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山賊はなぜ海賊より人気ないの?



1 名前:世界@名無史さん [2021/06/13(日) 17:07:32.70 0.net]
コンテンツの材料となるのはいつも海賊
山賊は圧倒的に人気ない
山賊が建国した国もあるのに

359 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/19(日) 17:57:09.34 0.net]
山賊って自分で関所もうけて通行料取ってたりしてたの?

360 名前:世界@名無史さん [2021/09/19(日) 19:14:49.65 0.net]
中野学校で謀略とゲリラ戦術叩き込まれた小野田少尉一党が
戦後も三十年近くジャングルや山に篭って
フィリピン警察や現地民と殺し合いしてたがあれも
フィリピン人からしたら山賊やろな

361 名前:世界@名無史さん [2021/09/20(月) 00:38:43.67 0.net]
>>353 ジャコバイト?

362 名前:世界@名無史さん [2021/09/20(月) 03:24:29.45 0.net]
>>251
ドレークも部下も海賊じゃねえよ。元々普通の貿易商だ。敵国スペイン船しか襲ってない。これは戦時下での国家のお墨付きだからな。
船主の貿易商連中は開戦時には自分の船を供出して戦う義務があるんだよ。普段から海軍省のメンバーだ。ぽっと出のならず者のわけねーだろ。

363 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/20(月) 07:26:14.89 0.net]
山賊といえば、ギリシャ神話でミノタウルスを退治した英雄・テセウスはアテネへ向かう道中で、
何人もの山賊を退治した。
しかしこの山賊らの使う技がイカレてるんだな
伸縮自在のベッドに旅人を寝かせ、頭や足がはみ出る高身長の者ははみ出た部分を切断して殺し、
ベッドにすっぽり収まる低身長の者は手足を引き伸ばして殺す。

またある者は、2本の松の木を怪力でヒン曲げてその間に旅人を縛り付けた上で手を放す。
旅人は木の弾力で股裂きにされる…

テセウスは山賊らの必殺技と同じ方法で彼らを退治した

364 名前:世界@名無史さん [2021/09/20(月) 09:26:24.87 0.net]
中国には馬族とか匪賊がいたけど、その頃の欧州にはそういう山賊的なのはいたんだろうか。やっぱ海と違って陸は世界大戦で荒れきってそんなことしてる余裕もなかったんだろうか

365 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/20(月) 09:34:54.46 0.net]
海賊は人気がある
山賊は人気がない

海だったら船でどこにでも行ける。とにかく自由

だが山中だったら定住するしかない。
そして山中は水に乏しいから風呂に入れない…不潔…

だから人気がない!

366 名前:世界@名無史さん [2021/09/20(月) 10:06:34.84 0.net]
>>361
不潔さなら海も負けてないで

367 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/20(月) 10:17:36.01 0.net]
ハイウェイマンと呼ばれる中世の特にイングランドの馬で移動するタイプの追い剥ぎは結構義賊的な人気があったみたいだが
そもそも山賊ってわざわざ山を根城にするより森にでも潜んだ方が何かと便利じゃないのか



368 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/20(月) 10:29:30.40 O.net]
>>348
後期倭冦は殆どが偽倭、つまり日本人を騙った中国人だよ。
まぁ秀吉の朝鮮出兵を大倭冦と解釈する事も出来るが。

369 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/20(月) 14:22:41.70 0.net]
>>362
考えたら塩水で体洗えば塩が付着するから、真水ですすがなければいけない
でも真水は貴重品だから、結局は体を洗わない方がマシ…
大航海時代の下級船員の生活はとにかく悲惨だった。

アメリカ開拓時代のミシシッピ川流域には、海賊ならぬ「河賊」が出没した
彼らは淡水で体を洗えて清潔だったのかな?

370 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/20(月) 14:31:34.41 0.net]
中国の長江にも「江賊」と呼ばれる連中がいた

371 名前:世界@名無史さん [2021/09/20(月) 14:39:58.08 0.net]
湖賊とかも居るかな

372 名前:世界@名無史さん [2021/09/21(火) 09:36:25.42 0.net]
>>367
琵琶湖の水軍自治勢力を湖賊と呼ぶことがあるが、
大津市にあるのは「湖族の郷資料館」。賊の字を避けたな。

三国志ならハ陽湖や洞庭湖あたりに出没する。
スチェパン・ラージンはカスピ海で活動してたので湖賊でいいと思う。

373 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/21(火) 19:00:29.03 0.net]
海賊が外国の政権と結びつくケースもある
例えばベトナムのタイソン阮氏はハノイを侵攻し、
清朝の軍勢を追い返す過程で、中国の海賊の力を借りた
新しく成立した政権は海賊に官位を与えるとともに、
それまで互いに連携を持たずに活動していた海賊のリーダーたちを組織した
さらに海軍として強化するために、軍船や大砲などの武器を海賊に与えた

374 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/21(火) 19:07:16.99 0.net]
日本は大河川がないから「河賊」は無理か
淀川の三十石舟を狙う盗賊団はいないのか?

375 名前:世界@名無史さん [2021/09/22(水) 02:39:03.29 0.net]
梁山泊は湖沼賊

376 名前:世界@名無史さん [2021/09/22(水) 05:19:34.00 0.net]
確かに水滸伝とは水の滸(ほとり)つまり水際ストーリーなんだよな...

377 名前:世界@名無史さん [2021/09/22(水) 07:14:50.77 0.net]
梁山泊は今では湖沼も消滅してただの平地になってる



378 名前:世界@名無史さん [2021/09/22(水) 08:48:57.62 0.net]
南北戦争の折に沼地を拠点に南軍に対してゲリラ戦やってた集団がいたな

379 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/22(水) 10:07:37.49 0.net]
>>374
逆に南軍のほうも同じように沼地で北軍へのゲリラ戦やってたんだろうな

380 名前:世界@名無史さん [2021/09/23(木) 12:14:35.95 0.net]
メソポタミアの湿地帯のマーシュアラブ人って、やっぱりフセイン政権時代には警戒されてたんだろうか

381 名前:世界@名無史さん [2021/09/23(木) 21:49:13.02 0.net]
水滸伝って英語訳の「Water margin」だとタイトルから中身の想像がつかん

382 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/23(木) 22:23:10.49 0.net]
平安時代、瀬戸内海の海賊は、官船が来ると家舟も家族ぐるみで強奪に加わったとか
男たちが官船に乗り込んでいる間、女たちは家舟に残るが、弓矢と太刀は離さない
ときには官船の水手が海賊に加勢することもある

383 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/24(金) 14:28:55.96 0.net]
19世紀初頭にギリシアを訪れたあるイギリス人旅行者はこう記している
「ある日突然家の召使がやってきて、俺は盗賊の頭になったと宣言しても、
我々は少しも驚くことはなかった……ギリシアでは、堂々とおこなわれれば、
盗賊という呼称や略奪という職業に、恥や不面目といった意味合いは込められていない
街道であからさまに略奪をおこなった多くの自暴自棄の奴らは、捕虜をとって身代金を
要求し、村々を支配下に置き、当局に挑戦的な態度をとるのだ。優れた軍隊によって
追跡されれば、彼らは島々に逃げ、新たな略奪のための武器を磨くのである」

384 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/24(金) 15:58:51.29 0.net]
バルカン半島、イタリア半島、イベリア半島、北アフリカといった環地中海地域には山賊文化みたいなのがあるよね

385 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/24(金) 21:39:21.33 0.net]
>島々に逃げ
山賊と海賊のハイブリッドなのか

386 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/24(金) 22:18:04.56 0.net]
ギリシアのクレフテス(匪賊)は、武装したキリスト教徒のアウトロー集団で、
山岳部を拠点に、クレフトポレモス(クレフト戦争)と呼ばれるゲリラ戦術による
略奪と戦闘を生業としていた
クレフテスと同様の集団は、オスマン帝国下のバルカン全域でみられた
彼らはセルビアではハイドゥク、ブルガリアではハイドゥテンと呼ばれた

387 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/26(日) 19:18:44.40 0.net]
ギリシアでは、クレフテスの居住する村は「クレフトホリア」
(クレフテスの村)と呼ばれたという
クレフテスの多くは移牧民であった可能性が大きい
定住して土地を耕作する農民に比べて、日常的に移動している
移牧民のほうが機動性もあり、街道の事情にも詳しかったと考えられる



388 名前:世界@名無史さん [2021/09/28(火) 19:37:41.84 0.net]
オスマン帝国下でもバルカン半島はすげえ発展が遅れてる地域だったんだろうな

389 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/28(火) 19:44:23.07 0.net]
>>384
豊かさという点ではエジプトのほうが上だったんだろうな

390 名前:世界@名無史さん [2021/09/28(火) 21:02:22.77 0.net]
とはいえオスマンのみならずビサンチンにとってもバルカンを失ったのは痛手だったよな
優れた兵士のみならず人材の供給源やった

391 名前:世界@名無史さん [2021/09/28(火) 22:14:38.37 0.net]
>>385
エジプトは江南と並んで世界で最も豊かな地域やで
バルカン半島なんかと比べるのもおかしい

392 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/29(水) 18:25:23.22 0.net]
>>385
日本の軍人がバルカンの国に武官として駐留したさい
「欧州だから繁栄してると思ったら
満蒙のような荒れ果てた土地だった」と感想言ってた
昔読んだユーゴ内戦に関する本が出どころだけど
名前忘れた

393 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/29(水) 18:48:30.64 0.net]
バルカンは山がちな地形だから、農地にできる土地が少なかったのでは?
近代以前のスイスが貧しかったのと同じ

394 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/29(水) 21:04:50.48 0.net]
それでもエンバクとかライ麦なら生産できるでしょ

395 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/29(水) 23:14:32.76 0.net]
ギリシアにおけるクレフテスの隆盛に対して、オスマン帝国は、
彼らに警察の役割を与えるという手段を講じた
そのもっとも組織化された形態が、マケドニア、イピロス、
テッサリア地方に設置されたアルマトリ制度である
アルマトリは、オスマン帝国から武器の携帯を正式に許可された
キリスト教徒による一種の非正規軍組織であり、お墨付きを得た
クレフテスを意味した

396 名前:世界@名無史さん [2021/09/30(木) 11:28:46.64 0.net]
>>388 戦前の日本人をして「おらこんな村嫌だレベル100」みたいな土地の感慨を持たせるとは
でも平均身長は世界トップレベルだろう。遺伝か最近の現象かもしれないけど、でもやはり昔からそれなりに長身になる集団だったのでは
栄養源は昔からそれなりに確保されてた?

397 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/30(木) 19:25:12.05 0.net]
17世紀末期にフランスの司祭ロベール・ド・ドルーがセレス郊外で見た
ブルガリア人の農民の小屋は、木の枝を編み、屋根を木の葉でふいただけのもので、
それより1000年前の小屋とほとんど同じだった可能性がある

19世紀のルーマニア人の農民が住んでいた小屋には、もっと粗末なものもあった
「気分が悪くなるほどの不潔と悲惨の極致」
だったと、ある旅行者は書いている
「地面に穴を掘り、そこにつっかい棒で支えた屋根を無造作にかけてある。
わらぶき屋根はまれで、たいてい芝でふいてある」
木製の鋤と車輪、石造のきねといった農具の進化も、ヨーロッパで一番遅かった



398 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/01(金) 09:58:54.45 0.net]
芝ふき屋根なんておしゃれだな

399 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/01(金) 19:06:04.96 0.net]
バルカン半島の山賊は農民を脅して、自分たちに無理やり協力させていたらしい
ロビン・フッド伝説のような「義賊」のイメージとは程遠い

400 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/01(金) 19:57:11.73 0.net]
>>395
ビザンツ時代かオスマン時代か共和国化してからかはわからんけど国家が捕まえた農民を取り調べた時に
「おら達はあの山賊どもに脅迫されて無理やり協力させられてただけですだ!」
って供述した裁判記録とかあるのかな

401 名前:世界@名無史さん [2021/10/02(土) 23:35:46.86 0.net]
>>394
芝ふき屋根・・・先進的でもあるな・・・
屋上緑化にはじめて目覚めた民族だな・・・

402 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/03(日) 01:25:10.65 0.net]
無法者は体制側に歯向かってるのがカッコ良く映るからか偶像化されやすいよな

403 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/03(日) 14:38:24.22 0.net]
ウスコクというアドリア海の海賊も、クロアチアでは数多くの歌に詠まれた英雄
はるか後の時代になって農民や牧人たちは、叙事詩を借りてウスコクの記憶を
語り継ぎ、その勇猛さ、犠牲の精神、そして名誉を尊ぶ厳しい掟にふれながら、
ウスコクを英雄とみなし、彼らをあらゆる権力からの自由の象徴として讃えた

404 名前:世界@名無史さん [2021/10/03(日) 16:12:38.75 0.net]
>>393
>19世紀のルーマニア人の農民

偉大なローマの末裔が....ってまあ広範囲に広がった民族につきものの、文化的に同化されただけの集団の末裔の可能性も高いけどw
ローマ帝国の時代から後進地域だったか

405 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/03(日) 17:58:06.99 0.net]
ルーマニア人は、言語だけラテン化したスラヴ人なんじゃね?

406 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/03(日) 20:25:04.51 0.net]
アメリカは山賊というよりジェシー・ジェームズやボニ―とクライドといった
アウトローが伝説として語り継がれてきたな

407 名前:世界@名無史さん [2021/10/04(月) 10:01:57.14 0.net]
フィリピンのカティプナンとかフクバラハップなんかも山賊みたいなもんかな?
今だと新人民軍か



408 名前:世界@名無史さん [2021/10/07(木) 03:50:21.03 0.net]
一般的に、山賊って動ける範囲がローカルで、
かなり狭い範囲を活動域の根城にしてるでしょ。

人口密度も高いから、すぐ隣の勢力と衝突したり、
山をいくつか超えてちょっと遠征すると、
その地域の見知らぬ住民に取り囲まれて袋叩きになったり。
ガラパゴス化が著しい。

それに対して海賊は、何の障害もない大きな海原をはるか遠くまで突き進んで、
突然と上陸してきて、不意打ち的に沿岸部の諸集落や都市を荒らしまわっていく。

海の方が行動範囲が広くて雄大、未知の世界に船出していくロマンがある。

409 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/07(木) 10:41:21.61 0.net]
遊牧民にはロマンを感じるな
ユーラシア大陸の、果てしなく続く大地をどこまでも駆け抜けてゆく

410 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/07(木) 11:32:12.19 0.net]
昔の農村だったら、一生に一度も自分の村周辺から出たことない人もいただろうな。
旅行するような金も無いし、そもそも旅行するという概念もない。
村で手に入らないものは、行商人から買えばいい。
好奇心旺盛でなければ、自分の村や身内で満足してしまうだろう。

411 名前:世界@名無史さん [2021/10/07(木) 12:04:49.89 0.net]
低地のしかも平坦地の村の方がその傾向が強かっただろうな
土地は肥沃で気候は温暖で、村の中だけでかなり自足できた
大分水嶺の一番奥の村なんかだとかえって山を越えて婚姻関係もあった。その行動力が山賊となる元ともなった?
チベット人なんか世界の屋根を越えて両側に居住
シェルパとか山岳ガイドになる前は山賊をやってた時代もあるのかな?

412 名前:世界@名無史さん [2021/10/07(木) 12:37:03.02 0.net]
幼少から馬に乗り14歳くらいに遠征に加わってヨーロッパまでいくとかいい人生やな

413 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/07(木) 12:38:50.45 0.net]
シェルパが外国人向けガイドとして活躍できたのは、食習慣の問題もあった。
普通のネパール人はヒンズー教徒だから牛肉が食えない。
牛革製品も使えない。
ムスリムは豚がダメ。

でもシェルパ族は食タブーが無いので、牛や豚を食う欧米人と食事を共にできた

414 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/07(木) 20:36:37.34 0.net]
>>409
言うて近代欧米でもよく食べるのは飼いやすくて安く手に入る鶏や羊だったでしょ
この2種類のタブーは日本ですら聞かないわけだし

415 名前:世界@名無史さん [2021/10/07(木) 22:16:29.21 0.net]
ヒンズーはカーストによっては肉食そのものへの忌避もあるしな

416 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/08(金) 07:00:00.03 0.net]
モンゴル人のようにユーラシア大陸を駆け抜けて敵を次々に粉砕し、
「男たる者の最大の快楽は敵を撃滅し、これをまっしぐらに駆逐し、
その所有する財物を奪い、その親しい人々が嘆き悲しむのを眺め、
その馬に跨り、その敵の妻と娘を犯すことにある」
と豪語する

こういうのにロマンを感じる人もいるのかな…

417 名前:世界@名無史さん [2021/10/08(金) 14:15:28.64 0.net]
>>409 仏教徒が一番食のタブーが少ないというのも面白いな
キリスト教徒やアニミストもイスラムやヒンドゥーの食のタブーはないけど、また独特の禁忌はあったりするのかな?
インド北東部の先住民とかどんな食のタブーがあるんだろう



418 名前:世界@名無史さん [2021/10/08(金) 19:55:52.00 0.net]
>>412

中高時代は運動神経抜群でスクールカースト上位
でも勉強ができないせいで、今はブルーカラーでくすぶってる
かつては見下していじめてたひ弱なガリ勉君に顎で使われている

そんな連中は、欲望の赴くままヒャッハーできる時代に憧れるであろうぞ。
天下取ったる!と

419 名前:世界@名無史さん [2021/10/08(金) 22:33:15.30 0.net]
日本も仏教徒の影響で肉食が忌避されてたやろ

420 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/09(土) 11:28:44.47 0.net]
モンゴルもチベットも仏教
でも、どちらも肉食
チベットの例は知らないが、モンゴルの場合は
「大型の獣は、殺して食ってもいい。一つの命が失われるが、結果として多く人の腹を満たすことができる」
「魚は食べてはいけない。一人の腹を満たすためだけに、いくつもの命を絶たなければいけない。
小さな生き物は食べてはならない」

でも日本の場合は、小魚を殺すより大型家畜を殺して食う方がよっぽど忌避感情があったな。
牛馬を殺すことは益獣を殺す事でもある。
さらに為政者が仏教を信仰し、家畜の屠畜や肉食を禁じた歴史的背景もある。

421 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/09(土) 12:09:19.53 0.net]
海賊は法の無い土地の荒くれ
山賊は法がある土地のアウトロー
って感じかなあ

山賊は基本的には誰か領主のが所有してる土地に勝手に住み着いて旅人村人襲う
海賊は所有者の無い島を拠点にして行き交う商船を襲う
って一般の人には認知されていると思う
海賊といえば新天地カリブの海賊で、北アフリカ海賊やアドリア海の海賊、倭寇などはあまりイメージされないであろう

422 名前:世界@名無史さん [2021/10/09(土) 14:44:14.58 0.net]
>>416 日本で仏教が普及しなかったらフグとかナマコとかホヤとかウニまで手を出すことはなかったのかな?
頭足類(イカ・タコ)も世界的には天敵の乱獲で数を増やしてるそうだけど、日本近海ではそうでもないし

423 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/09(土) 19:58:16.54 0.net]
>>416
食用動物の選択に伴う宗教的忌避感の事情に関しては、
基本的にチベットもモンゴルと同様だよ

それにしても、「牛・馬などの大型草食獣は農耕作業に使うから食肉にするのはいけない」という通念は、
一旦定着したら誰も疑問に思わなくなったのだろうとはいえ、相当に後付けの理屈のようにも思う
ぶっちゃけ、牛耕とかヤク耕とかやってる地域で、それら農耕獣を食肉にも使う地域って、
東洋でも西洋でも一般的にあるでしょ

正直、江戸期以前の日本の獣肉に対する忌避感情って、理由付けがよく分からない部分が多い
かといって、インド文化圏で一部見られるような徹底した菜食主義ってわけでもないし
しかも仏教の本来の戒律って、肉食を禁止してないんだよな

424 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/09(土) 21:53:26.38 0.net]
温暖な気候だからそもそもそこまで動物性食品が必須で無かったというのもあるんじゃないの?
チベットやモンゴルは脂を摂らなきゃ生きていけないでしょ

425 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/09(土) 22:14:25.74 0.net]
>>420
しかしそれだと、肉食文化が比較的早くから定着してた九州地方とかが説明できなさそう
逆に東北地方とか北陸信越地方とかで肉食文化があまり定着してなかったのも説明できなさそうだし

426 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/09(土) 22:25:22.19 0.net]
九州の薩摩には江戸期から豚の煮込み料理があるし、
宮崎県では正月の七草粥にも鶏肉を炊きこむ

信州は山国だがタンパク質と言えば日本海からもたらされた塩ブリや塩イカ。
塩イカ料理は今でも信州名物。
で、諏訪湖沿岸では蚕のサナギを煮付けて食う。
天竜川流域では水生昆虫の幼虫をザザ虫と呼んで、佃煮にする
蜂の子はもちろん御馳走。
信州の昆虫食文化は「タンパク質不足を補うため」というが、どんなもんか

427 名前:世界@名無史さん [2021/10/10(日) 07:26:13.06 0.net]
>>417
無法者には無法と言いつつも
独特なルールが成立するものだ。
やがてそれは仁義とか任侠、男気と呼ばれるようになる。
ある種の法体系が施行されてると解釈できる。



428 名前:世界@名無史さん [2021/10/10(日) 11:59:17.22 0.net]
>>412
豪語するのはよいが、いずれ自分も被害者と同じ目に遭う

429 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/10(日) 13:55:14.87 0.net]
ムスリムの教えでは、鱗とヒレのない水棲生物は食ってはいけない
貝もタコもイカもナマコもホヤもだめ

イスラムの海賊が食い物に窮してもこれらを食わないのか?
基本、回教は砂漠の宗教だから水生生物までは頭が回らないか

430 名前:世界@名無史さん [2021/10/10(日) 15:34:20.55 0.net]
イスラム教のインドネシアでは「タコヤキ」がブームだけどなあ
https://www.pt-jepun.com/indonesia/kiji341.html

431 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/10(日) 18:55:03.92 0.net]
日本ではアジアの海賊はぜんぜん人気がないなあ

明代に、チャンパー国の使者が来航して、元帥と称して海上を荒らしていた
海賊の張汝厚や林福らをチャンパー国王が撃破し、首領たちを溺死させ、
その船20艘と蘇木七万斤を獲たことを明の朝廷に報告している
チャンパーは現在のベトナム南部にあった国
中国の海賊たちは南シナ海の広東・海南島からインドシナ半島沿海を
荒らしまわっていたらしい

432 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/10(日) 20:14:50.96 0.net]
>>427
「また君に恋してる」ばかり有名になったしな
あのカップリング曲演歌っぽくなくてめっちゃかっこいいのに

433 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/ ]
[ここ壊れてます]

434 名前:10(日) 23:40:57.86 0.net mailto: >>425
食用水生生物は鰭と鱗の有る物に限るというのは、基本的には旧約聖書の記述に則るユダヤ教の戒律
イスラム教でそれに則るかどうかは、地域や宗派によって解釈幅に大きな差がある
例えばチュニジアでは蛸を食べるし、インドネシアでは烏賊なども食べる
トルコではムール貝ピラフが名物だったりする
[]
[ここ壊れてます]

435 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/11(月) 12:13:23.07 0.net]
フィリピンで30年ほど山賊やってた小野田さんの映画が英国でウケたぞ

436 名前:世界@名無史さん [2021/10/11(月) 18:23:13.41 0.net]
>>427
アジアどころか日本人が多く参加した倭寇への関心も、現代日本では異様に低い。
倭寇とスペイン艦隊がフィリピンを巡って争ったカガヤン海戦の話などすれば、
逆に何言ってるのコイツという顔をされるだろう。
https://en.wikipedia.org/wiki/1582_Cagayan_battles

437 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/11(月) 19:20:04.95 0.net]
清代には中国沿海地域にベトナム人海賊も出現した
背景には1771年に勃発したタイソン党の乱があったらしい
阮文岳・阮文侶・阮文恵の三兄弟が、当時黎氏大越国の宗主権下に
ベトナム南部を支配していた阮氏広南国に反旗を翻した

阮文恵は、破綻に瀕した財政を補うため、烏艚船を百隻余り用意し、
中国沿海地方のお尋ね者や流民を集め、彼らに仮の官爵を授け、
武器・船舶を与えて広東・福建・浙江・江蘇沿海を襲撃させた



438 名前:世界@名無史さん [2021/10/11(月) 22:23:01.92 0.net]
>>429 シーア派がどっちかといえば無脊椎動物+鱗のない魚に厳しいんだっけ
カスピ海のキャビアを輸出産業にできないかと模索した時に、まずチョウザメの鱗の有無を調べさせたそうだし
ホメイニ師だったかな?

439 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/12(火) 15:06:24.46 0.net]
シーア派って原理主義だからな

440 名前:世界@名無史さん [2021/10/13(水) 20:37:28.98 0.net]
でも酒を礼賛した詩人もイランだっけ
オマル・

441 名前:nイヤームだっけ
シーア派はユダヤ教に似てくる?こんな事テヘランで言ったらメン・イン・ブラックが戸口に立ちそうだけど
[]
[ここ壊れてます]

442 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/13(水) 23:14:06.60 0.net]
オマル・ハイヤームだけじゃないよ
オマル・ハイヤームよりもむしろイランで伝統的に国民的人気が高い詩人は、
ハーフェズだな
ハーフェズは、その詩集がイランで「一家に一冊」と称されるほどで、
ゲーテの「西東詩集」にも影響を与えたとされる神秘主義的な詩風の人なんだが、
その詩集というのが、まあ何というか、
唐の李白と張り合うんじゃないかといえるくらい、酒にまつわる詩の連続なんだ
いやほんとに、「俺いまキャバレーで一杯やってんだけど」っていうような内容の詩が、これでもかというくらい続く

しかも、彼の「ハーフェズ」という雅号そのものが、
「コーランを諳んずる朗誦者」という意味であるほどの篤信者を指す呼称でもあり、
また彼自身、その詩の中で、
「形式主義的でお堅いだけの人なんて、信仰の本筋から外れてる」という趣旨の内容を詠んでるほどなんだな
こういう非常に大らかでしかもきちんと見識のある文章家の人、ほんとに良いよね

443 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/14(木) 14:07:27.19 0.net]
イランもホメイニのイラン革命で原理主義が強くなって、
日本と接するのはそれ以降だからイラン=原理主義ってイメージだが
パフレヴィー朝とかの時代はそこまでイスラム色強くなかったんだよな

444 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/14(木) 14:26:17.47 0.net]
サファヴィー朝の絵画には、美少年との同性愛を描いたものまである
また、美少年画も多く描かれた

445 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/14(木) 19:19:16.84 0.net]
そういや「まだ預言者になってない時なら大丈夫」という理屈でイランでは美ショタのムハンマドの絵がけっこう描かれているそうだな

446 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/14(木) 22:28:56.38 0.net]
ていうか、イラン高原でシーア派が主流の長期政権って、
ブーヤ朝(ブワイフ朝)よりも後だと、サファヴィー朝の発足まではほぼ無かったんでは

447 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/14(木) 22:46:11.43 0.net]
イランでは歴代イマームの肖像画も氾濫している
そのほかに12人のイマームや五聖人をまとめて描いたもの、
カルバラーで殉教した第三代イマーム、フサインの悲劇を再現したものなどもある



448 名前:世界@名無史さん [2021/10/16(土) 20:05:45.78 0.net]
イスラム海賊はその最盛期には遥かアイスランドを襲撃したこともあったという。
https://ichi.pro/ro-ma-kara-reikyabiku-ni-shugekishita-isuramu-kyoto-no-kaizoku-no-odoroku-beki-monogatari-12523004853287

449 名前:世界@名無史さん [2021/10/17(日) 07:23:39.44 0.net]
>>431
首領のTay Fusaという名前は日本人じゃなさそう

450 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/17(日) 13:31:08.62 O.net]
偽倭だろ

451 名前:世界@名無史さん [2021/10/18(月) 23:47:17.85 0.net]
田井扶佐?

452 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/18(月) 23:53:08.52 0.net]
フランスがバルバリア海賊の拠点であるアルジェを制圧するのって
アメリカがISやアルカイダの拠点を叩くようなものか

453 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/18(月) 23:55:10.81 0.net]
>>437
高倉健版ゴルゴ13は革命前のイランが舞台な点である意味貴重な映画

454 名前:世界@名無史さん [2021/10/19(火) 10:01:14.19 0.net]
水が近いって山より衛生的な印象あるからな

455 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/19(火) 21:33:32.33 0.net]
文明が発生するような大河って相当汚いイメージが
淀川とか大和川とかも河口は相当汚いし
まあ少し昔を考えたらどっちもありえへんぐらい綺麗になってウナギやアユも戻ってきよったけど

456 名前:世界@名無史さん [2021/10/20(水) 01:16:50.66 0.net]
産業革命前だと化学薬品は入ってなかったから、汚いとはいえ生き物は生きられる水質だったのでは

457 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/20(水) 01:27:51.48 0.net]
綺麗な水はむしろ山の方が手に入れやすいな



458 名前:世界@名無史さん [2021/10/20(水) 08:53:38.33 0.net]
>>449
淀川は綺麗やろ
なにしろ淀川の水を飲んでるんやから

459 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/23(土) 00:49:54.79 0.net]
七つの海を支配(世界史レベル)
vs
七つの山を支配(日本史レベル)

わくわく感が違う






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