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寝取り・寝取られ総合スレ7



1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/04(月) 05:40:35 ID:J6LYVIKC]
――他人の彼女、妻を寝取る。自分の彼女、妻が寝取られる。

どちらでもOKです。

職人さまの降臨をお待ちしております。

前スレ
『寝取り・寝取られ総合スレ6』
yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1190962894/

保管サイトさん
寝取り・寝取られ総合スレSS保管庫
ntrss.web.fc2.com/NTR/

529 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/22(土) 23:48:23 ID:FlOlSF4q]
話的には練習のモモちゃん思い出したなんていってたら続きキター
スリリングな小説を期待

530 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/23(日) 01:24:28 ID:lUisx9M8]
う、うおおおおおお!!
寝取りキター!!!
あなたにはSGJ(スーパーグッジョブ)を送ります!
まだどっちにも転びそうなのがドキドキハラハラさせます、続き超期待します!

531 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/23(日) 01:34:35 ID:9VAMBIgn]
ちょwww明日早いのに寝られねえ!GJ

532 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/23(日) 02:32:49 ID:zhFXWDcA]
作品が終わるまで寝取りと判断するのは早急。
あまり信じ込んでるとダメージがでかいかもしれないぞ。

533 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/23(日) 08:02:08 ID:3PuXNL0J]
ボクっ娘万歳!
ボクっ娘万歳!
ボクっ娘万歳!
ボクっ娘万歳!
ボクっ娘万歳!
ボクっ娘万歳!

ちゅーか今思い出したけどミサオは妹だったよな?
ぼ、ぼぼボクっ娘の上にキンシンソーカン!? 豪華だ! ハラショー!

534 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/23(日) 13:08:23 ID:i06yuWDy]
NTRって寝取る方は嫌な奴とか多いけど、寝取る方も普通の奴って珍しいな
ある意味取り戻せない感はそっちの方がでかいかも
嫌な奴なら復讐とかに躊躇しないの

あ、ただの三角関係モノになっちゃう恐れもあるか

535 名前:名無しさん@ピンキー [2008/03/23(日) 20:50:10 ID:exbhmmuI]
どうでも良いけど真琴って
モデルはアイマスの真だよね

536 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/23(日) 22:29:28 ID:fMowznje]
>>190
そうか?

537 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/24(月) 09:24:05 ID:NNWN6s96]
寝取り作品にこんなに需要あったのか…
寝取られ好きの人が集まるスレだと思ってた。
保管サイト(管理者の人いつも乙です)にある作品の数も
寝取られ>>>>>>寝取りだし。



538 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/24(月) 10:38:45 ID:FhLrehKy]
寝取りは他スレで書いても叩かれないからじゃないか?
寝取られは少なくとも1レスは叩きが入る。

539 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/24(月) 12:59:26 ID:hEQqEBfZ]
寝取りは好きだがMCはあまり好きじゃない俺

540 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/24(月) 13:44:49 ID:WPHbmE3m]
寝取られも寝取りとして読んでる俺

541 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/24(月) 15:38:24 ID:OKDS1T2S]
書いてる方も、実は寝取り側視点で寝取られを書いてますし…
特に最後に酷い目に合うのを前提にさせてると、色々とさせやすかったりします

542 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/24(月) 21:22:04 ID:bsiJPZhr]
またNTR BLOG性懲りも無く無断転載してるな。
まとめサイトあるんだからリンクすりゃいいのに。

543 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 01:26:48 ID:LtefqB3M]
>>539
同志よ

544 名前:盗られたら取り戻す mailto:sage [2008/03/25(火) 03:43:27 ID:aCIfFQbl]
「おい、佐代子のことでの話ってなんだ。」

俺は橋本に夜の9時に学校に呼び出された。
電話じゃ話はできない今日中に話がしたいと。

「話っていうのは佐代子のことでだ。お前、佐代子と付き合っているんだってな。」
「そんなことお前には関係ないだろ。」
「あるよ。俺は佐代子の幼馴染だからな。」

橋本と佐代子が幼馴染なのは知っていた。
二人は兄妹のようにとても仲が良かったからだ。

「それでだ、佐代子と別れてくれないか? 僕は佐代子が好きなんだ。
それも10年以上も。キミとは年月が違うんだよ。」
「年月とか関係ない!」
「どうせ無理やり僕の佐代子を奪ったんだろ。 襲って脅迫して好き勝手に佐代子を
いじり倒したんだろ。」
「そんなことやっていない。まだ俺達はエッチしてないんだからな。」

「嘘をいうな!」

橋本の突然に大声に俺は少し驚く。

「ぼ、僕が、佐代子とエッチしたときは血なんか流れなかった。それは処女じゃない証だ。
お前が僕の佐代子とエッチしたんだ。」

「な、お前佐代子をレイプしたのか!」
「レイプ? それは違うよ。だって僕達は本当は愛し合っているんだからね。」
「許さん橋本!」

俺は奴を突き飛ばし顔を数発殴る。

「くっく、処女をもらえなかった中古品にはもう用はないからな。」

くそ!絶対に許さん! 佐代子は以前本当に他校の生徒にレイプされたんだ。
俺が来たときにはその最中で、俺はその他校生から佐代子を助けた。
それが俺たちが付き合いはじめたきっかけだ。
佐代子から、レイプされたことは絶対内緒にしてほしいと言われ今まで誰にも話さなかった
佐代子も親に心配かけないと今まで普段通り過ごしてきたんだ。
あんなことがおきたのに。あんな怖い目に会ったのに。
それをこいつは、佐代子にまたあのときの事を思い出すようなことをしたんだ。

「佐代子は今グラウンドにいるぞ。」
「佐代子も呼び出したのか。」
「いいや連れてきたんだ。エッチした後にな。今もいるぜグラウンドに。」

ズガーン!
台風が近づいてきて外は大雨だ。それに雷も鳴っている。
それなのに佐代子はグラウンドにいるって?
どうしてそこまでしてグラウンドにいるんだ。

「お前、佐代子に何を言ったんだ。」
「何も言ってないよ。ただ佐代子は眠っているだけだよ。」

「眠っているだって?」

「睡眠薬を飲ませ…グラウンドの土の中で眠っているよ……ぐっすりとね…ヒヒヒヒ……」


545 名前:盗られたら取り戻す mailto:sage [2008/03/25(火) 03:44:32 ID:aCIfFQbl]
今なんていったんだ?
グラウンドにいるじゃなくて、
土の中だって?

「それも急いだ方がいいよ時期に睡眠薬が切れて目を覚ます…後10分ぐらいかな?
目を覚ませば呼吸困難ですぐ気絶するかもしれないけど。」

「どこだ! グラウンドのどこにいる!!」
「教えないよ。自分で探しにいけよ。時間は12分だ。もし過ぎればOUTだよ。」

俺はすぐ駆け出した。もしかしたら嘘かもしれない。でももし、それが本当なら。

外はどしゃぶりだ。しかも
土はどろどろ、掘り返した後はわかるだろうか。

「携帯だ! もしかしたら鳴るかもしれない。」

俺は携帯を鳴らし続けながら走るとどこから良く聞いたメロディが聞こえる。

「このあたりか…でもどうやって掘り起こす。」

迷う必要がどこにある。手で掘り起こすしかない。
大雨のおかげで土は簡単に掘り起こせるが、その分掘っても掘っても水がどんどん溜まっていく。

急がないと。

「これを使えば。」

突然声をかけれれて驚く俺。
橋本はスコップを持っていた。

「そんなもの危ないだろ。もし彼女の首や頭に当たったら。」
「そんなこといってられないよ。ほらこれを使いなよ。」

俺は橋本を無視し手で土を掘り起こす。
そこで黒いのが見えてきた。
これは頭!
よし、これで口まで掘り起こせば。

「あ〜あ見つけられちゃったな。こんなに早く見つけられるなんてね。すごいねキミ」

俺は橋本が何かブツブツ喋っているが無視して夢中で掘る。
後ろで橋本がスコップを大きく上まで振り上げていたことにまったく気づかなかった。

ズシャン!
グキ

バリ

「あっ、ごっあ、」

俺の指にスコップが刺さっている。あれ、俺の指……
俺の右の指が……
「スコップ貸してやるっていってるだろほら使えよ。スコップ。。」


546 名前:盗られたら取り戻す mailto:sage [2008/03/25(火) 03:45:28 ID:aCIfFQbl]
俺は刺さったスコップを抜く。
「あ、ぐ……」
今すぐ橋本をぶっ殺してやりたい。けど、彼女を助けるのが優先だ。
よし頭の上の部分かここは……そう思ったときだった。
そのとき髪の毛が左右に分かれた。

「えっ?」

今俺は彼女の頭の先を見つけたんじゃないのか?
俺は周りを掘る。

「う、嘘だろ……どうして耳の下が先に見えるんだよ。」

それにさっきの頭の先だと思ったのは、あごに彼女の長い髪の毛が巻きついてたものだった。

「う、うわぁあぁあぁぁあぁぁっぁぁぁぁぁああああああああああ」

何かの見間違いだきっと。
俺は急いで掘り起こす。

ザクッザクッ

そ、そうだよ!! 横だよ!
横に埋められた可能性が高いに決まっているだろ!

そうだよ縦じゃなくて横だよ。
縦だったらすごく掘らなきゃいけないじゃないか。
俺はなんてバカな考えをしてたんだ。

俺はいそいでさっきの驚いた表紙で少し時間がたってしまっていた。

出た、やっぱり横だったんだ。
「佐代子大丈夫か、聞こえるか!!」

「ごほごほっ、誰、修一君?」

今待ってろよ目のところの土を……

「どうしたの修一君……」

目がない、眼球が…ない……無くなっている



547 名前:盗られたら取り戻す mailto:sage [2008/03/25(火) 03:46:47 ID:aCIfFQbl]
「ねぇ修一君ってば私今どうなっているの? 早く目隠しとって欲しいな」

俺は声が出ない。あまりにものことでそれよりも俺は彼女を助けるべく土を掘る。
俺は彼女に嘘の説明をした。
目隠しには特殊な鍵かなんかで外せそうにないと。
それに今キミは土の中で頭以外が埋められていたという事を。
俺は不良にやられて片手でしかほれないこと。

「また助けられちゃったね。修一君に。」
「雨が当たって辛いだろうけどもう少し我慢してろよ」
「うん。」

ズガン!

「はい〜12分経過OUT〜」

佐代子の首にスコップがふかぶかと突き刺さる。
さらに橋本はそのスコップをおもいっきり足で押し込む。

ズシャグチャ!

ものすごい音がしたと思う。
何がおきたのかまったくわからなかった。

ただ目の前の俺の手に、彼女の頭が橋本から手渡された。

「ほら寝取り男、佐代子の頭だ。大事に持っていけ。」


俺はこの後、学校をやめた。

佐代子は橋本が掘り起こしたのか頭以外の身体は発見されず、
今も見つかっていない。
橋本はそのあと自殺したらしい遺書に佐代子殺害を認めたものがあった。

そして、今俺は病院のベッドで寝ている。
隣には毎日お見舞いにくる俺の幼馴染の陽子がいる。
佐代子と付き合ってからは俺は陽子のことは避けていた。

「はい、これ、お守りだよ。」
「何だよ。いらねぇよ。」

お守りなんてもってたら恥ずかしい、

「へっへー陽子特性お守りだから効果抜群。絶対危険から守ってくれるわよ。」
「ふ〜ん」
「中身はね…………さん………が……きゅ……だよ」
「えっごめん。聞いてなかったよ。何?」
「何でもない。ただ、これだけは覚えてて私はどんなことがあっても修ちゃんのこと
大好きだからね。」

(終)





548 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 04:39:49 ID:VDwwy0qP]
ここ エ ロ パロ板だよな?

549 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 06:21:10 ID:Q6UjOteQ]
「絶対にないといけない」と言うよりは、ないよりはあった方が嬉しいと言うレヴェル

550 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 06:46:06 ID:D1TfJHB0]
中身はね佐代子さんの眼球だよ

551 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 07:24:00 ID:73KEoJN6]
ここまでいくと嫉妬・修羅場スレ向きではないかとは思うが、まあ乙

552 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 07:32:31 ID:HvpL0KXb]
ちょっと書いてみてるんだが、幼なじみ設定って強力だな
それだけで男と女の関係がだいたいわかるような気になるし
また幼なじみ寝取られが増えたらそんときはそれでいっかとゆるしてくれ

553 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 10:18:16 ID:Vr0vlop0]
ここは猟奇スレだっけ?

554 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 14:25:59 ID:ajtHXM2H]
グロ有りならそう書いた方が良かったと思う。

それにしてもこのオチどこかで見たこと有るよなー
まぁベタベタだから色々使われてるのかもしれないけど

555 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 14:53:20 ID:cmLvNWKp]
ちょっと思いついたんだが、こんなのって寝取られ?
・主人公と付き合ってる彼女。二人とも仲は良好。
・ある日、彼女の日記を見てしまう主人公。確かに自分の事が書いてあるのに、記憶には無いことが。思い出そうとしても、記憶が所々薄れてしまって思い出せない。
・実は主人公は二重人格であり、彼女が本当に好きなのはもう一つの人格であった。
・その事を彼女に話すと、「そっか…気付いちゃったんだ。じゃあ、わかるよね?
あの人と変わって。そしてもう出てこないで。

あなたはもう、いらない」

556 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 15:41:56 ID:aCIfFQbl]
エロ描写もなく、グロもべたべたですいませんでした。
やはり自分が思いつくことは他人も思いつくものなんですね。

くりぬかれた目のところに蛆虫がわきだしていたとか、
口が膨らんでいた何か入っているのか? あけるとゴキブリやネズミの死体が
ぎっしりと詰め込まれていた。
みたいなのを思いついたけど、これもべたすぎかな。

なので、よし! とうなづけるようなエログロ描写ができるまで
ROMることにします。


557 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 15:58:30 ID:PGMA68wT]
むしろ、永遠にROMれ。



558 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 16:33:34 ID:JnsLM+oH]
エログロがメインなら↓スレで

猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系総合スレ 第7章
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1191668840/

559 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 16:48:09 ID:xtKR3MPU]
>>555
寝とられです。
同時に存在できれば
なお寝とられ感がでるでしょう。

560 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 17:43:16 ID:XeepgykG]
>>556

ここって18禁なんだぜ


561 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 23:13:27 ID:8r9+sen5]
「俺、この戦争が終わったら、村に残してきた幼馴染みと結婚するんだ」


普通の戦争映画なら死亡フラグだが、このスレでは寝取られフラグ。

562 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 23:20:05 ID:mZnR2Hb3]
>>561
滾ってきたw
何て素敵なフラグ

563 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 23:20:47 ID:73KEoJN6]
茄子がどーのこーのとかいうアニメを思い出したのは俺だけでいいのか

564 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 23:24:48 ID:TLhc7g9G]
>>555
面白い設定だと思う。

565 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/25(火) 23:36:42 ID:Vq6qTvmf]
>>561
なんというオデッセイ…

566 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 00:39:55 ID:ZnqVjlvf]
>>555
遊戯王で頼む

567 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 00:42:10 ID:qBlIAP6s]
>>555
ダミー人形オスカーで頼む



568 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 01:08:24 ID:Q760Ptfd]
>>561
某深淵というゲームでそういうの再現できる。
縁の深さを「縁故」1〜5まで設定できる。
縁故5の幼馴染、と設定すると、
すごく縁の深い幼馴染をゲームマスターは設定するわけだ。
ただ、縁故5の存在というのは、マスターの方で
ランダムに運命を決定することになる。
その「運命」が「心変わり」だったりすると、

「故郷に残してきた幼馴染と再会するために、俺は何としても生き残る!」
で故郷に帰ったら、「幼馴染は心変わりして別の人と結婚しました」
とか、

ああ実際にやられたことあるさ。殺伐としたシナリオのオチに使われて、
大爆笑だったさ。

569 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 05:53:39 ID:NvBYDjZg]
>>>555
キツすぎ

>>561
都の風っぽく
戦争から帰ってきて幼なじみの家を尋ねると喘ぎ声が
窓から覗くと知らない男と幼なじみのあの娘がズコズコパンパンいちゃいちゃ
それをミタ主人公 ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
走り去る主人公 うわ〜ん、。・゜・(/Д`)・゜・。
その後の主人公 ……∴;.∵Д゚)ウボァー

570 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 05:58:30 ID:B0PUWRez]
>568
凍てつく鉄槌を思い出した
あれは幼なじみじゃないし、心変わりもしてないけど何となく

571 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 08:12:18 ID:rpKSU8Dk]
男がTSして彼女が寝取られとか、
彼女(あるいは妻)がAP(あるいはAR)して
寝取られとかどうなんだろ?

…誰か書いてくれんかなあ。

572 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 09:38:28 ID:26BmYs8j]
TSは性転換としてAP/ARはなんだ?

573 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 11:16:22 ID:rpKSU8Dk]
APは急成長。
同級生や妹、年下などが何らかの力で
肉体が(ときには精神も肉体にあわせて)
急成長するシチュ。

ARは若返り。
塾女などが十代〜二十歳くらいに何らかの力で
若返るシチュ。
ときには若返った年齢まで以上の記憶をなくしたり、
若返りすぎて消滅したりする。

574 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 11:19:07 ID:rpKSU8Dk]
塾ってなんだよ、俺!

575 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 11:56:53 ID:G7IyTakX]
>>571
ttp://www.whitewind.jp/novels/keitori/fata/

TSで他の男に孕まされるってのはこれくらいしかおもいつかないなぁ……
二次創作な上に最低スレで晒されてたやつだけれど

576 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 15:06:12 ID:fdrtf0Eb]
女と男は幼馴染みで男は傭兵で戦争かなんかに駆り出される
寝取り男はその気を逃すまいと男が帰ってくるまでに
ゆっくりと確実に女を落としていく、最初は友達として
そして叶わぬ恋に悩む青年としてアプローチしたりして
女を揺さぶっていき最終的には体の関係になり
そこから寝取り男の女の調教が始まる、男が無事帰ってくる
頃には女は自分から寝取り男のモノにむしゃぶりつくまでになっていると

女が男と再会し心が若干(罪悪感とかで)揺らぐが
女のお腹には寝取り男の子供がいてもう元の関係には戻れないという

577 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 16:25:50 ID:26BmYs8j]
>>573
dd
メルモちゃんのキャンディーなわけか



578 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 23:30:43 ID:M1L2IC1V]
変わる関係、移ろう日々ってGJしてる人何人かいるけどこのスレ的にはいいの?
幼馴染or義妹orボクっ娘ならともかく何か違うんじゃないの?

579 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 23:32:17 ID:M1L2IC1V]
幼馴染or義妹orボクっ娘系統のスレならともかく、

だ。

580 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 23:48:42 ID:ato69/pJ]
>>578
人は人我は我

581 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/26(水) 23:51:46 ID:yzyDDYnx]
>>576
それ設定は違うけど黒愛やね

582 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 03:19:11 ID:/pf76A66]
>>576
王道だな。
しかもきっと実際にたくさんあった事例。
俺だったら…俺だったら…情事中に駆け込んで自爆テロだな。

583 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 12:16:37 ID:/KLbGqOr]
お題:「彼が知らない、彼女の生活圏の男」

彼と彼女は、まだ付き合い始めたばかりだが相思相愛の仲。
彼女はファミレスで、彼は居酒屋でアルバイトをしている。
ある日、彼女のバイト先で新人歓迎会が行われる。
酒を飲まされ、前後不覚になった彼女は新人のヤリチン君にお持ち帰りされる。
その後、バイトに行く度にお持ち帰りのネタを持ち出されてヤリチン君に体を要求される。
最初は嫌々だったが、回を重ねる毎に体を開発され仕込まれていき…

ここまで書いて思ったけど、やっぱり心から先に堕とされた方が破壊力は高いなあ

584 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 14:20:54 ID:iTAPmwha]
>>575
言い遅れたがサンクス
昼間、携帯で確認して
夜、PCで見ようとしたが
その間にデータ飛んだみたい……

585 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/03/27(木) 16:41:14 ID:O8nRiEGh]
49.
もう、やめるべきだ。俺は虚ろにモニターを見ながら、そう思った。
真琴が風岡のものになっていく過程を知ることは、俺にとって責め苦以外の
何物でもない。けれど。
…カチッ。マウスが軽いクリック音を、室内に響かせる。
残るふたつのファイルを、俺はまるで機械のように眺めていった。
11月17日のファイル。
自分の部屋のベッドに、制服姿で行儀良く座る真琴が映し出された。
あらかじめ指示されていたのか、真琴がおずおずと、今日の日付や現在の時刻を
説明する。そして、この時点で自分は間違いなく処女であると告げたあと、
このあと自分が風岡の手によって、処女を失うことを宣言した。
そこで、場面が変わる。
カメラの構図は同じだったが、真琴はシーツを身体に巻きつけて、座っていた。
その目がやや赤く腫れている。首と胸元に、赤く吸われたような痕がいくつか見えた。
幼い肩を剥き出しにした真琴が、シーツの下は全裸であることは疑いようもなかった。
『真琴』
風岡の声がした。手に持ったカメラの画面が、僅かに揺れている。
『はい』
真琴が頷いた。
『……真琴は、もうバージンじゃなくなりました』
『うん。それで?』
『はい。とっても、嬉しいです』
『それから?』
『…キモチよかったです。真琴は、いっぱい感じさせてもらって、幸せです』
真琴はカメラに向って、はっきりとそれらの言葉を続けた。
『うん、良く出来たね。これが真琴の処女喪失の記念です』
風岡がそう言って、手に持ったカメラを動かした。
真っ白な真琴のベッドのシーツの上に、ぽつ、ぽつと、赤く血のシミが落ちていた。
まるで、赤い華を散らしたような、真琴の処女の証だった。
12月24日のファイル。
映ったのは、見たこともない部屋だった。どうやら風岡のアパートらしい。
すぐに光景が変わる。
殺風景なベッドの上で、真琴は全裸に剥かれ、両足を左右にカエルのように
大きく開かされていた。その淫らで哀れな姿を、風岡は真上から撮影している。
むごいまでに開かれた真琴の股間には陰毛がなく、くっきりと縦に走る裂け目を、
風岡の勃起した逞しいペニスが深々と押し開き突き刺さって、奥へ潜り込んでいた。
膣口の周辺は激しい凌辱に充血し、ヌチャ、ヌチャ、という卑猥な音を響かせて、
出入りを繰り返す風岡のペニスは、真琴が紡いだべとべとの愛液に塗れていた。
『…あっ、あっ、…あん!ダメぇ、や…!』
真琴は、イヤイヤをしながら、舌足らずな喘ぎ声をひっきりなしに漏らし続ける。
その表情は苦痛か快楽の為か、全身がピンク色に上気している。
揺れる幼い乳房の上で、桃色のきれいな乳首が固く尖っていた。
風岡はやがて、真琴の両足を肩の上に担いでいく。
そして、角度を付け、幼い真琴の膣に、猛り立ったペニスを激しく突き入れた。
『ひッ!あぁん、あっ!…ダメ!やめて、もう真琴っ!…りゅ、龍…介さ!…』
真琴は涙を目じりに浮かべ、自分を支配している逞しい雄に、許しを乞う。
だが、風岡は真琴の哀願など聞かず、逞しく腰を律動させ続けた。
『だ、め、だめっ!真琴いっちゃう!イク…、あ、………くぅッ!!』
真琴は顔を激しく振りながら絶頂を迎え、ビクビクと全身を痙攣させた。
背中を海老のように反らせ、やがてその両手が死んだようにガクリとベッドに落ちた。
風岡が、すかさず、そんな真琴の表情を真上から、アップで映しこむ。
俺の前ではいつも気が強く、明るく、じゃじゃ馬だった真琴。
その真琴は画面の中で、哀れに白目を剥いて、ヒクヒクと震えていた。
汗と涙でぐしゃぐしゃの顔。呆けたように開いた口元からは、涎が垂れ落ちていた。

586 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/03/27(木) 16:42:02 ID:O8nRiEGh]
50.
俺は、その日以降、真琴との接触をほぼ絶つようになった。
登下校の時間を、わざとずらし、彼女に会わないようにした。
真琴はすぐに俺のそんな態度に薄々気付いて気にしているようだったが、俺には
もう真琴と普通に接する余裕がなかった。いつものように接触を続けるのは辛すぎる。
でも、学校にいれば、俺の目はつい真琴を探し、追いかけてしまう。
友達と談笑しながら、廊下を歩いている真琴。
体育の時間に、トレーナー姿でグラウンドを走る真琴。
(なんで、そんなに普通にしてられるんだ…)
真琴が、風岡のものである自分を受け容れて、日々の生活を送っているようで
俺には辛かった。苦しかった。
以前と変わらない真琴の笑顔。真琴の笑い声。
どうしてだよ、と俺は心の中で、届かない問いを叫ぶ。
制服のシャツから覗く真琴の白いうなじ。笑うと揺れる髪。
スカートから伸びる、均整の取れたふくらはぎ。
くびれた足首。黒の靴下。洗いざらしの下履き。寒い日に巻く白のマフラー。
そのすべてが……風岡のものだった。
俺は赤黒い嫉妬に苛まれ、その嫉妬から逃げるように、風岡から与えられた
真琴の痴態を見て、自慰を繰り返した。
俺が自分を保つ為にはそんな方法しかなかった。
確実に真琴は、風岡に抱かれ続けている。もしかしたら今日だって。
俺の知らない場所で、真琴の肉体は、風岡によって花のように開かれてゆく。
俺は叫びだしたくなる衝動を抑えて、ベッドに寝転がり、枕に顔を埋める。
自分を抑えるために、パソコンを起動し、風岡に狂わされてよがり狂う真琴を
見つめながら、陰茎をしごき、射精する…。
そんな、地獄のような日々が、続いていた。
そんな、ある朝。
いつものように、真琴が学校へ向うのを窓から確認してから、俺は家を出た。
坂道を下った曲がり角。いつか風岡と対峙したあの場所だ。
そこに、突然のように、真琴が立っていた。
俺は、自分の鼓動、一気に激しくなるのを感じた。
真琴は明らかに、俺を待っていたのだ。
「おはよう」
真琴は言った。制服の上の羽織った黒いコート。白のマフラーが眩しかった。
「……おう」
俺は、なんとか、そう言葉を返す。
間近で久しぶりに見る真琴が眩しすぎて、俺はわざとそっぽを向く。
「避けてる?」
単刀直入に来た。
「…なにが?」
「私に、会わないようにしてる」
「……んなことねーよ」
「嘘」
「嘘じゃねえ」
「ずるいよ。私には分かる」
「ずるい?俺がか」
俺の中で、何かがキレた。
「…そうだよ、避けてるよ!悪いか?」
「…」
「俺の気持ち分かってて、ふざけたこと言ってんなよ」
真琴が俺の名を呼ぼうとした。
「やめろっ」
俺は必死に言葉を荒げた。
「“ヤスタケくん”なんて呼ばれたくねえ。分かんねえのか!」

587 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/03/27(木) 16:43:27 ID:O8nRiEGh]
51.
真琴は叫んだ俺を、じっと見つめた。やがて口を開く。
「…あのね」
真琴は、どこか悄然として見えた。
「風岡さんのこと、話す」
「…」
「最近…風岡さんの友達の…カップルと、よく一緒にデートするの」
ふざけるなよ。そんな、おのろけを俺に聞かせたいのか、と思う。
俺は憤然として、真琴の横を通り過ぎようとした。
その俺の手を、真琴がぎゅっと掴む。
「聞いてよ」
「……なんなんだよ」
「風岡さんの…男友達の彼女ね……16歳なの。私より一つ上…」
「…」
「年が近いから…仲良くなって、電話や、メールもするようになって…」
なんだってんだ。一体、俺に何を伝えたいんだ。
「でもね、その彼女…彼氏とは、まだ何もないんだって」
「…?」
「私と龍介さん…のことも…ちゃんと正直に話したの。そしたら…変だって」
「…なにが…?」
「…私が……いろんな、こと…されてるのが」
ぐっと胸が苦しくなる。畜生。真琴の痴態が、頭に甦る。
「本当に好きなら…もっと…大事にしてくれるんじゃないか、って」
「…」
「そうなのかな?」
真琴はそれから、俺を見上げた。
「私、大事にされてないのかな…」
どういうことだ。真琴は、風岡との関係に疑問を持ち始めているのだろうか。
それなら、真琴をヤツから引き離す、チャンスではないのか?
「自分で分かんないのかよ…?大事にされてるか、どうかくらい」
「…わかんないよ。たくさん…好きになっちゃったから…」
また熱い嫉妬が胸を妬いた。
「…お前は大事にされてるよ、なんて、俺が言うと思うか?」
俺が言うと、真琴は、上目遣いに俺の顔を覗きこんで
「思わない」
「たくさん好きになっちゃった?じゃ、自分で決めろよ」
「…」
「もうお前に振り回されるのは悪いけど、お断りなんだよ」
真琴の顔が、傷付いたように、そして辛そうに歪んだ。
泣き出すかも知れない、と思った。
しかし、次の瞬間、ぷっ、と真琴は吹き出していた。
俺は、唖然とした。なんで笑えるんだよ。
「なんだ、何がおかしいんだよ」
真琴は、お腹に手を当てて、あはははっ、と笑った。
「そうだよね、ヤスタケくんの言うとおりだ…あ、ごめん」
くん付けで呼んだことに気付き、真琴は口を塞いだ。
「私が…もう関わらないで、って…自分で、言ったんだもんね」
真琴はさびしそうに言った。
そのまま、俺と真琴は冬の坂道で、暫くの間、無言で対峙していた。
やがて、真琴が口を開く。
「…学校、いこう?」
俺と真琴は、並んで歩き始めた。
でも、それから学校に着くまで、お互いに何一つ言葉は交わさなかった。



588 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/03/27(木) 16:45:18 ID:O8nRiEGh]
52.
真琴が帰って来ないとおばさんが家に駆け込んできたのは、それから
1ヶ月ほどしたある日の夜だった。時刻は22:00を過ぎている。
「ヤスタケくん、心当たりがないかしら?」
やや青い顔をして、真琴のお母さんは、玄関に立っている。
「あんた、今日は学校の帰りは、一緒じゃなかったの?」
俺のお袋が、真剣な面持ちで俺に聞いた。
「あ、ああ。学校では見たけど…放課後は分からない」
俺はそう答える。風岡の所へ行っているのではないか、とすぐに思ったが
それを口に出すことは出来なかった。
「携帯に電話しても、ずっと“電源が入っていません”って…」
いつも明るいおばさんだが、さすがに不安がその表情に滲み出ている。
真琴との関係を俺以外には決してバラさないように、いつも周到な風岡が
今日に限ってどうしたと言うのか。
俺がそんなことを考えていると、お袋が口を開いた。
「坂上さん、これは警察に行ったほうがいいかも知れないよ」
警察?俺は驚いてお袋の顔を見る。だが、お袋の顔はいたって真剣だ。
おばさんも、警察という言葉にやや怯えたふうだったが、
「…そうね、そうかも知れない」と呟いた。
その時だった。玄関のドアノブが廻り、扉がぎい、と開いた。
そこに、真琴が立っていた。
「…真琴ちゃん」お袋が驚いたように呟くと、おばさんがはっとしたように振り向いた。
制服姿の真琴は、やや俯き加減で玄関に、おずおずと入ってきた。
「……ママ…遅くなって…ごめんなさい」
ぱぁん。
乾いた音がした。おばさんが真琴の頬を打った音だ。
「……何時だと思ってるの?!」
おばさんが、これほど怒ったのを今まで見たことがなかった俺はビビった。
真琴は頬を打たれた状態のまま、呆然としている。
「いったいどこに…こんなに…みんなに迷惑をかけて!」
おばさんはそう言うと、両手で、顔を覆ってしまった。
「…まあまあ」
お袋が、間に割って入った。
「とにかく、ちゃんと帰ってきたんだから…ね?坂上さん。叱るのは後にして」
「…」
「真琴ちゃんも、友達と遅くなるなら、電話くらいしないといけないよ?
お母さん、こんなに心配していたんだから」
お袋が言うと同時に、真琴はわっ、と玄関にしゃがみ込んで泣き崩れた。
「…あらあら」
お袋は、苦笑しながら真琴の傍にしゃがむと、その背中を優しく擦った。

589 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/03/27(木) 16:47:46 ID:O8nRiEGh]
53.
おばさんが何度も謝りながら、真琴を連れ帰ったあとで、お袋は俺に聞いてきた。
「ヤスタケ、何か知らないのかい?」
「……なにがって?」
「真琴ちゃん、玄関に入ってきた時から、瞼が腫れてたからね。あれはどこかで
泣いていたんだよ」
さすがに年季の入った中年女の観察力は鋭い。俺は背中に汗が流れるのを感じる。
「どうなの。何か知らないの?」
「…いや、俺は何も」
「ならいいけど…。でも、真琴ちゃんとお前は、ずうっと幼馴染なんだから。
そろそろ、男のお前がしっかりして、守ってあげたっていい頃だよ」
「な、何の話だよ」
お袋は、そこでにっこりと笑った。
「真琴ちゃん、いい子だからね。あたしは、いつヤスタケの彼女になりましたって
真琴ちゃんが言ってくれるのか、楽しみにしてるんだから」
「…バ、バカ言うな!」
だが、お袋の言葉に、俺はドキドキしていた。動揺していた。
「あした、話を聞いてやるんだよ」
お袋は続けた。お袋がいつになく真剣でそして饒舌なことに、俺は驚く。
「多分今夜は、真琴ちゃん、家でこってり絞られるんだから。でもね、本当のこと
を親には言えないことが多いんだよ。あの年頃の女の子はね」
「…」
「ずっと真琴ちゃんと大きくなってきたんだろ。お前がしっかりサポートしてあげな」
お袋って、こんな女だったのか。俺は、見たことのない女性を見ているような
気になっていた。
「母さんやおばさんに、嘘をついても構わないんだよ。でも、それは真琴ちゃんを
本当に守るための嘘でなくちゃいけないよ、ヤスタケ」
「…う、うん」
すっかりお袋の迫力に気圧された俺は、知らず、そう答えていた。
お袋は、うん、と言うと、にっこりと笑った。
部屋に戻った俺はベッドに仰向けになり、天井を見つめて、考えていた。
真琴を、本当に守る。
それはどういうことなのか。
真琴は、いま、傷つき続けている。おそらく、とても深く傷ついている。
風岡との交際が、順調ならば、見逃してもいいのかも知れない。
けれど、間違いなく真琴は風岡との関係の中で、もがき、苦しみ始めている。
(…俺のせいだ)
そう思った。
真琴が俺を待ち伏せていたあの朝。
真琴が俺にサインを送ってきた日。
あれから、1ヶ月も。…俺は、何をしていたんだ。
真琴を守るために、黙っていようと考えた。
けれど、それは間違っていたのではないのか。今の俺は真琴を守ってなんかいない。
(一番怖がっているのは、俺だ。)
そう思った。
(真琴を盾にして、一番、逃げているのも俺なんだ)

翌朝、俺は真琴の家のチャイムを、久しぶりに鳴らした。
「真琴を迎えに来ました」
インターホンに出て来たおばさんに、俺はそう言った。

590 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/03/27(木) 16:49:37 ID:O8nRiEGh]
どうもです。もはや、駄作となろうが何だろうが、途中で放り出すという
カッコ悪いことにはなりたくない、というそれだけで書いておりますw

次回で終わらせたいwww  だが、どうなるやら。
それでは、また。

591 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 16:52:42 ID:z1fHLaFa]
ちょっと溜飲下がったw 作者ありがとう!!
風谷氏ね

592 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 17:19:11 ID:plqq+Mxx]
GJ!!
最後楽しみにしてるぜ。


593 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 17:20:59 ID:LVpZaG8T]
最近の投下が多いのは幼馴染ネトラレがあったからこそだと思う。ので、
最後に期待。

594 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 17:48:17 ID:di8nhnip]
どんな結末になっても最後まで見るぜ!
期待してる。

595 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 17:55:30 ID:iTAPmwha]
ウオオ、期待です!

596 名前:至ねヤスタケ・刺ね [2008/03/27(木) 20:43:52 ID:C6YL1dDf]
風谷…×
風岡…○

風岡…新品真琴(処女)
ヘタレな自己中ヤスタケ…中古真琴(廃棄処分寸前のお下がり)
それが当たり前。

597 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 20:56:05 ID:plqq+Mxx]
どした>>596



598 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 20:57:54 ID:8xjpeEHJ]
相変わらず読み物としては秀逸ですが、今回の内容に職人氏の迷いが
はっきりと表れてるように思うのは気のせいでしょうか。

599 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 21:03:43 ID:omm6u5/e]
前回前々回で下がった真琴株がちょっと持ち直した

600 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 21:06:55 ID:8xjpeEHJ]
あれで株が下がるのか。
エロゲ臭の強いスレでこんなこと言うのもなんだけど女の子に幻想持ってない?

601 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 21:25:15 ID:toZf3ibn]
ええーw じゃああれがリアリティある女の子の姿なんですかw
バイブ入れてデートしたりしてるあれが?お前の方がどんだけエロゲ脳なんだよw

とはいえエロSSなんだから、真琴像はそれで正しい。バイブ入れてアンアン見せ付けるのも
ビデオの前で破瓜告白も寝取られSSとして秀逸。今回の無遠慮な相談といい、ヤスタケ
にとってはムカついて当然だから、それで株が下がった(=嫌いになった)人もいるだろ。
しかし幻想、ねぇ・・・w

602 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 21:50:50 ID:42g3eaw8]
>>366-372
>>466-470
>>499-509
>>518-526
の続きです。


 坂上成一には幼馴染がいる。
 浦林宗治と浦林操の兄妹という名前の兄妹である。
 二人は幼稚園のころに成一の近所に引っ越してきて以来の付き合いである。
 いつのころからだろう。
 成一は操のことが好きになり、その想いを持て余すようになった。
 最近、操の兄の宗治に自分の想いを打ち明けていたが、操本人にはどうしても言うことができなかった。
 成一はもし操に振られてしまうのが怖かった。
 そして、幼馴染という心地よい関係が壊れてしまうのかもしれないという恐れが成一の決断を鈍らせていた。
(でも、いつか言わなくちゃな)
 そう、いつか言わなければならない。
 そんなことを思いながら学校へ向かうために家を出る。
 昨日、二人が喧嘩していたことを思い出す。
(ハルがミサオの裸覗いたんだっけ)
 実際に宗治が覗いたのは操の自慰なのだが、成一は操から話を聞いていたので本当のことは知らない。
 昨日は、操はカンカンに怒っていて、宗治と口を聞こうともしなかった。
(仲直りしてるのかな…)
 成一の幼馴染である二人が喧嘩をしているのはあまり嬉しいことではない。
 二人には仲直りして欲しかった。
 どうしたものか、と考えていたら二人と合流した。
 しかし、二人は喧嘩などせずにいつも通り仲良く歩いていた。
「おはよう、セーくん」
「おはよう、坂上」
 二人は成一に挨拶する。
「よお、二人とも仲直りしたのか」
「うん…わざとじゃなかったし、ハルくんだから、特別にね」
「何だよ、じゃあ、俺はミサオの裸覗いても許してくれるのか?」
 冗談めかして操に聞く。
 本当は操の裸を覗きたいのだが、正面切ってそんなことは言えないし、できない。
 だから、冗談で包んで聞いた。
「バカ…わざと覗いたら絶対許すわけないじゃん」
 怒ったような表情で操が軽く睨む。
 成一にとっては操の怒った顔も魅力的に映った。
「ミサオの裸覗いたら絶対許さないぞ」

603 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 21:52:38 ID:42g3eaw8]
 宗治も釘を刺す。
「覗きをしたハルくんが偉そうなこと言わない!」
 操は宗治に噛みつく。
「ハイハイ、冗談に決まってるだろ」
 冗談に聞こえるように言って成一が締めくくった。
 二人はどうやら仲直りしたようだ。
(ミサオへの告白、どうすっかな) 
 成一の興味は他へ移っていた。
 成一は喧嘩した二人がどうやって仲直りしたか知らないし、興味もなかった。
 ただ、仲直りして良かったと思うだけだった。
 だから、成一は知らない。
 二人がどうやって仲直りしたか。


 浴室で宗治の放った白濁で汚れた操を見つめる宗治。
 操は呆然とした表情で、顔にかかった精液を指ですくい、見つめる。
 精液をすくい見つめる。
 そんな仕草も宗治の欲望を煽る。
 そのことで、操の指もまた汚れるからだ。
 宗治の白濁で。
 すくった精液を操は自分の鼻に近付けて匂いを嗅ぐ。
「変な…匂い」
 匂いに顔をしかめる操。
「ミサオ…ごめんね…でも、すごく気持ち良かったよ、ありがとう」
 そう言いながら、宗治はボディソープを泡立て始める。
 徐々に操が正気に返っていく。
 ゆっくりと操の顔に怒りが浮かび上がり始め。
「ハルくん…何するん…ひゃっ!」
 浮かびきる前に消えた。
 宗治が泡立てた手を胸に持って行き、舐めるようにいやらしい手つきで操の精液で汚れた胸元を洗い始めたからだ。
「やっ…ハルくん…」
「本当にごめんね、ミサオ。
でもね、ミサオが手でしてくれるのが本当に気持ち良かったんだ。
それに早く綺麗にしないとね、風邪ひいちゃう」
 そう言いつつ、洗面器にお湯を張って操に渡す。
「ミサオの顔も洗わないとね」
「バカ…」
 操はそう言いながらも顔を奇麗にしていく。
 宗治もその間に自分の体のあちこちを洗っていく。
「なんか匂いが落ちない気がするんだけど…ハルくん」
「よく洗わないと匂いは落ちないからね、体は僕が綺麗にしておくよ」

604 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 21:54:14 ID:42g3eaw8]
 そう言いながら丁寧に胸の辺りを泡立てていく。
 丁寧に丁寧に。
 綺麗にしているはずなのに、操の胸を宗治の手が舐めていく。
「あっ……ハルくん……ボクは……はぁっ……怒って、るんだぞ……はぁん……」
 そう言いながら操の顔は女の顔をしていた。
 少年のようにいつも一緒にいる元気な家族でも、成一への想いをはにかみながら語っていた少女でもなく、性の悦びを覚えた女の顔。
 怒りが込められるはずの声も欲情の熱が色濃く載せられる。
(ミサオの体…本当に気持ちいい…)
 これほど操は宗治の傍にいたのに、宗治がこの快楽を味わうのは今日が初めてなのだ。
 今までの人生を無駄に過ごしてきたようにすら感じてしまう。
(こんなにミサオって可愛くて、いやらしくて、気持ちいいのに…)
 危うく操を堪能する機会を失うところだった上に、他の男に操を渡すところだったのだ。
(何て馬鹿だったんだよ僕は)
 自分の愚かさと優柔不断を悔やむ。
 それでも、今は操の体に没頭できる。
 そのことだけは賢明だったと心から思った。
 操の胸元を泡立てながら、柔らかさを味わい撫でまわす。
「ミサオ、胸触られるの好きでしょ?
お詫びに気持ち良くもしてあげるね」
「はぁっ……やっ…胸なんて……はぁ……はぁ……そんなこと…そんなこと…ない……やっ……ボクは……んっ…気持ち良く……なんか……ぁっ……あっ…ひぅっ…!」
 声が少し大きくなる。
 宗治が乳首を指先で転がしたから。
「乳首がこりこりするね、ミサオ…可愛い」
 自分の愛撫で乱れるのだら可愛らしくも思う。
「やっ…駄目っ…やあっ……そんなの……そんなの、ボク……あっ……あっ……ハルくん……んっ……胸……はぁ……はぁ……駄目ぇ」
 宗治の胸への愛撫に操は乱れる。
 自分の手で操をここまで淫らに変えることができるのだ。
 そして操のいやらしい喘ぎ声。
 今まで知ることのなかった操を知ることができて愛おしさがさらに募る。
「ミサオのHな声、すごく可愛い」
 操の耳元で囁く。
「はぁ…ハルくんの……はぁん……変態……んっ……んっ…ばかぁ……あん…」
 操の抗議の声も甘やかな音色となって宗治の耳に心地良く響く。

605 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 21:56:05 ID:42g3eaw8]
 しかし、宗治は動きをを止める。
「あっ……」
 宗治の愛撫の終わりを惜しむような操の声。
「じゃあ、流すね…ミサオ」
 宗治はシャワーを操の胸元に掛けて行く。
 泡立てられた胸はシャワーによって清められていく。
 そして、操の肌は本来の汚れない白を取り戻す。
 宗治によって汚された白濁ではなく、操の肌本来の白へ。
 宗治が汚し、宗治が清めた。
(ミサオを汚れた姿も綺麗な姿も僕だけが見てるんだ)


 二人は浴室から出てバスタオルで体を拭く。
 そして、二人は未だに欲情の余韻がその顔に残っている。
「うん、綺麗になったよミサオ。
 元から綺麗だけどすごく綺麗だよ」
「バカ、バカ、バカ…ハルくんの…バカ」
「ミサオは怒ってても可愛いや」
 操は恥ずかしそうに「バカ」と繰り返す。
「ミサオ、僕…ミサオとセックスしたい」
 何を最後までするかは操にも当然理解できた。
「…バカ」
 真っ赤になって俯いたまま操が言う。
「僕のこと嫌い…ミサオ?」
 結局、拒絶されてしまうのだろうか。
 成一が良いのだろうか。
 そう思い宗治は聞く。
「……いいよ」
 消え入りそうな操の言葉。
「本当に?やっぱりだめとかじゃないよね?僕とセックスしてくれるんだよね?」
 喜びに満ちた宗治の声。
 操はセックスという露骨な言葉に反応する。
「良いよって言ってんだろ、バカ!
セ、セックスなんて…恥ずかしいこと、何度も言うなよ……」
 宗治に怒鳴る操。
 もっとも後半はその勢いを保つことはできなかったが。
 しかし、宗治の喜びは消えない。
「ミサオ!」
 操を思い切り抱きしめる。
 とっくに力を取り戻していたペニスが操の太ももに触れる。

606 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 21:57:43 ID:42g3eaw8]
「もう、こんなにおっきい…」
 驚いたような表情で操が宗治の股間を見つめる。
 宗治も気恥ずかしくなってくる。
「その…ミサオの部屋…行こう」
「うん…」
 

 バスタオルを巻いた格好で二人は操の部屋のベッドの上にいる。
 宗治は部屋に来るのが若干遅れたのだが。
「何してたの…ハルくん?」
 宗治は自分の部屋から持ってきたものを見せる。
「これ、えっと」
 操が名称を言うのを躊躇う。
「うん、コンドーム」
 自分の部屋から持ってきたものの名称を言う。
「その、妊娠、したら責任とれないし…ね」
 宗治はそう言う。
 以前、友人との遊びの罰ゲームで買ったものだ。
 その時は恥ずかしかったが、今は良かったと思う。
 なぜなら。
「良かった…」
 操が安心したような表情を見せたからだ。
「その、そういうことはちゃんとしなさいってお母さんに言われたから…
 ハルくんがきちんとした人で良かったよ」
 やっぱり、と宗治は思った。
 母は父と結婚する前はシングルマザーで苦労したという話を父から聞いていたのだ。
 中学に入った時も「お前が大人になっても無責任なことだけはするな」と父から言われた。
 その時にコンドームを渡された。
 それは捨ててしまったが、罰ゲームで買わされたものは取っておいたのだ。
 操も同じような話を母から聞いていたのではないかと思っていたのだ。
 内容が内容なだけに操に確認はできなかったが、やはり母からそういった話を聞いていたのだ。
「考えなしにね…男の人がそういうことしようとしたら、その…絶対しちゃ駄目って。
そういう人の「愛してる」とかいう言葉は口先だけだって」
 その言葉に宗治が安堵する。
 危うく全てをふいにするところだったから。
 今ここにいない父に人生で最大の感謝をした。
 そして操ははらりとタオルを脱ぐ。
 操のほっそりとした白い裸体が眩しく映る。
 これからこの美しい体を宗治と一つになるのだ。
「僕、まずはミサオとキスしたいな」

607 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 21:59:23 ID:42g3eaw8]
 生まれたままの姿で、遮るものもない状態で。
「うん、ボクも…ハルくんとしたい」
 操が頷く。
 操が「いいよ」などの消極的な表現ではなく「キスをしたい」と積極的な表現で言ってきたのは今回が初めてではないだろうか。
 宗治は興奮と喜びが湧いてくるのを感じる。
(僕と、キスしたいってミサオが言ってくれた…)
 他の誰でもない宗治とキスをしたいと言ってくれたのだ。
 成一ではなく、はっきりと宗治とキスをしたいと。
 操がベッドに座って宗治の方を向いたままそっと目を閉じる。
 操の白い裸体を眩しく思いながら、ゆっくりと顔を近づけていく。
「んっ…」
 そして、訪れる唇の感触。
 操の表情に驚きはなく、嬉しそうな穏やかな表情をしている。
 涙の味はせず、甘やかな唇の感触と操の風呂上がりの良い匂いがした。
 唇を離すと操がうっとりとした表情で宗治を見つめてくる。
 淫らな様子は微塵もなかったが、操の表情に宗治は見とれる。
 乱れた様子の操には興奮させられるが、こちらの表情は愛情を深くさせる。
 もちろん、この操を自分の手で乱れた状態にしたいという欲求も増していく。
「ミサオ…すごくきれいだ…」
「本当…?」
 素直に嬉しそうな表情で問い返す操。
 頷いて宗治は再び口づけをする。
 今度は舌を入れる。
「んん!?……………ん……ふっ……んん……んぅ」
 一瞬操が驚いた表情になるが、操の側も舌を絡ませる。
 先ほどのキスとは異なる深く…淫らなキス。
 部屋の中で互いの息遣いと舌が絡み合う湿った音が淫らに響く。
「んむ……ん………んぅ……ん」
 互いに興奮を高め合っていく。
 唇を離して見つめた操の表情には欲情が浮かんでいた。
 胸は風呂場で堪能したので、そろそろ操の秘所を見たい。
 無論、胸に飽きたというわけではないが、
 今は挿入へ集中したい。
「じゃあ、ミサオ…次は足を開いて、ミサオのおまんこ見せて…」
 期待と興奮で宗治の声がうわずる。
 操の秘所をじっくりと見たい。
 そして、挿入して操の初めてを奪いたい。
「い、嫌」
 操の拒絶。
「何で」



608 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 22:00:47 ID:42g3eaw8]
 宗治には意味が分からなかった。
 先ほどまで良いと言っていたのに。
「その言い方は…嫌だよ」
 その言葉の意味を理解するのに一瞬の時を要した。
「おまんこって呼び方が?」
 宗治の言葉に操が顔をしかめながら頷く。
「どうしてさ」
 宗治が訳を聞こうとする。
 女性の秘所はおまんこというのではないか。
「とにかく……ボクはその呼び方嫌だよ。
何だか…いやらしい感じがする…」
 恥ずかしいのは理屈でないらしい。
 宗治は何となくおかしくなった。
 操は宗治にあれだけいやらしいことをされて感じていても、そういうところは気になるらしい。
 けれど何と言えば良いのだろうと宗治は思った。
「えっと、とりあえずミサオ…足を、開いてよ」
「ん」
 微かに頷いてミサオが足をゆっくりと開いていく。
 宗治は操の秘所を感動と共にじっくりと見つめる。
 男にはない割れ目。
 これから宗治を受け入れる場所。
 宗治はごくりと唾を飲む。
「恥ずかしいよ…ハルくん」
 その声も宗治には可愛らしく愛しく感じられる。
「ミサオの…すごく綺麗だよ」
 情感を込めて宗治は言葉にする。
 操は「うん…」と恥ずかしそうに頷く。
 そこは、すでに濡れていた。
(やっぱりミサオも興奮してるんだ)
 そのことに宗治は嬉しくなる。
 操も宗治に欲情しているとはっきりと目に見える形でわかったので。
 操の秘所に顔を近づけようとする。
「な、何すんだよ!」
 操が抗議と共に宗治を押しとどめる。
 その言葉に宗治は説明する。
「ミサオのここ、舐めようと思って」
 濡らすために操の秘所を舐めようとしていたのだ。
「そ、そんなの駄目だよ!ハルくん」

609 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 22:02:29 ID:42g3eaw8]
 操が慌てて宗治の顔を押しのける。
「どうして?」
「こんなところ、口で…舐めるなんてぜっっっったい駄目!」
「でもさ…」
「い・や・だ!」
 操の強硬な反対にあってしまう。
 宗治は操を十分に濡らせれば良かったのでここは譲歩する。
「じゃ、指でするね…指ならミサオもこの前自分でしてたもんね」
 宗治に自慰を覗かれていたことを思い出したのか、操は恥ずかしげな表情になる。
「……う、うん」
 操はしぶしぶといった様子だったが、頷いた。
 操に手を伸ばす。
 まずは柔らかそうな太ももから撫でていく。
 しなやかで柔らかく瑞々しい太ももから段々の目的の場所へ指を動かしていく。
 そして無毛のその場所に宗治は手を伸ばし、指先で割れ目を撫でる。
「んっ」
 操がビクッと体を震わせる。
「大丈夫、痛くない?」
 操に痛い思いをさせてしまったのかと不安になる。
「平気…痛くない…」
 その言葉に宗治は安心すると同時に操をからかいたくなった。
「ミサオ、体ちゃんと拭いた?ここ、こんなに濡れたままだよ」
「バカァ…」
 羞恥に顔を赤らめて操が抗議する。
「挿れやすいように、もっと濡らしてあげるね」
 指で操の秘所を撫でていく。
「ふっ……あっ……あっ……やあっ…ハルくん……んっ……ああっ………」
 あちこち触れていくうちに反応の良いところを見つける。
 割れ目の上部にある突起の部分が一番気持ち良いようだ。
(これが…クリトリス…?)
「ミサオ、気持ち良い?」
 そこを重点的に刺激する。
「やっ…ああっ……はぁっ…はぁっ……あっ……ああっ……やぁっ……」
 淫らな声を操はあげ続ける。
 そう言えば「気持ち良い」という言葉も操の口からは聞いていない。
 散々、淫らな声をあげさせたが、「気持ち良い」という言葉は言わなかった。
(ミサオから直接「気持ちいい」って言葉が聞きたい)
 ぜひとも操の口から快感を認める言葉を聞きたい。
「ミサオ、気持ち良いって言って」
「あっ……そんな……あっ……あぁっ……ボク…言えないっ…あっ……やっ……恥ずかしい…よ……はぁん……」
「ここには僕とミサオしかいないよ。
恥ずかしがらなくても大丈夫だよ」

610 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 22:04:08 ID:42g3eaw8]
 操に「気持ち良い」と言うように促す宗治。
 それでもいやいやと首を振る操。
「駄目……だよぉ……やぁん……ボク…ボク……はぁっ…はぁっ…あん…………えっ?」
 操が驚いた表情を浮かべる。
 宗治がクリトリス愛撫を止めたからだ。
 快楽の供給を断たれて戸惑う操。
「ミサオが気持ち良くないならやらない」
「そんな…ひどいよ、ハルくん」
 懇願するような操の眼差しに宗治は操を支配したような気分を感じる。
「気持ち良いって言って、ミサオ」
 操はしばらく口を空しく開閉させる。
 宗治はじっと待つ。
 やがて。
「気持ち…良いから…して」
 小声で途切れ途切れに言葉を発する。
(ミサオが気もち良いって言った!)
 操が羞恥に顔を染めながら快楽を認める言葉に宗治は興奮する。
 だが、もっと良く聞きたい。
「もっと、はっきり言って」
 恥じらいと快楽を求めることに板挟みになった操。
 欲情と羞恥に顔を染める。
(操の顔…いやらしくて可愛い)
 その顔が宗治の欲情も煽る。
「……ボクのこともっと気持ち良くして!」
 快楽を求める悲痛な声を操はあげる。
 宗治はにっこりと笑う。
 また一つ操を自分の色に染めたと思ったのだ。
「ミサオのこと、気持ち良くしてあげるね」
 そう言って宗治は愛撫を再開する。
 くちゅ、くちゅ、くちゅ。
 淫らな音が宗治に届く。
「ああっ……やっ……ああっ……良いよ……ハルくん……あっ……はぁっ……ああっ……気持ち…良い…あぁっ……」
 快楽を認める言葉を口にする操。
 宗治は操に快楽を与え、それを操が認めてくれるのでより熱心に愛撫をする。
「ミサオ、気持ち良い?僕、ミサオのこと気持ち良くできてる?」
「はぁ……はぁ……いいよぉ……ハルくん……ハルくんが…ボクの、こと……あん……はぁ……気持ち……はぁ……良くしてくれて…るんだよぉ……ああん…」
 いやらしい声で宗治に感謝の言葉を述べる操に宗治は喜びを感じる。
「ああっ……ハルくん……やぁっ……はぁっ……ボク…ハルくんの、こと……大好きだよぉ……はぁ……はぁ……」
 中性的な顔を淫蕩な表情に染め上げながら宗治のことを好きと操は言う。
 欲情の中にある操の言葉に宗治は笑みを浮かべる。

611 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 22:05:43 ID:42g3eaw8]
(ミサオは、僕のものだ……他の奴には渡さない…!このいやらしい顔も声もみんな全部僕のだ…!)
 誰も見たことのない操の淫乱な様子をこの自分だけが知っているという優越感。
 そしてそれを行ったのが自分であることを思うと宗治の胸に誇らしさが湧き出る。
 もう操の秘所は滾々と泉のように湧き出ていた。
 それでも宗治は愛撫を続ける。
「はぁっ……はぁっ……ハルくん……あっ……もっと……もっと……んっ……して……あん……もっとぉ」
 操は快楽に顔を染めてねだってくる。
(ミサオがイクところを見たい…僕がイカせるんだ)
 宗治は操が自慰をしてイクのを見たことを思い出す。
 成一のことを想いイッた操を思い出すと成一への嫉妬で胸がいっぱいになる。
 一体操は何回成一のことを考えてイッたのだろうか。
(ミサオは僕のだから…僕がミサオをイカせるんだ…!)
「…あっ……ボク……ああっ……すごいっ……んぁ……ああっ……やっ……あぁぁぁぁあああ!」
 ひと際大きな声をあげて操が首を反らしてビクンと体を震わせた。
 操の淫らな息づかいが部屋に響く。
(ミサオがイッた…僕がイカせたんだ。後は)
 ぼんやりと快感の余韻に浸っている操のなかにペニスを挿れるだけだ。
 コンドームの袋を破り、操を求めてギンギンになっているペニスに被せる。
「ミサオ…いくよ…」
「ねぇ…ハルくん…」
 力の抜けた声でベッドに仰向けになっている操が話しかけてくる。
「ボクたち…兄妹だよ…ハルくん…いいの?」
 操は最後の一線を越えるのにためらいがあるようだ。
 宗治は操を上から覗き込んで言う。
「ミサオは僕の可愛い妹だよ」
「だったら…」
「今日からは僕の恋人になってよ」
「ん……ボクで…いいの?」
 操が問いかける。
「ミサオは僕が恋人じゃ…嫌?」
 成一のことが頭をよぎる。
 成一のことをまだ想っているかは怖くて聞けなかった。
「ハルくんが…恋人…?ううん、嫌じゃ、ないよ」
 その言葉に肉棒がビクンと反応する。
 早く入れたい。
 操と一つになりたい。

612 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 22:07:26 ID:42g3eaw8]
 操を自分のものにしたい。
「じゃあ…最後まで、しよう」
「うん…」
 操が頷く。
 それを合図にゆっくりと操の足を広げて入口にペニスを近付ける。
 二人の息遣いが緊張と興奮で荒くなる。
「ミサオのなかに、いれるよ」
 そう言いつつ興奮していてなかなか入らない。
 宗治は気を落ち着けるために深呼吸をする。
 そして、再び挑戦する。
 宗治の亀頭が操の秘所に触れる。
 ズプリ……。
「あっ…」
「ううっ」
 宗治の肉棒が操の膣内に入る。
 操が体を震わせ、宗治は快感に声を出す。
(やった!入った)
「ミサオ…大丈夫?」
「ボクは…平気、最後まで、しよ」
 何とか笑顔を浮かべる操。
 操の健気な様子が宗治には愛おしい。
「ミサオ、大好きだよ」
 声をかけると操は頷く。
 宗治は腰を進め、そのまま操の中を征服していく。
「うっ…ミサオの中…はぁ、はぁ…すごい」
 操のなかはすっかりとろとろで宗治を暖かく包みこむ。
 肉棒を離すまいとするかのごとくひだひだが刺激を与える。
(うくっ…ミサオの中…本当に気持ち良い!)
 風呂場で操に手で射精していなかったら、すぐに出していたかもしれない。
 それだけ操の中は良かった。
「くっ…ミサオ…気持ちいい」
 まるで宗治に快楽を与えるためにつくられたかのようだった。
 膣から与えられる快楽と操を犯す興奮に興じる。
 ゆっくりと操を蹂躙していく。
「痛い…!痛いよ…!ハルくん」
 あるところまで来ると操が苦痛を訴え、強く抱きついてくる。
 その声に宗治は心を痛める。
 しかし、一方でその苦痛を与えたのだ宗治自身であることを思うと、征服欲が満たされゾクゾクする。
(他の男としても、ミサオは痛がったんだ…だから、僕がするのが一番なんだ…!
僕以外の奴がミサオを泣かせるなんて…絶対駄目だ
僕だけがミサオを犯していいんだ)
 だから、操の涙を流すも宗治の興奮を高める材料になる。 
「ハル、くん…動かないで…いた、い」

613 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 22:09:00 ID:42g3eaw8]
 荒い息遣いの中、苦しそうな声をだす操。
「うん…わかった…」
 操の頼みを聞き入れる宗治。
 体を動かすと射精してしまいそうだ。
 今はじっくりと初めて感じる操の中を味わいたい。
 操の頼みでもあるが宗治自身の欲望にも合致していた。
 二人は互いに繋がったまま見つめ合う。
「ミサオ、可愛くて、綺麗だ」
 そういうと操にキスをする。
「ん……んふ……んん」
 唇を離す。
「…動かしていいよ」
「いいの?」
「うん」
 苦痛に耐えながらも操は動いていいと言った。
 宗治は腰を動かし、操のなか奥深くまで突き込み、戻す。
「うぐっ……っぐ…いぐ……いやっ……ううっ」
 苦痛の声をあげ涙をぽろぽろと操。
 そう言いながらすがるように操が抱きついてくる。
 操の小ぶりな胸が宗治の胸に心地良く押しつぶされる。
 操の声を聞き、涙を見ても宗治は動きを止められない。
 高揚感に包まれながら操を貫き続ける。
 宗治の蹂躙によりギシ、ギシ、とベッドが揺れる。
「ミサオ、すごく気持ち良いよ」
(ミサオの初めて、僕のものなんだ……坂上じゃなくて僕が奪ったんだ…!やった!)
 成一に対して勝利した気分になる。
 さらなる快楽を求めて宗治は動く。
「ぐぅ…ううっ……つぅ……ぐっ……やめっ…痛いっ」
 操の苦痛と宗治の快楽。
 二人は全く別の感覚に翻弄されていく。
 高ぶっていく宗治。
「うぅ…ミサオの中…最高だよ…!」
「イタッ……いやっ……やめっ……っぐ…うう」
 苦痛の声をあげ涙を流す操を見ていると、宗治は操を犯している、汚している、征服しているという思いが強まる。
 肉体的な満足感と精神的な充足感に宗治は満たされていく。
 操を犯せば犯すほどさらなる行為を望んでしまう。
 それでも操の膣から与えられる快楽の強さに限界が訪れる。
「ミサオ…もう、出すよ!」
 ビュクン、ビュクン、ビュクン。
 宗治は操の名を叫んで己を開放する。
 ペニスが震え極上の快楽が宗治を襲う。


614 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 22:10:31 ID:42g3eaw8]
「くぅ……すごい…」
 快楽の強さに思わず歯を食いしばる。
 やがて射精を終え、操の上に覆いかぶさる。
「はぁ、はぁ、はぁ」
 荒い息遣いが部屋を満たす。
 細みの体が柔らかく宗治を受け止める。
(ミサオとした…僕がしたんだ)
「重いよぉ……ハルくん…」
 宗治の下から抗議の声が弱々しく響く。
「あっ…ごめん」
 我に帰った宗治は操からどく。
 ペニスが引き抜かれ、交わりが解ける。
 そこには操が純潔だった証。
 宗治が操の処女を犯した証である赤い血が流れ出ていた。
 血は流れてバスタオルを汚す。
 操を犯したことを改めて実感する。
(ミサオの初めて…僕のものになったんだ)
 行為を終えた宗治に喜びが再び満ち溢れる。
 操の横で二人で並んで寝る。
「……ボクたち…しちゃったね…」
 力をすべて使い果たしたといった様子で操が宗治に話しかける。
(そうだよ、僕がミサオとしたんだ、僕が汚したんだ)
「そうだね」
 頷く宗治。
「ボク、ハルくんに痛いって言った、やめてって言った」
 恨みがましげな声で操が宗治をじろりと睨む。
 その視線が宗治の良心を刺激する。
「その…ごめん、ミサオ」
「ハルくんってケダモノだったんだね。ボク、すっとハルくんと一緒にいたのに知らなかった」
 睨みつけながら操が言う。
 ただ、その瞳には怒りの色は薄く、愛しげな色が濃かった。
「本当にごめん、ミサオ。許して」
「……ハルくんは気持ち良かった?」
 興味深そうに聞いてくる。
「うん、ミサオの中、すごく良かったよ」
 心の底からそう思う。
「…いいよ、許してあげる、ハルくんだから特別に」
 操が悪戯っぽく笑って言った。
 ハルくんだから特別に。

615 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 22:12:16 ID:42g3eaw8]
 その言葉と操の顔があまりに可愛らしくて宗治は操を抱きしめる。
 操はいい匂いがするな、と思った。
「ミサオ、いい匂い…」
「ん…ハルくん…好き」
 甘えるように操が寄り添ってくる。
 その姿には先ほどまでの淫らな様子は霧消していたが、射精し満足した宗治の心の中に肉欲とは別の愛おしさが強まる。
 しばらく二人寄り添う。
「ボクたち、恋人になったんだよね」
「うん、僕、すごく幸せだよ」
 成一のものになるはずの操の純潔。
 それを自分が汚したのから。
 そして、いつもの元気の良い操とは全く別の操を宗治だけが見られたから。
 そして、操が自分に嬉しそうな表情で生まれたままの姿で寄り添ってくれたから。
 何よりも、他の誰でもない宗治が操を手に入れられたから。
「もう…ハルくんのバカ」
 操は照れたような笑みを見せる。
「ボク…汗かいたからシャワー浴びてくるね」
「風呂沸かした方がいいんじゃないか」
「うん、そうだね…じゃあ、お風呂沸かしてくる」
 操が部屋を出る。
 風呂が沸くまで操は宗治の傍にぴたりと肌を寄せていた。
 暖かい操の体温を感じながら、行為の最中の操の声や表情、そして、膣の中の感触を思い出す。
「お風呂沸いたみたい」
「また、一緒に入る、ミサオ?」
 操は逡巡して宗治に問うた。
「…Hなこと、しない?」
 また、浴室で操に淫らな行為をしない保証はなかった。
「ん……それは、分からないよ、ミサオ…可愛いし」
 操がじろりと宗治を睨む。
「もう、ハルくんのスケベ。今日はHは終わり。ボク…まだ痛いんだからさ」
 ただ、可愛いと言われたことにはまんざらでもないようだったが。
 そう言って操は風呂場へ向かった。
(操も十分エロかったじゃん)
 宗治はそう思ったが、膣への挿入の時に操が涙を流して苦痛を訴えていたのを思い出していたので、言わなかった。
(今度する時はミサオの口でしてみたいな)
 操が部屋から出て行ったあとも宗治は操との行為の余韻と幸福感にひたった。


 シャワーの流れる音が操の耳に響き、暖かいお湯が操の体を洗い流す。
 操は今日一日にあったことをとりとめもなく思い出す。

616 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 22:13:48 ID:42g3eaw8]
(ボク…ハルくんと…しちゃった)
 浴室と自分の部屋で行った二人の行為。
 今まで操は自慰を行う時は幼馴染の成一のことを思い浮かべてしていた。
 それなのに。
(ハルくんのオチンチン…あんなにおっきくなってたんだ…)
 宗治のペニスは昔一緒に風呂に入っていた頃と全くちがっていた。
 そして、それが自分の中に入っていたのだ。
 挿入自体は苦痛を操にもたらしたが、それまでの愛撫は操に快楽をもたらした。
 今も操の中に何かが入っているような気分になる。
 操はシャワーを切って浴槽に浸かる。
 操は次に考えたのは成一のこと。
(セーくん…あんな風に思ってたんだ、ボクのこと)
 男子達の話を聞きそのまま家に帰って涙を流していた。
 その時に宗治が帰ってきたのだ。
(ハルくん…あんなにスケベだったなんて)
 そして、それに対して自分はいやらしく応じてしまった。
 思い出すだけで恥ずかしくなる。
 同時に、宗治は「可愛い」「綺麗だ」「大好き」と言ったことを何度も掛けてきた。
 「オトコオンナ」などと言われていた操にはそれらの言葉が心地よく心に染み込んだ。
 その言葉を耳にするごとに操の中で喜びが湧きあがった。
 今、思い出しても胸に心地良い響きとなって操の心にそれらの言葉が響く。
 宗治の行為と言葉。
 思い出すと操の顔が火照る。
(でも、オチンチン舐めろだなんて…後、ボクの…あんなところ舐めようとしたし)
 しかし、宗治の秘所への愛撫に操は快楽を見出してしまっていた。
(次…するって言われた時、ボク…どうなっちゃうんだろう)
 どんどん自分が淫らな女になってしまうような気がする。
 そして、自分が変わっていくことに不安だけでなく、ほのかな期待を抱いてしまっていることに気付く。
 操はその考えを振り払って浴槽から出る。
 そして、思い出す。
(セーくんに編んだマフラー、どうしよう)
 操が編みあげて、引き裂いたマフラー。
 もう渡せないし、新しく編んで渡す気にはなれなかった。
 さりとて捨てることも、まだできなかった。
(セーくんのこと、まだ忘れられない。友達でいるのは…いいよね。
それと…今日からハルくんはボクの……恋人)
 恋人という単語を心に思い浮かべるとドキドキした。
 体を拭いて着替える。
 血が付いたバスタオルも何とかしないといけない。
 そう思いながら宗治がいるであろう自分の部屋に向かう。
 家族から恋人になった少年のいる部屋に。

617 名前:変わる関係、移ろう日々5 mailto:sage [2008/03/27(木) 22:15:23 ID:42g3eaw8]
「ハルくんもお風呂入りなよ。汗かいたでしょ?さっぱりするよ」
 操は新しく恋人となった少年に話しかけた。


 坂上成一には幼馴染がいる。
「なあ、ハル」
「何、坂上」
 今、成一は宗治と二人で下校していた。
「今度さ、ミサオも入れて三人で映画見に行かないか」
「映画?」
 成一は映画の名前を挙げる。
「ふうん、三人で?」
「ああ、ミサオと二人っきりになりたいんだけど、それは、まだちょっとな」
 まだ成一には操と二人きりになってどこかに行く心の準備がない。
 宗治を含めて三人ならば幼いころからしてきたことで、成一にも抵抗はなかった。
「だから、三人で映画見に行こうぜ。
お前ら、仲直りしたみたいだし、一緒でも平気だろ?」
「……」
 一瞬黙りこむ宗治。
 その沈黙は成一を出し抜いて操と恋人になってしまったことへの罪悪感であることを成一は知らない。
「何か、予定でもあるのか?」
「いや、僕はいいけど。
わかった。ミサオに聞いてみるよ」
「じゃ、よろしくな」
 成一は喧嘩した二人がどうやって仲直りしたか知らないし、興味もなかった。
 ただ、仲直りして良かったと思うだけだった。
 だから、成一は知らない。


以上です。
一回の投稿の分量が長くなりすぎたかもしれず申し訳ありません。



618 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 22:21:00 ID:FDtBc7jN]
>>590
乙っしたー
しかし、(本人は知らんだろうが)羽目鳥動画見られてて野外調教プレイまで見せ付けたヤスタケの家に
今更向かうとは・・・打ちひしがれた真琴に何があったのか、そしてラストに期待して全裸待機してます。

>>617
乙乙。
短くても長くてもヱロければ問題ないです。

619 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 22:28:07 ID:eIOXG0G2]
>>601
そうだ、バイブが含まれてたな。忘れてたw
でもそれを除けば、状況を把握すればするほど別段株が下がるような言動は特にないんだよな。

今気づいた。俺は基本的に俯瞰で見てるわ。
だから誰かに思い入れがあるようなレス見て「こいつ何を夢見てんだ」と思ったわけだ。
今の住人の中では俺みたいな見方のほうが少数かもしれないな。

620 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 22:40:43 ID:1Rshgm+4]
あらま
このスレで登場人物に思い入れ無しで見てるなんてもったいない

621 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 22:43:45 ID:plqq+Mxx]
感情移入しないと鬱勃起しない

622 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/27(木) 22:54:13 ID:omm6u5/e]
>>617
GJすぐる。宗治に感情移入した俺は今達成感でいっぱい

623 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/28(金) 00:08:40 ID:okgxx4Lb]
>>617
良かったです。この『変わる関係、移ろう日々』はこれで終了でしょうか?

624 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/28(金) 00:22:00 ID:PAcEDOxm]
終わりだと思うよ。

セーくんが勇気を出して告白したとき、ミサオの心は揺れるのか? とか、
マフラーの行方は? とか、このあとの波乱を予感させつつの終了、ってところじゃないでしょうか?

625 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/28(金) 02:05:51 ID:5Yj7l6Xy]
ここから成一のターンなのに終わりなんて無いよ!
なんて願望を言ってみた。

626 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/28(金) 03:54:50 ID:oLS7USPZ]
重大な点を忘れていたのにそれを指摘され焦って、精一杯自己正当化しようとしている>>619が滑稽で笑えるw
俯瞰(笑)

627 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/28(金) 03:55:27 ID:wqKYvpdq]
NTRはうまくやらないとヒロインがお馬鹿さんに見えてしまうのが
大変だな、恋は盲目なんだろうが

性質的にヒロインが寝取られ君寄りなのがデフォだから
ちょっとしたことでビッチ扱いされてしまうんだろうね



628 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/28(金) 06:47:22 ID:KRdJkcu5]
まあ寝取られは、最終的に女の浮気と変わらんからな

629 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/28(金) 06:49:26 ID:SGHWI981]
>>628
コラ!






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