- 365 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2007/11/16(金) 23:29:54 ID:VUk8X5pd]
- >>359
wktkされては書かねばなるまい 「もしもし?」 「……ぁ」 慌てて電話に出た私は、その声が紛れもない>>333君のものだと気付いて、目頭が熱くなった。 だって、こんな夜遅くに書けてくるなんて思ってなかったから。 「えと、そのもしもし? 聞こえてる? えと、間違い電話?」 「……ぁ、あのっ!」 >>333君の声が、少し困ったような、怯えたような感じで、私自身出せるなんて思ったこともないくらい、大きな声が飛び出した。 「わっ!? ……って、あれ? もしかして――か?」 「う、うん……、夜遅くに……ごめんね」 「いや、良いよ。そっか――か、電話してくれてありがとう」 彼の優しい声を聞いた瞬間、心臓が裏返るくらいの勢いでやかましくなり始めた。 いくら何でも電話越しに届くハズ無い。自分に言い聞かせながら、私は深呼吸する。 少しでも落ち着いて、もう少し話しがしたかったから。 「……あの」「あのさ」 だから、言葉を口にしようとした途端、彼と声が重なった。 〜>>333 side〜 電話から聞こえてきた声に、内心ほっとした。 と言うか、まさか電話番号を渡したその日に掛かってくるなんて、思ってもなかったから。 ……こんな時間にもかかわらず、電話をかけてくれるなんて、もしかして、ひょっとしたら……。 そんなことを思ってしまったからかも知れない。 他愛もない会話をしながら、彼女を、デ、デートに誘ってみようかなって、そんなことを考えて。 「……あの」「あのさ」 声が被ってしまった。 【続きはCMの後で】
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