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ヘルマン・ヘッセ part3



1 名前:吾輩は名無しである [2010/10/06(水) 18:14:56 .net]
過去スレ

【お願い】ヘルマン・ ヘッセ 【語って】
book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1043789856/
ヘルマン・ ヘッセ を語る。
book.2ch.net/test/read.cgi/book/1000818832/

501 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/04/27(金) 16:20:25.55 .net]
>>500
荒野の狼の市民性の説明。

ヤクザも多く市民だろう。
精神病院の患者は?精神病院の患者とかはどのくらいが市民で
どのくらいが市民じゃないだろ

502 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/04/27(金) 16:21:52.64 .net]
市民はいろんな両極端の中間であろうと常にする試み。
犯罪者も多くヘッセのこの説明によれば市民かもな。

503 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/04/29(日) 16:44:15.26 .net]
あれは市民全体の一般法則というより
個人の人物描写だそうな

504 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/04/29(日) 16:47:02.66 .net]
でも、個人の事を書いてると思えない。
個人と言うより全体の事だと思う。

505 名前:吾輩は名無しである [2012/04/30(月) 21:06:00.25 .net]
市民という言葉は
ヨーロッパの産業社会に登場した中間的富裕層という意味の市民ではない?

506 名前:森ノ内 mailto:sage [2012/04/30(月) 21:37:47.67 .net]
トニオ・クレーゲルに直接関係ないにしても、
市民に対置されるのは、芸術家辺りではないかと想見しています。
価値観が、一般市民とかけ離れていそうだし。^^;


507 名前:吾輩は名無しである [2012/05/02(水) 07:57:36.18 .net]
↑正解だろうと思います。一票。

508 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/05/03(木) 05:51:51.08 .net]
ラオデキヤにある教会の使いに書き送れ

509 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/05/26(土) 20:03:22.98 .net]
ヘッセ全集持ってる人いる?
ガラス玉演技の巻だけ買おうと思うんだけど・・・



510 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/05/26(土) 20:34:50.80 .net]
>>509
俺もガラス玉欲しいが高い。
文庫にしてくれ〜

511 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/05/27(日) 01:26:58.82 .net]
俺は↓スマホに入れて読んだ。
www.gutenberg21.co.jp/glas.htm

512 名前:吾輩は名無しである [2012/06/04(月) 16:52:08.28 .net]
ヘッセと文通してた日本人が
広島でヘルマンヘッセ文学館やってるらしいが
行ったことある人いる?
西反田さんって方だけど


513 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/06/09(土) 04:48:41.52 .net]
>>2



514 名前:吾輩は名無しである [2012/06/13(水) 12:21:17.87 .net]
メルヒェン最高

515 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/06/17(日) 00:21:12.61 .net]

 >つまり、君はそういう奴だったんだな (少年の日の思い出)

516 名前:金神辯天 [2012/06/18(月) 19:59:22.51 .net]
悪夢から目覚めたときの暗澹たる風景。
社会悪必要悪存在悪絶対悪
人間が現実に目覚めたとき
忌まわしいゴミ屑の山
冷血漢の無残な姿
一体野郎達は何がしたいのであろうか?
便所の水は甘いぞ
蛆虫たちは便所の水に群がり
中身のないゴミ屑を漁るだけである

517 名前:吾輩は名無しである [2012/06/19(火) 01:50:36.89 .net]
>>516
おまえくさいんだよ。

518 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/06/19(火) 17:08:54.60 .net]
ごめんなさい

519 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/06/24(日) 18:02:18.61 .net]
  >ヘルマン・ヘッセ
を仏語読みすると
  >エルマン・エッセー
でよかったでつか?




520 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/06/28(木) 14:14:03.14 .net]
復刊のガラス玉演戯、いつのまにか再発売されてるぜ。

しかし、自分でも持ってるけど四六版で二段書きってのがイマイチ。
そして値段がけっこうする。

521 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/06/29(金) 14:12:11.94 .net]
いつのまにかっていうか、ずいぶん前ですよん

522 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/06/29(金) 15:18:23.13 .net]
そうですか。
自分が手に入れようとしてた頃は、しばらく復刊も売り切れ状態だったので。

523 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/06/29(金) 19:35:26.35 .net]
ヘッセの後期は思弁的になりすぎ
デミアン以降はほぼ全て失敗作
相反する性格の登場人物を用意して対話しながら自己になるっていう
自分探しのために無駄な描写盛り込んだみたいな
車輪の下の頃のような叙情性がもはや無くなった

524 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/06/30(土) 01:26:44.19 .net]
失敗作って表現はおかしい
それは作者だけが使える言葉だ

525 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/02(月) 01:02:19.28 .net]
むしろ車輪の下のほうが、好きじゃない
単純に、「学校教育が個の輝きを色あせたものにする」というテーマが
現代のアメリカナイズされた日本において、陳腐で手垢まみれなものになってきてるからかもしれないけど

526 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/02(月) 02:16:16.88 .net]
ヘッセは厨二病の星

527 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/02(月) 06:32:44.71 .net]
でも後期ヘッセはどうせこういうことが言いたいんだろって直感したことを、本当に登場人物に語らせてヘーゲル弁証法的なつまらなさがある
聖母の泉なんてナルチスとゴルトムントに理性と感性を象徴させたうえで分かりきった対話をさせてて薄ら寒い
前期の小説を読んで感動したあとだからなおさら残念

528 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/02(月) 12:42:15.73 .net]
ヘッセは難解と言われるけど、ある性質を持ってる人には一読しただけでスッと入って行けるのかな
分かりきった事とは思わない人には逆に興味をそそられて魅力的に映るかも知れない分かるけど厨二だって一蹴する輩も居るかも知れないしね


529 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/02(月) 22:00:49.44 .net]
ヘッセはうつ傾向の人だと一発でハマると思う
特にデミアンやシッダールタは涙がチョチョ切れる

初期の作品は共感してもらえるだけだが、
ヘッセ自身が立ち直った後の作品は強い励ましの言葉が書かれてるからなぁ

>>523>>527の言ってることもよく分かる。
ただ、俺の場合は小説の作りよりもそういった根本思想の方を重視して好き嫌いが決まる。



530 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/02(月) 22:06:36.31 .net]
春の嵐なんてさ、初読はいいけど、一度後期を読んじゃうともう読む気がしない。

恋人が友人に盗られる苦悩の描写は、ウェルテルに勝るとも劣らない迫力があるが
一方でそこからの立ち直りに全く説得力がないw
この時点じゃヘッセ自身に明確な解答がないんだな、って透けて見えちゃう。

まぁ車輪の下は最終的に破滅する話だから解答なんてなくても大丈夫だと思うけど。

531 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/02(月) 22:43:14.19 .net]
ヘーゲルの弁証法的構成は面白くて精神が高揚するんだよね俺の場合。

ヘッセは初期も後期も好きだし。
まあ春の嵐を再読しようとは余り思わないが、車輪の下は何度も読み返してるし、
デミアンはもっと読み返してる。クヌルプや青春はうるわしのような小品も好きだし、詩も良いし。
ナルチスとゴルトムント、荒野のおおかみは読んでいて高揚するね。
結局ヘッセは一番好きな作家だ。


532 名前:吾輩は名無しである [2012/07/03(火) 00:20:34.81 .net]
>>531
メルヒェンもいいよね。

533 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/04(水) 00:46:16.17 .net]
聖母の泉いま読んでるがゴルトムントが修道院ぬけだしたあたりから面白くなってきた
クルチウスが全体がロマン主義とリアリズムの融合したドイツ中世の驚嘆すべき多彩な姿である。果実のようににおうばかりで瑕ひとつない。と書いてるだけある

534 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/06(金) 18:32:11.54 .net]
ヘッセすごくわかりやすいと思うが、何で難解とか言うのかわからないんだけど・・・・・

535 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/08(日) 14:36:46.58 .net]
シッダルタ、デミアン、荒野の狼を読んだ、かつてのヨーロッパ人の感想なんじゃね?

うっすら仏教かじってて、中二病を体験し、ラリパッパ世界の存在も認識している
現代日本人には難解なところはなにもないけど。

536 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/09(月) 01:34:27.31 .net]
東洋思想的なところあるからね、ヘッセ
だから日本人にしっくりくるのかも

537 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/09(月) 01:45:14.52 .net]
デミアンはドラえもんを読むようにスラスラ読めた


538 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/09(月) 09:08:01.96 .net]
ドラえもん・・・読むものだったのか?w

539 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/09(月) 10:33:42.96 .net]
実は俺もジンクレールの少年時代はのび太を思い浮かべてたw
フランツ・クローマーはジャイアンな



540 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/16(月) 01:49:31.36 .net]
最後にほうは『銀河鉄道の夜』を思い浮かべてたな
2人の少年がいて、どちらか一方がじんわり消えていく、みたいな

541 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/16(月) 02:14:23.52 .net]
デミアンは好きなんだが、なんかデミアンの母親が妙な変容をみせていくところは良く分からなかった覚えが

542 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/16(月) 02:25:09.19 .net]
デミアンの母親が、卵とか雛がどうとか言ってくれる台詞は最高

543 名前:吾輩は名無しである [2012/07/19(木) 20:23:03.62 .net]
ファルドゥムいいね、!

544 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/19(木) 20:38:35.49 .net]
藤原新也が著作の中でヘッセの「シッダールタ」を勘違いの極みって皮肉ってたな。

545 名前:吾輩は名無しである [2012/07/19(木) 20:53:44.26 .net]
まず藤原新也って誰だよ

546 名前:吾輩は名無しである [2012/07/19(木) 21:10:55.09 .net]
ワイン利きの、なっつったっけ、あーゆーの?
「この料理にはこのワイン」とかって。

オレ、甘い酒って嫌いで飲まないから、どーでもいいけど。

たしかその人だったよね?

547 名前:吾輩は名無しである [2012/07/19(木) 21:26:41.00 .net]
カイジの人か

548 名前:吾輩は名無しである [2012/07/20(金) 10:27:25.40 .net]
デミアン読了。う〜ん、確かに評価が難しい作品ですね。
構成は面白かったです。

549 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/20(金) 11:20:42.47 .net]
>>544
その著書読んでみたい。
何を勘違いだと感じたのだろう。

ヨーロッパの仏教研究者って、仏教国の一般人よりはブッダの思想を理解していたようだし。



550 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/20(金) 15:41:57.37 .net]
漫画じゃないのか?

551 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/20(金) 20:14:52.15 .net]
そんなこといったら日本の仏教こそ勘違いの極みかと
良いか悪いかはまた別として

552 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/21(土) 14:14:58.84 .net]
好き嫌いの差でしかないな
学説に添ってれば誰もが文句なしでそちらを取るとは限らないから
ヘッセが好きなやつは仏教の正しい知識がどうとかよりヘッセがああいう作品を書いたことに共感するんだろ

553 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/21(土) 18:45:51.43 .net]
ブッダに会って尚、それとは違う悟りを探そうとするなんて、仏教圏の人間には思いつきにくいのではないか?
と思った。

554 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/21(土) 23:05:30.60 .net]
>>546
写真家兼作家だよ。社会派系のね>藤原新也

昔、彼の本を何冊か読んだ記憶がある 「東京漂流」「渋谷」「空から恥が降る」
何となくこう・・・社会や人間の裏側を冷たく描写(写真付き)してるって感じだったかな



555 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/07/21(土) 23:32:10.76 .net]
へえ
なんとなく名前は目にしたことがあったけど、どういう写真を撮っているんだろう
今度本屋で立ち読みしてみるかな

556 名前:☆イッた瞬間に子宮が降りてきて チ○ポを吐き出し 潮を吹くモコ* mailto:*軍団ひとり☆モコ(大爆笑)* [2012/07/22(日) 20:43:36.17 .net]
万国のネトウヨよ! 今すぐ 団結せよ!*
AKB48からHKT48へ移籍した指原莉乃が22日、
タモリが総合司会を務めるフジテレビ系特番『FNS27時間テレビ』内で、
単独ライブ「指原たった1人の残念ライブ」
(会場は東京・台場の合衆国スタジアム)を行った!☆
指原が1人で「会いたかった」を歌う中、
ステージに前田敦子、高橋みなみ、渡辺麻友らAKB48のメンバーが現れ、
「会いたかった、さしこ〜」と歌って感動の再会を果たし、
“団結”をアピールした!* 今こそ 団結せよ!☆
バラモン兄弟よ! お前ら!☆
あんな ハゲをバカにしたヘアースタイルをしていたら、
死んで地獄に落ちて 生まれ変わったら 全体ハゲ(真性ハゲ)になって
生まれ変わるぞ!*
モコのキンタマの大きさ=バスケットボール大!*
ズルムケした時期=赤ちゃんの時だ!☆
好みのタイプの女性は 天地真理と渚ゆう子と欧陽菲菲(オーヤンフィフィ)だ!*
エドガーベインズ上院議員様がおっしゃるとおり モコは狂気の沙汰だネ…*
モコには社会的責任を感じ取る神経が完全にマヒしてるんだよネ(*)((Φ))
これからは「ウンコウーマン」の時代だ!*
南無妙法蓮華経南無阿弥陀仏☆
長年にわたって「原子力ムラ」の中心で活動していたヤツらに
これ以上 甘い汁を吸わせるワケにはいかない!*
そんな 弱い心でどうするんヤ!☆  もっと強くなりなさい!*
いっしょに がんばりましょう☆
でも つらかったら ムリしなくてもイイんですよ*
だいじょうぶですよ!☆
CIAの情報戦略の3Sはスポーツ、セックス、スクリーンの三つだ☆
CIAが背後に存在する正力氏が創設した日本テレビ放送網は、
プロレスや野球などのスポーツをテレビ放送網に乗せて、
民衆の関心をスポーツなどに振り向けることに尽力してきた*
プロレスファンとはCIAの情報戦略に
みごとに洗脳された家畜どものことだ!☆

557 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/08/08(水) 04:26:23.44 .net]
ヘッセの後期作品は高校生くらいがあまり勘違いせずに読むのには向いてると言う感じかなw

皮肉じゃなくて、文明批判の割には落としどころがわりと素直、だから今でも愛読されるのだろ
あの時期の欧州の画家作家なんて大戦ショックでだいたい内面に沈潜して変な精神世界に嵌まってるじゃん

558 名前:吾輩は名無しである [2012/08/08(水) 12:10:07.40 .net]
後期作品第一作目『デミアン』の落としどころって素直?
曖昧じゃないですか?

559 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/08/13(月) 22:16:24.61 .net]
松任谷由美も十代の頃、ヘッセやタゴールを読んでたらしいね。



560 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/08/26(日) 15:08:34.23 .net]
新潮文庫で車輪の下の特別カバーでちゃったな
あれあんま好きじゃないのになー

561 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/08/27(月) 19:42:07.43 .net]
>>560
はげど
ヘッセならあれより他に読ませるべき本があるだろうに

晩年ヘッセも当時は力不足だったから今では満足いかない本みたいなこと言ってるし

562 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/08/27(月) 20:18:39.64 .net]
そうそう。デミアンがちょうどよかったと思うな。

563 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/04(火) 21:04:13.55 .net]
皆のヘッセのベスト作品教えてくださいよ

564 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/04(火) 22:13:51.45 .net]
1.ガラス玉遊戯
2.デミアン
3.シッダールタ

565 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/10(月) 17:33:28.77 .net]
クヌルプは最高のニート

566 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/12(水) 00:26:19.97 .net]
>>565
ワロタ
この一文なかなか破壊力あるな

567 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/12(水) 04:18:15.71 .net]
読んだ中では車輪の下が一番よかったかな
でももしかしたら聖母の泉がはるかに完成度高いかも
相当分量あるのに2,3週間で一気に読んだし
ヘッセはストーリーの筋が薄くて泉もやはりそうだったが心理、情景描写がすごいわ

568 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/12(水) 08:30:18.25 .net]
ヘッセは心情の変化自体がストーリーだからなぁ

569 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/12(水) 16:02:34.96 .net]
古書店で角川のガラス玉遊戯見つけたんだけど、564を信じて買っていいのか




570 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/12(水) 19:35:03.19 .net]
遊戯は訳が古くて読むの大変だよ。
新潮の演戯でも前半は結構読むの大変だと思うけど。

571 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/12(水) 19:38:29.93 .net]
一度、演戯を読んだ後に遊戯も買って再読してみようとしたけど、途中で挫折した。

572 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/12(水) 23:26:07.15 .net]
じゃぁちょっと図書館でまず高橋のみて見ます

573 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/13(木) 17:47:53.21 .net]
ヘッセ知ろうとデミアン読んだが物足りなかったかも
二項対立の中でもがいてるもの自体は好きだが、トーマス・マン、
ヴォネガット、吉本隆明、高橋源一郎(初期)、草野マサムネ(歌詞)あたりの方が
自分にとってはデミアンよりいいかなと思った
戦争のシーンで主人公が人を見くびっていたのを悟ったと語るシーンあったけど、
まさにそうで、その色が少し強すぎたように思う。いわゆるほんの少し厨二病すぎたという感じ

574 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/13(木) 18:59:12.08 .net]
ヘッセを知ろうとデミアンを選んだ処がちょっと間違いだったのではないでしょうか。
デミアン、ステッペンウルフ辺りは少し異質な作品です。

初期のペーターカーチメントやゲルトルート、後期のナルチスとゴルトムントやガラス玉演技辺りも読んでみては?

575 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/14(金) 00:25:16.25 .net]
ガラス玉はヘッセが好きじゃないと序文で投げると思う


576 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/14(金) 18:39:34.61 .net]
初期〜後期である程度ハッキリした変化ってあるの?
個人的には厨二成分は抑え目で(便宜的に厨二って単語使ってるだけなのでそこのツッコミは勘弁)、
深刻だけどもしなやかに潜ろうとしてる耽美ある文体を求めてるんだけどどうでしょう

574さんのレスになかったシッダールタ、クヌルプあたりも気になってる

577 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/14(金) 23:04:53.99 .net]
デミアン以前と以後では全然違うと思うけど…
デミアン以前だとヘッセ自身に明確な答えがないからクライマックスに説得力がない。
答えがないから車輪の下みたいに問いを放置したり(それはそれでよい)、
春の嵐みたいに無理矢理悟りましたみたいなところに落ち着く。

578 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/15(土) 01:19:27.10 .net]
>>576
『クヌルプ』はいい作品
いささかデウス・エクス・マキナ的?ではあるけれども
理屈抜きで、ただもう読んでとても心が暖められたし、終盤特に最後の一文で泣きそうになった

>深刻だけどもしなやかに潜ろうとしてる耽美ある文体
というのがよくわかってないかもだけど・・・
『クヌルプ』、『ナルチスとゴルトムント』、『ゲルトルート』、『ペーター・カーメンチント』
あたりがお勧めかな
例えばドストエフスキーのような、練りに練られた思想みたいな描写は比較的少なめ
(『デミアン』とか『荒野の狼』とか『シッダールタ』とか一部除く後期作品に多いとして)
右往左往しながらも、予感を頼りに、自分の天命を見つけ出そうとする物語だよね
『ペーター・カーメンチント』なんかは、ヘッセ一流の自然風景描写が一際輝いてるし、前期はそういう叙情性が豊かだよ


579 名前:吾輩は名無しである [2012/09/15(土) 04:17:53.09 .net]
>>578
そんなにいいんだ。クヌルプは積ん読だったから読んでみるよ。



580 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/15(土) 04:37:09.71 .net]
シッダールタは、仏教の理解なんてあんなもんでいいのかも知れないな。
日本でも禅坊主がよく本書いてるけど、シッダールタ的な理解を否定してかかるでしょ。
狗子仏性ありの公案みたいにさ。

581 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/15(土) 09:14:45.83 .net]
ヘッセに仏教の解説書を期待しているのか?

582 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/18(火) 22:09:37.33 .net]
ゴルトムントって見方によってはなかなかのクソ野郎だよね

583 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/18(火) 22:45:31.99 .net]
まだ国民という概念もない中世での話しだからそうともいえない

584 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/19(水) 00:09:33.75 .net]
パン食い逃げとローベルトの扱いはちょっと笑える

585 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/21(金) 00:47:34.78 .net]
ユーリエとリディアどっち派?

586 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/09/30(日) 20:44:53.48 .net]
郷愁は他の作品より少し読みにくいな。


587 名前:catt ◆.catt24qAw mailto:sage [2012/10/01(月) 17:58:15.14 .net]
ガラス玉も良いんだけど、ヘッセで珠玉はやはり車輪だな。

あれは情念描写では群を抜いてる。大宰すらかすむ。

588 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/10/02(火) 11:58:07.54 .net]
『始めに神話があった』って、ヘッセ作品を象徴する言葉だよな


589 名前:吾輩は名無しである [2012/10/06(土) 08:15:55.68 .net]
田舎の中学生だった頃、本屋で「青春は美わし」(角川文庫刊)を見つけ、貪るように読んだ記憶がある。
ここであまり短編が出てこないけど、「ラテン語学校生」が大のお気に入りだった。
まるで夏の夜の花火のように美しく、心理描写も緻密で、繊細な文章は衝撃的だった。
ヘッセの著作は片っ端から読破して、大学1年の夏にヘッセの生家のあるドイツのカルブという町にも行った。
「黒い森」の中にある本当に美しい町だった。ヘッセはドイツと日本では圧倒的な人気を誇るが、
その他の国では知名度が低いと、ヘッセ博物館の人が言っていたことを思い出す。
「デミアン」を読み、ユング心理学に傾倒して精神科医の道に進んだが、やはりヘッセは自分の原点だと思う。
たまたまこのスレを見つけて、忘れかけていたヘッセへの情熱を思い出した。
まだまだ読まれているんですね。なんかもの凄く嬉しいです。




590 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/10/06(土) 15:00:36.55 .net]
実はドゥルーズのマゾッホ論でかすかに『デミアン』に言及されているのはあまり聞かない話

591 名前:吾輩は名無しである [2012/10/07(日) 01:49:43.72 .net]
ヘッセの作品の中で「精神的危機」と表現されているが、
その危機について、具体的に乗り越えたのはサマセット・モームの
「月と6ペンス」の主人公ではないか?

592 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/10/26(金) 10:15:57.60 .net]
最近読んだ哲学って題名の詩がよかった、かなしい詩だけど

593 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/10/26(金) 12:41:21.13 .net]
ヘッセは全体的に「冬の曇り空」の感じ

594 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/10/26(金) 12:46:07.21 .net]
暗く寒いけど、静かでいい感じ

595 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/10/26(金) 20:57:14.21 .net]
自分の感受性に飽きた
もう自分に興味がない

596 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/10/29(月) 15:29:15.00 .net]
この世に飽きたのではなく?

597 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/11/27(火) 22:24:55.20 .net]
今始めてヘッセ読んだ。中断された授業時間ってやつ。こんなに共感して胸が締め付けられる作家は初めてかもしれない。

598 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/11/28(水) 05:01:36.28 .net]
>>597
ヘッセ好きかない俺でもそれは好きだ

599 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/11/28(水) 16:39:26.68 .net]
マジか。じゃあヘッセの中では結構珍しい作品なのかな?車輪の下とかもこういう感じなのかと期待してるんだけど



600 名前:吾輩は名無しである mailto:sage [2012/12/01(土) 15:04:53.51 .net]
ヘッセいうても前期と後期で結構作風変わるんよ






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