愛護若稲むらの蔭にて歌の円寂する時『絵はがき』評鸚鵡小町翁の発生小栗外伝小栗判官論の計画筬の音鬼の話鬼を追い払う夜折口といふ名字餓鬼阿弥蘇生譚『かげろふの日記』解説河童の話門松のはなし貴種誕生と産湯の信仰と狐の田舎わたらひ鏡花との一夕偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道組踊り以前鶏鳴と神楽と好悪の論国文学の発生(第一稿)国文学の発生(第三稿)古代研究 追ひ書き古代人の思考の基礎古代生活の研究古代に於ける言語伝承の推移最古日本の女性生活の根柢最古日本の女性生活の根柢桟敷の古い形三郷巷談詩語としての日本語死者の書死者の書死者の書死者の書 続編(草稿)辞書詩と散文との間を行く発想法信太妻の話呪詞及び祝詞小説の予言者神道の新しい方向神道の史的価値身毒丸水中の友田遊び祭りの概念だいがくの研究高御座たなばたと盆祭りと日本美人形の話人間悪の創造嫉みの話能楽に於ける「わき」の意義はちまきの話花の話妣が国へ・常世へ春永話反省の文学源氏物語髯籠の話雛祭りの話文学に於ける虚構文学を愛づる心幣束から旗さし物へ方言ほうとする話盆踊りと祭屋台と盆踊りの話まじなひの一方面まといの話万葉集に現れた古代信仰水の女水の女村々の祭り茂吉への返事桃の伝説役者の一生山越しの阿弥陀像の画因山越しの阿弥陀像の画因山越しの阿弥陀像の画因山越しの弥陀山の音を聴きながら山のことぶれ山の湯雑記雪まつりの面漂著石神論計画琉球の宗教「琉球の宗教」の中の一つの正誤霊魂の話若水の話折口 信夫 (著) - 暇つぶし青空文庫折口 信夫 (著)
著者:折口 信夫
著者概要創作では釋迢空を使用。大阪の医師の家に生れるが、父親の放蕩により家計が傾く。苦労の末、東京の国學院大學へ進学し卒業後教鞭をとる。民俗学者柳田国男に「沖縄行き」を勧められて、当地に残る古の「型」「もの」に感動し、なかなか東京へ帰らなかった。そこで得たことが民俗学者折口信夫の基礎となる。天性の文学的才能が加味し、折口は大胆にも「まれびと」「貴種流離譚」など、独自の言葉を駆使しその論文を発表。最初、そうした言葉を心よく思わなかったのは、師の柳田国男である。しかし折口は柳田を生涯にわたり尊敬し続けた。折口の興味は、民俗学に留まらず、国文学の発生にまで及んでいる。それらのほとんど「口術筆記」の形をとっていた。書き手(聞き手)は、折口の頭の回転の速さと独特の言い回しでついていくことに閉口したという。生活能力に乏しい折口が公私共に信頼をおいていた弟子の藤井春洋を養子としたが、それは春洋本人は知らぬことであった。柳田国男が保証人であるその養子縁組を知ることなく、春洋は硫黄島へ出征してしまっていた。間もなく折口の下へ春洋の訃報が届いた。今、折口は、遺言通り、春洋の故郷である能登の羽咋で春洋の隣に半分だけ眠っている。もう半分は、大阪の折口家代々の墓で眠っている。(まれびとプロジェクト)
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By eucalyptus.
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