490 名前:名無シネマさん mailto:sage [2021/10/20(水) 21:53:46.04 ID:8fW+lEHp.net] 「Bラッパーズストリート」。2分。2020年度。子ども向けアニメでヒップホップ。 珍妙だがなかなか楽しい。初見で新鮮だからかもしれないが。 「LOCOMOTOR」。3分。金子勲矩。2020年度。 墨絵っぽい荒々しい絵柄で描かれた機関車人間。単純な物語だけどなかなかいい。 「Orbit」。たしか10分以内。2020年度。Tess Martin。モノクロの手描きアニメ。 シリー・シンフォニーみたいな大昔の技法を、現代に適応させて用いてるらしい。 テーマとも合致してなかなか良作。 「Silny niezalezny kosmos」。Damian Krakowiak。2020年度。 10分。スペースシャトル乗組員の妻と、地上でそれを待つ夫の物語。 線画による無重力空間が、割合きちんと描けているっぽい。 また筆の魅力に頼りきった作品ではなく、相応のストーリー展開もある。観てよかった。 「かたのあと」。4分。ふるかわはらももか。2021年度。新人賞。 白黒線画で百合。淡く繊細にセンシュアル。小さめに愛らしくまとまっている。 「How I spent the summer…」。6分。2021年度。作り手Natalia Fatikh。 犬たちと少年の交流の物語。少年はさっぱりした顔立ちの美少年。ほぼモノクロ。 鉛筆っぽい描線の手描きアニメの力を感じる。怒りを含んだ力かもな。 自転車が壊れるシーンなどが好み。明るいストーリーではない。 この中から次代の巨匠がひとりくらい生まれるかも、そう思わせる珠玉編だった。満足。