- 674 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2009/07/24(金) 14:26:02 ID:am61ZKyh0]
- >>668
知っているうえで書いてるのかと思ったら、本当に何も知らないで批判してたのね。 そこらの美学史の教科書にでも、今は普通に書いてあることだけれど 「天才」概念が16〜17世紀に成立して、それがずうっと同じものだなんて誰も言っていませんし そんな書き方をしている教科書も見たことはありません。 それを、結核やロマンと結び付けた形で勝手に解釈しているのは、あなた。 さんざん通説と言っておきながら、美学史のまともな教科書一つ読んだことないんじゃないの? 上で、ingenium概念の変化から、明治以降の日本までを別に書いたのは 現代の「芸術家」のイメージが、単線的に成立するわけではないからそう書いたのであり それは16〜17世紀に概念の変更があり、それが変わらず続いているのではない、ということです。 そもそも >結核流行時の夭逝伝説や廃墟ロマンや詩学的悲劇を伴う「16-17世紀的ロマン」 廃墟や夭折というロマン主義以降の話を、はるか以前の16世紀や17世紀の話と間違えてつなげてしまうあたり 美学史もすっかり忘れてるんじゃないの? 16世紀や17世紀にあったのは「天才(才能)」概念の変化であり、 それと「芸術家」概念との関係の変化であって、まだそこまで行きませんよ? techneやars、ingeniumという言葉で具体的に追える概念を無視して 「当時だって絵を書いている人はいたじゃないか!」と言ったところで そういった視点を採用する限り、どうとでも言えてしまい議論が成立しない。 >>672 > >>666 > >>技術を示す「アート」から職人と芸術家が分離した時からある考え方。 > >については、端的にあなたの勘違いか、文章をはしょりすぎ。 > ちなみに、プラトンがすべて技術屋だとみなしたかっただけの話で、 > 当代からして「詩人」や「絵描き」は存在していたわけで 前に言っていた事 >>654 > プラトン自身が芸術に対して一般に否定的な態度をとったのは事実だとしても、 > 彼から分離的概念が始まったとするのが美学史上の通説だよ。 と一貫性がないですねえ。 最初はプラトンから概念の分離が始まった、としていたのに いつのまにか「詩人」や「絵描き」はそれでも存在していたという話になっている。
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