- 241 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2010/09/16(木) 21:24:45 ]
- 数学の基礎付けをするってのが目的だった数学基礎論はとっくに終わっただろw
残ってるのは基礎論の中で出て来た論理の記号化によって論理そのものが数学的な手法で分析する対象となって生まれた数理論理学だろ 数理論理学と数学基礎論とは、少なくともマインドとしては全くの別物だよ 日本だけだろ、「(数学)基礎論」なんて言葉がこんなに平気で(しばしば「数理論理学」の代わりに)使われてるのは 数学書のスレだから本の話として言えば、洋書で"Foundations of Mathematics"なんてタイトルの本は滅多に出版されないぞ "Mathematical Logic"というタイトルなら掃いて捨てるほど出版され続けてるけれどな 今やその手の数学の基礎付けの話は海外じゃPhilosophy of Mathematicsの一部と看做されてる雰囲気があるじゃないか 「基礎論」なんて前時代的な言葉を今でも恥ずかし気もなくどんどん使ってるのは日本だけだよ だから>>238の > 基礎論はだいぶ前に終わった学問という感じ は正しい 今の「基礎論」と日本の研究者が呼んでる分野の実態は数学的手法による論理の研究としての数理論理学に過ぎない 「数学基礎論」が目指していた数学の基礎付けとは何の関係もない 数学基礎論の名前に値するのはGentzen流の還元的証明論だけだろ 百歩譲っても東北大の田中とかSimpsonとかのやってる逆数学までだよ 数理論理学の残りの部分は数学基礎論の名前に値しない単なる論理の数学的分析 それはそれで研究する意義は大いにあると思うけど、基礎論って呼び名には相応しくない
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