- 1 名前:ちんぽっぽ ◆wMyUu3vOaU [2007/07/29(日) 17:59:41 ID:+aWhFBa0O]
- 聞かせてほしいお♪
- 745 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/04(火) 15:26:11 ID:sctcFJ4Z0]
- 雪の一夜_1
もう随分前の事になるけど、中学を卒業した時、卒業記念に長野へ一人旅をした。 まだ世間知らずで旅慣れない俺は、何故かその目的地に美ヶ原高原をえらんだ。 三月の美ヶ原だよ、確かスキー場はあるらしいが、中学生が三月に行っても楽しいところじゃない。 今考えると、どうしてそんな所を選んだのか、多分、名前に誘われたんじゃなかろうか。 しかもその日、長野に着いたら雪だった。 バスは走っていたけど、峠の辺りはもう、吹雪に近かった。 結局、バスはそれ以上進めなくなり、これならば、歩いたほうが早い、という運転手の言葉に従って。 おれは目的の旅館の少し手前のトンネルの中で降ろされた。 膝上まで雪につかりながら、旅館を目指して歩いた。 幸い、迷うほどの距離ではなく、俺は間もなく旅館に着いた(正確にはユースホテルね。) あらかじめ予約をしていたので、すぐに部屋に通された。だが、館内は電気も点けられていず、 どうやら、客は俺一人のようだ。
- 746 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/04(火) 15:26:51 ID:sctcFJ4Z0]
- 雪の一夜_2
その晩、俺は食堂で、ポツンと一人で食事をした。宿には従業員もいなかったようだ。 フロントで対応してくれた伯父さんしかまだ人をみてない。 面白かったのは、風呂に行くと、一応大浴場みたいなのはあるのだが その大きな浴槽に、家庭用の小さなバスタブが据えてあり、そこに湯がはってある。 つまり、俺一人の為に、大きな浴槽に湯を満たすのは勿体無いというわけ。 同時に俺はこのまま一人で夜を過ごすのが不安になってもいた。 ユースは普通、自分で布団をひく、9時くらいだったか、俺は寝る前に喉が渇いたと思い ジュースを買いにフロントに下りていった。 が、誰もいない、真っ暗で、いくら呼んでも誰も出てこない。 そういえば、裏手に従業員用の建物があったような気がする。 いかん、本当にこの建物の中に俺一人になってしまったようだ、はっきりいって怖いです。 寝れなかった、俺はテレビをつけっぱなしにして怖さを紛らすことにした。 たしか坂上次郎が出ている映画だった、たいしておもしろくもない映画だったが、いまは次郎だけが頼りだった。 が、しかし、12時を過ぎた辺り、本日の放送終了のテロップが出た後、画面は砂嵐となった。 当時はそうだった、今のように24時間放送はしていない、まして地方ともなればチャンネル数も少ない。 俺は持参してきた携帯ラジオお取り出してチューニングを合わせた、山の上なので入らない。 いかん、本格的に孤立したようだ。
- 747 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/04(火) 15:29:21 ID:sctcFJ4Z0]
- 雪の一夜_3
電気は点けたままにして、とりあえず横になる。眠れない。 外はまだ雪が降っているようで、雪が窓を叩く音がサラサラとしている。 ようやく、ウトウトとしてきた頃、部屋のドアをコンコンと叩く音がした。 もう俺、気失いそう。こんな夜中に従業員が来るわけないだろう。 俺は絶対、ドアを開けないことに決め、頭から布団をかぶっていた。 すると、しばらくして、またコンコンとドアを叩く。そんな事が三、四回続いた。 やがて、あきらめたのかドアを叩く音がしなくなった。 おれは恐る恐る布団の中から顔を出した、そして愕然となった、電灯が消えている。 点けっぱなしにしてあったのに、切れたのか、豆球すらも点いてない。 俺は半身を起しては電灯のヒモに手を伸ばした。 その途端、ダン、ダン、ダン!とさっきよりも激しくドアが叩かれた。 ドアノブがガチャガチャと回された。 そこで俺は気を失った。とても中学生の神経に耐えられる夜じゃなかった。 気がついた時は朝だった、 結局、今もって、あの音の主はわからなかった。あの時ドアを開けたら何を見ていたのか。 雪もやみ、その日は快晴だった、俺は朝飯も早々に、バス停に走っていった。
- 748 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/04(火) 16:29:54 ID:Yubi4oVq0]
- >>734
明治中期以前の農耕儀礼では、その手のことはそれほど珍しくもないと思う。
- 749 名前:748 [2007/09/04(火) 16:32:26 ID:Yubi4oVq0]
- >>732だった。
郷土史あるいは郷土の民俗の研究家にでも聞いてみれ。 教育委員会あたりだとそういう人を把握してるんじゃないか?
- 750 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU mailto:sage [2007/09/04(火) 16:45:08 ID:sF95OXiPO]
- >>734
続きは‥‥‥あるんだよね?(゚ω゚)
- 751 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/04(火) 18:37:51 ID:xtpv4wxG0]
- >受験勉強で早起きをしていた彼は
>私は、新聞配達の人の 人称、どっちかに統一しろよ・・・
- 752 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/04(火) 18:43:02 ID:ytQsSWMV0]
- >>745
長野は今でも24時間放送じゃないよ。午前2〜3時くらいでどのチャンネルも終了だ。 もしまた来ることがあったときは覚悟しといてくれw
- 753 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/04(火) 19:08:53 ID:DFx5ZogTO]
- >>734の続き
近付くにつれ、なんか人が突っ立ってる気がする・・・。 ただ、自分も眠いのは確かで、錯覚かもしれない。 「幽霊? いや、まさかw」 なんて考えてる中、車は回転灯に近付いていった。 距離にして200bぐらい。 突然の悪寒。 「ヤバイw なんかいる・・」 それは紛れも無く、幽霊だった。 左手に自分の首を抱え、俺をガン見している。 咄嗟に隣で寝ている友人を起こし、事の成り行きを説明しようとしたが、パニックで何から説明してよいかわからない。 「ちょっと何? 落ち着けって!」
- 754 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/04(火) 19:29:53 ID:sF95OXiPO]
- >>751
【訂正】私→彼 間違えて書き込んでしまったっスーーっ!(><) ouch‥‥orZ
- 755 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/04(火) 21:04:56 ID:pZfunSqJO]
- またもや私のレスに高圧的に詰問したあげく
池沼扱いされた。 ぽぽろの人間性を疑う
- 756 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/04(火) 21:29:30 ID:gjlqlwlzO]
- >>749
ありがとう 調べて見ます。
- 757 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/04(火) 21:53:55 ID:qtK8f3SQ0]
- 755を殺す
- 758 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/04(火) 22:18:11 ID:sF95OXiPO]
- >>755
またおまいかいw(^ω^) プギャーw じゃあそのスレのリンク先を貼ってちょ、もちろんおまいがおいらの事を指摘しているレス番号も(今日二度目)ww まあ>>755のレスがおいらを陥れる為の釣りや嘘偽りでなかったらの話だけどねww(^ω^)ww
- 759 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/04(火) 22:22:14 ID:uu/isNVT0]
- 子供の頃に読んだ本が凄く怖かった
外国のある村に深い穴(洞窟?)があって、中に入った人は全員気が狂ってしまう だから、穴の中に何があるのか調べる事もできない とか、脳みそが腐って耳から流れ出てくる奇病の話とか だれか、この本の題名知っている人いませんか?
- 760 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/04(火) 22:26:59 ID:sF95OXiPO]
- >>755
ちなみに次(三度目以降)から曖昧な事言ってもスルーしちゃうからヨロピク♪ (*'ω^)b
- 761 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/04(火) 22:33:51 ID:WI8AWl8HO]
- ぽぽろのばかんいやんうふん
- 762 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/04(火) 22:56:50 ID:sF95OXiPO]
- >>761
イャン..オマイガナ(;´Д`)ハァハァ あと話を捜して来ました。(*'ω') 【島根県心霊スポット】 稲佐の浜、それは出雲大社前の道をまっすぐ海まで抜けた海岸です。 波がおだやかで砂浜も広く、海水浴にはもってこいのように見えますが,実はこの海岸も溺死者が多発してるそうです。 遊泳禁止になっており、どうやら水深がいきなり深くなってて市が遊泳を禁止したとか...。 霊感があまりない人でも遊んでたらイヤな感じがしてたりするとか‥‥ 稲佐の浜は,遊泳禁止ではないそうですが稲佐の浜には,大きな岩があって, その周りには渦が巻いていて水深もだいぶ深くて死んだ人もたくさんいるので 岩の周りだけは,遊泳禁止になっているそうです。
- 763 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/05(水) 01:57:03 ID:n2Fh8n5z0]
- ) )
( ( ,, ) ,) ,, ) ゙ミ;;;;;,_ ( ゙ミ;;;;;,_ ( ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,, ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,, i;i;i;i; '',',;^′..ヽ i;i;i;i; '',',;^′..ヽ ゙ゞy、、;:..、) } ゙ゞy、、;:..、) } .¨.、,_,,、_,,r_,ノ′ .¨.、,_,,、_,,r_,ノ′ /;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ /;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ ゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、} ゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、} ".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′ ".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′ /;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ /;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ ゙{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._ .、) 、} ゙{y、、;:...:,:.:.、;、;:.:,:.:. ._ .、) 、} ".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′ ".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′ /i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ /i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ ゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、) 、} ゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、) 、} ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′ ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
- 764 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/05(水) 03:09:36 ID:3XhgkRxL0]
- >>758
統合失調症なんじゃね? とんでもない被害妄想を押し付けてくるってのは統失の典型的症状だお レスすればするだけ被害妄想を助長するだけだからほっとけ
- 765 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/05(水) 04:47:43 ID:NN8J8uA0O]
- >>764 禿同、相手にするだけ無駄、自分が損するだけでしょ。
- 766 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/05(水) 04:48:35 ID:NN8J8uA0O]
- 私が学生だった頃の話です。
友人が親元を離れ、一人暮らしをすることになりました。引越しの手伝いをし、そのまま泊りがけで飲み会をしようということになり、早速手伝いに行きました。 新居は古い木造アパートで、四畳半の台所と六畳の和室、それにユニットバスという造り。目の前は空き地で、風の通りは良いのですが、夏は薮蚊が多そうだな、などとのんびりと思っていました。 日中は引越しの片づけを手伝い、夜になって飲み会が始まりました。飲み会とはいえ、まだ引っ越した初日です。一応回りの住民にも気遣って、そんなに馬鹿騒ぎをすることも無く、集まった数人でまったりと話をしながら時を過ごしていました。 何の話をしていたのか、もう忘れてしまったのですが、別に怖い話をしていた訳でもありません。しかし、話をしながら私はあることに気が付きました。 この家は古い木造アパートだけあって、部屋の電灯が蛍光灯ではなく電球でした。そのため部屋には陰影があり、話している私たちの姿も壁にぼんやりと影が浮かんでいます。その影が、多いのです。 光の加減で影が二重になることがあるので、そのせいかとも思ったのですが、影の位置は私たちの間にあり、まるで一緒に話を聞いているようでした。 こんな影の居る家に越してきた友人が気がかりでしたが、引越し初日にそれを言って無駄に怖がらせるのも悪い気がして、翌日何もこの事は話すことなく帰宅しました。 その日の夜、この事が気がかりだったせいなのか、夢を見ました。 場面は友人の家。時刻は夜中。昨夜と同じ状況で、電球の明かりの下、友人達と話をしている自分。そして視線の先には昨夜と同じように一つ多い壁の影。 夢の中の影は私がじっと見ていると、そのうちゆっくりと左右に揺れ始めました。まるで私に見られている事に気が付き、私を挑発するような動きです。影からは悪意が感じられ、私は後悔していました。あの影の存在に、気付かなければ良かったのに。 ふと周りを見回すと、友人達はいつの間にかおらず、この部屋には私と影だけが残っていました。
- 767 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/05(水) 04:51:27 ID:NN8J8uA0O]
- 影は、最初は人の形を保っていたのですが、揺れているうちに形を変え、四つん這いになっていきます。なにか、動物の思念の集合体のように私には感じられました。
それも邪念を持った集合体。 私は逃げ道を探し、じりじりと後ろに下がってゆきます。六畳の狭い部屋の中、正面に影の映る壁。左横が窓。右横が四畳半の台所と玄関へ続く障子戸。背後が正面と同じくざらざらとした質感の、昔ながらの素材の壁。 来るな。来るな。来るな。来るな。来るな。 心の中で祈るように呟きながら、後ろに下がる私。影は揺れながら壁から離れ、立体となって私に近付いてきます。 後もう少しで壁に背が付いてしまう。 もう駄目だと思った瞬間、私の背後の空間が急に広がりました。壁面が消え、その代り、私の家の自分の部屋が現れたのです。自分の部屋の、窓がある面がそのまま友人の部屋の壁面に替わったのでした。 これで逃げられる。 そう思った私は急いで窓から自分の部屋へと入り込み、ガラス窓を閉めました。私が自分の部屋に逃げたことを、影に知られたくなかったのです。 が、閉める瞬間、影と目があったような気がしました。 しまった。繋がってしまった。 何がどう繋がったのか、そんな論理的なことは考えられませんでした。 ただ、 「繋がった。」 と思った瞬間、私は一気に覚醒しました。一気に現実の世界に戻ったのです。 が、目が覚めた途端、私の耳にガラス窓を叩く音が聞こえました。 コンコンコンコンコン…。
- 768 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/05(水) 04:52:32 ID:NN8J8uA0O]
- 風で木の枝が当たった等という音ではありませんでした。明らかに規則的なノックの音。
体は金縛りに合い、動けません。繋がったのは、友人と私の部屋。そしてあの世とこの世の事だったのでしょうか? 私は恐怖のあまり失神したようで、次に気がついた時には朝になっていました。が、しばらくの間、夜になると金縛りにあって窓を叩く音が聞こえるという現象は続きました。 その後ですが、結局影は窓を開けて私の部屋に入ってくるまでのことは出来なかったようで(それでも十分恐怖でしたが)、しばらくすると諦めたのかこの現象は終わりました。 件の友達にはそれと無く様子を聞いてみたところ、 「うん。何か居るようで、時々勝手に電気がついたり扉が開いたりするよ。でも、気にしないから別に平気。」 とあっさりと返されてしまいました。気にしなければただの影やポルターガイスト程度で済んでいたものを、必要以上に意識しすぎて、私の家(の外側)にまで呼び寄せてしまった。ということでしょうか。 以来、人以外の「何か」を見た時にも、必要以上に興味を持ったり怖がったりはしないように、押さえるようになりました。
- 769 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/05(水) 07:54:03 ID:Nlz1CPEw0]
- では、私もこんな経験が。
8年前位。私はAVプロダクションにで働いていました。その日はVシネマの撮影があり、マネージャーとして現場に同行したのです。 埼玉寄りの都内某所にあるスタジオは、老人ホーム的な物が潰れて以来貸しスタジオになっている様子でした。 不謹慎な話ですが、現場マネージャーは撮影中暇なんです。で、あまりにも暇なので撮影している部屋の隣にある控え室で寝る事にしたんです。 その控え室には私と、他のダクション所属のモデルさんがいました。モデルさんはベットで、私はその横のソファーで寝ていたのですが 続く
- 770 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/05(水) 09:11:23 ID:N+ISb60E0]
- ブラジルに行って、名物の串刺しの牛焼肉を食べた先輩が
帰国後体調を壊して入院し、犬にしか寄生しない虫が検出された。
- 771 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/05(水) 09:28:58 ID:kLOQT1LB0]
- >>770
他に何を食べたか気になるな。虫刺されもあるし。 南半球=後進国、不潔というイメージがあるのかもしれないが、 牛を食べたのに、犬のみの寄生虫というのは腑に落ちない。 ブラジルには行った事がないが、めったに無い事なののでは? どういう行動を取ったのか、詳細まで詳しく聞いたら他に原因がありそう。 露天での買い食いは東南アジアでしかした事が無いが、なんとも無かったけどな〜。
- 772 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/05(水) 09:31:57 ID:kLOQT1LB0]
- 推敲していたら誤字・・・
ちなみに、火の通ったものだけではなく、 台湾ではゼリーみたいなものが入ったジュースも飲んだよ。 太目のストローで飲むもので、おいしかったw
- 773 名前:ウラトガシ mailto:sage [2007/09/05(水) 10:23:30 ID:5pK24PYwO]
- 書けないオワビいち
もう、四、五年前の事になるか。 あれが幽霊というものならば、俺は一度だけ見たことになるのかも知れない。 俺が、当時通勤に使う道の内、途中峠のような道を通る。 道幅はそれなりにあるが、カーブが多くて見通しがあまりよくない。 ガードレールも、有る所と無い所がある しかし、地元の人間くらいしか使わないから交通量は少なく、あまり事故があったとは聞かない。 俺は朝と晩にその道を通る。 その晩そこを通ったのはもう深夜に近かった、夕方まで小雨が降っていた、夏の晩の事である。
- 774 名前:ウラトガシ mailto:sage [2007/09/05(水) 10:26:22 ID:5pK24PYwO]
- に
カーブの出口の所で、白い半袖ワイシャツを着た男がガードレールに手を突いて、崖の下のどこか一点を見ていた。 周囲に車は無い。 俺は徐行して、どうしたのか聞いて見ようとした。 だが思いとどまる事にした。 状況から考えて、この夜中に、街灯もロクにない山道を歩いて、ここまでくる者は、普通いない。 俺は徐行したまま、その男の後ろを通り過ぎ、10m程移動した後、そっと後ろを振り返ってみる。 思った通り男はいない。数日前、朝ここを通った時に、この場所にパトカーが数台、停まっていた事を覚えている。 ガードレールがかなり大きくヒシャゲテていた。 先程、彼が手を突いていたガードレールは、やけに白く光った、真新しく張り替えられた物だ。
- 775 名前:ウラトガシ mailto:sage [2007/09/05(水) 10:36:24 ID:5pK24PYwO]
- さん
家に帰ると、俺は寝ている妻を揺すり起こし、今し方見てきた次第を話した。 彼女は多分、半信半疑だったろう。 同時に、話している俺自身も、今し方目にしたことが、実は夢ではなかったか そう思い始めていた。 月末の、連日残業が続く中、たとえ運転中であったとしても、ほんの一瞬ウトウトして、幻覚を見たとしても、けして有り得ない話ではない。 だが、二、三日の後、それがけして夢とも言えない事を知らされた。 その話を持ってきたのは妻だった。 やはり、あの場所で数日前に事故があったそうである。 車は、ガードレールに乗り上げ、下の林の中に転落したそうである。 但し、その現場には、遺体、或いは運転者がいない、 そして、あろう事か、その車の持ち主は、妻の友人の夫だった。
- 776 名前:ウラトガシ mailto:sage [2007/09/05(水) 10:43:49 ID:5pK24PYwO]
- し
妻の友人は、なんの連絡もなく、夫が帰ってこない 翌日の午後、会社に出社の有無を確認した後、警察に捜索願いを出したそうである。 しかし、それよりも早く、車はあの現場で発見されていたそうである。 社内の書類から、車の持ち主はすぐに判明した。 現場の状況からして、運転を誤って、カーブを曲がり切れずに転落した、そう判断するのが妥当だろうと思われた。 ただ、当の運転者本人が見つからない。
- 777 名前:ウラトガシ mailto:sage [2007/09/05(水) 10:46:27 ID:5pK24PYwO]
- ご
薄暗い林の中を、警察は下草を分けながら捜したが、やはり何も見つからない。 家族にとっても、警察にとっても、捜索人本人が見つからねば、そこより先に進めない。 一時は蒸発、あるいは偽装殺人説まで出たそうである。 俺があの時、彼を見たのは、事故の発生から四、五日してからの事になる。
- 778 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/05(水) 10:47:55 ID:tNzujA+VO]
- >>771犬食っただけだろ
- 779 名前:ウラトガシ mailto:sage [2007/09/05(水) 10:51:17 ID:5pK24PYwO]
- 俺が妻にその話を聞いたのは、漸く遺体が発見された、事故から十日ほどしてからの事である。
夏の盛り、木々に葉が生い茂る季節、その木の一本に、遺体は引っ掛かっていたそうである。 転落時に、ドアから外に放り出されたのだろう。 これで、あきらめもつき、葬儀も出すことができると 妻の友人が、近況と通夜の日時を知らせてきて、そこで初めて知った事実である。 今もあの場所には、定期的に花が供えられているそうである。 警察も、或いは夜に、あの場所に行っていれば、もう少し早く彼を発見できていたのかもしれない。
- 780 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/05(水) 13:43:49 ID:NN8J8uA0O]
- >>744十分怖いっ!と言うかグロすぎだよ!!
+プラス+何故かワロタww >>771どっから寄生するかわからないのって怖いよな・・・。 >>779亡くなった方の冥福を祈ります。
- 781 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/05(水) 13:47:33 ID:NN8J8uA0O]
- もう一つ話を‥。
親父の家は田舎で郵便局長をやっていた。なので、中学生の頃は夜中に電報の配達とか、しょっちゅう行かされてたわけだ。その日も午前0時ちょっと前に叩き起こされて、隣の部落の家までチャリで電報を届けに行った。 未舗装の渓谷沿いの道を必死に走っていると、先の方の崖っぷちに女性が川を見つめながら立っていた。崖から下の河原まで20m位高さがあるから、危ないなぁ、大丈夫かなぁと思った そうだ。通過するときにチラリと見てみると、袖のない真っ白な服を着た、髪の長い女性で美人な感じだったらしい。 電報の配達は一刻を争うので、そのまま声をかけずに配達先に向かった。届け終わって また同じ道を戻って来るときには、もうその女性は居なかったそうだ。翌朝、夕べ届けた電報が配達先のご主人が出張先で急死したことを知らせる電報だったと、母親から聞いた。 それからしばらくして、また夜中に電報を届けに行った。今度は南の方の二つ先の部落で、片道30分はかかる。親父は憂鬱になりながら、渓谷沿いの道を走った。 ふと、先の方に女性が立っているのが見えた。いつかの夜中に見た女性を思い出しながら近づくと、やっぱりその女性は長い髪の美人で、川をじっと見つめていた。 通過するときにやっぱり気になって、ちらりと見ると、着ている服は袖のない服だったが、少しだけ灰色がかって見えたそうだ。その時も、帰り道ではその女性は既に居なかった。 翌朝、届けた電報はやっぱり人の急死を伝える物だったと知った。
- 782 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/05(水) 13:48:47 ID:NN8J8uA0O]
- 同じようなことが二度重なり、親父は怖くなったそうだ。そんな矢先、三日もしないうちにまた電報を届ける事になった。
今度は早朝の、明るくなりかけの時だった。またあの女性に逢うんじゃないかと不安に思いながら、親父は渓谷沿いを走った。しかし女性は居ない。 安心してすっかり辺りが明るくなった道を戻って来るとき、やっぱり女性が立っているのが見えた。 相変わらず川を向いているのは一緒だが、今度は黒に近い服を着ていた。 親父は怖くなって、チャリを必死にこいで一気に通過しようとした。女性の脇を通る瞬間、やっぱり気になって横目で見てしまった。と、女性は親父の方を向いていて、うつろな表情と目が合ってしまった。 その顔は何ともいえない、生きている人とは思えない顔だったらしい。 それから親父は配達が怖くなって、しばらく弟に代わってもらったらしい。渓谷沿いの道は一本しかなく、別な道を通るわけにはいかなかったそうだ。幸い弟はそんな女性は見ずに済んだそうだ。 ……懐かしそうに一通り話し終わった後、親父はこう付け加えた。 「不思議に思うんだが、外灯もない真っ暗な道で、何であんなにはっきり見えたんだろうな。それに、最初は青白いっていうほどの服の色だった。 よく覚えたないが、手も青白かった気がする。同じ人かどうかは、断言できないが、目が合ったときの顔は今でも忘れられないし、その時の顔は、土気色っていうのか?濁った肌色だった。周りが明るかったせいかな」
- 783 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/05(水) 14:56:04 ID:knneZjfH0]
- このスレ、何気に純度高い・・・
- 784 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/05(水) 18:44:25 ID:6stHN9pI0]
- トウガラシかと思った
書けないって、なぜ?スランプ突入?
- 785 名前:ウラトウガラシ mailto:sage [2007/09/05(水) 22:41:29 ID:5pK24PYwO]
- 漫画家の場合、画があるからまだ何とかしのげるのよー
誰か挿し絵描いてくれ w(゚д゚)wでもいいから なるべくコワく…
- 786 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/06(木) 01:46:50 ID:IU6cErI/0]
- >>781
以前にもそのお話、書き込まれたことはありませんか? 確実に読んだ記憶があるんですが・・・ 洒落怖だったか、ほんのり怖いだったか 他の実話系スレだったか忘れちゃった。
- 787 名前:光米子 ◆BrIVAnvUCQ [2007/09/06(木) 05:34:14 ID:BEsF9qVlO]
- ぽぽろさん、この間は(別の掲示板では)どうも。
ぽぽろさんの言ってた(?)オカルト板のこのスレッドに来てみましたよ。(笑) せっかく来たので私に関するお話をしますね。 ここでは幽霊関係の話が多いみたいですが 私の「背筋がゾッとした出来事」というのは、幽霊でも、怪談でもなく、生きている人の話です。 「(友達のいない私の)家に遊びに来るのだから、あなたの宝物を頂戴」と言った子がいました。とても大事にしていたのでいやだというと 「じゃあもう遊びにこないけどいいの?」と言われ、泣く泣く宝物を渡した覚えがある。 遊びに来る子がいなくなると、親が心配するので泣く泣く宝物を渡した。それからはその子のことが怖くてしかたがなかった。 また、何を要求されるかがとても怖かった。 内向的で友達を作るのが下手だった私を、母はすごく心配していて たまに友達を家につれてくるととても喜んでいた。 だから、ちょっとニガテな子でも、家に遊びに来てくれる子には無理してつきあっていた。 でも「友達」って無理やりたくさんつくったりしなくてもいいのじゃないかと今は思う。ましてや親に「友達を作れ」とプレッシャーをかけられるものでもないしね。 その後、その子とは大きくなるにしたがって疎遠になっていったのですが、ある夏の暑い日、ある店に入った私を呼び止めたのは、あの子でした。 「○○ちゃん久しぶりだね〜」と声をかけられた時、思わず背筋がゾッとしました。 そのとき、店内には私達の他に客がおらず、逃げることもできずそれから何分か彼女と話をする羽目になった。 別にその時、彼女が私に危害を加えたわけではありません。けれども、子供の頃の印象のまま、昔のことなどまるで頓着せず無邪気に話しかけくる彼女の態度にゾッとしたのでした。 そんな私は今も友達は少ないですが、そこそこ人生楽しんでます。
- 788 名前:光米子 ◆BrIVAnvUCQ [2007/09/06(木) 05:39:24 ID:BEsF9qVlO]
- こんな話でしたが(笑)
私はやはり生きている人間のほうが怖いと思う話でした。 また会いましょう、またね。(^-^)
- 789 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/06(木) 05:50:23 ID:5Xq+5Ru4O]
- DQNってなんですか?
- 790 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/06(木) 06:01:17 ID:w052BMmv0]
- >>789
wikiで「DQN」て調べてみてください。
- 791 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/06(木) 06:53:29 ID:/S8RUS7K0]
- >>785の文章の間にw(゚д゚)wこんなのが入っていたら、雰囲気ぶち壊しだから却下
過去の事を思い出すのが辛いという事でしたら、ここからは創作されたらいかがでしょうか 結末もかえちゃったりとか 気に障ったらごめんなさい
- 792 名前:光米子 ◆BrIVAnvUCQ [2007/09/06(木) 19:52:06 ID:BEsF9qVlO]
- また来ました。(笑)
関東地方は台風直撃みたいですね、でもネットの世界ではどこ吹く風、どこで何があっても毎日淡々と色々な世界が築かれているネット世界は少しだけオカルトだなーって感じました。 あと「赤ちゃんポスト」についてですが、設置されてから今までに子どもを預けた(?)母親達は我が子をポストに置いて行く時どんな心境だったのでしょうね、待望の我が子を身篭り、出産を控えている私としてはかなり複雑な想いです。
- 793 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/06(木) 20:18:10 ID:lQbdaBZO0]
- よかったね おめでとう
赤ちゃんポストに我が子を捨てる人は、>>792とは考え方も生き方も 全く別次元の人だと思いますよ 本当に赤ちゃんが欲しくて産んだけど、事情があって育てられなくなった人は 施設に預けるにしても、あんな無責任なやり方はしないんじゃないかな あなたは、赤ちゃんを幸せにしてあげてくださいね >>792が元気な赤ちゃんを安産できますように
- 794 名前:光米子 ◆BrIVAnvUCQ [2007/09/06(木) 22:08:40 ID:BEsF9qVlO]
- >>793暖かく優しいお言葉ありがとうございます、今までにもたくさんの方々に励まし等のお言葉を頂き、本当に心の支えと力になりました。
ぽぽろさんも初めて雑談掲示板で会ってから(たまにしか顔出さなくてゴメンね)共通の話題等で盛り上げてくれたり、お腹の経過を聞いて来てくれたり(私も聞いて貰いたいのでこれがけっこう嬉しかった(笑))感謝してます。 出産予定日は九月の末ですが私の誕生日は十月の頭、どちらが先になるのでしょうかね。(笑) 私を親として選んで来てくれた我が子に感謝の想いを寄せ、必ず元気な子を産みます。 そして皆さんの幸と健康を心から祈ってます。 ありがとうございました。 ( '∇^)o
- 795 名前:ウラトガシ [2007/09/07(金) 00:16:40 ID:7Xi+ZqW4O]
- >>789
みんな少し不親切だよね。 でも、DQNはWikiればすくわかるから大丈夫。 ただ問題は、BQNとかGQN、だよね。 TQN、PQN、もあるしね。中でもNQNはググってもなかなかヒットしないからね。 でも、やさしい〜、スレもあるから、そこで聞けばたちどころに教えてくれるよ。 最近、ポポロ氏みないな… オレ、ガンバってるからね!
- 796 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/07(金) 11:37:28 ID:qF0XBWt2O]
- >>792
米子ちゃん!?? 本当に来てくれたんだwww感激ー!m(゚∇゚)m 赤ちゃんポストねぇ・・・、米子ちゃんと同様に思う妊婦さんは多いだろうね。 もうじき出産かぁ(´▽`)お腹パンパンの時期だね。 産まれたら赤ちゃんうpしてちょw(なんて無理よね、サーセンw) また暇が出来た時に寄ってね。 (=^ω^=)ノシ
- 797 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/07(金) 11:38:35 ID:qF0XBWt2O]
- >>793
優しいですね (*'ω') 他人事でもこう言うレスを見ると暖かい気持ちになります。 人の幸せを思うなんてとっても素敵ですね。皆からたくさんの暖かさを受けてるし、きっと元気な赤ちゃんを産むでしょうね。
- 798 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/07(金) 11:39:35 ID:qF0XBWt2O]
- >>795
よく長文を書いて下さってるお人かな? いつも本当にありがとうございます。(=^ω^=) 内容的に読みごたえがあるから良いです、これからも宜しくお願いします。 おいらもガンバルよー。 (><)ノシ みんなで楽しくガンバッテコー♪
- 799 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/07(金) 13:02:48 ID:XZU/HDBA0]
- つーか、コテが慣れあってんじゃねーよ、だぼ。
- 800 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/07(金) 13:13:23 ID:0kVZACCqO]
- 800
- 801 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/07(金) 13:52:28 ID:WVVxwGdE0]
- あれ?ここ2chだよな?
- 802 名前:99 197 [2007/09/07(金) 14:07:20 ID:Da+pJzCkO]
- 夏も終わったけど、思い出話を一つ。
子どもの頃、近所にはドーベルマンのバクスターとホランズがいた。 だが、どちらか片方は、俺が小学四年生の頃、病気か車にひかれたか、原因はわからないが亡くなってしまい、一匹だけが残った。 俺達は、その犬がバクスターなのかホランズなのかわからなかったから、そのドーベルマンを「バクスター・ホランズ」と呼んでいた。 子どもの時には、ドーベルマンなんて熊のように大きく見えて、怪物そのものだった。 俺はまだLPTに憑かれてもいなかったし、この戦いや運命に巻き込まれてもいなかった。 そんな、とある日の朝のことだった。空はどんよりと曇っていた。 通学班は、一つ年上でガキ大将気質の遊び仲間のDと、同じく遊び仲間で俺と同級のおとなしいAと、小学一年生のAの妹と俺の四人で編成されていた。 ど田舎だったので一つの地区の通学班は4〜5人くらいだった。 通学路の途中には、バクスター・ホランズがいる家の前を必ず通る。俺達が住む地区では、一番の大きな家で、敷地内の車庫には、いつも高そうなメルセデスが停められていた。 バクスター・ホランズは、いつも車庫脇に鎖で繋がれていた。 そこを通る時に、ジロジロと見るだけでも、バクスター・ホランズは、鎖を断ち切る勢いで、猛ダッシュしてくる。体中の筋肉を盛り上がらせて、凄まじく吠えまくり、威嚇してくる。 子ども時分には、当たり前だけど、物凄く怖かった。 だから、そこを通る時には、極力、目線を伏せて、駆け足で通り過ぎるのが得策だった。 それでも、少しでも気を抜けば、バクスター・ホランズは向かってきて、吠える。 この日の朝も、いつもと同じように、足早に通り過ぎるつもりでいた。通学班の間には、いつもと同じ緊張感が流れる。 Aの妹は、まだ小学一年生だったから、恐怖心は更に強かったはずだ。 懸命に俺のTシャツの裾を掴んでくる。
- 803 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/07(金) 14:18:05 ID:G7KeWljNO]
- 3才児を赤ちゃんポストに入れた父親はDQNというか馬鹿かと思ったな
- 804 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/07(金) 14:49:07 ID:HN8evJKG0]
- 今日初めて話した、心霊オタの人から聞いた話
とあるAVを見ていたら、女優さんの後ろの方で突然女の人が映っていた それはあまりにはっきりしているうえに、その女優さんは全く気付いていない カメラ目線で話しているすぐ後ろで、女の人はぶつぶつと何かを喋っていた 「ころしてやる、ころしてやる」と その女の人は一昔前のような下着を見に付けていたらしい そして後日、出演していた女優さんは線路に飛び降りて自殺 製作会社、スタッフ達も相次ぐ不幸に見舞われたという そのAVは、今もあちこちのレンタル屋で置かれている
- 805 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/07(金) 14:59:19 ID:HN8evJKG0]
- 思い出したので、もうひとつ
最初にカップルのうち、彼氏がビデオカメラを彼女に向けて遊んでいた 彼女もふざけながら、彼氏が持っていたビデオカメラを取って男の方に向ける しかし彼女はそれに慣れていなかったので、手元が激しくぶれていた そして数秒後、ベランダを映した瞬間に彼氏がものすごい勢いで逃げ出した 隣の部屋へと逃げ出し、彼女も急いで「いれて!あけてよ!」と泣き叫ぶ ベランダの方には顔の見えない男が立っており、彼氏はそれをみてしまった さらに逃げ出し扉を閉める瞬間、その男は彼女の後ろにまで来ていた 撮っていたビデオカメラに、それは映っていた *なんかの心霊番組で実際に流れていたらしく、自分もその映像を見せられた
- 806 名前:99 197 [2007/09/07(金) 15:02:41 ID:Da+pJzCkO]
- >>802
通りかかる目の前まで来て、通学班長で先頭を歩いていたDが足を止めた。 「なあ、ゲームしようぜ。ジャンケンで負けた順から、どこまでバクスター・ホランズに近づけるか。」 Dは振り返って、不適な笑みを浮かべる。俺とAは、嫌な顔をした。 「えぇ!やだよ。」 いつもはおとなしいAが開口一番に否定した。 ガキ大将気質のDは、絶対に曲げないと言わんばかりの顔付きを見せて、「頭を撫でてこれた奴が、無条件で優勝な!」 と言う。 頭を撫でる? 俺は車庫脇で待機している馬鹿でかい犬を見てから、自信満々に立つDを見て言った。 「…指を喰いちぎられるよ。」 冷静な目線でDを見る。当時は俺より、頭一つ分大きなDが、俺の首に手を回して、抱き寄せる。 「お前、こえー事、言うなよ!」 Aの妹は、俺の背後で、Tシャツをがっしり、掴みながら、小さくなって不安そうな目線で、男たちのやり取りを見ている。 「お前は見てるだけでいいからな! これは男と男の真剣勝負なんだ!」 Dはそう言って、ポンポンと軽快にAの妹の頭を撫でた。 ジャンケンポン!一番手はAになった。次が俺で、Dは最後だった。 Aは不機嫌そうな顔をしながら、バクスター・ホランズが繋がれている車庫脇に近づいていく。 Dは、興奮したかのように目を爛々として、笑みを浮かべている。 Aは足音立てずに、そっと近づいて、1メートル位の位置につけた。が、何かに気づいたのだろうか。足を止めて固まってしまった。 バクスター・ホランズは耳をピクッと動かして、閉じられていた目を開けた。 その場にいる全員が固唾を飲んだ。Aは足をガクガクと震わせて、ジリジリと音を立てながら、振り返った。 Aがあんなに大声を出すなんて思わなかった。
- 807 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/07(金) 15:20:26 ID:tjJzzqmNO]
- >>805
呪いのビデオ18くらいにある。 カップルでなくて兄弟。 霊は男でなく女。
- 808 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/07(金) 15:24:22 ID:HN8evJKG0]
- >>807
おぉ、一度しか見てないからよく分からなかったんだ 詳細サンクス
- 809 名前:99 197 [2007/09/07(金) 15:27:16 ID:Da+pJzCkO]
- >>806
「…鎖が外れてる!」 その場の全員が、頭の中を真っ白にしたはずだ。 「走れ!」 Dが逃げろ!という意味で、叫ぶや否や、皆が我を忘れて、走り始めた。 みんながみんな、あらゆる大声を出して、叫びながら走った。Aもたぶん、涙の滴を切らしながら走ったはずだ。 バクスター・ホランズは、猛ダッシュしてくる。吠える声はワンワンといった可愛いくは聞こえない。狼か人喰いの猛獣に思えてくる。 皆、駿足の肉食獣に追われる獲物だった。捕まって、首の付け根を喰いちぎられる。誰もが自分の死に様を想像していた。 まだ死ぬには、若すぎるし、何も経験していない。涙が溢れて仕方なかった。 パニックの中、突き抜けるような悲鳴が空気を切り裂いた。遥か後方にはDや俺には、追いつけるはずも無いAの妹が、アスファルトに寝そべって泣いていた。 先頭に追いつくべく、懸命に走ったが、足がもたれて転倒したのが容易に想像できた。 Dと俺に追いつく勢いだったAも慌てて振り返る。妹は泣き喚くだけで何も出来ずにいる。ドーベルマンのバクスター・ホランズの前足はAの妹の背中を踏みつけていた。ランドセルで守られていて良かった。でなければ、爪が背中に食い込んでいただろう。 しかし、ドーベルマンには牙(犬歯)と強い噛む力がある。 助けなきゃ…! Dと俺とAは、後先考えずに、猛獣のいる方へ、ダッシュしていた。
- 810 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/07(金) 15:34:03 ID:qF0XBWt2O]
- みんなありがとう(*'ω')まだまだネタは尽きないね。
続きをお願いします♪
- 811 名前:99 197 [2007/09/07(金) 15:57:18 ID:Da+pJzCkO]
- >>809
きっと間に合わないだろうな。と走りながら、そんな考えも頭によぎった。残りの三人も血祭りにあげられる。 それでも、助けようという意思の方が強く、俺達に勇気を与えてくれていた。自分達の死の香りが漂うこの惨状においても、皆の足を急がせた。 バクスター・ホランズは舌をだらしなく、垂れさせ、白い牙が窺える。 遅かった。噛みつかれる!と俺が目を瞑りたいと思った矢先、バクスター・ホランズの首輪が締まり、踏みつけていた前足ごと、後ろに引っ張られていた。 力強く、そして強引に引き離されて、バクスター・ホランズは、クゥゥーンと弱々しく鳴いた。 首輪に繋がれていた鎖を飼い主と思わしき男が、掴んで手元に引き寄せ、首吊りのように上へ持ち上げて、何度も犬の頭を叩き、従わせていた。 俺とDとAは、足を止めて、安堵しながら、はあはあと肩で呼吸した。 飼い主の男は、体の大きな、腹の出た中年だった。頭は禿げ上がっていてバーコードだったが、それより気になったのは、まるで死人のように、生気がなく、青白い顔色だった。 「お前とお前とお前、ちょっと、来い!」 寒気がして、鳥肌が立つような不気味な声だった。 俺とDとAは、言われるがままについていき、Aの妹を立たせて、汚れをはたいてやることさえ出来ずについて行った。 飼い主はバクスター・ホランズを鎖で繋ぐと、メルセデスの前に、俺達を正座させて、説教を始めた。 俺の犬にちょっかいを出すな!とか、お前らが巻いた種だろ!とかよく、覚えていないが、怒鳴って、その内、気持ちが高ぶってきたのか、突然、一人一人の腹を蹴り上げてきた。
- 812 名前:99 197 [2007/09/07(金) 16:23:33 ID:Da+pJzCkO]
- >>811
大人が相手では、抵抗なんか出来ずに、歯を食いしばって我慢していた。 飼い主は、段々、暴力的になり、暴行はエスカレートしていった。 最初は平手打ちから、拳で殴ってきて、仰け反ってメルセデスに頭をぶつけると、また、それを理由に思い切り蹴ってきた。 革靴のかかとや爪先は固くて痛い。 とにかく、どれだけ殴られ、蹴られていたかはわからない。鼻血が出たし、口の中に血の味もした。口の中や唇が切れているのはわかった。 Aの妹は、いつの間にか、現場にいなかった。 とにかく、ボコボコにされたのは覚えている。 しばらくして、男は気が済んだのか、家の中に入っていった。 俺達三人は体中の、殊更、顔面の痛みに耐えながら、泣きながら、鼻水と鼻血を出しながら、小学校に向かって歩いていた。 もう、とっくに一時間目の授業は始まっている頃だった。 小学校の校門の手前まで来た時には、瞼は腫れ上がり、擦り傷、切り傷の周りは腫れて、痣にもなっていた。三人とも、酷い顔だった。 顔を見合わせていると、目の前から、Aの妹の手を引いて、俺のクラスの担任の女の先生が、慌てて駆け寄ってきた。 怪我の具合を見るや、どうしたの、それ?と聞いてきて、俺はこれまでの経緯を先生に話した。 すると、先生は、今からその家に行こう、と言い出してきた。命からがらとぼとぼと登校してきたのに、又、あそこに逆戻りするのは、皆、嫌だったが、この傷と痣だらけの腫れ上がった顔で、気にしないで下さい。とも言えなかった。
- 813 名前:99 197 [2007/09/07(金) 16:54:09 ID:Da+pJzCkO]
- >>812
先生と俺とDとAの、四人で、俺達がボコボコにされた家の前まで来ると、停められていたメルセデスやドーベルマンもなくなっていた。 「本当にこの家?」 と先生が聞いてきて、三人とも、うん。と頷く。 先生は少し緊張して、真剣な面持ちで、玄関先まで行くと、呼び鈴を鳴らした。反応が無いので、ドアを叩くが、何の反応もない。 俺達三人は、家の敷地の前に並んで立ち、気持ちは離れて、冷ややかに成り行きを見守っている。 「きっと、冷静になって、自分の過剰な暴力に、興醒めして逃げたんだよ。」 と俺は呟くが、他の二人は俺の言葉の内容さえわからない年頃だった。 先生はドアノブを思いっきり引っ張るが、ドアは開かない。 「おっ…おお!そうだな。お前の言うとおりだぜ!」 家の主が留守なのに気づいて、Dは安心してか、理解していない俺の言葉に相槌を打つ。 先生は、仕方なく、諦めて、俺達の前に戻ってくると、長い髪を掻き分けた。 「本当にここ?間違いない?」 と聞いてくるので、三人とも同じタイミングで頷く。先生はその反応を見て、眉間に皺を寄せる。 すると、隣の家から、農作業用の前掛けをつけ、カゴにきゅうりをつめたばあちゃんが出てきた。「なんだぁ、この家さ、用がぁ?」 と言ってきた。先生が話をしようと近くに寄ろうとした時に、そのばあちゃんは、子どもがいるにも関わらず、大声で話をした。 「この前、首を吊ってしんでんのば見つけられだんだじぇ。あんただ、しゃねのがあ(この前、首を吊って、死んでいるのを発見されたそうですよ。あなた達は知らなかったのですか。)」 先生は足を踏み出して止まっていた。 「なんだがしゃねげんと、借金あったっけんだど。(詳細は知りかねますが、借金があったそうですよ。)」
- 814 名前:99 197 [2007/09/07(金) 17:27:15 ID:Da+pJzCkO]
- >>813
家の主は、借金を苦に首吊り自殺をしたそうだった。 「それじゃ、今は誰も住んでいないんですか?」 との先生の問いに、そのばあちゃんは、んだ!(その通りです)と答えた。 俺達は顔を見合わせた。それじゃ、バクスター・ホランズと、俺達を殴った飼い主は一体、何だったのか? 背筋がゾクッとしたが、互いに顔を見つめていると、本当に皆、酷い顔をしている。傷と痣で腫れ上がっていて、鼻血も出ている。 お前、本当に酷い顔してんぜ。 と互いに思い合って、たまらず、吹き出して大笑いをした。蹴られた腹が痛む位、大声で笑った。 それを訝しんだ先生は振り返ると、怒ったような顔をして、両手を腰にあてがって、目の前に立ちはだかっている。 「ちょっと!君達、何を笑ってんのっ!」 先生の怒った声と皆の笑い声が耳にこだまする。あの頃の声が、まだ、耳に残っている…。 現在、夜の散歩をしながら、そのバクスター・ホランズが飼われていた家の前を通りかかる。今も尚、買い手が現れずに、空き家になっている。 あの頃に比べたら、壁の色は褪せて、屋根は痛み、荒んでいる。 あの時、俺達を殴ったのは飼い主とは別人だったのかもしれない。物を取りに来たサラ金の人間か、借金取りか、ヤクザだったのかもしれない。 バクスター・ホランズもメルセデスも、戻った時には無くなっていた。 今じゃ、あの時に殴った男よりもずっと背は高くなったし、力も俺の方が強いだろ。 暴力団、マフィア、あらゆる国家権力やテロリスト集団よりも、強大な後ろ盾がついた。 この争いに巻き込まれるなんて思いもしなかった。
- 815 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/07(金) 17:27:22 ID:0uPHfo2hO]
- 終わり?
- 816 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/07(金) 17:46:27 ID:y7Nm6ix/0]
- >>814
ちょ、最後2行、また急展開すかw
- 817 名前:99 197 [2007/09/07(金) 18:17:43 ID:Da+pJzCkO]
- >>814
大学を卒業して、地元に戻ってくると、知っている顔は、殆どいなくなった。 Dは、高校を出て、就職しようとしたが、勤め先が見つからずに、県外に出た。 Aは高校を中退してからは、姿を見かけていない。Aの妹は、仙台の方で水商売をしていると聞いた。Aは町を出たのは間違いない。アルバイト生活が続いているのかもしれない。 俺の住む地区には、同年代はいない。町も同じく、結婚して町を離れた者、仕事の為、県外に行った者も多く、昔から知る友人も、片手で数える位になった。 他は皆、地元から離れていった。 高校時代の進路指導の先生は、人生の進路は、自分の意志で決断していくものだ。と言った。 だけど、飛び出そうとする若い希望を社会情勢が叩きのめした事を俺は覚えている。 不景気による最大の就職難と言われた世代。たくさんの人間が余っている。人間がいらない。とまで、いわしめた世論の数々を俺はちゃんと、数えている。 努力と能力は、必要だろうが、人間がいらない。という声が世の中に響いた事も俺は確かに記憶している。 世の中を憎まない。これは社会に属する人間のルールではあるだろうけどな…。 俺はそう、思いながら、煙草に火を付けた。一瞬、空き家のはずの一室の灯りがついたような気がしたが、顔を上げて、見てみれば、空き家のままだ。ガラス窓にライターの火が映ったのだろうと言い聞かせる。 しばらく、その場で一服したが、再び、歩き始めた。 MDのイヤホンを耳につける。JUNEが流れている あの時の無邪気な笑い声が又、耳の奥にこだましていた。いつからだろうか。という問いと混ざり合う。 かけがえの無い大事な物と忘却が対峙する。 夜の散歩道を、懐かしさに吹かれて、歩きながら、俺は思い出していた。 <了>m(_ _ )m
- 818 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/07(金) 18:40:46 ID:7px4Wb3d0]
- じゃあ話を1つ
ある日、合宿のために青森に来ていた高校がありました。 するとその中の1人が何人かつれて「この近くの廃墟に幽霊出るんだって」とささやきました。 その夜、ウォークラリーを兼ねて男女6人で廃墟を目指しました。ついてみると、草が生い茂った団地みたいな場所です。 ですが、中は会社のような観じでした。楽しい雰囲気を出すために男達は騒いだりざわめいたりしました。 その廃墟は昔から事故や他殺が多く、よく人影が見えたり割れた窓ガラスから目が覗いていたりと気味悪い噂で立ちこめていました。 そして、三階にきてそろそろ帰ろうとしたとたんに女子1人が「トイレにいきたい」と言い出しました。男子1人が仕方なく廃墟に残りあとの4人は黙って出口を目指しました。 やがて、戸が外れかかったトイレで男は表で待っていました。・・・・女子はズボンをおろして靜にしゃがんで用を足しました。当然、廃墟ですので水が流れないため悪臭が立ちこめていました。 その子は、誰かに見られている気がしました。思わず戸口の方を見つめるとボールのような物がのせられています。 じっと見ていると靜に動きました。思わず覗き魔だと思っていたら寒気が走りました。それは生首でした。目が片方はずれていて髪の毛が垂れ下がっていたのです。 混乱したその子はパンツもあげずに駆け出しました。そして、外で待っていた男子に飛びついて震えていました。 後ろを見てみると、既にその生首は消えていました。取り敢えず下着を上げて外まで連れて行きました。 その時何も感じず後ろを振り向いたら・・・・あの生首が窓に浮いていてにやりとわらっていました。 それ以来、あの廃墟に近寄る物はいないという。
- 819 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/07(金) 20:33:02 ID:qF0XBWt2O]
- >>803
本当の親を知らない子供達の気持ちはさすがに解り得ないですよね、やはりいつかは会いたいという想いが芽生えて来るんでしょうね。 >>804 自殺者の主演ビデオが今も出回ってるなんてなんか嫌だよね、おいらは女だからそのビデオに出くわす事も見る事も多分無いと思うけど・・・なんか怖いス。。。 >>805 >*なんかの心霊番組で実際に流れていたらしく、自分もその映像を見せられた おいら臆病者だけど・・・・聞いてしまった以上その映像を見たくなってきたス(怖い物みたさと言うやつですww) 詳細キボンヌ !!・・・ってダメですよねw
- 820 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/07(金) 20:41:09 ID:qF0XBWt2O]
- >>817
>あの時、俺達を殴ったのは飼い主とは別人だったのかもしれない。物を取りに来たサラ金の人間か、借金取りか、ヤクザだったのかもしれない。 話とはズレますが、借金取りに追われている人は>>787さんと同様、幽霊よりも自分を威圧する存在(生きている人間)の方が恐怖なのかもしれませんね(虐めにあう人も当て嵌まりそうだね) 私の場合は未知のモノに対する恐怖心(幽霊など)と自分に威圧のかかる生きた人間、両方が怖いですw >>818 >それは生首でした。目が片方はずれていて髪の毛が垂れ下がっていたのです >その時何も感じず後ろを振り向いたら・・・・あの生首が窓に浮いていてにやりとわらっていました さすがにこんな場面へ出くわしたら誰でも度肝を抜かされますね。 想像しただけでも身の毛が立ちますぅ・・・。 読みごたえのある話が連続投稿され、スレの勢いが益々増して来ましたね。(*^ω^*) これからも凄く楽しみっス。((o(^ω^)o))ワクワク♪
- 821 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/07(金) 20:47:51 ID:AZvVwc5k0]
- >>809までは面白かったし、期待もした
99 197新境地開拓したかな、と思ったんだけど… 後半あらら?なのは、いつも通りなのね
- 822 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/07(金) 21:12:38 ID:lt7lv7KMO]
- >>769の続きまだー??
- 823 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/07(金) 21:39:29 ID:Qkfoj7KO0]
- なんかうざいヤツがいるんだが
- 824 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/07(金) 21:49:42 ID:4ZXjTm9R0]
- 専ブラであぼーんすれば見えなくなるよ
- 825 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/07(金) 22:16:16 ID:etSIgk1v0]
- >>819
>805の詳細は>807さんが丁寧に教えてくれているよ
- 826 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/07(金) 23:37:05 ID:khdf9R+40]
- 四枚の絵@
これは私の遠い、親戚の身に起こった本当の話です。 もう何年も前の話になるけど… 小学校3年の男の子とその弟の幼稚園児の男の子を連れて、 お父さんが海に行ったんです。ところが可哀想に、 下の子が溺れて亡くなっちゃったんですよ。。 すごく海に行くの楽しみにしてたみたいなんですね・・ この下の男の子ていうのは、海に行ったことがなくて、 初めての海だったんですよ、お父さんと、お兄ちゃんと行くの、凄く楽しみにしてたんですね… それで、お兄ちゃんとふたりで、浮き輪を持って、パタパタパタと海辺へ走って行ったんですね。 お父さんは浜辺にいました。海はまあ浅いんですよ、遠浅です。 そう思ってたけど、やっぱ安心じゃないんですよ、海ってのは… 波で男の子の浮き輪が飛んじゃったんです。 男の子が、「わぁー」て悲鳴あげて、お兄ちゃんが助けようと思ったんだけど、 子供は軽いから、すーっと流されて、そのまま流されちゃったんですね… もちろん救急車がきて、病院に運ばれたんですけど、やっぱりだめでした…
- 827 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/07(金) 23:41:58 ID:khdf9R+40]
- 四枚の絵A
それでこのお父さん、下の坊やのことが可哀想で、忘れられなくて、 その子の部屋、そのままにしておいたんですね… 小学校にあがる前だったんで、机もあるし、一応のものはもうみんな用意してあったんですね。 だから、何か、こう、片付けるのが忍びなかったみたいなんです、辛いんです… でも、もう、その子はいないんですね。 そして、お兄ちゃんは?というと、子供ながらに、《自分が弟を助けられなかった、 一緒に手を繋いで行ったのに、見殺しにしちゃった…》 って気持ちがあるようなんです。子供ながらに自分を責めてるんですね… それで、お父さんは、奥さんと色々考えました。 弟の部屋をこのまま片付けなったら、あの子は一生、あのことを引きずるんじゃないかって。 責任はあの子じゃなくて、連れて行った自分にあるんだと。 で、決心して、お父さんが、下の坊やの部屋を片付けることにしたんですよ。 やっぱり幼稚園のチビちゃんだから、片付けるったって、たかがしれてますよね。 でも辛いですよ。情けないですよ。そんな小さくて死んじゃった坊やのものを見てると… かわいらしい消しゴムだったり、絵本だったり、出てくるわけですよ、辛いですよね。 そして。ひきだしを開けたら、絵が、4枚でてきたんですよ。
- 828 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/07(金) 23:45:42 ID:MD6HGKov0]
- 大長編人形話の中の人まだみてるかな?
俺静岡在住で非常に興味深く連載を楽しんでたんだが。 未完のままで残念です。 そこでこの話に登場する神社行ってみようと思っとります。 作中に結構ヒント出てたんで多分間違いないと思うんだけど 海、山葵ってことで伊豆地方だと思うんだけど牛頭天王の神社って 多いんですよ。 そこで「村」なんですが現在静岡県に村は無いんです。 なんでつい最近まで村だったとこに絞ってさがしてきます。 井戸あったらうpしますね。
- 829 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/07(金) 23:47:24 ID:khdf9R+40]
- 四枚の絵B
絵が、4枚。 ふっと見たら、海の絵なんですよ。 もちろん、その子、死んじゃってるわけだから、死ぬ前に描いたものに決まってますよ。 でも、その子、初めて海に行ったんです。 てことは、海に行く前に、海に行くことが楽しみで、海の絵を描いたんでしょうね。 お父さん、それを見て、また辛くなるんですね… 《あぁ、こんなに楽しみにしてたんだな。海に行きたがってたんだな…》 って思ったわけですね。 で、その海の絵ですが、海に向かって歩いていくお兄ちゃんと自分の絵なんです、浮き輪を持って。 チビちゃんだけど、まあまあの絵なんですよ。お父さん、思い出して、涙が出るんですね… でも、普通だったら、5歳の子供の絵だから、海を背にして、正面を向いてるはずなんですよ。 子供は裏表がわからないんで、人間を描く時は、顔があって、おヘソがあってって、 正面を向いた絵を描くはずなんですよ。 でも、その絵は、背中を向けてるんです。 そういう絵を描けるのは、年齢的に言うと小学校でも高学年くらいでないと描けないそうなんです。 背中向けて、向こうへ歩いて行くって絵。そういうアングル、子供にはないはずなんですよ。 でも現に書いてあるんです。で、お父さん、次の1枚は何だろうと思ってて見た瞬間、 ドキッとしたんです。
- 830 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/07(金) 23:58:19 ID:e9kRp4oZO]
- >>828
危なくないかな(・・;)? ひとりで行く訳じゃないよね?! 気をつけて
- 831 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 00:03:03 ID:KDNcqlfrO]
- 四枚の絵の続きまだぁ?
- 832 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 00:04:01 ID:khdf9R+40]
- 四枚の絵C
その絵は、私も見せて貰ったんですけどね、 浮き輪がポーンと飛んでいて、画用紙のてっぺんのとこから、ちょっと手が出てるんですよ。 それは、まさしく自分が流される瞬間の絵なんですよね。画用紙のてっぺんに、 助けようとする、お兄ちゃんの手が描いてあるんです。 お父さん、びっくりして、次の絵を見てみると、松林の中を救急車が走ってくる絵だったんです。 まったくその通りなんです。海辺に松林があって、その通りの絵なんです。 で、4枚目の絵っていうのが、松林の向こうに白い病院がある絵なんです。 もちろんまだ、この子、漢字なんか書けませんよ。 でも、その絵の病院の文字が、その子が連れて行かれた病院の名前と、 同じような文字が書いてあったんですね。 で、今この絵がどうなりましたかっていうと、 アメリカのある研究所へ持っていかれてるそうなんですよね。 日本では、非常に少ないケースではあるけれど、アメリカでは、けっこう そういったケースが多いらしいんです… 「それ何だ?」って聞いたら"霊" だって言うんですよ。 アメリカでいう"霊"っていうのは、日本でいう"霊"とは違うんですね。 少し考え方が違うらしいんですよ。 オリンピックなんかで、よく"霊的"な研究をして、それを突き止めて、記録を伸ばす。 なんてやってるみたいです。 でも、あるんですよね、そういう不思議なことっていうのは。
- 833 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 00:44:09 ID:MvPEDLpk0]
- 淳二見たいな語り口だな。
- 834 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 01:08:13 ID:71eOudVvO]
- >>833
俺は淳ちゃん本人だと思う
- 835 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 01:25:44 ID:kaDaeyBvO]
- 俺は田村淳だと思う
- 836 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 01:38:52 ID:ioAnIzso0]
- これはアメリカのゲームです。1度やってみてください。
これは、たった3分でできるゲームです。試してみてください。 驚く結果をご覧いただけます。 このゲームを考えた本人は、メールを読んでからたった10分で願い事が かなったそうです。このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を 貴方にもたらすでしょう。 約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。 たった3分ですから、ためす価値ありです。 まず、ペンと、紙をご用意下さい。 先を読むと、願い事が叶わなくなります。 @まず、1番から、11番まで、縦に数字を書いてください。 A1番と2番の横に好きな3〜7の数字をそれぞれお書き下さい。 B3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。(必ず、興味の ある性別名前を書く事。男なら女の人、女なら男の人、ゲイなら同姓の名前をかく) 必ず、1行ずつ進んでください。先を読むと、なにもかもなくなります。 C4,5,6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さ い。これは、家族の人でも知り合いや、友人、誰でも結構です。 まだ、先を見てはいけませんよ!! D8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。 E最後にお願い事をして下さい。さて、ゲームの解説です。 1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。 2)3番に書いた人は貴方の愛する人です。 3)7番に書いた人は、好きだけれど叶わぬ恋の相手です。 4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。 5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。 6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。 7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。 8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。 9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。 10)そして、11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。 この書き込みを読んでから、1時間以内に10個の掲示板にこの書き込みをコピーして貼って下さい。 そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。もし、貼らなければ、願い事を逆のことが起こるでしょう。とても奇妙ですが当たってませんか?
- 837 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/08(土) 03:38:49 ID:+fxbZT7ZO]
- >>825
ありがとうございます。 (^ω^) >>828 うんうん、いってらー。 (*>ω<)ノ楽しみにしてます♪でも行く時は十分に気をつけてね。 >>832 乙でした。m(__)m なんともよもやな話ですね。 >>836 F=えーん。・゚・(ノД`)・゚・。、でも相手は有名人だからしかたないス。。。 C,D=かなり意外な人だたのでビクーリでスたww(゚∇゚;) 結構面白かったス (^ω^)ありがとうございました。
- 838 名前:ウラトガシ mailto:sage [2007/09/08(土) 05:17:01 ID:Ysyuw2zmO]
- >>828
すまん… しかし静岡って、伊豆半島の西と東、或いは中 そして遠州、さらには富士山の山側。 それぞれ、風土や気質が、かなり異なっているね。 何度でも足を運びたい土地だな。 コテ無しでも、このスレにレスしてるから、それでチョと勘弁な。
- 839 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 06:56:23 ID:05TxIbBQ0]
- >>663
らくだで死人に躍らせるやつだな。
- 840 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 07:27:12 ID:tBOjxEWR0]
- >>839
何それ、聞きたい らくだ、ラクダ、駱駝?
- 841 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 07:45:26 ID:Ysyuw2zmO]
- いち
この話、幽霊噺ではない しかし、非常に後味が悪く、不快になる人もいるだろう。そういう人は読まない方がいい。 だが現実とはこうだ。 ある男、借金を作った、数千万という額だった、月の利子だけでも二百万を越える。 最初はに借りたのは公的資金、信用金庫だった しかし、バブル景気の真っ只中、さらに事業を拡張しようと民間の銀行から借りた。 まもなくバブルははじけた、途端に事業は傾きだした。 なにも贅沢をしようと思った訳でもない、会社を大きくしたかっただけだ。 彼自身、マジメにコツコツやってきた。 まず最も大きな取引先が不渡りを出した、これが痛かった。 あとは玉突き式に落ちていく。 次第、月々の返済が滞っていく、返済は金融機関だけではない、仕入先や従業員の給料もある。 いつしか、金融機関の返済は利子だけとなった。 また仕入先への支払いも遅れてくる、そうなってくると相手も材料を卸すのを渋りだす。 止まったままの機械が目立ってくる。 それとは裏腹に、転げ落ちるのは止まらない。 返済は利子すらも払うのが難しくなってくる、仕方なく、高利率だか無担保で借りれる街の消費者金融に足を運ぶことになる。
- 842 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/08(土) 07:53:01 ID:+fxbZT7ZO]
- 新しい話が始まりますたね。
ドキドキ (・ω・;) ワクワク
- 843 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 08:34:02 ID:Ysyuw2zmO]
- >>841
に 初めは電話だけの催促から、やがては彼の工場、そして彼の自宅のドアを直接叩く者もでてくる。 消費者金融の間を彼は自転車で往復する事になった。 いったい、どの取立屋がどの債権者なのか、彼には見当もつかなくなっていた。 果ては、カミさんを風俗に廻せ、腎臓を、目玉を、売れ。 そうまで言われるようになっていた。 彼は、妻が時々ぼんやり遠くを見るような、そんな振りを目にする事が多くなった あと一週間以内には返します そう言って、債権者の一人を帰した後だった 彼の妻は、額を床に押しつけたまま、死にたい…、と、そう一言呟いた。 いままで、折れそうになる楊枝のような腰骨を必死に立ててきたけれども その瞬間、ポキリと、心の中の何かが、プツリと、音を立てた気がしたよ。 彼はその瞬間をそう言っていた。 その日から、彼は時々死を想うようになった。 もう、疲れた、許して下さい。 彼は、神とも鬼ともつかない、何者かに泣き言をゆうた。 彼には妻もいるが、また、子供もいた。 その年、小学校に入ったばかりの男の子だ。 夫婦共々、目に入れても痛くない、彼等の宝石だった。
- 844 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 09:25:40 ID:Ysyuw2zmO]
- >>843
さん はっきり言おう。 夜逃げ○○舗、あんなドラマのような事は100%有り得ない。 相手はこの世の者ではない鬼だから、何処まででも追ってくる。 市役所、一見してその場所に似つかわしくない者を目にすることはないだろうか。 三途の川の渡し船、いわば通らなくてはならない所に彼ら待っている。 仮にその子の名をサトシとしよう。 サトシは読書や絵を描くのが好きで、どちらかと言えば少し内向的だった ケンカなどする度胸はないが、興味を持てば、蛇でも毛虫でも手にする子でもあった。 本や図鑑をよくねだられた。 父親も母親も、そんなサトシが可愛くてたまらなかった。 いつぞや、彼は戯れに、 もし、お父さんが死んじゃったらどうする そんな意地悪な質問をしてみる。 いく言かの問答のあと お父さんが死んだら、僕生きていけない、ボクも一緒に死ぬ。 彼はその答えに少し歪んだ満足を覚えていた。 だが今は、戯れではないその問いを、彼は心の中で発している。
- 845 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 10:02:12 ID:L5gK3g+j0]
- どっか怖い映像見れるホームページ教えて
- 846 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 10:07:43 ID:Ysyuw2zmO]
- >>844
その日は、サトシと思う存分テレビゲームをした 図鑑を床にひろげて、動物や恐竜の絵を描いた。 夜は、なけなしの金をはたいたご馳走だった。 ウィンナーにエビフライ、スパゲティに鳥の股 今日は何の日かと問うサトシに、お父さんとお母さんの結婚記念日だと答える。 嘘だった、そんな日はもう、とおに過ぎてる。 夕食の後、久しぶりに親子三人で風呂に入った。 久しぶりに母親と入ったサトシは少し恥ずかしそうだった。 妻が体を洗ってやり、私が頭を洗ってやった。 そして、お互い、あとで見苦しくないように、体の隅々まできれいに洗った。 三人で川の字になって寝た。 サトシは今日は興奮したのかすぐ寝てしまった。 私達は、その寝顔見ながら、麦酒を飲み、最後の抱擁をした。 私は、裸の妻の膝を枕に煙草を吸った。 吸い終わると、私はサトシの体に軽く馬乗りになり、頬にキスをした 妻は、もう片側の頬にキスをする。 この世で一番、恐いのはお金です、だが、やはり私は欲をかいたのだ、欲に転んだのだ。 サトシの首にそっと両腕をまわす。
- 847 名前:99 197 [2007/09/08(土) 10:38:03 ID:Dm+O0UVxO]
- >>821
m(_ _ )m 秘密のままにするか否かにいる現状とのDUALITY(二重性)を表現したかったのですが、問題提起が主張し過ぎてしまったようです。 過去と対峙する時に、空き家の灯りがついたような気がする。一種の幻、錯覚するノスタルジックな感覚を強調できれば、オカルト的には良かったと思いました。 いつも即席ですいませんm(_ _ )m ちなみにナルシズムでなくカタルシスです。
- 848 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 10:44:28 ID:Ysyuw2zmO]
- >>846
そんなことは、無論はじめてだった、私は両手でサトシの首を締め続けた。 サトシは苦しそうに目を歪めて私を見ている あまりに細い首なので、うまく力が入らない サトシが足をばたばたさせる 見かねた妻が、抱くようにその足を抑えた。 やがてサトシの手がダラリと弛緩した。 いつか見た映画の、鬼畜、という言葉が頭に浮かんだ。 次は私達の番である。 妻と私は、それぞれ予め用意したロープを鴨居に結び、踏み台をその下に置いた。 まず妻から、なるべく長く苦しまないように、また、確実に死ねるよう、私は彼女の足にぶら下がる役目だった。 ただ、自分の踏み台は、自分で蹴飛ばしてくれるよう、妻には頼んでおいた。 ロープを首に掛けるまでは見ていた その後は、私は膝をつき、彼女の足首ばかりを眺めていた。 しかし、いつまでたっても踏み台を蹴倒す気配がない。 怪訝に思い私は妻の顔を見上げた、彼女は放心したように、前方、私の後方を見ていた。 つられて、私も後ろをそっと振り返る。 サトシが立っていた、大きな目に、黒い瞳を貼り付かせたように、サトシがジッとこちらを見ていた。
- 849 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 11:16:11 ID:3HUsed6f0]
- >>847
99 197は文章に吸引力があるし、巧いと思うよ でも途中から話が三転四転して、苛っとする まあ2ちゃんだし、文句いう資格もないんだけど 罵倒されてもメゲない99 197を、陰でこっそり応援しているのでがんばってください
- 850 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 11:21:01 ID:Ysyuw2zmO]
- >>848
私は、人ではなく、畜生であり、鬼である 鬼とは頭が真っ白になる事を言うのだろう。 私は遮二無二サトシに飛びかかり、押し倒した 今度は両の親指にありたけの力を込めて、その細い首を押した 今度はサトシも目玉が飛び出しそうなほど目を見開いている 細い手で、私の手を振り解こうと私の手首に爪を立てる やがてゴキリと音がして私の親指が、サトシの首にめり込んだ。 私は妻を振り返る、彼女は未だ放心したように、踏み台の上に突っ立っている。 その踏み台を私は蹴り倒し、彼女の膝にぶら下がる 頭の上に雫がしたたる、ビクビクと二、三度痙攣したあとダラリとなった 気が付けば、彼女の爪先は畳につきそうである、踏み台はいらなかったか。 久し振りに、この家に静寂が戻ってきた気がした。 あと耳につくのは、私の荒い呼吸音だけだ。 これが止めば、この家は完璧な静寂に満たされる。
- 851 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 12:40:00 ID:BsadMg+S0]
- とっておきに怖いです。
www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/rasheed01.jpg
- 852 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 12:47:49 ID:3Gwa6SpiO]
- 怖いってか…ねぇ?
- 853 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 12:58:24 ID:9dTutQt8O]
- >>851
グロ注意。本物?
- 854 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/08(土) 13:03:35 ID:+fxbZT7ZO]
- >>851
コレハ…? 壁‖ω゚;) ・・・・・。
- 855 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 14:53:54 ID:Wf1GhaNT0]
- >>119
おめえ、女かよ?・・・
- 856 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 14:55:56 ID:Wf1GhaNT0]
- >>846
鳥の股?どんな食い物よWWWWW
- 857 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 15:49:07 ID:FwkCYGhU0]
- >>851
本物見たことないから何ともいえないけど・・・ 周りの黒いのは昔のゴミ袋かな?
- 858 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 16:04:46 ID:MvPEDLpk0]
- 会社なんかいくら潰したってまたやり直したらええんやから、
死ぬまで頑張ったらあかんよ。生きるために働いてるんで 働くために生きてるんやないんやから。
- 859 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 16:39:51 ID:ow7k3Y8mO]
- >>840
落語の話ですな。 ストーリーは「落語」「らくだ」で検索してみるよろし。
- 860 名前:井戸 mailto:sage [2007/09/08(土) 17:30:39 ID:Mh4VS67l0]
- 昭和初期の話。
ある地方の山村に一人の少年が住んでいた。 歳は十一才。 お父さんは戦争に狩り出され、お母さんと二人暮らし。 もともと内気で人見知りしがちだった少年は友達がいない。 山の中、一人で遊ぶのが日課だった。 勝手知ったる山の中。 たとえ暗くても怖くなんかない。 けど、一ヶ所だけ近寄れない場所がある。 山の林道から少しはなれた位置にある社。 鳥居も社殿もボロボロに朽ち果てて、お参りに来る人もいない。 その社の裏手に、少年の恐れているものがある。 井戸。 なんでそんなところに井戸があるのか少年は知らない。 知っているのはとても怖い井戸だということだけ。 戦争に行ったお父さんがよく話していたから。 「あの井戸は、落ちたら二度と上がってはこれない。地獄に通じているんだ。だから絶対にあの井戸に近付いちゃいけないよ。中を覗くなんてもってのほかだ。」 小さい頃から何度も聞かされてきた。 その話が、子供を危険な場所に近付けさせないための方便なのだと、少年はもう感付いてはいる。 けれど、実際に社の周囲はとてもおどろおどろしくて、本当に地獄の入り口なのかもしれないという気がする。 どちらにせよ、子供が一人で近付くにはとても勇気のいる場所。 少年はお父さんの教えを忠実に守り、その社にだけは近付かない。 でも、その年の夏が終わろうとする頃。 事件が起きた。
- 861 名前:井戸A mailto:sage [2007/09/08(土) 19:02:06 ID:BsMguPDu0]
- 暑い夏が始まろうとする頃。
少年に友達が出来た。 少年の家の近所に引っ越してきた男の子。 年は少年よりも二つ下。 学校には通っていない。 お母さんのお使いでその家を訪ねた時、初めて顔を合わせた。 喘息という病気にかかっていて、その病気を良くするために、親戚であったその家に預けられたらしい、少年は家に帰ってからお母さんにそう教えられた。 「町の方に住んでた子だから、この村にはあまり馴染めないんじゃないかしら。あなた、仲良くしてあげなきゃ駄目よ。」 お母さんにそう言われたけれど、内気な少年は自分からその家に訪ねていくなんて出来ない。 それに気付いていたのか、何かにつけてお母さんは、その男の子の居る家に少年をお使いに行かせる様になった。 人見知りがちな少年も、二度三度とその家を訪ねるうちに、徐々に男の子と打ち解けていく。 やがて、二人は大の仲良しになっていた。 二人が遊ぶ時はいつも部屋の中。 喘息を患っている男の子は、激しい運動が出来ず、せいぜい家の近所を散歩できるぐらい。 「山の奥の方って何があるの?」 ある時、男の子がふいに尋ねてきた。 ろくに外出も出来ず、いつも窓から外を眺めているだけの男の子には、鬱蒼と生い茂る山林が神秘的な場所に思えたのかもしれない。 「あの山の中には…近付いちゃいけない場所があるんだ。」 少年がそう言ってあの井戸の事を男の子に話したのは、軽い気持ちから。 ちょっと男の子を威かしてやろうと思ったから。 「本当に?そんな井戸があるの?」 男の子は少し怖そうに、けど目を輝かせて少年の話に耳を傾ける。 「本当だよ。とっても深い井戸なんだ。石を落としても、音が全然聞こえないんだ。」 少年は得意気に、少しだけ脚色を加えてお父さんから聞いた話を男の子に話してきかせた。 本当は石を落とすどころか、井戸の中を覗いた事すらない。 「怖そう。けどちょっと見てみたいなぁ。」 男の子は窓の外を眺めながら、興奮した調子で言う。 「無理だよ。お前が歩いて行ける様なところじゃないし。それに本当に怖いところなんだ。」 少年は兄貴風を吹かせてたしなめるけど、男の子は少し不服そう。 それから数日が経ったある日。
- 862 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 19:35:45 ID:vJTBZsra0]
- >>850の続きは?
- 863 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 19:45:53 ID:W/AeHY2CO]
- 井戸の続きまだー?
- 864 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 19:57:09 ID:BsadMg+S0]
- >>863
殺すぞお前
- 865 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 20:04:06 ID:W/AeHY2CO]
- ごめんなさい。
もう絶対続きまだー?とか書きません。
- 866 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 20:22:00 ID:9Pqb94z7O]
- ドンマイWWW
怒られちゃったね。
- 867 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 20:33:00 ID:zSyhnJa00]
- 井戸の続きマダー
- 868 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 20:44:25 ID:ao2qj2bTO]
- 井戸の続きモダ!モモダ!ペピタァー!!ダマダー
- 869 名前:本当にあった怖い名無し mailto:zfo-y-e.2314docomo.ne.@vvne.jp [2007/09/08(土) 21:08:22 ID:thpZUz4sO]
- いまこのスレを見ながら食パンを食べてたんです
2枚目を食べてると みみの部分がカビてた 一枚目もカビてたかもしんない((((゜д゜;)))) これつい最近で一番怖い話
- 870 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 21:26:55 ID:t3XnsOieO]
- >>864
だめだよそんなこと言っちゃ 井戸の続きマダー(・∀・)?
- 871 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 21:45:07 ID:DNkhfQ+10]
- 廃寺の怪
ある日、雨がやんだ後に車で郊外の寺にいく5人の大学生がいました。 その寺は前に住んでいた住職が何者かに襲われて行方不明に。以後、誰もいないはずの廃寺から木魚の音やお経を読む悲しい声が聞こえてくるそうです。 その寺へいくには未舗装の道を走るしかありません。雨が降った後ですので泥だらけです。 途中、タイヤが泥で滑ったり板を噛ませたりですぐには行けませんでした。更に脱輪もしました。 何人かが「やめたほうがいい」と言いましたが、運転士は「Uターン出来そうな場所もないし夜中だからバックすることも危ない」と、そんな理由でかまわず車を飛ばしました。 やがて、緩い下り坂をおりた後にその廃寺が見えました。戸は外れかかり壁は剥がれていました。電気を消してずっと様子を見ていましたがお経の声や木魚の音はしません。 「結局、噂だったんだ」と思ってU-ターンして帰ろうとしたら突然止めました。 どうしてと聞くと、助手席の女子が窓を開けて耳を傾けました。思わず後ろに座っていた1人が同じようにしていると・・・・ 「ザザ・ザザ」と、わらじを引きずる音が寺の裏口の方から聞こえました。右側に座っていた1人が後ろを向くと目を疑いました。 泥だらけの和服を着て手には数珠を握りしめた老人が近づいてくるのでした。 徐々にお経の声もごもごもと聞こえてきました。パニックを起こした5人は慌てて車で逃げました。 お経の声はそれでも近づいてきます。そして、なんとか振り切って坂も登ってもうそろそろ元の舗装された道にでると感じた直後 車の目の前に鬼火が現れました。焦った運転手はハンドルを右に切りました。車は横滑りして脇の更地に突っ込んで止まりました。 焦って出そうとしてアクセルを踏みましたが動きません。タイヤが落ち葉や泥に混じった場所にはまり、抜け出せないのだ。 何度も吹かししましたがタイヤは空回りするだけで抜け出せません。そして、お経の声が近づいてきて全員は目をつぶりました。
- 872 名前:廃寺の怪A mailto:sage [2007/09/08(土) 21:56:52 ID:DNkhfQ+10]
- 突然、お経を読む声がぴたりとやみました。そして、3分くらいたって1人が目を開けると・・・・
そこには廃寺へ続く闇に閉ざされた道がありました。鬼火も見えません。「諦めたんだ」と思っていつの間にか消えていたヘッドライト を運転手がつけたら・・・・・ヘッドライトに照らされた墓場からはい出てきたような住職がそこにはありました。 白目を開けてこういいました。 「神聖な場所を荒らさないでください」と。一同はそのまま気絶しました。 やがて1人が目を開けると、朝靄に包まれていました。辺りを見回すと鳥の鳴き声以外なにも聞こえません。 窓を開けてみましたが・・・人の足跡すらなく、泥道できたタイヤの跡しかありませんでした。よく見ると、辺りに水溜まりが出来ていて車のタイヤはその薄い水溜まりに半分タイヤをつけていました。 更にそのタイヤの溝には泥が詰まっていました。やがて日の出の頃に1人ずつ目を覚まして最後には運転していた人も含めて全員が目を覚ましました。 出そうとしましたが、1人が泥の水溜まりにタイヤをとられたことに気づきました。 誰が後ろから押すかで話しあいになりましたが、結局後ろの座席に座っていた大柄の2人が押すことになりました。勿論、あの住職の幽霊は外にはいません。 なんども動かそうとしましたが、空回りするだけでびくともしません。そして、板をタイヤにはめてなんとか出られました。後ろ半分が汚くなったけど仕方がありません。 そして、朝早くから開店していた洋食屋をみつけた一同はそこにはいりました。水を持ってきた店員の顔を見た1人がぞっとしました。 店員の顔があの住職の幽霊の顔になって「反省しましたか?」としわがれた声で返答してきたのです。
- 873 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/08(土) 22:06:04 ID:+fxbZT7ZO]
- たくさんのお話ギザウレシス 。><。
みんなー、本当にありがとう。 さあスレも残り130を切りますた。 レスしたお話の続きがある人は1000までに完結させてもらえると有り難いっス。(続きが楽しみだから気になってしかたないのー ><) なので宜しく頼むス♪ (*'ω^)ノシ またー。
- 874 名前:雪の峠@ mailto:sage [2007/09/08(土) 22:26:55 ID:DNkhfQ+10]
- 雪の峠
真冬の北海道のある場所で自由研究で雪の性質について調べようとした1人の女子高生がいました。 同じように調べようとした友達の姉が車を出しました。姉は正直雪道の運転は習ったばかりで詳しくありませんでしたが、両親が共働きでしたので仕方がありません。 そして次の日、3人を乗せて車は近くの峠を目指しました。その峠は、人通りが少ない場所で時々狐や猪が出没していました。 姉の車は軽自動車で買ったばかりの中古でした。タイヤも交換する時間がなく後ろ左下だけでした。 昼頃について色々調べて記録書をまとめた頃にはすっかり夕暮れでした。 途中、スリップしたり坂道発進が難しかったりしましたがなんとか走れました。 元の道に出るには山道を下らなければなりません。スピードを落としながら走っていると1人が雪道にでる白髪の老婆について話しました。その老婆は峠の下り坂にでるそうで鎌を持っているそうです。 そして、最後の直進をしていたら突然タイヤが変な音を出しました。後ろを向くと、片方だけ動いていますがもう片方は滑っています。 どうやら凍り付いた道でタイヤが滑り出したようです。知識が薄かったためアクセルを強く踏んだりギアを変にいじったりしました。 そうしている間にドアをたたく音が。向くと、優しそうな男が1人「近くを通った者ですが手伝いましょうか?」と話しかけてきました。 そして、3人で押していると男が「老婆の話を聞いたことがありますか?」と話しました。 1人が「ある」と言いました。その男は「見たことがあるんです。」・「こんな顔ですから」 忽ちその顔は老婆に早変わり。3人はパニックを起こして逃げました。そして、元の道に出るとあの老婆は消えました。 おそるおそる戻ってみると、タイヤが半分濡れた車に血文字で「もう来るな」と書いてあり、足跡は3人以外見つからなかったそうです。
- 875 名前:井戸B mailto:sage [2007/09/08(土) 22:41:17 ID:yf9efzgz0]
- そろそろ夏も終わろうとしているある日。
少年は自宅に一人で居た。 本当は男の子の家に遊びに行きたかったのだけど、今日はお母さんが外出中。留守番をしている様に言われたから。 村の大人達が集会所に集まって、何か大事な話をしてるらしい。 少年は狭い家の中でただ一人、お母さんが帰ってくるのを待っている。 ふいに玄関の戸を開く音がした。 少年は立ち上がり、玄関へお母さんを出迎えに行く。 けどそこに立っていたのは、お母さんではなくあの男の子。 「どうしたんだ!?」少年は少し驚いて男の子に尋ねた。 男の子の方が少年の家に遊びに来るのは珍しい事だったから。 狭い村。近所とはいえ、喘息の男の子が歩いてくるに少し危ない。 「ちょっと退屈してて。」男の子は照れ臭そうに呟く。 「大丈夫なのか?」 「うん。大丈夫だよ。ここに引っ越してきてから、前みたいに具合が悪くなる様な事もないし。」 「とにかく上がりなよ。」 「お母さんは?いないの?」 「うん。大人同士の話し合いがあるから出掛けてる。」 「僕ん家もだ。叔父さん達、揃って出掛けてっちゃった。」 やっぱり、と少年は思う。 男の子が一人でここまで来るのを、叔父さん達が許すはずがない。 「黙って出てきたのか?怒られるぞ。」 「平気だよ。叔父さん達、帰りが遅くなるかもしれないって言ってたから。それまでに帰れば。」 「でもやっぱり家に帰ったほうがいい。僕も一緒について行くから。」 少年の頭に浮かんでいたのは、男の子の叔父さんの顔。 口数が少なく、村の子供達から怖がられている叔父さんの顔。 「なぁ、あいつは病気だから運動はしちゃいけない。だから絶対に外に連れ出したりはしないでくれよ。」 いつだったか遊びに行った時、少年を呼び止めて、そう釘をさした叔父さんの顔はとても厳しかった。 「ねぇ。ちょっと山の方に行ってみない?」 意を決した様に男の子が呟いた。 「え?」
- 876 名前:井戸C mailto:sage [2007/09/08(土) 23:23:10 ID:MtLYyzjF0]
- 日が傾きかけた頃。
木々に覆われ、昼間でも薄暗いあの社の辺りはもう夜のよう。 少年はただ井戸の前に立ち尽して震える事しか出来ない。 ついさっきまで少年と喋っていた男の子はもういない。 少年は必死で震えを抑えつつ、井戸の中を覗き込む。 真っ暗で何も見えない井戸の中。本当に地獄まで通じてる様な気さえしてくる真っ暗な井戸の中。 けどその中に、あの男の子はいる。 社をちょっと眺めたらすぐに帰るつもりだった。 少年が一番恨めしく思うのは、自分の中のいたずら心。 男の子がどうしても井戸の中を覗いてみたいと言った時、とっさに沸き上がってきたいたずら心。 ちょっと威かしてやるだけのつもりだったのに、軽く背中に触れただけなのに、男の子は小さな悲鳴を上げて、そのまま井戸の中に吸い込まれる様に落ちていった。 そして今、何度呼び掛けても井戸の中から返事は無い。 日が沈む頃、少年は帰宅した。 どうやって帰ったのか覚えていない。 お母さんはまだ帰ってきていなかった。 震えが止まらず、拭っても拭っても嫌な汗が出てくる。 少年の心にあったのは恐怖。友達を殺してしまった恐怖ではなく、これから先の事に対する恐怖。 帰宅したお母さんの顔を見た時、少年は何も喋る事が出来ず、そのまま気を失った。
- 877 名前:井戸D mailto:sage [2007/09/09(日) 00:10:18 ID:V07ozKgL0]
- 気がつくと、少年は布団の中。額には濡らした手拭いがのせてある。
「目、覚めた?」枕元からお母さんの声がして、体を起こそうとするけど、お母さんがそれを止める。 「駄目よ、寝てなさい。すごい熱だったんだから。」 確かに頭の中がひどく揺れている。 「ごめんね。あんたの具合が悪いのに気付かないで留守番なんかさせちゃって。」 少年の朧気な意識の中に浮かんだのは、あの男の子の事。 決して思いだしたくないあの出来事。 「お母さん…」少年が言いかけた時、玄関の戸を叩く音がして、お母さんは立ち上がった。 玄関の方から聞こえてくるのは、お母さんと男の人の話し声。 その声が村の駐在さんの声だと気付いた時、少年は身震いした。 いよいよ自分を捕まえに来たんだと思った。 けど二人の会話はそうではない。 「いま消防団の連中で山狩りしてるけど、なにせ年寄りしか残ってないからなぁ。もう少し明るくなったら、あんた達女も手伝ってくれ。」 「わかりました。」 会話の様子から、村の人間総出であの男の子の捜索をしているようだという事が分かる。 少年は駐在さんが自分を捕まえに来たのではないようだと知り、少しほっとしたけど、その次の言葉を聞いて心臓が止まるかと思った。 「とりあえず、おれ達は朝一番であの社の辺りを探してみるつもりだ。あそこはほら古井戸があるだろ。ひょっとしてって事もあるからな。」
- 878 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 05:59:14 ID:z458qzfuO]
- 井戸の話がでたところで
とおりゃんせ かごめかごめ 唄の解釈がずいぶん議論されてるわけね で、ズイズイずっころばし あんた何様? 井戸の回りでお茶碗?欠いたのだれよ
- 879 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 06:25:14 ID:jGd39sLPO]
- >>878空気嫁!カス!
つまんない書き込みやめろ!
- 880 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 06:43:59 ID:94a2JWMpO]
- 井戸の鈴木まだー?
- 881 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 08:09:39 ID:StmgTps4O]
- ウドの鈴(ry
マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
- 882 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 09:13:20 ID:eOQy/8pb0]
- 夜逃げ屋さんを見つけました
このスレ260の人 ttp://life8.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1186760650/
- 883 名前:井戸E mailto:sage [2007/09/09(日) 10:24:37 ID:s8gXdmAx0]
- 次の日。
少年は一人、布団の中でお母さんの帰りを待っている。 お母さんは山狩りの手伝いに行ったまままだ戻らない。 お昼頃、近所のおばあさんがお粥を作って持ってきてくれた。お母さんに頼まれたのだろう。 「皆であっちこっち探してるんだけど、見つからないみたいだねぇ。」少年の額の手拭いを取り替えながらおばあさんが悲しそうに呟く。 「あの社の方は?」しばらくの沈黙の後、少年は意を決して尋ねてみた。 「あの井戸のある?駐在さん達が朝一番で探してみたけど見つからなかったそうだよ。あの井戸の中に落ちちゃったんじゃないかって皆思ってたんだけどねぇ。」 少年の頭の中は真っ白になる。 井戸の中から何も見つからないなんてあるわけない。あの男の子は確かにあの中にいるのだから。 おばあさんが帰ってしばらくした後、お母さんが戻ってきた。 さりげなく、さっきと同じ事を尋ねてみたけれど、お母さんの答えもおばあさんと一緒だった。 井戸の中からは何も見つからなかったらしい。 「とにかく、今は早く良くなる様に寝てなさい。」ひどく疲れた様子のお母さんは、それでも優しく少年にそう言い聞かせてまた出掛けていってしまった。 また一人になって、少年は一一生懸命に考えたけど、分からない。 おばあさんもお母さんも、皆で嘘をついてるのだろうか。 本当は駐在さんがもう僕を捕まえに来るんじゃないだろうか。 そうこうしていると、また熱が上がってきたのか、頭の中が揺れ始める。 押し潰されそうになる不安と高熱で、少年はほとんど眠る事が出来なかった。
- 884 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 10:27:12 ID:h2kIym250]
- つ メモ帳
- 885 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 10:49:55 ID:KXrY97Xt0]
- >>883 昨夜書き上げてから寝ろや
カス
- 886 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 11:34:45 ID:PWXdQ0Mp0]
- >>882
乙! その夜逃げ屋さんのレス読んで、>>851見るとリアル〜!
- 887 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 12:06:03 ID:xac4/A7aO]
- (ん)の話まだー?
結局結果だけでおわっちゃうのかな。 姉姪甥義兄になにがおきたのー
- 888 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 12:13:37 ID:94a2JWMpO]
- 井戸に頭突きまだー?
- 889 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 13:40:57 ID:/5yJtLPC0]
- なんだよ井戸話は・・・・くっだらねぇの
今頃考えてるんだろ ケッ
- 890 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 14:03:38 ID:WHf9xssC0]
- もういい
こんな糞スレおちろ 誰か、もうすっかり秋ですね〜スレをたててくれ
- 891 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 14:04:45 ID:/5yJtLPC0]
- テメエが立てろクズが!!!!!!!!!!!!!
- 892 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 14:17:00 ID:zBIABr+n0]
- ああ?殺すぞっ
- 893 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/09(日) 14:20:52 ID:Z4KusdMuO]
- まあまあ皆さん、焦らずまったりと待ちましょう。
(*'ω') 話の続きがある人達も書ける時で良いですよ、おいらも楽しみに待ってるっス。 それではおいらがさっき体験した話を一つ、 おいらは今日家族でお出かけしていて今、伊吹PAにいます。(*'ω') この夏免許を取得してから家族を乗せ(もちろん父親の車)初めての長距離運転ですが、ついさっき高速道路を走ってた時のこと‥‥‥‥ 前を走っていた車がやけにふらついて走行してたので追い越し車線に出て抜く際にその車の運転席を見ると、‥‥!!? 父親と思われる男性が膝に四歳位の子どもを乗せてハンドルを握らせていたっス!! ホントに何と言うか‥‥‥‥、とにかく恐怖より「驚き」の言葉しかありませんでスた‥。。。
- 894 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 14:22:42 ID:/5yJtLPC0]
- >>892 やってみろやオウ
- 895 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 14:24:26 ID:DDc9AbxZ0]
- 二言目には殺す殺すと殺せもしないクセに
いう事だけは偉そうな子供が喚いているのは 見るに耐えないので他に行きます ちんこ
- 896 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 14:27:09 ID:/5yJtLPC0]
- どうせデブが寝そべってポテチでも喰いながら書いてるんだろ
- 897 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 14:27:20 ID:jGd39sLPO]
- >>893通報したのか?
巻き込まれてからじゃ遅いぞ! 気を付けろ〜!
- 898 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 14:40:25 ID:xSHeiodF0]
- >>893
次にそのような運転者を見つけたら通報してください。 福岡の有名?な事件もそうですが、 運転者は車が凶器である事を自覚すべきだと思います。 そういう自分も気を抜かないようにしよう。
- 899 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/09(日) 14:49:40 ID:Z4KusdMuO]
- >>897-898
分かりました、状況をみた上でなるべくその意向を取り入れ、自分に意識付けをして行きます。 わざわざレスを下さりありがとうございました。
- 900 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 15:31:22 ID:xSHeiodF0]
- >>899
携帯からなら同乗者の方にお願いをしてください。 同乗者の方がいない場合は、安全に停車できる場所から。 自分にも言える事ですが、運転に「慣れ」が出てくると、 感覚がマヒしてしまうのか、危険行為をしていても気づかなくなってしまいます。 幸い(?)交通事故では被害者にしかなった事はありませんが、 場合によっては、一瞬で親しい人を失ってしまう事もあります。 「人の死は、残された者にこそ影響がある」 安全運転でゆっくり行きましょう。
- 901 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 15:39:43 ID:G4D08OZ20]
- >>871-872
>>874 むじなかよ。
- 902 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 16:32:23 ID:ip1kUnAYO]
- 「殺す」とかカッコ悪い(b・∀・)bYo!!
どうせいうなら「てめぇ掃除してやるよ」のほうがかっこいい(b・∀・)bZe!!
- 903 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 17:31:45 ID:94a2JWMpO]
- 女「てめえら掃除してやるからさっさとパンツおろせやッ」
- 904 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/09(日) 19:39:13 ID:Z4KusdMuO]
- >>900
そうですね‥、教習所を卒業してからまだ一ヶ月も経っていないおいらが言うのも何ですが、今の自分や大切なものを失う恐怖を味わってからでは遅すぎますからね‥‥。 本当にご丁寧なアドバイスを有難うございました。
- 905 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 20:01:43 ID:zBIABr+n0]
- ↓ >>904
l/ </  ̄◯ ブーン キキー ☆ ┏┳━┳┓ ┏━┻┛┓━┗┓ ┗◎━━━━◎┛≡3 ≡3 ≡3
- 906 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 21:22:38 ID:gf+Ixl3f0]
- 姪の人形の話はどうなったんだ?
最初からここまでいっきに読んでしまったぞ
- 907 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/09(日) 21:23:30 ID:Z4KusdMuO]
- ついにこのスレも100を切りまスたね。(*'ω')
どんな話や展開が待っているんだろう、楽しみっス(ワクワク♪) ちなみにおいら次スレ(秋バージョン)を立てる気は無いので立てたい人はどうぞ立てて下さい。 (*'ω')
- 908 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 22:50:54 ID:WsvjWcTrO]
- >>907
いや、立てたらいいじゃん
- 909 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 23:04:12 ID:nbF6VsXY0]
- だね
ぽぽろんが立てればいいね
- 910 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 00:16:13 ID:hJPikwlm0]
- オイ、クソ井戸の話は?ダラダラ書くなら二度と投稿すんなヴォケ
ブタの肛門に顔突っ込んでろや!!!!!!!!!!!!!!!!!
- 911 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 00:29:55 ID:xKx7G66rO]
- ぽぽろはいい加減ウザい
- 912 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 00:43:28 ID:WTUw8Kdw0]
- ままま
- 913 名前:井戸F mailto:sage [2007/09/10(月) 00:57:41 ID:9OSeXSoY0]
- 山が秋の色に染まる頃、男の子の捜索は打ち切られた。
「神隠しに違いない。」村の老人の中にはそう囁く人もいたけど、真面目に取り合う人はいない。 遺体が無いまま、男の子のお葬式が行われたのは、その年の十一月。 少年はお葬式には行かなかった。 「行ってちゃんと手を合わせてあげなさい。」お母さんはそう少年を諭したけど、少年は頑としてそれを拒む。 男の子の叔父さんや、町の方から来てるという男の子のお父さんお母さんの顔を見る勇気がなかったから。 お母さんは少し悲しそうな顔で少年を見つめたけど、それ以上は何も言わない。 一人でお葬式に行くお母さんの後ろ姿を、少年は玄関から見送った。 村の大人達の目に、少年はどう映っていたのだろう。 たった一人の友達を失い、ふさぎ込む可哀想な子。 きっとそう映っていたに違いない。 だからお葬式に少年の姿が見当たらなくても、特に不自然に思う大人はいなかった。 そうしてお葬式が終わって、男の子の話が大人達の口にのぼる事もめっきり少なくなった後も、少年は考え続けた。 なぜ男の子が見つからないのか。 少年には、あれが夢だったんじゃないかという気さえしてくる。 けど夢じゃない。 少年の手には、男の子の背中を押した時の温かい感触が今もはっきりと残っているのだから。 本当にあの井戸は地獄に通じていたのかもしれない。 時々そんなことを考える。 井戸に落ちた男の子は、そのまま地獄に行ってしまい、今も泣き叫んでいるのではないだろうか。 馬鹿げているとは分かっていても、そんな想像を止めることは出来ない。 年が明けて、少年が山に入って遊ぶ事はもうなくなった。
- 914 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 01:15:57 ID:hJPikwlm0]
- なんだそれだけ?
- 915 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/10(月) 01:38:26 ID:sPgtKQjRO]
- おいらからもある人の実話を紹介します。(*'ω')
海での出来事です。 もう10年前に遡りますが、ふとしたきっかけで、俺は「水中写真」に興味を持ち、 『じゃ、ダイビングから始めよう』 と、とある四国のショップで講習を受け、機材も取り揃えました。同じ時期にダイビングを始めたO夫妻と知り合い、その縁で仲間も増え、楽しくダイビングライフを堪能していました。 O夫妻、特に御主人の方と俺は、若い頃に同じ様にヤンチャしていた時期があり、まるで兄弟の様に意気投合してしまいました。 何度も3人で近県の海に潜りに行き、様々な生き物を見る。そんな楽しい日々でした。 そんな楽しい日々が崩壊する時がやって来ました…。 A夫妻という、結構お金持ちの御夫婦と知り合い、瀬戸内海で一緒にボートダイビングをする事になりました。 Aさん(夫人の方)は、俺よりも10歳以上年上でしたが、小さくて上品なご婦人。 御主人は 「ダイビングをしたい」 という夫人の為に船舶免許を取り、ダイビング用のボートまで買ってしまったという愛妻家でした。 新品のボート(小型のクルーザーと言っても良いかもしれません)で、静かな瀬戸の小さな島々を巡り、気に入った場所が有ればそこに潜ってダイビングを楽しむ…。 そんな楽しい週末が半年以上続いていたのですが、俺が仕事の都合上どうしても参加出来ない日が有ったのです。その日は瀬戸内海でも一番大きな島に行き、ダイビングを楽しもうという予定でした。 なんでも、潮の流れが緩やかな場所と速い場所が隣接していて、緩やかな方には大きなヒラメなどがいて、近寄っても逃げないので写真も撮りやすい。流れが速い方では、運が良ければ回遊魚の群に出逢えるという話。 とても行きたかったのですが、どうしても休めません。仕方なく、俺はO夫妻に「次に行く時の為に、しっかりロケーションしておいてよ〜!」 と言付けて仕事に行きました。 そして、その夜の事です。
- 916 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU mailto:海での出来事A [2007/09/10(月) 01:41:13 ID:sPgtKQjRO]
- ダイビングに行けなかったのが非常に残念だった俺は、嫁と呑みながら軽く愚痴っていました。そこに俺の携帯電話が鳴りました。
「ははぁ〜ん、O夫妻が今日の自慢話をしようと掛けてきやがったな?」 嫁と顔を見合わせて、笑いながら電話に出ました。 『もしもし?楽しかったかい?』 軽い嫉妬を込めて電話に出た俺の耳に届いたのはOの悲鳴に近い叫びでした。 『A夫人が溺れて行方不明や!』 突然の事に吃驚しましたが、とりあえずOを落ち着かせて話を聞きました。Oの話によると、A夫人も含め5人で一回潜った後、昼食を摂ったそうです。 午後からは皆 『流れの速い方に行ってみようよ』 と話していたそうですが、いざ潜る直前にA夫人が 『私は少し疲れたから、岩場でのんびり潜るわ。皆で楽しんできて』と言い出しました。 Oは『1人じゃ危ないですよ、俺が一緒に潜ります』 と言ったのですが、A夫人は 『大丈夫よ、何度も来ているし。貴方は初めてなんだから楽しんできて。私に気を遣わずに』 と、どうしても聞かなかったそうです。御主人も同調するのでOは仕方なく、 『単独なんですから、無理しない様に』 と言い残して、4人で潜ったそうです。 4人が潜る時にボートの上からニコニコと手を振っったそうです。御主人も同調するのでOは仕方なく、『単独なんですから、無理しない様に』 と言い残して、4人で潜ったそうです。 4人が潜る時にボートの上からニコニコと手を振って 『行ってらっしゃい、気を付けてね〜』 とA夫妻が見送ってくれた。そして、それがA夫人を最後に見た瞬間でした。
- 917 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU mailto:海での出来事B [2007/09/10(月) 01:43:31 ID:sPgtKQjRO]
- 約50分後、4人が上がって来た時、船上にはA主人1人だったそうです。
Oが 『あれ?奥さんは?』 と、聞くと御主人は 『あの辺りを潜っているよ』 と、指差しました。 しかし、水面には泡が見えません。Oが 『泡が見えませんよ、大丈夫ですかね?』 と言うと御主人は 『空気ケチって呼吸を抑えているんだろう、さっきは泡見えていたよ』 と一言。 『御主人が見ているんだから、大丈夫だよな』 と、Oは機材の片づけをし始めました。 さっきの海の様子をお互いに言いながら雑談混じりに機材を片づけ、ビールを飲み始めたそうです。そしてOが気付きました、「俺達が潜ってから、もう1時間30分は経ってるよな?」 OはA主人に聞きました。 『奥さん、俺達の後どれくらいして潜りに行きました?』 御主人は 『すぐだったよ、5分位じゃないかな?』 Oは 『いくら消費が少なくても、時間が経ち過ぎてますよ。見に行きます』 と、シュノーケリング(エアタンクを背負わずにシュノーケルだけで素潜りする事)の準備をして、もう1人の男性とA夫人が潜っていたであろう場所を探しました。しかし、何処にもいません…。 海中の透明度も10m先を見るのがやっと。二人は岩場沿いを何度も探したそうです。 一度はエアタンクを使って…とも考えましたが、すでに全部使ってしまっています。 夕日が傾くまで必至に探しましたがA夫人を見つける事が出来ず、警察と海上保安庁に連絡をし説明した後、俺に電話をしてきたらしいです。
- 918 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU mailto:海での出来事C [2007/09/10(月) 01:44:44 ID:sPgtKQjRO]
- 次の日、俺は会社の上司に事情を話し、休暇を貰ってA夫人捜索に加わりました。
泣き叫び 『早く娘を探して〜!』 と懇願するA夫人の母親を見て胸が詰まりました。 不可思議な事が起きたのはその日でした。捜索に加わった友人全てが右足に怪我をするのです。 程度は色々なのですが、積み上げたタンクに挟まれて捻挫する奴。デッキで滑って金具で足を切る奴。 飛び込む時にフィン(足ヒレ)の留め具を、船の縁に引っかけてしまい足を折る奴…。 A夫人と仲の良かった友人全てが、なにかしら右足に怪我をしてしまいました。 しかし、気にしてもいられません。俺も船に乗り込む時に足を挟まれて軽い捻挫をしていましたが、 『早く探してあげたい』 という気持ちから、必死で潜りました。他の奴等も同じ気持ちだったでしょう。 何日も探し回りましたが、結局A夫人は見つからないままでした…。 俺は嫁の反対もあり、ダイビングを辞める事にしました。仲の良かった友人を、大好きな海で失ったのですから、気持ちもすっかり萎えてしまいました。今でもあの時の仲間が集まれば 「何故、皆右足を怪我したのか?」 という議論になります。 『A夫人が溺れた時に右足を怪我した』 という奴もいれば、 『危険だから来るなというメッセージだろう』 と言う奴もいますが、未だに謎です。 ここまで読んで、 「怖くないじゃん」 と、思われた方も多いでしょう。ですが、俺が本当に怖いと思ったのは、ここから先の話なのです…。
- 919 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU mailto:海での出来事D [2007/09/10(月) 01:45:49 ID:sPgtKQjRO]
- A夫人が行方不明になってから1ヶ月後、O夫妻は離婚しました。原因はO夫人の浮気でした。
離婚後、O夫人が走ったのはA主人の元でした。なんと、2人はA夫人が行方不明になる以前からデキていたそうです。そしてA主人は事業が立ち行かず、かなりの負債を抱えていたそうです。 そして半年後A主人とO夫人は倒産寸前の会社を捨て、有るだけの金を持ち、とある海外の有名ダイビングリゾートへと逃げました。そして今、そこでダイビングショップを開き、悠々自適に暮らしています。 勿論、A夫人の保険金(当然億単位)も、行方不明から何年か後にA主人に支払われました。 情けない事に、会社の負債は息子と親族に押しつけ、自分は逃亡してしまったのです。 上記の話は俺がA夫妻の息子から直接聞いたので想像でも何でも無い事を述べておきます。 どうでしょう?生きている人間のエゴの方が、幽霊よりも俺は怖ろしいと感じました。 それに、誰も見ていない海の上でA夫妻に何が有っても目撃者すら居なかったのです。 「保険金殺人」…。という言葉も頭に浮かびましたが、証拠も何もありません。 ちなみに関係者は皆生きていますので、場所はハッキリとは書けません。質問も勘弁して下さい。
- 920 名前:井戸G mailto:sage [2007/09/10(月) 02:07:50 ID:/WE1nMJM0]
- 真っ暗な山の中を青年は歩いている。
明かりも持たず、肩に大きな荷物を背負いながら。 もし、村の人がその青年の顔を見たなら、きっとすぐに思い出すことができたに違いない。 かつてこの村に住んでいた、内気で人見知りがちな、友達のいなかったあの少年だ、と。 もう何年も山道なんて歩いていない青年は、全身で息をしながら、それでも背負った荷物は落とさない様にゆっくりと歩き続ける。 馬鹿げていると自分でも分かっている。 けれど、青年はもう藁にもすがる気持ちで一杯だった。 あの日、男の子を井戸に落としてしまった忌まわしいあの日。 あの日から一年程が過ぎた夏の昼下がり。 お父さんが戦死したという知らせが少年の家に届いた。 お母さんは、ただただ泣いていた。 夏が終わる頃、少年はお母さんと二人、村を出ていった。 親戚の世話になりながら、お母さんは必死に働いて少年を育ててくれた。 泣き言も愚痴も一切言わず、少年の成長だけを願って。 そのお母さんが、今は毛布にくるまれて青年に背負われている。 優しかったお母さんを、自分の唯一の味方だったお母さんを、青年は殺してしまった。 苦労して育てた息子が、町でも一番大きな銀行で働いているということがお母さんの自慢であり、誇りであった。 だからこそ、その息子が賭事の味を覚え、ついには銀行のお金にまで手をつけてしまった事を知ってしまった時、お母さんの驚きと悲しみはとても大きかったに違いない。 「お金は私もなんとかするから。お願いだから銀行の人達に正直に謝ろう。」 そう言いながら泣きすがるお母さんを、青年は初めて邪魔な存在だと感じた。 何度突っぱねても引き下がろうとしないお母さんの首を、青年はほとんど無意識のうちに絞め上げていた。
- 921 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 02:18:59 ID:nyVeJ5l+O]
- きっちりテキスト下書き→コピー→ペーストが出来ないと話がむちゃくちゃになるという見本のような流れ
- 922 名前:井戸・完 mailto:sage [2007/09/10(月) 02:49:12 ID:+jdpcIap0]
- その井戸はまだそこにあった。
あの忌まわしい井戸。 もう二度と訪れる事はないだろうと思っていた井戸。 その井戸の前に青年は立ち尽くしている。 全身を濡らす汗は、決して山道を登ってきたせいばかりでもない。 闇に慣れた青年の目に、うっすらと映るその井戸は、本当に地獄への入り口に見える。 「ここに落とせばいいんだ…。そうすればきっと見つかる事はない…。」 追い詰められた青年には、子供の頃の馬鹿げた空想ですら現実的なものとして捉えられている。 地面に寝かせてあったお母さんを、ゆっくりと持ち上げる。 井戸の闇に向かって両手を離す時、さすがに躊躇いが生まれた。 だが次の瞬間には、お母さんは闇に吸い込まれ、井戸の中へと消えて行く。 どさっ、という音が聞こえるまで一秒もかからなかったかもしれない。 青年は慌てて井戸の中を覗き込む。 誰かに発見されることを恐れ、使わずにいた懐中電灯をポケットから取り出し、井戸の中を照らす。 小さな光の円の中に浮かび上がったのは毛布にくるまれたお母さんの姿。 めくれた部分から顔が覗き、まるで訴えかけるかの様にこちらを見ている。 深い、深いと思っていた井戸の深さは五メートルぐらい。 地獄に通じるどころか、すぐそこにお母さんはいる。 あの時、あの男の子を突き落としてしまった時は、本当に深く深く感じたのに。 「大丈夫…。死体は消える…。必ず消える…。」 あの時だって消えたじゃないか。 その期待とは裏腹に、ライトを向けた先にはさっきまでと変わらずお母さんの顔が浮かび上がる。 「お願いだ!消えてくれ!消えてくれ!消えてくれ…」 青年はまるで子供の様にその場にうずくまり、泣きじゃくりながら願う事しか出来ない。 あの夏の日、息子が男の子を井戸に突き落とすのを偶然に目撃してしまったお母さん。 大切な息子を守るため、人知れず男の子の死体を引き上げ、誰にもばれない様に処分してくれたお母さん。 そのお母さんは、もうこの世にいないというのに。
- 923 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 02:53:20 ID:dAWjqqmdO]
- 夏の終わりに、俺がこの夏(一昨日)1番怖い思いをした体験を
それは台風空け、所謂台風一過の暑い日の夜のでき事 そろそろ寝ようかと消灯して寝転がり携帯からオカ板を見ていた時だった オカルトサイトもかなり制覇した、オカ板も似たような話ばかりで滅多に怖いと思う事も無い (今日も怖い話にはありつけなかったか…) 携帯を閉じて眠りに着こうかと考えていたその時だった …左足に感じる妙な違和感、むずがゆいというかチクチクするというか… しかしすぐに冷静になり考えてみる (……??……いや、待てよ、この暑さに窓全開だ、蚊でも入ってきたんだな。) 幸い金縛り等ではないようで体も動くので足を振って避けてみる しかし違和感は取れる様子も無く、蚊等ではないようだ 足が痺れてるのだろうか?等と他の原因を考えた時、俺の頭の中に一つの可能性が浮かび上がった その瞬間冷や汗が溢れ出し、俺は慌てて電気を点灯させた ………予想は的中していた。 俺は声にならない叫びをあげ、全力で足を振り払い部屋から逃げ出した そう、俺の左足に着いていた物、それは6〜7cmはあるゴキブリであった。 〜完〜
- 924 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 03:26:31 ID:mf8rwnPf0]
- とあるサイトからのコピペ(有名かも)
かつて秋葉原で実際に起こった出来事なのです………。 それでは、その恐怖の出来事を皆さんにお話しすることにしましょう………。 時は日曜日、時間は昼間。 例によって秋葉原は、歩行者天国となった道路じゅうに、買い物に訪れた オタクとかオタクとかオタクとかでごった返しているという状況…。 そんな感じで、その日の秋葉原はいつもと何ら変わらない休日を迎えておりました。 ……そしてそんないつもと変わらないその日の秋葉原には、 道を歩いてゆくとある一人の男性の姿があったそうです。 歳はだいたい二十歳前後。高校生か大学生と言った感じの人物です。 まあ秋葉原においては、特に珍しくもない風貌と言えるでしょう。 ………ただ一つ特徴的だったのは、 その男性の後ろに、だいたい中学生ぐらいの一人の少女が、 ちょうど前を歩いているその男性の後ろをついていくという感じで歩いたそうです。 「この二人は兄妹という感じだった」 この事件を目撃した人物は、この二人に対してそのような印象をいだいたそうです。 そして……… そして、この後、ここで恐怖の事件が起こったのです………。 この時、まさかあんな悲惨な事件が起こるなんて、想像できたものはいなかったことでしょう………。 ……そんなわけで、道を歩いてゆく男性と、その後ろを追いかけてゆく少女。 やはり歩くスピードには差があるらしく、二人の差は少しずつ開いておりました。 そして、ある程度差が開いたとき、ついに少女は前を歩く男性に向かって呼びかけました。 「待ってよ〜、お兄ちゃ〜ん」 ……そしてその声に、前を歩くその兄らしき男性が振り返りました。 まあ、別にそれは何も問題ありません。当然の行動と言えるでしょう。 しかし……… しかし、その直後、恐ろしいことが起こりました………。
- 925 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 03:27:02 ID:mf8rwnPf0]
- なんとその呼び声と同時に、
二人とは全く関係のない、近くを歩いていた多数の男たちが、 いっせいに少女の方へ振り返ったのです!! きゃーーーっ!怖いっ!! 怖すぎる〜〜〜!! ………どうでしょうか、皆さん? 皆さんもこの恐怖を解っていただけたでしょうか? ………だってねえ、考えてみてくださいよ。 「よう、鈴木」 後ろからこう呼びかけられても、名前が鈴木以外の人間が振り返ることはありません なぜなら自分のことを呼ばれてるとは思わないからです。 しかしです。 秋葉原に生息する人間は、どういう訳か自分に妹がいないにも関わらず 「お兄ちゃん」と呼ばれると振り返ってしまうのです。 いや、もちろん今回その振り返った中にも本当に妹がいる人間がいたかもしれません。 ですが、今回の事件の恐ろしいところは、 その近くにいた男たちがいっせいに振り返ったということです。 いくらなんでもそんなにお兄ちゃん率が高いなんてことはありえない話でしょう。 ………するってーと、やはりアレですよ。 その場にいた大半の人間の頭に、脳内妹が住み着いてたってことですよ! うわーっ!ホントこの事件は怖すぎだーっ! 完
- 926 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/10(月) 03:47:32 ID:sPgtKQjRO]
- >>922
なんとも痛ましくて悲しい結末が待ってた訳ですね‥。 続きが待ち遠しくなるようなワクワク感を与えるお話を有難うございました、そして本当にお疲れ様でした。 今迄にも話を投下して下さった皆さんもまた、何かのお話をレスされた時には是非喜んで読ませて頂きます。(*^ω^*)
- 927 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/10(月) 03:49:17 ID:sPgtKQjRO]
- >>923-925
早速また新しい話が♪ ありがとうございます。 (*^ω^*)
- 928 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 04:15:18 ID:UPat4YK2O]
- ぽぽろさんご苦労様^^
- 929 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 04:52:46 ID:gd1bVgHmO]
- 井戸の続きまだー?
- 930 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 08:33:42 ID:0jE7/rw/0]
- >>922
なんだ、有名コピペの改変かよ… 続き期待してた自分がばかみたいだ
- 931 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 10:58:26 ID:OzAXkccoO]
- ぽぽろ殺す
- 932 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 12:50:31 ID:4ybqjUnC0]
- 井戸
雰囲気ありすぎ〜読後感重〜
- 933 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 13:23:50 ID:N7I01KB3O]
- 長編には「つづく」や「終わり」と入れた方がいいかと。
- 934 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 14:58:31 ID:xZ0oFTJG0]
- ぽぽろ >>931を通報したほうがいいぞ。
- 935 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 17:52:15 ID:Jt0/nI8i0]
- 井戸の話、たあいもない田舎の怪談系かよ〜と思ってたら、ラストの数行で背筋を凍らせられたw
- 936 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU mailto:sage [2007/09/10(月) 18:58:12 ID:sPgtKQjRO]
- >>934
わかりますた、これ以上みんなに迷惑をかけたくないので・・・・ 誰か通報先を教えて下さい。
- 937 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 20:02:56 ID:L8bWbfNY0]
- もうすぐ殺しにいくぞぽぽろ
- 938 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 20:07:11 ID:oDJjEsCA0]
- 110番か、最寄りの交番へどうぞ
- 939 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 20:40:56 ID:ddsjhG/m0]
- 井戸・・・後味わっるwww
- 940 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 22:37:20 ID:oE5ToTmr0]
- >>922 思ったとおり、母親が片付けてたんだな
しらけちまった もっとがんばりましょう
- 941 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/10(月) 23:13:50 ID:sPgtKQjRO]
- 見つけて来まスた(*'ω')
この話はいかがっスか? ある人が実際に体験した話です。 父は自分が小学校のときに死に、母親と二人暮しでした。 年金などでやっと暮らせるだけの貧しい家庭であったことを除けば、いたって普通の家庭でした。 ある夏の日です。 母が僕の部屋にきてこういいました 「トイレに入っちゃだめ」 と。 僕はわけはわかりませんでしたが一応その場でうなずきました。 その後、おしっこがしたくなりました。 母が言ったことを忘れていたのですぐトイレに行きました。 僕がドアを開ける所を見ていた母はすごい形相で近づいて 「入っちゃだめ!」 と言いました。 こんな母を見たことがなかったのでびっくりしました。すぐに母はドアをぴしゃっとしめました。 詳しくは話しませんでしたが 「絶対開けちゃだめ」 とまた母は言いました。 その後トイレがしたくなって母にどうすればいいのかと聞くと外でしてきなさい、といわれました。 仕方なく外で立小便をしました。 ここまではよかったのですが問題はその後です。
- 942 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/10(月) 23:15:01 ID:sPgtKQjRO]
- 家に戻った後、猛烈な腹痛に見舞われました。
母は尚も外でしなさい、と言いますが、もう時間も夜になっており、さすがの中学生の僕もちょっと外でするのは怖いし、それに外でうんこなんて… と思い、母にどうしてもトイレがしたいと訴えました。 だけど母も意固地でどうしても譲らず、僕の腹痛も耐えがたいところまで来ていました。 母の性格上、絶対譲ることはない、と思いここは母が寝た後こっそりトイレに入ろう、決めました。 しかし言うが易く、実際は猛烈な腹痛で一刻も争う事態です。 その時の腹痛は継続的なものではなかったので一旦止めば、そのあと三十分後までは普通の状態が続いていました。 それを繰り返し、深夜も三時に達したころ。 もう耐えられない所まで来てしまったし、もう母も寝ているだろうと思い忍び足でトイレに近づきました。
- 943 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/10(月) 23:17:38 ID:sPgtKQjRO]
- そしてトイレのドアをあけようとしたその時です。
古い家だったので軋みもあって、夜の静寂にドアの 「ギイ」 という音が響きました。恐らく母にも聞こえたと思います。 しかしもう出そうなところまで来ていたのでそんなことは気にせずドアを閉め便器の蓋をあけ便座にすわり、勢いよく一斉にウンコをしました。 その時です。電気が ふっ と消えました。 そしてドアをノックする音が。 いきなりのことでびっくりしました。 すると聞き覚えのある声で 「そのまま出てきなさい」 と母の声がしました。 翌日分かったことですが家の水道は料金滞納で止められていました。 母が何を守りたかったのか、便器の中に何があったのか、暗闇だけがすべてを知っています。 なんと言う話でしょうw いかがでしたか?ww
- 944 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 23:38:21 ID:saJdfy+/0]
- nanikonokusosure
- 945 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/11(火) 00:11:21 ID:+X+Nzzc90]
- 結婚を前提に付き合ってる彼女を、自宅に招待して食卓を囲っていたときのことだが・・・
ドブゥッ 全員「・・・・・・」 明らかに彼女だ。彼女の尻から聞こえてきた。間違いない、屁だ。 すると母が「やだあ、お父さん!」とすかさずフォロー! ナイスだ母さん!俺はハイタッチしそうになったがこらえた。 しかし父は「いや、俺じゃないぞ!本当だって!」 父よ、何故にそこでマジギレするのか?折角いい方向に向いてたのに! アレか?彼女に「屁なんてしないダンディーな父です」とでも言いたいのか?バカが! そうこうしてるうちに俺が焦り狂ってつい「ごめん、お、俺だ!」なんて言ったら、 彼女が「す・・・すみません。私でした・・・」と正直に告白してしまった。 俺が彼女をなんとか救おうと悩んでいると、 父が「昨日はキムチ食べた?そんな臭いだね」などと笑いながら言い出した。 俺はこの時以上に父がリストラされた理由を実感できた日はない。
- 946 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/11(火) 02:20:01 ID:sPPRe6YE0]
- >>945
姉が高校生ぐらいの時に、 「家族とは、おならのできる間柄の事。」と言っていたのを思い出した。 その時はなんとも思わなかったが、いい所に目を付けたものだ。 父が一番大物に見えてしまった。
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