- 796 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2009/07/24(金) 23:45:38 ID:am61ZKyh0]
- >>786
> >>782 > >Uomo universaleの話は、持論に不適切なので意図的に落とされたようですが > で、ウォモ・ウニヴェルサーレと称されたダヴィンチはどういう扱いを受けていたのかな? > 粗末な扱いやただの技術屋として扱われたわけだろうか?違うでしょ? 「芸術」と「技術」が完全に別物ではない時代について 「ただの技術屋」という表現を使うこと自体が時代錯誤なんですよ。 そのことを幾度も書いているわけ。 今の意味での「芸術家」ではなかった、というこちらの表現を 「ただの技術屋」という意味だと曲解するあなたは 完全に、今の「芸術」と「技術」が別物である時代の考え方で考えていますよ。 > けれど雲上人だったことは間違いないわけで この雲上人、という言葉は そもそもの話題であった、受容者に対する制作者が雲の上であったというような話とは すでに関係がない意味になっています。 上に書いたように、宮廷周辺の人間であるがゆえに民衆と関係がなく雲上人であるということは 民衆がこの時代の受容者ではない以上、本来の議論である 受容者から見た制作者の「雲の上」性と言う話とは関係ありません。 >>787 >或いはもっと以前、アウグスティヌスやスコラ哲学のトマスの美論なんかは、あれはなんだというんだい? 何度も書いているように、感覚的な、センスの対象としての美がメインにある論じゃないですよ。 トマスの「美」についての概念にしても、自然物の美や 精神的な美を含むようなものであって、あれらの美についての議論は もう少し後の時代の、感覚の対象であるような、具体的な芸術作品につながるような議論じゃありません。 >または、もともと、バウムガルテンあたりを「近世」美学の成立と見るのが一般的で、 >先に指摘したことだけれど、あなたは16−17世紀を無理やり「近代」に入れてないか? なぜそこまで日本語すら理解できないのか不思議でなりません。 16−17世紀から準備され、18世紀に完成したような、と書いたでしょ? そして近代的な感覚やセンスの対象としての美 (当然、このフレーズを読めば、バウムガルテンからカントの流れに言及していることをあなたは理解していたはずですが) が成立する以前と書いたでしょ? ドイツ観念論以前の展開を知らないから、16世紀から17世紀の天才概念の変化などを書いたことを 理解できず、こちらの書いている、ごく一般的な理解と変わらない時間順序を理解できないのか、 それとも曲解してでも他人を罵倒したい気が充満して困っているのか、さっぱりわかりません。
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