- 524 名前:ピリア [2019/01/22(火) 13:22:41.73 ID:wjBDTNe4.net]
- >>495
ああ、そりゃそういう文脈だと気になっちゃうか。すみません。 許している状態ていうのは、他の言葉だと、 調和してる状態、平和な気持ち、 空や、愛や、0にアクセスしてる状態、 過去の再生、執着が鳴りやんで、 今ここ、をただ感じてる状態。 そんな感じかと。 許したい、はそこを目指してる時使う言葉かな。 魂の安らぎ、何度でもそれとの繋がりを取り戻していきたい。 相手にも事情があったのだから、 この言葉面白いですね〜。 漫画で、悪役の信念や背景や過去が描かれると、 悪役にも人気がでたり、倒したあと仲間になったりする。 この国の漫画文化で育つと そういうバックボーンが染みついているかと思いますが、 これはとても平和への可能性を秘めている気がします。 七尾あきらのラノベには、 心を読む、という能力がくりかえし描かれるんですが、 それは表面的な思考を読むにとどまらない、 敵の、動機、痛み苦しみ、心のすべて、魂の奥底、 あらゆる記憶、恐れているもの、前世の記憶の断片、 そんなものまで瞬時に読み取ってしまうキャラがたびたび登場する。 そこまで無私になって相手の精神にシンクロ、ダイブする。 最大の共感能力を使った後には、ある危険が伴うことも描写されますが、 でも、そうまですると、どうしても敵をたんに憎む、ということはできなくなる。 世界を滅ぼす魔物を悼み、労わり、自分を差し出し、望みをかなえてやりたいとさえ思う。 ま、そういうわけにいかないから、あらためて対峙はするんですが。 高度な共感、相手をとことん理解することの先にも許しはあると思います。 でもまあ、そこを目指すのは自分にはあまり向いていない。 精神感応力もある程度先天的なセンスだろうし、 無私の境地、精神汚染の危険、そのふたつがネックになる。 まず自分の内面、最奥に向かうほうが、ずっとリスクがないw そこで愛や許しに至り、そこから相手をみれば同じことが起きると思います。
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