- 324 名前:名無し三等兵 [2007/03/07(水) 23:00:07 ID:Z1LReoWN]
- >>323
空一号無線機と、空二号無線機は、両方ともスーパーヘテロダインですが。中間周波増幅の段数が違う。 つまり、空一号無線機は小型軽量化の為に、中間周波増幅とIFフィルタを減らしたので。選択度が悪くて雑音が多かったと思う。 >問題のシールドとアースですが、これも相当に疑わしい 零戦のエンジンは、現物を見ると解りますが。イグニッションコイルからプラグコードまでシールドしてあります。 本当にシールドの問題ならば、なぜ零戦のクルシーが使えたのでしょうか? ちなみに、クルシーはアメリカ製で。開戦前に大量に輸入して備蓄したそうです。 >問題は、電源回路です。資料が無いので、想像するだけですが、 それでは、攻撃機や爆撃機の無線が使えて。零戦の無線が使えなかった理由はなんでしょうか? 電源のノイズフィルターが貧弱だから。電源からノイズが入ったと いう説も時々聞きますが。 当時の無線機の電源は、回転式DC−DCコンバーターです。今の様なスイッチング式ではありません。 よほどヘボな設計しないかぎり、電源から回り込むことは無いと思います。 喉頭マイクの悪性能だけが原因ならば、零戦では電信を使えばよかったはずです。 私の想像では、無線機のS/Nが悪くて、電信も電話も使い物にならなかったと思います。 最後に 零戦ではアメリカ製の「クルシー」はちゃんと受信できて使えた。 日本製の「空一号無線機」は雑音が多くて使えなかった。 この事実を見れば、何が悪いのか一目瞭然ではないですか。
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