- 368 名前:名無電力14001 [2009/11/28(土) 03:46:52 ]
- 太陽光による“究極”EV充電システム稼働
sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/091126/kng0911262139008-n1.htm 太陽光をエネルギー源とする電気自動車(EV)用充電システムが26日、神奈川県庁に 設置され、運用開始のセレモニーが行われた。従来のEV充電器と違い、発電時に二酸化炭素 (CO2)が発生しないのが特徴。松沢成文知事は「太陽光で電気を作り、 ためておくシステムによって、究極のエコカーが出来上がる」とあいさつした。 新システムは太陽光パネルで発電した電力を、いったんリチウムイオン電池に蓄え、そこから EVに充電する仕組み。EVは走行中に排ガスやCO2を排出せずエコカーといわれるが、 火力などによる発電時にCO2が発生する。自然エネルギーを利用する新システムを使えば、 CO2の排出量がゼロとなる。 費用は5年間のリース契約で約900万円。主に県の公用車の充電に使われ、1日の走行距離 約40キロ分をEV充電スタンドから約2時間かけて充電する。県庁には120キロ分を30分で 充電できる従来の急速充電器も設置されており、新システムと併用する。 新システムを納入した大型リチウムイオン電池開発・製造会社「エリーパワー」 (東京都品川区)によると、太陽光パネルとつないだリチウムイオン電池に蓄電する EV充電スタンドの運用は、全国初という。 充電時間の短縮などの課題はあるが、同社の吉田博一社長は「普及すれば1台300万円以下に なる。高温に弱い鉛蓄電池と違い、リチウムイオン電池は屋外に設置できる。中国など電気事情が よくない所が今後、大きな市場になる」とする。 松沢知事はセレモニー後、「電気の配線がなくても太陽光で発電し、ためておけるので、 過疎地でも対応できる」と期待を込めた。
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