- 286 名前:書が山程に残ってるから、間違いないこと
ただし、ここで言う「天下布武」とは、通俗的に言われているような「全日本を武力で統一する」といった、大層で攻撃的な意味ではないとするのが、学術的な見解 「天下」とは、畿内の五カ国(現在の京都・奈良・大阪)を指す概念であり、この地域を治めた者が天下人と呼ばれた(信長以前、三好長慶がこの地域を治めた天下人であった) 「布武」とは、イコールとして武力ではなく、元ネタは春秋左氏伝(当時、必読の漢籍)の「七徳の武」であり、端的に言えば、民を安んじ富まし平和を維持するという統治者の理想形を指す 1564年に、「天下人」であった三好長慶が病没、翌65年に、室町幕府13代将軍の足利義輝が暗殺され、 三好家・将軍家が、ともに分裂、畿内の情勢は乱れに乱れていたがため、この混乱を収拾すべく、濃尾を治める大大名たる信長が介入するという宣言であった [] - [ここ壊れてます]
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