- 128 名前:推敲もなにもしてない小ネタだから突っ込むなよ!? mailto:sage [2007/10/18(木) 00:30:20 ID:tteN4vyQ]
- >>127
昼休み終了のチャイムの音が聞こえたため、俺は渋々体を起こした。 「くぅ〜………ふぁ」 現在地は屋上、当たり前だが外にある。 しかし、意外と今の季節でも、昼寝が出来る暖かい場所があるのだ。 「くっー……」 体を大きく伸ばす、ここで俺はようやく、 「なにやってるんだ?佳奈」 俺の方をじっと見ていた俺の彼女の存在に気が付いた。 で、その問いを受けた佳奈は何故か赤面し、何も言わずに顔を逸らす。 「………………」 「………………」 問いに答えが返ってこないため、会話が繋がらず、沈黙が間を支配する。 「……あー、しゃべりたくないなら別にいいぞ」 なんとなく居心地が悪くなり、俺はその沈黙を破る。 「………れて…」 と、そこで佳奈がなにかを呟くが、声が小さくてうまく聞き取れない。 「ん?なんだって?」 聞き返す俺に、先ほどより赤面した顔を俺に向けて、 「…寝顔に見とれてた」 と、言った。 そんな、ある日の学校の昼休み
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