- 322 名前:デフォルトの名無しさん mailto:sage [2017/02/25(土) 22:33:18.36 ID:9rgS5/VK.net]
- >>308
Wikipedia書き換える前に、頼むから以下に書いてることをよく読んでくれ。 これから、恩赦を決めるんじゃないんだよ。すでに決まってる恩赦がAであるのかないのか、その確率を求める問題だ。 3囚人問題は、誰が恩赦になるかを当てる問題ではなく、既に恩赦が決まった後に、看守への質問によって果たしてA が恩赦の可能性がどのくらいあるのかを当てる問題だ。 誰を恩赦にするかを決める確率は確かに1/3だ。 3囚人問題の前提に、「罪状はいずれも似たりよったりで、近々3人まとめて処刑される予定になっている。」と、3人の中で誰が恩赦になるのかは任意であると示唆されている。 だが、サイコロが振られて、誰が恩赦になるかは既に決まってしまった。ここから問題が始まる。 この時点で誰が恩赦になったかを当てる確率は1/3 そして、Aが看守に質問をするわけだけど、ちょっと前提を変えてみよう。もし、Aが恩赦だった場合、看守が、死刑になる囚人をBと答えるかCと答えるかを1/2ではなく、Bと答える確率を99/100、Cと答える確率を1/100とする。 前提を変えると言ったけど、3囚人問題には、看守が答える比率は1/2だという前提は明記されてない。 (Aが回答者だとするなら、当然この情報がAにも与えられないといけない) 看守から、死刑になるのはBだと聞かされた時と、Cだと聞かされた場合で、Aが恩赦である可能性が異なると、感覚的に分からないか? もし、Aが恩赦なら、99/100の確率で、Bが死刑だという回答が看守から得られるのだから、この回答が得られた時点でAが恩赦の可能性は、Cが死刑だと回答が得られるより、ぐんと上がる。 実際は、看守がBだと答えた場合のAの恩赦の確率は、約5割(99/199)になる。看守がCと答えた場合は、Aが恩赦の確率は1/101しかない。 Aが恩赦の場合に、看守がBと答えるか、Cと答えるかの確率の違いが、Aが恩赦である確からしさを図る重要な要素であると言ってるのはそういうこと。 お前のソースには、看守の回答によって、Aが恩赦である確率を求めるというロジックがごっそり抜けてるんだよ。それは3囚人問題をシミュレートしたソースでない。
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