- 436 名前:名無しさん@そうだドライブへ行こう mailto:sage [2010/04/03(土) 21:37:00 ID:3rfLWuL80]
- リーフのデザインだけど、あの形は設計部門で決めているから、ディテールは
ともかく、誰が担当してもルノーのフルエンスみたいなデザインにはならないよ。 ルノー製のEVには、全てルノーのプラットホームを使用している。リーフと違って ガソリン車にも使われているものがベース。部品や制御のノウハウについては 共用している部分もあるが、ルノー独自で開発している部分も多い。 日産では長年EVの開発を続けてきたこともあって、ガソリン車に近付けるのでは なくガソリン車にないEVの利点を生かす設計にしたいと考えている。長距離を 移動するときには高速道路を利用するケースが多いため、航続距離を考えると 空気抵抗の低減が重要になる。 ガソリン車では、エンジン負荷の高い時にラジエータに多くの空気を当てる必要 があるため、これが空力上の制約となっている。ただし対人も含めた衝突安全性 を考えれば、あまり鼻先を尖らすわけにもいかない。 あの形になった理由のもう一つが静粛性を高めることで、EVで特に気になる走行 時騒音の音源の一つが、サイドミラーやワイパー部分の風切り音。ヘッドライトが 空気の流れを変えて、ミラーに強い風が当たらないようにし、ボンネットのふくらみ でワイパー部の渦流音を軽減している。 もう一つの騒音源であるロードノイズは、足回しからシャシーを伝わって侵入する。 この音を遮断する方法として、強固で重量のある電池パックをシャシーに固着する ことでシャシーのロードノイズに対する共振を防いでいる。 電池交換式のフルエンスでは、リアシート後部から荷室にかけて配置した空間に 電池パックを収納する。あくまで荷物扱いであって、車体剛性の向上や低重心化 にはあまり貢献していない。
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