- 718 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/02/18(日) 12:20:51 ]
- 2次形式 (a, b, c) が σ = (p, q)/(r, s) ∈ SL_2(Z) により
(m, l, k) に変換されるとする。 f(x, y) = ax^2 + bxy + cy^2 とおく。 f(pu + qv, ru + sv) = mu^2 + luv + kv^2 である。 >>401 より m = ap^2 + bpr + cr^2 l = 2apq + b(ps + qr) + 2crs k = aq^2 + bqs + cs^2 である。 よって m = f(p, r) である。 つまり、(a, b, c)σ = (m, l, k) となる σ = (p, q)/(r, s) ∈ SL_2(Z) に対して、 不定方程式 m = ax^2 + bxy + cy^2 の固有な解 (p, r) が得られる。 (a, b, c) をある (m, l', k') に移し、解 (p, r) を与える変換は 無数にある。このとき l', k' の取り得る値は任意ではありえない。 l', k' がどの程度の自由度をもつかを調べよう。 言い換えると、(a, b, c) が (p, q')/(r, s') ∈ SL_2(Z) により (m, l', k') に変換されるとき、l', k' と l, k の関係を調べよう。
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