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無口な女の子とやっちゃうエロSS 3回目



1 名前:初のスレ建て [2007/10/01(月) 17:48:19 ID:/aR7sTR+]
無口な女の子をみんなで愛でるスレです。

前スレ
無口な女の子とやっちゃうエロSS 2回目
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1179104634/

初代スレ
【隅っこ】無口な女の子とやっちゃうエロSS【眼鏡】
sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1155106415/

保管庫
mukuchi.yukigesho.com/

次スレは480KBを超えた時点で有志が立てて下さい。
それでは皆様よろしくですぅ。

101 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 21:18:09 ID:3sz5KBUC]
ヘラクレスの栄光IIIだと、パロディ的に
「主人公は無口」という設定がちゃんと作られてる

男だけど。

102 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/14(日) 21:20:51 ID:1Ysku1s6]
>>101
つまり、乗り移りで女体に入ってたらやられちゃって、
女の快感に目覚める、と?

・・・賛否がわかれそうだなw

103 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/10/15(月) 03:48:48 ID:9hJjjQan]
IIIの女武道家は無口(ある意味)かわいい。
アッサラーム(名前違うかもしれんがぱふばふの町)でいつも喋らせてる俺。

104 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/15(月) 12:47:44 ID:sM4AQkpZ]
いや〜ねぇ ふけつよぉ。

105 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/10/16(火) 02:10:16 ID:sxb0iokQ]
女賢者>>>>>>超えられない壁>>>全て

そんな訳で無口なRPGものが見たいです

106 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 02:35:40 ID:LI9XGYgg]
主人公が喋らない作品やりなさい

107 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 15:40:00 ID:QzA7CwZo]
このスレの住人的には引っ込み思案で何もして来ず、
話しかけたりするとすぐ真っ赤になって目を反らしてしまうような子と
無口だけど恥ずかしがりというわけではなく積極的にアプローチしてきたり
よく笑顔を見せてくれたりする子とどっちが好き?

108 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 15:40:29 ID:GzmEo+as]
>>107
結論は決まってるだろう。



どっちも好きだぁぁああああ!!

109 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 17:04:06 ID:AItzRVCu]
後者に決まってんだろうがああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!



110 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 17:17:56 ID:whYiZ/cV]
一人ずつ用意して、3P。



書くのすげえ大変そう

111 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 17:33:58 ID:w47M/OfK]
つまり、恥ずかしがり屋の子を積極的な子が引っ張ったり舐めたりずんぐほぐれつしたりに誘うのですね?

112 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 18:18:57 ID:jnWNij4Z]
>>107
貴様、それは愚問だ

両方好きに決まっている



>>110-111
いいなそれwww
ただ、そこまでいくのが難しいだろうなぁ……
いきなりエロシーンからいきますか?

113 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 18:24:32 ID:kaBNuVhR]
>>107
後者のような無口な素直クール系はよく見るから前者も見てみたいな

114 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 19:53:26 ID:w47M/OfK]
 沈黙が落ちていた。 
 ベッドサイドに腰掛けた俺の前には、双子の少女。
 そっくりの子顔、流れるような黒髪を肩の辺りで切りそろえている姿など、
 揃いの日本人形を思わせる。
 同じように無口で、先ほどから一言も発していないのも相俟って、
 俺に、人形遊びをしているような、倒錯的な感覚を覚えさせた。
 ただし、二人とも浮かべている表情は豊かで、それでいて正反対だ
 右側の少女は俺の膝を無理やりに開き、目を細めてにこにこと笑っていて、
 左側の少女は頬を真っ赤に染めながら視線をそらしているが、どうしてもいきり立つそれが気になるらしい、
 ときおり、ちらちらと視線を向けていた。
 右側の少女がペニスを手に取る。白魚のような指に触れられただけで快感が走る。
 口元を近づけて、小さな、熱い舌で一舐め。
 呻く俺を見て笑い、次に、目を見開く左側の少女へと顔を向ける。
 左側の少女は、意を決したように頷き、同じようにして俺の息子へと顔を近づけた。
 おずおずと唇を広げた所で、その後頭部を右の少女が掴み、一物へと押し付ける。
 同時に、自らも俺のものへと唇をつけた。
 両側から唇に挟まれて俺の左舷メガ粒子砲が唸りを上げる
 


 こうですかわかりません><

115 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 20:39:26 ID:ZQRJDGkt]
>>114
GJ左舷弾幕薄いよ!詳細を!


107よ、幾千の愛の言葉より鴛鴦の間にて全て預け寄りかかる。
そんな彼女達が心の琴線を弾くのだ!

116 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 20:39:49 ID:jnWNij4Z]
>>114
GJ



ただな
>俺の左舷メガ粒子砲が唸りをあげる

俺の麦茶を返せwww


117 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/16(火) 21:40:06 ID:BE2traFT]
orz.jpnet.biz/orz.cgi/-/human7.2ch.net/honobono/1192359614/7

118 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/17(水) 01:06:10 ID:dQ88GLHh]
風邪を引いて薬も無い上一人暮らしなので看病してくれる人もいないし食事も買いに行けない
無口娘が看病なんてしなくていいからせめて一緒にいてくれないかなあなんて思う秋の夜

119 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/17(水) 01:30:28 ID:FkjQSF/4]
>>118
まあなんだ、イ`



120 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/17(水) 01:33:02 ID:AdvJbiKL]
 目が覚めると、枕元に誰かがいた。
「うわあああっ」
 俺は布団を蹴飛ばして飛び起きると、そのままあとづさる。
 だ、誰だ?

「……」
 座布団の上に正座しているその女の子は、驚きとショックを半分づつ混ぜたような表情で俺を見ている。
 べしゃ、とどこかで塗れた雑巾を床にたたきつけたような音がする。
「……」
 その正座している女の子は、ショートカットの癖っ毛の下の真ん丸いつぶらな瞳で俺のことを見つめている。
 着ているというよりも着られているという感じのセーラー服。
 さいきんちょっとむちっとしてきて気になっている、スカートから覗くふともも。
「な、なんだ、園子か…」
 いつも俺の部屋に入り浸っている、このアパートの大家さんとこの一人娘でかつての家庭教師の生徒である女の子が
熱でうなされている俺の様子を見に来てくれていたというわけで。

「……心配だった」
 園子はものすごく口数が少ない。
 複雑な家庭環境で育ったからなのか、すごく大人しくてあまり自己主張をしない、でも頭の回転は早くて
他人をすごく思いやってるイイ子だ。ほんと、最近の女子高生にしておくにはもったいないくらいのイイ子なのだった。
 そんなイイ子は、熱でフラフラになって帰宅した俺のことを気に掛けてこうやって来てくれたわけで。

 でも、いくらなんでも暗い部屋の中で俺のことをじっと見つめているのは驚くというかビビるというかちょっとちびりそうになる。
 園子は正座している傍らには洗面器が置いてある。
 布団の上の枕も、気が付いたらゴム製の水枕に替わってるし。
 ていうか、その洗面器で冷やしてくれた濡れタオルがさっきまで俺の額の上に置いてあったんだ。
 さっきべしゃっと畳に落ちた濡れタオルはその音だったわけで。
 俺は思い立って園子に尋ねた。
「俺のこと、心配で来てくれたのか?」
「……」
 こくり、と園子は無言で頷く。
 黒目がちな大きな瞳は、純粋に心配そうな色で揺れている。
 俺はこんな親切で可愛くていじらしくて優しい女の子を安心させたいキモチで胸の中が一杯になってしまう。
「大丈、ぶ、だ」
 言いながら咳き込んでしまう。
「…すごい汗」
 園子は立ち上がると、俺を布団の上に座らせる。
 そして台所からお湯を入れた洗面器を持ってくると、別のタオルをそのお湯で絞る。
 園子の細くて小さな指が、俺のパジャマのボタンを外していく。
 されるがままになっている俺は、いったいいつパジャマなんて着たんだっけ?と朦朧とした頭で考える。
 会社から早退してきて、背広をほっぽってネクタイもほどいて投げて、シャツとパンツいっちょで布団に
倒れこんだだけな気がするのだ。そもそもココ最近寝るときパジャマなんて着てないし。
 もしかして、園子が着させてくれたのか?

 園子は俺の裸に緊張しているのか、ちょっと強張った表情で俺の首筋にタオルを当ててくる。
 寝汗で湿った肌が、熱いタオルで拭われていくのは気持ちがいい。
 園子のちっこい手が俺の肩を掴み、胸、腹、とタオルを走らせていく。
 熱いタオル。すごい熱い。っていうか、園子の手も火照っているくらい熱い。
 ていうか洗面器のお湯、もしかしてほぼ熱湯なんじゃないか?
 真剣な顔で俺の身体を拭ってくれている園子。
 俺がこのアパートに越してきたときにはまだほんのちびっ子だった園子。
 家庭教師をしてるうちに、だんだん打ち解けてきて、ときどき笑顔や笑い声も聞かせてくれるようになったのは俺が大学2年に
なったころだった。中学生になり、高校に合格したときには珍しく嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねながら俺に抱きついてきたっけ。
そのときに感じた園子の身体つきにドキっとしてしまったのを覚えている。それはグラマーではないが、明らかに子供とは違う女の子の
身体の柔らかさだった。そう。ちょうどコレくらいの柔らかさで、こんな匂いがして、これくらい体温が高くて―――
――って!おい!なんで俺園子ちゃんを押し倒してんの?いや、これは熱でフラフラになっただけで!いや、そんな下心とか
全然無くて!っていうか、園子ちゃんもなんか言えって!キャーとか!なんでそんな真っ赤な顔で、うるうると瞳潤ませてんの?
ヤバイって!そんな顔されたら!俺どうにかなっちゃうって!色っぽくため息とか吐かれても困るし!
---------------------------------------------------------
>>118に捧ぐ そしてつづかない

121 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/17(水) 01:51:07 ID:ihag8vkU]
>>120
続かないだって!?嘘だと言ってよバーニィ!!

122 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/17(水) 02:07:08 ID:CfSD2sU/]
>>114
右舷にもメガ粒子砲あんのー?

123 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/17(水) 03:48:30 ID:fq+/PMtD]
>>122
左曲がりということじゃないのかと小一時間(ry

124 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/17(水) 04:35:37 ID:zfn2uR/5]
>>118
IDがドラクエ8
つまりお前は無口な8主人公を女体化したSSをだな…

125 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/17(水) 20:21:40 ID:8ajjV5Qm]
なんか……凄く賑やかになったなぁ…感動
月に三、四回は投下あるし……
職人さん増えたし……今五人くらいか?




あー、やべえ、目から汁が

126 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/17(水) 20:24:13 ID:8ajjV5Qm]
ぐはっ!?
誤爆スレにしたつもりが該当板にやっちまっただと!?







お詫びに全裸で土下座

127 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/17(水) 21:45:02 ID:bWGdBZnS]
>126
.。о(それがお詫びだと?
小ネタ投下しろぃ!誰かが拾って作品になるかもしれないだろう。)

128 名前:推敲もなにもしてない小ネタだから突っ込むなよ!? mailto:sage [2007/10/18(木) 00:30:20 ID:tteN4vyQ]
>>127



昼休み終了のチャイムの音が聞こえたため、俺は渋々体を起こした。
「くぅ〜………ふぁ」
現在地は屋上、当たり前だが外にある。
しかし、意外と今の季節でも、昼寝が出来る暖かい場所があるのだ。
「くっー……」
体を大きく伸ばす、ここで俺はようやく、
「なにやってるんだ?佳奈」
俺の方をじっと見ていた俺の彼女の存在に気が付いた。
で、その問いを受けた佳奈は何故か赤面し、何も言わずに顔を逸らす。
「………………」
「………………」
問いに答えが返ってこないため、会話が繋がらず、沈黙が間を支配する。
「……あー、しゃべりたくないなら別にいいぞ」
なんとなく居心地が悪くなり、俺はその沈黙を破る。
「………れて…」
と、そこで佳奈がなにかを呟くが、声が小さくてうまく聞き取れない。
「ん?なんだって?」
聞き返す俺に、先ほどより赤面した顔を俺に向けて、
「…寝顔に見とれてた」
と、言った。



そんな、ある日の学校の昼休み

129 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/18(木) 00:34:23 ID:AXuOCiW/]
無口娘に誤解をさせてしまい、なかなか誤解が解けず仕方ないから土下座した…というのはどうよ



130 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/10/18(木) 03:43:52 ID:yQPttMJN]
>>129そこは
「だから誤解だって。コンタクト一緒に探して、そのお礼されてただけだって」
「・・・本当?」
「なんでそこまで疑うんだ?どうしたら信用してくれる?」
「・・・してくれたら信じる・・・」
「え?」
「・・・えっちしてくれたら信じる・・・」
「・・・分かったよ。じゃあ夜な」
「駄目・・・今すぐ・・・」
「え?いや、さすがに昼間からは・・・おい!服脱ぐな!」
「やだ・・・我慢・・・できない・・・」

の方が土下座より萌えるだろ常考

131 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/18(木) 04:25:25 ID:7QxHaRMx]
>>128>>130
素晴らしい

132 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/18(木) 20:40:17 ID:cEYGxHsC]
一見過疎に見えてネタが投下されるとすぐ住人や職人が集まるとは…
あれだ、お前らまで無口なんだな

133 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/18(木) 21:48:01 ID:tteN4vyQ]
>>132
……馬鹿……ここに居るなら普通わかること、

134 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/19(金) 08:03:05 ID:k6eS3v9r]
無口♂×無口♀という電波を受信した。
難易度高そうだ

135 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/19(金) 09:13:13 ID:lva1b8Jp]
>>134
会話文のみの小ネタなら前スレにあったはず





一回普通に書こうとしたら死んだがな

なに話してるかが説明不可に近い

136 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/19(金) 10:37:54 ID:8C095cEo]
普段は無口でこちらから話しかけても最低限しか話さないが
修学旅行で飛行機+バス乗ってる時機内消灯時間を除くあいだ(たぶん10時間以上)
ずっと途切れることなく話してて驚いたことがあった

137 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/19(金) 16:03:28 ID:AUeLPQf7]
>>136
その実体験+α妄想で投下汁

138 名前:136 mailto:sage [2007/10/19(金) 19:32:35 ID:GdxLa9yM]
>>137
いや…そいつ男だぜ?

139 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/19(金) 19:55:48 ID:ugvhOsFV]
>>138
女体化すればいいじゃん



140 名前:名無しさん@ピンキー mailto:age [2007/10/20(土) 05:30:34 ID:gxIWjacs]
リアル知り合い男を女体化・・・・・・
いくらなんでも酷だろwwwwwwきっと嫌悪に耐えられないwwww



しかしそれでもやって欲しいと願う俺は壊れてるんだろうな

141 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/20(土) 08:20:16 ID:0A8eCMqq]
進藤を思い出した

142 名前:無口コンバットZERO mailto:sage [2007/10/20(土) 08:40:35 ID:0HRR8xBC]
知っているか?
無口さんは3つに分けられる

滅多に喋らない子
普段無表情な子
人見知りする子
この3つだ
あの子は―−たしかに無口だった

「・・・・・・ゅ?」

彼女は妖子
俺の相棒となる女性

「・・・・・・だいすき」

そして彼女の言葉で物語りの幕は上がる

「・・・・・・あれはゆきのふるさむいひだった・・・・・・」

143 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/20(土) 10:37:13 ID:w0RFSg7Z]
>>140
俺は「自分の立場のほうを女体化」
という半実話プロットを作ったことがあるぞ

144 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/20(土) 14:07:54 ID:oywi5via]
ゼロwwwww

145 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/20(土) 14:51:04 ID:6kQynPCx]
>>142
なんという無口

146 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/20(土) 20:59:12 ID:RyqH1i6M]
>>142
変化する表情
変わる運命
変われない想い

交際規定は唯一つ「察しろ」

147 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/20(土) 22:22:35 ID:h9b/qnTT]
>>146
そして殺伐とした空気の読みあいが始まった。

148 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/21(日) 00:56:27 ID:fU5Gk4We]
邂逅を重ねる度
あいつの無口が目についた

149 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/21(日) 06:37:43 ID:KicB+Eqo]
 彼と彼女の間に会話という手段ない、お互いの目を見て、手を触れて
お互いを感じれば通じる、だから言葉などいらない。

 授業終了の鐘と共に彼女は彼の前に現れた、軽くはにかみながら手にはお弁当。
 彼も照れながら受けとると弁当箱を広げる、彼の笑顔が広がった。
 彼の前の席を陣取り彼女は輝かしいばかりの目で彼の食事を見守る。
 卵焼き、彼はそれを頬張ると彼女に親指を立てて感想を告げる、彼女は歓喜で
だらけきった顔、彼は次々と弁当を平らげ、空っぽになった弁当箱を彼女に見せる。
 この間クラスは無音状態、なぜからこの無口カップルの会話を聞いてみたいと
クラス中の人間が息を潜めているからだ、しかし今のところ聞こえたのは彼の食事する音のみ。
 今回も聞けなかったか、そうみんなが諦めかけた時。

・・・チュッ

 まさに漫画のような音がクラスに響いた。



150 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/21(日) 07:55:02 ID:i/aW4Sog]
台詞無くても通じ合ってるのがいいね
両方無口なのもいいな

151 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/21(日) 16:40:36 ID:VeYe4jBX]
 二人でベンチに腰を下ろし、私は彼を見た。
「………………」
 彼の所望はきっと膝枕。きっとそうだ。
「……?」
 ぽんぽんと膝をたたきながら首をかしげてみる。
 が、どうやら違うらしい。
「……」
 ふるふると首を振り、彼はじっと私を見る。
「…………」
 前からハグ?
「……ん?」
 両手を伸ばし、また首を傾げてみる。
 が、どうやらこれもまた違うらしい。
「…………」
 ふるふると首を振り、彼はまたじっと私を見る。
 ええい、どうしたいって言うのよっ――と、聞けたらどれだけ楽だろう。
 そんな勇気は、私たちには無い。
 私には、彼に聞く勇気が。
 彼には、私に告げる勇気が。
 お互いにこういう人間だと知っていて、それでも付き合い始めた私たち。
「…………」
 じっと彼の目を見つめる。
 わからない。けど、わからないから知りたくなる。
 もっともっと、彼の事を。
 だから、こうやって彼の求めるものを考えてるのは、楽しい。
「…………」
 わかった。きっとこうだ。
 私は立ち上がり、彼の膝を指差し、首を傾げた。
「……ん」
 彼の頷きに、私の顔には自然と笑みが浮かぶ。
 やった、当たった! この瞬間は、とても嬉しい。
 彼の望むことをやってあげられる事が。
 そして、彼の考える事を一つまた知れたという事が。
「……うん」
 か……考えてみると、ちょっと恥ずかしいけど……。
 私は彼の膝の上に、腰を下ろした。
 彼は私の背中を包み込むように、私の身体を抱きしめる。
「ん……」
 彼の体温を背中に感じた。
「……あったかい、な」
「……ん」
 だんだん冷たくなってきた風。でも、二人でいたらそんな事は関係なさそうだ。

152 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/21(日) 17:58:58 ID:JRcEyZH+]
俺だったら股間がビンビンになっちまうな

153 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/22(月) 12:08:57 ID:d/+H+H9N]
無口の威力を改めて思い知った…

154 名前:ACTER ◆irhNK99GCI mailto:sage [2007/10/22(月) 21:00:01 ID:GpPZoV++]
丸ノ内規制に弾かれて書き込めない
携帯からテスト、書き込めてたら小ネタ投下

155 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/22(月) 21:05:27 ID:gfqYcakV]
カモン!

156 名前:梔子 1/2 ◆irhNK99GCI mailto:sage [2007/10/22(月) 21:10:26 ID:GpPZoV++]
ちょっとやり損ねたんだけど、それでよきゃ。


 近所の公園でよく見るヤツなんだがベージュ色のコート一年中着てるヤツ。
チラッとみえたんだけど、けっこスタイルよくてさ、
よくアニキと「あんな女抱いてみたいもんだよな」なんて話してたわけ。
そしたら「やっちまうか」なんて言うもんだから俺も「いいッスね」
なんて答えたんだけど、そんときゃ冗談だとばっかおもってたワケよ。

 んでさ、ベンチに座ってダラダラ学校がクソだの話してた。
夕方になった頃にさ「口裂け女だー」「キャー」とかガキ共が走り回ってんの。
その女いつもマスクして帽子かぶっててさ、今日もガキにからかわれてた。
何言われても無視無視ってカンジでしゃべらねーからガキ共もつけあがんの。
見慣れた光景に、あのコートの下のデカイ乳揉んでみてぇなーとか妄想してたら
なんかアニキがブチキレながらガキ散らしててさ、女つれてこっちもどってきた。

 軽くパニクったね、その女はさんでベンチ座ってさ、
いろいろとアニキが話しかけてんだけど、いい匂いするなとか
ちょと胸の谷間見えたりとかで興奮してて何しゃべってたんだか
もうそんなの関係ねーってかんじで思考回路ショート寸前なワケ。
女はアニキが話しかける度に頷いたりとかしててあんましゃべんなかったかも。

 で、アニキとその女が立ち上がった時さ俺も話すりゃよかったなー
とかいまさらながら後悔。
まぁ知り合いになれたような気がしてたからそれだけでもハッピーってな。
んで、俺も立ち上がってアニキについてったんだけど、ベンチの裏側の方。
ちょっとした雑木林になってるほういくわけ。
なんでだろうと思ってみたら、アニキの右手にナイフとかあってさ、
女も肩震わせててさ、ヤバイヤバイ、これマジヤバとか感想。

 通りから人が見えなくなったあたりで、アニキが女に
「ソコに手ついてケツあげな」ってナイフ突きつけて言ってた。
しばらく女はだまって立ってたんだけど、ナイフちらつかせたら
観念したのか太い木の幹に抱きつくようにした。
「これでお前も童貞卒業だな」とかいうわけ。
たしかに抱きたいとはいったけど、コレめっちゃやばくね?

 それでも、少し、ほんの少しだけ落ちついてきたら
ケツむけてビクビク震えてる女みて立ってきちゃってさ、
こりゃもうやるしかねーよな?な?
コートとスカートまくりあげてフリフリのショーツとご対面。
生。生ケツ。エロ画像とかじゃなくてマジモン。
スゲーさわりごこちいいのな。撫で回してたら
スボンに擦れただけでイキそうになって焦った。



157 名前:梔子 2/2 ◆irhNK99GCI mailto:sage [2007/10/22(月) 21:12:05 ID:GpPZoV++]
 ヤバイヤバイ、俺がヤバイ。
ルパンさながらの高速脱衣でズボンとトランクスからマイサン開放。
ショーツの上から下のお口を探しつつさわりまくる。
少し湿ってる?かんじはするけど濡れてるのとは違う感じがした。
初めてとはいえテラ単位のエロ画像を所持する俺の手にかかれば
穴が分らないとかいうドジなマヌケはしないのだよ、フヒヒwwサーセンww
とかショーツの中に手を滑り込ませる。
あったけぇ〜、ここがクリちゃんッスねぇ〜といじってみれば
女がビクンって反応した。帽子がすれて落ちて髪がふぁさっと流れるのもツボった。
アンタ最高、俺も気分最高。その反応がみた見たくて、
しばらくいじってると女の息が荒くなってきてソコも濡れてきた。

 もうしんぼうたまらんとショーツを下げて御開帳。
「じゃあ俺は口でさせてもらうかな」と、アニキ。
ごめん、アニキのことすっかりさっぱりきっかり忘れてた。
とりあえずマイサンがどうにもこうにもガマンの限界で臨界点で放射能駄々漏れ
クリから指をずらして位置をさぐる。
ここは尿道、コレ正論。そして……肛門……?
アレ?暗くてよく見えないとはいえ見つけ損ねるか?
俺緊張しすぎ、モチツケ。
再度調査開始、ここは、こうで…このへん…のハズなんだが……
「ヒイィッ!」

 野太い情け無い声に釣られて見上げるとアニキのチンコが見えた。
イラネ。
というかマスク握り締めてチンコまるだしでプルプル震えてるのはどうかと。
いくらこういう場面だからとはいえさすがに幻滅を感じる。
「なにしてんス…か……アに?」
そう言おうとしたけど、俺もビビッちまって声が続かなかった。
女が俺のほうを振り向いた時にマスクで隠されていた顔が見えた。
切れ長の瞳。日本人にしてはやや高い鼻、紅潮させたいろっぽい頬。
そして、その白い肌に覆われた在るべき部分。
(なんという無口!)
 ビビリまくってた俺たちは、女が身じろぎするのにさえ恐怖を覚え、
一目散にその場から逃げ出していた。

 ってのが三十分くらい前。
何度か携帯いれたけど、アニキに繋がったのはさっき一回だけで、
フゴフゴ息の音しか聞こえないもんだから
落ち着いたらどこいるかおしえてくれってメール飛ばした。
つかね、いくら無我夢中っつっても公園の中の森で出口が見つからないってどうよ?
まっすぐあるきゃ五分で出られる距離よ?

あ、メールの返事きたっぽい。
アニキと合流したらまたここに顔だすわ。




158 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/22(月) 21:30:52 ID:GZb33woi]
>>157
なんつうか……ちと注意書きが欲しかった……かな?
多分こういうの嫌な人もいるだろうし



まぁ、とりあえず乙

159 名前:ACTER ◆irhNK99GCI mailto:sage [2007/10/22(月) 22:08:57 ID:GpPZoV++]
すまない、配慮が足りなかったのだわ
もし次に機会があればその辺気が付けるように精進してくる



160 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/22(月) 22:44:04 ID:d/+H+H9N]
このスレには合わないタイプのネタかな。個人的にはそうでもないが。
のっぺらぼう思い出したよ。

161 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/23(火) 10:47:44 ID:MovUHy4C]
そんなに気にしなくてもいいんじゃない?
たまには毛色の違う作品だっていいじゃないか。嫌いなの目にしたら読み手が
スルーすればいいし。
まあ無口のイミが違うけど、下手な注意書きはネタバレになっちゃうしね。
あまり問題視して書き手を萎縮させちゃうことの方が問題かと。

しかし、語り口うまいなあ。かなり面白かったよ。GJ!




162 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/23(火) 12:39:23 ID:HfMbXahS]
年上の無口娘なんてのはどうだ
小さい頃はおねえちゃん、おねえちゃんと呼んでよく遊んでてさ
最近は疎遠になってるけど偶然高校が同じでまた仲良くなって
無口であまり話もできない自分のところにいつも来てくれるくらいになって
…なんて電波を受信した。あとは任せた

163 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/23(火) 13:25:34 ID:QJtPpIFY]
>>162
確認だが


それは両方無口か?

164 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/23(火) 13:50:51 ID:emFDY039]
どっちでもいいんじゃないの

165 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/23(火) 15:47:37 ID:QJtPpIFY]
>>164
まぁそうか



ちょっと旅立ってくる

166 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/24(水) 02:49:23 ID:j+8cq1Eg]
無口といって真っ先に受信した電波が
虐待されていた少女と兄の話だったのだが

いかがなものか。

167 名前:名無しさん@ピンキー [2007/10/24(水) 04:27:36 ID:wE0sekKT]


168 名前:ACTER ◆irhNK99GCI mailto:sage [2007/10/24(水) 21:50:05 ID:RLghGVzj]
たぶん正統派 恥ずかしがり屋さん系とでも。
前回の口直しになればと、少し 多 め に 口 付 け て おいた。
残念なことにエロは読むのは好きなくせに書くのが恥ずかしいんだ。
自分で書くと頭がフットーしそうで何度キングクリムゾンでエロ抜こうと思ったこと
か。
もしもの場合は鳥を有効に使ってくれ。
飴とガム7/7



169 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/24(水) 21:56:04 ID:rafgbq1T]
>>168
カモーン



170 名前:飴とガム1/7 ◆irhNK99GCI mailto:sage [2007/10/24(水) 21:56:07 ID:RLghGVzj]
 くいくい。
「……」
「……」
僕を見上げる視線。

くいくい〜っ。
「……」
「…だーめっ。遅刻してくるような子はオシオキ必至」
ついに耐え切れず、彼女の顔を見て答えてしまう。
その時、がばっと抱きついてくる腕をかわす事も忘れない。
「ぅぅ……さびしいよぉ…」
「…そりゃ僕だってツライさ」
それならとばかりに彼女は抱きついてくるが、ソレとコレとは別。
「……♪」
「もう、駄目ったらだ〜めっ、お預け! もうすこしでしょ?」



 『件名:週末 本文:森林公園にハイキングに行こう。』
何度か自分から誘ったことはあったのだが、彼女の方から誘われるのは初めてのこと
だった。
というのも、彼女は先週、携帯ショップ店員に捕まったらしく、
断りを入れるまもなく買わされてしまったらしい。
セールスには気をつけろといつも言ってるんだが、今回ばかりは店員にGJを送ろう。
ボタンを押してみてはオロオロする彼女もかわいかったけど、
三日ほどで使いこなしたうえに風か嵐かってほどにメールを打つようになっていた。
大概が『すき』だの『金魚にエサあげてみた』だの他愛も無いものだが、
コイツこんな事思ってるんだなっていうのが伝わってきて、
いつもの彼女からは分らない意外な一面を発見できた。

 約束の当日、僕は駅で二時間待った。
浮かれて二時間前に来た分は自己責任なのでノーカンだが、
朝に見かけたサラリーマンが昼飯食べに駅に来て、こちらに哀れみの目を向けた時は
へこんだ。
交番のお巡りさんの視線も地味にイタイ。
 そんな中、着信音に気付いて携帯のメールをチェックする。
『Re25: おそくなってごめんね 』
そして人の気配を感じてみれば、大きなリュックを背負った彼女が正面に立ってい
た。

 待ちくたびれた僕は彼女に遅刻のペナルティを与えることにした。
半分は逆恨みもはいってるかもしれないが。
『現地到着までキス禁止』
何を言ってるのか分らないと思うが、彼女も何を言われたのか分っていないようだっ
た。
そして意味を理解した時彼女の顔が蒼白に染まっていくのが分った。
「!?」
「……そんな顔してもだめ、ってかその顔も駄目! 僕がくじけそうになる」
瞳を潤ませて擦り寄ってくる彼女の破壊力は毒チワワ並みだ。
このまま彼女のアタックを許せば恋愛パンチドランカーになってしまう。
「はいはい、いくよ。 現地に着くまでだからって! 走っちゃだめ!」
「…!」




171 名前:飴とガム2/7 ◆irhNK99GCI mailto:sage [2007/10/24(水) 21:58:33 ID:RLghGVzj]

 彼女曰く、口とはキスするための器官であり他はおまけなんだそうだ。
一緒に電車乗るときなら、山の手一駅の間隔でキスキス。
そのくせ恥ずかしいのかキスが終わるとうつむいて黙り込んでしまう。
彼女とキスする時、若干身長差があるので僕は少し腰を落とさなければいけないのだ
が、
荷物を抱えていてそうしない時などは、首に腕を絡めてきて強引に唇を奪われる。
そんな彼女だからこそのオシオキがこれなのである。



「!!!」
ぐいぐいぐいぐいっ!
「ストップ! ストップ! 服のびちゃう」
顔を真っ赤にさせておねだりする彼女がかわいそうになってきたが、
その顔を見ていると嗜虐心が湧いてきてしまった。
「……それじゃ、ドコがさびしいのかなぁ?」
「……」
つんつん
彼女は自分の唇をぷにぷに指差して訴える。
 付き合いだしてしばらくしてから彼女は口紅をつけなくなった。
僕の顔が口紅で染まってしまうからだ。
だが口紅をのせなくても、かわいいピンク色の唇は魅力を失うわけでなく、
以前にも増して扇情的に濡れている。
「ん〜、それじゃわからないな〜」
「…!」
ぽこ! ぽこ! ぽこ! ぽこ!
叩かれてしまった。
「ちゃんと言えたらご褒美あげたのになぁ〜」
ぽこ! ぽて
「!?」
少し考えるようにうつむいて、彼女はやわらかそうな唇を震わせた。
「…ぉ……ぃ…」




172 名前:飴とガム3/7 ◆irhNK99GCI mailto:sage [2007/10/24(水) 21:59:39 ID:RLghGVzj]

 付き合いの長さから何を言おうとしてるかは読み取れた。
「ん〜? それじゃ聞こえないよ」
耳に届くようにじゃないと。
「……」
だから待つ。
「………………」
もじもじもじもじ。
「…ぉくちが…さびしいのっ!」
「はい、よくできました!」
僕の声を聞いて彼女が幸せそうな笑顔を浮かべる。
「それじゃご褒美あげないとね」
「…♪」
こくこくこくっ

 覚悟完了とばかりに目を閉じおとがいをそらす彼女。
そして僕はポケットから板ガムを取り出して彼女の口元に当てる。
彼女のまゆがハの字に歪む。
んむ。困った顔もなかなかにかわいい。
「……」
もきゅもきゅ
板ガムは無事彼女の口の中へ収まっていった。
「……!!」
彼女の瞳が強く何かを訴えてくる。
(これは違う! 私がんばった!)と。
「言ったでしょ? 現地に着くまではキス禁止って。」
「…」
「ほら、もうちょっとで着くから」
「…」

「…」
ちょっといじめすぎちゃったかなぁ…。
「……」
くいくい
「ん? どうした?」
再び彼女は自分の唇を指差しアピールする。
「もっとほしいのか?」
「……」
こくこく
「はいよ」
「……」
もきゅもきゅ
くいくい
「ん??? もっと?」
仕方ないのでガムの束ごと彼女に渡す。
まぁこれくらいで機嫌直してくれればいいか、なんて思いながら。

 現地に到着し、荷物を降ろす。
シート越しの芝生が気持ちよく日差しも頃合いで、つい横になってしまう。
「んぅ〜ん、気持ちいい」
「……」
        も    き    ゅ

 大の字に寝転がった僕の上に彼女が覆いかぶさって日陰を作る。
いたずらっぽく怒ったほっぺたを膨らませて、
微かに残るミントの匂いが僕の唇に触れた。




173 名前:飴とガム4/7 ◆irhNK99GCI mailto:sage [2007/10/24(水) 22:01:07 ID:RLghGVzj]

 ちゅ
「…んっ……」
「んふぅ……」
唇の感触を確かめ合う優しいキス。
彼女の両手が僕の頬に添えられる。
「…んっちゅ…」
「…はむっ…ぬっ!」
じわじわと強くなるミント臭。
僕の口の中に柔らかい感触が侵入してきてさらに強くなった。
「……んっんっ…」
「…ん! んっーんー!」
これ舌違う! ミント! ガム! ギブ!
驚く僕を楽しそうに見つめる彼女の瞳。
僕の頬を挟む両手は力強く拘束から逃れられない。
1パック分……いや、自前の分も使いやがったな!
僕の口の中に巨大なガムの塊が押し込まれてくる。
必死に舌で抵抗するも、彼女のリードは崩せない。
「……んふっ♪」
「………………」
口いっぱいにガムを詰め込まれてクールでミントで涙目。
「…もう、いじめない?」
「……」
こくこく
喋れない僕はいつも彼女がしてるように頷くことしか出来なかった。

 ちょっとした凶器になっていたガムを捨て遅い昼食をとることにした。
彼女が背負ってきたリュックには、
明らかに胃袋が二人分では足りない量のお弁当が入っていた。
「……君の事考えてたら…だって…」
との事、遅刻したのも僕の為にとつい料理に熱中してしまったからだそうだ。
「…それならそうと言ってくれれば…」
「……だって、あんな事いうから……」
ちゅ
「……」
「…た、たべようか」
「……」
ふるふる
「…たべないの?」
「……」
つんつん
彼女は自分の胸の辺りを指差した。
「…? 胸に…キス?」
「……」
ふるふる
「……ずっと…お預けされてたんだもん……」
彼女は座っているシートから腰を少し浮かせると、
僕にだけ見えるようにスカートを覗かせた。
「……もう、ガマンできないの……ね?」
「でも、ここはマズイ…よね?」
「…ちゃんと……いえたから……ごほうび♪…ね」




174 名前:飴とガム5/7 ◆irhNK99GCI mailto:sage [2007/10/24(水) 22:01:52 ID:RLghGVzj]

 ちゅっ
「…ん、ふぁ…」
「んむっ……ちゅ」
合わされた唇の間で蠢く二本の舌。
ひたすらお互いを確認する為にになぞり、絡め合う。
時折引き離されるその逢瀬も、透明な糸が二人を手繰り寄せ、繋ぎ、編みこんでゆ
く。
「……んっく……」
「はぁ…っ…っふ」
僕は彼女の胸に手を伸ばす。
指先が触れるか触れないか、微かに服をなぞった頃。
「…!…っふぁ!…胸は……だめぇ」
息も絶え絶えに言い、胸に触れようとしていた僕の手を彼女が捕まえる。
その手はそのままスカートの中へと誘導され、僕の手はそこで水音をはじけさせた。
「…んっ…あっはぁ…んむっ……」
「…ねぇ……どうして胸はだめなのかな?」
聞かないでも分っている事だがあえて口に出す。
「…んっ…ばっ…ひぅん!…し、しらないっ!」
彼女の胸は小さい、とても。
そして大きさと反比例するかのように感度がいい。
空いたもう一方の手を再度彼女の胸に向ける。
「ひんっ!……だっ…あ…はぅぅん」
今はただ添えただけに過ぎない、そして彼女はこう言う。
「やめっ…くふぅん……はずかしいのぉおお!!」
人よりも小さいのに感じてしまう、恥ずべきいやらしい胸。
快楽に貪欲なその部分に彼女はコンプレックスを抱いている。
「はずかしいの? でも、ほら。 こんなに気持ち良さそうだよ?」
上半分だけボタンをはずし、両手に収まってしまう乳房を直に包み込み、
人差し指と中指の間に、かわいく自己主張している乳首を挟みこね回す。
「…ッ!……ぁ!ぁ!っ!…っあ!」




175 名前:飴とガム6/7 ◆irhNK99GCI mailto:sage [2007/10/24(水) 22:02:26 ID:RLghGVzj]

「ぅう…ぁん!…もぅ!…いじっ!…めないって…ぃいい!」
そのまま彼女を押し倒し口から首にかけて幾つものキスをする。
上着のボタンを全てはずし、フロントホックのブラも取り払った。
「んっ…ちゅぱ…ああ……僕も…もぅ」
「っはぁ…はぁ…っん…いいっ…よっ…」
彼女の胸に舌を這わせながら自分のズボンを脱ぎ捨てる。
「くぅんん……っは…あっふ……きて!…ねぇ、きて!」
ぐっしょりと濡れてしまった彼女の下着を下ろし、
きつく引き締まった膣を一気に貫く。
「…んんんんんっ!!」
「あぁ…!…すごい、すごいよ!」
少しでも彼女の奥へと腰を打ち付ける。
「んっんっんっ!…っふぁ…あっあぁぁあんっ…んっ!」
彼女の腕が僕の首に回される。
「んっ…好っきっ…だいっ!すきっ…!」
「僕もっ…っはぁはぁ…あいしっ…んちゅっちゅ…ん!」
正直この状態で口を塞がれると苦しい。
感じられる彼女の体温と匂いと快楽と……頭が真っ白に…
「んっ…はふっ…ふんむっ…ん!!!!!」
「っ…んぱっ…くちゅ…んっんっんーーー!」


ぴんぽろり〜ん♪


「………」
「ん…へ?」
イった後の脱力感と酸欠で回らない頭に妙な機会音が響いてきた。
ぐったりして息を整えてる彼女は動ける様子も無く…

「まぁーまぁーー! お兄ちゃんとお姉ちゃんチューしてたーー!」
ナンデストー!!!
そう叫んで走り去ってゆく幼女。僕がそのくらいの頃なんて携帯電話すらなかったっ
ての!




176 名前:飴とガム7/7 ◆irhNK99GCI mailto:sage [2007/10/24(水) 22:03:15 ID:RLghGVzj]

 まぁハイキングコースど真ん中もいいとこ、人がいないからと油断してた…。
「やっばいなぁ……」
「……♪」
「なんで嬉しそうなんだよ?」
しょっちゅうキスするのは恥ずかしくて見られるのはなんでもないのか?
「……君となら……平気かなって」
「そ、そうですか…」
こういうとこ女って強いなぁとしみじみ思う。
「…ねぇ?」
Hの後は恥ずかしさが緩和されるのか少し饒舌になる彼女。
「なに?」
「…さっきみたいな女の子がいいな」
写メ取り逃げしていった幼女の事だろうか?
たしかにかわいいとは思ったけど、そんな趣味はないし……
「……♪」
すりすり
「…!」
うん、避妊しなかったね。
貯金たまったらプロポーズしようって思ってたけど、
これはこれでありなのかもな…。
「……ぱーぱっ!」
「!」

ぴりりろり〜ん♪


今、すっごいまぬけ顔撮られた。不意打ちすぎる。
「…………」
なんでも、子供が生まれたら『あなたが出来た時のパパの顔』と言って見せたいらし
い。
「……♪」
女って強すぎるなぁ……





177 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/24(水) 22:37:07 ID:9ACLEuVz]
GJ!
これをGJと言わず何と言おう!

178 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/24(水) 23:25:24 ID:3OfwIlDp]
ううっ、GJ作品じゃないか…嫉妬さえ生まれるほどの…

恥ずかしくなる気持ちはわかる。すっごくわかる。抜くのと書くのは別だからな…
でも見事じゃないか。萌えとエロが見事にマッチしてるじゃないか。
『無口』と『恥じらい』ッ!この世にこれほど相性のいいものがあるだろうかッ!

179 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/25(木) 00:56:12 ID:pysWrCKM]
GJGJ!!
なんといういい作品
新作プリーズ!!(マテ

>>178
いや、ない!!



180 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/25(木) 03:28:53 ID:RGfN1ypF]
>>176神GJ!!!!

ハァハァ・・・あんた俺たちを興奮で萌え殺す気なのですか?
だがそれでもいい。こんな最高無口が見られるのなら、俺が女にさせられて喋れなくさせられてもいい。

181 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/25(木) 03:42:50 ID:be67g0PA]
GJ!これはいい無口

>>180
言霊を抑えるために喋らないようにしているわけですね

182 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/25(木) 20:58:17 ID:zFUno2FQ]
口にバッテンマスクつけた言霊使いの話クルコレ

>>176
グジョーブ!
幼女に撮られた写真がどうなるのかが気になる俺はきっと凌辱属性w

183 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 07:42:07 ID:8YyF8eRK]
「口が無い……!!!」
「……」
「あ、なんだマスクか」

風邪で喉がつぶれて声が出せないってのはアリかな

184 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 12:52:15 ID:yXr2h1cl]
>>183
さぁ早く書く作業に移るんだ

185 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 18:31:30 ID:akulNmV8]
オカルト好きな俺は何も言わずぼーっとこっちを見てるだけの少女幽霊に萌えますが


186 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 18:48:42 ID:Lp2n1HPZ]
 その少女が見えるようになったのは、つい先日の事。
 特に何かきっかけがあったような覚えは無い。振り返ったらそこにいた。
 いや、居たというのは正確じゃないな。彼女は浮いていたんだから。
「俺、霊感無いはずなんだけどなー」
 その少女は、どこからどう見ても幽霊だった。これ以上無いくらいに幽霊である
事を主張していた。向こうが透けて見える、半透明の身体に白っぽい顔や手。
手足ではなくて、手。幽霊の常に漏れず、彼女に足はなかった。
 彼女が幽霊でないというのなら、一体何だと言うのだろうか。
「………………」
 彼女は俺を見ている。キョトンとしたというか何というか、まあ、ボーっとした感じで
俺の事をずっと見つめているようだった。視線は俺に結ばれているようで、目と目があっても
動じずに俺を見つめ続けている。
 視線を感じながら、俺は彼女を観察した。
 目鼻立ちが整った可愛い顔をしている。来ているのはワンピース。肌の白さに勝るとも
劣らない、純白のそれは、彼女の可愛さをより引き立てているようだった。
「……なんだかなぁ」
 感情がこもっているようでこもっていないような、そんな不思議な視線に、何だか俺は
照れくさくなってきて顔を背けた。
 照れくさくはあるが、嫌な感じはしない。むしろ、何だか……その……嬉しい?
「おーい」
 俺はもう一度視線を彼女のそれとあわせ、声をかけてみた。
「?」
 小首をかしげる彼女。その仕種が、何だか小さな動物を思わせて、ますます可愛い。
「お前何でここにいるんだ?」
 小首をかしげたまま、彼女は初めて俺から視線を外した。外れた視線は宙を彷徨う。
何か考えているのだろう。
「……」
 ふるふる。しばらく経って、彼女は首を横に振った。
「わからない、って事か?」
「……」
 こくこく。今度は彼女は首を縦に振った。
「……どうしたもんだかなぁ」
 嫌な感じはしない。何か、憑かれたとか、のろわれたとか、そういう感じは無い。
 だからだろうか。俺は自分でも思いもしない事を口走っていた。
「しばらく、ここにいるか?」
 彼女の瞳が、少し大きくなる。驚いたのだろうか。
「だって、自分がなんでここにいるのかわからないんだろ? だったら思い出すまで
 ここにいればいいよ。別に俺は困らないからさ」
 大きくした瞳で俺を捉えながら、彼女は小首をかしげた。
 いいの?と訊いているのだろうか。
「ああ、君さえ良ければ」
 その言葉に、彼女は初めての表情を見せた。
 それは笑顔。
「……なんだかなぁ」
 俺はそのあまりの可愛さに苦笑いするしかなかった。
「じゃま、よろしく頼むよ」
「……」
 俺の挨拶にこくこくと、笑顔で頷く彼女。
 ――奇妙な同居生活は、こうして始まった。





>>185
こうですか!? わかりません!

187 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 18:56:29 ID:p8OxUSXN]
店長!
この店のワッフル、全部俺が買った!

188 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 20:00:38 ID:hhym2oU7]
じゃあ俺はこの店のスコーン全部!

189 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 20:18:51 ID:l/VgmS7L]
20分足らずでここまで書けるとは…

>>186の才能に期待せざるを得ない



190 名前:185 mailto:sage [2007/10/26(金) 20:54:28 ID:akulNmV8]
>>186
うん、それそれ。ジャストミート。サンクス。
君の才能に嫉妬だぜ。

なぜ嫉妬するか。
それは俺が書こうとしていたからさorz

191 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 21:03:34 ID:Lp2n1HPZ]
 数日が経った。
 彼女は、基本的には俺を見ているだけだ。 それ以外に特に何をするでもなく、
ただただ俺を見ている。俺はといえば、そんな彼女の視線を受けながら、
いつも通りの生活を送るだけだ。変わった事と言えば、時々彼女と"会話"をするように
なった事くらいだろうか。
 そんな彼女は基本的に俺の部屋から出られないらしく、俺が部屋を出て行こうと
すると、酷く寂しそうな視線を俺に注ぐ。
 ちょっとだけ申し訳なく思いながら、俺はいつも仕事に行く。
「今日もなるべく早く帰るから……そんな顔せずにいい子で待っててくれな」
 行ってきますの挨拶。彼女は寂しそうな視線はそのままに、笑顔を浮かべて俺を見送ってくれる。
 そういう風に挨拶のできる同居人(幽霊だが、まあ人型をしているので人でいいだろう)が
出来たのは嬉しくもあり、その同居人に寂しい想いをさせてしまうのは心苦しくもある。
 まあ、働かなくては食う事はできないわけで……ごめんな。
「お前、最近付き合い悪いよなー」
「すまんなー、最近ちと野暮用が多くてな」
 同僚の苦笑に苦笑を返し、その日も俺は足早に帰途を急ぐ。
「ただいまー」
 ただいまの挨拶。そういう風に挨拶のできる同居人ができたのは嬉しいし、それに
その時彼女が見せてくれる笑顔が、何よりも嬉しい。
「ちょっと遅くなっちゃったな……って、あれ?」
 だが、今日はその笑顔が、いつもある所に――事務机の後ろの空間に――なかった。
「おーい、どこ行ったー?」
 それほど広くない部屋だ。十代半ばくらい――に見える――の彼女の身体が
隠れるスペースは、そう多くない。
「……まさか」
 その時、俺の脳裏に嫌な予感が走った。その予感に従い、押しいれの方を見てみると……
「何をやってんだ、君は……」
 押入れに頭を突っ込んで、ごそごそしている彼女の姿がそこにあった。
 声に気づいたのか、彼女は俺の方を振り返り、
「……」
 にこりと笑った。
「ただいま……遅くなってごめんな」
「……」
 ふるふる。彼女は首を横に振る。どうやら気にしていないらしい。
「しかし、何をしてたんだ? 幽霊なんだから物触れないんじゃ……げっ!?」
 そこまで言って、俺は大変な事に気づいてしまった。
 その押入れの中に何が入っていたかという事と、今日出勤する時に、押入れの
戸を閉め忘れて出てきてしまった事を。
 彼女は何の制約があるのか、扉などをすり抜けるという幽霊には付き物の能力が
使えないらしく、実質俺の部屋の中がその行動範囲となっている。
 だが、今日に限ってはそうではなかった。押入れの中という、新たな行動範囲。
「……中、見たの?」
「……」
 こくこく。彼女は首を縦に振った。心なしか、その頬が赤いような気がしないでもない。
「……俺が遅くなって、普段見れない所が見れるようになってたから、見た、と?」
「……」
 こくこく。彼女はやはり首を縦に振った。いつも俺を捉えて離さないはずの彼女の
視線が、心なしか他所を向いているような気がしないでもない。
「……まいったなぁ」
 押入れの中には、まあ、その……男の子には必要不可欠なものが入っていた。
 まあぶっちゃけた話、いわゆるエロい本やらビデオやら、だ。
「何というか、その……ごめん」
 とりあえず謝ってみる。
「……」
 ふるふる。
 彼女は、今まで見せた事の無い、困った顔で首を横に振る。
 元々そっちについては淡白で、自分で処理するのもごくたまにやる程度だったんだが、
たまにであるにしろそういう事をやるからには、色々とおかずも必要になってくるわけで。
 ……まあ、そんな事を言ってみた所で、彼女が卑猥なものを目にする事になってしまったのは、
全面的に俺が悪いことに変わりは無い。

192 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 21:04:06 ID:Lp2n1HPZ]
「とりあえず、これは明日まとめて処分してくるから。嫌なもん見せちゃったね……ホントごめん」
 これが俺に示せる、彼女への精一杯の誠意だった。
 が。
「……」
 ふるふる。彼女はよそうに反し、今まで見せた事の無いような必死の形相で首を横に振った。
「え?」
「……」
 次に押入れの方を指差し、にこりと笑う。
「……捨てなくて、いいって事?」
 こくこく。俺の確認に、彼女は首を縦に振った。
「けど……いいの?」
「……」
 こくこく。彼女はまた首を縦に振る。
 寛大というか鷹揚というか何というか……いいんだろうか?
「……けど、どっちにしろ、君がいたら使えないわけだし」
 使うつもりもなかったし、必要もなかった。
 彼女がここに現れて以来、心身ともに充実していたし、そのせいか、そういう処理が
必要な程に欲求がたまった事はなかった。
「……」
 彼女の顔が目に見えるほど赤くなった。
 やばっ、これじゃセクハラだ!?
「ご、ごめんっ! また俺……え?」
 だが……彼女が顔を赤くしたのは、俺の言葉のせいではなかった。
「……」
 ふるふる。こくこく。彼女は首を横に振った後、今度は首を縦に振り、そして笑った。
「……えっと」
 ど、どういう意味だ?
「え……エロい事、OK?」
「……」
 こくこく。彼女は首を縦に振った。
「というか、して……見せて欲しい、って事?」
「……」
 ……こく、こく。一瞬の間を置いて、彼女は首を縦に振った。
「……」
「……」
 今度は俺が赤くなる番だった。
「い、意外に、大胆なんだな、君って」
「……」
 彼女の白い肌は、頭の先から爪先――は無いから……まあ、全身って事だ――まで、
朱に染まっていた。白いワンピースが、その朱色をさらに強調している。
 普段の真っ白な彼女も可愛いが……その朱に染まった彼女も、何というか……ああ。
「みたいん、だよ、ね?」
「……」
 こくこく。再度の確認に、彼女はやはり首を縦に振る。
「見て楽しいもんでもないと思うけど……俺で、よければ」
「……」
 こくこく。彼女は首を勢いよく縦に振った。
 まるで、俺でなければダメなんだと言わんかの如く――ってのは流石に自意識過剰だろうか?
「じゃあ、一つお願いが」
 自意識過剰ついでに、俺はとんでもないお願いを彼女にしてみた。
「見せるから……手伝って貰えないかな?」
「……?」
 その言葉の意味が、すぐには彼女にはわからなかったようで。
「……!」
 小首をかしげてしばらく考えた後、彼女は両の頬を手で押さえながら俯いてしまった。
「あ、ダメだよね! そりゃそうだよな、ごめんごめん、またとんでもない事を言っちゃったな。
 今のは無しってことにしてくれると」

193 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 21:04:41 ID:Lp2n1HPZ]
「……」
 こくり。彼女は俯いたまま、一度だけ、首を縦に振った。
「嬉し……えっ!?」
 ……ま、マジですか? 
「い……いいの?」
「……」
 こくり。今度は、顔を上げ、僕の方をいつもの――それよりは随分と潤んだように見える――
瞳で見つめながら、一度だけ、頷いた。
「……すー、はー」
 まさか、そのとんでもない要望が受け入れてもらえるとは思っていなかった俺は、
跳ね上がる鼓動を何とか落ち着けようと深呼吸をする。
「……」
 彼女の胸も、俺のそれと同じように、大きく上下している――まあ、息を吸う必要は
多分無いのだろうけど。
「な、なんて言えばいいのかわからない、けど……よろしくお願いします」
「……」
 俺のその言葉に、彼女はいつものにこりとした笑顔とはちょっとばかり違う、
照れたような顔で笑った。

194 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 21:14:18 ID:Lp2n1HPZ]
一先ずここまで。
エロくしようかどうしようか悩みましたが、エロくする方向で。

195 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 21:26:23 ID:yXr2h1cl]
>>194
仕事早すぎGJ!!
さぁ早く続きを(ry



ってか俺も欲しいな……無口美少女幽霊







ちょっと恐山いってくる

196 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 21:28:29 ID:Lp2n1HPZ]
恐山に向かった>>195
その前に、突如現れた無口美少女幽霊








が入った婆さん!

続きはちょっと待ってくださいね。

197 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 21:53:29 ID:8d7bOC1C]
俺も自縛霊になってくるわ
男だけど

198 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 22:13:10 ID:TktHauZo]
自爆霊?

199 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 22:19:49 ID:8d7bOC1C]
ウイングガンダムとかの亡霊か



200 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/10/26(金) 22:22:24 ID:S6dZHHWc]
任務了解
綾波レイ(2人目・自爆済み)の攻略を開始する






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