- 310 名前:名無電力14001 [2009/11/24(火) 04:55:49 ]
- 「京都議定書」延長論に現実味?政府が票読み
www.yomiuri.co.jp/eco/news/20091123-OYT1T01031.htm 京都議定書(2008〜12年)に続く温室効果ガスの削減枠組みを決める 国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が来月、コペンハーゲンで 開かれるのを前に、同議定書を単純延長する改正案が採決に持ち込まれた場合には 「採択」される、と政府が票読み予測していることが、わかった。 日本など先進国は、議定書で削減義務を負う先進国の排出量が世界の約3割しかないことを 問題視し、COP15で新たな議定書につながる政治合意を目指している。 議定書延長が採択されれば、日本は難しい局面に立たされる。 17日までコペンハーゲンで開かれた閣僚級準備会合で、議長国・デンマークは、 〈1〉先進国の削減目標〈2〉途上国の削減行動〈3〉途上国への資金支援――を政治合意に 盛りこむことを提案。これを受け、先進国は新議定書への道筋をできるだけ合意に含めたいと考え、 途上国は京都議定書存続の方向を模索している。 議定書改正は、COPと同時に開かれる議定書締約国(188か国)の会議で決まる。 全員一致が原則だが、投票で4分の3に当たる141か国以上が賛成すれば採択される。 票読みによると、日本をはじめ、豪州、カナダ、アイスランド、ニュージーランド、ノルウェー、 ロシアなど9か国と欧州連合(EU)の27か国計36か国は反対。韓国、メキシコ、トルコ、 スイスなど8か国は不明で、残りの中国、インド、インドネシアなどを含む途上国や 産油国計144か国は賛成すると予測している。こうした投票行動予測に伴い、 「途上国側が強引に改正案を採択しようとする可能性がある」と分析した。
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