- 193 名前:どこの誰かは知らないけれど [2015/06/16(火) 22:32:55.91 ID:ENUFb0oW.net]
- 小学二年生のとき、近所のおんなの子たちの訪問を受け、怪獣映画に誘われた。
「ひょっとしたらオレって結構モテるタイプなの?」と勘違いした。 「大怪獣ガメラ」が何十円かで観れるという。 昭和41年の春のことだから、再上映ということでの特別料金だったのだろう。 大画面で怪獣映画を観たのはこれが生まれて初めて!大興奮で観た。 とくに東京タワーが倒壊するときのスローモーション映像には心を奪われた。 そして、近日公開の「ガメラ対バルゴン」「大魔神」の総天然色の予告編! なるほど、これが格安特別企画の真の目的だったのだね。 今になって考えると、当時は女子でも怪獣に興味を持ってたものがいたろうが おんなの子達だけで怪獣映画を観に行くことなど、その頃の常識ではとうてい 考えられなかった。そこで当時、テレビの「ウルトラQ」にハマってはしゃぎ まくっていたオレが「だし」に使われたということらしい。 だしでもなんでも大歓迎、しかし、そんな幸運はそれっきりだった… 「ガメラ対バルゴン」「大魔神」、もちろん予告編に刺激され観に行ったさ、 次々と公開される特撮映画も…すでに怪獣ブームは始まっていたようだった。
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