- 238 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/06/22(月) 23:34:09.55 ID:e3po60jh.net]
- 「原潜シービュー号 海底科学作戦」(昭和42年より第2シーズンが放映)
「これは、科学の粋を凝らして作られた原子力潜水艦シービュー号の、21世紀 の世界を探る海底科学作戦である!」 わくわくするオープニングナレーションで始まるこの海洋特撮ドラマ、原子力 潜水艦シービュー号の特撮は素晴らしかった。それもそのはず、巨大なミニチュ アを実際の水に沈めて水中撮影されていたのだ。手間ひまかかるこの手法は珍し いものである。まあこの作品は近未来的なカッコいいシービュー号とリアルな 水中特撮のみが売りであると言えよう。お話の方は初期はまあまともな話が多いが だんだん怪獣や巨人や亡霊や人造人間など何でもかんでも出てくるようになり、 奇想天外荒唐無稽なストーリーが続出した。 シービュー号はデザインがけっこうカッコよかったし、映像がリアルで本当に水中 にいるような気分になった。何よりもあの「カコーン」という水中ソナー音は すごく臨場感があっていまだに耳に残っている。このシービュー号、ミドリから 何種類もプラモが発売され人気だった。しかし参考にしたプロップが映画版の ものだったため、2段窓のものしか出なかった。モーター版は防水部分が水漏れ しまくり、お世辞にもうまく水中走行したとは言えなかったものである。
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