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余・ハウルの動く城を解説したい



1 名前:ピリア [2018/12/03(月) 20:23:23.29 ID:9cOKe653.net]
もうハウルの話もやり尽くした感あるけど、
ハウルのテーマ、黒い穴と心を完全性に近づける、
ということは尽きせぬ話題なので、
余談とか、後夜祭とか、三次会くらいのぼちぼち感でいきたいスレ。

701 名前:ピリア [2019/03/03(日) 17:42:22.01 ID:i2av+n/6.net]
あ〜食べ物もったいない系はヘコむな・・・。
自分も最近鍋いっぱいのおでんが酸っぱくなってもうた・・・。

しかし自分が悔やんでいると、
あのおでん達は命を摘まれたうえ、他者の糧になれなかったうえ、
さらに苦の種になってしまうとか、それではあまりにかわいそうというもの。

もうしょうがない、ごめん成仏してくれ、と供養するほかないなと思った。

成仏、仏に成る、つまり悟りを得る、空へ至る還る。みんな同じ意味だ。

子育てについてはなんも言われんけど、
良い子に育ったなら、それでベストだったのでは。

もし優しくて世話やきの母だったら、
逆にわがままになったり弱い子になったりということもありうる。

子と母にも相性があるし、子どもにもそれぞれ向いた育て方があるんだってさ。
すべての子どもに優しくて世話やきの母がベストとは限らない、
ある程度ほっとかれるほうが伸びる子もいると。

自分を責めるより、良い子に育ったんだからそれで最善だったと感謝する。

今得ているもののほうにフォーカスするってそんな感じかな。

702 名前:ピリア [2019/03/03(日) 17:43:07.61 ID:i2av+n/6.net]
母、といえば
約束のネバーランド、アニメもクオリティたかいね〜。
原作もある程度読んでるけど、つい見ちゃうww

ママイザベラ、裏も表もあってすごく良いキャラだよな。
支配する母性っていうとサリマン的なのかとも思うけど、

主人公の三人は12歳にして、精神的にすでに自立してる。
自分の幸せは

703 名前:自分で決めると言いきるからな。

ということは、それは子の素質もあるけど、
母の育て方も良かったってことなんだよなあ。

条件愛をつかって母に依存させる、ということはしないで、
高い能力や応用力、自分で考える力を開発する教育をしてる。

それはやっぱり愛だよな〜。

マニュアルだけではできないだろう。シスタークローネにはできなさそうだし。

荒川弘の農業高校漫画、銀の匙で、
農家のおっさんは家畜を丹精こめて世話して、そして出荷し食べる。
そこに葛藤はなく「美味しく育てよ!」という愛情があるというくだりがあったがww

しかしイザベラの出身を考えるとやはりもう少し複雑だ。

約束のネバーランドでは、制御する、という言葉を使う。支配する、ではないんだな。

子と母はプレイヤーとして対等であり、どちらが状況を、ゲームを制御するか、という語だ。
[]
[ここ壊れてます]

704 名前:ピリア [2019/03/04(月) 20:01:12.58 ID:BsGCbpFg.net]
あ。しまった。
鬼滅の刃のアニメめっちゃ楽しみにしてるのにスレが終わったら、感想を書きたくるところがないじゃないか。
YouTubeにラジオがあがってて気がついたわ。
転スラもまだ色々感想あるし。
次スレもひっそり立てよう。

705 名前:もしもしp [2019/03/05(火) 15:31:14.79 ID:m80VuKdc.net]
>>667
ある程度ほっとかれるほうが伸びる子、
優しくて世話焼きの母じゃないほうが向く子、

あ、それ千尋だな。

千尋の母はなー。なんか子どもを突き放してる母だよなー。
父とはイチャイチャするのにさ。

でもそれは千尋の素質が母と合わないんだよ。
直感が働く千尋には嘘やごまかしが通じない。
常識だから、で黙る子じゃないんだ。

理屈っぽくて俗っぽい母と合うわけないんだ。

直感と理知は属性が反対だし。
そのレベルも千尋のほうが上だ。
家族間の順位にも反する能力値だ。

あの母を、冷たいとただ責めるのも気の毒というものだ。
育てにくい子をそれなりにちゃんと面倒見て育てて偉い、という見方もある。

千尋があんなに良い子なんだから、あの母はあれでベストなんだ。
もし千尋が母を頼るような関係であれば、
油屋で、あれほど千尋は自分で考えて自分で動く、という自主性を発揮できなかったかもしれない。
お母さん助けてどうしたらいいの?なんて思う子じゃあのピンチは乗りきれないわけだ。

706 名前:もしもしp [2019/03/05(火) 17:02:59.19 ID:Hav3w38r.net]
子どものほうが進んだ魂をもち、
精神的な認識に優れ、潜在能力の値が高いせいで、
いわゆる親の権威、古い常識みたいなものが通じず育てにくさを感じる、
というのは今後も増えそうだなあ。

アルさんとこも、
アルさんが戦士インディゴで、子どもがクリスタル、孫がレインボーの予定なんだっけ。

そりゃなれるもんなら誰でも
正しく強く優しいリサみたいな母になりたいだろうが。
千尋の母でも間違ってはいない。
そもそも、それも子どもが選んだ母なんだからな。

子が親を選んでる、ていう
それ言っちゃうと、色々ややこしい問題提起になるけど、でもそうだと思うよ。ほんとはね。

707 名前:もしもしp [2019/03/05(火) 19:46:51.43 ID:7j6nR7uC.net]
アルさんのまとめにあるけど、
クリスタルとかレインボーとか、
進んだ魂をもつ子どもは育てにくいところがあるんだと。
繊細で敏感なんだな。

見えないものが見えてるから、
大人には想像もつかない理由で泣いたり、
低い波動に対して弱かったりする。
化学物質や電磁波や怒りやストレスとかの雰囲気とかな。
これ言い始めたらキリないほどある。
生活に毒が蔓延してる。

育っても競争やモノカネの価値観に馴染めなかったりなー

708 名前:もしもしp [2019/03/08(金) 02:33:38.03 ID:anbNCFzC.net]
理想の母性。聖母、マドンナ。
そして現実の母とのギャップ。
それもまた古い思い込みかと思ってクリーニング。

なかなか興味深かった。
久しぶりに体に反応が出るレベルのやつw

709 名前:名前考え中 [2019/03/08(金) 13:50:49.31 ID:jVokPVi5.net]
小山ゆうさんの「愛がゆく」は読んだことありますか?



710 名前:ピリア [2019/03/09(土) 13:40:13.23 ID:tNcbwHae.net]
>>674
あずみの作者の漫画かあ。
読んだことないですが、
ググったところ、仰りたいことは見当つきましたww

未来からきた赤ん坊で超能力者とな〜

それっぽいですね。
この漫画描かれたころはバイオレットだのインディゴだの
クリスタルだのレインボーだの進んだ魂だの、
そういうスピリチュアルとかニューエイジなジャンルはまだなかったんじゃないかと思うけど。

711 名前:ピリア [2019/03/09(土) 13:49:33.58 ID:tNcbwHae.net]
最近こういう記事見るのが楽しくてしゃーない。
次元上昇する人も増えてますってかww自分もそんなダイレクトな体験してみてえ〜


過去現在未来宇宙の仕組みらしきものをちょっと見てきてしまった話
alfalfalfa.com/articles/248944.html


あとこのスレにリンクがあった動画が超素晴らしい!
こういう動画が見たかった!
これは呑みこめるまで周回しないといけないやつだな〜。

Dimensions
https://youtu.be/cTrUcRIRaBo

10本くらいシリーズ動画がある。
これはDVDとかあったら買いたいクオリティ。

712 名前:ピリア [2019/03/09(土) 22:15:41.33 ID:hqLY9vvv.net]
約束のネバーランドで幼児性健忘のない少年っていうのが出てくるけど。
つまり生まれてから見たものをずっと覚えているってことらしい。

言語化できない、把握できない映像や感覚、記憶をそのまま保持する、
というのはどんな感じか想像しにくいが、ありえなくはなさそうで面白い設定だ。

普通は、胎児から0〜7歳くらいとか?
生まれてからものごころつくまでの記憶なんてのは
印象的な場面がいくつかのほかは忘れてしまうんじゃないかな。

幼児に前世記憶を聞くなんてのも興味深いらしいけど。

しかしまー、幼児のときの母との記憶というもののほとんどは
言語化できず認識できず、無意識の底に沈んでる。

それは思い出すこともないが、消えたわけでもない。

実は、それは思考に行動に影響するパターンとなって今も再生を続けているんだな。

713 名前:名前考え中 [2019/03/09(土) 22:27:44.28 ID:H/V0gwuk.net]
>>675 ああそうか。クリスタルとかレインボーとかは連想してませんでしたw
私はこれ全部通してちゃんと読んだわけではなくて、当時部分的に呼んだ記憶が。
ただ額にその人の能力数字が刻印されるのがものすごく印象に残ってました。
何が基準かはわかりませんがw いろんな人の数字が妙に生々しくて。
ふと昨日思い出して、あらすじを探してみて、ああそういえばこんな話だった〜と。
終わり方も、え???と当時はなったし、当時は母視点は持っていなかったし、
今読んだらまた違った見方になるんだろうと思い、
ピリアさんが読んだことあるなら感想を聞いてみたいな〜と書き込んでみました。

>>676で紹介されている動画、面白いですね。今度ちゃんと時間を取って見てみよう。

714 名前:ピリア [2019/03/09(土) 22:49:57.07 ID:hqLY9vvv.net]
どろろの過去回で、幼いわが子に食べ物をあたえようと、
施しの熱い粥を掌に受ける母、というのがある。

これは原作でもすごく心に残る場面だった。

母は、自分の食べるぶんも子に与え、飢えと病で行き倒れる。
母に守られていたどろろは生き残る。

こどもを生かすために、身を挺する母という構図は
古今東西、普遍的な感動があるテーマだ。
動物にすらそういう行動が見られることがあって、それは美談として紹介される。

自分達は、なぜか理想の母性というものを知っている気がする。
聖母か女神かってくらいの完全な母性存在というものを、心がどこかで知っている。

だから聖母子の姿、物語は時代も場所も文化も問わず理解され支持される。

キリスト教が布教時代に、土着の地母神信仰をマリア信仰にすり替えて
定着していったのも上手い戦略だ。

現実の母というのは、一人の人間だ。ひとつのパーソナリティだ。
大人になって省みれば、良い母であったとしても聖母でも女神でも有り得ないとわかる。

しかし、どんなに成熟した大人であっても、
幼少期は言語もなく生活力もなく、ただ母的存在の庇護によって生きていた期間がある。

その時にあったことは幼い認識では把握できないまま、
言語化も、分類も類推も比較検討もされないまま、
そのまんま心の底に横たわってたりするんだな。
幼児性健忘というベールをめくればまだそれはそこにある。みたいだ。

715 名前:ピリア [2019/03/09(土) 23:42:59.72 ID:hqLY9vvv.net]
うちのカーチャンは客観的にはけっこう良い母だったと思う。暴言や暴力は記憶にない。
やや事務処理能力が低く、食事が不規則で汚部屋がちだったが、まあ許容範囲内。
専業主婦だったし、学校から帰ればだいたい家にいてくれてた。
ジェンダーとか、子供の子供らしさにこだわりをみせたりとか、
いくつかの矛盾する思考パターンも子育てのなかにあったと思うが、
まあそれも、どこの家もそんくらいはありそうなレベルだ。

しかしそりゃ、脳が発達し、言語を獲得し、多様な家庭観を知り、
それらと比較検討した後だからそう言えるんであってなー。

赤ん坊、幼児の一人称の視点で見れば、なかなかに不可解で理不尽だったことは想像に難くない。

まず、胎内は楽園で安楽。そこからの出産でバーストラウマだ。
初めての不快な感覚、空腹、排泄、眠気、寒さ熱さ、とかもろもろ。
そのへんの欲求を汲んで満たしてくれる母っていうのは、
幼い認識にとって神にも等しい絶大な存在だ。

母もまた、乳幼児にたいして愛という強いインスピレーションを感じる。

しかし母も人間なので、そのインスピは常にきてるわけじゃない。
イライラしたり疲れたり眠かったり、そりゃいろいろあるよ。

でもそれは乳幼児にはわかんないんだなー。
母と乳幼児が同時に愛というインスピを受け取って交流し幸福だったとき。
常にその庇護と慈愛の感覚を感じていたいし、それを期待する。

この幼い認識にとっての、母性体験、これが人類普遍の聖母への希求だなあ。

うーん。つまり、カーチャンが聖母だった瞬間があるわけだ。
インスピ100%の天使状態だった瞬間がある。

条件を整えインスピMAXのとき、人は現人神、顕現した神な状態と言えることはあると思う。

黒い穴に至り魔法以上の奇跡をおこしたソフィとか。
ステージの上のSKY-HIとか。
なんかの儀式のときの天皇陛下とか。
子に愛を感じてる時の母とかね。

そういう時、人の形はそのままに、
でもエゴやパーソナリティをはるかに越えたなにかが顕われてるっていうかー。

716 名前:ピリア [2019/03/10(日) 00:00:53.44 ID:gNmZpBBI.net]
子どもが育って人格がはっきりしてくると、
母と子の人格と人格の合う合わないとかの関係性になってくるからな。

だからえーと?

カーチャンに顕現した聖母を見てるんだよ幼児ってのは。
でも幼児性健忘で忘れてる。

忘れてるのに、どろろの母のような物語とか、約束のネバーランドのイザベラの独白とかをみると、
どうしようもなく、それにかつて見たもの、無意識に知っていて希求するものを感じて、
心が動く、心に残る。

っていう。

で、心動く物語を見たら、ヒントなんだな。自分の内面に呼応するものがあるんだ。
言葉にならないまま底のほうに放置されてたそれをかたっぱしから洗い直して、
スッキリしていけばいいんだよ。

カーチャンに、いつか見た理想の母性であってほしかった、
そのために自傷的な選択肢を選ぶことがあった。
自分が傷つけば、母は悔いてまた理想の母性へと変容してくれるはずだ。みたいな。

恥ずかしながら、まだそういうやつがあったからキレイにしといた。っていう、そういう話。

717 名前:ピリア [2019/03/10(日) 00:05:39.01 ID:gNmZpBBI.net]
まだ言語化たりてないなこれww
もう少し掘り下げて面白そう。

718 名前:ピリア [2019/03/10(日) 02:49:12.36 ID:PM2xPkTr.net]
割と詳しいあらすじがあった。

https://wikiwiki.jp/comic-story/愛がゆく

このオカルトとSFの混在具合好きだなw時代を感じる〜。
今どきは細分化が進んだものが多いからな。

しかし刺客をころせるバトルなメンタルは
まだナントカチルドレン的ってとこまではいってないかな。

進んだ文明を持ちながら滅びに瀕するコミュニティが、
下位世界へ力尽くで侵攻してくるってのは、
なんともいえないリアリティを感じるw
それをもう少しこっそりやってるのがイル〇〇ティだよね〜とか言いたくなるw

いやほんと、支配とか侵攻とかしてくるってことはさ、
幸せで満ち足りたコミュニティじゃないってことなんだよな。
飢えてるから、奪いにくるんだよなあ。下位存在の無知につけ込んで。
なんていうか、努力の方向音痴かよ。
まず自力救済だろ常考。

額に点数で選別かー。
小学生のテストを採点してドヤってないで、
自分のレポートを進めようね大学生なんだから。
とかそんな言葉で野次りたいww
そりゃ大学生が小学校に来れば、
知力体力あらゆる能力で無双できるだろうけどさあ。
そーゆーの年長者として恥ずかしい態度だってのは次元の上下あっても共通だと思うわ。

母との対立、そしてそれを超え新しい世界へ。

いいね。そこはハウル的でもある。

たとえ帰る未来が不毛の荒野でも問題ないと思う。
来たところへ帰り、再生を始める。

ナウシカでも腐海の底を抜いたところに
新しい世界の萌芽があった。

荒野、荒廃、腐海、絶望、その底、極まったところ。
それは陰極まれば、陽に転ずるという象徴的な構図を連想できると思う。

救世主は、その時代最も乱れた所に生まれる。

漫画シャーマンキングでなんか妙に印象に残ってるセリフだ。
シャーマンファイトはその時代最も乱れた場所で行われる。

んで、そういう大風呂敷広げた作品のラストっていうのは、
漫画ナウシカとかシャーマンキングとかマギとかもそうだけど、作者がインスピをやや処理できないオーバーフロー状態っていうか。
漫画表現、読者の理解に寄り添ったところにまで落とし込めないで、
インスピのまま、わかんないことをわかんないままとにかく描いちゃう、みたいな
そういう感じがする時ある。

その手のヤツは、もう象徴として精神的な認識ってことで解釈するほうが面白いと思う。

まあ、愛がゆくはあらすじしか見てないからなんともだけど。

719 名前:名前考え中 [2019/03/10(日) 10:44:39.23 ID:jgjhaNM7.net]
>>683ありがとうございます。じわじわと80年代当時の感覚が蘇ってきました。
偏差値だ〜受験だ〜と数字に追われていた頃の。
終わり方も、当時は肩すかしを食らったような、大団円を迎える正解というもののない世界を理解できなかった。
これは今読んだら全然違う感想、見方になりますわ(>_<)

>>679どこまでも清らかな聖母的な話よりも、
私は清濁併せ持った状態から学び清へと転じた
鬼子母神の話に子供の頃心が動きました。
感動したのではなくて、力強さを感じて頼れると思って( ・∇・)
たぶん女性である自分は、将来自分も母親になるに違いないという未来を母親に重ねる意識があったから、
現実的に清らかなだけの母親なんて想像してなかったのだろうと思う。
幼い頃からおままごとでお母さんになって遊ぶ感覚。
頼もしい力強さというと父親の気もするけれど、
父親は外に行く人、母親は子供のそばにいる、子供にとって最後の砦の人のような。
ふと思い浮かんだピリアさんと私の理想の母親像の違いのイメージ。
子供を胸に抱っこしている母親と、おんぶしている母親。
子供を包み込んで外界から守る人と、子供を背にして外界と対する人。
抱っこされて母親の視界に入り母親の顔を見る子供と、おんぶされて母親の背中から母親と同じ視界を見る子供。



720 名前:ピリア [2019/03/10(日) 11:50:12.23 ID:ZxFMShbc.net]
ああなるほど。
鬼子母神をパワフルでバイタリティある母と読むのはいいですね。

どろろの母のような、子どもの身代わりになってしぬような儚さ弱さって美談と思わせつつ、
ちょっとイラッとするモヤッとするといえばするな。
その辺の匙加減で心に焼きつくのか。
手塚治虫の物語はいつも単純じゃないな…。

残された子どもが強制的に自立し、
母の想いを継ぐという形になるからな。
話の流れとして必然的に。

母は母で、自分の想いは自分で叶えるほうが一個として自立してる。
子に託せば、それは子の重荷ともなる。
ある意味で子どもを自分と同一視し依存している。
そういう弱さがある。とも言える。

鬼子母神みたいな母ってあんまり物語に登場しないな。
よく思い出してみよう。

721 名前:メディアみっくす☆名無しさん mailto:sage [2019/03/10(日) 19:58:58.97 ID:???.net]
>>1
ナウシカの人の作品

722 名前:ピリア [2019/03/11(月) 14:27:53.73 ID:SzuO9mCi.net]
>>686
ありがとうございます。

宮崎駿作品で逞しい母っていうとラピュタのドーラか、ポニョのリサかなあ。
しかしこの2人もそれぞれ聖母像としては歪がある。

ナウシカは女性性の英雄で、聖母の顔も持つけども
やはり母として見るのなら子に相当する存在がいないとなあ。

ドーラは成人した息子をみんな配下において賊をやってる。
魅力的でかっこいいけども、子を巣立たせず手元にすべておいとく、ていうのは
長期的な種の繁栄、ていう視点で考えると健全ではない。

リサはなんていうか、あれは半分父親だ。家庭に父が不在だからな。
異常、非常事態の夜、子どもを家において職場を見に行くなんてのは、
母の行動原理じゃない。仕事に責任と使命をもってるおっさんのすることだ。

逞しい母。

サマーウォーズの栄ばあちゃんか、ARMSの美沙母さんとか、
精霊の守り人のバルサ、あたりで考えると面白いかなあ、と思ってる。

723 名前:ピリア [2019/03/11(月) 14:47:12.59 ID:SzuO9mCi.net]
>>684
どこまでも清らかな聖母的な話よりも、
私は清濁併せ持った状態から学び清へと転じた

あー。そっか。この言葉は意外と深読みがいけますね。

清濁併せ呑む、という言葉は面白い。

きよらかでかるい波動、こごっておもい粒子、あわせて呑めばなにが起こるか。

陽と陰、冲して和すれば、それは0、空、無限だ。

おんぶって、子どもってどのくらいから背負えるんでしょうかね。
首がすわらないと危ないでしょうし、
自分で母の首に掴まれるとなると一歳以上ではないでしょうか。
寝返りやはいはいすらできない時は抱くしかない。

乳幼児がはいはいすらできす抱くしかない時、
母の愛は清らかというか、最も原始的ななにかだ、原初混沌の愛そのものなんだな。

そして子が背負えるまでに育つ頃、
母の愛は1なるものから2なるもの、陰陽、清濁の属性をもつものへと分化する。

そして清濁併せ持つなら、清へ転じるという語よりも、
なにか・・・なんだろ、空や愛へ転じる。
そのとき、沖して和するとき、シフトアップが起きているはずだ。
無と同期し、次元が上昇している。

んー、だから、

聖母の愛はどこまでも0なるものに近い、原初の、最初のインスピレーションそのものであり。

そこから派生した清濁を併せ、その位相を上昇させるのが鬼子母神の愛。っていうかね。

724 名前:名前考え中 [2019/03/11(月) 18:03:24.19 ID:EpI3AHSe.net]
おんぶは首が座ったらできますね。個人差がありますが3ヶ月前後くらいかな。
話に関係ありませんが3.11なのでここを読んだ方は頭の隅に置いておいてもらえると良いこととして、
緊急時の避難には一人で歩ける子もおんぶがいいです。
避難所までの道がどうなっているか分からないし、はぐれることもなく、両手も空きます。
なので幼児くらいまでは使わなくたったおんぶ紐も非常袋と一緒に置いておくといいですよ。

そして私も母親ですが、聖母は最初から無理でしたw
つわりの段階からもうダメでしたね〜。辛くて辛くて出来ることならリタイアしたかった。
出産よりも辛かった。
ほよほよの赤ちゃんも可愛いといえば可愛いけれど、それどころじゃなかった。
二人目の子が4ヶ月の時に緊急入院1ヶ月間しましたが、心底ホッとしましたよ。
体の状態は酷いものでしたが、赤ちゃんと離れられて正直嬉しかった。
こんな私なので、ピリアさんのいう聖母のような気持ちはほんのかけらがあるかどうかで
もうドロドロの中を必死に過ごしていた赤ちゃん期でした。
赤ちゃんは日々成長するのでずっと続くわけではないことを理屈としてはわかっていましたが、
永遠に続く真っ暗なトンネルを進んでいるような気持ち。
子どもたちはすくすくと育ち、世間的には私はそこそこ良い母親に分類されているようですが、
内情はこんなもんです。
清濁を併せ呑んでその先へ、なら私も努力のしようがありますが、
最初から最後まで聖母をできる人は本当に一握りでしょうね。
と、いろんなお母さんの中の一例を挙げてみましたw

725 名前:メディアみっくす☆名無しさん [2019/03/11(月) 18:15:10.00 ID:+RVpIDG1.net]
https://m-fetishism.com/dmmr18system/

726 名前:ピリア [2019/03/11(月) 20:00:26.36 ID:npiJCS3+.net]
食べて寝て諸々のケアが常に必要な肉体を持ちながら、
最初から最後まで聖母ができる人間なんかいないんじゃないか?

聖母というのは象徴だ。
現実にいるわけではない。
が、心のどこかでなぜかそれを知っている。みんながだ。

それはなんでかな、ということを考えているだけ。

いつかその片鱗を見た。
そしてその一瞬の片鱗を通して普遍的な真実を感じる。
それは感覚に過ぎず証明は難しいが、確信だ。
なんとか近づこうとして、
人はそれに名前をつける。
神格

727 名前:化したり擬人化したり、物語にしたり、
認識できるものに落とし込む。
それが積み上げていくというアプローチだ。

生身の人間に聖母を要求したら、
そりゃ実現不可能のハラスメントで重症のマザコンってことになりそう。

子が親に聖母を要求するのも無理だし、
母が自分に聖母を要求するのも無理だ。

人に神であれと言っているに等しい。

人が神であることが叶うのは、
いろんな条件をクリアした一瞬だけだ。

ステージの上や、舞台や儀式のなかで、あるいは非常事態において。
役に入るとき、個を超えるものと接続するとき。
その瞬間だけ、インスピは訪れる。
そしてそれを手放して、日常に戻ることも大切だ。
奇跡を味わい続けようと再生をはじめると、
ひじょ〜に深刻な堕落がおきる。
[]
[ここ壊れてます]

728 名前:ピリア [2019/03/11(月) 20:37:41.90 ID:vLIxE/Jp.net]
しかし、世のお母さんがたの、
良い母でなかった、という悔いは相当に根深いものがありそうだなあ…。

ちょっと落ち着いて、
ひっくるめながら、視点をフォーカスしながら、
インスピしてみてほしいんだけど。

あれをしてあげればよかったとか、
逆にあんなことはするべきじゃなかったとか、

何かと比較して、そう思ってるってことはないかな?

なにか理想の母親像、完璧な母性存在、
そういうものを心のどこかで想定して、
それと自分を比較して悔いているようなら、
それは巨大なガラクタの根だ。

それをクリーニングする。

すると執着、繰り返し再生し苛む過去の、
最初の姿を思い出すことができる。

それは、自分が幼いときに垣間見た母性、一瞬だけ顕れた完全な愛、
それを通して、そのインスピのやって来るところの気配を直感したはずだ。
母も自分も、なにもかもすべてはそこからやってきた、と。
もちろんそれを認識する言語能力はないし、
幼児性健忘によって忘れているだろうが。

しかし愛も、手放さないとガラクタになる。
母性の愛という、原始的で根底にある愛にガラクタがくっついてるとしたら、
大問題だ。人類、種にとっての莫大な損失だぞ…。

まずは自分という小さな環から、
そこを入念にクリーニングしようと思う。

729 名前:名前考え中 [2019/03/11(月) 21:19:15.99 ID:EpI3AHSe.net]
これは大変失礼しました。私の大きな勘違い。
ピリアさんがそういう聖母的な母親像を求めているのだと思ってしまいました。

聖母。母なる海とか母なる大地とか母なる地球とか
そんな風に表現される「母」を思い浮かべました。

それから、私は「良い母」ではなかったことを悔いてませんよ。
むしろそれを子供達の良い教材としてきましたw
子供達には幼い頃から私が不完全であることを示してきましたし、
子供達もそれをよくわかっていますしw
大人といえども不完全であることを理解する手がかりになっていると思います。
子供にとっては「親」は大人の中でも特別な存在で、
幼い頃には世界の基準はどうしても親になります。
大人にも出来ること出来ないことがある、
間違いに気が付いたら素直に認めて改めること、
親の言うことが全て正しいわけではないこと、
だから自分でちゃんと考えることができるようになってね、と
見栄は張らずにそのまま伝えてきましたね。



730 名前:ピリア [2019/03/11(月) 23:20:24.77 ID:D0nzcxHD.net]
ままままま

マザコンちゃうわww

しかし駿作品は女性性の賛美が基幹にあるのに、
象徴として理想的な母となるといないもんだな〜。

ドーラは赤毛の魔女だ。
巣立つべき子どもたちを成人しても手元に置いている。
これは一種の魔なる力の描写だ。

湯バーバは白髪だ。
坊を育てそこねているし、ハクの支配も不完全だ。
サリマンも白髪だ。
型にはまった金髪少年ならはべらせておけるが、
自由意志を発揮しはじめたハウルを手元におくのには失敗する。

ドーラの息子達はなかなかバリエーションに富んだ見た目だ。
父親はそれぞれ違うんだろうし、
若い頃のドーラはさぞモテたんだろう。
そして息子達はどうもみんな未婚って感じだ。
ローティーンのシータに鼻の下伸ばしてる構図は、
冷静に考えるとヤバイ。通報案件だ。

ドーラは息子の支配に成功する母だ。

必然的に息子達は自立できず、ゆえに結婚もできない。
おっさんになってもママ呼びのボクちゃん達だ。

紅の豚のマンマユート団もフィオに鼻の下伸ばしてたけど、
まあ、マンマユートという名付けからもお察しだ。一緒だな。
家庭を守る父ではないんだろうな。
ピッコロ社の男衆は総出で戦争に行ったという状況で、
兵隊にも行かないし、気ままなアウトローってことは、
なんていうか責任を引き受けない悪ガキのままのメンタルなんだ。

で、まあ息子を支配する魔女の戦略は、
短期的に空賊の一族として成功しても、
長期的には子孫や種の繁栄に繋がらないのが見えている。

細田守のサマーウォーズの栄ばあちゃんのように、
成人した子供達がそれぞれ家を出て伴侶をもって職を得て生存圏を拡大し、
そして有事の際にはばーちゃんの号令で団結する。
そういう戦略のほうが種としては健全だ。

ま、どちらもある成功例に過ぎないけども。
栄ばあちゃんほどのカリスマもなかなかいないわなー。
駿作品ならあれはあれで赤毛か?
それともあれは女性性以上、支配以上のなにかかもな。

ネットワークの力というのは、
核、コアがなくても成立するのが最大の強みだ。
ユニットの個性はたいした問題ではなく、
インパルス、情報の行き来とユニットの総数で処理能力が決まる。

それはアナログな駿には描けない力だろうな。

細田守もあれ以降描けてないけど。

731 名前:ピリア [2019/03/12(火) 04:11:46.32 ID:EdAiElns.net]
聖母、完全な母性への希求はかなり普遍的なテーマだ。

で、自分であれ他人であれ、
生身の人間にそのようにあれと求めるのは無理だ。

しかし無理だからといって、
それを求める想いは消えない。
欲しいと思う心は荒れ地の魔女だ。
理性では納得しない。

ではどうするか?

いつも同じだ。

内面へ向かい、見いだす。

陰陽沖して和し、
身もなく心もなく名もなくわざもない、

そういうモードをどうにかしてつくる。

そこで、すでにあったことに気がつく。

聖母への希求も、
結局は無数にある通路のひとつ、
無数にある顕現のひとつ、
そういう感じになるまでやればいい。

まず、至り、得る。
そしたら、日常でもふとそこに訪れている聖母の愛的な瞬間に気がつく。

テレビの中かも知れないし、
通りすがりの動物や、
通りすがりの母子かも知れない。

で、やっぱりいいもんだなー、
とか思いながら生きていけばいい。

732 名前:ピリア [2019/03/12(火) 04:21:24.15 ID:EdAiElns.net]
しかし種という総体という視点の方から見ると、

あらゆる生存戦略を模索することにこそ、
熱的死に抗うという至上の価値がある。

ドーラのやり方も、自立しない大人達も、
システムのあそび、働かないアリとして一定の割合で必要だ。
多様な生き方があることが、社会の柔軟な強さになる。

人の発達のあるロールモデルを考えてるだけだ。
そこからはみ出した生き方というなら、
自分もそうだし。
未婚だしもう社畜はしないし。

733 名前:メディアみっくす☆名無しさん [2019/03/12(火) 17:35:09.57 ID:btG6S0sa.net]
【2019】クソゲーオブザイヤー part5【据置】
https://rosie.5ch.net/test/read.cgi/famicom/1552252322/

ここは家ゲー民に嫌われてるゲハカスが立てた糞スレなんや

ここに「スマブラ」と書いてけ
IPやワッチョイなしだから頼むで

734 名前:特異点になりたい人 [2019/03/13(水) 23:20:25.49 ID:JJEylCLc.net]
久々に来れました
まだ続いてるのが嬉しいです〜

735 名前:ピリア [2019/03/14(木) 03:57:29.73 ID:K1swdo84.net]
特異点さんこんばんわ〜

進撃最新話やばいんですけど。
ネタバレいいですかね・・・。

兵長がー!

しかし、物語の進行状況から行って、
そろそろ退場の頃合いかもなあ・・・。

リヴァイのテーマは主に仲間を失う悲しみとか、
戦闘での圧倒的なセンスだと思うけど。

どっちもなあ。

死を思うというテーマはガビに移行しつつあるし、
もはや状況は個人の戦闘力で左右される段階を過ぎた。
戦略、戦術を駆使するジークとイェレナのほうが盤面への影響力をもつ。

兵長に物語上の次の役目が与えられない限りは・・・。リタイアかなあ・・・。

あとエレンとジークの言い出したことがww
俺達みんな生まれなきゃ良かったんだ、ときたwww

これはかなりどん底の発想だが、すごくわかる・・・。
これは鬱々した若者の心を代弁するようなテーマだ。
この想いに共感し、呼び水とし、
物語とともに、自分の心にもあるものに気がついていけるといいと思う。

生まれるから、苦しいんだよな。
生まれなきゃ苦しむこともなかった。
それでも生きたい、死にたくない、そう思ってしまうことすら苦しみ。

地獄と言うなら、この世は地獄そのものよ。byジコ坊

ゆえに生まれることを阻止することが救済になる、という帰結になる。

この苦しい苦しい思考のループには、
ある根があることも進撃からは読み取れる。

736 名前:ピリア [2019/03/14(木) 03:57:59.38 ID:K1swdo84.net]
ジークもエレンも、残酷な世界を許せない、という行動原理だが
が、実は、本当に許せないのは父親、グリシャだ。

俺達みんな生まれなきゃ良かった、それは派生した枝葉、表面だ。

根は、裏は、底にある想いは、「クソ親父!」だ。

ジークもエレンも気の毒なのは、ぶん殴るべき父親がもういないことだ。
父親に対峙し、対立し、そこから内面を成長させて越えていくという、
息子が精神的な自立を獲得していくための過程をこなせない。

だから、彼らは父親と象徴的近縁である人間社会というものと対立する。

「無知ほど自由から遠いもんはない」というのはエレンの至言だが・・・、

エレンは全っっ然、自由じゃない。がんじがらめだ。

自由、おのがよしとするところ。自分で決めた自分だけの理由。

エレンの理由、動機は、わりとずっと抑圧への反発、という一言に尽きる。反骨精神だ。

エレンが知らなくてはならないのは、外界の情報とか他者の過去とかではない。

エレンだけの由だ。巨人や人種差別や父という抑圧のなくなった自分は何を望む人間なのかってことだ。

どんなところへ行って、何をしたいとか、何を知りたいとか、何を得たいかとかさ。

アルミンやハンジはそれを知ってるキャラだ。


己の心の望むところを知る。それが自由だ。

737 名前:特異点になりたい人 [2019/03/14(木) 08:52:06.85 ID:qfTzAzVr.net]
おぉ、なんだか今の自分にピッタリなテーマ…!
生きてると楽しい事ばかりではないですからね…

抑圧する巨人や父親はもういない。だから人間社会と戦おう、ではなくて、環境的に自由になった今、自分は何をしたいのか。または、何を許したらいいのか。これですね…また内省が必要だな自分。。

リヴァイはなんだかんだで生きてそうでは??指が無くなってたので戦力としては退場かもしれませんが。頭も切れるので今後は戦術を駆使する側に行けそう、行って欲しいです。

また、始祖の力こそが決定権を持つなら、エレンは最後の最後で何かひっくり返して来そうです。エレン側の回想が無かったので、安楽シ計画に本当に賛同してるのかまだわからないかと思っています。
表向きは協力しながら、本当の目的のために裏で動いてて、今後何か行動を起こすのでは…と考えています

アルミンやミカサを傷付け遠ざけてまで、達成したい何かがあるのでしょう。敵を騙すにはまず味方から、的な。

そうだとしたら凄いぞエレン、凄いぞ諌山先生〜〜〜

次号がもう待ちきれない展開ですね。来月はアニメ3期後半も始まるので楽しみです

738 名前:ピリア [2019/03/14(木) 13:43:43.34 ID:QKjlh0Go.net]
ありがとうございます。
そうそう、エレンの意見がジークとすべて一致してるとも思えないけども。

しかし、希望ある未来を志しているという顔じゃないww
破滅型思考の顔にしか見えなくてさあww

どういうつもりで描いたらああいう表情になるかなぁ〜。
今後とも期待。

始祖、というのも父親や社会と象徴近縁といえるな。

つまりなんていうか、

汝らかくあるべし、というパターンだ。

始祖は民族全体への強力な命令権をもつ、
社会は構成員へ果たすべき義務を要求する、
父親は子供へ自分の願望を託す。

それらは自分の外にある大きな権威であり、
個の自由意志というものを聞いてはくれない。

あなたはどうしたいの?
と汲んでくれるのは母性の仕事であって、

父性は、
おまえはこうあるべきだ、と示してくれるものだ。

子が、個が、
幼いときは父性は指針や憧れとして機能し、
自我を発揮するまで育つとそれは抑圧にもなる。
反抗期を経て、
自らの意志を確立していく、自ら役目を選びとる。

というのが発達の段階ってものかと思う。

だからエレンは父、社会、始祖と対峙、対立の構図をつくり、
そこから自分の内面でなにかを見いだし越えていけるといい。

もし、始祖の力をコントロールできたとしたら、
それは支配を軸にした逆転だ。

民族の支配者が始祖からエレンになるだけで、
絶望感は払拭できないだろう。

勇者が魔王になり替わる、という物語になる。

ま、それも斬新だけどな…。

ファルコかアルミンか、
誰かの心がエレンに届くかなぁ?
ソフィになって、対立に没頭するハウルを救えるかな?

ハンジの精神性は高く評価するけど、
ハンジはエレンと会話がイマイチ成立しないからなww ww

739 名前:ピリア [2019/03/14(木) 17:37:07.88 ID:Pst5Jd8Q.net]
転スラが非常によくできた父性の物語、魔王の物語で、

父性サイドからのものの見え方がよくわかる。

リムルは、名を与え係累とした者たちに、

向いてそうな仕事、役割を与え、
しっかり働けよ!と声をかける。

そして才を発揮するものには更に役職を与える。

統治すれども君臨せず、でみんなが育つのを監督する。
自分がいつか手を放してもシステムが運営されていくのが理想だ。

後は任せた!で旅に出たり、隠居したりできるように。

転スラの魔物たちは、
ゴブリン達のように素直に憧れ従うか、
オーガ達のように、自らの意志で選んで従う。

幼いか、あるいはすでに自立しているかで、

その途中、反抗期のキャラがいないんだよなー。

リムルを長とするコミュニティで庇護されながら、
リムルの与えた役に反抗する者、っていうキャラがいない。
そこはやや不自然でご都合主義ともいえるけど、まあ今後に期待。

リムルは良き父性、名君だ。
それぞれの適性を見て適所を采配している。
その上でコミュニティ全体の運営を見据えている。

グリシャは未熟な父親だ。
コミュニティという大義のため、
ジークにもエレンにも重大な役割を与えるが、
彼らの適性、ていうか気質とか、自由意志を尊重してない。
まだ幼い息子、一人前でもないうちから、
承諾を得ないで強引にそれを背負わせる。

ま、状況的には仕方ない面もあるが、良い父性ではない。
もし、グリシャにもう少しリムル的なものの考え方があれば、

息子たちを個人として認め、
お前はどう思う、とかお前はどうしたい、とか
勝手ばかり言って済まないけれど、男と見込んでお前に頼む、とか
そういう言葉と態度になっただろうけど。てんでダメだ。
お前がやるしかないんだ、という言葉で息子を追い込むばかりだ。

ジーク育成失敗の教訓をエレンに活かせていれば、
あるいはエレンはジークよりマシな考えを見出せるかもしれないが。

ちなジークは父親との関係が破綻した代わりに、
メガネくれたクサヴァーさんていう第二の父が登場するのは、
面白い流れだな。キャッチボールはジークの救いだ。
クサヴァーの自罰の思考パターンも継いでしまったけど、
子どもがああまで親との関係が破綻した挙句、ただ放り出されたら、
どうやっても傑物にはならんだろうしな。



740 名前:ピリア [2019/03/14(木) 17:47:08.84 ID:Pst5Jd8Q.net]
んー。

しかし結局のところ、人の集団という総体を恒常性をもって維持していくためには、
大多数の構成員がそのための役割に従事する必要は、ある。
重い使命を任じられる者も必要になる。

誰に何を任じるか、それを取りまとめるのが長、王、盟主、父性存在なわけだが、

やれと言われて仕方なくやるのでは、抑圧にたいする抵抗が生まれる。
エレンのような反骨の権化になる者がでてくる。

おのおのの役目を、自らもって任じる、というのが理想だ。

そこまでいくと、母性父性の庇護と抑圧と試練を越え、
母性父性を兼ね備えた、ほんとうの大人・成人になったと言えると思う。

そういう風に育てないとな。

約束のネバーランドの子ども達は、
そういう意味ですごく良く育てられてる。
自分で、自分に、使命を任じ、それを遂行できる。

ママイザベラは優れた教育者だ。のびのびと健康的に子供達を見守って育てた。
子ども達が乗り越えていく対象としても優れている。

親の育て方が悪いとか支配許すまじとか世界は残酷だとか思うのは、
やっぱり、自立できてない子どものマインドだ。反抗期の対立だ。

そこからは自分で自分を育てていくターンなんだな。物語が助けになってくれる。

世界がどんなに残酷でも、何が幸せかは自分で決める。
生き延びてやる、という自立した意志は、
約束のネバーランドの大人びた主人公たちのかっこよさだ。

意志があれば、残酷な世界にもどこかに活路がある、ということになる。

741 名前:ピリア [2019/03/14(木) 20:04:10.96 ID:cSDNw0po.net]
ワンパンマンも二期くるのか〜

モブサイコ二期も超作画が衰えを知らないから、
ワンパン二期も期待できそう。

ONEはやたらアニメ化に恵まれるな〜。

確かにどっちも面白いけど。

742 名前:ピリア [2019/03/14(木) 20:45:34.98 ID:cSDNw0po.net]
エレンの行動原理は、ずっと抑圧への反発だ。

だから、巨人の脅威を退けて、念願の海を見たというのに、

エレンは次の敵、次の抑圧と戦い抗うことを考える。

こういうパターンを持ってる人は実は結構いる。

戦い抗うことが存在意義になってるというか。

そういう人は、もし戦いに勝ってもまた次の戦いに身を投じる。

リアルだと権威に対抗する活動家とかに多い。

薬害とか公害とか原発反対とか基地反対とか政策反対とか、
プラカードもってデモやったり、
スピーカーで訴えたり、署名集めたり、
施設の前に座り込んだり、
ネットで拡散したり、
何度も

743 名前:裁判にもちこんだり。

それはそれで、腐敗した権力へのカウンターや抑止として必要なんだけど、

そういう活動してる人にインタビューとかすると、
そういう抗議の対象がひとつじゃなかったりする人がいる。

そういう人は問題が解決しても、日常に戻らず、
次の腐敗を見つけて抗議しにいく。そういうのが活動家だ。

これが問題の当事者であれば、
問題が解決すれば日常に戻るんだけどね。

だからエレンは、もし始祖の力で安楽し計画とやらが実行できたとしても、心は安らぐことはない。

海を見て、敵を思ったように、
もう増えない民族を見ても、大地の悪魔とか更なる敵を思うことになるだろう。

どこまでいってもキリがない。

上位存在をどこまでも降してやろう
神の序列を入れ替え続けてやろうと思ったシンドバットと一緒だ。

内面に向かわないかぎり、外敵を求め続けることになる。

バトルマニア、修羅のマインドをもって生まれたなら、それも在るべき姿かもしれないが。

んー。

多分、魂が修羅の人は闘争こそわが人生っていう喜びがあるんだろうけど。
根のガラクタを再生している人は、ジークのような自罰と破滅型の思考になるんだろうな。苦しみがある。
[]
[ここ壊れてます]

744 名前:ミュトス [2019/03/14(木) 23:26:55.46 ID:SP2k2qo6.net]
投稿できてるかな?
PC版(maguro)から書き込んだ数レスが、スマホ版(itest.5ch.net)から見られないぽいことが判明。レス数も違うし
ところでスレ保存ってどうやんの?スレッド保存ボタン押しても無反応…
とりま全コピペはした。

745 名前:ミュトス [2019/03/14(木) 23:28:55.20 ID:SP2k2qo6.net]
>>対立は反抗期の段階
>>抑圧への反発
>>戦い抗うことが存在意義
これ解ってたけど、意識して言語化してなかったなあ
今まで考えたことなかったいろんな作品にいえておもしろい
父性がどんなものかいまいち想像できてなかったので助かる。
進撃とか、スレで語られてる全然読んだことないマンガ気になるわ

>>親の育て方が悪いとか支配許すまじとか世界は残酷だとか
今の自分だわwwwガラクタだわー
対立することは必要だけど、それが必要とされる世界ならいらね、的な。
戦わない(対立を放棄する)ことで世界を否定するみたいな?

>>魂が修羅の人は闘争こそわが人生
こういう人ってフィクションだけなんかな?
生死の狭間にいないと生を実感できないような奴とか、作中で「死にたがり」って言われてたけど

746 名前:ピリア [2019/03/15(金) 05:23:40.02 ID:hJfMFVFO.net]
うひょーミュトスさんお久しぶりー。

転スラは今youtubeで途中まで無料視聴できるし、
進撃も三期のために前期おさらいの放送がくるんじゃないかなー。

転スラは自分もすごく勉強になるアニメ。
コミック買おうか小説買おうか検討中〜。
メディアミックスも作画力に恵まれてるよなー。
漫画の絵もイイ感じ。

闘争の人生を送ってる人は結構いるけど、
魂が修羅で喜びを追求してる人なのか、
過去から来る苦しみを再生し続ける人なのか。

そこをあえて見分けようと思ったことはないな…。

強え奴と闘いてえ、オラわくわくすっぞ!

みたいなことを言う人が修羅で、
そういう主人公がひろく共感された時代がある。
クレイジーな笑みを浮かべて楽しそうに戦う、
いくらでも次から次へと闘う。
地球を救うとか大義は二の次だw

進撃にはほんとそういうメンタルが登場しない。
闘争は悲愴で、闘うことを望むやつは死に急ぎ野郎という言葉になる。
それか笑って闘う人は何かを拗らせた人物として描写される。
ザックレーだっけ、拷問椅子のおっさんとか。


多分その人の表情を良〜く見てれば、
わかる人にはわかると思う。

楽しそうに笑ってれば修羅、
悲愴が漂っていれば死に急ぎ野郎だ。

しかしまぁ、誰の人生も単純じゃないからな。
シンプルに修羅な人にも悲しみはあるだろうし、
苦しい闘いのなかから糧を得ることもあるだろうし。

象徴として理解し、普遍的な真実は心で感じつつ、
現実ではすべてがケースバイケースである、という複雑にも耐えないとならない、って感じかな…。

あー
リアルはメンディー。
アニメの方がしゅき。

747 名前:ピリア [2019/03/15(金) 06:10:24.37 ID:5mtSWb5w.net]
あ、そうだ。

小林よしのり、とか、多分ああいうのが修羅だな。

ゴーマニズム宣言とか戦争論とか、
当時読んだわ。面白かったし、そーとー煽られた。
今はドぎつくて読めない。

小林よしのりは修羅だし扇動者の才能がある。
そこは本人もある程度反省があるようなくだりがどっかにあった。

薬害エイズかなんかの問題に義憤を感じて、
その問題を周知するような漫画を描いたんだけど、
その漫画読んで憤って集まってきた青年達が、
すごく情熱をもって力になってくれたんだけど、
裁判が終わって、問題にひとまずカタがついても、解散しない。活動を続けたがる。
闘い抗うことの興奮を味わい続けたがる、
というような状態になってしまった。

それは、小林よしのりの義憤、情熱に煽られて、アジテートされて抗議活動を始めたからなんだな。
他者によって啓発され、闘いに身を投じると、
自分の意思で辞めどきを決められないというか。
意思決定の力が未熟だから、
始めるにも止めるにも他者に後押ししてもらわないといけない、と
そういうことになる。

小林よしのりは、青年よ日常に戻れ!
と改めて漫画を描いてたよww

ま、扇動者もフォロワーも、
互いに成長できた良い事例だと思う。

そのまま活動家に目覚めちゃった若者がいたとしても、まあそれはそれで。

小林よしのりは、義憤を感じることが原動力だ。
怒り、情熱、闘争の意志。
不正は許さないし、自分の感じる真実を描かずにはいられない。
読んでるとよく分かる。
表現力があって伝わってくる。
で、
戦争論、沖縄論、天皇論、なんか色々、次から次へとゴーマンかましたいテーマが出てくるんだな。
辞書みたいな厚さの漫画を一本描きあげても終わらない。
何冊も描く。

修羅には修羅の役目がある。

戦争論は価値観ひっくりかえったもんな〜。
あれはすごいよ。凄すぎて酔うけど。

748 名前:ピリア [2019/03/15(金) 06:30:46.35 ID:5mtSWb5w.net]
小林よしのりは、漫画のなかで自分の生い立ちも描いてるけど、
そこに特に歪はなかったもんな。

父のことも母のことも自分のこともそれなりに客観的に描けてた。
内省、内観がかなりの程度いけてる。
表現することは内面に近づく最良の求道だ。

で、そのうえで、不義を告発し続ける闘争の人生を選んでるわけだからな。
もうそれは自由、みずからよしとして、
自らに任じて、闘うことを選んでる。

これは持って生まれた魂が修羅だなぁ。

749 名前:ピリア [2019/03/15(金) 06:46:16.82 ID:5mtSWb5w.net]
そういえば、
ジークは父母ともにアレだったからアレだけど。


エレンは、母カルラが愛ある良い母じゃんね。
生まれてきてくれただけで充分よ、と言ってくれるような母だった。

父に似てきたとか言われてたけど、
母に似たほうがいいぞエレン。

母の愛、あるいはそこにハッピーエンドへの活路があるか?



750 名前:ピリア [2019/03/15(金) 18:00:03.91 ID:Q/2jG/zd.net]
進撃ってどうやったらハッピーエンドなのか考えてみた。

始祖の力、道、巨人化。

これらを使ってどうすればエルディア人はやっていけるか。

始祖の力が民族全体への洗脳どころか
DNAの書き換えまでできるような万能っぽい力となると、

子孫を増やさない自滅なんつーどん底の発想の前に、まだ色々可能性があるじゃろがい。

不戦の誓いを無効化し、地ならしを発動する、その他にも

例えば、巨人化を永遠に封印する、道を閉じる、大地の悪魔との契約を破棄する、とかね。

まあ出来たとして、諸外国、他の民族は到底信じてくれないだろうし、
武力外交力ともに未熟なエルディア人は搾取殲滅の危機には瀕するが、
海に囲まれた島という恵まれた土地と資源はあるわけだから、なんとか頑張れないこともないはずだ。

でも巨人化の放棄は、出来たとしても問題の解決ではなく先延ばしだ。
また大地の悪魔と契約する誰かが現れる可能性もある。
が、自滅よりは検討する価値ある案ではないかと。

で、もっといい案は、追求と解明と制御だ。

思ったけど、なんで知性巨人はたった9体だけなんだろうね?
道から、巨人の肉と骨と過去の記憶がやってくるというなら、
その道ともっともっと強力に接続し、もっと大きな叡智がやってくるのを受け取れないかな?

無垢の巨人は、パワーがあるのに知性がないのが大問題なのであって、
知性、人間性を回復しようとして人を食う衝動があるとするなら、

なんていうか、その状態は何かが非常に不完全で途中経過で未完成なのでは?

751 名前:ピリア [2019/03/15(金) 18:00:20.06 ID:Q/2jG/zd.net]
本当は、巨人という存在は、道とよばれるものから、
肉と骨というハードと、大きな精神性や叡智みたいなソフトまで
受け取って備えているのが完成形ってことないかなあ。

なにか、道が狭まっているせいで、接続が不完全なせいで、
ハードだけがやってきて無垢の巨人になってしまうのでは?

道のなんたるかを理解し、そのゲートを完全に解放すれば、
エルディア人は、無垢でない優れた知性ある巨人種に変身できる民族になれないかなあ。

そうすると割とすべての問題に活路が見えてくるんだけど。

知性ある巨人種、そんな異種族がいる世界、いいやん。神話的でロマンやん。

強力な異種ファナリスと共存できる世界にシフトアップしたマギ的エンドだ。
物語全体が恐怖を越え、他者を愛する4次元の意識へ到達する必要があるけどね。

あるいは巨人種こそ人類の進化の先にある姿かもしれないじゃん。

いいよね、食べなくていいし、ケガしてもすぐ治るし、性欲も排泄もなさそうだしww

知性と人格があるなら巨人になっても全然いいwww

性別なくても服は着ていたいが。知性があればアホ面もなんとかなるはずだ。

ジークが夢に見た、あの空の裂け目の上の更なる空、というイメージはとても面白い。あれは追い求めていいもののはずだ。
物質、質量保存がナントカとかいう三次元のルールより上位のルールがあそこにはある。そんな感じ。

地ならし、それは対立をくり返す三次元への後退だ。
巨人化の破棄、それは問題の先送り。
道と巨人化の完成、があるとすれば、それが前進ではないかと。

752 名前:ピリア [2019/03/15(金) 23:16:10.56 ID:Q/2jG/zd.net]
>>707
ありがとう。

ところで、なんでも鑑定団とか見てると、

コレクター、収集家、というのは、ほぼほぼ、ほぼ男性だ。

鉄道模型のコピペってミュトスさんは知ってるかなあ。

鉄道模型を捨ててから夫の様子がおかしい、とかでググるとたくさん出てくる。

あれについた色んなコメントも含めて非常に興味深いと思うんだけど。

コレクションする、蒐集する、それもまたひとつの求道かもなあ。
コレクター魂、蒐集道の追求だ。

鑑定団みてると、骨董屋に騙されてカモになっちゃった人も出てくるけど、
美意識、自分でモノを見る目がないと、そういうことになるんだな。

鑑定団ではモノの価値を市場価値、値段に換算してるけど、
市場、というのは実に曖昧なもんだ。

発売当時は子どものオモチャだったブリキやソフビの怪獣が何十年後は高値で取引され、

ここんとこTVによく出てくる伊藤若冲の絵も、
アメリカのコレクターや、奇想の系譜という美術史家の本で価値が見直されるまで、
そんな大した値段でもなかったというけど、今や国宝だ。経済効果は何十億かわからない。

今現在、金に換算できる価値があるかないか、そんなことはどうでもいい。

鑑定団とかマツコの知らない世界とかに出てくるコレクターのおっさんたちを見てると、
好きだから、愛してるから、集めて大事にしてるんだ、という、
昆虫採集をする少年のような無邪気で熱心なマインドを感じる。かわいいよな。

戦前の陶製品を買い集めてるおっさんとか、下水道の写真を撮りまくるおっさんとか、
なかなか面白くて好感が持てた。歴史の変遷を感じるコレクションだ。

好きだとおもったものを集めながら、
それをなぜ好ましいと思うのかという自分だけの美意識を追求していく。
誰に理解されなくても、その道の目利きになる。それもまたありだな、と思った。

中島誠之助とかけっこう好きだよ。表現者とかでは全然ないけど、
陶器を見る目を養うことで、千年二千年のスケールでものを考える境地に至ってる。
あと百年、大事になすって下さいね、とか言われると草ww生えるww

その境地、羨ましいと思うな。自分の人生以上のスパンでものを考えられる。
陶器を通じて、個を越えた境地へ接続してるとも言えるんじゃないか。

女性だと、割と子ども産むことでサクッとその境地得ちゃうからな〜。
男性性、XYは安定に欠け、ゆえに苦難が多いよなww
欠けているもの、求めるものが多いからこそ、時により大きなものを得られるわけであるがww
XX、女の方がヌルゲーなのはガチだ。幼児死亡率、平均寿命の長さから見てもな。

個別にはケースバイケースでも、総評、象徴としてそれは言えるかと。

753 名前:ピリア [2019/03/15(金) 23:45:55.11 ID:gk51S1VJ.net]
マツコの知らない世界見てると女性コレクターもいないことはないか。

文房具コレクターの女性とか、
包装紙コレクターの女性とか、いたな。

うちのばーちゃんも千代紙や和紙をたくさん持っていた。

でもなんか傾向が違うような気もする。
女性のコレクションは、どこか使う前提があるというか。
男性のコレクションは実用性を重視しない傾向があるな。

754 名前:ミュトス [2019/03/16(土) 03:04:34.52 ID:fzIj3fFv.net]
鉄道模型のコピペは知ってる
あんま見ないけどマツコの知らない世界いいよな、目覚まし時計マニアのおっさんとか、パンケーキミックス好きのおばさんとかいたわー

収集は好きだけど専ら知識とか情報とかだ。美意識ではないよなあ
小さい頃は12面体とか折り紙で作って集めてたけど、最近は風景とかキャラクター画像とかをちまちま覗くくらい。デジタルデータなら埃も被らんしねw

そういうのっていくらでも集められるけど一度全消去したから、今は自分で管理できる程度しか持たないようにしてるや
ものの管理が上手な人ならガラクタにさせないんだろうけどね。
だからそういうのやってる人は素晴らしいね

ピリアさんは何か収集してる?

755 名前:ピリア [2019/03/16(土) 22:50:33.39 ID:Y7Dmdp6f.net]
コレクションかー。
石とか良い紙とか好きで集めてたけど、引っ越しと猫飼いでやめたなぁ。
本や漫画やDVDも扱いは結構テキトーだ。
読めればいいし帯は捨てる。

知識や情報を集めるのも美意識だと思う。
情報の発信者は何かのインスピレーションを得てそれを書き始める。
文字の羅列、言葉の選択や組み立て方にも、
書いたものの美意識が反映されている。

それが受信者の琴線に触れたとき、
その情報を保存し、更にそういうものを求めようという気持ちになる。

美意識っていうか、何かを見て
美しいとか、好ましいとか、なんかスゲー。これは優れている。
良く分からなくても、きっと素晴らしいものだ。
そういう感動、そういう気持ちはインスピレーションだ。
そういう気持ちが訪れる感覚をつかんでいく、
自分の心は何に感動するのか知っていく。

そういう自分だけの大事なものを見つける力を養う。

養うほど、それは実は普遍的な美や真実を感じる感覚になっていく。
すべてがやってきたところを感じる力になる。
一流の作家、漫画家、目利き、アスリート、武道家、修行者、神話の研究者、音楽家。
実はみんな同じものについて話しているからな〜。
孤独な追求を究めるほど、
実はいつか大きな環に参加していたことに気がつくと思う。

その時に、好きなものを見つけるときに、
金になるとかならないとか、
高尚とか下らないとか、
為になるとかならないとか、
役にたつとか役にたたないとか、
きれいとかきたないとか
流行ってるとかマイナーだとか、

そういう、小賢しい説教、ウザい物差し、常識、ガラクタ、小言、妨害、なんぼでもあるけど、
そういうものに屈しても、なんもいいことはないんだな。
社畜になって死にたくなるだけ。
消えてしまいたくなるだけ。

まあ、別にモノを集めなくてもいいんだけど。
人に捨てられなくても、天災で失ったり経済的に維持できなくなったり、
どの道棺桶に入れたってあの世にモノは持っていけないし。

マザーテレサの至言の一部。

何年もかけて作り上げたものが、一晩で壊されるでしょう
それでもなお、作り続けなさい。

最後に振り返ると、あなたにもわかるはず
結局は、全てあなたと内なる神との間のことなのです
あなたと他の人の間のことであったことは一度もなかったのです。

756 名前:ピリア [2019/03/16(土) 23:15:43.76 ID:Y7Dmdp6f.net]
折り紙で多面体とか、
綿棒で多面体とか、

今画像でググるとスゲーのでてくるよなー。
超カッコイイ。美意識と琴線が震えるww

youtubeでdimensionていう素晴らしい動画シリーズ見てるんだけど、

動画も動きや陰影の色んなテクニックで立体を表現するけど、やっぱ平面だし、

お手元の紙や綿棒で、自分の目と手と頭で立体を組みながら高次元を理解すると、また凄そう。

それがトレーニングになって夢で次元上昇しそう。

やってみよっかなー。折り紙余ってるし…。

757 名前:ピリア [2019/03/17(日) 01:13:58.86 ID:vwt7QnLX.net]
えええ転スラそんなところで終わるの・・・!?

えええ・・・

二期あるにしても、つなぎがヘタクソかよ。

最終話の後半を総集編とダイジェストにするくらいなら、
ここからの闇堕ちの不穏さもせめて予兆はぶっこんできてほしかった。
ほのぼのし過ぎだろ〜。

しょうがない。漫画買う。

758 名前:ピリア [2019/03/17(日) 18:11:05.32 ID:ye3KJjZz.net]
雲田はるこの落語心中、という漫画。
女性作家なんだろうけど、

男という生物、女という生物、の理解と描き分けがすごく面白い。

でもな〜。この漫画、つい読んじゃう面白さがあるんだけど、
ウジウジグズグズしみったれてて、イライラする気持ちも湧くんだな。

しかしそれはつまり、同じものをもっているということ、
自分の中に、それに反応するガラクタの思考パターンがあるということだ。

この漫画に描かれる愚かしさを愛おしさだと思えるようになりたいので、

すこし思いつくまま書いてみるか。

父性に屈し、才を磨くのをやめ身を持ち崩し、くさってダメになる男が出てくる。

男に取り入って世渡りするしたたかさと、芯の弱さ、心の寂しさで、
色んな人を巻き込んで堕ちる、タチが悪くて魅力的な女がでてくる。

どっちも大っ嫌いなタイプwwwまたこれが良く描けていて超イライラするんだなww

しかしリアルでは到底相容れなくても、
物語だから、彼らを理解し愛することができるはずだ。

彼らが演じているなにかが自分の中にもいる。それを越えるチャンスだ。

すべては、内なる神と自分との間のことなのだから。


マザーテレサは良くわかってるよな。

どこそこにいまします偉大なる父なる神、とか言わない。

内なる神、という言葉を使う。

759 名前:ピリア [2019/03/18(月) 03:22:51.27 ID:oqbOuUH0.net]
まずだいたいの女は馬鹿馬鹿しさを楽しめる生き物じゃねえんだ。

女は噺家には向かねぇ、こればっかりはどうにもならねぇ。


落語心中には一巻からそういうセリフがある。
ある真実をうまいこととらえた言葉だ。
これは昭和の価値観であり、現在は女性の噺家もいるけども。


今でも、いつでも、だいたい、大多数の女性はそうだ。

落語や、鉄道模型や、陶器や書画骨董や、ブリキやソフビやプラモに、

無我夢中でのめりこむのはほぼほぼ、ほぼ男性だ。

腹の足しにならねえ一芸にのめりこんでのめりこんで、
いつかなにごとか成すのは、まあおおかた男性性の成せるわざだ。



760 名前:ピリア [2019/03/18(月) 03:41:11.62 ID:oqbOuUH0.net]
風立ちぬ、でも菜穂子の父のセリフに、

男は仕事をしてこそのものだ。というのがあるが、

これもまあ古い価値観だ、
ジェンダーだ男女差別だ雇用機会均等だとか、

つい反射的に言いたくなる。
そういう風潮があって、その影響、名残がある。

ま、それはそれとして。その思考にくっついたガラクタをクリーニングして、
その言葉を生んだ最初のインスピレーションがなんだったのかという話だよ。

ここで仕事と言う言葉に込められてるものは、良く考えると味わい深い。

会社に勤めて給料もらって、その金で家族を養う、という意味だけじゃない。

ここでも、金が、対価と変換するということが、仕事の本来の意味を遠ざけてる。

761 名前:ピリア [2019/03/18(月) 18:37:45.72 ID:JOtASd1V.net]
鉄腕ダッシュの深海漁、面白かった。

深海1000メートルの深海魚を釣る漁は、
まさに男のロマンだなww
コスパ、費用対効果を考えたらとてもじゃないが馬鹿馬鹿しくってww

深海に垂らすリールだけで軽自動車が買えるお値段とか、
深海のごく狭く限られたポイントに糸を垂らす、潮を読み操舵する経験と勘としか言えない
謎に研鑽され高度化した身体技術とかww
だというのに丸一日の釣果がない時もありますよ〜とか。

だいたいの女性には無駄としか思えないこと請け合いだww

そんな手間暇かけまくってわざわざ深海漁を食べなくても、
もっと手軽にとれる美味しい魚がいくらでもいる。

しかしそういう馬鹿馬鹿しいことを追求するときの、
野郎どもの楽しそうな顔といったらww
ニッコニコのウッキウキですよww

深海魚シゲウオおいしいおいしいと食リポしてたけど、
丸一日かけて大冒険して釣ったという経験あってのその感動なわけで、

味だけで言えば、もっと楽して捕れる魚だって
同じくらい美味しいものはいくらでもあるだろう。

でも、男はそれをやりたい生き物なんだな。

762 名前:ピリア [2019/03/18(月) 20:07:00.11 ID:CHicZr0X.net]
ああ、>>718
量子や物理や数学の追求者も同じものについて話している。

普遍的な美や真実を直感する、
インスピレーションこそ最先端を研究するもののライトスタッフだ。


宇宙の8次元モデル
https://youtu.be/9HI6pBUsM30

この人おもしろいw
何を言ってるのかは司会者と同じく2%しかわからないけどもw

何度も何度も、美しいという言葉を使うよな。

それが彼が感じる確かさだ。

この人は美しさを感じる感覚と能力を磨いて、
この研究を進めている。

マウイの海辺でキャンピングカーで暮らして
恋人とサーフィンと量子学があればハッピーさ、
という最高に人間らしいライフスタイルを確立している。

これが目指すべき人間らしさの極致って感じだww

763 名前:ピリア [2019/03/19(火) 01:21:12.74 ID:8sjR20wq.net]
ワンピースにもそういう場面時々あるな。

フランキーが秘蔵の新作メカを披露する。
ルフィ以下野郎どもは目を星にしてはしゃぐけど、
ナミとロビンは真顔でしーんとしてる。
温度差がある、と描写するw

コミックの質問コーナーでも、
そういうことを答えてたと思う。

男と女は違う生き物、みたいな…なんだっけ。

まとめ記事で見たからネットでも画像あるはずなんだけど。

764 名前:ピリア [2019/03/19(火) 03:05:21.95 ID:XwBD4QqT.net]
GS美神にもあったな、
ミニ四駆を使った鬼退治で、チューンアップと勝負にどこまでも熱中する男性陣と、
かわいいっていうかバカっていうか・・・、と呆れてこたつでみかん食べ始める女性陣。

まあ、そんな光景は枚挙に暇がないわけだ。

で、男と女は違う生き物っていうか、脳の機能快(Funktionslustググり推奨)
気質からしてやはり違いがある。理解できないわかりあえない部分がある。

その前提を認めるから、そこからそれを尊重できる段階がある。
陰陽分かたれ、沖して和し、止揚シフトアップできる段階があるわけだが。

鉄道模型のコピペの妻のように、
落語心中のみよ吉という女性のように、

男の性を理解できず、尊重など思いもよらず、
それを取り上げちゃう女性が時々いたりする。

ばかなことはやめて、ちゃんと働いて、
私と子供を食べさせてちょうだい。ってな。

まあ、食べないと生きていけないし、
支え合って生きていくという約束があるなら、
それも一理はある。おおいにあるとも。

しかし、理、では本能、衝動は納得しない。

ソフィは荒れ地の魔女を制御できない。目を離した隙に欲は暴発する。
内面に向かい見出すこと、愛による統合、本質的解決はそれだけだ。

鉄道模型の夫は、妻に屈し感情を表現するのをやめ、ロボット、ATMに徹した。

落語心中の助六は、酒びたりになって仕事もろくにしなくなった。

765 名前:ピリア [2019/03/19(火) 03:24:38.23 ID:XwBD4QqT.net]
話を聞かない男、地図が読めない女

ていうベストセラーがあったな。読んでないけどw

しかし、地図を作ろう、なんてのはまさに男性的な発想だ。

おおかたの女性は、身の回りの地理を知ればそれで生活に過不足ないと満足する。

一部の男性は、どこまでもどこまでもそれを網羅して明らかにし理解したいという欲求を感じる。

そんな遠くのことまで知ってどうすんの?行くの?なにかいいものでもあるの?

そういうツッコミが出てくるのが女性的な発想だ。

いや、とにかく知りたいんだよ。男性はそれ以上を言語化すると言う発想がないww

まあ地理というのは国政にとって一大事だから、女性もその必要性はわかるけど、
そこに欲求、衝動、機能快があるかというと、あるという女性はぐっと少数になるだろう。

マツコデラックスって、地理好きだよなー。恰好は女性でも、そこは男性的だ。

そういう風に、一人の人間に男性的なものと女性的なものは混在している。

分布、パーセンテージは十人十色の個性だ。それを知るのも面白い。

766 名前:ピリア [2019/03/19(火) 04:28:34.90 ID:XwBD4QqT.net]
どんだけ周りを固めないと本題に入れないんだ・・・。

助六とみよ吉にイライラしなくて済む思考のルートはどこww

助六は才能ある人物で、若くして自分の表現というものを持ってて、未来へのビジョンもあった。

新しい型は、古い型にはまらないものだ。
良く言えば伝統と人の和の業界、悪く言えば旧態依然の業界との軋轢がおこる。

古参、重鎮への礼を欠く態度で孤立し、師匠とケンカ別れの破門になる。

ここまでは父性への対峙、対立だ。その段階はあっていい。

しかし、内面へ向かい、更に芸の実力を蓄えるべきターンで、

女性、みよ吉がなぁ・・・。

子どもができたの、あたしの田舎へ行って、
落語なんかさっぱり忘れて、そこで暮らしましょう。

そういうことになる。しかもみよ吉、職場の金をちょろまかしてトンズラ。

しかしね。

助六は落語バカだ。一芸に秀でた天才で、そうじゃなきゃ社会の落伍者になるタイプ。

サヴァン症候群とまではいかないが、そういうパラメーターが著しく偏った人間てのは結構いるもんだ。

いわゆる、まっとうな職についてそこそこ稼ぐとか、無理ゲーなんだな。

みよ吉ばかりが悪いわけじゃない。使命といえる落語から逃げるという選択をしたのは助六自身だ。

そして逃げるのも悪いばかりじゃない。道草も芸の肥やしだ。娘が生まれ、所帯をもつ経験は、
人々の生活の実感が欠かせない落語には必要な説得力になった。

逃げるのも悪かない。寄り道も回り道も、求めていればいつかすべてはおおきな道に合流するだろう。

じゃ、なにが悪いのか。大きな道を求めていながら、その道半ばで、しょーもない死に方をすることだ。

落語心中ではそう言いたいはずだ。化けて出て、三途の川を渡れずにいるわけだからな〜。

まあ、それでもいつかは渡れるからいいのかなぁ。

悪い、ていうか、ただ、より遠まわりでより時間のかかる選択とでもいうのか。

肉体のない幽霊にとって、時間は切実な意味をもたなくなるし。

時間すら、多面体のある一面でしかなかったという次元もあるわけだし。

それすら全方位への展開と試行と言う意味で、価値がある。熱的死を回避する一助だ。

767 名前:ピリア [2019/03/19(火) 05:14:58.39 ID:XwBD4QqT.net]
そういう言い方だと、ほんとなんでも許せるってことになるから怖いよなwww

じゃ、みよ吉も同じようにいってみよう。

みよ吉は、おそらく助六より重症だ。

化けて出るし、三途の川の手前でお茶くみでちまちま功徳を積みながら、

あたし、もう女をやらなくてよくなって、せいせいしてんの。

とか言う。

自分の性的魅力を十二分に利用して世渡りしながら、

自分の性的魅力に興味を示さない男に惚れる。

そりゃつまりおめえ、自分が嫌いってことよ・・・。

女じゃない本当の自分、みたいなもんを見つけてほしかったってことよ・・・。

サイコパスの霜月美佳のことを、
穴のあいたコップに水をいくら注いでもだめなんだ。
自分を愛さない人間っていうのは、いくらでも底なしの愛を求めてキリがない。

そういう話をしたけど、一緒なんだな。

それでも霜月美佳には学歴とプライドと職、自立できる力がある。

みよ吉には、動乱の時代に、男に取り入る以外にできることがなかった。

だから、男どもを巻き込んで堕ちる。それは復讐でもあるな・・・。

あてつけのように子どもを生む、とか言う。

しかしそれでも生んでみれば子はかわいい、とか言う。

ネグレクトもするが、それでも子がまともに育ってる以上は、
乳幼児期はある程度ちゃんと面倒を見ていたはずだ。

人生の妙味が詰め込まれ過ぎだろww

ていうか男というものを恨みきる強さすらないwwすぐ情にほだされ流されまくるww

嗚呼、この幼い魂。
子どものように無邪気でかわいらしく、頼りなく芯のない、無責任の権化。

かわいい、は、かわいそうと語源を同じくする。

下位のものを、それでも愛おしく思う言葉だ。

幼いもの、それも必要だ。

幼いものも老成したものも、まんべんなく分布するのが総体として強い社会だ。

768 名前:ピリア [2019/03/19(火) 05:20:42.90 ID:XwBD4QqT.net]
書いてみれば、
今まで使った考え方だけでいけたな・・・。なんのこっちゃww

ところで、落語心中にも異界というか霊界というか、三途の川の手前というか。
そういう描写があって結構興味深い。

が、しかし死神というものの解釈については、
ちょっとどんなもんなのか納得がいってない。

その辺も書きながら考えてみようかな。

769 名前:ピリア [2019/03/19(火) 05:43:59.72 ID:XwBD4QqT.net]
と、その前に

仕事する、働く、ていう言葉のもつニュアンスが

社会、女性、男性でそれぞれ差異があるってことか?

社会が示す、仕事する働くという言葉の意味は、
構成員としての義務を果たせという意味だ。

近代日本社会、資本主義社会では、金を稼げという意味だ。

おおかたの女性がいう、仕事する働くという言葉の意味は、
生活を成り立たせる糧を得る、という意味だ。

男性が求める、仕事する働くという言葉の意味は、
構成員の義務も、生活の糧もあるけど、

個を越える体験、個を越える境地の追求、そういう意味だ。

名を成し、歴史に参加する、
子を産めない男性は、そういう形で民族や種という総体に参加するという本能を備えている。

成就できるのは、まあ何割かになるという分の悪い賭けだww

男性性は、ずっと分の悪い賭けを試行しているww

精子の受精確率何億分の一とか、その辺からもうそんなんだww

しかしその賭けに勝ってこそ、より大きなものを得る。

千人に1人、万人に1人の賭けに勝った天才が、種にとっての一石にすらなるんだな。



770 名前:ピリア [2019/03/19(火) 05:50:17.54 ID:XwBD4QqT.net]
男と女は別の生物、尾田栄一郎

chomangasokuho.blog.jp/archives/15704373.html

ぐぐったら普通にあったww

771 名前:ピリア [2019/03/19(火) 18:34:32.08 ID:lpp80iAH.net]
馬鹿馬鹿しさを理解できなくても尊重できる女性、
馬鹿馬鹿しさを心から楽しめる女性もいる。

落語心中では女性の噺家の登場まで描くし、

マツコ会議の録画みてたら、世界中の滝で滝行する女性冒険家ってなんじゃそらwww

まだ公式で見れる。https://youtu.be/TUM5TdOigcU

そんな馬鹿馬鹿しいことを生き方に選べるってなんて素晴らしいんでしょうwww

進んだ魂は、女性性と男性性をバランス良く兼ね備える、と
シータヒーリングの本にあったなww

冒険家か〜。いいねえ。身体を使って世界を確かめる。素晴らしいよ。

772 名前:ピリア [2019/03/20(水) 00:03:28.16 ID:et9Ytf5g.net]
800kb・・・・

773 名前:ミュトス [2019/03/20(水) 02:35:23.35 ID:MKx0IZJC.net]
小林よしのりは知らんかったけど、wiki見るとたしかにいろいろ言ってるぽいね
なんか忙しそうな人だなと思ってしまったw

戦闘のテーマはめっちゃ銀魂に当てはまりそうで楽しい
>>笑って闘う人は拗らせた人物
あるわーくそ当てはまるわー
読み返したら当時読み取れなかった拗らせぶりが今ならクソ分かるわーwww

コレクション、でいくと自分は男性脳寄りか?
小学生のときから「役に立たない知識ばっか持ってる」って家族に言われてたわ。難読漢字とかww
世界を網羅し理解したいはすごく分かるやー義務教育のは苦手だったけど、歴史という縦軸の世界観を知り始めたところだ

でも飽き性かつ浮気性なので、一つにのめり込むってんじゃなく、
好きなものがいくつか

774 名前:って、スゴロクのように行ったり来たりぐるぐる回ってる感じ。
ときどき新たなコマが追加される
最近はギリシア神話や上橋作品の家系図とか作り出したよなぜかwww

でもロボはそこまでそそられないな
芸術品の如く精密なからくりとか機械の仕組みとかに興味はあるけど。
性差には強く惹かれるなーその本はパラ見したっけ?覚えてないや

読んだことないけど、みよ吉という女性像をものすごく生々しく想像したよ
リアリティっていうのか、血の通った人間として認識されたというか
[]
[ここ壊れてます]

775 名前:ピリア [2019/03/20(水) 03:50:46.70 ID:7wGU94Dt.net]
小林よしのり知らないかー。
おぼっちゃまくんで育ってないということは、
自分よりちょっと若いんだろうなー。

銀魂って、まだ最終回の向こう側やってんのかなあ。

銀魂ってどこまで読んだかもう思い出せないけど、あの設定は秀逸だよな。
黒船のかわりに、宇宙船と宇宙人がやってきて、開国、文明開化となる。
時代劇も時事ネタも風刺もSFも全部できる。
ギャグもできるシリアスもできる。

連載始まったときは神作品きた!と思って
ジャンプで毎週楽しみにしてたものよ・・・。

銀魂の登場人物はまあ色んな人がいるが、それでも、
あの世界観はDBと同じく、四次元の意識に達していないと成立しないな。

空知、というのも良い名前だ。空を、知る。ナイスゴリラw森の賢者ゴリラww

きっとああいう世界がくる。なんでもアリで、ノリの軽さでだいたいなんとかなる。

いけると思ったもんがいける。ぶっとんでるやつに活路が開ける。

深刻さヘビーさを、最後は笑ってぶっとばして、しぶとく回る世界だ。


「役に立たない知識ばっか持ってる」ねえ。

自分も雑学は子どものころから好きだけど、そんな風に言われたことはない。
まあそりゃ、間違ってたり喋り過ぎたりで失敗したり諭されたりしたことはあるけど。

そういうみみっちいことを言う人は、
サーファー物理学者のギャレット・リージの話を聞いても同じことを言うだろう。
「で、それはなんの役に立つの?」ってね。

10000ペリカか、このカシオミニを賭けてもいい。

だってギャレット・リージは大学の教授でもないし、有名な賞もとってない。
一般人にわかりやすい権威をもたないフリーの研究者だwwフリーターだwww

どっちでも好きな世界を選んで生きられる。自由だ。

いわゆるまっとうな職について、
馬鹿馬鹿しいことを卒業して、億万長者を目指す生き方を選んでもいい。
いい車いい時計いい酒いい女いい家、立派な肩書、なんでもお金があれば手に入るだろう。

海辺のボロ小屋かキャンピングカーで暮らして、
毎日美しい自然と語らい、恋人と昼寝して、馬鹿馬鹿しい男のロマンを追求して、
宇宙の深淵を感じて人生はハッピーさ、という生き方を選んでもいい。

心が喜びを感じるほうが、その人に向いた生き方だ。

目に見えるもの、現世利益しか理解しないものも、幼いだけだ。
憤るに値しない。屈するに値しない。
それはそれで、ある総体のレベルでは必要な基準のひとつだ。多様なほど、柔軟で強い。

776 名前:ピリア [2019/03/20(水) 20:10:35.02 ID:KKDaFabb.net]
みよ吉は、女性の業が煮詰められたようなキャラだ、説得力ある優れたキャラ造形だ。

雲井はるこはBL作家でもある。多分、女が嫌いな女なんだな。

女の嫌なところが、女だからこそ良〜く分かる。そういう感じww

男同士の関係性は切なく美しく、それを女がひっかきまわす。そういう構図になってる。

みよ吉は、師匠の愛人で、弟弟子菊比古に惚れ

777 名前:トて、でも兄弟子助六と所帯をもって、他でも愛人やってる。

しっちゃかめっちゃかの何角関係なんだよというありさまだ。

自分は、悪女キャラというのは別に嫌いではない。
ルパンの不二子とか、男を手玉にとる女性はかっこいい。

みよ吉がタチが悪いのは、自分の意思、意地、信念、芯というものがないところだ。情と気分しかない。
動乱の時代、色気と愛嬌しか武器がなくても、逆に言えば色気と愛嬌という天賦はある。
小娘のころは利用されるばかりでも、生きぬいて世知がついてきたところで、
あたし、じぶんのお店をもちたいの、とか、得意な小唄で身を立てていきたいの、とか
あるいは愛人や水商売はやめてまっとうな暮らしがしたいの、とか、
あるいは今度はとことん男を食い物にして生きてやる、とか
本気で望めば叶うだろうに。そういう自分の望みをなんにも思い描けないんだな。

それでいて男どもが落語なんて馬鹿馬鹿しいものに夢中なのが面白くないから、
落語界から寵児を取り上げ、天才から一芸を取り上げて愉悦する。

助六が自分の使命、人生、落語を取り戻そうとすると、

ダメよぉ〜。あんたおかしくなっちゃうよ。とか怖い顔で言う。足を引っ張る。
そんなもの何の役にもたたないつまんない分かんない。
ちゃんとしてったらして。じゃなきゃ死んでやる〜。
とか言い出す。構ってちゃんのしぬしぬ詐欺を盛大にミスってまじでしぬ。アホだ。

水が漏れ続けるコップ、自分を愛さない満たされない心は、迷惑で厄介だ。

リアルではそういう手合いにはお近づきになりたくないが、

しかし彼らに必要なものもまた、愛と癒しだ。
他者というか、内面へ向かうガイド、案内人や教師が必要なんだろうが、

まず、なにかに気が付かないとどーにもならない。
自分が何に飢えているのか、なぜ満たされないのか、せめて疑問に思わないと手の施しようがない。

三途の川の手前でも、みよ吉はイマイチ気が付いてない。
人にやさしくすれば良かった、とか殊勝っぽいことも言うけども、ピントが合ってるとは言えない。

まあ、いっぺん死んだくらいじゃそうそう性根は治らねえってこともあんのかねぇ。

幼いものの道のりは長いね。人の和のなかで傷ついて傷つけられて、また少しずつ学ぶしかないんだろう。

そしてそれを愚かしいと思うようではまだまだ御同輩だ。愛おしいと思うのが老成というものだww
[]
[ここ壊れてます]

778 名前:ピリア [2019/03/20(水) 21:17:28.34 ID:KKDaFabb.net]
落語心中には死神、という存在の示唆がある。
姿はない。死者の姿を借りているということになってる。

作中にも何度も死神の演目が出てくる。
一話冒頭から、あじゃらかもくれんてけれっつのぱあ。というあれがかかる。

いわゆる死神、というとタロットの13、骸骨マントが鎌をもっている、という姿が浮かぶ。

それで正解だ。日本古来の死神、と言われてもそんなものはいない。

この演目はグリムからの翻訳、輸入品だ。

西洋における死神というのは、
見た目は怖いが、割と位の高い存在だという描写が多い。

魂を刈り取って冥府に届ける農夫、職能、プロであり、
説得や交渉がいける。話がわかるタイプだ。

一神教発生以前の素朴な原始信仰の神であり、

一神教に習合しても悪魔ではなく天使、アズラーイールなどになる。

が、日本にはそういう神ざまがいないんだなー。

死に瀕し、お迎えが来た。と言う発想に登場するのは、
生前親しかった人、縁あった人、そんな感じだ。

亡骸に悪さをする妖怪、火車とかそんなんはいるけど、
それは悪さをする妖怪であって、死を司るような神さまではない。

779 名前:ピリア [2019/03/20(水) 21:45:25.55 ID:KKDaFabb.net]
落語心中で描かれる死神は、親しい死者の姿であり、
この世とあの世を行き来できるのはアイツだけという存在で、
憑りついて、天寿をまっとうさせないことで利を得る存在で、
芸の神さまってのはおまえのことだったんだね、とか言われてる。


あー。

つまりこれはあれだ。デストルドー(死にまつわる衝動、葛藤)だと理解するとまあ、だいたい合点がいくな。

なるほど、現代の漫画家らしい解釈だ。

がっつり死後の世界を描くもんだから、死神もなにか霊的存在かとおもったけど、違うんだな。

死神は心理学的な作用、観測者の心の投影、鏡、影。そういうものだ。



780 名前:ピリア [2019/03/20(水) 22:41:47.05 ID:KKDaFabb.net]
落語心中最終巻で描かれる冥途の様子は、

まあ、ほぼそのままシルバーバーチの霊界通信とかで語られる幽界の世界観だ。

三途の川の手前で、渡り賃を稼がにゃならん、というオリジナル設定があるが、

多分、賽の河原の石積みが元ネタだろうな。

成仏に至れない不徳の死ならば、それを補う功徳をちまちま積もう、という思想だ。


シルバーバーチも読んだことはないけど、適当にググって引用。

地上界の次の生活の場は地上の写しです。もしそうでなかったら、
何の予備知識もない幼稚な霊に耐えきれないショックを与えるでしょう。

ですから、霊界への導入はやさしい段階をへながら行われることになります。
こちらへ来てすぐの生活の場は地上とひじょうによく似ております。

ていう。

親しい人が迎えに来て、暗い廊下を進む。老いた体が少年に若返る。
屋台や夜店や銭湯や遊郭、懐かしい場所、憧れの場所へ行ける。
お腹がすくわけでもないけど、食べ物、嗜好品は色々ある。でも味も素っ気もない。
会いたかった人に会って話し、桜を見て雪を見て、自分の人生を振り返りながら、
また少しずつ本来の年齢の姿になる。自分の人生、自分の死を受け入れていく。

そして、川を渡って、次の世界へ旅立つ。

主人公は、紆余曲折ありつつ、芸に生き、人と関わり、
落語人生をまっとうしてるのでサクサクいけるが、

助六とみよ吉は、この幽界の段階がなかなか終わらないんだな。
後から来たものを見送って、まだまだ先はながそうだ。
未練たらたら、やりきってない生き方、しょーもない死に方してるからな。

でも、別にそれも罪でも罰でもない。裁くものなど誰もいない。閻魔も審判もない。
自分の心と向き合えるまで、時間制限なしの世界が用意されている。

そこでは心の投影が無限に続くので、心に地獄をもつものは地獄に堕ちたということになる。

と、そういう世界観だ。そんなもんかもな、ていう気もする。

781 名前:ピリア [2019/03/20(水) 23:37:07.34 ID:KKDaFabb.net]
よし、自分の中で落語心中の消化終了。

古本屋行きは勘弁してやらぁww本棚に入れとこ。

アニメは声優のチョイスがいいんだよな〜。作画はイマイチだが。

八雲に石田彰はハマり役過ぎるだろww

ドラマもあったらしいけど。流行ったという話は聞かんな・・・。

782 名前:ピリア [2019/03/21(木) 00:08:17.37 ID:D+D5aIJa.net]
でもまだいくつか深読みできる要素もあるな…。
しかし心情のメロドラマはめんどい…。昼ドラ好きじゃない…。
いいや、なんでも良い方に解釈しとこ。

783 名前:ピリア [2019/03/21(木) 14:36:25.80 ID:CXszcUMF.net]
あーでも気になってきたー。

助六、幽霊のくせに肉体がないくせに、嘘ついてやがんなぁ。

三途の川の渡し賃は六文銭だという話がある。
戦国武将真田幸村の家紋だな。

助六は渡し賃を稼ぐというが、
最後にぽろっと、

立派な船に船頭までついてら。
金があるってなぁいいね、至れり尽くせりだ、
ひでぇやつは泳いで渡るんだぜ。

と言う。

泳いで渡れるんじゃねーかww
まぁ、金の問題じゃないのは薄々わかるようになってる。

主人公からお金借りればいいのに、借りないからな。

ポイントは、嘘がつけるというところだ。

そして死神は霊的存在でなく、心理的存在だとすると、

寄席に火をつけたのは、やっぱり助六の幽霊だなァ。

途中から死神に操られてた、とかいうのが、まぁ嘘っていうか、レトリックだ。

助六の中に相反する気持ちがある。
親友を想う気持ち、娘を育ててもらった恩、
果たせなかった夢を背負ってもらった感謝、
そして自分のやりたかったことをやる人にわく羨望、嫉妬、劣等感。
自分と同じところまで堕としたい、そういう気持ち。

化けて出て、取り憑いて、とり殺してやりたかったのも本心なんだな。

そういう自分の中の負の気持ちのまま行動してしまったことを、死神に操られた、と言う。
魔が差した、とか、手が勝手にやった、とか悪魔に唆された、とかそういう類のレトリックだ。

しゃーねーなぁ。

まぁ、最後に主人公を穏やかに送ってやろうという優しい嘘だ。

見抜かれてる気もするが、突っ込むほど野暮じゃない。
主人公も人生経験積んで、その辺の塩梅をわかってくれるんだな。粋なもんですww

784 名前:ピリア [2019/03/21(木) 14:39:23.43 ID:CXszcUMF.net]
そういう悪いことをしてるから、
助六はみよ吉より冥途の手前にいるわけだな。

徳からいえば助六の方が高いはずだから、変だと思ったわ。

現世への色んな執着が助六の方が強いんだな。
果たせなかった夢への執着だ。

785 名前:ピリア [2019/03/21(木) 18:42:29.34 ID:bWB3ts70.net]
ところで落語心中のもう一人の主人公、

与太郎は父性を越える息子としては100点満点、お手本のような良い男だww

与太郎にとっての父性は、やくざの親分だ。
チンピラの三下の与太をなんかの犯罪のスケープゴートにして、
刑務所でおつとめさせる、そういう命令をした男だ。

与太は刑務所を出て、落語をやって、精進して真打、一人前になる。

そこでやくざの親分と再会する。

まじ怖い極道の親分に、池に放り投げられながら、
ほんとに東京湾の底に消えることになるぞとか脅かされながら、
鍛えた芸で、全力で啖呵をきってみせる。

親分に上から頭を撫でられて、いい噺家になったな、とか言われて場が収まる。

父性との対峙、対立。しかし勝ったとはいえない、が、それでいい。

勝てばかえって面倒だ。立場の逆転がおき、父性に成りかわることになる。

そこから与太郎は、落語を続け、背中の途中だった刺青に色を入れて完成させるという儀式をする。
対立から一度離れ、内面へ向かい内面を完成させていく、というメタファーになっている。

そして最終巻、

師匠てのは越えるもんじゃねえ。別々の道を同じ方を見て、歩いていく。
同志か、仲間みてえなもんだ。オイラは師匠の落語を愛していくよ。
越えちまったら、愛せないだろ?

そういう境地にいたる。師匠は、つまり父性だな。

エクセレントだ。なにも付け足すことはない。

内面へ向かい自立、三次元をクリア。
他者を愛する四次元もクリアだ。

複雑な出自の息子を愛し、仲が良いのもうなずける。試練を越えた円満な人格だ。

落語心中も父性の物語として読めるな。良く出来てる。

786 名前:龍使いのお母さん [2019/03/22(金) 20:20:05.53 ID:jqT4vwcu.net]
まだ書けそうですか?
息子、無事に第一志望の高校に合格しました
自分で選んだ高校に、自分の力で合格しました

案ずるより産むが易し
今まで息子は親も驚く選択ばかりしてきましまが、
結果としてその道を選んで良かったね〜と思える出来事ばかり起きます

楽しい3年間を過ごせますように

787 名前:ピリア [2019/03/22(金) 20:43:54.94 ID:jVMzw3Sp.net]
>>747

おめでとうございます!

いい春だなぁ・・・。

788 名前:ピリア [2019/03/22(金) 21:01:23.43 ID:jVMzw3Sp.net]
そーいえば今日、昼ごはん食べつつテレビつけたら、

NHKみんなの歌が、AAA笑顔のループの次が谷山浩子のにわとりの歌で、

おいおいどんだけ自分得wwとか思ってたところでした。

自分の意志、自分の選択か。素晴らしいな。

どんな道にも苦難の時がくるけど、
そのときは道草でも寄り道でも回り道でもなんでもいい。

自分の心が求めるものを知る人は、いつかまた大きな道にもどってくる。

誰のどんな道も、行き着くところはおんなじところを目指している。

789 名前:ピリア [2019/03/22(金) 21:26:48.81 ID:jVMzw3Sp.net]
今日のグーグルホーム面白いなww
AIがなんでもバッハ風にしてくれるww
音楽の才能のなさが悔やまれるww

仮面ライダー電王で挿入歌のピアノアレンジ演奏がある回だったのも
なんとなくタイムリー



790 名前:ミュトス [2019/03/22(金) 23:30:53.66 ID:IezGbvdj.net]
おめでとうー!
龍使いのお母さんの息子さんも素敵な人ですね
幸あれ

恋するニワトリは自分も好き
浩子さんの声とNHKのアニメーションが優しく、とてもマッチしていていいね
龍使い親子もあんな感じなのかなー

791 名前:ピリア [2019/03/23(土) 00:18:33.45 ID:NrQTgGlS.net]
そうそう、
大人より大人びた助言を母に与え、見えないものを見ていたという龍使いの少年になんかこう、

ただものじゃない感というか、なんか妙に期待してしまう気持ちが湧くよね〜。

なんかの漫画の主人公なみのポテンシャルだものwwわくわくするなというほうが無理www

モブサイコ100ていう超能力中学生のアニメ見てるんだけど、ああいう感じかなぁ。

アニメのクオリティも今期一番だけど、ONEの超能力と日常のバランス感覚がすごくいい。

世界最強の超能力と霊能力をもつ少年は、やさしくておとなしくて努力家で、とても普通に暮らしている。

っていうのがすごい説得力あるんだよな〜。そっか〜そうなるだろうな〜って感じがする。

ナチュラルに異能を発揮するほど進んだ世界から来た魂は、総じて認識も進んでいる。高位存在だ。

調和と成長、それ以外に望むものはないでしょうともww

スリルを求める幼い魂には、原則大した異能は発現しないし、その方が幸せだww

792 名前:メディアみっくす☆名無しさん [2019/03/23(土) 12:26:29.06 ID:TALXFsvH.net]
【人類は一つです(バカウヨ除外)】  世堺教師マiトレーヤ  【ユダヤから富を奪還し分ち合おう】
rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1553306560/l50

793 名前:ピリア [2019/03/23(土) 13:27:47.25 ID:w4/RGirp.net]
よりにもよってその名前を使うのまじかよww

誰からも富を奪い還す必要などない。

みずからに必要なだけ、すでに持っていることに気がつくだけでいい。みんながだ。

でないと、どうせ奪い合いになり、
強いもの狡いものが勝つということになる。
なんにも変わらない。
支配者を降したものが、新たな支配者になるだけだ。
それを革命という。

戦争、革命、平和、三拍子のループがまた続くだけだ。
なにも新しくない。古い世界だ。

誰しもが、自分に必要なだけのすべてを、空、0、創造、愛から受けとっている、調和している、それが弥勒の世界だ。

奪われている、というガラクタの思考パターンを解放し、
富とはなにか、良く考えたらいい。
金、それは単に兌換券であり、
集めれば集めるほど豊かになるというのは、共同幻想で洗脳だ。
どこかの誰かが、その価値を定めている。
しかしそれにどの程度同意するかには、自由意思を行使できる。

豊かさは、他人や社会に保証してもらうものではない。
そんなことは誰にも不可能だ。

豊かさは、自分の心の求めるものを知り、それを追求するときに訪れる。

自分と内なる神の間にだけ、豊かさや安らぎを求めるといい。
そこには誰の介入もない。

794 名前:龍使いのお母さん [2019/03/23(土) 19:47:37.57 ID:SA4TkSkZ.net]
ピリアさん、ミュトスさん、ありがとうございます

「世界最強の超能力と霊能力をもつ少年は、やさしくておとなしくて努力家で、とても普通に暮らしている。」

って良い表現ですね!
残念ながら霊能力と努力家気質は備わっていませんが、
何となく近い部分を持ち合わせているようにも見えます
(あんまり言うと親バカみたいですがw)

795 名前:ピリア [2019/03/25(月) 00:08:19.63 ID:6TTeF3yh.net]
いやほんと、考えれば考えるほど、その設定は妥当だって気がしてくるんですよ。

まどかマギガのソシャゲのゲームのアニメ化とかあるらしいけど、

まどマギあのラスト、アルまど化もそう。

世界の法則を書き換えるという願いを叶えるには、

人間じゃなくなって概念になって宇宙に固定される、とか

キュウベエが言いだした時はなんじゃそら意味不明かよ。と思いつつ、

でもなんでか、視聴者はそれに納得する、説得力を感じるんだよな。

なんとなくそんなもんかなぁ、で、
辻褄が合わないとかゴリ押し脚本とかトンデモシナリオとか批判されないんだな。

この感覚を説明するにはどうしたもんかな。

ちょっと考えたい。フラクタルだから、卑近な例から類推していけるはず、という気はしてる。

796 名前:ピリア [2019/03/25(月) 00:26:10.18 ID:6TTeF3yh.net]
>> 731
神話の家系図、神々の系譜というのは、
法の体系ともある程度相似していると思う。
次元の層の様相、ミュトスさんが知りたいやつだな。

日本神話の系譜
インド神話の系譜
仏教の如来や菩薩の系統図
ギリシャ神話の系譜

比較検討してみれば、
風土や文化に影響される表層のテーマがあって、
深層には人間存在に普遍的なテーマがある。

各時代、各地域で神話という物語を編んだ人達は、
神格化、擬人化、あるキャラクターとして行動させてみる、という方法を使いながら、
この世界の形を描き残そうとしたはずだ。
自分たちに連なるすべてを遡り知り、記そうとした。
その探求と直感と創作という行為に訪れるインスピレーションは、やはり同じところから訪れている。

それらの神話が辿りついた最高原理はすべておなじなにかを示していて、
そこから展開していく、という文脈になる。

名もなくわざもない混元、ひ
ブラフマン、0
大日如来、空
カオス、アルケー

きっと他にも色んな神話が色んな名前でそれを呼ぶ。

神話の系譜を、なにか整合性のあるデータとかではなく、
誰かを通して顕現した神秘、インスピレーションであると思いながら読むといいんじゃないかな。

ある神様は、法か自然か心の働きか、なにを表わす擬人化なのか、
自分なりに感じとりながら読めば、

神話はこの雑多な物質現実から、ある系統だった精神的認識を写しとる優れた鏡として機能する。

役に立たないロマンの産物から、
まじで有用な世界の仕様説明書になる。

ああ、「それがなんの役にたつの?」
とか聞いてくる手合いには依然説明しても無駄なんだけどねww

自分の中で他者よりもはるかに確かなものになる。

自分にとって大事なもの。それを他者に説明する必要、認めてもらう必要を特に感じなくなるよ。

もちろん解ってもらえる人に会えたら嬉しいんだけどね。

ジョーゼフ・キャンベルのお墨付きだ。

自分も3スレ目も終わりに近づいて、ようやくそこが解ってきた。

誰からもレスなくても書き続けることができるだろうな、っていう境地だ。
誰でもない、自分のために書いてるんだよ。これ。

797 名前:ミュトス [2019/03/25(月) 02:21:29.17 ID:f4uRg+7Y.net]
神話の系図でここまで言われるなんて嬉しくて踊ってる〜
なんだろ、情報をまとめるというか体系化?するのが好きなのかな?図だとよりスッキリするし
今も「混元の呼び方一覧にしたいなー」とか思ってたww
役立つの?は褒め言葉として言われるww貶されても喋る相手ミスったなーくらいにしか思わんw

>>誰かを通して顕現した神秘、インスピレーション
>>この雑多な物質現実から、ある系統だった精神的認識を写しとる優れた鏡として機能する
>>ロマンの産物から、まじで有用な世界の仕様説明書になる
脳内のごちゃごちゃをものすごく明文化してくれる……
ずっと思ってたが、ピリアさんて読書家の一言で片付けられない文才に満ちてるよな

>>世界最強の超能力と霊能力をもつ少年は、やさしくておとなしくて努力家で、とても普通に暮らしている
これ聞いたときアリエッティの翔みたいなおっとりした人が頭に浮かんだし、私の中の龍使い少年もそんなイメージだけど、まどかもそうだな〜
コミカライズをパラパラ読んだくらいだし、説明できないけど、とにかくすごいなと

「どうすればキュウベエに搾取されないのか」ばかり考えてたけど、これも対立段階なんだろうな
まどかの願いがすべてだもの

798 名前:ピリア [2019/03/25(月) 23:33:26.45 ID:gwBbM/UJ.net]
猫が今まで一番の獲物をとってきた。

鳩。

おお…もう…。

ゴールデンカムイとか、
岡本健太郎、山賊ダイアリー
小泉武夫、猟師の肉は腐らない
内澤旬子、世界屠畜紀行
千松信也、僕は猟師になった

諸々、その手の実録系、生き物を狩って締めてさばいて、ありがたく食べる物語が好きだったけど、
猫もそこに通じるものを教えてくれた。

猫が鳩をとってきて、羽以外はまるごと、食べてしまった。

猫にとってもこんな大物は初めてだし、
嬉しかったんだと思う。

トカゲとか、よく捕ってくるんだけど、
最初はまるごと食べてたけど、
最近はもうおもちゃにするだけで食べない。
美味しくないか、飽きてるんだろうな。
猫はすぐ口が奢る。
高い猫缶の味を覚えたら、安いカリカリは食べなくなるって話は猫あるあるだww

猫が鳩を食べてるのを見て、
ちょっと全部食べたら量が多過ぎるし、
ダニとか寄生虫とか気になるし、
ある程度気が済んだ頃合いでそっと片付けようとしたら、
唸って、鳩をくわえて逃げるので、
そこからはもう、獲物を取り上げるのはやめて見てることにした。
ああ、明日はゲロの掃除だなぁ…。
消化できなかった羽や骨をまとめて吐き出すに違いない。
うちは猫の居住スペースと人の居住スペースに区切りがあるので、そこはほんと良かったな…。

猫の獲物の横取りを狙うカラスを適当に追っ払いながら見てたら、

ほんとに頭と羽以外は全部食べて、

で、頭は食べないのかな?と思っていたら、
猫は鳩の頭を咥えて、いつもの遊び場へ移動。
鳩の頭でボール遊びを始めた。
何回も放り投げてキャッチする、というのを繰り返す。

なかなかの光景だった。
鳩とはいえ、血のついた死体で遊ぶのはグロいし、かわいそうだ。
でも猫はとても熱心で楽しそうでかわいい。

サッカーの起源説のひとつに、
戦争で勝ったお祭りに、敵将の首を蹴って遊んだ。
という話があって、
ええ…、いくらなんでも野蛮過ぎるだろ…、と思っていたけど、
猫がやるなら、人もやるだろうな。
原始的な段階で、それは自然なことなんだ。

799 名前:ピリア [2019/03/25(月) 23:36:49.56 ID:gwBbM/UJ.net]
生首で遊ぶのは残酷だけど、でも、それは第三者的な感想に過ぎない。
当事者にとっての実感はそうじゃないんだ。

猫はきっと、鳩を獲ったとき、今までで一番大きな獲物を獲れた喜び、
自分は成長した、立派なハンターなんだっていう実感と満足があって、
肉を食べたら美味しくて、
その喜びを与えてくれた鳩を好きになった。気に入った。
だから、最後に残った頭でもう一度、
狩りの喜びを再現したんだ。

それは最も原始的な儀式の萌芽だな。
お葬式の元型の元型だ。

猫が鳩を見つける、身を伏せて狙う、
鳩が気がついて逃げきる前より速く駆けて捕まえて、
暴れる前に首の後ろを強く噛んでシメる。
猫と鳩の一瞬の生の駆け引き、
何度も頭を放り投げてキャッチする遊びは、
それを再現するダンスだ。

十分以上とても熱心に遊んで、
猫は鳩の頭も食べてしまった。

とても興味深いものを見せてもらった。
獲物、肉、食べるものとの関係性は、食べるだけじゃないんだ。
猫すら、鳩との関係性を儀式にする。

それはそれとして、ばっちいので猫は風呂に入れた。



800 名前:龍使いのお母さん [2019/03/26(火) 05:07:12.49 ID:atUHKcl/.net]
うーっ
これは読んで後悔・・・
グロは苦手です






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