- 61 名前:現代数学の系譜 雑談 [2022/12/02(金) 07:45:31.15 ID:fZZ7hap7.net]
- >>52 追加
いま、有限の決定番号Mが、確率的零事象であることの簡単な証明を思いついたので書く 命題:有限の決定番号Mは、確率的零事象である 証明:可算無限個の箱がある。Nは自然数の集合。決定番号の定義は下記です 1)決定番号Mとは、可算無限長の2つの数列で、Mから先の数が一致すること 2)つまり、Mから先の可算無限長の数のペアが一致すること 3)いま、一つのペアが一致する確率をp<1とする 4)可算無限長の数のペアが一致するならば、その確率はp^N→0 5)よって、有限の決定番号Mは、確率的零事象である 補足1:一律に「確率をp<1」としたが、pが変わることもある しかし、いまの場合、そこまでの厳密な証明の必要はないだろう(気になる人は、考えて下さい。pが変わるときは、上記は厳密には不成立w) 補足2:いま、場合の数を考えてみよう。コイントスで、表1、裏0の数の組合わせで、可算無限長の数列を作る 1)全体の場合の数は、2^N (非可算) 2)一方、決定番号Mの場合の数は、自由になる箱はM-1個(最初の箱を1番として) よって、場合の数 2^(M-1)→有限 3)あたかも、無限集合中に有限2^(M-1)個の当りくじがあるが如し 4)場合の数で考えても、決定番号Mは確率的零事象である つづく
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