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戦国BASARAでエロパロ 信者7人目



1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2009/07/17(金) 23:46:00 ID:Ax5XtHta]
戦国BASARAのエロパロを読みたい人、書きたい人のスレでございます。
エロに限らず本番無しの話、ほのぼの甘々な話、小ネタも歓迎しておりまする。よしなに。

話を投稿する場合は名前欄にて以下の旨を明記してくだされオヤカタサムァー。
・カップリング
・陵辱、強姦などの話
・その他、特殊な設定で話を創作した場合

ウホッ! な話は数字板の「ビデオ棚」スレに投稿してくだされオヤカタサムァー。
史実嫁ネタ、オリキャラを中心とした話はご勘弁下さい。
荒らしは「するぅ」ですぞ! それとsage推奨でござる。
女体化やその他の特殊な設定を使った場合は下記の避難所に投下するでござる!

えしどののさんせんもずいじぼしゅうちゅうですよ。

いくらexcellentな作品でも無断転載は御免だぜ。まぁ常識だがな。

前スレ
戦国BASARAでエロパロ 信者6人目
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1241161410/

過去スレ
戦国BASARAでエロパロ 信者5人目 ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1218640918/
戦国BASARAでエロパロ 信者4人目 ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1181545589/
戦国BASARAでエロパロ 信者3人目 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1160419654/l50
戦国BASARAでエロパロ 信者二人目 ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1156098217/l50
戦国BASARAでエロパロ ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1123869802/l50

保管庫
戦国BASARA-エロパロ保管庫 ttp://www12.atwiki.jp/bsr_e/

※落ちたときの避難所 兼 女体化等特殊設定投下スレ ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/6047/1245377647/
※保管が間に合わない時の緊急ログ置場 ttp://65.xmbs.jp/bsrshelter/

900 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/18(月) 01:59:42 ID:28cYx+ZC]
>>899
おそらく違うとは思うんだけどさ
「孫子」じゃ『風林火山』の言葉の
元ネタの兵法家を思い出しちゃうからやめてwww

901 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/18(月) 22:09:33 ID:GD2atTqc]
>>899
>>900で突っ込まれてるが腹筋崩壊したw

保管庫更新されてるね
保管員さま、管理人様お疲れ様です!

902 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/23(土) 20:59:08 ID:Ek4WXhqj]
保守代わりに何かネタを落としたかったが何も浮かばないorz


903 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/23(土) 22:55:18 ID:1ske0S+i]
イベント的にネタになりそうなのは、バレンタインか節分とかか…

・やはり定番、バレンタインのお菓子作りネタ
 孫市や鶴姫の料理の腕前はいかほどか?

・大雪に見舞われた各陣営の様子を中継
 雪見酒、雪合戦、現代パロでウィンタースポーツでも何でもお好きに
 奥州と越後では雪祭りができそうだ

・節分 → 鬼退治 → 西海の鬼フルボッコ祭り(性的な意味で)

まあイベントなくても、単純に
凍えそうな季節に愛をどうこう言って
冬のせいにして温め合うって手もあるよね。

904 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/23(土) 23:22:21 ID:/zx+QC27]
西川乙w

905 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/24(日) 12:49:22 ID:SoV86jDI]
家康の正室の名も鶴姫・・・・
とゆうか、なぜ鶴姫には苗字が無いのか。

906 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/24(日) 12:51:36 ID:7QcHmSF5]
この時代は名字がある人のほうが珍しいから普通じゃないかな

907 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/24(日) 21:13:05 ID:+/I02lA3]
織田濃
前田まつ
浅井市

908 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/24(日) 22:41:58 ID:LQqA8z3N]
女性は、通称のみで名前も残っていない人の方が多いからな…
あと、ググれば分かると思うが、当時は女性は嫁いでも苗字は元のままだ



909 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/24(日) 23:05:38 ID:VtUNXcnz]
濃姫は斉藤帰蝶、鶴姫は大祝(おおほうり)鶴のはず

910 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/25(月) 01:55:31 ID:BomqDP9g]
きちょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

さてもうすぐバレンタインですね
豆まきもありますね

911 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/25(月) 03:57:22 ID:qjgFK/TV]
>>909
すげえめでたい名だな、鶴

912 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/25(月) 20:26:58 ID:cR7gJsaW]
>>911
そこで「鶴の恩返し」ですよ。

鶴姫「助けて頂きありがとうございました。」


913 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/26(火) 00:54:10 ID:sgQOvu0g]
鶴姫☆の必殺技はパンチラ状態らしいな

914 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/26(火) 01:00:14 ID:Zj7kr+Uq]
幸村あたりはは顔真っ赤にするだろうな〜

915 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/26(火) 01:00:39 ID:Zj7kr+Uq]
266 :最後尾の名無しさん@3日目 :2010/01/26(火) 00:57:36 ID:SeDiQgbY
ナリツル・・・

就「どちらにせよお前の軍は滅びる運命・・・。
  選べよ鶴姫!我に食われるか、鬼に食われるか。」

916 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/27(水) 01:13:19 ID:ERqlcoyC]
適当にクグってたら史実で鶴姫の神社が毛利氏に
加護された事を知って元就と鶴姫に接点がある事に萌えた
アニキじゃ生温そうだから冷酷な元就なら鶴姫を調教的な意味で
手酷く弄んでくれそう
孫市は慶次よりやっぱり洋風同士でアニキと似合うな

917 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/27(水) 01:17:34 ID:72FpLwMc]
鶴姫を手酷く弄ぶ・・・・


有効ですb

918 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/27(水) 15:06:38 ID:rHTgD+Vz]
犯し手「辱」(おかして「じょく」)
…元就さま自ら鶴姫を犯し、恥辱にまみれさせる
輪し手「姦」(まわして「かん」)
…兵士を呼び出し、鶴姫をリンカーンさせる

どっちがいい?



919 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/27(水) 19:06:10 ID:ViOxdM7K]
両方で頼む

920 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/28(木) 00:21:07 ID:WDhIRdSs]
ひでぇ技だww



元就様でたのもう。

921 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/28(木) 01:20:00 ID:59UmM77t]
規制解除やっとキタ!
鶴姫可愛いよ鶴姫
鬼畜でどSな元就様に攻められる鶴姫。一見荒っぽいけど実は優しくてヘタレなアニキに攻められる鶴姫。
うむ、どっちも妄想でご飯3杯はいけますな!

922 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/28(木) 06:54:28 ID:cU7ngdbk]
自分は松永×鶴姫
純真無垢ゆえの天然小悪魔なフレンチロリータといけないパパ的な

923 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/28(木) 10:48:13 ID:WDhIRdSs]
松永さん怖い。鶴姫が泣いてしまうん。

924 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/28(木) 23:11:42 ID:8CoRBa5E]
毛利はいつきで前科があるからなー
もし鶴姫ストーリーにも出てきたら
純真な少女にさぞかしトラウマを植え付けてくれるだろう

925 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/01/31(日) 20:02:13 ID:3N4wN/es]
鶴姫と毛利の絡み期待してる人多いな
自分もその一人だが
随分前のこのスレで瀬戸内のエロパロも見たいから鶴姫出ないかなっていうレスがあったが本当に叶ったな
鶴姫の無垢で天然に振り回されて計算できず調子が狂う元就を妄想して萌えてしまう…

926 名前:官兵衛×鶴姫 1/8 mailto:sage [2010/02/01(月) 02:24:50 ID:5Us+C05X]
鶴姫との絡み、瀬戸内組はきっと充実するだろう。陵辱とか楽しみだー。
ところでなぜか誰得すぎるクロカン×鶴姫、まさかの恋の始まり的な謎電波が降りてきたので
保守がてら。
限りなく和姦に近い陵辱。挿入は無い。

───────────────────────────────────

「姫様、おやめ下さい!」
「困った人を助けに行くだけでしょう? だいじょうぶ!」
 制止する声を背に、鶴姫は軽やかに舳先を蹴った。
 自身の乗る関船の舳先から臆することなく跳躍し、脇からすべり出した小早の船上へと、危なげなく着地する。
 そうして、武装した数隻で形成される船団の配下を振り返り、手を振る。
 主君の無邪気な暴挙に、小早に乗っていた数名が顔を見合わせ、渋々と同乗を許す。そんないつもの風景に
にこりと微笑み、鶴姫は前を向いた。
 目の前に広がる、凪いだ海。同じほど青い空。昨日までの嵐が過ぎ去り、太陽の光をきらきらと反射する様が
美しい。
 その風景の中で一つだけ異質な、沖合いに停泊する、五隻の商船団。
 幻で見たとおりの景色が、そこにあった。
 その内の一隻が、鶴姫の住む隠れ社に近い岬に流れ着いたのは、一刻ほど前のことだった。
 助けに現れた村人に、憔悴した船乗りは、堺へと向かう途中で嵐に遭遇したと語った。
 船はまだかろうじて動く。すっかり潮にやられてしまった荷は諦めるほかないが、生き残った船乗り達のために
食料と薬を売ってもらえぬか。
 その懇願を快く承諾し――それからわずかもせぬ内に、複雑に入り組んだ岸壁のあちらこちらから数隻の小早と
関船が現れ、いったいどこからと目を白黒させた船乗りを問答無用に乗せて海原へと漕ぎ出し、そして今に至る。
 鶴姫たちと船乗りを乗せた小早が、難破した五隻の中でも最も大きな商船へと近づく。
 距離が詰まるにつれ、荒れ狂う海に叩きのめされた傷痕の風情が、はっきりと分かる。
「おおい、皆、助けてもらったぞ。もう大丈夫だー!」
 船乗りが仲間に向かって声を張り上げ、商船から垂らされた梯子を上り始める。
 船のあちこちでぐったりしていた船員たちが、戻ってきた仲間の声に顔を上げ、表情を輝かせた。
 鶴姫と共に来た数名の兵が食料を運び込むと、歓声へと変わる。
 その喧騒の中で、船長に挨拶しようと、それらしき人物を探して首を巡らせていた鶴姫の肩を、共に戻ってきた
船乗りが背後から叩いた。
「船室に長がいるんだ。すまんが一緒に来てくれないか」
「はい、もちろん!」
「姫様、お待ち下され。我らも共に――」
「だいじょうぶ。皆さんにちゃんとご飯を食べさせてあげて下さいね!」
 素直に請け負い、ついて来ようとする心配性の兵たちを残して、彼女は甲板の中央付近か内部へと続く狭い通路を
降りた。
「ここだ」
 案内の者に示された戸を開け、中に入る。
 机上の灯りと、控えめにしつらえた窓から入ってくる淡い陽射しだけのせいで、室内は薄暗い。素早く甲板と
行き来できるようにか、向かい側にも同じような戸がある。
 嵐にも耐えた頑丈な作りのためか、戸を閉めると甲板の喧騒はほぼ聞こえなくなり、直接船体を揺らす波の音も
かろうじて聞こえるかといった静けさが支配する。
 しかしそれらしき人物は、いなかった。
 代わりに、船室の片隅に背をもたれさせ、影に溶けこむように一人の男が座っていた。
「……誰?」
 思わず鶴姫は誰何した。
 船長のはずがない。そう思ったのは、彼の手に嵌められた手枷と、そこから伸びた鎖と鉄球の存在だった。
 一回りは上であろう年齢と、立派な体躯。しかし服装に煤けた雰囲気があるせいか、そこはかとない陰鬱さ
を感じさせる。前髪が長いせいで顔がよく見えないのも一役買っている。
 少女からの問いかけに、男が顔を上げた。
「お主は?」
 逆に問われる。
 外見の印象とは少し違う、理知を秘めた低い響き。危険を伴う人物にはどうにも思えぬ相手に、元来薄い警戒心
しか持たぬ鶴姫は素直に答えた。
「難破しかけたあなた方を助けに来ました。あなたにも後でお食事を持って来させますね。長はどこにいます?」
「反対側から出て行った。ところで、お主たちはなぜこれほど早くこの沖まで来られた」
「見えたんです。この船が嵐で壊れそうになるのと、助けを求めて島に流れ着く人が」

927 名前:官兵衛×鶴姫 2/8 mailto:sage [2010/02/01(月) 02:26:16 ID:5Us+C05X]
「見た? 夢でか?」
 男が軽く首を傾げた。
 違うと答えかけ、力を明かしてはならないと社の者たちに固く口止めされていたことを思い出し、鶴姫はこくんと
うなずいた。
「ええ、見ました」
「それ以外の根拠もなく?」
「え? はい」
「……そんな夢だけで、何の縁もない船を助けに来たというのか」
 呆れとも安堵ともつかぬ声が、こぼれる。
「気にしないで下さい。ここはわたしの海、そこを通る人たちをわたしがドーンと守るのは当然ですよ☆」
 もう安心だと胸を張り、鶴姫は自信たっぷりに微笑んだ。
 しかし、男の陰鬱さは変わらなかった。無精髭がちらほら見える口元が皮肉気に歪み、自嘲めいた呟きをぼそりと
発する。
「お主には悪いが、いっそ海に沈んだ方が良かっただろう」
 死を望むような一言に、鶴姫は目を見開いた。
 なぜと問いかけようとして、自然と、男の手枷に視線が絡め取られる。諦観は、きっとこの枷がもたらしたもの
なのだろう。
 どれほど強固な絶望なのかと、暗がりでいまいち良く見えぬそれを確かめたくなり、鶴姫は男に近寄った。
「……どうして鎖に繋がれて、この船にいるんですか?」
「あるものを欲し、それを良く思わぬ者たちに陥れられ、九州で穴倉へ押し込められていた。今になって始末したい
のか、呼び出しを食らって送られているところだ。堺へ着けば、首と胴体が離れるであろうよ」
「いったい何を望んだらこんなひどいことをされるのですか」
「箒星を」
 端的な答えと共に、男が立ち上がった。
 そうして立つと、鶴姫より頭二つ分ほども上背があることがはっきりと分かる。天井に頭をぶつけるのではないかと
ついおっかなびっくり心配しながら顔を上げると、不意に、男が穏やかに笑った。
「そして小生がそれを掴むには、先見の目を持ちし巫女よ、お主の力が邪魔になる」
「―――え?」
 男の腕が動き、鶴姫の手首をぐいとつかんだ。
 引っ張られ、手枷を嵌めた腕の中へすっぽり囲われるように、捕まえられる。
 唐突すぎる無礼な振る舞いに、思わず彼女は叫んだ。
「何をするんですか!」
「名乗りが遅れたことを詫びよう。小生の名は黒田官兵衛。黒田軍総大将にござる。これより、お主らには我が
軍門に下っていただく」
「どういう――」
「謀らせてもらったという話だ。お主がどの程度『見える』のかに難儀したが、自身が関われぬ未来のみであれば
付け入る隙もあると信じた甲斐があった」
 言葉を失った鶴姫へ、官兵衛と名乗った男が静かに言い継ぐ。
「既に我らの本隊は動き出し、この場と、お主の里を包囲しにかかっている。皆の命を守りたくば、速やかなる
降伏を決断することを薦める」
 淡々とした物言いが、逆に、いかに取り返しのつかぬことであるかを自覚させる。
「――――」
 人質にされたのだとようやく合点が行き、鶴姫は大きな目を極限まで見開いた。
 力を、最初から知っていた。
 嵐の海での難破そのものが、仕組まれた罠だった。
 仕向けられた会話の一つ一つが鶴姫の力を測るためのものであり、確信を深めるための材料に過ぎなかった。
 それなのに何一つ気づかず、まんまと踊らされて、蜘蛛の巣に飛びこんでしまった。
 こちらを見下ろしてくる、屈強な体躯に似合わぬ陰気な顔をキッと睨み上げ、鶴姫はわなわなと肩を震わせた。
「騙したなんて、ひどい!」
「この程度に引っ掛かるようで、よく、毛利と長曾我部に挟まれたこの地から、名乗りを上げたものだ」
 子どもの無茶を嗜めるように、官兵衛が嘆息する。
「この海を守りたいと思って、何が悪いのですか!」
「悪くはない。が、今の世へ打って出るは、お主のような娘御には荷が重過ぎる。何よりもその目が、お主をただの
道具へと変え、不幸にする」
「道、具?」
「その特異なる力を利用しようとする者に捕らえられ、望まぬ未来を見続けさせられ、心を砕かれてしまっても
良いのか」

928 名前:官兵衛×鶴姫 3/8 mailto:sage [2010/02/01(月) 02:27:29 ID:5Us+C05X]
 有り得ない未来に、鶴姫は反射的に言い返した。
「そんなひどいことをする人、いるわけが――」
「居る。それも、一人や二人ではなくな」
 哀れみを混じらせて、官兵衛が首を横に振った。
「そやつらに形ばかりでも預言者として大切に扱われ、重用されるのであればまだいい。小生のように手枷を
付けられて穴倉に押し込められたらどうする。穴倉生活は悲惨だぞ。運ばれてくる三度の飯と寝る以外にできる
ことといえば、外の天気を壁に記録するか、素読をするか、身体を鍛えるか、鉄球に乗って転がす練習をするか、
手淫に耽るかぐらいのものだ」
「しゅいん?」
「ああ、すまん。そこは忘れてくれて構わん。ともかく、戦場に果てる数多の死を見て、苦しむ。その未来を、
考えたことがあるか? 小生のためにも、お主のためにも、その力はあるべきではない」
 見透かしたような断言に、むっと鶴姫は頬を膨らませた。
「どうして力を持たないあなたに、未来を見てきたみたいにそう言い切られなくちゃならないのか分かりません」
「小生にも、長年培ってきた先見の読みがある」
「それがあっても、穴倉に閉じ込められてしまったのに?」
「手痛いな」
 鋭い指摘に官兵衛が苦笑した。
「だが、だからこそお主にも同じことが起きるとも言える。未来を見る力で人は救えても、己を守ることはできぬ」
 間近から見下ろされ、前髪に隠れてそれまで分からなかった官兵衛の瞳が、その時はっきりと見えた。
 そこに浮かぶ、凄惨な風景を見てきた哀しみと、忠告めいた真摯な光。
 垣間見えた本心が、胸をざわつかせる。
 この、あまりに近すぎる距離がどうにも不利だった。ひどく落ち着かなくさせる。
 もう騙されてなるものかと、ことさらに鶴姫は肩に力をこめた。
「でも、人を救うために私に備わった力です。それを使わないのは、間違ってます」
「その選択が、自らを砕くとしてもか?」
「当たり前です!」
「では仕方ない」
 もう一度、官兵衛が嘆息した。
 次の瞬間、逸らすこともできぬ強さで、射竦められた。
「小生がここへ来た目的は二つだ。一つは河野水軍を我が傘下に入れること。もう一つは、お主を只人にすることだ」
「只人……?」
「古来より、穢れを知った巫女の力は消えると言う。そういうことだ」
「そういうって……どういうことですか」
 意味が分からず、鶴姫はつい訊ねた。
「男女の睦みごとだ」
「睦みごと?」
 反復に、官兵衛が困ったように顔をしかめた。
「まあ、一口で言えば恥ずかしいことか」
「恥ずかしい?」
「それと痛い」
「痛い!?」
「その点については、先に謝る。恨み、憎んでも構わぬ」
 鶴姫は眉根を寄せ、首を横に振った。
「嫌です! 私が力を失くしたら、この瀬戸内の海を誰が守ると……!」
「案ずるな。河野水軍が我が軍門に下れば、この海を守るのはこれより小生の役目だ」
 それを皮切りに、官兵衛が背を丸めた。
 背中に回された腕に、力がこめられる。抱きすくめられ、急速に近づいてくる顔に困惑して目をつぶった瞬間、
前触れなく唇を塞がれた。
「んんー……!」
 押しつけられる、かさついているような柔らかいような奇妙な感触。
 官兵衛の説明では自分の身にこれから何が起きるのかまるで分からず、鶴姫はただ唐突な接触を、本能的に身を
よじって拒絶した。
 が、唇が離れただけで振りほどくことは叶わず、顔を背けてあらわになった首筋へと吸いつかれる。伸びかけた
髭のざらついた感触に加え、肌を吸われているという状況に、恐怖が一気に膨れ上がり、鶴姫の華奢な身体をのみこむ。
「やめ……!」
 言葉を奪うように、再び唇を塞がれた。体格差があるため、気づけば少し喉を仰け反らせるような格好になる。
 あまりに長く息を止めさせられ、新鮮な空気を求めて鶴姫が無意識に口を薄く開いた刹那、思いもよらぬ事態が
起きた。



929 名前:官兵衛×鶴姫 4/8 mailto:sage [2010/02/01(月) 02:28:41 ID:5Us+C05X]
 唇を舌でこじ開けられ、官兵衛の舌が割り入って来る。
 そう理解した瞬間、爆発的なほどの羞恥が鶴姫の内側に芽生え、かあっと全身を熱く染めた。
「やっ……んん…っ!」
 叫ぼうとした声ごと、絡め取られた。先刻までの淡白な物言いからは想像できぬ熱い舌が鶴姫の舌先を弄び、
口腔をざらりと蹂躙される。
 必死に引っこめようとした舌を強く吸われ、音を立てて唾液を吸われる。貪るような口づけに翻弄されている内に、
恥ずかしさで頭にまで血が上り、意識にぼうっと霞みがかかり始める。
 背筋が凍り、身体が動かない。
 しかしその恐怖は、逃げ出したいという戦慄だけが生み出すものだけではなく――違う恐れをも含んでいた。
 官兵衛から与えられた熱が喉を通って身体に染み、恐怖が、違う何かへとじんわり作り変えていかれるような、
奇妙な感覚。
 不意に官兵衛の顔が離れ、胸元で蝶々結びにしていた布をその歯で引っ張った。しゅるりと音を立て、布が外れる。
「万歳」
「…え?」
「両腕を上げる」
 淡々とした口調に、意味も分からぬまま鶴姫は両手を上げた。と、いつの間に固定用の紐を外していたのか、
胸元を守る胴鎧をするりと抜かれた。
 素直さに、官兵衛が苦笑する。
「もう少し警戒した方がいい」
 喋りながら、彼の手が、首の後ろ側の襟へと伸びた。
「え? あ、ええ!?」
 軽く隙間を作るように着物を緩められたかと思うと、背中側に落とすようにするりと肩を剥き出しにされた。
 引っ張られた着物で、自然と両腕が拘束されてしまう。
 あまりにあっさり剥かれ、言葉にならぬ驚きに口をぱくぱくさせている内に、浮き出た鎖骨へ官兵衛が唇を寄せる。
「待っ」
「待たぬ」
 鎖骨の窪みを食むように、放埓な舌にねっとりと舐められた瞬間、鶴姫の背中を鋭い痺れが駆け上がった。
「あっ!」
 ぴくっと身体が震え、喉の奥からこれまで出たことのない上ずった声が漏れた。自分の声が信じられず、ますます
強い羞恥が鶴姫の中に生まれる。
「声は、抑えた方がいい。場所が場所だ」
 冷静すぎる助言と同時に、出し抜けに地面が揺れた。否――波が船を揺らした。
「………!」
 ここがどこなのか、言われるまで意識から欠如していたことが信じられず、鶴姫はさあっと青ざめた。敵の船と
いうだけではなく、この部屋へと案内してくれた人物がいたことまでまざまざと思い出す。
 もし護衛としてすぐ傍に控えているのだとすれば、聞かれてしまったのだろうか。
 いや、そもそもこの部屋で官兵衛が目論んでいたことを、彼らは最初から伝えられていたのだろうか。
 どちらにしろ考えただけで、泣きたいほどの混乱が押し寄せる。
「お、お願いです、やめ――」
「この機を逃して、次はない」
 今しかないのだと、官兵衛が再び白い肌へ唇を落とした。
 熱い舌が男を知らぬ肌を這う。
「やっ……」
 ぞわぞわと身体にもどかしさが走り、鶴姫は目を開き、真っ赤になって唇を引き結んだ。
 首から胸元へと降りていく舌が、器用に口を使って着物の襟をずらす。まだ隠れていた控えめなふくらみが、
わずかに揺れてあらわになる。
 二つのふくらみのそれぞれ中心にある、透明感のある桃色の小さな突起へ、官兵衛がためらいなく舌を伸ばした。
 ちろちろと舌先で刺激される。
「……んん…っ」
 こぼれそうになる声を、必死に少女は塞き止めた。その苦労を気遣うどころか、忍耐の限界を試すように、
なおも突起を緩慢に責められる。
 一度目を開けると逸らすことができなくなり、荒い呼吸を繰り返す鶴姫の視界の中で、刺激を受けた突起が
尖り始める。
 良い兆候だというように、官兵衛がわずかに目を細めるのが見えた。その口がつんと尖った突起を含み、吸い
上げながらきゅっと歯を立てた。
「ん…、あっ……!」
 途端にはじけた感覚に、殺しきれなかった喘ぎがこぼれる。
 強靭な両腕に抱きしめられつつ、更に着物を背中側へと剥かれ、すらりとした腹まで外気に晒される。涼しさに
見舞われるどころか火照りが強まり、全身が汗ばみ始めた自覚に、鶴姫は苦しげに眉根を寄せた。

930 名前:官兵衛×鶴姫 5/8 mailto:sage [2010/02/01(月) 02:30:09 ID:5Us+C05X]
 その汗を、官兵衛の舌が当然のように舐め取った。腹部から胸を通って首元まで這い上がり、呼吸に合わせて
かすかに上下する胸の尖りを弄ぶ。
「や、あ……」
(どうし、て)
 じんじんとした火照りが、不思議なことに触れられてもいない場所に生まれたことに、胸中で疑問符が浮かぶ。
 下肢の付け根辺りが、なんだか落ち着かない。
 いったい自分の身体はどうしてしまったのかと、答えを知らぬゆえの当惑が、鶴姫の呼吸を更に荒げた。
「痛いところはあるか」
 淡々と訊ねながら、官兵衛が体勢を変えた。着物に圧迫されていた鶴姫の両腕を自由にし、腕の中でくるりと
半回転させる。壁にもたれて再び座る官兵衛に引きずられ、鶴姫もその場に座らされた。
 完全に脱がされた上半身が恥ずかしくて、慌てて両手で胸を隠す。
「痛くは、ないです。けど……」
 背中全体に感じる官兵衛の熱があまりに暖かいことが、安堵と不安を錯綜させる。
 鎧越しでも分かる逞しい筋肉。海を渡ってきたと分かる潮の香り。嫌悪を覚えるより先に心の内側へと侵食されて
しまったように、拒絶できない。
 鶴姫の呟きに、官兵衛が目をしばたく。
「けど?」
「けど……身体が熱くて……おかしくて」
「どこが熱い」
「………む、胸とか。それと……その……どうしてか、腰も」
 恥ずかしさで真っ赤になりながら、素直に鶴姫は白状した。
「おかしくはない。お主の身体は、お主の心と同じほど健常だ」
 耳元で微笑し、彼は手枷の縁で鶴姫の手を退け、ささやかなふくらみを両手に収めた。ふくらみ全体を緩やかに
揉み、ごつごつした指が器用に、赤みを増した桃色の尖りを弄ぶ。
「あっ」
 また声がこぼれそうになり、鶴姫は自分の両手で口を塞いだ。
「熱いのは、この辺りだろう」
 官兵衛の手が降り、袴の上から、少女の下肢の付け根をそっと擦った。
「んんーっ……!」
 まさにじんじんと疼きを発していた箇所を触られ、鶴姫はびくんと身体をひねった。
 痛みでも恐怖でもない、一番近い形容とするなら気持ち良さが、触れられた途端に押し寄せる。
 打てば響くような反応に、官兵衛が浅い安堵を見せた。
「この調子なら、痛みは少しばかりマシかもしれんな」
 なだらかな丘の真ん中にある縦の筋を確かめ、袴越しに、さすられる。ゆっくりと、けれど執拗に。
「……ん……! んくっ…」
 刺激される内に勝手に浮きそうになる膝を、鶴姫は必死に力を込めて押し留めた。せめて膝を閉じたいと思う
のに、官兵衛の手に阻まれて許されない。
 痛みをもたらさぬ絶妙の圧力で送り込まれる気持ちよさが、中心の火照りを増していく。
 強まるもどかしさにどうしていいか分からず、鶴姫はぎゅっと眉根を寄せた。潤んだ目尻から自然に涙がこぼれる。
 と、衣擦れの音が響く。
 袴の結び目がほどかれ、制止も間に合わぬ内に、官兵衛の手が右脇から差し入れられる。そして指と肌を隔てる
最後の一枚である襦袢越しに、再び下肢の中心を撫でられた。
 たじろぐ無垢な身体が、本能的に逃げようとする。それを罰するように、それまで上下に動いていた指が秘部の
上で円を描く。
 その微細な変化でまた生じた気持ちよさに思わず鶴姫の手が口から外れかけた刹那。
「殿」
 外からの唐突な呼びかけが、時間を止めた。
「―――!」
 びくりと鶴姫は身を固くした。思わず呼吸すら止める。
 扉一枚隔てた場所で、室内から返ってくる音に耳を澄ませている存在がいる。その状況に、爆発的な恐怖が膨れ
上がる。
「どうした」
 しかし官兵衛は手を止めなかった。平然と外からの呼びかけに応じながら、襦袢に隠された恥丘の感触を楽しむ
ように、ゆるゆると秘部を撫でる。
 そしてふっと襦袢を押さえて秘裂を割り、布そのもので摩擦するように花弁を刺激した。
「っ……!」
 目眩に似た快感が、鶴姫の身体を襲った。同時に、あることに気づかされる。

931 名前:官兵衛×鶴姫 6/8 mailto:sage [2010/02/01(月) 02:31:31 ID:5Us+C05X]
 布がすべる感触がおかしい。どうしたことか湿っているように思える。否、湿っているどころではない。ぬるぬる
していると分かるほど、その量は多い。
 それを特別に気にすることなく、官兵衛の手が動く。静寂の中で、くちゅ、と布と花弁ががこすれる淫猥な音が響き、
武骨な指が少女の秘裂の先端あたりにある小さな珠らしき部位を捉え、集中的に愛撫した。
「ひゃんっ……!」
 塞いでも塞ぎきれぬ甘美な喘ぎが、鶴姫の喉をついた。おののきが、愛撫される中心をぎゅっと収縮させる。
 聞こえておらぬのか、外からの報告は冷静さを崩さない。
「周囲と島の残存兵力に対し、備え、配し終えました。殿の作戦通り、敵方はこちらに手出しできぬ様子」
「よし。小生が行くまでに、できる限り武器を取り上げ、無力にさせておけ」
「はっ」
 会話の内容が、現実を突きつけ、鶴姫の心臓を早めた。
 置かれた状況の目を覆いたくなるような情けなさに、ぽろぽろと涙がこぼれた。
 人質にされてしまった自分を案じ、味方が手をこまねいて苦しんでいる中だというのに、その心配を一心に受けて
いる自分はと言えば、服を半ば剥かれ、必死に声を堪え、不埒な愛撫にされるがままになっている。
 こんな辱めを受けているなど、皆には絶対に知られたくない。
 しかしそれ以上に鶴姫を混乱させているのは、官兵衛の指がすべる度に、その動きに敏感に反応してしまう己の
身体だった。
(どうして)
 自分が分からず、鶴姫は自問した。
 こんなやり切れない状況なのに、背中に感じる熱をやはり、どうしても優しいと思えてしまう。低く紡がれる声に、
傷つける意思など無いようにすら思える。
 憎めと――そう懺悔されている錯覚だけが、ある。
 異能の力を失わせる。その義務に酷似した哀れみのほか、何一つ彼を突き動かす感情が存在していないことが、
どうしてか悲しい。
「気分はどうだ」
 必死に肩で息をする鶴姫の様子に、官兵衛が静かに耳元に問う。
 気持ちいいのと熱いのと悲しいのと切ないのとが混ざって、鶴姫はただ息も絶え絶えに、頭を横に振った。
「お主から痛みを減らすための支度だ。すまぬ」
 官兵衛の指がうごめき、しっとりと形容できるほど濡れた襦袢の裾をめくり上げた。遮るものを失った秘所を直接
割り、熱い指が、ぬるりと秘裂を撫でる。
「ひゃっ……!」
 直に触れられ、ぞくぞくと駆け上がった快感に腰が跳ねた。じゅんっと何かが身体の中から染み出た感覚に、秘所を
すっかり濡らしているそのぬめりが、自分の中から出たものだと気づかされる。
「…あっ……わたしの身体……どうなってしまったん、ですか」
「そうだな。気持ちよくなっている……と言うと、お主に申し訳が立たぬか。先ほども言った通り、ただ、健常な
反射をしているだけだ」
「ふあ、ああっ!」
 再び、秘裂の入り口にある珠をこりこりと弄られ、意識が白く明滅するほどの快楽に鶴姫は悶えた。別の指で
間断なく割れ目をなぞられ、聞こえてくるいやらしい水音が聴覚から理性を責める。
 自力で口を押さえていられず、彼女は上半身をよじり、官兵衛の腕にすがりついた。自分の腕より一回り以上も
がっちりした二の腕に、歯を立てるように口を押しつける。
 朦朧と熱に浮かされながら、鶴姫は思った。
 官兵衛が謝るということは、この状況は、本来は気持ち良くなるべきではなく、悔しいとか、そんな風に思わな
ければならないのかもしれない。
(だけど)
 快楽に酔わせられた身体は、嘘がつけない。
 撫でられる度に、触れられた部分がきゅっと震える。剥かれてあらわになった珠を硬い指で擦られ、痛いほどの
気持ち良さが身体の奥から噴き出して、たまらなくなる。
「んんっ……ん……っ!」
 濡れそぼった割れ目を器用な指で開かれる感覚に身を硬くした刹那、耳元に言い聞かせるような声が落ちた。
「力を抜いてくれ」
「……っえ…?」
 どこから、と問い返す間もなく――溢れる蜜を帯びた官兵衛の指先が、つぷりと、鶴姫の秘奥へ侵入した。
「いたっ……いや!」
 想像したこともなかった異物によって押し開かれ、入り込まれる恐怖と痛みが、鶴姫を襲った。痛みのあまり
無意識に目の前のものに歯を立て、口中に鉄の味が滲む。
「抜いて……!」
「すまぬが、それは出来ぬ」

932 名前:官兵衛×鶴姫 7/9 mailto:sage [2010/02/01(月) 02:37:14 ID:5Us+C05X]
 指を抜かぬまま、官兵衛が動きを止めた。呼吸する度に、収縮する膣壁の粘膜が、中途半端に入り込んだ武骨な
指の形と熱を、鶴姫に否応なく分からせる。
 驚きが増幅した強い痛みが、やがて薄れる。はぁはぁと上がった息を宥めながら鶴姫が歯の力を緩めると、待ち
かねたようにねっとりと膣内を撫でながら、深く入り込まれた。
「あ…ふっ!」
 痛みを上回る気持ち良さが身体の中心を駆け上がり、甘ったるい喘ぎが室内にこぼれた。
 奥から湧き出す蜜が、太い指に圧迫されながらも狭い秘部を満たす。その指がゆっくりと抜き差しを繰り返すに
従い、自分の中がとろとろにほぐされていくのが、隙間を伝い落ちていく蜜の感触で分かる。
 こぼれでる声を必死に抑え、鶴姫は官兵衛の腕に必死に縋りついた。けれど淫らな水音が、声よりも雄弁に
何かを語る。
 その音に理性を剥がされながらも、なお残る羞恥に彼女は顔を歪めた。
 恥ずかしい場所に指を入れられて、動かされて、なぜこんなに気持ちがいいのか。
 袴に隠れて見えないのに、どうしてこの人物の指は、触って欲しい場所を読めているかのように動くのか。
 気持ち良さが高まり過ぎて、苦しい。助けて欲しい。
 その方法を、きっとこの人物なら知っている。この人物になら、もう何をされてもいい。
 それ以外のことが考えられず、懇願のために、鶴姫は朦朧と口を動かそうとし――
「殿! 一大事です!」
 その時、ドンドンドンッと激しく戸が叩かれた。
 と同時に、返事も待たずにその戸がバンッと開かれる。
「な、何だ! どうした!」
 とんでもない横槍にぎょっと目を瞠り、官兵衛が顔を上げた。その指が秘所から離れ、少女のはだけた胸元を、
腕を使って隠す。
 二人の体勢から一瞬で状況を察したらしく、現れた家臣の目が官兵衛への呆れと怒りで吊り上がった。
 外に聞こえないように抑えつつ、怒声が放たれる。
「このバカ殿!」
「何がだ!」
「まだ挿れてないとか、何ちんたらやってるんですか! ズバッと挿れてビュッと出せば済む話でしょうが!」
 あけすけに叱り飛ばされ、官兵衛が頬を赤らめて言い返す。
「ば、馬鹿者、そんな無体なことができるか!」
「充分に無体なことしておきながら、何を善人ぶったことを言ってるんですか!」
「それでも最低限の礼儀というものがあろう!」
「時間がないから急ぐって言ってたのはどこの誰ですか」
 やれやれと言わんばかりの冷ややかな眼差しが、官兵衛を突き刺す。
「きちんと備えさえねば、痛むであろうが!」
「そんなことしなくても殿のならささっと入りますって。ガタイに反して豊臣武将随一に残念だって、昔、大谷殿や
石田殿が話してたの聞いた奴がいるんですから」
「そんな根も葉もない噂の方を信じるなど、小生を泣かす気かお前は。いいか良く聞け、小さいと言う奴こそが
小さいわけで――」
「いえそんなことは今どうでもいいことなんで」
「大事なことだぞ」
「そんなことより、殿の見通しより早く、毛利が動いた模様です」
 最後の台詞に、それまでの散々な会話の空気が一変した。
 状況についていけずぽかんと目を丸くする鶴姫の眼前で、真顔へと表情を引き締めた家臣がひざまずく。 
「急ぎ、陣立てを」
「……まったく、ここでも不運は小生を見逃さぬか」
 官兵衛が息を吐き、己を嗤った。


933 名前:官兵衛×鶴姫 8/9 mailto:sage [2010/02/01(月) 02:38:52 ID:5Us+C05X]
 またたく間に、彼を取り巻く気配が怜悧なものへと変異する。
 官兵衛の手が、鶴姫のはだけた着物を戻し、袴の帯を締めた。そして立たせ、転がしていた鎧胴を再び身に
つけさせる。
 そうしてまるで何もなかったかのように全てを整い終え、鶴姫を腕の中から解放した。
「すまぬ。惑わせただけであったな」
「……え?」
 力をまだ失わされていないのだと、その言葉で分かった。
 状況についていけず、鶴姫はぽかんと官兵衛を見上げた。
「戦はこちらに任せ、社に篭もり、備えを固めよ。毛利のことだ、どんな詭計を用いてお主を得ようとしても
おかしくはない」
 冷静な助言が、更に困惑を見舞わせてくる。
「でも」
 軍門に下ると、まだはっきり答えていない。同盟が成ったとは到底言いがたい状況であり、彼の目的はどちらも
達成していない。
 なのに、ここにきて自分を無傷で帰す意味が分からない。
 それを理解した上でなお、鶴姫が降伏を受け入れたと愚かにも思い込んだような物言いに、思わず鶴は問うた。
「どうしてあなたが戦おうとしてるんですか」
「言ったろう。この海をドーン☆と守るのは、小生の役目だ」
 口調を真似て、官兵衛が笑う
 その腕が伸ばされる。華奢な顔の輪郭に沿って、まだ赤い頬を大きな手のひらが一度だけ名残惜しげに包んだ。
「慕う者の命を惜しむのであれば、機に乗じて小生の背を討とうと思うな。その時は容赦できぬ」
 控える家臣へと視線を走らせ、官兵衛の手が鶴姫の背を押す。
「味方の元へ戻してやれ」
「承知。その間に殿はとっとと熱を冷まして下さいよ。良かったですね、幽閉時に鍛えた神速の早漏っぷりが
役立つ時が来て」
「小生、本当に泣くぞ」
 半眼でぼやく官兵衛に減らず口を叩くことを忘れず、少女の身を預けられた家臣は、さっさと甲板へと連れ出した。
 清々しい潮風が、一気に鶴姫の全身を撫でた。身体に燻っていたわずかな熱まで、冷やして消し去っていく。
 周りを見回す。
 来た時と同じ船とは思えぬ光景が広がっていた。
 先刻まで嵐の後遺症で疲労困憊していたはずの面々が、ある者は弓を、ある者は刀を手に、確かな足取りで
船上に立っている。実戦に明け暮れ、研ぎ澄ませてきた者たちが放つ戦場の空気が、商船に過ぎぬはずのその船を
軍艦へと変質させていた。
 更に、いつの間にか鶴姫たちを島から運んできた船団を取り囲むように、周辺に粛々と軍船が姿を現している。
 その中で、追い詰められた舳先にて、囲む敵兵と睨み合っていた鶴姫の兵士たちが、主君の無事な姿を目にして
声を上げた。
「ご無事でしたか、姫様!」
 解放された彼らが、駆け寄ってくる。
「あ、えっと……うん」
 どう応えていいか分からず、鶴姫は曖昧にうなずいた。
 辱められたことに対しては、不思議なほど辛くなかった。むしろ、結局何も失わずに彼らの元に無事に戻って
来られた不可解さの方が、腑に落ちなさを残す。
 しかしそれをどうすることもできぬ内に、一団は小早へと戻され、追い出されるように帰された。
 離れていく内、官兵衛の船を睨んでいた兵の一人が、己が不甲斐なさを呪うように歯噛みする。
「申し訳ありません、姫様。姫様を守るための我らの命であるのに、一方的な和議を結ばせてしまう道具に使われて
しまうなど……。まさか毛利や長曾我部より先に、あの黒田が現れるとは」
「あの?」
「豊臣秀吉の下にいた武将です。知略に長けた男と有名でしたが、内紛によって九州に追いやられたとか。それきり
死んだとばかり思っておりました」

934 名前:官兵衛×鶴姫 9/9 mailto:sage [2010/02/01(月) 02:40:16 ID:5Us+C05X]
 忌々しげに吐き捨てる。
 あの手枷は嘘ではなかったのかと、鶴姫は目を伏せ、ぼんやりと胸中で振り返った。
「奴がここに来たということは、姫様の力のことを知ったからでしょう。和議を結んでしまった以上、次は姫様の
力を己が野望に使うことを強いてくるかと。決して、奴に心を許してはなりませぬぞ」
 頑なな口調で紡がれた当て推量に、鶴姫は緩くかぶりを振った。
「私の力は、要らぬと言っていました」
「こちらを安心させる詭弁に違いありませぬ」
「でも……嘘を言っているように、見えませんでした」
「もっともらしく騙す者は、真実の中に一片のみ嘘をひそませるものといいます」
 あらゆる害毒から守ろうとする強い意思で、そう兵が断言する。
 反論できなくなり、鶴姫は唇を結んだ。
(嘘、だったの?)
 確かに最初は騙された。
 けれど、正体を明かした後に語った言葉は。
 人を救えても己を守ることができぬ力など、振り回される前に捨ててしまえと、惜しみもせず言い切り、失わせ
ようとした、あの行為は。
 何を信じればいいのか分からなくなり、答えを求めて鶴姫は顔を上げ――目を瞠った。
 小さくなりつつある商船の舳先に、こちらを見送るように官兵衛が佇んでいた。
「――――」
 目を凝らす。せっかく風が髪を揺らして顔が見えるのに、遠すぎて読み取れない。何を考えているのか、分からない。
(知りたい)
 胸の奥に、願いが湧き起こる。
 彼の真意を、ちゃんと知りたい。
 戦いへと赴くために、官兵衛の船が動き出した。彼の姿もすぐに舳先から消え、完全に見えなくなる。
 それでもまだ分かりたくて、まばたきを忘れて、鶴姫は一心に船影を見つめた。
 心臓がとくんと脈打つ。
 その鼓動の早まりを何と呼ぶのか、少女はまだ、知らなかった。


おわり。
改行多すぎと途中で言われてしまい、レス数増えてもうてスマン。

935 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/01(月) 11:00:34 ID:7NI6+nJv]
>>924
>毛利はいつきで前科
kwsk

936 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/01(月) 18:01:26 ID:czkYY7uI]
>>926
GJです!
純真な鶴姫も外見にそぐわず優しい官兵衛もどっちも素敵でした
そして部下に駄目出しされまくる官兵衛に不覚にも萌えた

937 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/01(月) 18:05:53 ID:pKTdJNIt]
GJ!
早漏に短小ってカワイソスwww

938 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/01(月) 21:30:14 ID:mxLXtKEj]
GJ!
>>896のネタがツボだったのでこのカプ話は嬉しい
あの部下は後藤又兵衛だと脳内補完しておこうw



939 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/01(月) 22:16:39 ID:P2Ijm+3d]
>>932のくだりを読んで、あとちょっとで挿入という所で毎度毎度邪魔が入り
未だ脱道程できないクロカンを夢想した

940 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/01(月) 22:45:25 ID:kGvijGYV]
>>896
今見ても吹くw
クロカンェ・・・・そんなお前がSU☆KI☆DA☆

941 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/02(火) 12:59:05 ID:X9nAZOAV]
>>939を読んで
何度もチャレンジするも毎回寸止め

散々じらされた鶴姫が自ら乗って漸く合体

嬉しいけど処女に襲われたと少し落ち込む黒官

ここまで妄想した

942 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/02(火) 16:05:30 ID:lESFGzpD]
忠勝×いつき
「でっけー機械のお侍さん…たくましくておら惚れちまっただよ」
「プシュー!////」
『よし忠勝、突進形態だ!』
股間にティンコが生えてくる忠勝。
「うわぁ、す、すごい大きいだな…おら、こんな大きなの初めてだべ」
そのまま前戯もなにもなく突進挿入はさすがにツライので…
『援護形態!』
背中から現れたビットがローションをぶっかけていく。
「ひゃぁ!、な、なんだべこれ? ベトベトして…ぬるぬるだべ」
『忠勝、重機形態!』
より突くことに特化した形態になり、挿入して猛烈なピストン運動を始める忠勝。
「あぁん、あぁっ、あぁっ…す、凄すぎるべ。太くて固くて…おら、おらもう……!」
『よし、終わりにしろ忠勝!』
中で回転し始める忠勝のアレ。
「あぁぁぁぁっ!!」
最後に大量の射精をしてフィニッシュ。
「はぁ、はぁ…機械のお侍さん、最高だったべ…
 でも、途中で聞こえてた子供の声はなんだべ?」


>>941
しかもなぜか部下の兵士にバレていて、部隊の噂のネタにされてますます凹んでそうw
あー、夏はまだ遠い…待ちきれないぜ

943 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/02(火) 19:58:39 ID:lESFGzpD]
「あぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
『開け女の陰(ひらけめのいん)』が発動し、黒い手が市の秘所をそっと開く。
続いて『放て男の精(はなておのせい)』が発動!
秘所から伸びた黒い手が、長政の男根をしごき、擦り上げ、射精へと誘う。
「ま、待て市!そなたばかりに奉仕させては申し訳がない…ここは私が!」
『無・言・抽……あ』
奥義、「無言・抽送」を放とうとするも失敗し、途中で射精してしまった長政。
「市、済まぬ…orz」
「ううん、いいの…じゃあ次は市の胸で『挟め我が胸(はさめわがむね)』してあげるね…」
『刮目・突撃進!』
「そんなに慌てないで…市は逃げないから……」


何でこういうのしか思いつかないんだろう…

944 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/02(火) 20:46:26 ID:1fkrKs7f]
久々に来たら長編投下来てる…!
>>934
GJGJ
あの情報量でよくここまで書けるなあ…
部下がいい味出してるw

>>935
いつきストーリー第三章の相手は毛利
タイトルは「折れた心」
冷酷な言葉でいつきの心に深い傷を残すという内容(ただし性的な意味でなく)
まあその次のVS伊達で立ち直るんですけどね

945 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/02(火) 20:54:03 ID:UTWr15a7]
>>943
上手いなー

946 名前:小ネタ mailto:sage [2010/02/03(水) 07:20:43 ID:iJOZyIdv]
こりもせずに馬鹿な小ネタ。一応、佐助×かすがではある
あと台本形式でスマン(玄=信玄 幸=幸村 佐=佐助 か=かすが)
〜〜〜〜

玄「幸村ぁ!今からおぬしに女体の扱いについて教える!」
幸「にょ、にょにょにょ女体でございますか御館さむぁ!」
玄「うむ!おぬしもそろそろ嫁を貰わねばならぬ年頃であるからな!」
幸「は、ははぁぁぁぁ!そのお心遣い、ありがたく受けたまわりまするぅぅぅ!」
玄「では、さっそく…佐助!」
佐「はっ」
玄「準備はできておろうな?」
佐「はい、こちらに連れてきております。ちゃ〜んと受け入れ準備も整わせてますよ」
か「む〜、む〜」
幸「その女人は確か上杉の忍び…佐助、どういうことだ?」
佐「なぁに、真田の旦那に実演を見せてあげようって事さ」
玄「よし、始めい!」

その1
『腰の動きの疾きこと風の如く!』
佐「素早い動きは忍びの得意とするところ…そらそらそらそら」
か「ううぅっ!? うう〜〜〜っ!」
幸「おぉ!これは効いているぞ佐助!」

その2
『責めの徐かなること林の如く!』
佐「時には優しく扱うことも必要ってね!真田の旦那、よく覚えときな」
か「ふぅ、はふぅ…」
幸「むぅ、確かにかすが殿の肌が先ほどよりも上気しているような…」

947 名前:小ネタ mailto:sage [2010/02/03(水) 07:23:30 ID:iJOZyIdv]
その3
『身体を侵掠すること火の如く!』
佐「優しさ一辺倒じゃダメさ。弱いところを探って強引に責めるのも必要だ」
か「あうんっ、あふっあぁっ!」
幸「まさに火がついたように乱れている…奥が深いものでござるな…」

その4
『自ら動かざること山の如く!』
幸「ど、どういうことだ佐助!動かなくては何も始まらぬでは……っ!?」
か「あくっ、んっあっ、あぁっ…」
幸「かすが殿が自ら動いている…」
佐「そう、相手を動かさせる。これも女体を扱う上で重要なことさ」

その5
『激しく動くこと雷の震うが如く!』
佐「そしてフィニッシュに向けて激しく動く!速さだけじゃなく、総合的な能力が必要だぜ」
か「あんっ、あうんっ、あぁんっあっ、あっ…あぁぁぁぁぁん!」
幸「おぉ、女体について分かった気がする…拙者、燃えてきたでござるぅ!」

その6
玄「甘いぞ幸村ぁ!まだ最後の教えが残っておる!」
幸「さ、最後の教え!?それは一体なんでございますか御館さむぁ!」
『女体の知り難きこと陰の如く!』
玄「どんなに女体を極めたつもりでも、男にとって女体とは未知の存在なのだ!」
幸「お、御館様にとってもでございますか!?」
玄「ワシとて男…当然であろう」
幸「拙者、先ほどの自信が失せてまいりました…」
玄「馬鹿者!精進せぃ!」

か「男ってバカだな…あぁ、やはり私にはけんしんさましか…!」

948 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/04(木) 01:12:39 ID:vEHxyBfW]
>>947
同じ男でもけんしんさまは例外かwww



949 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/05(金) 02:25:39 ID:wmOcFjm+]
>>946
普通に感心してしまったwww

950 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/05(金) 13:03:40 ID:Dm6OK8WP]
乙w

951 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/05(金) 13:11:32 ID:qStBVGct]
>>943
突撃進!で鼻水出た

952 名前:えほーまき(親衛隊×いつき) mailto:sage [2010/02/05(金) 21:50:17 ID:UUoYcWGk]
ちょっと遅れた節分ネタ
本番なし、いつきなのでロリ、半ば無理やりなので注意
――――

「おにはーそと!ふくはーうち!」
「いつきちゃんにつく悪い虫はーそと!いつきちゃんはーうち!」
「あ、ずるい!いつきちゃんはおらのうちに来るだ!」
「おらだおらだ!」
「吾作、おめの家は松永軍に壊されて、まだ直ってねぇでねぇか!」

今日は2月3日。
ここ最北端の村でも、恒例の豆まきが行われていた。
「みんな、まじめに豆をまくだよ」
諍いを始める村人たち(=いつき親衛隊)を、いつきが困った顔で見る。
いつもは仲の良い彼らが今日に限って険悪な雰囲気になっているのはなぜか?
いつきには分からなかった。

――夜
いつきが豆まきで余った豆を食べていると、家の戸が叩かれた。
「いつきちゃん、おらだ。太郎だ。恵方巻作ったで…おらのうちにこねぇか?」
「えほーまき?」
確か…節分に恵方を向いて海苔巻きを食べるとかいう習慣だったか。
とにかく、寒い中に太郎を待たせるのも可哀想だと、いつきは家の戸を開けた。
「恵方巻って…あの、都の方から来た人に聞いたって言うあれだか?」
「んだ。今年は良いことがあるようにと思って、村でもやることにしただよ」
「ふーん…分かっただ」
「じゃあ、一緒に行くだ」

太郎の家には親衛隊が集結していた。
いつきは車座の中央に座らされ、周囲を親衛隊が取り囲む形になる。
「さぁ、いつきちゃん。これが恵方巻だべ」
「こ…これってその…アレじゃねぇだか…?おらはてっきり…」
いつきが想像していたのは普通の海苔巻き。
しかし、太郎は自らの股間のブツをいつきに差し出したのだ。
「ほら、早く食べるだよ」
「あとがつかえてるだ、さあ早く」
「そ、そう言われてもおら…」
いつきが戸惑っていると、業を煮やした太郎が強引にねじ込んできた。
「む、むぐっ…」
「いつきちゃん、歯を立てちゃなんねぇだぞ。恵方巻は切っちゃいけねぇらしいだからな」
じゃあどうすれば良いんだと混乱するいつき。
ブツを咥えたまま、いつまでもむぐむぐ唸っている。

953 名前:えほーまき(親衛隊×いつき) mailto:sage [2010/02/05(金) 21:52:56 ID:UUoYcWGk]
「いつきちゃん、おらの恵方巻に舌を這わせるだよ」
太郎に促されるまま、ブツを舌でれろれろ舐め始めるいつき。
「おふっ…い、いつきちゃん凄いだよ!気持ちイイだ!」
「ひもひいいらふぁ?(気持ちいいだか?)」
恵方巻を食べるというのは、男の人のアレをしゃぶる事だったのか。
今さらながらそんなことを思ういつき。
「おい太郎。自分ばっかり楽しんでちゃなんねぇだぞ!」
「早く終わらせるだ!」
「わ、分かっただよ…いつきちゃん、今年の恵方はこっち…おらのいる方だ。
 こっちさ見上げながら舌をもっと使うだ」
いつきは太郎の顔を上目づかいに見ながら、言われるままに舌を使った。

「い、いつきちゃ〜ん!」
「ひゃっ!な、なんか出てきただ…わわっ、顔にかかって…」
「…ふぅ、恵方巻の具が飛び出ちまっただな。それも全部食べねぇといけねぇだよ」
「ぜ、全部だか?顔にかかったのも?」
「んだ。指で掬い取って、丁寧に舐めるだ」
「わかっただ…んちゅっ、くちゅ、ぴちゃちゅぱ…」

精液を全部舐め終えると、ようやく太郎はいつきを解放してくれた。
しかし、すぐに次の親衛隊が、自身の恵方巻を差し出す。
昼間に親衛隊が揉めていたのは、この順番を決める為(一番の家に集合)だったのだ。
「ご、吾作どん、これも食べなきゃなんねぇだか?」
「いつきちゃん、恵方巻は黙って食べるもんだって聞いただ。文句いわねぇで食べるだ」
「な、なんかそれ意味が違う気がする…ぐもっ」
吾作は強引にそれをねじ込むと、無理やり動かし始める。
「うぐ、むぐ、んぐ…」
「いつきちゃん、気持ちええだよ!」

その後もいつきは親衛隊が差し出す恵方巻を次々に食べ続けた。
そして、全ての恵方巻を食べ終わる頃には、すっかり夜が明けていた…
横になってぐったりしているいつきの横で、太郎が窓の外を見上げる。
「やぁいい朝だな。これで今年もいい年になりそうだべ!」
「んだ。いつきちゃんが恵方巻を全部食べたおかげ…あーーーっ!」
「どうした吾作」
「恵方巻を食べる時は願い事をするって、いつきちゃんに言うのを忘れてただ!」
口々に「そりゃ拙い」「どうするだ」「吾作のせいだ」と、ざわつき始める親衛隊。

「じゃ、今夜も恵方巻を作るか」
「んだな。いっそ毎日食べてもらって願い事をすれば…」
などと勝手なことを言い始める親衛隊。
いつきはぐったりしたまま「勘弁してけろ…おらもう腹いっぱいだべ…」と呟くのだった。

おしまい

954 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/06(土) 20:15:50 ID:nbK7BWzn]
い〜つきちゃーん
萌え〜、萌えぇだべ〜〜〜〜

ところで、エロくも何ともないパロネタを投下します
一応、長政×市っぽくはありますが…

955 名前:孤独のBASARA mailto:sage [2010/02/06(土) 20:17:57 ID:nbK7BWzn]
近江国浅井領の姉川降魔戦

長政「はい、あ…理の兵たち。いいっすよ。明智と兄者ね、ハイまいど。
   市、敵が接近してきたぞ。織田軍ツー」
お市「ハイ しかし…小谷城への橋…」
長政「市がモタモタしてるからだよ。姉川へ出るぞ」
お市「ハイ」

長政「おい、無理しなくていいから私の援護。あと黒い手の固有技」
お市「しかし…市、もうダメかもしれなくて」
長政「なにィ?じゃあ黒い手なんて危ないだろ!
   貴様どうして言わないんだよそういうことを!進軍できないだろ!?」
お市「スイマセンスイマセン」
長政「市、葛篭兵さんにお願いしろ。おにぎり落としてって!」
お市「スイマセン」
長政「市よォ。体力が少ないほど黒い手が強くなるのはいいんだけどさ。
   瀕死状態じゃ危なくて使わせられねぇんだよ」
お市「ハイ スイマセン」
長政「体力を減らして死なないようにも気をつけて、そりゃあ大変だろうがこっちはな!」
お市「ハイ」

信長「余の見ている前で、人の妹をそんなに大事にしなくたっていいでしょう!
   市のことをものすごく気遣ったりするものだから、見てください!
   すっかり貴様に惚れてしまった!」
長政「なんだァ?兄者文句あんのか」
信長「ある! 貴様は余が妹を嫁がせた意味を全然まるで分かっていない!
   この信長の妹はね、全ては自分のせいで、魔性で、なんと言うか
   救いがあったらダメなんだ。夫が死んで戦い続けて発狂して…」
長政「何をわけのわからないことを言ってやがる。帰れ、市は私の妻だ。帰れ!」 ドン
バッ ギュッ
長政「がああああ!」
お市「あ、やめて兄様!それ以上いけない」
信長「……」

信長(市…あの目…あーいかんなぁこんな…いかんいかん)
〜〜〜〜
元ネタ 『孤独のグルメ』
分からない人、スイマセン

956 名前:最北端のバレンタイン mailto:sage [2010/02/07(日) 15:00:50 ID:pPauHLuJ]
いつきのバレンタインを考える

「チョコってなんだべ?」
風の噂に聞いた「超硬冷糖」なるお菓子。
何でも2月14日には、世話になった男衆に女性の方からその菓子を贈る決まりなのだという。
「世話になった男衆っていうと……村のみんなだべな」
村の男衆全員にその菓子を贈りたいと思ういつきであったが、そのチョコなる菓子が何なのか見当もつかない。
それでもいつきは、近隣の英雄たちにチョコについて訊いて回った。

「Chocolate?あれはそうだなぁ…very sweetな…」
「…なに言ってるかわからねぇだよ」
「要するに、チョコレートはとても甘い菓子だということだ」
「Ha! お子様にはお似合いの菓子だぜ?」

「ちょこれぇとなるかし、ですか」
「んだ、何か知ってたら教えて欲しいだ」
「たしか、いろはくろくて、さわるととける…そういうかしだときいたおぼえが」

情報をまとめると…甘く、黒く、触ると溶ける…
「さっぱりわからねぇだ…」
いつきが頭を抱えていると、となりでむしろを作っていた吾作が話しかけてきた。
「いつきちゃん、さっきから何を悩んでるだ?」
「うん…甘くて黒くて、触ると溶ける菓子ってなんだべ?」
「あぁ、それならおら分かるだよ」
あっさり言ってのける吾作に、いつきは目を丸くする。
「そ、それ、どこで手に入るだか!?すぐに手に入るだか!?」
「あぁ、おらの家にあるだ。こないだ隣村の連中と物々交換会やったべ?そん時に貰っただよ」
なんと、目的のチョコは村にあったのかと、いつきはまたしてもビックリ。
「それ、それおらに分けてけろ!お、おらの家の米と交換で…」
「あ、あぁ…そりゃ構わねぇけど…」
「やったぁー!ありがと、ありがとな!」

2月14日
「みんなー!今から世話になってるみんなに超硬冷糖ってお菓子を配るだよー!」
いつきの呼びかけに、村のみんなが集まる。
「ほら、これが超硬冷糖…略してチョコってお菓子だべ!」
いつきが見せたのは、黒飴が入った壷である。
「……あれ、黒飴でねぇか?」
「んだな」
ヒソヒソと話し始める村のみんな。
特に吾作は、あれはどう見ても自分が上げた壷だと首をかしげている。
しかしいつきは自信たっぷりにこう言ってのけた。
「異国ではこれをチョコと言ってな、世話になった男衆に、女から感謝の意味を込めて贈る菓子なんだべ!」
感謝の意味を込めて。
そのひと言で男衆はヒートアップした。
「おぉぉ!いつきちゃん、おらたちにそこまで!」
「いつきちゃ〜ん!ありがとな〜!」
「おらもう鼻血出そうだべ!」
男衆はいつきから黒飴を受け取ると、大事そうにそれをしまって家に帰っていった。
「みんなあんなに喜んでくれて、おらも嬉しいだ!」
その夜、いつきは満面の笑みを浮かべて床に入るのだった。

――
いつきでちょっと早いバレンタインネタ
気持ちが込もってれば黒飴でもいいよね!

957 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/07(日) 16:17:07 ID:cwIkIh6L]
>>956
その黒飴を体に塗ってほにゃららら…とか想像した自分が恥ずかしくなるようなほのぼのGJ

958 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/07(日) 21:14:15 ID:mdsnIMUn]
黒飴wwwwいつきちゃんらしくってグッド!



959 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/07(日) 23:32:20 ID:yaRv+GJF]
いつき可愛いいんだよ!

960 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/08(月) 19:56:08 ID:fcnqdIMk]
いつきと言えば、親衛隊のかけ声に合わせてボタンを押すと
無言・即殺が出しやすいと聞いたんだが…
長政さまが「い・つ・き・ちゃーん!」って叫びながら剣を振るとこを想像してしまった

961 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/08(月) 23:00:50 ID:XjBiU7dm]
>>960
ゲームキャラ板の浅井夫婦スレのやつだなw
後にゲーム本スレで同じ話題が出るわけですが

元スレの流れに笑ったんで貼ってみる

----------
26 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2009/09/29(火) 08:15:36 ID:BVSYWaRYO
外伝で長政様操作した
『無!』『無・言!』『無!』『無!』……
これも俺のせい…ごめんなさい長政様…

27 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2009/09/29(火) 11:09:04 ID:xVBRy0wa0
無言即殺は「い・つ・き・ちゃーん」のタイミングで押せば成功する
殺だけちょっとだけタイミングずれるから

28 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2009/09/29(火) 15:00:36 ID:G2AOUlJeO
いっつっきっちゃーん!って言いながらやってると家族に変な目でみられた
これも市のせい…

29 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2009/09/29(火) 22:27:34 ID:EEus9arxO
>>28
誰が叫びながらやれと言ったwww

30 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2009/09/29(火) 23:06:55 ID:mNC5c14LO
>>27
それでやったら本当に出来るようになったwwwありがとう!

----------
もし長政様がゲームやったら
必殺技名とかキャラと一緒に叫んでそうだなーと思ったw
wiiのリモコンとか大げさにぶん回して壊してそうだ

962 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/09(火) 07:45:22 ID:3D5rKgD3]
「い・つ・き・ちゃーん!い・つ・き・ちゃーん!」
「あぁ…長政さまがおかしくなっちゃった…市、どうしたら……」
「何を言っている、市!これは技の修行だ!
 この声に合わせてで剣を振るうと『無言・即殺』が出しやすいのだ!」
「……じゃあ、どうして『いつき命』の法被を着ているの?」
「……さ、さぁ修行だ!それ、い・つ・き・ちゃーん!い・つ・き・ちゃーん!」
「…これも市のせい……」

963 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/09(火) 12:29:24 ID:IvHoPTqL]
つ【いつき親衛隊法被】

さあお市様もご一緒に!
いっつっきっちゃーん!

それでも無言・即殺が成功しないので、ちょっと北端行ってくるわ


964 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/09(火) 13:00:33 ID:hjgD1UDC]
「これも正義のため…」と北端で親衛隊に交じって修行する長政様を思い浮かべてしまったww


965 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/10(水) 12:14:56 ID:XMnlFLSb]
女の新キャラ、もっと来ないかなー
エロパロがもっと盛り上がって欲しいので

966 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/10(水) 20:24:03 ID:Flyt+QmC]
たしかにもっと女キャラ増えて欲しいな
今のところ孫市→慶次
鶴姫→元親の絡みは確実だろうから発売されたら盛り上がりそうだな
個人的に幸村に絡む新女キャラが来て欲しい

967 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/11(木) 08:11:26 ID:kNPm10Pz]
孫市のプレイ動画を見たけど、結構エロい格好してるんだな
しゃがんでマシンガンを撃つ技なんてお尻がw
雑賀衆の兵士たちは、僕の股間の銃も暴発しそうですって感じだな

「孫市様…孫市様のエロい身体を見てたら、俺の種子島が暴発しそうで…」
「種子島?…デリンジャーの間違いだろう」 ぐりぐり
「あぅっ、そ、そんな踏まれたらホントに暴発…うっ!」 ドピュッ

968 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/11(木) 08:21:27 ID:dRZTRzte]
本スレにあった孫市→忠勝が忘れられない
慶次や雑賀衆たちにはドSだけど忠勝にはかなり純情だと萌える
木陰からこっそり見つめてたり



969 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/11(木) 12:50:24 ID:kNPm10Pz]
>>968
良いなその組み合わせw
と言うわけでもうひとつ


慶次の場合
「あんたを見てたら俺の朱槍がこんなに大きくなっちま――」
「ん、なんだお前だったのか。あまりに小さいので夢吉のかと思ったぞ」
「orz」 夢吉もorz

雑賀衆の場合
「孫市様!俺のショットガンを見てください!」
「随分短いな…ソードオフ・ショットガンか?」
「orz」

忠勝の場合
「……」
「あぁ、本多殿……その重厚さ、硬さ、大きさ…素敵です…」
「!!!」 プシュー

970 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/11(木) 14:03:24 ID:11DpjJ/W]
もはやギャグの域ww

971 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/12(金) 08:27:54 ID:XRt2u25o]
やっぱ孫市はツンが似合う
でもデレも見たい…カプンコ頼んだぞw

972 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/13(土) 00:44:20 ID:dn4yfYgP]
孫市だったら元親や政宗でドS同士の大人な絡みもいいな

973 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/13(土) 07:55:09 ID:xDvOJJTC]
伊達「お前の銃口に俺の六爪流をぶち込んでやるぜ」 ←チンコをグルグル振り回して残像で6本に見せてる
孫市「ナマクラが六本になっても意味はあるまい」
伊達「Ha! ナマクラかどうか試してみるかい?」
孫市「…その前にまず鞘から抜くんだな」
あれ、孫市が有利になってしまったw

そろそろ次スレ?

974 名前:無し mailto:sage [2010/02/13(土) 13:24:52 ID:IztuoxLV]
>>973
そんなに進行が早い訳でないから
980踏んだ人で良いかと


975 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/14(日) 02:04:57 ID:oazkCDUz]
孫市さんプレイ動画でも硝煙の匂い大好きみたいなこと言ってたし
ここは一つ銃を握らないと興奮できないとかそういう方向はどうよ

976 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/14(日) 02:40:33 ID:OwFk0IR4]
男は撃ち抜かれる痛みに耐えないといけないんだな

977 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/14(日) 09:15:14 ID:GUFs82or]
>>975
銃=下半身の銃と解釈すれば、銃を握ると興奮する方向でいくのは確かに美味しいかもしれん
硝煙の匂いの方はひとまず置いといてw

978 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/14(日) 22:06:39 ID:W24aLnNd]
押し倒した相手に馬乗りになって眉間に銃口突きつけて逆レイプなんてのが浮かんだ
「抱け、殺されたくなければな」みたいなやつ



979 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/15(月) 02:49:54 ID:jQHQCzo6]
花を持って口説いてたらいつの間にか銃を向けられて押し倒されてたでござるの巻

980 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/15(月) 19:31:18 ID:iGBrQwSS]
>>978
そこで勃つのが慶次
怖くて勃たないのが無敵

981 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/15(月) 19:38:05 ID:iGBrQwSS]
ドーンとスレ立てしましたよ☆

戦国BASARAでエロパロ 信者8人目
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266230131/

982 名前:風と木の名無しさん mailto:sage [2010/02/15(月) 19:47:09 ID:t/CyLwa0]
>>980
無敵になんだか萌えたw

>>981
乙でござる!

983 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/15(月) 23:04:46 ID:bVmR33mg]
>>978なら「抱け」を「とっとと勃たせろ。腰を使え」くらいにすると、サドっ気が増してモアベターかと。

>>981
スレ立て乙

984 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/15(月) 23:50:12 ID:B6iKRz0S]
>983
採用。

985 名前:37 小正月ネタ(小十郎×いつき)1 mailto:sage [2010/02/16(火) 22:57:33 ID:+owFY/UL]
みなさんお久しぶりです
埋めついでに小正月ネタ投下します
不快な方は37で名前欄NG登録推奨お願いします

以下注意書き

・以前投下した小十郎×いつきの番外編
・既にふたりは出来ております
・エロは無しの方向で

これでお願いします

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「へえ……意外と暖かいもんなんだな。」
見聞きした事はあったものの初めて入った雪堂で小十郎はそう呟いた。
昼間せっせと何かを作っていたが、これを作っていたのか。
雪を踏み固めながら、高く積み上げ、中をくりぬいて作るとは知らなかった。
端から積んでいくのだろうかと、何の根拠も無く思っていた。
入り口の正面の壁には神棚が彫って作られている。
其処に立てられた2本の蝋燭が唯一の灯だ。
真ん中には火鉢が置かれ、その周りには藁と茣蓙を敷き座れるようにしてある。
小十郎はいつきに勧められるまま、あらかじめ用意してあった座布団に腰を下ろした。
熱源は火鉢しかないと言うのに、中にはしっかり暖気が篭っている。
入り口を何か閉めないのかと聞くと「窒息しちまうべよ。」といつきは笑った。
火鉢の上に置かれた鍋には、これまた見覚えの無い何かが入っていた。

「これは?」
「あまえこだべ。」
「あまえこ?」
「そう、こっちでは何て言うんだべ?『甘酒』?暖まるべよ。」
いつきは、柄杓で鍋の中をクルリとかき回してから、湯飲みに注ぐと小十郎に渡した。
「舌を火傷しねえようにな。」
確かに湯飲みは黙って持っているのには少し熱すぎる。
用心しながら口に少し含むと、甘味がふわりと口の中に広がった。
「これは……酒、か?随分と甘えな。」
「だから『あまえこ』だべ。米を使ってつくるんだども、酒って言っても酔っ払ったりなんかしないべ。」
なるほどと思いながら、更にもう一口啜る。
もう少し薄めて、冷やせして飲んでも上手いかもしれない。
あとで作り方を聞いておこう。
そう思い顔をあげると、いつきは神棚の方をじっと見つめていた。


986 名前:37 小正月ネタ(小十郎×いつき)2 mailto:sage [2010/02/16(火) 22:59:09 ID:+owFY/UL]
「どうした?」
「いんや、また豊作なったら良いなって、思っただけだべ。」
「何を祭っているんだ?」
「水の神様の竜神様だべ。正月に豊穣を祈るのは何処の村も一緒なんだべなあ……。」
入り口の外には真っ白な雪景色。
深深と雪が降り積もる。
音はしないのに、雪が落ちる聞こえるような不思議な感覚を覚える。
他の音は全部染み込んで、毎年感じる事だがそれでも冬の夜は明るく静かだと無駄に感心する。
此処にしか世界が無い様な錯覚を覚えながらいつきを見る。
いつきはにこりと笑って。
「世界に二人しか居ないみたいだな。」
と言った。

「それにしても……。」
いつきがくくく、と小十郎を見て笑う。
「何だ。」
「いや、自分で着せておいて、なんなんだども、全然似合わないだな!ははは!」
そう言われて、出掛けに『普通の格好は寒いべ!』と着せられた綿入れを見る。
青地に赤や、黄で格子の柄が踊るそれは確かに自分でも死ぬほど似合わないと思った。
「おめえが着ろ着ろ五月蝿いから……。」
「あはは、すまねえだ。」
いつきは転がるようにけたけたと笑っている。
流石に腹が立って脱ごうとすると、いつきは慌てたように近寄ってきた。
「ああ!駄目だべ!風邪引いちまうべよ!」
脱ぎかけた綿入れを着た時のように方にまき付ける。
至近距離に来たいつきの腰を小十郎はすかさず両手で捕まえた。

「そんなに怒っただか?」
不安そうに見つめて来るいつきに小十郎は唇を押し付けた。
「ぅん。こ……小十郎さん?」
慌てたようにいつきが身を放す。が、腕を緩めてやる気にはならない。
「ああ、そうだな。これからたっぷりお仕置きしてやる。覚悟しろよ。」
いつきの着た綿入れの下から手を入れると、相変わらず剥き出しになっている背中をついとなぞる。
「ひゃん。え、あ。おしおきって……。」
「分ってるんだろう?」
首筋に口付け耳に唇が触れそうな位置でそう囁いてやると、いつきはぶるりと身を震わせた。
「ん……駄目、駄目だべ、こんな……場所で。」
「ああ、分ってる。」
もう一度唇を重ね、今度は深く舌で犯してゆく。
歯列に舌を這わせる度にビクビクとはねる身体が面白い。

ぐったりと、いつきの身体から力が抜けたのを見計らって、小十郎はいつきを抱きかかえたまま立ち上がった。
「はぁ、こじゅうろうさん。おら……。」
「続きは部屋に戻ってからじっくりしてやる。」
小十郎は火鉢の中に灰をかけ火を消し、入り口に用意してあった茣蓙を被せ、こんなもんだろうと頷くと意気揚々と屋敷へ戻っていった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上です

遅れましたが>>981スレ立て乙でございまする!

987 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/17(水) 20:04:53 ID:PmMyS5V6]
>>986
こういうの読むとニマニマしてしまって困る(良い意味で)
GJ!

988 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/18(木) 16:41:25 ID:PmZQX3DJ]
かきこ



989 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/18(木) 21:45:42 ID:bULuAj7/]
あれ、980越えてからって二十四時間でdat行きでなかったっけ?

990 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/18(木) 21:49:15 ID:WcdJ3nVl]
>>989
980越えて24時間書き込みが無ければ、じゃなかった?

991 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/18(木) 21:54:44 ID:Nxo3mhEs]
>>986
gj!

992 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/18(木) 22:17:02 ID:bULuAj7/]
>>990
なるほど
ずっと980超えてからだと思ってたわw

993 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/19(金) 16:58:56 ID:+yOdKk+b]
うりゃ

994 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/19(金) 19:23:21 ID:mHhc9Ndz]
か・す・が・ちゃーん!!

995 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/19(金) 20:24:08 ID:Q1+FWBTn]


996 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/19(金) 20:24:29 ID:Q1+FWBTn]


997 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/19(金) 20:24:53 ID:Q1+FWBTn]


998 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/19(金) 20:25:14 ID:Q1+FWBTn]




999 名前:37 小正月ネタ(小十郎×いつき)1 mailto:sage [2010/02/19(金) 20:25:35 ID:Q1+FWBTn]


1000 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2010/02/19(金) 20:26:01 ID:Q1+FWBTn]

ゲフン名前欄orz






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