- 1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/01/03(水) 23:48:05 ID:KgBQtwon]
- このスレッドは、
『"獣人"や"亜人"の雄と雌が絡み合う小説』 が主のスレッドです。 ・ママーリand常時sage推奨。とりあえず獣のごとくのほほんと、Hはハゲシク。 ・特殊なシチュ(やおい・百合など)の場合は注意書きをつけて投下。好みじゃない場合はスルー。 ・過去作品はエロパロ保管庫へ。 sslibrary.gozaru.jp/ +前スレ+ 【獣人】亜人の少年と亜人の少女の絡み【人外】 idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1061197075/ 【獣人】亜人の少年少女の絡み2【獣化】 sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098261474/ 【獣人】亜人の少年少女の絡み3【獣化】 sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1118598070/
- 756 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/26(水) 20:54:09 ID:dRMR6Dlv]
- >>754
神が降臨なされた!? いや、なんかもう、続き書けてなくてすみません。 そろそろ身の回りのごたごたが一段落するんで、もう少しだけ待っててください。
- 757 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/27(木) 01:14:46 ID:G1L5teUk]
- 俺はいつまでも全裸で待ってるぜ
- 758 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/27(木) 08:15:06 ID:8Yaw2hS1]
- 複雑な気分なはずなのに股間膨らんでる狼カワユス
- 759 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/27(木) 10:21:34 ID:haLro7v3]
- akm.cx/2d/src/1190855688078.jpg
もう一枚 朝の登校 作者さん焦らず頑張ってください
- 760 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/27(木) 21:36:50 ID:rU1hgL/a]
- 普通に愛らしいなwww
- 761 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/27(木) 22:41:21 ID:Gw79xWUr]
- >>759
ショタ化して女装って、どんだけマニアックだwwwww
- 762 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/29(土) 08:22:24 ID:DOSvu4ES]
- 複乳や睾丸の描写にもリアル派とファンタジー派がいるというのを見て思ったんだが
♀牛獣人だか♀ミノタウロスだかの乳はどうなってるのが好まれるんでしょうね 1:胸に人型の巨乳・爆乳 2:腹に牛型の乳房。胸には何もなし 3:両方ついててお得 番外:牛だが牛だからこそ貧乳はステータスだ希少価値だ
- 763 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/29(土) 08:44:54 ID:1OAKHDSC]
- 別の亜人スレ落ちたね
- 764 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/29(土) 08:49:54 ID:WwE0I0QF]
- >>762
個人的には2足(獣人)なら1、4足(獣)なら2かな。 番外もそそるがw 好み抜きで♀ミノの乳の位置を考えるなら、 ♂ミノ見れば♀ミノの乳も同じ位置(胸)だと思われ。
- 765 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/29(土) 23:04:00 ID:KVg06+ox]
- ようやっと出来上がったので、これより投下します。
擬似ですけど♂×♂注意。
- 766 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/29(土) 23:06:05 ID:KVg06+ox]
- 気が付くと、パタパタと乾いた音が背後で鳴っていた。
どうやら、無意識のうちに尻尾を振ってしまっていたらしい。 我ながら情けないことこの上ない。 「はむっ、んんふっ、いつもよりおっきぃ……」 おまえが小さくなったんだろ、とつっこむ余裕はすでに無い。 陶酔して目の端をとろんと垂れさせながら、その小さな舌をペニスに這わせるヒナタ。 一度に触れる面積が少ない分、焦らされているようなもどかしさに、自然と腰が震える。 まだ半勃起状態のペニスが、長さいっぱいに扱かれていく。 腰の奥の方がひどく熱い。張り裂けそうな獣欲が体の中を暴れまわる。 「んふ、切なくてたまらないって顔してるね。かわいい……」 ペニスに顔を近づけたまま、声を躍らせるヒナタ。 はっきり言って屈辱以外の何物でもない。この光景を他の誰かに見られるぐらいなら死を選ぶ。 「ねぇ、あたしのこと犯したくてしょうがないよね?気持ちよくなりたいよね?」 甘くとろける悪魔の囁き。 反射的に首を縦に振りたくなる衝動を必死に堪える。 オスと交わるなんて考えたくもないし、メスの言いなりになるのもオスとしてのプライドが許さない。 だが、この追い詰められた状況下において、それらが『壁』として役に立たなくなるのは時間の問題だった。
- 767 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/29(土) 23:07:57 ID:KVg06+ox]
- 「もう、強情なんだから。できれば、強引な手は使いたくなかったんだけど……」
呟きながら、彼女は両手でしっかりとペニスをにぎりしめた。 「ま、まて…っ!」 背筋に冷たいものが走り、悲鳴じみた声をあげる。 「だーめ。自分の選択の愚かさを噛み締めながら…イっちゃえ!」 言葉と同時に、握っている手に力が込められ、全周囲からペニスが圧迫される。 半勃起状態だったペニスが、ドクンと大きく脈打つと、尿道の中を熱い塊が急速に駆け上っていく。 「………っ!!」 天を仰ぎ、声にならない咆哮をあげる。 それと同時に亀頭が弾け、おびただしい量の前立腺液がぶちまけられた。 それは目の前にいるヒナタの体によって受け止められ、白みがかった半透明な液体が場所を選ばず汚していく。 狼系統に属するもののそれは数十秒にも及ぶ長いものだ。凄まじい快感の奔流を素面で耐えられるわけもなく、 俺は口の端からだらしなく涎を垂れ流していた。 「んぅ、ちゅぷっ。んっ…、やっぱりキミのって凄いね……あぁもう、興奮しちゃうよぉ」 長い放出が終わると、身体に纏わり付いた前立腺液を指ですくっては口に運ぶヒナタ。 もう片方の手は自らの股間へと伸びており、変身によって生じた皮被りのペニスを一心不乱に扱いている。 ひどく倒錯的で淫靡な光景だが、それをのほほんと眺めていられるような状況ではない。 むしろ、俺にとっての本当の地獄はこれからだ。 「ぐうぅぅぅうぅぅ……っ!」 鋭い犬歯がギシギシと音をたてて噛みあい、喉の奥から低い呻り声が漏れる。 半勃起状態だったペニスに、大量の血液が送り込まれていく。完全に勃起するまでに、それほど時間はかからなかった。 全体的に硬度と大きさが増しているが、特に亀頭部分は竿の直径を上回るほどに肥大化していた。 瞳にうつる世界が色を、形を変えていく。本来であれば、メスの中の感触を味わいながらこの状態になるはずであるのに、 それが欠片も満たされていない焦燥感が激しく身体を突き動かす。
- 768 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/29(土) 23:09:22 ID:KVg06+ox]
- 「あは、すっごくおっきい。もう、たまんないよぉ……あんっ、ふあぁぁぁっ!」
嬌声をあげながら、白濁液を吹き上げるヒナタ。 どうやら、俺のペニスをおかずにしてイったらしい。 それを理解した瞬間、焦燥感がどす黒い情念へと切り替わった。 腕を伸ばしてヒナタの肩を掴むと、そのまま片手で持ち上げ、無造作に床に叩きつける。 「きゃふ…っ!」 空気が抜けるような、乾いた悲鳴がヒナタの口から漏れた。 だが、そんなことはお構い無しに、俺はヒナタをうつ伏せにして組み伏せる。 鼻息も荒く、先走りを垂れ流している剛直を扱きながら、すでにむき出しになっている尻へと近づけていく。 理性が飛んでいても、そこがセックスに使えるということぐらいは頭に残っていたらしい。 弾力のある尻肉をわしづかんで、左右に割り広げる。 いつも挿入れている秘裂は影も形も見当たらず、代わりに上の穴の周囲がぷっくりと腫れて、存在感を増していた。 試しに人差し指を中へ差し込んでみると、抵抗も無く潜り込み、心地よい締めつけを返してくる。 「んんぅ、ひぅ……あぁん……」 どうやら、向こうの感度も良好のようだ。 パンパンに膨らんで濡れそぼった亀頭を、肛門にこすりつける。 柔らかな弾力はそれだけでも、かなりの快感を与えてくれる。無論、それで満足するつもりはサラサラ無いが。 「ぐぅるるるる……」 一方的に相手を虐げるサディスティックな愉悦に喉を鳴らす。 高揚した精神の勢いそのままに、一気に腰を前に押し出す。 「……っ、ぐぅ、ぁ……う、ぎ……」 つぶれたカエルのようなうめき声。あれだけ余裕を見せていたのに情けない。 みちみちと音を立てるように、直腸内は俺のペニスにより押し広げられていた。 締めつけはきついが、自由に動けないというほどでもない。 腰を小刻みに前後させ、奥の方でゆっくりと往復させる。 愛液が存在しないため、膨れ上がったカリが、腸壁を乱暴に擦り上げていく。 「ひぃ、あっ、くぅっ……んっ、ああぁ……」 苦痛に顔をゆがめているのに、その悲鳴はどことなく嬉しげな響きが入り混じったものだった。 唇の端が嘲笑の形につり上がる。やはりメスは淫乱でなくては。慎みなど交わりの場では邪魔なだけだ。 ヒナタに覆いかぶさるように体を倒す。いつにも増して小柄になったヒナタは、身体を重ね合わせると 胸板になんとか届くかというぐらいの身長であり、その気になれば簡単に圧殺できそうだった。 本能が身体を支配するに連れ、とある感情が沸き起こる。目の前の相手を文字通り『喰らいたい』という衝動だ。 他種族と共存するようになってからは捨て去った習性とは言え、脈々と連なる血に刻まれた猛りは、そう簡単に消せるものではない。 濃い血の匂いと肉の味が口の中で呼び起こされ、鋭い犬歯の間から唾液が垂れ落ちる。 身体を突き動かそうとする飢餓感を、しかし、無理矢理に性欲へと変換していく。 「んっ、あふっ……ひゃっ、あぁんっ!」 腰と尻肉が激しくぶつかり合い、破裂音にも似た小気味のいい音を部屋中に響かせていく。 重ね合わせた体から、ヒナタが感じる快感の度合いがダイレクトに伝わってくる。 こちらはこちらで、亀頭と腸壁との間に生じる摩擦により、射精感は十分に高まっていた。 子宮があるわけではないが、それでも最奥へと放つべく、一際強く腰を押し出す。 「……っ!?」 予兆を感じ取ったのか、一瞬、ヒナタの体が硬直するが、知ったことではない。 限界まで膨れ上がった亀頭が弾け、逆流すら許さぬ濃厚な精液がヒナタの直腸を染めていった。
- 769 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/29(土) 23:10:29 ID:KVg06+ox]
- 「んっ、ふっ…、ぴちゃ、ぴちゃ…」
俺の股間に顔を埋め、付着している精液を舐め取っているヒナタの頭を撫でながら現状を確認する。 派手に暴れまわったせいで、床には物が錯乱しているし、そのところどころに白濁液の痕がある。 鼻が慣れてしまったせいで実感は出来ないが、匂いもかなりのものだろう。 防音性に優れているわけでもなし、情事の際のあれやこれは全部タツミさんに筒抜けになっているに違いない。 ――うん、とりあえず現実逃避しよう。 「はむっ、んんぅ……んっ、もう味しない」 「人のアレをガムみたいに言うな」 「痛ッ!?もう、女の子に戻ったんだから暴力厳禁だよ!」 「……あぁ、そういやそうだったな」 身長を除けば、見た目自体はあんまり変わらないから忘れてた。 と言うか、全てヒナタのせいとはいえ、俺は自分自身で……ううぅ、現実逃避、現実逃避。 「お、新しい道に目覚めた?」 「目覚めてたまるか…っ!」 「大丈夫だよ。キミがそっちに走ったら、責任とって一生男の子になってあげるから」 「おまえは……あぁ、もういい」 大きな溜息を一つ。 まぁ、何だかんだでこのやり取りを楽しんでいる自分がいる。 とりあえず、こいつ相手なら、たとえ暴走しても大事に至るようなことはないだろう。 「あ、そういえば君のお尻に入れるの、すっかり忘れてた」 「…………」 ――それでも少しは自重してくれ、ヒナタよ。
- 770 名前:狼♂×狸♀? mailto:sage [2007/09/29(土) 23:11:56 ID:KVg06+ox]
- 以上です。あんまりショタっぽくならなかったのが残念と言えば残念。
次回、新キャラ登場するかもです。
- 771 名前:名無しさん@ピンキー [2007/09/30(日) 02:33:18 ID:lbqaH/vl]
- 乙&GJ!!
続きにwktk
- 772 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/09/30(日) 16:45:52 ID:DMjvkJmu]
- GJ!
次も待ってるぜ!
- 773 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/03(水) 20:29:17 ID:hBsgGEAm]
- ほ
- 774 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/07(日) 01:21:38 ID:SaaNLcpI]
- ワクテカン
- 775 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/09(火) 08:06:38 ID:96Ak5tuM]
- 保守
- 776 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/10(水) 23:46:26 ID:X7P1RnV0]
- SSが投下され始めるとwktkしすぎて流れが止まるのがこのスレの悪いところだな。
まぁ、これと言った話題が無いのも事実だけど。
- 777 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 00:02:45 ID:Efri1D7Z]
- ゲームキャラ使ったssなんだけど、ここに投下していい?
ゲームのスレが落ちたみたいで見当たらなかったもんで。 ♂アルマジロ×♀虎なんだけど…
- 778 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 00:10:59 ID:d10yeYBN]
- >>777
いいと思う。聖剣LOMのSSもここに投下されてたし。 つーか何のゲームか予想がつかんw
- 779 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 00:30:54 ID:6ce7+FF5]
- 俺はなんとなく予想できたが外れると恥ずかしいので言わないでおこう
・・・2ですか?2ですよね? 合ってても外れてても何はともあれ楽しみだが
- 780 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 02:03:31 ID:ZwujDjMp]
- 元ゲームやったことないのに虎♀で何のゲームか予測付く俺ダメポ
一応調べてみたら2で間違いない気がするなぁ・・・ まぁ外れても「やったことないし」で済ませられるから言ってみよう。 _ ∩ ( ゚∀゚)彡 リンプー!リンプー! ⊂彡
- 781 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/11(木) 03:13:04 ID:GutHk/XJ]
- haihaihaihai,なるほどね!
- 782 名前:777 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:20:58 ID:w8Lhgdh3]
- 何でお前らそんなに勘いいんだw
そうです2ですリンプーですランドです。 大丈夫そうだし今から投下。 ブレスオブファイア2よりランド×リンプー。 元ゲー知らない人は 大柄アルマジロ×虎で認識してくれればいいと思うよ。 年の差カップルは好きですか。俺は大好きです。
- 783 名前:ランド×リンプー 1 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:22:15 ID:w8Lhgdh3]
- ――守ってやるさ。
それはずいぶん前から思っていた事。 ある街で日銭を稼いでいた時に、バトルショーで戦っていた虎人の娘。 ケンカっぱやくて危なっかしくて、だから守ってやらなきゃと思った。 子供を守るのは、大人の義務だからと。 けど、そうじゃない。 そうじゃないんだ、俺がお前を守りたいのは、もっと別の理由があるんだ ……… 「ランド!」 かけられた声の方を見ると、リンプーが立っていた。 ランドはあたりを見回す。自室だ。そして自分はベッドに寝ている。 「……俺…」
- 784 名前:ランド×リンプー 2 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:24:40 ID:w8Lhgdh3]
- 自分の体を検分するが、昼間の戦いであちこちにあった筈の傷はすべて治されていた。痛みもない。
仲間が魔法で治してくれたようだ。 窓を見れば、外は真っ暗だった。 「今…何時だ?」 「んー、わかんない。とりあえず夜中だよ。もうみんな寝ちゃった。」 では、リンプーは一人でランドを看病してくれたのか。 リンプーを見るランドに、リンプーは尋ねる 「それより大丈夫?どっか痛いところは?」 掴みかからんばかりに聞いてくるリンプーに、大丈夫だと返事を返し、立ち上がる。 軽く伸びをすると、全身がぽきぽき音を立てた。 「お前は?ケガはないのか?」 逆に問掛けると、リンプーは頷く。 それを見てランドは目を細めたが、リンプーは何故か沈んだ表情をしている。 「ケガがないなら、どうしたんだ?元気がないみたいだぞ」 いつもは元気よく揺れている尻尾も、だらりと床を向き、何かあるのは明らかだった。 リンプーは少し躊躇しながら、ぽつりと言った。 「ランド、何でいっつもあたしをかばうの?」 「………かばってないよ」 「ウソ。さっきだって、わざとあたしの前に飛び出したでしょ。」
- 785 名前:ランド×リンプー 3 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:26:31 ID:w8Lhgdh3]
- いつもは元気よく揺れている尻尾も、だらりと床を向き、何かあるのは明らかだった。
リンプーは少し躊躇しながら、ぽつりと言った。 「ランド、何でいっつもあたしをかばうの?」 「………かばってないよ」 「ウソ。さっきだって、わざとあたしの前に飛び出したでしょ。」 ランドは頭を掻いた。確かにそうだ。気付かれてないと思ってたんだが。 「さっきだけじゃない。いつもいつも、あたしが危なくなると絶対助けてくれるでしょ。何で?」 「何でって…俺の方が丈夫だろ」 それは事実だった。 全身を固い殻に覆われたランドは、体が丈夫だ。 そしてリンプーは、力は強いし素早いが、守りは固いとは言えない。 身を守るものは、服と、腰から下に生えた虎の毛しかないのだ。 ランドと違い、まともに攻撃を受けると簡単に致命傷になり得る。 しかし、それだけでも無かった。 ランドはリンプーが好きだった。 いい年して、と最初は思ったが、こればかりは仕方ない。
- 786 名前:ランド×リンプー 4 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:29:05 ID:w8Lhgdh3]
- 16も年下の虎人の娘に、この甲殻族の男は恋をしていた。
――壁役くらい、やってやるさ。 伝えられない思いを抱いて、それでも自分にできる事をしたかった。 ふとランドはリンプーを見た。 リンプーはランドを見つめていた。目に涙を溜めて。 驚いたのもつかの間、リンプーはランドに掴みかかった。 「バカ!」 「はあ?」 呆気に取られるランドをよそに、そのまま、ポカポカと殴る。 「バカバカ、ランドのバカ!」 「おいおい…」 ランドは呆れ顔で言う。 「そんな事で泣くか?」 「そんな事って何だよ!」 泣きながら、怒りながらランドの胸に顔を埋めるように殴り続ける。 「好きなヤツの心配しちゃいけないの?あたしのせいでケガなんてして欲しくない!」 「…そりゃどうも。けどお前な、仮にも男に軽々しくそういう事言うなよ?」 肩を持ってリンプーを引き離しながら、ランドは言い聞かせるように言う。 リンプーはその言葉に、顔を上げた。 「何で」 「勘違いするだろうが」 「だから勘違いって何」 ランドは頭を抱えた。 ここまで鈍い女だとは。 「つまりだな、愛されてるとか…モテてるとか思うヤツがいるんだよ」 「ああ、それなら大丈夫」 は、とリンプーを見るランドに、リンプーはうつ向きながらぽつりとこぼす。 「その、あたし、本当にランドが好きだから。リュウとかステンの『好き』とは違うよ。ホントだよ。」 「………は?」 何が起きたか把握できないランドに、リンプーは自嘲気味に笑う。
- 787 名前:ランド×リンプー 5 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:32:12 ID:w8Lhgdh3]
- 「あはは、やっぱり嫌だよね、男ってもっと可愛い女の子がいいんだもんね。」
とっさに、それは違うと思う。 女らしくて守られるだけの女も嫌いではない。 けれど、ランドが見ていたのはリンプーだけだった。 「あたしみたいな人を好きになる物好きなんていないよね。ゴメンね、変な事言って…」 言葉より先に、手がのびた。 背を向けようとしたリンプーの手を、ランドは掴む。 そのままリンプーの意外に細い体を抱き締めた 「ランドっ!?」 「そんな事ない」 子供みたいで目が離せないだけだと思っていた。 あぶなっかしい印象があるから、それだけだと。 でも、違う。 「そういう物好きなヤツもいるもんさ。俺とか。」 「ランド…」 「でもお前も相当物好きだぞ?俺の年知ってるか?」 「知ってるよ。けど好きなんだもん」 ランドは更につよくリンプーを抱き締めた。
- 788 名前:ランド×リンプー 6 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:35:25 ID:w8Lhgdh3]
- ああ、畜生。
俺はロリコンなのか? それとも15はセーフか? どっちにしろ、かあちゃんにバレたら殴られる気がする。 そんな事を思いながらも、ランドは首を精一杯曲げて、その鼻面をリンプーの髪に押し付けた。 この虎人の娘が、たまらなく愛しい。 異変は、その時起きた。 最初は微かだったリンプーの香りは段々と強くなり、それに従ってランドの体がほてりだした。 ランドは慌てて離れる。 「…ランド?」 不思議そうな顔をするリンプーから、甘い香りが流れてくる。 ――しまった。 ランドは自らの迂濶さを悔いた。 動物と大昔に袂を分けた虎人や甲殻族には、発情期はないが、それに代わるものがある。 好意を寄せる異性を前にすると、発情期に似た現象が起きる。異性を引き付ける香りが出るのだ。 昼間はそれも起こりにくいが、今は夜、しかも気持ちを確かめ合ったという状況でああいった風に体を密着させると まず間違いなく起こるだろう事は、リンプーはともかく、ランドになら予想できたはずだった。 まさかそれをすっかり忘れてしまうとは。 リンプーの香りはどんどん強くなる。 ランドの体からも、そういった香りが流れている事も想像に難くない。 リンプーを見れば、顔を真っ赤にして、自身の肩を抱くようにしている。 遅かった。 「ランド…」 熱っぽい顔でリンプーが近付く。
- 789 名前:ランド×リンプー 7 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:37:52 ID:w8Lhgdh3]
- 「なんか、変だよ…体が、熱い」
「来るんじゃねえ」 思いを確かめ合ったとはいえ、ランドはこのままリンプーを抱いてはいけないと思っていた。 第一、こんな一時の激情に流されていいはずがない。 第二に虎人は希少種族だ。他種族と結ばれてしまえばその血を絶やす事になる。 さらに、体格差。 ランドとの行為は、リンプーにとってはおそらく激痛を伴う。 年齢を別にしても、問題は山積みだ。 「来るな…」 ランドの制止をよそに、リンプーは近付き、ランドにもたれかかる そこで、ランドの躊躇も擦りきれた。 上をむいたリンプーの唇に、自分の唇を重ねる。 リンプーの背中を、ランドの手がなぞる。 「…!」 リンプーの体に寒気に似た感覚がはしり、ぶるりと震えた。 ランドはもどかしげにリンプーの服を脱がせた。 あらわになった背中に手を這わし、獣の耳を舐めると、リンプーが声を上げた。 「あっ…」
- 790 名前:ランド×リンプー 7 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:39:08 ID:w8Lhgdh3]
- 「なんか、変だよ…体が、熱い」
「来るんじゃねえ」 思いを確かめ合ったとはいえ、ランドはこのままリンプーを抱いてはいけないと思っていた。 第一、こんな一時の激情に流されていいはずがない。 第二に虎人は希少種族だ。他種族と結ばれてしまえばその血を絶やす事になる。 さらに、体格差。 ランドとの行為は、リンプーにとってはおそらく激痛を伴う。 年齢を別にしても、問題は山積みだ。 「来るな…」 ランドの制止をよそに、リンプーは近付き、ランドにもたれかかる そこで、ランドの躊躇も擦りきれた。 上をむいたリンプーの唇に、自分の唇を重ねる。 リンプーの背中を、ランドの手がなぞる。 「…!」 リンプーの体に寒気に似た感覚がはしり、ぶるりと震えた。 ランドはもどかしげにリンプーの服を脱がせた。 あらわになった背中に手を這わし、獣の耳を舐めると、リンプーが声を上げた。 「あっ…」
- 791 名前:ランド×リンプー 8 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:40:13 ID:w8Lhgdh3]
- 初めて聞く、リンプーの女の声。
それが堪らなく感じて、ランドは更に指を動かす。 背中、肩、首筋…軽く撫でる度に、肩越しに見えるリンプーの尻尾が痙攣する。 「んっ…く」 それを軽く掴むと、一際高い声が上がる。 「ひゃんっ」 リンプーの膝が揺れるのを見て、ランドはリンプーを抱き上げた。 これからどうするか、経験はなくともわかっているのだろう。 リンプーはランドの首に手を回した。 リンプーをそっとベッドに横たえ、もう一度、口付けを交す。 リンプーの口に、ランドの舌が侵入する。 「んぅ…む…」 ぎこちなくではあるが、リンプーからも舌を絡める。 ねっとりと舌を絡め合いながら、ランドはリンプーの胸に触れた。 撫でるように回りをなぞり、ときどき指の腹で先端を押し潰す。 「んっ…」 「痛いか?」 リンプーは首を振る。 「平気…、ね、もっと…」
- 792 名前:ランド×リンプー 9 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:41:07 ID:w8Lhgdh3]
- 強くなる一方の甘い香りに誘われるように、ランドは胸に舌を這わせる。
「あ…ん、ん…」 両胸に与えられる刺激に、リンプーは艶のある声を上げる 荒い息の音も、声も、下半身の甘い痺れも自分でないみたいだった。 しばらくそうして胸をいじった後、ランドの手が、だんだんと下へ降りて行く。 首を曲げたリンプーの視界の中で、ランドの指はヘソの回りを擦り、太股を撫でた。 そして、閉じていたそこに手をかける。 「や、そこは…っ」 僅かに抵抗するが、ランドの手はするりと足の間に滑り込む。 毛皮に守られ、普段はぴったりと閉じられたそこは、今は僅かとはいえ濡れていた。 自分でしか触れないような場所に触れられ、リンプーは声を上げた。 「やっ、あぁ…ぁ、あっ」 しかし、ランドは内心で眉をひそめる。 予想はしていたが、キツイ、かもしれない。
- 793 名前:ランド×リンプー 10 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:42:02 ID:w8Lhgdh3]
- リンプーは恐らく処女だろう。
そうでなければ、性格上、もう少し慣れた風を見せるはずだ。 そして…と、ランドはまた、そこに指を這わせる。 太いランドの指は、入れただけで、リンプーの処女を奪いかねない。 できれば、入れるべきもので奪いたいのだが…そっちはもちろん指より太い。 ランドは甲殻族の中で特に巨根というわけでもないが、それでも他種族にすれば話は変わる。 リンプーが耐えられるかどうか。 ――なるだけ、ほぐさないとな。 身を起こしたランドを、リンプーは熱に侵されたような視線で見上げる。 ランドはそれに目配せすると、リンプーの足に手をかけ、大きく開かせた。 片足を持ち上げ、よく見えるようにする。 「やっ…何…?」 明るい黄色の毛に覆われた桃色の秘裂。 そこをもう片手の指で押し広げた。 「ちょっとガマンしろよ…」 動揺しているらしいリンプーに声をかけ、ランドはそこに舌を這わせた。 驚いたのはリンプーだった。
- 794 名前:ランド×リンプー 11 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:46:11 ID:w8Lhgdh3]
- 性知識に乏しいリンプーにとって、そこを舐めるという行為は予想外だった。
「やっ…そんな所…っ!や、やだやだやだぁっ、あ、ああっ、んっ、ふゃぁああっ」 羞恥、そして強すぎる快感に身をよじる。 視線を下へ向ければ、灰色の塊が自分の足のあいだにあって そこからはぴちゃぴちゃといやらしい音が立っていて それが余計に羞恥心をかきたてる。 ――ランドが、あんな所舐めてる… そして、その光景が更にリンプーの官能を高めていく。 鼻面ごとそこに差し入れられ、さらに舌を入れられ、熱に冒された頭で、抵抗を試みる。 「ラン…ド、やっ…もう、ああぁっ…」 体を折り、ランドを押しのけようとするも、力の抜けた腕ではそれも叶わない。 「!?やっ…ぁ、そこはっ!」 突起を舌で擦られ、リンプーの体が跳ねた。 ランドはそこを執拗に責めたてる。 香りと共に溢れる液を舐めとり、突起を吸い上げ、舌でつつく。 「や…そこ…ぉ、んんっ、ヘンにぃ…なっ……あ、ああっ、あああぁぁぁぁあっ!」 初めて感じる絶頂に、リンプーは叫ぶような声を上げた。 視界が一瞬、白く染まる。 ランドは顔をそこから離すと、まだ痙攣しているリンプーの髪を撫でた 「
- 795 名前:ランド×リンプー 12 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:48:44 ID:w8Lhgdh3]
- 「ランド…今の…あたし、何か…ふぅ…っ」
「イクって言うんだ、それは」 「イク…これ、が?」 頷きながら、ランドは自分の服を脱ぐ。 そろそろガマンも限界だった。 大きく立ち上がったそれを見て、リンプーは目を見開く。 リンプーにしてみれば、絶望的な程に大きかった。 ――あれが、今から… 恐怖に息を飲む。 ランドはそんなリンプーをそっと抱き締める。 「リンプー」 一度は諦めた恋だった。 だからせめて守りたいと。 そう思った相手に、今度は苦痛を強いる事になる。 それでも。 「…愛してる」 抱き締められた側は、おずおずと背中に手を回す。 「あたしも」 堅い殻の感触が、ひんやりとして心地よい。 いつもあたしを見守ってくれた人。 大丈夫、このひとなら、受け入れられる 「愛してる」
- 796 名前:777 mailto:sage [2007/10/12(金) 01:52:48 ID:w8Lhgdh3]
- ちょっと後半手直ししたいから、一旦中断。
甘い甘すぎる。 このカップル好きなのに絵やssを全然見掛けなくて悲しい。 マイナーなのか…
- 797 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 03:13:16 ID:p/9NyNng]
- やべえw
甘い甘すぎる。こういうの大好きだ。 元ネタあんまり知らんのだが萌えた。GJ
- 798 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 07:20:44 ID:HTGmKUuH]
- イイヨイイヨ
- 799 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/12(金) 18:28:26 ID:riY39I4e]
- ブレススレ落ちたときはショックだったけどここで投下があるとは…
レイモモもよろしくおながいします
- 800 名前:ランド×リンプー 13 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:37:23 ID:JrJb+GJb]
- >>783-795の続き。
相変わらず糖分過多。 ランドはリンプーを四つんばいにさせ、尻を高く上げさせる。 振り向くリンプーに笑顔を向ける。 不安だ、と表情と尻尾が告げていた。 滲んだままの涙を拭ってやる。 「こっちのが痛くないだろ」 「そうなの?」 「そうらしい」 「…って事は、前にもした事あるんだ」 唐突に言われ、ランドは口ごもる。 「悪いかよ、俺だって健康な男だぜ」 リンプーはともかく、ランドの年齢からすれば、まだ、という方が不自然とも言えた。 「それに、俺が経験無しだったらヤバいぞ。」 「何が」 「…わからないなら、いいんだ」 ランドがこうしてリンプーを気遣い、痛みを抑えようとできるのも、それなりの経験があり、余裕があるからだ。 これがやりたい盛りの年齢の男なら…リンプーを傷つける事になりかねない。 なんて言えば、リンプーが怒りだすのは目に見えていたから、言わずにいた。
- 801 名前:ランド×リンプー 14 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:38:13 ID:JrJb+GJb]
- 「力、抜けよ…」
僅かに頷くリンプーの頭を、腕を伸ばしてなだめるように軽く叩く。 両手で、ランドはリンプーの腰、黄と茶、二色の毛の生え際あたりを支え、自身をリンプーの中へ進ませる 「〜〜〜〜っ!!」 先端がリンプーの中に入ると同時に、壊れるのではないかという激痛がリンプーを襲い、声にならない悲鳴が上がる。 ランドは慌てて動きを止める。 「ぁ、ぐ、…っ!」 顔をシーツに埋め、後ろからでもわかる程、涙を流す。 尻尾や耳はびくびくと痙攣し、その痛みが尋常でないと告げていた。 本能的に、痛みから逃れようと、這いずるように逃げようとするリンプーの体を、しかしランドは逃がさない。 一度入れてしまえば、抜くのにも痛みがともなう。 それもあるし、ランドの方もこのまま離れたくはなかった。 まだ何も受け入れた事のないそこは、ランドをきつく締め付けた。
- 802 名前:ランド×リンプー 15 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:41:43 ID:JrJb+GJb]
- 「…くぅ、流石に…きついな」
さらに腰を進めたくなる自分を、なんとか抑える。 そんなランドを知ってか知らずか、リンプーは絞りだすような声を出す。 「も…だいじょぶ…」 全く平気に見えない、とランドは思う。 口では平気だと言ってはいるが、声だけでも苦しそうだ。 しかし、ここでやめてもリンプーは喜ばないだろう。 ランドに助けられても喜ばなかったのと同じに。 やめる事はできない。とはいえ、このまま続けたら本当にリンプーを壊してしまう。 それでランドは、そのままの状態で動かずにいた。しばらく動かなければ、痛みもおさまるだろう。 そうしたら、少しずつ続ければいい。 少しでも痛みを散らせればと、ランドは目の前でびくつくリンプーの尻尾を撫でた。 これは僅かながらも効果があったようで、リンプーの苦しげな声が少なくなる。 尻尾を触られる感覚は、リンプーの下半身にあの甘い痺れを呼び戻した。 さらに、ランドの片手がそこに伸ばされる。 「ぅ…ふぁっ…」 指先で、上部についた突起を軽く擦られると、リンプーの口から痛みでない声が漏れた。 そうしている内に、痛みはだんだんと収まり、リンプーはランドを見た。
- 803 名前:ランド×リンプー 16 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:44:31 ID:JrJb+GJb]
- ――もう、大丈夫だから
それを受け、ランドはゆっくりと動きを再開した。 「く…うッ」 またも、体を割られる痛みにリンプーがうめいた。 また動きを止めたランドに感謝しながら、リンプーは呼吸を整える。 そうして、落ち着いたのを確認するとランドはまた体を進める。 そんな事を何回か繰り返し、ついにリンプーの奥までランドが到達した。 奥に当たる感触に、吐息が漏れる。 「…はぁっ」 好きな人を受け入れたという喜びに、リンプーはランドに笑顔を向ける。 「よく我慢したな」 繋がったままで、ランドはリンプーの頭を撫でた。 「いい子だ」 大きな手の感触を頭に感じながら、リンプーは苦笑する。 ――妙な口癖だ。 出会った頃から何かと言われてきたこの言葉が、子供扱いされているようでリンプーは気に入らなかった。 確かに16も違えば子供扱いされても仕方ないのだが、そう扱われるのが嫌いな年頃でもある。 加えて、こうして抱かれている時にまで子供扱いするとは。 「こんな、時…まで、…ぁ、…子供、扱い?」 「…は?いや、別にそういうつもりじゃねえんだが」 「じゃ…何なの、いい子だ…って」
- 804 名前:ランド×リンプー 17 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:46:02 ID:JrJb+GJb]
- んー、とランドが唸る。頭をごりごりと掻いて、それから虚空を見つめる。
「ま、口癖だ。気にするな」 「気にするよっ、…ふゃっ」 勢いよく振り返ろうとし、その拍子に入れたままのものが擦れてへなへなと脱力する。 「子供扱いしてたらこういう事しねえよ」 言われると同時に尻尾を握られ、媚声が漏れる 「っ…あぁっ」 「動くぞ。痛かったら、言えよ」 「えっ……ちょ、待っ…」 最後まで聞かず、ランドはピストン運動を始めた。 抗議を聞きもしないのに、その動きは優しい。 なるだけゆっくり抜いて、そしてできる限りゆっくりと入れる。 「…うぁ、んっ…」 リンプーの声音から、彼女が落ち着いてきたのを感じとって、ランドは少しずつ動きを早める。 「い、ぁ…っ、あぁ」 一突きごとに上がる声も、中の絡み付くような感触も、全てがランドを刺激していた。 「リンプー…」 「ふぁっ、あっ、んんっ、あ、やっ」 ランドもそろそろ限界だった。 「リンプー…俺…もうっ」 「ラン、ド…っ、ランドっ!」 リンプーの高い声を聞きながら、ランドは自身の欲望を吐きだした。
- 805 名前:ランド×リンプー 18 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:49:22 ID:JrJb+GJb]
- リンプーは、ベッドの中でランドの腕の中に収まっていた。
あの香りも、体のほてりも収まり、今は心地よい疲労感だけがある。 「ランド…」 「んー?」 「あたし、幸せだよ」 柔らかな髪を撫でるのをやめないまま、ランドは微笑んだ。 「そうか…いい子だ」 かけられた言葉に、リンプーは思わずランドの顔を見る。 また?と言いかけて、やめた。 どうせ適当にはぐらかされるんだから。 しかし、抗議を込めた視線には気付いたのだろう。 赤毛から手を離さずに、ランドが呟く。 「昔話をしてやろうか」 「昔話?」 「ああ。…どこぞのド田舎に、男がいてな」 ランドは遠くを見るような目付きで続ける。
- 806 名前:ランド×リンプー 19 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:51:14 ID:JrJb+GJb]
- 「男は早くに父親をなくして、母親と二人暮らしだった。
その母親と言うのがまた気の強いヤツで、 既に成人した男をガキみたいに叱り飛ばすわ、殴るわこき使うわ、とにかく酷いヤツだった。 挙げ句、誉める時までガキ扱いだ。いい年齢になってた男にはそれが不満だった」 どこの童話だろうか、とリンプーは記憶を辿る。 「で、だ。男はそんな母親に嫌気がさして、ついに村を飛び出した。 だがな、男は知らずの内に、母親に似てきていた。つい似たような事をしちまう。 食う物も、気が付けば嫌いだったはずの田舎料理を選んじまう。 母親がうさんくさいっつってた宗教が気に入らない… 仕舞いには、同じ口癖を使ってる。気付いても遅く、もう習慣みたいに口をついて出ちまう、と。そんな話だ」 そこまで聞くと、リンプーはピンときた。 「それって、ランドの事?」 「どうだかな」 しかしランドはおどけたようにはぐらかす。 もう、と溜め息をつきながら、リンプーはランドに擦り寄るように顔を寄せた。 「…ランドがいい子って言われる所かあ…見てみたいな」 「だから俺じゃねえって……もう寝ろ。疲れただろ」 抗議の声をあげようとしたが、確かに疲
- 807 名前:ランド×リンプー 20 mailto:sage [2007/10/13(土) 22:56:04 ID:JrJb+GJb]
- 抗議の声をあげようとしたが、確かに疲れて眠かったので
リンプーはそのまま目を閉じた。 ランドはしばらく、そのままリンプーの寝息を聞いていたが、やがて、あ、と声を上げた。 ここはランドの部屋である。そしてリンプーは寝てしまった。 「………」 仲間に見付かれば、かなり大変な事になる。 今からでもリンプーを起こすか… いや、その前に服を。 「…ま、いいか」 早起きすればいい。 そう結論づけ、ランドも目を閉じた。
- 808 名前:777 mailto:sage [2007/10/13(土) 23:00:53 ID:JrJb+GJb]
- これで終わり。お粗末。
最後、変なところで切れた… しかも見返してみれば7を二回投稿してた〇| ̄|_ もうどうにでも(ry >>799 ブレスは1と2しかやったことないんだ。すまない(´・ω・`) 体格差カップルは好きですか。俺は大好きです
- 809 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 00:21:05 ID:eNDyHqjI]
- この甘さが、いい・・・
GJでした 俺なんかブレスは何故か5しかやってないんだぜ
- 810 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 12:35:46 ID:Ma7I/ACR]
- ァまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーぃ!
- 811 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/15(月) 12:04:45 ID:qirZHDTB]
- ブレス2やったことないけど、GJ!
俺もブレス5しかやってないなぁ。 3のCMは見たことあるけど。 まぁちはぁーーーー
- 812 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/17(水) 16:39:21 ID:DOaJKH3z]
- 半角の方におもしろいネタがあったな・・・洗脳電波。
でもどうしても絡みにもってっけねぇ。
- 813 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/17(水) 16:47:31 ID:4PstS8Fz]
- 獣人を洗脳して奴隷にしてしまうとか?
それか憎い奴らを動物にして交尾させるとか。 場合によっては♂×♂とか♀×♀もいけそうだな。
- 814 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/18(木) 00:26:26 ID:BxzUrclt]
- >>812
どこのスレ?半虹の人外系は一通り見たつもりだが洗脳系の話題は見当たらなかったような それとも半角って、半角二次元じゃなくて、半角文字列や半角かな等にこういう系統のスレがあるのか?
- 815 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/18(木) 11:16:24 ID:oVma6GTG]
- >>814
>>2にもある獣化スレみたいだな
- 816 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/18(木) 21:23:46 ID:BxzUrclt]
- 見たけど、洗脳電波っぽいネタなんてあったっけ?
- 817 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/20(土) 11:40:06 ID:8cH61dqw]
- 保守
- 818 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/25(木) 12:36:36 ID:3UPYgqOo]
- 馬(家畜)が泉に転落
↓ 貴女が落としたのは(ryの問いに嘘を吐いた罰で馬に変えられた女性が家畜に犯られてしまう という電波が…
- 819 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/25(木) 23:56:26 ID:84uMI7fN]
- >>818
萌えるなー。罰としての獣化ってのは容赦なく辱められるから良いですな ところで、折角のハロウィンも近いので何か書こうと思うんですが ハロウィンらしいネタが思いつきません。何かあります? 着ぐるみとかで仮装してたら癒着・融合、ってのは去年出たから避けたい まあ今からハロウィンまでに書くのは時間的にしんどいかも知れませんが
- 820 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/25(木) 23:59:12 ID:f4OSEdsH]
- パーティに本物のケモが紛れて、その辺の人間と入れ替わってやろう・・・とか
- 821 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 09:46:22 ID:oMcjwZpj]
- お菓子くれなきゃいたずらするぞ→おめーにやる菓子はねえ!→いたずら
ってパターンはどうですか?ありがちなんですけどね・・・。
- 822 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 12:01:10 ID:zkb8lBTy]
- ハロインの夜だけ獣化する家系とか
体液で感染するから嫁も婿も獣に そして毎年八、九月辺りに生まれる子供たち
- 823 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 21:32:45 ID:4K9ts1Co]
- 人間社会に紛れて生き、ハロウィンの夜だけ堂々と獣化する。
そんな獣生(?)を送るケモが同類と運命の邂逅を果たす、そんなハロウィン。
- 824 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/27(土) 14:00:45 ID:fLOchqYL]
- >>821の逆パターンでお菓子やるほうが魔女かなんかで、
そのお菓子を食べると動物になってしまうとか。
- 825 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/28(日) 19:44:09 ID:lnDYDa3j]
- ハロウィンには動物ビスケットあげればいいんですに。
- 826 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/30(火) 22:47:02 ID:6Dx1ILzj]
- >>825
「いたずらしないからお菓子下さい」
- 827 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/31(水) 13:31:09 ID:qWOFwNmV]
- イタズラしてぇ。もちろん性的な意味で。
- 828 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/31(水) 22:55:48 ID:ngnJRG0E]
- 「お菓子をあげるからイタズラさせて」
これがベスト 今週の絶望先生
- 829 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/01(木) 15:11:03 ID:8phKFdNf]
- それは俗に言う、トリック アンド トリートなんじゃないか?
- 830 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/01(木) 15:41:07 ID:zhkkRIpT]
- トリック オア トリートじゃなくて?
- 831 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/01(木) 16:06:25 ID:8phKFdNf]
- トリック オア トリートは普通だろwww
お菓子をもらって、更に悪戯もする。これがトリック アンド トリート。有名な言葉。 ちょっと828とは意味が違ったな。失敬。
- 832 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/01(木) 16:10:14 ID:zhkkRIpT]
- >>831
知らんかったー! まさか有名な言葉だったとは。 つーかお菓子あげる意味ないなw
- 833 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/01(木) 16:34:35 ID:ovZJcQnR]
- 悪戯だけしたいとはまた随分な
- 834 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/01(木) 16:52:57 ID:LNIZtfP1]
- >>829
いや、トリックとトリートの両方を与えるのだから、むしろトリック ウィズ トリート。
- 835 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/02(金) 01:27:29 ID:+6Fxcdfb]
- ミッケミケにしてやんよ。
- 836 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/04(日) 19:33:46 ID:G6y7wYae]
- ミッケミケ?
- 837 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/05(月) 16:30:34 ID:WljPjbEr]
- なんという初音ミケ
思わず欲情してしまった…… 間違いなくこれはもふもふ\(^O^)/
- 838 名前:名無しさん@ピンキー [2007/11/08(木) 15:14:24 ID:nugnDfcR]
- 作家さんにこういうこと言うのはフェアじゃないと解ってるんだが・・・
はやくギンを救ってやってくれぇ〜。 そして俺も救ってくれぇ〜 あの境遇にストレートに共鳴してしまい 気がかりで心が重くてしゃあないorz
- 839 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/08(木) 19:15:55 ID:buOPWvX1]
- まだ未完なのねアレ
- 840 名前:名無しさん@ピンキー [2007/11/13(火) 03:48:17 ID:RGI/VT1t]
- あげ
- 841 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/13(火) 16:28:54 ID:idm7m0PS]
- ケモケモした獣人ものが読みたい。
擬人化とか疑獣化とかじゃないやつ。 神様たちお願いします。
- 842 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/14(水) 19:02:50 ID:AZYljbwU]
- 獣人てケモ擬人化の産物じゃ…
- 843 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/14(水) 19:22:02 ID:Qxrh8UeL]
- 多分だけど、自分の意思で自由に変身して人から獣人になるタイプでも、
他者に変身させられて動物になるタイプでもなくて 生まれつき獣人が主人公のものが読みたいってことじゃないかな どっちかっていうと俺は獣化ものが読みたいw
- 844 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/14(水) 22:29:28 ID:f4UwZnA+]
- 俺も獣化派だな
- 845 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 01:15:44 ID:LD5RieRa]
- >844
同意
- 846 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 02:03:08 ID:sWuAbZ9g]
- 読みたいとかお願いしますとかじゃなくて、たまには自分の読みたいものを自分で書いてみてはどうだ
ちょっとした文章を書くくらいだったら難しくないんだし 少なくとも、漫画や名画を何千枚と見ても自分で基礎からみっちり練習しなければ描けない絵とかプログラムよりは それなりに本を読んでればすぐにでも書ける文章ってのは入門の敷居は低いと思うが いやもちろん、良作を書いてる人は努力や工夫もしているだろうし 入門はともかく、総合的な面では絵より文が簡単だと思っているわけではないが
- 847 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 02:08:43 ID:UkUzaqCR]
- 書いてみたけど前にこのスレで書いたやつと描写が被りまくってて
恥ずかしくなって消去しちゃった・・・orz 改めて自分で書いてみてわかったけど獣化の描写は難しいよ。
- 848 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 02:11:15 ID:TbsrkN2g]
- >>847
おれもやろうとしたけど、そうなった。 なんか書いてるとだらだらと長くなっちゃって、自分でも読み返す気になれなくなって廃棄とかよくある。
- 849 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 02:15:40 ID:UkUzaqCR]
- >>848
上手く書こうとして余分な贅肉がどんどんひっついてくんだよね・・・ 俺の場合は、書きたいシーン(獣化シーンとか)に少しでも早く移りたいんだけど もう少し直さなきゃ、もう少し直さなきゃ、ってどんどん引き伸ばしてって 最終的にはなかなか書きたいシーンに到達できずに飽きて終了ってパターン。
- 850 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 03:10:26 ID:HgNXdWzN]
- 獣化じゃない獣人萌えってもしかして少数派?
- 851 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 03:33:37 ID:sWuAbZ9g]
- >>850
俺は獣人にも普通に萌えるが、エロの場合は獣化だな 以前は獣人でも興奮してたのだが、獣化にハマってしばらくしたら獣化ネタ以外を使うのが難しくなってた おかげでハァハァするネタを探すのも一苦労になった ・・・さらに最近では獣化ネタの中でも豚化ばかりに惹かれるようになってますます限定されてしんどい もしこのままもっと酷くなって仮に「手が豚のヒヅメに代わるシーン限定萌え」とかになったら俺は餓死するかも知れん
- 852 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 16:59:00 ID:CWcwiwC4]
- ストライクゾーンが狭くなっていくのはよくあること
俺も一応満遍なく食べてるけどここ最近獣人がまったく食えなくなった
- 853 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/15(木) 18:30:45 ID:UkUzaqCR]
- 食える食えないって部分だけ聞くとなんか怖いなw
>>851 蹄スキーで豚化いけるなら牛化もいけるんじゃないですか? 俺は豚の蹄とあの不細工な鼻に萌えてますw
- 854 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/17(土) 03:49:14 ID:THUPlYnQ]
- >>850
クロノア、ゾロリ、スターフォックスに萌えて仕方がない俺が通りますよ。
- 855 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/17(土) 04:07:05 ID:rwiLEcCe]
- >>854
俺の好きなスリーポイントを見事におさえてやがる・・・
- 856 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/18(日) 00:54:43 ID:VGZ2Msms]
- >>850
白虎や霜花の式神と契約できるなら魂削って闘神士になってもいいと半ば本気で思ってる俺が通りますよ
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