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【獣人】亜人の少年少女の絡み5【獣化】



1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/03(水) 23:48:05 ID:KgBQtwon]
このスレッドは、
   『"獣人"や"亜人"の雄と雌が絡み合う小説』
                    が主のスレッドです。

・ママーリand常時sage推奨。とりあえず獣のごとくのほほんと、Hはハゲシク。
・特殊なシチュ(やおい・百合など)の場合は注意書きをつけて投下。好みじゃない場合はスルー。

・過去作品はエロパロ保管庫へ。
sslibrary.gozaru.jp/

+前スレ+
【獣人】亜人の少年と亜人の少女の絡み【人外】
idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1061197075/
【獣人】亜人の少年少女の絡み2【獣化】
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098261474/
【獣人】亜人の少年少女の絡み3【獣化】
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118598070/


656 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 16:11:04 ID:AIweJjE9]
獣化ってどんな風に書けばいいのかな?

ただ毛がはえてきて、舌が伸びてーはおもしろくないし

657 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 16:15:44 ID:fKotgyn2]
>>656
悶えとかじゃね
あとはその後に力入ればどうにでもなる、小説だし

658 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 16:17:00 ID:AIweJjE9]
>>657
そうか悶えか・・・
確かにそういうのには俺も萌えるd

659 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 18:36:59 ID:r5wZZjiP]
獣化するときに体にどんな感覚が走って悶えるかってのも
力が溢れる派とかエロ気持ちいい派とか激痛派とか、作者の個性や想像の好みが出て面白い点だと思う
特に何も感じず気付かぬうちに獣化が進行していって気付いた時に超驚愕、ってのもいいが

俺は「僕にお月様を(ry」の「発電機を背負った毛虫が全身を這い回るような」という表現が好き
コミカルな例えだけど妙に具体的でなんかそれっぽい

660 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 20:41:19 ID:FjifFK5V]
快楽+苦痛かなあ。どちらにせよ、描写はねちっこいのが好み。
こないだの神のやつは俺的に最高だった。

661 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/05(水) 23:01:28 ID:LEoh6efG]
勝手に体が怖がって、体が盛り上がりながらもふっさりとした毛が生えてきて
全身が沸き立つ、ついでに体が発情、が好き。

痛みはほどほどじゃないとエロ入る前に萎えちゃいそうだな

662 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/06(木) 23:59:31 ID:+eLdQK46]
半虹の獣化スレは割と元気だな
いろいろ妄想や発想が出てるし、ネタ拝借して何か書けねぇ?

663 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/08(土) 00:13:06 ID:i2UeJ7u7]
>>662
かなり自分と似てる嗜好の人がちらほらしてたな。<獣化スレ
まあ具体的に言ったら豚化なんだが。

でもオレじゃここの猛者どもを満足させるようなの書けねぇよ・・・orz

664 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/08(土) 00:41:33 ID:lurfiqrk]
まずエロイのに自信がない件



665 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/08(土) 00:46:56 ID:i2UeJ7u7]
エロむずいよなー
【亜人の少年少女も絡みスレ】で絡みが書けないのが致命的だ

666 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:40:33 ID:0v2B8Oxv]
獣の数字ゲト
ROMや名無しとしての書き込みはしてましたがお久しぶりです
早速ですが投下。豚化。TS有り。♂人×「♂人→♀豚」。TS有りとは言え苦手な人は注意

667 名前:畜産系生物研究所 ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:42:42 ID:0v2B8Oxv]
「ンぐ…んぐ…」
甘い粥のような流動食の入ったボウルを両手で掴み、口から直接飲むように貪る被検体。
添えられたスプーンなど目に入っていない。
口の端から飲みきれない流動食がだらしなく流れるのも気にせず、
器の底を舌でべろべろと舐めまわしている。
モノを考えるのが難しい。理性が段々と麻痺し始めている。

博士はその様子を監視カメラで見てほくそえんだ。
最初、被検体が目を覚ましたとき、
自分が何も無い部屋に全裸で閉じ込められているのに気付いた際は
半狂乱になって逃げ出そうとしたものだが、
観念して、人の通れそうに無い小さな戸口から差し入れられる食物に手を付けて数日、
薬の効き目がかなり出て来ている。
最初はストレスからか、皿の上に食料をほとんど残していたのに、
今ではボウル一杯食べても治まらないほどの食欲を見せている。
それに呼応するかのように、その体は急速に肥大していた。
元々の体重に比べると、20キロ近く太ったのではないだろうか?

…そして、増進したのは、食欲だけではなかった。
「ん…あ…あぅ…」
からん、とボウルが落ちる。
被検体は頬を上気させ、荒い息をついていた。
下半身に目をやると、ペニスがはちきれんばかりに膨張している。
「…発情、か。順調に進行してるようだな」
その様子を見て呟く博士。
戸惑いながら顔を真っ赤にする被検体。隠そうと、両手をあて…
「…ふぁっ!?」
びくっ、とその腰が跳ねる。
気持ちいい、触れただけなのに、今まで感じたことが無いくらいの快感。
「や…っ…やだ…ぁ…ふぁ、ふあぁああん!」
ガマンできない。止められない。触れた手がペニスを扱き始めるまで時間はかからなかった。
せめて誰にも見えないようにうずくまってペニスを隠す。
だが、被検体はどれだけの数の隠しカメラが何処に設置されているかなど知らなかった。
床や低い視点に設置されたカメラから、博士は悠々と被検体の自慰行為を観察する。

668 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:43:21 ID:0v2B8Oxv]
コレ以上無いほど勃起した被検体のペニス。
…だが、それが監禁初日から少しづつ小さくなっている事に被検体自身は気付いていない。
肥大化した尻と、乳房のように膨らんだ胸が揺れる。
腹部の左右、胸の下あたりに、虫刺されのような赤みを帯びた発疹が3つずつ、
縦に列をなしているのを見つけ、博士はニヤリと笑う。
「あっ、あっ、あぁっ……」
前例の無い快楽に、半開きの口から嬌声とともにヨダレを溢れさせる被検体。
激しく息を通すその鼻が上向き、大きく広がり始めていた…


3日後、被検体の体はますます肥大していた。最低でも200キロはあるだろう。
ぶくぶくと全身を覆った脂肪。だが柔らかくありながらあまり垂れることなく、
むしろ肌は内側からの体積で張り詰め、丸く膨らんでいるようだ。
「んぐっ、んぐっ、ふごっ、んごっ……」
食欲にあわせ、流動食はもはやバケツで与えられるようになっていた。
被検体は、そのバケツに手も添えず、四つん這いになってバケツに顔を突っ込み、
獣のように流動食を貪っていた。
そして最後にはいつものようにバケツの底をべろべろと舐める。
その舌は異様に長く大きく広がっていた。
「ぶふぅ…おいしかった…ぶひぃ」
流動食でべたべたの顔を上げる。長い舌でべろりと口の周りと…"鼻先"に付いた流動食を舐めまわす。
大きく、平べったく膨張した鼻は、既に上唇と一つになっていた。
呼吸するたびに、ぶごぶごと鼻が鳴る。
「…ん、ぶぅう…」
…と、食事に混ざった「薬」の効果で、再び被検体の体は発情を始める。
「ンぶぅ…ぶひぃん…気持ちぶひっ、きもちいいのぉ…ぶごぉっ!」
もはや恥も外聞も無く自慰にふける被検体。指が硬く、動かなくなってきている事にも、
ペニスが既に小指ほどの大きさになってしまっている事にも気付かない。
「ぶひ、ぃいっ、いいのっ、ぶひ、ぶ……ぶひぃいいいん!」
どくっ、どくっ…
白濁液が床を汚す。
「ふごっ、んごぉおっ…」
ペニスから精が放たれるたびに鼻を鳴らす被検体。
しかしその精液は、ペニスの縮小に伴うように、薄く、量も少なかった。
「…ふご…ぶご………ふぐっ?」
その匂いを嗅いで、被検体の鼻がひくひくと震えた。
途端、下腹部の、ペニスとは別の部分が熱くなる。
「ぶふ…な、なに、これぇ……」
肛門とペニスの間の厚い脂肪に、窪みが出来ている。今や睾丸はその窪みの中に納まっていた。
その窪みのあたりから、じわりと、汗とは違う液体が湧き出す。
「んぶっ…なんか…ぶひ、ぃ、いいにおい…ぶひ…」
ふごふごと鼻を鳴らしながら、床に出来た白い水溜りの匂いを嗅ぐと、
体の興奮の度合いが高まって行く。
「ぶ……ぶひっ!」
気が付くと、べろりと精液を舌ですくいあげていた。
とたん、頭を痺れさせるような蠱惑的な感覚が背筋を走る。
「んぶぅっ! お、おいしい、おいしいぶひぃっ!」
実際にその味覚が美味かどうかはわからないが、今や被検体の体は雄を求めていた。
べろべろと舌を床に這わせ精液をすする姿は、もはや人間とは呼べない。
揺れる胸は明らかに乳房を形作っている。
だが、既に大きなサイズを持ちながら、その乳房はまだまだ膨張しようと…
いや、乳房だけではない、被検体の体は、未だ異形への変化を終えてはいなかった……。

669 名前:畜産系生物研究所 ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:45:56 ID:0v2B8Oxv]
「ぶひぃいいい…いいの、ぃい…ぶひっ、ぶひぃいん!」
被検体は、指が溶け合い固まりヒヅメと化した手で、股間を擦るように撫でさすっていた。
睾丸を飲みこんだ窪みは更に広がり、巨大なクレバスへと……膣へとその姿を変えていた。
縮みつづけた睾丸は跡形も無く消え去り、もはや精を放つ事の無くなったペニスは、
クリトリスとして、そのわずかな突起を残すだけである。
「ぶ、ぶひッ…ぶご…ぃ、いく、いぐ、いぐぶぅう、いっちゃ、いっちゃぶふぅううう!」
鼻も口も、喉も変化しつつある被検体は、段々と、言葉を喋る能力を失いつつある。
「ぶっ、ぷぎっ、ぶひ…ぶひゃぁぁああああん!」
嬌声は既にほとんど人間の言葉をなさない。
愛液が水のように溢れ床を濡らす。
左右の胸の下に並ぶ3対の発疹はさらに腫れて、小さなボタンのようだ。
「……そろそろ、仕上げかな……」
博士はその様子を見て、満足げに笑った。


…その日の流動食――いや、もうはっきり言おう、コレは"エサ"だ。家畜のエサなのだ――
そのエサは、いつもとわずかに味が違っていた。
しかしそんな細かい事など、被検体はもはや思考していなかった。
既に被検体の理性は消えかけ……
(……え?)
ぞくっ、と全身に寒気が走る。全身を覆い、脳を浮かしていた熱が、急激に冷めていく。
(……えぇっ!?)
思考がハッキリしてくる。頭の中にかかった霧が晴れていく。理性が戻ってくる。
(……えぇぇえええっ!!?)
そして、被検体は、自分の姿を知ろうとした。
目に写るのは、厚い脂肪に覆われた自分の体。手を持ち上げれば、その先にあるのは硬く黒いヒヅメ。
立ち上がろうとするとカツンカツンと、コチラもヒヅメと化した足先が床を打ち鳴らす。
本来なら自分の視界には入らないはずの、不自然に突き出た桃色の鼻面……
ヒヅメと化した手で触れると、濡れた鼻の先端に硬く冷たい感触と獣じみた匂い。
紛れも無く自分の鼻だった。紛れも無く……豚の鼻だった。
(いやぁああああああああああああ!!!)
恐怖と混乱に、叫びを上げようとする。
「ぶぎゃぁあああああああああああ!!!」
凍り付く被検体。
(いや…)
「ぶぎぃ…」
(いやぁっ!)
「ぶぎひぃっ!」
人の言葉を話そうと思っても、出てくるのは豚の鳴き声のみ。
パニックの中、この数日間を思い出す。
自分を狂わせた性的な衝動。それが、自分をこんな姿に…肥大した雌豚に変え果てたことを悟る。
何故?どうして?
「助手君、ようやく目が覚めたのかね?」
びくっ
振り向く被検体。監禁されはじめてから今まで開く事の無かった扉が開いていた。
そこに立っていたのは……博士。
(博士…!)
「ぶぎぶひっ…!」
何が何だかわからない世界で、知人に会えた安堵感から駆け寄ろうとし…凍り付く。
博士の顔に浮かぶのは……残酷な笑み。
(……まさか……)
恐怖に後ずさる被検体。博士は懐から何かのリモコンを取り出し、スイッチを入れた。
がしゃがしゃがしゃっ、と、壁が切れ目ごとに一枚づつ反転する、壁の裏は…鏡。
被検体は、初めて自分の全身を目の当たりにした。
二本足の豚。獣にも人にもなりきれない、桃色の異形な生物。
「ぶひゃあああああああ!」
上げた悲鳴も豚の鳴き声にしかならないのを聴いて、被検体の目から涙が溢れる。

670 名前:畜産系生物研究所 ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:47:28 ID:0v2B8Oxv]
「どうだ?気に入ってくれたかな?」
(やっぱり…博士が…どうして…)
「ふご…ぶぎぴぎぃ…ぶひぃ…」
問い掛けも言葉にならないが、博士はまだわずかに人間の面影の残る表情を読みとった。
「どうしてか、って聞きたそうだね。それはねぇ…」
ぐちゅっ
「ぶひぃいっ!?」
「……ワシは、オマエをペットにしたかったんだよ」
「ぶぎ…ひ…ッ」
博士の指が被検体の股間に突き立っている。
投薬後でもないのに、息の止まるような快楽が全身を駆け巡る。
「どうだ…?『豚のような激しい発情期』が『人間みたいに毎日』続くのは?
 気持ち良かっただろう?」
(そ、そん…なぁっ!)
「ぶひ…ぶひぃいん…」
理性を残したままここ数日の痴態を思い出し、羞恥心とともに、下腹部が熱く濡れてくる。
下半身に力が入らずふらつきはじめる被検体の体を、鏡の壁へと押しやる博士。
被検体は鏡に手をつき荒い息を吐く。
鏡に映る、快楽に悶える豚の姿に耐え難い羞恥と嫌悪を感じつつも、
発情した体はその感情すらも快楽に変えていく。
「いやらしいメスブタだねぇ……ほら、ここもこんなに固くして…」
きゅっ、と腹に並んだ発疹の一つをつまむ
「ぶひゃぁぁあん!?」
電撃のような快感。白い液体がつままれた発疹からにじみ出る。
信じられなかった。コレは…発疹じゃなくて、乳首だったのだ。

671 名前:畜産系生物研究所 ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:49:07 ID:0v2B8Oxv]
「さて…そろそろ…」
ず…っ
「ぶひぃああああああああん!」
被検体の秘所に己のペニスを沈める博士。
ヒヅメになったせいで激しい発情の時でも指を入れる事もできなかった被検体は、
はじめて貫かれた快感に、破瓜の痛みすら感じる事は無かった。
「…さて、助手君、面白い話をしてあげよう…」
「ぶ…ぶひぃん…んぶぅ…ぶひ?」
快楽に支配されないよう、必死で歯を食いしばる被検体に博士は囁きかける。
「キミにあげた薬はまだ不安定でねぇ…豚になっても、飲まずに一ヶ月くらい過ごせば、
 簡単に人間に戻っちゃうんだ」
「ぶひっ!?」
示された希望に、目の前が明るくなるような気がした…が
「……でもね、一人エッチならともかく、一度でも交尾してイっちゃうと……」
ニヤリ、と博士は笑う
「……もう一生、元には戻れない」
「ぶ、ぶひっ!? ぶ、ぶぎひぃ!ぶひぃっ!」
目の前が再び真っ暗になる。必死で逃れようとするが、
博士のペニスは被検体の中に深く食いこんでいて…
むしろ逃れる動きそのものが、自分から腰を振るような状態になってしまい、
更なる快楽を呼んでしまう。
「ぶひぃ…ふご、んぶふぅ…ぶぅう!」
拒絶の鳴き声に、段々と甘いものが混じっていく。
交尾の快楽とともに全身に流れ出すホルモンに影響されたのか、
被検体の体は更に変化していく。
結合部を中心に、胸、腋などから、桃色の体毛が生え広がっていく。
ビロードのように柔らかい獣毛が全身の皮膚を貫くむずがゆい感覚も、快楽へと変わっていく。
「んぶぅ…ぶひぃ…」
快感とともに耳が大きくびらびらと広がっていく
「ぶひぃン…ぶぎゃぁぁん…」
尾てい骨から尻尾が生える。その尻尾を握り締められると凄まじい快楽が背骨を走った。
「ぶひゃああああああああん!!!」
生まれたばかりの敏感な神経で、耐性も経験も無い感覚。
その尻尾を…博士は、被検体の肛門に挿し入れた。
「んぶひゃああああああ!!?」
発情で性感帯と化していた肛門は突然の侵入に快楽とともにきつく締まり…
締めつけられた尻尾は更なる快楽を生む。
「ぶっ、ぶひゃ、ぶひぃあああん!」
快楽に尻尾とお尻の筋肉が勝手に踊り、直腸の中で尻尾が暴れまわる。
さらに博士は、右手で腹の小さな3つの乳首を指と指の間にはさみ、
左手では胸の大きな乳房を掴んで、ミルクを搾り始めた。
「んぶひゃ、ぶひ、ぶぎひぃいいいいいん!!!」
びゅっ、びゅっ、と、たくさんの乳首からミルクがほとばしる。
人間の体を獣へと変え果てる薬である。
子も居ないのに母乳が出るという異様も、この異形ではおかしくは無かった。

672 名前:畜産系生物研究所 ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:49:41 ID:0v2B8Oxv]
(もう…駄目ぇ…何も……何も考えられない…!)
目の前の鏡に映る豚は、快感にだらしなく口を開け舌を出しよだれを垂らし、
犯される事に歓喜していた。
その姿を見せつけられ、被検体の中で何かが切れた。

―――豚で、イイ。豚になっても、イイ。―――

「ぶひ、んぶひぃい…ッ、ぶ、ぶひぃいいいいいいいいーーーーッ!!!!」
絶頂に達した。
「おやおや…イっちゃったか…コレでキミは正真正銘のメスブタってわけだ」
「んぶひぃいーーーッ!!」
びらびら広がった耳に囁きかけられる羞恥を煽る言葉も快楽を増幅させる。
雌豚と成り果てたことを証明するかのように、ガクガク震える全身に桃色の体毛が生え揃う。
「…っく、さぁ、こっちもいくぞ…ッ!」
どくっ、どくっ、どくっ…
「ぶひゃあああああああああ!!!」
熱い液体が胎内を叩く。
「…っふぅ……ふふ、そうそう、豚の絶頂って数十分も続くんだそうだ。
 せいぜい楽しむと良いよ。メ・ス・ブ・タ・君」
「ぶひぃいーっ! ぷぎぃいーっ! ンぶひいぃいいーーーーッ!」
既に麻痺した頭では、それが幸せか不幸かなど、考える事は出来なかった…

                         〜終〜

673 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/08(土) 01:54:38 ID:c5B22COt]
うぉっまぶし。

674 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 01:58:46 ID:0v2B8Oxv]
多少加筆修正したとは言え、コレも昔に自己生産用に書いたブツなので元々は人に読ませることを前提としておらず
御見苦しいところがあるとは思いますがご容赦ください。というかこうして見ると昔からワンパターンだな俺。
投下用に作ってなかったので一段落が長いから切る場所に悩んでレスごとの文章量がバラバラだし

半虹であんな流れが出たので投下・・・と言うか、
>>663
>かなり自分と似てる嗜好の人がちらほらしてたな。<獣化スレ
>まあ具体的に言ったら豚化なんだが。

それも私だ

自分から振っといて流れも糞もないですね何かすみません



675 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/08(土) 02:11:58 ID:i2UeJ7u7]
>>674
ことごとく自分のツボが押さえられてて萌え尽きました!
理性と本能のせめぎ合いって素敵すぎる!

オレもこんなの書けたらなあ・・・。
ネタだけは思いつくのにorz

676 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/08(土) 09:57:31 ID:lurfiqrk]
>>674
絡みUMEEEEEE!
そしてGJ

677 名前: ◆tfGTpigCow mailto:sage [2007/09/08(土) 23:34:28 ID:0v2B8Oxv]
感想ありがとうございます
しかし投下した後の流れが雑談の流れより速度無いというのは書いた側としては怖いっす・・・
気に食わなかったら批評意見もどんどんお願いします。
自分まだ発展途上ですし直せるところは直してもっと上手くなりたいんで。
・・・いや趣味に走りすぎたせいでコメントしづらいものになっちゃってるだけかも知れませんが

>>675
趣味に走って書いたこれがツボだということは、ますます嗜好が近いということみたいですね
できたら俺もそのネタを読んでみたいです

678 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/08(土) 23:36:33 ID:U+0xdMYV]
うんこー●

679 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/09(日) 06:56:51 ID:5+5BMBrK]
豚は子豚が最初に吸い付いた乳首しか乳を出さないから
空いている乳首をいくら搾っても何も出ないぞ

と、夢のない事実を言ってみる

680 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/09(日) 07:14:12 ID:+kSCfYJO]
>>679みたいなリアル動物に詳しい人の豚化も見てみたい。
でもある程度はリアルが必要だけど、元々TFって現実にはありえないし必要以上にリアル描写にこだわることもないか。

681 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/09(日) 07:46:25 ID:SbZqHmxL]
うんこー●

682 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/09(日) 16:51:45 ID:Q5dYj/X2]
亜人という種族が現れ始めたのは7年前のこと。
いたって普通の人間の夫婦から生まれ、今となっては、
世界の人口の十分の一を占める亜人がいる。

その亜人のための国がここである。北米大陸の旧アラスカにある。
私は今14歳であるが、10歳になるときに検査をうけ、
亜人であると発覚した。そして兄も亜人であった。
それで今はこの国に住んでいる。
私の見かけの姿は人間と変わりはない。この国も人間のすむ町と大差はない。
変わったところといえば小学校だけは共学で、あとは男女別学であると
いうことだけ。

しかし、ニュースやテレビや雑誌に出ているような人たちには獣のような
耳や尻尾などがはえている。

「私も亜人なんだからあのような獣になりたいなぁ・・・」
そう寮の同居人につぶやいた。

683 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/09(日) 20:45:21 ID:LuO1Vbfq]
・・・え、何?ここで「次回に続く」?これは生殺し?

684 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/09(日) 22:50:36 ID:5+5BMBrK]
逆に考えるんだ!
これは「新番組の予告」だと考えるんだ!



685 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/10(月) 00:22:08 ID:0WO2+DxW]
>>677
ネタって言ってもしょうもないネタなんですけどね・・・
例のお相撲さん問題をネタにしたもので相撲業界の掟を破って
蹴球をしてたお相撲さんが、怒り狂った相撲業界から罰として
豚になる呪いをかけられてしまう・・・みたいな。
鬱だから外に出られないのではなく、豚に変わりゆく自分が
恥ずかしくて外に出れないのだった!
外出が認められる頃には完全に豚へと変身してしまっていて
あとは養豚場に送られる運命・・・。
でもこれじゃ絡みとかないしなーと思ってやめますた。

あとはよくあるネタだけど注文の多い料理店ネタとか。

686 名前:名無しさん@ピンキー [2007/09/10(月) 07:55:11 ID:cavILQa3]
それ却下、あれは相撲協会も痛いから

687 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/10(月) 08:07:36 ID:0WO2+DxW]
>>686
それはわかってる。
どっちが悪いとか痛いとかじゃなくてネタとして使っただけなんだけど・・・。

どっちにしろ没だからどーでもいいか。

688 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/10(月) 12:54:35 ID:q9j7a5JP]
>>687
下手に語ると自爆するから気をつけた方がいいよ

んにしても682のシチュには憧れるわ

689 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/10(月) 13:54:12 ID:0WO2+DxW]
>>688
意味がわからん。
つーか余計なお世話ですな。

それにしても682は何なんだろな?気になるわ

690 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/10(月) 16:49:11 ID:cfhMLOW/]
確かに余計なお世話である

691 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/10(月) 18:39:30 ID:iNwApnff]
心に余裕を

692 名前:682です。 [2007/09/10(月) 20:01:12 ID:CFFQ7j3f]
「そういえば裕ちゃんどうしてるかなぁ・・・」
(裕一は愛理の兄である。今十六で高校に通っている。)
そんなことを考えながら外を眺めていたら案の定先生に怒られた。
「はい、武藤さん、今何を話してたか言いなさい。」
当然聞いてないからわかるわけがない。
「あ・・・、えっと・・」
「いいわ。竹内さん、もう一度説明して。」

赤面した。

「今回の修学旅行のことで・・・班分けを行います。・・・」
修学旅行か、と納得。

結局仲のいい恵理と美紀と一緒の班になった。
修学旅行は日本の京都にいくことになっていた。


693 名前:682です。 mailto:sage [2007/09/10(月) 20:10:28 ID:CFFQ7j3f]
京都にやってきた。
昔日本に住んでたとはいっても、いったことはなかったから
とても楽しい。
やはり定番の清水寺や金閣寺などをみて回った。

旅館では決めた班で寝泊りする。
まあそんなすぐにねるわけがなくって・・・

「そういえば美紀って胸おっきいよねぇ」
「そうだよぉあたしなんてぺちゃんこだよ〜」
とか普段まじめなふたりがちょっとエロい話を繰り広げる。

「そういえば男の人をみかけなかったよね」
「あぁ そういえば」
「なんかウワサでね、亜人って襲われやすいんだってよお〜」
「そんなこといわないでよ!」

怒られた。


694 名前:682です。 mailto:sage [2007/09/10(月) 20:21:41 ID:CFFQ7j3f]
次の日は奈良へでかけた。

奈良公園でほかの亜人男子学校の集団と出会った。
先生たちによるとこれから一緒に行動するらしい。
そしてバスで昼食場所へ向かい、
そこで先生たちが話しているのを聞いてしまった。

「料理には例のことはちゃんとすすんでるかい?」
「ええ。滞りなく。料理にもちゃんとアレをまぜましたわ」
「それならいい。あとはよろしく。」
「はい。」

何だろう・・・きになるな・・・

はこばれた料理はとてもおいしくて、残さず食べた。

そのうちにねむくなって、テーブルで寝ていた。




695 名前:682です。 mailto:sage [2007/09/10(月) 20:31:00 ID:CFFQ7j3f]
目を覚ましたら暗い場所にいた。
辺りを見回しても薄暗いライトが一つあるだけである。
「ここはどこ・・・」
恵理が目を覚ましたようだ。

「アイちゃん・・・」
よばれて足に触れられた瞬間、ピクッとした。
自分は一糸纏わぬすがたであったのだ。
なにより顔がほてって仕様がない。

快感が襲った。恵理が私の秘所をなめようとしていた。
「ちょっ!・・・エリ!?」

そのとき、とびらがひらき、あの男子たちが入ってきた。



696 名前:682です。 mailto:sage [2007/09/10(月) 20:52:57 ID:CFFQ7j3f]
彼らは最初おどろいてはいたが、すぐに何人かが服を脱ぎ捨て、
女子を押し倒し、行為をはじめた。
私は最初と惑っていたがもうガマンできずに近くの男子のペニスに
しゃぶりついた。

舌を動かし、なめまわし、そのこはすぐにイってしまった。

今度は逆にそのコが私を攻めてきた。
胸を片手でゆっくりともみ、片手で指をいれて弄っている。

わたしもスグにイってしまった。

腰をつきあげ、誘う。彼はスグに乗る。
アレが押し当てられる。濡れているからすんなり入るだろう。

入ってきた。熱い。男を感じた。
「スキ・・・」
彼が耳元でつぶやいた。
突き上げる痛み。
「イッッタァァイッ!」
それもかまわず腰を振る。
痛みより快感が多く来る。
声も出ない。キモチイイ。

ふたりは一度目の絶頂を迎える。
「イクッ!いっちゃうよぉぉぉ!」

熱いものが流れ込む。彼はゆっくりと抜いて倒れこむ。

このとき変化は訪れていた。
最初に始めた二人が獣と化していた。
ほかの者たちも変化していく。

697 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/10(月) 22:56:49 ID:HxhKyGBI]
シチュエーションそのものは凄くいいんだが、
投稿時間の間隔を見ると、ひょっとしてリアルタイムで書きながら投下してるのかな
軽いネタならそれもいいかもしれないけど、折角のいい話なんだし
推敲も兼ねて、ある程度まとまった数書き上げてから投稿した方がいいんじゃないのかな
あまり小出しにされても読んでる方も待ってる間ちょっとやきもきするし

もちろん完成まで数ヶ月も待たされたりすると流石に辛いし
どうしてもこういう書き方の方が自分に合ってるっていうなら止めないけど

ああ誤解されると困るんだけど、話自体には激しく期待

698 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/11(火) 00:56:20 ID:LCnNvNdX]
うん。期待

699 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/13(木) 22:08:47 ID:R7WLZh5j]
保守

700 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 12:57:21 ID:7ODVJCrx]
作品が来た後も勢いがないこの状況
獣化スレや某サイトを見るに、リクエスト祭りとかあれば一気に過疎解消するんだろうか

701 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 17:08:46 ID:nsokUeR5]
望むべき傾向ではないがな

702 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 17:55:48 ID:fakyYg9g]
それでもスレが活性化するならやるんだぜ

とりあえず>>705までで受けてみるテスト
できたら明るい話か暗い話かも指定頼む

703 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 18:00:50 ID:OOipFnmB]
実は潜伏してるぜ、でもリクは無いんだ。すまない

704 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 19:07:16 ID:bjec1ZVv]
リクするよりSS職人が書きたいもの書いたほうが良いような気がするしな。



705 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 19:28:41 ID:fakyYg9g]
把握
もそもそやってみるよ

706 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 20:23:52 ID:nsokUeR5]
頑張ってくれ
俺にも文才か絵心があれば…

707 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/14(金) 23:13:36 ID:7ODVJCrx]
文才があるから文を書き始めるわけでも絵心があるから絵を描き始めるわけでもない
好きで文を書いてるうちに文才に目覚めたり、絵を描いてるうちに絵心が育ったりするんだろ

708 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/15(土) 05:50:03 ID:sWTQSeWu]
                     __
            _.  -―-- 、l   `ヽ
          /  ´       \-、  l
.          〈   (●)  (●)  、l  |  
           V´    (_人_)    l! /
             !...    |┬-|     /
          |     `ー'´   !/
            !、 \       , '
        ,. -- 、 ヽ\ ヽ     /
     (::::(・)::::\. l. |. l   , '
        ` ー‐- 、::ヽ! |  |   /
         , ‐‐-' ー'  ム‐ 、
         v'⌒ー  __   ̄`ヽ
           ヽ.__ノ   ヽ _ノ


709 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/15(土) 13:25:24 ID:/nMpzvKa]


710 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/16(日) 00:59:31 ID:PLkIKnIW]
リクと言うべきなのかどうかはわからんが俺としては、今までの作品で「続く」になっているものの続きを読みたい
個人的には天外2の豚化ネタの続きキボン

711 名前:名無しさん@ピンキー [2007/09/16(日) 21:02:02 ID:nnqdNf2R]
みんなドロヘドロって読んだことある?

712 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/17(月) 07:14:12 ID:2dj5Dnyh]
いろんな意味で一発ネタ。多分にマニアックなので注意。

――――――――――――――――

 夏だ、暑い、暑すぎる!ちっとは自重しろ太陽!
 獣人はその種族によって体温調節機能にかなり差があるが、
 犬…いや、狼系統の俺にとって、この猛暑は地獄以外の何物でもない。
 普段なら凛々しく立ち上がっているはずの自慢の耳も、いまはへにょりと垂れ下がっている。
 見栄えのいいものではないから控えていたが、5分ほど前から舌は口の外へ出しっぱなしだ。
 そんな哀れな俺をあざ笑うかのように、パシャパシャと涼しげな水音があちらこちらで鳴り響く。
 一般に無料開放された市営プールは今日も大繁盛だった。女子のグループから親子連れ、そして当然……カップルも結構いる。
 僻んでいるわけではない。俺にも彼女はいる。と言うか、問題はその彼女だ。
 待ち合わせ時間からすでに10分が経過して、今もなお記録は更新中。
 女を待たせるのは最低の行為なので、待つこと自体に問題は無いのだが、なにぶん状況が状況だ。
 先にプールに入っていても特に問題は無いはずだし、それぐらいで怒るような彼女ではないが、男にはプライドと言うものがある。
 彼女をほったらかしにして水遊び、なんてかっこ悪いことできるはずも無い。
 俺は我慢強さには定評があるのだ。具体的に言うと、母から「待て」をされて、大好物のステーキを前に1時間ほど待機できるぐらい。
――冷えてて、不味かったなぁ、あのステーキ……。
 意識が朦朧とし、熱中症になりかけたそのときだった。
「ゴメンゴメン、待ったー?」
 のん気すぎるにもほどがあるその声は、間違いなくおれの彼女であるヒナタのものだ。自然、顔がそちらへと向く。
 走ってはいけないはずのプールサイドを、手を振りながら全力疾走してこちらに向かってくるのはまぎれもなくヒナタだった。
 駆け出す体の揺れに引っ張られ、人一倍大きな豊か過ぎる双球がブルンブルンと揺れる。
 それを目にするたびにいつも俺は思う。――あぁ、揺れるそれが胸であったらどんなに良かったであろうと。
 自分の彼女の悪口を言うのははばかられるが、残念ながら彼女の胸は人並み以下のつるぺったんだ。
 その胸とは比べ物にならないほど、過剰な存在感を主張する彼女の双球は股間にあった。

 彼女が属する狸系統の文字通り最大の特徴、巨大な睾丸である。

713 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/17(月) 07:15:14 ID:2dj5Dnyh]
 念のため断っておくが、彼女はオスではない。ふたなりか、と聞かれればそれもNOだ。
 彼女に限らず、狸系統のメスは皆、巨大な睾丸を持っているが生殖器―所謂、ペニスは存在していない。
 これは狸系統が有する変身能力に関係があるらしい。詳しくは知らないが。
 余談だが、同じく変身能力を有する狐系統のメスは、そのような身体的特徴を持っていない。
 それが仲が悪いことで有名な両系統間の深い溝の一つとなっているのだが。
 閑話休題。
「うわ、すごい顔。だいぶ待った?」
「待ってはいないが、ひたすら水が恋しい……」
「ゴメンゴメン。水着選びに苦労しちゃって」
 ジャーン、とその場で見せ付けるようにセクシーポーズを取るヒナタ。
 デートのために水着を新着するとは彼氏冥利に尽きるのだが、あいにくと水着の選択が悪すぎた。
 一言で表せば、グラマーなお姉さんが着れば水辺中を虜に出来るような水着である。
 そんなものをつるぺたなヒナタが着ればどうなるか、もはや語るまでも無いわけで。
 さらに、そんな大胆な水着では巨大な睾丸を隠せるはずもなく、丸出しになったそれは、食い込みによって左右に二分され、その存在感を増していた。
 ちなみに性器の露出に関しては公の場で無い限り、気にしない奴が多い。と言うか、このプールに入っている約半数は素っ裸だ。
「あぁ、どこ見てるの?エッチぃんだから〜♪」
 言葉とは裏腹に、彼女の声は楽しげである。
 もしや、この水着の真の目的は……やめておこう。何がきっかけで道を踏み外すかわからないのだ。
 いろいろと疲れきった俺は、倒れこむようにプールの中へとその身を放り出した。 

――――――――――――――――

反応が怖いが、続く……かも。

714 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/17(月) 07:39:10 ID:qf8ik8No]
ブルンブルンなのにペターンorz

でもかわいいなら良いんだぜ!!!



715 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/17(月) 10:45:05 ID:4xccHskQ]
アレだ、精巣が内蔵されてなければ睾丸じゃなくて大陰唇だ。肉厚にも女陰だけに程がある。

ちょっと前、狸娘でクリがブラブラ、ってネタを見たが、解剖学的にはソレは陰茎だろ、と。


なお、現実の(化けない)狸の睾丸は同じ体格の犬の半分程度のサイズらしい。

716 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/17(月) 12:55:16 ID:Wl4ddMby]
でもそんなの関係ねぇ

717 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/17(月) 13:50:16 ID:zI968D4K]
しかえしに狼さんが狸ちゃんのタマタマをもみもみしちゃうわけですね
水中で。

718 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/17(月) 15:50:00 ID:2dj5Dnyh]
「ねぇねぇ、エロ本貸してくれない?」
「週明けに出会った彼氏に対する第一声がそれか」
 休み明けという事で、ただでさえテンション低いのに、まさか大事な彼女に追い討ちをかけられるとは思っていなかった。
 今なら新聞部主催の校内不幸ランキングにランクインできるかもしれない。全然嬉しくないが。
「すっごいハードコアなやつがいいなぁ。狐娘がアナルを攻められて泣き叫んでいるの希望」
 そんな俺の心情を理解しているのか、する気がないのか。
 ニコニコと満面の笑みを浮かべて、不穏当な発言をするヒナタ。
 彼女もまた、狸系統に属する大多数に漏れず、狐系統を毛嫌いしていた。
 他人に対して割と無関心な俺でさえ、猿系統の奴らと一緒にいるのは面白くないのだから、こういう好き嫌いは遺伝的なものなんだろう。 
 と言うわけで狐娘陵辱物を好むのは、まぁ、納得がいくのだが、なぜにアナル攻め?
「趣味だから」
 さいですか。
 言い切られては反論の余地も無い。とりあえず、これから一緒に出歩くときはこいつの半歩後ろを歩こうと心に誓う。
「いやー、例年だともうちょっと後の筈なんだけどねぇ」
「発情期か」
「うん、おかげで朝からここがパンパンに張っちゃって」
 苦笑しながら前触れもなしに制服のスカートを捲りあげるヒナタ。
 ショーツから大幅にはみ出した陰嚢は、いつものそれよりも確かに一回り大きかった。
「……恥じらいを持てとは言わないから、せめて心の準備をさせてくれ」
「えー、せっかくサービスしてるんだからもっと喜びなさいよー」
 痛くなった頭を抱え込む俺と、ぶーたれるヒナタ。
 付き合いだしてからわかったことだが、ヒナタのような狸系統に属する娘にとって、陰嚢は乳房やお尻同様セックスアピールポイントであるらしい。
 そのため、ことあるごとに恋人である俺にそれを見せ付けてくるのだが、俺にとってそれは男の器官という認識しかないわけで。 
 こういった意識の違いというのは結構厄介なもので、異種族間カップルが別れる大抵の原因はこれに類するものだ。
 俺たちも同じ末路を辿らぬよう、ただただ切に願うしかない。

719 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/17(月) 15:51:08 ID:2dj5Dnyh]
「だいたい、生殖器としての役割は無かったんじゃないのか、それ?」
「あ、言ってなかったっけ?ほんのちょっとだけど機能はあるんだよ。
 普段はオスの何千分の一程度だから問題ないんだけど、発情期になると活発化しちゃってねー」
「初耳だぞ、それ」
 呟く俺は少々ショックを受けていた。雌雄同体の種族もあるから、そういうことがあるのも不思議ではないが、純粋なメスだと思っていた彼女にそういった要素があるとは思ってもみなかったからだ。
「幻滅した?」
「いや……」
 彼女の問いに首を振って答える。現金なものだが、微笑む彼女を見つめていると、悩んでいるのが馬鹿らしくなってくるのだ。これも惚れた弱みというやつだろうか。
「――いいや、違うな」
「え? …んっ、ちゅぷっ、ふぁっ!?」
 腕を伸ばして彼女を乱暴に抱き寄せると、その唇を奪い、貪るように舌を差し入れて口内を嘗め回す。
 どうやら、休みボケしていた鼻がようやく正常に働きだしたらしい。
 目の前のメスが発する濃厚で淫乱な蜜の匂い。それが俺を誘っていた。
 教室内の視線が集まるが、知ったことか。
 誇り高き種族である狼系統に属する俺が、狸一匹貪り食うのを誰が止められるであろう。 
「今日はサボるぞ、いいな?」
「……うん!」
 返事を半ば待たずしてヒナタを抱き上げると、そのまま俺たちは教室を後にした。


 しんと静まり返った教室内。やがて、誰からとも無く口が開く。 
『あのバカップルどもが』

720 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/17(月) 15:53:13 ID:2dj5Dnyh]
>>715に影響されたわけではないけど、こんな設定で。
次はエロくなる予定。

721 名前:715 mailto:sage [2007/09/17(月) 22:44:15 ID:4xccHskQ]
>>720
うーん、俺のカキコが変な方向性に導いてしまってたとしたらゴメン。

・・・ところで、睾丸に溜まるブツは何でソレを何処から吹き出しますかハァハァ

722 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/18(火) 00:16:09 ID:WVYdy5cg]
雰囲気が気に入った
ガンガレ!

723 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/18(火) 16:09:55 ID:R9BhnPpD]
どんな形してるんだろうか
まじめに考察してみた
hey.chu.jp/up/source3/No_6863.jpg
体内で牝の大陰唇が変化して牡の睾丸になって
尿道が陰核に取り込まれて男性器を形成することを考えると
両方の玉がくっついてる・はなれてるの2パターン
あとは尿道が陰核(クリ)の中に取り込まれてるか取り込まれてないかの
2パターン
で、あとはその位置関係で数パターン
組み合わせると
「陰嚢が左右の大陰唇に別々にくっつく」のA
「陰核だけの下にくっついて玉がつく」のB
「女性器そのものの上に陰嚢がつく」のC
「ペニスのように尿道を内包した陰核の下に陰嚢」のB’=D
「そもそも女性器と独立して肛門との間にある」のC’=E
5つくらいになるかな?
個人的にはフタナリっぽいDかEが萌えるなぁ
発情期だけちんこができて、一年分射精しつくすとか
長文レススマソ

724 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/18(火) 18:26:29 ID:gsSx6Nv6]
>>723
Eかな
画像(?)が見れないんだけど



725 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/18(火) 21:51:46 ID:ql4VW29k]
>723
絵面の破壊力はDが最大、Bも意外と怖いが冷静に考えるとAとの差はちょっと微妙。
CとEは繋がった陰嚢が前提だろうか?萌えない上に多少気色悪いかも。

最も「雌」のカタチに近いのとビキニパンツの穿きやすさから、俺は敢えてAをオス

726 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/18(火) 23:09:16 ID:R03FuPMu]
「あー……」
 言葉を捜しながら、頬をポリポリとかく。
 我に返った俺の目の前に広がっていた光景は、実に凄惨たるものだった。
 地べたに仰向けで横たわっているヒナタ。着ていた服は見るも無残に破られ、剥き出しになった体中のいたるところに、べったりと白濁液が付着している。
 目は開いているものの意識は無いようで、時折ピクピクと痙攣する様子が妙に生々しい。
 絵にかいたような強姦被害者の姿である。いや、精液の量を考えると輪姦でも通用するだろう。
 誰かがこの光景を目撃したら、迷うことなく俺を通報するだろう。いや、実際に俺がやったのだから、ある意味で間違いないんだが。
 ともあれ、人気の少ない昼間の公園。その外れの茂みの中とは言え、人生何が起こるかわからない。
 若くして警察の厄介になるのはゴメンなので、とりあえずヒナタを起こすことにする。
「おーい、起きろ、ヒナタ」
 名前を呼びながら、ぺしぺしと頬を叩く。
 指に付着する精液が非常に不愉快だが、背に腹は変えられない。
「ん、んんぅ……」
「…起きたか?」 
「ん、だめぇ、ですぅ……。もう、ゆるしてください、ごしゅじんさまぁ……」
「…………」
 どんなプレイをさせやがったんだ、俺。
 自己嫌悪で痛くなる頭を抱えながら、八つ当たり気味にヒナタの額を小突く。
「あいたっ!? ……って、あれ?」
 呆けた表情で、目をパチクリさせるヒナタ。
「ようやく、気が付いたか」
「へ? ……あ、そっか、戻っちゃったんだ、キミ」
 そう呟く表情は、悲惨な格好とは裏腹にひどくあっけらかんとしたものだった。

727 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/18(火) 23:15:00 ID:R03FuPMu]
 俺には、メスのフェロモンを多量に吸飲すると理性が吹っ飛ぶという悪癖がある。しかもその時の記憶がすっぽり抜けるというオマケ付き。
自分で言うのもなんだが、たちの悪い酔っ払いのようなものだ。
 この悪癖のおかげで、俺は小学校低学年で童貞を卒業してしまった。体調を崩して保健室へ行った時、たまたま保険の先生が発情期だったため、
そのフェロモンにやられて暴走してしまったというのが事の顛末である。発情期前後には公人の休暇が義務付けられていることと、
なにより、その、なんと言うか、被害者である保険の先生が『満足』してしまったため大事にはならず、こうして笑い話として披露できるというわけだ。
 今ではそれなりに自制も効くようになったのだが、恋仲の相手のものとなると、どうにも勝手が違うようで。
 閑話休題。
「うわぁ、良く見たら体中ドロドロじゃん。毎度毎度、良くこんなに出せるよねぇ」
 嬉しそうに声を弾ませながら、自分の身体を確認していくヒナタ。
「ほらほら、とろとろ〜って中から流れ出してきてる」
 こちらに見せ付けるように足を開いて、秘裂を指で割開くと、言葉通りに中から精液が流れ出してきた。
「……?」
 と、ここであることに気づく。
 普段なら垂れ下がってそこを隠している、彼女ご自慢のもの(無論、皮肉である)が影も形も見当たらない。
 薄い茂みに覆われた股間は、他種族のメスと同じようなものになっていた。
「あ、気づいた? あんまりにも肉感的だから、たまらなくなっちゃったんだろうね……。
 君がガブリって根本から噛み千切っちゃ……あいてっ!?」
 悲観的な表情を作って語りだす彼女の頭に、問答無用で平手を打ち込む。
「ったいなー!女の子の頭はたくなんてオスとして最低だよ?」
「うるさい。文字通り、吐き気がするような冗談を言う方が悪い」
 頭痛の原因が自己嫌悪から別のものへとシフトしていくのを感じながら、おもむろに彼女の腋に手を伸ばす。

728 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/18(火) 23:17:50 ID:R03FuPMu]
「ちょっ、たんま!あたしが悪かったから、そこだけは止め……ひゃっ、あははははははは、まっ、まって、ふひっ、ひっ、ひゃひゃひゃひゃひゃ!」
 身体をねじらせて悶え苦しむヒナタ。自業自得だと内心で冷笑しながら、容赦なくくすぐっていく。
 くすぐり始めてから、十秒ほど経っただろうか。
 突然、ポン、という間抜けな音とともに、白煙が彼女の身体をすっぽりと包み込んだ。
 煙がはれてくると、再びヒナタの姿が現れるが、その股間には先ほどまで無かった巨大な睾丸が、自身の存在感を主張するように居座っていた。
「あぁ〜、解けちゃった」
 残念そうに呟くヒナタ。説明するまでも無いが、これが彼女が属する狸系統の特殊技能である変身能力である。
 極めれば老若男女、果ては他の生物や物体にまで変身できるとのことだが、今のように集中力がいちじるしく途切れると変身が解除されてしまう。
 まるで魔法のような能力だが、使用者が使用者であるので畏怖の念など抱きようが無い。こいつの場合、悪戯目的で使うのがほとんどだし。
「一応確認しておくが、変身した理由は…」
「うん、暴走したキミに脅されてね。『その目障りなものをさっさと消せ』だって。
 本気で潰されるんじゃないかとドキドキしたよ」
 そう言うヒナタは相変わらずの笑顔なので、悲壮感など欠片も伝わってこないが、
「スマン」
「……へ?」
 腰を折って深々と詫びる俺の耳に、数瞬遅れてヒナタの間の抜けた声が届く。
 まぁ、驚くのも無理は無い。俺自身、誰かに頭を下げるのは数年ぶりなのだから。
 元の姿勢に戻ると、ぽかんと口を開けて呆けたままのヒナタを抱き寄せる。
「怖い思い、させただろ?」
「う、うん。いや、確かに怖かったけど、一番大事なのは今こうしてあたしが無事なことであって、その……」
 なかなか要領を得ないヒナタの言葉。こうして触れ合っていると、心底困惑しているのが良くわかった。やっぱり、こいつは可愛いなと思う。
「あ、あのさ。こんな時になんなんだけど……」
「ん?」
「キミって、まだ体力持つ?」
 その問いかけの意味を一瞬で理解し、思わず苦笑を浮かべてしまう。
「狼が狸に遅れを取ったら、それこそ一族の面汚しだろ。
 そう言うおまえの方は大丈夫なのか?」
「うん……。犯されるのも悪くないけど、キミとはやっぱり愛し合いたいから」
 事前に示し合わせたように二人同時に向かい合い、口付けを交わす。
 フェラを強制させなかった俺自身にこっそり感謝しながら、舌をそっと差し入れた。

729 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/18(火) 23:27:09 ID:R03FuPMu]
今回はここまで。エロくなると言っておいて、だだ甘のバカップルになってますが仕様です。

>>721
最初から決めていた設定なので。
処理方法については次回に書く予定。

>>722
飽きっぽいのでいつ終わるかわかりませんが、頑張ってみます。

>>723
ご丁寧に絵まで描いてもらって恐縮なんですが、
今回の見てもらえばわかるとおり、リアルとは程遠い設定なので考えるだけ不毛っぽいです。
なので個々の嗜好で好き勝手にイメージするのが良いかと。
ちなみに、自分の中のイメージでは人間の男とほとんど変わりないものがぶら下がっているって感じですね。
尿道は陰嚢の陰に隠れる位置にあって、トイレのときは汚れないように手で持ち上げるみたいです。

730 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/19(水) 00:02:40 ID:Phs6yufN]
狼がタミフルして激しく犯すのも観たかった…。
でも愛のあるエッチのほうがもっとすきだ。

んで>723の絵がもう流れてる件について
虹じゃないんだからもう少し余裕あってもorz

731 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/09/21(金) 14:27:01 ID:/S+vdNHN]
保守age

732 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/21(金) 20:30:58 ID:1w0h1Iw1]
【警告:ただでさえマニアックなこのシリーズですが、今回の話では一線を踏み越えます。
     事前にご了承ください】

――――――――――――――――

「いらっしゃいませ〜」
 にっこりと営業スマイルを浮かべるレジ打ちの娘に、無言で一冊の本を手渡す。
 その輝かんばかりの笑顔がものの見事に固まるのを、俺はゲンナリとした表情で見つめていた。

 『羞恥の狐娘絶対調教計画―もう、コンなのいや〜!―』

 発案者の胸倉掴んで「おまえは正気か!?」と問い詰めたくなるようなタイトルと、表紙を飾る鎖付きの首輪に繋がれたナイスバディーな狐の姉ちゃん。
 本の内容が外見だけでわかるという点では、ある意味完成形なのかもしれない。
 それはさておき、間の悪いことにレジ打ちの娘も狐系統に属する者だった。突発的な事態に対し、即座に対処できないことを考えると新入りのバイトか。
 少々気の毒にも思えるが、正式な売買取引である以上、こちらに非があろうはずも無い。これも貴重な社会経験というやつだ。
「せ、千六百円になります」
 平常を装うと必死なのは良くわかるが、唇の端が引きつっていてはいかんともしがたい。
 財布から紙幣と硬貨を取り出し、受け皿へ載せる。
「ちょうどお預かりします。スタンプカードはお持ちですか?」
「いいえ」
「では……」
「作ってください。もったいないんで」
「……はい」
 いろいろと諦めたような、軽く投げやり感のある返事。
 ――さすがに、イジメ過ぎたかもしれない。

733 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/21(金) 20:34:20 ID:1w0h1Iw1]
「おじゃまします」
 玄関のチャイムを鳴らし、扉を開けて玄関に入る。
 待つことしばし。ぱたぱたと足音をたてて現れたのは、エプロンを付けた一人の女性。ヒナタの母親であるタツミさんである。
 少しおっとりとした印象をうける彼女は、典型的な狸美人と言えよう。
 さすがに彼女であるヒナタと比べるわけにはいかないが、年上属性持ちでもある俺にとってはかなりのストレートコースだったりする。
 大きく膨らんだロングスカートの中身を想像するのは野暮というものだろう。
「あら、いらっしゃい。ヒナタに用事?」
「はい。娘さんご所望のエロ本をお届けに」
「あらあら、わざわざ出向いてもらっちゃってゴメンなさいねぇ」
 動じねえな、この人。あるいは、冗談だと受け取ったのかもしれないが。
「ともかく、立ち話もなんだからあがってちょうだい。
 ちょうど、クッキーを焼いてたところだったの。もし、よかったら…」
「ぜひ、ご馳走になります」
 尻尾を振って即答。基本的に甘いものは苦手なのだが、廊下中に充満している香ばしい匂いが十二分に味を保障していた。
 ヒナタとの約束もあったが、エロ本のデリバリーと美人若奥様と共に過ごす優雅な午後のひととき。
 天秤にかけたらどちらに傾くかは、言うまでもないだろう。
 靴を脱いであがらせてもらったところで、先ほどのタツミさんのものより激しくやかましい足音が廊下の奥から聞こえてくる。
 何事かと足を止めてそちらを見ていると、廊下の突き当たりの曲がり角から小さな人影が飛び出してきた。
 現れたのはフリル付きのかわいらしい洋服を着た幼い狸の女の子。一瞬、こちらと目が合うが、向こうはこちらなど眼中に無いようで、飛び出してきた勢いそのままに外へと駆け出していく。
「いってきまーす!」
「あ、もう、お客様にはちゃんと挨拶を……」
 タツミさんの言葉は半ばで途切れた。注意をすべき対象がすでに影も形も無くなっていたからだ。
「相変わらず、元気な『旦那さん』ですね」
「まったく、あの人ったら……」
 ――この親にしてこの子あり、か。
 妙に達観しながら、しばらくの間、俺は誰もいなくなった玄関へと視線を向けていた。

734 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/21(金) 20:36:55 ID:1w0h1Iw1]
「ふー」
 クッキーと紅茶でこなれたお腹をさすりながら、ヒナタの部屋がある二階へと向かう。
 約束した時間からすでに一時間が経過していたが、急ぎの用事でもあるまいし、特に問題は無いだろう。
 家事に追われて自由な時間が取りづらい人妻の話し相手をつとめるのは、健全な青少年の甲斐性というやつである。
 部屋の前まで来ると、ノックもせずに扉を開ける。デリカシーが無いというなかれ。これも彼氏の特権である。
「ヒナター、頼まれてたエロ本持ってきた…ぞ……」
「……ぁ」
 扉に手をかけたまま硬直。それは向こうも同じようで、ピクリとも動かないままこちらを見ている。
 このままでは死ぬまでこの状態が続きそうなので、落ち着いて現状を一つずつ確認していこう。
 とりあえず、ここがヒナタの部屋なのは間違いない。内装が記憶にあるものと一致している。これはよし。
 となると、問題はやはり室内にいる人物か。ここはヒナタの部屋なのだから、当然そこにいるのはヒナタであってしかるべきなのだが、
 今、俺の目の前にいる人物をヒナタだと結論付けるのには無理がありすぎた。
 確かに、顔形はヒナタそっくりなのだが、小柄なヒナタよりさらに一回り小さいし、胸もペッタンコ――なのはヒナタも同じか。
 まぁ、それらは些細なことなのでどうでもいい。
 一番の違いは体格のわりに馬鹿でかい陰嚢の上に、ヒナタにはないモノがついていることだ。
 なぜ、そんなことがわかるかというと、それがむき出しになっており、ご丁寧に手で握られていたからである。
 と言うか、廊下にいたときはクッキーの匂いで気づかなかったが、室内は青臭い匂いでいっぱいになっている。もはや、なにをしていたのか疑う余地は無い。
 さて、長くなったが、そろそろ情報をまとめよう。

『ヒナタの部屋でヒナタそっくりの男の子がオナニーをしていた』

 ここから導き出される結論は――なるほど、謎は全て解けた。
「なーに、思春期のオスなら誰もがすることだ。見られた程度で恥ずかしがることはない。
 だが、お姉さんの部屋でするとは、なかなかに見所があるな。バレないように後始末と臭い消しはちゃんとやっておけよ」
「なんで「大丈夫、俺は全部わかってるから」ってな感じの哀れみの笑みを浮かべて、サムズアップするかな!?」
 むぅ、怒鳴られるとは予想外。思春期の壊れやすい心情を考慮した上での言動だったんだが。



735 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/21(金) 20:40:02 ID:1w0h1Iw1]
「だいたい、お姉さんって誰のことよ。
 あたしが一人っ子だっていうことぐらい知ってるでしょ?」
「そういえば……って、おい」
 一瞬納得しかけるが、すぐに違和感に気づく。
「おまえ、ひょっとしてヒナタか?」
「あったりまえでしょ。キミも彼氏ならすぐに気づきなさいよ」
「んな、無茶な……」
 普段ならヒナタが変身していようが匂いですぐにわかるのだが、部屋の青臭さのせいでかき消されていてはどうしようもない。
 どうでもいいが、腰に手を当てて威張るなら股間のそれは締まってくれ。純粋な意味で目に毒だ。
「だいたい、なんで男になってそんなことを……」
「だって、あたし今発情期だし」
「…狼の俺にもわかる説明を頼む」
「前に説明したでしょ?発情期になるとここに溜まるって」
 説明するにしても股間を指で刺すな、頼むから。
「で、溜まったら出さないと破裂しちゃうでしょ」
「いや、普通破裂はしないと思うが」
「単なる比喩表現だって。ともあれ、元の身体のままじゃ出しようが無いから、変身して処理するの」
「……理屈はわかった。だけど、なんで男になってるんだ。しかも子供の」
「趣味」
 さいですか。
「まぁ、頑張ってくれ。用事は済ませたから俺は帰る……って、なにしてんだ、おい」
「ナニに決まってるでしょ?もう、野暮なこと聞かないでよ」
 いつの間にか距離を詰めていたヒナタが、俺の前に屈みこんで俺のズボンのジッパーを下げていた。
 身を引くよりも早く、中からペニスを取り出され、まだ萎えているそれがゆるゆると扱かれていく。
 もう片方の手は、ズボン越しに俺の陰嚢を探り当てており、こうなってはもはや逃げ出すことは出来ない。
「ふふん。発情期のメスを放り出して帰るなんてオスの取る行動じゃないわよね」
 満面の笑みが憎たらしいことこの上ない。
「わかったから、いい加減もとの姿に戻れ」
「えー、せっかくだし、今日はこのままでしようよ♪」
 ……は?
「あのー、俺にそっちの趣味はないんだが」
「大丈夫、あたしへの愛があれば何とかなるって」
 明るく言い切られてしまった。
 ヤバイ。このままだと強引に押し切られる。
 彼女が変身した姿とは言えオスと交わるなんてまっぴらゴメンだし、何よりも最悪俺の処女が危ない。
「だ、だいたい、その体格じゃ俺のが入るわけ無いだろ!?」
 そう言って必死に最後の抵抗を試みるものの、
「大丈夫。「狼さんにアナル拡張調教を施された狸少年」って設定で変身したから」
 すみません、最初からこいつ確信犯です。
 絶望に打ちひしがれる俺を尻目に、ヒナタは「あーん」と大きく口を開けて俺のペニスをくわえ込んだ。

736 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/21(金) 20:40:58 ID:1w0h1Iw1]
今回はこれまで。要望があったらHシーン書こうかなと。

737 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/21(金) 21:03:20 ID:mUlCHHEf]
ここまでやって要望がないと思ってるのか、喪前は

738 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/21(金) 21:20:44 ID:lmxLwjPm]
うむ、ショタはいいぞ・・ってヒナタ雌なんだよな
とりあえず待つ

739 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/21(金) 22:32:46 ID:/NbbQVtY]
おいおい・・・少し前の雌豚化助手さんといい、このヒナタさんといい
俺を新しい趣味に目覚めさせるつもりか


もっとやって

740 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 10:23:30 ID:lCk+vTqX]
おまいら雑食すきてどんだけ〜

自分もです。すいません

741 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 13:33:12 ID:x/yH/157]
おいおいおまえら正気に戻ろうぜ



あれ?正気ってどんな気持ちだっけ?

742 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 15:52:18 ID:MZ5i/Fzk]
まさけ?なにそれ

743 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 16:00:03 ID:sueWTdrO]
けもミミ も けも尻尾 も無い、体毛も生え揃っていない
無毛猿人の写真で興奮するような変態趣味のことだよ>正気

744 名前:名無しさん@ピンキー [2007/09/22(土) 17:53:42 ID:Om7BlsK9]
ハスキー人x人間娘ての見たい

並の犬族よりおっとりした気質なのに風貌で狼扱い
臆病・泣き虫でいじめられる・・・

理解者は幼馴染みの男勝り娘
いじめからハスキー君を助けたり
そしてなだめてる内に、、、、

こういうシチュ



745 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 19:42:37 ID:IoswGzsZ]
>>743の冗談を一瞬でも(なんだその趣味!キモイなー)とか思ってしまった俺は末期だな

746 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 20:57:07 ID:YsJbcgGb]
桃太郎のお供の犬猿雉は実はきび団子で獣化されてペットになった娘

…という妄想

747 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 21:08:18 ID:d9UmapKZ]
噴飯ものだな

748 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 21:51:16 ID:lCk+vTqX]
>>744
そのくせハス男が実はプッツンするととんでもない奴だったりすると最高だわ。
ごめん、どっかでみたことあるわこれ。



749 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/22(土) 21:51:52 ID:IoswGzsZ]
桃太郎の爺さん婆さん物凄い鬼畜w

750 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/23(日) 08:41:07 ID:qa6xZ0XM]
>>748
101匹ワンちゃん凝縮体vsぬこみみ魔法使い エロスもあるよ
まで読んだ

751 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/25(火) 23:30:48 ID:qgUm90iN]
朝起きたら獣人になってました。それも自分だけじゃなく全人類。
しかし自分以外の皆は獣化したという自覚もないし何事も無いように日常生活を送ってて
昔の写真とかを見ても写っている人物の姿もみんな獣。
これは自分の魂だけがパラレルワールドに飛んでしまったのか、
それとも形状認識異常で俺だけが見ている幻覚なのか、あるいは自分の記憶こそ間違っているのか・・・?

とかそういう事になんねーかなー。なったら、普段無気力な俺でもきっとガンガン頑張れるんだがなー
自分の周囲の人物全てに萌えられるわけだから
「ヒトの♀なんて興味無ぇや。♂にも勿論無いけど」とか言わずに本気で恋人や女性探してモテるように努力したり
可愛い家族のためにカッコイイ同僚と一緒に一所懸命に充実した毎日を送れるんだろうなー
・・・とかボヤく駄目人間

変化に伴うギャップや戸惑いが主人公以外ほとんど無さそうなので
萌えるタイプとしてはあまりよろしくないシチュエーションかもしれないがね

752 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/26(水) 01:00:54 ID:T3Y5A1Me]
それも結構いいし、確かにそうなれば人生楽しくなりそうだが
やっぱり獣化した自覚とかそういうのは欲しいな
ただ獣化と一緒に精神も変化してしまう、というのなら有りかもな
大規模獣化なら、感染型の呪いか病気で、獣化した奴は本能的に非感染者を襲うようになって感染拡大とか

753 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/26(水) 09:32:04 ID:ztOU+BrG]
発情期っていいですよね

754 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/26(水) 20:01:01 ID:np7XwArC]
akm.cx/2d/src/1190804310021.jpg
こんなかんじ?>たぬき



755 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/26(水) 20:31:27 ID:scXU/2+A]
>>754
ちんこバキバキになった

756 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/26(水) 20:54:09 ID:dRMR6Dlv]
>>754
神が降臨なされた!?
いや、なんかもう、続き書けてなくてすみません。
そろそろ身の回りのごたごたが一段落するんで、もう少しだけ待っててください。






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