- 295 名前:凸凹君 [04/09/22 09:19:57 ID:P5hQYj8J]
- >>293 > 300気圧といっても蓄えられる熱量は微々たるもん
「圧縮空気やガスでエネルギーを蓄える方法」は、確かに圧縮時の熱をそのまま蓄えるこ とが難しいため、圧縮時に失うエネルギーロスは、かなり大きいものになると思われます。 その他この圧力によってエネルギーを蓄える方式が、余り上手い方法でないと考えられる のは、満タン時の高圧に耐えるため、タンク構造を頑丈に作る必要が有ると言うことです。 圧縮空気のみをエネルギー源とするエンジンは、アメリカが、魚雷のエンジンを開発する 場合にも問題となり、すぐに、圧縮空気と水と軽油を同時に燃やす方法に変えたようです。 当時の高圧タンクは、金属で作るしか他に方法は無く、大変重くなりますから、航続距離 を確保するため、燃焼熱を利用する方法に、変わって行かざるを得なかったのでしょうね。 ちなみに現在のものは、過酸化水素水などと、軽油を燃やす方法で動いているようですが、 最新型のものでは、何らかの酸化剤と、発熱量の多い「金属燃料?」などを使うようです。 さすがに最近は、金属製タンクを使う必要も無く、炭素繊維を巻きつけたタンクで軽く作 ることも可能となりましたが、この製造方式では、現時点でも非常に高価になるそうです。 マツダの開発している、水素ロータリーエンジンンの燃料タンクも、実用的な走行距離を 実現するために、その小さなトランクルームも全てタンクで占領されてしまうようですね。
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