! ト、!ト、 ト===7 /| ! ト、l| \ヽ // // _ -‐ ( | |ヽニ」∠ニ‐''" |  ̄ ノ | | | | ! | | | /ーヘ | | | !. \/ / / _∠,=彳 / ∧ /-!__fニ __ , /__〉_ / /∠_ヽ、二ー─ ┼─-、 ト、/-ヘ /=‐''" , '" //_,/ ̄` \′ | / / _, / ./ /_ -‐' ̄ ¬、 / ヽ\ /⌒!-‐ ' / / / | |'´ \__ ヽく ! ヽ/ / /.〈L_ | |___レ' r─'´ `ヽ! ヽ `ー/ / `ー' ̄! く ̄ | `ー─‐' `ー‐ーく_, -¬-‐ 'ヽ ノ `ー-----‐'
- 367 名前:名無しさん@ピンキー [2010/06/18(金) 02:15:35 ID:IlfP4L6t]
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/⌒ ゙̄'ー-ー'" ̄ \ / ) ! l (^ヽ X )ヽ /彡" ゙'ミヽ 」 し ,〃 ヾゝ、, | /| > (、 ,ヽ( | ̄\ / ヽ /シ ミヽ l /\ ./ ̄\ ヽ 《 (ミ=シ) リ // ヽ | \ \、__ ,,,/ / y | | ヽ| !\ ヽ -─-/ /l. | | .ヽ >、 \゙'-、,\ //./ / / \_/ , へ、 ̄ ̄[三] ̄┌└へ\/ ヽ__l ヒヘ f. l! i rへつ _∨ /\_,/-、,_\/_>、,__/\ ヽ/ ノ ノ i i ヽ \_イ . /\/__/ | ヽ、 / \ < ´>ヽー─┴──'"> ) >--'" ト 人__,,/ ヒ ノ _人 ,へ フ [ ̄`─'" 」 > <_ .  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ L_二二__ノ セーラー子泣き
- 368 名前:名無しさん@ピンキー [2010/06/18(金) 02:16:26 ID:IlfP4L6t]
- /
ヽ、. ,〃 ヾ、 // , -‐' -───∨∠ _ , '´ ヽ、 / , ニvニニヽ / ヽ 〃( (`⌒)⊥ヽ / / l || l ゞ'(て@ ) )ソ ヽ / i | ,. ∧ ヽ 弋 八_ フノ ノノ ! ! | | / / | | ! | i ⌒‐'^ー''′ .| | | | / /r`ー! | ! |│ ||! | | | | |// | il ト、ヾ、 ヽ l || | | | | |! ! .∨〈 ! | ヽヾ、 ヽ l | 川 | | | リ ヽ ! ヽ ヽ_ 0ノ \\ヽ l | || | | | | / ヽト、 i//// ヽ‐ //ヽハ! | |リ l / / ヽ ヘ u ヽ!| //!/_〃'" \ヽ、 ヽ_,r_つ u リ //∠ >- ┬ -‐ 7'"´ くぃっ ._,... -"!. ゝ、-‐‐' ̄. :、 / ._ ヽ.イ 入 ,. !. `ー.、 ,∠''"゙ヽ、!、 )-〈 ヽ''" ´ ヽ. /、\\\゙ヾ. / l. i ,....-l . / ´ \\\\゙}v" .l _ ,!'" l /. \ヽ i. ,i/ .l ゙^‐-.、 / __l . / ,.>゙-゙/、 ,.l ! /. l┌==! ./ ' / /、 ヽ ,...::'",..l ,./ l l ,.-! / / 〈 \゙.,...::'" ! i !.ヾ:__」 ..{ヽ /,.! .ヽ. ,.r! .l. `ー.イ ヽ ノ)' ,.!:::\ ,../ 、. il! 、 l' \__,...-イ !. ´ \ヽ \ i! ,. ヾ. i ,.'" ゙\、 l i .ト.〉 . ,! ,!l ヾ l.il i' . r'/,i :! \. i! ! ! l i lヽi i .i,!l ノ :、.!. ! ヽl {l 、l
- 369 名前:名無しさん@ピンキー [2010/06/18(金) 02:17:20 ID:IlfP4L6t]
- /
ヽ、. ,〃 ヾ、 // , -‐' -───∨∠ _ , '´ ヽ、 / , ニvニニヽ / ヽ 〃( (`⌒)⊥ヽ / / l || l ゞ'(て@ ) )ソ ヽ / i | ,. ∧ ヽ 弋 八_ フノ ノノ ! ! | | / / | | ! | i ⌒‐'^ー''′ .| | | | / /r`ー! | ! |│ ||! | | | | |// | il ト、ヾ、 ヽ l || | | | | |! ! .∨〈 ! | ヽヾ、 ヽ l | 川 | | | リ ヽ ! ヽ ヽ_ 0ノ \\ヽ l | || | | | | / ヽト、 i//// ヽ‐ //ヽハ! | |リ l / / ヽ ヘ u ヽ!| //!/_〃'" \ヽ、 ヽ_,r_つ u リ //∠ >- -‐ "´ r'ヽ.`"''‐- 、, ト` ト _,,、、-‐‐- { i `'‐-、--r'"´ヽ、_ _ ,、‐'´ヾr-、、,r-‐''" ,'": . .} `)、. 、ヽ. ', ト、 ,ィ'Tヽ /l ,' ,- ,、-‐'::::: : ヽ/ ', \\! | ヽ'/´ |i ',ヽ、' :| :i'',~-'" /ヽ:::::::;r' ./ ヽ、 ヽ.| | / |' ', ! }" ,、‐'" ヽ:::i' ( ヽ-、 ::i i / ', :! ! ,、ノ ヾ´ \ ヽ,、'‐'',)_ri┬'''''''''=r-;、ノ | r' ノ <-'" .,r'''"''‐-'=、|;;;i! i! | i'":: ‐-、::::r'" ,' _、-i -―t';‐'| i!; i!; !,-、、,i `{ ,,'イ { ー=,ゞ,| i! i! |ヽ,;; ヽ;;;、_ __ ', i ,' ', =ィ' `! ` ´ ,i'" i ', `ヽ、:', . | ', ヽ、、 -‐' (~>;;r-;r‐‐‐''" ノ } ', :} l ヽ、_____,,、ィ' `''`ー'`-=-r‐='-‐'" ノ / ヽ‐-=、、-‐< `ヽ、_,r-‐'" /
- 370 名前:名無しさん@ピンキー [2010/06/18(金) 02:19:24 ID:IlfP4L6t]
- /
ヽ、. ,〃 ヾ、 // , -‐' -───∨∠ _ , '´ ヽ、 / , ニvニニヽ / ヽ 〃( (`⌒)⊥ヽ / / l || l ゞ'(て@ ) )ソ ヽ / i | ,. ∧ ヽ 弋 八_ フノ ノノ ! ! | | / / | | ! | i ⌒‐'^ー''′ .| | | | / /r`ー! | ! |│ ||! | | | | |// | il ト、ヾ、 ヽ l || | | | | |! ! .∨〈 ! | ヽヾ、 ヽ l | 川 | | | リ ヽ ! ヽ ヽ_ 0ノ \\ヽ l | || | | | | / 父さんこれっきりにしてくださいよ・・・! ヽト、 i//// ヽ‐ //ヽハ! | |リ l / / ・・・・・・・・・・・ハマリそうで恐いんです僕・・・・。 ヽ ヘ u ヽ!| //!/_〃'" \ヽ、 ヽ_,r_つ u リ //∠ /`'ー .=ー`ーベ、<〃´ ヽ、 /:::::::::::::::::::::::::::::::; / `` '' ー三ir==ミ、.い /::::::::::::::::::::::::::::::::/ / . .// /ィ'「ヽ;t‐-、゙i. /:::::::::::::::::::::::::::::::::/ / (.'=彳ハ | ヽ;、 `!|、 /::::::::::::::::::::::::::::::::::/ { ,r―- 、 ノ / | ! ヽ> ヽ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ./ `スヽ、 / .L! ヽ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / / .ヽ `ヽ---' \ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ / / ヽ ヽ、 ,イ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ./ / \ ヽ ハ;:::::::::::::::::::::::::::::::::/ / / ヽ ヽ、.. __ / \::::::::::::::::::::::::::/ / --〈 \ `7 `ヽ、:::::::::::::::/ .! ヽ `ヽ ! `` '''''7 \ \ \ / \ ヽ ヽ _____ i;. | / ヽ \ _,...::::''""`´ ̄ ̄::::::::\ `ヽ. /:`ヾ、 , ′ `ヽ、 \ _,/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ,!:;r'⌒ヽ、 , ′ `ヽ、 `´/:::::::::::::::::::::::、;::::::::::::::::::::::::::::::::l, ヾ \ ./ / ヽ !::::::::::::::::::::::::ヽ|;:::::::::::::::::::::::::::::::l \ ,i-‐'''フ! ``'|::::::::::::::::::::::::::::::l;:::::::::::::::::::::::::::::::} ノ'^ヽ / ,/ l:::::::::::::::::::::::::::::::i、::::::::::::::::::::::::::::l. / r':' ,、-' ヽ;:::::::::::::::::::::::::::::ヽ、::_:::::::::::ノ __,. イ /,r:'
- 371 名前:名無しさん@ピンキー [2010/06/18(金) 02:20:28 ID:IlfP4L6t]
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ヽ、. ,〃 ヾ、 // , -‐' -───∨∠ _ , '´ ヽ、 / , ニvニニヽ / ヽ 〃( (`⌒)⊥ヽ / / l || l ゞ'(て@ ) )ソ ヽ / i | ,. ∧ ヽ 弋 八_ フノ ノノ ! ! | | / / | | ! | i ⌒‐'^ー''′ .| | | | / /r`ー! | ! |│ ||! | | | | |// | il ト、ヾ、 ヽ l || | | | | |! ! .∨〈 ! | ヽヾ、 ヽ l | 川 | | | リ ヽ ! ヽ ヽ_ 0ノ \\ヽ l | || | | | | / ヽト、 i//// ヽ‐ //ヽハ! | |リ l / / ヽ ヘ u ヽ!| //!/_〃'" 父さんちょっとだけですよ・・・恥 \ヽ、 ヽ_,r_つ u リ //∠_ >- ┬ -‐ 7'"´ / ヽ . ,、、、‐ 、ヽ、. |ー-─| /'´ノ/⌒ゝ‐、 ,、(、‐、 )、__) `''‐ヽ._,ノ,、‐'i / /´ _,、、 ' ヽ (、-‐-、)' \ ,i `;" ~ /`>,ノ、ノ ,、 i ヽ! {,,、‐-、 )\\~''''''‐--`―'‐'' ,´/ ,、‐';ー( , ヾ、ヽ {__,,、‐' | i ヽ`、`ー‐--,,、-=='-‐‐‐<_r''' |、`t' ノ|っヾ、 `ー/ | `、 {''''。''~::: :: 。 ::| ノヽ i_,',r'ミ. | / i 人 :i i | i. | ヽヽ | / ! / ,i :i i |iヽ| / i iノ ,' / :i ' | |ヽ|; / i ー''´ :,' / i ! | | |ヽ' i / / ’ } i | |\ | ./ i i ./ i i ヽ | / i' 、 :: , 'i / |
- 372 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/18(金) 16:25:05 ID:ghbNYc/v]
- ふみちゃんの風邪エピktkr!
風邪ネタって定番だけど萌えるw ゲゲが風邪ひいた時は、あっと言う間に治って エピらしいエピがなかったな〜 でもふみちゃんも頑丈wだし、藍子ちゃんもいるから 風邪長引いたら大変だよね… 足りない描写は此方で補完したいw
- 373 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/18(金) 16:31:26 ID:LQg9eTBP]
- >>372
風邪キタネ! 取りあえず今日は定番の熱計りに萌えたw フミちゃんが苦しんでるというのにorz
- 374 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/18(金) 17:54:19 ID:S5TM0ert]
- ゲゲがすぐ気付いたのは良かった
お産の時といい、案外心配してくれる夫だw
- 375 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/18(金) 20:52:45 ID:+6+habEv]
- このスレ的には
おでこをコツンとやって熱をはかってほしかった。
- 376 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/18(金) 22:40:21 ID:GCpY9FkI]
- フミエはがっつり手のひらで測ってたのに
茂は結構丁寧に測ってたな。意外
- 377 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/18(金) 23:10:00 ID:LaXy6PPs]
- ゲゲゲのエロパロと聞いて咄嗟に太宰の人間失格しか思い浮かばなくてサーセン
ほのぼのスレだったのか
- 378 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/19(土) 00:07:58 ID:Hjx0Wt7y]
- ほのぼのからドエロまで、愛さえあれば何でもありです。
- 379 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/19(土) 00:55:31 ID:0VT28x+O]
- 普段、あれだけ亭主関白なゲゲルだから
夜の方も多少強引なんだろうなあ。。。
- 380 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/19(土) 08:42:07 ID:VakgB3ta]
-
うわー、布美ちゃんの里帰り中に はるこ家にあげるゲゲ… 昼ドラだったら、ここから何か始まってしまうパターンだな。 でもゲゲと布美ちゃんの相思相愛が好きなので 二人が東京と安来に離れるだけでもイヤダ。
- 381 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/19(土) 09:00:46 ID:yVeOsn1+]
- >>380
昼ドラならこれからドロドロの展開に〜となるところだが まあさわやかさが売りの朝ドラだから意味ありげに予告作ってても 実際はなんもないと。 それにゲゲはそういう方面鈍いし。 しかし今日の放送は萌えたな〜 エロ妄想が止まらない。
- 382 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/19(土) 10:14:05 ID:6a7DIT7I]
- >>380
確かに。 一緒に里帰りしてイチャイチャしろよ!とオモタ 最近「浴衣+布団」だけで、このスレ思い出してニヤニヤが止まらないw 今日は色んな意味で良い回だったw
- 383 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/19(土) 12:30:21 ID:Hjx0Wt7y]
- 先生は布枝さんが入院していない時、寂しがって布枝さんの写真を眺めていたからなあ。
もしかしたら布美枝里帰り中は、イタチに撮ってもらった写真を見つめて、しょんぼりしてるかもしれないw
- 384 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/19(土) 18:36:33 ID:0VT28x+O]
- 今日は2人のシーンが多く、なかなか萌え回ですた
281タン〜今日のをベースに いつか作品かいてくれんかのうw
- 385 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/20(日) 00:01:42 ID:YKbDbFe6]
- >>384
お尻に…のシーンなんかは どう考えてもサービスカットw
- 386 名前:281 mailto:sage [2010/06/20(日) 01:13:29 ID:U4kA5TCp]
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281=拝啓、イカル様の者です。 いつもレスありがとうございます。 今日のをベースに、というのはできなかったんですが、 今日の二人を見てかなりイチャイチャ萌えしたので ショートバージョンでのイチャイチャを書いてみました。 イカル様の続きといえば続き、本が出来た日のことです。
- 387 名前:ヤッタヤッタ踊りのあと1 mailto:sage [2010/06/20(日) 01:20:45 ID:U4kA5TCp]
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原稿料は入らなかった。 でも「鬼太郎」の長編を続けて描ける。 布美枝は「謹呈 村井布美枝殿」と書かれてプレゼントされた 「墓場鬼太郎」を抱えて大喜びで思わず踊ってしまった。 茂に「何だ、その踊りは?!」とツッコまれたが、 そんな夫の手を取って「あなた、本当にすごいです!」と言うと感激して涙を零した。 茂は呆れたような、けれどにっこりとした顔で、布美枝の頭を撫でてくれた。 布美枝は本を抱いたまま、茂にぎゅうと抱きついた。 心底、茂を尊敬し、愛おしいと思った。 茂もまた、そんな布美枝をぎゅっと抱きしめた。 少しして、布美枝は身体を離すと、ちらっと茂を見上げて、 ちゅ まさに、そんな音で、キスをしてみた。 「おっ」という顔の茂。 「プレゼント、のお礼です」 恥ずかしそうに言うと、茂の腕から離れてちゃぶ台で本を眺め始めた。 ぽりぽりといつものように茂は頭を掻きながら、 本に隠れて恥ずかしそうにしている布美枝を見て、少しほくそ笑んで言った。
- 388 名前:ヤッタヤッタ踊りのあと2 mailto:sage [2010/06/20(日) 01:21:23 ID:U4kA5TCp]
-
「本一冊プレゼントした割りには、礼が甲斐ないな」 「え?」 そして茂の方から、ちゅ、というキス。 すぐに離れたが、茂はやはり物足りないという感じ。 布美枝は「次」と「次以降」の流れを予感して、思わず立ち上がった。 「ゆ、郵便受け見とらんだった…!そろそろまたお義母さんから返事が…」 と言いながら、そそくさと玄関の方へ向かう。 しかし玄関を出る前に捕まって、抱きしめられてしまった。 「ちょ…こ、こげなとこで…。中森さんが降りてきたら」 「さっき出かけとったわ」 「…でも…」 「本一冊分の礼はまだまだこれでは回収できんわ」 「ど…どれくらい要るんですか…」 「さあ…」 意味ありげににんまりとした笑みを浮かべた茂の顔を、 次の瞬間には視界から見失っていて、今度はぎゅっと詰まったキスをされた。 もう布美枝には抗うことはできない、このまま崩れるだけだ。 けどそれも良い。この腕に抱かれるたびに、茂への愛おしさは増すばかりだ。 「おい、ゲゲ、おるかー!」 バタン!と勢いよく開いた玄関から、入ってきたのはイタチの浦木。 玄関のまん前の廊下でコトに及んでいたのだから、 茂も布美枝も石のように固まってしまった。 「あらま。まだ明るいというのにお前ら…」 「…う〜〜〜〜るぁ〜〜〜〜き〜〜〜〜!!」 怒髪、天を衝く、とはこの例えである。 茂はニヤニヤとするイタチ顔の男を外に蹴っ飛ばして しばらく外で言い争いをして近所の顰蹙を買っていた。 布美枝は夫婦の秘め事を他人に見られたショックで、 しばらくその場を動けないでいた…。 おわり
- 389 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/20(日) 02:48:05 ID:pHdjypfa]
- >>387
新作キタ━━ヾ( ◎ )/━━!! チュッチュッしちょるよ〜w 向井リと松下さんが本当に演じてる場面が浮かんできて 放送にないのがオカシク感じてきたw やばいwww それにしてもこの夫婦イチャイチャしすぎである 実にけしからん! もっとやれ(ry
- 390 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/20(日) 02:58:22 ID:bF1aMllm]
- 所構わずちゅっちゅっするのは危険ですぞwでも可愛いのう!萌えをありがとうございますっ!
- 391 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/20(日) 03:20:49 ID:QF4EIjMv]
- 規制解除ヤッタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
時間亀杉かもしれないけどうpしてくれる職人さんに感謝&萌えまくりです 皆さん脇役活用旨過ぎ!! 浦木とか美智子とか中森さんとか一反木綿とかww 浦木の間男疑惑 ほんとにゲゲは1_も疑いとかよくない妄想とか持たんだったんだろーか (その辺のお話ちょっこし期待してみるw)
- 392 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/20(日) 10:16:18 ID:hgmqhzYJ]
- >>387
GJ!カワユス このあとフミちゃんがどれだけ身体で返したのかも是非読みたいですw >>391 皆様、脇役にも愛を持って書いているのが伝わりますなぁ
- 393 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/20(日) 21:19:41 ID:9y7y+z0H]
- 281様!新作待っちょりました。
口づけの嵐で甘いですな〜 そういえば今日の総集編の最初でこれから放送予定の3カットが 公開されましたね。 3カットともイチャイチャカットで萌えw
- 394 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/21(月) 21:16:40 ID:qv3Yj3X3]
- 暫く離れ離れの夫婦ですか…寂しい…
勿論旅立ちの前夜には 二人の絆をしっかりねっとり確かめあうんですよねわかります でも…やっぱり寂しいなぁ(´;ω;`)
- 395 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/21(月) 22:18:29 ID:yi3sQpnp]
-
まいど、281です。 いつもレスありがとうございます。嬉しいです。 本番よりもイチャイチャの時間が萌えるので こういうチュッチュしとるのが実は好きです。 いや、エロいのもええんですが。 あと自分、書くのも好きなんですが、 読む方もすごい好きなので、 職人さまの投下が待ち遠しいです。 今は>>391さんの「浦木間男疑惑」にヒントを得て あれこれ考え中です。 あの回の「亭主の留守に間男しにきたわけではないぞ」の浦木の台詞に 「当たり前だ!だら!」というゲゲの強い口調が なんか妙に萌えたのは自分だけだったのか? と思っていたのですが、>>391さんもそう思っていたのですかね?
- 396 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/21(月) 22:50:49 ID:7m/LWao8]
- >>395
391タソではないですが、あのゲゲのリアクションは萌えましたね〜! 2人きりになってからも、もう少し引っ張って欲しかったくらいw
- 397 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/21(月) 23:50:54 ID:73pjz8zi]
- >>395
お〜!やっぱりチューがお好きなんですね。 281さんの2人はよくチュッチュッしてて可愛くて凄い萌えますw 新作も楽しみにしちょりますけん!
- 398 名前:蜜柑1 mailto:sage [2010/06/22(火) 02:03:35 ID:O5311a8s]
- 「今日は、100円で蜜柑がこんなに♪本当この所100円づいちょるわ♪早く帰って果汁絞って藍子に飲ませんと♪…そういえば…おとうちゃんと安来からの汽車の中で蜜柑一緒に食べたなぁ…フフッ」
ドンッ!! 「きゃっ!!」 「わっ!!」 ドサッ!ゴロゴロゴロゴロ… 「「すんませんっ!!」」 「あっ…とっ…失礼しました!ぼんやりしていて…お怪我はありませんか?あぁぁぁ蜜柑がぁ〜!!」 「ええっ!こちらこそすんません。大丈夫ですけん。私も、ちょっこしぼんやりしちょったんです…………蜜柑〜〜〜〜!!」 道端に転がった蜜柑をしゃがんで拾い集めながら男は布美枝の言葉が気になった 「えっ…ちょっこし…しちょった…あっ。最後の1個… ………………………………あの失礼ですが、郷はどちらでしょうか?」 「はぁ〜良かったぁ…ありがとうございます はい?島根の安来の方です。ご存じですか?」 蜜柑の入った袋を大事に抱えながら立ち上がる 「あぁ!やっぱり!自分も安来なんです………って…で…!!(デカい!この人…んっ…大きい→電信柱…) …まさか…布美枝ちゃん?」
- 399 名前:蜜柑2 mailto:sage [2010/06/22(火) 02:05:18 ID:O5311a8s]
- 「えっ…えっと…そげですが…えっと…あのー…」
「俺だ!俺!覚えちょらんかなぁ〜山田!山田太郎!」 「えええぇぇぇタロちゃん!東京に住んどったの?」 「仕事で5年前に…しかし…びっくりした!安来の時より更に背ぇ伸びちょらんか?…………あぁ…でも、綺麗になったなぁ」 「もぅ…最初に私のこと『電信柱』って言ったのタロちゃんだけんね…えっ…綺麗…?」 「うん。ほんに綺麗になったなぁ。…あー…電信柱はすまんかった。あの頃、ふみちゃん俺より背ぇ高かったけん。好きな子より小さいんは悔しくてなぁ…つい…」 「えっ…えええぇぇぇーーーーーー!しし知らんかったよ… えっと…そのぉ… すっかり東京の人みたい。最初全然なまっちょらんかったよ」 「おっ…うん…営業で外回るけん。頑張って直した。けんどふみちゃんに会ったらすっかり戻ったなぁ。あははっ。 今は?結婚しちょるの?」 「うっ、うん。子供もおるよ」 「そげか。会えて嬉しかった」 「うん。…あっ。じゃ、私こっち」 「おぅ!元気でな」 「タロちゃんも」
- 400 名前:蜜柑3 mailto:sage [2010/06/22(火) 02:05:53 ID:O5311a8s]
- 帰り道、太郎の言葉を反芻する
「知らんかったわータロちゃんが私を…あの頃は、ただ意地悪な子としかおもっちょらんかったなー背も伸びて、きっちりスーツ着て、かっこよくなっちょったなぁ」 「ただいま帰りましたー!藍子ただいま!ええ子にしちょった?」 「ええ子にしちょったなぁーおっ。藍子、土産があるようだ おぅ。よだれ垂らして。ははっ!わかっちょるな」 夕食後 藍子に果汁を飲ませると満足したのか、機嫌良く眠ったので2階に運んでベビーベッドに寝かせ布美枝は、1階に降りた 「あれっ?おとうちゃん、蜜柑食べんのですか?」 「食うけん。剥いてくれ」 普段はなんでも自分でこなす茂だが時折、布美枝に甘えたがるときがある。 この時も布美枝が2階に行ってる間に器用に蜜柑の皮を剥いてひとつペロリと平らげたのだが… 「はいはい♪いま剥きますね」
- 401 名前:蜜柑4 mailto:sage [2010/06/22(火) 02:07:05 ID:O5311a8s]
- 蜜柑の皮を剥きながら、ふと先程の太郎の事を思い出して笑ってしまった
「んっ。どげした?思い出し笑いか」 「いえ…さっき帰り道、男の人とぶつかったら…その人、小学校の時の同級生だったんです 私は全然気付かんかったんたんですが…向こうはすぐ私だと気付いてくれて 少しおしゃべりしちょったんです」 「ふーんそげか。」 蜜柑を剥いていて茂が少し不機嫌な顔になった事に気付かない布美枝 さらに話を続け 「あの頃は、丸坊主だったのに…髪も背も伸びて、かっこよくなって… それに…ふふふっ♪ …はい。おとうちゃん、お蜜柑むけましたよ………………んっ。おとうちゃん??」 布美枝が顔をあげた頃には茂は、すっかり臍を曲げてしまい布美枝に背を向けていた
- 402 名前:蜜柑5 mailto:sage [2010/06/22(火) 02:08:49 ID:O5311a8s]
- 「いらん」
「え!おとうちゃんが食べ物いらんなんて…… あれっ? えとっ…まさか、おとうちゃん妬いて?」 「だらっ!誰が妬くか!!いらん!いらんったらいらん!」 「もぅ」 布美枝は、そっと茂に近付き広い背中にもたれ頬を寄せ抱きつく 「もぅ…おとうちゃんたら」 「ふんっ」 「私には、おとうちゃんよりかっこいい人なんてどこ探したって絶対おらんですけん」 「…………」 そっと顔をあげ茂の耳元に唇を近付けた 「機嫌なおしてください…あ・な・た♪」 ドキッと茂の心臓が跳ねるのがわかったが、ここで吹き出しては元も子もないと、ぐっと笑いを堪えて 蜜柑をひと房口にくわえる 茂はその様子を目の端で捉えながら振り返り 「わかっちょるならええ」 そっと唇を近付け 口移しに蜜柑を頬張ると満足そうに笑った ちゃんちゃん♪
- 403 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/22(火) 07:36:07 ID:HNcSaQXH]
- >>398
新作キタ━━━ヾ(◎)ノ━━━!! 職人様、だんだん! やっぱヤキモチ展開は良いなぁ まさかのフミちゃんからの口移しとゲゲの可愛い拗ね方に萌えた! ドラマとこのスレのお陰で今日も頑張れるw 前にも書いてる方がいるけど、自分も2人が居るだけで幸せw
- 404 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/22(火) 10:39:44 ID:1aaL9G6P]
- >>403
職人タソありがd 嫉妬ゲゲ大好きです! 個人的には、ちょっぴりSモードゲゲも大好きですwww 続きもヨロシクお願い致します!!
- 405 名前:404 mailto:sage [2010/06/22(火) 10:41:04 ID:1aaL9G6P]
- アンカーミスですスマソ
>>402様へのレスです 失礼しました
- 406 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/22(火) 15:54:34 ID:ChR3AF56]
- 嫉妬ゲゲが可愛いですなあ。自分で皮むけるけど、フミちゃんに頼むあたりがいいよねw
- 407 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/22(火) 23:26:42 ID:HNcSaQXH]
- >>406
電車の中では断ってたのになw>みかん剥き
- 408 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/23(水) 00:53:53 ID:qOdJHu1h]
-
どうも、281です。 >>398さん、確かに自分で皮むかないゲゲ萌え。 口移しがバナナでなくてよかったw ヤキモチはいいもんです。 というわけで、自分もヤキモチ話を投下。
- 409 名前:ヤキモチ焼けました1 mailto:sage [2010/06/23(水) 00:54:59 ID:qOdJHu1h]
-
漫画のストーリーの展開に行き詰ると、散歩に出かけるのが茂の常だった。 真夏のうだるような暑さはもうすっかり薄れ、 墓めぐりにはもってこいの秋の夕方。 しばし「何十年も死んで、心が寛容になった」先人達の墓と対話し、 ぶらぶらとススキを揺らしながら家に戻ってきた。 すると。 「ああっ、だめ、だめです、浦木さん…」 開いた窓の向こうから、切羽詰ったような布美枝の声。 「でも、奥さん…」 もうひとつの声は、あのイタチ男、浦木だった。 「中はだめです、外に、外に出してください、お願い…」 「…じゃあ、行きますよ」 「はい…あ…行く、行きます…」 何なんだ、この会話は?!
- 410 名前:ヤキモチ焼けました2 mailto:sage [2010/06/23(水) 00:55:44 ID:qOdJHu1h]
-
茂の頭は一気に沸騰し、沸点をも通り越すほどにかっと熱くなった。 まさか自分の留守にイタチと布美枝が?! そんなはずはない!が、今の会話はまさに濡れ場の男女のそれではないか! 信じられない思いで茂は、持っていたススキを放り投げると ただでさえ壊れそうな玄関の扉を勢いよくあけ、だだっと居間に駆け込んだ。 「浦木ぃ!!」 どすの効いた茂の声と 「きゃー!やったーー!」 布美枝の黄色い声は同時。 布美枝と浦木は、鬼気迫る形相の茂を振り返って「?」顔をした。 「…おかえりなさい」 「なんだ、ゲゲ?何怖い顔しとるんだ、お前」 茂の想像とはうらはらに、濡れ場のはずの二人はしっかり服を着込んでおり、 布美枝はハエたたきを、浦木は丸めた新聞紙を持って立っていた。 「…な、にを、しとったんだ?」 茂にはその場の状況が理解できなかった。 すっかり鬼の形相はなくなっていたけれど。
- 411 名前:ヤキモチ焼けました3 mailto:sage [2010/06/23(水) 00:56:25 ID:qOdJHu1h]
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「ゴキブリが出たんです。もう涼しくなっておらんようになったと思っとったのに。 それで、浦木さんに追いやってもらったんです」 「奥さんが家の中で叩き潰すのは気味が悪いから、外に出してくれと言うのでな。 二人でゴキブリを追いやっとったんだ」 「うまく外に行きましたね」 「私の巧妙なる誘導のたまものですな」 笑顔で向き合う二人に、茂はちょっとむっとした。 しかして、自分の勘違いをどうにも説明のしようのない茂は、 「な、何しに来たんだお前はー!」結局浦木に当たるしかなかった。 「何しにとは冷たいじゃないの。近くを通ったから様子を見にきたんでねーか。 そしたら煮物のええ匂いがして…」 「メシにありつこうって魂胆か!」 「…いやあ、まとまった金が入るまであと2、3日あるんでな。ちっとひもじいんだわ」 「帰れ!この野良イタチ!」 飼われたイタチがいるのかどうかはわからなかったが、 茂は浦木を蹴飛ばしながら玄関まで来ると、 自分が勢いよく入ってきて、その反動で開けっ放しになってあった扉から追い出した。 慌てて布美枝があとから追いかけてきて 「浦木さん、助かりました。これ、ちょっこしですけど」 と言って、握り飯の包みを渡した。
- 412 名前:ヤキモチ焼けました4 mailto:sage [2010/06/23(水) 00:57:01 ID:qOdJHu1h]
-
「ああっ!ありがとうございます、奥さん。 それにしてもあげな鬼のような亭主によー尽くしとりますなあ。 この前なんかもほれ、無理矢理玄関先でねぇ」 と言われて、はっとして布美枝は真っ赤になってしまう。 玄関前の廊下で、夫婦の甘い口づけを交わしている姿を 浦木にばっちり見られてしまったのはつい一月ほど前だった。 「ま、独り身としては目の保養、下半身の慰めに…」 「だらくそがっ!!さっさとどっか行けっ!!」 茂がまた赤鬼のように追いかけてこようとしたので、浦木は慌てて逃げていった。 部屋に戻った茂は、持って行き場のない怒りと恥を抱えてちゃぶ台の前に座った。 布美枝は呆れた顔でその背中を見やり、 「何もあそこまでせんでも…」と言って少しため息をついた。 「お前なぁ…!」 と言いかけて、布美枝を振り返る。 ふっと自分の想像の中の濡れ場で、浦木に抱かれて悶える布美枝の表情を思い出してしまった。 「ん?」 「ぐっ…」 茂は言葉を飲み込んでしまった。
- 413 名前:ヤキモチ焼けました5 mailto:sage [2010/06/23(水) 00:57:49 ID:qOdJHu1h]
-
「…お手伝い、しましょうか?」 そうっと襖を開けて、布美枝は茂の様子を伺った。 今日は浦木が来てから機嫌が悪いようで、ずっと口を利いてくれない。 もしかしたら「寝ろ」と言われるかも、と覚悟した。 けれど「…ん」と言って、原稿を布美枝の作業机に差し出してくれた。 ほっとする。 言葉はかけてくれなかったけれど、布美枝は嬉しくなって作業を始めた。 しばらくしんとした中、ペンの走る音と原稿をめくる音だけがしていた。 やがてこの沈黙に耐えられなくなったのは、茂の方だった。 「…おい」 「はい?」 布美枝は原稿から顔を上げずに返事をした。 「…浦木をそうそう家に上げるなよ」 「え?」 ぱっと顔を上げる布美枝。 茂の低い声に少し怖気づく。
- 414 名前:ヤキモチ焼けました6 mailto:sage [2010/06/23(水) 00:58:36 ID:qOdJHu1h]
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「どげしたんですか?あなたの幼馴染でしょう?」 「ろくなヤツでないと言っただろうが」 「それは…そうですけど」 中森のこと、少年戦記の会のこと、色々と思い当たる節がある。 「けど、あたしは色々話が聞けて楽しいです。 あたしの知らん頃のあなたのこと。今日もようけ話してくれました」 「…」 「ケンカばーっかししとったとか、昔から食いしん坊だったとか」 「ろくでもない…」 「浦木さんと話しとると楽しいですよ。話し上手ですけん、おもしろい…」 「そげなら俺と別れて浦木と一緒になったらえーでなーか」 言ってから、しまった、と思った。 思わず口をついて出た台詞は、しかしもう拾い返しようがない。 我ながらなんと子どもみたいなことを…。 なんとも厭味な、えげつない言い方と内容。 ガシガシ、頭を掻きむしる。すると、左側の視界にきらりと光るものが飛び込んできた。 はっとして顔を上げると、布美枝が大粒の涙を零して肩を震わせていた。
- 415 名前:ヤキモチ焼けました7 mailto:sage [2010/06/23(水) 00:59:24 ID:qOdJHu1h]
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「な…」 「ひっく…な、なんでそげなこと…言うんですか…ひっ… 何をそげに…今日は怒っとられるのか…あたしにはわからん…ひっく…」 「や、な、何も、泣かんでも…」 「ひっ、えっ…えーん…」 「わ、悪かった!嘘だ、本気で言ったんでなーわ!」 なかなか止まらない布美枝の涙に、茂はほとほと困り果てた。 自分のつまらない勘違いから、本当は浦木にも八つ当たりをしたのはわかっていた。 けれど、布美枝をも泣かせるまでのこの幼稚さ…。 自己嫌悪に拍車がかかるが、かといって布美枝にかける言葉は見つからない。 おどおどしながら、布美枝を抱き寄せ、背中をとんとん叩いてやる。 布美枝はぎゅっと茂の背中に腕をまわして、その胸の中でしばらく泣いていた。 「…悪かった…」 としか言いようがない。 しばらくしてようやく少し落ちついた布美枝を見て、ほっとした。 壊れ物でも扱うように、そっと布美枝の肩を抱いて自分から引き離すと、 涙の痕を軽く指でぬぐってやった。
- 416 名前:ヤキモチ焼けました8 mailto:sage [2010/06/23(水) 01:00:02 ID:qOdJHu1h]
-
それを合図に思ったのか、布美枝は茂を見上げる。 目と目が合うと、どちらからともなく、唇を触れ合った。 熱い吐息とともに離れた唇を、今度は布美枝の首筋に落とす。 茂の右手は既にブラウスのボタンをはずし始めていた。 と、布美枝の手がそれを制止する。 「…訊いてもええですか?」 「…ん」 「もしかして…」 「ん?」 「やきもち、やいとったですか?」 「!」 見上げてくる布美枝の、どこか悪戯っぽい視線から、茂は思わず目を逸らしてしまった。 「浦木さんのこと、ええように言ったからあなた、怒ったんでしょう?」 「…ぅ」 自分の顔が赤くなるのを感じた茂は、手で顔を覆うが 布美枝の「口撃」に撃沈寸前までの痛手を被っていた。 「うふふ」 「何を…さっきまで泣いとったヤツが」 それを言うのが精一杯だった。もう白旗を揚げるしかない。
- 417 名前:ヤキモチ焼けました9 mailto:sage [2010/06/23(水) 01:00:39 ID:qOdJHu1h]
-
すると。 布美枝が、茂の首に飛びついてきて、勢い余って後ろに倒されてしまった。 いつもとは違い、布美枝に組み敷かれ、見下ろされる茂の図。 その布美枝の顔には、さっきまでの笑みはなく、ちょっと緊張した面持ちがあった。 そうっと茂の唇に自らのそれを落とすと、二度三度、繰り返す。 稚拙なキスだったが、茂はただそれを受け止めた。 「あの…」 声も緊張しているような布美枝の問いかけに、視線で返す。 「今日は…このままで。その…物真似ですけど」 「…ん?誰の」 「あなたしかおらんです。あなたしか…知らんのですけん」 顔を赤くして視線をそらす布美枝を、いじらしく思いながら、 茂は下から布美枝の唇を誘いにいって、布美枝もそれに誘われて、二人は深く口づけた。
- 418 名前:ヤキモチ焼けました10 mailto:sage [2010/06/23(水) 01:01:18 ID:qOdJHu1h]
-
布美枝は茂の、茂は布美枝の、お互いの服のボタンをはずしていく。 布美枝の両手は小刻みに震えて、なかなか上手くいかない。 片手なのに、ずっと茂の方が早かった。 下着の上から柔らかい乳房の感触を愉しんでいると、怒られた。 「ぁ…ん、もうっ、気が散るっ」 「寝転んどるだけでは退屈だが。お前がトロくさいんだ」 やっと茂の服を脱がせることに成功すると、 広い胸にドキドキしながら唇を落とし、鎖骨に添って舌を這わせた。 「こそばゆいな…」 少し笑って、茂は言った。 今度は二つの突起を舐めあげてみる。 一方は舌で、一方は指で、愛してみる。 布美枝なら、この瞬間に鳥肌が立って一気にそれが下半身に飛び火するところだが、 「ぁははっ、こそばゆいわ…くっくっく…」 茂には何だか、子どものくすぐりあいのような反応しかしてもらえない。 布美枝は少し情けなくなってしまった。 茂がいつも布美枝にしてくれるように、優しく愛撫しているつもりなのに。 動きを止めた布美枝を、覗き込む茂。 「おい?」 「…ええこと、ないですか…?下手くそで…すんません…」
- 419 名前:ヤキモチ焼けました11 mailto:sage [2010/06/23(水) 01:01:50 ID:qOdJHu1h]
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うーむ、と茂はちょっと悩んだが、 布美枝の手を取って、自分の足の付け根のあたり、 硬くなったそれ自身へ、導いてやった。 少し、躊躇した布美枝だったが、意を決したようにズボンを脱がせて、 それに触れて、何ともいびつな形を確かめるように撫でる。 そして、下着の中に手を入れて、直に触れた。 既にぬるっと先走った液がそれ自身を濡らしており、 生温かく、まるで生き物のように、その心臓を、どく、どく、言わせていた。 いつもは触れる間もなく、布美枝の中へ入ってくるそれを、 今日初めてそれ以外の場所で確かめているのだ。 遠慮がちに付け根から先端へ撫で上げる。 そして手の中にそれ自身を包み込み、上下に動かしてやった。 茂の吐息が熱くなった。 少し、嬉しい。 布美枝の愛撫で感じてくれることが、ただ嬉しかった。 しばらくそうして、茂の様子を伺っていると 負けじと茂も布美枝の下半身へと手をのばしてきた。
- 420 名前:ヤキモチ焼けました12 mailto:sage [2010/06/23(水) 01:02:29 ID:qOdJHu1h]
-
「…あっ…」 こちらも既に潤いが十分満ちていて、 すんなりと二本の指の侵入を許してしまった。 あっさりと下着を剥ぎ取られ、今度は下から布美枝が攻撃される。 「だ、めです…きょ、うは…あたしが…」 支配権を握るのだから…と言いたかったが、続かなかった。 まだまだそんな権限が持てるほど熟達してはいない…。 ちらり、と布美枝はそんなことを思った。 やがて茂に促され、その補助に添って そそり立つ茂自身の上に布美枝の入り口が宛がわれ、ゆっくり腰を下ろした。 ぐっと入っていく感覚が、いつものように突かれるような衝撃ではなく、 貫かれる、という表現が正しいだろうか。しかし快感には変わりない。 「…っぁ」 布美枝は茂に覆いかぶさるように崩れた。 リズミカルに下から突かれる。 それに合わせて、布美枝も腰を動かした。 布美枝の中で、先ほどの生き物が暴れだす。 いつもは布美枝に覆いかぶさって、よく見えない茂の顔を、 今日はじっくり見ることができる。 快感に眉をひそめ、熱い息を吐いている茂。 否応無く、淫らで、とろけるような空気に包まれ酔ってしまう。 茂は布美枝の視線に気づくと、口の端だけを持ち上げて、 仕返しとばかりに布美枝の乳房を掴んで弄びはじめた。
- 421 名前:ヤキモチ焼けました13 mailto:sage [2010/06/23(水) 01:03:18 ID:qOdJHu1h]
-
「はぁ、は…ぁ…」 互いの息遣いが荒い。 布美枝はどんどん腰の動きを速める。 自分の快感と、茂の快感と、互いの高みに到達するまで、あとわずかだ…。 「っ…あぁ…ふ…み…」 名前を、呼んでくれるより先に、 大きく嘆息した茂が、その動きを止めた。 と同時に、布美枝の中に飲み込まれていた生き物がその種子を吐き出した。 ―――――― 本日の被害状況。 一、仕事部屋の座布団二枚。 二、布美枝のスカート。 以上を洗濯してきた布美枝は、すやすやと寝息をたてる茂を見やり、 ひとり、「ふふ」と笑みを浮かべた。 その子どものような寝顔と、やきもちをやいてくれたときの顔。 それだけでこの世の幸せを全部自分が抱きしめているような気分になった。 浦木さん、また来んかなあ…。 来たら、この人の妬いた顔、また見られるのに。 いつもは迷惑千万の浦木も、そう思うと何だか恨みきれない男に思えるのだった。 おわり
- 422 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/23(水) 11:22:38 ID:I7fc3yx3]
- 281タソありがとうーー
じぇらすぃゲゲが良い感じ!! 281タソはいつも「焦れるゲゲの描写」が上手いですなあ〜♪
- 423 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/23(水) 14:39:12 ID:Op8lhZzu]
- 長編キター!嫉妬するゲゲ、積極的になっちゃうフミちゃん良いですなあ。嫉妬してもらえて嬉しそう。
ゲゲに嫉妬させる為に、浦木には家にしょっちゅう来て欲しくなるw
- 424 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/23(水) 15:47:12 ID:9SuSljdJ]
- >>409
職人様いつもだんだん! 浦木GJ!嫉妬してもらえたことに喜ぶフミちゃんがカワイイ Sっぽいゲゲの嫉妬編も激しく読みたいなぁ
- 425 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/23(水) 23:41:13 ID:qOdJHu1h]
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281です。いつもレスありがとうございます。 それにしても、分かっていたこととは言え、 ゲゲと布美ちゃんが離れると 萌え箇所が皆無だわ…(/_;) 今日なんか特にゲゲの影すら見えんだった…。 明日は布美ちゃん(と藍子ちゃん)がいなくて ゲゲがなんかさみしーなぁ、と思う、 くらいの演出があってほしい。 この里帰り、今週中に終わるんだろうか?
- 426 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/24(木) 00:49:27 ID:ZTWL+ywN]
- そだねー
ゲゲはフミちゃんと藍子ちゃんを送り出してはみたものの 一人になって、めっちゃ寂しくなっちゃうの見たいよねー ・・・それにしても、はるこヤダな orz
- 427 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/24(木) 10:23:27 ID:zR/L6kOO]
- フミちゃん里帰り、寂しい…。
大作続きの隙間に、 こっそり投下します。 またも非エロの夫婦コントです。 よろしければ。
- 428 名前:女房孝行 1 mailto:sage [2010/06/24(木) 10:24:19 ID:zR/L6kOO]
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「今日、お前の誕生日だろう。」 夕餉の途中で切り出すと、布美枝は目を丸くした。 「めずらしいですねえ。そげなこと覚えとられるなんて。」 「う…いや…実は忘れとったんだが、今日こみち書房の前を通りかかってな…。」 「ああ、さては美智子さんと偶然会って、そげな話になったんですね。」 変だと思いました、と布美枝はクスリと笑っている。 …あれはおそらく、偶然ではない。 すずらん商店街の情報網を使い、茂が通るのを知っていて、 待ち伏せしていたのだろう。 美智子の目は決意に満ちていた。 「先生、今日、何の日かご存じ?」 「は?」 「…もしかして、忘れていらっしゃるの?」 「…申し訳ない、さっぱり話が見えんのですが。」 本気で聞き返すと、 「もう!布美枝ちゃんのお誕生日ですよ!」 「!ああ〜あ〜、そういや、そげでしたなあ。」 ようやく話を掴めてほっとする暇もなく、畳みかけられた。 「先生。いつも忘れていらっしゃるんでしょう。 今年は、ちゃんとお祝い、してあげて下さいね。」 「はあ、そげなもんですか。」 「あたりまえですよ。東京じゃあ、布美枝ちゃんの家族は先生だけなんですからね。」 「ほほう、なるほど…」 のらくらとした茂の態度に業を煮やしたのか、 美智子の後ろから、突然、姑・キヨの爆撃がとんできた。 「先生!なーに他人事みたいに言ってんですか! 誕生日くらいね、女房孝行したってバチあたりませんよ!」
- 429 名前:女房孝行 2 mailto:sage [2010/06/24(木) 10:25:21 ID:zR/L6kOO]
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「…あれはなかなかの迫力だった…。」 思い出して首を振る茂を、布美枝が不思議そうにみている。 「それで、誕生日がどげされましたか?」 「おう、それでな、今日はなんでもひとつ、お前の頼みをきいてやる。 何がええかゆうてみろ。」 「ええっ、そげなこと、ええですよ。」 茂の提案に、布美枝は遠慮しながらもほんの少しうれしそうである。 ーふむ、なるほど、たまには女房孝行も悪くない。 「いやいや、まあ、金の無い人間の贈り物としては使い古された手ではあるが、 そう捨てたもんではないぞ? なにしろ心が込もっとるからな。 これでも一人で何でもやってきたんだ。 なんでも言うてみろ。肩もみでも皿洗いでもうまいもんだぞ。」 布美枝は困ったようにしばらく考えていたが、 「…ほんなら、あのう、背中を流させてもらっても…ええでしょうか。」 と言い出した。 「背中?俺のか。」 「はい。」 「しかしそれじゃあ、お前の祝いにならんだろう。」 それでも布美枝は、 「ええんです、いっぺん流してみたかったんです。 …やっぱりだめでしょうか?」 と真面目な顔をしている。 「お前も変な奴だなあ。」 茂は苦笑し、 「よしわかった。じゃあまあとりあえず、今日は俺が風呂の支度をしてやるか。」 布美枝は、お願いします、と笑顔を見せた。
- 430 名前:女房孝行 3 mailto:sage [2010/06/24(木) 10:26:02 ID:zR/L6kOO]
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ーここは地獄か極楽か。 先程から茂は風呂椅子の上、腰に手ぬぐい一枚、 というなんとも頼りない恰好で、背中を布美枝に預けている。 「どげですか?」 「ああ、なかなかうまいもんだ。」 「そげですか?よかった。 実家では兄弟が多いですけん、子供のころから毎日流しっこしとったんですよ。」 茂の背中をこすりながら、布美枝は楽しそうに思い出話をしているが、 実はあまり頭に入ってきていない。 こもる湯気の中、眼鏡もなく、視界は仙界の如く霞んでいる。 やわらかい掌は背中をやさしくなでていく。 布美枝が前へ踏み出すたびに、目に入る素足はやたらに白く。 自制心を総動員してはいるが、湯をすくう細い手首を掴まないようにするには、 かなりの忍耐を必要とした。 ーやはり地獄だな。 これは女房孝行なのだから、自分の思うようにしていいはずがない。 ここは我慢だ、と茂は限りなく極楽に近い地獄でさらに忍耐を学んだ。
- 431 名前:女房孝行 4 mailto:sage [2010/06/24(木) 10:26:38 ID:zR/L6kOO]
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しかし何事にも限界がある。 もしやこいつは仙女に化けた妖怪ではないか… と、幻覚にもにた妄想が頭をよぎり始めた時、 「はい、終わりました。」 「そ、そげか。もうお前は出てろ。暑いだろう。」 一刻も早く追い払おうとしたが、布美枝はなかなかでていかない。 「どげした」 「今日は、…だんだん。」 「…いや、むしろこっちが礼をいうとこだろう。 すまんかったな。なんもしてやれんで。」 布美枝はじっと背中を見つめているようだ。 「…あなたが、精魂こめて、寝る間も惜しんで漫画書いとられる時、 私はいっつもこの背中を見とるんです。 この背中を見ながら、心配したり、力になりたいと思ったり、 …色んな気持ちでおりますけん…。 …ずっと、いっぺんでいいから、あなたの背中をきれいに流して、 お疲れ様、って言いたかったんです。 だから今日は、あなたにも、あなたの背中にも、だんだん、です。」 「…」 忍耐の二文字は、あっさりどこかへ飛んでいった。
- 432 名前:女房孝行 5 mailto:sage [2010/06/24(木) 10:27:23 ID:zR/L6kOO]
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茂が細い手首を掴んで引き寄せると、 布美枝はあっけなく茂の膝の上に座る形で転がり込んできた。 「あ、あなた!」 「今度は俺が洗ってやる。」 「ぬ、濡れますけん。」 「風呂は濡れるところだ。」 「服が濡れるんです!」 「しらん。風呂で服着とる方が悪い。」 ぼんやり霞んだ視界の中、布美枝の真っ赤な顔には、 汗だか湯気だかで一筋の毛が張り付いている。 右手で背を支えながら、唇でそっと髪を払ってやり、 ついでに上唇をやわらかく食むと、布美枝の肩が小さく震えた。 鎖骨のくぼみに玉のようにたまった汗を、そうっと吸い取る。 そのまま鎖骨にそって舌でなぞると、布美枝の手がぎゅっ、と茂の肩につかまってきた。 右手が自由になったところで、胸元のボタンをはずしていく。 と、突然布美枝の手から力が抜けた。 きゅう。 「ん?きゅう?お、おい!」 あわてて右手で支えたが、布美枝は真っ赤な顔で目を回し、 ずるずると風呂場の床にへたりこんだ。
- 433 名前:女房孝行 6 mailto:sage [2010/06/24(木) 10:28:20 ID:zR/L6kOO]
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「大丈夫か。」 「はい…。」 布美枝は布団のうえで恥ずかしそうに身を縮めている。 無事に目を覚ました女房に安心して、つい説教じみた口調になった。 「俺も悪かったが、お前も風呂場であんな厚着しとるからのぼせるんだ。 次からはちゃんと気を付けろ。」 「はい。 …え?次…って。」 はたと目が合う。 「〜っ、とにかく気を付けたらええんだ!」 「は、はい!」 全く、今日は何かとしまらない日であった。 …ああそうだ。しかし、これだけは言わなければ。 「おい」 「はい」 「…誕生日、おめでとう、だな。」 とんだ女房孝行になってしまったが。 「……だんだん。」 上掛けからは目から上しか出ていないが、本当にうれしそうに微笑んでいるのがわかる。 ーこんな簡単なことでこんなに喜ぶのだから、安上がりな奴だ。 「それにしてもさっきはびっくりするくらい真っ赤っ赤だったぞ。」 「えっ、そ、そげですか。」 「ああ、まるでゆでダコだったな。」 「!…もう!」 「ほれ、そうやって口をとがらすとますますそっくりだ。」 「しりません!」 仙女に見えたなどと、教えてやる気はない。 まだすこし赤い顔を、その辺の紙で扇いでやる。 「もう、そのまま朝までゆっくり寝とけ。ええな。」 「はい…。」 ーそれにしても今日は…最後まで生殺しだな…。 ほんの少し肩を落としている茂の横で、 布美枝の心を映したかのように、 一反木綿が幸せそうにすそをはためかせていた。 オワリ
- 434 名前:427 mailto:sage [2010/06/24(木) 10:36:53 ID:zR/L6kOO]
- み、皆様があっためてきたお風呂ネタを、
こんな形で消費して申し訳ない…。 誰か上手な方、続きをお願いします。 では、安来まで逝ってきます。
- 435 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/24(木) 13:59:00 ID:oIZovGzC]
- >>263です。
遅ればせながら続きです。 その日の夕方。 台所では布美枝が夕餉の支度、少し離れた所に敷かれた座布団に座った藍子が静かに遊んでいた。 「お父ちゃん、もう直ぐ帰って来ますからね〜」 時折藍子に話し掛けながら野菜を刻む。 「帰ったぞ」 玄関のドアの音。 「お帰りなさい お疲れ様です」 原稿を出版社に持って行っていた茂が帰って来た。鞄から茶封筒を取り出すと、布美枝に手渡す。 「原稿料入ったぞ。今日は約束通りの金額だ」 「……アッ こんなに♪」 思わず声が出てしまい、口元を抑える。 「オゥ 藍子、帰ったぞ」 積み木で遊んでいる藍子の頬をチョンとつついた。 「お父ちゃんが帰って来るの待ってたのよね、藍子」 「お父ちゃん、お風呂どうぞ」 「お父ちゃん、ご飯ですよ」 「お父ちゃん」 「お父ちゃん」 「お父ちゃん」…… その日の夜。 茂の仕事部屋の襖が開く。 「お茶ですよ…お手伝いしましょうか?お父ちゃん」 「すまんな、それじゃベタを頼む」 「はい♪」 慣れた手つきで墨を塗ってゆく布美枝。茂はペンを休め、布美枝の横顔を眺めていた。 「? どげしましたか?お父ちゃん」 布美枝が気付き、茂を見た。 「あのな…」 「はい お父ちゃん」 「その、なんだ…」 「どげしましたか?お父ちゃん」ひとつ大きく深呼吸した茂は意を決した様に言った。 「ォ…お前のお父ちゃんは安来に居るだろうが」 「……え?」 「ッタク、藍子が生まれてからお父ちゃんお父ちゃん… 」 「でも、お父ちゃんはお父ちゃんですよ?」 「アーッ だから、俺はお前のお父ちゃんじゃない」 少しの沈黙の後。 「…肩を揉みましょうか」 布美枝は茂の後ろにまわり、肩揉みを始めた。 「そげですね…藍子にとってはお父ちゃんでも、私にとっては…茂サン」 布美枝は茂の耳元で呼んだ。 「ツ、続きやらんと朝になるぞ」 茂は原稿に取り掛かる。 「そげですね、茂サン」 「あー、もうええ 仕事にならんぞ ……布美枝」 「…はい♪」 オシマイ
- 436 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/24(木) 20:47:00 ID:wWeprP0K]
- 職人様方、だんだん!だんだん!
どっちも脳内で音声付き再生してます >>428 こみち書房のおばあちゃん大好きだw 理性と戦うゲゲと健気なふみちゃんがええですな >>435 フミちゃんが「茂さん」呼びしてるの読みたかったから嬉しい!
- 437 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/24(木) 22:52:19 ID:feu1CHq9]
-
おお〜!連続して投下されとる! >>427 >>435 GJ! >>427 こみち書房のキヨさんの台詞、ドラマとマジ同じ言い回し! 誕生日とかの萌えネタ、本編は軽くスルーなので ここではどんどん使いまショー。 あっさり吹き飛ばされる理性ワロタw >>435 気になっとったですよ、続き投下だんだん! 「オトウチャン」連発、確かにここのとこイヤに耳につく! そこは「あなた」で行ってくれ!と毎日つっこんでいたので 耳元「茂サン」萌え…。 今週はやけに長いよ、話はおもしろいんだが。 やっぱり二人が一緒にいないと、萌えチャージが減少の一途。
- 438 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/24(木) 23:12:01 ID:6mBeaKih]
- >>427
誕生日と風呂のコラボきたー ドラマじゃ誕生祝とかやらなそうだからここで補完できて嬉しい >>435 GJ!自分からお母ちゃん呼びし始めたのにむくれる茂が萌えですな
- 439 名前:小ネタ mailto:sage [2010/06/24(木) 23:25:03 ID:4nIIfVLV]
- 藍子5才
藍子「うらきのおいちゃん!わたしお馬さんに乗りたーい!おいちゃんお馬さんになってー」 布美枝「藍子。お馬さんごっこなんてどこで覚えたん?」 藍子「うんとねーきのうーおとーちゃんの上におかーちゃん裸で乗ってたーお馬さんごっこしてたーわたしもやるー」 浦木「お前ら激しいのー奥さんが上ですかー」
- 440 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/25(金) 01:20:58 ID:l0AR6hfm]
- >>428
おお、本当に台詞が役者さん達の声で聞こえてきそう!上手いですな! >>435 二人きりの時だけの茂サン呼び、萌えます! >>439 藍子ばらすなwww
- 441 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/25(金) 14:08:53 ID:5djlxhuG]
- 藍子ちゃんはしげぇさんより賢いんだから気ぃつけんと!
- 442 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/25(金) 20:49:19 ID:9mgXni2R]
- >>441
イカル乙w 今日はゲゲがふみちゃん達が居なくて寂しがる?描写があって良かった。 きっと明日は萌えチャージを補給出来るはず!・・・だよな?
- 443 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/25(金) 23:11:17 ID:y3a99+Nu]
- >>439
藍子の無邪気発言きたww 非エロだし短いですが、投下させてください 新婚時期あたりで
- 444 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/25(金) 23:12:20 ID:y3a99+Nu]
- 布美枝が村井姓になってそろそろ一ヶ月が過ぎようとしていた。
出会って5日目で結婚というスピード婚。漫画家という人種の生活スタイルに面食らう事 ばかりで、心細さを打ち明けられる親しい相手もなく、これから何十年と続くであろう 結婚生活に不安が膨らんでいた当初。 しかし、上京して数日後、茂とサイクリングへ出掛けたのをきっかけに少しずつ 茂と距離が縮まっていくのを感じた。彼は破天荒な所があるものの、普段は大らかで 優しくて、時折見せる茶目っ気がまるで少年のようだ。そんな茂と暮らしていくうちに、 布美枝はどんどん茂にひかれているのを自覚した。つまり、布美枝は今、夫に恋を していた。 その布美枝がある日の昼前、洗濯物を干していると茂が玄関から出てきた。 「おい。仕事が一息ついたけん深大寺までサイクリングに行かんか。桜が咲いとる頃だぞ」 「わあ、ええですね。あ…でも」布美枝は笑顔になった後、すぐ思案顔になった。 「そろそろお昼ご飯の支度するところでしたけど、どげしましょう?お昼食べてから 行きましょうか?おなか空いとりますか」 茂は少し考えて答えた。 「ほんなら握り飯でも作ってくれ。あっちで桜見ながら食べたらええ」 楽しそうな企画に、布美枝はいそいそしながら「じゃあ、急いで作りますね」と台所へ向かった。
- 445 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/25(金) 23:13:29 ID:y3a99+Nu]
- ささやかながらピクニックへ出掛けると、深大寺では丁度桜がほころんでいた。わあ、と布美枝が歓声を上げる。
「五分…、七分咲きぐらいですね。綺麗。ええ時に来ましたねえ」 「そげだろ」茂はまるで自分が咲かせたかのように得意気に返した。 桜を見上げている布美枝を横目で見ながら、茂は内心安堵していた。 漫画の仕事は忙しく日々闘いだ。しょっちゅう〆切が襲ってくるので気が抜けず、 朝から晩まで漫画を描き続け、食事時以外布美枝とろくに顔も合わせない日も度々ある。 新妻を放ったらかしにしているのは承知なものの、相手が文句を言わないのを助けとばかりに、目の前の飯のタネを優先せざるを得ない状況に少なからず後ろめたさを感じていた。 今日花見に誘ったのは、自分が行きたかったからという他に日々の埋め合わせの意味も あったのだが、こちらの思惑以上に布美枝は喜んでくれている。 朗らかな女なのだ。見合いの時の印象に間違いがなかった事を茂は再確認した。
- 446 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/25(金) 23:14:52 ID:y3a99+Nu]
- 座れそうな大きさの石に2人座り、布美枝がてきぱきとお握りの包みを広げ、水筒から
お茶を注いだ。春の植物の香りが混じり合う風を感じながら2人で昼食を食べた。 布美枝は満ち足りた気持ちを味わっていた。 「空の下で食べるお握りって、なして普通に食べるよりも美味しいんでしょうねえ」 「そげだなあ」ほおばりながら茂が答えた。その口元に米粒が付いている。 くすりと布美枝が笑った。「お弁当ついとりますよ」 いつもなら、布美枝にしては少々、ましてや屋外でとるには大胆な行動だった。 だがこの時は暖かな陽気のせいで気が大きくなっていた。布美枝は躊躇せずに茂の口元に 手を伸ばした。 「ほら」すくい取った人指し指を見せるような仕草をした。 と、茂が右手でお握りを持ったまま、器用に中指で布美枝の人指し指を引き寄せ、 何のてらいもなくその指を食べた。いや正確には、その指に付いていた米粒を食べた。
- 447 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/25(金) 23:17:10 ID:y3a99+Nu]
- 「あっ」
「ん?」思わずお互いの顔を見合わせた。赤くなった布美枝を見て、茂も視線を泳がせる。 (そりゃ、食べんともったいないけど) (そんな驚くような事、したか?) 唇の感触がまだ指に残っていて、なんだかとてもどきどきする。 そんな布美枝の感情が伝染したのか、茂まで落ちつかなそうに意味もなく手で膝をさすった。 帰り道、「またたまにはここに来ましょうね」と恥ずかしそうに上目遣いになりながら 布美枝が言う。結婚して一ヶ月、既に体を重ねているのに、まだまだ娘のように恥じらう新妻だった。 もう少し、触ったくらいで緊張しないでほしい。そう思いつつ、なんともこそばゆい気持ちになりながら、 「ああ」と返す茂だった。 (終)
- 448 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/26(土) 00:00:12 ID:L7ZXdyYq]
- >>439
藍子ちゃんwww これからも、おとうちゃんとおかあちゃんの秘密を どんどん暴露して頂きたいw あと感心する浦木にもワロタw おとうちゃんとおかあちゃんのお馬さん現場にも期待! >>444 だんだん! なんて可愛い夫婦なんだー萌え上がった! 非エロでも大歓迎ですけん また素晴らしい作品投下してごしない!
- 449 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/26(土) 00:50:52 ID:9PwC/flU]
-
イチャイチャキター!! 萌えチャージはここで補完するしかない。 >>439 藍子ww お馬さんごっこというか、ロデオを思い浮かべたw >>444 これまじ、イチャ萌え。めちゃ好み。 あ、ちなみに自分281なんですが、 すごい偶然に、今、自分も深大寺デートを書いていた最中で…。 こちらとかぶるので、しばし推敲します…。
- 450 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/26(土) 00:57:28 ID:qEHN0khm]
- >>444
ほのぼのデート可愛いですなあ。心が洗われるようだ…。いや、エロネタももちろん素晴らしいですがw
- 451 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/26(土) 02:05:40 ID:NQNxcCIU]
- >>427
フミちゃんのゲゲさんに対する感謝の言葉に胸がきゅん!とさせられて しまいました…。 こげな可愛いこと言われて理性が保てる男はいません! >>444 初々しいですなぁ〜。 ほのぼのイチャイチャに萌えです。 今週の足らない萌えは職人様方の作品で補完させて頂きましたww
- 452 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/06/26(土) 02:13:30 ID:qPjUq/tG]
- >>459
281さん いや、推敲せずにそのまま投下してくだされ!! 深大寺はお題ということで良いじゃありませんかw
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