- 1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/04(月) 05:40:35 ID:J6LYVIKC]
- ――他人の彼女、妻を寝取る。自分の彼女、妻が寝取られる。
どちらでもOKです。 職人さまの降臨をお待ちしております。 前スレ 『寝取り・寝取られ総合スレ6』 yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1190962894/ 保管サイトさん 寝取り・寝取られ総合スレSS保管庫 ntrss.web.fc2.com/NTR/
- 49 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/22(金) 17:04:19 ID:Lixe/LyO]
- 4.
真琴の割れ目の周りは、何かを塗ったみたいに、濡れてイヤらしく光っていた。 アソコの周りに、毛は一本も生えていなかった。 その時は動転していて、ヤツに剃られていたなんて分からなかったけど。 この写真が意味するところは何だろう。 こんな恥ずかしい写真を撮らせるってことは、もう真琴と撮影者は 俗に言うオトコとオンナ…の関係なんだろう。間違いない。 そして、撮影者が、ヤツだってことも、ほぼ間違いない。 つまり…真琴とヤツは、恋人同士、ってことか? あのキザ野郎。どう見ても遊び人風な大学生。
- 50 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/22(金) 17:04:41 ID:Lixe/LyO]
- 5.
風岡龍介というのがヤツの名前だって、真琴から前に聞いて知っていた。 「家庭教師が、つくことになっちゃってさぁ」 放課後、並んで帰っていた時、心底困ったって顔で真琴は言っていた。 「パパのヤツ、私をどうしてもT大に行かせたいらしいんだよねー」 真琴は成績だって、俺より優秀だった。家庭教師なんて必要ないほど。 でも、真琴の親父は一人娘の真琴を溺愛していて、その父親に言われると さすがの真琴も逆らいきれないようだった。 「ま、しばらく教わってみようかなって。数ヶ月程度で終わると思うけどさ」 あの時、真琴はそう言っていた。
- 51 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/22(金) 17:05:02 ID:Lixe/LyO]
- 6.
あれから、もう3ヶ月が過ぎていた。 そう言えば、最近、真琴は家庭教師の話を俺にすることはなくなっていた。 いったい、何があったのだろう。 あの真琴が、あんなスカしたキザ野郎に…コマされちまうなんて。 嘘だろ。嘘に決まってる。 ヤツが真琴の家に来るようになってからというもの、俺も時々、ヤツの 行き帰りに玄関先で出くわすことがあった。 そのたびに、俺はヤツをじろりと睨んでやってたものだ。 家庭教師?へん、俺の真琴の部屋に、公然と入るんじゃねえ。
- 52 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/22(金) 17:05:26 ID:Lixe/LyO]
- 7.
俺が真琴の幼馴染だってことは、真琴がヤツに話したらしかったから、 ヤツは俺のそういう態度の意味するところに、おそらく気付いていたんだろう。 さっき、ヤツが俺の横を通り過ぎるとき、何か呟いたような気がしたんだ。 (…?) 俺が何気なく振り向くと、ヤツは何事もないようにそのまま歩き去っていく。 ただ、ズボンのポケットから、一枚の紙切れが落ちるのが、見えたんだ。 もしかしてヤツはわざと、この写真を落としたんだろうか。 俺に見せつけるために。現実を教える為に。 お前がずっと片思いしている女は、もうこのとおり、俺のモノなんだよ、と。
- 53 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/22(金) 18:16:57 ID:OQ/wKLLz]
- 規制かな?支援
- 54 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/22(金) 20:07:55 ID:Lixe/LyO]
- 8.
「ようっ!ヤスタケ。また寝ぼけてるなっ?」 翌朝、いつもと変わらず俺の頭を後ろから思い切り張り飛ばす真琴。 いつもと違うのは俺は寝ぼけてるんじゃなく、眠れなかったってことだけ。 真琴の元気な様子も、いつもと全く変わりない。 明るく屈託の無い笑顔。逆にそれがツラすぎる。胸が締め付けられる。 なんでそんな明るい顔してんだよ。なんでなんだよ。 ヤツにあんな恥ずかしい格好させられてるお前が、なんで、そんな元気なんだよ。 なんで俺に…隠してるんだよ。 「どーした?元気ないぞ?風邪でもひいたかぁ?」 不意に真琴が俺の顔を覗き込んで、俺の額に手を当てた。
- 55 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/22(金) 20:08:16 ID:Lixe/LyO]
- 9.
俺はつい、びくっ、となった。真琴が怪訝な顔をする。 目の前に、真琴のつぶらな瞳があった。そして、小さな血色のいい唇。 この可愛い、つややかな唇もヤツに奪われてるのか。 好きなように舐められたり、吸われたり。 そして、ヤツの舌がこの唇の中に潜り込むのか。舌と舌が絡んで。唾液が。 俺には決して見せない表情を、真琴はヤツに見せているんだろうか。 俺の動悸が速くなった。 「熱なんて、ねえって!」俺は必死で真琴を振り払った。 きょとんとしている真琴を放り出して、俺は先へ歩く。
- 56 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/22(金) 20:08:42 ID:Lixe/LyO]
- 10.
「変なヤツ。一体なによ」 帰り道でも、真琴はずっと俺にブツブツ言い続けている。 「ねぇ。わたし、ヤスタケに何かした?」 「…何もしてねえって」 「じゃ、なんでそんな不機嫌なわけ?」 「いつもと変わらないってば」 真琴は俺の横顔をしばらく見つめる。 「まあ…そうか。ヤスタケも思春期だからねえ」 なんだよそれ。お前はどうなんだよ。あれは思春期なんてレベルじゃねえだろ。
- 57 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/22(金) 20:09:06 ID:Lixe/LyO]
- 11.
火曜と金曜が真琴の家庭教師の日だ。 その週の火曜、俺は家庭教師の終わりの時間を見越して、家の玄関を出た。 わざと駅前まで行き、そのまま、家への道を再び戻り始める。 これで、ほぼ間違いなく、帰り道のヤツと出会うはずだ。 冬の夜空に、星が美しく瞬いていた。 やがて前に見覚えのある人影が現れた。ヤツだ。 俺とヤツの距離はじょじょに縮まっていく。 ヤツが俺に気付いたようだった。 ヤツの唇が歪んだ…笑った、ような気がした。
- 58 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/22(金) 20:09:41 ID:Lixe/LyO]
- 12.
「写真、見たんだろ?」 1メートルの距離で、自然と対峙した俺とヤツ。風岡龍介。W大学3年。 最初に口火を切ったのは、風岡の方だった。 「俺の写真なんだ。返してくれないかな?」 俺は風岡を睨みつけた。 「真琴に、何をしてるんだ」 風岡がくすっと笑った。 「何してるって…。あの写真見れば、だいたい、分かるだろ?」 「…」 「処女だったよ、もちろん」
- 59 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/22(金) 20:10:04 ID:Lixe/LyO]
- 13.
俺の頭の中で血が逆流した、沸騰していた。 「うん。処女だった。まあ、1ヶ月前までだけど」 風岡は得意げに話し続けた。 「幼馴染のキミには絶対に言わないだろうけど」 「…」 「ていうか、俺から言ったんだよ。隣の家の彼に、俺たちのこと教えてやろうかって」 なんだって。 「そしたら、イヤだイヤだ、秘密にして、って泣くんだ。でもさ、面白いんだ。 嫌がってるのかと思ったら、アソコは、ビショビショでさ。すげぇ濡らしちゃって」
- 60 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/22(金) 20:10:27 ID:Lixe/LyO]
- 14.
ヤツの言葉が頭の中を廻る。整理が出来ない。 「だから、セックス中、キミの名前をよく出してやるんだ」 「とたんに、アンアンっていい声で鳴くからさ。俺、キミに嫉妬してんだよね」 やめろ。やめろ。やめろ。 「たぶん、キミのことが、ちょっとは好きだったんだろうけど…」 真琴。なんでこんなヤツに。俺は、俺は、今でもお前を。いや、ずっとずっと前から。 「まあ、もう真琴は俺から離れられないと思うけど。実はさ、かなり淫乱だぜ…? キミの幼馴染は」 ヤツはそう言って、あはは、と笑った。俺は自分でも知らないうちに動いていた。 気付くと、俺の拳は、ヤツの顔を殴りつけていた。
- 61 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/22(金) 20:10:48 ID:Lixe/LyO]
- 本日はここまでで。
- 62 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/23(土) 00:23:18 ID:BpUPPUYE]
- 乙。良かったですー。
携帯なのかな?携帯の規制がいまいち分らないなぁ…
- 63 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/23(土) 01:09:51 ID:0NYk7FBB]
- いいね!
- 64 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/23(土) 03:18:31 ID:Chh5uet6]
- >>61
素晴らしい、素晴らしすぎる。 続きをものすごく期待しています。
- 65 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/23(土) 03:59:51 ID:U9jOjZTf]
- こんなん親にチクッたればいいんだよ
- 66 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/23(土) 12:21:11 ID:yHgzKiaV]
- >>65
主人公が現場を目撃してからな
- 67 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/23(土) 15:53:22 ID:IXsNVSsE]
- 写真をオヤジさんに提出するだけで終わる気もするw
でもそんな事を言ってたら、寝取られ話は成立しない!
- 68 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/23(土) 16:35:33 ID:khOa37Zx]
- というよりいえるものでもないだろ
- 69 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/23(土) 23:06:36 ID:ZjfXB9gg]
- 「15歳の少女の貞操ゲットしました!」
つか普通に写真の件と家庭教師の会話の内容をもって 警察署に駆け込めば全て解決だろうなw 淫行家庭教師実名報道乙な感じでどうとでも料理出来る
- 70 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/23(土) 23:08:58 ID:tb11lJdO]
- >>65
>>67 だが、親父推薦で家庭教師についた点に注目するとだ。 「娘と結婚する、orレイプ犯」という選択肢を突きつけられて人生の墓場へと追いやられる家庭教師の図が見られます。 これぞ寝取られだと言われればまさにそのとおりなのですが。
- 71 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/23(土) 23:14:27 ID:IEl1JmAw]
- そもそもNTR作品だと主人公が女に思いいれてるのが普通だろうから
親や警察にチクったりできんだろ。明らかにレイプならともかく。 主人公が女の真意を掴みあぐねて葛藤してるうちに泥沼になっていくのがイイんじゃないか。
- 72 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/23(土) 23:31:49 ID:tb11lJdO]
- >>71ソーダソーダ!!
- 73 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/24(日) 00:28:11 ID:gB3blvDH]
- どう考えても家庭教師が圧倒的に不利だな
NTRを円滑に進めるためにも 主人公とヒロインは留年を繰り返して20歳で学生 ヒロインの両親は資産家でヒロインが20歳になった次の日に交通事故死 遺産相続したヒロインが自らの意思で家庭教師を依頼。 と脳内補完しておけばおk。
- 74 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/24(日) 00:44:21 ID:VqHlM6kw]
- >>61久々にスレ見たがなんという良NTR
オナニーを終えて寝ようとしていたのに、このもやもや感をどうしてくれる ボーイッシュNTRはなぜこんなに俺の心に響くのか・・・
- 75 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/24(日) 01:11:44 ID:LrxlA6qm]
- 家庭教師はヒロインの従兄弟が良い
- 76 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/24(日) 01:39:24 ID:0WCdI2AO]
- 親父にチクるとか、警察とか言っている奴らは
人間の感情の機微とか、分かっているのだろうか…? 素直に疑問に思ってしまう。
- 77 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/24(日) 02:09:24 ID:dmDp4dE6]
- >>76
まぁ第三者だから言える解決策だわなぁ・・・ 自分がその境遇に置かれたら何もしないままに事態が悪化していく一方だろうし。 ところで続きマダー?(AA略
- 78 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/24(日) 08:58:30 ID:6w2fRxND]
- 要は設定が糞って事だな
- 79 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/24(日) 09:28:07 ID:0WCdI2AO]
- 書けない糞よりマシだろw
- 80 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/24(日) 11:26:46 ID:kXoTq8/Y]
- >>79
気にせず続きをお願いします
- 81 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/24(日) 12:37:54 ID:jfTtgCmH]
- だから的確な行動できる奴も出来ない奴もいる。
出来る奴の対処を出来ない奴にやらせようとするなって。 寝取られは出来ない君がしかるべく寝取られる話でないとむやみに寝取り努力の方に作者のリソースが割かれて エロとしては三流になり果てるからテンプレ――といったら聞こえが悪けりゃ王道を踏襲するのが賢いのよ。 エロ無し寝取られ?バハラグでもやっとけ
- 82 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/24(日) 13:11:21 ID:vFoSs6Vo]
- 今まで書き込み少なかったからこのスレも過疎ったなぁとか思ってたら
こんなに隠れていたとは……
- 83 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/24(日) 13:50:31 ID:VqHlM6kw]
- 王道だから目を瞑る、とかじゃなくて普通に自然な設定だと思うけどなあ
まあ感じ方はそれぞれにせよ、さすがに脳内補完とかは失礼すぎるだろ。
- 84 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/24(日) 16:54:11 ID:HgMA9Bmh]
- みんなNTRを望んでるのか望んでないのかどっちなんだw
- 85 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/24(日) 16:58:27 ID:pSqzCOkr]
- 寝取り好きと、寝取られ好きの両方が同居してるスレなんだよね、ここって。
- 86 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/24(日) 17:31:07 ID:vFoSs6Vo]
- いや、みんな寝取られ好きなんだけどその後に
→相手から捨てられる →相手と寝取り男に復讐する のどちらかに分かれてるんじゃない? 俺は上の方が好きだけどなぁ
- 87 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/25(月) 03:04:55 ID:RuPrEtb5]
- >→相手から捨てられる
>→相手と寝取り男に復讐する SMでいえば上を望むならMで、下を望むならSだね >>86 好みは、第三者から見る小説なら上、主人公から見る小説なら下かな
- 88 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/25(月) 10:49:31 ID:1TeFHYUK]
- 15.
「なかなか思い切ったことをするねぇ、キミも」 風岡は、少し上半身を揺らがせたが、さほどダメージを受けた様子もなく言った。 人を殴ったのは初めてだった。俺の拳は少し震えていた。 「…でもさ、ただの嫉妬じゃないかな?キミのは」 …なんだって? 「無理やりってわけじゃないぜ。真琴と俺は合意の上で男女の関係になったわけ」 合意の上。その言葉に、胸がまたズキンと痛んだ。 「そりゃ真琴はまだ15歳だから、写真を落としちまったのは俺のミス」 「だから、頼んでるんだよ。写真を返して、黙っててくれないかなぁって」
- 89 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/25(月) 10:50:02 ID:1TeFHYUK]
- 16.
「つまり、俺と真琴の恋愛を邪魔しないで欲しいんだ」 風岡はにやつきながら言った。口元が少し切れていたが、気にしない様子だった。 「周りにバラしたりして、真琴を傷つけるのは、キミだってイヤだろ?」 真琴を傷つける?俺が?…俺はいつだって真琴を守ろうとしてきた…はず。 「…それにさ、キミ、あの写真、使ってるんじゃない?」 ヤツの言葉に、俺の心臓がどくん、と跳ねた。 こんな冬空の下で、自分の額にどっと汗が浮かぶのが分かった。 ヤツに動揺を悟られないようにするには、俺は若すぎた。 「やっぱりね。真琴のあの写真でさ、オナってるんだろ?キミ」
- 90 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/25(月) 10:50:24 ID:1TeFHYUK]
- 17.
図星だった。 ヤツに真琴を奪われている悔しさ、動揺、混乱…が一通り、通り過ぎていった後。 写真の中の真琴を、じっと見つめてしまっている俺がいた。 ずっとずっと俺が、心の中で想い続けてきた坂上真琴。その、全裸姿。 ただの全裸じゃない。こちらに尻を向けて、股を思いっきり、開いて。 膣も肛門も、剥き出しのまま、うっとりと潤んだ瞳でカメラ見ている真琴。 俺が今まで見たことのない、だけど、ずっと夢想してきたその表情。 (あのじゃじゃ馬の真琴が、こんな…こんなカオするんだ。) オスとしての欲情が湧きあがってくるのを、俺は止めることが出来なかった。
- 91 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/25(月) 10:50:49 ID:1TeFHYUK]
- 18.
「ま、キミも若いから当然だよ、そんな赤くなるなよ」 言葉を継げない俺に、風岡は相変わらずニヤついたままで、そう言った。 「あの程度の写真なら、キミが欲しいなら、またいくらでもやるぜ?」 「…っ!」 真琴の写真で自慰行為をしていることを悟られ、俺はヤツを責める言葉を 失っていた。ヤツと同じ…いや、自分がそれ以下の存在になったように思えた。 「可愛いだろ?真琴。キミの前では結構、じゃじゃ馬みたいだけど」 「好きな男には、従順なもんだよ。色々と、飲み込みも早いしね」 「俺たちは純粋に恋愛してる。当然セックスくらいする。キミには見守って欲しいな」
- 92 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/25(月) 10:51:23 ID:1TeFHYUK]
- 19.
「…でも、真琴は…未成年だっ」 ヤツのペースに嵌ってしまう自分を感じながら、俺は、声を振り絞った。 「お前のやってることは、犯罪じゃないか」 「そうだね。認めるよ。でもさ、キミは親父さんとか、みんなにバラすの?」 「…っ」 「真琴が傷付くだけだと思うよ。もし噂が広まったりしたらこの町に住めないし」 違う。違う。こいつのペースに巻き込まれちゃ…いけない。 でも、もし、真琴がヤツとの関係を望んでいるなら…俺に出来ることは何だ? 「…仕方ない。真琴の本心をさ、聞かせてやるよ」
- 93 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/25(月) 10:51:49 ID:1TeFHYUK]
- 20.
風岡は、そう言うと、携帯電話をポケットから取り出した。 「…ボリュームを最大にすれば、キミにも聞こえるよね」 風岡はダイヤルを押した。人通りのない道に、呼び出し音が響いた。 やがて、ヤツの携帯から、聞きなれた真琴の声が漏れて聞こえ始めた。 『…はい。どうしたの?龍介さん、忘れ物?』 「あ、ごめんごめん。違うんだけど、もう声が聞きたくなっちゃってさ」 『…ばか』 真琴は笑っているようだった。まったく陰を感じさせない、明るい恋する少女の声。 「真琴、好きだよ」
- 94 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/25(月) 10:52:18 ID:1TeFHYUK]
- 21.
好きだよ、とヤツが言ったあと、数秒の沈黙があった。 俺にとっては永遠にも思える沈黙。 ヤツは、真琴がしゃべる時は、携帯を自分の耳から離していた。 真琴の声が、俺にも聞こえ易いように。 俺は、ただ息を呑んで、佇んでいるしか、出来なかった。 次に襲ってくる絶望を、予感しながら。 『…うん。私も…好きよ』 そして、はっきりと。真琴の声が、聞こえた。 『龍介さん、大好き』
- 95 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/25(月) 10:53:11 ID:1TeFHYUK]
- 色々と感想をどうも。参考にさせてもらっています。
とりあえず、今はここまでで。
- 96 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/25(月) 14:05:59 ID:4/dB+0Ld]
- 乙!
いい流れだねー。レスを参考にしてるのなら、叶おうが叶うまいが 書いておこう。風岡をボコボコにして欲しいw
- 97 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/25(月) 17:11:21 ID:RuPrEtb5]
- ハラハラドキドキ感と主人公の疾走感がとてもいい
どんどん先に突っ走って書ける様な展開に期待
- 98 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/25(月) 20:37:35 ID:u2DHrMvI]
- 乙です。
主人公は可愛い彼女を別に見つけて幸せに。 真琴は単なる性の対象としてしか見られてないことに気付いて主人公に縋ろうとするも手遅れ。 寝取り男はぼこぼこ。 こういう終わり方してる寝取られ小説見たことないんで読んでみたいかな、と。 終わり方として、「愛し合う二人を見ながら、俺はどうすることも出来なかった。」ってのが多いから。 主人公に救いのある終わり方が好きだ!
- 99 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/25(月) 20:54:25 ID:hQQzXsYk]
- 多分それが普通の感覚
しかし、変態と言う名の紳士が集うこのスレではマイノリティなのだ…
- 100 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/25(月) 21:06:39 ID:RuPrEtb5]
- 捨てられて終わるのは、その後どうすりゃいいんだろうね。実際として
- 101 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/25(月) 21:57:01 ID:juZspEY/]
- >100
さて?話的には寝取りこそが重要なのであってその後は蛇足となる可能性もあるし その物語次第じゃね?
- 102 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/25(月) 22:51:31 ID:F+uAi2dS]
- ちょこちょこ投下するのもいいけど、他の人が投下し難い雰囲気になるから
もう少し纏めてほしいなぁ… 10行しかコピー出来ない携帯の機種なんだろうから無理は言えないけど…
- 103 名前:名無しさん@ピンキー [2008/02/25(月) 22:56:44 ID:REUpjtiD]
- 気持ちいい
www.adultshoping.com/addclickport.cgi?pid=1203679660
- 104 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/25(月) 23:46:58 ID:RJjaMD3Q]
- ここまで寝取られ気分が味わえないSSも珍しいな
王道的お話なのに、ヒロインのお話が少ないからかと思ったが 一番の原因は最初の 「ようっ!ヤスタケ。また寝ぼけてるなっ?」 か。何故かイメージ的にオッスおら孫悟空が頭に浮かんだのが致命的(苦笑
- 105 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/26(火) 00:00:48 ID:Rqanp2X4]
- >>104は救いのないENDを求めておられるようです。
- 106 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/26(火) 00:33:01 ID:a47/Q+4C]
- >…俺に出来ることは何だ?
幸福を望んでるなら別の機会に真琴を呼んでおめでとうと祝福すべきだな 何故知ったかについてはエッチシーンの家庭教師の熱心な実況含めて詳細に話しておく。 あとは今後一々自分らのエッチを解説させる彼の性癖を止めさせてくれと釘をさしておく。 秘密の恋愛が少しばかりオープンになったわけだ。 後は家庭教師が純愛貫くもよし。 ヤリ捨てしようものなら主人公と真琴で家庭教師を追い込むもよし。 ハッピーエンドだ。
- 107 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/26(火) 01:30:10 ID:QtGYvJ+U]
- >>104
身内に近い恋愛感情を秘めていた幼馴染がある日自分の手の届かないところに行ってしまう。 これが寝取られの王道だと思うのだが違うのかね?
- 108 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/26(火) 01:59:34 ID:SdicBwZx]
- 3歳の頃から知ってる2歳下の幼馴染が、18の時に出来ちゃった結婚した。
ちょいとキスとかしてたんだが もしかして俺はリアルに寝取られを経験してたのか?
- 109 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/26(火) 06:17:06 ID:0vPepVHB]
- >>95
GJ!! そのまま主人公を絶望のズンドコにたたき落としてやってくり
- 110 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/26(火) 08:10:00 ID:lAMGlNB4]
- 主人公いじめなスレだよな、ここ
>>108 何も感じなかったら違うのでは
- 111 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/26(火) 12:51:51 ID:ZrHRdGFC]
- U-15って中学生かよw
俺と真琴の恋愛を邪魔しないで欲しいんだ(キリッ 問答無用で天誅だな
- 112 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/26(火) 12:57:44 ID:ebUHcBFE]
- 22.
膝から下の力が抜けていく。 真琴が、俺ではない男に、嬉しそうに愛を囁いている。強烈すぎた。 『まだ帰りの電車の中?寒いから風邪ひかないでね』 真琴は、恋する相手を気遣う言葉を投げ掛ける。 「ああ。それから…今度の日曜、俺ん家に来るか?」 『うん、行く。土曜日はごめんなさい。例の、空手の地区大会で』 「…まあ、いいけどさ。でも、今日も話したけど」 『………龍介さんは、やっぱり、イヤ?』 真琴の口調が、そこで、初めて曇った。 「ああ。あまり女だてらに、いつまでも空手ってのは、どうかな」 …なんだって? 俺は風岡を見つめた。 真琴は、空手が大好きで、5歳の時からずっと続けてきてる。 中学に上がってからは県大会がある度に「応援に来てよね!」って頼んでくる。 「ヤスタケが応援してくれると、勝つ気するからさ!」 いつも、俺にそう言って元気な笑顔を見せてくれるんだ。 その、次の県大会が、この土曜に開催される。 だが、風岡は真琴が空手をすることを快く思っていないのか。 『…わたし、出ないほうがいい?』
- 113 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/26(火) 12:58:10 ID:ebUHcBFE]
- 23.
「…まあ別にそこまでは言わないけどさ」 俺は呆然とその会話を聞いていた。 風岡龍介。真琴の人生に登場してから、まだ半年足らずの男。 俺と真琴にはもっともっと長い、積み上げてきた歴史があるんだ。 それなのに、なぜそんな男に、真琴が大事にしているものを次々に 奪う権利があるんだ。なぜ俺は見ているだけしか出来ないんだ…。 『…龍介さんが、どうしても…って言うなら、やめようかな、って』 真琴、何言ってる。俺が応援してやる。空手をやってる時のお前は すっごく綺麗でキュートで、イカしてるんだ。 「まあいいよ、今回は。出なよ。さっき、俺も許したし」 『……うん…ごめんなさい』 謝ることなんかない。理不尽なのは、コイツだ。この男の方だ。 「応援には多分いかないけどさ、頑張って」 『……はい』 「おやすみ、真琴。日曜日は楽しみにしてるから」 『…うん…おやすみなさい。龍介さん…』
- 114 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/26(火) 12:58:38 ID:ebUHcBFE]
- 24.
二人の電話が終わった後も、俺はしばらく、ヤツを睨みつけていた。 「なんだよ、そんな怖い顔して。真琴の気持ちは、分かっただろ?」 「…真琴に、空手をやめさせようとしてるのか?」 「そのくらいアリだろ?お互い言いたいことは言うって、真琴と約束したし」 「……」 「とにかく、キミの要求は満たしたわけだ。納得してくれたよね?」 「もし、真琴がキミに俺とのことを相談したり、別れたいとか言うことがあれば その時は、遠慮なくやってもらっていいよ。これでOKだろ?」 ……俺はそれ以上、ヤツにぶつける言葉を持っていなかった。 俺は、一人の部屋でベッドに身体を横たえて、何度も自問自答した。 これでいいのか。これで。 風岡との関係は、真琴にとっては、純粋で大切な恋愛なのか。 純潔を捧げたことも、高校生にはあるまじき破廉恥な格好をさせられることも。 風岡という男に教え込まれる性の悦楽は、真琴にとってかけがえないものなのか。 俺から真琴を問い詰める勇気は、なかった。 真琴が自分からこの関係を解消しようとしない限り…俺は見ているしかない。 「それ以外にどうしようもない」という虚しい諦めだった。
- 115 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/26(火) 12:59:07 ID:ebUHcBFE]
- 25.
翌朝。登校の道で、やはり俺の前では普段と変わらない真琴がいた。 「ヤスタケ、不機嫌なのは治った?」 俺は、昨夜の電話での真琴の態度を思い出しながら、彼女の顔を見る。 「…お前さ」俺は言った。 「ん?なに?」 「…この土曜、県大会だろ?」 一瞬だけ、真琴の表情が動いた。 「うん!そうそう。覚えてくれてたんだ」 「応援、行ってやるからさ」 今年はまだ真琴から、俺への誘いが来ていなかった。 ヤツに言われたことを気にしているのか。そう考えるのはたまらなくイヤだった。 「あ…うん。来てくれるんだ」 「3連覇、かかってんだろ」 真琴は13歳の時から、大会2連覇を継続している。中学3年間を続けて優勝した 選手はこれまでになく、真琴には新記録の期待が掛かっているのだった。 「うん。頑張って勝つよ。応援団長は任せたからね!」 いつもの、ヒマワリのような笑顔だった。ショートカットの髪が風に揺れていた。
- 116 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/26(火) 12:59:41 ID:ebUHcBFE]
- 26.
県大会当日。 スタンドに陣取る俺たち応援団の前で、真琴は実力どおり、快進撃を続けた。 1回戦シードの真琴は、2回戦、3回戦、準決勝の相手を順当に退けていった。 空手着に身を包んだ真琴は、颯爽としていて、やっぱりキュートだった。 こういう真琴を…俺はずっと見てきたんだ。 風岡のことを、今は、忘れていたかった。 今は真琴が風岡のものであることも。この真琴は、俺の大好きな真琴だ。 幸い、風岡の姿は言葉どおり、スタンドにないようだった。 休憩時間、満面の笑みの真琴が俺に向って駆けて来た。 「やるじゃんか、さすがに」 「当たり前じゃない。次が決勝。勝って、V3達成するよ」 俺の隣に空手着で座った真琴は、楽しそうに笑っている。 応援にきた部員もクラスメイトも、口々に真琴の健闘を称える言葉を掛ける。 真琴は自分のバッグを開け、水筒を取り出そうとする。 バッグのポケットに、カラフルな携帯があるのが見えた。 「…あ」 何気なくそれを手にした真琴は、ディスプレイを見て、表情を変えた。
- 117 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/26(火) 13:00:10 ID:ebUHcBFE]
- 27.
「…ゴメンね、ちょっと、電話してくる」 真琴はそう言うと、携帯を手にして、慌てたように席を立った。 誰も別に怪訝には思わない。でも、俺は別だ。 あの態度。…着信の相手は、風岡龍介に違いない。 非常口に消えていく真琴を見届けてから俺は席を立ち、後を追った。 真琴はすぐに見つかった。総合体育館のロビーの大きな柱を背にして、 携帯で何事かを話していた。 柱の反対側に廻れば、何を話しているか、聞くことが出来る。 盗み聞きをするのか。しかし、俺は自分を止めることが出来なかった。 「…え、でも、いいって言ったのに」 俺がたどり着いた柱の反対側から、真琴の声が聞こえてくる。 「ちがうよ、そんなんじゃない。龍介さんに一番、分かって欲しいのに…」 やはり電話の相手は風岡だった。 「ちがう…ううん、ちがうってば」 話の内容は分からない。ただ、風岡が一方的に真琴を責め、真琴が懸命に 謝っている様子だけが、伝わってくる。 「それはいや。分かった。もうしない、やめるから…」 真琴。何の話だ?空手のことを言っているのか。なぜお前が謝るんだ。
- 118 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/26(火) 13:00:38 ID:ebUHcBFE]
- 28.
…ぐすっ、という鼻をすするような音がした。 真琴が泣いている?信じられない。俺の前で涙など流したことのない真琴が。 「…ごめんなさい、あやまるから。龍介さん」 情けない声だった。さっきまで凛として戦っていた彼女の声とは思えなかった。 「…はい、はい」 やがて、やっと恋人の怒りを解く事が出来たのだろうか。真琴は従順に返事を始めた。 「…わかりました…はい…じゃあ、明日はどうしてもダメ?…はい…」 すっかり沈みきった声の後、真琴がパタンと携帯を畳む音が聞こえた。 そして、また、ぐすっ…と彼女が鼻をすすり上げるのが分かった。 真琴が、とぼとぼと客席への道を戻り始めるのを、俺は柱の影で見ていた。 怒りを感じていた。何でも言い合うことを真琴と約束した、とヤツは言った。 しかし、だからといって、真琴が県大会で頑張っている真っ最中に、ヤツは 真琴の心をボロボロにするような電話を掛けてきたのだ。 それが、恋人の権利だというのか? このとき、俺は、真琴に全てを話すべきだった。アイツを見限れ、と言うべきだった。 けれど、俺は真琴の誇りを踏みにじるのが、怖かった。 俺がそれを言うことで、俺たちの関係が決定的に変わってしまうの、怖かった。 そして、やがて俺は、真琴と同じ様に客席への道を、ただ戻り始めた。
- 119 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/26(火) 13:01:18 ID:ebUHcBFE]
- 29.
決勝戦で、真琴は負けた。 この2年間、いつも決勝で戦ってきたライバルが相手で、接戦が予想されたが 真琴はボロボロに負けた。真琴の動きには精彩がなく、一方的に攻められ、 最後は正拳をみぞおちにもらって、畳に崩れ落ちた。 応援する俺たちのスタンドから、悲鳴が漏れた。 試合後の礼を終えた後、真琴は俺たちの元へ戻らず、外へ続く通路を出て行った。 俺は後を追った。真琴は体育館の裏手の階段に座り、腕の中に顔を埋めて泣いていた。 「えっ…えっ……」 真琴が泣いている。こんな弱々しく。俺は彼女の傍に、言葉も無く立ち尽くした。 俺は真相を知ってる。でも、そのことを口には出来なかった。 あんなヤツと付き合うのは、やめちまえ。そう言いたかった。 でも、ヤツに抱かれてることを俺に知られたら、真琴はどうなるんだろう。 俺たちはどうなるんだろう。ただそれが怖かった。 「真琴…こういうことも、あるって。元気出せ…」 俺の口を衝いたのは、誰にでも言えるような中身の無い慰めだった。 「…見ないで、よぉ…」 やがて、真琴は言った。 「…泣いてる所、ヤスタケに、見られるのは、やだ…」
- 120 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/26(火) 13:01:49 ID:ebUHcBFE]
- 30.
翌週、真琴は、見た目だけはすっかり元に戻っていた。 あれほど落ち込んでいただけに、腫れ物に触るような気持ちでいたが 真琴はいつもの元気な少女に戻っていた。 ただ、心の中では、ひとつの強い決心を彼女はもう固めてしまっていた。 「…あたしね」帰り道で、真琴は俺に言った。 「空手、やめようと思うの、もう」 そうか、と俺はただ返事をした。残念だな、でも潮時かもな、と。 真琴は自分よりも、恋人を満足させる道を選んだのだ。 翌日、真琴は退部届を出して、長年愛し続けてきた空手を捨てた。
- 121 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/26(火) 13:02:54 ID:ebUHcBFE]
- どうも。本日はここまでで。
というか、書いていてワケが分からなくなってきたw 実はここで行き詰まっているので続きがどうなるかは、全く分かりませんwwww
- 122 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/26(火) 13:19:22 ID:KaxvzMLB]
- 乙ー
>非常口に消えていく真琴を見届けてから俺は席を立ち、後を追った。 レッツストーキングw なんか寝取られというより 主人公の失恋&真琴の恋愛経過観察になってるねw
- 123 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/26(火) 15:56:07 ID:shB8DdjE]
- 龍介シネヤ
- 124 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/26(火) 17:05:53 ID:QtGYvJ+U]
- >>121
もうこれ以上引っ張るのがきついんだったらカーテンの隙間から幼馴染子の部屋を覗き込んでいるようなシチュで 性欲が理性を押さえ込んでしまい一部始終を覗いてしまう主人公と行為が終わったあとで家庭教師男が主人公に向けて 勝ち誇ったかのようにニヤリとするようなのをお願いします><
- 125 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/26(火) 17:37:43 ID:5kDUp3MQ]
- 完全に寝取ったと余裕をかましてしてるヤツから幼馴染みを取り返してハッピーエンド。
…と思わせて、実はただの幼馴染みとしか思われてなかった主人公が寝取ったって展開を希望してみたり
- 126 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/27(水) 00:27:13 ID:JkphvR3D]
- 真琴:
…龍介さんあのね、実は私ここの所ずーと生理が来てないの 龍介: はぁ?何言ってんのよ 真琴: 先生との赤ちゃん楽しみだわ 龍介: そんな事許されるわけないだろ! 真琴: 私、決めました。龍介さんと一緒になります 今度の日曜日、パパ家にいるので会って下さいね 龍介: (顔真っ青) 絶対に逃がさないんだから(クスクス 龍介が主人公につまらないちょっかい出してる中 真琴はしっかり自分の夢を実現する為適切に行動してました。女性強し! ってな展開が見たいです。
- 127 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/27(水) 00:40:37 ID:geZaD4yg]
- そこで第参の男の登場だよ。
- 128 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/27(水) 01:22:57 ID:JMU+A5sz]
- たまには寝取り返しや寝取られはしたけど寝取り男破滅して元鞘エンドとかも見てみたいな
毎度毎度主人公完全敗北じゃマンネリになってしまう
- 129 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/27(水) 02:07:37 ID:GjQ0jFSq]
- 寝取られ物といえば『カウンセリング』は良かった
こないだのサンタ娘といい、主人公へのいじめも度が過ぎるとくどい
- 130 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/27(水) 02:11:12 ID:FNQV9NV5]
- >>129
しおさい
- 131 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/27(水) 11:45:28 ID:mFnD4MHM]
- >>128
元鞘とかそんなバッドエンド見たくねー
- 132 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/27(水) 20:21:48 ID:NU17sL5z]
- 阿部定系の破滅エンディングが見てみたい。
要は破滅するなら寝取った男が再起不能になるのはもちろんのこと、 寝取られた男や売女といった登場人物までもが全員破滅するような 強烈に後味が悪くなる類の救いのないエンディングが一番好みだな。
- 133 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/27(水) 20:27:47 ID:geZaD4yg]
- >>129
サンタのは打ち切り臭が漂っていた。
- 134 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/27(水) 22:59:41 ID:JjlRu1uL]
- サンタは初エッチとかおいしいイベントすっ飛ばしてたからなぁ…
弟と彼女のキャッキャウフフな補完ストーリー書いてくんないかなぁ
- 135 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/27(水) 23:14:37 ID:g9eRFQjJ]
- あれは打ち切りなくして
真エンド書いてほしい名作だよな。
- 136 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/28(木) 00:42:32 ID:69ZlBfgU]
- 前このスレに貼られてた
彼女が自分の家族に犯されて奴隷化 キレた主人公が家に火をつけて暴れるお話のHPってどこだったかな?
- 137 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/28(木) 01:45:42 ID:EY1mJUyd]
- >>136
ttp://novels2ch.s6.x-beat.com/index.php?FrontPage
- 138 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/29(金) 10:10:16 ID:afVCrxp5]
- 獣姦スレの新作もかなり内容きつかったな
- 139 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/29(金) 12:22:23 ID:ZihioFkh]
- >>137
ありがと。
- 140 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/29(金) 16:39:32 ID:5YdT6u9T]
- 39.
なんで俺はこいつとコーヒーなんか飲んでいるんだろう。 そう俺は思っていた。 目の前でアメリカンが湯気を立てている。 風岡龍介は厚手のジャンパーを脱ぎ、赤のセーター姿でくつろいでいた。 真琴が空手を辞めた次の金曜、俺は、自分が何をしたいのかも 分からずに、また風岡を帰りの道で待ち伏せていた。 「道端ってのも寒いからさ。駅前の喫茶にでも入らないかい?」 風岡は俺を見ると、笑いながら言ったのだった。 「で、今日は何の用?」 「…県大会の日、真琴に電話しただろう」 「ああ。そう言えば、したね」 「空手をやめろって迫ったのか?認めてやったんじゃなかったのかよ」 「あの時はね。でも、やっぱりイヤなものはイヤでさ」 「お前のせいで、真琴は調子が狂って、負けたんだぞ」 風岡は薄く笑う。 「だって、これからどんどん年頃になってくのに…良くないだろ。空手なんて」 「…」 「下手したら傷が残るよ。あんな綺麗なハダカしてるのに、もったいない」 胸がズキンと疼いた。真琴のカラダを、すっかり見慣れた男の台詞。 「オンナってこうやって躾るんだよ」 「……なに?」 「わざと大会の最中に電話したんだ。俺の言い付けは守るようにしたいから」 「ああいうキツい場面で、この人には従わなきゃいけない、って教え込むのさ」
- 141 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/29(金) 16:39:58 ID:5YdT6u9T]
- 40.
俺もあと数年すれば、こんな分かったような台詞が吐けるのだろうか。 「恋愛は対等なモンだけど、でも、駆け引きだからさ」 「罰に、次の日のデートをキャンセルしてやった。泣きながら謝ってきたけど」 風岡は、饒舌ではなかったけれど、俺の反応を観察しながら、話を続けた。 「かなりショックだったみたいで、あの日以降、すごく従順になったよ、真琴は」 そう言いながら、また、風岡は携帯を取り出し、少し操作をしていた後で 「ほら」と俺にその画面を見せた。 真琴が写っていた。 真琴は画面に向って微笑んでいて。…顔の前でその右手に、太いペニスを握っていた。 「ちょっと可哀想だけどね。頭のいいコだけど、駆け引きで俺に敵うワケないから」 画面に釘付けになっている俺に、風岡はそう言った。 真琴。なんで、こんなふうに、微笑んでるんだ。 穏やかな笑顔だったけれど、そこに、勝ち気で男勝りのじゃじゃ馬の面影はない。 目前に男のそそり立つ赤黒い淫らな欲望を突きつけられているのに。 真琴は恥ずかしそうに微笑みながら、白い指を風岡のペニスに絡ませていた。 「もう、俺にメロメロって感じが分かるだろ?」 風岡は笑った。身体が震えるのを感じた。 「他にもあるからさ、見ていいよ」 風岡は手を伸ばすと、携帯のボタンを押した。画面が変わる。 真琴は大きく舌を伸ばして、風岡のペニスを舐めていた。 ピンク色のきれいな舌。真琴の口の周りはべとべとの唾液にまみれている。 真琴の右手は、ペニスを根本からそっと握り、舐めやすい角度に調節していた。 そんな術も、風岡に教え込まれたのだろう。 思いっきり伸ばされた真琴の舌は、ペニスの裏側から赤く生々しい亀頭に かけて、ねっとりと舐め上げていた。真琴の瞳はうっとり潤んでいる。 白い肩は剥き出しだ。乳房までは写っていないけれど、おそらく、全裸なのだろう。 こんな華奢だったかな。真琴は。こんなに女らしい身体のラインをしていたんだ。 真琴の後ろに、スヌーピーのぬいぐるみが写っているのに、俺は気付いた。 それは、彼女の14歳の誕生日に、俺がプレゼントしたものだった。
- 142 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/29(金) 16:40:25 ID:5YdT6u9T]
- 41.
俺は携帯をヤツの側に押し付けた。もう見たくない。こんなものは、見たくない。 風岡は、小さく笑って、携帯を自分のポケットに戻した。 「キミが協力してくれるから、お礼にと思ってね。でもショックが強かったかな」 協力してるわけじゃない。誰が、お前なんかに協力するものか。 「…女の子ってさ、男次第で、こんなもんなんだよ」 ヤツが取り上げたコーヒーカップが、カチャ、と音を立てた。 「キミは、真琴だけは違う、俺の幼馴染だけは違う、って思っていたんだろ?」 「…」 「同じさ」 「…」 「真琴も、こうやって、男のペニスを舐めるんだよ」 風岡は、すっ、と自然な手つきで、俺の胸ポケットから、俺の携帯を取り上げた。 「…な、なにを」 「いいから」 風岡は俺の携帯を操った。俺のメールアドレスを確かめているらしかった。 風岡は自分の携帯を素早く操作し、それから俺の携帯を返してきた。 同時に、俺の携帯から、メールの着信音が流れる。 「これで、キミともメル友ってわけだ」 風岡はそう言って、笑った。 帰り際に風岡は俺の肩をぽん、と叩いた。 「…まあ、真琴のこととか色々さ、俺に任せときなよ」 家の前まで戻ってきた時、また、携帯の着信音がなった。 <メールが一件届いています> 俺は無造作にメールを開いた。風岡から。文章は何もなく、ただ画像ファイルが 添付されていた。俺はそのファイルを開く。 真琴。 ベッドの上に、真琴は全裸で座り、大きくM字開脚していた。 両手を伸ばし、自分の膣口を指で大きく拡げ、中の肉が見えるまで開いていた。 真琴の顔は羞恥で真っ赤に上気し、その目は潤みきっている。 俺はこの写真を使って、また自慰行為をするのだろう。ぼんやりとそう考えた。 真琴は俺の元へ帰ってくることはない。いや、初めから俺たち二人は 幼馴染以上の関係になったことはないのだから、帰ってくる、という表現は 当たらないかも知れない。 でも、少なくとも俺は、もうこれまでと同じ様に真琴を見ることは出来ないだろう。 真琴が俺に声を掛けてきたのは、それから一週間後のことだった。
- 143 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/29(金) 16:59:46 ID:Am+nE2el]
- GJ。
真琴ビッチ化への期待にwktkが止まらない。
- 144 名前:幼馴染ネトラレ ◆z8bwk5sDeY mailto:sage [2008/02/29(金) 17:13:49 ID:5YdT6u9T]
- 失礼、投稿している途中で用事がw
とりあえず今はここまでで!
- 145 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/29(金) 20:29:38 ID:tBiKx3Z/]
- 職人が寝取られた!
- 146 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/29(金) 23:06:34 ID:KPcoG/AK]
- 風岡と主人公との間に師弟関係が・・・
- 147 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/02/29(金) 23:32:38 ID:abgYtwLF]
- むしろ風岡の真のターゲットは主人公…
- 148 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/01(土) 01:21:55 ID:KTLirJ8S]
- こうしてみると風岡は結構いい奴だな…
- 149 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2008/03/01(土) 02:27:04 ID:5OyT146S]
- 寝取られ好きな奴って、
読んでいて、胸が痛くなったり、続きが読むのがつらくなったりしないのか? 俺は寝取られジャンルと知らずに読んだ寝取られ初作品が強烈すぎて 読んでいて胸が痛くて吐き気まできた。 仕事先でもその小説を思い出して実生活に支障をきたしてた。 こんな世界知らなきゃよかったっていうぐらい。 2週間はつらい思いをしたよ。 本当につらかった…… 毎日2週間2回以上オナニーしてたからねその小説で。 特に辛かったのは休みの日で、その前日にカップラーメンとか買出しをしておいて 食べる以外、寝るまで一日中オナニーしてたことかな。 もう二度とそんな衝撃の新ジャンルには出会うことはないんだろうなと思う。
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