- 38 名前:名無しさん@引く手あまた mailto:sage [2018/11/15(木) 22:30:20.86 ID:tFMKXPsH0.net]
- 赤字転落したスルガ銀、半年で預金流出6700億円超の内幕
https://diamond.jp/articles/-/185557 純損失985億円──。11月14日、不正融資問題を引き起こしたスルガ銀行が2018年度の中間決算を発表し、巨額の赤字に転落したことが明らかとなった。 赤字転落の原因は、不正の温床となったシェアハウス投資を含む不動産投資向け融資に対し、莫大な引当金を計上したことにある。 スルガ銀は不動産関連融資における不正の有無を調査しているが、シェアハウス投資では、すでに返済困難に陥った債務者が続出。 これらの融資が焦げ付くことを見越して、シェアハウス投資だけで1362億円、その他の不動産投資向け融資と合計すると1860億円まで引当金を積み増したわけだ。 不正に伴う代償を払ったスルガ銀だが、財務の健全性を示す自己資本比率は何とか危険水域≠フ手前で踏みとどまった。 中間決算によると、自己資本比率は8.65%と半年で約4%も下落したが、シェアハウス投資は引当金を「ほぼフルで保全している」(有國三知男社長)ため、 現時点では期末決算は975億円の最終赤字と予想。国際的な規制水準である8%を維持できる見込みだ。 日銀が資金を供給か 片や、銀行の全業務の源泉である預金。この半年で約6737億円の預金が流出しており、4?6月が約2180億円、7?9月は約4556億円と流出額は拡大しつつある。 高めの金利で集めた個人が多いだけに、さらなる預金流出もあり得るだろう。 「今も神奈川県内ではスルガ銀から横浜銀行などへと、周辺銀行に預金が流れている」(大手地方銀行関係者)という声が漏れ伝わってくる。 この動向を察知してか、監督官庁である金融庁も「(スルガ銀の立て直しに関する)あらゆる選択肢を議論してきた」(金融庁関係者)が、それと同時に預金流出への警戒を強めていたとされる。 その証左が、一部で報道がなされた、スルガ銀の住宅ローン債権を担保に日本銀行が2000億円規模の資金を供給する準備が整ったという話に他ならない。 これは、預金流出が加速したとき、スルガ銀の資金繰りを下支えするための「選択肢が広がった」(金融庁幹部)証し。 その実現に向けては「金融庁が調整に動いた」と複数の大手銀行関係者が口をそろえた。
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