- 311 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2015/07/08(水) 22:49:41.16 ID:you431ZD.net]
- 1970年前の初めってのは万国博で「夢の21世紀」が疑似体験できた時代。
高度経済成長がまだ続いていて、日本の人々がまだ夢を見ることができた時代でもある。 これは1974年のオイルショックで突然終焉を迎えるわけだけれども。 そういう中で、世紀末も近くなって科学や経済が発達した夢の世界に対する負の現実 も特撮でも描かれるようになった。 それが公害問題を扱った1971年のゴジラ対ヘドラ、スペクトルマン。 そして、繁栄しきった日本が壊滅するという日本沈没。 1973年の日本沈没の映画公開(これは1974年のお正月映画でもある)の前の月には、 ノストラダムス大予言が発売されてこれもベストセラーに。 世紀末に向けての世界終末思想がここから広がって安直に「夢の21世紀」を信じられない ようになったのも1974年からぐらいだろうね。
|
|