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山賊はなぜ海賊より人気ないの?



1 名前:世界@名無史さん [2021/06/13(日) 17:07:32.70 0.net]
コンテンツの材料となるのはいつも海賊
山賊は圧倒的に人気ない
山賊が建国した国もあるのに

317 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/05(日) 00:18:57.39 0.net]
山賊つったらふもとの村々襲ったり追い剥ぎやったり

318 名前:世界@名無史さん [2021/09/05(日) 07:15:44.49 0.net]
素晴らしきバンディッツ by 峰岸とおる
https://comicdate.web.fc2.com/magazine/bandets.html

319 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/05(日) 08:17:43.91 0.net]
スールー海賊が語っているように、戦場における名誉とは勝利や力
平和な社会におけるように、公正や信義が重んじられることは、
実際にはほとんどなかったのではないか

320 名前:世界@名無史さん [2021/09/05(日) 08:46:29.51 0.net]
海賊の発展の初期段階だったからだろう。スールーは未熟な海賊。

321 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/05(日) 14:39:51.23 0.net]
ソマリアでは、回族がいい車に乗り、いい家に住み、いい女を連れている。
女も男をそそのかす。
「あんたも海賊をやったらどう?あたしにいい家と車を買ってよ」
女。それは強力なモチベーションになる。
どこの一族にも一人くらいは海賊がいるし、その分け前をもらっている。

322 名前:世界@名無史さん [2021/09/05(日) 19:06:21.11 0.net]
ソマリアに回族?

323 名前:317 [2021/09/05(日) 22:33:06.73 0.net]
×回族→〇海賊

324 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/05(日) 22:43:45.26 0.net]
七人の侍でも山賊に連れ去られた農家の嫁がそれなりにいい暮らしをしていてそれを夫に見られた申し訳無さから自殺するんだっけ
よりにもよって最初の侍の犠牲者が出るシーンで

325 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/05(日) 23:14:11.19 0.net]
戦いが終われば村ぐるみで山賊になって落ち武者狩りして物資と命を奪うことが
常だった



326 名前:世界@名無史さん [2021/09/05(日) 23:59:00.36 0.net]
>>319 まあソマリの海賊はイスラム教徒ではあるだろう

327 名前:世界@名無史さん [2021/09/06(月) 09:12:50.44 0.net]
>>317
自衛隊が捕まえたソマリア海賊たちはこぞって故郷に送還しないでくれ、
このまま日本に連れてって欲しい、戻りたくないと泣いて訴えてた。
絶望的に困窮してるんだよ。

328 名前:世界@名無史さん [2021/09/06(月) 09:52:13.63 0.net]
すしざんまいの社長がソマリアに乗り込んで、
海賊たちに直談判。
「海賊を止めて、ソマリア沖のマグロを俺に売れ。」
船や漁具まで提供。
多くの海賊が漁夫になったそうな。
https://www.kiyomura.co.jp/tuna-king/legend#material1

329 名前:世界@名無史さん [2021/09/07(火) 23:55:26.82 0.net]
女真人も海賊行為を行っていたということは、あまり知られていないな
平安時代の「刀伊の入寇」もその延長線上にある

330 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/08(水) 00:27:48.87 0.net]
>>324
自分で釣るよりも
釣った漁船を襲撃した方が
儲かることに気が付かないとは

331 名前:世界@名無史さん [2021/09/09(木) 22:17:55.19 0.net]
バイキングはなぜ強かったんだろうな
海戦ならともかく陸戦でも強くて山賊化したし

332 名前:世界@名無史さん [2021/09/09(木) 23:25:38.11 0.net]
山賊焼きの名前の由来とは

333 名前:世界@名無史さん [2021/09/09(木) 23:27:55.44 0.net]
バイキングの船がまず凄まじい航海力あるんやろ、竜骨が丈夫だかで
北米大陸までいけちゃう
同じのが日本にあったらどうなってたんやろうな
それでも台風やら海流で安定した航路は難しかったのかの

334 名前:世界@名無史さん [2021/09/10(金) 22:01:03.57 0.net]
>>324 すしざんまい社長が23世紀の時代劇の定番になってたりしてw
世界を股にかけて紛争を解決していく

335 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/11(土) 01:42:20.70 0.net]
>>324
頭でっかちな日本外務省が「交渉は外務省の仕事」とかほざいて
民間人による介入を許さないのかと思った



336 名前:世界@名無史さん [2021/09/11(土) 10:42:03.57 0.net]
>>330
すしざんまい

337 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/11(土) 22:04:29.66 0.net]
>>328
「山賊は物を取り上げる(鶏揚げる)から」説は面白いけどこっちは揚げた奴で焼いた方の山賊焼とは関連付けられなさそう

338 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/12(日) 22:20:16.93 0.net]
>>324
このエピ聞くと貿易商の身で幕府に開国を迫ったハリスを思い出す。
政府高官でも外交官でもない一貿易商を特使として外交交渉にあたらせた
合衆国の懐の深さよ

339 名前:世界@名無史さん [2021/09/14(火) 17:25:01.66 0.net]
>>333 山家焼きはなぜか海の民の郷土料理
https://www.bh-recipe.jp/recipe/201104016.html

340 名前:世界@名無史さん [2021/09/15(水) 19:51:33.41 0.net]
中世には、海商なのか海賊なのか区別のつかない連中も多かった
元末の寧波では、日本人海商がたびたび港でトラブルを起こし、
ときには武器をとって略奪や放火まで働いた
事態を恐れた元朝は、日本船の来航を1335年以後はしばらく禁止したほどである

341 名前:世界@名無史さん [2021/09/15(水) 22:49:45.66 0.net]
あの辺では民族や国家を超えた商業ネットワークが歴史上何度か発生しているな
海商と海賊倭寇の二足の草鞋はいたようなの
大陸と日本の統治体制をうまく利用してさ
ロマンがあるわ

342 名前:世界@名無史さん [2021/09/15(水) 23:20:36.42 0.net]
確か日本人同士の抗争が大陸で起きたことがあったんだっけ
室町時代くらいに

343 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/15(水) 23:25:37.02 0.net]
海賊の中には、宋末や元代、さらに明末の海賊にみられるように、
政府に投降して、政府側の海軍的地位を与えられ、逆に海賊を
退治する側となったものもいる

344 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/15(水) 23:55:11.61 0.net]
>>339
清末の馬賊だと帰順した張作霖が清朝軍へ転身してたな

345 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/16(木) 00:06:00.20 0.net]
ワイルドバンチのマパッチ将軍一派ってどことなく政府軍に雇われた
山賊集団っぽさを感じるな



346 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/16(木) 00:17:27.69 0.net]
海賊はともかく日本の山賊って山の恵みだけで食べていけたの?
水には困らないだろうけど塩や腹一杯食べれる程の安定した食料確保出来たのか?
かなり離れた山村からの略奪やいつ通行するかわからない旅人から巻き上げた金だけじゃ養える人数に限度があるしろくに食い扶持もくれない親分に荒くれ達がいつまでも従うものなのかな?

347 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/16(木) 12:02:20.46 0.net]
>>342
村一つ山一つ丸ごと占領してれば畑だって作れるだろう

348 名前:世界@名無史さん [2021/09/16(木) 13:11:29.94 0.net]
楠公みたいのも山賊なのかの

349 名前:世界@名無史さん [2021/09/16(木) 13:18:31.07 0.net]
あいつは悪党だしな

350 名前:世界@名無史さん [2021/09/17(金) 19:55:56.82 0.net]
「ONE PIECE」はフィクションじゃない? 歴史家が語る「リアル海賊」の世界
https://news.yahoo.co.jp/byline/maishilo/20210916-00258259

351 名前:世界@名無史さん [2021/09/17(金) 21:45:02.58 0.net]
レコンキスタの最初はほぼ山賊VS飛ぶ鳥を落とす勢いのイスラム帝国だったな
失地回復の過程は相当えげつないこともしたんだろうな。キリスト教徒ですらイスラム支配を懐かしむ程

352 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/17(金) 22:55:21.07 0.net]
明代に日本と福建省との間で密貿易が行われたが、問題は取引の不円滑にあった
とくに代金の不払いは深刻であり、多いもので万の金、少ないものでも数千両を
くだらなかったという
こうなると、日本海商はそれに見合う代金をとりたてる必要にせまられ、
そこに必死の略奪がはじまる
これが倭寇の本性だが、後期倭寇は、それらの上に立ってさらに強大な
海上組織が活躍したところに特色があった

353 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/17(金) 23:56:47.49 0.net]
>>347
失地回復の果てにあったのが異端審問か
(異教徒に支配されてたのがよほど屈辱的だったんだろうな)

354 名前:世界@名無史さん [2021/09/18(土) 17:21:09.47 0.net]
異端審問やっといたお陰でその後の英仏独のような旧教対新教の深刻な対立にスペイン本国は悩まされることはなかったともいえる
まぁ低地やら三十年戦争やらいくらでも関わってはいくんだけども

355 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/18(土) 18:00:34.59 0.net]
イタリア諸地域で新教が流行らなかったのはローマ教皇のお膝元だったから?



356 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/18(土) 18:23:06.91 0.net]
山賊と結託した集落が盗品をロンダリングしたり必要な物資を調達する

その集落より外で山賊活動して
官憲が来たら山に逃げ込む
結託村落は被害者のふりをするんじゃないか

現代だって自動車泥棒が怪しい自動車整備工場で分解して部品を交換して密輸するだろうし

357 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/18(土) 20:37:06.90 0.net]
>>352
平家や源氏の末裔がそういう形で生き延びてる伝承は日本各地にあるけど海外でもあったりするのかな?
例えば滅ぼされたと思われたキリスト教以前の宗教や文化がそういった山賊海賊の儀式として僅かに残ってたりとか

358 名前:世界@名無史さん [2021/09/19(日) 07:15:02.26 0.net]
>>352
ふつうは無いだろう。集落や村の単位で考えれば
山賊から得る益より被る害の方が多い。
山賊に通じている者が村に居るぐらいならある。

359 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/19(日) 17:57:09.34 0.net]
山賊って自分で関所もうけて通行料取ってたりしてたの?

360 名前:世界@名無史さん [2021/09/19(日) 19:14:49.65 0.net]
中野学校で謀略とゲリラ戦術叩き込まれた小野田少尉一党が
戦後も三十年近くジャングルや山に篭って
フィリピン警察や現地民と殺し合いしてたがあれも
フィリピン人からしたら山賊やろな

361 名前:世界@名無史さん [2021/09/20(月) 00:38:43.67 0.net]
>>353 ジャコバイト?

362 名前:世界@名無史さん [2021/09/20(月) 03:24:29.45 0.net]
>>251
ドレークも部下も海賊じゃねえよ。元々普通の貿易商だ。敵国スペイン船しか襲ってない。これは戦時下での国家のお墨付きだからな。
船主の貿易商連中は開戦時には自分の船を供出して戦う義務があるんだよ。普段から海軍省のメンバーだ。ぽっと出のならず者のわけねーだろ。

363 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/20(月) 07:26:14.89 0.net]
山賊といえば、ギリシャ神話でミノタウルスを退治した英雄・テセウスはアテネへ向かう道中で、
何人もの山賊を退治した。
しかしこの山賊らの使う技がイカレてるんだな
伸縮自在のベッドに旅人を寝かせ、頭や足がはみ出る高身長の者ははみ出た部分を切断して殺し、
ベッドにすっぽり収まる低身長の者は手足を引き伸ばして殺す。

またある者は、2本の松の木を怪力でヒン曲げてその間に旅人を縛り付けた上で手を放す。
旅人は木の弾力で股裂きにされる…

テセウスは山賊らの必殺技と同じ方法で彼らを退治した

364 名前:世界@名無史さん [2021/09/20(月) 09:26:24.87 0.net]
中国には馬族とか匪賊がいたけど、その頃の欧州にはそういう山賊的なのはいたんだろうか。やっぱ海と違って陸は世界大戦で荒れきってそんなことしてる余裕もなかったんだろうか

365 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/20(月) 09:34:54.46 0.net]
海賊は人気がある
山賊は人気がない

海だったら船でどこにでも行ける。とにかく自由

だが山中だったら定住するしかない。
そして山中は水に乏しいから風呂に入れない…不潔…

だから人気がない!



366 名前:世界@名無史さん [2021/09/20(月) 10:06:34.84 0.net]
>>361
不潔さなら海も負けてないで

367 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/20(月) 10:17:36.01 0.net]
ハイウェイマンと呼ばれる中世の特にイングランドの馬で移動するタイプの追い剥ぎは結構義賊的な人気があったみたいだが
そもそも山賊ってわざわざ山を根城にするより森にでも潜んだ方が何かと便利じゃないのか

368 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/20(月) 10:29:30.40 O.net]
>>348
後期倭冦は殆どが偽倭、つまり日本人を騙った中国人だよ。
まぁ秀吉の朝鮮出兵を大倭冦と解釈する事も出来るが。

369 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/20(月) 14:22:41.70 0.net]
>>362
考えたら塩水で体洗えば塩が付着するから、真水ですすがなければいけない
でも真水は貴重品だから、結局は体を洗わない方がマシ…
大航海時代の下級船員の生活はとにかく悲惨だった。

アメリカ開拓時代のミシシッピ川流域には、海賊ならぬ「河賊」が出没した
彼らは淡水で体を洗えて清潔だったのかな?

370 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/20(月) 14:31:34.41 0.net]
中国の長江にも「江賊」と呼ばれる連中がいた

371 名前:世界@名無史さん [2021/09/20(月) 14:39:58.08 0.net]
湖賊とかも居るかな

372 名前:世界@名無史さん [2021/09/21(火) 09:36:25.42 0.net]
>>367
琵琶湖の水軍自治勢力を湖賊と呼ぶことがあるが、
大津市にあるのは「湖族の郷資料館」。賊の字を避けたな。

三国志ならハ陽湖や洞庭湖あたりに出没する。
スチェパン・ラージンはカスピ海で活動してたので湖賊でいいと思う。

373 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/21(火) 19:00:29.03 0.net]
海賊が外国の政権と結びつくケースもある
例えばベトナムのタイソン阮氏はハノイを侵攻し、
清朝の軍勢を追い返す過程で、中国の海賊の力を借りた
新しく成立した政権は海賊に官位を与えるとともに、
それまで互いに連携を持たずに活動していた海賊のリーダーたちを組織した
さらに海軍として強化するために、軍船や大砲などの武器を海賊に与えた

374 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/21(火) 19:07:16.99 0.net]
日本は大河川がないから「河賊」は無理か
淀川の三十石舟を狙う盗賊団はいないのか?

375 名前:世界@名無史さん [2021/09/22(水) 02:39:03.29 0.net]
梁山泊は湖沼賊



376 名前:世界@名無史さん [2021/09/22(水) 05:19:34.00 0.net]
確かに水滸伝とは水の滸(ほとり)つまり水際ストーリーなんだよな...

377 名前:世界@名無史さん [2021/09/22(水) 07:14:50.77 0.net]
梁山泊は今では湖沼も消滅してただの平地になってる

378 名前:世界@名無史さん [2021/09/22(水) 08:48:57.62 0.net]
南北戦争の折に沼地を拠点に南軍に対してゲリラ戦やってた集団がいたな

379 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/22(水) 10:07:37.49 0.net]
>>374
逆に南軍のほうも同じように沼地で北軍へのゲリラ戦やってたんだろうな

380 名前:世界@名無史さん [2021/09/23(木) 12:14:35.95 0.net]
メソポタミアの湿地帯のマーシュアラブ人って、やっぱりフセイン政権時代には警戒されてたんだろうか

381 名前:世界@名無史さん [2021/09/23(木) 21:49:13.02 0.net]
水滸伝って英語訳の「Water margin」だとタイトルから中身の想像がつかん

382 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/23(木) 22:23:10.49 0.net]
平安時代、瀬戸内海の海賊は、官船が来ると家舟も家族ぐるみで強奪に加わったとか
男たちが官船に乗り込んでいる間、女たちは家舟に残るが、弓矢と太刀は離さない
ときには官船の水手が海賊に加勢することもある

383 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/24(金) 14:28:55.96 0.net]
19世紀初頭にギリシアを訪れたあるイギリス人旅行者はこう記している
「ある日突然家の召使がやってきて、俺は盗賊の頭になったと宣言しても、
我々は少しも驚くことはなかった……ギリシアでは、堂々とおこなわれれば、
盗賊という呼称や略奪という職業に、恥や不面目といった意味合いは込められていない
街道であからさまに略奪をおこなった多くの自暴自棄の奴らは、捕虜をとって身代金を
要求し、村々を支配下に置き、当局に挑戦的な態度をとるのだ。優れた軍隊によって
追跡されれば、彼らは島々に逃げ、新たな略奪のための武器を磨くのである」

384 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/24(金) 15:58:51.29 0.net]
バルカン半島、イタリア半島、イベリア半島、北アフリカといった環地中海地域には山賊文化みたいなのがあるよね

385 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/24(金) 21:39:21.33 0.net]
>島々に逃げ
山賊と海賊のハイブリッドなのか



386 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/24(金) 22:18:04.56 0.net]
ギリシアのクレフテス(匪賊)は、武装したキリスト教徒のアウトロー集団で、
山岳部を拠点に、クレフトポレモス(クレフト戦争)と呼ばれるゲリラ戦術による
略奪と戦闘を生業としていた
クレフテスと同様の集団は、オスマン帝国下のバルカン全域でみられた
彼らはセルビアではハイドゥク、ブルガリアではハイドゥテンと呼ばれた

387 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/26(日) 19:18:44.40 0.net]
ギリシアでは、クレフテスの居住する村は「クレフトホリア」
(クレフテスの村)と呼ばれたという
クレフテスの多くは移牧民であった可能性が大きい
定住して土地を耕作する農民に比べて、日常的に移動している
移牧民のほうが機動性もあり、街道の事情にも詳しかったと考えられる

388 名前:世界@名無史さん [2021/09/28(火) 19:37:41.84 0.net]
オスマン帝国下でもバルカン半島はすげえ発展が遅れてる地域だったんだろうな

389 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/28(火) 19:44:23.07 0.net]
>>384
豊かさという点ではエジプトのほうが上だったんだろうな

390 名前:世界@名無史さん [2021/09/28(火) 21:02:22.77 0.net]
とはいえオスマンのみならずビサンチンにとってもバルカンを失ったのは痛手だったよな
優れた兵士のみならず人材の供給源やった

391 名前:世界@名無史さん [2021/09/28(火) 22:14:38.37 0.net]
>>385
エジプトは江南と並んで世界で最も豊かな地域やで
バルカン半島なんかと比べるのもおかしい

392 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/29(水) 18:25:23.22 0.net]
>>385
日本の軍人がバルカンの国に武官として駐留したさい
「欧州だから繁栄してると思ったら
満蒙のような荒れ果てた土地だった」と感想言ってた
昔読んだユーゴ内戦に関する本が出どころだけど
名前忘れた

393 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/29(水) 18:48:30.64 0.net]
バルカンは山がちな地形だから、農地にできる土地が少なかったのでは?
近代以前のスイスが貧しかったのと同じ

394 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/29(水) 21:04:50.48 0.net]
それでもエンバクとかライ麦なら生産できるでしょ

395 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/29(水) 23:14:32.76 0.net]
ギリシアにおけるクレフテスの隆盛に対して、オスマン帝国は、
彼らに警察の役割を与えるという手段を講じた
そのもっとも組織化された形態が、マケドニア、イピロス、
テッサリア地方に設置されたアルマトリ制度である
アルマトリは、オスマン帝国から武器の携帯を正式に許可された
キリスト教徒による一種の非正規軍組織であり、お墨付きを得た
クレフテスを意味した



396 名前:世界@名無史さん [2021/09/30(木) 11:28:46.64 0.net]
>>388 戦前の日本人をして「おらこんな村嫌だレベル100」みたいな土地の感慨を持たせるとは
でも平均身長は世界トップレベルだろう。遺伝か最近の現象かもしれないけど、でもやはり昔からそれなりに長身になる集団だったのでは
栄養源は昔からそれなりに確保されてた?

397 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/09/30(木) 19:25:12.05 0.net]
17世紀末期にフランスの司祭ロベール・ド・ドルーがセレス郊外で見た
ブルガリア人の農民の小屋は、木の枝を編み、屋根を木の葉でふいただけのもので、
それより1000年前の小屋とほとんど同じだった可能性がある

19世紀のルーマニア人の農民が住んでいた小屋には、もっと粗末なものもあった
「気分が悪くなるほどの不潔と悲惨の極致」
だったと、ある旅行者は書いている
「地面に穴を掘り、そこにつっかい棒で支えた屋根を無造作にかけてある。
わらぶき屋根はまれで、たいてい芝でふいてある」
木製の鋤と車輪、石造のきねといった農具の進化も、ヨーロッパで一番遅かった

398 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/01(金) 09:58:54.45 0.net]
芝ふき屋根なんておしゃれだな

399 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/01(金) 19:06:04.96 0.net]
バルカン半島の山賊は農民を脅して、自分たちに無理やり協力させていたらしい
ロビン・フッド伝説のような「義賊」のイメージとは程遠い

400 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/01(金) 19:57:11.73 0.net]
>>395
ビザンツ時代かオスマン時代か共和国化してからかはわからんけど国家が捕まえた農民を取り調べた時に
「おら達はあの山賊どもに脅迫されて無理やり協力させられてただけですだ!」
って供述した裁判記録とかあるのかな

401 名前:世界@名無史さん [2021/10/02(土) 23:35:46.86 0.net]
>>394
芝ふき屋根・・・先進的でもあるな・・・
屋上緑化にはじめて目覚めた民族だな・・・

402 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/03(日) 01:25:10.65 0.net]
無法者は体制側に歯向かってるのがカッコ良く映るからか偶像化されやすいよな

403 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/03(日) 14:38:24.22 0.net]
ウスコクというアドリア海の海賊も、クロアチアでは数多くの歌に詠まれた英雄
はるか後の時代になって農民や牧人たちは、叙事詩を借りてウスコクの記憶を
語り継ぎ、その勇猛さ、犠牲の精神、そして名誉を尊ぶ厳しい掟にふれながら、
ウスコクを英雄とみなし、彼らをあらゆる権力からの自由の象徴として讃えた

404 名前:世界@名無史さん [2021/10/03(日) 16:12:38.75 0.net]
>>393
>19世紀のルーマニア人の農民

偉大なローマの末裔が....ってまあ広範囲に広がった民族につきものの、文化的に同化されただけの集団の末裔の可能性も高いけどw
ローマ帝国の時代から後進地域だったか

405 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/03(日) 17:58:06.99 0.net]
ルーマニア人は、言語だけラテン化したスラヴ人なんじゃね?



406 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/03(日) 20:25:04.51 0.net]
アメリカは山賊というよりジェシー・ジェームズやボニ―とクライドといった
アウトローが伝説として語り継がれてきたな

407 名前:世界@名無史さん [2021/10/04(月) 10:01:57.14 0.net]
フィリピンのカティプナンとかフクバラハップなんかも山賊みたいなもんかな?
今だと新人民軍か

408 名前:世界@名無史さん [2021/10/07(木) 03:50:21.03 0.net]
一般的に、山賊って動ける範囲がローカルで、
かなり狭い範囲を活動域の根城にしてるでしょ。

人口密度も高いから、すぐ隣の勢力と衝突したり、
山をいくつか超えてちょっと遠征すると、
その地域の見知らぬ住民に取り囲まれて袋叩きになったり。
ガラパゴス化が著しい。

それに対して海賊は、何の障害もない大きな海原をはるか遠くまで突き進んで、
突然と上陸してきて、不意打ち的に沿岸部の諸集落や都市を荒らしまわっていく。

海の方が行動範囲が広くて雄大、未知の世界に船出していくロマンがある。

409 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/07(木) 10:41:21.61 0.net]
遊牧民にはロマンを感じるな
ユーラシア大陸の、果てしなく続く大地をどこまでも駆け抜けてゆく

410 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/07(木) 11:32:12.19 0.net]
昔の農村だったら、一生に一度も自分の村周辺から出たことない人もいただろうな。
旅行するような金も無いし、そもそも旅行するという概念もない。
村で手に入らないものは、行商人から買えばいい。
好奇心旺盛でなければ、自分の村や身内で満足してしまうだろう。

411 名前:世界@名無史さん [2021/10/07(木) 12:04:49.89 0.net]
低地のしかも平坦地の村の方がその傾向が強かっただろうな
土地は肥沃で気候は温暖で、村の中だけでかなり自足できた
大分水嶺の一番奥の村なんかだとかえって山を越えて婚姻関係もあった。その行動力が山賊となる元ともなった?
チベット人なんか世界の屋根を越えて両側に居住
シェルパとか山岳ガイドになる前は山賊をやってた時代もあるのかな?

412 名前:世界@名無史さん [2021/10/07(木) 12:37:03.02 0.net]
幼少から馬に乗り14歳くらいに遠征に加わってヨーロッパまでいくとかいい人生やな

413 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/07(木) 12:38:50.45 0.net]
シェルパが外国人向けガイドとして活躍できたのは、食習慣の問題もあった。
普通のネパール人はヒンズー教徒だから牛肉が食えない。
牛革製品も使えない。
ムスリムは豚がダメ。

でもシェルパ族は食タブーが無いので、牛や豚を食う欧米人と食事を共にできた

414 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/07(木) 20:36:37.34 0.net]
>>409
言うて近代欧米でもよく食べるのは飼いやすくて安く手に入る鶏や羊だったでしょ
この2種類のタブーは日本ですら聞かないわけだし

415 名前:世界@名無史さん [2021/10/07(木) 22:16:29.21 0.net]
ヒンズーはカーストによっては肉食そのものへの忌避もあるしな



416 名前:世界@名無史さん mailto:sage [2021/10/08(金) 07:00:00.03 0.net]
モンゴル人のようにユーラシア大陸を駆け抜けて敵を次々に粉砕し、
「男たる者の最大の快楽は敵を撃滅し、これをまっしぐらに駆逐し、
その所有する財物を奪い、その親しい人々が嘆き悲しむのを眺め、
その馬に跨り、その敵の妻と娘を犯すことにある」
と豪語する

こういうのにロマンを感じる人もいるのかな…

417 名前:世界@名無史さん [2021/10/08(金) 14:15:28.64 0.net]
>>409 仏教徒が一番食のタブーが少ないというのも面白いな
キリスト教徒やアニミストもイスラムやヒンドゥーの食のタブーはないけど、また独特の禁忌はあったりするのかな?
インド北東部の先住民とかどんな食のタブーがあるんだろう






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