- 475 名前:名無しの笛の踊り mailto:sage [2017/05/29(月) 22:48:17.13 ID:BoLtfNXh.net]
- 都響やN響の時に書いたのに読響で書かないのは不平等だと思えるのでまた書かせてもらう。
読響のブルックナーは今年3月の下野の7番を大阪で聴いてそして19日が2回目だった。なんか 変わって来たと思ったのが団員の入場だった。以前なら観客が大きな拍手で団員入場を迎えて いたのが、昨日はそういうふうに しないように団員がそれとなく目で注意しているということが 手に取るようにわかった。バラバラに入って来て団員が練習をし始めて観客の拍手のタイミングを なくすという手法をとっているのかあと思った。これも去年来日したサンフランシスコなんて ヨーロッパオケの対極にある開演までの時間って感じだから団員入場の拍手についてはしようが しまいが観客の自由だと思っている。あと最後列にバンダがずらりと並んでいて驚いた。 ロジェヴェンは体力がかなり衰えていたようだったがラストは金管を思い切り大きく鳴らして大受けだった。 総括、読響は最初は指揮者に煽られていつもの読む響ではなく、バラケてしまったところが ちょっとあったのが気になった。後半は弦と管が水と油みたいでうまく 馴染んでなかった。前半を 聴いたところで春に聴いたルイージN響のブラームスがとてつもなく凄かったと再認識した。 後半の3楽章になって読響の本領発揮。そこから最後まで演奏が立体的になり、音に説得力も プラスされたので、 申し分のない演奏となった。このレベルになると、以前のN響と今日の読響と どっちがよかったなんて比べるのはヤボでどっちも素晴らしかったでいいだろうと自分の気持ちの 中で整理がついた。来日する一流の海外オケと比べても全く見劣りはしない演奏だった。自分は 関西在住で関西のオケも聴くが、関西のオケではまだこのレベルに達していない感じだ。 関東に追いつけ追い越せで日々精進して頑張ってほしいものである。 https://www.youtube.com/watch?v=_vG_cWmYiME
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