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どんなポケモンにオムツ履かせてみたい? 7



1 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/03/17(日) 05:15:29.66 ID:Ts+0VonOp]
            o    _, x-―-  、,  ´      /´ ̄ フ
       ○       x:≦ニ≡ミ\   /        /―-=<ノ
               {⌒ヽ /)  `',  _   -‐ '´   _,,. ┘
            /ニ¨´ (゚/     l      丶ニ二¨´._
            {_/\ 、 u   |        ',_     `ヽ
               { / l |:::::...、 /        }  ̄ ̄ ̄´
                ∨   / |::::::::::::〃           '
               ヽ./ |:::::::/         /
              \ _」./ r 、   /⌒)  〃
        爪\    f⌒\ 丶\ (:::::/ /´
   ○    { ヽ ヽ.  /{:::::::::::丶ー\j--‐<´
        ',  丶 ヽ/八::::::::::::::::\ (:::::::::::ヽ.
         V´  ̄ ,'  lヽ::::::::::::::::::\ヽ:::::::::}
   。      、   {   ', \:::、::\:: }
           ヽ.  ',   ヽ  \\ )ノ
            \_>、_  \ `¨´
                 ̄`
どんなポケモンにオムツ履かせてみたい? 6
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601 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/07(日) 22:33:26.30 ID:h63+gd7pP]
「んっ……!」

ぷすーーーっ……

(出ない……もう5日目だよ……。)

私の名前はテールナー。家のおトイレで奮闘することしばらく。
まだ、うんちは出てくれそうにない。今日はお祭りの日なのに。

仕方ない。「アレ」を穿いて行かなきゃ。

「いってきまーす!」

浴衣に着替えて、家を出

602 名前:ス。駅で友達のニンフィアちゃんと待ち合わせ。

「ニンフィアちゃん、おまたせ!」

「テールナーちゃん、浴衣かわいい!」

そして夕方、ずっと楽しみにしていた七夕祭りが始まった。

(5日も出てないんだもん、大丈夫だよね。)

そう思って、色々な物を食べた。
出店の食べ物は雰囲気もあって、どれもすっごく美味しい。けど……。

グギュルル……

(まさか……来ちゃった……!?)
[]
[ここ壊れてます]

603 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/07(日) 22:33:48.49 ID:h63+gd7pP]
「テールナーちゃん、どうしたの?」

(どうしよう、なんでこんなときに……!)

「テールナーちゃんってば!」

「えっ!?……あ、あぁ、大丈夫。ちょっと疲れちゃって。」

「本当に大丈夫?具合悪そうだけど……。」

「だいじょーぶ、だいじょーぶ!」

キュルル……コポポ……

(大丈夫じゃないかも……。)

それから少し経つ頃には、私は押し寄せる便意のあまり、もう歩くことすら辛くなっていた。

ぶぶっ、ぶっ、ぷすっ

おならが止まらない。便秘してるせいか、臭いもキツい。

「テールナーちゃーん!大丈夫ー!?」

いけない。歩くのが遅くなって、いつの間にか距離が離れてた。
ニンフィアちゃんが向かってくる。早くここを離れないと、おならしたってバレちゃう。

けど、動けない。走るなんて……できない……。

604 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/07(日) 22:34:18.53 ID:h63+gd7pP]
「テールナーちゃん、やっぱり具合が……。」

「おトイレ……。」

「えっ?」

「おトイレ……行ってくる……一人で大丈夫、だから……。」

「あ、うん。気を付けて……。」

(テールナーちゃん、もしかして……。)

残り香で事情を察したニンフィアは、声をかけることもできず。
お腹を押さえてゆっくりと歩くその姿を、黙って見送るしかなかった。

「な、何この行列……!」

6つある仮設トイレは、それぞれ20人ずつはいるであろう長蛇の列で埋まっていた。

けど、その一番左だけは、5人しか並んでいない。並ぶならあそこしかない。
あんな行列に並んでたら、私の番が来る前に漏らしちゃうよ。

ギュゴゴゴッ!

「うぅっ!」

お、おならが……!だめ、こんなところでできない……!

私は並んだばかりの列を離れて、茂みの中に入った。

605 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/07(日) 22:34:51.20 ID:h63+gd7pP]
(ここなら音も聞こえないはず……!)

ぶうぅーーーっ!ぶっ!ぶぶぅっ!

私の予想通り、ものすごく大きな音。茂みに隠れて正解だった。けど……。

(嘘でしょ!?)

戻ってみると、5人だったはずの列が6人になっていた。私がガス抜きで離れていた間に、一人増えたみたい。
けど、あのまま待ってても、おなら我慢できそうになかったし……。

仕方なく並び直して、順番を待つ。

ググゥッ……

一人、また一人と減る度に、うんちがしたい感じも強くなっていく。
けどあと一人!今使ってる人が出てくれば、私はこの仮設トイレで思う存分うんちができる!

うんちも、おならも、思う存分。ゆっくり出してスッキリできるんだ。

ジャーーー……

ドアが開いて、リーフィアの女の子が出てくる。なんだか心配そうな表情をしていて、そこでやっと気付いた。
今の私、すっごく恥ずかしい恰好してる。無意識のうちにお腹とお尻を押さえて、へっぴり腰になって。
これじゃ、何を我慢しているかバレバレだよ……。

けど、もうそんなのどうでもいい!やっとトイレに!

「……あれっ?」

そのトイレは、私にはとても小さい。けど、たしかに使っていた覚えのある大きさ。
ドアを見ると、四足歩行ポケモン用を示すマーク。そう、進化前のフォッコの頃によく見たマークだった。

606 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/07(日) 22:35:15.18 ID:h63+gd7pP]
今まで気付かなかったなんて、私の我慢は一体何だったんだろう。

二足と四足じゃ体の大きさが全然違う。便秘で溜まった5日分のうんち……とても収まるとは思えない。

(もう……だめ……。)

ミチッ

せっかく目の前にトイレがあるのに。
やっと出せると思ったのに。
したいのに、できないなんて。

そんなのないよぉ……!

ミチチチチチ……ムリリリリ……ムリュリュッ
ミチミチミチブリリ……ブリュッ……

ぷすーーーっ……

しゅうぅぅぅーーー……
しゅいぃぃぃーーー……

(やっちゃった……。)

おしっこまで……

607 名前:うんちのことで頭が一杯だったけど、こっちもずっと我慢してた気がする。
うんちとおしっこの水気が吸われて、温かかったおむつの中が一気に冷える。

「あっ!あのお姉ちゃんおもらししてる!」

「ホントだ!ここ四足用のおトイレなのに!」

いや、見ないで、見ないでよぉ……。
[]
[ここ壊れてます]

608 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/07(日) 22:35:59.40 ID:h63+gd7pP]
「テールナーちゃん!」

私の帰りが遅くて心配してくれたのか、ニンフィアちゃんが来た。来てくれた。

「助けて……。」

「……こっち!走って!」

ニンフィアちゃんを追って走った。走るとうんちが揺れて気持ち悪いけど、ゆっくり歩いてたら周りにバレちゃう。

ムリリ……

まだ出てる……もう嫌……。

やってきたのは、お祭りの会場になっている街中にあるスーパー。その中にある、多目的トイレ。

「テールナーちゃんはここにいて。私、お湯とか使わせてもらえないか話してみるから。」

そう言って走っていった。「お湯とか」って、どういう意味だろう……。

「うぅっ……ぐすっ……。」

今度はちゃんと使えるトイレが目の前にあるのに。
悲しくて、恥ずかしくて、何もできずに、私は一人泣き続けた。

コンコンッ

数分後、ニンフィアちゃんが戻ってきたらしい。

609 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/07(日) 22:36:23.21 ID:h63+gd7pP]
「開けるよ。」

ドアが開く。ニンフィアちゃんの隣には、店員のお姉さんがいた。
新しそうなタオルが2枚と、洗面器を持っている。

「気にしないで、ゆっくりしていっていいから。これで体拭いてね。」

お姉さんが置いた洗面器には、お湯がたくさん入っていた。
そっか、ニンフィアちゃん、お尻をきれいにするためにお湯を借りたんだ。

「さすがにシャワーまではないから、ごめんなさいね。」

「あ、あのっ!これって売り物なんじゃ……!」

「小学生に買い取ってもらおうなんて思わないから、お金のことは心配しないで。」

「それじゃ、ごゆっくり。」

お姉さんが出て行った。タオルに洗面器、悪いことしちゃったな。

「あのお姉さんがね、お金はお店でなんとかするって。ほら、早く着替えちゃおうよ。」

「あそこにおむつ台があるから、とりあえず浴衣脱いで、そこに置いて。」

おむつ。

その言葉に、私は今が絶望的な状況だったと理解した。

浴衣を脱いだら、おむつがバレちゃう。
けど、ここまでしてくれたのに「出て行って」なんて言えない。
このままこうしているわけにもいかない。



610 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/07(日) 22:36:47.85 ID:h63+gd7pP]
どうしよう……。

「……やだ。」

「えっ?」

「脱ぎたく、ない。脱いだら……嫌われちゃう。」

「ニンフィアちゃんに嫌われるなんて……やだよぉ……!」

涙が溢れて止まらない。もうどうしようもなかった。

「えーっと、そのー……言いにくいんだけどね。理由はもう分かっちゃってるというか……。」

「ほら、走って浴衣崩れてるから、隙間から見えちゃってるんだよね……おむつ。」

あ、あぁ……。

「うぅ……うえぇ……うえぇぇん……!」

「わわっ!泣かないで!大丈夫。テールナーちゃんのこと、嫌いになったりしてないから!」

「ぐすっ……なんで……?」

するとニンフィアちゃんは、急に顔を赤くしてモジモジし始めた。

「私もしてるんだ。その……おねしょ、するから///」

「おねしょ……?」

「嫌われたくなくて、私のほうこそずっと秘密にしてた。まだおねしょが治ってないこと。」

611 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/07(日) 22:37:14.09 ID:h63+gd7pP]
意外な事実に面食らって、何も言えずにいた。

「ほ、ほら!お湯が冷める前に早く脱いで!拭いてあげる!///」

おねしょを打ち明けた照れ隠しなのか、ニンフィアちゃんのほうが焦っていた。
私は浴衣を脱いでおむつ替えの台の上に置いて、おむつを脱いだ。

脱ごうとするまでもなく、少しずらしだだけでドサッと落ちた。
おしっこで全体的に黄色く、その上に5日分の大量のうんち。二足歩行用のおトイレでも詰まりそうなほどだった。

ニンフィアちゃんは何も言わず、お湯で濡らしたタオルでお尻を優しく拭いてくれた。

「聞かせてくれる?テールナーちゃんはどうしておむつ穿いてるの?」

「遠くにお出かけすると、おトイレに間に合わないことがあって、そういうときに……。」

「そうだったんだ。すごかったもんね、さっきの仮設トイレの行列。」

「それにしても惜しかったね。ドアも開いてて、あと一歩だったのに。」

「あれは……違うの。そうじゃなくて……。」

私はニンフィアちゃんに、トイレに間に合わなかった事情を話した。

「そうだったんだ……。」

「こんなことになるなら、進化なんてしなければよかった。フォッコのままなら間に合ったのに。」

「そんなこと言わないで!私、テールナーちゃんが進化したとき、すっごく嬉しかったんだから。」

「ニンフィアちゃん……。」

612 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/07(日) 22:37:37.01 ID:h63+gd7pP]
最初は戸惑ったっけ。それまで四足だったのが急に二足になって、使うおトイレも変わっちゃって。
トイレとレーニングってわけじゃないけど、慣れるまで時間かかったなぁ。

「はい、終わり。きれいになったよ。」

「ごめんね、汚いことさせて。」

「汚いなんて思ってないよ、大切な友達だもん。ほら、新しいおむつ。」

おむつを穿きながら、嬉しくて泣きそうになるのを堪えて、精一杯の気持ちを伝えた。

「……ありがとう///」

「どういたしまして。フフッ♪」

うんちは何とか詰まらずに流せて、お湯も流して、さっきの店員さんにお礼を言った。
お姉さんは優しく頭を撫でて、励ましてくれた。二人の優しさが嬉しくて、やっぱり泣いちゃった。

その夜、二人で短冊にお願い事を書いた。

『おむつが取れますように。テールナー』

『おねしょが治りますように。ニンフィア』

なるべく奥のほうにこっそり飾って、それでも強く願いをこめて。私たちの七夕祭りは終わった。

613 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/07(日) 22:37:59.30 ID:h63+gd7pP]
翌朝、日曜日。

「う、嘘でしょ……!?」

真っ白なはずのベッドのシーツに、フォッコの頃よりずっと大きな世界地図。ぐっしょりと濡れた、懐かしい感覚。

おねしょするなんて……。

ピロンッ♪

どうしようかと固まっていると、スマホから音がしてビクッってなった。

「ニンフィアちゃんからLINEだ……えぇっ!?///」

朝の挨拶と一緒に送られてきたのは、2枚の画像。

「おむつ自撮り」とでも言えばいいのかな。

1枚目は、パンパンに膨れて垂れ下がったおむつを穿いたまま、ベッドに座って恥ずかしそうに笑う姿。
2枚目は、おむつのサイドを破いて、黄色く染まったおむつ。恥ずかしい部分も丸見えだ。

何もそこまで見せなくても……。

「……よし。」

カシャッ!

『私もしちゃった』

一言添えて、私も画像を送った。
久しぶりのおねしょでぐっしょり濡れた、シーツの画像を。

614 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/07(日) 22:38:28.42 ID:h63+gd7pP]
「ママ、おはよう……///」

「おはよう、テールナー。どうしたの?隠れちゃって。」

「その……ごめんなさい。」

「おねしょ……しちゃった……///」

消えてしまいそうな小さな声で、そう呟いた。

「あら、久しぶりにやっちゃったわねぇ。進化してすっかり治ったと思ってたけど。」

「昨日のお祭り、ニンフィアちゃんと何かあった?ケンカでもしちゃった?」

「な、ななな何も!何もないよ!ケンカはしてないけど、その……いや、何もないから!///」

「あらあら、分かりやすい反応するわねぇ。」

「ケンカじゃないならよかったけど、そうなると……何があったかなんて、おもらししかないわよねぇ?」

「……うん。ニンフィアちゃんとスーパーの店員さんに、助けてもらって///」

「おもらしついでに、ニンフィアちゃんのおねしょが移っちゃったりしてね。」

「ママ、ニンフィアちゃんのおねしょ知ってたの!?私たち、お互いおむつ穿いてること、昨日初めて知ったのに。」

「ママ友のお茶飲み話なんて、自然と子供のことになるのよ。」

615 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/07(日) 22:38:55.22 ID:h63+gd7pP]
お茶飲み話に、娘のおねしょとおもらしのことって……。

「とにかく、シャワー浴びちゃいなさい。シーツ洗って、ベッドもきれいにしておくから。」

「お、怒らないの?」

「普段から遠出する度におもらししてるんだもの。おねしょくらいどうってことないわ。」

改めてそう言われると恥ずかしい……。そういえば去年の旅行も、行きの車の中でおもらししちゃったっけ。
渋滞が長くて、サービスエリアのおトイレでママと一緒におむつ替えて。まるで、昨日みたいに……。

シャワーを浴びたあと、もう一度謝ったら「気にしないの」ってなでなでされた。
おねしょしちゃったのになんだか嬉しくなって。お部屋に戻って、ニンフィアちゃんに電話してみた。

「エヘヘ……私もおねしょしちゃった。久しぶり……おもらしとは全然違うんだね。」

『私のおねしょが移ったのかな?』

「ママも同じこと言ってた。それに、私たちのおむつのことも、とっくに知ってたって。」

『さすがはママ友……。ところで、もし本当に移って……癖になってたらどうする?』

「たまたまならいいけど、不安だなぁ。今日からおむつ穿いて寝たほうがいいか、相談してみる。」

『フフッ、そしたら私たち一緒だね。』

「ま

616 名前:、まだ再発したって決まったわけじゃないもん!けど……もしそうだったら、これから一緒に頑張ろうね。」

『うん。一緒に治そう。その……二人だけの秘密だよ?///』
[]
[ここ壊れてます]

617 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/07(日) 22:39:19.48 ID:h63+gd7pP]
「もちろん!///」

ママに相談した結果、おむつを穿いて寝ることになった。
それからは週に3回くらい、おねしょするようになっちゃって。

「おはよう、ニンフィアちゃん!」

「おはよう、テールナーちゃん!」

おねしょとおもらし。恥ずかしい失敗と秘密をキッカケに、私たちはもっと仲良くなれた。
だから、これでよかったと思ってる。あのときは恥ずかしかったけど、それ以上に嬉しかったから。

来年も一緒にお祭り行こうね。
そう約束して、今日も私たちは元気に、通学路を歩く。季節は秋、最近寒くなってきた。

「今日も寒いねー……。おねしょが増えないか心配だよ。」

「そうだねー……。溢れたりしないといいなぁ。」

「なら、おねしょシーツ買ってもらえば?溢れてもベッドに染みないから便利なんだよ。」

「そんなのあるの!?いいなぁ、私も欲しい!」

あの短冊に書いたお願いが叶うには、まだまだ時間がかかりそうです。

おしまい

618 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/08(月) 19:56:51.46 ID:QygiuLpeP]
リクした者です
お願いしたシチュやおねしょの写真送り合ったりしたところとか
テールナーもニンフィアもかわいかったです

619 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/10(水) 21:28:46.18 ID:N8XPJZHQ3]
i.imgur.com/zzPDfwX.jpg
i.imgur.com/ZWNxmYH.jpg
i.imgur.com/TK5siIA.jpg

「ニャビーのかわいい姿が見たくてアニメ24話観直したけど
ママに撫でられてうっとりしてるシーンが、我慢し続けたおしっこを
やっと出せてホッとしてるようにしか見えない
汗かいて赤面しながら安堵するってのがもう排尿の快感に浸ってるようにしか見えない」

↑2年前当時(2017/5/4)の自分の発言と画像をふと思い出して興奮してきた
やっぱりポケモンもどこも公式が最大手ってことですね
アニポケサンムーンは初期しか観てないけど書いてみようかな…
映画の短編みたいなノリで、シャイなニャビー君が誰にも見つからずに
一人でこっそりおしっこできる場所を探して、尿意を堪えて頑張るお話とか

というかニャヒートのままでよかった…
ガオガエンにはならずにかわいいままで終わってほしい



620 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/10(水) 21:42:01.39 ID:N8XPJZHQ3]
ちなみにここじゃなくて
とうとうポケモンで抜いてしまった喪男55のレス328、332、334
何で急に思い出したんだろう…とにかくニャビーがエッチだった…

621 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/16(火) 13:41:38.02 ID:xvrCQFEHF]
おむつ、おもらし、おねしょss書きたい気分になってきたので
今回はブイズCP限定、男の子主役でシチュ募集したいと思います
…というと大体いつも通りな気がしますけど

明日は病院行かなきゃなので、今日から皆様ぜひぜひ
かわいいお話があれば全力で書かせていただきます…!

622 名前:名無しさん、君に決めた! [2019/07/16(火) 16:36:12.80 ID:TdP0waug9]
一歳と七歳の兄弟イーブイがある日トレーナーが出かけるためにポケモンセンターに預けられ
るのだが手違いで兄のイーブイがまだオムツが必要な弟イーブイと一緒の所に預けられ兄弟
揃っておもらししてオムツされる話が見たいです。(それが原因でおねしょ癖がついてしまい
夜は弟と一緒にトレーナーにおむつされる)

623 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 12:55:21.94 ID:acIF92601]
小学校に入学したグレイシアは、女の子みたいな容姿を皆にからかわれたりして気弱で
トイレでどっちに入ればいいか混乱した経験のせいか、普段から我慢できずおもらしするのでおむつを穿いていて
入学した日に、早速からかわれて漏らしてしまったところを、同じクラスのブラッキーに助けられる
保健室

624 名前:ノ行って、ブラッキーはグレイシアをかわいいと褒めてくれたり
自分もおねしょでおむつをしていることを打ち明け、仲良くなる感じの…?
[]
[ここ壊れてます]

625 名前:名無しさん、君に決めた! [2019/07/18(木) 14:26:36.65 ID:AQS+CUIZU]
そろそろ肝試しでビックリしてのおもらしっていう定番ネタも使えそう
更にしばらくは夜トイレが怖くなっておねしょも…
たまには限界おもらしとは違うおもらしもいいと思うんだ(他力本願

626 名前:名無しさん、君に決めた! [2019/07/18(木) 16:01:45.63 ID:3i0RLVkWj]
やさしいお兄さんリーフィアが保育園の弟イーブイを迎えに行ったのだがトイレに行きたくなり
トイレを借りようとしたのだが大人用のトイレが故障中で園児用の小さいトイレではできないので
漏らしてしまい保育園で弟と同じオムツを先生に履かせてもらう

627 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:17:53.30 ID:4d5nojJDv]
とりあえず>>565さんの案にグッときたので投稿させていただきます
どこまでご希望に沿えているか不安ですが、楽しんでいただければ幸いです

628 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:19:04.23 ID:4d5nojJDv]
ここは、ポケモンたちが通う小学校。
僕、グレイシアは、今日からここの1年生。

「それじゃ、次の自己紹介ね。」

「は、はいっ!」

うぅ……緊張するなぁ……。

「え、えっと、僕の名前は、グレイシアです!えっと……その……///」

「大丈夫、ゆっくりでいいから。ねっ?」

優しそうな先生でよかった。よし……!

「う、運動はちょっと苦手だけど……みんな、よろしくお願いします!///」

そんな僕の姿を見て、小さな話し声が聞こえてきた。

「……女の子みたいじゃない?」

「ホント。でもランドセルは黒かったよ。」

「実は女だったりして。」

そんなヒソヒソ話が、クラスの男子の中で飛び交う。正直言って、予想通りだ。
幼稚園でもそう言われていたし、お母さんにも「女の子みたいでかわいい」って、よく言われる。

僕はたしかに男の子だけど、周りからは女の子みたいに見えるらしい。そんなにかなぁ……。

629 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:21:31.25 ID:4d5nojJDv]
それより、自己紹介を終えて緊張が解けたら、その……。

(おしっこしたくなってきちゃった……。)

僕はクラスの真ん中くらい。この自己紹介が全員終わっても、この1時間目の授業……小学校最初の授業は、まだ終わらないと思う。

30分後。

(おしっこ、おしっこ、おしっこ。)

自己紹介が終わって、好きなことを紙に書いて、校歌を歌って。
そうやって授業が終わりを迎える頃には、僕の頭の中はもう、おしっこのことで一杯だった。

(早く、トイレ、おしっこ、おしっこ。)

両手で前をギュッと押さえて、モジモジと体を揺らして。こうしないと漏らしちゃう。もう我慢の限界だ。

「グレイシア君、おしっこしたいの?」

隣の席のブラッキーちゃんが、こっそり声をかけてきた。
ついさっき知り合ったばかりの女の子にそんなことを聞かれて恥ずかしかったけど、こんなにモジモジしてればバレるのも当然だよね。

「う、うん。」

「もうすぐ授業終わるから、そしたら一緒におトイレ行こう?だからそれまで頑張って!」

「うん。もう少し、もう少し……。」

そう。もう少しでおしっこできるんだ。もう少しで……。

キーンコーンカーンコーン



630 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:22:44.19 ID:4d5nojJDv]
「それじゃあ、最初の授業はここまで!みんなおトイレに行くのを忘れないでね!」

「「「はーーーい!!」」」

クラスのみんなが立ち上がる。といっても、全員が先生に言われた通りにトイレに行くわけじゃない。
初めて知り合った子と友達になるために、お喋りを始める子がほとんどだった。トイレに行くなら絶好のチャンスだった。

「グレイシア君、行こう!」

「う、うん!」

男子トイレのマークが見えた。ブラッキーちゃんのおかげで、なんとか間に合うかもしれない。

「あっ、グレイシアが男子トイレ入ろうとしてる!」

「ホントだ!お前は女みたいな見た目なんだから、女子トイレだろ!」

う、嘘。

突然言われた心無い言葉で、ショックのあまり立ち止まってしまった。
幼稚園でも言われていたことが、小学校でも起こるなんて。もう大丈夫と思っていたのに。
二人とも知らない子だ。ブラッキーちゃんと同じで、他の幼稚園や保育園から来た子なんだと思う。

「ちょっと!何てこと言うのよ!」

「グレイシア君は男の子でしょ!」

偶然女子トイレに来たクラスメイトの女の子も一緒になって、僕を巡って言い争いが

631 名前:始まった。
青いマークの男子トイレと、赤いマークの女子トイレ。僕は一体どっちに入ればいいのか。どっちに入れるのか。

どっちに入れば、今すぐにスッキリできるのか。
[]
[ここ壊れてます]

632 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:24:28.61 ID:4d5nojJDv]
「うぅ……!」

もう、僕がどっちに見えるとかどうでもいい。
とにかくおしっこがしたくてたまらない。このままじゃ、おもらししちゃう。

「と、とにかく!グレイシア君おしっこ我慢してるから!おトイレ使わせてあげて!」

ブラッキーちゃんが助けてくれるけど、意地悪な男子二人はそれもお構いなしだった。

「なんで女子が男子トイレに入るんだ?」

「男だっていうなら、ちんちん見せてみろよー!」

「ちょっ……何言ってるのよ、エッチ!///」

「そうよ!女の子の前で!///」

しゅっ、しゅっ、しゅううぅぅ……

(あ、あぁ。)

しゅううぅぅ……

もうだめだ。我慢、できない。

「……せる、から。」

「えっ?なんだよ。」

僕は泣きそうな声で、絞り出すように言った。

「ちんちんでも……何でも……見せるから……だから……!」

633 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:25:18.01 ID:4d5nojJDv]
もう、漏れちゃう。

「おしっこ……させてよぉ……!///」

ぷしゃぁっ!

しゅいいぃぃぃーーー……びちゃびちゃびちゃ……
しゅううぅぅぅーーー……ばしゃばしゃばしゃ……

「「「「あっ……。」」」」

僕はしゃくり上げながらおしっこを漏らし続けて、言い争いをしていた四人は無言でそれを見つめていた。
全部出し切ったあと、念願のトイレを目の前にした床には、僕のおしっこで黄色い水たまりができていた。

いつもならできることはない、大きな大きな黄色い水たまり。おもらしの跡が。

「グレイシア君、ちょっと待ってて!」

ブラッキーちゃんが何か言った気がしたけどよく分からなくて、気付いたら先生がやってきていた。

「コラッ!ブラッキーちゃんから話は聞いたわよー……意地悪しちゃだめじゃない!」

「「ご、ごめんなさい……。」」

「放課後、職員室に来なさい。あっ、もちろんおトイレは済ませてからね。お説教よ。」

「「はーい……。」」

634 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:26:05.58 ID:4d5nojJDv]
「先生、私たちも悪いの!ムキになってケンカしないで、女子トイレ使わせてあげてたら、おもらししなかったのに……。」

「あなたたちはグレイシア君を庇ったんでしょう?謝ることないわよ。」

「けど……。」

「じゃあ、先生と一緒にお掃除手伝ってくれる?それでグレイシア君にごめんなさいってことで!」

「「はーい!」」

「あ、ありがとう……ぐすっ……二人とも……。」

「いいの!私たちがケンカしたせいで、おトイレ行けなかったんだし!」

よかった、優しい人もいるんだ。そう思うと、なんだかすごく安心した。

「ブラッキーちゃんはグレイシア君と一緒に、保健室に行ってくれる?学校案内は入学式の後にやったけど、場所分かるかな。」

「大丈夫です!さぁ、行こう。」

「ぐすっ……うん。」

保健室。初めて入るのがまさか初日、それもケガじゃなくておもらしが理由になるなんて。

「あらぁー、間に合わなかったのね。大丈夫。毎年こういう子はいるんだから。」

「違うんだよ先生!男子が「お前は女みたいだから男子トイレに入るな」なんて意地悪するから!」

「あらまぁ……たしかにかわいい顔してるし、小柄だけどねぇ。意地悪はよくないわねぇ。」

「職員室で、先生にたっぷりお説教してもらうんだから!」

635 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:26:49.74 ID:4d5nojJDv]
「そういえば、僕のほうが背が低い……。」

「えっへん!なら私がお姉さんだね!」

「背が高くなったら、女の子扱いされずに済むのかな……。」

「まぁまぁ、男の子なんですもの。焦らなくても、いつかグンと背が伸びる時期が来るわよ。」

スラッと背が高くなったら、きっとみんな僕を男としてみてくれるはず。楽しみだなぁ。

「さて、早いところお着替えしちゃいましょう。」

すると、ブラッキーちゃんが手を挙げた。

「先生!私がお手伝いする!」

「ちょ、そんな、恥ずかし……。」

「グレイシア君は私とお着替えするの……嫌?」

「……嫌じゃ、ないけど……///」

そんなかわいい顔で見つめられちゃ、断れないよぉ……。

(あらあら、おませさんねぇ。)

奥のカーテンで仕切られたベッドのある場所に、着替えとお湯とタオルを2枚、そしてバケツを用意してくれた。

「先生は隣のお部屋にいるから、何かあったら呼んでねぇ。」

(二人の時間を邪魔しちゃいけないわよねぇ。頑張ってね、ブラッキーちゃん。)

636 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:29:45.94 ID:4d5nojJDv]
バタンッ

そう言って先生は、隣の部屋に行ってしまった。ここには僕たち二人きり。上手くお着替えできるかな……。

「だいじょーぶ、私に任せて!」

僕の不安な気持ちを察した

637 名前:みたいに、ブラッキーちゃんが励ましてくれる。本当に頼りになる女の子で、羨ましいくらいだ。

とりあえず、ぐっしょり濡れたズボンを脱ぐ。おしっこで濡れたそれは重くて、ドサッと音を立ててバケツに落ちた。
次に脱ぐのは、パンツ。けど、僕にとってこれは、ただのパンツじゃない。

今朝開けたばかりの新品の、真っ白なブリーフ。この日のために買ってきた、特別な1枚。

それだけじゃない。
それだけじゃないのに、大切な物なのに、それが今はこうして、おしっこでぐっしょり濡れている。肌に張り付いて気持ち悪い。

「うぅ……ぐすっ……ううぅ……!」

それを見て、感じていると、涙が溢れて止まらなかった。

「ど、どうしたの、グレイシア君!?」

「パンツ……パンツが……!」

「クラスの女の子にパンツ見られるの、恥ずかしかった?そ、そりゃそうだよね!しかも隣同士だし!ごめん、気付かなくて……。」

「違うの……僕、いつもはパンツじゃなくて……その……おむつ、穿いてて……///」

「へっ!?///」
[]
[ここ壊れてます]

638 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:30:48.11 ID:4d5nojJDv]
「恥ずかしくて言い出せなかったりして、トイレに間に合わないことが多いから……。」

「けど、今日は小学生になる日だから。今日からはもう、おむつじゃなくてパンツにしたかったから。」

「だから、お母さんに頼んで買ってもらって……なのに……。」

初めてのパンツだったのに、おもらししちゃった。

「そ、そう……だったんだ……///」

「なんでブラッキーちゃんが赤くなってるの?」

「ふぇっ!?///」

さっきまでの頼れる姿とは違って、ブラッキーちゃんは真っ赤になって目をそらして、モジモジしてる。

「じ、実は私も、おむつしてて……///」

「ブラッキーちゃんも!?意外だなぁ。」

「あのね……おねしょ、するんだ///」

……おねしょ?ブラッキーちゃんが?

昼間ずっとおむつ穿いてる僕が言うのもなんだけど、全然想像付かない。
僕を助けてくれたあの頼れるブラッキーちゃんが、夜おむつを穿いて寝ているなんて。

「だから、グレイシア君がいつもおむつ穿いてるって聞いて、ドキッとしちゃって。」

「そうだったんだ。なんだか僕たち、似てるのかもね。今日もおむつ穿いてくれば、溢れずに済んだのかな。」

「いやぁー……あの量だと余裕で溢れて床もびちゃびちゃだったと思うよ?かなり我慢してたみたいだもん。」

639 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:31:46.33 ID:4d5nojJDv]
そんな話をしながら着替えを済ませて、僕たちはカーテンを開いてベッドから出た。

「ちゃんと着替えられたみたいね、二人とも。」

「せ、先生!」

「いたんですか!?」

「えぇ。色々と事情は聞かせてもらったから、グレイシア君のお母さんにはあとでお話を聞いておかなきゃかしらねぇ。」

「もしも授業中におもらししちゃったとき、着替えずにずっとそのままなのも嫌でしょう?」

「体育のお着替えだって、クラスのみんなにおむつ見せるわけにもいかないでしょうし、ねぇ?」

「は、はい……///」

「とりあえず、お洋服は洗濯しておくから。二人は教室に戻りなさい。転ばないように気を付けてね。」

「はーい!」

あんな恥ずかしい秘密を打ち明けたあとなのに元気なブラッキーちゃんに手を引かれて、僕は保健室を後にした。
そして、教室に戻るまでの道のりで、僕たちは小声で話し合った。

「さっきの話、絶対に秘密だからね?私もグレイシア君も、お互いのおむつのことは誰にも言わないって約束しようね。」

「うん。絶対に言わない。ブラッキーちゃんもおむつ穿いてるって分かって、不安だったのがちょっとだけラクになったし。」

「あと……さっきは助けてくれて、ありがとう。」

「エヘヘ……どういたしまして!///」



640 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:32:22.10 ID:4d5nojJDv]
それから連絡帳を通じて、僕のおむつやおもらし癖についての事情は、学校の先生全員が知ることとなった。
特に担任の先生と体育の先生、そして保健室の先生はそれについて優しくしてくれて
体育の着替えは保健室でさせてもらえるようになって、授業中トイレに行きやすいように雰囲気を作ってくれて
それでも恥ずかしくて言い出せずにおもらししたときは、ブラッキーちゃんと一緒に保健室に行くことになった。

保健室には僕にピッタリのサイズのおむつが備えてあって、濡らしちゃっても、午後の授業も安心できた。

まだ席替えはないけど、僕とブラッキーちゃんはずっとこのまま、隣同士にしておくって、先生が言ってた。
そのほうが一緒に保健室に行きやすいし、僕もそのほうが嬉しかった。

一応、僕のおもらし事情と一緒に、ブラッキーちゃんのおねしょについても、先生たちに伝わったみたい。
小学校では遠足とは違って、お泊りの行事がいくつかあるみたいで、そのときのおねしょ対策をしておくみたい。
6年生になったら「修学旅行」という長いのもあるって言ってた。



641 名前:キがにそれまでにはきっと治る……とも言い切れないのは、あれから僕もおねしょをするようになってしまったからで。
入学式の日に初めてのパンツにおもらしをしたのが、よっぽどショックだったらしい。ますますパンツデビューが遠のいちゃった。

そのことをブラッキーちゃんに話したら「一緒だね」って言われて、なんだか嬉しかった。
担任の先生と保健室の先生には、これまた連絡帳で伝わっていたみたいで「お泊り行事は二人一緒に、保健室の先生と一緒に寝ることになるかもね」って。
[]
[ここ壊れてます]

642 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:32:56.63 ID:4d5nojJDv]
「もしも6年生になってさ、「修学旅行」ってやつでもおねしょしちゃったら、どうする?」

「うーん……おねしょは恥ずかしいけど、ブラッキーちゃんと一緒ならいいかな。」

「ていうか、それまでに治ってればいいんだけどね。」

「本当にねぇ。僕なんて週に3日はやっちゃうよ。」

「私なんてほとんど毎日だもん。グレイシア君のほうが……あっ、グレイシア君にはおもらしがあったか。」

「もう!ブラッキーちゃんの意地悪!」

「フフッ、やっぱり女の子みたいでかわいい!」

「ブラッキーちゃんに言われると、嫌じゃないな。なんでだろう。」

君に出会うまでは、女の子みたいだと言われるのがあんなに嫌だったのに。
実際、今でも言われていい気はしない。けど、君に言われるのだけは、むしろ嬉しい。

この気持ちはなんだろう。
その正体に気付いたのは、それからずっと先のこと。僕たち二人が、おむつを卒業する頃でした。

643 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:36:27.16 ID:4d5nojJDv]
おしまい
次は>>566さんの案を元に考えています
肝試しで恐怖失禁をキッカケにおねしょという王道パターンは実は初挑戦だったり

644 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/18(木) 23:45:08.41 ID:4d5nojJDv]
書く前に>>566さんにお聞きしたいのですが、登場するブイズ
(主役、驚かす役、おむつを穿くことを提案する家族など)はどの子がよいでしょうか
お好みをより具体的にご説明いただけると書きやすくなって嬉しいです

645 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/19(金) 06:51:53.66 ID:5mdqUut/P]
おむつなんて卒業したって子を赤ちゃん帰りさせたい

646 名前:名無しさん、君に決めた! [2019/07/19(金) 19:54:18.01 ID:YXolp4Tlg]
>>582まさか本当に採用されるとは、ありがとうございます!

では怖がりのグレイシア♀がひょんな事から友達のブースター♀とペアで
肝試しをする事になって、脅かす友達の迫真の演出で恐怖のあまりおしっこが…
その上我慢していたブースターもグレイシアのひんやり感+びっくりで失禁
…というのはいかがでしょうか?
脅かす役はエスパータイプのエーフィやブラッキー辺りなら役に良いかなーと
お母さんはニンフィアが無難でしょうか
後味を良くするなら、その後二匹は夜トイレが怖くなり案の定
おねしょをするようになるも、おねしょやオムツという共通の秘密
でより仲良く…

勿論あくまでも参考程度であって、キャラ変更等はご自由にしてもらっても
構いませんので…それでは素敵な小説お待ちしております!

647 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/20(土) 16:34:01.83 ID:/QmAjMM5A]
>>569
遅れましたが、リクエストSS書いて頂き、ありがとうございます…!
ブラッキーも男の子のつもりでしたが、性別書き忘れていましたし
何より思いの外かわいらしいやりとりで、♀ブラッキーも良いと思えるようになりました。
これからもSS楽しみにしております…!

648 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:16:02.49 ID:+bUocHo5y]
>>585
何となくどこか違う気はしていたのですが、ブラッキーも男の子でしたか
事前確認を怠ってしまい、申し訳ありません
間違ってしまったなりに楽しんでいただけたのなら、ありがとうございます!

続いて>>584さんのお話、投稿させていただきます

649 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:17:04.62 ID:+bUocHo5y]
夏休み初日、とある夜の河川敷。
同じ小学校のクラスメイトのグレイシア、ブースター、エーフィ、ブラッキーは、花火大会をすることになった。
夏と言えば花火。ということで早速夏休みらしいことを……そう思っていたのは、グレイシアとブースターの二人だけだった。

「「肝試し!?」」

「そう!花火だけで終わったらつまらないでしょ?だからサプライズ!」

「女の子だけの秘密の肝試し大会だよ!クリアできたらプレゼントも!」

まさにサプライズ。そんな話は一切聞いていなかった。エーフィとブラッキーは双子の姉妹。こっそり計画していたのだろう。

「肝試しなんてやだよぉ……怖いよぉ……。」

分かりやすく怯えるのは、怖がりな性格のグレイシア。さっきもネズミ花火に驚いて大慌てだった。

「大丈夫だよ、グレイシアちゃん。私が付いてるから。」

震える手をそっと握るのは、世話焼きで優しい性格のブースター。

「だから一緒に頑張ろう?プレゼントもあるって言うし。」

「ブースターちゃん……うん!」

温かさに包まれて、震えも止まったようだ。一緒なら大丈夫。そう強く言い聞かせて、グレイシアは覚悟を決めた。

「ルールは簡単。ここからあの林の中をグルッと回って戻ってくればゴール!一本道だから迷子にはならないはずだよ。」

「じゃあ、私たちは先に行って準備してるから。ごゆっくりー!」



650 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:17:40.88 ID:+bUocHo5y]
簡単に説明をして、姉妹はさっさと行ってしまった。驚かす役がいなければ肝試しにならないのだから、当然ではあるが。

「それじゃ、私たちも行こうか。」

「う、うん。ブースターちゃん、手離さないでね……?」

「心配しないで。ちゃんと一緒にいるから。」

ぶるっ……

この瞬間、ブースターの頭の中に、ある欲求が芽生えた。

(おしっこしたい……。)

それは、尿意。生理現象。

今いる河川敷に、トイレはない。その辺でこっそり済ませてしまえばいい話だが、今という状況ではそうもいかない。
グレイシアはこれからの恐怖のあまり、手を強く握っている。友達に外でおしっこをする音を聞かれるのは恥ずかしいが
「おしっこしたいからちょっと待ってて」などと言ったら、グレイシアはどうなるか。

暗闇の中、離れて独りぼっち。不安でたまらないだろう。泣き出してしまうかもしれない。そんな思いはさせたくなかった。

(肝試しなんてゲームなんだから。すぐに終わらせて、二人がいるときにしてくればいいよね。)

(それまでは我慢。我慢しないと……。)

友達のために、心の中で決意したブースター。
夏の冷たい夜風が、尿意をより強く意識させる。それを振り払うかのように、二人は手を繋いで歩き出した。

651 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:19:25.50 ID:+bUocHo5y]
指定された道を歩き続けてしばらく。特に何かが起こる気配はない。これではただの散歩だ。

ガサッ

「ひゃっ!?」

草むらが動いた。あそこに何かが仕掛けてあるのか。エーフィかブラッキーがいるのか。
「危ないことはしない」と約束してはいたから、そこは安心。それでも何があるか分からないので、慎重に進む。進むのだが……。

「ぐ、グレイシアちゃん。そんなにピッタリくっつかれると、歩きづらいよ。」

「だってぇ……。」

(うぅ……体が冷えて、おしっこが……!)

グレイシアはこおりタイプ。普段から体が冷たい上に、緊張状態になると、さらに冷える。
ブースターがいくら体が温かいほのおタイプとはいえ、これではさすがに体が冷えていく一方だ。

体が冷えれば、尿意も増す。最後まで我慢できるか、怪しくなってきた。

(これが終わったら、急いで茂みに隠れておしっこしないと……。)

もう、恥も外聞もない。最悪の事態を避けるためには、そうするしかなかった。

結局、さっきのあれはただ、草むらが風に揺れただけだった。
グレイシアは俯きがちで歩いているし、外は薄暗い。ブースターは片手でグレイシアを支えながら、もう片方の手で、しきりにお股を擦っていた。

揉んだり、押さえたり、立ち止まったり。もうグレイシアどころじゃない。おしっこのことで頭の中が一杯だ。

ふと、目の前が明るくなった。ゆらゆらと、紫色の火の玉のような物が揺れている。

652 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:20:02.95 ID:+bUocHo5y]
「な、何あれ……。」

「おにび、かな……?」

ガサガサッ

653 名前:

おにびに見とれていると、何かが飛び出してきた。

「みぃーーーたぁーーーなぁーーー……?」

汚れた白い布に身を包んだ、大柄で腰の曲がった、老婆のような誰か。深く被っていて顔も見えない。エーフィでも、ブラッキーでもない。

「見られちゃ仕方ないねぇ……!」

「グレイシアちゃん!」

「う、うん!」

本当にオバケかもしれない。そう思って、必死で逃げる二人。だが、がむしゃらに逃げたせいか、木にぶつかって行き止まりになってしまった。

「ふぇっふぇっふぇ……。」

もう終わりだ。そう思った、そのとき。

「あ、あ、あぁ……。」

しゅっ……しゅいいぃぃ……しゅいいぃぃぃーーー……

全身をガタガタと震わせて怯え切ったグレイシアのお股から、おしっこが流れだした。恐怖のあまり、失禁してしまったのだ。

(グレイシアちゃん、そんなに強く抱きつかれたら……お腹、押されたら……。)
[]
[ここ壊れてます]

654 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:21:16.19 ID:+bUocHo5y]
(もう……だめ……。)

じゅわああぁぁぁーーー……

恐怖と、冷たさと、トイレに行きたかったのに行けなかった苦しさと。もう、ラクになりたかった。
ブースターのお股からも、おしっこが流れ始める。ずっと我慢していたので、その量はグレイシアの比ではない。

二人のおしっこは地面で混ざり合いながらもなお、止まることなく出続けた。

「「ジャーン!大成功ー!」」

懐中電灯でパッと照らされて、エーフィとブラッキーの声が聞こえた。底知れない恐怖から、一気に現実に引き戻された二人。

「どうだった?私たちの合わせ技!私があやしいひかりで二人を混乱させて。」

「次に出したおにびを、エーフィお姉ちゃんがねんりきで操って。」

「オバケに変装したブラッキーが混乱して大きく見えて、おにびと共に追いかける!恐怖の演出!」

「いやぁ、さすが私たち……って、あれっ?お姉ちゃん……。」

「どうしたの、ブラッキー……あっ……。」

しゃくり上げておしっこで地面と足を濡らす、グレイシアとブースター。姉妹は悟った。

((やりすぎた……。))

「ぐすっ……うぅ……うえぇ……!」

「こんなのないよぉ……酷いよぉ……!」

「「ご、ごめんなさい……。」」

655 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:21:51.84 ID:+bUocHo5y]
このあと、河川敷に戻った四人。グレイシアとブースターは川で体を洗った。
エーフィとブラッキーは何度も心から謝って、なんとか許してもらえた。「もうこんなサプライズはしない」と約束をして。

「これ、プレゼント。あんなことになって喜んでくれるか、分からないけど……。」

小さな箱を開けると、リボンが二つ。ブースターは緑色で、グレイシアは黄色の色違いだった。

「……似合うかな?///」

「うん、とっても。グレイシアも、すっごくかわいい。」

「エヘヘ……///」

「本当にごめんね。私たち、こういうの大好きで、つい気合い入っちゃって。グレイシアちゃんがこういうの苦手だって、知ってたのに……。」

「もう気にしなくていいよ。ブースターちゃんとお揃いのリボン貰えて、とっても嬉しいの。」

「私も。グレイシアちゃんと一緒に大切にするよ、このリボン。怖かったけど……ありがとう。」

「「二人ともぉ……!」」

肝試しが怖くて、仲直りができて嬉しくて、結局四人とも泣いちゃって。そんな夏休み初日の夜。

こうしてさらに仲良くなって、お揃いのリボンは宝物になったグレイシアとブースター。しかし、大変なのはここからなのであった……。

656 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:22:43.82 ID:+bUocHo5y]
その日の夜中、グレイシアの家。彼女は尿意で目が覚めた。

(寝る前におトイレ行くの忘れてた。)

ベッドから降りて、部屋のドアを開ける。その先に見えるのは、果てしなく続くようにも感じる暗闇。
廊下の電気を点ければいいだけの話だし、いつもはそうしているから、怖がりな彼女でも夜中のトイレは問題ない。

だが、今日は違った。思い出すのは、先ほどの肝試しでの出来事。
結局あのオバケの正体は変装したブラッキーで、大きく見えていたのも、あやしいひかりで混乱していたから。

などと説明されたところで、実際に見た記憶とその恐怖は、そう簡単に消えはしない。

この廊下を歩いたら、今度はあのオバケの本物が出るんじゃないか。
トイレに行けたとしても、便器の中から手が出てきて、引きずり込まれるんじゃないか。

(……だめっ!

657 名前:)

怖い妄想は膨らむばかり。純粋で想像力豊かな小学生という年頃ならばなおさらだ。
とにかくトイレには行けない。けれどこのまま我慢できるとも思えない。それでも、できることはただ一つ。

(朝まで……我慢する……!)

朝になればきっと、あのオバケはいなくなるはず。お日様が昇る時間まで待てば、安心してトイレに行ける。
時刻は午前1時。あまりにも厳しい、長い戦いが始まった。

同じ頃、ブースターの家。彼女もまた、同じようなことを考えてしまい、トイレに行けずにいた。

(我慢……我慢……!)
[]
[ここ壊れてます]

658 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:23:41.30 ID:+bUocHo5y]
そして、午前4時。
今の季節ならばもう十分に明るい。トイレには行けるはずだ。だが、もうそれも叶わなくなってしまっていた。

(おしっこ、おしっこ、おしっこ!)

(漏れちゃう、漏れちゃう、漏れちゃう!)

我慢しすぎて、ベッドに横になったまま動けなくなっていた。
グレイシアは両手で前を押さえて揉みしだき、ブースターは2時頃に取り出したタオルも健闘したもののびしょ濡れで、二人の両手はおしっこで濡れていた。

せめて掛布団だけでも濡れないようにと剥いで、汗びっしょりになってモジモジと体を揺らす二人。
シーツが濡れているのは汗のせいか。下半身の一部を中心に、そこだけは汗のせいではないだろう。

午前6時。
朝の鐘が鳴ったその瞬間、二人同時に、決壊のときは訪れた。

ぷしゃぁっ!

「「うぁっ。」」

しゅいいぃぃぃーーー……
じゅわああぁぁーーー……

「「はあぁぁーーー……///」」

ブースターのタオルはもうおむつの代わりにもならず、ひたひたに濡れてしまっている。
両手に、太ももに、両足に。広がる温かさと気持ちよさに身を任せて、涙目で快感に浸っていた。

しかしそれもあっという間。おしっこはすぐに冷えて、自分が何をやってしまったか自覚する。
それぞれのベッドのシーツには大きなシミが広がっており、誰がどう見てもおねしょの跡。正確にはおもらしなのだが。

「う……うぅ……ぐすっ……うえぇ……!」

659 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:24:37.44 ID:+bUocHo5y]
小さな子供が転んだときのように、大声を上げて泣くわけではない。悲しみに溢れた、すすり泣く声。その泣き声を聞いた朝早く。
グレイシアの家ではシャワーズ、ブースターの家ではニンフィア。それぞれの母親が、優しく慰め、お風呂に連れて行き、シーツを洗うのだった。

その日は晴天。シーツも乾くだろうし、干したマットレスに跡も残らずに済むだろう。
母親的にそこは一安心だが、大事なのは娘のメンタルケアだ。昨日は友達と花火をやると言っていたが、何があったのか。ゆっくりと話を聞いた。

肝試しで夜トイレに行けなくなってしまったグレイシアは、あのあとかなり我慢した。
うつぶせになったり、足をギュッと閉じたり、クッションを挟んでみたり。それでも少しずつ漏れてきて、朝日が昇る頃には、動くことすらできなかった。

ブースターはクローゼットから大きめのタオルを取り出して、それを折り畳んでお股に当てた。おむつのようにして、少しでも被害を減らそうとしたのだ。
それをもってしても、無理だった。タオルは吸水量の限界を超え、両手は濡れ、ついにシーツに溢れだした。

こうして、夏休み2日目の朝。二人の家の外には、洗濯したシーツと、跡が残らないように最善を尽くされたマットレスが干された。

『今日、ブースターちゃんの家に行っていい?一緒に宿題しようよ。』

そんな誘いを受け、グレイシアがブースターの家にやってきた。手提げのバッグには、夏休みの宿題。
右の耳には、昨日貰った黄色いリボンが付いていた。もちろん、ブースターの右の耳にも、緑色のリボンが。

二人の宝物だから。

「お母さん、朝からお買い物に行くって言うからつまんなくて。」

「うちのお母さんもそう。朝からどこ行ってるんだろう。」

2時間後。

「宿題、もう1つ終わっちゃった。」

「私も。不思議だね、こんなに捗



660 名前:るなんて。」

「……こうでもしないと、今朝のおもらし、思い出しちゃうからかな。」
[]
[ここ壊れてます]

661 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:25:25.25 ID:+bUocHo5y]
今朝のお互いの失敗については、電話で話し合った。
肝試しで一緒におもらしをして、お揃いのリボンを貰って、もっと仲良くなれた。
そんな親友に、慰めてほしかったから。そう思って話してみたら、お互い同じ失敗をしていたというから驚いた。

だから、二人はそれほど落ち込んではいない。ただ、今後が不安なだけだ。このまま夜中トイレに行けずにどうするのか。

「ただいまー。」

「お邪魔しまーす。」

そんな不安を解消してくれる「アレ」を持って、二人の母親が現れた。

「あっ、おかえりー。」

「お、お母さん!?なんでブースターちゃんのお母さんと一緒にいるの!?」

「だって、二人で一緒に、同じお店で同じお買い物してきたんだもの。」

そう言って二人が差し出したのは、大きな黒いビニール袋。

「これって、ドラッグストア?」

「正解。そして、その中身は……。」

『夜も安心BIGサイズ大きい子用 S〜Mサイズ16枚入り』

「「おむつぅ!?///」」

662 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:26:27.18 ID:+bUocHo5y]
「二人で大変な目に遭ったって聞いたから、今朝のおもらしもそのせいかなぁと思ってね。」

「それでお母さんたち、おむつ買ってみようってなったの。夜のおトイレが怖くても大丈夫なようにね。」

なんだか楽しそうに話す母親たちに不満を感じつつも、心の底では安心していた。これでもう、あんな我慢をしなくていいんだと。

「そうだ!グレイシアちゃん、せっかくだから今夜泊まっていかない?ごちそう作るわよ?」

「そんな急に……ご迷惑じゃありませんか?」

「うちの子、グレイシアちゃんといると楽しそうだもの。そのリボンもお揃いでお気に入りみたいだし。」

「お、お母さん、いつの間にそこまで……。」

さすがは母親。我が子のことは誰よりもよく見ているものだ。

「ニンフィアさんがいいんでしたら……グレイシアはどう?ブースターちゃんのおうちにお泊り。」

「……し、したい///」

「フフッ、じゃあ決まりね。歯ブラシとかバスタオルとか持ってくるから、お母さん一度帰るけど。」

「うん。宿題して待ってるね。」

「おむつはとりあえず、全部置いておくからね。明日帰るときに持って帰りましょ。」

「うん……///」

663 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:27:01.40 ID:+bUocHo5y]
その日の夜。

「グレイシアちゃん。私たち、宿題かなり進んだね。」

「うん。2週間くらいで終わっちゃいそう。」

「そしたらさ、夏祭りとか一緒に行こうよ!」

「うん!楽しみ!」

「どんな浴衣着ようかなー……。」

コンコンッ

「二人とも、寝る前におトイレは行った?」

「うん!」

「それじゃ、ちゃんとおむつ穿いて寝るのよ。おやすみなさい。」

「「おやすみなさい。」」

剥き出しの真っ白なおむつの、サラサラとした触り心地を確かめる。

「おむつなんて幼稚園の頃には卒業してたのに、ヘンな感じ。」

「小学生になって穿くなんてね。こんな感じなんだ。なんか安心する。」

おしっこのことを気にせず、安心して眠れる。恐怖も緊張も我慢もない。リラックスして、二人は眠りについた。

664 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:27:52.33 ID:+bUocHo5y]
翌朝。

「う、嘘……///」

「これって、まさか……///」

コンコンッ

ビクゥッ!!

「おはよう二人ともー……さて、この臭いは……。さっそく役に立ったわねぇ。よかったよかった。」

「「ご、ごめんなさい……。」」

「二人とも、なんで謝るの?夜中におしっこしたくなっても大丈夫だったじゃない。シーツも濡れてないし。」

「そうじゃなくて、その……///」

「ごめんなさい、私たち……おねしょ、しちゃいました……///」

「……まぁ。」

肝試しでのおもらしで夜のトイレが怖くなり、おむつをキッカケに、おねしょを引き起こした。
誰にも言えない、恥ずかしい秘密ができてしまった二人。けれど、そのおかげでもっと仲良く、親友になれた。

おねしょが治るのはいつになるか分からないが、きっと大丈夫。
どんなときも、宝物のリボンと、おむつの秘密で繋がっている。

665 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 02:33:01.35 ID:+bUocHo5y]
「グレイシアちゃん……夏休み明けてテスト終わったら、お泊り遠足だって……。」

「どうしよう……保健室の先生に相談しなきゃかな……。」

前途多難な二人。果たして修学旅行までに、おねしょは治るのだろうか……。


おしまい
次回からはリクエストに正確にお応えできないことのないよう、より具体的にお教えいただけると

666 名前:ありがたいです。
特に性別については、どの子がオスかメスかでお話がガラッと変わる重要な点なのでよろしくお願い致します……。
[]
[ここ壊れてます]

667 名前:名無しさん、君に決めた!@そうだ選挙に行こう [2019/07/21(日) 19:00:57.31 ID:7bi8bnkl9]
>>600 投稿お疲れ様です!
他のと違って自分のリクしたものだと格段に嬉しいものがありますね!
しかもリクエストが忠実に作品に反映されていると猶更…
特にこんらん状態の演出やリボンの要素など予想以上に個人的にツボで楽しかったです!
本当ありがとうございました!

668 名前:名無しさん、君に決めた!@そうだ選挙に行こう mailto:sage [2019/07/21(日) 19:45:55.38 ID:xA97L5phl]
>>601
お楽しみいただけたようで何よりです。感想ありがとうございます!
>>585さんのご希望の性別を間違えて受け取っていたことが後悔として
残っていたので、ご期待以上の出来になったのであれば大変嬉しいです。
最近暇なので、今度は男の子同士に挑戦してみたいと思っています。
変わらずシチュは募集中ですので、これからもぜひ遠慮なくお願いします。

669 名前:名無しさん、君に決めた! [2019/07/21(日) 20:27:14.05 ID:iw0r4yabi]
ポケダン風で仲良しのリザードンとルカリオがいてある日探検に出掛けたのだがバトルで
リザードンが負傷してしまい赤ちゃん返りしてそのお世話をルカリオがする話が見たいです



670 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 21:27:05.10 ID:xA97L5phl]
>>603さんのリクエストにはゲッコウガ、ニンフィア、ラティオスと
既に結構な数を受けているので、一人に集中して贔屓みたいになるのも避けたいと思っておりまして…
>>567のシチュもお兄さんリーフィアが弟が通う保育園でおもらしというのは羞恥を感じさせて良いのですが
保育園の先生におむつを穿かせてもらう理由と、保育園の小さなトイレではできないというのが不自然なので見送らせていただきました

兄はおねしょをするわけではないから体を拭きはしてもおむつは必要ないし
保育園のトイレがいくら小さいからとはいえ、大人でもできる大きさではあります
バンギラスなどの超大型ポケモンなら別ですがリーフィアも同じブイズですし
それが無理なら、体の小さな弟のイーブイは家のトイレ(通常サイズ)を使えず
便座に座れずスッポリ落ちてトイレできない!ってことになります

といった点を補正するのが難しく、残念ながら見送らせていただきました
保育園の子供たちの前でお兄さんがおもらし、というのはとてもそそりますが
あと、今回のシチュに関してはそもそも私がポケダン未経験なので……

671 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 21:33:35.19 ID:xA97L5phl]
どうやら幼児退行ネタがお好みのようですが、同じような内容が続くとみんな飽きてしまうと思うので
今回の男の娘や肝試しのように、今まであまりなかったお話に挑戦してみたいと思っています…たまに趣味に走るかもしれませんが悪しからず

672 名前:名無しさん、君に決めた! [2019/07/21(日) 21:48:20.62 ID:iw0r4yabi]
それでしたらリザードンとルカリオがホラー映画を見たのですが実はリザードンはかなりの
恐がりで夜なかなかトイレに行けずおねしょをしてしまいそれが原因でおねしょを繰り返し
オムツのお世話になるお話しはどうでしょうか?

673 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 21:53:28.52 ID:0toKZSbSt]
>>605
今まで色々なss拝見してきましたが、まだやっていないポケモンでオムツの似合いそうな好みの子ってどんな子がいます……?
男の子同士ならブイズの組み合わせだったり、今までと被ったりでもいいのでしょうか?

674 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 22:29:30.76 ID:xA97L5phl]
>>607ジラーチは鉄板、マグマラシは中間進化で一番かわいくて好きですが


675 名前:二人ともつい最近七夕のお話で一緒に登場したばかりなので、ここはやはり
ありそうであまりなかった男の子同士のブイズカプでしょうか

個人的にニンフィアはどうしても上手く書けないので、できれば他のブイズでお願いします
あとはピチューとピカチュウで兄弟モノとかでしょうか
ピカチュウお兄ちゃんがおねしょやおむつでイジられるのがこの界隈の王道パターン…!

あとリザードンは無理ですすみません
ドラゴン系でかわいいと思ってるのはフライゴンのみなので…
それもRS発売当初から。映画での活躍も何度も見たし、もう年季と愛着が違いますよ
[]
[ここ壊れてます]

676 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 23:35:58.05 ID:0toKZSbSt]
>>608
そういえばピチュー見かけていませんでしたね……自分は映画のピチュー兄弟好きなので、IFルートでさらに上のお兄さんピカチュウが居る感じいかかでしょう?

普段主におもらし癖で昼オムツを履いてる弟ピチューくんと、おねしょ癖で夜オムツを履いてるお兄ちゃんピチュー、そのお世話をしてるピカチュウお兄さんが
いつからかトレーナーさんにたくさん甘えられる弟達の姿が羨ましくて、こっそりオムツにわざとおもらししてたけれど、ある日本当におねしょ再発しちゃって
昼間もたまに間に合わずにオムツに逆戻り、昼夜とも弟達より失敗が増えて、その度からかわれたり、漏らしたらお世話し合うようになって、最初は恥ずかしかったけど
弟達と一緒にトレーナーさんに甘えられるようにもなったし、ピチュー達とも立場が近づいたせいか前より親密になれて、段々満更でもなくなるピカチュウ……とか

677 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/21(日) 23:47:02.21 ID:xA97L5phl]
>>609
ピチュー兄弟にお兄さんがいるとは、なんと可愛らしいシチュ…!
さっそく明日から書かせていただきます
この際一度、ピチュー兄弟を見て復習するのもアリかもですね
なにせ明日休みなので…書くほうが今から楽しみですっ

678 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 00:20:03.28 ID:kQuetUC32]
>>610
ありがとうございます!
自分も映画のピチュー兄弟の性格はどっちもやんちゃで、ピカチュウが振り回されてたくらいの記憶まで薄れてて……
一応、弟達はお互いにおねしょやおもらしをする度、からかい合ってて、ピカチュウがいつもなだめてオムツ替えしてる感じで
ピカチュウが失敗するようになってからは、仲良く漏らしたピカチュウをからかったり
一緒にお兄ちゃんぶってオムツを替えたがったりして……というのを希望です

679 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 00:27:32.83 ID:kQuetUC32]
あと、弟達がからかい合うのは変わらず、なだめに来たピカチュウを以前より受け入れやすくなったり
オムツ替えてもらってる側なのにピカチュウを生意気にからかってみたり、ピカチュウも否定できないし恥ずかしがるけど
お陰で弟達がすぐ仲良くなって嬉しい……ようなイメージも参考程度にあると



680 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 05:34:46.06 ID:bvTMvRO7h]
>>608 ピチュー兄弟の姿はわどさんが描かれていますね
id=51050295 のイメージつかっても・・・

681 名前:名無しさん、君に決めた! [2019/07/22(月) 19:38:00.62 ID:ccWv7RdaD]
イーブイ兄弟で弟がおもらし癖がありいつもオムツしているのが羨ましく思った兄のイーブイ
がこっそり弟のオムツを履いてお漏らししていたのをトレーナーに見つかりトレーナーは
赤ちゃん返りしたと思って兄のイーブイにもオムツを履かせてあげるお話しをお願いします

682 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:50:02.66 ID:Uo9U9Qo3Q]
その日のうちにできてしまう程度には暇な休日でした
公式参考資料としてピチューとピカチュウをかなり久しぶりに観ましたが
兄はしっかり者、弟はやんちゃという設定だったので基本はそれに近いです

ということでピチュー兄弟とピカチュウお兄ちゃん、投稿させていただきます

>>613
わどさんのピチュー兄弟イラストは私も大好きでして
基本は公式映画ですが、そちらも影響を受けているかもしれません……

>>614
>>604および>>605で申し上げています通

683 名前:り、これ以上一人の方のリクエストに
集中して贔屓になってしまうのも他の方々に悪いので、しばらくはお待ちください
また、幼児退行……つまりは赤ちゃん返りネタもしばらく控えるつもりです
ご了承ください
[]
[ここ壊れてます]

684 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:50:29.60 ID:Uo9U9Qo3Q]
僕の名前はピカチュウ。僕には二人の弟がいる。
上のピチューはしっかり者で、下のピチューはやんちゃな性格。

かわいい弟たちだけど、最近ちょっと嫉妬してる。だって……。

「あーっ!兄ちゃんまたおねしょしてるー!」

「わわっ!そんな大声で言うなよぉ!お前だって昨日おもらししただろ!?」

「おねしょはしてないもんねー♪」

「うぅ……ぐすっ……ぼくだって……おもらし……しないのに……!」

いつもこんな調子で、僕がなだめに行く。

「ほらほら、からかわないの。おむつ脱いできれいにしよう。ねっ?」

「ぐすっ……ピカチュウ兄ちゃん……。」

おむつを脱がせて、体を洗って、「気にしないで」って慰める。いつものことだから、もうすっかり慣れた。
下の弟はあまり気にしないタイプだから、慰めるより「我慢しないでトイレに行くように」って注意するんだけど。

ガチャッ

「おはよう、みんな。」

僕たちのご主人は、15歳の女の子。色々な町を巡って、みんなで旅をしている。
バトルなしの、のんびり平和な旅。トレーナーらしくはないかもしれないけど、僕は今の生活が大好きだ。

685 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:51:01.12 ID:Uo9U9Qo3Q]
「「おはよう、ご主人!」」

「あっ……。」

二人が真っ先に飛びついて、ご主人が笑顔で受け止める。
さっきと同じように「兄ちゃんがまたおねしょした」と言われて、「だって……」と俯く上の弟。
それを「よしよし」と言って、二人の頭を撫でるご主人。

(いいなぁ……。)

僕もあんな風に、ご主人に飛びついたり、抱っこしたり、なでなでしたりしてほしい。

「ピカチュウ、いつもありがとうね。さすがお兄ちゃん!」

「う、うん。」

そう。僕はお兄ちゃんだから。もう、弟たちみたいに甘えることはできない。昔、あの腕の中は、僕だけの場所だったのに。

僕の嫉妬の理由は、そういうことで。
それがヘンな方向に行って、僕は最近、おむつを穿いている。もちろんみんなには内緒で、弟たちのをこっそりと。

数が減ってるってバレてないかな……。

「んっ……!///」

しゅっ、しゅぅっ……しゅいいぃぃぃーーー……じゅわああぁぁーーー……

「はぁ……///」

686 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:51:29.77 ID:Uo9U9Qo3Q]
あぁ、気持ちいい。
弟たちがおむつにおねしょやおもらしをするときって、いつもこんなに気持ちいいのかな。それとも、僕がヘンになっちゃった?

(スッキリした……早く片付けなきゃ。)

バレないうちに片付けて、あとはいつも通り。それを夜中やお留守番の間にするようになって、もうしばらく。
イケナイことだと分かっていても、止められない。恥ずかしくて、気持ちよくて、不思議な感覚が癖になっちゃって。

ピチューサイズの小ささでギリギリだから、いつも溢れる寸前まで……というか、たまには床に溢れちゃったりして。
それが余計に弟たちに近づいていられるような、ご主人の傍にいられるような気がして。後始末も、嫌じゃなかった。

そしてある日、事件は起こった。

「あーーーっ!!」

下の弟の叫び声で、ご主人が1階から駆け上がってきた。

「ど、どうしたのピチュー!?」

「ピカチュウ兄ちゃんがおねしょしてる!」

「そんな大声で言ったら、兄ちゃんがかわいそうだよ!」

「だってボクでもしないのに、ピカチュウ兄ちゃんがおねしょするなんて!」

「うぅ……ぐすっ……うえぇ……!」

なんでこんなことに。いつもおむつに、わざとおもらししてたから?
けど、進化してから今までずっと、おねしょなんてしたことなかったのに。

687 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:52:04.85 ID:Uo9U9Qo3Q]
起きたらお布団が濡れていて。足も、お尻も、背中も、ぐっしょり濡れていて。
心臓の音がドキドキ速くなって、パニックになっていたら、二人が起きていたのに気付かなくて。

そりゃそうだよ。いつもなら僕のほうから起こしに行って、おむつのお世話をしているんだから。

「どうしたの、ピカチュウ?怖い夢でも見た?」

「うぅ……うわぁーーーん!!」

大声を上げて泣きじゃくる僕を見て、驚いた様子の弟たち。
弟ができてから、こんな大声で

688 名前:泣いたのは初めてだ。いつも他人の失敗をからかってくる下の弟も、さすがに黙り込んでいた。

「とりあえず、シャワー浴びてきれいにしよう。ねっ?」

涙とおしっこでびしょ濡れの僕を、ご主人が抱きかかえる。ずっと我慢してきた久しぶりの抱っこが、こんな形になるなんて……。

じゃーーー……

「ごめんなさい……ごめんなさい……!///」

体を洗ってもらいながら、謝り続けた。ご主人が「気にしないで」って言っても、ずっと。
シャワーのお湯と涙と一緒に、僕のちんちんからはまだ、ちょろちょろとおしっこが出続けていた。

その日から僕は、おねしょをするようになった。
「とりあえず」ということで、弟たち用のおむつを穿くことになったけど、まさか「実はこっそり穿いてました」なんて言えなかった。

そして、ある日の朝。
[]
[ここ壊れてます]

689 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:52:33.42 ID:Uo9U9Qo3Q]
「うわぁー……すっごい雪だねぇ……。」

「ボク、お外行きたい!雪遊びしたい!」

「ぼくも!」

外は一面の銀世界……この町ではいつものことなんだけど、今日はまた一段と積もっている。

「雪遊びなんて久しぶりだなぁ。ピカチュウも行くでしょ?」

「うん!」

今日は珍しくおねしょをしなかった。なんだかいいことがありそうな気がする。

公園にやってきた。
道路は除雪されていたけど、公園は雪がどっさり積もっている。雪だるまが作り放題って感じだ。

「「わーーーい!」」

「あんまり遠くに行かないでねー!」

ご主人と僕は、ゆっくり歩いて二人の後を追う。といっても、僕はご主人の肩に乗っているんだけど。

……本当は抱っこがいいけど、弟たちに見られると恥ずかしいんだもん。



690 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:53:02.44 ID:Uo9U9Qo3Q]
ぶるっ……

雪の寒さで冷えたせいかもしれない。
このとき僕の頭の中は、ある欲求で満たされていた。

(トイレ行きたい……。)

おしっこがしたい。今すぐに。
弟たちを見るより先に、公衆トイレを探す。

あった。隅のほうに、公園の物とは思えないほどきれいな見た目の公衆トイレが。よく見るとこの公園自体、かなり新しいみたいだ。
けど、言えない。「トイレに行きたい」って、たった一言が。あのおねしょをしてから僕は、そういうことが恥ずかしくなってしまって。

「シーソーやろう!」

片方に弟たち、もう片方に僕が乗って、重さのバランス的にはちょうどいいんだけど……。

「そぉーれっ!」

バタンッ!

「うわぁっ!」

下の弟が思い切りジャンプして、勢いをつけてきた。やんちゃな子はこういうことをする。

じゅじゅっ

(ひぃっ!?)

691 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:53:30.96 ID:Uo9U9Qo3Q]
い、今、ちょっと出た。ちびった。

思わず片手でお股を押さえるけど、それで安定しなくなったところに、さらにもう一発。

「そぉーれっ!」

バタンッ!

しゅいいぃぃ……

やだやだ、このままじゃ、こんなところで……。
今シーソーは、僕が乗っているほうが上にある。板が下り坂になって、僕のおしっこが雪を溶かしながら流れていく。

「次、ボクそっちがいい!」

えっ。

だめだよ。こっちに来たら、見られたら。溶けた雪とか、臭いとかで、おちびりしたってバレちゃうよ。

「も、もうシーソーは止めて、別の遊びしようよ。」

「そうだよ!あんなに飛び跳ねて、一緒に乗ってて怖かったんだから!」

「あれっ?二人とも怖いの苦手だっけ?」

「お前の遊び方が危ないんだよ!」

「アハハ……ほら、こんなに雪が積もってるんだし、雪だるま作りとかどう?」

「やるー!」

よかった、これでバレずに済む……。

692 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:54:03.88 ID:Uo9U9Qo3Q]
ここで、僕たち兄弟のおむつ事情について説明しておこうと思う。
上の弟はおねしょをするから、夜寝る前に。下の弟はおねしょはしないけど、おもらしをするから昼間遊んでいるときに。

つまり今、下の弟だけがおむつを穿いている。そして雪だるま作りに夢中で、さっきからずっと体をモジモジさせている。

まぁ僕も、さっきから、じっとして、いられ、ないんだ、けど。

(おしっこ、おしっこ、おしっこ。)

僕の考えが移ったかのように、モジモジしていたピチューの動きがピタッと止まると
ぶるっ……と震えて、おむつがわずかに膨らんで垂れ下がった。遊びに夢中でおもらしをする。幼い子によくあることだ。

「ピチュー、今おもらしした

693 名前:?」

「だって、雪だるまもうちょっとだったんだもん……。」

上の弟は優しくてしっかり者。一方的にからかったり責めたりすることはなく、走ってご主人を呼びに行く。

「じゃあ、私はピチューのおむつ替えしてくるから。二人はおトイレ大丈夫?」

「うん。ぼくは大丈夫。」

「えっ、あ……うん。僕も、大丈夫。」

「じゃあ、ここで待っててね。すぐに戻るから。」

ご主人は行ってしまった。正直に言うと、僕も一緒に連れて行ってほしかった。
もう、我慢できない。おしっこがしたくてたまらない。じっとしていられない。

けど、弟が「大丈夫」って言うから、お兄ちゃんの僕が「我慢できない」なんて、恥ずかしくて言えなかった。

どうしよう。いつになったらトイレに行けるんだろう。おしっこができるんだろう。もう……限界だよぉ……。
[]
[ここ壊れてます]

694 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:54:29.28 ID:Uo9U9Qo3Q]
「ピカチュウ兄ちゃん、トイレ行ってきなよ。」

「えっ……?」

「ずっと我慢してたんでしょ?ごめんね。ピチューの前で言ったらどうなるかって思うと、なかなか言えなくて……。」

「けど、一人にするわけには……んぅっ!」

しょろっ……

おしっこが溢れてきて、弟の目の前だっていうのに、僕は必死で我慢した。両手で前を押さえて、足踏みをして、体をくねらせて。

「僕は大丈夫だから、早く!このままじゃ、おもらししちゃうよ!」

「……ごめんっ!///」

弟の優しさに心から感謝しながら、トイレに向かって走りだした。
けど、走れたのもほんの少しだけ。我慢しすぎて膀胱がパンパンで、お腹が痛くて重い。雪で足が埋まるし、とても走れる状態じゃなかった。

一歩歩く度に、両手が濡れていく。僕のお股の小さなホースはもう、全然言うことを聞いてくれない。

(僕もおむつ穿いてくればよかったのかな……。)

そんなことを考えた瞬間。

しゅいいぃぃぃーーー……

「あ、あぁ。」

本格的に我慢できなくなってきた。もう、どうせ足踏みしても、股間を揉みしだいても止まらないのは分かってる。
どれだけおちびりしようが……いや、おもらししようが、歩き続けるしかない。僕はお兄ちゃんなんだ。少しでも、トイレでするんだ!

695 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:55:41.66 ID:Uo9U9Qo3Q]
けど、だめだった。

我慢の限界が、訪れた。

ぷしゃぁっ!

「あぁっ!///」

じょぼぼぼぼぼぼぼ……びちゃびちゃびちゃ……

まるで決壊したダムのように、勢いよく溢れ出すおしっこ。
色も臭いも濃くて、ずっと我慢していたんだって、改めて思う。足元の雪を溶かして、周りには湯気が立っていた。

しょろろろろろろ……しょわあぁぁぁーーー……

まだ出てる。もういいや……。あとはもう、力を抜いて、思う存分、好きなだけ出した。

「ピカチュウ兄ちゃん!」

振り返ると、僕を送り出してくれた、弟の声。こっちに向かって走ってくる。

下を見ると、おもらしし続けながら歩いた跡がハッキリと。僕の尻尾のように、黄色いおしっこの線が伸びていた。
それも思ったより短くて、かなり長く歩いていたつもりだったけど違った。まだ、トイレまで半分ってところだった。

「ピカチュウ兄ちゃん、大丈夫……?」

「アハハ……ごめんね、ピチュー。僕、おしっこ間に合わなかったよ……。」

「兄ちゃん……よし!ちょっと待ってて!」

弟は公衆トイレに向かって走っていった。これじゃあ、僕のほうが弟みたいだよ。

696 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:57:08.05 ID:Uo9U9Qo3Q]
公衆トイレ

「ご主人!ピカチュウ兄ちゃんが!」

話を聞いたご主人と弟たちが戻ってきた。

「ピカチュウ、大丈夫!?」

「ご主人……。」

高く積もった雪の中、僕の足元だけ溶けて、濃い黄色に染まっていて。
周りはおしっこの独特な臭いで一杯で、僕の両手と下半身はびしょびしょ。

何があったか、自分の口で言うなんて、恥ずかしくて絶対にできなかった。

「ごめんなさい……ごめんなさい……!」

ただ、おねしょをしたあの日のように、謝り続けることしかできなかった。

「ピカチュウ……。」

ギュッ

「ご、ご主人……?///」

「ごめんね、気付けなくて。あんなことがあったばかりなのに、お兄ちゃんだから大丈夫って、勝手に思い込んでた。」

「だめだよ……僕、おもらしして……汚いよ……。」

「汚くないよ。ピカチュウは私の大切な家族だもの。」

「ご主人……うぅ……うわぁーーーん!!」

697 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:57:33.89 ID:Uo9U9Qo3Q]
あれから僕は、おねしょに加えて、おもらしも多くなった。

「ね、ねぇ。ピチュー、まだ……?僕、もう……。」

「待って……もう少しで、出そう……!」

もう少しって、言ったって。

しゅいいぃぃぃーーー……

僕は、もう……我慢、できない……。

「んっ……!出たぁ……///」

「僕も……出た……///」

じょぼぼぼぼ……びちゃびちゃびちゃ……

「この音……まさか!」

ガラガラガラッ!ビリ

698 名前:ッ!……ジャーーー……

ガチャッ

「あぁ、すごい水たまり……。」

「うぅ……うえぇ……!」

「ご、ごめん!ぼくが先に代わってれば……。」
[]
[ここ壊れてます]

699 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:58:06.52 ID:Uo9U9Qo3Q]
「兄ちゃんたち、どうしたのー?」

「あっ!お前は見ちゃだめ!」

「ピカチュウ兄ちゃんがまたおもらししてる!ご主人ー!」

こうして、おもらしもおねしょも弟たち以上に多くなってしまった僕。
ご主人に相談した結果、昼間もおむつを穿くことになった。最初は断ったけど、ポケモンセンターの中だけならってことで納得した。

僕たち兄弟の事情をジョーイさんに話して、しばらくはこの町にいることにした。
おしっこをしたくなりやすい寒い環境に慣れれば、他の町に行っても心配ないはず……ということらしい。
おもらしやおねしょで床やシーツを濡らしても、ジョーイさんとタブンネたちが助けてくれるから安心だ。

その日の夜。

ポケモンセンターの部屋で、全員座って話し合い。

「さて、これで全員一日中おむつを穿くことになったわけだけど、今後の目標について!」

「弟くんピチューは、我慢して遊びに夢中にならないで、ちゃんとおトイレに行くこと。」

「お兄ちゃんピチューは、寝る前は必ずおトイレに行って、焦らずゆっくりおねしょを治していこう。」

「ピカチュウは、おトイレまでおしっこ我慢できるように頑張ろう。おねしょは焦らなくていいから。」

「「「はーい!」」」

「あと、ピカチュウ用サイズのおむつも買っておいたから、今夜からはこれ使ってくれる?」

「あ、ありがとう!///」

こうして、自分だけのおむつを手に入れた。おむつだから恥ずかしいはずなのに、なんだかとっても嬉しかった。



700 名前:名無しさん、君に決めた! mailto:sage [2019/07/22(月) 20:58:33.95 ID:Uo9U9Qo3Q]
夜9時。弟たちはすっかり眠ってしまった。
ポケモンセンターのお部屋にはトレーナー用とパートナー用、2つのベッドがある。
いつもはご主人のベッドに弟たちが一緒になって、僕は一人で寝ているんだけど、今日は違った。

僕とご主人はベッドの中、ランプの灯りに照らされて、顔を合わせている。
すごく久しぶりで、懐かしい感じ。弟たちが生まれる前は、いつもこうだった。

「ねぇ、ご主人。なんで今日は僕と一緒に寝てくれるの?僕お兄ちゃんなのに。」

「私、やっと気付いたんだ。ピカチュウの最近の失敗と……おむつの減り方を見て。」

ギクッ!

「えっ、あ、あの、それは、その……///」

「ピカチュウ、最近こっそりピチューたちのおむつ使ってたでしょ。減り方が不自然なときがあったもの。」

「もしかして、おしっこしてた?」

「……うん///」

「そっか、やっぱりね……あっ、実際その場を見たわけじゃないから、そこは安心してね。」

「それにあのおねしょに、おもらしに、最近のおトイレの失敗の多さ……寂しかったのかなぁって。」

僕は何も言わず、ご主人は話を続ける。

「お兄ちゃんだから大丈夫って思いこんで、ピチューたちばかり構って。きっとたくさん我慢してたんだよね。」

「だから……今までごめんね、ピカチュウ。」






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