- 384 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2011/08/27(土) 23:52:26.44 ]
- もう1つ、別の観点から。
>>382 >…を解とするとしてその解を求める過程と >ある種の「 P ⇒ Q 」の形の論理式が真であることが証明すること >との厳密さの度合いは微妙に違うんじゃないか? Pを満たす元全体の集合をAと置き、Qを満たす元全体の集合をBと置くと、 「 P ⇒ Q 」が真であることを証明することは「 A⊂B 」を証明することと同値。 そして、「 A⊂B 」のテンプレ的な証明法は以下のようになる。 証明:「a∈Aならばa∈B」を示せばよい。a∈Aとする。 〜〜(中略)〜〜 よってa∈Bである。以上により、確かに「a∈Aならばa∈B」が 成り立つので、A⊂Bが成り立つ。 ↑この証明において、「a∈Aとする。」という部分は 「解が存在すると仮定する」とか「…を解とする」という行為と全く同じ。 また、「〜〜(中略)〜〜」の部分は "…を解としてその解を求める過程" そのものである。 従って、"…を解としてその解を求める過程" は、上のA⊂Bの証明と 全くことをしているわけで、つまりはA⊂Bの証明と全く同じ厳密さを 持っている。そして、A⊂BとP⇒Qは同値なのだから、結局、 "…を解としてその解を求める過程" は、P⇒Qを証明するのと 同じ厳密さを持っていると言える。
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