[表示 : 全て 最新50 1-99 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 1001- 2chのread.cgiへ]
Update time : 01/07 03:28 / Filesize : 345 KB / Number-of Response : 1002
[このスレッドの書き込みを削除する]
[+板 最近立ったスレ&熱いスレ一覧 : +板 最近立ったスレ/記者別一覧] [類似スレッド一覧]


↑キャッシュ検索、類似スレ動作を修正しました、ご迷惑をお掛けしました

【CG】特殊効果・視覚効果を語るスレ【特撮】



1 名前:名無シネマさん [2006/01/01(日) 02:22:36 ID:W0tqGUH6]
一昔前は一緒くたに「SFX」などと呼ばれていた特殊効果。
最近ではその中の様々な技法を「特殊効果」と「視覚効果」とに分けて呼ぶのだとか。

●特殊効果(SFX)
Special Effectsの略。
特に、撮影現場で作られる効果を指すようになってきている。
特殊メイク、爆発、雨・風・霧の効果などですね。
いわゆる「特撮」もこの範疇。
●視覚効果
Visual Effectsの略。CG、合成、デジタル・エフェクトなど
撮影後のポスト・プロダクション段階で施される効果を指す。

映画を効果的に盛り上げたり、逆にアチャーな出来でブチ壊したりする技術を語るスレ。

2 名前:名無シネマさん [2006/01/01(日) 16:32:12 ID:75qLVj7D]
2

3 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/01(日) 23:33:58 ID:hW5IetdN]
パニックルームのビッグショットはCGだってわかんなくてすごいなーと思った

4 名前:名無シネマさん [2006/01/01(日) 23:40:48 ID:/NP4K7to]
>>3
そういうのって沢山あるな。
「英雄の条件」にはデジタル・ドメインが参加してるんだが
どの辺でデジタルエフェクトが使われているんだかサッパリわからん。

5 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/02(月) 21:05:48 ID:BDEtHjs0]
>>3
おまえカメラがコーヒーカップの取っ手をどうやってくぐるんだよ

すげーと思ってみてたけどCGである事をひけらかすようなあの一瞬で醒めた。

6 名前:名無シネマさん [2006/01/03(火) 02:12:47 ID:PGJvTT/N]
あまり現実離れしたカメラワークが出てくると萎えるな。
もっともフィンチャーのアレは狙いでやってるっぽいが。

7 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/04(水) 07:02:25 ID:4dga+Txs]
ハリポ4のドラゴンがコレジャナイドラゴンスレイヤーだった。

8 名前:名無シネマさん [2006/01/05(木) 02:23:55 ID:lz/JuGrF]
ドラゴンスレイヤーじゃないドラゴンってあまり記憶にないな。
どうしても元がハリーハウゼンだから似ちゃうのかね?

9 名前:名無シネマさん [2006/01/09(月) 02:04:17 ID:cBiYl7Yn]
cgi.2chan.net/g/futaba.htm

10 名前:名無シネマさん [2006/01/09(月) 02:55:57 ID:oIo32ck3]
何だかんだ言ってマトリロのvs100人スミスのシーンのフルCGの映像は凄いと思った
あの方法を初めてやったのはブレイド2らしいが。あれもカッコよかったなぁ



11 名前:名無シネマさん [2006/01/12(木) 22:59:00 ID:w4iDo5dc]
>>10
5,6人くらいまでは「おおすげえ」と思って見てたが
あそこまで増えるとちょっと呆れたw

12 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/13(金) 07:54:46 ID:3txHVRhc]
スミスは今度「Vフォーヴェンデッタ」の主演だそうだが、素顔は拝めるんだろうか。
顔出さないならCGデータだけでもいけたんじゃないかと思ったり。

13 名前:名無シネマさん [2006/01/14(土) 01:18:41 ID:DIkVkrdq]
平成のガメラ3の映像は半端じゃなかったな
ハリウッドでも十分通用する

14 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/14(土) 10:09:48 ID:KElbUlOl]
>>13
渋谷で泣いた。感動した。あれは演出も神。
いきなり燃えたギャオスが落下してくるんですぜ!

15 名前:名無シネマさん [2006/01/15(日) 00:22:58 ID:I9BaRMKE]
それに比べるとローレライのCGは何だったんだろうな
6年たって何の進歩もない、というか退化してるようにも見える

16 名前:名無シネマさん [2006/01/15(日) 00:43:34 ID:HI9aBOIZ]
大和も似たようなもんだ
パールハーバーとはまさに天と地の差だ

17 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/15(日) 00:45:04 ID:KxgJ7Upu]
>>16
>パールハーバーとはまさに天と地の差だ

まず予算がな(w

18 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/15(日) 08:02:36 ID:SrElUIb0]
予算ないなら無理してやらなきゃいいのに

19 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/15(日) 08:47:47 ID:KxgJ7Upu]
>>18
まったくだ。
20億あるならそれをスケールの大きい話に注ぎ込まずに
駆逐艦一隻程度のこぢんまりした話に注ぎ込めばいいのにね。
予算に合わない大風呂敷を広げるのがいつもの失敗の法則。
でも、大風呂敷広げないと集客力も落ちるっていうのは分かるんだけど。

20 名前:名無シネマさん [2006/01/23(月) 13:36:30 ID:sybPGTDb]
でも特撮と言うと怪獣映画以外に殆どなかった頃から比べると
最近の邦画の大作ブームはちょっと嬉しいかも。



21 名前:名無シネマさん [2006/01/23(月) 16:42:45 ID:i/PQ/VFu]
密かにヒノキオは質が良かったような

22 名前:名無シネマさん [2006/01/28(土) 10:37:21 ID:nNE5Dflb]
やっぱ仕事量が少ないと手間かけられて質が上がるのかね。

23 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/30(月) 00:03:49 ID:wKp2krOv]
仕事量が少ないのに手間かけてたら飢死します

24 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/30(月) 12:45:18 ID:llwtKBQ4]
逆境ナインなんか良く出来てたじゃん
制作費いくらくらいかかったんだろう

25 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/30(月) 18:09:32 ID:Z43kMHJa]
CGでいちばん印象に残ってるのは
フォレストガンプのダン中尉の足かなあ・・・
あれ知らない俳優だったら本当に足が無い人使ったと
信じちゃったかもしれない。


CG以前の「特撮」と言う意味でおれがいちばん感銘を受けたのが
「ニューヨーク1997」のグライダーのモニターに
映される摩天楼のCGだな。
単なるグリーンのワイヤーフレームなんだけどあの時代にしては
動きが実にスムーズできれい。
と思ったら黒く塗ったダンボール箱に蛍光テープを貼って
ブラックライトを照らして撮影しただけなんだと・・。

日本は予算がないから、というのも事実なんだろうけど
なんだかそれ以前の問題があるんじゃないかと思えてしまうよ。


26 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/31(火) 00:06:48 ID:x711tKqm]
まあ、日本にもロジャー・コーマンがいれば少しは事情が違ったかもな。
あと、月ロケットを打ち上げたふりをしたことがないのも不利な材料。

27 名前:名無シネマさん [2006/01/31(火) 00:33:43 ID:Oue3RGFk]
>>25
>単なるグリーンのワイヤーフレームなんだけどあの時代にしては
>動きが実にスムーズできれい

いや、あの当時は既にコストは別としてあのくらいの滑らかなCGは
十分に製作可能でしたよ。ロバート・エイブルとかが盛んにあの当時
建築シミュレーションの動画をワイヤーフレームで作ったりしているけど
いずれも「ビュンビュン」とは違うゆっくりとした滑らかな動き。

でもそういう映像にコストが掛かった時代にああいう代替手段を
考え付いたのは凄いと思う。仕掛けが分かっちゃうとビルの下の方の
ちょっとした影が気になったりするんだけどね(w


28 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/31(火) 00:37:06 ID:fBbCnBaA]
>>14
俺も泣けた。
「ID4」の車を人に置き換えただけの
情けない演出に。

29 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/31(火) 00:41:12 ID:UWLE8Z3t]
>>25
その1997の特撮スタッフの中に若き日のキャメロンが混じっていた。
SWから始まった特撮SFブームのお陰で優秀な人材が集まってたのでしょう。

その時代、日本ではアニメや漫画に人材が集まっていた時期で、
ガンダムブームが起こりパヤオがカリオストロ作ったり、オシイがTV版うる星作り初めて
今は世界が羨む日本アニメ技術の基礎が出来てる時期。(今では崩壊しかけてるが・・・)

30 名前:名無シネマさん [2006/01/31(火) 00:46:50 ID:S2VR3UfN]
シンシティすてきだった。かっこいい。



31 名前:名無シネマさん [2006/01/31(火) 00:54:37 ID:uTx+Fost]
80年代のSFXで、印象深いのは「ジェダイの復讐」のスピーダーバイクのシーン。
最初、予告編観た時は、まさかステディカム使ってスローシャッターで森の中歩いて
撮影したとは思わなかった。

32 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/31(火) 01:08:57 ID:JAwF/yNG]
仮面ライダーをキャメロンとかサムライミに撮ってほしい

33 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/01/31(火) 04:51:29 ID:kWYPlATT]
ウルトラマンをギリアムとかティムバートンに撮ってほしい

34 名前:名無シネマさん [2006/01/31(火) 10:00:07 ID:ADJFR2Eo]
グラディエーターの奴隷商人の人(名前ワスレタ)途中で撮影途中に死んじゃって、残りのショットは首をすげ替えたりして作ったことに驚いた

35 名前:名無シネマさん [2006/02/01(水) 21:02:31 ID:PedpdcPB]
コンタクトの鏡のシーン!! 

36 名前:名無シネマさん [2006/02/01(水) 23:30:59 ID:Wfv2tBbw]
>>35
おれもそこ書こうと思ってた。
意味はないけど「ハッ」とするよな。



37 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/02(木) 04:44:29 ID:it+gzQb2]
正直2ちゃんの中で一番伸びて欲しいスレ

38 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/02(木) 04:55:31 ID:dXGcVVEc]
じゃあ伸ばすか。特殊効果を使って。

39 名前:名無シネマさん [2006/02/02(木) 13:43:00 ID:ob2WQdrc]
>>36
俺は全然ハッとしなかった。
あまりにも自然過ぎるので流してしまってた。

40 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/02(木) 19:41:39 ID:y1nrwFae]
邦画でも美空ひばりが復活してたじゃん



41 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/03(金) 06:46:32 ID:HEev/15g]
コンタクトは、冒頭の「銀河から引きまくったら子供の目の中でした」ってのも
良かった。

42 名前:名無シネマさん [2006/02/04(土) 03:52:57 ID:BfOR6abD]
今、フジの深夜放送で「トータル・リコール」観ている。
さっき、シュワちゃんが鼻の穴から発信器を取り出すシーンやってたが
最近はああいうリアルな俳優のダミーヘッド使った作品て思いあたらないね。
「ロボコップ2」のバラバラにされたマーフィーとかも良かった。
どっちもロブ・ボーティンの仕事だね。

43 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/04(土) 04:30:02 ID:UkPWoXoE]
俺の頭はダミーヘッドだが、見破った奴はここ5年で1人しかいない

44 名前:名無シネマさん [2006/02/04(土) 11:41:51 ID:kTCET252]
>>42
全然使ってないって事じゃないんだろうけどね。
CGに取って変わられていると言っても需要は完全には無くならないだろうし。
ただ、今はサイバースキャンで昔より似ているダミーヘッドが作れるし
ダミーヘッドを使ってもCGでレタッチされたりして見破り難いので
「あ、これはダミーヘッドだ」という風に印象に残らないんじゃないかと。
でも、今は昔ような精巧なメカが仕込んであるダミーヘッドは需要が少ないと思う。

45 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/04(土) 11:54:14 ID:7LT5iAct]
>>42
ブレイド2

46 名前:名無シネマさん [2006/02/04(土) 12:45:23 ID:EQ+5Duxh]
ホワット・ライズ・ビニーズで、鏡を撮るシーンがあるのだが、
当然普通に撮影すれば鏡にカメラがうつるよね。でも鏡しかうつってない。
これも技術の進歩なんだなーと思う。
視覚効果のおかげで、カメラがうつりこんで撮れなかったシーンが撮れる
ようになったのはすごい。  まっ、逆効果もあるのだが…。

47 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/04(土) 13:08:05 ID:MoK1kGVx]
スレ違いだけどマトリックスはドアノブにカメラが移ってるよな。
あれ修正してくれよ。

48 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/04(土) 13:26:14 ID:SADDM6Hk]
よくわからんが、鏡に映る筈のカメラが映っていないなんてシーンは
昔からゴマンとあると思うんだが…。
いやもちろん単に見切って撮ってるんだけどさ。
あれ?ってなるシーンは昔からあるよな。

49 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/04(土) 13:26:50 ID:kTCET252]
>>47
個人的には消さないで欲しい。
サングラス等の写りモノは「お約束」でもあるし
「どんな撮影をしているか」という貴重な情報源でもある(w

50 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/04(土) 15:20:28 ID:bA2kdWNu]
>>49
そんなこと言ったら「エピ3」ラストの3POのボディから
レタッチで映り込みを全部消したILMおねーちゃんの立場が無い。



51 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/04(土) 17:20:44 ID:pqdl4L5x]
逆に、特撮マニアが映画作ったら
CGで作った絵増にわざわざカメラやスタッフの反射を
描き込んでみたりして。(w




52 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/04(土) 20:24:10 ID:gPN54Mql]
>>50
あれにはひっくりかえった。
手作業かよ!

53 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/04(土) 21:33:11 ID:l01QY8ud]
自動で消せるなら世話はない

54 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/04(土) 22:12:03 ID:sdsAujkF]
まあ、日本の低予算の「東京ゾンビ」だって
哀川翔のハゲヅラの境目を手作業で消しているよ。

55 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/05(日) 01:22:45 ID:aLFhBkFp]
問題は、手作業をしてる手が白いか黄色いか黒いかだな

56 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/05(日) 11:30:48 ID:4rBh8afj]
>55
問題じゃねーだろw

>48
昔は見切りだったからカメラワークが制限されて大変だった。
例えば鏡に映ったクローズアップから「カメラがゆっくりトラックバックして」
本人の型越しまで入れ込むなんてのは無理だったのね。

デジタル補正のおかげでそういうのも楽になって、演出に幅ができた。
結果「フライトプラン」みたいに壁一面が鏡のせまくるしい洗面所に
手持ちカメラで入り込むなんて事も出来る様になったのでした。

57 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/06(月) 16:18:09 ID:Jtdh8gHe]
>>56
へ??
実像を写しているかと思ったら鏡だった…なんてシーンは結構あると思うけどなあ。
現実的かどうかはわからないけど、例えばハーフミラーとかガラスの反射のトリックで
鏡の真正面にカメラを置いても映らないようにできると思うし。
監督がそうしたいって言えば、カメラマンがやってくれるよ。
それが仕事だからね。
狭いところやトラックバックは無理かも知れないが。

58 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/06(月) 20:32:11 ID:qMwqnKLz]
>57
その「無理」が通る様になったのね。
カメラマンが監督の無茶聞いてすげー苦労する必要がなくなった。
ハーフミラーの所為で照明に制限かかったり、
正面にカメラ置く為にわざわざ画面中に真っ暗なスペースを確保する必要もなくなった。
(ミラーのトリック使うとカメラって全く動けないのだ。)

そうなれば、監督だって申し訳なく思いながら無茶言う必要も無くなる訳で。
しなくていい苦労をしないで済ませる技術としてもデジタルは有効なのよ。

59 名前:名無シネマさん [2006/02/06(月) 21:02:13 ID:Fyb5AOXY]
デイアフタートゥモローのオープニングの空撮が全てCGだったのは驚いた


60 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/06(月) 21:29:57 ID:uCcD+ujC]
>>59
どんなのか思い出せねーよ



61 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/06(月) 22:08:09 ID:2prq+ZWy]
「レベッカ」の門の格子をすーっと通過していく映像とか
コロンブスの卵的特撮だよなあ。

合成やミニチュアとはまた違った特撮だと思う。


62 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/06(月) 22:14:06 ID:UUhR9Sxs]
>61
ヒッチコックはそういうの上手いよね。
走る車の中で会話してて、突然カメラだけ車を出てっちゃうなんてのを戦前に
やってたりする。

63 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/06(月) 22:35:47 ID:mvXTrf/O]
>61
それ確かミニチュアだったはず。
ヒッチコック トリュフォーの映画術を読むと
撮影上の制約を避けるために、セットの壁を可動式にして撮影中に動かしたり
ミニチュアとか合成をかなり使っているとあるよ。
あと「撮影メンドクセーから、IBMのコンピューターに絵コンテ入れたら
映画が出来ちゃうようにならないかな」みたいな発言もあったな。

64 名前:61 mailto:sage [2006/02/07(火) 06:36:47 ID:m3txQ2L7]
へー、ヒッチコックやるね。
そういえばバルカン超特急でもさりげなくミニチュア
使ってたりしてたなあ。北北西のラシュモア山でも
特撮使いまくってるしなあ。

ところで「北北西〜」でタンクローリーに飛行機が突っ込むシーンは
どうやってたんでしょうか?あれも何気にスゴイと思うんだけど。



65 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/07(火) 23:38:34 ID:wyZfXl0F]
マトレボのラストでスミスが想いっきり殴られるシーンが全部CGだとは気付かんかった

66 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/08(水) 03:25:02 ID:sk52sRZu]
それよりもぶったまげたのがリローデッドのいっちゃん始めで
トリニティが銃を撃ちながらビルから落ちる所。フルCGかよ・・・。人間飛べよ・・

67 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/08(水) 03:43:54 ID:HlO3LwCg]
>>66
撃ちながら落ちていくところはご本人でしょ。
あの格好で座れる椅子にトリニティーが座っているメイキング写真がある。
それを高速移動するトラックカメラで撮って合成。

68 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/08(水) 12:55:26 ID:WWCgWQxO]
だったら高速道路のトラック衝突シーンがフルCGって方が凄いよな

69 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/08(水) 23:04:12 ID:NNE8JHbP]
>>68
いや、どちらかというとあのシーンを「実はCGじゃないんですよ」と言われた方が驚くだろ。

70 名前:名無シネマさん [2006/02/08(水) 23:45:24 ID:K0Z0iDJ/]
この間、久しぶりに「トータル・リコール」観たけど
ミニチュアの列車の窓にシュワちゃんが合成されてて、カメラがグーンと引いていくと
火星の荒野が映し出されるシーン。あれどうやって撮ったか知ってる人いますか?



71 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/08(水) 23:49:16 ID:oHkk3muv]
ヒッチの北北西と同じ手

72 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/09(木) 09:29:18 ID:1lLrj2z6]
>70
基本的にモーションコントロール。ライブの画像をパースと構図を
変化させつつ模型の窓に多重合成した。
デジタル以前の時代にやっちゃった所がすごい。

73 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/09(木) 09:30:54 ID:1lLrj2z6]
ちなみにヒッチコックの時代はリアプロジェクションでやってたので、
パースを変化させると単に平板な絵を斜めから見たみたいになってた。
「トータル・リコール」はライブアクション撮影時にもうカメラ動かしてて、
それと模型を撮影するときのカメラワークをモーションコントロールで
一致させたのね。

74 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/09(木) 10:13:08 ID:mxqfyPVt]
モーションコントロールってデジタル技術以外のなにものでもないけどな。

75 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/09(木) 10:17:33 ID:uC3gBPz4]
まぁ一口にデジタルと行っても画像情報自体がデジタル化されてるか否かには
雲泥の差がある訳で。

76 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/09(木) 10:34:58 ID:w7m7zCy8]
最近見た中で面白かったのは、宇宙戦争の高速道路で他の車の間を縫って逃げる長いワンカットのシーン。
一見普通の映像に見えるが、よく考えるとありえないカメラワークなのが笑える。
地味だがモーションコントロールカメラとCGを相当上手く組み合わせてるはず。
DVDにこのシーンのメイキングが無いのは残念。

77 名前:名無シネマさん [2006/02/09(木) 14:33:57 ID:fslYqx4z]
>>72>>73
70です。レスありがとうございます。
やはりモーション・コントロールでしたか。今ではCG技術が発達してるから「ステルス」みたいな無茶苦茶な映像が
作れるようになったけど、CG以前にアレをやったのがすごいんだよな!

>パースを変化させると単に平板な絵を斜めから見たみたいになってた。
`84年の「ゴジラ」のミニチュア・ビルの窓にリアプロ合成された沢口靖子ちゃんが
まさにそれだった。
「アビス」の時はミニチュアの潜水艇のサイズに合う、小型のプロジェクターを作って
人物をリアプロしたんだよね。うーん、いい時代だった。

78 名前:名無シネマさん [2006/02/09(木) 21:12:22 ID:9bqmF6Ci]
>>76
「ストレンジデイズ」のオープニングもワンカットで
けっこううまかったっけな。ひたすらカメラの視線で動き回る。
これもJキャメロンが製作に絡んでるんだなぁ・・・

でもその「ワンカットの映像」でまたもやヒッチコック(ロープ)が
浮かんでくる。こっちは原始的なつなぎ方だけど、ヒッチコックすげーや。

79 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/09(木) 21:27:01 ID:mZ2AB6lR]
>>77って40代後半と思う。

     ・・・ 
>沢口靖子ちゃん


80 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/09(木) 23:29:20 ID:3C80JLrr]
>>76
>一見普通の映像に見えるが、よく考えると

一見してばりばりの特撮映像に見えたが…

「パーフェクト・カップル」にも、やはり走っている
車からいきなりカメラが外へ出るカットがある。
こっちは普通のドラマだけに、びっくりした。



81 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/09(木) 23:45:31 ID:XZQbg5hF]
そうですか

82 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/10(金) 03:29:30 ID:PB4+c8RY]
>>70
ステップ・モーターでコントロールされたモノレールのミニチュアを
モーションコントロール・カメラで撮影。
この状態ではモノレールの窓は黒くて光を反射しない紙が貼られている。

同じ事を黒い紙をはがして、ミニチュア内の照明を点灯した状態で撮影。
ミニチュアの中にはシュワルツネッガーの人形が乗っている。

次に撮影用のライトを消して、蛍光塗料を塗った紙を窓に貼る。
そして、ブラックライトで最初と同じ動きで撮影。
ブラックライトに反応した蛍光塗料がマスクの素材となる。

セットを解体。モーションコントロール・カメラとモノレールの位置関係を
算出し、動いているモノレールではなく固定されたスクリーンとレンズの位置が、
最初の撮影での窓とレンズの位置関係になるよう補正したプログラムをインストール。
固定したスクリーンに、トラックバックで撮影したシュワルツネッガー本人と
セットの画像を投影して撮影。

後に合成。
スクリーンに投影されたシュワルツネッガー本人の画像と
ミニチュアの人形は手書きのマスクでワイプされて乗り換えられている。

83 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/10(金) 05:19:03 ID:DPnj/l5u]
「バッドボーイズ2」のカーチェイスで
前方から転がってくる車がCGじゃなく実写だったとは驚いたな

84 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/10(金) 07:18:25 ID:L7ycc/FV]
>>80
>一見してばりばりの特撮映像に見えたが…

どこからどこまでにどういう特撮が使われているか見分けられるんですか?
俺には「恐らくこういう手法を使っているだろう」と予想することしか無理。

85 名前:名無シネマさん [2006/02/10(金) 08:48:49 ID:REBb7yPv]
>>83
あれは凄かったね。
マトリックス2でも似たようなことやってた。

でも逆に「こんな映像は撮れっこないじゃん」と勘ぐって
しまうのでCGとわかってしまう。これもいかがなものか。

86 名前:名無シネマさん [2006/02/10(金) 10:23:17 ID:Ku75yXz7]
マトリックスでエージェントが車に飛び移る一連のシーン

車全部実写だったんだな
後ろでぶっ飛んでる車も実写とは

色合いをわざとCGみたいな感じにしたのかな

87 名前:名無シネマさん [2006/02/10(金) 19:59:23 ID:MhYWwo8t]
>>84
昔は「ジェダイの復讐」のバイクスピーダーのシーンでさえ、
「実写と特撮の区別が付かない!」と大喜びしてたっけなあ(遠い目

昔、ハリーハウゼンの時代やもっと昔のメリエスの「月世界旅行」の時代も
同じように「どうやって撮ったんだろう!」「なんで動くんだろう!」と
感動しながら見たんだろうか。
もし可能ならそういった時代に同じように感動してみたい。

「感動」という意味でおれが今まででいちばん「!」と
思ったのは、ジェダイの復讐のときの
マットペインティングかな。
ルーカス展で展示されていたマットペインティングの前で、
絵だと知っていたのにしばし呆気にとられて
立ちすくんでいたおれ・・・(またも遠い目

88 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/10(金) 21:12:11 ID:rHaO7Lc+]
ハリーハウゼン現役の頃に小学生だったおれは、ほんとに驚いたよ。
しかし、キングコングがあったのだから大人はそれほどでもなかったと思う。
ただ、アルゴの骸骨剣士などは人間との絡みと、その数で圧倒しただろうと
想像はできるね。
おれが小学生の頃は猿の惑星のメイクでも十分に驚異の映像だったよ。

89 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/10(金) 21:47:07 ID:gtblZRxt]
キングコングの前、1928年版「ロストワールド」は、
原作者のコナン・ドイルが奇術師同好会の面々にフィルムを見せたところ、
「きっとトリック撮影なんだろうけどまるで本物と見まがうばかりだ」との
評価を貰ったそうな。今見るとすげー稚拙なんだけどね。

観客の認識力も映画や映像メディアの発達に合わせてどんどん肥えてる訳だ。
それがいい事なのか悪い事なのかはともかくとして。

90 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/10(金) 23:27:46 ID:6/zxLeBr]
>>76,80
じゃあ、パニックルームの前半、
マグカップの取っ手の中をカメラがくぐり抜けるショット、
アレも同じようなやり方で作ってんのかな?



91 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/10(金) 23:42:45 ID:sndaGgwg]
>>87
俺は、ILMの本に折り込みで入ってた
「レイダース」のラストカットの倉庫の方が
ショックだった。

92 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 00:04:40 ID:elv1QENz]
>91
公開当時はロケだと思ってたよ。
後にSFX展かなんかでグラスペイントが展示されてて、その荒さにまたびっくりした。

93 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 00:23:43 ID:FKTt9zW+]
>>90
そのシーンはわからんけど、配管の中をカメラが通ってゆくシーンは
フィンチャー自身が申し訳なさそうに「CGで繋いでいる」と言ってたよ。
手のこんだカメラワークに見えるけどインチキしちゃってますって
ニュアンスだった。

94 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 00:36:50 ID:elv1QENz]
最近は外観全部CGで作っちゃう事が多くなったね。
宇宙戦争の場合は車の外側と風景が全部CG。
ゼメキスの映画なんかだと車の骨組みだけで撮影してたりする。

95 名前:87 [2006/02/11(土) 00:53:42 ID:y65Xu8Ri]
>>92
>その荒さにまたびっくりした

そう、そこなんですよ。
本物と見まごうばかりの写実的な絵ではなく
そばで見ると筆の痕がモロにわかるような「絵」なんですよね。
そのギャップに驚いた。


96 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 01:08:30 ID:LURaMbhZ]
このスレ読んで「SFX映画の世界」という4部(?)の
文庫本を引っ張り出してきたくなった。
だがなあ、俺の家の倉庫がまんまレイダースのラストショットの
ようなんだ・・・誰かタスケテクレ

97 名前:名無シネマさん [2006/02/11(土) 01:35:17 ID:y65Xu8Ri]
>>96
その倉庫、奥のほうは絵だったりしてな。

98 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 02:01:36 ID:FKTt9zW+]
そう言えばブレードランナーのゾラ(蛇ダンサー)が
ガラスを突き破りながら死んでゆくシーンは、
まったく似ても似つかないスタントマンなんだよね。(男性かも)
しかもスローモーションなのだが、長いこと全く気付かなかった。
気付いてしまうと、どうしてあれでOKなのか不思議。

99 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 02:33:40 ID:6OsHQ9Dl]
>>97
うまいな、それ。

100 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 02:40:58 ID:pJu33/dp]
今更だがT2のDVDのメイキングは本当に感動する。
物凄くアナログな手法が物凄く高カ的に多用されてるんだよね。
キャメロンには早く新作撮ってもらいたいが
次作「銃夢(battle angel)」の主人公は「ゴラム方式」の
モーションキャプチャーベースのCGキャラになるとか・・・

「赤ひげ」の井戸への"キャ"メラの寄り方もある意味特殊効果。
あと自己再生する「クリスティーン」とか。

>>97
上手い!



101 名前:名無シネマさん [2006/02/11(土) 02:46:41 ID:7pwiT+oy]
■キャメロンでもう一つ。この間買った、『タイタニック アルティメットDVD』のメイキングでもかなり古典的なテクニックを使っているのには感心しました。
 ボイラー室のセットはは鏡で大きく見せているとか。

102 名前:名無シネマさん [2006/02/11(土) 09:04:01 ID:r/LSY3yQ]
>>101
あれすごいよね。
鏡に映ってる映像の役者は髪型や衣装を左右逆にしてあるなんて
なんだか余計に手間かかってそうな気がするんだけど。(w


103 名前:名無シネマさん [2006/02/11(土) 12:40:34 ID:svuP+HZ8]
マシンガン撮影って使ったのはやっぱマトリックスが最初なんかね?

104 名前:名無シネマさん [2006/02/11(土) 14:51:04 ID:H8Muv/Ia]
>>103
最初というか、マトのために作られた技術だからね。
でもリローデッドもレボリューションズも全部CGに置き換えちゃったから
後にも先にも無印だけに使われたなっちゃった。
CGじゃない(CGもつかってんだけど)あの手作り感が好きだったんだけどなぁ

105 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 15:02:07 ID:EpdAXGfm]
>>103
「ロストインスペース」じゃなかったっけ?
ローリングストーンズのPVでも昔やってたと聞いたんだが


106 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 15:43:20 ID:zORMQXxi]
あれ、よく考えると超アグレッシブなコマ撮りともいえることに気づいて途端に好きになった。

107 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 15:45:52 ID:hNuTYPU/]
>105
CGスレが立てられるたびにこの話でてくるな。

「ロスト・イン・スペース」の場合は静止画像をテクスチャ化して人体モデルに
貼付けてる。だから人物は動いてない。

「マトリックス」の場合は実際に人が動いている所を高速度撮影してる。
(というか高速で大量のカメラのシャッターを次々押してるんだが。)

108 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 15:49:42 ID:hNuTYPU/]
ちなみに、史上最初のマシンガン撮影はたぶんこれ。↓
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Eadweard_Muybridge

109 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 16:29:08 ID:EpdAXGfm]
>>107
なるほど

ついでに
先日「レクイエムフォードリーム」つーのを見た
薬漬けのおばさんが街中を徘徊するシーン
おばさん以外の人々が高速で動いてる
あれはどうやってやったのかな?
家を掃除するのはメイキングで見れたんだが…
同じ原理なのか

110 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 16:58:30 ID:9QPAO2BY]
>>109
「レクイエムフォードリーム」は見てないのだが、そのような場合
おばさんだけゆっくり動いて、微速度撮影すればいいんじゃまいか?



111 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 17:24:05 ID:6OsHQ9Dl]
>>109
俺も見てないから確かなことは言えないが、モーションコントロールカメラ使うとか。

112 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/11(土) 18:26:48 ID:kp2jijWV]
>>102
いや、それは出港する港の場面の話でしょ。
あそこでは鏡は使われずに単にフィルムを裏焼きして反転させている。
>>101が言っているのはボイラー室の場面で使われた合わせ鏡のテクニックね。
二つだけ作られたボイラーのセットの両側に大きな鏡を
鏡面を向かい合わせた状態でセットして撮影。
ボイラーが何台もあるような錯覚を観客に与えていた。
よく見ると奥の方で同じ動作を左右反転で行っている人がいたりする。
このテクニックを成り立たせたのはもちろん通路に立ち上る蒸気。

113 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/12(日) 01:44:24 ID:LxHv99Jh]
「ジュラシックパーク」は当初CGじゃなくストップモーションでやると
聞いたことがある。フィルティペットが担当で途中まで作成して監督に
テスト映像を見せていたがCGにお株を奪われてしまったと…。
そのテスト映像ってメイキングで見れるんですかね?
「ロボコップ」でティペットが担当したED209が素晴らしかったんで
見てみたいんだが。

114 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/12(日) 01:57:21 ID:WSCsGdaz]
確かDVDに入ってた テスト映像っていうかアニマティクス(絵コンテ動画)やね
コレ見るとCGに置き代ってもカメラワークやモデルの動きはそのまま踏襲してたんだなって思った
ただストップモーション版のラプターは蛇のように舌をペロペロさせてて一寸カワイイ

115 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/12(日) 03:14:50 ID:DKrHz0o2]
それはVHS時代のメイキングで見たな。
味はあるだろうけど、動きがガタガタで厳しいものだった。



116 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/12(日) 05:07:27 ID:LxHv99Jh]
>>114
>>115
ありがと、レンタル版で入ってたら見てみます

蛇足ですが「鉄人28号」って何であんなCGなんだろ?
レトロ感を出す為?
CGでやるって聞いた時結構期待したのに…


117 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/12(日) 10:00:03 ID:pZw4E8Oi]
ティペットのゴーモーションテストはDVDに入ってるよー。
アニマティクスとは別の奴。

ってもT-REXがこっちに走って来るだけの、背景もない数秒間だけどね。
メイキングの中で人形アニメ→CG交代劇に言及されてて、その中に出て来る。
その時のスピルバーグやティペットの心境とかも収録されてるから、
そっちの方が資料的価値高いかな。

118 名前:名無シネマさん [2006/02/12(日) 12:00:55 ID:NcT9qeP0]
よく考えるとT2ってジュラパより前なんだよな
改めてT-1000の凄さを思い知った

119 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/12(日) 12:50:02 ID:WSCsGdaz]
技術的にはT-1000はアビスのウォーター・ウィニーの発展型なんだけどね
でも、T2はそれまでCGを使った映画は金がかかる割に当たらないっていう
映画業界の風潮を変えたって意味でエポック そしてJPが流れを決定づけた

120 名前:名無シネマさん [2006/02/12(日) 13:55:43 ID:khTqc0pl]
なんでCGって金が掛かるんだ?
PCの回転数?



121 名前:名無シネマさん [2006/02/12(日) 14:03:37 ID:F6+uBhDT]
>>120
人件費じゃないの?

122 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/12(日) 14:05:57 ID:khTqc0pl]
>>121
そうなんだ
特殊なPCでも使ってるからか、と思ってたよ
特殊効果とか余り知らないんで、このスレは勉強になりますw

123 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/12(日) 19:12:12 ID:Z1MefLiu]
こないだ「続・激突カージャック」を見たんだが
パトカー同士の会話を運転席寄りで見せてからぶわーっと
走り去らせるカットは、「宇宙戦争」のバンのシーンより
凄いと思っちゃったよ。
こっちは一発撮りだよ。

124 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/12(日) 22:18:34 ID:WSCsGdaz]
>122
実際、10年位前はSGI社製の特殊なPCで作業してたし
レンダリングも同社の巨大なサーバ群で処理してた
ソフトはCD-ROM1枚が1千万なんてのもザラにあった
今でこそ、ダウンサイジングの恩恵で普通のPCを
大量に繋げて並列処理させて作れるような時代になったけど
新技術の開発は常にしなくちゃならないので金がかかる
でも、やっぱり人件費が一番でかい

125 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/14(火) 17:47:41 ID:YlG1rzbN]
Jキャメロンってものすごい意気込みで映画作ってる
と思うけど、特撮のシーンになるとなんか違和感を感じることが多い。

「エイリアン2」ではスラコ号が全然巨大に見えなかったり、
宇宙船が墜落してる前を人が逃げるシーンもモロに合成とわかったり、
「T2」でも走る車やバイクの背景が昔のヒッチコック映画
みたいに合成見え見えだったり、
「トゥルーライズ」でもハリアーの機銃掃射が妙にチャチかったり・・・

T2の時代だったらやろうと思えばとことんリアルに
出来ると思うんだけど、逆に合成とわかるように
楽しんでるようにも見えてしまう。
あ、「タイタニック」ではそんな風に感じるとこ無かったかな?




126 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/14(火) 18:50:11 ID:Zn+jt/6j]
>>125
俺はリアプロのことを合成と呼ぶことの方が、
はるかに違和感を感じる。

127 名前:125 mailto:sage [2006/02/14(火) 19:16:10 ID:YlG1rzbN]
それもそうだね、スマソ。
ま、別で撮った映像を重ね合わせて成り立たせることなので
言ってることだけは理解してくれ。
以後使いませんので。

128 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/14(火) 22:59:10 ID:EXb4rnii]
みんな勘違いしているが、キャメロンは特撮より
本物を撮ることの方がうまい監督だ。

「ターミネーター」は、アーノルド・シュワルツェネッガー
という本物の肉体をサイボーグに見せたところが肝だし、
「アビス」は、ほとんど無謀と言っていい水中撮影が最大の
見物。
「トゥルーライズ」のハリアーも、本物を使った登場シーンが
一番迫力あるし、「タイタニック」は本物を深海まで
撮りにいったというところに最大の意義がある映画だ。

129 名前:名無シネマさん [2006/02/15(水) 00:54:46 ID:jFrrF5B1]
キャメロンほどの完璧主義っていないな

130 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/15(水) 00:58:28 ID:NYvW7quZ]
>>129
「アビス」の美術監督は、リドリー・スコットとも
仕事してるんだが、
「スコット監督の方が、要求厳しい」
ってコメントしてた…





131 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/15(水) 01:45:57 ID:ObHnmCGC]
>>130
リドリーはケチだからw
予算の件で相当やりあったんだろう

132 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/15(水) 02:04:52 ID:nSvWwDP+]
キャメロンは元々低予算SFXのスタッフだったので
彼がSFXショットをプランニングする場合は
「どのように撮影するか」までがちゃんと計算されている場合が多い。
なので作り物をする時とかでも無駄がないのね。
エイリアン2のスラコ号だって、片面しか見せないと決まっているので
監督がそう言えば見えない側まで作る必要がない。
ミニチュア製作の資金と時間を全て見える側を完璧に仕上げる事に使える。

リドリー・スコットの場合、と言うか普通の監督の場合は
実際にミニチュアなどが上出来に仕上がったりすると
演出プランなどを急に変えてコンテとは違う事をやりたがったりする。
なので、作る側も先回りして監督が何を言い出しても対応できるような
汎用性を予め確保しておかなければならない。

監督が同程度の完璧主義者だったとしても、対応する側にとっては
後者の方が「要求が厳しい」って事になるんじゃないですかね。

133 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/15(水) 08:03:15 ID:hc42LNEq]
「エイリアン2」の時の話。
スタジオの重役が、やっぱり低予算出の監督だし出来たショットを
見てみたいと言って来たので、仕上がった分を見てもらった。

重役連曰く
「なんだこれは。特撮が得意と聞いていたのに、オープンセットで
 役者が動き回ってるだけの場面を見せられても判断出来ん」

プロデューサーが答えて、
「そのオープンセットに見えるの全部ミニチュアです。合成したんです」

134 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/15(水) 09:22:12 ID:TQfWFUf7]
「ブレードランナー」の時の話。
未来のロサンゼルス市街のセットを建てた
美術スタッフは、シド・ミードのデザインを
忠実に再現。自信満々でスコット監督に見せた。

満足げにセットを見て回ったスコット監督のコメント。

「まあ手始めとしては、こんなもんかな」

135 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/15(水) 13:18:22 ID:axKcWBWv]
>>132
シャネルの番組で、ショーが迫る中ドレスが上手く仕上がったら
ラガーフェルドがデザイン4着足しちゃって、
「美しいドレスを作った君が悪いんだ」って縫製主任さんに言ってた。

136 名前:名無シネマさん [2006/02/15(水) 13:44:07 ID:7YckXce9]
マトリックスは無印がアカデミーで視覚効果賞貰ってるのに
2,3がノミネートすらされてないのは謎だな

137 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/15(水) 14:31:06 ID:TQfWFUf7]
「ロード・オブ・ザ・リング」とかぶったからじゃないの?


138 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/15(水) 21:08:01 ID:X6LGslyt]
スターウォーズの新シリーズのCGってすごいとは思うんだけど、
なんというか、よく出来たアニメーションだな・・・
Ep3のオープニングの戦闘シーンなんかスゲーと思いつつも
昔SWの映像を興奮しながら見たあの頃が懐かしくなる。



139 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/15(水) 21:25:38 ID:gppEMKnY]
新SWの総制作費っていくらなんかな?
聞いた事ないんだけど…
関係ないけど日本映画「REX恐竜物語」で恐竜のデザインを
「ET」をデザインしたカルロ何とかがやったって聞いたが
どう見てもやっつけ仕事でぼったくられたとしか思えない恐竜だった。



140 名前:名無シネマさん [2006/02/15(水) 22:09:25 ID:IvhkM16B]
■139さん
 1億2000万ドル未満だそうです。
136さん
 マトリックスリロ&レボだけでなく、今年(2005)はSW−EP3までノミネート落ちしました。選考の対象が変わったのでしょうか?



141 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/15(水) 22:24:28 ID:RHedafxy]
続編は商売の旨味がないから、賞を出す奴はいない

142 名前:名無シネマさん [2006/02/15(水) 22:43:14 ID:wecOGwsb]
指輪物語は3作連続受賞してるのに…
何この不公平

143 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/15(水) 22:46:36 ID:8BXlZL1B]
昔なんか、「T2」のT-1000のCGで感動し、「トゥルーライズ」の
ハリアーで感激したもんだが、最近はちっとも感動しないな。

「リローデッド」のカーチェイスのメイキングを観て「なんだ、
本物も混じっていたのか」なんて思ってしまったよ。

すっかりスレてしまったようだな。

144 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/15(水) 23:26:34 ID:X6LGslyt]
>>139
それでもSWは撮影に使った模型の数の記録を
毎回更新していたんだってね。
Ep3で使った模型の数はSF映画史上最高だとか。

たま〜に「あ、ミニチュア・・」と気付くシーンも
あるんだけど、ほとんどがCGで細工されちゃってるので
全部絵に見えてしまう。


145 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/15(水) 23:51:18 ID:NYvW7quZ]
「ロード・オブ・ザ・リング」は、デジタル技術よりも
強制遠近法みたいな、「だまし」がうまかったな。

146 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/15(水) 23:57:03 ID:MVugpVn+]
「サンダーバード」なんて、ときおり釣ってる糸も見えたりしたんだけど、
そんなこと問題じゃなくて手に汗を握ってTVにかじりついていたもんだ。

と言って通じるのは、一定年齢より上かな?

147 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/16(木) 01:15:53 ID:0nXG2ZaW]
俺は操演とかマテリアル臭いCGとか
安っぽいミニチュアとか、いかにも描いたマット絵とかがたまにあると
ホッとする

148 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/16(木) 02:51:00 ID:wCntjyL0]
>>147
しかし、街で爆発があると、背景の空に影が映るのは問題だと思うw

ウルトラマンのシリーズでは、ちょくちょくあった。

149 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/16(木) 14:31:07 ID:BXkvqz9A]
>>148
影が映ったあとで建物が崩壊すると
建物の影だけがホリゾントに残るのですね。

原爆みたい。

150 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/16(木) 19:23:00 ID:vQuewMyO]
>>149
そうなの?
爆発の瞬間だけ、ビルの影が背景に見えるのかと思ったが



151 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/16(木) 20:36:47 ID:YTxs52bf]
照明の影でしょ?

152 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/17(金) 10:49:22 ID:G+kYTAJl]
>148
ウルトラハリケーンで投げ飛ばされたゼットンがくっきりと空に影を落としていたなw

CG全盛になる前のモーコンによるミニチュア撮影って、ミニチュアでなくカメラの方を
動かしてるせいかしらないけど、戦闘機なんかの挙動のいちいちに「カチッ、ウィーン」
ってモーターのスイッチオンオフや駆動の音が聞こえてくるような気がしなかった?

153 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 02:39:24 ID:ce9PqlcN]
>>152
いやぁ、そこまで耳はよくなかったw

宇宙船なんかが窓に人が映ったまま、旋回するとき「ああ、パースがズレた」
「おっ、ズレない」なんて(ヘンな)ところで手に汗握ったもんだが。

154 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 03:08:57 ID:85AcahP5]
>>150
そういう場合で一番多いのはビル崩壊でよく使われるフラッシュ球の閃光が
ホリゾントに影を出すというケース。
ビルが崩れるときにピカッと光らせてアクセントを付けるのに
よく用いられる手法なんだが、これは写真のストロボを使うという訳にはいかない。

写真用のストロボという物は発光時間が非常に短いので
下手すると映画のフィルムのコマとコマの間で発光して露光しない場合もあるし
何よりも高価な物なので、怪獣に踏まれたりビルの瓦礫の下敷きになるという
危険のある撮影には非常に不向きだったりする。
なのでこういう場合には昔の写真撮影の時に使われたフラッシュ球を
火薬と同じ回線に配線して火薬と同時に発光させたりする。
フラッシュ球というのは電圧次第で発光時間がコントロールしやすいし
何よりも球だけ入れるスペースがあれば良いのでストロボを仕込むよりも
ミニチュアが壊れるときにバレたりする危険が少ないわけ。

「フラッシュ球ってどんなもの?」という疑問をお持ちの方は
『アンタッチャブル』などの昔のニュースフォトグラファーが出てくる映画を一見されたし。
新聞記者が一枚写真を撮る度に、フラッシュ球に「ハーッ」と息を吹きかけて
球を交換しているシーンを憶えている方も多かろう。
要するに電圧に耐えられない細いフィラメントと、フィラメントを燃えやすくするガスを
封じ込めた電球に瞬間的に電圧をかけることで、強い発光を得るという原始的な仕組み。



155 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 03:10:39 ID:85AcahP5]
これ、「一回使ったらハイそれまでよ」なものなので「本番前にテスト」ってわけにはいかない。
「一度光らせて電球だけ換えれば良いじゃん」っていう考えは尤もだが
こういう電球は一般には全く需要がないので、一つ当たりの単価が非常に高価。
一昔前は東芝あたりに1000個単位で特注すれば、特別にラインを動かして
納入してくれたらしいが、今はもうそれさえもしてくれないらしい。
ハリウッドなどでは今でも買えるが、日本で製造できた頃よりも10倍近くの値段だそうな。
なので、最近では光量が不足しているのに目を瞑ってプリントゴッコ用の
小さいフラッシュ球で代用する事も多いらしい。

それと「高いのでテスト出来ない」という以上に「ミニチュアを壊さずにテストしても仕方ない」
という事情もあったりする。ちょっと文章では細かく書ききれないけど要するに
「壊れたときに効果的に作用する場所に仕掛けられているので、
 ミニチュアが崩壊していないとテストにならん」って事なのね。
大体、こういう球はビルが原型を留めている時にピカッと光らせたとしても
外側からは光が見えない位置に配置されている事が多い。

こういう球を仕込む場合に、最も気を付けないとならないのは勿論背景にまで光を届かせないこと。
そんな事は気にしなくても良いほど広いスタジオならともかく、狭いスタジオだと仕込むのには気を遣う。
遠慮がちに仕込んでも本番では瓦礫に埋もれて見えなかったりするし
あまり目立つ場所に何も考えずに仕込むと背景に光が届いてしまう。
なので目立つ場所に仕込みつつ、球の背景側に光を遮る工夫をしたりするんだけど
何しろミニチュアの崩壊の仕方なんていうのは完全に予測出来るものでもないので
勘と経験だけの世界になる。この辺のさじ加減は非常に難しいのだそうだ。
それだけでなく、突っ込んできた怪獣が光を遮る仕掛けを壊してしまったりするので難しいのだとか。

156 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 03:34:58 ID:4kHhb9sL]
中野フラッシュとか

157 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 04:38:22 ID:5akDjf9F]
>>154-155
ディテールがリアルで感心しました。
現場の方ですか?

158 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 04:42:07 ID:4kHhb9sL]
現場の方だとしても、かなりの古手だな
今ならCGで好きなように加工できる
影の除去だろうが爆発の閃光だろうが

159 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 09:04:55 ID:Wely8Z+y]
実際に修正する人間にとってはかなり退屈で面倒臭い仕事だけどな。

160 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 12:26:37 ID:VLH6r+Fm]
>154
鼻毛の人だ。
あんたがまだ2ちゃん見ててくれて安心した。



161 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 15:11:58 ID:KObBzlSs]
>>158
いわゆる怪獣特撮だと、そこまで予算と時間はないのじゃないですか。

今ではCGは使われていますけど、怪獣の触手のクネクネとかいう箇所で、
修正まではできないでしょう。

たとえば背景を「ヌキ」にしたら、影はできないですけど、煙やら破片やらの
効果までも考慮するのは(予算的には)ムリなので、目をつぶる場合もあるのでは。

技術的に可能、予算・時間的に可能は分けて考える必要がありますよね。
ま、技術の実績があっても、スキルのある人間が現場にはいないという場合も
あるでしょうけど。

162 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 15:55:18 ID:leKNpexu]
TV特撮みたいな低レベルなのは特撮板で話して欲しい
ここは映画を扱うところだよ。

163 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 16:10:46 ID:KObBzlSs]
>>162
いやぁ、すみません。以後、気をつけます。

向こうの板に行ってみたんだけど、話が合わなさそうなんで、ついw

164 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 17:09:43 ID:VLH6r+Fm]
ウルトラ兄弟のひとりひとりに専用スレが立つような板じゃなぁw

165 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 19:59:08 ID:leKNpexu]
>>163
こっちこそすいません
特撮板って技術的な話しはあんまりないんだよね・・・

僕はマトリックスのメイキングは見てないんだけど
この部分はCGだったの?実写だったの?何に使ったかわかりますか?
ttp://minimum-55.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/img-box/img20060218195702.jpg

166 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 20:14:16 ID:fW7rv47x]
>>165
特撮板って技術よりキャラの板だからね。
「今年のゴジラの縫いぐるみは去年の使い回しだろ」なんてレスにあまり異論が付かない世界。
汗をタップリ吸って2ヶ月酷使されたラテックスやウレタンの塊が一年後に使い物になるかっつーの。

167 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 21:08:09 ID:Alw0EZEy]
>>165
これはCGだすよ。
劇中で使われたモノからテクスチャをはずしてサーフェスを金属っぽいものに変えたものじゃないかなと。
多分リローデットのビルから落ちながら銃を乱射するトリニティのCGスタント用のモデルだと思われ。
>>166
ラテックスはアレだが、ウレタンは結構持つよ。陰干しして表面補修すれば、なんとかなる。
デズニーランドとかのアトラクション用のロボットの皮と材質は一緒。
あと今は表面はラテックスじゃなくてシリコンじゃないのかな?
汗のにおいは・・・根性で乗り切るしかない(笑


168 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 21:39:00 ID:leKNpexu]
>>167
じゃあ>>67の言うとおり人間でも撮っておいたけど
馴染まなくてフルCGにした箇所なのかな?プレビズとかスタント用なら、
ここまで作り込まなくても良いよね

ローレライもミニチュア撮影箇所は、船の張線とかマスク切るの面倒で
CGのほうが良かったってVFXのバイザーの発言があったし

169 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 21:59:55 ID:Alw0EZEy]
>>168
実写の人間からCGに途中で入れ替えてるんじゃなかったっけ?
このシーンは定かでないが、ネロvs百人スミスのシーンでは、
1カットの中で実写キアヌからCGキアヌに入れ替えてるところがメイキングであった。
でもリロとレボはつまんなくてあんまり良く見てないんで自信ないのだが・・・。

170 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/18(土) 23:28:44 ID:UYPAGA1X]
>>165
推測だけど、トリニティを回り込む撮り方をしているのはCGで、カメラがあまり
動かない場面でのトリニティは実写ではないかと思う。

まず、トリニティがビルから飛び出すところで、カメラがグルリと回り込む。
実写でピントを合わせながら、あの動きをするのは難しいと思う。

その後、まっすぐに落ちていくところはメイキングにあるのだけれど、
キャリ・アン・モスを台の上で支えてカメラが走っていく撮影を行っている。
しかし、ここで撮影されたものは実際には使わなかったのじゃないかと思う。

この落ちていくシーンでも、カメラがトリニティの表情を追いながら、つまり
回り込みながら「走っていく」撮影になっていて、おそらくタイミングがベスト
のものがなかったのではないかな。
メイキングを見ると、何十回も撮っているようだ。
この辺のトリニティは表情も変わらず、髪をピッタリ撫で付けていて前髪が
パラリと動く程度。

その後のカメラの動きが複雑でないシーンは実写だと思う。
最後になると、トリニティの髪型がバサバサになっていて、演出なんだろうけど、
ちょっと違和感ありw



171 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/19(日) 07:06:35 ID:AOpnAQW4]
「シネフェックス日本語版」の最終号によると。

"トリニティー・フォール"と呼ばれたあのカットを担当したのはPixel Revelation Front社。
最初は香港のスタントチームによって、ワイヤーアクションで試みられたのだが
吊りという手法では地面と水平の方向に正確な軌道を描かせる事が難しかった。
自由落下というのは安全性の問題と撮影の難しさから最初にペケ。

なので、キャリー・アン・モスの背中とヒップのモールドを取って
彼女があの格好で座れる椅子を製作。その脇にトラックを敷設して
秒速11mで自走できるパン・ヘッド付きの移動車をモーション・コントロールで走らせ撮影。
細かい修正などがあったにしても、あれの基本は実写なのだとか。

逆に彼女が落ち始める前にガラス窓を突き破って飛び出してくるカットは
彼女の表情を捉えたマッピング素材以外は100%デジタルで作られたのだそうで。
これを担当したのはEno社。正に>>165のカットですね。

「その彼女のヒップのモールドはその後どうなったのか?」という
よこしまな疑問はともかく、そういう手法で作られたのだそうで。

172 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/19(日) 07:33:55 ID:AOpnAQW4]
ちなみに>>158ですが。

>>161が指摘しているとおり「技術的に可能」と「予算・時間的に可能」は別問題だったりする。
純粋に技術的な見地から言うと可能ではあるが、こういう場合は非常に難しい。

影の除去で言えば、まず静止画レベルではそんなに難しくない。
こういう閃光などは大体3コマくらいしか無いので、
静止画レベルで「除去しました」っていうのは半日も掛からない。
問題は映写した時のこと。ワイヤー除去なんかもそうなんだけど
静止画では完璧に消せたと思っていても映写するとバレバレって事がよくある。
要するに「消した跡」がモーション軸でバレたりしちゃうのね。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』『モスラ2』なんかはワイヤー除去が
映画の中で試みられた初期のケースだけど、完成品を見る限り
「消した跡」が動きで分かって、吊りに使われたワイヤーの本数まで数えられる。
フリーズすると分からないんだけどね。BTTF2の方はDVDでは修正されたみたいだけど。
クリアーな背景という条件でもこういう仕上がりになってしまうんで
手前に埃や破片がある状況では非常に難しく手間が掛かるんじゃないかな。

次は閃光足し。煙や破片が滅茶苦茶に飛び交っている中から
閃光が当たるべき破片の面や怪獣の体皮を抜き出して閃光を足すのは
時間があってもかなりのハイ・レベルな処理となる。
埃などで均一になっている輝度レベルの部分から一部を抜き出すのは大変な事です。
なので時間があってもこんな面倒な事はあまりしない。時間や予算があるなら
「じゃ、閃光が当たる部分だけ別撮りしてハメ込むか、デジタル・ワークでデッチ上げよう」
って事になっちまうと思いますね。

無論こういう条件と関係ない部分、例えば崩壊しているビルより手前にあるビルの壁面なんかに
閃光の照り返しなどを足すなんて事は、予算のあまりないテレビ特撮でも
日常茶飯事に行われているみたいですが。何にしてもこういうキッカケとなる閃光は
現場の効果で行った方が仕上がりは自然になるのですよ。

173 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/19(日) 13:55:32 ID:lxlV/9Ss]
>>171
オレは170ですけど、推測はずれていましたね。
スロー再生だけに頼るのはムリかなw
いや、申し訳ない。


174 名前:名無シネマさん [2006/02/19(日) 14:45:47 ID:B5nkne+G]
実写かCGかわからなくなるって凄いよね

175 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/19(日) 14:58:26 ID:luSASP40]
リローデッドの落ちるトリニティは実写かCGか区別つかないが、
100人スミスはわかりやすいな。

176 名前:名無シネマさん [2006/02/19(日) 15:22:23 ID:hODvWMAh]
■175様
 100人スミスは10人までは完璧でしたが、100人になると作り物になるのが良くわかりますね。あれだったら物量でCGを増やすより20〜30人で戦闘シーンをやったほうが良かったような気がします。

177 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/19(日) 15:39:26 ID:0NRWlXQM]
しかしCGの進歩と観客の「慣れ」の早さって凄いなぁ。
『ラビリンス』のオープニングのCG丸出しのフクロウに
驚いたのはそんなに前の事じゃないんだけど。

178 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/19(日) 16:09:56 ID:PgBVMf75]
>>177
そうだね。
今じゃ、もう脊髄反応かもw

合戦 > その他大勢はデジタルアクターだな
残酷 > 血が噴き出すところはCGだろうな
変身 > 今どきモーフィングやるんじゃないだろな
中世 > 遠景はデジタル・マットペイント間違いなし
子供スタント > 顔だけすげ替えてるのかな
胴体真っ二つ > 床をくり抜くだけじゃダメだよな

最近は、そうとは分からないところに使うインビジブルSFXの方に興味が向かいつつあります。

179 名前:名無シネマさん [2006/02/19(日) 18:20:12 ID:hODvWMAh]
■最近オスカーを取れないILMも『ジャーヘッド』『ミュンヘン』はインビジブルVFXでいい仕事をしていますね。
『SW』がオスカーノミネート落ちになってしまっているので、これからはインビジブルVFXが主流になるのか。

180 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/19(日) 18:46:28 ID:84Bt101Z]
CGの進歩というと、ジュマンジとナルニア国のライオンを比べると面白いですよ。



181 名前:名無シネマさん [2006/02/19(日) 19:49:20 ID:NXh2XTwq]
>>179
『ミュンヘン』てILMも参加してたっけ??

182 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/19(日) 19:55:59 ID:SooOGaqs]
>181
ILMがほとんど全部やってる。まぁそんなに量ないだろうけど。
WTCはともかく、あのこれみよがしなエッフェル塔が本物か偽物か全くわからん。

183 名前:名無シネマさん [2006/02/19(日) 23:11:54 ID:H22binyU]
さっき「日曜洋画劇場」で『暴走特急』観たけど
やっぱりラストの列車の正面衝突のミニチュア特撮は良いですなあ。
そのちょっと前のシーンで列車の横でステルスが破壊されるシーン。
ステルスの破片が一ついつまでも空中浮遊しているのはご愛嬌というか
むしろそういうところに愛着を感じるようになった最近の俺。

184 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/19(日) 23:30:31 ID:0NRWlXQM]
>>178
>合戦 > その他大勢はデジタルアクターだな

先日やっと『トロイ』を観たんだが、こういう点でやっぱ驚きって少なかったな。
ブラッド・ピットやオーランド・ブルームの全裸をエロく撮ろうという試みの方が余程驚きだった(w

こういうのって観客のイマジネーションを大幅に超えちゃうと、もう駄目なんじゃないかね。
観客の欲求の120%増しくらいでないと「すげーーー・・・(ポカーン」だけで終わっちゃう。
『ロード・オブ・ザ・リング』の世界とかなら「もう好きにやって下さいよ」となるけど
一応、現実の世界をベースにしている映画でこういう事をやられてもねぇ。
水平線の彼方まで続く大船団とか、「何往復もしないと揃わないだろ」な上陸軍団とか
「ひょっとして余白が空くのがそんなに怖いのか?」と思ってしまう。

185 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/19(日) 23:40:43 ID:QUwfk0uc]
>>183
暴走特急で崖の上の車と列車が並行して走るシーンがあったけど、
あれ実写かな?ミニチュアかな?

どうも判断がつかなかった。
車が転落したら線路に落ちてしまうという、危ないコースが現実にあるのは
ヘンという気がしたのだが。

186 名前:名無シネマさん [2006/02/20(月) 00:30:13 ID:igUgbnPk]
あんまり兵士とかで画面埋めると非現実的で萎える

ただ多くすりゃいいってのはもう終わったよな

アレキサンダーのガウガメラのマケドニア軍は薄く横に延びて現実味あったし、色彩も実写ぽくてかなり良くできてた

187 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/20(月) 01:05:25 ID:VKcIL+Tm]
>>184 >>186
あの遠くまで船団を見せるのは、ちょっとセンスないよね。
予告で観て「あちゃ、冴えない」とガックリきたよ。
もっと視点を下げた方がいいよね。
こんな辺りが技術の使いこなしの1つなのではないかな。

一方、「キングダム・オブ・ヘブン」のR・スコットは技術陣との連携が
いいのだろうか、どのシーンも絵画のような仕上がりだ。
軍団のその他大勢も、アングルの選び方がいいのか「ちょっと多目かな」と
感じる程度で余り気にならなかった。
どこまでが監督のデシジョンなのかは分からないが、R・スコットは技術を
使いこなしているように思う。もう随分とお歳ですよね。

言うまでもないが、R・スコットとSFXと言えば「エイリアン」を忘れてはいけない。

188 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/20(月) 07:43:33 ID:gnmKJGvR]
エイリアンが船団を組んでちきうに侵攻・・・ハァハァ

189 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/20(月) 13:33:41 ID:KHDNnQi4]
「暴走特急」ってかなーり特撮に力入れてる映画なんだよね。
車窓の風景の合成なんか今どきのSF映画みたいな
ことやってるし、ミニチュアや鏡を使ったトリックなど
基本的な技術を多用してたりしてあなどれない。


190 名前:名無シネマさん [2006/02/20(月) 13:55:45 ID:0vHtMRgz]
スポーツ系でボールをCGにしたりするのっていつ頃から始まったのかな
今じゃどの映画でも当たり前にやってるけど



191 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/20(月) 13:59:45 ID:xJhOc+kW]
フォレスト・ガンプかな?

192 名前:名無シネマさん [2006/02/20(月) 15:11:40 ID:IJWwJDby]
>>189
>鏡を使ったトリック
どのシーンでしょうか?よろしければ教えてください。

>>191
初めて「フォレスト・ガンプ」観た時、本当に両手で卓球やってるのかと思った。
アカデミー主演男優賞とるくらいの俳優さんはなんでも出来るんだなあと素直に感心してた。
友人もダン中尉を見て本当に両脚の無い俳優さんを探してきたんだと思ってた。

193 名前:189 mailto:sage [2006/02/20(月) 15:54:13 ID:KHDNnQi4]
>>192
いや大したシーンじゃないんですスマソ。

ずいぶん前に見たので記憶が曖昧なんですが、
列車がバリケードか何かを破ってカメラに向かって
突進してくるシーンで、線路上にレールと45度の角度に
巨大な鏡を置いて線路の脇でカメラを回すという方法です。

メーキングを見た感じでは一枚板の鏡ではなかったので
CGでつなぎ目を処理してるのかもしれない。
そのまま列車は鏡をぶっ壊して通過。
正直、その撮影風景のほうが迫力あったような気もする。(w


ラストの鉄橋のシーンもよく作ったよねー。
でかいセット作ってたもんねー。


194 名前:名無シネマさん [2006/02/20(月) 16:09:49 ID:IJWwJDby]
>>193
レスありがとうございます。
なるほど昔ながらのテクニックですね。「スタートレック・ジェネレーションズ」でも
エンタープライズDの墜落シーンに鏡を使ってましたね。

「暴走特急」というと、最初の方でグレイザー1が中国の施設を破壊するシーン。
多分「沈黙の要塞」の石油プラントの爆破シーンの使い回しだと思うのだが。
東宝特撮みたいな事してるが、そのB級ぽさがまたいい!

195 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/20(月) 16:31:29 ID:SPFuoYb9]
「鏡を使ったトリック」で他に印象的だったのは伊丹十三の『スイート・ホーム』かな。
宮本信子か誰かが高いところにブラ下がっている、いわゆる「クリフ・ハンガー」のシーンなんだけど
下から見上げた彼女がとても高いところにブラさがっているように見せるために
宮本信子の下にカーブ・ミラーを設置。それに映った彼女を撮影していた。
要は広角レンズの替わりなんだけどね。広角レンズを装着して撮影するよりも
カメラのボディー分だけレンズが低い位置にいる設定になるので
安全優先のセッティングでもビジュアル的に危険度はグッと増す。

カーブ・ミラーの面白い使い道で言うと、トム・ハンクスの『人類、月に立つ』の月面シーンの撮影。
特撮ではなく本編の方ね。周知の通り、月面では空気が無い分だけ光のコントラストが高い。
大気で拡散しない分だけ太陽光の影がシャープになるわけ。
これを再現するために月面セットの上に特注のアルミ製のカーブ・ミラー(空冷装置付き)をセット。
それを目がけてシネ・パー・ライトという直に被写体を狙ったら燃やしてしまうほどの
強いライトを当てて、その反射で月面のセットをライティングした。
やはり広角レンズと同じ原理で光源が非常に小さくなるので影もシャープになるという仕掛け。
影のシャープさ加減は光源の大きさと光源からの距離で決まるからね。
無論、凸面鏡で光が拡散する分だけ光量のロスは非常に大きくなるわけだけど
高感度フィルムの使用を前提にした上手い手法だったと思う。


196 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/21(火) 20:20:03 ID:UyQHVV+1]
>>195
日本も意外とやってるんだね。
ちょっと感心してしまった。

丸大ハンバーグの「ハイリハイリフッヘ ハイリホー♪
大きくなれよ」(懐かしス)の巨人と子供のシーンも鏡だったね。
ミチチュアの家の外壁が鏡になってて、
子供は遠くで演技して反射させて同時撮影してたんだって。

ハイテク技術や緻密なCGも感心するんだけど
こういったアナログ感覚の技法ってやっぱ楽しいなあ。



197 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/21(火) 21:05:00 ID:5PbRcjGQ]
>>196
ガラス板に遠景を描いて、俳優と一緒に撮るようなテクニックは
「風と共に去りぬ」の時代から頻繁に使われていたそうだ。

SFXは映画の歴史と共にあるのだ!(ちょっと言いすぎ?)


198 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/21(火) 21:07:36 ID:T8Uw6AR6]
「ヘナチョコ」「手抜き」と公開当時散々な言われようだった『鉄人28号』をやっと観ました。
「よーし、見てやるか!」って言うよりもかなり「出来心」に近かったですが。

で、このスレ的な話題だけど。意外に健闘って言い切るのは褒めすぎなんだろうか?
確かに全体的な印象は、あの予告編を超える事は絶対にない「あ〜あ」な出来ではあるんだけど。
CG、合成ともにかなり細かく丁寧な仕事っぷりに感心しますた。

とにかく「逃げ」があまり見受けられないのね。スピードや画面のシェイクで誤魔化すって事があまりない。
良くも悪くも漢らしいCGです。まぁ、あのデザインを押しつけられたら逃げ場なんて無いだろうけどさ(w
ロボットに踏みつぶされる車とか、接触して破損する建物なんかをかなり丁寧に合成している。
別撮りした破片を合成して目眩ましにするような事はあまりしていない。
空撮や手持ちカメラとのマッチ・ムーブもかなり丁寧だったと思う。
日本映画では「大変だから他の見せ方にしておこうよ」ってなりがちな細かい事を
逃げずに堂々とやっていたのは評価しても良いんではないかと。
ただ、本来なら実写でやった方が良い部分までCGでやらざるを得ないっていう事情が
少しばかり垣間見られたのが残念。倒れているブラック・オックスの傍らの潰れているコンテナ、
そこからこぼれ落ちる木箱なんかは、本来なら下絵か実写合成でやるべきものなんだろうけど。
あそこは可哀想で涙がチョチョ切れそうでした。
あと、全体的にレベルが一定しているのもちょっと感心。
「ネ申!」な部分と「ダッセー」な部分の落差が少ないのね。
一点豪華主義で後はダメダメっていうのが多い日本映画の中では特筆しても良いんではないかと。

でもやっぱあの真っ青なボディーが・・・・orz
青っていう設定は別に良いけど、もう少しライティングが何とかならんかったのかな?
本来なら光の当たらない筈の部分まで真っ青っていうのはいただけなかった。
塗り立てとは言っても、あまりにも均一な青にもガッカリ。
これ、ちゃんとマッピングとかしてるんだろうか?
まさか表面属性の設定で青を指定しただけじゃないでしょうね?

まぁ、「言われてた程酷くない」っていうのが最終的な感想。
とは言っても他人には絶対にお勧めできません(w


199 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/21(火) 22:57:39 ID:CYvMyYHy]
>>197
言い過ぎも何も、そんなメリエスの存在を
完全に忘れてるようなこと言われても…

200 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/21(火) 23:02:50 ID:5PbRcjGQ]
>>199
・・・・・・・(無言)


(しまった、けたぐられた)



201 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/21(火) 23:17:02 ID:BBOaYMc1]
ガラス絵に描くマット絵はSW旧作やインディージョーンズで
頂点を極めて、それ以降はCGだな
CGつっても箱とか単純なポリに絵を直接はっつける
2.5DなCGのマットが今主流。
アナログ時代のマットの時にコンポジターがどう馴染ませていたのか知りたいよね。
カメラ通してフィルムグレイン載せるくらいしか出来ないと思うが・・・

202 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/21(火) 23:21:09 ID:5PbRcjGQ]
 
いま、全国で30人ほどが「フィルムグレイン」をググっております。
 

203 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/21(火) 23:34:34 ID:T8Uw6AR6]
>>201
当時に於いて一番マッチングに苦労したのは、粒子感よりもコントラストや色調では。
ラテント・イメージ・マット・ペインティングも、その辺を主眼に置いて研究された筈。

204 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/22(水) 00:36:17 ID:LoYZBHEg]
>>203
デジタルが無い時に、どうやってその色やらを合わせていたんだろう
大魔神の合成もかなりハイレベルだと思った

205 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/22(水) 05:15:32 ID:F8BQXwRA]
>>204
オプチカル・プリンターを使った合成の際の細かいフィルターワーク。
こういう作業をする時にはマゼンタ一つ取っても10種類くらいある
多様なフィルターで細かく補正しながら合成していく。
ひと口に「10種類」と言っても、素人目には殆ど見分けの付かないほど
微妙な色の違いでしかなかったりする。
一番濃くてやっと「あ、これはマゼンタだな」と判別出来るくらい。
薄い方のフィルターだとマゼンタとグリーンの区別も付かねーです。
こういうフィルターの使い分けをしながら何度もテストを重ねつつ
出来るだけ合成素材ごとの色の違いを少なくしていく。職人芸の世界ですな。
コントラストを調整するのに黒い紗のようなフィルターを使うことも。

プロジェクション方式のマット画合成の時もライブを投影するプロジェクターに
こういうフィルターを入れて撮影したり、露光時間を細かく調整したりして
色やコントラストを合わせていく。露出計上では絞りと露光時間を調整すれば
ある程度「同じ露出」って事になるけど、実際のフィルムでは露光時間を延ばすと
色やコントラストにある種特定の傾向が出たりするんで。

こういう細かい調整が必要になるのも、フィルムの描写力が向上したせいなんだけどね。
大魔神の頃はフィルムの描写力がまだまだ低かったので、大雑把な合成でもまだ何とかなった。
無論ちゃんと補正はしてたんだろうけどね。
水平線とかで黒マスクを切ってイン・カメラで行う「生合成」の際には
目見当で色が合っていれば、色ズレもそんな深刻なものではなかったのだそうです。
まぁ、生合成とかグラス・ペイントなんかはファインダーで見て変じゃなければ
今のフィルムでも大した色ズレは起こらないんだろうけど。
市川崑の『竹取物語』のオープニングのマット画合成は昔ながらの生合成でしたが見事でしたね。





206 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/22(水) 06:44:22 ID:rrLwPDHm]
「大魔神」の合成は、ブルースクリーンからして違っていたと聞いた事がある。
なんかリアプロの仕組みでスクリーン自体を発光させて正確な青を出してたとか。
それで精度上がったんじゃないだろうか。

207 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/22(水) 12:47:35 ID:9410a7OQ]
>>206
『大魔神』で導入された「ブルー・バッキング・システム」ってヤツですね。
11×4.6mくらいの透過式のブルーバックの裏に500wの沃素電球を200個近く均一に配置。
(こんな感じの→ttp://www.tlt.co.jp/tlt/art/catalogue/lamps/image/jp100v500wcl.jpg)
これだとムラ無く光が当てられるのでブルーが均一の濃度になる。
ブルーに塗ったホリゾントに光を当てる方式は、カメラとライトの位置関係に起因して
反射角で濃度がバラバラになるので、均一の濃度にするのが難しい。
光量の必要な昔のカラー・ワイド撮影では尚更ムラが出来やすくなる。
これに関して非常に効果があったそうですね。
オプチカルのブルーバック合成はブルーの濃度の均一さが命でしたから。
あと、ライトを表から当てるスペースが不要なので、セットをバックに寄せやすい。
セットに対してブルーの面積がそんなに必要じゃないので、大きめのセットを合成する際に非常に便利だったとか。
ただし、総計100kw近い電球が一斉に点灯するブルーの裏はシビれる程の灼熱地獄だったそうですけど(w
設備導入に掛かった金額は当時の金で約1000万円だそうです。

このシステム、後にILMが自社スタジオを建てる際に同じようなものを常設で作ってましたね。
さすがに裏に仕込んだのは沃素電球ではなく蛍光灯でしたが。
スイッチをパチンと入れれば蛍光灯が一斉に点灯する仕組み。
子スイッチを操作すれば三段階くらいに明るさを調節出来たんじゃないかな?
透過式ブルーバックとしては世界最大級の大きさと言われていました。
『スタートレック3:ミスター・スポックを探せ!』のスペースドック内のラウンジから
入港してくるエンタープライズ号を眺めるウットリするほど美しいショットなんかは
この大きなブルーバックに依るところが大きい。

あと『大魔神』の合成の完成度の高さは、こういう技術的な面もさることながら
本編・特撮共に撮影を森田富士郎が一人で担当したという要因も大きいんじゃないでしょうか。
いくら合成の精度が物理的に高くても、素材同士のトーンがマッチしていないと何にもならんですからね。


208 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/22(水) 14:15:42 ID:IMFbBtO3]
その「ブルー・バッキング・システム」は正確にいうと「カラー・ディファレンス・システム」ね。
まぁ、純粋な青色を再現するために透過式のブルースクリーンを使用しているけど、重要なのはそこではなく
ブルースクリーンで撮影した後のカラーフィルムをYMCのモノクロフィルム三本に分けるところにある。
それぞれのフィルムを見てみるとY、Mのフィルムの背景が黒くCの背景は透明になっていて
Cのフィルムの背景をオプチカル的な何かの過程(ここはよく分からない)を踏んで黒くし
さらにそれら三本のフィルムを元のカラーフィルムに戻すと背景が黒いカラーフィルムになる。
ということは既に雌マスクがかかった状態のカラーフィルムが出来上がったのと同じなのだ。
それを背景素材と合成すれば煙やガラスといった半透明のモノも合成できる……。

といった様な事を旧スターログの森まさあき氏が書いていた記憶がありんす。

209 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/22(水) 22:48:43 ID:ktyfiCEC]
>>208
その記事読んだ。
「キュパッ」とか「バシッ」とか、やたらと擬音の多い技術解説でしたね(w

大映の場合は三色分解方式のトラベリング・マット制作はさすがにお金が掛かりすぎるので
普通にモノクロ・フィルムにデュープしたポジ&ネガからマットを起こしていたと聞いています。

ポジを青フィルターを通してモノクロ・フィルムにデュープした素材(背景の青と素材の明部が素抜けになる)と
ネガを赤フィルターを通してモノクロ・フィルムにデュープした素材(背景の橙と素材の暗部が素抜けになる)とを
掛け合わせてハイ・コントラスト・フィルムにデュープ。
そうやって出来た雄マスクと、そのネガを雌マスクにして合成。
大雑把に言うとこんな感じで、一般的な方法ですね。
マスク作成に使うフィルム数や工程が少ないので安く済む一方
半透明な素材やブレた素材のマスクは作りにくい。
あと、使うフィルムが多いって事は合成の時間も掛かるって事だしね。
オプチカル合成の場合、現像が終わった素材やマスクのフィルムが
常温に馴染むまで2、3日放置しておかないと、ミクロ単位の誤差が出てしまう。

日本でちゃんと三色分解でマスクを起こした映画ってあったのかなぁ?
東宝辺りがテストを試みたらしいが、やはり金額の問題で駄目出しを食らったという話を読んだ記憶が。
1964年の日米合作の『あしやからの飛行』では、飛行機のキャノピーの合成が大映では出来なかったので
わざわざアメリカで現像&合成を行ったという話もある。

「ブルー・バッキング・システム」というのはマスク作成の技法名ではなく
あくまでも透過ブルーバックを使った素材撮影のみを指す名称なのかも知れないですね。
もしくは大映の「方言」だったか。未だに同じ機材でも機材レンタル会社や撮影所によって
呼び名が微妙に違ったりするので。とにかく大映の透過ブルーバックの解説をしている
大映出身のカメラマンや特技監督は一様に「ブルー・バッキング・システム」と呼んでいます。

210 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/22(水) 23:12:58 ID:ktyfiCEC]
ところで『キングダム・オブ・ヘブン』観てみました。>>187

なるほど、確かにCGの群衆はいたんだろうけど、『トロイ』とは一線を画していましたな。
あまり、と言うか全く気にならなかった。ことさら数をひけらかすような撮り方をしてないからかな?
あくまでも群衆が「背景」に過ぎない扱いだからか、出しだ軍勢だけ死体の数も増やすという説得力から来るのか。
とにかく「ゲップの出るだけのCG群衆」を覚悟していた身には嬉しい肩すかし。
コントラストの強いあの撮影にすんなり馴染んでいるのも見事。どの辺が合成なんだかサッパリわかりまへん。

ちょっとポスターで食わず嫌いしていた『アレキサンダー』も観てみようかな。>>186




211 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/22(水) 23:15:47 ID:LoYZBHEg]
>>210
CGの話はあんまないんですか?

過去の話題はこっちほうがお仲間が居ると思いますよ
<検証> 日本特撮はいかにして没落していったか2
bubble4.2ch.net/test/read.cgi/rsfx/1131576331/

212 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/23(木) 06:26:59 ID:D9atUzLe]
>210

211のスレを覗くのもいいけど、こっちでも続けて欲しい。
ブルーバックの詳しい話とかすごい勉強になったよ。

213 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/23(木) 19:59:59 ID:pB/EuZaH]
まあ40年前の知識披露されても困るな
ティペットのスキン&マッスルシミュとか
WETAの群衆とか
そういうハイエンドな話題が良いな

あ、トロイのシステムは今日本でも買えるよ!

214 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/23(木) 20:24:04 ID:eGFoeKSn]
>213
そんなもん買っても「トロイ」みたいなのしか出来ないんじゃ意味なし。

あと別に40年前の知識披露されても誰も困らないべさ。
歴史を知るのは楽しいぞ。

215 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/23(木) 21:21:18 ID:GHI3h3RG]
>>214同意。
歴史を知るとCGとかも昔の技術の発展型でしかない事がわかる。
そうすりゃCGか特撮のどっちが良いなんて考えはアホらしくなる。
群衆を増やすのだって昔からマット画とかでやってる事だ。
今はそれが動かせるようになっただけ。


216 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/23(木) 21:35:00 ID:TyLHQxaN]
>>210
「キングダム・オブ・ヘブン」の遠景は、もうあらかたCGのようですね。
当時の建物らしきものが遠くに見えたら、まず間違いなし。
また「雲がいい感じ」と思えたら、まず間違いなくCGか、他の場面からの流用みたい。
絵画みたいに見えるのも道理で、実際に画家の絵をリファレンスにしているそうです
(ネタ元はメイキング本)。

あと、平原で少数の騎馬隊が敵方に囲まれていくのを望遠で撮ったシーン
(予告にもあった)もデジタルで、かなり軍勢を追加している。
これは全く気づかなかった。

似たようなシーンで「ブラックホーク・ダウン」の冒頭、救援物資を求めて
人々が集まってくる望遠撮りのシーンがあったが、ここも大部分の群集は
デジタルで、これまた意外だった。

びっくりした、びっくりした、ばかりですけど、こんなところがR・スコットのセンスが
光るところだなぁと思います。
SFXで俯瞰で撮る時は、もの凄く引いて、それでいて「空き地」も入れて撮るのが
コツなんでしょうかね?
確かに、目一杯、群集や騎馬兵で埋めてしまうと「勘弁してよ」になっちゃいますよね。

217 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/24(金) 06:18:28 ID:4tw/bSzI]
KoHは冒頭の雪が凄かった。
リアルとCGを近景遠景で(同じ画面の中で)使い分けてるんだけど、
つなぎ目が全然判らない。

あとBHDで騙されたのは、冒頭の餓死寸前の男の子が人形だった事。

218 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/24(金) 09:27:28 ID:ikt5QR6+]
>>216
>SFXで俯瞰で撮る時は、もの凄く引いて、それでいて「空き地」も入れて撮るのが
>コツなんでしょうかね?

SFX頼みではなく、本編の方も「本当にたくさんいるんですよ」って事を
補強するショットを撮るべきなんじゃないかと思う。
これが無いとSFXだけ浮いちゃうからね。
昔のSFX映画ではよくあった失敗だけど。
シーンの最初だけマット画を使って壮大な画を撮った後は
あまり壮大じゃない部分セットの中だけの芝居が続いて
却って最初のマット画のショットが浮いちゃうなんて事は珍しくなかったね。

219 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/25(土) 05:34:56 ID:aDtE8sa0]
>>216 スコットは、「白い嵐」などの頃は飛行機やら何やらが遠景に映ったら最悪だと、
ロケーションにかなり苦労してたそうですが、CGによってその苦労も解消されて、
自分の望む絵を昔以上に描けるようになったみたいですね。

220 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/26(日) 02:46:49 ID:4AQQHdbB]
CGの技術が向上したせいか、最近のアクション映画での車のクラッシュや爆発とかもCGのように思う。
推測だけど、
・「ステルス」の倉庫の爆発シーン
・「アイランド」のクラッシュシーン
・「MrアンドMrsスミス」のクラッシュシーン
はCGじゃないかなぁ。
DVDまだ買ってないのでメイキングとか知らないのだけど、何か情報知っている人いますか?



221 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/26(日) 02:56:18 ID:BuLujzDd]
>>220
「アイランド」の車のクラッシュは実写映像だったはず
前方から転がってくる車輪がCGだったよーな
「ステルス」の倉庫爆破は実写じゃないかな?
でも炎や破片はCGで足してるかも知れん

222 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/26(日) 03:08:51 ID:4AQQHdbB]
>>221
「アイランド」のクラッシュは実写なんですか?
トラックに鉄輪が突き刺さるシーンは実写らしいですけど、
それ以外の車がひっくり返るタイミングとか、実にきれいでしたね。
実写だとしたら凄い。

「ステルス」で、車が2台吹き飛ぶシーンがあるのですけど、あまりにキレイな
タイミングなんで、ちょっとCGじゃないかと思えたんです。

横道ですけど、「バッドボーイズ2」の2枚組DVDはSFXの宝庫ですね。
作品そのものは、あのブラッカイマー+マイケル・ベイ印なんで「納得」なんですけど(笑)、
カーチェイスなんかは、随分と詳しくメイキングを説明しています。必見。

知っている人も多いと思いますが、「SFX映画評論」は必見サイトです。
www.ritsumei.ac.jp/~hideytam/sfx/index.html

223 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/26(日) 03:25:13 ID:BuLujzDd]
>>222
確か「バッドボーイズ2」でマイケルベイが「ホントはリアリティのある映像が好きだ」みたいな事をコメントしてた。「アイランド」の例のシーンは「バッドボーイズ2」のカーチェイスの流れを汲んだものだと思う。
「2」のカーチェイスのメイキングでスタッフが「fuck」を連発してるのは
おもろかった。

224 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/26(日) 10:30:40 ID:a3SHS7tF]
>>222
「ステルス」の爆破シーンは実写。
メイキング見たよ。
車も人の実際に飛ばしてた。

225 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/26(日) 10:32:16 ID:a3SHS7tF]
×車も人の
○車も人も

226 名前:名無シネマさん [2006/02/26(日) 13:36:24 ID:STmwLAfE]
アイランドの車は全て本物だよ

227 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/26(日) 13:38:44 ID:dbMv7dCG]
逆に考えると、CGで作れそうな爆発・クラッシュシーンを実写で行うというのは、
その方がリアルだからかな?
それとも、その方が安上がりなのかな?

画面一杯に炎が爆発するシーンなんか、CG(のそれこそライブラリ)で
仕上げられそうに思えるが。

228 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/26(日) 14:06:51 ID:VoblDNZk]
>222
そこのサイトの人、「キングコング続編制作決定」のジョークを本気にしてる・・・

229 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/26(日) 14:15:46 ID:a3SHS7tF]
>>227
実際現場で大爆破を成功させて、みんなで「ワーオ!」
とか盛り上がるのが好きだから。 w
ジョエル・シルバーなんて、ひところ爆破シーンのためだけに
どっかで建築物の大規模爆破がないか情報を集めていたらしい。

230 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/26(日) 14:24:39 ID:dbMv7dCG]
>>229
確かにアクション映画のメイキングとか見ていると、大爆発シーンが終わると、お祭りみたいだよね。
「さ、リハーサルは終わりだ、今度は本番だ」「あれ、フィルム入れるの忘れたよ」とかジョーク言ってるしw



231 名前:名無シネマさん [2006/02/26(日) 20:08:14 ID:LC62wEFm]
>>227
あのSWのEp1でも、冒頭のオビワンとクワイガンを
乗せてきた船が破壊されるシーンは実写だったもんな。
SWこそCGでやっちゃいそうなもんだが。

232 名前:名無シネマさん [2006/02/26(日) 20:23:57 ID:STmwLAfE]
EP1の頃の技術だとCGで作るよりも実写で爆発させた方がリアルだったからじゃないかな

233 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/26(日) 22:07:41 ID:j2ccoDgs]
確かにEp2の冒頭の銀色船が爆発するところは
やたらチャチっぽいな。

234 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/27(月) 03:27:46 ID:4Mae5/Bw]
「ジョー・ブラックをよろしく」で、ブラッド・ピットが横断しようとして車にはねられる
シーンがありましたが、あれは衝突の瞬間からダミーにすり替えているのでしょうか?

どうもよく分かりません。

235 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/27(月) 06:31:44 ID:YcUGxjba]
>234
衝突の瞬間からCGにすり替えてる。

236 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/27(月) 11:34:36 ID:ckKc6+lI]
ジュラシックパークのジェナーロ弁護士も喰われる瞬間からCGにすり替えてたな。

237 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/02/27(月) 14:14:29 ID:6jgHAu+4]
地味な映画だけど何気にすごい「フラッド」。

冒頭の町の空撮から通りまでカメラが降りていく映像なんか
あんな映画で特撮なんか使うとは思ってないので
疑うこともなく普通に見てしまった。
あとで「あれ?つないでる?」って気付いた。
意識させない特撮がいちばんうれしい。

スタジオ内に作ったセットも良く出来てた。





238 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/02(木) 11:41:34 ID:d4vSg+yd]
『スペース・カウボーイズ』の宇宙遊泳シーンではCG製キャラが出てくる。
今どき(公開当時も)そんなの特に珍しいわけでもなかったが
「CG製のクリント・イーストウッド」というミスマッチ感に頭がクラクラした(w

『ファイアー・フォックス』でVFXに懲りたような発言をしていたイーストウッドだが
ついに自分自身のCGキャラを使う事に踏み切るほどにVFXを認めたって事なのかな。

239 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/02(木) 17:23:53 ID:wUicdI99]
イーストウッドは、「マディソン郡の橋」で
画面に映り込んだハエを全部レタッチで消すべきだった。
ハエ大杉…

240 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/03(金) 00:14:20 ID:Lsd+O8yt]
>238

「設定上年寄りばっかりだし、いかに年寄りが苦労しないですむかを念頭に
 ILMの連中とエフェクトを考えてった」とメイキングでは言ってたよ。
それであのCG宇宙服+顔だけ実写のシーンになったんだろう。



241 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/03(金) 01:25:01 ID:fJ60yvkl]
> ILMの連中とエフェクトを考えてった

『ファイヤーフォックス』で「光沢のある機体は技術的に不可能です」と進言したアポジーのスタッフに
「君が演出を考えるんじゃない、私の演出に君らが合わせるんだ」と
「眉を片方クイと引き上げたダーティーハリーの表情で(ダイクストラ談)」やり返した人とは
同一人物とは思えない協力ぶりですな(w

242 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/03(金) 09:21:22 ID:Lsd+O8yt]
流石、ロシア語で考える奴は言う事が違うぜw

243 名前:名無シネマさん [2006/03/03(金) 10:33:03 ID:M+VF6DeV]
ファイヤーフォックス号の機体表面のデコボコ感は
正直ちょっと萎えたなあ。
薄いベニヤ板みたいなんだもの。

244 名前:243 [2006/03/03(金) 11:25:18 ID:M+VF6DeV]
あ、でもCGで描いたノッペリした機体はもっと嫌い。
スターウォーズの旧作と新作(Ep3あたり)を見比べても、
機体のデザインは似ているのに、「硬さ」とか「重さ」が
全然違うんだよなー。薄汚れた機体表面も
CGだと「きれいに汚れている」ような質感になってしまう。



245 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/03(金) 11:36:34 ID:8c1k70sd]
>>244
そのへん、あんまり突っ込むと実はCGじゃなかったりするから
気をつけた方がいいよ。

246 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/03(金) 12:24:04 ID:fJ60yvkl]
>>243
まぁ、凸凹が目立つ光沢仕上げを望んだのがイーストウッドなんだけどね。
アポジーのスタッフはブルーバックでの撮影の困難さから
黒マット仕上げの機体を監督に進言したのだが、敢えなく却下。
悩みに悩んだ結果「ウルトラ・バイオレット・プロセス」を開発。
これで「テカテカ光る飛行機が飛ぶ」という当時の常識を覆す映像が出来た。

247 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/03(金) 16:22:17 ID:fOp+V6Oi]
>>242
単に「Go ahead, make my day.」つったんと違うか

248 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/04(土) 19:56:04 ID:xUNFZ5qT]
>>246
合成系の話に強そうなので
一つこのバカに教えていただきたい事があるのですが・・・
プレデターの光学迷彩のようなシーン、あれってどうやってるんですか?
インビジブルはベーコンを青や黒に塗って、デジタル処理で
まぁ色々できるんだろうなと解ったんですが
当時まだアナログな合成技術であの映像をどうやって作ったのか
検討もつきません。よろしくお願いします。

249 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/04(土) 21:37:37 ID:0kNeY4Ag]
>>248
>インビジブルはベーコンを青や黒に塗って、デジタル処理で
>まぁ色々できるんだろうな

簡単に言うな。
CG用のデータをベーコン一人からしか取ってなかったから、
水中シーンとか、スタントまで全部本人がやったんだぞ。w

あと、塗ったわけじゃなくて全身タイツね。

250 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/04(土) 22:09:32 ID:xUNFZ5qT]
>>249
もちろん、簡単に考えてる訳じゃないですw
体はタイツ、顔はグリースペイント、更に眼球覆うカラコンで
なんかエラい事になってましたね。
サーモグラフィーのシーンでチンコ書き足すバホーベンが素敵。



251 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/05(日) 03:56:29 ID:6mL3flQC]
>>248
何しろ映画を観たのが相当昔なので見当違いかも知れないですけど
透明プレデターの登場カットの多くはフィックス・ショットか
いかにもモーションコントロールで撮ったようなカットだったと記憶してます。
手持ちカメラの映像は無し。この辺にタネがあるんじゃないですかね。

適当に推測すると
@プレデターのスーツを着たアクターの演技をそのままで撮影
Aアクターに退場して貰って空舞台を@と同じカメラモーションで撮影
B@のスーツ部分から手描きマスクでプレデターのシルエットを取り出し、マスクを作成
Cマスクでブロックアウトした部分にAを元にした歪曲画像を合成
こんなところじゃないかと。
今だったらブルーで塗られたプレデターが撮影に使われるかも知れませんが
当時ではあまり必要性が感じられない。光学的にブルーを取り出す事は
撮影条件から言ってかなり「不可能」に近いんじゃないですかね。
手描きマスク作成が容易なように、目立つ色のものが作られた可能性はありますが。

Cの歪曲画像を作る方法ですが、当時のテクノロジーではあまり選択肢はなさそう。
・歪みを起こさせるフィルターなどで空舞台の映像を歪ませる。
・ビデオに取り込み、ビデオエフェクトで歪ませる(設定上、多少の画質の劣化は"効果"の範囲内)
今だったら3DCGのモデルを作ってプレデターの体の厚みを反映したリアルな屈折になるんでしょうが
観た印象では平面的な歪み効果しかなかったような。

恐らく、アルティメット・エディションDVDに正確なネタ明かしがあるんじゃないかと思われます。
正解はそれを見た人に委ねたいですね(w



252 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/05(日) 23:38:36 ID:2VYWlaJe]
ジャーヘッドを観た。
所謂インビジブルに徹したSFXだった。
炎上する油田のシーンが素晴らしい。
おそらくSFXであろう。

ところが、他のシーンが分からない。
空港に到着したときのシーンも人数が多かったからそうなのかな?

スタッフロールを観ると、ミニチュアも使っているようだったが、
焼け焦げた自動車のシーンだったのかな?

謎だ。

253 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/07(火) 06:33:09 ID:nEZjzdex]
最後の空爆とかはミニチュアじゃないか?

254 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/07(火) 16:00:52 ID:B+eslo5H]
白昼、画面奥の燃え上がる油田を観ながら進軍するシーンでは
僅かに箱庭臭さを感じた
(・・・とか言ってるとロケだったりするから油断ならない)

255 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/07(火) 17:16:40 ID:0beq5lta]
>>254
いい心がけだ。
凄い光景というやつは、たとえ本物でも嘘っぽく
見えたりするからな。
うかつに「だからCGは…」とか知ったような口を
聞くのは簡単だけどな。

256 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/08(水) 07:41:32 ID:7LmB3MUi]
フィリップKディック原作「暗闇のスキャナー」映画化
その予告編を観たんだけど
ttp://movies.yahoo.com/feature/ascannerdarkly.html
これって一度撮影したものを加工してるんですか?
それともフルCG?


257 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/08(水) 08:04:17 ID:HYg53y3Q]
ロトスコープっぽいなぁ。
少なくともモーションキャプチャーを使ったフルCGじゃないような気がする。

258 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/08(水) 08:08:08 ID:HYg53y3Q]
ロトスコープとは言わないか。俳優そのままだし。
やっぱり実写素材にデジタルで絵画調のフィルタかけてるんでしょう。

259 名前:名無シネマさん [2006/03/08(水) 10:02:52 ID:JQdRlYEr]
専用のソフトは使ってるが、基本的にロトスコープ ていうかトレース…
この手の絵画調の画面は監督の前作「waking life」からやってるけど
waking lifeではシーンごとにアーティストが違ってる為タッチも変わってた

最初、去年の秋公開予定だったのが延びて今年の夏公開らしいけど
手描きで処理してるからしょうがないか…
ただ車窓からの風景とかそんなに重要じゃないとこはフィルタ処理で済ましてるぽい

www.austinchronicle.com/issues/dispatch/2005-01-21/screens_string_all.html

260 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/08(水) 19:48:53 ID:7LmB3MUi]
>>257-259
解説ありがとうです
ディック原作モノは好きなんで楽しみな映画です

>>251
「プレデター アルティメット・エディション」観ました
参考になるかわかりませんが
透明プレデターのシーンは「全身赤いスーツ」で撮影してました
その視覚効果のメイキングは短い上に音声無しで
歪曲画像も結局解説無しでした
視覚効果に詳しくないのでこれ以上の事はわかりません
詳しい方に解説委ねます


 



261 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/08(水) 21:38:34 ID:bGfMNsdS]
>260
歪曲画像は解説あったよ。
元画像をロトスコープして何段階かに縮小したマスクを重ねて焼き付けてた。

262 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/09(木) 09:06:10 ID:Y8iYoIRI]
>>260
なるほど。
手描きで1コマずつプレデターの輪郭を取りだしてマスクを切ったのですね。
当時の技術を考えると、赤のスーツというのは自動処理に関してはあまりウマ味が無い。
デジタルなら赤のパーセンテージを指定すれば輪郭は取り出せるかも知れないですが
光学的に赤のみを取り出すというのは、背景の色をよほど限定しないと難しい。
赤という色は自然界には意外に多いのです。背景のジャングルも例外ではない。
木の幹はもちろん、緑の葉っぱにさえ赤の成分が含まれている。

なので「手描きで抜き出す」というのは最初から前提になっていて
その手描きの作業をやり易くするため、ロトスコープ・アニメーターが視認しやすい色で塗ったのでしょう。
「ジャングルの中で目立って、周囲にあまり影響を与えない色」という事で赤が選ばれたのかと。
条件次第では他の色でも良かったわけです。

で、そのマスクを元に>>261のような処理を施したわけですね。


263 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/10(金) 21:44:15 ID:rFUFlQBP]
マスクといえばジムキャリーのマスクは
メチャクチャCG使いまくった映画に見えるけど実際は低予算映画で大して使ってないんだな
マトリックス(無印)も考えてみれば実写のアクションが基本だし
こういう量より質のCG映画って最近ないね

264 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/11(土) 15:22:40 ID:+CBdId0j]
>263
つジャーヘッド

265 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/14(火) 02:42:51 ID:tAjBE2fC]
某スレから誘導されて来ました

ブルースクリーンとグリーンスクリーンとあるみたいだけど
どう違うのですか?
用途によって使い分けてるのですか?

266 名前:名無シネマさん [2006/03/14(火) 03:18:52 ID:RULqlich]
クロマキーやルミナンスキーで背景を抜くのに使うのは一緒だけど
ブルーだと西洋人には瞳が青い人がいたりするので瞳まで抜けちゃったり
設定上どうしても青や緑の服や肌の色にする必要がある時とかに
かぶらないように使い分けてる


267 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/14(火) 19:02:39 ID:dbTpZD/S]
凄い映像を見るとなんでもCGだろと言う無知どもがいる。
70〜80年代の作品を見てもまずCGを使っていると思い込んでる。

268 名前:名無シネマさん [2006/03/15(水) 00:43:13 ID:179tAjEX]
>>265
昔のオプチカル合成の頃はブルースクリーンが主流だったみたいだけど
今のデジタル合成はグリーンスクリーンが主流みたい。

「スーパーマン」の一作目なんか観てると、ブルースクリーンで撮影しなければならない時なんかは
スーパーマンの衣装の色を緑色がかった物にしてブルースクリーンとはっきり区別できるようにしてたね。
スーパーマンがダムにむかってシューッと飛んで行くとこなんか、なんで服の色が違うんだろう?って
子供心に思ってたけど、数年前に発売されたDVD版ではその部分が修正されて
ちゃんと青い服のスーパーマンが飛んでった。あれは感動した。

269 名前:265 mailto:sage [2006/03/15(水) 01:39:44 ID:nKjwshOQ]
>>266>>268
なるほど。
やっぱり使いわけてるんですね
でも目の色がブルーの人もグリーンの人も両方いる時なんてどうするんだろう…
昔のスーパーマン、そんな風になっていたのですね
見てみたいです

詳しい説明をありがとうございました!


270 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/15(水) 07:21:33 ID:khlPMg99]
ちなみに「マトリックス」のシリーズでは、
光り物の多い未来世界の場面ではグリーンスクリーン、陰影の深い
ジャックイン中の場面ではブルースクリーンと使い分けてたそうで。



271 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/15(水) 13:32:47 ID:QDjm99Ml]
>>269
原理上は光の三原色(赤、緑、青)ならどれでもいいわけで
X-ファイルの映画版ではレッドスクリーンも使用されたらしい

272 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/15(水) 16:29:07 ID:gLSSur9s]
基本的にデジタル合成の時代では被写体のエッジを浸食しない色だったら原色じゃなくても良いんだけどね。
条件が許せばドンキホーテで買ったブルーシートで合成しちゃうケースもあるし(w
輝度をキーとして、白っぽい曇り空、暗幕、白幕をバックに合成するケースもあったりする。

グリーンが今の主流になっているのは、ネガが合成の素材になっているから。
ネガを素材にすれば現像したポジが素材であった頃より、素材のジェネレーションが若いので
合成素材のクォリティーがそれだけ上がる事になる。色はスキャンした後に色反転すれば問題ない。
で、スキャンする時に使うCCDとグリーンの補色であるマゼンタの相性が非常に良いらしい。
それがグリーンである理由の一つ。

あとは肌色に含まれない色の要素だからっていうのもある。
昔からこういうバックで合成する一番多い素材って人間だからね。
光学合成の時代から、バックの色のチョイスで最も重要になっていたのが
「どれだけ肌色に含まれない色であるか」という要素。
なので、昔はブルー以外にもイエローバックなんていうのもあった。
「ナトリウム・プロセス」と呼ばれた手法ですね。
意外かも知れないけど、人間の肌色には黄色って光学的に殆ど含まれていないらしい。
これを採用した映画の中で有名なのが『メリー・ポピンズ』や『鳥』。

ただし、この手法は特殊なカメラが必要なのでコストが割高になる。
被写体を撮影するフィルムと、ナトリウム灯に照らされた黄色に反応する特殊フィルムとを使い
それを一台の特殊なカメラで同時に露光させなくてはならない。
なので、一本のフィルムから光学的にマットを作り出す事の出来るブルーバックと比べてあまり使用されなかった。
抜けの良さではブルーバックより上だったらしいけど。

273 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/15(水) 16:52:06 ID:2YzJh/yI]
背景を抜くって事で言えば、カメラと被写体との距離を同時に記録できるZCamってのもある
ハイデフ対応してないんでまだ映画では使われてないみたいけど、そのうち高精度なのも出来るんじゃないかな
www.3dvsystems.com/products/zcam.html

274 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/15(水) 22:21:04 ID:gLSSur9s]
>>273
NHKの放送技研が実用化に向けて懸命に研究してますね。
今はまだ家庭用ビデオの解像度しか無いらしいけど
そのうちに映画でも使えるほど高性能のものが出るでしょうな。

そうすりゃ制作費削減にも役立つだろうと思う。
何しろ本式のグリーンバックって借りるだけで滅茶苦茶高い。
↓が一日辺りのレンタル料。
ttp://www.arc-system.co.jp/databace/sup6.pdf
でもこれに記載してあるのは小振りなサイズのものばかりだね。
なので、これでもお代は大人しめ。
このサイズを超えるとレンタル料は急に跳ね上がる。
映画なんかでは「こんな高いの借りれねぇ」と最初から諦める場合が多い。
で、ベニアのホリゾントを緑に塗ったり、抜けが大変になるのを承知で
安い生地の布を使ったりすることになる。

275 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/15(水) 22:33:50 ID:1foSna4Y]
しかしロケして回るより費用もかからない、スケジュールも守れる、
工夫も出来てクオリティも上げられるのは周知の通り。
昔のはここセットだったのかよ!っていう異常に良くできてるのが多かった

276 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/15(水) 23:19:35 ID:zcXtg1rI]
リドリンの「レジェンド」がフルセットというのは驚いた。
「虫飛んでるよ!」みたいな。

277 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/15(水) 23:50:37 ID:biX35bGi]
 
初歩的な質問ですが、ベニアを緑に塗ったものでは、何故うまく抜けないのでしょうか?

278 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/16(木) 00:01:24 ID:1foSna4Y]
ソフトとか環境のせいだろ。安いのだとフリンジ汚いし。
緑とか青って、用は目印だよ。一発でなんてそう行かない。
人間が、この辺こんな感じで〜って指定して機械がああなるほどね、って処理する
感じだよ。フルオートはデジ全盛でもそう無いよ

279 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/16(木) 00:18:43 ID:AH6MR0Bc]
>>277
いや、安い生地のものを使うよりはベニアを塗ったものの方が良いですよ。
ちゃんと顔料のポスターカラーで塗ったものは高いグリーンバックとそんなに変わらない。
最悪なのが安い生地のやつですね。ジャージの生地みたいなやつ。
「安いしシワが伸ばしやすい」という理由でよく使われるんですが
ああいう光沢のある生地はあまりよろしくない。
グリーンを発色させるために当てるライトが合成の邪魔になる光沢を生み出すし
ライトとレンズの角度の関係で、黒っぽく落ち込んでしまう場所は
いくらライトを当ててもグリーンにならなかったりする。
その点、ベニヤを塗った物や合成用に特別に作られたグリーンバックは
均一にライトを当てればそのまま発色するので良いのです。

280 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/17(金) 08:40:05 ID:Kfrx6Z4v]
一匹、元だか現役だかの職人が交じってるけど

ウザイ。そこまで踏み込むまなくても結構。

お前のせいでレス伸びねーだろ。
自分の知識垂れ流す時は受ける側の事も考えろ。



281 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/17(金) 11:21:12 ID:7+ejUR12]
おれは映画好きなだけのド素人だけど
レスのやりとりで自然と踏み込んだ答えになったわけで
流れで読んでいけば普通に面白い
質問があって、それに答えてる形だし無問題

282 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/17(金) 15:08:32 ID:/qcOvf0K]
>>281
同意。
あと専門用語バリバリなら引くけど説明が具体的でわかりやすいので面白い。
何が気に入らないんだかわからない。


283 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/17(金) 16:54:22 ID:cOyIRtgB]
じゃあガメラ3について語ろうか

284 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/17(金) 18:01:26 ID:roCSubtq]
あれほどの邦画が7年前のものとは思えない
邦画の歴史に残る映画

285 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/17(金) 18:27:12 ID:cOyIRtgB]
亀3の渋谷の爆発 
一発で模型が吹っ飛ぶので無く、そこそこ舐めるような良い炎だった

京都での亀とイリス
東宝だと壊れる破片、ガラだの水飛沫だの、やたらオーバースケールでミニチュア丸出し、
ハイスピードで撮って終わりというやる気ゼロなのだが、
こいつらのは違って小さく細かく見えた。これが一番新鮮だった。
どうやったのか。等速で撮って砂でも撒いた?

特撮、CGパート、合成、どれもが信じられないくらいレベルアップしてて、
何があったんだろう。


286 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/17(金) 19:25:06 ID:aaTFaU2j]
CGだと今まで表現するのが困難な効果も
わりとたやすく作れてしまうので、いまいち感動がない。

287 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/17(金) 20:59:50 ID:I1MRs2un]
CGと日本伝統の着ぐるみが見事に融合してたな
ローレライみたいなへタレCG使うくらいなら実写にした方が何倍も良い

288 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/17(金) 22:39:18 ID:TSho6X2z]
>>285
それメイキングであった。
ミニチュアとは別にブルーバックの前で、ADが飛び散る破片を手で投げて撮影し
それをいくつか重ねてミニチュアと合成してた。

>>286
ローレライはストーリーはともかく、特撮はあの予算では良く出来ていたと思うのだが
悪評の理由として
ガメラでは比較対照が着ぐるみゴジラだったのが、今度はハリウッド製大作になってしまい、
CG等の物量差にくわえ、向こうでは大掛かりなオープンセットのはずの潜水艦上のシーンなどが
予算の都合でミニチュアやCGとの合成になってしまい、ココの部分がかなり見劣りする。
またストーリーの都合で、普通の潜水艦映画では暗くしてあまり見せない海底での戦闘シーンを
はっきりと見せなければいけなかったため、まるで宇宙戦艦ヤマトのようになってしまった。
まぁ、やっぱり実写よりアニメ向きのお話だったってことかなと・・・。

289 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/17(金) 23:33:43 ID:iT/ohgud]
ゴジラもガメラも現場のスタッフはそんなにメンツが変わらないので
合成前の下絵の出来そのものに顕著な差はなかったりする。

290 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/18(土) 01:27:20 ID:Aukly3xZ]
>>288
イリスが雨の中普通に突っ立ってた所も合成なの?
単品DVDにもメーキングは入っていますか。



291 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/18(土) 02:24:13 ID:ZW5yDGra]
こういうのは具体的にどのカットか分からないと何とも言えない。
コンテの内容によって一発撮りか合成かっていうのはカットごとに変わるので
1シーン通して「こう撮った」とかはなかなか言いにくい。

292 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/18(土) 02:30:32 ID:w8xmJ258]
>>290
DVDは持ってないのでわからないです。
メイキングは昔(劇場公開時?)ビデオで見ました。監督は庵野秀明でした。
技術的な解説というより、監督と特撮監督の(表面は穏やかながらも)激しいつばぜり合いや
貧乏AD残酷物語といった趣でした。

293 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/18(土) 08:43:09 ID:KRXA9eBN]
渋谷のシーンは大半が合成だったんじゃないかな。
あのころはまだゴジラなんかはバレバレの合成だったけど、これの交差点に炎とともに
ガメラが進撃してくるシーンは、本当に怪獣がいるような自然さだった。
ガメラの顎を伝って落ちる雨のしずくは砂だったか塩だったかを使っていたはず。
前作の札幌の倒壊した建物に放水するのに使った手法がうまくいったので
使ったとか。
現場スタッフはゴジラもガメラも殆ど同じなんだから、やはり上に立つ者の差かね。
面白いと思ったのはレギオンのときの白煙をあげて切れる高圧線。
ニクロム線に被膜を塗って電気を流すと瞬間的に煙を上げて切れる。
これが東宝だと、火花とともにビヨーンと電線が切れるんだよな。

294 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/18(土) 08:54:22 ID:KRXA9eBN]
>290
単品どころか、BOX版のDVDにも大したメイキングは収録されていません。
ガメラのメイキングはLD豪華版の特典ディスクが詳しかったです。
1はマルチスクリーンで合成カットの比較や本編のテイク違いの映像を
一度に見られたりして面白かったんだど、2以降では素材を延々と
流すだけになってしまった。DVDではこれの再録か更に突っ込んだものを
期待したんだけどほんとにどうでもいいような内容だったんで、プレイヤーが
壊れる前にとLDをDVD-Rに焼きました。

> イリスが雨の中普通に突っ立ってた所も合成なの?
カットによって違うけど、水滴の関係から実際に着ぐるみを濡らしたカットは
無かったような記憶が。ミニチュアセットは京都駅周辺だけしか作られなかった
んじゃなかったかな。後は殆ど実景との合成。
うろおぼえなんで間違ってるかも知れませんけど。ただ、殆どのカットが何かしら
合成されてます。
面白いのが渋谷で怪獣が地下鉄を踏み抜くシーン。電車の中の観客は
全て合成で、みんなブルーバックの前でつり革だけを持って演技をしてた。
ただ、これがあまりに自然すぎて公開当時全然話題にならなかったとか。
合成屋さんが残念がっていました。

295 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/18(土) 13:29:04 ID:ePX43zzx]
>合成屋さんが残念がっていました
誰も気が付かなかったなんて、「合成」冥利に尽きる話だが、それはそれで残念とは、
因果な商売だよなぁw


296 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/19(日) 13:56:46 ID:FIUFEAW6]
ちょいとごめん
現在の「ワイヤーアクション」のワイヤーってどうやって消してんの?
また消した部分は何かで埋めるわけですよね、
風景ならともかくワイヤーが顔とかぶってたら?
よくわからん…


297 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/19(日) 14:08:58 ID:COcrlRrV]
それでも消す!!

298 名前:名無シネマさん [2006/03/19(日) 16:30:54 ID:cq5xb/RP]
>>280みたいなバカがまた難癖つけてくるかもしんないから
詳しい解説はもう期待できないかもな

299 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/19(日) 16:53:11 ID:lJO0CTF0]
>>298
古い人間みたいだから、今の方法はさすがに知らないと思うよ

300 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/19(日) 18:02:24 ID:XvV4cLvV]
>>296
基本的なところから行きますか。
@ワイヤーアクションを使って本番を撮影します。
A本番終了後(本番前のこともある)、役者に舞台から退場してもらって空舞台(からぶたい)を撮影。
以上を撮影した後、両者の素材を使って処理を進めます。やり方は簡単。@のワイヤーがある部分を
Aの絵で埋めていくわけです。細かい輝度や色調整等はあるにせよ、これが基本形。
空舞台に要求される尺は大体10〜15秒ほど。視覚効果スーパーバイザーの意向や撮影条件によっては
露出を少しずつ変えて何パターンか撮る場合もあります。
あまりこういう例は無いけど、ワイヤーが写っていないコマから移植して来る場合もあるです。
でも、これは珍しいケースですね。極度に撮影時間の余裕が無い場合などに限られます。

さて。固定ショットならこれでも良いわけだけど、カメラが動いている場合。
モーション・コントロールを使っていれば、基本形と同じ事をやれば良いんだけど
手動での移動やパンなどがある場合。「無駄だろ」とは思うかもしれないけど
一応こういう場合でも空舞台はちゃんと撮影します。基本形のような楽な処理にはならないけど
「埋める素材」が無いよりはずっと良い。これを本番より遅めのモーションで撮ったりもする。



301 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/19(日) 18:04:13 ID:XvV4cLvV]
で、こういう素材を元に「埋める素材」を作るわけですが、これは難易度によって様々な方法が採られる。
移動ショットの処理で時間に余裕のある場合には、空舞台の素材から背景の簡易的な3Dモデルを作成し
本番ショットにマッチムーブさせ「埋める素材」を作り出す事も。
でもこういう手法が採れない、又はそこまで凝る必要が無い場合などでは
ちょっとモーションが違う空舞台の素材を再生スピードを調整して無理矢理下絵に合わせ
「埋める素材」を作り出すこともあるし、空舞台から素材の一要素(例えば背景の樹一本とか)を抜き出し
ワイヤー一本ではなく一要素(時には背景ごと)まるまる入れ替える事もある。

背景処理ならこういう手法でも何とかなりますが、ワイヤーアクションの場合は
どうしても被写体(役者)にワイヤーがダブる場合が多い。こういう時には本番終了後に
ワイヤーを外した役者に飛び上がったりせずに同じアクションをしてもらう。
仕上がった絵そのものはかなりマヌケですが(w  これを元にダブった箇所を埋めていくわけ。
飛び上がった時に光の当たり方が変わったりする場合には、脚立や可動式の足場に乗ってもらって
光の当たり方を再現してもらったりもします。撮影が大変じゃなければ本番を二度以上やってもらう。
ワイヤーアクションは完璧に同じ動きを繰り返す事は難しいので、逆にダブり方が変わってくる場合がある。
こうやって撮った素材と「汗と涙の手描きペイント」の併用でワイヤーを消すわけですね。
単一色の衣装などは同じコマから同一色の部分を移植して誤魔化したりもする。
こういう場合で一番難しいのがワイヤーそのものを消すより、ワイヤーの影を消す事だったりするんですけどね。

一概に「こうやって消す」と言えない世界なんで、説明読んでももどかしいかも知れないですが。
簡単な正解は>>297ってことで(w


302 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/19(日) 18:44:12 ID:FIUFEAW6]
>>300-301
おお!ありがと!(・∀・)
話の流れから誰も解説してくれんと思ってたよ
メイキングや本で「ワイヤーを消し…」なんて一言で済ましてるから
簡単なのかと思ってたがかなり面倒くさい作業なんだな

やっぱり解説してくれる人が
いてもいいと思うよ俺は。
「?」で終わるよりよっぽどマシ。

303 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/19(日) 19:36:38 ID:ZB6neWIf]
>>300
撮影機材とポスプロ何か教えて。

304 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/19(日) 22:57:50 ID:UDiyNeJN]
撮影機材は普通はプロダクションで使用している機材をそのまま使う。
特殊な理由で高解像度が必要な場合はビスタビジョンと同じ
8Pのカメラを使ったりもするけど特に別の機材を使用する事はあまりない。
ポスプロは予算によってピンキリ。
ちゃんとしたポストプロダクションにお願いする場合から
助監督や撮影部がフォトショップやバージョン落ちのコモーションなどで
Macを使ってワイヤーを消したりする泣ける話まであったりする。
今は個人用のPCでもかなり高度な事ができるもんね。

305 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/20(月) 21:23:56 ID:fOeOUarH]
消すのとは逆に、
花畑をクルマ走らせたいんだけど、花がスカスカな場合、
どうやって増やす?

306 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/20(月) 22:37:30 ID:5ATXoQ9G]
>>305
低予算の場合は増やさないで、

1.主人公に「見渡す限り花畑だ!」と言わせる
2.霧がかかっていることにする

307 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/20(月) 22:47:48 ID:fOeOUarH]
大きな車メーカがバックに居て、クオリティー最優先の場合は?
当然ピーカン状態。

308 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/20(月) 22:57:02 ID:L7xB/Kc6]
>>300
前の解説でも気になったんだけど、映像素材識別用の番号か何かの記号が
機種依存文字で「・」になっちゃってるっぽい。
普通に数字かアルファベットで書いたほうが良いんじゃない?


>>307
アップの絵は俳優と実車で撮って
引きの絵はヒルマモデルクラフト製w

309 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/21(火) 00:31:04 ID:0W6M6O3n]
黒澤明なら、花を植えて1年待つ。

310 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/21(火) 00:45:24 ID:/m+P/CCR]
>>307
そういう条件であれば、今はデザイン、設計の段階でCAD等使いまくりなので、
メーカーには走行時の挙動から塗装の反射具合など全てCGで再現できる力を自社内に持ってます。
ですので、社内のセットと役者とMCカメラ、お花畑の3Dデータさえあれば、あとはメーカーさんが完璧なCG自動車を用意してくれます。




311 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/21(火) 01:08:03 ID:NjX0rJ2k]
詳しい人が来るのを待ったほうがいいな

312 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/21(火) 01:41:20 ID:hmP9fuuE]
>>307
カネは無尽蔵に出るの?
あと、納期は?

313 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/22(水) 19:14:38 ID:r+cUcwnK]
>>287
セットなどに凝っていた分、ゲームソフトのようなローレライのCGは萎え萎えだったな〜

ストーリーが糞でノーチラス号のデザインもトンデモな「リーグ・オブ・レジェンド」の爪の垢を
飲んでもらいたい。

最近素人でも作らないつーか、ShadeのEva形状データでもここまで酷くないという「鉄人28号」とか
デビルマン、キャシャーンなどVFX・CGをウリにしているわりに、凝ってはいるがアニメのような質感と
動きのも安っぽくて萎え。

逆にこま前やっていたSPドラマの「愛と死をみつめて」の大阪の市街地シーンは「3丁目の夕日」を
意識したのだろうけど、セットとCGの合成が予算のわりにリアルに出来ていたね。

314 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/22(水) 19:24:58 ID:r+cUcwnK]
>>288
ローレライがヘタレなのはそういう理由じゃないだろ・・・

予告編の段階から「ナニアレ?」と言われたローレライが波を蹴立てて迫ってくるシーンの
波のぎこちない動きや船体のショボイ質感に代表されるような、純粋にCGのクォリテイーが
低いんだよ。
CGとミニチュアが主体のアメリカ低予算B級SF映画にも劣るって。

ローレライを見た同時期にTVの深夜枠でやっていたスタートレックのパロディー映画の
「ギャラクシークエスト」を見たが、本編はオバカなコメディーだがCG部分のクォリティーは
日本の大作映画は足元にも及ばない。
さすがアメリカだと思うよ。


315 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/22(水) 23:06:21 ID:2OGUCpaE]
>>314
>船体のショボイ質感に代表されるような

『ローレライ』の水上走行シーンの大半は、ミニチュアの潜水艦をモーション・コントロールで撮影。
その潜水艦とCGの海を合成している。手法としてはP.ジャクソンの『キング・コング』の
ベンチャー号の航行シーンとそんなに変わらないし、ミニチュアの大きさにもそんなに差は無い。

じゃ、何でこんなに差が出ちゃうのか?

CGの海の差は物理演算とレンダリング処理の時間の差、って事で仕方ない部分もあるんだけど
納得いかないのが船体の質感の差だよね。
まぁ、フォルムがゴチャゴチャしていてスケール感を表現しやすい貨物船と
無愛想な外観の潜水艦では、潜水艦の方が不利であるのは分かるんだけど。

問題はミニチュア撮影の時のライティングだったんじゃないかと思う。
一連の航行シーンを見てみると、背景のシチュエーションが変わってもライティングにあまり変化がない。
本来はコントラストが極端になりそうなシチュエーションでもフラットなライティングで処理されている。
これが直接的な原因だったんじゃないかと思う。

では、照明部さんが手を抜いたのか?これに関しては何とも言えない。
でも少なくともミニチュア撮影の時に背景が「これ」と決まっていれば
それに光線を合わせずに撮影が行われる事はまず無いと思う。
憶測に過ぎないけど、撮影時に背景の絵がまだ決まってなかったんじゃないですかね。
なので「色処理で何とか合わせよう」という見切り発車のまま撮影が行われたのかと。
あのミニチュアのライティングには「どんな背景でも何とか馴染むように」という意図が感じられて仕方なかった。
「そんな事あるのか?」と疑問を抱くかもしれないけど、撮影スケジュールの都合で
背景の撮影などは別班を用意しない限り、本編のクランク・イン前かクランク・アップ後になってしまう事は実際多い。

316 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/22(水) 23:25:28 ID:r+cUcwnK]
>>315
昔のようにレンダリングのハードや演算速度の問題でもないと思うんだよね〜

臆測だが、一番でかいのはエフェクトのプラグインやレンダリングソフトなどじゃないかと思うのだが・・・
アートや商業使用でもスチルで使用する分には無問題だが、CMや映画使用では高額のロイヤリティが
発生するので予算の関係で、日本の映画では使えない場合が多いと聞く。

CMは予算があるからそういうものも使えるから、クォリティーはアメリカ映画と大差ない。
パクリというか、これ見よがしにアメリカSF映画のCG・VFXの名場面を同じぐらいのクォリティで再現して
いるのって結構あるよね?
だから日本でもやれば出来るんだとは思う。

それとは別次元の話で、変に作家性を出してデフォルメした質感をわざと出してしまうのがいるよね。
キャシャーンなんかがいい例。
音楽のプロモーションビデオならそれもニュアンスになっているのだけど、映画だとリアリティに欠けて
不自然に見えるだけ。

あと常々思うのは、光線とか稲妻、光、火の表現って日本のはいかにもCGって感じで下手だよね〜
形状や実写部分との質感の合わせ方のセンスの問題じゃないかと思うのだが。

317 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/22(水) 23:41:48 ID:r+cUcwnK]
>>315
>あのミニチュアのライティングには「どんな背景でも何とか馴染むように」という意図が感じられて仕方なかった。

これはタブーなのかもしれないが、CG・VFXは若手が幅を利かせているが、ミニチュア特撮って
結構年の親方とその徒弟っていう職人集団がいるよね。

技術があるのは認めるが、ある種老害になっている面はあるのではなかろうか?
お家芸の操演に拘ったり、ライティングも怪獣映画・戦隊モノで培った手法を頑なに変えない。

いい例がゴジラ・シリーズで、着ぐるみゴジラはともかく、いまどき「スーパーX」などというネーミングを
平気で使うし、アナクロなメカデザイン。
撮影所お抱えの特撮スタッフを食わせなきゃなんないのだろうけど・・・

「ジュラシックパーク」も当初ハリーハウゼンの人形アニメを使う予定で、CG採用には抵抗もあったらしいが
日本映画はハリーハウゼン的立場の特撮班の人々に遠慮して、口出しが出来ない面があるのではなかろうか?

318 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/22(水) 23:45:24 ID:2OGUCpaE]
>>316ちょっとゴメンね。>>315の続き。

もしくは、あまり極端なライティングだとマスクで抜くのが大変だからって事で
ポスプロのスタッフから「出来るだけフラットなライティングで」という要請があったのかも知れない。
ポスプロの期間が仕事の分量に比べて短ければ「少しでも抜きやすく」っていうのは真っ当な言い分でもある。
鉄の質感を表現って事になると極端なハイライトとかが生まれやすくなるが、
こういう強いハイライトはこれはマスクを切る方にとっては大敵でもある。
なので「ポスプロに撮影現場の方が合わせた」という可能性も無くはない。

これと同じ事を感じたのが『亡国のイージス』。
護衛艦とイージス艦の戦闘や沈没時の艦内の描写など、なかなか丁寧なVFX、SFXではあったけど
あのイージス艦の沈没の外観カットだけはどうしてもいただけない。
ミニチュアのサイズは十分だと思ったけど、あの仕上がりはどうもイマイチ。
「何でこんな事に?」と不思議だったが、DVDのメイキングを見てピンと来た。
沈没カットはどこかのプールで撮影しているんだけど、メイキングを見るとプールの上に紗幕らしきものが見える。
太陽光を拡散させるような仕掛けになっているのね。で、仕上がりを見るとやはりミニチュアに直射光が当たっていない。
背景の絵には直射光が当たっているのに何でだろ?あの紗幕の意図は?

恐らく撮影の時のブルーバックに答えがあるんだと思う。
沈没カットの撮影は、ことごとく太陽を背にした順光で行われている。
という事はあのプールとブルーバックの位置関係から、水面の反射がブルーバックに影響するってこと。
ユラユラ揺れる水面の反射がブルーバックに出てしまうので「何とかならないか」という要請があったのかも知れない。
と言うか、あそこで紗幕を使う意図は他には考えられない。
メイキングから想像できる沈没する船の素材と出来上がりを比べると
もの凄く細かく色んな素材を足しているのがわかるだけに何とも惜しい話。


319 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 00:02:54 ID:em6Z8Ial]
水ってCGじゃリアルにしにくいよね?

320 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 00:07:41 ID:ID9PJ5Mp]
で、>>316

>あと常々思うのは、光線とか稲妻、光、火の表現って日本のはいかにもCGって感じで下手だよね〜
>形状や実写部分との質感の合わせ方のセンスの問題じゃないかと思うのだが。

これでも感じるのがやはり照明の問題。
そういう素材が違和感なく馴染んでいるシーンというのは、殆ど例外なく撮影時に
光線や稲妻の照り返しなどのライティングが撮影現場で行われているように思える。
要するに下絵がちゃんとシッカリ撮れていて、色や光量が合っていれば
多少ヘボい光線などでもちゃんと馴染むんだと思う。
これが無ければどんなにCGが上手くても何にもならない。

何でもそうだけど、合成が(技術的な事を抜かして)上手く馴染んでないっていう原因の大部分は
大体が照明にある場合が多いと思う。これはアメリカ映画でも同じ。
例えば『スターシップ・トゥルーパーズ』のVFXに文句がある人はいないと思うけど
大部分は同意ながら訓練生達がシャトルでロジャー・ヤングに向かうシーンだけはいただけない。
コックピットのライティングが背景と全然対応してないのね。
何となく往年のスクリーン・プロセスを彷彿とさせる出来で、微笑ましくはあるんだけど
他が高水準であるだけに公開時から気になって仕方なかった。
ロジャー・ヤングのブリッジのシーンでは背景に細かく対応したエフェクト・ライティングが
ちゃんとしてあるだけに残念。



321 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 00:11:16 ID:S5RvgVJO]
ミニチュアのライティングライティング〜って言ってる人は
発想がマジで古いと思うぞ?ただの特撮オタクか事情通?
ちょっと落ち着いて考えてみろよ。
結論ありきの、現場のSFXがダメって言ってるだけじゃん。

322 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 00:20:50 ID:mYYkfVov]
>>319
しにくいと言うかリアルにするには時間がかかる。

>>321
古い新しいの問題か?照明って質感とかに影響する基本的なものだろ。

323 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 00:30:07 ID:I2039vz4]
水というか海はミニチュアの方がスケール感出すのは難しいだろ
今見るとアレだが、はじめてwater weenie見た時は(゚д゚;)だったけどな

324 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 00:37:00 ID:FjJGmy+8]
>>317
>「ジュラシックパーク」も当初ハリーハウゼンの人形アニメを使う予定で、CG採用には抵抗もあったらしい

それは、フィル・ティペットのモデルアニメを採用する予定が、
CGI採用に切り替わり、あわやクビかと思われたティペットが
テクニカルディレクターとしてCGアニメーターたちのアドバイス
にあたったという話のことか?

325 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 00:37:12 ID:LGrbGe5V]
>>322
>しにくいと言うかリアルにするには時間がかかる。

時間は掛るから手抜きってことではないよ。
あれってそれなりのソフトがあるのだけど、使用する場合のロイヤリティが高くて予算がないと
なかなか使えないから、安いソフトでごまかしているのが正解だろ?

水の表現はジェームズ・キャメロンの「アビス」で画期的手法が開発され使われていたが、あれはもう
20年近く前。
当時はスパコンなどを使っていたが、現在はPCの並列処理で演算スピードは上回っているよ。
だが日本のCGは、あれに及んでないんだよね〜

326 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 00:41:17 ID:LGrbGe5V]
>>324
スマソ。ティペットだたよ・・・。

ティペットがデモ・フィルムまで作ってGO寸前で実際そのフィルムも残っているが、
CGチームもデモを作って売り込んだら、スピルバーグが乗り換えた。
ティペットも負けを認め、漢を見せてCGのモーション・アドバイザになったって話ね。

327 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 00:43:33 ID:S5RvgVJO]
>臆測だが、一番でかいのはエフェクトのプラグインやレンダリングソフトなどじゃないかと思うのだが・・・
>安いソフトでごまかしている

無知晒しすぎ。ハリウッドも日本も、学生もスクウェアも、ソフト同じ。同じレンダター。同じ物。
しかも今安い。専用インハウスツールなんてホント極一部だよ。
SWやピクサーのソフトは、10万とか20万です。

328 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 00:45:43 ID:LGrbGe5V]
海の表現でいうと「パーフェクトストーム」は凄かったな〜

嵐のシーンは巨大プールで撮影したのだが、目をこらしてもCGの海面やしぶきがリアルで
常人には判別不可。

ヘリがヨットを救助に逝き、波間にヘリが隠れる部分や、巡視艇と接近する部分なんて
ほとんどフルCGなのにそれとは見えない。

329 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 00:48:33 ID:I2039vz4]
>CGのモーション・アドバイザ
ILMがDIDとかいう恐竜のポーズを入力する装置を開発して
ティペットのチームもキーフレームは実際にアニメートしたんだよな

>使用する場合のロイヤリティが高くて
ソフトの代金以外に具体的にどれくらいの金額するの?

330 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 00:49:22 ID:LGrbGe5V]
>>3
>SWやピクサーのソフトは、10万とか20万です。

はぁ?何か勘違いしてるんじゃねえの。
10万ドルじゃないよね?映画使用のロイヤリティーが10-20万円だったら皆泣いて喜ぶよ(苦笑
インハウスツールどころかプラグインだって使用制約があるじゃん。



331 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 00:51:45 ID:ID9PJ5Mp]
>>317
職人っていうのは技術を持っている。
なので「発想」が無かったとしても具体的な要求があれば実現する方法だけは確実に知ってるってこと。
そういう人達に「発想」を与えたり要求するのが監督とかの務めの一つだと思うけど。
今はフリー・スタッフの時代なんで意固地に「そんなのは俺のやり方じゃねぇ」って人は
生きて行けないと思う。いろいろ話を聞いていると「発想」を具体的な形で
職人に伝える言葉を持ってる人が少ないのが原因じゃないかと思う。
どんな職種でもそうだと思うけど、職人って一般的に納得したら後の話は早いもんね。
アメリカのようにトライ&エラーを繰り返せる土壌があるならともかく
「納期」という現実的な問題がより大きい日本では、上から具体的に「こういう風にしたい」
という要望がない限りスタッフの方も勝手な事を出来ない事情もあるんじゃないかね。
『ガメラ3』とかが上手く行ってるのはスタッフが若いっていう面も勿論あるけど
樋口監督が明確に「こういう風にしたい」というビジョンを持っていたのに加えて
自分自身が昔技術スタッフとして働いていた経験が役立っているように思う。

ライブ・アクションを好きなように撮って「じゃ、あとはお任せ」で通用する環境が無いので
日本で新しい事をやろうとしたら、監督がまず(ある程度)技術的な事に明るくないと
駄目な面ってあるんじゃないだろうか。これ、特撮だけの話じゃないけど。

あと。「スーパーX」はもう既に「いまどき」じゃありませんぜ(w

>>325
あまり賛成されないかも知れないけど『ローレライ』の海でも潜水艦周り以外の部分は
そこそこ見られるものになている。ミソ付けてるのは潜水艦周辺の水の動きじゃない?
あの辺は水がもの凄く複雑な動きをする筈で、ちゃんとやろうとすると物凄く重い処理になる。
『タイタニック』なんかでも「ミニチュア+CGの海=完成」って訳じゃなくて
実写の波や水しぶきを何重にも合成したりして馴染ませている。今となっては古い技術かも知れないけどね。
あの映画の水問題に関してはその辺の後処理に問題があるのかも知れない。

332 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 00:53:51 ID:m+a109sh]
邦画の場合さ、特撮シーンだけがショボのなら
分かるけどさあ、撮影技術全般駄目ジャン。

韓国映画の方が、映像は圧勝してるぞ。
予算はさほど変わらんのに。
どうして?

333 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 00:54:59 ID:LGrbGe5V]
>>329
>ソフトの代金以外に具体的にどれくらいの金額するの?

会社やものによっても違うし、契約にもよる。
低下が数十万のものでも、映画向けロイヤリティとなるとプラグインでも数千万円で別途契約が必要
っていうのもあるから、軽く考えていると痛い目にあう。

334 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 00:57:33 ID:S5RvgVJO]

SWやピクサーでアニメーションを作成したエイリアスのMAYAは1つ
27万円。サポート所謂年間保守が15万。
それ以上それ以下でも無い。

大量導入、使われたという実績欲しさに、大手には
更に安く卸すし、β製品は無料だったりする。使われないと意味が無いからね。
ハイエンドのサポートは次期製品に直接繋がるのでメーカーも喜ぶ。

ロイヤルって脳内の話? レンダリングもPC9999台まで
(まあ用意できないが)とかですが。

ID:LGrbGe5V氏は知らなさすぎですよ

335 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 01:03:41 ID:LGrbGe5V]
>>331
>あと。「スーパーX」はもう既に「いまどき」じゃありませんぜ(w

はは。あの手はあまり覚えてないから。

でも「ゴジラ・ファイナル」でも「X星人」は意図的に狙ったとしても、そんな路線じゃない。
前作でも「フルメタル・ミサイル」(ふつうも金属製じゃないのはフェアリングぐらいだよな)
なんとトボけたネーミングやデザインだったかと。

たしかに監督の明確なビジョンがなくて、特撮班におまかせってので勝手に彼らのセンスで
やってしまうってのはあるだろうね。
言っちゃ悪いが、彼らは所詮大道具美術のノリだしお年よりが多いから、デザインを任せたら
それなりなのはしかたないんだよね。

「さよならジュピター」だったか、スタジオぬえがデザインして、有名モデラーが作ったミニチュアは
凄い出来だったが、特撮班が担当した部分は萎え萎えだったかと。

336 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 01:11:15 ID:LGrbGe5V]
>>334
最初から喧嘩腰で興奮しているが、レンダラーじゃなくて普通は特殊効果プラグインが高額なのだが(苦笑

レンダラーと安いプラグインでもできなくはないが、プラグインの中には巧妙なロジックや物理計算を
実装しているのもあって、クォリティーが桁違いなんだよる
そもそもリース&契約のみで市販してないものもあるって知らないの?

MAYAだけあれば、SWやピクサーと同じものができると思ったら大間違い。
winnyで不法入手している知ったか厨房はお引き取りくださいってこったw


337 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 01:11:40 ID:22RIqSSH]
>>334
それCompleteの方だよ・・・
ttp://www.alias.co.jp/howtobuy/maya_price.shtml
まあ、10万ドルはしないけど。

338 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 01:18:18 ID:mtgdK2EX]
>>334
何を騒いでいるのかと思えば、レンダラーだけで何でも作れると思っている厨か。
そりゃ何でもできますよ。
エフェクトを開発するのに年単位の時間と費用を惜しまないのならね。

339 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 01:24:10 ID:I2039vz4]
>海の表現でいうと「パーフェクトストーム」は凄かったな〜
自分は「DAY AFTER TOMORROW」でNYが水に覆われていくシーンが
DVDのメイキング見るまで、CGかどうかイマイチ分かんなかったよ
夏公開の「ポセイドン」は更に凄そう 予告編の波で船が横倒しになるのなんか…

>映画向けロイヤリティとなるとプラグインでも数千万円で別途契約が必要
契約結ばずに一部分とかでこっそり使っちゃったりしても、やっぱ分かっちゃうもん?

340 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 01:24:18 ID:5KgQa9ii]
上でも話が出ていたパーフェクトストームだが、MAYAで船のレンダリングは簡単だろうが
海や飛沫の表現って、MAYAだけでどうやってレンダリングするつもりなんだろう?
MAYAだけでやるとなったら、エフェクトの処理開発にアプリ開発並みの工数が必要だよね。
ふつうにオプション・プラグインを使うよな? >>334
それだけでもお前の27万・15万なんて話は無意味。



341 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 01:25:08 ID:m+a109sh]
要するに日本のCGクリエーターは、高い技術は持ってるけど
高価なソフトが使えないから、映画では低レベルCGしか
作れない。

しかし、CMみたいに単位時間あたりの予算が潤沢な場合は
そこそこなものが作れるってことでいいのか?

342 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 01:30:32 ID:LGrbGe5V]
>>339
たしかにあれはすごかったね。
ミニチュアや実写部分と見せかけて、フルCGの力技でやっているんだろうけど。

>こっそり使っちゃったりしても、やっぱ分かっちゃうもん?

それは当然あるんだろうけど、「あのプラグインしかできない」って効果はあるらしく、見る人が
見ればわかってしまうらしいよ。

類似の効果を独自開発したなら、それだけでニュースになってしまって、レンダラーのメーカーや
他ユーザーから引き合いもあるだろうし、雑誌だって話題にするだろうからごまかしきれないと思うな〜。


343 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 01:34:51 ID:k7pVlzLq]
こんな時間に物凄い盛り上がってんなここw
リアルタイムで見れて感動。

344 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 01:35:18 ID:LGrbGe5V]
>>341
うん。技術がスタッフがないわけではないんだと思う。

CMの場合予算も豊富で、スタッフもベストの機材や人材をフルチョイスしてくるから
場合によってはハリウッド映画を凌ぐクォリティを実現しているもの。

単位時間あたりではハリウッド映画を上回る製作費だし、CM製作費に関しては日米の
格差ってあまりない。

345 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 01:38:35 ID:YNugZ5Hk]
>>343
盛り上がったり過疎化したり温度差激しいよw

346 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 01:42:37 ID:LGrbGe5V]
CMはベストの人材をかき集めてくることができるのが強みなのかもね。

映画のように特撮スタッフに仁義をきったりする必要がなくて、とにかく若手だろうがヲタだろうが
ベストの人材を金で引張ってくる。

アニメの方はよくワカランが、優秀なフリーのスタッフは限られているので各作品で奪い合い状態らしいけど
CGだって優秀なフリーのスタッフは限られているし、映画だと拘束期間が長いからベストのメンバーを
揃えるのが難しいってこともあるのかもね。
制作会社の絡みで自由にスタッフを選べないしがらみもあるだろうし。

347 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 01:45:05 ID:LGrbGe5V]
>>345
燃料の投下具合なんじゃないのか?
Tプラス並みの燃料を投下すると6000度で燃え上がるww

348 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 01:45:15 ID:DqYY4fiM]
ここって凄く勉強になります。
で、日本でも基本ソフト自体はあんまり変わらないです、多分。
問題は時間が無い!!絶望的に。
多くの現場の人間はギャラ削ってでも少しでも良い仕事を納めようとしてますけど、
時間が無いからテストが出来ない。
CG合成を前提とした試し取りにテストで合成して監督に観てもらうとかってまず出来ない。
だからいつも一発勝負の一発納品という恐ろしいことに・・・・.

あと、他の部署の人との擦り合わせが足りないってのも致命的ですけど。

349 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 01:51:28 ID:ID9PJ5Mp]
『デイ・アフター・トゥモロー』のCGで感心したのはN.Y.の街並みのモデル作成の方法かな。
N.Y.の街並みをスキャンして取り込んだデーターを元に街を作成したらしい。
で、そこにCGの水をザバッと流し込んで出来上がり。

「N.Y.の街並みをスキャン」とか軽く言うけどねぇ・・・・。
まぁ、別にあの映画の視覚効果のスタッフが「よっしゃ、N.Y.の街並みをスキャンしようぜ!」
と思いついてスキャンしに出掛けた訳じゃなく「何とか簡単に街並みのデーターを取れないだろうか」って事で
リサーチした結果、そういうデーターを持っている会社(地図の製作会社だっけか?)があったので
そのデーターを買い受けて映画用にコンバートして使ったらしいけど。
作成方法よりも、そういうデーターを持っている会社があるっていうのが凄い。

スキャンの方法はレーザーの反射か何かによるものだとか。
軍事技術の転用かも知れないけど。

>>346
CMもかなりコネと仁義の世界ですよ。
製作会社とポスプロは殆ど系列会社のように結びついている。
スタッフとて同じ。「企業秘密」が絡む世界なのでプロダクション間のスタッフの移動は
映画やドラマよりも限られている事が多い。

350 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 01:51:39 ID:em6Z8Ial]
今年はアカデミー視覚効果賞取ったのキングコングだったっけ?



351 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 02:00:47 ID:I2039vz4]
>そのデーターを買い受けて映画用にコンバートして使ったらしいけど。
でもマッピングのデータは映画用に使える程じゃなかったんで現地で写真撮りまくったらしいが
張り合わせるの大変そう…w
それより「キングコング」でのNYの古い街並のCGモデル・データはどこから持ってきたのかが気になる

今日のスレの「水表現」の流れを読んで「日本沈没」の出来が更に心配になってきた_| ̄|○

352 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 02:03:40 ID:LGrbGe5V]
>>349
どういう手法かはしらないけど、基本はカーナビの3Dビル表示と同じだと思うよ。
航空写真か衛星写真のステレオ写真に起こして、そこから3Dにデジタイズしてるんじゃないかと思う。
カーナビに較べ精度やデジタイズする座標数が桁違いに多いし、手作業も必要。

GoogleEarthってGoogleの3D地図を見た事ない?
あれはちょっと違うけど、リアルタイムで市街地やビルが視点を買えて見れるのは感動する。

あとパーソナル用でPoserと同じMetacreationのCanomaというソフトがあるのだが、複数の風景写真から
簡単にビルを3D-CGにレンダリング&テクスチャマップできる。
あれも安価なソフトなのに弄って感動した。

サンプル版やレンダリングしたものをグリグリ動かせるデモがあったと思うから探してみそ。



353 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 02:06:21 ID:LGrbGe5V]
>>351
たしかに・・・日本沈没は映画が沈没しないことをきぼーん。
せめて、深海探査船わだつみのシーンは「アビス」や「スフィア」並みの出来にしてほすい。

354 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 02:06:56 ID:k7pVlzLq]
>>351
メイキング本(未翻訳なのかな?)にその辺出てたような。
立ち読みでざーっと目を通しただけだから確かじゃないけど
古い写真を集めて、地道に作ったっぽかった・・・。

355 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 02:08:20 ID:LGrbGe5V]
最近では「ディープブルー」(ミュータント鮫が出てくるほうね)の水がらみのCGも良かったな〜

356 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 02:09:34 ID:em6Z8Ial]
ディープブルーのCGは酷かったように思うが・・・
レニーハーリンの映画っていつもCGが安っぽい気がする

357 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 02:12:57 ID:LGrbGe5V]
>>356
映画自体はB級だからね。
でも全体のテイストは良かったと思うけど。

358 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 02:14:58 ID:S5RvgVJO]
>特殊効果プラグイン
>市販してないもの
具体的に名前と価格を上げてみれば。
数年前、ジュラ3やブレイド世代の物インハウスツールは、製品として既にビルトインされてる。フリーの場合もある。
FF映画用につくられたクロスは市販されてる。

>エフェクトを開発するのに年単位
パーティクル機能くらいついてるの、知らないのかな。
ソフト標準機能で普通に制作されてる。そりゃボタン一発じゃ無理だよ。

>海や飛沫の表現って、MAYAだけ
ダイナミクス、パーティクル。上位版のフルイドはめちゃめちゃ使われてる。
標準でオーシャンシェーダもついている。
ほんとに知らないのか・・・
画面真っ白になるくらい出さないとリアルにならない。
日本ではそこまで重たい物は出来ない。

>高価なソフトが使えないから、
ソフトは安い。 
海の向こうとじゃ、使いこなしレベル、ノウハウが圧倒的に違う。

標準機能の組み合わせ次第で無限に作れる。それが売りなのだから。

専用ツールって90年代初期の発想でしょ・・・
SWep1のポッドレース損壊って全部標準でやってるし。
群衆の衝突もね。

もっと凄いことをしようとなると、WETAはLoRで開発したけどね
どんな物なのか、名前もしらず野次ったってバレバレなんだけど。

359 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 02:19:10 ID:LGrbGe5V]
>>358
興奮しちゃって長文を書いてるが、書いてることが厨すぎる。

>パーティクル機能くらいついてるの、知らないのかな。
ってぉぃぉぃ・・・

>SWep1のポッドレース損壊って全部標準でやってるし。
そりゃそうでしょ。エフェクトで特筆するものはあまりないし(苦笑

所詮藻前はその程度ってこったww


360 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 02:21:33 ID:em6Z8Ial]
CGの酷さならサウンドオブサンダーが話題になってるな
俺は見てないから知らんけど



361 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 02:22:30 ID:/HjtVzfi]
>>358
知識をひけらかしたいだけのヲタか出来の悪い専門学校生が
ちょっとズレたことを言っているようにしか見えない

362 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 02:40:16 ID:Xt9fMiUD]
CGに金がかかるとかよく言うけど、いったい何にそんな金がかかるの?

363 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 02:44:00 ID:ID9PJ5Mp]
>>353
>せめて、深海探査船わだつみのシーンは「アビス」や「スフィア」並みの出来にしてほすい。

金子修介の『ゴジラ モスラ キングギドラ:大怪獣総攻撃』がその辺の目安になるのでは。
特技監督は今回の『日本沈没』と同じ神谷誠。
で、劇中に特殊潜行艇が深海で行動するシーンが長めにある。

『スフィア』は知らないけど『アビス』は水中でのラジコン撮影と、ドライ・ステージでの
モーション・コントロールされた吊りミニチュアの撮影。
無論、ゴジラの現場では望むべくもない手間の掛かった撮影方法なんだけど
昔ながらの「吊り」でやってるゴジラの方も大幅に見劣りするって訳でもなかったと思う。
劇場で観たときは「なかなか悪くない」って印象でしたよ。
潜行艇のデザインも「スーパーX」してないんじゃないかな?(w
あまりメカ・デザインとか詳しくないけど、この映画は良いセン行ってたんじゃないかと思う。

ストーリーに関しては色々言われているけど、特撮や視覚効果に関しては
従来のゴジラと一線を画しているという見方が大勢を占める本作。
「いまどき「スーパーX」(しつこいがw)」って事は未見なのかな?
だとしたら暇な時に御一見を。



364 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 02:48:34 ID:YNugZ5Hk]
横ヤリだけど
「スパイダーマン」の街中ビュンビュンシーンも
>>349のような技術なの?

365 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 02:50:35 ID:em6Z8Ial]
スパイダーマンって俳優もスキャンしてんだよね?

366 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 03:00:44 ID:S5RvgVJO]
>>365
2か1で、新しい方法のライトスケープだかで話題になったね。
>>364
単に3次元空間に実写切り貼りしたんだと思う。
そこまで作る必要無いし、動いてるからね

367 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 03:04:21 ID:I2039vz4]
>「スパイダーマン」の街中ビュンビュンシーン
もちろんCG製の街並もあるけど、その名のとおり”スパイダーカム”を使った実写だったりする
www.spydercam.com/demo.html

368 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 03:39:28 ID:mYYkfVov]
>>362
CGを沢山つかった映画のエンドロールのCG関係のスタッフの人数を数えてみる事をお勧めする。
彼らに半年とか一年間払うお手当を想像してみたら何に金が掛かるかすぐわかる。
それに彼らが使う機材費や技術開発費も上乗せして考えてみるべし。

369 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 03:45:04 ID:uNcOzywf]
何にそんなにカネがかかるのかって、要するに人件費なんじゃないの?

ソフト揃えただけじゃダメで、オペレートする人が必要になる(当たり前だ)。
大作になると、数百人規模でスタッフがいる。
何ヵ月も張り付きにすれば、人件費(≒生活費)だけで、すごい金額が必要になる。
という話ではないの?

370 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 03:51:06 ID:uNcOzywf]
>>368
おや、同じレスが直前に上がっていたw

SFX大作のスタッフロールは凄いよね。
ナイアガラ瀑布のように(方向は逆だが)、ドバ〜〜〜と流れていく。
あれじゃ、人の管理だけで専任がいるのじゃないか。
ネットワーク管理や、支払い計算のための人間がどんどん必要になるね。



371 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 03:51:44 ID:zwAD+y+n]
そうそう。CGって金かかるけど、結局人件費。

372 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 04:19:12 ID:BIAvnl16]
電気代

373 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 11:11:42 ID:/HjtVzfi]
>>369
うむ。
大作CGともなると、ささっとデータ打ち込んでレンダリング・・・なんてことだけじゃ済まないからね。

とにかく作業量が多いから、CGアニメーター以外にデータ打ち込みやデジタイズのような単純だが
膨大な作業をしたり、テクスチャを修正したり、小物を作ったりと、実写部分との合成を細かくレタッチしたり・・・
など「その他大勢」がたくさんいる。

そういうのは香港や韓国など工数単価が安いところへ外注もしているから、エンドロールに
そういったスタッフや会社名が掲げられているよ。

374 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 13:40:43 ID:LGrbGe5V]
主要メカなどのモデリングやレンダリングをやるのはごく一部。
林立するビルや、木や草を生やしたり、背景の小物のモデリングやテクスチャ貼りは
その他大勢組。

実写合成でも、モーションコントロールとのシンクロ絡みを弄るのはごく一部。
マスクやマットを修正したり、細かい調整、ワイヤを消し込んだりという単純作業の
その他大勢組が1コマづつレタッチしている。
あと3Dデジタイズやスキャナでテクスチャを取り込んだりと、もっと底辺の仕事だってあるわけで。

主要メカなどでもメカごとに担当を分けていたり、パーツ毎に担当を分ける場合もある。
またエフェクトは別のチームがやったりと分業体制になっているからね。
作業時間の短縮ということもあるのだろうけど、リスク分散ってこともあるようだよ。

たとえば1人のCGアニメーターに任せて、そいつが倒れると仕事が止まる・・・ってことも
あるわけで、それを回避するための分業ってこと。
このあたりの考え方はアプリの開発やセルアニメとまったく同じ。予算のほとんどは人件費だよ。

裏を返せばハードやソフトが発達した現在、個人でも時間さえかければ映画に迫るクォリティを
低予算で制作できるわけだけどね。


375 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 13:51:47 ID:WCSycOLl]
CGを売りにしているわけでもなく、たいした映画じゃないけど、
密かにヒューマンネイチュアのCGが絶品だと思っている。
ネズミがナイフとフォークを持って食事をするシーンがあるんだけど
メイキングを観るまでネズミに演技指導させたのかと思った。

376 名前:名無シネマさん [2006/03/23(木) 14:29:45 ID:LGrbGe5V]
JR東日本のSUICAのペンギンも、ぬいぐるみを合成しているだけかと思ったら
フルCGっぽいな〜

JALスキーツアのダチョウもぬいぐるみのようでフルCGっぽいけど、質感も動きも
自然でうまいと思うけどね。

377 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 18:40:28 ID:LZ5RN5Qw]
映画のCGに感心したのって
「トイ・ストーリー2」の人形劇のシーンが
最後だったりする。

378 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 21:37:25 ID:I5/YeMPc]
>>377
そりゃもっと映画見たほうがいい
トイストーリー2はむしろ前作と比べた犬の進歩ぶりが凄かった

379 名前:377 mailto:sage [2006/03/23(木) 23:45:01 ID:dv97TXr5]
>>378
単に技術的な話じゃなく、ああいう
生々しいリアリティとは一線を画すフルCGの
架空世界で、レトロなTV番組(映画の中では
こっちが架空世界)を生々しく超リアルに見せる
という、観客の現実と架空のギャップ感を幻惑する
センスにうなったんだが。
(もちろん技術的にもあの映画の中ではかなり
 高度なシーンだったらしいけど)

そういう作品世界を踏まえた演出なんかをひっくるめて
CGが優れた表現に昇華している、最近の映画があったら
教えてくれ(除「マトリックス」)。

380 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/23(木) 23:54:13 ID:YNugZ5Hk]
>>377
ああいうので「ひょっこりひょうたん島」見てみたい



381 名前:名無シネマさん [2006/03/24(金) 00:06:16 ID:LGrbGe5V]
>>379
昔の人形劇の部分って「フォレストガンプ」の架空ニュース映像などに触発された架空歴史の発想と
ウッディーのキャラクタ商品を売るための企画がらみみたいだが、CGとしてはそんなに高度だったかな・・・

382 名前:名無シネマさん [2006/03/24(金) 00:08:00 ID:LGrbGe5V]
>>380
実在の人形劇をCGにしただけじゃ捻りもないし逆に面白くないと思う。

383 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 06:05:32 ID:ukxjMYnD]
>>381
あの人形の動きは振り付けられたものじゃなく、物理演算の結果。
最初は普通にアニメートする事から始まったんだけど
それでは人形劇らしい動きが得られなかったので別の方法が採られた。
本当の人形劇のようにヴァーチャルな「吊り糸」で吊られていて
その「糸」を操作する事によって動かされている。
だから本物の人形劇のような動きを再現できたわけだけど
特殊な入力装置を開発しなければならず、
片手間に仕上げられるシーンじゃなくなってしまったので
本チームとは別に特別にチームが組まれる事になった。
「入力」っていうのはパペット使いに画面の中の人形を見ながら
センサーの付いた繰り糸棒を本物の人形劇のように操って貰うことだが
手に加わる人形の重みが存在しないために本職でも勘が狂って大変だったとか。
なので一部では「逆引き」も行われたらしい。
つまり最初に人形の演技を演出通りにアニメートして、そこから逆に繰り糸棒の動きを算出。
今度は繰り糸棒の動きをアニメートして、人形を物理演算で動かした。
それでもなかなか望む動きは得られず、何度も試行錯誤を繰り返したそうな。
高度かどうかは判断しかねるが、ツールの開発を含めてとても面倒な作業だったのは想像に難くない。



384 名前:名無シネマさん [2006/03/24(金) 06:25:12 ID:RpcOBchJ]
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー>383

385 名前:名無シネマさん [2006/03/24(金) 10:15:46 ID:i3O3Z4a0]
>>383
確かに凄いけれど・・・
そこまでやるなら、実物のパペット作って人形つかいに操ってもらい
モーションセンサーでデータ取り込みした方が楽だった・・・

ってオチの悪寒(ワラ

386 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 11:06:59 ID:g70HTRnc]
うわー 凄い詳しい人がいる
良スレ

387 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 13:34:38 ID:Upw3mJ9q]
くそう、三日ほど入院してた間に面白い流れになってるじゃないか。

>>376
JR-SKIのダチョウは、ボディー部分は実写。
スタントマンが中に入っていて、実際に滑ってる。
スタントマンの足を消して、ダチョウの足と首を合成して完成。
足はCG、首はCGだったり実写合成だったり、かな。

SUICAの方は詳しく知らないが、見た感じ着ぐるみの縮小合成と
アニマトロをうまく使い分けてるように見える。

388 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 14:17:02 ID:saJSdZS9]
>>385
それを言ったら、はじめから実写で撮っとけというのと
同じ。
つか、素直に「見る目ありませんでした」とあやまれ。

389 名前:名無シネマさん [2006/03/24(金) 14:36:22 ID:i3O3Z4a0]
>>388
はぁ?
フルCGアニメとうたっているわけだから、実写合成は禁じ手だろ?
でもモーションキャプチャーはフルCGアニメでも普通に使っているわけだが。

「見る目」というが、普通に考えて操り人形のモーションキャプチャーで済むし
同じクォリティのCGができるわけだから、成果物としての斬新さはないよね〜

新しい手法で作ったというところは評価されるが、これは成果物の評価とは別。
将来的フィードバックも含めての新手法のトライアルってこともあるだろうが、
商業作品の場合「策士策に溺れる」って感じのオーバーテクノロジーだと思うよ。

昔某大学の研究室でも似たような仕組みで仮想操り人形CGをやっていたけど、
それに触発されて趣味に走ってしまったんじゃないかね〜


390 名前:名無シネマさん [2006/03/24(金) 14:43:00 ID:i3O3Z4a0]
>>388
ひょっとしたらモーションキャプチャーをしらない厨かもしれないけど。
まさか「キャプチャー」って単語でPCの画面キャプチャーのようなもんだと思って突っ込んだのか??

モーションキャプチャーは腕・足・胴体・頭など身体の主要なポイントにセンサーをつけて、
その3次元座標の動きをデジタイズするハード。

人間に演技をさせてデジタイズすれば、その動きがデータになって、CGの間接の動きに変換すれば
CGがそのデータと同じ動きをするって仕組みね。
CGの各パラメータをいじって関節を動かすより、より自然な動きが実現できる。

当然操り人形にセンサーをつけてもデジタイズは可能。



391 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 14:48:16 ID:54xibu4x]
トイストーリーの主要キャラもモーションキャプチャーを使ってるのにね。
メイキングで男優と女優がウッディーと羊飼いの格好をして演技している
のを見たよ。

392 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 15:15:32 ID:saJSdZS9]
>>389
>「見る目」というが、普通に考えて操り人形のモーションキャプチャーで済むし
>同じクォリティのCGができるわけだから、成果物としての斬新さはないよね〜

正直、俺もモーションキャプチャー(くらい知っとるわ)だと思ったが、
ある人はあのシーンを見ただけで、「あのピクサーがそんな誰でも思いつく手法
(実写というのはそういう意味)でああいう映像を作ったはずがない」と思って、
調べてみたら案の定ということだった。

まあ、そういうのを「見る目」のあるなしというか「勘」の善し悪しというかは
人それぞれだろーがね。w

>「策士策に溺れる」

というのは、まったくあたらないね。
あのシーンのせいで映画が破綻したとか、凝りすぎて予算が超過したとか
いうなら話は別だが。
すばらしい効果をあげたシーンであることは、上のカキコにもある通りで、
批判するならまず、モーションキャプチャーでまったく同じ効果が出せる
という好例サンプルでも持って来てからの方が説得力はあるな。

393 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 15:24:53 ID:SUA9OxvQ]
ところで、
www.flushedaway.com/
この映画はキャラデザインだけでなく、動きもわざわざクレイアニメっぽくしてあるようだ。
さすがに演算やキャプチャでは無理というか無意味だろうから手作業かな?

394 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 15:27:33 ID:RpcOBchJ]
>メイキングで男優と女優がウッディーと羊飼いの格好をして演技している
それってアニメーターが動きつける時の参考用のリファレンスじゃないの?
モーキャップならそんなコスプレする必要なかろうに???

395 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 15:43:45 ID:peGOW5Cp]
>>394
CGに移したときに出来るだけ修正を少なくするため
ガメラ2のモーキャプ時は着ぐるみの上にセンサーつけてたし
キューティハニー(ゲーム)のモーキャプでは入れ乳をしていたよ。
ただ、ピクサーは基本的に手付けアニメと聞くから、その素材がどう使われたかは謎。


396 名前:名無シネマさん [2006/03/24(金) 15:48:03 ID:i3O3Z4a0]
>>392
>まあ、そういうのを「見る目」のあるなしというか「勘」の善し悪しというかは
>人それぞれだろーがね。w

くやしまぎれで支離滅裂なことを言ってるな〜(苦笑

>あのピクサーがそんな誰でも思いつく手法(実写というのはそういう意味)でああいう
>映像を作ったはずがない」

そういうのは「実写」とは断じて言わない。
それに「誰でも思いつく方法で作ったはずがない」なんて勘とは言わないな。
たぶん雑誌記者がそういった背景を知った上でこしえたストーリーか、邪推したら
たまたま当ったってだけだよ。

>あのシーンのせいで映画が破綻したとか、凝凝りすぎて予算が超過したとか

あんたはインサイドストーリーを知って「凄い凄い」と感動しているだけじゃないの?
他で同じ効果が出せることをわざわざ手間暇かけてやっても、それはクリエイターの自己満足って
ことで、「見る目がない」なんてのとは別次元の話。

あんたの話し振りだけで、底の浅い知ったか厨が楽屋落ち的話を仕入れて興奮しているだけだって
わかるよ。

>>394
帽子や?型の杖など小道具もキャプっていたんじゃないの?
昔の白点判別と違ってモーションキャプの時には必ずしも黒の全身タイツってわけじゃないし。


397 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 16:53:33 ID:+DFaJrNa]
全編、モーションキャプチャーで撮っている映画ならそうしたろうさ。
でも、ピクサーがこだわったからそうしなかったんだろ?
職人や技術者の「こだわり」まで「モーションキャプチャーでやればすむだろ」
と一言で否定するのは寂しいもんだとおもうね。

398 名前:名無シネマさん [2006/03/24(金) 17:00:01 ID:+DFaJrNa]
そのこだわりも含めてピクサーの映画なんじゃないかな。それがピクサーのピクサーたる所以であって
クリエイターの自己満足とは違うとおもうが。


399 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 17:16:32 ID:P5aeL8qJ]
CGの世界ではリアルな金属の質感を出すのは意外と簡単なのだ。
だからターミネーター2では液体金属というアイディアが採用された
と自分では思っている。

400 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 17:36:05 ID:saJSdZS9]
>>396
まあ、俺のことはどう言ってもいいけどさ。
モーションキャプチャーで全く同じ効果が出せる
って話は、それ以上なし?



401 名前:名無シネマさん [2006/03/24(金) 18:58:10 ID:i3O3Z4a0]
映画じゃないがこのスレ的なので。
BS-hiで4月からはじまるジュブナイルSFドラマのメイキングをやるよ。
ジュブナイルなのでそれなりだとは思うけど。

19:30 トクサツ・ナイツ 「“生物彗星WoO”のテクノロジー」

402 名前:名無シネマさん [2006/03/24(金) 19:10:26 ID:i3O3Z4a0]
>>397
こだわりはこだわりでいいと思うよ。否定はしない。
黒澤明の「赤ひげ」で開けもしない薬箪笥にも薬を入れていたっていうようなこだわりが
全体の質を上げる効果はあるからね。
ただ>>392の言い方があまりに変なので突っ込んだわけね。

画面から単にモーションキャプで取り込んだのとは明らかに違う効果がある、と見抜いた
ならそりゃ凄い眼力だと思うよ。
でも「ピクサーだから何かやってる」なんて勘というより、山勘、勘繰りの類で、論理的推論
とは程遠いもんだよね。
山勘が当ったからって「見る目がある」なんて全然思わないし、それで自慢されてもねって感じ。

よくアニヲタがアニメーターと心通じた気分にになっちゃってこの手の自慢をするけどさw

>>400
何を言いたいかがよくわからんな〜

クリエイターはノウハウは蓄積できてそりゃ良かったねってことはあるけど、モーションキャプでも
同じ効果は出せるわけで、贅沢な作り方をしたね〜ってことだけだろ?

403 名前:名無シネマさん [2006/03/24(金) 19:19:43 ID:i3O3Z4a0]
>>398
予算をぶんどるのにいろいろと理屈はつけるだろうけど、結局この手のトライアルって
自己満足だろうね。

CGに限らず「職人のこだわり」っていうと何か崇高に聞えるけど、結局は自己満足。
黒澤明の完璧主義だって、他人から見れば大差ないように見えても黒澤にとっては
自己到達を極めるまでということだが、これって平たく言えば自己満足の追求だろ?

自己満足って別に悪い意味じゃない。
自己満足が独り善がりの方向に向いたらそりゃマズーだけどね。

404 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 20:20:01 ID:23gJFvQe]
これは、モーションキャプチャー後のモーション編集が難しかったため、
ある程度変更可能な方法として>383のような方法が取られたのではないかと思われます。
釣り糸で吊るされた人形のため、ブレや慣性による動きが多いため
モーキャプでは後からタイミングを変更した時に動きが不自然になってしまうためではないかと。
ちなみにSWのトルーパーの装甲も物理計算でブレを出しています。

405 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 21:36:47 ID:MHmQlUSC]
>>404とちょっとダブるかも知れないけど。

操り人形のモーションをデジタイズして、そのモーションデータを使ったとしても
人形そのものの動きはリアルに再現可能かも知れませんが、
釣り糸の動きまでは難しかったでしょうね。
そりゃ、釣り糸の要所要所にマーカーを打っておいてデジタイズする事は可能かも知れないけど
ポイントを拾うのはやたらと面倒な作業になりそうな気がする。

ちゃんとソフトウェア的に追跡可能なマーカーを打つと、相手が細い糸だけに
本来の糸の動きとは別の動きになってしまう可能性もあるし
下手すりゃマーカー同士が糸の絡みの原因となってパペットのパフォーマーの妨げにもなりかねない。
それを防ぐなら糸の要所を目印になる色で塗るって事になると思うけど
そうすると今度はソフトウェアでは追跡できないのでは。
ちゃんとしたマーカーでスタントマンなどのモーションをデジタイズしても
一発でモーションデーターに変換出来ず、結局は手作業で追跡しなくてはならない事が多々ある。
糸の本数や「関節とは関係無しに自由に曲がる」という糸の特性を考えると
塗るポイントはかなりの数になりそう。ちょっと考えただけでも恐ろしいですな(w

あの一連のシーンを説得力あるものにしている要因は、パペットの動きだけではなく
弛んだり張ったりする釣り糸の動きも含まれるはず。
両者の動きを説得力のあるものにするには、必ずしも回りくどい手法ではなかったのではないかと。

あと>>398の通り「ピクサーならではの拘り」みたいなものも大きいんでしょうね。
彼らの「CGアニメーションのパイオニア」という自負はかなりのものでしょう。
でも、それで彼らが「では、新しいテクノロジーで解決しよう」としてもそれは「自己満足」なんだろうか?
彼らの技術やノウハウをここまで高めたのは、過去の「新しいテクノロジーを」という拘りの集積なはず。
例え、将来に操り人形のシミュレーションなんて必要なかったにしても
これを実現するために開発された技術やノウハウが何かに役立つ事はあるんじゃないですかね。


406 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/24(金) 21:48:27 ID:MHmQlUSC]
>>399
確かにT-1000のような純無垢な金属の質感の再現はCGの方が楽だったりする。

だけど、残念な事に現実世界であのような無垢の質感を持つ金属って少ないんですよね。
綺麗に磨かれたステンレスやメッキされた部品などでも
細かい傷や汚れなどが必ずあったりする。

で、CGモデルのフォト・リアリズム的な質感表現に於ける重要なファクターは
どういう細かい傷や汚れだったりするわけです。
無垢の金属でさえもそういう要因が重要になるので
ペイントされた金属の表面などではそれを「リアル」にするファクターというのはもっと増えてしまう。
それを正確に再現(しかも納期が絡むと「少ないデーターで」という足枷も付く)するのは
必ずしも「簡単」と言い切れるものでは無いんじゃないかと。

407 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/25(土) 11:30:32 ID:d1v3JKZi]
(;´Д`)うかつに「あのCGスゲー」って言えないスレになっちまったな

408 名前:名無シネマさん [2006/03/25(土) 15:13:38 ID:QJZTrp5/]
>>405
>釣り糸の動きまでは難しかったでしょうね。

それは考慮が足りないよ。
素人考えでも人形自体と操り棒はモーションキャプして、糸は人形と操り棒の各部の動きと
張力や加速度を加味して物理計算すれば再現可能。
これはそれほど難しい計算じゃないよね?

>でも、それで彼らが「では、新しいテクノロジーで解決しよう」としてもそれは「自己満足」なんだろうか?
まず>>402-403を参照。

チャレンジ精神は必要だが、正直この件に関しては特筆する画面効果もフィードバックもないと思う。
逸話めいたネタを仕入れて「ピクサーは凄い」と感心するのは一向に構わないが、投資対効果という面で
考えると、これって完成度の追求というより遊び心的な自己満足だと思うね。

Part1がヒットしたしソフト資産もあるから資金的にも時間的にも余裕が出て、ご褒美かどうか知らないが
趣味に走って遊ばせてもらったっていうことだと思うけど。
他に流用したり汎用性のない入力デバイスを普通はわざわざ作らないよ。

そういう遊びの中から新しい発想とゆとりって効果を狙ってはいるのだろうけどね。

409 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/25(土) 15:30:17 ID:WAKCPoPq]
うーん、いくらピクサーでも予算が無限にあるわけじゃないし、やっぱりあの手法がベストなんじゃない
かなあ。細かい理由は分からないけどさ。
モーションキャプチャーなんて誰でもすぐに思いつく手法だし、それで納得のいく結果が手軽に得られ
るなら、それを使わないはずはないと思うんだけど。

>393
動きはかなりクレイっぽい感じが出ているが、背景とか水がいかにもCGな質感なのが残念だなあ。
ここらへんは完成版ではリファインされるのかな。

410 名前:名無シネマさん [2006/03/25(土) 15:35:03 ID:QJZTrp5/]
>>406
ちょっと昔に流行った空山基の「セクシーロボット」というハイパーリアリゼーションのイラストのシリーズ
があった。

全身メタリックのロポットをエアブラシで描いたものだが、周囲の風景やメタリックの体の映り込みが
緻密に描かれ当時そのテクニックに国内外が驚嘆した。
言ってみれば人間レイトレーシングをエアブラシでやったわけね。

空山基のハイパーリアリゼーション・イラストの技法は月刊イラストレーションとかムック本で紹介
されたけど、テクニックのミソは
「現実のものよりリアルに見えるように嘘をつく」
ってこと。こりがハイパーリアリゼーション=超現実ってこと。

だから現実よりもそれっぽく見えるように映り込みを割愛したり追加したり、汚しを加えるなどして
強調やニュアンスを加えている。

これはハイパーリアリゼーションに限らず雑誌や広告の商業写真も同じで、昔はエアブラシ、現在は
Photoshopなどで修正していて、傷を消したり逆に効果的に素材を荒らしたりする。
これがレタッチだ罠。

これは現在のCGでも同じで、ノイズやフラクタルなどで幾何学的造形を意図的に乱して現実感を与え
ている。
表面質感は昔は演算で再現しようとした時期もあったけど、現在はテクスチャ・マップが自由に使えるし
マッピングもいろいろといじれるから、それ程難しいことはないよ。



411 名前:名無シネマさん [2006/03/25(土) 15:46:11 ID:QJZTrp5/]
>>409
予算面や工数で考えたら、操り入力デバイスを新たに作ったり、それにあわせたロジックや
ソフトを開発して、人形師をつれてきたりするより、ありものののモーションキャプを使った方が
全然安いだろ?

操り糸の物理計算なんて、基本的なロジックならレンダリングソフトを使いこなせる理系の
大学生でも組めるぐらいの内容だよ。

>>407
あのCGスゲーというのは一向に構わないのよ。
個人的な感想や評価なんだから。

ただ凄いと思うのはそれぞれの主観やテクニカルな知識も絡むわけで、
「あの凄さがわからないのは変。眼力がない。謝れ!」
みたいなことを言い出すのは変なので突っ込んでいるわけね。

特に制作会社のポリシーや楽屋落ち的にインサイドストーリーに感動して、
そういうこととCGのテクニカルな評価を同一次元で語られると、何か違うんで
ないかいとは言いたくなるわけなんだよね〜。

412 名前:名無シネマさん [2006/03/25(土) 16:08:21 ID:QJZTrp5/]
連レスでスマソ。

>>409
>それで納得のいく結果が手軽に得られるなら、それを使わないはずはないと思うんだけど。

単純にチームで操り人形で盛り上がって趣味に走った・・ってことじゃないかと思うけどね〜
巨額の開発予算を要するわけでもないし、トップも「やってみれば?」と遊ばせてくれたと。
ああすべき合理的な理由は思いつかない。

新しい入力デバイスの模索とか、ディズニーのアトラクション用に潰しがきく鴨・・って理由が
あるのかもしれないけどね。

まるっきりの邪推だけど、モーションキャプチャーを使用せず、ソフトの演算だけで人形劇の
効果を出せるとソフトの開発をはじめたが、思いの他自然な動きにするのが難しくて、かといって
今更モーションキャプにするとプロジェクトの責任問題にもなる。

で、ソフト演算を補完する形で入力デバイスの操作をもとに動かす方式に方針転換・・・
って形のいわゆる「ドツボに嵌った」ってことかもしれないな〜(ワラ


413 名前:名無シネマさん [2006/03/25(土) 16:16:05 ID:QJZTrp5/]
>>404
>釣り糸で吊るされた人形のため、ブレや慣性による動きが多いため
>モーキャプでは後からタイミングを変更した時に動きが不自然になってしまう

たしかにそういう可能性もあるけど、人形は釣り糸で動きが制限されている関係上、
慣性等は結構簡単な物理法則で予測可能だから、素人考えでもキャプチャした
データをソフトでスタビライズするのは困難じゃないと思うのだが・・・

少なくとも操り棒デバイスの動作にあわせてCGで人形をシュミレートするロジックよりは
簡単だと思うよ。


414 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/25(土) 18:26:38 ID:q0dv/wMk]
う〜ん、ピクサーじゃないけど、ロボッツのロボットが、
どうしてロボットらしい機械的な動きのおもしろさを追求しなかったのかが
さっぱりわからんのだけどね。
ただのカートゥーンって感じで、ちっともおもしろくない。

415 名前:名無シネマさん [2006/03/25(土) 20:33:42 ID:q2TIL33v]
>>414
そこは演出センスの話だからな〜

ロボコップの動きにパントマイムのロボットの手法を取り入れて、パントマイマーに演技指導を
させ、ロボコップの動きをそれ迄のロボットとは一味違ったキャラに仕立てたヴァンホーベンの
ようなセンスが欲しかったね。

416 名前:名無シネマさん [2006/03/25(土) 21:07:23 ID:HN3/+Ptj]
話変わるけど今年アカデミー視覚効果賞にノミネートされた三作品どう思う?
・キングコング(WETAデジタル)→受賞
・ナルニア国物語(ILM、ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス、リズム&ヒューズ)
・宇宙戦争(ILM)

417 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/25(土) 21:57:45 ID:oKrjnnc4]
宇宙戦争に関してはこのスレで既に語られてるな

418 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/25(土) 23:14:25 ID:QfAf2BpU]
CGキャラって、妙に慣性の大きい感じの動きするけど、アレなんで?単に振り付けの問題?
ゴラムもそこがかなり気になった。
最近はさすがにゲームでも無くなってきた(って、FFAC ではやってたが……)けど、前髪が
振り子のようにユラユラ揺れるの、アレはどうしようもなかったんだろうか。

419 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/25(土) 23:49:39 ID:c1HkDP0D]
コングもナルニアも動物の動きがカートゥーンぽくて嫌だった。
あの動きは欧米人アニメーターのDNAに刻まれているのかね。



420 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/26(日) 01:41:09 ID:UA/lnbjf]
405氏がどこまで知ってるかわからないがWoody's Roundupのために開発されたツールは、Finding Nemo以降のPixarの作品で改良され続けてる。
人形が考えているよりも複雑な動きをするので、今までのツールではリアルタイムでの再現が出来なかった。
だからシミュレーションを高速化したツールが後の作品で改良されて使われ、今までよりも複雑なシミュレーションが出来るようになっている。
PixarはToy Story 2で解散するグループじゃないので、将来を考えて常に新しい方法を試すのは当然だろう。



421 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/26(日) 04:12:53 ID:i/jr/QYs]
>>415
いやだからさ、人間が一生懸命ロボコップ演じているのに比べたら、
そもそも機械のデバイスであるCGは、ロボットなどの動きに適しているわけじゃん。
素直に考えればまんま不自然な動きの方がロボットらしかったのに、
わざわざ漫画映画にしちゃってるってのが、ハア???なわけよ。
動きとしてジゴロ・ジョーの方が遥かに秀逸ってどういうことよ????
と思うわけ。


422 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/26(日) 04:18:52 ID:D1aJ9sUA]
>>418-419
動きに関しては、キーフレームの補完方法が曲線であることもあるのですが、
これは調節しだいでなんとでもなるので、やはりデズニーの呪いでしょうな。

>前髪が振り子のようにユラユラ揺れるの、アレはどうしようもなかったんだろうか。
FFACの髪の毛はポリゴンで出来た板(もしくは房)から髪と髪の隙間(透明部分)をアルファマップで抜いたものです。
コングやモンスターズインクのようにプログラムで毛を生やす事も出来るのですが、手間や計算時間が膨大になるので
低予算作品の場合は上記の方法が多く採用されます。
計算時間は少なくて済むのですが、ポリゴンの板単位でまとめて動くため、振り子のように揺れたり、角度によっておかしな形状や抜け具合になります。


423 名前:名無シネマさん [2006/03/26(日) 08:40:38 ID:FFC9zhBH]
>>421
>機械のデバイスであるCGは、ロボットなどの動きに適しているわけじゃん。

本論に関係ないが、軽く突っ込むと「デバイス」の用法が変だが・・・

CGって幾何学的で機械的な動きには適しているが、単純にカクカクした動きにしたら「下手なCG」って
ことになってしまう。
つーかそういった動きってステレオタイプで、今までも使い古されてきたので新鮮味がないんだよ。

>>415のレスはそういったものとは一味違った+αを付加できるのが制作サイドのセンスってことね。
役者にカクカクした動きをさせてロボットを表現させる手法は今までもあったが、ロボコップで斬新
だったのは、頭を先に回してから胴体が後についていったり、間接の動きの独特なシークエンス
のような点があってこそ。

ロボッツの動きについては、主観の問題で「不自然な動きの方がロボットらしかったのに」というのは
君の主観であって、それがベストかどうかはわからない。
監督には何かしらの意図があってそうしたんだろうし。カクカクした動きじゃいかにもありきたり・・
ってことでわざとああいう風にしたとは思うし、味付けをしたとしても全キャラがカクカクした動きだと
長編アニメだと結構見ていて辛いものがありそうな感じもする。


424 名前:名無シネマさん [2006/03/26(日) 08:49:41 ID:FFC9zhBH]
>>422
>やはりデズニーの呪いでしょうな。

そうだろうね〜。
国産アニメに慣れている目でディズニーの長編フルアニメ、特に白雪姫とかの古い作品を見ると
フニャフニャしたように見えるのと同様に、ディズニー流の味付けがあるんだろう。
こういうのってノウハウというより、お約束で使ってしまうからね。

日本のCGも国産アニメ独特の味付けがされているのが多いのと同じ。

425 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/26(日) 12:23:54 ID:i/jr/QYs]
>>423
モニターがデバイスであるならば、モニターの目的であるCGは、
デバイスの一部と言える。

>カクカクした動きじゃいかにもありきたり
いかにもマンガな動きの方が100倍ありきたりだと思うが。

426 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/26(日) 12:31:35 ID:Ixw5pRmg]
>>421
『ロボッツ』のロボットが「ロボットらしくない」のは仕方ないのでは?

あの映画のストーリーは要約しちゃうと「ロボットのお話」ではない。
「田舎の男の子が都会で一旗揚げるお話」でしょ。
昔からよくある「ドリーム・カム・トゥルー」もののバリエーションに過ぎない。
最初に物語ありきで「ありきたりな話だから面白く見せる要素を」って事でロボットになったのか
「CGならではのキャラ」って事でロボットが選ばれて「感情移入しやすい物語を」って事で
ああいうストーリーになったのかは知らないけど、あの主人公は設定としてはロボットだけど
基本的には「アメリカの田舎の男の子」に過ぎない。ロボットというのは単なる「味付け」に過ぎないんでは。
だから観客を「田舎の男の子」に感情移入させるためには、あの主人公をどれだけ人間っぽく見せるかというのが鍵になる。
「ただの機械のくせして夢だの希望だの言ってるんじゃねぇよ」と思われてしまったらアウトでしょ。
登場人物を思いっきりロボットらしくして「ただの機械なのに何て健気な」と観客に思わせる手もあるとは思うが
あの映画では万人受けしやすいアプローチを選んだって事なんじゃないですかね。

『A.I.』のジゴロ・ジョーやロボコップの場合は、何しろ演じているのが人間なわけで。
それに「ロボットである」という説得力を持たせるためには、出来るだけロボットらしく演じなくてはならない。
ロドニー・コッパーボトムは喋らない限りユアン・マクレイガーを感じさせる事は無いと思うけど
ジゴロ・ジョーはあれだけやってもジュード・ロウなわけでしょ。

427 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/26(日) 14:10:58 ID:gSC3402X]
ロボッツやアイスエイジは予告を見た途端、「あ、レンダリングとか大変だから、
手間のかからない設定にしたな」と素人は思っちゃいました。


428 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/26(日) 14:42:16 ID:QH4xiGKh]
>>427
それでもまだ映画の体裁との整合性が取れてるが
日本製の「A・L・I・C・E」なんて、なんの意味もなく
舞台が雪原だから、露骨に「手間と時間を惜しんだな」
と思える。


429 名前:名無シネマさん [2006/03/26(日) 16:16:38 ID:qxYqVIU2]
>>425
>モニターがデバイスであるならば、モニターの目的であるCGは、
>デバイスの一部と言える。

そんな屁理屈は初めて聞いたし、説得力もないよ。
device=装置って理解している?
いわばハードウェアと同義で、ソフトの創造物であるCGがデバイスの一部
であるわけがないでしょ。

勝手な思い込みなのか、自分で考えたこじつけなのか知らんが、もうちょっと勉強しようよ。

>いかにもマンガな動きの方が100倍ありきたりだと思うが。

いや、ありきたりというより普通の動きってことで、わざと不自然に意味付けするのとは違うってこと。

430 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/26(日) 16:28:25 ID:keE1PjnU]
反対でも賛成でもないけど、「何でもデバイス」は言い方として、あるよ。
なんていうか、「プリンタに出力、ファイルに出力」で区別しないのと同じような感覚かな。
オレも最初、えらく違和感あったけど、そういう言い方するヤツはちょくちょくいて、まったくの少数派ではないようだ。




431 名前:名無シネマさん [2006/03/26(日) 18:36:49 ID:0Uz9AUM7]
>>430
なるほど。
そういう言い方をする連中がいるとしても、
>機械のデバイスであるCGは、ロボットなどの動きに適している

というのはレトリックとしても、ロジックの組み立て方としても、ちと変だと思うんだよね。

コンピュータは幾何学的処理が本分で、そのアウトプットたるCG本来の動きの方が
ロボットの動きに適していると思う、ぐらいの意図なのだろうが。

でも
>モニターの目的であるCGはデバイスの一部と言える。
なんて言ってるから、話がブレちっゃてる。

目的って用法も変だし、CG表示がデバイスの一部だとしたらモニターで見るWebも
CDドライブに入っているCDもデバイス?
そりゃ普通「メディア」だよね〜

マジレスすることでもないんだけど、こういう文章って性分的に気になるんだよ。

432 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/27(月) 01:34:35 ID:L7+Wq/jc]
クリエイターとかに多いけど、妙に神経質な人いるよな。
力はあるけどカラみ辛い奴。

早くこの話終わってまた映像談義が始まんないかな〜と指咥えて見てる香具師の呟きでした。

433 名前:名無シネマさん [2006/03/27(月) 03:59:21 ID:u6NzTPI5]
>>432
ヲタとかに多いけど、妙に思い込みが激しい人いるよな。
想像力はあるけどちっとズレている奴。

434 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/27(月) 09:14:02 ID:m6ZFMGb3]
目くそが鼻くそを笑うスレはここでつか?

435 名前:名無シネマさん [2006/03/27(月) 16:25:29 ID:u6NzTPI5]
>>432
DQNの藻前がからんでも相手にしてくれんだろ。
DQNは身のほどをわきまえて、同じレベルのDQN同士で
仲良くヨタ話でもしてなさいってこと。

436 名前:名無シネマさん [2006/03/27(月) 16:26:54 ID:u6NzTPI5]
>>434=目くそ・鼻くそ以下のウンコ野郎w


437 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/27(月) 16:59:52 ID:f1Z3P+Yk]
まあレベルの乱高下はここの名物ってことで

438 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/27(月) 17:07:34 ID:v7Y513t1]
80年代の、無駄にスモークの多い特撮が好きです。
CGによる映像の進化って、案外CGそのもののモデルよりも、映像処理に関する方が大きい気がする。

439 名前:名無シネマさん [2006/03/27(月) 20:24:21 ID:A6HNwUup]
>>437
盛り上がったところで、知ったかぶったDQNが調子こいてレスしたら
論破されてしまって逆ギレして荒らす・・・っていうのは2ちゃんの黄金法則だよ。

440 名前:名無シネマさん [2006/03/27(月) 23:26:54 ID:GYJSNZgK]
CGよりも「ハムナプトラ」の図書館の本棚ドミノ倒しシーンとかに最近ではスゲーと思ってしまう。
古くは「大脱走」の三段ベッドぶち抜き一発ギャグとか。あの俳優はスゲー!



441 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/27(月) 23:42:35 ID:8hLWw53a]
>>440
「2」で二段バスがロンドンブリッジを走り抜けるショットが
よかったんだけど、あれもロケじゃないかなー。
ロケであって欲しいなー。

442 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/28(火) 22:09:24 ID:7fPufj44]
>>440
あれは特殊効果・視覚効果の範疇ではないような・・・



でも、大掛かりな屋台崩しは俺も大好きです。

443 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/28(火) 22:52:23 ID:RifDUpRU]
>>441
あれは一応、ちゃんと現地でロケしている。
で、当時の情景を作り出すために背景の街のネオンや灯りを
視覚効果スタッフが除去して完成。

>>442
特殊効果スタッフの仕事なので立派に特殊効果の範疇。
カテゴリーとしてはメカニカル・エフェクトに入るかと。
本棚の下には蝶番が仕込まれていて本棚が変な方向に倒れないようにしてある。
セッティング中に倒れだして怪我人が出ないようにストッパーも装備してあった。
あと、実際には使われなかったらしいけど万が一本棚が途中で止まった場合に
NGにならないように下から本棚を突き上げる装置も一つ一つの本棚に仕込まれたそうで。

ちなみに『大脱走』のベッド三段落ちは折れやすい木を用意する美術部と
スタント・コーディネーターとの共同作業になる。

444 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/28(火) 23:04:32 ID:Z7CaaQ7e]
>>443
>あれは一応、ちゃんと現地でロケしている。

うんうん。やっぱりねー。
なんていうか、「撮ってきましたー」感のある空撮だったし、
デジタル合成での作り込みだったら、もっとケレンのあるカット
だったに違いないと思たよ。

1作目のコメンタリーでVFXの担当者がしゃべってたけど、
「CG技術を極めるほど、人間の役者の演技にはかなわないと思わされる」
という言葉が印象的だった。

445 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/29(水) 15:10:34 ID:krPvZfzu]
もうギャグになっている台詞だけど、「止めるな、カメラをそのまま回すんだ!」ってな状況は
実際結構あるみたいね。

446 名前:名無シネマさん [2006/03/29(水) 16:31:18 ID:rqtaC6/Q]
>>445
( ゚д゚)ポカーン

447 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/29(水) 16:36:34 ID:Jog2DCkQ]
「ターミネーター2」はCGよりも、スタントアクション
の方が凄いと思ったんだが、特にすごかったクライマックスの
チェイスで、ヘリが歩道橋を飛び越えてがーっとトラックに向かって
急降下するカットは、すでにカットがかかった後の予定外の
スタントだった…

と、ものの本には書いてあるんだがどう見ても、狙って撮った
ようにしか見えない。w
歩道橋はいかにも、作り付けっぽいし。

448 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/31(金) 04:14:56 ID:JlSxTTOk]
>>443
メカニカルエフェクトって聞いて思い出した。
ジュラシックパークで子供が2人閉じ込められた車をT−REXが踏み潰すシーン
REXはCGIで、スタジオじゃ自動で潰れてく車に俳優入れて撮ってるんだよな

で、この潰れる車ってのが謎だったんだ
いくら自動で潰れるからって、車が変形するような力を与えるわけだから
俳優なんか入れたら事故の危険性も十分あるんじゃないか?と。
意外な所でその謎が解けた
もう8年ぐらい前だったと思うけど、お台場でJPのアトラクションイベントをやった事があって
そこにその実車が展示されてた。
なんと車のボディは金網にゴムを塗って固めた物だった
ゴム製なのは変形部分だけなんだけど、変形機構のフレームと油圧シリンダが組み込まれてて
潰すも戻すも自由に出来る構造になってたよ。

ジュマンジにも、CGIの象が車を踏み潰しながら越えるシーンがあるんだけど
こっちは普通の鉄製の車がベコベコ内側にへこんでく仕掛けになってるみたい
衝撃力でベコっとなるのはシリンダじゃないだろうから、もう構造が検討つかない。

449 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/31(金) 09:23:38 ID:HGevN6A5]
有名なシーンでは、マトリックス・リローデッドでエージェントが
飛び移ってボンネットがへこむ車とかだな。
恐らく油圧の代わりに圧縮空気を使用。

450 名前:名無シネマさん [2006/03/31(金) 14:34:03 ID:75mIK5PI]
>>448
世界まる見えでやっていたけど、ジュマンジのクルマって実物にギミックを内蔵しているけど
後でCGで細かく加工していたと思った。



451 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/32(土) 05:04:20 ID:+uVuW65w]
>>448
>衝撃力でベコっとなるのはシリンダじゃないだろうから、もう構造が検討つかない。

エンジンや内装を外したドンガラの車を用意。
ボディーの内側に収縮式のシリンダーか極太ワイヤーを溶接。
シリンダーを収縮させるかワイヤーを引けばボディーはベコリと凹む。
どっちにせよ、象が踏む場所は見えなくなるわけだから
シリンダーかワイヤーとの接点に外れにくいように当て板を当てていても大丈夫。
むしろ、象の足の裏大の当て板を溶接しておいた方がリアルになるかも。
又はシリンダーなどで外から車を潰す。仕掛けは後で消せばよい。
窓はフレーム外か車内にショットガン又は臼砲を設置。タイミングを計って撃つ。
こんなところでは無いかと。
後は車が潰れるのを屋外セットで撮るか、仕掛けがやりやすい場所で撮って
合成するかという問題しか残らないんではないんでは?
『ロスト・ワールド』でT-REXに体当たりされて凹むバスは
仕掛けを仕込んだバスを現地で走行させながら撮っていたので、このくらいは現地で出来ると思うけど。
「走行」と言ってもエンジンが付いているとやはり凹ませ難いのでワイヤーで牽引してたみたいだが。


452 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/32(土) 08:00:23 ID:X3AaLZWq]
瞬間的に鉄板を凹ませる様な力を出すシリンダがあるだろうかと思ったが
よく考えたら走行中の車を横転させたり、スタントマンをワイヤー無しで数メートル飛ばすのに使う
エアラムに使われてるようなのがあったっけ。

ガラスを砕く時は、エアキャノンの風と弾着用の火薬でハンマを打ち出す筒みたいの使うよね。

453 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/32(土) 10:15:52 ID:5cKehMrk]
西部警察だったかの弾着撮影のメイキングで、スリングショットでかんしゃく玉を
弾着地点に撃ち込んでいる姿をみた記憶があるのだが、あれは夢だったんだろうか。
実際、こんな撮影の仕方をしますか?

454 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/32(土) 10:51:54 ID:fAF6ZO8a]
>>453
西部警察ではほとんどそれ。
ダンボール箱に弾が当たって火花が飛んでるシーンが
あるくらいだぞ。(w

アメリカ映画でも火花を散らす弾をガス銃で発射して
同じようなことをやってます。たまーに画面の横から
弾がピューンと飛んでくるのが見えることがある。
火花がパッパッと散るだけで弾痕が空かないので
見せ方によってはものすごくチャチっぽく感じる。


455 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/32(土) 11:59:20 ID:3pd4+Y33]
>>451
バスと言えば、「スピード」でサンドラ・ブロックが
運転している(ように見せてる)バスの屋根の上に
本物の運転席がしつらえられてたのは、おかしかったな。

456 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/32(土) 12:32:39 ID:15AxJJWq]
それはボーン・スプレマシーでもやってたな。

457 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/32(土) 17:11:48 ID:jIP41DnB]
いっつも思うんだけどさ、銃で撃たれた時、撃たれた場所から血糊と煙出るのおかしくね?
最近は少なくなったけど。

458 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/32(土) 18:31:33 ID:JQo7iEvR]
とりあえずみんな「サウンド・オブ・サンダー」見て来るんだ。
なんか俺達の待ち望んでた映画だぞコレ。

459 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/32(土) 18:47:13 ID:nNIiHs4/]
予告見る限り「M:I-3」の視覚効果も期待できそう
トム兄貴が吹っ飛ばされて車に激突…!

460 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/32(土) 18:47:18 ID:2nGN++X2]
達?

達なのか?



461 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/32(土) 19:08:30 ID:35cUYjWO]
>>457
本当だったら、打たれた反対側が大変な事になるんだろうねw
ファイト・クラブのブラピはラストのところで結構大変な事になってた。

>>458
いまけスレの評判では・・・。まぁ、見たいけど。

462 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/03/32(土) 22:38:47 ID:ONYdC2PL]
>>457
人が撃たれたのは見たことないけど血煙なら、それっぽい気がする。

当たった箇所から、血がドポッと出るのは勘弁だな(ときどき御丁寧にスローで見せるけど逆効果だよな)。
カンシャク玉がパンパンと弾けるのも、今どき流行らんよな。

あと、頭を撃たれたときは、どんな色男でも目玉をひん剥くようなヘンな顔になるらしい。
胸を撃たれたときは、咳き込むように身体を抱え込んで死ぬらしい。

463 名前:名無シネマさん [2006/03/32(土) 22:45:01 ID:FUSEBhjV]
>>457
はぁ?

464 名前:名無シネマさん [2006/04/03(月) 01:19:59 ID:ouAhIKf8]
「ナルニア国物語」のOPの爆撃シーン。
おそらく全部CGなんだろうけど、炎をあげて墜落していく爆撃機がなんかミニチュア操演ぽい。
CGでも、わざと操演みたいな動きを出しているんだろうか?

465 名前:名無シネマさん [2006/04/03(月) 19:21:00 ID:rmQZAlqA]
■ナルニアだけでなく、『キング・コング』の複葉機もCGで操演、ストップモーションのような作りだった。
 写実的なリアリティーでCGを作るとは違う意味でリアリティーのある、VFXを作ったのだろうか?

466 名前:名無シネマさん [2006/04/04(火) 00:46:17 ID:XOSMUNf/]
>>465
そこら変の味付けって監督のセンスだからな〜
漏れとしては変なデフォルメはイラネって感じだけど。

でもCGの場合デフォルメに作家性を感じちゃっているクリエイターは多いよね。
見ている方は不自然でたまらないけど。

467 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/04(火) 09:45:25 ID:/TFL13Pg]
映画ってのは誇張を積み上げて作るもんだしね。

468 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/04(火) 13:04:28 ID:qkWUI44b]
変なチャチさを誇張されても困る

469 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/06(木) 00:30:48 ID:M315tOEa]
ポセイドンのShoWest Reelでカメラが海中から海面に上がってった直後のポセイドン号は
すごくCG臭いんだが、あれでファイナルなんだろうか?
ファーストカットがあれだと、あとの海面なんかもみんなCGに見えてしまってしょうがない
www.apple.com/trailers/wb/poseidon/showestreel/

470 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/06(木) 00:44:24 ID:OeezkXkn]
>>469
監督が「トロイ」のセンス無し大船団を見せたウォルガング・ペーターゼンだからなぁ。
どんなにCGが頑張っても、リアルさでは限界がありそうだ。
もうこの動画で既に「現実じゃ有り得ない」カメラ・ワークが続出だもんね。しかも冒頭から(w
カメラにこんな動きをさせたら「リアル感」はどうやっても出んでしょ。
これは「ウッヒョー、派手だぁ」とダイナミック感を楽しむしか無いのではないかと。



471 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/06(木) 04:35:22 ID:M315tOEa]
タイタニックの公開前、CG製作にLightwaveを使ってるってWIREDの記事読んで「ダメだこりゃ」と思ったら
婆ちゃんに沈没の様子を説明するシーンで使われてたシミュレーション映像だったって早合点した事があったけど
今回も「ポセイドン号で素敵なクルーズを!」的な劇中で使われるプロモーション映像であってほしいよ…

472 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/06(木) 08:36:37 ID:O0WWuusO]
>>459
1のヘリから吹っ飛ばされるトムのシーンにくらべるとかなりマシになっていたな。

473 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/06(木) 09:03:55 ID:AHm3pYvd]
ペーターゼンの最強CGといえば、「エアフォー(ry

474 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/06(木) 18:15:41 ID:FfiC9ABn]
エアフォースワンは給油機や戦闘機が出てくるとこの
見せ場だけでじゅうぶんだった。
あの最後のCGはひどすぎたよなー・・・

475 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/06(木) 18:42:54 ID:dL5xezfN]
他の部分はハリウッド標準な出来だったんで、
もしかしたら、エアフォースワンの墜落は縁起悪いから
リアルに描いてはいけないという”お達し”があったのかもね。
まぁペーターゼンは「Uボート」っちゅう傑作もあるんだから、
いい方に転ぶことを祈ろう。

476 名前:名無シネマさん [2006/04/06(木) 21:02:04 ID:EwZAZv02]
■『エアフォースワン』の墜落シーンは本当にボスフィルムが作ったのでしょうか?
 474の言うとおり給油機や戦闘機との出来の落差が大きすぎる。
 詳しい人がいたら教えてください。

477 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/07(金) 12:37:16 ID:NM3/H3m9]
エアフォースワンはストーリーそのものからして
糞みたいな出来だったからな。
そんなに固執するほどの映画ではない。

478 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/07(金) 13:41:38 ID:1ga9slwG]
ペーターゼンの映画で面白いのって無い気がする

479 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/07(金) 14:03:54 ID:IUfoPySb]
>>478
「Uボート」は傑作。「シークレットサービス」「仮面の情事」「アウトブレイク」は佳作。あとは・・・(ドイツ時代は殆ど未公開なので不明)
まあ、「Uボート」だけ突出していて、あとは良くも悪くも職人監督。


480 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/07(金) 14:29:37 ID:QEutqy9S]
「ザ・シークレットサービス」は、同時期の「許されざる者」の
陰になっちゃったような作品だが、俳優としてのイーストウッドの
魅力はこっちのほうがよく出てると思う。

スレ違いスマソ。



481 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/07(金) 14:32:35 ID:nzJt28Ov]
ネバエン

482 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/07(金) 14:35:39 ID:QEutqy9S]
「ネバーエンディングストーリー」の後で
「Uボート」を見たら、アトレーユを載せたファルコン
の飛翔シーンと、ジブラルタル海峡の強行突破シーンが
演出的になんとなくかぶってておかしかったなあ。

483 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/07(金) 14:58:45 ID:nzJt28Ov]
今のCGを見慣れた奴に
昔の視覚効果や特殊効果使った映画(主に80年代ぐらいの)を薦めるんだが
「チープ」とか「ショボイ」という感想しか返ってこないのが悲しい
それがイコールつまんねー、みたいに。

ふざけんな!ヽ(`Д´)ノ






484 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/07(金) 16:43:30 ID:iuXCL2sv]
ジュラッシックパーク1で夜にティラノに襲われるシーンは今見ても凄いよ。
ロボットとCGを合わせたんだろうけど。魅せ方がうまい。
テクノロジーが進化しても、魅せ方が下手な映画は確実に増えているよ。

485 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/07(金) 17:59:59 ID:HE/FiFyN]
ト・・・トニスコですかぃ・・・・・・

486 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/07(金) 18:56:55 ID:/ogauvcw]
トニー、そんなに下手なのってあった?

487 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/08(土) 02:25:07 ID:mYxJEae/]
>>483
最近の作品が映画の原体験になっている人に
「この作品の特撮は当時としてはどうなのか?」といった
映画史的な知識が無いまま、単体で昔の映画を観せちゃうとツライかもしれんね。

それに昔の映画の作り(作品のテンポとか音楽の付け方など)に慣れないと
違和感を感じて、映画そのものをなかなか楽しめないだろうし。

488 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/08(土) 10:47:20 ID:1bZnt9kT]
逆に、好奇心のあるやつなら、
「CGのない時代に、どうやってこういう映像を作ったのか?」
という興味を持つと思うけどね。
「しょぼい」で済ませるような奴に限って、最近のVFXは
CG=デジタル処理であるということ以上のことは、何にも
わかってないと思う。

489 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/08(土) 11:39:51 ID:BnTzNvVm]
今どきの特撮ファンの人に初代ジュラシックパーク見せて、
CG恐竜とアニマトロニクス恐竜の区別って出来るかな?
あと、恐竜以外でCGを使っている部分とか分かるのかな?

490 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/08(土) 18:54:23 ID:rGwSFfnH]
80年代の特撮物だと物体Xが外せない。
後地味だけど「狼の血族」なんかもいい。



491 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/08(土) 19:35:10 ID:2lH7OZ7E]
昔の特撮といってもいろいろあって、特に飛翔、可動するメカの類はどうしても背景と馴染まない
あるいは違和感がのこって、いかにも特撮然とした側面がのこっていたように感じる。
やはり現代の、背景に違和感なく溶けこんだメカCGと比べたら見劣りするよ。
個人的には、作り手が苦労してる、というのとそれがどういう見てくれなのかはまた別問題だと思ってるし。


492 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/08(土) 20:01:21 ID:bus4UlJ4]
ブラ汁の飛翔シーンはすばらしかったねぇ

493 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/08(土) 21:35:03 ID:1bZnt9kT]
最近のデジタル・エフェクト技術を駆使した作品で
「ブルーサンダー」より迫力のある市街空中戦を描いた作品てあるかな。

494 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/08(土) 22:39:30 ID:2lH7OZ7E]
半分空を飛んでるようなものだ、ということで宇宙戦争の冒頭の市街シーン。

495 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/08(土) 22:43:53 ID:HMG9mabR]
>>493
そういえば最近は市街地でヘリvsヘリ(もしくは飛行機)ってのは無いような。
ヘリで市街地戦といえば「トゥルーライズ」か、「マトリックス」、アメ版「ゴジラ」・・・ぐらいしか思い浮かばない。(人間、怪獣が主体だけど)
ヘリに限定しないなら「スパイダーマン」シリーズとか、「マト・レボ」とか、未見だけど「ファンタスティックフォー」も空飛んでたような。
迫力がどっちが上か見る人しだいでしょうなぁ。

496 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/08(土) 23:18:30 ID:3rVG8Uwm]
市街地をデジタルデータ化する作品(マトリックス、デイ・アフタ・トゥモローなど)では、
ビルを作成しても、実際のビルを写真撮影して補正に使うそうです。
どのような点を補正するのか、ご存知の方、ご教示いただけないでしょうか。


497 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/11(火) 21:44:53 ID:OHWClRL/]
>>496
なんか、強力なスレ・ストッパーになってるな。

498 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/11(火) 22:25:32 ID:8xvC54jZ]
その手の質問すると例の長文(ry

ERAGONの映像はまだかね。

499 名前:名無シネマさん [2006/04/16(日) 02:02:26 ID:7c0TuICA]
キングコングとか原子怪獣の人形ってどうやったら作れますか?
そういうのが書いてあるサイトとかあります?

500 名前:名無シネマさん [2006/04/16(日) 02:49:10 ID:o6Dr151t]
www.pt-box.com/jp/tech/_menu.html
人形の項目



501 名前:名無シネマさん [2006/04/18(火) 20:36:27 ID:O13eeuUa]
>>496
臆測だが。

セットなど架空の建造物やCGでしか存在しない建造物は設計図が存在するけど、実在の市街地の場合
いちいち設計図を探してそれを元にデジタイズしていないはず。
3D-カーナビでもそうだけど、飛行機でステレオ写真をいろいろな方向から撮り、写真から建造物のデータ
を起こしているはず。

この方法で形状や高さはかなり正確に再現できるけど、航空写真だから死角になる部分が出てくるため
地上からの写真で補正する形になるのでは?


余談だが、パーソナル用ソフトの「Canoma」っていう3Dアプリがあるけど、複数の写真から3Dの市街地が
簡単に作成できてあらゆる視点からリアルタイムで見ることができるものがある。
複数の写真に写っている、同じビルの各頂点から形状と位置関係を割り出して、形状データ作成と写真の
テクスチャ化を自動生成するのだけど、ひょっとしたらこれを高度にしたシステムを使っている鴨。



502 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/20(木) 00:34:40 ID:0j0Zlyts]
「ブロークバック・マウンテン」のスタッフロールにROTOやらInfernoやら出てきたぞ。
いったい、どこに使われていたんだ?
背景とかかな?

503 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/20(木) 01:08:42 ID:TWeXWrzw]
市街地を灰色っぽく見せるデジタル処理とかかな?
粉塵なんかもCGで書き足してるとか?

504 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/20(木) 09:10:15 ID:4Lvh0+hG]
いまどき、普通のドラマや映画でも
同じショット内で演技する二人の役者のいいテイクを
もってきて、デジタル合成したりするのは当たり前。

と、ジョージ・ルーカスがDVDで言ってたな。

505 名前:名無シネマさん [2006/04/20(木) 10:40:13 ID:H8STMJfO]
日本でも7〜8年前からFLAMEやINFERNOでの処理を
チョコチョコやってるドラマはありました。
主にはタイトルバック等ですが、本編中でも1話につき3〜5カットくらいはあった。(最近はもっと増えてる)
部分的なカラコレとかスモーク足しとかバレ消しとかスローとか地味目な処理で。
見た目派手なエフェクトをやりたがるPやDもいましたが
いかにも『ヤっちゃった』感が出ちゃって俺的にはシラけてました。




506 名前:名無シネマさん [2006/04/20(木) 12:56:48 ID:GtPeEaiD]
>>484
そのとおり、見せ方がうまい。ロストワールドでも後半上陸した恐竜が
バスを横から押し倒すシーンがあるが、お見事。
実写で出来ない事を容易にみせる方向で進んできたかもしれないが、
やはり見せ方でしょうな。例えばT2の後半のシーンで、
T-1000が逃げる一行をヘリでおいかけて、橋の下を飛行したまま通過する
シーンがあるのだが、てっきりラジコン模型かと思いきや、実際に橋の下を
ヘリを操縦してくぐりぬけているときいて、おどろいた。これも見事。
今じゃ危険ということで、出来ないかもね。

507 名前:名無シネマさん [2006/04/20(木) 14:33:31 ID:f2qLSdXc]
スパイダーマンでジョン・ダイクストラの名前を久しぶりに聞いたけど、
リチャード・エドランドって何やってんの?

508 名前:名無のシネマさん [2006/04/20(木) 18:16:19 ID:t9rT8Ene]
■507様、ネットで検索したらwww.hamakei.com/special/20
 www.c-player.com/ac03225/message/20020523
とVFXの仕事よりデジタルシネマの普及と実用化の仕事を進めているようです。
 個人的にはエドランド氏にはVFXの仕事もしてもらいたいのですが……

509 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/21(金) 03:18:51 ID:1TfobBf8]
ピクサーがCM作るのってバーモントカレーが初仕事なんだってな。
仕事って言ってもデータの使いまわしなんだろうけど。
ILMも日本のペプシマンが最初のCM制作の仕事なんだっけ?

510 名前:名無シネマさん [2006/04/21(金) 12:16:10 ID:XM/ZDg2R]
>>504
当たり前ではないだろ・・・

それなりに時間も金も掛るんだし。
アメリカだと俳優の拘束時間と労働時間管理が厳しいから、時間節約のため
そういう方法をとるのかもしれんが。

日本だと監督や演出家がそんなやりかたは許さないぞ。



511 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/21(金) 12:20:41 ID:B9Ddr26+]
いやルーカス卿ならやるって。

512 名前:名無シネマさん [2006/04/21(金) 12:28:14 ID:XM/ZDg2R]
>>511
はぁ?

513 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/21(金) 13:14:27 ID:6j+f4qQB]
文句はルーカスに言いましょう。

514 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/21(金) 13:56:30 ID:XM/ZDg2R]
>>513
( ゚д゚)ポカーン

515 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/22(土) 22:01:22 ID:R11mIcpf]
「ルーカスがそう言ったんだから僕のせいじゃないよ」と言いたいのか。

516 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/23(日) 00:34:47 ID:NYbsXgsR]
つーか、「ブロークバックマウンテン」からの流れで来てるのに
いきなり「日本では許さない」とか言われてもなー。

517 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/23(日) 01:05:50 ID:Wdpqe69I]
「ブロークバック・マウンテン」の背景で、なかなかイイ感じの雲なんかがあったからな。
ひょっとしたら、そのようなシーンで使っているのかもしれんな。

518 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/23(日) 02:22:42 ID:riIwHB0C]
そだね。背景っぽいね。
雲足しや空の色だったり
羊の増殖だったりとか

519 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/23(日) 08:26:21 ID:Pw/toolT]
>>516
( ゚д゚)ポカーン

520 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/23(日) 09:25:29 ID:cDLQAPPq]
羊の増殖はやってる気がする。
狭い谷を羊連れて上ってく所の空撮とか。



521 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/23(日) 10:54:28 ID:gii31PpZ]
「カーマスートラ」と「デルスウザーラ」と「エゴンシーレ」

響きが似てるんでどれも似たような内容かと。

522 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/23(日) 11:56:46 ID:Pw/toolT]
>>521
底辺高卒認定しますた

523 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/23(日) 13:18:22 ID:NYbsXgsR]
>>518
それくらいなら日本でも許されそうだな。
NHK大河なんかでもよくやってるし。

524 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/23(日) 13:32:39 ID:8G7HyY7a]
NHKの大河では、ムサシでマシンガンショットやってたが、
なんであんなにしょぼくなるんだと思うくらいひどかった。やはり
日本のドラマの予算では無理なのか。それとも技術の問題か。

525 名前:名無シネマさん [2006/04/23(日) 14:00:15 ID:eDYKxwui]
お正月にやってた古畑任三郎では松嶋奈々子の一人二役の合成は
かなり自然だった。カメラもFIXでは無かったのに。
最後にインフェルノのクレジットがでていたと思う。

526 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/23(日) 14:17:52 ID:/PlTHH35]
羊を追うシーンは、撮影だけでも想像以上に手間がかかったのではなかろうか。
向かいの山からでなきゃムリに思える、引いて撮っているシーンとか、あるし。
B班が担当しているのかな。

羊の増殖か、なるほど。十分ありそうだ。

主人公たちが、だんだん歳をとっていくメイクアップも自然だったな。

527 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/24(月) 21:35:40 ID:nQ6Po195]
日本は予算無いと言いつつ、同じソフト(←これは確実)に同じ機材を使っていると思うんだ。
でも安っぽい。単純に技術の差なんだろうな。

528 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/24(月) 22:54:55 ID:PwrLlt9l]
一人二役合成の素晴らしい作品といえば「ファミリーゲーム」と「戦慄の絆」
両作とも映画としても面白かったなー。

529 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/25(火) 08:54:27 ID:TCvBmCr1]
「MEG(メガロドン)」のテスト映像
www.flowlines.info/gallery.html
聞いたこと無いVFX会社だけど自社開発ソフトでここまでのもん作っちゃうんだな〜

530 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/25(火) 09:31:08 ID:/eE9bq/i]
すごいぞメガトロン!!



531 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/25(火) 13:08:27 ID:hnqk5ile]
背ビレが海上に出ているシーンはかなりリアルに見えるが、
ラストのヘリに飛びつくシーンは水の粒子が粗すぎる感じ。

532 名前:名無シネマさん [2006/04/25(火) 20:22:04 ID:3CBG4x1Z]
CGじゃないが「風とともに去りぬ」ってマットを激しく使っているんだよな〜
60年以上も前なのに完成度の高さに驚く。

タラの屋敷もMGMの敷地内にある小さな事務棟の入り口にマットを合成して屋敷に
仕立て上げているとは思えないよ・・・

533 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/26(水) 01:38:29 ID:ASMWM5Kp]
たそがれ清兵衛のメイキングを見たら、寒空をレタッチして雲を増やしているんだな。
血しぶきやチョウチョはわかったんだが。

>>290
亀レスだが(ダジャレじゃないが)京都駅以外にも、京都のところどころでミニチュアを使っている。
一見するとCGなガメラ着陸等もそう。

イリスが雨の中を突っ立っているシーンだが、古い塀と電線越しに見える所はミニチュアに立たせ、
アルコールの雨を降らせている。水(?)滴が小さくなるらしい。

534 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/26(水) 03:55:17 ID:78J7zYkD]
今「日本沈没」と「海猿」のCMやってるけど
「海猿」の方がCGのクオリティ高そう…
でも>>529の方が凄いと思ったです

535 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/26(水) 04:03:06 ID:ASMWM5Kp]
樋口監督は平成ガメラの途中でリアルな特撮よりマンガな特撮を目指すようになっちゃったからなあ。
ガメラ3を作りながらモスラ3のキングギドラを絶賛する文章を書いていたのには目が点になった。

536 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/26(水) 04:59:34 ID:EsK88cAn]
その文章が「特技監督としての樋口真嗣」によって書かれたのか
「怪獣映画ヲタの樋口真嗣」として書かれたのかで意味合いは大きく変わると思うよ。

537 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/26(水) 07:41:18 ID:tDH9FDf3]
>>533
過去ログにもあったと思うが、珪砂じゃないの?
アルコールを撒いてもガンガン揮発するように思うが

538 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/26(水) 23:04:04 ID:SxGSl0Ml]
>>537
砂もアルコールも使ったとどっかに書いてあった。
表面張力が小さいので液滴が小さくなるのだろう。
アルコールは引火すると危険なので命がけだそうだ。

539 名前:名無シネマさん [2006/04/27(木) 00:00:57 ID:x8mSsiZr]
宇宙戦争やキング・コングのCGって、凄いのかね?

540 名前:名無シネマさん [2006/04/27(木) 00:19:27 ID:uSs7KuAH]
特殊メイクをしたいんですが、何を揃えれば…



541 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/27(木) 00:32:03 ID:NCFkqsnp]
ようやく見たが、しかし凄いな>529
燃えるCG人間や山中の空中にいる所は(おそらく意図的に)バレバレだが、
水中シーンとか普通にリアリティ高い。

>>536
リアル系特撮は日本じゃ頭打ちというニュアンスだった。

542 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/27(木) 14:35:12 ID:6l1t9UP2]
>>13-14
あれはスゴいよねぇ...ほんとハンパない。あんな興奮したシーンないよ。

そして史上最強の予告編!
つか、予告編で全部出てるし予告の方がテンポいいんだよね...

あれ以来樋口をおっかけたけど、うーん...
修羅雪姫の弾避けシーンと未来列車シーンが好きなくらい。

>>28
いわれてみれば...

543 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/27(木) 21:12:23 ID:aiRs6sRH]
>539
トライポッドとかキングコングはそもそも「有り得ない」という前提で観ちゃうからアレだけど、
建物とか微妙なエフェクトはスゴイと思うけどなあ。

544 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/27(木) 22:43:39 ID:GVwLom1w]
>>532
「風と共に去りぬ」といえば燃える建物の前を
馬車が走り抜けるシーンがあったけど、
あの建物ってミニチュアで馬車は合成と聞いた。

初めて見たときは絶対に原寸大の建物を燃やしてると
思いながら見てたんだけど、ミニチュアだとしたら
どれくらいの大きさだったんでしょうか?

545 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/27(木) 23:31:39 ID:Cv23/jL7]
>>540
特殊メイクと一言に言っても
手や顔にキズを作る程度なのか
老人やデブになりたいのか
全身モンスターになりたいのかで材料も技術も全然違う
まずは資料集めから始めてみれ。

546 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/28(金) 02:21:19 ID:C94F0ahN]
>>544
キングコングで使ったセットを燃やしたというのが定説じゃないの?
「風と共に去りぬ・幻のメイキング」でも、そのように語られていた。

547 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/28(金) 03:48:26 ID:FDk9W2Su]
>>544
馬車の後ろで崩れ落ちる建物は>>546の通りだそうです。
『キング・コング』の原住民の村の城壁のセットですね。
要するにミニチュアじゃなく、原寸大。
RKOのバックロットに建てられたまま、解体されていなかったのを
安く譲り受けて燃やしたのだとか。
ちなみに爆発する貨車はミニチュア。この背景はスクリーンプロセスです。

で、馬車なんですが。これを「合成」と呼ぶかに関しては少々ビミョーだったりする。
何故かって言うと、馬車そのものは合成されていないのね、これ。
この作品が撮影されたテクニカラー初期の頃は、カラーフィルム
(と言っても三色分解されたモノクロフィルムなんだけど)
の色再現性が不安定だったので、何回ものデュープにが必要になる合成は避けられていた。

なので、白バックの前で馬車をモノクロフィルムを使って撮影。
それで出来上がったシルエットをマスクとして、RGB各色のフィルムをデュープ。
本来なら反転したマスクを使って馬車そのものを合成するんだけど
そうしようとすると、もう一回デュープが必要になるのでこれはやらず
シルエットが焼き込まれた時点で「完成」としていたわけ。
ま、イメージそのものは迫力あるので、これでも十分だったわけだけど
合成する背景が単一の色調でなければならない
(RGB各色のモノクロフィルムのコントラストが高くなり色ノイズが出やすくなる)
など、何かと制限が多かったそうです。この技法が使われたのは三カ所くらいかな?
このカットと、映画の最初の方で父とスカーレットが大樹の下でタラを見渡す夕焼けの中のトラックバック、
そしてラストでタラに戻ったスカーレットが、やはり大樹の下でタラを見るラストカットですね。
よく見ると馬車、父娘、スカーレットは単なるシルエットでしかない。

548 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/28(金) 03:59:29 ID:FDk9W2Su]
で、どーしても色鮮やかな場面を合成したい場合。
これはスクリーンプロセスで処理されていましたね。

レットとスカーレットが踊る舞踏会の場面、壇上からドラムを肩から下げた
黒人のおじさんが舞踏開始を告げる箇所がありますが
舞台上から黒人越しにフロアー全景を写すカットがそれ。

ここの場面はスタジオ内で撮影されていますが、このセットは照明の都合上
天井とその付近が作られていない。なので、マット画合成で天井のバレを隠しているんだけど
黒人のおじさんの頭がマット画の部分に掛かってしまう。
トラベリング・マットで合成なんて出来ない頃だったのでスクリーンプロセスで処理された。
天井のマット画合成が終わったフィルムを投射したスクリーンの前で役者を撮影。

1) セットのフロアーにいるエキストラ達と一番奥の壁
2) 天井のマット画
3) スクリーンプロセスによる舞台上の人物

と、このカットが映画の中で最も複雑な部類の合成が為されたカットだったりする。

549 名前:名無シネマさん [2006/04/28(金) 23:20:40 ID:t1gQ2eW3]
ARTIFICIAL INTELLIGENCE - A.I. - KUBRICK→SPIELBERG
tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1145932261/

↑の特殊効果はどうなの?

550 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/29(土) 07:55:35 ID:tOI8vazG]
>>542
樋口がコンテを切っているアニメ版ジャイアントロボとかでも見られるけどな>人間ID4

アニメはどんな映像でも作られる分、逆にありとあらゆる構図が試される。
特に巨大な物体の動向に関して。



551 名前:名無シネマさん [2006/04/29(土) 08:04:25 ID:acMGarc3]
>549
最初、オスメントの演ってたロボット役ってCGIでやる予定だったんだよな
ハリウッド最高峰のCG技術でどれ程の人間の映像ができるのか見てみたかったよ

552 名前:544 mailto:sage [2006/04/29(土) 10:12:08 ID:9CLew8/m]
>>547
すげー納得。やっぱ原寸大だったんだね。
ミニチュアだと言ってたの水野晴郎だったか、テレビでよく見る
映画評論家の人だったと思う。模型(原寸大セット)がミニチュアと
解釈されてしまったのかな。
しかし凄いテクニックだなぁ。技術というより発想の凄さか。

553 名前:名無シネマさん [2006/04/29(土) 19:08:36 ID:TyXHiKNh]
life7.2ch.net/test/read.cgi/female/1144459776/

554 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/29(土) 21:01:30 ID:rqhqee+c]
CM板から来ました
聞きたい事があります
今CMで「速水いまいち」→「速水もこみち」に変身するやつがあるんですけど
いまいちの顔はもこみちの顔をCG処理してると聞きました、本当なんでしょうか?

555 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/29(土) 22:24:12 ID:DX+81NYL]
大抵のCMは「CM NOW」 っつー雑誌にメイキングが載るよ。
半分アイドル雑誌なんで、立ち読みがちょっと恥ずかしいけど……。

556 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/30(日) 01:02:58 ID:QgqgiMNn]
波多陽区かとおもった<いまいち

CM-NOWも、7年ぐらい前は貴重な特殊効果雑誌だったんだけどなぁ・・・
宇宙船も廃刊だし、スターログ日本語版は弱いし、その系統の雑誌って今殆ど無いね

557 名前:sage [2006/04/30(日) 13:31:38 ID:xmEQxMMJ]
CG処理っていうより特殊メイクなんじゃないの?>いまいち
最初見た時は気づかなかったけど、ボトル持った手のアップの瞬間にカット割ってるアナログな作りだし

558 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/30(日) 19:51:45 ID:xbVXBG57]
>>554
TVでそれやってたけどCGっていってたよ。会社側が。

559 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/04/30(日) 21:50:24 ID:1b/plmf/]
CGならパンでカット切り替えなんてしなくていい筈なのにね。
広報が特撮に詳しくなく、なんでもCGだと思っている可能性もあるな。

560 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/01(月) 05:13:29 ID:SydRKRAM]
>>559
CGっておもわせないようにわざとパンさせたんじゃ?
番組では波多ヨウクに聞きに言ってたw



561 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/01(月) 13:27:40 ID:PhMhcwKG]
正直、最近の特撮といったら全部CGだと思い込んでる奴って多いと思う。

562 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/01(月) 14:53:51 ID:SydRKRAM]
さっきザスーラみてたけど、もう脳が勝手にCGだと決め込む癖ついてます。
メイキングみて「ああ、模型+CG効果か」と。

うーん...

563 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/01(月) 19:05:24 ID:Xi9N+joP]
>>527
同じソフトと同じ機材でも、あっちは社内開発のソフトが大量追加されてるからな。
もちろん人的技術の蓄積やセンスの問題もあるが。

564 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/01(月) 23:35:23 ID:RCGB/d2x]
あと、作り手の指向性とか題材とか。

NHKのドキュメンタリーで使うCGとか、特撮邦画のCGほどのクオリティもないのに、
パっと見のリアリティは邦画より高かったりすると思う。
日本の特撮映画が怪獣怪人キャラクター映画である限り、“リアル”な特撮が
求められる事はないだろうな・・・

565 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/02(火) 00:58:36 ID:81icbc9H]
しかしそのNHKでも英国BBCのCG技術には敵わないんだよなぁ。

566 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/02(火) 01:43:09 ID:FIIwN4mB]
>>564
>日本の特撮映画が怪獣怪人キャラクター映画である限り

てか、「特撮映画」というジャンルではリアルさはそれ程求められないような気がするし
作っている方もある程度の線引きを行っているような気がする。
「特撮」が全面に出ないタイプの映画ではそれなりに良い仕事をしてるでしょ。
こういう映画では特撮や視覚効果さえ話題にならない。
話題にならない、って事は誰も気付いてないって事で
これはある意味、最大級の賛辞なんだと思う。

567 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/02(火) 01:59:00 ID:gCZsnADV]
「海猿」新作のCGはTVスポット見る限りではよく出来てるみたい。
ただ、内容はアレなんだろうなぁ・・・。

568 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/02(火) 04:59:23 ID:yUmXfJhT]
そういやここまでジュブナイル・リターナー・三丁目の夕陽の白組が話題になってないな。
CG多用の邦画では、最も良い感じの特撮をやっていると思うんだが・・・

>>566
ホワイトアウトの雪合成とかがそうだね。

569 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/02(火) 12:46:00 ID:9kan7Wev]
ホワイトアウトは大作だし、特撮班も組まれてるので
雪の合成とかヘリの墜落でもあまり驚きはない。
クォリティーはとても高いけどね。
でも、スゥイングガールみたいな小粒な映画だと
視覚効果のクレジットがあっても
誰も「どこが?」とかは考えない。

570 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/02(火) 16:23:39 ID:WfIotqor]
ホワイトアウトは特撮じゃなくて生身でやりました(by織田)っていう宣伝だったけど
実際は特撮いっぱいだったからなあ。
回転するヘリの機内が合成だったのはすごかった。



571 名前:名無シネマさん [2006/05/03(水) 02:02:08 ID:zQ458o5l]
今、気になってる韓国映画「怪物」>www.thehost.co.kr/
クリーチャー製作をWETAがやってる 聞いた話だとWETAって発注の値段が思ったより安いらしいけど
(あくまでハリウッドと比べてだろうが)どれ位のクオリティで仕上げてるんだろ?
にしても何だ? このB級臭い邦題は…>www.herald.co.jp/official/guemuru/

572 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/04(木) 20:36:47 ID:gc60G3Q6]
>>569
『スゥイング・ガールズ』では視覚効果に松本肇がクレジットされてましたね。
ガメラシリーズや『ホワイト・アウト』、金子修介のゴジラなど
完成度の高い合成が見られる映画では必ずクレジットされている人物。
『スゥイング・ガールズ』の合成も少ないながら確かに自然な仕上がりで
それだけに誰も話題にしないくらいの完成度だったと思う(w

>>571
韓国映画が視覚効果を外国に発注してるんですか。
お国に自慢の視覚効果スタジオがある筈なんだけど。
やはりクリーチャー製作となると敷居が高いって事なのかな?
ちなみにこの会社、In Sight Visualという会社。
『ブラザーフッド』なんかの視覚効果を担当した会社ですね。
(ttp://www.insightvisual.com/)
最近のCinefexに広告を打ったりして海外への売り込みも始めているみたい。

Cinefexの広告と言えば、ひと昔前に東映デジタルフィルムが
海外向けに広告を打っていたけど結局のところ仕事は舞い込んだのでしょうか?


573 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/04(木) 23:58:16 ID:9G42flot]
松本肇といえばアヴァロンもやってたな。

色数を減らす演出や、実物をテクスチャや参考に利用できたおかげもあるが、
日本のCG製兵器じゃいまだにトップクラスかな。

574 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/05(金) 16:24:52 ID:MA4K/vu3]
    /    ||    :ヽ
   ┌|(⌒ヽ :|| ..:⌒: |┐   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |::|::ヽ.__:):||(___ノ ::|::|  │
    |:|: ..   :||    .. |:|  │
    :|: ..   ||    ..|| < >>573日本語でおk
     :\ [_ ̄] /::|   │
::     |\|_|_|_|_/:::|    \________
   __| |   / / :|___

575 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/06(土) 15:58:54 ID:j9nxS/vf]
機銃掃射のシーンで撃たれるヤツが体を痙攣させて倒れるけど、あれはコマ落しを入れている場合もあるのかな?
知っている人教えてほしい。


576 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/08(月) 23:45:20 ID:zx24s7VT]
NHKの「プラネットアース」。
まるでCGみたいな実写映像の連続で
ますます映画観ても「いかにもCG」とか
いいづらくなりそう…

577 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/13(土) 00:04:08 ID:nIt5vGiX]
仏映画「隠された記憶」は地味なスリラーなんですが、クライマックスが素晴らしいです。
www.kioku-jp.com/

頚動脈切断で自殺する男のシーンです。観客が本当に息を呑むのが聞こえました。
血潮の飛び方が非常にきれいです。本物は観たことないけどリアルに感じました。
VFXスタッフがクレジットされており、おそらく操演でなく合成かと思います。

578 名前:名無シネマさん [2006/05/18(木) 03:42:55 ID:cKXBBoKR]
>469
心配したオープニングカットのCGだが、フィルムで見た感じでは予告の映像ほどCG臭くなくて良かったよ
あれから更にブラッシュアップしたんだろうか、それとも単にモニタで見るのと映写で見るのでは違うだけなのか?

「トランスフォーマー」実写版、テスト映像
www.blackfilm.com/20060512/features/transformertest_video.shtml
けっこうイイかも

579 名前:名無シネマさん [2006/05/26(金) 22:45:44 ID:iqvJUlDi]
■『ポセイドン』を見る前にオリジナルの『ポセイドン・アドベンチャー』のDVDを見たけれど、海の特撮が上手い。
 見せ方が上手いというか、ミニチュア撮影の欠点を上手くフォローして、当時の技術では出来ないところを上手くごまかしている。
 特撮にせよ、VFXにせよようは見せ方のセンスですね。

580 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/05/29(月) 10:14:52 ID:K2EUL3cM]
ポセイドンの冒頭の長回しは1年かけて作ったらしい。
CGで1年もかかるのは、何に時間がかかるのだろう?
ケースバイケースだとは思うが。



581 名前:名無シネマさん [2006/06/02(金) 20:56:28 ID:ZbWw9mFn]
■『ポセイドン』は明日から公開。出来に対してはかなりの不評だが、ILMのVFXには興味がある。

582 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/03(土) 00:54:38 ID:qHV/DsgX]
ポセイドンは冒頭2分と沈没シーンをネットで鑑賞できるみたいだね

583 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/03(土) 03:53:12 ID:+Ql4dD2E]
meta.yahoo-streaming.jp/webevents/yahoo/movie/poseidon/trailer_02_1m.asx

584 名前:名無シネマさん [2006/06/03(土) 08:39:21 ID:vXsLyY+3]
>>583 神君臨

585 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/03(土) 10:43:14 ID:RXrPWX9V]
これはすごい、ひっくり返るシーン丁寧ですね。

586 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/03(土) 15:17:58 ID:oJm2hnM+]
meta.yahoo-streaming.jp/webevents/yahoo/movie/poseidon/trailer_01_1m.asx

587 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/04(日) 00:21:37 ID:Cx+S6frH]
日本の劇場で盗撮してるな
面白くて観たけど

588 名前:名無シネマさん [2006/06/04(日) 02:56:28 ID:SQYNiAC+]
すれとは関係ないが、ポセイドンみて 日本沈没の世界では、そのポセイドン
みたいな出来事が、日本のあちこちで起きるんだろうなと思ってしまった。



589 名前:名無シネマさん [2006/06/04(日) 04:14:51 ID:jTFrBxsk]
ポセイドンってたった98分の本篇だよね!?
短い時間に何が出来るの??

590 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/04(日) 10:50:40 ID:MBnJz1mm]
>>587
盗撮?Yahooが?

movies.yahoo.co.jp/



591 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/04(日) 13:11:19 ID:Dbw92Olk]
え、盗撮じゃないの? 信じられん。
あそこ見せてしまったら、劇場に行く意味ないよ。
ちょっと大英断すぎるんじゃないか。

592 名前:名無シネマさん [2006/06/04(日) 17:17:31 ID:QH0ASigS]
■『ポセイドン』はYAHOOで見せ場のCG/VFXを見せているところが、アメリカでこけたので日本で元を取ろうとして、やったことなんでしょうね。
 昨日見に行きました。詳しいことは次回にしますが、オリジナルよりも『タイタニック』を意識しているVFXショットが多かったのが気になった。
 
 ここのwww.ritsumei.ac.jp/~hideytam/sfx/sfxv_content292.html感想には同感。

593 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/04(日) 21:09:50 ID:MBnJz1mm]
そりゃ、普通のお客の中にはここまで見せたら、もっと凄い
シーンもあるだろうと期待して行っちゃうと思っての公開じゃないの?

クライマックスで船がもう1回転して元に戻るとか。


594 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/04(日) 22:43:17 ID:3U3KMo+R]
>>593
鋭いね。
半回転して元に戻ってそのまま沈んでいったよ。大したことなかったけど。

595 名前:名無シネマさん [2006/06/05(月) 02:04:15 ID:F6oNeJe0]
『ポセイドン』の船のVFXの見せ方は『タイタニック』を意識していた。
冒頭のフルCGのショットといい、最後の沈没シーンも。

596 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/05(月) 02:42:46 ID:kDI6rjVn]
ポセイドンのVFXとポセイドン・アドベンチャーの人間ドラマ部分を
編集して1本にしたらよかったかも。ポセイドン・アドベンチャー[特別編]とかにして。

597 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/05(月) 07:28:55 ID:iv1ASTYu]
ポセイドンの冒頭のあののっぺりした、いかにもCG臭い船の全景ナニアレ?
あれがILMの仕事だって?とエンドクレジット見て愕然としたよ・・・・・・

598 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/05(月) 07:48:48 ID:3QLe0d2l]
ありゃカメラ・ムーブメントのせいじゃないですかね。
仮にフルスケールのポセイドンを撮影できたとしても
物理的に絶対に不可能なカメラ・ムーブメントを冒頭で見せてしまったら
どんなに手の込んだCGであっても観客には「ああ、CGか」程度の感想しか与えられないと思う。
観客がストーリーにのめり込んでいる時に同じ事をしたとしたら話は別かも知れないが。
今さらこれで驚かれる時代じゃないのに。
結局はプランニングのミスという気がする。

599 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/05(月) 09:39:48 ID:Fzk8zgEH]
まあ実際に光まわりの強い外洋で、超豪華客船の
全景なんておがんだことないから何とも言えないな。
かえって本物の方がCGっぽく見えたりして。

600 名前:名無シネマさん [2006/06/05(月) 18:36:38 ID:F6oNeJe0]
逆にポセイドンのOPショットをタイタニックと同じようにミニチュアとCGのコンビネーションで再現したら、『ポセイドン』よりも立体的に見えるだろうか?



601 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/05(月) 20:27:41 ID:rW065DPc]
立体的に見えようが何であろうが、観客がまだストーリーに「入って」いない状態であんな事をされても
今の観客は「ふーん」くらいしか思わないんじゃないだろうか。
ああいうショットっていい加減、みんな食傷気味でしょ。
やってる方は「これで一気に観客を引き込もう」と思ってるのかもしれないけど
どうなんだろう?これで引き込まれるものだろうか?
あのジョギングしている人物が誰かもわかっていないのに。
下手すりゃ逆に「いいから早く始めろよ」とか思われるだけなんでは?

こういう「有り得ねー」カメラムーブメントが好きな監督と言えば
最近ではピーター・ジャクソンって事になると思うけど
キングコングや指輪三部作を見ても、あまり冒頭から飛ばす事って無いよね。
かなり「ここぞ」というポイントに絞ってこういう事をやっている気がする。
例えば騎馬軍団の突撃の場面とかでね。観客が「よし行け」と思う時を見計らって
「よし来た」とばかりにグルングルンとカメラを動かす。
だからどれだけ「有り得ねー」だとしても観客を置いてきぼりにする危険性が少ない。

だけど、これはねぇ・・・・。
個人的には「やってはイケナイ見せ方」の一線を大きく越えている気がするなぁ。
観客の生理を見誤っているのではないかと。

602 名前:名無シネマさん [2006/06/05(月) 21:00:11 ID:F6oNeJe0]
■結局、ILMやペーターゼンはオリジナルというよりも、『タイタニック』を意識して『ポセイドン・アドベンチャー』をリメイクにしたように見える。
 601さんの言うとおり流行のVFXを見せすぎてしまった。

603 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/06(火) 07:24:08 ID:3abfQGG6]
ペーターゼンはCG絡むと駄目だなぁ。

604 名前:名無シネマさん [2006/06/06(火) 19:33:23 ID:tnh35Vku]
■603様。
 あたっているかもしれません。エアフォース・ワンのラストショットを見て、『ポセイドン』の沈没シーンの演出の悪さを見ていると『Uボート』のころの冴えが見えません。
 『ポセイドン』のVFXはILMでなくてもデジタル・ドメインやWETAデジタルでも同じ結果になったでしょうね。

605 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/07(水) 02:25:55 ID:OZbwwkjU]
ウルトラ・ヴァイオレットのバイクチェイス・シーンのVFXはブルーバックの抜きから
背景のCGクオリティ、CGバイクとダブルの動き、カメラワークなど何から何まで
あまりに稚拙で、一瞬アニマティクスかと思ったくらい酷かった…
処理したの香港のスタジオっぽかったけど予算とかいくら位で請け負ったんだろ?


606 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/07(水) 12:54:14 ID:OPQ2BrmB]
最近の特撮はCGに限らず夜だったり暗いシーンが多すぎるよ
ガメラ3なんか夜ばっかりじゃん
アラが目立たなくて誤魔化しやすいからなんだろうか?


607 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/07(水) 13:47:15 ID:uSQ6BkgU]
ブレードランナーという作品がその後の近未来SFのイメージを決めたから。

608 名前:名無シネマさん [2006/06/07(水) 16:38:12 ID:7ZB/qHAG]
>>606 ハリウッド版ゴジラも夜おまけに雨という設定が多かったような

609 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/07(水) 17:10:18 ID:PLQkXD2w]
つまり、「トレマーズ」最強ということだな。

610 名前:名無シネマさん [2006/06/07(水) 17:51:11 ID:HWFgmpvO]
トレマーズは大好き
怖くないし、家族で見れて、音楽もいい



611 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/07(水) 18:15:16 ID:TOj9sroD]
トレマーズって何気に凝ってるよね。
次々に地中に沈みこむ杭や柱のシーンはいちいち
土を掘って仕掛けを作ってるんだろうけど、
それを自然に見せちゃうからスゴイ。


612 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/07(水) 18:43:09 ID:PLQkXD2w]
それにくらべて、「ポセイドン」の転覆も、
「タイタニック」の沈没も、夜なのはズルイ。

おそらく、「日本沈没」の沈没シーンも夜。

613 名前:名無シネマさん [2006/06/07(水) 21:06:07 ID:iO/1wo5l]
>>612
>「タイタニック」の沈没も、夜なのはズルイ。
いや、それは仕方がないんでないかい(笑

614 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/07(水) 21:35:26 ID:TOj9sroD]
CSで「メテオ」やってて20年ぶりぐらいに
見たんだが、「なんなんだこれは!」な特撮で参った・・・
昔はこんなのを夢中になって見てたのかorz

615 名前:名無シネマさん [2006/06/07(水) 21:54:27 ID:selqhETT]
■話はそれるけれど『海猿2』のVFXはどう感じた?
 映画の出来はひどかったけれど、『ローレライ』『亡国のイージス』よりは海と船のCGの出来は良かった。

■『ポセイドン』はラストシーンだけはオリジナルと同じように朝にしてほしかった。朝や夜のショットだとCGを作るのが難しいからかな?

616 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/08(木) 08:21:19 ID:TUb6Y3aa]
>612
予告を見れば判るけど、日中のシーンがかなり多い>日本沈没。
遠景で崩れ落ちる高層ビルとか津波とか。

617 名前:名無シネマさん [2006/06/09(金) 11:16:27 ID:2pN5HQmj]
>>614
やめておー!なんて昔よく言ったもんです。

あれは特撮とかSFXとか言う以前の問題じゃないかと。(w
あの時代にしても酷すぎデス。


618 名前:名無シネマさん [2006/06/09(金) 11:29:10 ID:5FyCP1s9]
あげ

619 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/10(土) 04:11:27 ID:N9xmaBxi]
パニックルームのCGについては誰も?

620 名前:名無シネマさん [2006/06/10(土) 05:21:02 ID:m78BulAF]
メカニカル使わないね



621 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/10(土) 21:37:52 ID:mvMqRr9r]
>>619
冒頭の宙に浮かんだクレジットが全編を通して最も見応えがあった。

622 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/11(日) 07:16:26 ID:PK7AC2cC]
>>621
あれは見ごたえがあった。 思いついた人はえらいと思った。



623 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/11(日) 14:02:45 ID:nG24L3v7]
>>622
どうみても「北北西に進路をとれ」のパクリ。(いやオマージュ

624 名前:名無シネマさん [2006/06/11(日) 15:23:05 ID:E6aFS/Hh]
■最近では『トランスポーター2』もあのクレジットを使っていた。
 デビッド・フィンチャーで思うのだが、『セブン』『ファイト・クラブ』のOPクレジットもセンスと技術がうまく融合した出来だ。
 

625 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/11(日) 16:09:28 ID:PK7AC2cC]
>>624
トランスポーター2は 最初のうちは背景とうまく融合していて
クレジットに見えなかった

626 名前:名無シネマさん [2006/06/12(月) 08:21:54 ID:QScs4FYG]
おはよう

627 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/12(月) 10:13:45 ID:FXQJiAV/]
カリブの海賊2のタコの部下の顔変だな。あれかなり金掛かってそう。

628 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/12(月) 20:50:10 ID:QWA/+zdp]
>>627
意外とメカトロニクスの塊で空気圧で動いています


なんてことはないな


629 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/13(火) 08:02:04 ID:Phjtbv6V]
>617
ソヴィエトのテーマ曲だけしか記憶に残っていない。
完成版だと大津波に飲み込まれるのは香港だったけど
当初公開されていたイメージスケッチだと東京が津波に
襲われていたので期待して観に行ったのだが。

630 名前:名無シネマさん [2006/06/13(火) 22:49:18 ID:RlILlcXi]
>>627
 多分俳優はブルーやグリーンのマスクをかぶって、CGであの顔を描いているのでは?
 マッチブームが大変だと思う。
 しかし、海賊のあのデザインはスーパー戦隊の幹部をリアルにしたように見える。



631 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/15(木) 00:52:35 ID:M1H0RRTM]
最近のVFX怪獣物ってどう思います?
なんだかな。

632 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/15(木) 09:24:49 ID:hzOqMTsY]
>>631
まず自分がどう思っているのか書いてください。

633 名前:名無シネマさん mailto:age [2006/06/15(木) 15:08:04 ID:2BYPFSQ2]
パニックルームいいね

634 名前:名無シネマさん [2006/06/15(木) 21:01:19 ID:NcpdKKan]
■デビッド・フィンチャーはVFXの使い方がうまい監督で、キャメロンやスピルバーグよりも使い方がうまいところがあるのに、なぜかその点は評価されていないのが不満だ。

635 名前:627 mailto:sage [2006/06/15(木) 21:44:07 ID:/F76CFil]
>>630
アップではメイク使用してるが、所々動きや顔の表情は
SWエピ1のジャージャービンクスの様に"付け替えた"って事か。
メイキングが早く見たいな。

>海賊のあのデザインはスーパー戦隊の幹部をリアルにしたように見える。

いやホントにあの海の生物達を擬人化させた映像を初めて見たとき
日本のヒーロー戦隊系特撮の敵を思いだしたのは俺だけでは無かったかw
俺はビーストウォーズというCGアニメを思い出したんだが。
マイケルベイがトランスフォーマー実写化のリサーチをしている時
ブラッカイマーにこんなキャラクター達も面白いんじゃないか、
って助言したのかと思った位だ。

636 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/18(日) 12:30:20 ID:R04C75W2]
部下が何匹か居るが予告で目立ってる
シュモクザメ型、貝型、海藻型のやつら
一応アプライエンスメイクで作ってるようだが
どう考えても頭が納まりきらないサイズの奴も居るんで
そういうやつはT3のシュワの顔に穴があいてるシーンみたいに
部分的に緑に塗ったりしてんだろうな


タコ船長は素面で全部CGI乗せてるシーンもありそうだ。

637 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/18(日) 15:57:13 ID:PCjGdWfe]
予告しか観ていないけど、あのタコ船長のSFXは感心したなぁ。

以前、「ハムナプトラ」でインフォテップの崩れた顔を虫が這い回るシーンに感心したけど、いよいよ手が混んできているよな。

638 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/18(日) 16:03:40 ID:2iJz9MCl]
>>637
顔を這い回る虫をイムホテップが食っちゃったとき、
場内数カ所から
「食うなよ」
の声が。

639 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/18(日) 17:18:49 ID:PCjGdWfe]
>>638
w そうそう。
あれは笑えたけど、「ここまで出来まっせ」と技術を誇示したのかもね。

メイキングを見ると、ミイラのボディを丸ごと作ったらしいね。
こりゃ、人手とカネが掛かるわ。

640 名前:名無シネマさん [2006/06/19(月) 00:30:56 ID:ChBIwHaO]
予算、経験の差だろうけれど予告だけでも『パイレーツ2』の海の怪物の海賊のレベルと、『デスノート』のいかにも作り物なCGを見ていると、キャラクターアニメーションでは日米では超えられない差があるのを痛感する。



641 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/19(月) 00:40:12 ID:T4aRtvos]
単純にハードとソフトの違いちゃう?
PCとSGIの違いとも。

642 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/19(月) 10:30:36 ID:en32Ed51]
いや、

市販ソフトのみと、市販ソフト+社内開発ソフトの違い
円谷&特撮ヒーロー物育ちと、スタートレック育ちの違い

とかだと思う。

643 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/19(月) 12:36:51 ID:9/u9UKvM]
つうか、まだSGIって現役なの?
保守点検とか金かかってコストパフォーマンス悪そうだが
未だPC用に移植してない専用ソフトがあるとか?

644 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/19(月) 20:02:04 ID:NlFVM+2s]
>>640
予算が圧倒的に違うものを同じ土俵で評価されても...


645 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/19(月) 21:10:15 ID:MPOa/NBh]
>>644
たとえばタコ船長の「くねくね」シーンを1分間つくるのにレンダリングはどれくらい
掛かるモンなのだろ。
日本ではレンダリング用にPCを何台用意するのだろうか。

最近のウルトラマンでも「触手くねくね」があった記憶があるから(まぁ精度は違うだろうが)、
素人考えだと、日本でもナントカならんのかなどと思っちゃうよ。


646 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/19(月) 21:42:30 ID:eNzkEH3s]
予算の差はつめられるとしても、文化の違いはいかんともし難いかもな。

647 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/19(月) 22:18:43 ID:NZwMpnm4]
 CGは金の差がモロに結果に反映されちゃうからな。
 アナログな特撮時代と違って、創意工夫では差を埋めることも縮めることも出来ない。



648 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/20(火) 02:04:29 ID:Q6iecDHj]
SGIは事実上倒産しました(連邦破産法第11条申請)

649 名前:名無シネマさん [2006/06/20(火) 03:11:40 ID:Y57epSJg]
>>648様、調べてみたらja.wikipedia.org/wiki/SGI本当でした。
 この記事を読むと現在のハリウッドはどのようなハードウェアを使用しているのでしょうか?

650 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/21(水) 12:11:51 ID:JMtGW/by]
>>644
カリブの海賊2の予算で、デスノートの世界観やリュークを仕上げても
たいした作品はできないと思うけどな。



651 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/21(水) 13:13:34 ID:O41J0Ycq]
ハリウッドのSFXを6万円台で――Appleの「Shake」大幅値下げ
www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/21/news013.html

652 名前:名無シネマさん [2006/06/23(金) 01:23:28 ID:0GEUYDwG]
>>650
 そうでしょうか? 私にはそうは思えません。理由を教えてくださると助かります。

653 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/23(金) 02:44:40 ID:PFhL8fv3]
>>652
おそらく、>>650は、手間隙をかけた高度なCGを扱うノウハウが決定的に不足していると言いたいのじゃないかな。
オレはゲームには詳しくないけど、日本のゲームのデモ画面は、ときどき非常に高度な画づくりをしているようだけど、
そういうものが造れる人材が映画に参入してくるような体制がないのじゃないか。
カネも人もプラスに回っていくようになってないのだと思う。たぶん。

654 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/23(金) 02:50:54 ID:ur0orgGC]
日本の特撮技術の人材はCM業界に流れてると思う。

655 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/23(金) 07:12:52 ID:SX5LEA6W]
CMNOWという雑誌をよく読んでいるが、あれをみると
特撮はCGだけじゃないというのがよくわかる 

ぜんぜんフォローになってないけど この雑誌は舞台裏がよくわかる
ちなみに創刊号を買った覚えがある

656 名前:名無シネマさん [2006/06/23(金) 08:04:48 ID:0GEUYDwG]
>>653
 つまり、日本でパイレーツなみの予算があっても、デスノートのショボイCGキャラクターは変わらないという意味ですね。
 私は、デスノートがハリウッドでリメイクされたら(ワーナーが出資しているからその可能性は有る)、ハリウッドではきちんとしたCGキャラクターを作ることが出来ると思っていました。
 ありがとうございました。

657 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/23(金) 19:15:25 ID:QiWacwYM]
>>654
特撮の専門家を食わせ続けていくほどCMの特撮の仕事は多くない。
同様に映画の仕事だって多くない。
「人材がどっちに流れている」って事は全然なくて両方こなして食いつないでいるのが実情。

658 名前:名無シネマさん [2006/06/23(金) 19:19:35 ID:bp4ZSekd]
キャラクター性はともかく肌、服などの現実的質感は格段に良くなるだろうよ
それこそ実際にそこに存在しているかのように


659 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/24(土) 01:44:21 ID:bdBp69Hz]
>>658
お金をかけてマシンを沢山並べれば、描画の精度は上がるっていう理解でいいのかな?

しかし、キャラクター性というか、もうこれはシナリオの話になっちゃうけど、
「活き活きとした」キャラクターを造形できるかどうかは、描画精度以前の話だよね。
ピクサーの登場「人物」は精度も凄いが、キャラクター造形(=ストーリー)が、
他社の3Dアニメよりも、はるかに優れていると思うよ。
名優も優れた配役があってこそだと思うよ、って技術の話から逸れちゃってゴメン。

660 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/24(土) 03:20:37 ID:pwr79ZLN]
>>659
お金があると、時間も掛けられる。時間が掛けられなければ、代わりにマンパワーを確保できる。
高性能マシーンを並べるっていうのも同じことね。
要するに「製作延べ時間を増やすことが出来る」ってこと。
マシーンが高性能になったら出力結果が変わるってことはない。
思いっきりメモリーが貧弱だと変なノイズが入ったりする事はあるみたいだけど。
基本的にマシーンの性能は出力時間に直結するものだと思って間違いない。
もちろん高性能のマシーン上で作業をすれば、プレビューの解像度を上げられたりして
作業効率は格段に変わったりするけどね。出力に関しては「性能=時間」で間違いないと思う。

で、仕上がりを決める一番の要因は「製作時間」なんだよね。
時間があればトライ&エラーを繰り返せる。CGキャラクターを作って背景と合成して
「あれ?何だか馴染みが悪いぞ」って事になっても、もう一度最初からやり直したり出来るわけ。
静止画では違和感が無くても、背景と合成して動画で見るとシックリ来ないって事はあるからね。
時間が無ければ仕方ない。馴染んでいようがいまいが涙を呑んで納入するしかない。

『ゴジラFinal Wars』にはアメリカ版ゴジラのレプリカが登場するけど
アメリカ版の場合でも初期の仕上がりってあんなものだったんだよね。
だけど「これじゃ駄目だろ」って事になって何度もやり直した結果、ああいうものが出来た。
「どうしても動きが生物らしくなかったので、他社からキャラクターアニメーションに
 長けている人物を引き抜いてキー・アニメーターにしたら見違えるほど良くなった」
っていう話もあるけど、質感に関してはこの人物はタッチしていない。
あくまでも社内の人間で何度もやり直した結果の話。

それから時間があれば作業工程が増やせる。
時間があれば「物体」「物体上のハイライト」「物体に付着している埃や汚れ」などを
別々に出力して最終合成で調整する事が出来る。
なので「物体がここまで遠ざかってるのにテカテカしているのは変だ」と思ったら
最終合成の段階で調整が効くわけね。時間がなければ仕方ない。
マスクも背景も全部3DCGのソフトに読み込んでから、目をつぶって出力ボタンを押すハメになる(w



661 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/24(土) 19:09:13 ID:yqVlRqFM]
昔は>660に出てくるような「キーアニメーターを引き抜いたらレベルアップ」みたいな
話を信じていたけど幻想だね。
今は特撮にしろCGにしろ工業製品と同じ。お金と人と時間を投入してノウハウを
育てれば質の高いものができるだけ。ILMがなぜ質の高いVFXを作れるか?というのは
トヨタがなぜ売れる車を作れるのか?という問いと同じになってしまいった。

662 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/24(土) 21:57:50 ID:ftEI2IGX]
>>661
キーマンを引き抜けば、時間が節約できるという話は(別に幻想じゃなくて)商売のイロハでしょ。

663 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/27(火) 02:14:27 ID:IWbAAIBL]
最近のウルトラマンのCG空中戦はアニメ畑から来た一人のセンスで一気に向上したが、
リアルというよりマンガ的な快感だからできたことだわな。

ちなみに平成ガメラが同時期のゴジラより予算が少なくても良い絵が仕上がったのも、
制作期間が倍ほどあって、新素材や撮影法のトライ&エラーの時間を日本としては
破格的に得られたかららしい。
それでも爆発シーンとかでは基本的に一発OKが要求されたそうだが。
たとえばミニチュアの駅を爆破する時、新しい炎の吹き出し方をコンテ段階で決めていたのに、
きちんと破壊できるかどうか自身がなかったから、古臭いやり方で済ますはめになったという。

664 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/27(火) 03:27:55 ID:VZpWVwYE]
>>663
洋画の「トータル・フィアーズ」は(筋はともかく)洋上での炎上シーンなどが好きなのですが、
メイキングを見ると、実写とCG、ミニチュアでの爆発などを組み合わせているようです。
あのようなものを実現するには、どんな機材やスタッフが必要なのでしょう?
はたまた、金額と日数の見積もりは?
もし、ご覧になっていたら、教えてください。

665 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/27(火) 03:31:44 ID:KsV1OBiP]
>>661
プロジェクト開始当時のUSゴジラのCGチームはキャラクターアニメーションの経験が無かったのね。
アニメーターは誰も殆どキャラクターアニメーションをやった事が無かった。
そんなわけで初期のゴジラはまるでロボットのような歩き方になってしまい生物には見えなかった。
でも、他社から引き抜いてきた人物のお陰であのような歩き方が実現したのだそうで。

666 名前:名無シネマ@上映中 [2006/06/27(火) 23:00:38 ID:ux20VT/l]
>>665
 デスノートのあのCGアニメの出来の悪さは、キャラアニメのノウハウのない日本ではあれが限界ということでしょうか?

667 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/28(水) 19:54:56 ID:ThHxx98k]
>>666
悪魔はああいうものなんだよ(W

ちなみにアメリカの映画でも酷いSFXはある。



668 名前:名無シネマ@上映中 [2006/06/28(水) 21:38:34 ID:3oBXtIjp]
>>つまり、日本で公開されるハリウッド映画のVFXはアメリカの一流品ばかりだから、日本のVFXが必要以上に低く見えるということでしょうか?

669 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/28(水) 21:47:40 ID:ThHxx98k]
>>668
そうとも言える  日本におけるアメリカの劇場未公開作品のビデオ
なんか見ると腰が抜けるぐらいひどいのがある

もちろんSFXがしょぼくても面白いやつは面白い。


670 名前:650 mailto:sage [2006/06/28(水) 22:08:21 ID:Yi6/ii8u]
>>652
すまん言葉足らずだった。監督・役者も同じでビッグバジェットって事ね。



671 名前:名無シネマさん [2006/06/28(水) 22:55:45 ID:FrfB0eLS]
だいたいハリウッドが世界配給してる一流品と比べるのが間違ってる

規模も資金も桁違い


672 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/29(木) 00:49:32 ID:11ZPUcDQ]
結局 金次第

673 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/29(木) 01:05:39 ID:mwPZ5GWQ]
デスノートのマンガも、あんな感じの見映えなの?
もし、そうだとしても、それをそのまま造形化してもダメでしょ。
オバQの実写版と同じくらい違和感ありまくりだった。

悪魔とか死神とかは、ズバリ描いてしまったら、うまくいかないのが普通でしょ。
姿を見せないとか、オーメンのように犬として登場させるのが演出というもんじゃないの?

674 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/29(木) 08:33:24 ID:7YJ9dGLK]
>>673
デスノートの死神は原作漫画からあんな姿。
俺は思いのほかよくできてて感心したんだけどな。
制作期間が短そうなわりには結構しっかり作ってあるなと。

675 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/29(木) 14:36:07 ID:K/9KAK0b]
規模だの資金だの制作期間だの、もう聞き飽きた
そういう理由でとんちんかんなモノしか作れないんだったら
見せ方工夫すれば良いだけなのになあ

そういう工夫の無さも同じ理由で片付けるの


676 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/29(木) 17:14:54 ID:JkMBhO3W]
>>675

>>646

677 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/29(木) 17:44:02 ID:3wYwT+q3]
雑誌で知ったけど、ダ・ヴィンチ・コードのCGすごいね。
主人公二人が最後に訪れる教会の上半分とか、最後にトム・ハンクスが祈りを捧げるとこの
背景はCGらしい。
正直、全然気づかなかった。

678 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/06/29(木) 18:03:16 ID:mpuXijmF]
>>673
原作だと、人物キャラが綺麗な劇画なのに
死神だけは妙に平面的に描かれてる。

だから質感の違いを意図的に表現したのか
単に手間と金を惜しんだCGなのか俺には判断できん。

679 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/01(土) 11:22:45 ID:K1MnZh2h]
リュークはわざと非現実的な存在として描写してるんだと、好意的に解釈してるけど。
でなきゃ人間が特殊メイクで演じれば済む話だし。
もともとが漫画だし、漫画だから許されてるような物語だし、マンガとしてのデスノートから
離れないためのキャラだと思う。

680 名前:名無シネマ@上映中 [2006/07/01(土) 14:47:46 ID:8vCYIDI5]
それだったら最初から中村獅童に特殊メイクをすればすむ。コスタンティンのサタンのようにノーメイクでもいける。
金子監督のビジュアルセンスが理解できない。



681 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/01(土) 16:25:04 ID:xliuWc0s]
リメイク版戦国自衛隊・・・漫画だな。

682 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/01(土) 16:27:12 ID:1wxqZ+B9]
漫画に失礼だろ

683 名前:名無シネマさん [2006/07/01(土) 21:46:55 ID:hG/YCYYp]
今イレイザー見てるんだが、日本のVFXって
10年前の洋画のVFXにも劣ってるんだな…
イレイザーはボスフィルムだっけ?

684 名前:名無シネマ@上映中 [2006/07/02(日) 01:22:30 ID:eevjF/Qf]
日本の場合、写実的なVFXを作る土壌がなくて、能や歌舞伎に代表される型で見せていた物がどうしてもアメリカのVFXに負けてしまうところがある、ということかもしれない。

685 名前:名無シネマさん [2006/07/02(日) 01:29:31 ID:eQuPtTMi]
3丁目の夕日に出てくる、建設途中の東京タワーの奥行きと重量感が
よかったよ。この映画ってオープニングの汽車やその車窓の景色もそうだけど、
なかなかイイ!!

686 名前:名無シネマ@上映中 [2006/07/02(日) 02:02:25 ID:eevjF/Qf]
かといって白組に『タイタニック』並みのVFXを作らせたらダメでしょう。
 山崎監督は『ジュブナイル』は良かったけれど、『リターナー』は作品としても演出もトホホだった。
 ちなみに三丁目の夕日に関しては同意見です。

687 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/02(日) 02:43:30 ID:afAdHgq4]
>>684
恒久的なVFXショップが存在するか、存在しないかという違いでしょ。
こういうものはノウハウや機材の蓄積がモノを言うからね。
日本で「特撮をやろう」と言うとスタッフを1から集めなくてはならない。
白組のような小規模なVFXショップはあるにせよ、
こういうショップは大規模な特撮映画を一手に引き受けられる程のキャパがない。
山崎監督の映画のような作品を一手に引き受けられるようになったのは
やはりデジタル時代ならではの事なんでしょうね。
白組の持っているスタジオでは小規模な撮影しか出来んもの。

>>685
質感などは良かったけど、レンダリング時間の関係からかブラーが控え目だったのが惜しかった。
冒頭の模型飛行機のバックの電柱や車窓の風景とか、動きの速い部分にストロボ効果が発生しちゃってるのね。
どうもメイキングを見ると白組のレンダリングサーバーのキャパの関係上、
あれ以上の重い処理は難しかったみたいだけどね。ちょっと残念ではある。

688 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/02(日) 09:07:44 ID:zgwoKha3]
GIを人類が押してはいけないスイッチって言ってたしな…

689 名前:名無シネマ@上映中 [2006/07/02(日) 13:00:55 ID:eevjF/Qf]
>>687
 確かにアメリカではスター・ウォーズ以後VFXが産業として成り立っています。ILMだけではなくいろいろなVFXプロダクションがあるのも日米のインフラの違いが出ていることでしょうね。

690 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/02(日) 14:43:47 ID:m8HL2E5U]
あと、日本の監督なりプロデューサーなりは、技術をどう
使うかというビジョンに決定的に欠けてるんだろう。
ルーカスやら、キャメロンやらがパイオニア足り得たのは、
技術に詳しいのはもちろんだが、それを映画にどう活かすか
というところが大きかった訳で。





691 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/02(日) 15:31:24 ID:uqidzGzf]
昨日 カーズを見たのだが その前の短編映画 CG的にはどこがポイントなのだろうか
漏れは あまりに自然すぎてCGなのか手書きなのかさっぱりわからんかった
すれ違いだが、これ面白すぎ、オチも最高 

692 名前:名無シネマ@上映中 [2006/07/02(日) 15:31:59 ID:eevjF/Qf]
>>690
 白組の山崎監督、樋口特技監督もPDのようなことは出来ませんでした。
 何より円谷英二も特技監督ではあっても経営者としては失敗していましたよね。
 ビジョンを持つPDの力は大きいですね。

693 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/02(日) 20:02:21 ID:WgG9vUpj]
>691
ぶっちゃけて技術的なCGという意味ではポイントは無い
去年のCG映像祭で監督自身がそう言ってた
dpost.jp/?date=20051023 <のティーチインの最後の項参照

694 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/03(月) 00:21:12 ID:dWjrmOAP]
>690
そういえば、ペーターゼンはなんか毎回特撮とかCGの使い方で文句言われている気がw
それでも未だにUボートの威光で、期待の監督扱いされているのが凄いっちゃ凄い。

695 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/03(月) 02:32:26 ID:Blx80iN9]
シークレットサービスも結構評価されてるから

696 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/03(月) 20:02:12 ID:H5Ichtez]
>>693
そうなのか 技術云々というレベルじぁ 無いんだ



697 名前:名無シネマさん [2006/07/03(月) 21:42:10 ID:mRwwZV+/]
スーパーマン・リターンズを見た。
中学生の頃から、アメコミ輸入して読んでいた自分としては、アメコミの
荒唐無稽さがすっかり薄まり、ただのアクション映画になってしまっていた
のが、非常に残念。やっぱ故クリストファー・リーの1作目が最高だった。

1作目の時代の特撮技術で、あれだけワクワクした飛行シーンが、これ
だけCG技術が発達したというのに、殆どナイトシーンばかりで、全然ワク
ワクできなかった。これなら「スーパーガール」のバレエ飛行の方が、遥か
に美しかった。さらに言うなら、最近のウルトラマンの空中戦の方が、余程
レベルが高い。更に更にいうなら、仮面ライダーよりも特撮がショボイ。

何でこんな事になってしまったのか?レス求む。

698 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/03(月) 21:48:11 ID:bFOZ0O8P]
>故クリストファー・リー

おい!w 一瞬ビビったじゃん

699 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/03(月) 21:51:04 ID:Wu+aaND0]
>故クリストファー・リー

いつ死んだの?

サルマン役やドゥークー伯爵役の人ががスーパーマンに出ていたとは知らなんだ。

700 名前:名無シネマさん [2006/07/03(月) 22:25:36 ID:mRwwZV+/]
>>698
>>699
・・・・・・どっちもマント着て、空飛んで、不死身って事で何とか・・・・・・
ドラキュラ何回も死んでるし(;;

ごめんよーー



701 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/03(月) 23:17:52 ID:H5Ichtez]
>>697
上映してるのか?

702 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/03(月) 23:20:46 ID:dPmtu6fE]
>>701
ヒント:アメリカ

703 名前:名無シネマさん [2006/07/03(月) 23:41:04 ID:3aRYyzMK]
>>697
ゴメン、すれ違いだが、どうも音楽が気になる。
ジョンのあのテーマ曲かい?

704 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/03(月) 23:42:34 ID:H5Ichtez]
>>702
なるほど 試写会でも言ったのかと思った

705 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/04(火) 01:16:00 ID:9YCJTNRf]
>697
リアリティ指向ってやつじゃないの?
個人的には、バットマン・ビギンズも同じ印象だった。
リアルっていうより地味なだけで、これならコスプレしなくていいじゃんみたいな。

706 名前:名無シネマさん [2006/07/04(火) 01:43:01 ID:ZcAlmGql]
■予告編を見てもスーパーマンよりもスパイダーマンのほうが迫力があるのが解る。
 ところでスパイダーマン3の予告映像はもう流れていますか?

707 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/04(火) 01:53:22 ID:9oL0buJ+]
>>706
ttp://movies.apple.com/movies/sony_pictures/spider-man_3/spider-man_3-tsr_h480.mov

708 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/04(火) 08:57:07 ID:VrqHKW76]
レオパルドンマダー?

709 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/04(火) 10:21:46 ID:mRUQXflv]
>>708
きみは面白いと思って書いてるのだろうが、読むほうは100万回目×3だ。

710 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/04(火) 11:17:30 ID:xZT0F74s]
>697
>最近のウルトラマンの空中戦の方が、余程レベルが高い。

ハッキリ言ってCGそのものはたいしたこと無いんだけどね。
やっぱり板野サーカスは偉大だということか。




711 名前:名無シネマ@上映中 [2006/07/04(火) 14:13:52 ID:ZcAlmGql]
アニメーターの演出力で見せるか。
 チャウ・シンチーのカンフーハッスルもVFXの精度ではハリウッドにはかなわないが、演出では勝っている。日本のVFXに必要なのはこれでしょうね。

712 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/04(火) 15:39:31 ID:SatnwL0H]
技術より演出というのは、円谷英二のミニチュア特撮時代も同じだった。
むしろそれが今になって、失われかけているのでは?

713 名前:名無シネマさん [2006/07/04(火) 19:00:44 ID:AyWUXPDF]
>>703
タッタラ〜タタッタラタ〜
その通り、ジョン・ウィリアムスの曲が流れます。

714 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/04(火) 19:24:12 ID:ajIEfAt4]
生頼範義氏がイラストを担当をした作品は、「議論」を呼ぶのが
多いかしら(除「SW:帝国の逆襲」)。

『テンタクルズ』『メテオ』…東宝作品色々。リメイクの『日本沈没』も。

715 名前:名無シネマさん [2006/07/04(火) 21:01:59 ID:HVpR43mg]
>>705
バットマンは正体隠したいのと、「ひみつどうぐ」一杯収納しなければならないので
コスプレの必要はありかと…… マントも、飛ぶのに必要だしね。

スーパーマンのコスプレには、もっと重要な役割があります。大気圏内外を光速以上
で飛び回る彼が、普通の服など着ていたら、すぐに真っ裸。スーパーマンの衣装は
ずべて、彼が地球に乗ってきたロケットの内装品から作られています。
要するに「クリプトン製だから強い」ってわけですね。デザインは……まあ、クリプトン
星人なりの美学があるんでしょう……
ちなみに、クラーク・ケントが掛けているメガネもロケットから作成されました。
何でも、あのメガネからは特殊な催眠光線が出ているそうで、スーパーマン=
クラーク・ケントを認識させない作用があるそうです。

以上が20年位前の公式設定ですた。

716 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/04(火) 21:24:44 ID:DcKuMK5t]
>>715
一瞬このスレかと思った

映画の理不尽な点を強引に解釈するスレ 第十三幕
tv8.2ch.net/test/read.cgi/movie/1150622993/

717 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/04(火) 23:44:19 ID:mRUQXflv]
>>715
スレ違いだけど、スーパーマンのコスチュームがクリプトン製というのは
もう80年代からなくなったよ。
今ではスーパーマンのコスチュームはすべて、ケントママが普通の布で作った普通の衣装。
もちろんデザインもケントママ。
コスチュームが破れたり燃えたりしないのは、スーパーマンの肉体が発するエネルギーが
身体に密着しているものを保護しているから。
だからスーパーマンのコスチュームだけでなく、普段着ている衣服もなかなか破れない。
これが現在の公式設定。

718 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/05(水) 09:26:53 ID:VL1cXG7i]
スーパーマソむちゃくちゃやな

719 名前:名無シネマさん [2006/07/05(水) 12:48:54 ID:wYzdCF69]
>>715
何と!!そーでしたか。学生時代一生懸命覚えた知識が全く役にたたんではないか!
んじゃ、やっぱスーパーマン、コスプレする意味無いじゃん。
あ、メガネの設定はまだ生きてます?
ついでに教えて欲しいんですが、スーパーマンのマントの中にポケットがあって、
普段着を圧縮して入れてるって設定も無しですか?それはそれで、服代かかって
しょーがないと思うんすけど。

720 名前:717 mailto:sage [2006/07/05(水) 13:09:27 ID:B20tiL/n]
>>719
これ以上はスレ違いなので、この板の「アメコミ原作映画を語ろう」スレでやりましょう。



721 名前:名無シネマさん [2006/07/05(水) 13:14:12 ID:wYzdCF69]
>>720
らじゃ

722 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/05(水) 13:23:20 ID:90tolk46]
ようつべで「ノストラダムスの大予言」のダイジェスト
みたいなのを見たんだが、特撮があまりにも素晴らしくて
これがお蔵いりなんてもったいない! と思ったよ。
ミサイルが次々に発射されていく場面なんか凄い迫力だった。

特撮って誰だったの?
やっぱり円谷さん?

723 名前:722 mailto:sage [2006/07/05(水) 15:12:18 ID:2Lj0pgvA]
自己解決しました。
中野昭慶 さんでした。


724 名前:名無シネマさん [2006/07/05(水) 22:04:58 ID:wYzdCF69]
日本のVFX技術は、アメリカに及ばないってのは納得できるけど、
リメイクスーパーマンVSリメイクウルトラマン見比べると、なぜかウルトラマン
の方が迫力ある。これもやっぱ演出の差?予算的にはウルトラマン、スーパーマン
の1/20位?でしょ。
あと、ガメラなんかPentiumVマシーンだけ使って、あの集団レギオン、3のギャオス
の群れ造ったんでしょ?
今度からアメコミ映画化するときは日本に外注すれば?って感じ。

725 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/05(水) 23:48:17 ID:B20tiL/n]
>>724
それは我々の意識にウルトラマンの勇姿が刻みこまれていて、
より心に響くからではないでしょうか。

726 名前:名無シネマさん [2006/07/06(木) 00:19:59 ID:uJBEsI8G]
個人的にはILMやDDのVFXでチャウ・シンチーにドラゴン・ボールを撮ってもらいたい。
 VFXを使って迫力のある映像を作れるのはシンチーが世界一だと思う。

727 名前:名無シネマさん [2006/07/06(木) 00:49:48 ID:ePOIsepr]
>>725
うん、それは確かにあるかも。
でも、中学生の頃から、スターログショップや個人輸入でアメコミ買って読みまくって
た自分から言うと、やはり今度のリメイクスーパーマン、最悪。
ヒーロー物共通に言える事だけど、やっぱ、ヒーローに匹敵、もしくはヒーローを
上回る位の、魅力的な敵が出ないと、燃えられないよ。
その点、ウルトラマンやガメラには、ヒーローと同等、もしくはヒーローを上回る
かも。って敵が出てくる点が、今回のスーパーマンと決定的に違う点。
2のクリプトン3悪人以上の能力を持った敵が出ないと、やっぱスーパーマン、もう
見る気しないな。

728 名前:名無シネマさん [2006/07/06(木) 01:41:27 ID:uJBEsI8G]
話は脱線するけれど、昔のスーパーマン(リーヴ版)のスーパーマンの合成撮影はどうやっていたの?
 オプチカルではブルースクリーンが専門だけれど、コスチュームはブルーだからブルースクリーンは使えないので、知っている人がいたら教えてください。

729 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/06(木) 02:15:58 ID:gLwK/q5a]
>>728
主体となっているのはフロント・プロジェクション。
『2001年宇宙の旅』の頃からお馴染みの手法だが、『スーパーマン』では
背景を投影するプロジェクターと、撮影用のカメラのズーム・レンズが連動するシステムが使われた。
カメラがズーム・インするとプロジェクターもズーム・インする。
これによってスクリーン前に吊られているスーパーマンが動かなくても
擬似的なモーションをスーパーマンに与える事が出来る。
背景が固定したままなのに、スーパーマンだけがズーム・インされるわけね。
カメラ方向にビューンと飛んでくるスーパーマンとかはこういう手法で撮影された。
カメラとスーパーマンの位置関係は変わらず、あくまでも擬似的なモーションなので
『スターウォーズ』のスター・デストロイヤーが頭上を通過していくような接近感は生まれない。
あの映画のこの手法で撮られたカットのスーパーマンが何となく平面的な感じを与えるのはこのため。

それからミニチュアのスーパーマンや一部のライブ・アクションはブルーバックで撮られている。
この時のスーパーマンのコスチュームには、かなりグリーン成分の多い青が使われ
ブルーバックの前でも青濃度に違いが生まれるようになっている。
マスク作成の後の合成の時にマゼンタのフィルターを通して緑っぽいコスチュームの色を補正。
最近のDVDではわからないが、昔のビデオやLDでは色のバランスに無理が生じて
どこでブルーバック合成が使われているか、気を付けてみていれば判別できた。
「青濃度に違い」とは言っても見た目にはかなり青っぽいので、バックとの青濃度の差が生まれにくく
これを抜くためバックの青を厳密に均等にせねばならなかったので、非常に難しい撮影だったとの事。

730 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/06(木) 08:18:49 ID:tcwypwy8]
( ´・∀・`) ヘー



731 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/06(木) 19:30:52 ID:tGS0+i3Q]
>>729
えらい昔の話をしってますな!


732 名前:名無シネマさん [2006/07/06(木) 20:20:08 ID:5OGTm7zS]
>>729
昔のスーパーマン、昼間に飛んでるシーン結構あったのに、これだけVFX技術が
発達した今、なんでリターンズの飛行シーンって殆ど夜なんだろ?ミサイル追っ
かけシーンなんか、すんげー好きだったんだけどなぁ。
あと、スーパーガールの「バレエ飛行」って、ワイヤー?映画自体はともかく、あの
シーン、めっちゃ好きっす。

733 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/06(木) 21:02:02 ID:TPn4k6X9]
>>732
ワイヤーで吊っている映像をテレビで見ました
映画雑誌に「身体に食い込んで痛かった」と本人の談

734 名前:名無シネマさん [2006/07/06(木) 21:12:11 ID:zwqbeh+1]
>>733
サンクス! でもあの時代にあれだけのワイヤーワーク出来たってのが凄いな。
最近、ワイヤーワークって全部、香港発祥みたいに語られてるからな。

735 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/06(木) 21:15:00 ID:JuzodJhK]
>>732
フロント・プロジェクションは、
理論的にマスクがはみ出さない・・・と言うかマスクを使用しないので
結構自然な合成が出来ます。
欠点としてはカメラワーク、照明に制限があったり、
背景がボケ気味になります。
また、デカイ映写機とカメラが連動するので、結構大掛かりな撮影でもあったようです。
旧スーパーマンの場合は、背景が雲の上や摩天楼などが多いので
背景がボケていてもさほど気にならなかったのではないかと。
93年のハリソン版「逃亡者」の衝突した列車から飛び降りるシーンでも
ミニチュアの列車とスタントマンをフロントプロジェクションで合成してます。
新スーパーマンの場合は技術的な問題ではなく、演出上の問題ではないかと・・・。


736 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/06(木) 22:04:05 ID:xXwv42qT]
話題変えてすまんが
カーズ観てきた。
とうとうここまで来たかという感動と
改めて自分の日々の仕事とのギャップに愕然とさせられるよ

アニメーション、質感........etc
全て良かったけど、特に背景の出来は素晴らしかった。



737 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/06(木) 22:07:22 ID:yrZhJICd]
今日やってたアップルストアの講演で知ったけど、ああいうCGアニメでも結構マットペイント(っつーか
2D背景画)使ってるんだね。
カーズだと背景の山や滝のあたりから眺める景色、あと冒頭のハイウェイは殆どマットペイントらしい(
標識なんかは、レイヤー別にして処理しているとのこと)。

738 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/06(木) 22:28:14 ID:LCLdONF6]
トイストーリー2までは遠景もご丁寧に3Dで作ってたらしいけど、流石に効率が
悪いと思ったのかモンスターズインクからはカメラムーブの無いようなシーン
(工場の遠景とか)は2Dで済ませてるらしい
昔はマットペイントったら全部2Dだったけど、今は3Dでの処理も3Dマットって
呼ばれてるんで、今日の講演も2D、3D一緒くたになってたね

昔ルーカスの元にいた人だけあってマットペイントの説明にILMのロビーに飾ってある
ダイハード2の写真使ってた
>背景の山
ディスプレイスメントマップが云々って言ってたから大まかな部分は3Dなんじゃないかな?

739 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/07(金) 02:02:32 ID:ZkccU3kY]
上杉さんの講演?

740 名前:名無シネマさん [2006/07/07(金) 03:00:18 ID:3YKqxG0q]
上杉裕世さんILMを辞めたの?



741 名前:名無シネマさん [2006/07/07(金) 13:06:34 ID:xDOKRSlB]
上杉さんじゃないよ 彼の講演は↓の時行ったけど、もの凄い人の数だった
www.toyspress.co.jp/cinefex/meet/yusei/yusei1.html

↓の人 Paul Topolos
www.imdb.com/name/nm0867707/

742 名前:名無シネマさん [2006/07/08(土) 02:35:32 ID:HB6ooyhf]
良かった、上杉さんはこれからもILMで活躍してほしい。

シネフェックス日本語版が休刊して、英語が読めない私は現在のハリウッドのVFX業界の様子が良くわかりません。
日本語で解る本や、サイトはありますか?

743 名前:名無シネマさん [2006/07/09(日) 03:32:34 ID:+XIR5OQF]
M:I:Vを見た。上海のビルのアクションはVFXを駆使したジャッキー・チェンのアクションを目指したものと見ている。
 でも、30代のジャッキーだったらあのくらいのスタントアクションは出来ただろうな。
 ILMがいくらがんばっても生のアクションには敵わないか。

744 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/09(日) 03:47:08 ID:RkTYDbjP]
>742
そういや他のこのスレの住人とかはどうしてるんだろ? 自分は英語版のCINEFEX斜め読みだけど無理して読んでるけど
日本語だと「STARLOG」のVFX ANALYSIS ENGINEとか、たまに(今月がそうだけど)CG WORLD>www.wgn.co.jp/cgw/
で映画の特集やってたりするの読んでるぐらいかな

745 名前:名無シネマさん [2006/07/09(日) 04:06:09 ID:+XIR5OQF]
>>744様
 ありがとうございました。リンク先のCG WORLDを読んでみます。
 個人的には日本語版シネフェックスの休刊は痛い。英語が全然読めないもので。トホホ。

746 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/09(日) 05:45:50 ID:HAp1p9BF]
>745

何言ってんだ!
復刊したばかりだぞ!

www.cinefex.jp/

747 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/09(日) 06:14:34 ID:RtuyEIvG]
>>746
しっ知らなかった!!!
早速、年間購読を申し込みました!
情報サンクス。

『キングコング』も良いけど、『Ep.III』の記事もお願いっ!

748 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/09(日) 07:54:45 ID:8u4cSw2g]
>>746
復活したんだ! びっくり


749 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/09(日) 08:40:52 ID:hz85l42N]
バンダイ→トイズプレス→ボーンデジタルと出版社を
変えて続くなんて、なかなかしぶといね。

750 名前:名無シネマさん [2006/07/09(日) 09:25:42 ID:+XIR5OQF]
>>746
 ありがとうございました! しかし、知らない間にまた出版社を変えて復活していたとは。
 今度こそ休刊しないでほしいものです。



751 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/09(日) 11:15:13 ID:HAp1p9BF]
ここの面々が知らなかったなんて
シネフェックス告知してるのか??

かく言う俺も、先月たまたまトイズプレスのバックナンバーと
本家のサイトを比較検索しててたまたま見つけたんだけどさ。


752 名前:名無シネマさん [2006/07/09(日) 11:30:34 ID:+XIR5OQF]
>>751
 確かにシネフェックスは告知は十分していませんね。バンダイ版、トイズプレス版も売れ行きが今ひとつでした。本国ではちゃんと継続しているのに。
 sprocket.eek.jp/month2004Feb3.htmlも書いてあるとおり、トイズ版は記事の書き方に問題がありました。
 ボーンデジタル版はそれが改善されてるといいですが…

753 名前:名無シネマさん [2006/07/09(日) 12:09:26 ID:RkTYDbjP]
おー情報THX! 初号無料の7/20前で良かった〜 早速自分も申し込んだよ
でもトイズ版といい何で一般の本屋で扱わないんだろね?

>ボーンデジタル版はそれが改善されてるといいですが…
基本的には英語の翻訳版なのでそっちで専門用語使ってたら無理して訳すより
そのまま載ってくれた方が調べるにはまだマシなんだけど、思えばCG技術系の
記事が増えだしてから専門用語が多くなったんだよな 編集側もその辺、意識は
してたのか専門用語とか基本的な事を解説した別冊か小冊子を出したいって
書いてはあったけど結局廃刊になっちゃったし… 今度のボンデジ版は他にも
CGの専門書いっぱい出してるトコだから実現すればいいけど

あとは最後のトイズ版と今回の新創刊までの狭間に出たEp3他、VFXが目玉の
映画が特集号(www.cinefex.com/store/backs.html の96〜103)の分は
後追いでどの程度フォローしてくれるのか気になる

754 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/09(日) 12:33:09 ID:hz85l42N]
某blogより引用。プロモーションがメインって、あんまり志が高く無いねえ。すぐ廃刊しそうだよ。


S「いやあー、実はですね、今度ウチの会社でcinefex出版することになったんですよー」
私「ええーっ、マジっすかー、商売になんないでしょう」
S「雑誌だと商売にならないから、プロモーションで取引先に配るのをメインにするんですよ」
私「でも、cinefexって業界関係者だけじゃなく、一般の映画ファンにも人気高かったから、売ってくれって要求結構来ると思いますよー」
S「一般の人には、Webで販売しようと思っているんですよ。書店売りはきついんで」

755 名前:無シネマ@上映中 [2006/07/09(日) 14:59:35 ID:+XIR5OQF]
>>753
 確かにトイズプレス版はマトリロで終わっていますから、マトレボ、デイ・アフター・トゥモロー、アイ、ロボット、ステルス、ハリポタシリーズ、ロードシリーズ、SW−EP3などのフォローを出してほしいです。
 書店の発売は採算が取れないということでしょうか?

756 名前:無シネマ@上映中 [2006/07/09(日) 15:25:25 ID:+XIR5OQF]
個人的にはボーンデジタル版シネフェックスは日本語版オリジナルの企画として、大口孝之さんの解説や連載を載せてくれると嬉しいし、大口氏の情報は面白い。
 バンダイ版、トイズ版と同じつくりだとすぐ休刊してしまうので、そこら辺をがんばってほしい。

757 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/09(日) 15:56:07 ID:HAp1p9BF]
cinefex創刊号手元にあるけど
まあ翻訳だからボーンデジタルがどうこう関係なく
DVD映像特典に比べてビジュアル面で見劣りするのはしょうがないね。
そう言う意味では時代を感じるなあ。

あとSWEP3って、これじゃ駄目なの?
www.amazon.co.jp/gp/product/4789725626/

758 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/09(日) 16:23:50 ID:RkTYDbjP]
>ビジュアル面で見劣り
本元の米版CINEFEXからして最近は映画の1シーンのスチルそのまま載せてるだけって事が多いからなー
昔のアナログで撮ってた頃と比べてデジタル全盛になってからは全部モニタの中だけで済んじゃってるので
画的に面白くないのは分かるけど、それでもアニマティクスや製作途中のワイヤーフレームとかテスト映像
なんかを画面撮りでもいいから載せて欲しいよ イメージボード〜完成映像まで少しずつ出来上がってくのは
見てて楽しいし、オペレーションしてる写真からでも使ってるマシンやソフトが何なのか分かって面白い
最近はキングコングやスーパーマンRの製作日記webで公開したりメイキングDVDを別売りしてる位だから
素材はある訳だし、DVDに収録する前にスチルでいいから提供して欲しいなー

759 名前:名無シネマさん [2006/07/09(日) 16:36:11 ID:+XIR5OQF]
>>758
 トイズ版シネフェックスを読んでいるときから思っていたことだけれど、確かに本編の写真と解説文だけでは良くわからないところが多い。アニマティックス(プリピズ)やVFX製作のプロセスと連動した解説があると助かります。
 758さんの言うとおり、そこまで作ってほしいですね。

760 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/10(月) 01:58:57 ID:/hr537ix]
アプライエンスメイクやアニマトロニクス好きな俺は
トイズ版T2、JP、フランケンシュタインあたり以降
面白い特集号がなかなか・・・。


趣味が時代遅れになっちゃったな。



761 名前:名無シネマさん [2006/07/10(月) 05:04:06 ID:enATJ/YL]
シネフェっクスやめてメイクアップアーティストマガジンでいいんじゃ?

762 名前:名無シネマさん [2006/07/10(月) 18:32:38 ID:E0V9uIUL]
トイズ版が創刊されたときはエイリアン3特集でまだオプチカルVFXが残っていた。T2、JPもデジタルに移行していたけれど、ミニチュアやアニマトロニクスも多かった。
現在はそれがなくなったわけではないが、少なくなってしまったことは時代の流れですね。
 でも、AVPのようにデジタルを使用しながらインキャメラのFXを使う作品も出てきたのも事実です。ボーンデジタル版はそこを紹介してくれるか?

763 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/10(月) 19:04:52 ID:TfVs6HKX]
既出かな?

ttp://ascii24.com/news/i/keyp/article/2006/07/10/663337-000.html

764 名前:名無シネマさん [2006/07/10(月) 19:19:34 ID:E0V9uIUL]
シネフェックスの新しい復刊もいいが、英語VFXに詳しい人による、VFXプログは出来ないものだろうか?

765 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/10(月) 19:21:36 ID:RwB9/3L0]
>>763
GJ


766 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/11(火) 10:09:09 ID:xm3gqE9o]
あとこれも。
ttp://journal.mycom.co.jp/articles/2006/07/10/pixar/

767 名前:名無シネマさん [2006/07/11(火) 19:42:36 ID:XQQ0cAtQ]
www.sinsuke.com/blog/archives/001092.html
 これを読むとDDはマイケル・ベイが買収をしたのか!! ベイじゃな。
 個人的にはロン・ハワードにDDを買ってほしかった。

768 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/11(火) 19:49:00 ID:ExF/Q6xd]
>>767
そのベイが「トランスフォーマー」を映画化
かなりのCG大作らしい
gigazine.net/index.php?/news/comments/20060704_transformersmovie/

769 名前:名無シネマさん [2006/07/11(火) 19:55:56 ID:XQQ0cAtQ]
>>768
 トランス・フォーマーのVFXはILMか。次回作はDDになるのか。
 ベイだけでなく、デビッド・フィンチャーにもDDの経営権を持ってほしいものだ。

770 名前:名無シネマさん [2006/07/11(火) 20:06:45 ID:XQQ0cAtQ]
■しかし、キャメロンはなぜDDの権利を手放したのだろうか?
 詳しい理由を知っている方、教えてください。



771 名前:名無シネマさん [2006/07/13(木) 00:31:18 ID:hi1UTrEH]
■また、話を脱線させて申し訳ないが、Vフォー・ヴェンデッタのラストシーン、ミニチュアによる爆発は迫力があった。将来CGであそこまで表現できることが出来るだろうか?

772 名前:名無シネマさん [2006/07/13(木) 06:17:06 ID:9W4rhdM+]
炎や爆煙はCGのみでもけっこうイイ感じのトコまできてるけど、爆発によって壊される破片とかは今のCG技術だと
先に粉々になった状態にしてやって、それを四方八方に吹き飛ばす方法なので、もっとコンピューターの処理速度が
上がれば爆風の威力によって壊される物質の特性や壊れ方の違い(木は裂け、鉄は曲がる)なども本当にシミュレート
もしくは近いかたちのサンプリングが出来るようになるだろうから、そうなれば少しはリアリティも増すのかも?
でも、そこまでしてCGに拘る必要がなければミニチュア爆発させた方が早いし安上がりなんだよな…

キャメロンが今、製作中のアバターと銃夢は主人公とかCGでやるって噂だけどDD使わずにどうする気なんだろ?
まさかILMやWETA各社にCG人間のサンプルをプレゼンさせて競い合わせるとか?
毎作VFXでは型破りな事したキャメロンの事だし、ついにCG人間が不気味の谷を越えられるのか興味あるなー

今日、ボンデジ版CINEFEXの1号届いたよ 郵便受けに無理やり押し込まれてたから曲がりきっちゃってるけど…orz

773 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/13(木) 14:41:48 ID:OtEK4Bnl]
爆発が完璧なCGってないよねえ・・・

人間がジャンプしたり宙返りするのも
すぐにCGとわかってしまうが、爆発の場合も
破片の落下速度や飛び散るタイミングなどと同じような
ものかもしれない。

774 名前:名無シネマさん [2006/07/13(木) 18:43:37 ID:Cw/0EhEC]
>>773
人間のジャンプや宙返りはやはり香港お得意のワイヤーの方が何か優雅って気がしてる。


775 名前:名無シネマさん [2006/07/13(木) 19:01:30 ID:b83takbY]
宇宙戦争のトライポッドのCGはすごくない?

776 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/13(木) 19:18:28 ID:kAbax8be]
トライポッドより車の長回し1カットがスゴイと思った

777 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/13(木) 19:18:29 ID:Jz73O5oz]
>>773
炎ってCGで作りやすいはずなのに何でだろうね?

778 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/13(木) 19:26:36 ID:WL26Dzl1]
「宇宙戦争」はダコタ・ファニングの老けっぷりが凄かった
どんな特撮もかすんでしまう

779 名前:名無シネマさん [2006/07/13(木) 19:27:25 ID:8VQlLG1k]
>>778
ロリうぜぇ

780 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/13(木) 19:30:42 ID:4yTeZPVc]
>>777
炎は最近になってやっとマシになってきたが、まだまだ難しい部類。



781 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/13(木) 19:37:18 ID:G3rOyrGV]
>>772

それで思い出したけど 日本沈没でビルが壊れるシーンはCG ミニチュアなどの組み合わせだそうだ
このシーンだけは ハリウッド 顔負け

782 名前:名無シネマさん [2006/07/13(木) 19:49:18 ID:kwldPj0g]
ミニチュア特撮は、日本のお家芸だよね。

783 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/13(木) 20:09:41 ID:NX1xEtrg]
ここでも案外、CGだと思った爆発が、CGじゃなかったなんてこともあったりして。
つか、コンピュータ上で作った爆発は、すぐにそれと分かっても、
実際の爆発を素材にしてCGで補正・加工した爆発なんか、結構あっても
判別できなかったりするんじゃないかな。

コンピュータで水の流れをシミュレートする研究って、わりと聞くけど、
炎の動きを作る研究って、なさそうな気がする(消防庁くらいならやってる?)

784 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/13(木) 20:13:56 ID:0df8+Qk5]
炎や爆発は実写素材で合成がベスト

785 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/13(木) 20:56:51 ID:/0nuh+mR]
煙の表現は見事だよね。
ダンテズピークの山を遠くから望むシーンの
噴煙なんか本物みたいに凄かった。

786 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/13(木) 21:03:26 ID:wiuHCE0N]
スターウォーズep1のセブルバのポッドのエンジン破壊シーンはフルCGだよね。

787 名前:名無シネマさん [2006/07/13(木) 22:13:09 ID:oOehG+Ry]
>>781
どこが顔負けなんだよ 全くいい加減なこと言うな

788 名前:名無シネマさん [2006/07/13(木) 22:26:28 ID:Tz3v1MSl]
>>786
F1を参考にしたっていってたな。


789 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/14(金) 10:03:58 ID:9vRr+eg2]
>>783
.>炎の動きを作る研究って、なさそうな気がする
いやいや、ちゃんと炎の動きをシミュレートする
研究は盛んに行われてますよ。
炎にもいろいろな種類がありますから、その動きを
知ることは災害救助において大変役に立つわけです。


790 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/14(金) 17:45:11 ID:OJ8RxHd9]
>>786
あれは良かったね。でも爆発とは違う動きだから
表現の仕方がちょっと違うかもしれない。

Ep1といえば、冒頭のオビワンとクワイガンを乗せてきた
船が破壊されるシーンはミニチュアだったな。



791 名前:名無シネマさん [2006/07/14(金) 19:02:49 ID:7Kjf03n4]
>789

あー、そうなんすかー。
災害映画で、水の動きをきちんと計算して作ったというアピールは
わりと聞くけど、炎では聞かなかったので。宣伝されないだけなのか、
あくまで映画への応用はされてないのか。

ちなみに、気になるのはマトリックス・リローデッドの、詰め所に
バイクで突っ込む爆発のシーン。
きれいに炎が八方へ伸びるのが、リアルじゃありえないと思いつつ、
案外ほんとにやってるんじゃないかとも思いつつ。
メイキング見てないんで知らないけど。

792 名前:まだ1000も切ってないけど [2006/07/15(土) 00:55:12 ID:JrjhxjdV]
これ が出来ていたので下記のスレを次スレにしたらどうかな?
 ↓
【カテゴリー】特撮技術の話【タイプ】
tv8.2ch.net/test/read.cgi/movie/1152724684/

793 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/15(土) 01:58:07 ID:WCOXF2Ty]
フルCGレンダ物はこちらとか。

フル3DCG映画総合スレ
tv8.2ch.net/test/read.cgi/movie/1139725230/

794 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/15(土) 10:20:31 ID:gVmAYd20]
なぜ重複スレと過疎スレをわざわざ紹介するのか
カテゴリ分けする意味もワカラン

795 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/15(土) 11:42:17 ID:rXumLKli]
そのへんの考えは人それぞれ

796 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/15(土) 23:14:38 ID:FfO9Sezw]
日本沈没でアルマゲドンのパリの破壊シーンとそっくりなカットがありましたね。
(遠くで爆発が起こり、手前に向かって次々と爆発が連鎖する)
一見CGに見えるこのカット、実際にセットを組んで爆発させているらしいです

797 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/16(日) 00:30:10 ID:fm50fF96]
GAINAX 系の監督なんだから、逆に、いかにもチャチな特撮なのに実はCG! とか
やってほしかったw
地割れは光るとか。

798 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/16(日) 07:39:41 ID:EP42SwMf]
>>797

監督が言うには CGよりも模型?の方がいいらしい
現物があるほうがよいと

799 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/16(日) 10:57:05 ID:6RELRFzP]
崩壊した国会議事堂もデジタルマットかと思いきやミニチュアだった。
日本沈没は特撮的におもしろいシーン満載で満足した。

しかし、日本では専門でマットアートを描ける人はあまりいないのでは
なかろうか?ガメラ3では美術学校の学生を呼んできて描いてもらったと言っていたし。


800 名前:名無シネマさん [2006/07/16(日) 15:50:31 ID:1eXUVr4Q]
マットペイティングが書ける人は、上杉裕世さんのようにアメリカへ言ってしまうのでは?



801 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/16(日) 16:01:42 ID:XOZmJwvI]
>>799
今回は新海氏のアニメの美術監督やってた方がマットアート担当されたそうですね

802 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/16(日) 16:05:45 ID:XOZmJwvI]
>>797
中野フラッシュってやつ?w

803 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/16(日) 17:02:29 ID:DpD+II3C]
マットペイントはムズイよ
一から作るのは当たり前だが写真ベースならレタッチの技術も必要だしね
世界的に見ても人材足りてないんじゃね?
でも林さんだっけ?みたいに日本でやってる有名なのも居るから金ありゃなんとかやれん事も無いだろ

804 名前:名無シネマさん [2006/07/16(日) 17:27:52 ID:9pXyX4pt]
>>802 特研だろ。



805 名前:名無シネマさん [2006/07/16(日) 17:36:07 ID:1eXUVr4Q]
マットペイントの不思議なところは写実的なペイントよりも、一見リアルに見えないペイントのほうが画面の合成ではリアルに見えるところ。
 最近のハリウッドではデジタル写真を加工するのもあるが、日本ではそのようなノウハウとインフラもないというのも大きいと思う。

806 名前:名無シネマさん [2006/07/16(日) 17:40:05 ID:1eXUVr4Q]
それと、感心したのが地割れで引き込まれる人々がちゃんと再現されていたこと。
 デジタルスタントマンを使っていると思われるが……

807 名前:名無シネマさん [2006/07/16(日) 18:53:23 ID:Y8+DZIo3]
>>805
人間は輝度や彩度の目立つ所、ディティールの細かい所に注目した後
全体像をぼんやりと眺めるって順番で物を見るから、そこらへんを注意して描くわけよ。
ハリウッド映画は1カット3秒くらいで切り替わっちゃうからそれで十分なんだね。
多少長めのカットだとカメラワークつけたり手前に役者合成してそちらに注目させるようにしたり、よく工夫してる。

逆に邦画はデーンとカメラ置いて10秒長まわしなんて多かったりするから、アラが目立つ。

808 名前:名無シネマさん [2006/07/16(日) 19:19:28 ID:1eXUVr4Q]
>>807
 教えてくださってありがとうございました。確かにハリウッドの映画でデジタル以前のマットペイントはそう長く映してはいませんね。
 ミニチュアワークもそうだけれど、日本は意外と長く見せる習性があるみたいですね。

809 名前:名無シネマさん [2006/07/17(月) 12:33:46 ID:K5lY5SNB]
>>807
昔の東宝の円谷特撮なんてそんな感じだね。
古い映画だけど、「太平洋奇跡の作戦キスカ」ってのが
特撮の粗を見せないようにがんばっている気がした。

810 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/17(月) 17:42:29 ID:IvLrm7G9]
こないだ、成瀬巳喜男の「浮雲」観たけど、冒頭の南方の島
での遠景もマットアートのようだった。
ロケは多分日本国内。




811 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/17(月) 22:25:12 ID:LsImGkyY]
めっちゃ、初心者な質問でスマソ。
結局、スパイ大作戦や、ルパンみたいな完璧な変装ってむりなん?
特殊メイクの世界ってラテックス以降、ブレークスルーみたいのないのん?
M.I.1ではトムがマジでラテックス変装してたけど、f/xの時からレベル変わってない
あまりにも不自然な顔に萎えたし。
人工皮膚とか、医療分野と共同で、もっと皮膚感のある素材できてほしいな。
それとも、闇の社会では、全く別人になる変装法、実用化されてるが、ひたすら隠し
続けてるってインボー?

812 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/17(月) 22:50:28 ID:IvLrm7G9]
つ「星の王子ニューヨークへ行く」

813 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/17(月) 22:58:13 ID:LsImGkyY]
あ、そいえばエディ・マーフィはその前にも、特殊メイクで白人に化けて街に出るってな
ギャグ(最近、おなじよな事集団でやってたのあったが、詳細忘れた。)やってたな。
でも、やっぱ、ダークマンみたいな技術の開発、あってもいいと思うんだが。


814 名前:名無シネマさん [2006/07/18(火) 01:44:05 ID:BCLeLKjt]
完全に実際いる人間と同じ顔に変装は無理でしょう。
施される側の骨格等、結局は顔の上に重ねていくものだからね。
素材もシリコーンやフォームドゼラチンなど透明感ある素材もありますが、
映画などの現場の融通利くのはフォームラバーがいいのでしょう。
 本人からあまり離れない程度の変装なら、まれに成功しているのもありますね。
もちろんそこにはモデルの演技力も重要ですが。


815 名前:名無シネマさん [2006/07/18(火) 02:52:43 ID:m6sQ9jlF]
特殊メイクで
黒人⇒白人
白人⇒黒人
にして周囲の反応を見る番組

www.fxnetworks.com/shows/originals/blackwhite/main.html

816 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/18(火) 09:31:55 ID:p1sQh2zz]
女が化粧だけでいかに化けるかは、
はっきりいって特殊メイクより驚異的だったり
することがある。

817 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/18(火) 21:28:13 ID:5eeKMCMN]
>>814-816
サンクスです。うーむ、やはりスパイ大作戦はムリなのか・・・・・・
例えば、M.I.1でトムクルがやってたマジ変装なんかは、現在の「顔認証システム」
なんかでは、やはり判別されてしまうのかな?
いや、別に国際指名手配されてる身でも何でも無いんだけど、やっぱ「変装」って
なんか、スパイごころ(笑)くすぐられないっすか?
もちろん、映画や何かでやってる変装って、生で見たら、皮膚感とかメッチャ
違和感あるのは知ってるけど、医療用人工皮膚ってのもそんなにまだ進んでない
のかなぁ?
>>816
確かに芸能人には上記認証システムでさえ判別できかねるタレント、大量に居そう
だな。飯島愛なんかは既にネタ扱いだし・・・・・・
こだわるようだけど、上記黒人、白人メイクの人達まで同一人物と判定できるんだろーな。
「認証システム」。ま、我々黄色人種が白黒人に化けても、骨格違うもんね。

あーーーー。世界で唯一ニンショウシステム突破できそな人、思い浮かんだ。
MJ!

818 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/18(火) 21:47:36 ID:fB8w/pVb]
M:i:IIIで出てきた、顔写真からおこしたCGデータを元にフォーム・ラテックス?の
周りをぐるぐる回って覆面を削リ出す機械 デザインはシド・ミード

819 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/18(火) 22:09:31 ID:Dn/E89dX]
>>817
漏れの知る限りでは 医療用人工皮膚というのは火傷した
患者に貼り付けるやつで、ものすごく薄くて半透明でぬれているやつだぞ






820 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/18(火) 22:15:16 ID:j2GwBAra]
>>819
いや、それは知ってる。漏れも派手に事故って皮膚移植やらなんやらしたから。
ただ、その技術を一歩進めりゃ、ダークマン風人工皮膚できんのかな?
とか、モーソーした訳だ。
某A国ではマジで透明化コートとか研究してっから、そっち方面も軍事技術絡みで
なんか、ねーのかなぁ。



821 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/18(火) 23:17:49 ID:T+Z9/nLm]
>>817
「羊たちの沈黙」のレクタ−博士がやった方法なら
確実に認証システム通ると思うぞ

822 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/18(火) 23:35:33 ID:B/mWbhck]
皮下組織の上に乗ってるから潤いが保てる訳で
表皮の上に乗っけても生体組織が生きる事は出来ませんがな。
まず己の皮膚を引っぺがしてやる事が必要になるのでは。

映画でそこまでやる俳優居たら恐いぞー。

823 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/18(火) 23:41:28 ID:QeN3Cbf8]
某キタのエライ人はドエライ映画好きらしーから、命令されたらやらざるを得んな。
俳優さんってエライ!

824 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/19(水) 00:08:29 ID:UBsj6xU8]
>>811
人によっては「凄い革新だ!」と思うかもしれないし
「そんなに革新でもないだろ」と思うかも知れないが
やはりコンピューターテクノロジーの恩恵を受けた進化もあったりする。

顕著な例としてダミーヘッドを作る場合を挙げるけど。
昔はシュワちゃんのダミーヘッドを作る場合、シュワちゃんを呼んできて
仰向けに寝かせて本人の顔から直にモールドを作っていた。
本来は本人の顔を型取りしているので、本人とソックリになる筈なんだけど
実際にはそうはならない場合の方が多かった。
何でかって言うと、型取りをする素材を本人の顔の上に乗せると
顔が素材の重みで歪んでしまうのね。
要するにこの場合モールドで取れるのは「型取り素材の重量で変形したシュワちゃんの顔」
のモールドでしかなかったわけ。なのでT2に出てくるシュワちゃんのダミーは
撮り方が上手い+本人がダミーの演技に合わせて演技してくれたお陰で
かなり似て見えるたけど、メイキングなどでジックリ見るとそんなに似ていない。

今は人間の顔から3DCGモデルを作る要領でレーザースキャンし
GCソフトの上で手を加えた後に機械的に削り出して、そこからモールドを作ったりしている。
最近は本人に似ているダミーヘッドが増えたのはこういう技術を使っているからなのですね。
だけど、この技術で細かい人間の顔の皺などまでスキャン出来るかどうかは不明。
別に「本人に似せる」という使命のない特殊メイクの分野ではあまり必要がないかも知れない。

825 名前:名無シネマさん [2006/07/19(水) 01:02:02 ID:FPhmPIx0]
まだ映画の中で人間一人に対してデジタルスキャンでダミーヘッド作る予算はないでしょう。 
以前より値段は下がったとはいえ、キャスティング素材に置き換えるためのモールド作り、
細かい皮膚のテクスチャなど結局は人の感性に頼ってしまう。
まぁ、まったく寸分たがわずコピーできても似ないでしょうね。
人間の動きの中の一部分を切り取るわけですから。 アレンジやキャラクター付けは必要になるでしょうね。

トライスター版ゴジラやAVPのクイーンなどスキャンデータで大型モデルを作っていますが、
細部は直しがいれられてますね。


826 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/19(水) 01:33:08 ID:LjfBwxmg]
シュワちゃんのダミーもアップに耐えられないので
5倍ぐらいに拡大したダミーヘッドで撮影していたよ。
このぐらいでやっとディティールが本物並みになるらしい

827 名前:名無シネマさん [2006/07/19(水) 02:40:40 ID:fwb+QAYF]
>>826様
 5倍に拡大されたシュワルツェネッガーのダミーヘッドは『トータルリコール』のものでしょうか?
 T2 T3はメイキングは本物と大きさは変わらないので、そこら辺を知りたいので質問しました。

828 名前:名無シネマさん [2006/07/19(水) 02:55:51 ID:FPhmPIx0]
T2の目元部分だけのダミーのことでしょう。
鼻の部分とか極端にパースがついてるヤツですね。

ただこれは一から彫刻されたものですね。


829 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/19(水) 22:36:15 ID:E/5cbC9Q]
>>822

なんかそんな映画が、あったような
犯人と刑事の顔が入れ替わるやつ
フェイス・オフだったけ


830 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/20(木) 07:37:39 ID:j4pAMXBF]
>>828
歯車に挟まれたシュワの目の光が消えていくシーン用だっけ。
スタン・ウィンストンスタジオのホールにまだ飾ってあったっけ?



831 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/20(木) 11:37:52 ID:88+Viwvp]
掃除してたら10年ぐらい前、新宿三越でやったハリウッドSFX展のチケットが出てきた
確か目玉でエイリアン2の実物大?マザー・エイリアンの模型飾ってた覚えがある
そういや昔は開発前の潮留でターミネーターのエンド・スケルトンや池袋サンシャイン60で
ロボコップのED209とか特撮好きにはたまらん展示イベントちょこ×2やってたんやな (´-`)

832 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/20(木) 11:46:05 ID:Q99wEs5d]
原宿のキディランドに、ロボコップスーツを
展示してた事もあったな。
スタント用とおぼしき汚いやつで、つま先が
普通の蝶番でとまってたのを覚えてる。

833 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/20(木) 14:24:42 ID:iv4FHmMQ]
>>831
その新宿三越も今はもう無い
SFX展もなくなっちゃったねえ。去年やってたスターウォーズ展も
面白いのは旧作のプロップばかり。新作は衣装とかならべてごまかして
いるかんじだった。

834 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/20(木) 15:03:54 ID:Q99wEs5d]
だって、デジタル化でモノ自体ないんだもん。w
クローン・トルーパーのアーマーすら、一着も
作ってないんだよ。

835 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/20(木) 15:37:36 ID:88+Viwvp]
このスレの住人が喜ぶストップモーションやモーションコントロール撮影用のミニチュアは
殆どCGに取って代わられちゃってるし、現物があったとしても監督にデザインのOKもらうための
プレゼン用のモックアップか爆破用に作られた物なので予備でも残ってない限り展示できないから
確かに面白みは半減してるけど、それでも役者が持つ小道具とか乗り物はちゃんと現物作ってるんで
SW展の新三部作モノでもポッドレースやジェダイ・スターファイターは充分見ごたえあったよ

836 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/20(木) 18:02:05 ID:I1NxpT5e]
そのテのものでは昔セゾン美術館でやったジョージ・ルーカス展が物凄かった記憶が。
サンシャインといえばスターシップ・トゥルーパーズの時には展望台で
フィル・ティペット展やってたよね。

837 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/20(木) 20:33:44 ID:poP9IIc/]
>>829
ふむ、あの映画では、本当にトラボルタがケイジの顔に、ケイジがトラボルタの顔
に整形して出演してたのだったな。










テス

838 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/21(金) 00:14:16 ID:pqV9onxP]
>834
いやでも、ミニチュア自体は旧三部作より多いと聞いたよーな……。
Ep1 のポッドレースのアリーナ席の観客が実は色を塗った綿棒で、下から風を送って動かす
仕組みになってるのは面白かった。

839 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/21(金) 00:15:41 ID:pqV9onxP]
あ、アリーナ席じゃないやスタンド席だ。

840 名前:名無のシネマさん [2006/07/21(金) 01:17:16 ID:P4EbqhOa]
質問します、SW・EP2のクローン・トルーパーはふるCGなのは知っていますが、EP3のクローン・トルーパーも100%CGキャラクターなのでしょうか?
 顔を出しているトルーパーもいるのでその点が区別がつきませんでした。



841 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/21(金) 01:38:45 ID:0t3V698V]
>838
EP1はまだそこまでフルCGでは無かった。
EP2以降は人間型もCGで出来るし、クロス(布)の表現力もあがったのでCG物量は増えているが
ロケセットのようなカメラワークだけでいけるものはミニチュアを組んでいる。
EP2で言うと処刑台のロケーションはミニチュアだが、そこに足されるエイリアンはCG。
EP3でもかなりCGに置き換わったけど、CGモデリング用のマケットは立体の実物を作っている。


842 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/21(金) 05:37:27 ID:w0v1g022]


843 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/21(金) 07:59:25 ID:Hglj87ND]
ローレライは、7m大の伊507のミニチュアを作ってモーコンで撮影したのに
それからテクスチャをとっただけで劇中に登場するのはすべてCGモデルだってね。

844 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/21(金) 08:01:00 ID:Hglj87ND]
あ、いや、7mもなかったか。3mくらいだっけ。

845 名前:名無シネマさん [2006/07/21(金) 16:37:19 ID:ZaJAn4IM]
>>843
確か数シーンだけ模型も使ってた気が

846 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/21(金) 21:57:01 ID:LSpALss4]
>>845
公開時に立ち読みしたメイキング本には、半分は模型って書いてあった記憶がある。

847 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/21(金) 23:51:27 ID:j8p31I5N]
>>840
EP3もクローン・トルーパーは全部CGキャラ。
顔を出しているやつも、CGの身体にテムエラ・モリソンの顔を
すげ替えている。

EP3でのミニチュアというと、ムスターファの景色がかなり
ミニチュアだったのが意外。

848 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/21(金) 23:51:34 ID:rXizZXya]
最初に、特殊メイクに関してカキコした者っすが、結局、周りにどれだけ不自然な
質感に見られようが、とくしゅめいく施した状態で、顔認証システムは、突破できるんでしょうか?
M.I.1のマジメイクトムクルは、トムクルと同一と判定される?
詳しい人、教えてくださいな。


849 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/22(土) 00:37:54 ID:KaH2wxAq]
こっちのスレ↓で聞いたが良くないか? 実際にやってる人もいるみたいだし
【CG全盛?】特殊メイクについて語るすれ
tv8.2ch.net/test/read.cgi/movie/1151110209/

850 名前:名無シネマさん [2006/07/22(土) 01:18:57 ID:b1gFbJxQ]
>>848
当初から気になってたけど貴方の言ってる「似てる」って
眼の虹彩認証とか静脈認証とか血液認証系の話だから、方法が違うんじゃねーか?



851 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/22(土) 04:31:42 ID:KaH2wxAq]
顔認証システムってもセンサーの前に立たせて網膜・虹彩など個別に生体認証するものから
空港などの交通機関で導入されてる監視カメラでの簡単な人物判別システムまでピンキリだけど
スパイ映画の話を出してるって事は最高レベルでの認証システムだと思うが、それだと全部の
チェックを一度にパスしないといけないわけだから特殊メイクレベルの変装ぐらいじゃ到底無理
ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E4%BD%93%E8%AA%8D%E8%A8%BC

一番簡単な監視カメラでの顔認証システムだと顔パーツのバランス等で識別するのが一般的だけど
これにしても色んな会社が開発してる訳で、その会社のシステムが何を基準に真偽を判断してるか?
又、その精度はどれくらいに設定されてるか?で違ってくる この手のシステムは、普通に人間が
目鼻口を見て似てる似てないを見分けるのではなく、普段気にしない耳の形なんかで判別してたり
するので、CCDの解像度や比較用テンプレートの判別ポイント押えてやれば、もしかしたら可能かも?
www.at-face.jp/qa/index.html

以前TVの特番でお母さんに似せて特殊メイクした本人を含む4人の中から、幼児にどれが本物か
当てさせる実験やってたけど、遠目では区別つけづらそうだったが近くに寄ったらモロバレしてたし

852 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/22(土) 13:20:11 ID:V3wnRvkR]
>>851
> 以前TVの特番でお母さんに似せて特殊メイクした本人を含む4人の中から、幼児にどれが本物か
> 当てさせる実験やってたけど、遠目では区別つけづらそうだったが近くに寄ったらモロバレしてたし

ぜんぜん スレとは関係ないけど、幼児は匂いでも母親の識別ができるらしい
それと おっぱいの香りもちゃんと識別できるようだ


853 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/22(土) 21:53:57 ID:gaviYtIt]
>>849-851
ありがとです。特殊メイクスレってあったんですね。行ってみます。
851さん、詳しい説明どーもです。いや、僕は認証システム自体さえあんまり
ハッキリ判って無いドシロートなもんで、なんとなくコンピュータ騙せたら
楽しいだろーな。ってなお気軽な気持ちで聞いてました。奥が深いものですなぁ。
ジャッカル(本物の方)や、誰だっけ、ロジャームーアのTVシリーズをリメイク
した何とかって映画の何とかって泥棒には、生き辛い世の中になったもんですね。

854 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/24(月) 17:57:56 ID:VUCOnBkA]
やっぱシリコンゴム製だとライティングによってはアップで見るとモロバレだなー
robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/07/21/93.html
(写真クリックすると拡大画像が見れる)

855 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/24(月) 23:56:16 ID:D66O14NY]
だって作ってるのココロだもん。

でもココロだったら実作業は岡田さんかな。

856 名前:名無シネマさん [2006/07/25(火) 02:08:38 ID:HEZnRQK4]
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマン・チェストだけど、ディビィ・ジョーンズは特殊メイクにCGをかぶせたVFXなのは理解できるけれど、海賊船もフルCGで描かれているの?
 ILMは船舶はポセイドンと同じようにフルCGで描く方向性に行っているようなので、それが知りたい。

857 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/25(火) 22:15:46 ID:k8+O+tZk]
あれ、このスレの過去ログに模型を沈めて引き上げて撮った話が書いてあったと思ったが・・・
無いな。どこで見たんだっけ。
パンフによれば、今回は船3つ作ったと書いてあったような。

858 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/25(火) 23:09:38 ID:cG0jfsUu]
スマソ、スーパーマンスレと重複になるのだが、自分なりに今回の「リターンズ」
の、「飛行感の無さ」を考えてみた。
今回のスーパーマン、殆ど直線にしか飛ばない。その点スパイディは全方向に
飛ぶ(糸引っ付ける)ので、かなり「飛んでる感」がでていると思ふ。
せめて、1のミサイル追撃シーンのような、起伏のあるパス描いて飛ばして欲しかった。
これって、監督の演出の問題?それともVFXチームの実力の問題?
ま、とにかくリターンズスーパーマンはスプラインパスの飛行さえ出来ないってことで、
皆、飛行感が感じられてないんだと思ふ。あんな直線的な飛行ぢゃ、「VISTA」や「BRYCE」
「TrueSpace」程度のローエンドCGソフトでも造れちゃうよう。
ただ、今回のVFXチームに任せると、LightWave,使おうが、MAX使おうが、MAYA使おうが、同じ結果になった
であろう事だけは確かだ。
次作(あるとしたら)、いっそAMIGA&VideoToasterで、前編作ってしまえ。

859 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/26(水) 01:12:13 ID:++4O/KiD]
ツールの問題じゃなくて
演出プランの問題じゃないの?

860 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/26(水) 12:57:28 ID:aGoef38Y]
自分も摩天楼ビル群の間をスーイスイっと飛んでいくように宮崎アニメみたいな飛翔感の
ある映像を期待してたが、そういうのは状況的に時間に余裕のある場合でないと使えない
ので、今回は殆どがピンチに駆けつける為に凄く急いでたシーンが多かったから、ああいう
直線的な動きばっかりになったんじゃないんかな?
個人的には「高いビルもひとっ跳び」して、まだ飛べなかった頃の初期のスーパーマン
ぐらい方が能力的には丁度良かったと思うが



861 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/27(木) 21:11:05 ID:hoMpzHtn]
確かに、あの頃は黄色い恒星が・・・・・・の設定無くって、単にクリプトンの重力が
地球より遥かに大きいって事で、ピョ〜ンピョ〜ン跳ねてたんだね。
>>859
確かに、演出プランの問題である事は判ってはいるんだけど、VFXチームの意地で
縦横無尽に飛び回るスーパーマン、ムリにでも入れてかったっす。

862 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/28(金) 00:20:39 ID:Ek2pAMHy]
>861
ひとつの映画に関わるVFXスタジオの数を考えれば
VFXチームの意地で勝手に演出プラン変えるのはまずいんじゃないか?
まあ、そう言う例も無くは無いけど。
まあ何にせよまだ公開されてないから観てもいないしなあ。


863 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/28(金) 22:03:59 ID:9tq2NIaP]
>>862
862さんには、是非観た後の感想お願いしたいです。
やっぱVFXチームの意地だけじゃムリみたいですね。
ということは、やはり、演出に何の工夫もなく、また、1の回転ドア変身や
ミサイル追跡、回転地下モグリ等の目新しいアイディアさえ、浮ばなかったのかな、
次作あるなら監督、変えて欲しいっす。あ、まさか観たこともないようなシーンの
アイディアは、次作の為にとってあるとか・・・・・・は、無いでしょうな。
でもやっぱ、ヒーローの元祖たるスーパーマンがマトリックスパクっちゃいかんでしょう。

すんません、ちと日本語おかしいっすね。アルコールかなりはいっちゃってて・
スマソです。

864 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/29(土) 22:37:50 ID:y3/nPwF+]
スーパーマン・リターンズ、ドラマ部分はなかなか評判いいみたいだけど……どうなの?
ブライアン・シンガー監督といえば、X-MEN 第一作の、大昔の香港みたいな超不自然ワイヤー
アクションで萎えた記憶があるなあ。
あの頃はハリウッドに技術がなかったのかもしれないけど、それにしても見せ方が……と思った。

865 名前:名無シネマさん [2006/07/30(日) 05:46:32 ID:oZd3uYnl]
>>864
 まだ、スーパーマン・リターンズは見ていないが、シンガー監督はアクションはX−MENのときはマトリックスが流行っていたから、香港からの専門家も招かず、とりあえずワイヤー・アクションをというところはあります。
 ドラマは上手い人なのですが、アクション、VFXとドラマを上手く融合させるタイプではないのでしょうか?
 なんにせよ8月19日にならないと見れないので、VFXについては私は言えませんが……

866 名前:名無シネマさん [2006/07/30(日) 06:07:36 ID:oZd3uYnl]
VFXとドラマを上手く融合させるタイプではないのでしょうか?
訂正。「ドラマは上手い人なのですが、ドラマとアクションを上手く融合させることが出来ないタイプの監督ではないでしょうか?」 でした。
  

867 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/30(日) 14:24:18 ID:87E+xRYh]
というか、あんまりVFX好きじゃないんじゃないかな?
だから、「今まで誰も見たことのないシーンを作ってやるぞ!」ってな意気込みが
感じられない。とりあえず、どっかの映画でこんなシーンあったな、あんな感じで
ってな指示を出してるようにしか感じられない。
その点、サム・ライミやティム・バートンといったオタク系監督は、観客を驚かす
ことにかなりこだわってる様で、特撮好きにはこたえられん。

868 名前:名無シネマさん [2006/07/30(日) 20:41:42 ID:oZd3uYnl]
 確かにシンガー監督は、X−MENのときはVFXの勉強はしたようですが、使いこなしているように見えませんでした。
 VFXスーパーバイザーにまかせきりのスタイルでしょうね。  
 キャメロン、ライミ、バートン、フィンチャーはVFXを上手く使いこなしているので、その演出スタイルの違いはよく出ています。

869 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/31(月) 06:56:04 ID:dZSpXOgZ]
MI3の変装を全部特殊メイクで済ませててなんか嬉しかった。
カメラが近景をなめて一瞬役者が隠れた隙に役者が入れ替わるとか、
異常にアナクロな手法を使ってるのも嬉しかった。

870 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/31(月) 19:57:09 ID:X2U0+185]
>>869
どう読んでも、一行目と二行目が矛盾してるが・・・・・・
ネタか?



871 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/07/31(月) 22:27:55 ID:KNVupYa8]
>>870
たぶん、ホフマンがマスクを外すシーンの事を言ってるんだろ

→首の周りにマスクのアプライエンスをつけたホフマンが前かがみになって後頭部に手を回す
→話し相手のヴィング・レイムスにカメラが向く
→カメラが戻るとラバーマスクを被ったトムに入れ替わってる、で、ガポっと外す。

特殊メイクとカメラ割りで作ったシーンだ、別に矛盾してないぞ
映画見てないのか?

872 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/01(火) 20:01:44 ID:0mG7HhfI]
いや、全部特殊メイクで済ませてる。って部分の漏れの解釈が悪かったようだ。
単に、カメラ割り&ラバーならTVシリーズで散々やってたのにな。と思った訳だ。
とゆう訳で、許せ。

873 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/02(水) 02:22:57 ID:AbuCzaDn]
了解。このスレは5秒後に爆破する。

874 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/04(金) 21:56:33 ID:S5NX1Lvb]
J・キャメロン新作のVFXを「キング・コング」のWETAが担当
www.eiga.com/buzz/060804/08.shtml

ジム的にDドメインは何番目なんだろ?

875 名前:名無シネマさん [2006/08/05(土) 01:26:01 ID:Ax7OX0Qx]
>>874 キャメロンは監督としては一流だけれど、DDの経営の失敗を見るかぎり、ルーカス、スピルバーグ、ジャクソンのようにVFXの使い方は上手くても、VFXスタジオを経営することは向いていないタイプなのかな……

876 名前:名無シネマさん [2006/08/05(土) 02:25:08 ID:Ax7OX0Qx]
>>ジム的にDドメインは何番目なんだろ?
 最近の例で言うとアイ、ロボットはDDとWETAの共同だったがVFXの出来は拮抗していた。
 キャメロンのVFXスタジオの経営の仕方に問題があるような? ルーカスはおろかジャクソンにも負けてしまうような気がする。

877 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/05(土) 02:49:59 ID:GiHt3y6B]
このスレの住人的にはどうよ?>VFXスタジオの実力ランク
俺的には WETA≧ILM>DD>>SPI>>白組>セントロ かな〜?
他にも大手ではCINESITEとかあるけど、どんなシーン担当したか良く知らんのよね


878 名前:名無シネマさん [2006/08/05(土) 02:59:11 ID:Ax7OX0Qx]
>>877
 VFXスタジオの実力ランキングですが、私はILM=WETA>DD>SPI=R&H>セントロ>白組だと思います。
 キャラクター・アニメーションの実力は白組よりもセントロのほうが上だと思います。

879 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/05(土) 03:36:34 ID:GiHt3y6B]
その辺は何を基準に全体を評価するかで違ってくるよなー
自分もキャラクター・アニメーションに関しては同意だけど、実写素材と巧く
馴染んでるかどうかフォト・リアリスティックな仕上がりの点において白組を
上としたけど、セントロもマシンパワー使いまくってレンダリングにGI使えば
総合ではそうなるかも まー下2つのスタジオは大手と比べるの可哀想だけど…

そういやR&Hもあったか 自分的には↑と同じような理由で若干 R&H≧SPI かな?

880 名前:名無シネマさん [2006/08/05(土) 16:15:00 ID:Ax7OX0Qx]
確かに、ILM,WETA,DD、SPIのハリウッド(WETAはNZだが)は基準となる評価が比較できるけれど、白組、セントロは山崎貴とチャウ・シンチーの目指すものでは全然違う。
こうやって見ると、写実的な方法で見せるVFXと独自のセンスで見せるVFXで監督や作品の評価が変わるものだ。




881 名前:名無シネマ@上映中 mailto:>>879 [2006/08/05(土) 19:57:20 ID:Ax7OX0Qx]
>>879
>>そういやR&Hもあったか 自分的には↑と同じような理由で若干 R&H≧SPI かな?
  ナルニア国物語のVFXの解説をシネフェックスで読んでみると、春のクリーチャーがR&H。冬のクリーチャーがSPIですからCアニメに関しては若干R&Hのほうが上かもしれません。 
 総合的なVFXとなるとSPIかもしれませんが。
 

882 名前:名無シネマ [2006/08/06(日) 18:11:15 ID:/abeok+t]
■意外と『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』(POC2)の話題が無いな。
 今年公開された映画のVFXでは最高の出来だったけれど、皆さんはどう思いましたか?

883 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/06(日) 18:24:41 ID:Bf5Xq6X/]
948 名前:名無シネマ@上映中 投稿日:2006/08/06(日) 17:44:22 ID:zgN63Q8H
たこお化けのCGが、スターウォーズやジュラシックより、あまりにも
劣っている。
あそこだけ、映画技術がさかのぼった感じ

884 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/06(日) 19:06:42 ID:NxLoXUgC]
そうそう
ハワードザダックのラストのモンスターとか
ハムナプトラ2のスコーピオン・キングを思い出して
がっかりしてしまったよ。動きが不自然すぎ


885 名前:名無シネマ [2006/08/06(日) 19:13:03 ID:/abeok+t]
>>883
 クラーケンのCGでしょうか。あれはハリーハウゼンのストップモーションをILMがCGで再現した、感じでしたが。
>>884
 ハムナプトラ2のスコーピオン・キングはトホホでした。

886 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/08(火) 00:41:20 ID:Jfo3j1/B]
ジュラシックパークは今観るとCGの出来はイマイチだな。遠景なんかは酷い。
でもパペットなどを混ぜた見せ方が上手い。
平成スターウォーズは俺的に黒歴史。

887 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/08(火) 01:08:37 ID:4jkkINLT]
海外だけどスーパーマンリターンズ観た。
一番感激したのは・・・







オープニングタイトルのスリットスキャン




あとは、「そりゃまあCGなら可能でしょうな」という映像ばかり。
アナログSFXの最高峰とも言うべき旧作のすごさが更に際立つ。

888 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/08(火) 02:52:48 ID:MaRsreNF]
>>885
大ダコと言えば、海底二万里を忘れちゃいけませんよ。

889 名前:名無シネマさん [2006/08/08(火) 02:58:45 ID:UhPw+43i]
>>888
ゴメン、忘れていました(笑)。でも、クラーケンの口はSWのサルラックだった。
>>886
 『JP』の1作ごろはILMのCGとスタン・ウィンストンのアニマトロニクスが上手く融合していましたね。
 JPはフルCGになるのだろうな……
>>887
まだ見ていませんが、スリットスキャンをCGで再現したということ? それともあえて昔のスリットスキャンを使ったということでしょうか?

890 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/08(火) 09:05:59 ID:MMtxf9yu]
>>888
あれ、イカじゃなかったっけ?



891 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/08(火) 11:27:48 ID:b942aNlX]
そりゃイカん

892 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/08(火) 14:41:21 ID:2DAGsOa3]
高クラー健

893 名前:名無シネマ@上映中 [2006/08/08(火) 22:23:07 ID:UhPw+43i]
>>890
ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%AD%E8%B6%B3%E7%B6%B1
 タコもイカも頭足類だ。

そういえばパイレーツ2でデイビィ・ジョーンズの部下の怪人でヤドカリ男がいたけれど、あれの頭から足が出て歩くシーンは『遊星からの物体X』のパロディーだよね?

894 名前:887 mailto:sage [2006/08/08(火) 23:10:32 ID:QwhmSybK]
>>889
もちろんスリットスキャンをCGで再現したものだろうね。
しかし、旧作ファンには鳥肌もの。しかも音楽はしっかりあのテーマ。

>>886
まあ、今見るとそうなんだけどさ。
所見の時はやっぱ腰抜かしたよ。
「こんな絵が可能になったのか!」って感じで。

895 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/08(火) 23:54:04 ID:2DAGsOa3]
そんな事言ってて、おまいら初代JPで恐竜以外でCG使ってるところを全部挙げられるか?

896 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/09(水) 00:13:52 ID:0lqaY/F5]
CGだけで映画を語られてもなぁと思うけど そうゆうスレだから仕方ないのか


897 名前:名無シネマ@上映中 [2006/08/09(水) 18:16:05 ID:nn97w0i4]
CGを上手く使いこなしている作品や監督を語ることや、逆にCGを上手く使いこなしていない、CGに振り回されている映画やフィルムメーカーを語るのはいいと思う。

898 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/09(水) 18:25:37 ID:mP1bo40m]
ひどい亀レスだがひとこと。

>>29のいうニューヨーク1997の時代と日本の時代状況って
微妙に(というかあからさまに)ずれてるぞ…(´・ω・`)


899 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/09(水) 20:20:24 ID:SGILrfxb]
>ジェームズ・キャメロン監督が進行中の2作品、
>「バトル・エンジェル」と「Project800」(別名「Avatar」)は
>どちらも3部作になると発言。「パイレーツ〜」同様まず1作目を撮って、
>それから「2」「3」を同時撮影するという方式で進めると発言した。
>さらにキャメロンは「僕の夏休みは終わったよ、仕事に戻る時がやってきた」
>とも言っている。


夏休み長過ぎ。

900 名前:名無シネマ@上映中 [2006/08/09(水) 22:37:43 ID:nn97w0i4]
>>899宿題がたまりすぎた、ということでしょう(笑)。
 ただ、DDの経営権の手放したり、制作費も次回作はタイタニックの比ではなくなりますから、キャメロンとしては夏休み明けの作品がこれからの正念場でしょう。



901 名前:名無シネマさん [2006/08/09(水) 23:22:10 ID:bQ9uI9cY]
やっぱり普通の映画ファンからすれば
>>896みたいに思うんだね。まぁ別にCGだけで語ってるわけじゃないんだが

902 名前:名無シネマさん [2006/08/10(木) 00:24:49 ID:wJBOWvM0]
キャメロンの『バトルエンジェル』って銃夢の映画化ですか?



903 名前:名無しシネマさん [2006/08/10(木) 01:34:24 ID:hauzMUnT]
>>902そうです。
 しかし、キャメロンはルーカスがSWのためにILMを育てるようには出来なかったな。
 今度組むWETAだって、ジャクソンが自分の夢を実現するために作ったVFXスタジオなのに……

904 名前:名無シネマさん [2006/08/10(木) 08:42:20 ID:rKjL8bdy]
WETA、指輪でとんでもない成長とげたな

905 名前:名無シネマさん [2006/08/10(木) 18:32:57 ID:hauzMUnT]
>>904『コンタクト』の時はSPIやILMの補佐だったWETAがここまだ来るとは思わなかった。
 WETAがここまで成功したのは物凄い腕のアニメーターを確保できたということ?

906 名前:名無シネマさん [2006/08/10(木) 19:30:58 ID:wJBOWvM0]
というより指輪でCGTだけではない、
特撮全般で理想に近い製作スタイルを築き、
映画を成功に導けたことでしょうね。




907 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/11(金) 18:24:56 ID:nvga5V6R]
>>899
信用できないwww

908 名前:名無シネマさん [2006/08/12(土) 22:28:53 ID:JmBZdmuC]
>905
元ボスのランディ・クックの名前が指輪のクレジットにあったよ。
あの人のアニメセンスは好きだから、名前観たときはうれしかったなぁー

909 名前:名無シネマさん [2006/08/12(土) 23:48:51 ID:CXkVs8r8]
新興のwetaが第一線の工房になれたのは何故?
日本にwetaのような工房が生まれないのは何故?

910 名前:名無シネマさん [2006/08/13(日) 00:35:28 ID:71dL9y5g]
イロイロ理由はあるとはおもうが、
一番のおおきな問題は、
そこまでの規模を必要とする映画が製作されないこと。
 失敗を繰り返して、ステップアップしていっているのに、
その階段を昇らず、上っ面だけ同じようなことをしようとしても
歴然と差はでている。 

 一昔前のブームであったメイク・造形にしても最近のデジタルにしても。



911 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/13(日) 00:51:40 ID:NmOj1PlF]
>>909
Weta Digitalがニュージーランド国内市場向けの仕事ばかりしていたら今日の隆盛があったか?
それを考えたら両方の答えは自ずと出るのではないかと。

912 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/13(日) 16:18:09 ID:NeHIIGPE]
起業精神や、それを可能にする環境が、まだまだ発達してないからとか。
自分のスタジオ持ってる監督って、日本にどれだけいるの?

913 名前:名無シネマさん [2006/08/14(月) 00:19:49 ID:fu2mzHei]
WETA、指輪の為に腕の良いアニメーターを雇ったんじゃなくて、もともといるアニメーター達の技術がかなり向上したらしい

914 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/14(月) 07:47:47 ID:OW1baUOk]
ランディ・クックはwetaの最初の頃からいたから。
彼が主導して指輪3本が教材代わりなら、理想的な教育環境だよね。

でもi,Robotの時は、クローズアップはDDが担当してwetaはモブ専門だったと
メイキングには出ていた。業界ではそっち方面で評価されてるんだろうか。

915 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/14(月) 20:25:34 ID:4kYvEuA/]
セットや小道具をデザインするのもアニメーターなの?

916 名前:名無シネマさん [2006/08/14(月) 21:31:16 ID:i2uF0Tiw]
>>913 そうでしたか。ただ、そうなるとアニメーターの育成、人材の見つけ方などの経営、プロディース面も大きいのでは?
>>914  ロードでWETAが開発したマッシヴがVFX業界で高く評価されたと聞きました。うろ覚えですみませんが。

917 名前:名無シネマさん [2006/08/14(月) 22:04:14 ID:pf6X7jiv]
>>915
そりゃプロダクション・デザイナーの仕事。
スレ全然読まぬままレス。

918 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/14(月) 23:05:33 ID:MDFOlNyf]
>>914
今じゃ市販されてるお(値段知らんけど)>Massive
www.crescentvideo.co.jp/massive/

919 名前:名無シネマさん [2006/08/14(月) 23:59:47 ID:i2uF0Tiw]
>>918
 教えてくださりましてありがとうございました。
 WETAはピクサーのレンダーマンのように自社で開発したマッシヴを販売していいるのか。
 
気になるのが、オーナーがマイケル・ベイになったDDだな。以前のような技術力と勢いがあるといいが……
 ちなみに、マイケル・ベイは嫌いな監督だ。でも経営手腕は未知数だからどうなるかだ。

920 名前:名無シネマさん [2006/08/15(火) 10:19:31 ID:YkG1BTDy]
その後の歴史大作はみんなマッシブを元にしたプログラムを使ってるからなぁ



921 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/15(火) 10:40:36 ID:aXyzdonx]
>>920
それだけに戦闘シーンの画がみんな同じだよね。
それだけLotRとwetaのインパクトが大きかったってことだよな。
最初全部AIで自立的に動いていますって聞いて驚いたもん。

922 名前:名無シネマさん [2006/08/15(火) 12:53:21 ID:YkG1BTDy]
画が同じ様になるのはしょうがないんじゃないかな?
マッシブの時点で大群衆の映像化はほぼ完成型だし
あとはカメラワーク次第


923 名前:名無シネマさん [2006/08/17(木) 08:24:08 ID:UUcHBvxe]
「グエムル」を観てきたけど、思いのほかクリーチャーの出来が良かった
とは言っても最新技術や映像表現があったわけではないが、制作費12億で
あれだけのもんが作れるとは、いったいいくらでVFX発注したんだろう?
製作ノートにはWETAワークショップとOrphanageが手がけたとあるけど
ワークショップはCGとは関係ないしアニマトロニクスでも作ったのかな?
全身映るカットも多かったしCGのOrphanageの方がメインで動いてるんでは
ないかと思うんだが、宣伝文句ではやっぱネームバリューでWETAのが先に
表記されちゃうんだな…

924 名前:名無シネマさん [2006/08/17(木) 11:55:47 ID:RFPA6Mnh]
WETAをメインにしたらさすがに12億じゃ足らんだろうな

925 名前:名無シネマさん [2006/08/18(金) 02:11:01 ID:j+gQAuHe]
>>923WETAワークショップと書いてあるから、アニマトロニクスでしょう。
 WETAデジタルでは制作費は5倍は必要です。それだけWETAのネームバリューが大きくなった、ということでしょう。
>>908遅れた質問で申し訳ありませんが、「元ボスのランディ・クックの名前が指輪のクレジットにあったよ」の元ボスはボスフィルムのことでしょうか?

926 名前:名無シネマさん [2006/08/18(金) 13:49:26 ID:lU+EsAf8]
オーファネイジって元ILMが三人で立ち上げた会社だっけ?


927 名前:名無シネマさん [2006/08/18(金) 20:18:56 ID:j+gQAuHe]
>>926
 申し訳ありません、>>926様 オーファネイジとはどのような会社ですか? 
 初耳なので説明をしてくれると助かります。
 また、どのような作品のVFXを手がけたか教えてください。

928 名前:名無シネマさん [2006/08/18(金) 21:11:11 ID:Ez16VOhX]
ほれ
www.theorphanage.com/
ネットなんだから調べなさいな 

929 名前:名無シネマさん [2006/08/18(金) 22:24:02 ID:rgStDK9d]
>>927
俺が聞きたいくらいなんだが…たぶんまだメジャーな
映画のVFXはやったことなかったんじゃない?
大手VFX工房じゃなくてもCGはできる!!…
とかなんとか言うのがモットーで、確か(自分達の売り込みも兼ねて)
自分らで一本アクション映画つくってそのVFXも担当してたと思う。

俺が知ってるのはこのくらい。ただし全く違うかもしれない。

930 名前:名無シネマさん [2006/08/18(金) 22:25:31 ID:j+gQAuHe]
>>928
 すまん、英語は全然読めない。YAHOOやグーグルでも検索してみたが解らなかった。
 詳細を教えて下さると助かります。

 しかし、英語が全然読めないでVFXに興味がある自分は何だろう?



931 名前:名無シネマさん [2006/08/18(金) 22:27:01 ID:j+gQAuHe]
>>929
ありがとうございました。
 しかし、最近新興のVFXプロダクションが多い。

932 名前:名無シネマさん [2006/08/18(金) 22:29:27 ID:rgStDK9d]
…って>>928さんがリンク張ってますね。
携帯からだから見えないけど

933 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/18(金) 22:31:31 ID:rgStDK9d]
>>931
ほんと全く関係ない工房のことかもしれないんで参考までに…

934 名前:名無シネマさん [2006/08/18(金) 23:11:22 ID:Ez16VOhX]
1999年にできたみたいで、主にはCMが多いみたいだね。
 最近の大作も携わってはいるみたいだけど、各々の映画の
どのシークエンスを担当かはハッキリ明記されてないので、
映画のクレジットで確認するのがはやいかな。
 ただ、ほんのわずかな部分の担当でも大々的に自社がかかわったと宣伝するのは
当たり前なので、なんともいえないですが。


935 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/19(土) 20:34:46 ID:UdLHX6kH]
>>923
グエムルの外注のクリーチャー費用は50億ウォンだって。5億くらい?
最初の登場シーンなんかは、いままでなかったくらいの驚きだったけど
物語に入り込んでたら気づかないけど、ラストシーンあたりは、ちょっとCG雑だった。
監督いわく予算めいっぱいでできる事はやったって言ってるけど、
みせる所と手を抜く所を使い分けてた気がする。あと音でごまかしたりとか。

936 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/19(土) 20:52:08 ID:oEUXNZR+]
>50億ウォン
今日のレートで¥6億ちょっとだったよ 劇中でもお金の話が出てくるけど
字幕も単位がウォンのままなので分かり辛いんだよな…
おおよそウォンから0一つとった金額が円だから>これから観る人

>ラストシーンあたりは、ちょっとCG雑だった
そうなんだよな〜○の表現が合成というかウソ臭かった クライマックスだし
ココこそ見せ場なんだから、もっと凝って作って欲しかった…

937 名前:名無シネマさん [2006/08/20(日) 08:38:52 ID:/Ub0Tgvh]
かなり遅れましたが昨日『スーパーマン・リターンズ』を見てきました。
VFXの出来はなかなかいいのですが、空を飛ぶ演出が平凡でシャトル救出以外は平坦すぎるところがありました。
OPのクレジット製作はエンドクレジットを読むかぎりカイル・クーパーですよね?
先に出ていたデジタルでスリットスキャンを再現したところは感激した。ジョン・ウィリアムスのテーマ曲と共に。


938 名前:名無シネマさん [2006/08/20(日) 09:03:14 ID:/Ub0Tgvh]
>>937の続き
 パンフレットを読んで驚いたのがこの作品ではジェネシス・デジタル・カメラ(GDC)という新型のHDカメラを前編撮影していることでした。
 GDCの画質はフィルムと区別が出来なかった。
 ただし、一部北極に向かうルーサーの船のCGの出来が荒かったのはGDCでクリアーすぎる画質のせいでしょうか?

939 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/20(日) 10:12:03 ID:Npd/sxmF]
IMAX品川版でみてきた。
この手のSFX大作にしては、エンドロールが短く感じた。
ひょっとして大画面いっぱいにスタッフ名を詰め込んで
通常の上映版よりエンディングを短くしてるのかな?

キャプテンEOの時から同じことを思うのだが、
合成カットで遠近感を出すのって、すごいなぁ。

940 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/20(日) 10:34:39 ID:rYsD3lf2]
>>937
空を飛ぶ演出が平凡と 言われても 緊急事態なら
直線的に飛ぶと思うが




941 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/20(日) 11:42:56 ID:OGWQHk0E]
Genesisはあくまで実写素材を撮る時に使われてるだけだからCGの出来とは関係ないよ
背景が実写でそれにCGの船を合成というのならアレだけど、多分背景もCGだし

テスト撮影時に35mmフィルムとGenesisで撮り比べてみてGenesisのがグレインノイズ
(フィルムの粒子)が無いのでキレイという理由から、こちらが採用されたわけだけど
(もちろん現像やフィルムスキャン、合成や編集時の手間が省けるってのもあるが)
最終的に殆どの映画館ではフィルムで上映されるので、その時点で粒子感が出てしまう
だから余程見慣れてるか、デジタル上映の劇場ででも見ない限り区別つかないと思う
homepage.mac.com/antennantenna/blogwavestudio/LH20041031112657/LHA20041124225115/

IMAX版も元が35mmだと70mm+サイズに拡大する際に粒子も拡大されてしまうので
IMAX DMR技術を使ってデジタル・リマスタリングしてるわけだけど、元がデジタルだと
粒子がない分処理も楽だし、これからはGenesisで撮った作品が多くなるんじゃないかな
www.imax.com/ImaxWeb/imaxExperience.do?param_section=thecnoImaxDmr¶m_subMenuSelect=thecnoImaxSelect¶m_subLeftSelect=thecnoImaxDmrSelect

この手の話はネタが被るので、どのスレで語ったらいいのか迷うな…

映写・映写技師・デジタル上映について語ろう
 tv8.2ch.net/test/read.cgi/movie/1089769015/
IMAX(アイマックス)シアター総合2
 tv8.2ch.net/test/read.cgi/movie/1105324981/

942 名前:名無シネマさん [2006/08/20(日) 19:39:41 ID:WBgQddEn]
>>937
それは大分前に、漏れもカキコした。リーブ版の様な優雅な飛行シーンがちっとも
ないんだよな。947の言うことはもっともなんだけど、CG飛行だからこそ表現できる
っていうシーン、一つくらいは欲しかったよな。だれかのカキコにあったけど、その点
最近のウルトラマンのフルCG空中戦闘シーンの演出の方が、はるかに出来がいい。
例の板野だか坂野だかサーカスってやつか。

943 名前:名無シネマさん [2006/08/20(日) 20:41:00 ID:/Ub0Tgvh]
>>940
 いえ、問題は緊急事態出ないときですら飛び方が直線的なんです。全ての飛び方がミサイルのような見せ方。
 監督の問題かVFXのプランの問題か解らないのですが、リターンズはフルCGでマントの見せ方もリーヴ版よりも見せ方は上手く出来るはずなのに、クロスシュミレーションで作りましたよ、という見せ方なんです。
>>942
 確かに優雅な飛び方が今回無かったですね。ロイスをつれて飛んでいるシーンも硬かった感じがします。
 CGだから早い、ではなく演出で優雅さや見せ方に工夫がほしかったです。

944 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/20(日) 23:01:49 ID:kt4DW8D1]
まあスーパーマンリターンズはCG云々以前に
ビジュアルイメージが貧困すぎるよ。
あれじゃあCGだろうがVFXだろうが
変わらないと思う。

945 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/21(月) 01:34:31 ID:44rEztRR]
その辺りは監督のブライアン・シンガーの資質のせいかもね。
X-MENも話は良かったけど、ビジュアルは地味好みだったというのもあるし。
あ、「バットマン・ビギンズ」も似たような感じだったな。

946 名前:名無シネマさん [2006/08/21(月) 02:15:20 ID:xk4RsMWS]
>>945
ブライアン・シンガー監督はアクション、VFXはどこかで見た物しか作れないタイプのようですね。
 ロイスたちが閉じ込められて、沈む船のVFXシーンはフルCGを使ったタイタニックでした。船が半分に折れて沈むところはまさにそのイメージだった。
 アクションもVFXもスーパーバイザー任せの演出をするタイプなのでしょう。

947 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/21(月) 05:37:28 ID:lzfBlmfq]
ウルトラマンのは板野サーカスだな。
ミサイルの軌跡のような空中戦だけじゃなく、レンズを近景と遠景で使い分けるような事もしている。
結果、動きに妙なメリハリができてくる。
カメラを自在に使えない時代からずっと技術を積み上げ、空間に広がりが生まれたりもしている。
アニメは、手間をかければ昔の実写で不可能なカメラアングルも自由だったからな。

TVでやってたリマスター版のスーパーマン見たが、こんな内容だったっけと困惑してしまった。
いや、わりとまとまってて作品は良かったんだけど、冒頭や宇宙空間の色合いが妙に今風で。

それに、クライマックスが災害物的で、枯れた技術を多用する事で粗を見せてないのも面白い。

948 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/21(月) 12:57:07 ID:ELRYUqDv]
>945
バットマン・ビギンズは、リアルを目指した……と言っていたから仕方ない?のかな?
ただ、それにしてもゴッサムシティがつまんなかったのは残念。
ブレードランナーを意識したらしいが、ゴッサムシティはニューヨークだろう(ブレランは
未来のロサンゼルス)。

949 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/21(月) 17:46:58 ID:NWrjhlNA]
バットマンビギンズは少なくとも借り物の映像じゃ無く
独自性を打ち出していて映画的に正しいと思った。
スーパーマンリターンズは、旧作丸パクリをしていながら
30年前の映像に負けているのが問題。
まあシナリオも駄目だったけどさ。


950 名前:名無シネマさん [2006/08/21(月) 20:43:01 ID:Ht9sBIs/]
やっぱシンガーはVFXに興味ないんだな。昨日TVで見た旧作の回転ドア変身や
回転地中モグリ、ミサイル追っかけの体のけぞる感、一つくらい最新CGでリスペクト
してくれたら、嬉しかったんだけどなぁ。続編は監督交代キボンヌ。てか、いっそ
コミックでやってたスパイダーマンVSスーパーマン、ライミで撮っちゃえ。



951 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/21(月) 21:00:26 ID:+owJsnft]
>>950
本質的ではないけど最新CG というより特撮 VFX?だろ!
見てる分にはCGだろうがアナログな手法だろうと関係ないし


952 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/21(月) 21:09:24 ID:fwJ01eIu]
何度見てもラストは燃えるなぁ。>リーブスーパーマン
あの車の扉をガッと外して捨てるところは単純だが
カット割りも手伝ってさり気無い迫力。

953 名前:名無シネマさん [2006/08/21(月) 21:50:16 ID:MVAilIr3]
>>951
そだね。書き方悪かった。スマソ。とにかくアナログ旧作スーパーマンにあった『けれんみ』が
リターンズに殆ど(全くと言いたいが、叩きだと思われたくないんで)無かったのが残念でならない。
その点、やっぱライミは心得てるよなーと思った次第だ。

954 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/21(月) 22:05:46 ID:eGiEtbfk]
ファンとしては、破天荒な絵を見たいが、あまりに漫画的では萎える。

当時のスーパーマンは、漫画ではなく、これぞ映画だと感じさせられたが、
今見れば、なかなかに漫画的に破天荒だ。時代の差だね。

んで、リターンズとしては、どうしても現代風の映画に求められる一定
限度のリアルさと、スーパーマンというキャラの持つパワフルさとの
間で、うまくバランスを取ろうとしつつも、それが久作ファンの期待と
ズレが生じているという感じ・・・に無理矢理まとめてみる。

バットマンは、コスチューム自体を変えてまでリアル寄りにしたし
スパイダーマンは敵の破天荒さが、全体をいい方向へ持ってった。
スーパーマンは、やっぱ難しい題材なんだと思う。



955 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/21(月) 23:41:32 ID:tr94HIC3]
スーパーマンのクリプトン星といいスターウォーズのオルデラーンといい、この手の惑星の
爆発って細かい光が四方八方に飛び散る表現が多いけど、昔からなんか違う気がしてる。
SW特別篇ではリングが加わったけど、それでも物足りなかった。
もちろんホントの星の爆発なんて見たこと無いけど、光の粒子が荒いためかスケール感が
感じられないのと、岩などの惑星を構成してた物質の破片が全然出てこないってのが
とりあえずの不満かな。 あと撮影時の火薬の煙が見えたりしてるのもなんか萎える…
最速のスパコンとか使って実際に惑星が爆発したらどうなるのかシミュレーションでもして
見せてくれるような映画ってできないかな〜。

956 名前:名無シネマさん [2006/08/22(火) 01:03:38 ID:0WKpRKc8]
でも、クリプトン星の赤い太陽の出来は良かった。

 ただ、みんなも書いているとおり、リーヴ版の回転ドアの変身や回転ドリルで穴を開けるケレンが無かったのが残念。
 目からの熱線も昔のほうが味があった。
 リターンズはリチャード・ドナーはどのような感想を持っているだろうか?

957 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/22(火) 01:07:07 ID:yFF94J2A]
あのリングはなんかワザとらしいというか、あまりにもアニメチックな気がしてでちょっと嫌
だった。
速度で考えると、

ものすごい勢いで光が広がって一瞬ホワイトアウト→遅れて赤熱した岩や塵が飛んでくる
→カメラに激突してブラックアウト

みたいな感じか?(本当は光は一瞬で広がるだろうけど)

958 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/22(火) 02:13:38 ID:LxbF8qe0]
>>955
爆発までは行ってないけど、小惑星衝突のシミュレーションだとこんな感じ。
ttp://www.youtube.com/watch?v=qMGANGj8eSg

959 名前:955 mailto:sage [2006/08/22(火) 02:54:47 ID:hjjm0ejI]
>957
そうそう、そんな感じ。 SMやSWは望遠で撮ってる感じがして迫力ないんだよなー
赤熱した岩や塵は光の粒子一つ一つがそうなんだろうなーと脳内補完してはいるけど、
ID4でのエイリアン母艦爆発後の逃げるシーンみたく衝撃波と共に吹っ飛んできて欲しい。

>958
おおスゲ〜! こういう画を大画面で見たいんだよ!!!
隕石の巨大な影が地球や東京に落ちて移動してるのなんかゾクゾクする。
スーパーマンRもクライマックスにこういう奴をギリギリでくい止めるとかすれば
もっとカタルシスも上がったろうに…

960 名前:名無シネマさん [2006/08/22(火) 02:54:52 ID:0WKpRKc8]
ボーイング777を野球場で助けるまでのシークエンスの演出プランはシンガー監督自身?
またはVFXスーパーバイザーのマーク・ステットソン?
B777のたわみの演出は良かった。



961 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/22(火) 03:18:09 ID:sraICbyq]
>>958
このCGいろんな人が言及しているよね。
粗いのだけど、よく出来ているよな。
何度も見てしまうのだけど、日本沈没どころか日本蒸発というストーリーに反応しちゃっているのかなw
こんなの見ると、人間は地球に張り付いているだけだな、とつくづく思っちゃうよ。

あ、リターンズでは、ジェット戦闘機のようにマッハコーンが出る飛行シーンが妙にリアルでよかったな。

962 名前:名無シネマさん [2006/08/22(火) 03:54:20 ID:0WKpRKc8]
>>958のCGの小惑星の衝突シミュレーションありがとうございました。
>>961
マッハコーンとリーヴ版の目からの熱線描写は良かった。SPIは『スパイダーマン』でキャラクター・アニメーションの力をつけましたね。
 

963 名前:名無シネマさん [2006/08/22(火) 04:00:33 ID:0WKpRKc8]
これで、SPIはWETAと並ぶ実力をつけるといいのですが。
 そう考えると人口400万人しかいないニュージーランドでILMを上回るVFXを作り上げたWETAデジタルは本当に凄い。
 ILMやDDはどう思っているだろうか?

964 名前:名無シネマさん [2006/08/22(火) 14:59:37 ID:zy3hJexs]
映画の映像で、実際の星の爆発に近いとされるのが2010年の木星爆発


965 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/22(火) 17:16:42 ID:HI9JpBRE]
さよならジュピターの木星爆発はどうよ

966 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/22(火) 17:50:04 ID:BGg8KyEZ]
樋口のケレンミ溢れる演出は好き

967 名前:名無シネマさん [2006/08/22(火) 18:37:45 ID:uIuGATCm]
真面目に考えたら、惑星爆発のスケール感出そうと思ったら、呎喰うんじゃないの?
それ考えるとスターウォーズの爆発はまあ妥当だと思う。火花っぽいのも金属パーツだと思えば納得いく。


968 名前:名無シネマさん [2006/08/23(水) 00:33:30 ID:0BJ7p38h]
SW特別編から入った惑星や宇宙要塞の爆発によるリングのFXは単なる演出?
それとも、天文学的に意味があって取り入れたものなのでしょうか?

969 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/23(水) 00:52:58 ID:9uv7jCjC]
球体がその内部から爆発する時、ある方向だけに衝撃波が進むようなことにはなりえません。
よって、あれは演出。ってかそれ以降、SF映画の表現手法のスタンダードになっちゃったね。
SWが初出かは分からん。

970 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/23(水) 01:10:42 ID:qENvUP/2]
スタトレの映画でも見たような



971 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/23(水) 01:30:05 ID:315GX3M3]
>リング
星が自転してたら緯度方向には遠心力が働くけど、その影響は無いん?
Ep4の最後でデス・スターの爆発は経度方向にリングが走ってたから
なんか違和感あったんだけど…

972 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/23(水) 01:53:50 ID:v+lSXOpQ]
特別編が作られた当時でも、オリジナルの爆発を完全に差し替えて
全く新しい爆発カットを作る事も可能だったんだろうけど
「何とかオリジナルの画像を活かしつつ新しく見える映像を」って事だったんでしょうな。

973 名前:名無シネマさん [2006/08/23(水) 02:02:27 ID:0BJ7p38h]
いろいろとありがとうございました。
しかし、CGで爆発をクリエイトするのは難しいですね。
宇宙船やビルをミニチュア爆発させるのは完成しているのに。

974 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/23(水) 03:20:26 ID:rPjnJKiS]
リング爆発はもっと昔から日本のアニメなんかでもあったような気がする。

975 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/23(水) 17:36:03 ID:+j2aPgyP]
トランスフォーマーのテストCGらしいんですが
日本でも時間さえかければここまでいけるんですかね?
www.youtube.com/watch?v=cekr1uEq3NE
www.youtube.com/watch?v=g0Y8w-_VUYU
www.youtube.com/watch?v=xTVdNCRlYCQ


976 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/23(水) 17:59:37 ID:v+lSXOpQ]
過去ログに似たような質問と答えがあったと思う。

977 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/23(水) 19:45:31 ID:kuiOxpwK]
>>975
とりあえずFAKEの意味くらい知っておきなさいよ。

978 名前:名無シネマさん [2006/08/23(水) 23:06:05 ID:2nX+4dW0]
ちなみに木更津キャッツアイ日本シリーズとか
ショムニとかカメラ写り込みまくり。

日本のグラフィックはどうも安っぽい。
どーゆーことだ!

979 名前:名無シネマさん [2006/08/24(木) 00:22:57 ID:2+5dvNM2]
>>975
ありがとうございました。TFのCGの出来は思っていたよりも良かったです。
 ILMとDDの共同によるCGのTFの活躍が楽しみです。

>コンボイ司令の色は赤ではないのですね。あと、イージス艦が変形してTFになるのも良かった。
 B2爆撃機を出すとしたらデストロンの物かな?


980 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/24(木) 00:24:21 ID:ksMpQ77G]
次ぎはX-MENVか。



981 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/24(木) 00:35:08 ID:fKXnRdSd]
トランスフォーマーはマイケル・ベイが監督ってのがすごいよね。
アルマゲドン・パールハーバーと合わせて、史上最強の底抜け三部作になる予感。

982 名前:名無シネマさん [2006/08/24(木) 00:38:13 ID:2+5dvNM2]
>>981
正直に言ってマイケル・ベイに監督としての力量を求めていない。ILM、DDのVFXだけが楽しみです。

 『アイランド』はつまらなかった(笑)。

983 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/24(木) 00:57:32 ID:msAjGO9e]
>>979
いや、だから>>975の映像は大半が日本未放映の海外CMを寄せ集めたニセモノ(FAKE)だって
「トランスフォーマー CM」でググってみ 元ネタいろいろ紹介してるサイト出てくるから

本物なのは>>578でリンク貼ってあった↓と公式トレーラーの↓↓ぐらい
www.blackfilm.com/20060512/features/transformertest_video.shtml
www.apple.com/trailers/paramount/transformers/

984 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/24(木) 02:08:47 ID:b2eWhbMY]
>>983
いや、だから空気嫁

985 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/24(木) 02:17:51 ID:msAjGO9e]
>>984
         -、            ,.-、
        ./  .\          /  ヽ
       /    ;ゝ--──-- 、._/    .|
       /,.-‐''"´          \   |
     /                ヽ、 |
    /  ●                ヽ|
     l       (_人__ノ         ●   l いや、そんな事言われても
    .|  ´´    |   /            |             ワテ猫やし
     l        ヽ_/         ´´  l
    ` 、                    /
      `ー 、__              /
          `'''ー‐‐──‐┬‐‐'''""
           /      |
           /        |

986 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/24(木) 02:36:32 ID:b2eWhbMY]
猫ならしょうがねえな…

987 名前:名無シネマさん [2006/08/24(木) 07:59:18 ID:I9bMRsDU]
にゃー

ttp://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060823_matte_painting/

988 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/25(金) 02:00:33 ID:F8rHjzI8]
>>987
おぉ、これ観たかったんだよ。thx!

緻密だよなぁ。
ファルコン号が駐機しているのも見えるw
ILMにはこういうのを描き上げるスタッフがいて、ノウハウが蓄積されていくのだろうなぁ。
SWなんかのメイキングを観ていると、シーンごとにスタッフを張り付けてブラッシュアップしていっているよね。
おそらくは、スーパーバイザがアプローチ法なんかの方向性を指示して、その過程でスタッフのスキルが上がっていくのだろうな。
こういう蓄積が複数のスタジオで行われて、スタッフが出たり入ったり独立したりして、業界全体の実力が上がっていくに違いない。
日本では、そういう好ましい回転が始まる段階にはないのかな?

989 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/25(金) 02:02:05 ID:XfyUgd1h]
猫だけど次スレたてたょ

                        ─
 、   l   _,                  -‐-、
  ヽ/⌒ヘ~    ,ヘ        ,rァ       l
  ., 't,_,ノ丶   / '、     ,/ ,i       '’
 /  !   '`  |   '──--'  {       つ
        ,/ ● L_/    'i,
       /     l ,/  ●   i,    -っ
       'i      しii     丿     / ゝ-
      |`:、\     'ii   __,/      `‐′
      'i、 ̄~~     ij  乙__ノi       ├
       ^-ァ        __,ノ       σ‐
     r^~"i'        'l
     !、 !         l          ─‐
      ~^''!,   ,_    ,!_        ー〜'ヽ
         \ l,~^''‐--::,,⊃ ) ) ) )       )
            `'‐’                ノ

【CG】特殊・視覚効果 SFXVFXを語るスレ2【特撮】
tv8.2ch.net/test/read.cgi/movie/1156438748/

990 名前:名無シネマさん [2006/08/25(金) 02:39:37 ID:gGybg/h1]
>>989
次スレ立てありがとうございました。

>>987
 マットペイントの写真をありがとうございました。
 これを、デジタル加工して本編でVFXを完成させるのですね。



991 名前:名無シネマさん [2006/08/25(金) 02:45:23 ID:gGybg/h1]
>>983
 見事に騙された。でも、こちらの映像のほうが本編よりかっこいい可能性がある。

 それと、マイケル・ベイの『TF』はILMからベイが買ったDDがメインになった聞いたが、本当?

992 名前:名無シネマさん [2006/08/25(金) 03:36:33 ID:gGybg/h1]
VFXスレッドの梅!!

993 名前:名無シネマさん [2006/08/25(金) 03:40:32 ID:gGybg/h1]
ILM,デジタル・ドメイン、WETAデジタル&ワークショップ、ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス。リズム&ヒューズ。

994 名前:名無シネマさん [2006/08/25(金) 03:42:31 ID:gGybg/h1]
白組、モータライズ、セントロ・デジタル・ピクチャーズ。

995 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/25(金) 03:49:04 ID:F8rHjzI8]
円谷プロ

996 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/25(金) 06:14:20 ID:dRU/hgti]
ume

997 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/25(金) 06:15:44 ID:dRU/hgti]
me

998 名前:名無シネマさん [2006/08/25(金) 06:16:42 ID:gGybg/h1]
UME,UME.

999 名前:名無シネマさん mailto:sage [2006/08/25(金) 06:18:59 ID:dRU/hgti]
me

1000 名前:名無シネマさん [2006/08/25(金) 06:19:27 ID:gGybg/h1]
視覚効果であります!!



1001 名前:1001 [Over 1000 Thread]
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。






[ 新着レスの取得/表示 (agate) ] / [ 携帯版 ]

前100 次100 最新50 [ このスレをブックマーク! 携帯に送る ] 2chのread.cgiへ
[+板 最近立ったスレ&熱いスレ一覧 : +板 最近立ったスレ/記者別一覧](;´∀`)<345KB

read.cgi ver5.27 [feat.BBS2 +1.6] / e.0.2 (02/09/03) / eucaly.net products.
担当:undef