- 1 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/04/11(火) 00:20:21 ID:9JT1B9Rl]
- なかったんで立てました。
- 68 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/04/27(木) 22:36:05 ID:V5AmLYB3]
- >>62
覗く人想像 黄泉川 芳川 メイド帰し ミサカ量産体 スレ住人
- 69 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/04/27(木) 23:16:47 ID:JR9FYK+m]
- >68
ちがうもん!! ミサカはお姉さまに見てもらいたいもんっ!! ってほっぺたを赤くしながら言ってみたり
- 70 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/04/28(金) 15:57:29 ID:soqsgRfL]
- >>66
何が蒼髪ピアスだよ ふくもるじゃねーか
- 71 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/04/28(金) 18:58:57 ID:jJGVF328]
- >>68
本スレで出てたが、一方さんがいじられてるところは打ち止め経由で一万人の妹達に見られまくってるみたいだしな
- 72 名前:名無しさん@ピンキー [2006/04/28(金) 23:35:41 ID:Zc6OyjFh]
- 神期待age
- 73 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/01(月) 02:04:12 ID:2x10oxLZ]
- 一方は見られる快感に目覚めた
- 74 名前:33 mailto:sage [2006/05/03(水) 01:16:54 ID:xEC9ogWQ]
- ネタ帳にしてるメモを職場で落としてきたぜー。
エロシーン書いてたから誰かに見られたら死ねる…。 しかも投下する予定だったのにできなくなったし。書き直すか…。
- 75 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/03(水) 01:26:08 ID:o/FzkGxd]
- >74
期待してます
- 76 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/03(水) 20:19:40 ID:Do0g6lxa]
- 本スレの310っす
310-312の流れを見て自給してみました エロくはないですが
- 77 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/03(水) 20:20:35 ID:Do0g6lxa]
- 「とうまとうま、そろそろいつもの時間なんだよ」
夕食後、TVに夢中だったはずのインデックスが台所で洗い物を片付けていた上条当麻へ向けて声を掛けた。 上条が手を拭きながら今の壁に掛けてある時計へ目をやると、時計の針は『20:51』を示している。 確かに最近の日課となっている時間だった。 「わかった。ちょっと待ってろインデックス」 言って上条は、リビングの床で佇まいを正しているインデックスへと歩み寄っていく。 最近欠かさず行っている日課。 それは上条当麻の能力に由来する。 上条当麻の右手には『幻想殺し』と呼ばれる異能が宿っている。 これは『異能の力であれば、カミサマの奇跡だって打ち消せる』と言う能力(本人談)であるが、この能力には一つデメリットがある。 それは――。
- 78 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/03(水) 20:21:08 ID:Do0g6lxa]
- 「えへへ、何回やっても緊張しちゃうね」
赤くなりながら照れるインデックスの肩の上に手を置いて、上条も同じように赤面しながら口を開く。 「悪いなインデックス。本当ならこんな事をお前にしてもらうのは・・・・・・」 そんな当麻の今更な弁明を、しかし、インデックスは微笑みながら首を横に振り、 「違うんだよとうま。嫌じゃない、むしろうれしいんだよ」 今のこの状況を是としているんだと言う事を上条に告げる。 「じゃあ、とうま。はい」 そう言ってインデックスは静かに目を閉じて、顔を少し上へ向ける。そのインデックスの顔、正確には顔の下部にある、とある器官へと上条は同じ器官を近づける。 もって回って回りくどい表現だが、言葉にすれば立った二言で説明できるその行為。すなわち。
- 79 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/03(水) 20:21:40 ID:Do0g6lxa]
- キス、接吻、口付。
上条当麻が『幻想殺し』を使用するたびに、上条の中で何かが失われている事に真っ先に気付いたのは、近くで彼のことを見続けていた禁書目録の少女だった。 その力とは心の力、すなわち精神力と呼ばれるもの。 『幻想殺し』は本来、触れるだけで効果を発揮し、上条の何かを消耗するような、そんな制限は一切無かった。 その枷が出来てしまったのは、夏休みのはじめ、インデックスとの出会いを果たしたあの事件。 今の上条には記憶の無い事だが、あの時上条が浴びた『光る羽根』が引き起こした副次効果なのか何なのか。 あれ以来、上条が能力を使うたびに精神を削るようになってしまった。 削れてしまった精神は、どこかで補充しなければならない。 幸い、インデックスの保有する魔道書10万3000冊の中に、精神を補充する為の術式を記してあるものがあった。 その中でインデックスが選択した手法が、この手段なのである。
- 80 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/03(水) 20:22:14 ID:Do0g6lxa]
- 「んっ、んん、ん」
ただ唇と唇を合わせただけでは効果は乏しい。 二人の間からはくちゅくちゅと生々しい水音が響いている。 上条の舌がインデックスのそれを絡めとろうと動きを増せば。 インデックスもそれに応え、更にその舌の動きの刺激によって多量に分泌された唾液を上条の口内へと流し込む。 「ングッ、ングッ」 インデックスによって送られてきたそれを、上条は躊躇う事無く嚥下し、今度は自分の唾液をインデックスへ送り込み、彼女の舌を奥歯の方で甘噛みして更なる分泌を促す。 自分と上条の二人分、口の中が満ちてきたそれのあまりの量に合わせた唇の隙間から零れてしまうが、そんな事はお構い無しに二人はその行為に没頭する。 始めは確かに上条の精神を癒す事が目的だったはずだ。 しかし今の二人にはそんな事は既に頭の中から消えている。 ただ、相手を感じていたい。 二人の頭を支配しているのはその感情だけだ。 ならば。 キスだけで抑えきれるものでもない。 「ねぇ、とうま・・・・・・」 「インデックス・・・・・・」 時計の針は『21:24』。 夜は、未だ永い。
- 81 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/03(水) 20:22:47 ID:Do0g6lxa]
- いじょーっす
お目汚し失礼しましたー
- 82 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/03(水) 20:24:18 ID:1/MiLJeV]
- お っ き し た
- 83 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/03(水) 20:30:41 ID:b5rZ6NZH]
- えっ…続きは?
- 84 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/03(水) 23:39:53 ID:Do0g6lxa]
- >>83
えっ…要る?
- 85 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/04(木) 00:57:43 ID:kQ+Bw4SW]
- 要らない
わけが無い!!!!
- 86 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/04(木) 19:01:23 ID:rsX8O+TO]
- 良いのかい
本気にするぜ? というわけで続けてみた
- 87 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/04(木) 19:01:56 ID:rsX8O+TO]
- 部屋に淫靡な空気が満ちていく。
ずずずーっ。 「んふっ、んっ、んー」 上条によって口内の唾液と共に吐気も吸い取られ、インデックスは苦しげな声を上げた。 しかし上条はその声を意も解さず、まだ吸い取るものが無いかどうかを自らの舌で確かめる。 ぐっちゅぐっちゅ。 上条の舌による蹂躙を、されるがままに受け入れるインデックス。それでもまだ何か足りないのか。温もりを求めるかのように上条の体に縋り付く様にしがみついた。 その動きを受けて、上条も今まで肩の上に置いていた両手をインデックスの背中へと回し、お互いにしっかと抱き合う。 そんな中で、それでも舌の動きを緩めない。 ぢゅっぢゅっぢゅ。 先程の動きで再び分泌された唾液を、吸い尽くさずにインデックスの口内で攪拌する。今度はインデックスもその動きに自らも合わせ、お互いの舌を絡み合わせる。 じゅぶじゅぶ。 泡立ち、口内から零れ出てきた唾液をそのままに、二人どちらからともなく唇を離す。 二人の間に架かる銀の糸橋が静かに途切れる。 「はぁ、はぁ、はぁ……」 先程まで満足に呼吸ができなかったか、少女の息づかいは少々荒く、それが却ってその場の艶めかしさを増す事に一役買っている。 対する上条はと言えば、それほど息を乱してはいない。それはまるで。 「いつも思うことなんだけれど……」 インデックスがポツリとこぼす。 「とうまは妙に慣れてるような気がするんだよ」 「またそれか。そんな事は無いって言ってるじゃねーか」 正確にはそんな記憶は無い、であるが。 確かに、妙に息継ぎのタイミングの取り方とかに手馴れた感じがしないでもないが、今の上条にとって初めての相手と言うのは目前の少女だ。 「むーっ、なんか余裕を感じる態度だよね、それ」 「何だよ、じゃ、今日はここまでにすっか」 「ちょっ…、ん……」 反射的に抗議しようとしたインデックスの唇を再び塞ぐ。更に、背に回した手をゆっくりと下の方へと這わせていく。 その動きにこれからの展開に思い、インデックスも自分の手の位置をずらす。ただしこちらは下ではなく上の方、上条の首に腕を絡ませる。
- 88 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/04(木) 19:02:40 ID:rsX8O+TO]
- そうこうしている内に、上条の指先はインデックスの臀部と言う名の目的地に辿り着く。
そのまま指先で谷間をなぞって行く。指先に下着の感触はしない。この修道服の下にはいつものように何も着けてはいないのだろう。 無論、常時下着無しな訳ではない。ただ、これからの行為でダメにしないように予め脱いでいたのである。 もっとも、今の上条の記憶には無い事ではあるが、初対面当時にはインデックスには下着を着ける習慣は無かったわけではあるのだが。 谷間に這わせていた指を更に下へ。 そこは上条しか触れたことの無いインデックスの最奥部。 「ん……」 ピクン、と体を震えさせる。今まで何度も繰り返してきた行為ではあるが、やはり人に触られると反射的に警戒してしまうのは逃亡生活をしていた習慣故か。 「ぷはっ……、やめる訳ねーだろインデックス。お前も我慢できないだろうし……」 腰部に回していた手に力を入れ、先程から激しく猛っている自らの分身をインデックスへと押し付ける。 「俺だって、我慢できねーよ」 再度唇を塞ぐ。そしてインデックスの体を押して、その背にあるベッドへと押し倒す。 どすん、と部屋に鈍い音が響き、その音を聞いたもう一人の同居人は、気を効かせるようにリビングから出て行くのだった。 『今日の寝床も台所かね。ま、馬に蹴られない様にしないとな』 とでも言いたげに一旦二人の方を見やり、三毛猫はそのまま台所へと姿を消した。
- 89 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/04(木) 19:04:10 ID:rsX8O+TO]
- でも出来たのはここまでだったりー
あとは如何しますかね 各々で脳内保管とかじゃダメ?
- 90 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/04(木) 19:54:58 ID:kQ+Bw4SW]
- できるなら、やってください。
あと、その場に御坂(妹可)が乱入して3Pっていうのを思いついたwww
- 91 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/04(木) 23:21:00 ID:qXF/Uksg]
- や ら い で か
- 92 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/05(金) 01:50:09 ID:FVb4Be4o]
- >>89
突っ走るべし!
- 93 名前:名無しさん@ピンキー [2006/05/05(金) 17:41:58 ID:XSbMMuwK]
- 続き期待age
- 94 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/05(金) 17:47:20 ID:7VlIjDof]
- ここは>89のスレになりました
だから毎日書いてください 書いてください 書いてくださ 書いてくだ 書いてく 書いて 書い 書
- 95 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/05(金) 19:31:24 ID:8SwJF2J6]
- それを歯を喰いしばり、涙を流しながらベランダから見続ける御坂
ふと横を見ると、しまい忘れたのであろう■が―――― 「アハハハハハハハハハ!!」
- 96 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/05(金) 21:04:28 ID:cju6+0sr]
- >>95
それなんてグロゲ?
- 97 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/06(土) 18:24:51 ID:2Kva4haW]
- やっぱ勢いだけで書いた所為か所々わからずらいね……
でも調子に乗って続きを書いてみたよ
- 98 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/06(土) 18:25:24 ID:2Kva4haW]
- ベッドの上で白い裸体が跳ねる。
インデックスの修道衣は、色々あったせいで今は安全ピンで留めると言うとんでもない固定方で服としての体裁を保っている。なので特定のピンを数個抜いただけで、このようにあっという間に脱がされてしまう。 そんな電光石火の早業でインデックスを脱がして、上条は遮る物のなくなった視界の中で色艶めかしく自分を誘っている箇所へ、再度右手を伸ばす。 つぷっ。 「んん!と、とうまぁ……」 「何だ、インデックス。キスだけでこんなになっちまってたのか」 上条の言葉に耳まで赤くなるインデックス。 元々性的な行為など、知識としてはあっても実際にやった事があるかはまた別の問題だ。事実、上条と一線を越えるまではそんな事などした事は無かったのだから。その時以来押入れの中から出さないでいるシーツがその証明となろう。 「……とうまは意地悪かも」 「何を仰いますか、姫」 こんなに大事に扱っているのに、とは口には出さず、上条は少女への攻めを再開する。 右手で濡れそぼった秘唇を揉み解し、口でふくらみと言うにはなだらかな胸を啄ばむ。堅くなってきている桜色の先端は刺激を与えすぎると痛がるので、舐める程度に留める。 左手はと言うと、インデックスの口元で人差し指と中指を舌と絡ませあっている。 あまり声が大きいと他の住人にばれてしまう恐れがあるのでこうしている、と言うのは建前。一番最初はそのつもりだったのだが、今では指を舐めてもらう行為に快感を感じてしまっている。インデックスとしても、上条の味を直に感じられるこの行為は大好きだ。 「んっ、んっ、んちゅっ、ふっ」 一心不乱に上条の指を舐め回す。こうしていないと、体中から送られてくる快感の波に飲まれてしまいそうになるからだ。 そんなことはお構い無しに、上条も愛撫を続ける。右手指先で秘部をなぞり上げ、手の平で桃色の真珠部分一帯を捏ねくり回す。 胸を一しきり舐め回した後、そのまま首筋まで這い上がり、そこを何箇所も強く吸いたて痕を残していく。
- 99 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/06(土) 18:25:55 ID:2Kva4haW]
- 右手を一旦離し、指を突き入れようとした矢先に、インデックスがしゃぶっていた指から口を離して請う。
「指じゃ、指じゃいやだよ……、とうまのがいい……」 弱々しいインデックスのおねだりに、上条の理性の箍が外れかかる。 上条としては、あまり彼女に無理をして欲しくないという気持ちもある。実年齢はわからないが、その容姿はどこからどう見ても自分より年上には見えないし、これは暮らしているうちに気付いたのだが月の物があるのかどうかも疑わしい。 だから既に一線は越えているとは言え、本能の赴くままに行為に至ってはいけないと言う考えがあるのだ。 とは言うものの、結局最後はインデックスによってその箍は外されてしまうのだが。 そのインデックスの言を受けて、上条は下着ごとズボンを下ろして猛り切った男根を開放し、上体を起こして両手でインデックスの腰を掴み自分の方へ引き寄せる。 ぴたり、と密着するお互いの性器。 右手で己の怒張の位置を合わせて、上条は宣言する。 「いくそ、インデックス」 「うん……。来て、とうま」 禁書目録の少女の承認を受け、幻想殺しの少年がその胎内へと侵入する。 ずぶ。 「っ……!」 先端が挿入る。それだけでインデックスの体が強張る。 (くっ……やっぱきつい!) 何度も同じ夜を越えているが、やはりインデックスの体はこの行為には慣れてはいない。上条の侵入を阻むかのようにきつく締め付けてくる。 だがここでやめるかと聞いても首を縦に振らない事もわかっている。だから上条は、 「〜〜〜んん!?」 少しでも彼女の痛みが和らぐように、三度唇を重ね合わせた。
- 100 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/06(土) 18:26:28 ID:2Kva4haW]
- 先刻とは質の変った水音が部屋中に響く。実際は二人の耳にしか響いて無いそれは、それでも大きく聞こえた。
「んっ、んうっ、んんっ」 上条が突き入れるたびに重ねた唇から吐気が漏れる。 二人のサイズに差がある所為か、上条の男根はインデックスの秘裂には入りきらない。全部入りきる前に先端が子宮口に届いてしまう。 奥まで届くからか、深く突かれると息が詰まりそうにもなるが、それすら今のインデックスには歓喜を与える。 (とうま、とうまとうまとうま!) あの時。病室で見た真っ白な少年。自分のせいで酷い目にあったはずなのに、それでも変わらず接してくれた、自分を助けてくれた人。 その人を全身で感じることが出来る。これが喜びにならないのなら、何に喜べばよいのか。 ぐちゅぐちゅと音を立てて舌が絡み合う。目前の少女の顔は苦しげに眉根を寄せている。 (インデックス……) あの時。泣きそうに笑いながら自分を見る少女。自分のせいで泣きそうだったから、せめて彼女の知る上条当麻たろう、そう思った。 果たして今の自分は上条当麻でいられているのか。 二人の情愛、苦悩、愛欲、鬱屈、その他もろもろの感情が渦巻く時間も終わりが近づく。 「くっっ、インデックス、出るぞ!」 「うん、とうま、だして!」 奥の奥まで突き入れて、上条は己が獣欲の塊をインデックスの胎内に吐き出した。 「くぅ、とうまのが、でてるよぅ……」 それを直に感じて、喜びに打ち震えるインデックス。 暫らく繋がったまま脱力する二人。先に口を開いたのはインデックスだった。 「とうま、元気出た?」 「ああ、お前のおかげだよインデックス」 「ふふ、良かったんだよ」 『幻想殺し』と言う異能がある。 これは『異能の力であれば、カミサマの奇跡だって打ち消せる』と言う能力(本人談)である。 房中術と言う技法がある。 これは噛み砕いて言えば性交によって効果を発する技能である。やりとりしているモノを考えれば常たる技術ではないだろう。 インデックスが上条を癒す為に房中術を執り行ったとして。 何度も右手に触られているのに、果たしてその効果は現れるのであろうか? そもそも上条の中から何かが失われていると感じたのは? 「全ては藪の中なんだにゃー」 「誰に何の説明をしているかー?」 「いや、こういうのは含みを持たせるのが楽しいんぜよ」 「コップ片手に力説されてもなー」
- 101 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/06(土) 18:28:09 ID:2Kva4haW]
- と言う訳で終了です
楽しんでいただけましたでしょうか ところで39スレの78も自分なんですが
- 102 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/06(土) 18:29:18 ID:mbNMN5pz]
- GJ!!
- 103 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/06(土) 18:29:54 ID:mbNMN5pz]
- どんどん調子に乗ってください!!
- 104 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/06(土) 22:03:49 ID:pQEJH5PU]
- GJ
- 105 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/06(土) 22:12:54 ID:YwLPAcz9]
- おぉGJ、てか禁書黒っ!
それにしても閑散としとるのぅ 本スレ、とまで行かなくてもある程度の加速度が欲しいような まぁそれはそれとして、今日中にレスがつかなかったら美琴はもらっていきますね
- 106 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/06(土) 22:15:43 ID:4rBgrczm]
- >>105
あ、ごめん。御坂たんは俺のだから。
- 107 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/06(土) 22:20:48 ID:wWWU9pNU]
- >>105
>>106 いつだってここに幻想殺し。
- 108 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/06(土) 23:02:20 ID:2Kva4haW]
- とりあえず避難
や、本スレの考察の流れについていけなくて どうもああいう真面目な雰囲気には居心地の悪さを感じてしまうので… それはそうと、もうレスついてる!? 読んでくれてありがとう
- 109 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/06(土) 23:51:26 ID:Z6DbAXxX]
- ふっふふ……あの長い文を一字一句逃さず読んでいたら
頭から血とか煙とか緑色の発光する液体とか色々出てきて焦ったぜ 実にエロイエロイ文章でしたぁ! GJ!! 小萌先生ネタ、現物が無くて進められないぜ……
- 110 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/07(日) 00:47:40 ID:Djz49kTL]
- うーむ、文体も蒲池っぽい感じだし、うまくオチも付いている。
これをGJといわずして、なにをGJすればよいのか。 俺もがんばって書いてみるか・・・。
- 111 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/07(日) 01:47:18 ID:lSGE/+2g]
- 78 :イラストに騙された名無しさん :2006/05/05(金) 23:24:56 ID:F5bSEyXG
>>74 エロパロか禁書板池 とか言ってみたり あ、三沢塾で陰惨な仕打ちを受けた姫神が夜な夜な魘されて小萌先生が相談に乗ろうとしても何も言わなくて それで他に相談できる人を生徒の中で探すんだけど親しい生徒は当麻だけで でとうまが相談に乗る事になったんだけど男子と二人きりと言うシチュエーションでフラッシュバックが起こって 泣きながら暴れだした姫神を押さえつけようと揉み合っている内になんか妙な雰囲気になって そのまま―――― と言う電波が飛んできた 誰だ発信者 これか ここでそういう発言をするということは…期待しちゃうよ?
- 112 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/07(日) 15:22:12 ID:HqR3Zaqf]
- っつーより、本スレ住人と契約しちゃったのでな?
書く、というか書きたいのだが、 細かい所とか気になっちゃう性質なのですよ。 なので読み返したい>でも無い>ウゥワァ っていう。 ・小萌先生の誘惑授業 ・小萌先生の秘密授業 ・小萌先生の保健授業 ・小萌先生雷を怖がる って俺は同じネタ何個だしとんじゃ。
- 113 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/07(日) 22:33:37 ID:fieps18C]
- とりあえずミサカと打ち止めはどうやったら赤ちゃんができるかぐらいは知ってるんだろうな
- 114 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/07(日) 23:40:33 ID:ZZkGVLs2]
- 実はミサカには生殖能力があります、とミサカは衝撃のファーストブリッドを撃ってみます
この能力は上条当麻、貴方にのみ効果を発します、とミサカは更に撃滅のセカンドブリッドも繋げてみます と、言う訳で。 出来ました、とミサカはとうとう滅殺のラストブリッドまでも放ってみます 母子ともに、末長くお願いします、とミサカはしおらしく三つ指を付き挨拶をしてみます
- 115 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/08(月) 00:23:41 ID:WbauEfrj]
- 情景が全部浮かぶレベルの幻想とは……
>>114、貴方なかなかの豪の者ですにゃー? とか言いつつもどういう経過でこうなったのか気になりますにゃー。
- 116 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/08(月) 06:42:48 ID:J/QRuvjb]
- ミサカと上条が海岸を散歩
↓ 冷えると身体に障るのでミサカを先に帰す ↓ 御坂登場
- 117 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/08(月) 07:04:46 ID:JKx71YOx]
- >>114
出来ました、のところでピースしてるミサカの映像が浮かんだぞ
- 118 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/08(月) 07:11:37 ID:PbPfxhpg]
- そんなに修羅場が大好きかー!?
(某御大将口調で)
- 119 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/09(火) 21:50:57 ID:qpdhhQ7k]
- ここでもネタバレは本スレと同じでいいのかな?かな?
- 120 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/09(火) 22:33:00 ID:XTBJA8wT]
- ここに来る香具師はネタバレなんて気にしないだろ
- 121 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/10(水) 07:12:02 ID:1S7DreIF]
- んなこた〜ない。本スレ準拠でいいんじゃない?>解禁
- 122 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/10(水) 20:51:23 ID:h2VSKj/U]
- ちょびっとだけ待って欲しいなぁ…
- 123 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/10(水) 20:53:11 ID:GliXpEZ1]
- 打ち止めの足コキはまだですか?
- 124 名前:101 mailto:sage [2006/05/10(水) 22:54:34 ID:3ylZn901]
- 誰もいない…
投下するなら今のうち? >>111で指摘されたネタです 途中ちょっと鬱かも知れないので苦手な人はスルーを
- 125 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/10(水) 22:55:12 ID:3ylZn901]
- そこは『あの』部屋だった。
(やれやれ、今日も巫女様の研究か) (全く、再現不能とわかっているなら研究なんかさせるんじゃねーっての) (ぼやくなよ、支部長様じきじきのご命令ってヤツだ) 耳の届くのは『あの人』たちの声。 今はもう聞く事が無い筈の声。今はもう来る事が無い筈の場所。 わかっている。これは夢。 過去に起こった事を追体験しているだけに過ぎない。 だから。一刻も早く。目を覚まさなければ。 早く。 はやく。 ハ ヤ ク 。 「……めがみちゃん!姫神ちゃん!大丈夫です!?」 呼ぶ声に導かれ、姫神秋沙はゆっくりと瞼を開けた。 目の前には、きぐるみのような寝巻き(と言うかそのもの)を着た家主の月詠小萌が心配そうな顔でこちらの顔をのぞき込んでいる。 「……何事?」 「何事?じゃないですー!」 心底わからない風な姫神のリアクションに、小萌は両手を振り回しながら説明する。 「姫神ちゃん、また魘されてたんですよ。これでもう何日目だと思ってるんです?」 その小萌の説明を聞き、ふ、と姫神の表情に陰が宿る。 その表情を見てまた、小萌も『あぁ、また話してくれないのか』と察する。 実はこのやり取りは今夜だけのものではなかった。 先日から夜中に突然姫神がうなされ始め、今夜で6日連続を数えていた。 最初のうちは原因は何なのか、心当たりは、と姫神に問うていた小萌も、昨日からは強く聞かないようになっていた。 何しろ口を開かないのだ。 こうなってくると、小萌自身には待つことしか出来ない。
- 126 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/10(水) 22:55:45 ID:3ylZn901]
- 「……というわけなんですー」
翌日の昼休みに、月詠小萌は上条当麻を職員室に呼び出し、ここ数日の顛末を説明していた。 「どうりでここ数日はいつもに増してフラフラしてた訳だ」 話を聞き、さもありなんと頷く上条。 「で、小萌先生としては姫神の不調を何とかしてあげたい、と」 「当然です!先生と同居してるのに先生が力になれないなんて思われているのは悲しい事ですが、姫神ちゃんにそう思われてると言う事は先生にも落ち度があるからに違いないんですー。ですからここはアプローチを変えてみようと思うんですよー」 「なるほど。で、どうして私めが職員室に呼びだされてその話を聞かされているのでせう?」 「そんなの決まっているじゃないですか。上条ちゃんにも手伝って欲しいんですー」 「…………」 「…………」 見つめ合う事暫し。 「……って何故ゆえに!?」 「だって誰かに協力を頼もうにも、こんな事は姫神ちゃんと親しい人にしか頼めませんですしー。クラスの中で姫神ちゃんと一番親しいのは上条ちゃんじゃないですか」 「いやいやいや!だからって何やらデリケートな問題っぽいですし、こういうときは同性の方が適任なのではありませんでしょうか!?」 「そうは言っても姫神ちゃんに信頼されてなければ相談とかはされないと思うんですよー……」 小さくなりながら意気消沈する担任の姿を見て、改めて、今の話を頭の中で反芻する。 姫神秋沙。 三沢塾と言う科学宗教に捕らえられていた、『吸血殺し』と言う能力を持った超能力者。 後に三沢塾がとある魔術師に乗っ取られて生じたいざこざの際に、上条当麻は彼女と出会った。 それから合縁奇縁入り混じり今に至る訳だが、少なくともそれは今の状況にはあまり関係ないだろう、と上条は頭の中で結論付ける。 「……あー、まぁ俺なんかでなにかの役に立つんでしたら、協力するのも吝かじゃないですけど」 その答えに、小萌は表情を一変させて、 「ありがとうです上条ちゃん!やっぱり上条ちゃんは優しいんですー」 何かこう今にも抱きつきそうな面持ちで上条を見上げ、これからの予定を提案する。 「そうとなれば善は急げです。今日の放課後に姫神ちゃんと話してもらえないですか?場所なら先生が手配するです」
- 127 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/10(水) 22:56:20 ID:3ylZn901]
- 時は過ぎ、放課後。
人気の無い視聴覚室で、姫神秋沙は人を待っていた。 待ち人は月詠小萌。授業が終わったときに、 『姫神ちゃん、放課後にちょっと視聴覚室で待っていて欲しいです』 と言われ、その言葉に従って姫神は放課後のこの時間に一人、佇んでいるのである。 残れ、と言われた理由はおおよその見当は付く。最近の夜中に自分が魘される事についてだろう。 (小萌は。心配性) これは小萌には関係の無い事。 窓へと近寄り、夕暮れに染まる校庭を見下ろす。 部活最中の生徒や帰宅途中の生徒などの様々な姿がそこにはあった。 今の自分には望むべくも無い世界が。 (そう。私は。あそこには行けない) あんなに無邪気に笑いあったり、未来を信じて真っ直ぐに見つめる事など。 (私には。出来ない) そう物思いに沈んでいると、背後のドアが開く音が聞こえた。姫神は遅れて来た相手に対し文句を告げようと振りかえり。 そのままの姿で固まった。 何故なら、入ってきたのは小萌ではなく。 「よう、姫神」 なんとなく引け腰気味な上条当麻だったからだ。 ある意味、一番会いたくない相手だった。 視聴覚室に入ると、お目当ての姫神秋沙は窓際で外を眺めていた。今のドアの音に気が付いたか、こちら側へ振り返る。 「よう、姫神」 上条が声を掛けると、何故か姫神はその動きを止めた。どこか呆けたような脱力した表情。 その表情に上条は引っかかるものを感じた。果たして、姫神秋沙と言う少女はあんなに諦観を滲ませた少女だっただろうか? 「姫神?どうしたんだ?」 いい知れぬ不安を感じ、上条はその不安に突き動かされるように姫神へと歩み寄り、右手を伸ばした。 近づいてきた上条の右手が、記憶の中の『それ』と重なる。 思い出す。 (くそっ、結局今日も進展なしかよ) おもい出す。 (こんな役得が無きゃやってられっかよ……) おもいだしたくない。 (あぁ、わかってるさ。あのイキモノが何の血を好むか位はな) やめて。 (だったらこっちを使えば良い事だろ) 嫌。 (ほら、暴れるな!いい加減諦めろよ) いや。 (どうせお前は) イヤ。 (どこへも行けないんだからな) イヤァァァァ!!
- 128 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/10(水) 22:56:53 ID:3ylZn901]
- バシッ!
上条の伸ばした右手を払い、姫神は両手で自分の体を抱きしめながら後ずさる。 「姫、がみ?」 何が起きたのかわからない、と言った風に上条が呟く。払われた右手に痛みは無いが、殴られた以上の驚きを受けた事には変わりは無い。 後ずさりながら姫神は何事かを呟いている。耳を澄まして、上条は更に衝撃を受けた。姫神は壊れたテープレコーダーのように一つの単語を繰り返していた。それは。 やめてください わたしはこんなことをされるためにここへきたのですか こんなことのためにここへつれてこられたのですか それならなんでつれてきたのですか わたしはただ■■したくなかっただけなのに あのひとたちを■■したくなかっただけなのに いや やめて いや いや 「嫌。嫌。嫌。……」 ぶつぶつと繰り返しながらついに窓際まで下がりきった姫神を追いかけて、上条はその肩を掴もうとする。しかし、 「嫌ぁ!」 両手を振り回し、姫神は上条の接近を拒絶する。その表情は恐怖で引きつり、瞳には涙が浮かんできている。上条の事を上条当麻と認識して無い様でもある。 このまま放って置く訳にもいかない。 上条はそう判断して、少々荒っぽい手段にでた。 姫神の振り回している両手を掴み、強引に姫神の体を引き寄せる。 「離してぇ!」 その姫神の悲鳴に怯むものの、上条は、 「落ち着け姫神!俺が判らないのか?」 と姫神に呼びかけた。 一度では駄目でも二度、三度と繰り返していくうちに、姫神の顔に理性が戻ってくるのが見えたので、そこで両手を離す。 ぺたり、とその場に崩れ落ち俯く姫神。そんな姫神の肩に手を置き、しゃがみ込みながら上条は(自分の中では)優しく声を掛けた。 「落ち着いたか?」 「…………」 その声に、ただ頷く。 力なく項垂れるのみならず、その両の瞳からは新たな雫が溢れ出してくる。 あぁ。こんな姿はこの人だけには見られなくは無かったのに。 吸い込まれるように、目の前の上条の肩へと頭を預ける。上条もそれを拒絶したりはしない。 その姿勢のまま、姫神はポツリと口を開いた。 「ごめん。こんなつもりじゃなかったのに」 そう言われても上条には何の事かは判らない。それでも、 「気にするなよ」 とだけは言いたくなった。 「どうしたんだよ姫神。小萌先生が心配してたぜ?」 「うん。判ってる。でもこれは。小萌には言えない事だから」 「……それは、俺にも言えないか?」 「…………出来れば。言いたくないと言うのが本音」 「そ、か」 ある意味わかっていた答えに上条は思わず天井を見上げる。しかし、 「でも」 姫神は続ける。 「もし。私が助けを求めたら」 これは彼に対する甘え。彼にこんな問い掛けをすればどんな答えが返ってくるかなんて、火を見るより明らかだ。それでも姫神秋沙は。 「君は。私を助けてくれる?」 上条当麻に助けて貰いたいと言う幻想を捨てられなかった。
- 129 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/10(水) 22:57:28 ID:3ylZn901]
- 赤く染まる部屋の中、姫神は三沢塾でされていた事を語りだした。
「……結局三沢塾には。『私』は必要なくて。『吸血殺し』が重要だった」 「その研究が進まない事に対する苛立ちが。『私』に向いたというのは。ある意味自然な事だったのかもしれないけれど」 「それで。『吸血鬼は処女の血を好む。処女で無くなったら能力が無くなるかもしれない』なんて言われて」 「それから。色々されたけど。笑わせるよね。これだけ汚れても私は『穢れてない』んだって……」 姫神の告白を、上条はただ黙って聞くしかなかった。 怒りは、無論ある。 それと同時に思い出したのだ。三沢塾で姫神が言った言葉を。 (元々。私がここでどんな扱いをされていたか聞く?何のために建物のあちこちに隠し部屋があるのかとか。俗物すぎてきっと君は耐えられない) 確かに。あの場面でこんな事は言えないだろう。ましてや会ったばかりの人間になんて言える訳が無い。 「もういい姫神。それ以上は言わなくてもいい」 「……やっぱり。耐えられない?」 「あぁ」 「ごめん。やっぱり迷惑だったよね」 「そうじゃねぇよ。そうじゃないんだ姫神。俺が耐えられないのは……」 そう言って上条は、そっと姫神の体を抱き寄せる。姫神は上条のいきなりの行為に目を白黒させる。 「こんなに傷付いてるお前を助ける手段がわからない自分の無力さ加減に、だ」 そして上条のその言葉は、姫神の心の中にある、とある願望を揺り動かした。 「……君は。本当に優しいね」 そんな君だから。 「なぁ姫神。今更だけど俺に出来る事は無いのか?」 私は幻想を持ってしまった。 「して欲しい事は。あるけど」 あの魔術師は私の身柄は助けてくれたけれど。 「そうか、俺に出来る事なら何でもするぞ」 私の心は助けてくれなかった。 「大丈夫。君にしか頼めない事」 私の心を救ってくれたのはあなた。 だから。私の心に未だ澱むこの悪夢(幻想)を――。 「私を。抱いて欲しい」 あなたに殺してもらいたい。
- 130 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/10(水) 22:59:44 ID:3ylZn901]
- 今回はここまでですー、ごめんなさい
本当は解禁前に完成させたかったんだけど 自分の力量じゃ後一時間で残りは無理です と言う訳で続きはまた後日 ……秋沙の需要があれば、ですけど
- 131 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/10(水) 23:07:51 ID:6OCB4az7]
- GJ!GJ!
続きドンと来い!
- 132 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/10(水) 23:08:54 ID:h2VSKj/U]
- うおあ!?
本スレでは珍しい姫神ネタきたぁっ!? 原作準拠、ってか書き方似てますなぁ なんにせよGJ&続きお待ち中!
- 133 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/10(水) 23:17:01 ID:rOfZCDAO]
- 本スレじゃ■■扱いだからなあ・・・
というか、128の■■を脳内で姫神って変換してしまった・・・
- 134 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/11(木) 03:10:23 ID:F/gBvRYy]
- こんな感じなのか?
>わたしはただ姫神したくなかっただけなのに >あのひとたちを姫神したくなかっただけなのに
- 135 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/11(木) 11:29:30 ID:HL4TEmAw]
- >>133
そんなあなたに最新刊。
- 136 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/11(木) 21:42:41 ID:Z46HalZX]
- >>134
その幻想を姫神るっ!!! こうですか?わかりません!><
- 137 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/12(金) 00:01:27 ID:dWl4lbON]
- ちくしょうーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
是非とも書きやがってください!!!!!!!!!!!! おねがいします!!!!!!!!!!
- 138 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/12(金) 18:01:36 ID:N7OTHyMX]
- これは楽しみだね。
―――さぁ、ワッフルを始めるとしようか。
- 139 名前:112 mailto:sage [2006/05/13(土) 21:42:04 ID:0Jyax49m]
- hahaha
やっと9巻を買った俺が来ましたよ ぱらっと見た感じ、かなりネタに使えそうな予感ッ! え? 何? 遅いって? うん。ごめん。お金無かったんだ。
- 140 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/14(日) 17:44:13 ID:Gx6AwrRc]
- ハッスルした後で10巻P20のやりとりをしている当麻とインデックス……
うむ、萌える
- 141 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/14(日) 22:32:53 ID:S2Axn9yS]
- おいいいい
今週の水曜、水曜まで待ってくれ! そしたら高速で読んで参加するから! (ただの独りよがりだから気にしなくても結構ですよ、とミサカは念を押します)
- 142 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 00:03:25 ID:jK3QXWgw]
- アホか自分バカか自分
よりによって本スレに誤爆してどーする ……気を取り直して投下します 上の当麻×秋沙の続きです
- 143 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 00:04:04 ID:jK3QXWgw]
- 一瞬、何と言われたのか理解できなかった。
思わず姫神の顔を見る。 「ひ、姫神?」 その呆然としている上条の顔目掛けて、 「ちゅ」 姫神は自分の顔を寄せて軽く唇を合わせる。 「!?どわぁ!」 突然の行為に、上条は驚きのあまりに姫神からニ・三歩後退り、机に足をとられて床に座り込んでしまった。 「……そんなに驚くとは思わなかった。もしかして。初めてだったとか?」 「いや、そういう訳じゃないけど……」 「そう。それは残念」 心底残念そうに呟く姫神。 「と、とにかく。その、今言った事なんだけどよ」 座り込んだままだとどこか気恥ずかしいので、上条は問い掛けを口にしながら立ち上がった。 「やっぱり。初めて?」 「そっちじゃない!そうじゃなくて、その、その前に言った事だよ」 そう言われて、姫神は右頬に手を当て、 「もう一度言わせたいなんて。言葉攻めとは意外とマニアック」 「だあぁぁぁ!」 さっきまでのシリアスな空気はいずこ!?と叫びながら上条は頭を抱える。そんな彼の姿を見て、 「ごめんね。でも。ふざけて言った訳じゃないよ」 その姫神の言を聞き、上条も喚くのをやめる。 「本当はこんな事は。君に頼んじゃいけないことなんだと思う」 自分の心の内を吐露しながら、姫神は上条の方へ一歩踏み込む。 「だけど。君じゃないとダメなの」 また一歩。 「君に。抱かれたいと思ってる」 更に一歩。その勢いのまま上条の胸に飛び込む。 「だから。お願い。……当麻」 言って、姫神は顔を上げる。その目にはうっすらと流れる雫が――。 それを見て、上条も覚悟を決める。そも、この少女を泣かせるのは本意ではないし、何より。 「分かったよ、姫神。俺で良ければ」 その儚い想いに、心を射抜かれた。 「お前のその幻想、叶えてやる」 そして今度は上条から、 「ん……」 二人の距離をゼロにして見せた。
- 144 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 00:04:38 ID:jK3QXWgw]
- 啄ばむ様な軽いキスを繰り返しながら、上条は征服の下から姫神の胸目掛けて左手を差し込んだ。右手を使わないのは、万が一の場合を考えて、だ。その右手は姫神の長い黒髪をゆっくりと梳いている。
姫神の方はと言うと、これ程までに優しく触れられた経験が無いので、上条に全てを委ねている。 腹部を撫ぜ上がり、上条の左手は目的地へと到達した。ブラジャーを強引にずらして、程好い形をした双丘をまろび出させる。そしてその柔らかさを確かめるようにゆっくりと力を入れる。 「ん」 姫神は胸から送られてくるじんわりとした快感に、小さく声を洩らした。その瞬間、 「ん!?んっ。んーっ」 上条は姫神の口内にも侵攻を開始した。 突然の事に驚き、思わず離れようとするが、そんな姫神の動きを上条は右手で封殺する。 舌で歯茎を丹念に舐り、顎部で動かないで固まっていた姫神の舌を引っ張り上げてそのまま絡めあう。 ちゅくちゅくと水音が頭に響く。こんなのは初めてのことだ。 実は姫神にはキスの経験が無い。塾の研究者は姫神の事を、性欲処理の相手としか見て無かったのだからある意味当然の事かも知れない。 だからさっきの「残念」は、『相手が、自分と同じ最初ではなかった事』が「残念」だったのだ。 こうも激しく口内を攻め立てられるのも初めてだ。知らず足が内股になってくる。 無論左手もサボってはいなかった。 キスのパターンを変えるとともに、かるく揉み撫でるだけだった手を、堅くしこって来た頂上へと持っていき先端部を捻る様に抓む。 「ん〜〜〜〜!」 途端、姫神の膝が砕ける。 「ん、おっと」 右手を背中に回して、崩れ落ちそうになった姫神の体を支える。 「大丈夫か、姫神?」 「……君。ひょっとして。……経験。豊富?」 息も絶え絶えに上条の顔を上目遣いに見て、そう問いかける。 「えーと、……初めてではありません」 何故か目を逸らしながら、上条は答えた。 「ちょっと。意外。……むしろ。納得?」 「人をプレイボーイみたいに言わないでくださいな!」 「それは。冗談?」 「あーっ、もう、そんなことを言う口はこうする!」 「ぅん」 自覚が無い言動とは正にこの事。
- 145 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 00:05:16 ID:n4MrA1ZO]
- 視聴覚室の大きい教卓の上で、姫神は横たわっていた。最早身に着けているのは十字架と靴下だけと言う、ちょっとアレな格好だ。背中には上条の制服が敷かれているので、そんなに痛くは無い。
その姫神の足を持ち上げて、同じく全裸の上条が足の間に入っていく。 お互いに既に臨界点。最早これ以上は待てないと主張する己が分身に手を添えて、その侵入を心待ちにしている姫神の秘裂へと狙いをつける。 「いいんだな?」 上条の問にゆっくりと頷く。それを視認して、上条は姫神の膣内へと押し入りはじめた。 「…………ぁぅ」 未体験の痛みに小さな呻きを洩らす。しかしそれすらも『あの部屋』での事と比べれば。いや、比べることすらおこがましい。 上条は少しずつ未踏の秘肉を押し割っていた。分かっていた事だが、やはりきつい。姫神の顔に目をやれば、案の定、痛みに耐えていることが判る。 それでもここでやめると言う選択肢は、お互いに無い。 侵入を続けていた亀頭の先端部に一際強い抵抗が掛かった。処女膜まで届いたようだ。 「姫神、力を抜いとけよ。力むとかえって辛い」 上条はそう言うと、腹に力をこめて一気に刺し貫いた。 「〜〜〜〜〜〜!」 声にならない呻きが姫神の口から零れる。その目からは涙が零れ落ちる。 「姫神!?やっぱ痛かったか!?」 上条の心に罪悪感が生まれる。しかし、 「ううん……。これは。違う。嬉しくて……出てきた……涙だから」 切れ切れに姫神が答える。 「あんなに……されても。好きな人に……この痛みを……刻んでもらえる事が出来たから……」 だから。嬉しい。 「ねぇ……動いて。当麻」 もっと私にこの痛みを。過去を塗りつぶすほどに、この快楽を私に下さい。 姫神の求めに応じて、上条は腰の動かし始めた。 「くっ。ぅん。んっ。んっ」 何度か抽挿している内に、姫神の声に甘い響きが混ざり始める。結合部からは愛液が滲み始め、上条の動きを滑らかにしている。 「くっ、ヤバ……」 そろそろ限界だ。上条は最後の一突きとばかりに深く突き入れて、そのまま抜こうとする。が、 「抜いちゃ……駄目」 姫神が、突然上条の腰に足を絡めて来てその動きを妨害する。 「ちょ、姫神、拙いって!出ちまうから!」 「うん……膣内に……出して?」 そう言って姫神は力を入れる。 ぎゅぎゅっ。 それだけで、堤防は決壊した。 どくっ、どくっ、どくっ。 自分の中で熱いモノが脈打っているのが分かる。 「ふふふ。あったかい」
- 146 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 00:05:52 ID:n4MrA1ZO]
- 日が沈みきり、月明かりだけが差し込んでくる視聴覚室の中。
壁際で、床に腰を下ろしている上条の膝の上に姫神が座っていた。既に服は着ているが、情事の舞台となった教卓の上にはうっすらと血痕が残っていた。 「なぁ、姫神。その、中で出して平気なのか?」 上条の胸に背を預ける形で座っている姫神の髪を撫ぜながら、そう問いかける。 「うん。平気」 「そっか」 「バッチリ危険日」 振り返り何故かVサインをして見せる姫神。 「っておい!」 思わず突っ込む上条。 「ふふふ。嘘」 「――ははっ。どうやら大丈夫みたいだな」 「当麻のおかげ。私一人じゃ。多分解決しなかったかも知れない」 そう言って姫神は再び当麻の胸に背を預ける。 「そうか、力になれて良かった」 「うん。だからまた宜しく」 「…………はい?」 今、何か流れが変だった様な? 「もしもし姫神さん?今何と?」 「また宜しく。今日はぐっすり眠れると思うけど。またいつ眠れなくなるか分からないし」 理に適ってるでしょ?と言った風に人差し指を立てて、姫神は答えた。あまりの展開に絶句してしまう上条。そんな上条に姫神はとどめの言葉を投げかける。 「君は私に幻想を抱かせたのだから。その責任はきっちりとって貰うから」 月明かりに照らされてそういった姫神の笑顔は。 とても綺麗だった。
- 147 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 00:06:29 ID:n4MrA1ZO]
- おまけ1
「ただいま」 「お、おかえりなさいです姫神ちゃん!てっきり先に帰ってきてると思ってたですから心配したですよー」 「ごめんなさい。小萌先生」 「……それで、上条ちゃんとは会ってたですか?」 「小萌先生。やってくれたね。でも。ありがとう」 「も、もう大丈夫ですー?」 「うん。上条君のおかげ」 「そうですかー。やっぱり上条ちゃんは頼りになるですー」 おまけ2 「とうま、おそいー!」 「ぎゃーっ、連絡無く遅れたのは謝りますが噛み付くのは止めて頂きたいと思う次第であります!」 「心配したんだもん!いつもいつも勝手に怪我してくるくせにー!」 「今日の怪我は今が最初で原因はお前だー!痛い、痛いから!」 「…?でも、とうまの体から血の匂いがするけど?」 「……」 終われ
- 148 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 00:07:39 ID:n4MrA1ZO]
- これで終わりです
あーもうホント間抜けだ ところでこの話 上の当麻×インデックスと繋がってると言ったら ひきます?
- 149 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 00:09:14 ID:AHGiqABU]
- >148
G・J!!!!! ひきませんぜ!!
- 150 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 00:14:01 ID:NWh3xFB3]
- 同じくGJ!!!
姫神は今が正に旬ですね
- 151 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 00:34:57 ID:rxkIJ+40]
- マジでGJ!!
そしてひくハズがない
- 152 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 01:00:18 ID:Wh2hkuT0]
- 35氏GJ、めっちゃ萌えました。
あ、本スレにばらしてごめんなーw
- 153 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 01:02:50 ID:oeWMqmMC]
- 読み終わったー
GJ!! 非処女ネタじゃなかったんだね。 いろいろされたってどんなんだったんだろう
- 154 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage 禁書「あの女のにおいがする・・・・!」 [2006/05/15(月) 09:08:56 ID:QOGn8nXr]
- ブラヴォー(*´Д`)
- 155 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 10:41:25 ID:SjFZM7A2]
- あなたは神か!?
果てしないGJ!!
- 156 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 16:10:20 ID:3cazKK6U]
- 当麻×ミサカが読みたいよぅ……。
- 157 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 17:39:12 ID:LCXOvG3L]
- なんていいものを!!
本スレでの誤爆っぷりも笑わせていただきましたw なにしろなんにせよなんであろうとG J!!
- 158 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 21:23:10 ID:DwK3/iBL]
- マジGJ!!
三日間溜めといたかいがあったwwww
- 159 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 22:31:32 ID:og58afVL]
- 当麻×ビリビリを書いている。
しかし救いようのない暴力レイプになったうえに当麻が全盛期一方さん並の悪役になってきたぜ! さて続きを書くとするか。
- 160 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 22:35:14 ID:LCXOvG3L]
- ちょいとすまん
本編で出てきたエロパロに使えそうなキャラリストアップしてくんで 追加・変更等有ったらよろしく インデックス、小萌先生、ねーちん、ビリビリ、ミサカ、白黒、氷華、 舞夏、黄泉川、姫神、吹寄、オリアナ、アニェ、オルソラ、(百合子)、 打ち止め、結標 うわー…めちゃめちゃ多い……
- 161 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 22:48:11 ID:JbdZWX7F]
- >>159
上条母、ビリビリ姉、大主教はどうか?
- 162 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 22:48:43 ID:JbdZWX7F]
- >>160宛てだった
- 163 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 23:49:54 ID:GtMmtdOX]
- ビリビリ母だろ。
- 164 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 23:53:50 ID:kyvAtK49]
- >>160
ステイ(ry
- 165 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 23:54:58 ID:MdbdtpS+]
- >>164
うほっ
- 166 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/15(月) 23:56:16 ID:2IU0I+9y]
- >>160
つ【リドヴィア】
- 167 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/16(火) 02:28:55 ID:irx7jbex]
- >>160
つ【初春】 >>156 分離元のライトノベルキャラで抜こう!スレにある。 そこの保管庫にも収録されているぞ。
- 168 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/16(火) 06:49:35 ID:nbS8PF7G]
- >160
ロシア娘
- 169 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/16(火) 07:00:02 ID:dQpGz+fl]
- >>160
浦上 眼鏡少女 前の席の白カチューシャ娘 ウェイトレスさん 芳川桔梗さん
- 170 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/16(火) 11:44:39 ID:3FT7ZOwk]
- >>160
風紀委員の四葉さん(仮)
- 171 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/16(火) 16:26:33 ID:zHbtxPUR]
- >>160
ミーシャ
- 172 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/16(火) 19:14:47 ID:jf3ymCcK]
- >171
>168
- 173 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/16(火) 20:36:21 ID:dQpGz+fl]
- ぶっちゃけ。事前までの流れならいくらでも出てくる(誇張)んだけど。エロそのものが上手く書けない。
それでも三本目を書こうとしてる自分。 あぁ。人はこうやって退路を断っていくのね。 感想ありがとです。励みになります。
- 174 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/16(火) 21:45:31 ID:jpLS6kxm]
- インデックス、小萌先生、ねーちん、ビリビリ、ミサカ、白黒、氷華、
舞夏、黄泉川、姫神、吹寄、オリアナ、アニェ、オルソラ、(百合子)、 打ち止め、結標、上条母、ビリビリ母、大主教、リドヴィア、初春、 ミーシャ、浦上、眼鏡少女、前の席の白カチューシャ娘、ウェイトレスさん、 芳川桔梗さん、風紀委員の四葉さん(仮)、誘波。 うわーとうま枯れちゃうー 30人もの女性達(?)が相手だなんてー!?
- 175 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/16(火) 21:48:18 ID:xyFiuGk/]
- >30人もの女性達(?)が相手だなんてー!?
違う。 ミサカがいる以上、約1万人だ。
- 176 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/16(火) 21:48:20 ID:zHbtxPUR]
- >>172
( ̄口 ̄)
- 177 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/16(火) 23:16:36 ID:1pPcQIVV]
- >>175
保管庫にあったな。13Pの奴wwww
- 178 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/16(火) 23:22:25 ID:jpLS6kxm]
- つか13Pでも作者死にかけてたのに
約10000Pのエロ小説なんて、たとえ昔の一方さんの頭脳持ってても無理だろ 落ち着け、よく考えたら当麻にフラグ立ってない奴も混じっているぞ!?
- 179 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/17(水) 22:03:16 ID:IM3gO0LP]
- しつもーん
あくまで一般論として聞きたいんだけど やっぱり作品は完結させてから投下したほうが良いのかな それとも上のみたいにぶつ切りで投下しても問題ないのかな 教えてエロい人 あくまで、参考までに
- 180 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/17(水) 22:18:24 ID:3IlNwZK9]
- ぶつ切りで投下しても構わない派
- 181 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/17(水) 22:20:01 ID:LOFucPuU]
- 即
- 182 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/17(水) 22:31:55 ID:LOFucPuU]
- 御坂と上条のSS、おれはこれを待っていた!!
964.jp/Z3Pw
- 183 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/17(水) 23:00:47 ID:ZLxP06jq]
- >>182
テメェは、やっちゃいけねえ事をした。 だからこの手で、ぶっ潰すッ!!
- 184 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/17(水) 23:46:15 ID:ahz6VYTG]
- よくわかりませんがオルソラとオリアナのオメガバストコンビは貰っていきますね
>>179 ぶつ切りでもいーんじゃない? ミカンじゃなければ
- 185 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/18(木) 01:29:36 ID:WcseJtB0]
- よーし、ではそんな言葉に後押しされて投下してみたり
上の二作品の続きです 後>>184の幻想はぶち殺しておきますね
- 186 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/05/18(木) 01:30:32 ID:WcseJtB0]
- 時は昼休み。
大半の学生にとって、貴重な栄養補給の時間である。中には早弁等で済ませている者もあるだろうが。 「ん……。ぁむ……んちゅっ。はぁ……ん」 それが終われば、真面目な者は次の科目の予習に取り掛かるだろうし、友人と戯れる者や校舎を抜け出して午後の授業をサボタージュする者だっているだろう。 「ちゅむっ……。ん。ん。ん。……ぱはぁ」 まぁそれでも。 「ぅむっ。……ちゅ……ちゅっ」 屋上、それも昇降口と貯水タンクの間と言う、いかにも隠れてますーと言った感じで人目を気にしながらこんな事をしているのは自分たち位なものだろうが。 「?どうかした?溜め息なんて吐いて」 今の今まで咥えていたものから口を離し、姫神秋沙はたった今小さく溜め息をついた上条当麻に問いかけた。 「ひょっとして。私。下手?」 「違います。上条さんは流されてる自分が不甲斐無く思えてきただけなのです」 そう言って上条当麻は、跪いた体勢でこちらの顔を見上げている姫神秋沙の顔を見る。 先程までの行為で溢れ出た涎が、口元はおろか胸のあたりまで汚していて、仄かに頬を紅潮させたその表情は上条の中に更なる劣情を掻き立てる。 その鼻先には、これでもかとばかりに己の存在を主張した自身の肉茎が姫神の右手に擦りあげられながらそそり立っている。 先程まで何をしていたかと言えば、言わずもがな。いわゆる『お口でご奉仕』と言うヤツである。 「よく分からないけど。やっぱり嫌だったかな」 と、少し目を伏せながら姫神は言う。右手の動きは止めずに。 「あぁ〜と、嫌じゃない。嫌ではないんだけれど……」 弁解しながら上条は、この間に交わしたやりとりを思い出す。 『考えたんだけど。あそこでされていた事を全部君にして貰えれば。もう魘されなくてすむかも知れない』 『はい?……姫神さん、もう少し分かりやすく言っていただけると助かります』 『端的に言うと。あの時体験した事を出来るだけ当麻にされたい。そうすれば。思い出すのは君の事だけ』 『……えぇと、経験に乏しい上条さんはあまり激しいのはノーサンキューと言うか』 『大丈夫。痛いのは私も嫌だから。それに。そんなに変な人は居なかったし』 以来、昼休みになるとこうして屋上にやってきて逢瀬を繰り返している。 「何と言うか、こうやって屋上で隠れてしていると言う現状が……」 「背徳感を掻き立てて堪らない。と」 「違うっ!何かこう目的と手段が入れ替わっているような気がしてくるというかなんと言うか」 「……」 「?姫神?」 唐突に黙り込んだ姫神をいぶかしむ上条であったが、 「かぷ」 「おわぁ!?」 前触れもなく口淫を再開した姫神に不意をつかれ、素っ頓狂な声を上げてしまう。 同年代の男子から見れば小柄な方に分類される上条の体だが、それとは不釣合いな大きさの剛直を、姫神は何の躊躇いもなく頬張る。まぁここ毎日繰り返して行っているので躊躇うも何もないのだが。
- 187 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/05/18(木) 01:31:45 ID:WcseJtB0]
- 「んっ。んっ。んっ」
姫神の頭部がリズミカルな前後運動を見せる。 その度に上条の肉棒を、唇が扱き、舌が絡まり、喉が締め付けてくる。 その直接送られてくる快感は言うに及ばず、眼下で繰り広げられるその痴態や、耳に飛び込んでくるじゅぶじゅぶという粘着音だけでも、上条を昇り詰めさせるに値する威力を発揮している。 「くっ……、姫神……」 上条が思わず洩らした言葉に込められた意味を察したか、姫神は一旦口を離す。 急に訪れた開放感に、上条は8割安心2割残念と言った風に一息付く。 「今度は。こっち」 そう言って姫神は、自らの長い黒髪を一房手に取り、それを幹の部分に軽く巻き付けた。 そしてそのままゆっくりと擦り始める。 先程までのねっとりとした触感とはまた違った、複雑な感触が上条の一物を攻め立てる。 「こ、これはこれで、くるものが……」 未体験の快感に背筋を震わせる上条。 「おまけ」 と言って、姫神は髪では触れてないむき出しの先端部分を舐め回す。 幹と亀頭。二箇所を異なる快感で攻められ、上条の中の射精感がまたぞろ盛り上がってくる。 「だ、駄目だ姫神、もう、でるっ……!」 「ぱく」 上条の宣告を聞き、姫神は亀頭を口に含み、先端の切れ込みを舌で穿る。 それが引き金となった。 「っ〜〜〜〜っ!」 ビクビクッ、と上条の体が震え、姫神の口内に白濁液が間断無く吐き出される。 姫神はそれを身動ぎ無く受け止め、それを躊躇い無く嚥下する。 「んくっんくっ」 射精が終わった後も、管の中に残留している精液を勿体無いとばかりに吸い上げ、飲み込む。 更に、幹や雁などにこびり付いている残りカスも丹念に舌で舐め取り、仕上げに根元から先端まで一気に舐め上げた。 「うふふ。君の味。覚えたよ」 陶然とした顔で上条を見上げ、姫神はゆっくりと立ち上がる。 「今度は。私の番」 言って、上条に背を向けて貯水タンクに手をつき、腰を突き出してきた。右手でスカートを捲り上げ、そこから現れた光景に上条は言葉を失う。 端的に言うと、はいてない。 突如目前に出てきたキレイなお尻にショックを受けた上条は、姫神に疑問を投げかける。 「ヒメガミサン、コレハイッタイ……?」 何故か片言だ。 「さっきの中休みに。ちょっと前準備。ついでだから。そのままでいてみたり」 そう言って、ちらりと上条の顔を見て、 「どう?」 悪戯っぽく問いかけてきた。
- 188 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/05/18(木) 01:32:24 ID:WcseJtB0]
- 顕になった姫神の秘所は、先程までの口淫ですっかり出来上がってしまったのか少し綻びかけていて、じんわりと滲み出た愛液が太ももをつたって滴り落ちている。
先程大量に出した筈なのに、ムクムクと頭を擡げて来た節操ない自分の息子を心の中で叱りつけて、右手を添えて熱を放っている秘裂に宛がう。 しかし。 「今日は。違う所で」 姫神から制止の声が飛ぶ。意味がわからない、と目で問う上条。 「……今日は。こっちで。……して。欲しい」 やや俯きながら、姫神は両手で自分の尻を押し開いた。そこにあるのは鳶色の小さな窄まり。 ここまで言われて意味が分からない程、上条は初心ではない。 「え、と。つまりは、こっち……か?」 右手を伸ばして確認する上条。手の平で尻たぶを持ち上げ、親指の腹でそこを撫でる。 ピクッ、と姫神の体が震えて、申し訳なさ気に静かに頷く。 「大丈夫。綺麗にしてきたから……」 なんだかんだ言ってもやはり恥ずかしいのか、消え入りそうな声で告げてくる。つまりはそれが前準備だったのだろう。 興味が無い、と言えば嘘になる。 しかし気にかかるのは、この行為が示すその意味。 姫神が三沢塾で受けていた仕打ちを考えると、これは……。 そこまで考えて上条は首を振った。 (確かに姫神は言ってたよ。あの時体験した事を出来るだけ俺にされたいって) 彼女自身が望んだ事、と開き直る訳ではない。 彼女の為、と誤魔化す訳でもない。 ただ。 「分かった。こっちは初めてだから加減が分からないけど」 「大丈夫だよ……。……慣れてる。から」 こんなにもいとおしく感じる彼女を未だ縛り付けている記憶が、許せなかった。
- 189 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/05/18(木) 01:32:57 ID:WcseJtB0]
- ピトリ、と亀頭をヒクついている窄まりに押し当てる。
「……行くぞ」 「うん」 短いやり取りを交わし、覚悟完了。 上条当麻、突貫します。 つぷりと、まず先端が潜り込んだ。そのまま力を入れ、ずぶずぶと突き入れる。 入り口はキツイが、そこを通り過ぎるとそこには柔らかな腸壁が待っていた。 「くっ……。は。ぁ」 姫神の口から吐気が漏れる。しかしそこに苦痛の色はない。むしろ艶やかささえ感じる。 結合部を見れば、裂けそうなほどに皺が伸ばされているが、実際には裂けるどころか貪欲なまでに肉茎を締め付けてきている。 根元まで挿入し、一息入れる。 「く、これは」 何と言うか、癖になりそうな刺激だ。根元をきゅうきゅうと締め付けられ、そこから先はじんわりと纏わり付いてくる、膣とはまた違った快感を与えてくれる器官。 本来の用途とはかけ離れていると言うのが背徳感を更に掻き立ててくれる。 こんな人目につきそうな場所でしていると言う現状と相まって、いつもよりも興奮している事を自覚する。 もう止まれない。 突き出された腰を両手で掴み、抽挿を開始する。 最初っからアクセル全開フルスロットルだ。 「くっ。あっ。はっ。ぁん」 ぱちぱちと肉同士がぶつかる音を立て、上条はこれでもか、と言うくらいの大きなグラインドで姫神の肉蕾に己の剛直を突き刺す。 そんな容赦ない動きにも、姫神の体は歓喜を覚え、口からは押さえきれない喘ぎが漏れてくる。 突き入れれば沈み込み、引き出せば捲れ上がる。 その締め付けからは想像できないほど柔軟に姿を変える窄まりを力任せに攻め立てる。 気分は短距離走。 全力を持って相手の体にぶつかっていく。 「やっ。あぁっ。ぁはっ。あん」 姫神の声に甘いものが混ざり始める。自分の中の高まりを感じて、上条は更にスパートをかけた。 臨界点は間近だ。 「くぅっ、はっ、姫神!出すぞ!」 「うん。そのまま。中に。来て!」 びゅくっ、どくっ、どくどくどく……。 先程と遜色ない量の白濁液を姫神の体内に吐き出す。 それを感じながら、姫神は糸が切れたように膝を付いた。 ぬぽん、と音を立ててペニスが抜ける。 「お、おい、姫神?」 心配そうに声を掛ける上条を振り向きながら見上げ、悦びに震えながら、 「い。いっちゃった……」 と、笑顔で言った。 それを見て、三度、上条の中のケダモノが鎌首を擡げ上げる。 目前で力を漲らせて来る『それ』を見て、姫神の笑顔が引きつる。 「え。ちょっと?君。待」 最後まで言わせず、上条はそのまま姫神へと圧し掛かった。 「あん♪」 余裕がありそうな悲鳴を上げ押し倒される姫神。 この日、二人は午後の授業を丸々サボった。
- 190 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/18(木) 01:34:03 ID:WcseJtB0]
- 今回はここまでです
一応続きます ではまた会う日まで
- 191 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/18(木) 01:36:02 ID:vtaj4HTS]
- 姫神フェア開催中ですね。
G J!!
- 192 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/18(木) 08:45:31 ID:e4+N4h6F]
- >>190
GJですと、ミサカはやや頬を赤らめながら言ってみる。
- 193 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/18(木) 10:11:39 ID:lHDZ2w2c]
- えーと
オナ禁中にこんなエロいの見せられたら、 我慢出来る訳がないでしょうがー!! GJ−!
- 194 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/18(木) 14:37:33 ID:l4iMTIrj]
- 逆に考えるんだ、「オナ禁は明日からにしよう」と考えるんだ。(byジョースター卿)
- 195 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/18(木) 18:08:13 ID:8/sg4InR]
- 上条に抑えきれない殺意を抱きますね。
上条ママ×上条パパ希望。
- 196 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/19(金) 01:13:42 ID:WNYiGu07]
- 大覇星祭三日目、上条当麻は姫神の見舞いを終え、そのついでにミサカ10032号の様子を見に行くことに。
病室を訪れた当麻は案外元気そうなミサカに安心し、大覇星祭を見物しようと誘う。 ミサカも短時間ならと了承。二人連れだって病室の外へ。 と、廊下に出た瞬間、何者かとぶつかり相手を転ばせてしまう。 謝りながら手を差しのべたそこに居たのは――かつて自らの右拳で倒した最強の超能力者、一方通行だった。 突然の出会いでうろたえる当麻。不機嫌そうに見上げる一方通行。 その隣でわめくミサカ20001号【打ち止め】。なだめるミサカ10032号。 大覇星祭で出会ったかつての仇敵との再会。 「っクソ、甘くてベタつくンだよ綿菓子ってのはよォ!食ったのは初めてだがよ!」 「あー、ほっぺたにツイテマスヨ一方さん」 「んなっ!テ、テメェ見るンじゃねぇ!」 そして明かされる一方通行の秘密! 「今までよぉ、黙ってたンだが………」 「―――ジョウダンデスヨネイッポウサン?」 「ほんとーだよーってミサカはミサカはありのままのアブノーマルに付け加えるぜ」 ナイトパレードで照らされる学園都市で、当麻は彼女の名前を知る! 「鈴科……」 「今だけでいい―――抱き締めて、欲しいンだよ」 この夏禁書スレに新たなストーリーが産まれる。 一方通行―アクセラレーター― 近日発表未定!!
- 197 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/19(金) 01:19:30 ID:OtaJPxuO]
- 超ぉぉぉぉぉぉぉぉ期待!!!!!!!!!!!!!!!!
- 198 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/19(金) 07:22:13 ID:duWzuzcl]
- リドヴィア×オリアナ。
ビリビリ母×ビリビリ。 当麻母×当麻+当麻父。 こんな組み合わせで妄想する俺は相当駄目な人間だ。
- 199 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/19(金) 08:37:48 ID:E50OMapC]
- 上条×ミサカ
上条×御坂 上条×ねーちん 上条×姫神 上条×小萌先生 上条×吹寄 上条×ミーシャ 上条×オルソラ 上条×ローラ 上条×青ピ 上条×スフィンクス これが俺の守備範囲
- 200 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/19(金) 08:42:17 ID:kpbYcLCF]
- 白井×御坂は俺のジャスティス。
アニェーゼ×オルソラでも構いませぬ。
- 201 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/19(金) 09:45:53 ID:L/4lXcqt]
- >>199
禁書いなくね? 上条×クラスメイトとか上条×常盤台寮監とか大半の女性キャラなら飲み干せます ねーちん×建宮とかも可
- 202 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/19(金) 09:55:18 ID:Uh51muB0]
- 建宮は純情。
ねーちんに良い様に使われる様が目に浮かぶ。 オリアナって攻めだよな。
- 203 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/19(金) 12:20:03 ID:J23YooBM]
- 有りそうで無さそうな組み合わせ。
小萌先生×黄泉川先生。 天井×桔梗。
- 204 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/19(金) 15:27:52 ID:aBWx8rGM]
- ぐれる若き日のねーちん、死を覚悟でひっぱたく建宮。
泣き崩れ、自棄になり、抱いてほしいと乞うねーちんを建宮はエロカッコよく押し止める。 一巻のちんぴらねーちんを本スレで指摘されたとき、そんな妄想が浮かびました。
- 205 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/19(金) 15:52:14 ID:J23YooBM]
- アニェーゼの過去話と。
姫神の塾の時の話を。 詳しく書いてくれるととてもうれしい。
- 206 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/19(金) 21:20:38 ID:i/Bae3X6]
- 「いかん……。禁書のエロス分が不足してきた」
「きんしょのエロスぶん?」 「そうだ。禁書のエロス分だ」 「それは……等分とか塩分とかみたいなものか?」 「その通りだ。生活してると減ってくる。 禁書のエロス分が足りなくなると、疲労や集中力・思考力の低下などの症状が現れる」 「禁書のエロス分は……エロパロスレに含まれているのか?」 「はっはっは、当たり前だろう」
- 207 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/19(金) 21:46:43 ID:61jHC5HV]
- 過去話は鬱話が多そうだな。
まあ、姫神の話だけはドンと来いなんだが。
- 208 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/19(金) 21:55:29 ID:L3d1yNAf]
- >206
とある魔術のシュークリーム
- 209 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/20(土) 00:36:29 ID:4XGoFV8U]
- ここは姫神スキーの多いインターネッツですか?
- 210 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/20(土) 01:02:56 ID:faGyiuiF]
- 打ち止めのエロを求む
- 211 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/20(土) 01:10:12 ID:dvQeJYXe]
- 姫神が三沢塾で輪姦されてる話し希望。
SとかMとかがつくような激しい物でもOK。
- 212 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/20(土) 07:54:05 ID:9wvn0+gk]
- ラブってコメるエロを書いてくれる神期待っ!
- 213 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/20(土) 21:55:46 ID:mYSm5LGd]
- 鬱ってエロスな話しを書いてくれる神期待。
- 214 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/20(土) 22:29:18 ID:4XGoFV8U]
- この部屋に閉じ込められて、一体どれだけの日が過ぎたのか。
時計はおろか、窓すらないこの部屋では、正確な時間など分かりはしない。 ただ、時が過ぎていると実感できる、できてしまう時間はある。 それは――――。 「よーう、しばらくぶりだねぇ」 部屋の中に灯りが飛び込んできた。誰かが入ってきたみたいだ。 ああ。もうそんな時間なのか。 「今日は俺が相手だぜぇ。仲良くしてくれよな」 部屋に入ってきたのは男だった。と言うことは食事の時間ではない。ならば。 「……はい。おねがい。します」 自分の声が酷く耳障り。 「うんうん、素直になったモンだよな。これも教育の賜物?センセーうれしいよぉ」 喜色も露わに、男が私の顔を持ち上げる。 「じゃあ早速、今日のプログラムに行こうかぁ?」 男がカチャカチャとズボンのベルトを外す。 さぁ。これの時間が過ぎれば。次はきっと食事の時間。頑張ろう。 ……頑張ろう? 何を頑張ると言うのか。 何を頑張れば良いのか。 私には。判らない。判りたくもない。 だめだぁ。自分に欝は無理っぽいなぁ。真の神様の降臨に期待しようっと では続きを投下します 今回はエロ無し、箸休め
- 215 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/05/20(土) 22:29:53 ID:4XGoFV8U]
- 「う、うだー」
放課後。 6時限目終了のチャイムに気付いた時には、既に第4ラウンドを終えていた。 姫神は全裸に十字架、上条は完全に真っ裸と言う、誰かに目撃されていたら何の言い逃れも出来ない格好だった。 「流石に上条さんは自己嫌悪です……」 授業をサボったのはまずいかもしれない。 明日の朝のHRが怖いなー、などとぶつぶつ言う上条の背中に聞き覚えのある声が投げかけられる。 「ちょっとそこのアンタ。アンタの事よ」 「うーむ。だけどあれじゃあ、まるでケダモノじゃねーか」 我が事ながら、人事のように一人ごちる。 「ちょーっとぉ、聞こえてるんでしょー?」 「この所ガッコでハメを外しすぎだし……。少し自重したほうがいいかもな」 何を今更。と、姫神が聞いたらそう言ったであろう。 「おーい、コラー。……結局こうするしかない訳ね……」 「しかし姫神、別れ際に『今度の土曜。付き合って欲しい』って言ってたけど何なんだろーなー」 「だ・か・ら、どうしてアンタはいつもいつも人のことを無視すんのよー!」 「ぐはぁっ!?」 突如後方から、まるでドロップキックを受けたかのような衝撃に襲われて、上条は前のめりに地面に倒れ伏せた。 「だ、誰だぁ!?ってやっぱり御坂かよ!?」 「やっぱりっ!?て事はやっぱり分かってて無視してた訳ね!」 地面から顔を上げた上条の眼前に腕を組んで仁王立ちしていたのは、学園都市でも7人しか居ないレベル5の超能力者第三位、泣く子も黙る『超電磁砲』の御坂美琴その人だった。 「それは言葉の綾だっ!街中でドロップキックをかまして来るような知り合いなんてお前しか思い浮かばないっつの!」 地面にへばり付いたまま、御坂の顔を睨みつける。 暫し睨み合った後、急に美琴は顔を赤らめて一、二歩下がる。……心持ちスカートを押さえながら。 「い、いつまで寝そべってんのよ!さっさと起きなさいよね!」 「うーわー、すっげぇ理不尽。さすがお嬢様」 ぶつくさと呟きながら体を起き上がらせ、シャツなどに付いた土埃を掃う。 「……で、何の用でございますかーお嬢様。ワタクシのような無能力者にあなた様のような超能力者がお声を掛けられるなんてー」 「呼び止めたら呼び止めたですっごくムカツクわ、アンタ」 不貞腐れた様にゆらゆらと揺れながら棒読みで問うて来る上条の態度に、右手の握り拳をわなわなと震わせながら美琴は心情を吐露する。と、突然脱力し、 「って、こんな事の為に呼び止めたんじゃないわよ。一応アンタにも伝えておく事があったのよ」
- 216 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/05/20(土) 22:30:30 ID:4XGoFV8U]
- 「俺に?」
揺れるのを止め、自分を指差す。 「そうよ。あの娘……あの時の『妹達』の子、覚えてるでしょ?」 言われて思い浮かぶのは、まだ二学期が始まったばかりのある日、突然上条の部屋を訪れ、助けを求めて来た一人の少女。 上条自身は『御坂妹』と認識している、あの『妹達』だ。 「そりゃーな。忘れる訳ねーだろ」 「……それは、良かったわね」 「……何ゆえそこでお怒りになられるので?」 「うっさい!話の腰折るな!……それでね、昨日あの先生から連絡があって」 あの先生、と言うのはあのカエル顔の医師の事だろう。 「あの子の病室。今まではあの培養槽に浸かっていた訳だけど、それから出て一般病棟に移れるって言ってたわ」 「おぉー。それはめでたい」 御坂妹の体はとある事情により短命が余儀なくされていた訳だが、培養槽から出られると言う事は、その問題がクリアされたと見て間違いないだろう。 「でね」 かるくぱちぱちと手を打ち鳴らしている上条に、どことなく緊張した面持ちで御坂は切り出した。 「今度の土曜日に病室移るらしいんだけど……、い、一緒に行かない?」 「はぁ?」 今何か不思議な展開を見せなかったか? 「何なのよ、その反応は」 「いや、まさかそっちからそんな話が振られるとは思わなかったもんだから」 「……嫌なの?」 少し声が震えた。 それには気付かず、上条は答える。 「いや、嫌じゃねーけど。意外に思ったのは一緒に行くって言う選択肢の方だよ」 「な、何が意外なのよ」 「いんや。ただ、意外と思っただけだよ」 身内の見舞いなんだからこっちを誘わなくても良いんじゃないか、と、上条は思ったのだ。 あの絶対能力へのシフトアップ実験をめぐる戦いの中で、御坂美琴が『妹達』の為にしてきた事。 御坂妹が実験再開を阻止する為に、美琴の行動を無にしないために尽力した事。 なんだかんだ言っても、彼女らは姉妹なのだと思った。 家族の時間、と言うのを邪魔すると言うのは気が引けるものがある。 「ま、そっちが良いって言うのなら、こちらとしても断る理由はないけどな」 「そ、そう。なら良いのよ。じゃあ細かい事が決まったら電話するわ」 「オゥ……。って御坂って俺の番号知ってたのか?」 「……大覇星祭の時、ウチの母がアンタの父親から仕入れたらしいわ……」 「……あんの馬鹿親父…………」 母さんに告げ口してやろうか。 「じゃあ、電話でねっ!」 そう言って、美琴はくるりと踵を返した。その背に向けて、上条が声を掛ける。 「おう。……どうせ短パンなんだからそんなに気にすんなよー」 「ってやっぱり覗いてたのね、アンター!!」 結局いつもの追いかけっこに移行しました。
- 217 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/05/20(土) 22:31:27 ID:4XGoFV8U]
- 今回はこれだけですー
では再見っ
- 218 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/20(土) 23:07:30 ID:ZFuZbgaZ]
- G!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!J!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
- 219 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/20(土) 23:13:40 ID:mYSm5LGd]
- >>214
され竜でアナピヤの輪姦解剖に萌えた俺に。 ありがとう。
- 220 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/21(日) 00:38:55 ID:xupiSM9e]
- ビリビリキタコレ!!
>217氏 続き期待します!
- 221 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/21(日) 00:42:15 ID:XqGmcnf4]
- >>215
G J ! 吸血鬼のお仕事読了で鬱は食傷気味だったから、 こういう原作的なノリは凄くイイヨー!!
- 222 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/21(日) 01:06:00 ID:/zepNhn3]
- >>216
ダブルブッキングktkrwww
- 223 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/21(日) 01:29:16 ID:Zms0OdCf]
- ナイス!GJ!
- 224 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/21(日) 12:40:21 ID:a16jIpdD]
- ビリビリ派だったけど、姫神も良いですね。
- 225 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage 姫神ヒロイン降格 [2006/05/21(日) 18:51:20 ID:ltWgoChb]
- 上手い。キャラの台詞に。全く違和感がない。
- 226 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/21(日) 19:21:10 ID:OhFd6M6+]
- _, ,_ パーン
( ‘д‘) ⊂彡☆))Д´) >>225
- 227 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/21(日) 19:29:22 ID:wsT+bYbd]
- >>226が姫神であることがわかりました
- 228 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/21(日) 20:06:25 ID:bqq2ZN7K]
- 姫神は。気に入らないからって。叩くような子じゃない。
>>226は。巧妙な偽者。
- 229 名前:本スレ470 mailto:sage [2006/05/22(月) 05:57:30 ID:hisnObYS]
- ではここの姫神を貰ってって愛でますね
- 230 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/22(月) 06:50:21 ID:WU8qxmJ/]
- あぁなんとなく貼っておきますね
∩∩ _ lll 「l |「l7〉 私、上条君がいないと生きられないんです。 ,'´ `ヽ そ r| =∩l'| lll だから、二人を幸せになんかしませんから。 リソリノ"゙从 て lllヽλ !7 !| ノjid ロノ †´- リl) | lll (つYiつ ニヤリ 〈「「!!/ リ く/_|j〉 `ー-- ' (_ハ,j ──FragDays─── 永遠に… アハハハハハ♪ _ **' _ , ' `ヽ **'' ,´ ヽ 从゙"ヽリソリ* **' l ノリjji从〉 l、Д゚ bjiヽ*;:~,;` __| (lリ"ヮノli "*'★';**' *”*: {l,、,、,、,、|l=⊂l|」彡 ミ”*;⊂i Y⊂) |ll./ ==| ;* 〈|__|ヽ> 〈/l_|_l_ゝ ・゚' しヽ.) ──FragDays─── 鮮血の結末 死んじゃえ……!! _ _ ,'´ `ヽ ,´ ヽ リソリノ"゙从 l ノリjji从〉 ノjid - ノ | (lリ゚Д゚ノli ;∴ ≡ /i ヽソ! li / i ソ†ヽ; ;;、ザシュッ !! ≡ く/__=o0|ニニl./ = |ソ `'∵・; (,/ `ー' 〈/l_|_l_ゝ ──FragDays─── 我が子へ
- 231 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/22(月) 10:51:16 ID:ECWIYphf]
- 何て素晴らしいんだ。
さすが修羅場好きー。
- 232 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/22(月) 20:00:28 ID:arSsixwt]
- 塾時代の姫神はすごい輝いてるな。
もうダイヤモンドを軽く越えてるよ。
- 233 名前:とある幼女の秘密の日記 mailto:sage うわ、やっぱ俺文書く才能ねーな。 [2006/05/22(月) 23:08:31 ID:y+Yu3J3f]
-
「ったく、上条ちゃん達は何処へ行ったのでしょうかねー。」 そう言いながら廊下を歩く彼女は月詠小萌、これでも先生である。 彼女は5時限目のLHRに上条達がいない事に気付き、 生徒思いの彼女は、受け持っている授業が無い6時限目を使って、彼らを探していた。 「学校の外に出た形跡はないですし・・・。」 この学校も一応学園都市の一部である。セキュリティは万全で、 学校に入ってくる人間はもちろん、出て行く生徒達などもすぐ分かる。 「後は、屋上だけですねー。」 そう言いながら彼女は屋上へと続く階段を上っていく。 『・・・・・・ゃんっ。』 「・・・何か聞こえましたねー。」 『・・・めがみ!出すぞ!』 「・・・?上条ちゃんの声?」 『うん。そのまま。中に。来て!』 「姫神ちゃんの声!?」 彼女は声のする方に向か(ry なんか>>186氏のSS読んでたらこんな電波を受信しますた。 この後、小萌てんてーが、上条達の行為を見ながら自慰をするっていう話を書こうと 思ったけど、俺の技能じゃ自慰描写書くの無理ぽ。 ということで↓の人続き頼む。
- 234 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/23(火) 00:13:13 ID:DjNDoe8R]
- だが断る
- 235 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/23(火) 02:15:59 ID:aNb/c2jh]
- ttp://www12.atwiki.jp/index-index/pages/420.html
このwikiを見てくれ、正直な話しどうよ。
- 236 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/23(火) 03:46:30 ID:L/07ztIP]
- 俺は王道がいいな
- 237 名前:名無しさん@ピンキー [2006/05/23(火) 07:36:37 ID:lnS6t/D+]
- なら上のみたいな新中古の場合は何派になるんでしょー?
- 238 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/23(火) 07:37:24 ID:lnS6t/D+]
- ごみん、sage忘れた
- 239 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/23(火) 10:11:00 ID:YcW2xGuT]
- アナピヤ派も捨て難いものがあるが。
アウレオルスが何とかしたんだよ派も捨てられない。
- 240 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/23(火) 11:48:18 ID:lnS6t/D+]
- っていつの間にか増えてるし
希望をすてないで派ね
- 241 名前:上条×ミサカ妹 [2006/05/23(火) 23:13:13 ID:PVM+tUP1]
- とりあえず投稿してみる。
ルビを結構使っているので見にくいかもしれませんが(汗) (これは好機です、とミサカは結論付けます。) とある病院に入院していたミサカは考えていた。今、ここには自分たちの命を救ってくれた少年が入院しているらしい。 (今こそ恩を返さねば、とミサカは人道的意見を述べます。) 右腕一本を握り締め超能力者(レベル5)と闘い、ミサカ達の命を救ってくれた少年。 (でも………、とミサカは問題点を検証します。あの人なら礼を拒否するでしょう。) (結局、私一人では決めかねます、とミサカ一〇〇三二号は皆に協力を求めます) と、ミサカは全世界のミサカとのネットワークをつないだ。ミサカに世界中からの声が流れ込む。 (やっぱりお礼はしといたほうがいいと思う〜、ってミサカはミサカは真っ先に意見を述べてみる) (わたしも二〇〇〇一号に賛成です、とミサカ一〇〇四四号も首を縦に振ります) 皆意見は同じだった。 (とりあえず、とミサカ一〇〇三二号は意見をまとめます。あの少年に恩返しをするということは決定します) (となると次はその方法ですね?とミサカ一六七七〇号は新たに問題提起をします) それが問題だった。みなが全うな意見を述べるが、どれもしっくりこないように思えた。 数時間がたち、皆かなり煮詰まってきたところで、特異な意見を出したのはやはり二〇〇〇一号だった。 (そういえば〜、ってミサカはミサカは皆の注意を促してみたり。恩返しの方法に『体で返す』っていうのがあるらしい〜) とんでもない意見である。だが、妹達(シスターズ)の中で最も通常に近い(テレビのある)生活をしているのは二〇〇〇一号なので、ある意味当然とも取れる。 (私はその方法を知りえません、とミサカ一〇〇三二号は私的意見を述べ、説明を求めます) (う〜〜ん、説明しにくいから直接そっちに送る〜、ってミサカはミサカは電気信号を発してみる) とたんにミサカの頭に『体で返す』の具体的内容が流れ込んできた。劣化能力(レディオノイズ)とはいえ、電撃使いのミサカにとっては電気信号の送受信などはたやすいことである。 (とりあえず理解しました、とミサカは顔を赤らめながら返答します。しかし、この情報を見る限りミサカ一〇〇三二号に彼を満足させる技術があるとは思えません、とミサカは大きな問題点を指摘します) (その点は問題ないかも、ってミサカはミサカは職業(プロ)の人の技術データをダウンロードして送ってみる) その瞬間、ミサカは最強の技術を手に入れた。 (では、これからあの人の病室に向かいます、とミサカは高らかと宣言します) 上条当麻の長い夜が始まった。
- 242 名前:上条×ミサカ妹 [2006/05/23(火) 23:16:16 ID:PVM+tUP1]
- 「んが………」
上条当麻は耳元でささやく声で目が覚めた。 ……… ミサカ妹の顔があった。 「おわっ!!お、お、おまえどっから入ってきたっ!!」 ドアには寝る前に施錠したはずである。 「ドアから、とミサカは正直に答えます」 「ド、ドアからって………カギは?」 「電撃使いにとって、電子錠はなんら抵抗とはなりえません。仮にもミサカはお姉様(みさかみこと)のクローンです。とミサカは大威張りで答えます」 まったく表情を変えないミサカにようやく落ち着きを取り戻した上条は頭をかきながら、 「で、そのミサカさんが何で俺の部屋にいるの?って『俺の部屋』とか言ったら相当この病室になじんできたみたいでいやになってきたー!!」 「あいかわらず支離滅裂な言動ですが、とミサカは困惑顔を作り質問に答えます。ミサカがここにいるのはあなたに恩返しするためです、とミサカは答えます」 ………恩返し? (…って、この状況で恩返しといったらあれしかありませんよ!) 「いや待てミサカ妹!それはさすがにまずい!中学生はいろいろとまずい!」 さすがに『すごい人』の称号を得たくはない上条は内心「もったいね〜」とか思いながらも自制心をフル稼働する。 「予想道理の反応ですね、とミサカはため息をつきます。ならば、こうするしかありません」 と上条の後頭部に触れ、 ―ピリッ!!!― 「どわっ!なにを………!?」 「あなたの脳に微弱な電気信号を流しました、それをもっておそらくあなたが拒絶する最も大きな理由であろう倫理に関する反応を鈍らせました、とミサカは丁寧に説明します」 確かに、上条はミサカを抱きたくなっていた。 「これでようやく目的を達成できます、とミサカはバスローブに手をかけます」 するり、とミサカは扇情的に(プロのうごきで)バスローブを脱ぐと上条に覆いかぶさった。 「ミサカ………」 まずは軽いキス。 唇をついばむようにしながら徐々に下を絡ませていく。 「ん……んぐ……ちゅ」 そのあいだにも手は上条の上着を脱がせて、意外とある胸板をさらけ出す。 たがが外れた上条は体を反転し、ミサカに覆いかぶさる形になった。 とりあえずここまでっす。 週末までに書けるといいなぁ〜
- 243 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/24(水) 17:36:53 ID:D32VJ4Gl]
- 一方×ミサカを思いついた。
3巻実験やってる時、一方さんがミサカにゴニョゴニョと。 まあ、最後は殺しちゃうんですが。
- 244 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/24(水) 17:47:51 ID:K3K3YlH1]
- イキロ
- 245 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/24(水) 18:08:47 ID:/W9qfcYs]
- 打ち止めに寝込みを襲われる一方さんまだ?
- 246 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/24(水) 23:10:23 ID:U/BDu17H]
- >>241
ガンガレ 待ってるけぇ
- 247 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/25(木) 07:37:49 ID:3bnON5wv]
- >>245
今の病室で寝てる一方さんなら目が覚めたら打ち止めにチ●ポいじられてましたなんて日常茶飯事だろうな
- 248 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/25(木) 08:19:12 ID:huo+Lb+p]
- アニェ+250人シスター×オルソラ。
ってのを考えてみた。 うわっ至高や。
- 249 名前:230 mailto:sage [2006/05/25(木) 23:43:00 ID:p9s9izo1]
- あれ?
打ち止め→ミサカ→御琴→美鈴 えー、当店ではロリから元人妻まで 幅広く対応しておりますー ご注文は御座いませんかー?
- 250 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/25(木) 23:44:30 ID:p9s9izo1]
- ぎゃお
名前欄ミスったぜ
- 251 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/26(金) 11:18:12 ID:VA5r0TuG]
- ここが完走する頃には本スレはどこまで行ってるのだらう……
- 252 名前:名無しさん@ピンキー [2006/05/26(金) 20:59:17 ID:YsHLEPlo]
- >>249
打ち止め一丁入りマース
- 253 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/27(土) 00:54:30 ID:gbTOdPyE]
- >>251
100は堅いな、うん >>252 って、あのー、あのー、ほんきー? 本スレが性転換ネタで盛り上がってる訳ですが ここでは使っても……いいのでせうか? それともTSスレ行けっつーコト?
- 254 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/27(土) 00:55:33 ID:HOB6P7vt]
- やれ
- 255 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/27(土) 03:49:09 ID:B/fS6eTF]
- 「うにゃー、土御門さんともあろうものがまさか風邪をひいちまうとはにゃー……げほっげほっ」
自室で一人咳き込む土御門。その光景はどこかもの悲しい。 「うおーい、兄貴ー。生きてるかー?」 と、玄関先から聞こえてきたのは愛すべき義妹の舞夏の声。 「おぉー舞夏ー、お見舞いに来てくれたのか。お兄ちゃんは嬉しいですたい」 「うーん、まだ余裕有り気だなー」 「おぉい、そりゃ無いぜよ」 兄妹の心温まる会話が交わされる。 「で兄貴ー。何か食べれそうかー?」 「うーん、そうだにゃー。まだ固形物は無理っぽいかにゃー?」 「そうかー」 と言って舞夏がメイド服のエプロンから取り出したのは。 「おー、バナナかぁ。それなら食べられそう」 と言いかけて絶句する。何故かと言うと、舞夏はそのバナナを自分の口に運んだからだ。 「って俺にくれるんじゃねーのかよっ……げほげほげほっ」 思わず大声でツッコミをいれてしまい激しく咳き込む土御門。その口元へ。 「!!!?」 舞夏が唇を合わせてきた。突然の展開に完全に動きが固まる。 そのまま止まっていると、口に中に何か甘いものが流し込まれてくる。 数秒後、粘ついた唾液交じりの糸を伸ばしながら舞夏の頭が離れる。 「どうだー兄貴ー」 「いいいいいいや、どどどどどうと言われても」 「ふむー、この兄をして思考状態をここまで崩壊させるとは口移しとはなかなかに有効な手段なのだなー」 何かを掴んだか、一人頷く舞夏。 「よし、次は上条当麻で本番なんだなー。それじゃーお大事になんだなー兄貴ー」 「待て待て待てー!何か今聞き捨てなら無い事を言わなかったかー!?ぅげふぉっげほ!」 そんな一幕。 七巻口移し云々から連想した電波 電波だから整合性と下記にしてはいけません では続き行きます これを本スレに誤爆しかけたのは秘密だっ
- 256 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/05/27(土) 03:49:42 ID:B/fS6eTF]
- 「つ、疲れたー……」
夕刻と言うにはいささか過ぎた時刻。 とある男子寮のエレベーターホールに、やっとの思いでここまで辿り着きました、とオーラで語る上条の姿があった。 追いかけっこからビリビリフルコースと、美琴の体力が尽きるまで付き合ったらしい。 その後スーパーで今日の夕食の食材を購入して、今ようやく帰宅と相成った訳である。 エレベーターに乗る前に、郵便受けに入っている自分宛の郵便物を回収する。 「あん?」 各種チラシやDMに混じり、一通のエアメールが届いていた。 自分に届くとすれば、出張先から父親が送ってくる場合が考えられるが、今は日本に居るのでその線は無い。 となれば。 「インデックス宛か……。てか、いつの間にかふつーに連絡先になってやがるし」 そんなんでいいんかい必要悪の教会、と一人ごちつつエレベーターに乗って自室のある七階へと上がる。 エレベーターから降り、直線通路を歩いて自分の部屋へ。 「うぉーいインデックスー、生きてるかー?」 彼自身を取り巻く環境から考えれば不謹慎な発言ではあるが、上条は室内に居るであろう禁書目録の少女へと声を掛けながらドアを開ける。 途端。 「おーそーいーよーとーうーまー……」 玄関先で力なく寝そべってる銀髪のシスターさんの姿が目に飛び込んできた。頭の上には同じように脱力した三毛猫が乗っかっている。 「どうしたインデックス。待ちくたびれて冷蔵庫の中身も喰い尽しちまったか?」 などと暢気な事を聞いてくる上条に対し、 「とうまは私のことを何だとおもっているのかな?流石に生のお肉とかはおいしくないんだよ」 と、こちらもどこかずれた返答を返すインデックス。 「まぁ遅くなって悪かったとは思ってる。すぐに準備するからもう暫らく辛抱していてくれ」 「わかったんだよ……とうま?」 三毛猫を乗せたまま、インデックスが頭を上げて上条を見上げた。 「なんか疲れてるね。またどこかの誰かさんを助けに行ってたの?」 「何でそうなる。イヤ、反論はやめてくださいインデックスさん。へこむから」 「でも、また右手を使ったんでしょ?」 「あー、うん。そうしないと無事じゃ済まなかっただろうし」 向うも納得しなかっただろうし、と心の中で続ける。 「もう、しょうがないなぁ、とうまは。私のいないところでその手を使っちゃ駄目だって言ったのに」 よいしょ、と声を一つ掛けてインデックスが立ち上がる。いきなり動いた土台にびっくりしたか、三毛猫は起き上がる途中で飛び降りていく。 「とりあえず、はい」 と言ってインデックスは軽く上を向いて目を閉じた。 それを見て、上条も何を言いたいのか察する。 今、上条当麻の『幻想殺し』の使用には大きな枷が掛かっている、事になっている。 その枷による消耗を回復させる為に、インデックスはとある手段を選択したのだ。 何も言わず、上条はインデックスの唇に自らのそれを重ね合わせた。 「んっ……」 ぴく、とインデックスの体が反応する。 それには構わずに、上条はインデックスの唇を割って咥内へ舌を侵入させる。 不躾には侵入ってきた闖入者に対して、インデックスのそれは諸手を上げて歓迎した。 上条当麻の中から失われていく力を補う為、インデックスが選んだ手法。 それは、肉体の交わりによって精神(こころ)を癒す、そんな業だった。 口の中と言う閉ざされた空間の中で粘膜同士が擦れ合い絡み合う。 その刺激を受けて多量に分泌される唾液は、二人にとってはお互いの味を感じる大事な一品。 もっと欲しいとインデックスがねだれば、上条はそれに応じて彼女の中へと流し込み。 さらに味わいたいと上条が思えば、インデックスはされるがままに啜り上げられる。
- 257 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/05/27(土) 03:50:16 ID:B/fS6eTF]
- 玄関先で交わされたささやかな交歓は、五分ほどで終焉を迎えた。
どちらからともなく唇を解放する。口元から伸びた蜘蛛の糸は数瞬で儚く途切れた。 「つ、続きは後でだね」 「そ、そだな」 先程まで激しく互いの唇を貪りあったとは思えない程に紅潮する二人。 「あ、そだ」 気恥ずかしさを紛らわせるかのごとく、上条は右手の郵便物の束をインデックスへと差し出した。 「お前になんか来てたぞ、エアメール」 「え?誰からだろ」 上条から束を受け取り、インデックスはこちらも照れを隠すかのように早足でリビングへと姿を消した。 「さて、と。じゃあ夕飯を作るとしますか、ね」 ちなみに夕食のメニューはレバニラ炒めとカキフライだ。 「「ごちそうさまでした」」 滞りなく夕食が終わり、洗い物をしに台所へと行こうとした上条をインデックスが呼び止める。 「とうまとうま、今度の土曜日にかおりが来るんだって」 「は?かおりって神裂か?」 「うん、そうだよ。手紙にそう書いてあった。て言うかあの手紙、とうま宛だったんじゃないかな」 そう言って先程の手紙を取り出すインデックス。確かに宛先には『To Touma Kamijou』とある。 「そうは言ってもなー。ここには俺一人で住んでる事になってるんだし、宛先には俺の名前しか使えないだろ」 「中身は日本語だったよ。でも私向けに宛てた話もあったし、どうなんだろ」 うーん、と唸るインデックスへ、上条は、 「今度の土曜日ねぇ。まぁいいけど」 と言って、「ん?土曜日?」と首を傾げる。そんな上条には気にも留めず、 「でもかおりもわざわざ手紙を書いてくるなんて律義だね。でんわをかければすむ話なのに」 「そーゆー話は自分が満足に使えるようになってから言いなさい」 とうまっ!?と猛るシスターを尻目に今度こそ台所へ。 「もー、そんな事言うんだったら今日の分はさっきのでおしまい!!」 「それで、インデックスさん」 洗い物が終わり、リビングに戻ってきた上条を待っていたのは。 「何かな、とうま」 ベッドの上でタオルケットから赤く染まった顔だけ出して座っているインデックスの姿だった。ベッドの下には修道服がきちんと畳まれている。 「先程の流れで言うと、今日はこのままおやすみーとなる筈ではなかったのでせう?」 困惑半分揶揄半分と言った感じの上条の言葉に、インデックスは口を尖らせて言い返す。 「私としてもそのつもりだったんだけど、今日はとうまが外で色々してきて疲れてるみたいだしこのままの状態で明日も無茶したら大変な事になるかもしれないから見過ごせないし、だから、その」 終わりの方は口の中でごにょごにょと呟く感じになってしまっているが、言いたい事は把握できた。 しかしそれを指摘したら、 (噛まれるな、100%) 「そっか、気を使わせて悪いなインデックス」 「私はシスターだから人に奉仕するのは当然なんだよでもこんなことするのはとうまだけなんだからね」 早口で弁護するシスターさん(修道服は脱いでいるが)の頬にそっ、と手をあてて、目線を合わせる。 そして、そのまま重なり合ってベッドへと倒れ込んだ。 二人の夜はこれからであるなぁ、と、テーブルの下から二人を見つめる三毛猫の目はそう語っていた。
- 258 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/05/27(土) 03:50:49 ID:B/fS6eTF]
- 案の定、タオルケットの下には一糸纏わぬインデックスの裸身が隠されていた。
「とうまは今日は横になってるだけでいいよ……。私が、するから」 そう言って、インデックスは上条と体勢をくるりと入れ替える。 仰向けになった上条の胸に乗って、腰の方へと体を向ける。そしてベルトを外して下着ごとズボンをずらして、上条の男性自身を外気の下に曝け出す。 先程までの期待感の為か、はたまた夕食のおかずの効能か。既に臨戦態勢を整えつつある上条の男根を間近に見て、思わず怯む。 「す、凄いね。こんなに大きいのがいつも私の中に……」 恐る恐ると言った風にそれに手を伸ばす。指先が触れた瞬間、ぴくり、と反応する様を見て、 「ひゃっ!?」 伸ばした手を引っ込めてしまう。それでも果敢に再度手を伸ばし、幹の部分をそっと握る。 「えーと、確かまいかから聞いた話だと……」 「ちょっと待ったインデックス」 今、聞き捨てなら無い話が聞こえたような。 「今、舞夏から聞いた、とか何とか言わなかったか?」 「あ、うん。今日のお昼にまいかとお話してたんだけど……」 『いいかー銀髪シスター。いつもいつも受身ばっかりじゃそのうち飽きられてしまうんだなー』 『そうなの!?』 『そうだぞー。だから偶にはこっちからシテあげると相手も喜ぶ筈なんだなー』 『こっちから……』 「何の話をしてるんだぁぁ!?」 ナニの話です。 「えー、でもまいかからその話をしてきたんだよ?」 ピタリ、と叫ぶのを止める。 「何ですと?」 「あと、あまり夜遅くまでしてると近所迷惑だって言ってたかも」 自宅の防音事情とかは把握しておこう。 だらだらと冷や汗を垂らしながら固まる上条は気にせず、インデックスは男性器への奉仕の再開を試みる。 まず、やや堅さが失われつつある竿の部分を、両の手でゆっくりと上下に擦ってみる。 「うぉぅ!?」 急に与えられた刺激に、思わず奇妙な声を上げてしまう。 「イ、インデックス。唾を垂らしてからやってみてくれないか?」 「?こう?」 上条からの提案どおりに男根へ唾液を垂らしてから、再度擦りあげる。 にゅるにゅると淫猥な音がし始める。幾度か繰り返すうちに、上条自身からも腺液が分泌されてきて、それがインデックスの手を汚していく。 上条もされるがままではいなかった。目前でフルフルと震える小さいお尻に両手を添えて、親指二本でインデックスのクレヴァスを押し広げる。 その、成熟しているとはとても言えない秘部に上条の視線を感じ、それが少女の性感をゆっくりと高めていく。 互いの性器を互いの指で愛撫しあう。 拙いながらも相手を思いやりながら丹念に上下の動きを繰り返す少女。 慣れてるとは言え相手を傷付けない様細心の注意を払いながら撫で回していく少年。 臨界はすぐそこまで迫っている。
- 259 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/05/27(土) 03:51:21 ID:B/fS6eTF]
- 「とうま……もう、良いよね……?」
言って、インデックスは再度体の向きを替えて、後ろ向きに上条の腰部へ移動する。 つん、と後ろから肉棒が桃色に薄く染まったお尻を突付く。 そんな悪戯なペニスに手を添えて、位置を調整する。 「んっ……、うふふ、とうまの、ぴくぴくしてるよ?」 陶然とした表情で淫靡に笑いかけてくる少女の痴態に、心を奪われる。 「じゃ、いくね……」 そう宣言し、腰を落とす。 ずぶずぶと幼い秘裂へ凶悪な肉の凶器が埋まっていく。その内に、先端に何かが当たる。 「とうまのが……奥まで……あふぅっ」 子宮口まで突き立てられて、インデックスの息が詰まる。お臍の辺りを撫で回しながら、 「すごい……ここまで……届いてるよ……」 上条は魅入られたようにその光景を見入っている。 「動くね、とうま……」 返答を待たず、腰を持ち上げ、そして落とす。激しくはないが、その大きなストロークに上条の肉茎は責められていく。 「うんっ、んっ、ふっ、っはぁっ」 一つの動きごとに、インデックスの口から嬌声が漏れる。腰を上げれば剛直に引かれて花弁が捲れ上がり、落とせばその捲れた部分がもとの場所よりも更に奥まで押し遣られていく。 事、ここに到って上条の中の何かがプツリと切れた。 インデックスの腰を引き寄せて、上体を起こす。 「ひぃやっ!?」 奥の、更に奥まで捻じ込まれて、インデックスの眦から小さな雫が零れる。 しかし上条の動きはこれに留まらず、インデックスの体を抱きかかえたまま立ち上がった。 いわゆる、駅弁と言う体位である。 「やっ、とっ、まっ、ふっ」 最早、口から出る言葉が意味を為さない。 そんな少女の体を、一心不乱に貪っていく。 「ゃんっ、ぁっ、ぅふうっ!」 その華奢な体へ、己の剛直を突き、抉り、捻じ込んでいく。 「あっ、あっ、ぁあぁぁああぁ!!」 インデックスの絶叫とともに、彼女の秘壷が急激に締まる。それを引き金に、上条はインデックスの胎内へ白く濁った激情を思う存分に吐き出した。 「……とうまは、えっちかも」 失神まで追いやられて回復した後、インデックスが洩らした第一声はこれだった。 「それに関しては、上条さんは反論する言葉はありません……」 ベッドに突っ伏したまま上条がそれに答える。 事後、二人はそのままの格好で並んでベッドに横たわっている。 「でも」 と言って、禁書目録の少女は隣で脱力している幻想殺しの少年に擦り寄る。 「私はそんなとうまが嫌いじゃないかも」 「それは、どうも……」 そう言って、まどろみの中に堕ちていく上条当麻。 ところで。 彼は今日一日に交わした約束のことを覚えているのだろうか?
- 260 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/27(土) 03:53:27 ID:B/fS6eTF]
- ここまででっす
ダブルブッキングどころかトリプルでした、と言う引きでした ああ、自分の首をずんどこ絞めてる気がするぞー では続きが出来たらまたきますーノシ
- 261 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/27(土) 03:57:20 ID:B/fS6eTF]
- あ、>>233氏
似たよーなシチュならこの先出てくる可能性アリとだけ伝えておくです
- 262 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/28(日) 01:21:37 ID:LjmtxUrC]
- GJ!!
- 263 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/28(日) 10:12:20 ID:NlgDGUIH]
- 巫女さんとねっとり。姉妹丼でべったり。お姉さまでじっとり。
…………どれに転んでもOK。 とにかくひたすらにGJ。
- 264 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/28(日) 14:32:19 ID:sMpTfstK]
- するとあれか?
土曜の夜は最低5Pか? 前の12人も一時帰国で17Pか?
- 265 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/28(日) 15:54:54 ID:ZXbauBJK]
- それすらフラグまみれでなんとかする上条さんに嫉妬
てか禁書エロス
- 266 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/28(日) 20:34:19 ID:mhfz45iw]
- 待て、なんとかするんじゃない。
なんとかしてしまうんだ。それが上条当麻のスタイル。 ちっくしょうが……
- 267 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/28(日) 22:02:28 ID:g4P3F/v3]
- あらあら
当麻さん的には生で中田氏と言うのが直球なのかしら あらあらどうしましょう 私、この年でおばあちゃんになっちゃうのかしら
- 268 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/28(日) 22:04:04 ID:4G0sSnOL]
- おばあちゃんなのか?
ママじゃないのか?
- 269 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/29(月) 00:16:16 ID:wx0fb02e]
- 禁書に中(ry→妊娠・結婚・出産→「おめでとうございます、元気な(ry」
という流れだろう
- 270 名前:一介のエロパロ書き mailto:sage [2006/05/29(月) 00:17:01 ID:oz3OAHNQ]
- 本スレの流れに絶句…
こんな空気を吹き飛ばすようなのを書きたいよねぇ とりあえず一歩踏み外した〜を完結させようそうしよう
- 271 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/29(月) 00:32:43 ID:9R//b5ww]
- >>270
期待
- 272 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/29(月) 06:09:15 ID:O+nHrI4X]
- 当麻×ママンは無いの?
刀夜さんがあまりにもふらふらするので腹に据えかねたママンが当麻と浮気とか
- 273 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/29(月) 15:35:24 ID:46KT4pFc]
- >>272
ちょwキメェwwwwww 実はルール違反だ。
- 274 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/29(月) 22:37:36 ID:AhkmLMdg]
- 当麻×御坂が読みて〜
- 275 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 00:13:54 ID:O0Wyg/Ew]
- 過疎るかと思ったらなかなかの進みだな
- 276 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 03:17:43 ID:CXY6vlBP]
- アニェーゼさんの需要はありますかね?
- 277 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 03:20:20 ID:a19equvu]
- とても
- 278 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 11:50:25 ID:1aF4OkKL]
- シェリーとオルソラの絡みの需要はありますか?
- 279 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 13:11:11 ID:CXY6vlBP]
- 是非に!
- 280 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 20:07:44 ID:Zq1k5hda]
- みんなの意見を総合すると、白井×御坂の鬼畜が見たいと申すか。
- 281 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 21:17:03 ID:CXY6vlBP]
- 276です。書いてみたので投下します。では逝きます。
- 282 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 21:18:10 ID:CXY6vlBP]
- 部屋にとりあえずの防御の術式を仕込んだあと、ぽてん、とベッドに倒れこむ。安ホテルのベッドは、いい加減スプリングがへたり、ギシギシ音を立てた。様々な勢力から追われる日々は、予想以上に神経にこたえている。幾房にも結んだ細い三つ編みが力なくシーツに広がる。
“やれやれ、ってもんですね…” ベッドに仰向けに倒れこんだまま、少女、アニェーゼ・サンクティスはそんなことを考えた。身につけた地味なワンピースのすそが乱れるが気にしない。 “なんでこんなことになっちまったんでしょうかね…?” 答えはとっくにわかっている。彼女の所属する派閥から下ってきた、オルソラ・アクィナスの奪還命令。それに失敗した挙句、その責任をすべて押し付けられたからだ。 その事件を思い出す。とはいっても、思い出すのはたった一人。自分を殴り倒し、250名もの闘争心を奪った一人の少年。 “なんで…” その少年のことを考えるとき、はじめに浮かぶ言葉はいつも、何故、だ。あの少年は魔術業界とは全く関係の無い、一般人だった。少なくとも魔術業界的には。しかし、それにもかかわらず、ほとんど見ず知らずの他人を救おうと、200名からなる実戦部隊と殴りあった。 その少年のことを考えると、アニェーゼはいつも胸が苦しくなる。胸を抱きしめて、思う。 “カミジョウ、とか言いましたっけ・・・” 利害関係の無い他人を助けるその態度に、凄まじい違和感を感じたものだ。そう長くは無い人生の中で、利害に関係なく助けてもらったことが無かったから。 しかし、その少年はやって見せた。しかも、それが普通であるように。 そのことを思い出すと、胸は苦しくなると同時に、熱くなる。胸だけでなく、全身が。
- 283 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 21:20:12 ID:CXY6vlBP]
- その熱さを慰めるように、ひとりでに手が動く。
「ん…」 指がまだ慎ましい胸に触れ、上衣の上からその先端をやさしくさする。 「ふううう…」 見る間にその先端はとがり、下着を押し上げ、自己主張を始めた。 「うんん…やあぁ」 衣服の上からではもどかしい。 “直に…” ワンピースの隙間から手を入れ、下着をずり上げる。 「ひうっ」 健気に起き上がった桜色のつぼみを指でつまみ、潰すように弄る。それだけで鋭い声を漏らしてしまう。 「あ、あっ…」 “この指が、カミジョウのだったら…” 「ひあっ、ふう・・・んっ」 上条の指を想像し、ひとしきり胸をいじめると、それだけで達しそうになった。 ほほが上気し、瞳がとろんとする。幼い容姿と快感を知ったその表情。そのギャップが、この年代特有の壮絶な色気をかもし出す。 「ん…」 半開きの唇に人差し指を触れさせる。少しだけ濡らしたその指を、滑らかな腹部にツーッと下ろしていく。 「ああ…」 薄手の生地はその感触を良く伝えるばかりでなく、皮膚をこすり新たな快感を引き出していく。 “感じるところじゃ、無いってのに…” 本来は特に敏感ではない腹部に触れただけでこうだ。ならば、指の終着点ではどれほどの快感を呼び起こしてしまうのだろう? 快感への恐怖と好奇心の赴くまま、アニェーゼは指を這わす。 快感がなめるように高まっていく。 震える片手でスカートを捲り上げた。その下の下着は、すっかり濡れぼそり、その中に息づく部位の形を浮き上がらせている。 “見られちまい、ましたよね…” あの日、バランスを崩した上条にスカートの中を思いっきり見られた。そのときの視線を思い出すと、それだけ秘所が疼く気がする。
- 284 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 21:27:45 ID:CXY6vlBP]
- その疼きにうかされる様に、秘所に触れた。
「〜〜〜〜っ!」 したことは、下着の上から秘所を下から上に撫で上げただけ。 しかし、布がいきりあがったクリトリスを擦り上げ、飛びそうなほどの快感を呼び起こした。軽く達してしまう。 一瞬呆けたその間にも、欲望に正直な両手は秘所を蹂躙し続ける。 「あぅ、いや、駄目ぇ…!」 その手は本当に別人の手になってしまったかのようだ。 濡れ果てた下着をずり下ろし、容赦なくアニェーゼの秘所を攻め立て、快感を引きずり出していく。発毛の薄いアニェーゼの秘所は、すでに慎ましやかな花弁をほころばせ、蜜を滴らせていた。先ほど刺激された突起も充血しきり、ひくひくと震えている。 「んくっ、あ、あ、ひ、ゃ」 クリトリスをつまみ、捻り、擦り上げる。 「ひうっ!あうっ、強すぎるっ・・・!」 軽く爪まで立てると、電流のように鋭い快感が脳に走る。 「はっ、はっ、はっ、んん、はっ」 綻んだ花弁のその奥に息づく、膣の粘膜を刺激する。狭い亀裂を広げただけで、白みのかった愛液が尽きることなく溢れ出してきた。 「んんっ!」 人差し指を挿れる。ストリートチルドレン時代に変態相手の売春で処女などとっくに失った。 それどころか、膣の襞を刺激される快感も覚えている。幸か不幸か、アニェーゼのそこはクリトリスにも匹敵する快感をもたらしてくれる。 何度も男の剛直でえぐられたはずのそこは、しかし指一本でもきつい。アニェーゼが小柄なのもあるが、襞が吸い付いて離れないのだ。それでも指を激しく動かし、快感を貪る。 「ん、んん、あっ」 さらに、中指まで挿入。蕩けたようなそこは、簡単にそれを飲み込み、しかし離さない。指にかかる抵抗が、ますます快感を引き出していく。 「あう、ひ、あう、あああっ」 中指が、膣奥にあるしこりに届く。そこを激しく擦り上げる。頭が快感で埋め尽くされ、しかしなおもまだ足りない。一層擦りあげる指の動きに合わせ、くちゃくちゃと淫靡な水音が室内に響く。
- 285 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 21:31:21 ID:CXY6vlBP]
- 両手は秘所だけでなく、その後ろのすぼまりにも伸びていく。さすがにこちらで男の相手をしたことは無いが、それでも十分な快感を与えてくれる器官と化していた。
「う、あう…変な感じ…」 軽く菊座の周辺に触れただけでも、じんわりした快感が呼び起こされる。あふれ出る愛液を指にこすりつけ、同じく愛液でぬれたそこにゆっくりと挿入していく。 「んんん…あはぁ…」 少しの間動かさない。しかし、菊座から直腸の内壁が勝手に蠢き、指に吸い付いて快感を引き出そうと催促する。 「ん、ん、ん…」 恐る恐る抜き差しを始める。ゆっくりとした動きにもかかわらず、もたらされる快感は秘所にも劣らない。 「あ、あひっ、ふああっ、いいっ、いいよカミジョウ…!」 上条の名を呼びながらはしたなくあえぐ。しかし、脳を埋め尽くす快感の前に、そんなことを気にする余裕は無い。それに、ただただ快感を貪ろうとするその姿は、淫靡な美しさに満ちている。 「ん、んっ、カミジョウ、もっと…!」 二つの穴をもっと満たして欲しい。その欲求に従い、前にも後ろにも、指を一本ずつ追加する。 「あふんっ、きついよぅ…」 限界にまで広がる膣穴と菊穴。指で埋め尽くされたそこから、狂おしい快感が呼び出される。 「あ、あ、ああっ、カミジョウ、カミジョウっ・・・!」 我慢できずに激しく抜き差しする。二つの穴も共に妖しく蠢き、最後の快感の頂点へと激流のように押し上げていく。 「あ、あ、あ、あ、あ…!」 あえぐ声が鋭く短くなり、切迫していく。体もびくびくと痙攣する。 そして。 「カミジョウ、カミジョウ、も、駄目…あ、あ、ああああああああああーっ!」 絶叫した瞬間、頭が白く染まった。頭に収まりきらない快感が全身を駆け巡り、全身を硬直させ、また跳ねさせる。上条を想って自分を慰める時に味わう快感は、その前のどんな快感にも勝る。
- 286 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 21:34:18 ID:CXY6vlBP]
- 「ふう、ふう、ふう…」
長く深い絶頂のあとの、荒い吐息と心地よい虚脱感。それにしばしの間身を任せる。 快感でまだぼんやりとする頭で考える。 “カミジョウ…” 彼が見せてくれた世界は、優しかった。見ず知らずの他人にも、救いの手を差し伸べるような。 ストリートチルドレンだった自分がただただ望み、しかし、ローマ正教の孤児院で実戦部隊員として育てられた自分は諦めざるを得なかった世界。上条当麻は、その世界そのものだった。 あの日、寝ぼけた自分が彼の元を訪れたのも、その優しい世界のにおいに惹かれたからなのだろう。あの日はまだ無意識だったし、そもそも敵対していた。しかし、今でははっきりと惹かれているのを自覚できる。 「これからどうしましょうかね…」 ぼんやりと呟く。当てなど別に無い。 「…会いたい、っすね」 そんな言葉が、ふと口をついて出た。一瞬そんな自分に驚く。しかし、それはとてもいい思いつきに思えた。だから、 “会いに、行きやしょう” 心に決めるとそれだけで、先ほどまで全身を覆っていた疲労が消えたような感じがした。 軽くなった体を動かし、手早く衣服を整える。姿見で確認すると、荷物を持ち、扉を開けて前に進んだ。軽い足取りで、恋焦がれた世界に会うために。
- 287 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 21:40:00 ID:CXY6vlBP]
- 以上です。
初SSなので見苦しい点が多々ありますが、平にご容赦くださいませ。 もしかしたら続くかも、です。ではノシ
- 288 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 22:37:24 ID:SYRZtQrd]
- イイ!
- 289 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 23:33:23 ID:nMQFN8lg]
- 好!
続くのでしたら期待しまっさ
- 290 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 23:40:10 ID:UaSHKWoK]
- GJ!!
アニェーゼ可愛い〜!
- 291 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/30(火) 23:49:10 ID:Iu4VmDfx]
- ちょw
いつからここはエロパロSSスレになったんですかwww でもGJ。
- 292 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/31(水) 00:47:18 ID:5AhdSIv8]
- スゴク(・∀・)イイ!!
GJ!! アニェーゼ可愛いよアニェーゼ
- 293 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/05/31(水) 23:35:34 ID:IHISIoda]
- 一方さん受けまだ?
- 294 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/01(木) 00:16:38 ID:rtmGjUN2]
- ブラックラグーン2巻の双子の話しとか。
五巻のヤクザの話しを彷彿させるな。
- 295 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/01(木) 06:14:55 ID:l4KVCqrQ]
- >>282-286
アニェーゼ可愛いなー、GJっ こんなエロスなものの後にエロ無しの部分を投下するのは気が引けますが >>259からの続きです
- 296 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/01(木) 06:15:42 ID:l4KVCqrQ]
- 『今度の土曜。付き合って欲しい』
『今度の土曜日に病室移るらしいんだけど……、い、一緒に行かない?』 『とうまとうま、今度の土曜日にかおりが来るんだって』 「ああぁぁぁぁーー!!」 早朝と言うにはやや過ぎた感もある時刻、突然真横で発生した雄叫びにインデックスは安らかな眠りを妨げられた。 「ひゃい!?な、何かな?」 かぶっていた毛布からもぞもぞと這い出ると、目の前には上体を起こして固まっている上条の姿があった。昨夜はあのまま眠ってしまったので、当然裸である。 「わ……、朝から元気だね、とうま」 と言ったインデックスの視線の先には、朝の生理現象を高らかに誇示している上条の分身が。 「って、どこ見て言っているっ」 「そんな、朝からなんてケダモノだね、とうまは」 「話を聞けっ!」 閑話休題。 「それで?何でいきなり叫んだりなんかしたのかな?とうまは」 朝餉の席で、インデックスはお茶碗を差し出しながら半眼で安眠を妨げた不届き者の顔を見やった。 「あー、いやたいした事じゃないんだけど」 インデックスから茶碗を受け取り、三杯目のご飯をよそいながら上条はインデックスに一つ確認を取る。 「昨夜さ、今度の土曜に神裂がこっちに来るって言ってたよな。何時ごろ来るかとかって書いてあったか?」 「え?うーんとね、夕方の6時くらいにお伺いしますってあったかも」 ご飯が盛られた茶碗を受け取り質問に答える。 この少女には完全記憶能力と言う異才が備わっていて、一度見たものは決して忘れないという特技を持っている。 幸せそうにお米を頬張るその姿は、ただの大飯喰らいに見えるのだが。 「……なんか不遜な事を考えてるかも」 「いや、別に?」 視線を手元の塩鮭へと逸らす。 今日の朝食は純和風。塩鮭・玉子焼き・蜆の味噌汁(インスタント)・ホウレン草の胡麻和え・沢庵と言うメニューが食卓には並んでいた。 ちなみにインデックス分のおかずは既に無く、今は沢庵だけが彼女の友達だ。 「でもなんで急にそんな事を聞くのかな?昨夜は承諾してたのに」 沢庵をぽりぽり齧りながら当然の疑問を投げてくるインデックス。 「あぁ、ちょっとうっかりしてた。まー、午後だけで済むと思うから夕方なら間に合うだろ」 鮭を箸で切り分けながら、上条は答える。 「ほほう。それは一体どんな用事なのかな?」 握り箸で器用にご飯を掬いながら、更に疑問を投げかける。 「んー、どんな用事と聞かれると……一つはお見舞いだけど」 「一つは、って事は複数約束があるんだね。どうしてとうまはそうやってあっちこっちへふらふらしちゃうのかな」 憤懣やるかたなし、と言った感でご飯を掻き込む。 「ふらふら、ってなぁお前」 「ふんだ。私と出かけてくれた事なんて数える位しかないのに、とうまは他の人とはよく外で遊ぶんだね」 ここまで来て、どうして彼女がこうも突っかかってくるのかに感づく。 要するに。 「ひょっとして、拗ねてるのか?インデックス」 「!?」 ピタリ、と箸の動きが止まった。 「そーかそーか。確かにお前と一緒に出かけた事なんて数回位しかないけど、それはお前の立場が微妙なものだと言う事実に起因する事柄であって、決して俺の本意ではって何で音も無くゆらりと立ち上がってちょっとまギニャー!!」 怒りに身を任せ噛み付いてきたインデックスの気を静める為には、上条には日曜は一緒に出かける約束をすると言う選択肢にプラスアルファを加えるしか術はなかった。
- 297 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/01(木) 06:16:16 ID:l4KVCqrQ]
- 怒りの化身を鎮めている内に、時刻は既に学校に遅刻してしまうレッドゾーンに突入していた。
「あぁー!もうどうしてこうなるかなー!?」 ある意味、自業自得かと。 脱力したインデックスをベッドの上に寝かせてからダッシュで寮を駆け出す。 スクールバスは選択肢から除外済、電車に乗れば間に合うが今日に限ってダイヤに乱れが生じている模様、と朝のニュースでやっていた。 残された選択肢はただ一つ。自らの足で駆け抜けるのみ。 そんな益体もない事を考えながら走る上条の横合いから、併走する様に寄ってくる人影が現れた。 よく見なくても見知った顔だ。と言うか昨日も会っている。 平たく言えば、人影は御坂美琴だった。 「ん……、なんだ御坂か」 なんとも既視感を感じる光景である。 「よーす、なんつーか朝から元気だなぁ」 「それはお互い様なんじゃない?て言うか、アンタまた電車のトラブル?」 「そうだよ。つぅか前の話なのに良く覚えてるな」 「べ、別に良いじゃない。話が早くて済むでしょう!?」 なお、この会話中全く速度を緩めていない。 「あぁ、そう言えば昨日の話なんだけど」 此処で会ったのは好都合とばかりに、上条は先程インデックスにした物と同等の質問を美琴にも投げかけた。 「今度の土曜日の事だけど、何時ごろに見舞いに行くつもりなんだ?」 「……それは、電話でって言わなかったっけ」 少しのタイムラグの後、美琴は昨日の別れの台詞を再度口にした。 「まあそうだけど。でも、丁度此処で会ったんだから今聞いても支障はないだろ?」 「……私から電話するってば」 「何だ、まだ何時かも決めてないのか。だったら昼過ぎとかでも良いか?」 「だから!私から連絡するから!それまでアンタは待ってなさい!」 上条からの提案に、突如語気を荒める。 どうでもよい事だが、たいした肺活量である。 「何だよ。何か気に触ること言ったか、俺?」 突然の美琴の気の高ぶり様に、困惑する上条。 「何でも、無いわよ。とにかく、今日中に電話するからそれまで待っててよ」 「あー、うん。わかった」 この会話を最後に、お互いの学校へと別れるまで二人が言葉を交わす事は無かった。
- 298 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/01(木) 06:17:00 ID:l4KVCqrQ]
- 結論から言えば。
「上条ちゃんも廊下に立ってるですー!」 遅刻しました。 ついでに先客もいた。 「おはよう」 「おはよう姫神。……なんでお前も遅刻してんだ?小萌先生と一緒に学校に来れるだろ」 一緒に住んでるんだし、と続ける上条に、 「昨夜は遅くまでお説教。二人して寝坊した。それに。小萌先生の車は一人乗り」 一緒に住んでいるからと言って贔屓をするほど小萌も甘くは無い、と言う事か。 「説教、って?」 「昨日。午後の授業丸々サボった事」 姫神の返答に上条は赤面した。脳裏には昨日の映像が生々しく蘇えってくる。 「多分。後で君もお説教されるかと。覚悟は出来てる?」 言われて気付く。遅刻したから廊下に立たせるなんてのは今まで一度もされた事は無かった。となると、今のこの状況は。 「ひょっとして昨日のサボりも加味されてるのか?これ」 「そうだと思う」 「あぁ、そう言えば」 天を仰ぐ事数秒、気を取り直すように上条は姫神へ質問してみる事にした。 質問はもちろん。 「今度の土曜に付き合って欲しいって言ってたけど、何時ごろに付き合えばいいんだ?」 「言ってなかったっけ」 「少なくとも俺の記憶には無いが」 姫神は、右の人差し指で自分の頬をぺちぺち叩きながら、 「そうだね。三時か四時くらいが良いかな」 と、アバウトに答えてきた。 「ふーん。で、場所は?」 上条のこの問いに、姫神は上条たちの住む場所に程近い駅前のデパートの名前を口にした。 「あそこか?」 言外に、『何でまたそんな所に?』と言う雰囲気を滲ませて上条が疑問を口にする。 「私服の買い物。新しいのが必要になったから」 その上条の疑問に簡潔に答える。 「……って、何でそれに付き合って欲しいと仰るのでせう?」 「男の子からの参考意見は。貴重」 少し頬を朱に染めて、俯きがちになりながら姫神は小声で答えた。そう言われると、断るに断り難いと言うか何と言うか。 「あー、と。じゃあ四時ごろに駅前で良いか?」 「君がそれで良いなら」 二人の間にいい感じの空気が流れた所で。 「こらー、二人ともー。何をぺちゃぺちゃお話ししてるんですかー?ちゃんと反省してるですー?」 朝のHRを終えた小萌先生からお叱りの言葉が飛んできました。
- 299 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/01(木) 06:17:40 ID:l4KVCqrQ]
- 昼休み。
昼食をとりに食堂へと向かう上条の胸ポケットから、誰かからの着信を知らせるメロディが鳴り響いた。 携帯電話を取り出して着信番号を見るが、その番号に見覚えは無い。 誰だこれ、と思いつつ電話に出る。 「もしもし、どちらさんですか」 『どちらさん、って電話するって言ったでしょ!?私よ、私』 「えーと、新手のオレオレ詐欺か?」 『アンタ、分かってて言ってるわね!?』 「分かった。分かったから怒鳴らないでくれ御坂」 電話の相手は御坂美琴だった。 「んで?用件は何でございますか?」 『決まってるでしょう。土曜日の事よ』 「……えらく早いな」 思わず率直な感想を洩らす。 『きょ、今日中って言ってたじゃない。それにアンタが早く知りたがってたみたいだったし』 何故か美琴の口調に焦りが混じる。 「……まぁ良いか。それで、何時に病院に行くんだ?」 出来れば他の約束と被らない時間にならないかなー、などと思いつつ尋ねる。 『うん、病院の方に問い合わせてみたんだけど午前中に病室の移動をするみたい。だから、お昼過ぎに行けばあの娘も起きてると思う』 「それなら昼過ぎに病院のロビーで待ち合わせ、って感じになるか?」 『そうね、それが一番わかりやすいんじゃない?』 「じゃ、そんな感じで」 『ええ、土曜日に。あ、それと』 電話を切ろうとした間際に、美琴が一言付け加えてきた。 『これ、私の携帯からかけてるからちゃんと登録しといてよね。……それじゃ!』 ぷつっ。 「……これなら朝会った時に決めておけば、面倒掛けなくても良かったんじゃないかなぁ」 何にせよ、三つの約束は全部こなせそうではある。 「なんか出来過ぎのような気がしないでもないけど、偶にはこんなささやかな幸運が合っても良いよな」 未だに己の体質が分かってないような事を口にして、上条は再び食堂へと歩き出した。
- 300 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/01(木) 06:19:34 ID:l4KVCqrQ]
- 以上です
運命の日に向けての現状確認だけでした ではまた来ます 次回分はちゃんとエロく出来ますよーに
- 301 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/01(木) 08:44:24 ID:TLXwgdhB]
- もしかして、姫神の買い物に御坂'sがついてきたり
ねーちんとの面談に何人か飛び入りが参加したり 禁書とのお出かけが『ご一行様』と言われるほど大所帯になる可能性も!?
- 302 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/01(木) 15:50:27 ID:jn6bmNPq]
- >>296
君が、続きを書くまで、僕は、ワッフルをやめない!!
- 303 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/02(金) 07:19:54 ID:KwSyvT/I]
- ふつーにギャルゲーの主人公だよね、この当麻さん
- 304 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/02(金) 07:20:50 ID:KwSyvT/I]
- あ、言い忘れてた
乙、続編期待
- 305 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/02(金) 09:53:40 ID:xVzX8kP/]
- >>303
ギャルゲー、最後まで、喰わない だから、当麻、ギャルゲー主人公、違う オレ、当麻、エロゲ主人公思う 当麻、右手消去ない、吸収してる、思う それ、全部精力化けた、だから底なし、世界の男、絶望
- 306 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/02(金) 12:29:05 ID:QYURfI7i]
- じゃあまさか
一巻の「竜王の吐息」を受け止めた直後の奴は−ッ!? ねーちんとインデックス逃げて ステイルも逃げて 皆掘られちゃう
- 307 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/03(土) 17:45:30 ID:bowjT1Uj]
- ところで三巻の99Pの最後の行のってなんなんだ?
誰か教えてくれ
- 308 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/03(土) 20:42:29 ID:buPI9ldI]
- 内臓がないぞう
腸か子宮かお好きな方で('A`)
- 309 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/03(土) 21:04:12 ID:ax/cQ4qX]
- あれはビリビリ袋だ
- 310 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/04(日) 00:53:15 ID:6ufZMteY]
- >>309 Σ(゚Д゚;エーッ!
アニェーゼを書いたものです。続きを書いてみたので序盤を投下してみます。 大作の後なので気が引けます…
- 311 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/04(日) 00:54:15 ID:6ufZMteY]
- その日、上条当麻は一人で帰宅の途についていた。理由は、掃除当番を賭けたじゃんけんで、当然のように負けたからだった。一人で教室中を掃除するのは結構な手間で、こんな時間になってしまった。
「うう、不幸だ…てか、誰も手伝ってくんないとは、ここはいつから義理も人情もない東京砂漠になったんだと問い詰めたい!」 クラスメイト、特に青髪ピアスと土御門の顔を思い浮かべて誰にともなく愚痴る。 道には上条のほかには誰もいない。 「ま、たまにはこんな帰り道もいいか」 夕刻の涼しい風をほほに受け、夕日の光に目を細めながら、のんびり呟く。なんだかんだで、人がいいのだ。 今日の夕飯のことなどをつらつら考え、誰もいない帰り道をゆっくり歩いていく。 と、無人のはずのその視界の端に、何かが映った。 「?」 視線をそちらにやる。 「!」 一瞬だが確かに視界に映ったのは、十字教の尼僧服。 学園都市ではまずお目にかかれない服装だ。 “魔術師!?” この夏に幾度となく魔術戦を経験している上条の体を、焦燥感が駆け抜ける。 追跡か、それとも帰宅を急ぐか。 現在の位置と、インデックスのいる寮の位置をすばやく勘案する。かなりの距離があるし、不慣れな人間には分かりにくい。それに、下手に帰宅すれば、そこに敵を誘導しないとも限らない。追跡の方が分がよさそうだ。
- 312 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/04(日) 00:55:21 ID:6ufZMteY]
- そうと決まれば駆け出す。同時に携帯電話を取り出し、インデックスに連絡を取る。
コール音。一、二、三、四、五。 インデックスが出た。 「はははい、こちらかみじょーですはい!」 電話口の声は、相変わらず慌てているようだ。 「今日は電話に出るのが早かったな、インデックス」 「む、その声はとうまだね。どうしたの?なんか走ってるみたいな音が聞こえるんだよ」 相手が当麻だと判ると、その声は少し落ち着きを取り戻したようだ。 「悪い、少し用事ができた!夕飯が遅れるけど勘弁な!」 答えも聞かずに電話を切る。受話器から腹ペコ少女の悲痛な叫びが聞こえてきたような気がするが気にしない。 問題の人物が曲がった道を曲がると、その先に尼僧服がゆれる。 その影を追う。 何度か道を曲がるうちに、道幅はだんだんと狭くなり、細い裏路地に入り込む。 “なんだ?わざと追跡させてる?” その影は一定以上上条から離れない。それに、見失うことがないように必ず視界を掠めて動いている。 “まさか、誘ってるのか?” そんな警戒心が生まれるが、それでもやめるという選択肢は無い。 何度目かの隘路を駆け抜けると、三方を建物と壁に囲まれた路地裏に出た。建物にも壁の向こうにもは人気は無い。背の低い壁から、太陽の光が差し込んできていた。 問題の人物は、当麻の視線の先に背を見せて静かにたたずんでいる。 荒い吐息と靴音で当麻が来たのを察したのか、影はゆっくりと振り返った。 その顔を見て驚く。 「な、お前、アニェーゼ・サンクティス!?」 「お久しぶりっすね、カミジョウトウマ」 例の奇妙な日本語を操り、アニェーゼ・サンクティスはロングスカートのようになった尼僧服の裾をつまみ、軽く一礼して見せた。
- 313 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/04(日) 00:58:06 ID:6ufZMteY]
- 「名前を覚えていてくれたとは光栄です。
ああ、そんなに警戒しなくても大丈夫っすよ。やりあう気なんかこれっぽっちもありゃしませんから」 その言葉を直接信じたわけではないが、確かにアニェーゼは戦う気がないように見える。 ほう、と息を吐き、警戒のレベルを下げる。 しかし、意図を量りかね、それがかすかな緊張感を生む。 そんな当麻に苦笑して、 「ま、信用できゃしませんよね。やりあったのはつい最近だってんですから」 アニェーゼは肩をすくめる。しかしなんとなく、予想どおりの反応を引き出せた、というふうににんまりしているようにも見えた。 だから、と続け、 「確かめてください、カミジョウ。あなたの手で、私にやる気が無いってことを」 “は?ナンテイッタンデスカコノヒト” 上条の思考がフリーズする。そんな上条を尻目に、アニェーゼが動く。 パサ、と軽い音がした。その音で我に帰った当麻が見たのは、地面に落ちたフード。 空気にさらされた細い三つ編みがゆれる。 その次は喉もとのケープを外し、やはり地面に落とす。 そして、尼僧服のボタンを外し始めた。 さすがにアニェーゼが何をしようとしているのか察した上条が慌てて叫ぶ。 「ア、アニェーゼ!?分かった、お前にやる気がないのはよく分かったから…!」 叫びながらアニェーゼから目をそらそうとする上条。 「ああ、目を逸らさないで下さいよ、服の中に何も無いことも確認してもらわなきゃなりませんから」 ふざけたようなその言葉とは裏腹に、アニェーゼの表情に余裕が無い。 “下手に刺激するわけにもいかないか…だけどこりゃまずいだろ!” アニェーゼの表情からそんな様子を読み取った上条は、結果として身動きが取れなくなってしまい。 その結果、とりあえず見ていることしか出来なくなる。
- 314 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/04(日) 01:05:42 ID:6ufZMteY]
- その結果、とりあえず見ていることしか出来なくなる。
“女の子の脱衣を見てるだけ…俺はいつから変態さんになってしまったんでせう?” ギャグを心の中でつぶやき、何とか平静を保とうとするものの、当然ながら上手くいかない。 女の子の裸ならこの夏に何度も見ているとはいえ、見慣れるほど経験豊富というわけではない。 そうこうしているうちに、アニェーゼは下着姿になっていた。白い下着が夕焼けに染まり、なんともいえない光沢を放つ。 当麻はとりあえずほっとする。さすがにこれ以上脱ぐことはないだろう、と思ったのだ。 その上で、アニェーゼがいう確認ということを考える。 “確認って、やっぱり右手で触れるんだろうな…うう、触るとなると下着の上からでも緊張しますねというか健全な男子高校生としては素肌のほうがいいというかそれはさすがに人間としてどうなのよとか…!” 混乱しつつも、なんとかその覚悟を決めていた。 しかし。 アニェーゼは躊躇することなく下着にも手をかけ、脱ぎ始める。 「な、アニェーゼ!?そのままでも充分だろうが!?」 覚悟を鮮やかに瞬殺された上条は喚く。 「無用心ですねぇ。女はどこにだって武器を隠せるんすから、きちんと隅々まで調べなきゃ安心できないでしょうが?」 そう答えながらアニェーゼはブラを外し、ショーツからゆっくり足を片方づつ引き抜いていく。まるで見せ付けるようだ。 ご丁寧に靴と靴下まで脱ぐと、アニェーゼは完全無欠の全裸になった。 必死にその裸体から目をそらそうとする上条に、からかうように告げる。 「なにをいまさら。あの時に私の裸は見てるじゃないっすか」 猛然と反論しよう首をめぐらした上条だが、アニェーゼの体を直視してしまいそうになり、慌ててその動きを止める。
- 315 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/04(日) 01:12:28 ID:6ufZMteY]
- 以上です。以下もあるんですが、もう少し煮詰めたいのでご容赦を。
読み返してみると当麻の性格を書ききれてないですね…orz 反省しながらノシ
- 316 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/04(日) 08:10:01 ID:KpB2PPvb]
- ああーん(*´Д`)!!
続きが待ち遠しい!!
- 317 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/04(日) 17:53:34 ID:4bCw6w8I]
- GJ!!
- 318 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/04(日) 23:05:00 ID:XmD37kr0]
- つ・づ・き! つ・づ・き!
エロスをwktkして待ってます
- 319 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/05(月) 22:26:03 ID:XXY8EZL7]
- >>314
続きです。エロは薄めですが、投下させて頂きます。
- 320 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/05(月) 22:26:37 ID:XXY8EZL7]
- 凹凸の少ない体つきだが、やはりオンナノコノハダカ、というだけで上条にはインパクト大だ。
しかも、夕日がアニェーゼの身体に刻む陰影は、裸体をはるかに官能的に演出して見せていた。 頭をぶんぶんと振っては見たものの、視界に入った一瞬で脳裏に焼きついた映像は消えそうも無い。 “うわー、うわー、うわー!!” その刺激で、頭の中の冷静な部分がどんどん欠落していく。 そんな余裕のない上条に追い討ちをかけるように、アニェーゼは歩み寄る。 そして真っ赤になった上条の顔を下から覗き込み、告げる。この上もなく魅力的な笑みと共に。 「さあ、調べてください。主に誓って、決して抵抗はしませんから」 「しししし調べるって…」 「その右手。なんだか分かりませんが、霊装や術式を破壊できるんでしょう?それで私の体に触れてくれれば良いんですよ」 とはいっても、ここで簡単に手を出すほど上条の自制心は安く無い。 「んなこと出来る訳ないだろう!」 「そう、ですか…」 しょんぼりしてうなだれるアニェーゼ。 その様子に、ふうやれやれ諦めてくれたっぽいぞ、と上条は内心胸をなでおろした。 健康な男子高校生の本音を言えば残念ではあるが、それでも流されるままに致してしまえばきっと後悔する、と確信していたから。 しかし。 「じゃあ、こっちで勝手にやっちまいますね」 アニェーゼはそう言って。上条の期待を再び吹っ飛ばした。
- 321 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/05(月) 22:28:59 ID:XXY8EZL7]
- アニェーゼは上条の右手をとり、両手で包み込む。
そして、躊躇うことなく自分の左胸に押し付けた。 プニ 「お、あ、え!?」 右手が伝えてくる柔らかな感触に、上条は意味不明な叫びをもらす。しかし、アニェーゼの手を強引に振りほどいたりはしない。 そんな優しさに感謝し、アニェーゼは右手のぬくもりを存分に味わう。 “温かい…” 人間のぬくもりを感じたのは、本当に久しぶりなのだ。記憶も薄れかけている両親以来といってもいいかもしれない。 “ここだけじゃ、嫌ですね…” 全身に上条のぬくもりを感じるべく、アニェーゼはとった右手を全身に這わせ始める。 左胸、そして右胸。上条の指が胸の先端の突起に触れたときには、むずがゆいような感覚が走った。思わず呻くように声を上げてしまう。 「うん…」 少しだけその周囲を撫で回す。それだけで突起が硬くしこってくるのが分かった。 その感触を名残惜しく想いながら、手を下に滑らせる。 すべすべの腹部。たるみの無いそこを手のひらで擦り付けるように撫でる。 「んん…」 くすぐられるような感触に吐息を漏らす。手の届く範囲で背中も撫でる。 下腹まで上条の右手を滑らせ、今度は太股に導く。太股の前を撫で、手を巡らせて太股の裏も撫で擦った。 そして足を少し開き、内股に右手を滑らせる。 “!?” 右手の感触に上条はぎょっとする。肌の感触のほかに、ぬめる液体の感触。健全な男子高校生である上条は、その液体が何かすぐに察する。
- 322 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/05(月) 22:30:52 ID:XXY8EZL7]
- “アニェーゼ、濡れて…?”
上条の表情に気づいたのか、アニェーゼはかすかに羞恥の笑みを浮かべ。 右手を、太股で挟み込んだ。さらに、上条の右手を挟み込んだまま腰を前後に揺らし始める。秘所には触れてはいないものの、まるで素股のようだ。 事実、アニェーゼはそこから快感を得ていた。内股を伝う雫の量が増える。 “カミジョウに、知られちまいます…” そんな羞恥も、いまや快感を増大するスパイスにしかならない。 腰を揺らしていたのは少しの間だったが、それだけで右手はアニェーゼの漏らした雫に塗れていた。 そんな右手をアニェーゼは一旦体から離す。 「ふふ、これで体の表面は大体調べましたね」 その声で我に帰る上条。 「なあ、アニェーゼ、もうやめようぜ。お前の体に魔術がかかってたって、右手で触れたら消えちまってるんだから」 「あら、でもその効果は体内で刻んだ魔術にも有効なんですか?」 上条は返答に詰まる。否定しきれない。それに実際にそこまでは無理だ。もしそうなら、上条はインデックスに触れただけで「首輪」の術式を破壊できただろうから。 答えを返せない上条を見て、 「体内に刻む術式だってあります。だから、体の中も調べなきゃいけませんよね?」 アニェーゼは言い。 右手に、口付けた。そのまま舌を使い、自身の雫に塗れた右手を舐め上げていく。 「ん、ん、っは、はむ…」 アニェーゼの吐息と右手が伝える小さな舌とかすかな粘りを持つ唾液の感触。さらに、その行為が生み出すぷちゅぷちゅという水音。それにアニェーゼの発情した雌の香り。 アニェーゼの行為は、上条の感覚を刺激し、興奮を高めていく。それでも上条の理性は状況に抗い、雄の生理現象を必死に押さえ込む。 “鎮まれっ、鎮まれっ!”
- 323 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/05(月) 22:32:25 ID:XXY8EZL7]
- “頑張りますね…大した精神力です”
指を舌で舐りながら、アニェーゼは内心、上条の精神力に驚いていた。この年代はもてあましてしまうほどに性欲が強いはずなのに、意志力だけでそれを押さえ込んでいるようだ。事実、上条の股間には未だ何の変化も見受けられない。 “でももう限界でしょう、カミジョウ?” 「…ぷはっ」 指から口を離す。しかし、両手は右手に添えたままだ。 「口は、調べ終わりましたね…」 でも、と続け、 「まだ、調べてない場所がありますよね…?」 “まさか、マン…!” 上条は反射的にその場所の名前を頭に浮かべかけ、慌ててその妄想を頭から追い払おうとする。無駄な努力だったが。 「ふふ、多分、あなたの思ってる通りですよ…」 熱い吐息を漏らしながら、アニェーゼは上条の手を下腹部のさらに下に誘う。 右手が伝えるかすかな陰毛の感触に、上条の頭はオーバーヒートしそうになった。 “うわ…凄い…” 先ほど内股を触った時に分かってはいたが、アニェーゼのそこはすでに濡れぼそり、男を待ち焦がれるようにひくひくと蠢いていた。 と、そこでアニェーゼが唐突に右手から両手を離す。 “?” 不思議に思っていると、 「ここから先は、あなたが調べてください」 アニェーゼの爆弾発言。上条の頭が真空になる。それでも何とか辛うじて、 「出来、ない…」 歯を食いしばって呻く。少しでも気合をぬけば、自制心が雄の本能の流されてしまいそうだ。
- 324 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/05(月) 22:34:26 ID:XXY8EZL7]
- 「どうしてです…?」
アニェーゼが俯いて呟く。呆然としていた。単なる高校生が、これほどまでに快感を拒否できるとは思ってもいなかったから。 「オレは、こんなことしなくても、お前が何の魔術も使ってないことくらい分かる…だから、無意味だからだ…」 「何で、そんなことが分かるってんですか…?」 心底の疑問を、アニェーゼは尋ねる。それに、上条は答えた。 「大したことじゃ、ねぇよ…お前の心を、信じてる…ただそれだけだ」 それは上条当麻の世界のあり方の宣誓。魔術師が魔法名を名乗るのと等価の意味を持つ、誓いの言葉。自分も他人も信じ、傷つくことさえ恐れない、強さの証。 …アニェーゼが惹かれた心のカタチ。 アニェーゼの瞳から、雫が一筋、零れ落ちた。それは見る間に数を増やし、ほほに幾つもの筋を走らせていく。 「うっ、ううっ、ひっく…」 我知らず、嗚咽が漏れる。上条の世界に触れたくて学園都市にまでやってきた。それなのに自分のやっていることはなんなのだろう?相手の善意につけ込み、自分の欲望を満たそうとするその態度は、上条のそれとは正反対だ。それに気づいてしまった。 そんな自分に醜さを感じ、アニェーゼは上条に抱きついて恥も外聞もなく泣きじゃくる。 「…汚し、汚しちまいましたっ…っく、そこに、私も、行きたかったのに…私の望みは、そこなのに…!」
- 325 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/05(月) 22:35:07 ID:XXY8EZL7]
- 解放されてボーっとする暇もなく、いきなり泣き出したアニェーゼにおろおろしていた上条だったが、嗚咽に含まれる言葉で、なんとなく分かってしまう。アニェーゼが結局何しに来たのかを。
泣きじゃくるアニェーゼを左手でそっと抱き、右手で頭を撫でる。もう泣かなくていいよと告げるように。安心していいよと教えるように。 「憧れの世界を、傷つけちまったって思うのか?」 胸の中でアニェーゼは何度も頷きをかえす。 「そんな世界に自分は行けないって思ってるのか?」 やはりアニェーゼは頷いた。 そこで確信する。目の前にいるのはただ深く傷けられた少女。そして、必死に助けを呼んでいた少女。上条当麻が、味方でいられる相手。 だから、告げる。 「そんな絶望を抱えちまってんなら」 万感の声と共に。 「オレがその幻想をぶち殺す」 強く強く、宣誓した。 そう言いきった上条を、アニェーゼは顔を上げ、泣き笑いのような表情で見上げてくる。 そんなアニェーゼを、上条は素直に可愛いと思う。 そして腹を括る。この少女を救うには、言葉だけでは足りないから。
- 326 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/05(月) 22:37:23 ID:XXY8EZL7]
- ここまでです。
ここから怒涛のHシーンに逝きたいところですが、どうなるやら。 気長に待っていただけると幸いです。ではノシ
- 327 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/06(火) 00:20:07 ID:EpEqKOtN]
- 激しくGJ!!!
続きが楽しみでしょうがないです
- 328 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/06(火) 06:52:22 ID:om89WpDG]
- (*゚Д゚)
- 329 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/06(火) 22:47:04 ID:Hz0fN6oF]
- GJ!
上条×ビリビリまたは白井とか誰か書いてくれないかなぁ
- 330 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/06(火) 22:52:21 ID:8D9YEwxl]
- OKブラザーGJだぜぃ
少しづつ作品も増えてきてるしここも軌道に乗りつつあるかっ?
- 331 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/06(火) 23:26:03 ID:2qeI1Y2j]
- むふぅGJ
やっぱエロパロスレなんだしエロスがないとね …今日は帰ろう
- 332 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/07(水) 20:29:33 ID:UZo+spBA]
- 純愛を書こうと思う
時間的な問題でいつになるかはわからんが早くに書けるといいなぁ
- 333 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/07(水) 21:28:08 ID:eONNaBsP]
- >>332
期待
- 334 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/07(水) 23:14:42 ID:bk7t+hzX]
- >>332
純愛ものですか 自分には書けそうもないですにゃー 期待待ち では>>299からの続きを投下します ほんのりエロ風味(意味不明)
- 335 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/07(水) 23:16:37 ID:bk7t+hzX]
- そして、運命の日がやってきた。
と言っても自身の迂闊さが招いた事ではあるが。 (そういえば御坂妹と会うのは久しぶりだな) 上条は、事件が起こるたびにお世話になっている病院のロビーでそんな事を考えながら長椅子に腰を下ろしていた。 既に時刻は十二時を大きく回っている。 授業が終わった後、即、教室を飛び出してここまで飛んできたのだが、そんなに急がなくても良かったようである。 到着してから待つ事三十分弱。 「あ、ゴメン。待たせてたみたいね」 自動ドアをくぐり、やはり学校から直接来たのだろう、いつもの制服姿で美琴が入ってきた。 「いや、気にすんな。どうせ面会時間は一時からだしな」 立ち上がりながら上条は美琴を迎える。 「ホントゴメンねー。黒子のやつがなかなか離れてくれなくってさー」 いやー参ったわ、と続けながら上条方へ歩み寄る。 「ん?白井も御坂妹の見舞いに来たがっていたのか?」 「そうじゃないわよ。そもそも黒子にあの子の事は教えてないし」 『あー疲れたー』とアピールするように首をクリクリ回しながら続ける。 「そうじゃなくて、私の用事が何であれついて来ようとしてたのよ。タイミング良くお仲間の風紀委員から連絡が入ってこなかったら、ついて来たでしょうね」 「……ついて来るとなんかマズイのか?」 「私の第六感が『妹達の事を知られちゃマズイ』って告げてくるのよ」 美琴の答えを聞いて、上条の脳裏に、とあるヴィジョンが浮かんだ。 『お、お姉様がいっぱい!?なんて言う事ですの、こうなったらもう何人でもまとめてコイですわ!うふげへ(以下略)』 「……うわぁ」 「アンタが今、何を思い浮かべたのかは、聞かないでおいてあげるわ……」 お互いにげんなりとした表情を浮かべる。 「あー、と。ちょっと早いけど、行くか?病室の番号とかは分かってるんだろ?」 「ええ、勿論。それじゃ行きましょ」 ナースセンターに行き、見舞いの許可を貰ってから病室へと向かう。 病室は個室らしく、ドアの脇には『御坂妹』と書かれたプレートが掛かっていた。 「……良いのか、これ?」 「あの子がそう名乗ったらしいから、私からは何とも言えないわよ」 まあ、『ミサカ一〇〇三二号』と書かれている方が倫理上問題アリのような気がしないでもない。 上条がそんな事を考えているうちに、美琴がドアをノックした。 「私よ。入るわよ」 答えを待たず、ドアノブを捻って部屋の中へと入っていく。数秒遅れて、上条も続いて中に入った。 病室の中はそれほど狭くも無く、壁際に置かれたベッドが部屋の四分の一ほどを占めており、御坂妹はそのベッドの上で上半身を起こして二人の事を迎えてくれていた。 薄桃色のパジャマに身を包むその姿は、この前に家に訪れた時とは違った、活き活きとした印象を上条に抱かせた。 くるりと視線を回すと、ベッドから程離れた壁際に小さなケージがあり、その中には黒い子猫がちんまりと蹲っていた。と言うか、良いのか、動物がいて。 「態々来て下さいましてありがとうございます、とミサカは心からの謝辞を申し上げます」 二人の姿を確認してから、御坂妹は深々と頭を下げた。 「頭を下げるなよ。こっちが来たくて来た訳だしな。それより体の方はもう大丈夫なのか?」 ベッドの傍まで寄ってから、上条は声を掛ける。 「はい、とミサカは率直に答えます。これからは普通の成長速度で暮らせて行けると先生に言われました、とミサカは補足します」 上条の問いに、淡々と答える。そんな口ぶりに、上条は思わず笑みを零した。それを見て、御坂妹が、 「?受け答えがどこかおかしかったでしょうか、とミサカは疑問を口にします」 「いや、相変わらすで何よりだ、って思っただけだよ。なぁ、御坂?」 と言って、上条は美琴の方へと顔を向けた。いきなり話題を振られて、 「え?ええ、そうね」 と、返してから、美琴は持っていたバッグから小さな紙袋を取り出した。
- 336 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/07(水) 23:17:15 ID:bk7t+hzX]
- 「これ、口に合うかどうか判らないけれど」
そう言って袋から出したのは黒蜜堂のフルーツあんみつ(大きめで高価な方)。 「と言うか、もう経口で食事は取れるのかしら?」 「はい、大丈夫です、とミサカは喜びを隠さずに感謝します。備え付けの冷蔵庫がありますのでそちらに入れます、とミサカは受け取る為にお姉様の方へ手を伸ばします」 「あぁいいわよ。私が入れておくから」 御坂妹の手を押し戻して、美琴はベッドの脇にある小さな冷蔵庫にフルーツあんみつを仕舞い込む。 「で、アンタは何か持ってきたの?」 美琴からの質問に、上条は自分の鞄へ手を入れて、 「…………………………、スマン、忘れた」 たっぷり十秒ほど硬直してから答えた。 「アンタねぇ、お見舞いなんだから、普通何か持ってくるってのが礼儀でしょ?」 「いや、鞄に入れたつもりだったんだが……」 ちなみに上条が御坂妹の為に買った品は、ただいま留守番二人(一人と一匹)に美味しくいただかれております。 「すまん、御坂妹」 上体を折り曲げ謝罪する上条に、御坂妹は、 「頭を上げてください、とミサカは困惑しながら要請します。あなたに謝られる理由はありません、とミサカは更に言葉を重ねます」 と、上条に頭を上げるように言葉をかける。 「いや、こんな義理に欠けるような真似は俺の信条に反するよ」 御坂妹の言葉に、上条はそう返し、 「……こう言っちゃ何だけど、かわりに何か一つ言う事を聞くって言うのはどうだ?」 「アンタってその条件が好きなの?」 出てきた上条の台詞に、大覇星祭絡みでの出来事を思い出しながら美琴が突っ込む。 「……それは、どのような用件でもよろしいのでしょうか?とミサカは確認を取ります」 そんな美琴の突っ込みをスルーして、御坂妹は上条に確認を取る。 「ああ、俺に出来る事なら何でもするけど」 「それは本当ですか?とミサカは更に念を押します」 御坂妹の再確認に、 「お、おう」 「コイツ、嘘だけは吐かないから信じても良いわよ」 上条と美琴、二人が是と唱える。 「………………でしたら」 少し逡巡するように俯いた後、御坂妹が言った言葉は、 「ミサカの初めての人になってもらえませんか?とミサカは恥らいながら本心を告げます」 病室の時間を止めるには十分すぎる破壊力を持っていた。
- 337 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/07(水) 23:20:01 ID:bk7t+hzX]
- フリーズから先に立ち直ったのは、美琴の方だった。
「あああ、アンタ、何言ってんの!?」 ボスッ、とベッドに両掌を叩き付けて御坂妹に食って掛かる。 「何、と言われましても、言葉通りですお姉様、とミサカは端的に返答します」 「言葉通りって」 御坂妹の返答に、更に言葉を重ねようとする美琴を上条が押し留める。 「ま、待て御坂。御坂妹は『初めての人』と言ったんだ。何の初めてかはまだ分からないぞ」 「そ、それもそうね。ちょっと先走りすぎたみたいね、私」 あはは、と乾いた笑いを零して、美琴は息を整えてから、御坂妹に発言の真意を問うた。 「で、アンタはコイツにどんな『初めての人』になって欲しいのかしら?」 「それは勿論、性的交渉の相手です、とミサカは即答します」 歯に衣着せぬ御坂妹の物言いに、再度時間が止まる。 「ちょ、ちょっと待て御坂妹。どうしていきなりそんな話になるんだ?」 今度は上条が先に復活した。 「実は、状況が思わしくないのです、とミサカは心配事を打ち明けます」 少し表情を翳らせて、御坂妹は上条の疑問に答える。 「今、『妹達』の内の一人がある特定の人物と同居をしているらしいのです、とミサカは恐らく初耳であろう事実を告げます。 その『妹達』はその人に並々ならぬ好意を寄せているらしく毎日のように何かしかのアプローチを試みているのです、とミサカは懸念も交えて伝えます。 ご存知かもしれませんが、私たち『妹達』はミサカネットワークを解して経験を共有する事が出来ます、とミサカはミサカたちの能力を簡潔に教授します。 ですから、もし、その『妹達』がその相手に抱かれるような事になれば、それがミサカの初めてになってしまいます、とミサカは抱いている不安を明かします」 ここまで一気に話しきり、一旦一息ついてから御坂妹は再び言葉を紡いだ。 「それはミサカの望むところではありません、とミサカはミサカらしからぬ事を言います。そんなのがミサカの初体験になるなんて認めません、とミサカは強く言い放ちます。ミサカは、たとえ他の『妹達』に反対されようとも……」 御坂妹の眼は上条を真っ直ぐ見つめている。 「ミサカは、貴方と契りたいのです、とミサカは包み隠さず本音を吐露します」 御坂妹は本気で言っている、と上条には感じられた。 無論、その横にいる彼女(『妹達』)の姉(オリジナル)にも。 「ダ、ダメよ、ダメダメ!!そんなの認められないわ!」 二人を遮る様に、美琴が体を割り込ませて異論を唱えた。 「何故ですかお姉様、とミサカは強く反駁します」 「そ、それは……とにかく!ダメなものはダメ!ぜーったいにダメ!」 「いくらお姉様の意見でもそれだけは聞けません、とミサカは聞く耳を持たない事を告げます」 う〜、と姉妹の空気は睨み合いにまで達している。 上条は、美琴と御坂妹の間に火花が見えたような気がした。実際に飛んだのかもしれない。 「ちょっと、少し落ち着けよ二人とも」 「アンタは黙ってて!」 制止に入ろうとした上条に、美琴は能力を暴発させた。美琴から発せられた電撃を、反射的に右手で受け止め、散らす。その流れで美琴の肩に手を置き、 「落ち着けって!御坂妹も、そんな事を軽々しく言わないでくれ」 と二人に言った。この上条の言葉に、御坂妹が反応する。 「軽々しく、言ったのでは、ありません」 唇が震える、言葉がすんなり出てこない。 この感情は何なのだろうか。 「ミサカは、ミサカなりに考えて、結論を出しました、と、ミサカは感情を、抑えきれずに、言います」 切れ切れに訴える。 その姿は、涙を流さずに泣いている様に上条の目に写った。 はっきり言ってしまうと、この時点で上条の中から、断る、と言う選択肢が無くなってしまった。 以前、他の誰かに請われ、それに応じたのなら。 次に、同じように頼んできた相手を断る、など。 上条当麻の選択肢には存在しない。 ただ、そうなるとこの場の問題は。 肩に置かれた上条の右手を両手で握り締めるこの少女をどうするか、と言う事になる。
- 338 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/07(水) 23:20:38 ID:bk7t+hzX]
- 「ダメよ、そんなの。絶対に、ダメ」
先程までの強い口調とは裏腹のか細い声で、それでもなお美琴は非を訴える。 その手はいまだ、上条の右手を握り締めている。 見ようによっては縋り付いている様にも、見える。 「何故なのですかお姉様、とミサカは問いかけます」 「ダメ、コイツはダメなのよ。……の女となんて、ぜったいに、ダメ」 ボソボソと反対意見を訴え続ける美琴。その彼女が最後に零した言葉を、御坂妹は聞き逃さなかった。 ちなみにこの時上条はというと。 (あー、どうするかなー。今すぐって訳には絶対いかないけど御坂妹は待ってくれそうも無いし。かといって美琴を追い出す訳にもいかないし) どうやってこの場を収めるか、と言う事に腐心していた。相変わらず要所要所で美琴スルー技能を発揮する男である。 「分かりました、ではこうしましょうお姉様、とミサカは新たな提案を述べてみます」 御坂妹の発言に、二人は(恐らく違った意味合いで)安堵の表情を作る。 「三人で致しましょう、とミサカはこれで万事解決と一息つきます」 三度、時間が止まった。 「いや待て御坂妹、それはどうかと上条さんは思うのですよ?」 「何故ですか?とミサカは疑問を口にします」 これでいけませんか?と問い掛けるように御坂妹が首を傾ける。 「何故、ってなぁ。ほら、御坂もなんか言えって……」 と、上条は美琴の方へと視線を向ける。するとそこには、 「…………」 茹で上がったように顔を真っ赤にした美琴の顔があった。 「ほら、お姉様も満更でもないようですし、とミサカは期待を隠さずに言います」 「いやちょっと美琴さん!?何故にそんな熱い眼差しで見つめてきますか!?そうじゃないでしょう、俺たちの間柄って!」 「………………まぁ、確かにこんな切っ掛けでもないとコイツの懐には飛び込めそうもないし、今ならあの邪魔っけな小娘はいないし、何より妹に先を越されたままじゃ姉の沽券に関わるし」 ぶつぶつと何やら(上条にとっては)危ない事を呟きながら、上条の右手をかっちりとかき擁く。 「ちょっとー、美琴さーん!?正気に戻りましょう!と言うか、事態がここまで来ると上条さんの処理速度はオーバーヒートを起こしてしまいそうです!!」 「安心してください、とミサカは優しく囁きます」 いつの間にかベッドから降りていた御坂妹が、上条の背中から抱きつく。 「男の人の悦ばせ方なら、知識としては持ってますから」 殆どは末の妹から流れてきた知識ですけど。
- 339 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/07(水) 23:21:11 ID:bk7t+hzX]
- ベッドへ三人纏めて倒れこむ。
前から美琴、後ろから御坂妹に抱きつかれていて、上条はまともに動けない。 「ちょっ」 まだ何かを言おうとする上条の口を、美琴の唇が塞ぐ。 それは、ただ重ねるだけの口付けだったが、美琴の意思を伝えるには十分な行為だった。 「ぷはっ、私にここまでさせておいて今更止めるなんて言わないでよ?」 口付けを一方的に終わらせてから、美琴は上条にそう告げた。 「言った所で止めはしませんけれども、とミサカはミサカにもして欲しいと思いながら言います」 背中にささやかなふくらみを押し付けながら、御坂妹も追随する。感触から察するに、恐らくノーブラだろう。 「……………………」 どーしてこのお嬢さん方は、こんな急に積極的になったのでせう?と心のなかで自問しつつ、今更ながら覚悟を決める。 「あーもう、後悔するなよ?お前ら」 言って、返事を待たず、今度は自分から美琴の唇を奪う。 「ア、んっ!?」 上条の台詞に何か返答を返そうとしていたのか、軽く口を開いた所で口を塞がれてしまった。反射的に歯を食い縛る。 そんな美琴の反応にも意に介さず、上条は美琴の口内へと舌を侵入させる。 「んぐっ!?」 未知の感触に、美琴は体まで硬直してしまった。 何かと物騒な事を口走るルームメイトのお陰で性的な方面での知識も年相応に蓄えていた美琴だが、聞いていた事と実際にされる事の違いに大きく戸惑ってしまう。 一方、上条のほうも未知の感覚に酔いしれていた。 (うっわ、何だこれ?) 美琴が無意識に流しているのか、上条の舌を微細な電流が刺激してくる。 何となく、幼い時に舐めた乾電池の味を思い出す。 あの時の味よりも鉄っぽさが無く、その代わりに美琴の唾液の甘さが際立って感じられると上条はそう感じた。 もっと味わいたい。 上条はその欲求に抗う事無く従った。 しっかりと閉じられた美琴の歯の表側を丹念に舐っていく。 「んむっ、ん、ふっ」 短いながらも今までの人生の中で受けた事の無い刺激を執拗に与えられて、美琴は次第にされるがままになっていった。 力が抜けて、食い縛っていた歯も少しずつ隙間を広げていく。 その隙間を、上条は見逃さなかった。 強引に自分の舌を割り込ませて、咥内を掻き回す。 じゅぶじゅぶ、と美琴の頭の中に水音が響き渡る。 いつの間にか、上条は美琴の体の上に圧し掛かっていた。御坂妹からの拘束はとっくに解け、美琴の抱擁には既に力が無かった。 で、御坂妹はと言えば、二人の脇でその熱烈なキスシーンを備に観察していた。その顔はうっすらと紅く染まっていて、常の彼女の無感情っぷりはすっかり鳴りを潜めている。 美琴の味を堪能しつくしたのか、上条は唇を離した。美琴の口元から、自分と上条、二人分の唾液がたらりと零れ落ちる。 どこか惚けた様に緩んだ姉の顔を見て、御坂妹の胸が期待で高鳴る。 その御坂妹の期待に応える様に、上条は御坂妹の方へと体を向けた。 「次はお前の番だぞ、御坂妹」 かけられた上条の言葉に、御坂妹は以前から胸に秘めていた言葉を舌に乗せる。 「ミサカの事はミサカと呼んで下さい、とミサカは常々思っていた事を告白します」 「ってもなぁ、ごちゃ混ぜになっちゃわないか?」 この上条の懸念も、御坂妹は一蹴する。 「お姉様の事は美琴とお呼びになれば良いのです、とミサカは提案します。そもそも、先程にも美琴と呼んでいたではないですか、とミサカは指摘します」 「……そうだったか?」 「はい、とミサカは肯定します」 上条は一頻り首を捻った後、まぁ言いか、と言った風情で一息つき、 「じゃあ、……行くぞ、ミサカ」 御坂妹と唇を重ねた。
- 340 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/07(水) 23:21:59 ID:bk7t+hzX]
- 美琴と違って、御坂妹は積極的だった。
唇を合わせて直に上条のこちへと舌を差し込んできた。上条もそれに応じ、お互いの舌を絡ませ合う。 やはり同じ能力ゆえか、御坂妹の舌も先程の美琴と同じような味がした。 比べてみると、御坂妹の方がやや薄味のような気がする。 そんな事を思いながら上条は、御坂妹のパジャマの下へと右手を差し入れた。 目的地は先程背中に押し当てられたそのささやかな胸、のその先端。 さっきの接触で判明可能なほどにその場所がしっかり自己主張していたのを、上条は忘れていなかった。 すべすべしたお腹を擦り上げながら、右手を上へと走らせる。 ふわふわした手触りの小さめの膨らみを手の平に収め、親指と人差し指でその頂点を軽く摘んだ。 「ん……」 ピクン、と御坂妹の体が震える。 その反応に構わず、上条はその小突起をクリクリと弄び始めた。 今まで触れた事も無い場所から送られてくる未体験の刺激に、御坂妹の体は過敏な反応を見せる。 「んはぁ!」 口付けを中断し、思わず声を上げて仰け反る御坂妹。 その御坂妹の動きを利用して、そのまま押し倒し、右手の愛撫は続けたまま左手一本で御坂妹のパジャマのボタンを外していく。結構器用だ。と言うか手馴れている? ボタンを全て外し終え、胸元を肌蹴させる。眼下に御坂妹のほっそりとした裸体が現われた。 「あ、あまりまじまじと見られると、恥ずかしいです、とミサカは正直な意見を洩らします……」 御坂妹の告白に、上条は反応らしい反応を見せず、無言でその可愛らしい胸へとむしゃぶりついた。 「あぁっ!?」 上条の前触れの無い攻撃に、御坂妹は再度、あられも無い声を上げてしまう。 自分しか触れていないであろう未踏の先端部を、舌で転がし、音を吸い立て、歯を当てていく。 次々に与えられる刺激に、御坂妹はいやいやとするように首を振る。 そのまま一息に最後まで突っ走りそうになったその時。 上条は下半身に違和感を覚えた。 美琴は霞掛かった頭で、妹の嬌声を聞いていた。 どうやらあの男は自分を放ったからかしにして妹といちゃついているようだ。 どうしてアイツは私の事をいつもいつもスルーしてくれるんだろうか。 あの時も、あの時も、あの時も――――。 美琴の中で、今まで上条にされた所業が蘇えってくる。 ふと、視線を二人の方へと向ければ、妹に圧し掛かっている上条の下半身が飛び込んできた。制服の上からでも判るほどに、一部分が大きく盛り上がっている。 それを見て、美琴の中である一つの考えが浮かんだ。 相手が自分の事を無視するならば――。 ようは、こっちの方へ振り向かせれば良いのだ。 そう思った時、既に体は動いていた。 違和感の正体を探るべく、上条は視線を下半身の方へと向けた。 するとそこには。 「うわ、硬……。しかもおっきい……。こ、こんなのホントに入るのかしら?」 後ろから制服越しに上条のイチモツを擦り上げる美琴の姿があった。その表情は、熱にうなされてるかの如くぼんやりとしたものになっている。 「み、美琴!?」 「あ、やっとこっち向いたわね」 二人の視線がぶつかる。 「いつもいつも私の事スルーしてくれちゃってさ……。私って眼中に無い訳?」 「いやあの美琴さん?いきなりそんなこと言われましても上条さんはどうすればよいのでせう?」 困惑したように上条が尋ねる。 「そんなの決まってるじゃない」 上条の男根から手を離し、美琴はその背中に飛びついた。 「私から、先に……………………してよ」 最後の言葉はかろうじて聞こえるほど小さかった。
- 341 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/07(水) 23:24:52 ID:bk7t+hzX]
- 今回はここまででっす
無駄に長い上に本番寸止め…… 申し訳ないっす しかし過去に13P書いた神は凄いですねー 自分は3Pで既にひーこら言ってます では続きが出来たらまた来ますー 再見っ
- 342 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/07(水) 23:28:52 ID:qQj1oD7y]
- ぐっじょび!情景が目に浮かぶようだ!
当麻の美琴への呼称が一貫してないこととかさり気に組み込んであってイイヨー
- 343 名前:332 mailto:sage [2006/06/07(水) 23:32:24 ID:UZo+spBA]
- ぐはっ・・・
一番取られた・・・ GJ!! 俺はこんな話しを待っていた!!
- 344 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/07(水) 23:36:48 ID:UZo+spBA]
- >>341
自分なんか2Pのエロすら満足に書けない体たらくですにゃー 今書いてるのもエロまで行けないかもだぜ
- 345 名前:332 mailto:sage [2006/06/07(水) 23:41:24 ID:UZo+spBA]
- >>344
名前変えるの忘れてたにゃー
- 346 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/07(水) 23:41:54 ID:D7ZHjSce]
- >>341
まったく君ってやつは、続きが気になってしょうがないじゃないか!
- 347 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/07(水) 23:45:51 ID:q2NFyGRT]
- >>341
というか、この話の裏側で密かに進行している通行止めカップルのラブストーリーも気になりだしたのだが。 ともあれGJ。 上手い人って本当に上手い。
- 348 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/07(水) 23:56:30 ID:DgSgDErX]
- >>341
乙 >>343 お、おまえは、あのスレの住人か!
- 349 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/07(水) 23:57:56 ID:+COC1ep7]
- お布施、いかがでせう?
- 350 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 00:48:24 ID:j7wbl8A2]
- 今ごろ、当てられたシスターズが自分は慰めてそう。
打ち止めは一方さんを押し倒してるだろうけど。 なにはともあれGJ.
- 351 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 12:43:05 ID:aBQEFSmd]
- 俺も、上条×御坂+御坂妹+御坂妹達の、3≦Pを書いてみたい。
リハビリしないとなぁ。
- 352 名前:332 mailto:sage [2006/06/08(木) 17:30:25 ID:v64SNo+s]
- >>348
? あのスレってなに?
- 353 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 19:52:30 ID:B7LITuxY]
- み・さ・か!ミ・サ・カ!
- 354 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 21:16:54 ID:W7TjbQ1L]
- >>332
純愛ものですかー、読んでみたいです。期待してますよー >>334 相変わらずのGJ!続きをwktkして待ってます。 さて、こちらも>>325の続きを投下します。そりゃー!
- 355 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 21:18:49 ID:W7TjbQ1L]
- 「アニェーゼ」
「っく、なんですかぁ…?」 「お前を、その、抱くよ」 「え…?」 アニェーゼは驚く。あれほど誘惑してもなびかなかったのに、どういう心境の変化か。 「…同情、のつもりですか?」 なぜかは分からないが、寂しさと怒りが心中にわく。誘惑しておいて何をいまさら、と冷静な自分が嘲笑するが、それでも止められない。 なおも理不尽なその感情に押されるままに口が動きそうになる。 しかし、その唇を上条が封じる。自らの唇で。 「んんっ!?」 まずは唇同士の軽いキス。 “うわ、柔らかい!” 上条はその柔らかさに驚く。同時に、抑えられていた雄の本能が一気に爆発するのを感じた。 “もう、止めらんないぞ…” その本能の命じるまま、舌をアニェーゼの唇の中に侵入させる。 アニェーゼは意固地に歯を食いしばったままだ。しかし、上条の舌はその歯茎を蹂躙する。 歯茎を舐められる異様な感覚に、アニェーゼの肌があわ立つ。反射的に声を漏らしそうになった。 一瞬開いた歯のすき間に、上条は抜け目なく舌を滑り込ませる。自分の舌でアニェーゼの口腔内をひとしきり愛撫した後、舌同士を絡めあう。 アニェーゼの舌は逃げようとするが、上条は離さない。舌を絡め、愛撫するように動かす。同時に、アニェーゼの唾液をすすり、また自分の唾液を注ぎ込む。 じゅっ、じゅっ、くちゅっ… 淫靡な音が無人の路地裏に響く。いつしか、アニェーゼも舌を絡め返してきていた。
- 356 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 21:20:46 ID:W7TjbQ1L]
- 「ぷはっ」
ひとしきりアニェーゼをキスで貪り、上条は唇を離した。上条とアニェーゼの唇の間に、唾液が糸を引く。 「何でこんなに上手いんですか…」 アニェーゼは上気した顔を上げ、拗ねたように怨じてみせる。 「教えない」 そう言って上条はもう一度口付ける。実は記憶を失っている上条にも分からないのだ。本気で記憶を失う前の自分の行状を不安に思う。 しかしそんな不安は棚上げし、アニェーゼを貪ることに集中する。その記憶のおかげで、腰砕けという男として恥ずかしい様を晒さずに済んだのだし。 唇から口を離し、今度は耳に息を吹きかけた。 「ひゃうっ?」 さらに、耳たぶに口付け、舌を使って愛撫する。 「はぁあ…」 ため息のような長い息を吐き、アニェーゼは身体を弛緩させる。 上条の舌はそこからさらに動き、泣きはらしたまぶたに達する。他人に触れられたことも無いそこを舐め上げられ、アニェーゼは身体を震わせる。しかし、ぞくぞくした感覚を味わい、しっかり感じていた。 「あうう…なんでぇ…?感じる場所じゃあないってのにぃ」 可愛らしく喘ぎ、舌を出してキスをせがむ。それに答えるように上条は三度口付けた。 ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ… 啄ばむようなキスが、そんな音を生む。 「…あの、カミジョウ、そろそろ下も…」 キスだけで快感を高められたアニェーゼは、おもわずそんなおねだりをしてしまう。自分の言葉に真っ赤になるアニェーゼに、こちらも鼓動を高まらせ、 「下ってどこかなぁ?」 しかし焦らす上条。アニェーゼは紅いほほをさらに紅く染め、恨みがましく見上げてくる。 そんなアニェーゼに揺さぶられながらも、上条は外見的には余裕を演じてみせる。
- 357 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 21:22:54 ID:W7TjbQ1L]
- 「カミジョウは、意地悪です…」
根負けしたアニェーゼが言う。揉みやすいように上条に背を向け、 「胸を、いじってください…」 消え入りそうな声で要求する。 「仰せのままに、ひめ」 さすがにそれ以上いじめるような事はせず、上条は両手をアニェーゼの胸に這わす。 まずはカップ全体を手で包み込むようにし、やさしく揉む。 「ん、ん、ん…」 じんわりした快感。しかし、物足りない。 そんな様子を察した上条は、その頂点の突起に指を伸ばす。だが直接は触れず、周囲をいじり、また触れるか触れないかの軽いタッチを繰り返す。 そんなもどかしさが、アニェーゼを狂わせていく。 「くうん…」 子犬の鳴き声のように鼻息を漏らし、上条の指に胸の蕾をこすりつけようとする。しかし、上条はそのたびに指を巧みに動かし、胸の先を直接刺激しない。 「ああ、もっと、もっと…」 漏らされる声はもはや泣き声に近い。その声に上条はようやく答える。 一気に両の蕾をつまみ、捻り上げた。 「ひぃぃぃぃん…!」 鋭く強烈な快感を与えられ、アニェーゼは悲鳴を漏らす。それでも上条は止まらない。先ほどまでの優しい手つきとは打って変わった激しい手つきでアニェーゼの胸を攻め立てる。 「ひあっ、ふあっ、や、だめ、いい!」 指の腹で両の蕾を擦り上げられ、アニェーゼは快感に酔いしれる。 そこで上条はふと手を止めた。 「や、いやぁ、止めちゃやぁ…」 そう言って腰を悩ましくくねらせるアニェーゼ。 「アニェーゼ、こっち向いて」 ほとんど泣き顔で、アニェーゼは上条に再び向き直る。
- 358 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 21:23:53 ID:W7TjbQ1L]
- 「いい子だ」
言って上条はひざまずき、アニェーゼの胸元に口付ける。 「ひぅっ?」 胸元から鳩尾の上まで一気に舌が滑り落ちる。舌のぬるっとした感覚に、小さくアニェーゼの皮膚があわ立つ。それに気づかないかのように、上条は胸に舌を這わせていく。 カップに唾液の筋を引くように、ゆっくり丁寧に嘗め回す。 頂点の蕾を唇に含み、舌でつつくように愛撫する。 当然、指を動かすのもおろそかにしない。 「あうっ、は、いやっ、んんっ!」 胸を執拗に攻められるアニェーゼの唇からは、絶え間なく嬌声が飛び出してくる。そして、その嬌声が少しずつ切迫していく。 「はふ、はっ、はっ、はっ!」 “そろそろ、かな?” 上条の得体の知れない経験からすると、絶頂が近そうだ。 “よし、それじゃ” 上条は取るべき行動を決めた。 蕾に吸い付く唇、舌の動きと、反対の蕾をいじくる指の動きを同期させる。 「あうっ、はっ、うんっ、ん!」 アニェーゼの嬌声が一段と高くはねあがる。 そこで、止めを刺す。 乳首に軽く歯を立てると同時に、逆サイドの乳首を指でほとんど潰すように捻り上げた。 「ひ、あ、あ、ああああああああっ!」 アニェーゼの身体がピン、と突っ張り、硬直する。 「今」の上条にも、アニェーゼが絶頂を迎えたのは明らかだった。 “イったんだよ、な” 荒い吐息をついて上条にくったりともたれかかるアニェーゼ。意識はあるようだが、身体に力が入らない様子だ。
- 359 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 21:26:36 ID:W7TjbQ1L]
- しばらくその姿勢のまま、アニェーゼの呼吸が静まるのを待つ。アニェーゼのその柔らかな感触と、熱い吐息を感じながら。それに、
“この、匂い…” むせ返るほどの雌の香り。それは否応無く上条の興奮度を高めていく。事実、股間は痛みさえ感じるほどに膨れ上がっている。 それでも上条はアニェーゼの回復を待つ。二人で気持ちよくなりたい、と思っているから。 アニェーゼの呼吸が静まったのを感じ、上条は責めを再開する。 腰を腕で抱きつつ、アニェーゼを壁に寄りかからせる。そして呼吸と連動して上下する腹に舌を這わす。 「あう…」 新たな刺激に、アニェーゼがまぶたを開く。 上条の舌が下に滑り落ちていく。そして、ヘソに舌を差し入れ、軽く刺激する。内臓に近いそこを舐められ、アニェーゼは身体を震わせる。 「っは…カミジョウ、変なところばかり…」 しかし、その責めは的確にアニェーゼの性感帯を刺激していく。しかも、自分で知らないような場所も。 上条の舌は止まらず、ついに薄い翳りに彩られたアニェーゼの秘所に到着する。 少しの間、そこを凝視する。思春期の男子にとって一番興味のある場所を。 上条の視線を感じ、アニェーゼは恥ずかしそうに身をよじり、しかし早くいじって欲しいと言うように、腰を浮かせてしまう。 目の前に突き出されたアニェーゼの秘所。陰毛の薄いそこは、大陰唇の溝からかすかに充血した小陰唇を露出させるだけの慎ましやかなものだった。そして、滴るほどに露を溢れさせている。
- 360 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 21:33:22 ID:W7TjbQ1L]
- 興奮を紛らわすために、上条は軽い冗談を口にする。
「ああ、やっぱり」 「なん、です…?」 「いや、やっぱり下の毛も赤毛なんだな、って思ってさ」 照れたアニェーゼに頭をはたかれながら、 ゴクリ… 我知らず上条は喉を鳴らす。濃厚な雌の匂いは、上条を狂わせんばかりだ。 しかし、上条が口付けたのは右の膝頭。そこから内股をつーっと舐めあげていく。 右が終われば、左も。 「いやぁぁ、意地悪ぅ…!」 秘所への刺激を期待していたアニェーゼは、期待をすかされて悶える。しかし、その愛撫にはしっかりと感じ、頭の中を再び快感に染め上げていく。 上条は秘所の近くに触れ、舐めはするものの、決して秘所には触れようとしない。と、いうよりわざと避けている。 そのせいで快感は高まれど、昇りつめられない生殺しの状態に置かれてしまう。もはや体中が快感で爆発しそうだというのに、イク事ができない。それは想像以上のストレスとなり、アニェーゼを責め苛む。 我慢できず自分で胸を慰めるものの、上条にされたのに比べれば微々たるものだ。 「あうっ、ふうっ、ううん、はあっ…」 “物足りないです…” 「カミジョウ、お願いですから意地悪しないで…」 涙目になって言うアニェーゼ。その可愛さに撃墜されそうになるものの、 「言葉にしてもらわなきゃわかんないなぁ?」 また焦らす。女性としてその場所の名前を言うのがどれほどの羞恥か承知した上で。
- 361 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 21:34:54 ID:W7TjbQ1L]
- 息を呑み、しばらく逡巡するアニェーゼ。しかし、その間にも上条の愛撫は続き、快感が脳を犯し続け、余裕を奪っていく。
“そうだ、イタリア語で…” 妙案を思いつく。母国語なら上条には分からない分恥ずかしさは薄れる。しかし、そんなアニェーゼの気持ちを見透かしたのか、 「ああ、日本語で」 と付け加えてきた。アニェーゼは無論、日本の、しかも俗語でそこをなんと言うかは承知していた。 意を決し、 「ォ…オマ…」 しかしやはり恥ずかしいものは恥ずかしい。小声になってしまう。 「んん?なんだって?」 「…オマンコを、いじくってください!」 言って、割と本気で上条をにらみつける。視線を感じ、顔を上げた上条は、 “げぶぁ!可愛すぎだ反則だろその表情!” 快感に頬を染め、涙までにじませたアニェーゼ。しかし、何とかきつい表情を作って上条をにらみつけるアニェーゼ。 その相反する表情に、完璧に撃墜された。 内腿から舌で舐めあげ、まずはご挨拶とばかりに恥丘全体を舐め上げる。 そしてゆっくり舌を肉裂に割り入れ、内部の粘膜全体を嘗め回す。 「ひ、あ、あ…」 待ち望んでいた場所の快感に、アニェーゼは背筋を震わせる。 彼女が感じているのは上条にもよく伝わっている。 「ここ、洪水みたいになってるぞ…」 「ひあ、ん、やぁっ!」 上条の分かりやすい言葉に、いやいやをするように頭を振る。 しかし秘所は正直だ。新たな蜜を溢れさせて上条の愛撫に応えた。
- 362 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 21:40:42 ID:W7TjbQ1L]
- その、蜜を滴らせる秘所を指で割り開く。
「うわ…エロい…」 我知らず呟きを漏らしてしまう。 目にしたアニェーゼの肉裂の中は色素沈着が薄い。鮮烈なサーモンピンクの襞が、催促するようにパクパクと口を開いている。男を狂わす妖艶な花。そこに一瞬見とれてしまう。 「上条、早く、はやくぅ…」 アニェーゼの声で気を取り直し、愛撫を再開する。 秘所に息を吹きかけ、改めて口付ける。下から舐めあげ、頂点の突起に吸い付き、舌でつつく。そして舌を巻きつけるように丁寧に舐る。 「あうっ、ひっ、はうっ、あ、あ、あ!」 カリッ、と軽く歯を立てれば、アニェーゼは嬌声さえも上げられず、大きく喉と背をのけぞらせ、身体を突っ張らせる。同時に、秘所の下の亀裂が大量の蜜を吐き出した。 “すご…” 上条はアニェーゼの反応に驚いていた。このまま進めていいものか少し不安になってしまい、一瞬上条は動きを止める。しかし、 「カミジョウ、止めないで…」 アニェーゼの懇願。 “そんなこと言われたら止められるかー!” というより、そうまでいわれて止めたら男じゃない。 クリトリスに吸い付きながら、蜜に濡れた亀裂に上条は指を這わす。 ちゅぷ かすかな水音と共に、そこは上条の指を飲み込んだ。 “うわ、熱い…” まだ中指を浅く入れただけなのに、吸い付いて奥に引きずり込まれそうだ。指を引くだけで軽い抵抗を感じる。 その指を上条はゆっくりと動かしていく。 ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ… 「んっ、んっ、んっ…」 ピストンに連動するように、アニェーゼが吐息を漏らす。
- 363 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 21:43:06 ID:W7TjbQ1L]
- そのピストンを続けながら、上条は懸念を口にした。
「あのさ、アニェーゼ、変なこと聞くけど…」 「ふ…何です?」 「その…処女、か?」 「…違い、ます…」 “がっかり、させちまいましたか…” 言ってアニェーゼは後悔する。 しかし、上条は気にした様子も無く、 「そっか。なら思い切りやっても大丈夫だな」 と言うと同時、指を一気に膣奥まで突き入れてきた。 油断していたところに膣襞を強く擦られ、アニェーゼは悶絶してしまう。 「ひあああああっ!?」 しかし上条は手を止めない。先ほどの小刻みなのとは打って変わって、長いストロークのピストンでアニェーゼを責め立てる。 「あう、ひっ、はっ、くうっ」 子宮口まで擦りあげられる感触に、アニェーゼは酔ってしまう。 さらに、上条は膣奥にある、ほかの場所とは違う感触を敏感に捉える。 “あれ、ここ…” ちょうどクリトリスの下辺りに、コリコリした感触。膣の中で最も感覚の鋭い、Gスポットと呼ばれる場所だとすぐに察する。 そこを指の腹で引っかくように刺激すれば、一段と締め付けが強くなる。 『あうっ、ああっ、そこ駄目ぇ!』 痛みにさえ近い快感に、思わず母国語で絶叫してしまうアニェーゼ。 しかし上条は止まらず、それどころかピストンのスピードを上げていく。 じゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ! 蜜をあわ立たせながらも、上条の指は動きを止めない。 「あっはっ、はっあうっ、は…!」 そして。 上条がクリトリスに歯を立て、Gスポットごと膣襞を深くえぐると同時、アニェーゼは本日何度目かになるか分からない絶頂を迎えた。
- 364 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 21:44:16 ID:W7TjbQ1L]
- 『駄目、駄目ぇっ、また来る、来ちゃうぅぅぅぅ!』
母国語の悲鳴。同時に、 ぷしゃっ 「うわっぷ?」 アニェーゼが漏らした、蜜とは違う液体が上条の顔を濡らす。 「これって…潮?」 アニェーゼの膣から指を引き抜き、顔をぬぐう。 「はあ、う、ああ…」 アニェーゼは口をだらしなくあけたまま荒い吐息を漏らす。膣も口を開きっぱなしで、ぽっかり空いた穴から蜜を滴らせた。 今度の快感はこれまでのより格段に深かった。アニェーゼは半分失神しかけ、体を傾かせた。 「おおっと!?」 ふらりと倒れかけるアニェーゼを、慌てて立ち上がって抱きとめる。 「大丈夫か、アニェーゼ?」 アニェーゼは何も応えない。ただ触れ合った胸からアニェーゼの激しい鼓動が響き、荒い吐息が耳をくすぐる。 “まずいなぁ…上条さん、我慢の限界ですよ?” アニェーゼの感触に、股間はもう爆発寸前にまで高まってしまっている。 むぎゅ 「おうわ!?」 そんな上条の股間に刺激が走る。視線を落とせば、アニェーゼの繊手がそこを握り締めているのが見えた。 「うお、アニェーゼ!?」 「やられっぱなしは、性にあわないんですよ…」 いつの間にか意識を取り戻したらしいアニェーゼは、上条に視線を合わせ、言う。その表情は戦った時のように挑発的だ。 そんなアニェーゼに、カミジョウの背筋を得体の知れない冷や汗が伝う。 “なんか絶対の大ピンチのようなんですけどー!?” しかし、ここまで上条をエスコートしてきた得体の知れない記憶は、無情に告げる。あきらめろ、そして頑張れ、と。 「さあ、覚悟してくださいね、カミジョウ?」 上条の陰茎を握り、アニェーゼは肉食獣の笑みを浮かべた。
- 365 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 21:52:07 ID:W7TjbQ1L]
- 以上です。今回は投下が長すぎですね…連投スマソです。
また書いたら投下し来させて頂きます。ではノシ
- 366 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/08(木) 22:08:49 ID:x5U+9Uez]
- >>365
GJですだよ、上条×アニェの人! ナチュラルに責める上条さんスゴス このペースなら完走前に容量オーバーも夢じゃない?
- 367 名前:332 mailto:sage [2006/06/08(木) 22:20:59 ID:untUZ/0J]
- GJ!!
すげぇよ! 続き期待! 俺のは今原作読みなおしてるからまだまだかかるよ 誰かキャラの学年と年齢と誕生日を分かるだけ教えてほしいにゃー!!
- 368 名前:名無しさん@ピンキー [2006/06/10(土) 17:04:06 ID:q1yyBQBe]
- GJ!
この一言に尽きるね
- 369 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/11(日) 19:49:49 ID:12aLhh6D]
- 御坂妹+美琴+とうまの人
とうま+アニェーゼの人 どちらも良い! 頭の中で映像が浮かぶ!!
- 370 名前:332 mailto:sage [2006/06/11(日) 20:08:39 ID:fWJsv4ZN]
- ただいま>>332で言っていたのを書いてます
正直純愛か怪しいです まあ、とりあえず早いうちに書き終わらして投下します
- 371 名前:KATU mailto:sage [2006/06/11(日) 22:23:58 ID:fWJsv4ZN]
- >>332です
とりあず少し出来たので投下します
- 372 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/11(日) 22:54:32 ID:GJSKwi6c]
- まさかとは思うけど連投規制かな?
念のためしえんってミサカはミサカは言ってみたり
- 373 名前:白井黒子の気持ち mailto:sage [2006/06/11(日) 23:49:53 ID:fWJsv4ZN]
- ある日のこと
一人のツインテールの少女が歩いていた 「まったく・・・なんでお姉様はあんな類人猿のこと・・・」 少女、白井黒子はブツブツと文句を言いながら歩いていた ことは二時間前に遡る 彼女は先輩でルームメイトの御坂美琴と幸せ一杯で話していた いたのだが 「でさ、あの馬鹿ときたら・・・」 「まあ、ホントですの?」 「その後あいつったらね・・・」 「あ、あらそんなことを?」 「まあ、そこがあいつのいいところなんだけど・・・」 「へ、へぇ・・・」 そんな調子でその後も三分に一回は[あいつ]がでてくる始末だった 「せっかく私と話しているのにあの男の話しばっかり!」 学園都市にある公園の一つを黒子は怒気をまき散らしながら歩いていた その恐ろしさたるや黒子の肩が不良にぶつかり不良がいちゃもんをつけようとしたところ 「おいおい嬢ちゃん人にぶつかっておいて無視はねぇだ・・・」 「あ?」 「・・・なんでもないです・・・」 といった具合だ 「ああ、胸がムカムカしますわ!でも、これがお姉様を愛してる証拠なんですのね!」 そんなことを言いながらくるくる回って一喜一憂する黒子
- 374 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/12(月) 00:08:13 ID:5j58MQ9b]
- キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
- 375 名前:白井黒子の気持ち mailto:sage [2006/06/12(月) 00:34:56 ID:/y56HpCO]
- 器用にくるくる回転しながらもちゃんと進んでいた
だが突然 「!?」 ガクッと体が落ちた 黒子は体が宙に浮く一瞬の間に足元を見た そこは階段だった ただ、普通の階段よりもそれは明らかに小さかった 普通の階段だったのならすぐに冷静さを取り戻し、彼女の能力である[空間移動]に難を逃れただろう だが階段が小さかったため地面が近く黒子自身くるくる回転していたので後ろ向きで頭から落ちている このまま落ちれば後頭部を打ってたたではすまないだろう その突然の出来事で頭の中で計算式など組むことができなかった ただ、ギュッと目をつぶる そして衝撃がーーー どさっ! ・ ・ ・ 「あら?」 後ろ向きに頭から落ちたにしてはあまり痛くない むしろほとんど痛くはない 「いてて・・・大丈夫か?」 下から聞こえてきた声に驚き、慌てて下を見る 「どうした?どっか痛むとこでもあるのか?」 そこには仰向けになったまま黒子を抱えて心配そうに黒子を見るあいつこと、上条当麻がいた 「な、な、な・・・」 顔を赤くして酷く混乱する黒子 当然だ、黒子の学校の常盤台中学は女子校で男子禁制の寮 極めつけは五つのお嬢様学校が作る共用地帯の男のいない街[学舎の園]
- 376 名前:白井黒子の気持ち mailto:sage [2006/06/12(月) 01:06:00 ID:/y56HpCO]
- 多少男と話すことはあってもここまで密着する事はない
黒子を地面に座らせて立ち上がる上条 「まったく、気をつけろよ?一歩間違ったら大怪我してたぞ」 そんなこと言ってるが上条の夏休みについて知る者がこの場にいたら おまえが言うなっ! と言っていただろう 一度目は記億を失い、二度目は右腕を切り落とされ、三度目はボロボロになっていた 特に記憶については上条は今も周囲をだまし続けている だからこそ気をつけろと言っているのだ そこでやっと我にかえる黒子 (そうですわこの方は私を助けてくれたのですからお礼を言わなくては) 「あ、ありが・・・」 「それにしてもなんであんな風にくるくる回ってたんだ?」 黒子のお礼を遮り喋る上条 お礼を遮られてむっとしていたがどうして回っていたと聞かれてギクッとする黒子 「そ、それはですねぇ・・・」 言えない まさかお姉様を想って回っていて怪我をしそうになったなど口が裂けても言えない そこで黒子はとっさに嘘をついた 「バ、バレエの練習をしていたんですの!」 「バレエ?」 「そうですの!淑女たるものバレエくらいどきなくては!」「ふーんこんなとこでも練習するなんて熱心なんだなお前、偉いな」
- 377 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/12(月) 01:59:37 ID:xM7SvL7j]
- やばい、なんかすごいツボにはまりそうな予感ww
- 378 名前:KATU mailto:sage [2006/06/12(月) 07:34:54 ID:/y56HpCO]
- すまん寝落ちしてた
中途半端だが続きは夜にでも
- 379 名前:KATU mailto:sage [2006/06/12(月) 20:22:25 ID:/y56HpCO]
- 続きを今から投下しますです
- 380 名前:KATU mailto:sage [2006/06/12(月) 21:01:30 ID:/y56HpCO]
- そう言って黒子の頭を撫でる上条
突然のことに顔を真っ赤にしながらも擽ったそうにする黒子 その表情には拒絶の色はなく むしろ喜色があった だが暫くして子供扱いされているのだと気づき怒りだす 「ほら、立てるか?」 むっとしている黒子を宥めながら手を差しだす その手に自分の手を重ねて立ち上がろうとする 「いたっ!」 突然の痛みによろめく 「おっと」 しかし、すかさず上条が抱き止める 第三者から見たら黒子を抱きしめてるようにみえるだろう 「足けがしてんじゃないか?見せてみろ」 顔が燃えているかのように真っ赤な黒子には全く気づかない鈍感上条 「あー、足首が真っ赤に腫れてるな」 自分でも見てみたが確かに腫れていて痛い 「近くの水道で冷やして・・・ってないじゃん!?ここ公園なのに!」 「あ、なら寮に戻りますわ空間移動ならすぐですし」 「ていっ」 「あうっ!?」 そこまで言った黒子の額に上条はデコピンをした 「あのなぁ・・・」 上条にデコピンをされて赤くなった額を涙目でさすっている黒子に呆れたように言う上条 「着地はどうすんだよ?空間移動たって少しは中に浮いてでるんだろ?」 「あ・・・」
- 381 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/12(月) 21:07:08 ID:5j58MQ9b]
- ごぉ!!
- 382 名前:白井黒子の気持ち mailto:sage [2006/06/12(月) 23:22:43 ID:/y56HpCO]
- すっかり忘れていましたわと言った感じで頬に手を添えている
はぁ、とため息をついて上条は背を向けて屈む 「?」 その上条の行動に黒子は首をかしげる 「ほら、なにしてんだよ早く乗れよ」 「え・・・」 それはおんぶをして寮まで運んでくれるということで おんぶということに行き着いて顔を赤くする 「ほら、乗れよ」 おずおずと上条の背に乗る 上条が立ち上がり上条の首に手を回す そして、白井黒子は年上の男性におんぶされ送られるという 今までの彼女の人生でも一番レアな体験をした 歩き始めてから十数分がたった お嬢様学校の常盤台中学の女の子をおんぶしている それだけで周囲からかなりの注目を浴びたかがすぐに若いっていいねぇという表情で微笑まれた ・・・自分たちだって若いだろうに 不良にまで微笑まれてガンバ!という感じで親指を立てられた ・・・なんか釈然としない 暫く歩き続けていたら夕日が出てきて人が周囲にいなくなった 「足まだ痛むか?」 肩ごしに黒子を見て心配そうに聞いてくる 「まだちょっと痛いですけど、だいぶ楽になりましたから」 「そっか、よかったな」 その笑顔があまりにもきれいで 胸がドキリと鳴った
- 383 名前:通行人 mailto:sage [2006/06/13(火) 00:10:43 ID:IDHjq7iY]
- このスレ、あんまり書いてないから
来なくていいやと思ってたら・・・・。 何でこんなにいっぱい、良いのができてるんだ!
- 384 名前:KATU mailto:sage [2006/06/13(火) 01:44:25 ID:Cpxbtoyg]
- とりあえずここまで
PSPで投下するのはめんどい
- 385 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/13(火) 02:04:51 ID:dP8j1B5a]
- >384
(゜Д゜) ハア?? か、神だ!!!! G!!!J!!!
- 386 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/13(火) 02:29:36 ID:EtcVwkdv]
- 黒子フラグを強引に立てる384GJ
- 387 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/14(水) 21:59:05 ID:UyqRUXWB]
- むしろこのフラグが未だ立っていない原作の有り様こそが黒子のびりびりへの想いの強さを証明しているのかも知れない。
あの恐るべき、人類半分の絶望とまだ評されたフラグ力(ちから)の渦を前にしてなお巻き込まれずにいるとは、そう言うことではないのか?
- 388 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/15(木) 00:05:57 ID:nP74P+Yh]
- >>384
なかなか先が楽しみな展開だ、グッジョッ! しかしPSPから投下とはなかなか無理をなさる 作品数が増えてきて、とてもうれしい
- 389 名前:KATU mailto:sage [2006/06/15(木) 17:47:45 ID:5+3kkXt7]
- ひがががががががが
なんか最近意識がよく飛ぶ 最近は寝落ちしまくってるしなぁ・・・ 昨日だって本当はPSPからつづきを投下するはずだったのに てかSONYはPSPに繋ぐキーボードみたいの作ってクレー
- 390 名前:名無しさん@ピンキー [2006/06/15(木) 18:10:23 ID:43W9jc+d]
- 続き干す!!
- 391 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/15(木) 19:05:06 ID:9T+G1e5D]
- 警備員「むっ、不審者!?」
当麻「違う、それはアニェーゼだ」 当麻「そいつは俺の知り合いのアニェーゼだ」 当麻「アニェーゼをいじめるな」 警備員「懐かれてるな、君」 (胸元に抱かれてゴロニャン状態のアニェ) >>355のアニェ×とうまと先日の本スレで見かけたネタを掛け合わせて見ました >>365氏、ゴメン ちなみにアニェをインデックスに変更すると元ネタ通りのオチになるw では>>340からの続きです 今回は短め
- 392 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/15(木) 19:05:38 ID:9T+G1e5D]
- 優しくゆっくりと、美琴をベッドの上に横たえる。
心臓が限界以上に稼動している。美琴はその心地よい鼓動に酔いしれていた。 (ああ、コイツと、しちゃうんだ……) 今まで、そんなシーンを夢想した事がない訳では無い。 それどころか、それを使って自分を慰めた夜を数えれば、両手両足の指を足してもまだ足りないくらいだ。 それが今、現実のものになろうとしている。 一枚、また一枚と上条の手が美琴の衣服を剥いでいく。その手に抗わず、また自分の手を使うことなくその身を委ねる。 ついに、美琴の体を覆うものがなくなった。 流石に気恥ずかしいか、美琴は両手でその慎ましやかな胸の膨らみを上条の視線から隠した。その一方で、両足を合わせてもじもじとくねらせている。 その眼下に横たわる光景に、上条の情動は更に掻き立てられる。 ゴクリ。 知らず溜まっていた唾を飲み込んで、上条は美琴の腰の上に馬乗りになり、まずは胸を隠している腕をどかせようとする。 「や、ぁ……」 言葉では拒絶するものの、美琴は上条にされるがままに腕を退けた。 「胸、小さいから……。あまり見ないで……」 顔をトマトのように真っ赤にしながらぽそぽそと告げる美琴を見て、上条は、 「可愛いなぁ」 と率直な感想を洩らした。それを聞いて、更に顔を紅く染める美琴。その口はパクパクと開閉するだけで、何も言葉は出てこない。 そんな動きを止めてしまった美琴に対し、上条は好都合とばかりに胸への侵攻を再開する。 まずは上からすっぽりと手の平をかぶせて、全体を軽く揉みしだいてく。 「ひゃうっ!?」 突然の刺激に裏返った声を上げてしまう。 「ふむ、感度は良好」 「な、何をいってむっ!?」 言って上条は今度は抗議の声を上げようとした美琴の口を自らの口で塞いだ。 そのまま美琴の上に圧し掛かるように体勢を倒し、左膝で閉じられた美琴の足をこじ開け、出来たスペースに体を割り込ませて右手を無防備状態となった秘所へと走らせる。 くちり、と湿った感触が上条の指先に伝わった。 (濡れてきてる、けど) 美琴の秘裂はぴったりと閉ざされており、何者の侵入も許した事が無いであろう事が伺える。 (よく濡らさないとキツイだろうし) そう思ったが早いか、上条は美琴の唇から首筋、鎖骨、胸、腹と舌を這わせて行く。 「ん、くぅぅ」 上条の舌の感触が伝えてくるねっとりとした快楽に溺れ、美琴は上条の思惑に気づけていない。 そして、ついに目的地へと辿り着いた。 うっすらと申し訳程度に生えた茂みの下、ぴったりと閉じた合わせ目にロックオン。 ぺロリ、とまずは一舐め。 「あぁ!?」 予想外の箇所から伝わる感触に、美琴は何度目かの悲鳴を上げる。 「やっ、そんなとこっ、舐めないでぇ」 両手で顔を覆い、イヤイヤ、と首を振る。 しかしそんな抗議は聴く耳持たぬとばかりに、上条は口淫を開始する。 逃げようとする美琴の腰をかっちりと両手で押さえ込み、まずは丹念に舐っていく。 「どうしてぇ!?こんな、こんなぁっ」 未知の感触に混乱しながらも伝わってくる快楽を、美琴はそれでもしっかりと受け止めた。
- 393 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/15(木) 19:06:11 ID:9T+G1e5D]
- 一方その頃御坂妹はと言うと、二人のすぐ傍でその痴態を見せ付けられていた。
その顔には少なからず不満の色があった。 (お姉様はずるいです、とミサカは胸中で不満を述べます) あそこで乱入されなければ、彼の下で乱れているのは自分だった筈なのに。 (……でも) それでも、上条から与えられる快楽に乱れ悦ぶ美琴の姿を見ていると、段々と自分がされているような気になってきた。 同じ顔が悦楽に酔いしれ、同じ胸を揉みしだかれ、同じ秘部に――。 そろりそろりと自らの秘所へと指を這わせる。 「…………あ」 しっとりとした湿り気をそこに感じた瞬間、もう止まらなくなってしまった。 先に気付いたのは上条だった。 局部への攻めを中断して、美琴の耳元に囁きかける。 「美琴……、右」 薄く靄がかかった頭に、それでも聞き取れた声に従って美琴は視線を右に向けた。 そこには。 同じ顔を淫らに染めた御坂妹の姿があった。 こちらの方をじっと見据え、パジャマの上からもどかしげに胸や太腿の付け根辺りを弄っている。 「同じ表情、してるぞ」 上条の言葉が、美琴の内面に嵐を巻き起こす。 自分が? あんな? いやらしく? 乱れた? でも、……見とれてしまいそうな。そんな顔をしていると? 「あぁ。綺麗だよお前たち」 言って上条は、美琴の唇を強く吸いたてる。 その言葉とその行為に誘われて堕ちていく自分を、美琴はうっすらと自覚した。
- 394 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/15(木) 19:07:37 ID:9T+G1e5D]
- 足の間に体を入れて、腰を密着させる。
ピトリ、と未踏の裂け目に熱く滾った欲望の写し身が押し当てられる。 「力を抜いといた方が良いぞ」 その言葉に従うように、全身から力を抜いた。 つもりだった。 「やっぱり、怖いか?」 初めての行為に対する緊張からなのか、四肢の強張りが緩まない。 「うぅん、大丈夫よ。……優しく、してよ、ね?」 両腕を縮こませながら上目遣いで聞いてくる美琴へ、上条は、 「……善処します」 と返し、準備万端な息子に手を添えて位置を合わせる。 くち、と粘膜同士が擦れ合う。 「行くぞ」 そう宣言して、腰を突き入れていく。誰も踏み入れたことの無い肉の道を、みちり、みちりと押し広げる。 予想以上の痛みに、思わず腰が引ける。 「………………っ!」 上がりかけた悲鳴を、美琴は噛み殺した。 そんな事をしたらコイツはやめるとか言い出しかねない。 それだけは絶対にイヤだ。 見れば、困ったような顔でこちらの顔を覗き込んでいる。その表情が気に触った美琴は、両手で上条の顔を引き寄せる。 「やめたら……怨むわよ」 うっすらと涙を浮かべた目で見つめられて、上条は一瞬よぎった躊躇いを捨てた。 無言で触れるだけのキスをしてから上体を起こす。改めて両手で美琴の腰を持ち、かっちりと固定してから侵入を再開。 暫らくもしない内に、先端に今まで以上の抵抗を感じた。 これ以上は進ませないとでも言うように立ち塞がるそれを、上条は一突きで突破する。 ぶちぶち、と裂けるような痛みが美琴の体を疾る。 「――――っ!!くぅっ……」 反射的にせり上がってきた叫びを喉下で押さえ込む。 そんな美琴を気にしないふりをし、上条は更に奥へと肉棒を捻じ込んでいく。 「くっ、あん。おっ、きぃ……」 吐息と共に、自らの膣内へと挿入ってきたモノへの感想を吐き出す。 「どんな感じなのですか、お姉様、とミサカは興味を抑えきれずに質問します」 見てるだけではもう我慢が出来なくなったのか、御坂妹が四つん這いの体勢で美琴の傍らへと近付いて来た。 その表情は先程と同じく、情欲に染まりきっている。記憶の中にあるあの鉄面皮はどこへ行ってしまったのか。 「この、へんまで、届いて、広がって。アンタ、の番に、なれば、分かるわ、よ」 へその下辺りを擦りながら、切れ切れに妹の質問に答える。 「綺麗です、お姉様、とミサカは乱れるお姉様への率直な感想を述べます」 言いながら、御坂妹の顔がじわじわと美琴の体へと接近する。 「もう、我慢が出来ません、とミサカは……抑えていた欲求を解放します」 言うが早いか、御坂妹は固くしこらせた美琴の胸の先端を口に含んだ。 「やぁっ!?な、にすんの、よっ?」 突然の妹の行動に、一瞬思考が停止する。 理性が機能するよりも早く、裂華から、胸尖から送られてくる刺激が美琴の全身を駆け巡る。 「うっ、きゃうっ、はぁんっ!?」
- 395 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/15(木) 19:08:41 ID:9T+G1e5D]
- 一方上条の方も、割とのっぴきならない状況だった。
(っんだっ、これ!?) 美琴の口内と同じく、膣内にも微細な電流が流れているようであり、肉襞のざらつきとはまた違った刺激が上条の男根に襲い掛かってくる。気を抜いたら一瞬で放精してしまいそうになる。 それでも腰の動きを止めずに、美琴の膣を攻略していく。 そうやって美琴の攻撃(美琴本人にその意図は無い)を耐えた所で眼に飛び込んできたのは、仲睦まじい姉妹の姿だった。 御坂妹に乳首を重点的に責められ、その快楽から逃れるかのように美琴が身を捩る。その動きが膣に伝わり上条のペニスを扱き立てる。 「もぅ、わかんない、わかんないぃぃ」 口元から涎を垂らしながら、うわ言の様に繰り返す。未体験の快楽に、メーターが振り切れてしまった様だ。 「くっ、もう……」 上条の方も臨界が近い。最後の一突きを美琴の最奥部に叩き込んでから肉茎を引き抜き、扱く。 その勢いのまま、脱力した美琴の下腹部目掛けて白濁色の欲情の証をぶちまけた。 どくんっ、どくん、どくっ。 「はーっ、はーっ」 「………………………………」 一戦交えた疲労感を滲ませて息を荒げる上条と、ピクリともせず静かに胸を上下させる美琴。 そんな二人だけの空気を打ち破るかの如く、御坂妹の声が上条の頭を震わせる。 「さぁ、次はミサカの番です、とミサカは期待を込めた眼差しで見つめます……」 期待感を隠さずに見つめて来る御坂妹の眼差しを真っ直ぐに受け止めて、上条は御坂妹にこう告げた。 「ミサカ、お尻をこっちに向けて四つん這いで美琴の体を跨いでくれないか」 「こうですか、とミサカは指示通りに体勢を整えます」 言われた通りに上条の方に尻を向け美琴の体の上を四つん這いで跨ぐ。先程までの自慰行為の所為でしとどに濡れた御坂妹の陰部が、上条の視線に晒された。 そんな男を誘引する淫華を、上条は右手でなぞり上げた。 「んぅ……っ」 熱の篭った吐息が御坂妹の口から洩れる。 「大分濡れてるな……。待ちきれなかったか?」 指先に付いた愛液をぺろりと舐め取ってから、どこか楽しそうに上条はそう言った。 「そ、そんな事は聞かないで下さい、とミサカは赤面しながら申告します」 顔を羞恥に染めて後ろを振り向きながら御坂妹が答える。はっきりと『表情』を見せた御坂妹に一瞬心を奪われる。 ふと気が付けば、既に愚息は戦闘可能な状態にまで回復していた。 「す、ごいです……」 自分の尻越しに姿を出した上条の肉凶器を見て、御坂妹が感嘆の声を溢す。 「これから、それがミサカの膣内に挿入されるのですね……、とミサカは期待を隠さずに言います」 「ああ。……怖いか?」 「愚問です、とミサカは一言で切り捨てます」 即答する御坂妹へ苦笑混じりに、 「だよな」 と応じ、手を添えて御坂妹の秘裂に狙いを定める。 「行くぞ」 上条の言葉に無言で、コクリ、と頷く。それを見て、上条は腰を前進させた。
- 396 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/15(木) 19:11:38 ID:9T+G1e5D]
- いじょっす
次来る時には御坂編は終わらせるようにします では >>389 PSPからとは無理をなさる…… でも続き期待してまっさ
- 397 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/15(木) 19:15:07 ID:04ot1W5Z]
- キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
GJ、最高さー 続き待ってるよ
- 398 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/15(木) 20:08:52 ID:YBfKQNzg]
- 「どうしてぇ!?こんな、こんなぁっ」
がなんか一番燃えました。GJ
- 399 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/15(木) 20:26:46 ID:43W9jc+d]
- > r⌒ヽ
| (o:@){GJ!! _エニニニエ_ r⌒) o`ヾ、 [ニ]>ーーーΘ―ーθ]> [_]> |]> [_]> |]> [_]>エニニニニニニエニ]]> [_]>^ O |口> [_]ス ノ口> [_]>∩ー―ー∩口> [_]>口 口口> [_]>口 口口> [_]>口 口口> [_]>口 口口> [_]>口 口口> Ш」 口 □Ш 品 品
- 400 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/15(木) 21:02:58 ID:v9Q0q39J]
- GJ
- 401 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sageGJ [2006/06/15(木) 22:51:01 ID:ENFwjw9u]
- 小萌先生!スレ住人が一様に前屈みです!!
- 402 名前:KATU mailto:sage [2006/06/15(木) 23:09:52 ID:YVYIkSkV]
- >>396
GJ!! そんなっ!?御坂編もう終わっちゃうの!? すごいなぁ 自分はただでさえ微妙なのにPSPで書いたらさらに微妙に・・・ とりあえず続きでーす この先エロ書けるのか怪しくなってきた
- 403 名前:KATU mailto:sage [2006/06/15(木) 23:11:20 ID:YVYIkSkV]
- 「ん?どうした?」
振り向こうとした彼の首をガシっと掴んでギギギギと無理矢理前を向かせる 「な、なんでもありませんわ!」 「は、はひ!?」 そしてまた歩き出す 少したって黒子は眠気に襲われた 頭をこっくりこっくりやっていたら上条が前を向きながら 「寝ててもいいぞ、まだ少しかかるみたいだし」 空間移動を使ってのすぐは歩いてすぐとは限らない その上女の子をおんぶして歩いているので歩く速度は普段より若干遅い 「そう・・・です、わね・・・少し、寝かせて、もらいます・・・」 そして黒子は眠りについた その背中がとても大きく感じ、暖かで、ひどく安心した 「寝ちまった、か・・・」 (うう・・・自分で言い出した事だけど、上条さんはピンチですよー) 白井黒子は中学1、2年 その年頃はまだ未成熟の体 しかし女の子であることには変わらない 柔らかい肌、控えめだが確にある胸 トリートメントだろうか?上条の頬に触れるサラサラとした髪から花のような淡く甘い匂いがした その上、無防備に上条の背で眠る黒子の穏やかで可愛らしい寝息が聞こえてくる 健全な男子高校生である上条の心臓はドクドクと鳴っていた
- 404 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/16(金) 13:47:07 ID:b1BlTv7J]
- >>391
全然おkですよ〜 相変わらお見事です。すっきりした書き方、見習わせていただきます。 >>402 いいですねいいですね、青春ですね〜続き期待してます。 しかしPSPからとは…強者ですな。 さて、こちらも>>365の続きを投下します。 なお、野郎の受けは見たくないんだYO!という方はスルーして下さいな。
- 405 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/06/16(金) 13:48:21 ID:b1BlTv7J]
- 立ったまま、ズボンの上から陰茎の形を確認するように軽く撫で擦る。
“大きい、それに硬い…!” 西洋人のものには無い、鋼のような硬さに驚く。服の上からでは我慢できなくなり、急かされるようにジッパーを下げ、下着を掻き分け、陰茎をさらす。 目にした上条の陰茎は、血管を浮き上がらせ、はちきれんばかりに勃起していた。まさに、怒張。 「ふふ…」 淫靡な笑みを漏らしながら、陰茎に指を絡める。それだけでびくっと陰茎が震えた。そのまま上下に手を動かし、擦る。 「うあっ…」 噛み潰したような呻きがを上条が漏らす。快感が脳に突き刺さってきた。 “うわ…射精しちまいそうだ…” 快感に耐える上条をアニェーゼは面白そうな表情で見上げ、擦るスピードを上げる。 “責められる側の気持ちが分かりますねと言うかなんと言うかー!” そんな冗談で気を紛らわせないと、本当に漏らしてしまいそうなほど、アニェーゼは上手い。ただ茎を擦るだけでなく、鈴口や尿道口にも指を這わせ軽く爪を立て、刺激してくる。 「もっと声、出しても良いんですよ?」 しかし応える余裕が上条には無い。そんな上条に微笑み、アニェーゼは爪先立ちになり、口付けてくる。 「んんっ!?」 上条が先ほどしてきたように、舌を絡めあう。
- 406 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/06/16(金) 13:49:13 ID:b1BlTv7J]
- ぷち、ぷち、ぷち…
空いている手で上条のシャツのボタンを器用に外し、さらにTシャツを捲り上げる。 露になった上条の胸板。鍛えてはいないのだろうが、適度に筋肉の付いたそこは、ひ弱さとは無縁だ。 「ぷは…」 唇から口を離し、かかとを地面につける。そして目の前のかすかに汗ばんだそこに口付け、舌を這わす。 「うわ!?」 鎖骨の形を確認するように丁寧に舐め上げる。そして、胸板に舌を下ろしていく。 「うぁ…」 ぞくぞくした感触。 アニェーゼは胸板に円を描くように舌を這わせる。その舌が軌道を変え、上条の乳首にたどり着く。 「男の人も、ここは感じるんですよ?」 そこをちろちろ舐められ、反対側は指で擦られる。これまで感じたことの無い、むずがゆいような感覚。それは怒張を擦る快感と相乗しあい、上条は耐えるしかできなくなる。 たっぷり苛め、アニェーゼは胸から口を離した。 “ほっとしたような、物足りないような…” そんな思いが表情にも出たらしい。 「そんな顔しなくても大丈夫ですよ。これからが本番なんですから…」 そして腰を落とし、上条の怒張に視線を合わせる。 反り返った上条の陰茎。それが放つ濃厚な雄の匂いを、胸いっぱいに吸い込む。 “下が、蕩けちまいそうです…” それだけでアニェーゼの秘所から新たな蜜があふれ出し、地面に滴り落ちる。 「いい匂いですよ、カミジョウ…」 ふっと息を軽く吹きかけ、亀頭に舌を這わせる。
- 407 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/06/16(金) 13:50:49 ID:b1BlTv7J]
- 「あうっ」
敏感なそこを舌先で触れられる感触に、上条は思わず声を上げてしまう。その反応に気を良くしたのか、アニェーゼは唇と舌が多彩な動きを見せる。 舌先でつつく。ちろちろと小刻みに舐める。そうかと思えば舌全体を亀頭に被せるように舐め上げる。傘の裏にまで舌を這わす。唇で吸い付き、亀頭の上下を挟み込む。 その妙技に、上条の射精感は一気に高まっていく。歯を食いしばって耐えるが、その間から声が漏れ出してくる。 「くっ、はっ、うっ、んっ…!」 「ん、んくっ、ん、ぷは…」 “亀頭が広がってきましたね…” 射精感の高まりを感じたアニェーゼは、一度唇を陰茎から離す。そして、陰茎の根元をぎゅっと握る。 「まだ、ですよ。もう少し我慢してくださいね…」 そうしておいて、今度は幹の側面を唇で挟み、舌で舐めたてる。 じゅっ、じゅっ、じゅっ… 卑猥な音を立て、幹の側面をアニェーゼの唇が何度も往復する。 「あ、あうっ、うっ、くあっ…」 “拷問に近いかも…” 射精を我慢させられた上で、さらに刺激を加えられる快感は暴力的だ。それでも多少なりとも余裕を保ってられるだけ大したものである。そのくらい、アニェーゼの口技は巧みだ。 幹の側面から、舌が裏筋に移る。舌先で裏筋を正確にトレースされた後、舌全体が裏筋を這っていく。 さらに、その下にあるボールをも、アニェーゼは口に含み、転がすように刺激する。 上条が漏らすのはもはや荒い吐息だけ。尿道からはだらだらと透明な液が滴ってくる。それでも、上条は地獄のような快感に耐えて見せている。
- 408 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/06/16(金) 13:52:36 ID:b1BlTv7J]
- “ここまで粘ってくれるとは…嬉しいです”
開いた片手で自分の秘所をいじりながら、アニェーゼは思う。上条のタフさは、自分の持てる技術のすべてを尽くして愛するに足るからだ。 “だから、逝かせて上げますね…” 「ぷはっ…」 もてあそんでいたボールから口を離す。 そして口を大きく開き、陰茎全体を喉の奥へと飲み込んだ。 「うあぅっ…!」 アニェーゼの口内の熱さ。舌の感触。口を窄ませているため、陰茎全体に張り付いてくる頬の裏の粘膜の蠢き。尿道口を包みこむ、喉の奥の柔らかい肉の感触。 “やばい、漏らしそ…!” 上条はそれだけで達しそうになった。 アニェーゼはゆっくりと首全体を上下に動かし始める。上下の大きなストロークは、上条の陰茎全体を満遍なく刺激する。 その一回だけで上条は飛びそうな快感を味わい、背筋を震わせる。しかし、アニェーゼは動きを止めないどころか、そのスピードを上げていく。 じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっじゅぷっじゅぷっ… 「う、あ、あ、ああああ…!」 上条の声も止まらなくなる。辛うじて下腹部に力を入れて耐え続けるが、果たしてそれもいつまでもつか。 さらに、アニェーゼは自らの蜜に濡れた指を上条の不浄へと這わしていく。 「な、ちょ、アニェーゼ!?」 これにはさすがに上条も驚くが、快感に耐えるだけで精一杯で押しとどめられない。 アニェーゼの指は上条の不浄の形を確かめるようにくるくると這い回る。幼少の頃はさておき、物心ついて以降は他人に触れられたことのないそこを触れられ、上条は赤面する。
- 409 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/06/16(金) 13:54:24 ID:b1BlTv7J]
- しかし、
“うう…気持ち良い?” 同時に快感。意識したせいで、加えられる刺激に余計敏感に反応してしまう。 不浄の表面を這い回る指が、そろそろと上条の不浄の中に侵入しようとしてきた。 “なんか上条さん、色々大切なものを失ってしまそうですよ!?” 貞操の危機ってこんなことを言うんだろうなー、と他人事のように誰かが脳内で呟く。全く冗談にならないが。 上条のそこは下腹部に力を入れているためきつく締められ、そう簡単に指の侵入を許さない。しかしアニェーゼは慌てず、不浄の穴を爪で軽くめくり上げ、その中の粘膜を刺激する。 “う、うう…” 不浄の周辺は、元来神経が密集した敏感な粘膜である。そこを丁寧に刺激されれば、初めてでも快感を感じさせるのは不可能ではない。 そして快感を感じれば筋肉は緩み、弛緩する。その例に漏れず、上条の不浄も徐々に力が抜けていく。 それを見逃さず、アニェーゼは上条の不浄に細い指を一本、差し入れた。 「おあ!?」 上条が変な悲鳴を漏らす。 “キツい、ですね…一本が限界ですか” そう判断し、アニェーゼは指を動かす。陰茎の裏側を這い回り、ぴくぴくと動く部分を探し出した。 “見つけましたよ…” “そこって、確か、前立腺!?” そして、陰茎をしゃぶる動きに連動させ、そこを指で刺激する。効果はてきめんだ。
- 410 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/06/16(金) 14:00:13 ID:b1BlTv7J]
- 「ひあっ、うあっ、ううっ!」
陰茎を裏と表から刺激され、上条が女の子のような嬌声を漏らし、口の中の怒張もさらに硬度を増す。亀頭のふくらみも臨界に達した。それを察し、 “さあ、止めです…逝っちまいなさい!” アニェーゼは喉の奥で上条の陰茎に舌と口の粘膜を巻きつけ、頬をへこまして一気に吸い上げる。同時に、前立腺に軽く爪を立て、強い刺激を贈った。 下腹部の力が抜けた上条は、その快感に耐えられない。 「あ、出る、アニェーゼ、出るっ!」 悲鳴のような声を上条が漏らすと同時、 「!?」 びゅうううううっ、という擬音が似合いそうな勢いの射精。その濃さも量も半端ではない。アニェーゼの喉を直撃したそれは半分ゼリー状で、思わずむせてしまう。 しかしアニェーゼは口を離せない。いつの間にか上条がアニェーゼの頭をがっちり押さえ込み、喉奥にまで陰茎を突き込んで来たからだ。 「んーんーんんー!?」 あっという間にアニェーゼの口の中いっぱいに上条の精液が溜まってしまう。涙目になってえずくが、それでも上条は離してくれない。 長い射精は、一分に及んだだろうか。すべての精を吐き出すとようやく上条は我に帰り、アニェーゼを解放した。 解放されたアニェーゼは、掌に精液を吐き出し、咳き込む。 「けほっ…けふっ」 涙目のアニェーゼに、上条が慌てて謝ってくる。 「ごめん、アニェーゼ、その、あんまり気持ちよかったもんだから、つい…」 「いえ、気にしないで下さい…」
- 411 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/06/16(金) 14:02:23 ID:b1BlTv7J]
- なんとか咳き込むのが止まったアニェーゼは、掌の上条の精液に視線を落とした。
「凄く、その、濃いですね…」 上条のそれは、白濁したゼリーのようにプルプルしていた。 「いや、だって、インデックスが来てから自分ですることも出来なかったし…」 自室に女の子がいる状況では、確かにオナニーなど出来ないだろう。それに、上条のメンタリティでは、インデックスを襲うなどとは思いもよらなかったに違いない。 インデックスを気にかける上条に、アニェーゼの心がチクッと傷んだ。 「まあ、禁書もこういうことには疎そうですしね…」 そんな感情をごまかすように、アニェーゼは上条を慰める。人としては立派だが、しかし健康な男性としてその身に強いた自制は、もはや聖人のそれに近い。 「あのさ、それ、捨てていいから…」 自らの吐き出した精液を気恥ずかしそうに眺め、そう上条が言いかけると同時、アニェーゼは掌にわだかまる精液を舐めとり、一気に飲み干してしまう。 「ふふ、飲んじまいました」 悪戯っぽく言う声と、下から見上げてくるようなアニェーゼの表情に、上条は撃墜される。その勢いのまま、アニェーゼの背を壁に押し付け、脚を開かせる。 「上条のそこ、まだ元気ですね…」 一度射精したばかりだというのに、上条の怒張は一向に納まる気配を見せない。 「アニェーゼのここも、もうすっかり準備OKって感じだぜ?」 アニェーゼの秘所も何かを待つようにひくついている。 ふふ、とアニェーゼは笑みを漏らし、迎え入れるように自分から秘所を開いて、告げた。 「カミジョウ、どうかあなたを、私に感じさせてください…」 「ん。いくぞ」 向かい合って、儀式のようにキスをする。 そして上条は、立ったままのアニェーゼの秘所に自らの陰茎を当て。 一息で、刺し貫いた。
- 412 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/16(金) 14:05:30 ID:b1BlTv7J]
- 今回はここまでっす〜
Hシーンに悪戦苦闘中ですが、気長にお待ち下されば幸いです。 ではノシ
- 413 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/16(金) 17:24:40 ID:rWqAZPPQ]
- >>412
チクショウ良い所で止めやがってw GoodJob
- 414 名前:KATU mailto:sage [2006/06/16(金) 19:39:36 ID:8LyAmo11]
- あはははは寝落ち寝落ちw
>>412 GJ!GJ!GJ!GJ! GJ!!!!!! うわぁ、すげぇ アニェーゼの黒いとこがツンデレになっている・・・ これが>>412の能力・・・
- 415 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 00:45:08 ID:m7jIcaGt]
- >>412
乙です。いいとこで…!w そして、久々に行ってみたスレでKATU氏見つけてびっくり。
- 416 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 02:58:38 ID:4hFGxs2N]
- だぁぁぁっ!
何でどれもいいトコで切れてるんだっ!? 続きが気になるじゃないかっ?
- 417 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 16:12:24 ID:lcqfzmgk]
- >>403
この上条さんは健全ですなー GJを贈呈します >>411 この上条さんも踏み外してない健全な上条さんですねー GJを進呈します では踏み外してる上条さんを投下します エロとオチ
- 418 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/17(土) 16:13:28 ID:lcqfzmgk]
- 美琴の時と同じく、途中にあった障害物を押し破って奥へ奥へと歩を進める。
当たり前の事だが、ひどくきつい。もしかすると、美琴よりもきついかもしれない位だ。前後の動きもあまり滑らかには行かない。 目線を下へ向けると、鳶色の小さな窄まりと上条自身を迎え入れて限界まで広がった御坂妹の陰唇が目に飛び込んできた。肉幹には処女の証がこびり付いている。 「う、あ、あ」 御坂妹の口から声にならない声が零れ出てきた。痛みを堪える為か、両手がシーツを強く握り締めているのが見える。 「お、きい、です。お腹が、こんな、あぁぁ」 最後まで言えずに、御坂妹は体を丸めるように頭を下げた。彼女の下には未だ脱力したまま横たわる美琴の体があり、御坂妹の額が、そのなだらかな胸へと着地する。 何かが胸元に降りてきたのを感じて、美琴は思考能力を取り戻した。 視線をそちらにやれば、自分の上で蹲るように頭を下げる妹と、その妹を後ろから責める上条の姿が映る。それで何となく今の状況を朧ろ気ながらも認識した。 美琴は、両手で御坂妹の顔をこちらへと向けさせた。 何故、と聞かれても、理由はわからなかった。 ただ、見たかったのだ。 好きな男に抱かれた妹の顔が。 抱かれた時に見せたであろう自分の顔が。 「あ、おねぇ、さま?」 その顔は、はたして、想像以上だった。 痛みに耐えながらも体を奔る快楽に酔う眼。上気し紅に染まった頬。だらしなく涎を垂らす半開きの口元。 気が付いた時には、既に唇を合わせていた。 間近に、驚きでか、両目を大きく見開いた妹の顔が見える。 そんな御坂妹の口内へ、自分の舌を割り込ませた。先程の上条とのキスで教え込まれた動きを、妹相手に実践する。 最初はされるがままだった御坂妹も、負けじと姉の舌へと挑みかかる様になった。 お互いの目の前には同じ顔。 まるで鏡像との交感行為。 永遠に続くかと思われた姉妹の行いは、 「!?ど、どこをさわって、るのですか、とミサカは驚愕します!!」 上条のある行為によって中断された。 姉との背徳的なキスを止めて後ろへ振り返る。 「どこ、って。言わなくても分かるだろ」 言って上条は意地悪そうな笑みを浮かべた。 「そ、そんなところを触らないで下さい、とミサカは羞恥を隠して抗議します。そこは汚いです、とミサカは忠告しまっ!?」 御坂妹の抗議も言い終わらぬうちに、 「いや、ここも結構重要な場所なんだぞ。知らなかったか?」 上条は先程も弄った御坂妹の菊座に指を這わせる。親指で円を描くようにぐりぐりと揉み解しながら、 「世間には、こっちの方に挿入れる方法もあるんだぞー」 「…………やっ、無理です!そんな、入りません!!とミサカは恐慌します!」 上条の言葉に一瞬想像して、その想像を打ち払うように首を横に振る。 「そんな知識はミサカの中にはありません、とミサカはっ!?」 再度、体を駆け抜けた快感に言葉を中断させられる。今度の発生源は上半身からだ。 犯人は美琴だった。 「さっきのお返し、してあげるわ。アンタと私って、感じるとこまで一緒なのね」 そう言って美琴は御坂妹の胸で尖っていた小さな果実を口に含む。 「ひゃうっ、あ、はぅん!」 各所から送られてくる刺激に、御坂妹にはそれらに抗う術がなかった。できる事は、ただそれら享受するのみ。
- 419 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/17(土) 16:14:00 ID:lcqfzmgk]
- 「あ、あ、あ、あ」
乳首を甘噛みされ、肛門を弄ばれ、膣を打ち貫かれ、最早、限界だ。全身に何かが走り抜けたような感じがした。 「っ――――――――!!」 「うっ!?」 それは比喩ではなかった。美琴と同じく、御坂妹の膣壁からも電流による刺激を受けていたのだが、御坂妹が声にならない絶叫を上げた瞬間、その電流の強度が一気に増した。その刺激に、思わず膣内で射精してしまった。 二度目とは思えない量の精液が御坂妹に注ぎ込まれる。 「あっ、あぁぁぁぁ」 体内で何かがはじけている。そう思った瞬間、全身の力が抜けてしまった。 ……余計な所の力まで。 美琴の顔の上に圧し掛かるように上体を伏した瞬間、未だ繋がったままの股間から温かいものが零れ出てしまうのを、御坂妹は止められなかった。 「あっ、やあっ、み、見ないで下さい、とミサカは懇願しますっ」 ちろろろろ、と水音が部屋の中に響く。 「あぅぅぅぅ、ご、ごめんなさいぃ」 「あー、と、まぁ気にしなさんな、な?」 泣きそうになる御坂妹に慰めの言葉をかける上条。実際にはそれは逆効果だと思うが、どうか。 二回放ち若干項垂れた肉棒を御坂妹から引き抜いて、枕元に置いてあったティッシュで御坂妹の秘所を拭う。 「シーツとかぐしょぐしょになっちゃったわね。どうしよっか?」 最後のがなくとも、今までの行為で既にぐっちゃりになってしまったベッドを見下ろし美琴がそう言った時に、突然ノックの音が部屋の中に響いた。 瞬間、三人の動きが止まる。数秒後、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
- 420 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/17(土) 16:14:31 ID:lcqfzmgk]
- 『終わったかな?』
ノックの主はあのカエル顔の医師だった。 『いや、若いことは結構だけどね?あまり大きい声を出すと外に聞こえるよ?』 聞かれてた!そう認識した途端、姉妹の顔が真っ赤に染まった。 『いや、ずっと聞いていたんじゃないよ?さっき往診しにきたら、何やら取り込み中だったみたいだからね?しばらくの間、病室の前を通行止めにしておいたよ?両隣が空き部屋でよかったね?』 「それに関してはお礼を言った方が良さそうですね。ありがとうございます」 端から聞くと皮肉にも聞こえるが、上条は割りと本心でそう言った。カエル医師も言葉通りに受け取ったようだ。 『いや、礼には及ばないよ?君もわりかし病院が好きだよね?希望するなら手術室とか手配するけど?』 「それは結構です、ってかまだ引っ張るかそのネタ!」 『むぅ、残念だね、ま、それはいいとしてだよ?ベッドの上とか凄い事になってないかな?信頼できるナースを呼んであるから、あんまり心配しなくてもいいよ?』 意外な裁量に、上条は思わず聞き返した。 「良いんですか?その、怒ったりとかしないんですか?公序良俗に反する、とか」 『別にそんな権限は僕にはないね?あったとしてもする気も無いけどね?』 上条の問いにそう答えたあと、医師の気配が離れて行くのが分かる。 『それじゃ、患者さんの診察は後回しにするからね?三十分くらい後にまた来るよ?』 三十分後、と聞いて無意識の内に病室備え付けの時計に目を向ける。 現在、三時二十八分。 「あ」 ここから姫神の待つデパートまでの道のりを考える。 まずい。間に合わないかも。 脱ぎ散らかしていた制服を取り集めて着ていく。 「ちょっ、どうしたのよ、急に」 突然の上条の行動に、美琴が問いかける。 「すまない美琴、後は頼む」 「何でよ。何かあるの?」 「あぁ、上条さんにも色々とあるのですよ。ミサカ、今日は帰るけど、また来るからな」 「……はい、お待ちしてます、とミサカは直視出来なくとも再来を待つ旨を伝えます」 御坂妹の声を背に受けて部屋と出ようとして、上条は足を止めて振り返る。 「ヤる事ヤっといてすぐ帰るってのは、何と言うか、すごく気まずい」 そこで、一回言葉を切る。 「この埋め合わせは、いつか、必ずするから」 「分かったわよ。良いからさっさと行きなさいよね」 常であれば怒り出しそうな美琴が、退室を促す。 「はい、その言葉、忘れませんから、とミサカは胸に刻み込みます」 御坂妹が、今度は顔を見て再会を期待する言葉を発した。 「ああ、またな……看護士さんが来る前に服位は着ておけよ」 「うっさい!行くならさっさと行け!」 美琴の怒声に押し出されるように、上条は病室から駆け出して言った。
- 421 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/17(土) 16:15:05 ID:lcqfzmgk]
- 行間 一
医師の往診が終わった後も、美琴は御坂妹の病室にいた。 上条が出て行った後に訪れてきたナースの暖かく見守るような目を思い出して、一言洩らす。 「アイツってこの病院の何なのかしら」 「アイツ、とは当麻さんの事ですか、とミサカは念の為確認します」 ベッドの上から御坂妹が聞いてくる。結局ベッドは、布団一式を全部交換する事で落ち着いた。 「そーよ、ってアンタってアイツの事そんな風に呼んでた?」 「今までは違いますが、今日からはそう呼ぼうと考えました、とミサカは自説を披露します」 「……まぁ、いいけど、ね」 呼び方、ねぇ、と考えてから、先程の時のことを思い出して赤面する。 そう言えば、自分の事を名前で呼んでいなかっただろうか? それから、御坂妹の顔を見る。 「そうね、アンタのことも考えないとね」 「?何がでしょう、とミサカは首を捻ります」 「名前よ、な・ま・え。いつまでも『アンタ』とかじゃ不便だしね」 「別にミサカは現状に不満を感じてません、とミサカは言います」 そんな御坂妹の物言いに、美琴は、 「自分では分かってないのかしら」 と言ってから、分かっていない風な自分の『妹』に向けて、改めて向き直った。 「アンタはね、確実に変わったわ。今日一日の言動を振り返ってみたらどう?自分から、自発的に、何の打算もなく要望を口にするなんて真似、今までのアンタに出来た?」 一旦言葉を切ってから言いなおす。 「いえ、言い方を変えましょう。今日一日のアンタの行動を、他の『妹達』が出来ると思う?」 御坂妹は答えない。 「アンタは既にアンタ自身の自我を持ちえている、って私は思ったんだけどね」 それはとっくにそうだったかしら、と嘯きながら美琴は続ける。 「確かに『妹達』は私のDNAマップから創られている。それに加えてミサカネットワークだっけ?それで繋がっているんだから一が全、全が一と言えるかもしれない。けどね」 そこで再び言葉を切り、御坂妹へと近寄り、頭を抱き寄せる。 「私の『妹』は、アンタだけだって、私はそう思ってる」 随分な話だけどね、と付け加えてなおも言葉を繋げた。 「これは他の娘がどうなってもいい、って言っている訳じゃないの。もちろんアンタ以外の『妹達』を失いたくない気持ちもあるわ。 だけどそれは、なんて言えば良いのかしらね、身内に向ける感情じゃないような気がするのよ」 「お姉様……」 胸に抱かれたまま、御坂妹。 「まぁ、下世話な話だけど、同じ男に抱かれたってのもあるし」 照れ隠しと分かる口調で冗談を言う。 「だから、ね。アンタに名前を付けたいの。私の妹だ、って皆に言える名前をね」 「はい、お姉様、とミサカはお姉様の意見を受け入れます」 「あ、あと他の『妹達』に伝えて欲しいことがあるんだけど」 ごにょごにょ。
- 422 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/06/17(土) 16:15:38 ID:lcqfzmgk]
-
ミサカ一〇〇三二号より全ミサカへ。お姉様からの伝言を伝えます。 『これより以後、私、御坂美琴の目の届かない所での性交渉を断固禁止するからね。これを最優先事項としなさい。以上』 学園都市内で幼女の悲鳴が上がったのは別の話。 おまけ 「そう言えばアンタ、膣内に射精されてたけど、その、大丈夫なの?」 「はい、ミサカにもしっかり生殖能力が備わってますから、とミサカはVサインで告げます」 「じゃあダメじゃない、って何でそんなに勝ち誇った顔すんのよ!!」 「安心してくださいお姉様、とミサカは補足します。あるミサカが芳川と言う研究員の方に受けたレクチャーなのですが、下腹部の電流を操作する事によって受精を阻止できるのです、とミサカは教えます」 「な、何だ。それなら大丈夫じゃない。勿論やったんでしょ?」 「…………答えは十月十日後に、とミサカは奥歯に物を挟んで言います」 「ちょっとぉ!?」
- 423 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 16:17:25 ID:lcqfzmgk]
- ここで御坂姉妹丼ぱーとは終わりっす
次回から姫神編でっす これを書いてたので今週は禁書板分はおやすみっす(謎) ではまた会う日までー
- 424 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 16:32:54 ID:l1YxZAlG]
- よし、一番槍GJ
- 425 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 16:52:00 ID:Yo97UGzx]
- ああ見える、みことがみさかがねーちんがその他のヒロインが
ボテバラになって蛙医者の診察を皆で仲良く廊下で待っている姿が。 GJ
- 426 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 17:23:45 ID:o4wPFaAq]
- 避妊失敗フラグ立ってんな〜w
- 427 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 17:29:26 ID:BzKi+4QO]
- 硬派な上条さんはお腹の中の子供にすらフラグを立ててるぜ!
- 428 名前:KATU mailto:sage [2006/06/17(土) 19:09:58 ID:oHba4MQx]
- >>423
GJ!! すげぇ!上条さんはとんでもないプレイボーイだな! >>427 ちょwwww鬼畜wwww
- 429 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 19:18:01 ID:wlbNz1DE]
- >>427
それなんて叔母風呂?
- 430 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 19:49:04 ID:3Cc1Xfm7]
- 上条さんの不幸×フラグをもってすれば、全員着床は十分有り得る。
とにかくGJ!
- 431 名前:名無しさん@ピンキー [2006/06/17(土) 20:42:52 ID:4hFGxs2N]
- 打ち止めカワイソス
そしてふきふきに萌え それにしても、あなた一人で何KB使ってるんですかw でもGj
- 432 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 20:47:49 ID:jxhDDnb/]
- GJ
>>430 着床は決して不幸な事ではないと思うんだ
- 433 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/17(土) 22:48:05 ID:Cp786Y5C]
- うむGJ
てかアンタ禁書板のSSにも顔出してんのかw
- 434 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/18(日) 04:20:21 ID:mpcrXER3]
- l^丶
| '゙''"'''゙ y-―, あ ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう ミ ´ ∀ ` ,:' (丶 (丶 ミ いあ いあ (( ミ ;': ハ,_,ハ ハ,_,ハ ;: 姫 ミ ';´∀` '; ';´∀` '; `:; ,:' c c.ミ' c c.ミ U"゙'''~"^'丶) u''゙"J u''゙"J /^l ,―-y'"'~"゙´ | それ るるいえ うがふなぐる ふたぐん ヽ ´ ∀ ` ゙': ミ .,/) 、/) いあ いあ ゙, "' ´''ミ ハ,_,ハ ハ,_,ハ (( ミ 姫 ;:' ,:' ´∀`'; ,:' ´∀`'; '; 彡 :: っ ,っ :: っ ,っ (/~"゙''´~"U ι''"゙''u ι''"゙''u l^丶 | '゙''"'''゙ y-―, じか いはわ たしが しゅじ んこう ミ ´ ∀ ` ,:' (丶 (丶 ミ いあ いあ (( ミ ;': ハ,_,ハ ハ,_,ハ ;: 姫 ミ ';´∀` '; ';´∀` '; `:; ,:' c c.ミ' c c.ミ U"゙'''~"^'丶) u''゙"J u''゙"J
- 435 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/18(日) 10:43:27 ID:QeTUyWVC]
- Non、Non、次回『も』
- 436 名前:KATU mailto:sage [2006/06/20(火) 23:27:36 ID:Xo1eNVuf]
- つづきです
細切れになっていてすんませんorz ていうか、ぶっちゃけ投稿する分が書き終わる直前に PSPがバッテリー切れて今まで書いた分が消えるのって悲しいね (すでに三回やったorz)
- 437 名前:白井黒子の気持ち mailto:sage [2006/06/20(火) 23:28:25 ID:Xo1eNVuf]
- 上条当麻は決意した
「早くこいつを寮まで送り届けよう」 女の子の寝込みを襲うなんて甲斐性はない上条だった 白井黒子は夢を見ていた 暖かくて、大きくて、優しく包まれている そんな幸せな夢だった だからこそ安心して眠れた もっと、もっと、もっと この温もりに包まれていたい 「・・たぞ、白井」 「うぅん・・・ふぇ?」 「着いたぞ」 黒子が見上げるとそこは自分が住む寮の前だった 「で?どうする?中まで連れてくか?」 「いえ、それには及びませんわ」 「だけど・・・」 「ここからなら直接ベットに行けますから」 そう言われて渋々黒子を降ろす 上条が触れていると[幻想殺し]の効果で黒子の[瞬間移動]が使えないからだ 「では、ありがとうございました」 「ああ、またなんかあったら気軽に言えよ」 それを聞いて白井はニコリと笑ってテレポートした 「あ、黒子お帰り」 突然ベットの上に現れた黒子に出迎えをした御坂美琴はぎょっとした 「ち、ちょっと!!どうしたのその足!?」 少しだが足はまだ赤みを持ち腫れていた 「ちょっと転んでしまいまして」 「全く、気をつけなさいよ」
- 438 名前:白井黒子の気持ち mailto:sage [2006/06/20(火) 23:29:59 ID:Xo1eNVuf]
- 「ああ!お姉様が心配してくださるなんて!もう毎回足を捻ってもいいですわ!」
歓喜の表情でそんなことを言う黒子 「・・・あんた絶対足に後遺症残るわよ?」 そこまで言って、ん?と首を傾げる美琴 「じゃあ、あんたどうやってここまで戻ってきたの?」 「送ってもらいました」 「誰に」 「お姉様のよく知る人に」 御坂美琴は検索を開始した 御坂美琴は検索を終了した その間、僅か0.5秒 もとよりそんな奴は一人しか覚えがない またあいつか そんな言葉が頭に浮かぶ 「お姉様が言っていたあの人の良いところも何となく分かりましたわ」 本人は気づいていないのだろうがその顔には朱が差していた 口元がひきつる 「そっか、そっか、ならお礼言ってきてあげるわ」 外に出ようとする美琴 「あ、いえもうお礼はしましたので」 「後輩が知り合いに世話になったんだからその知り合いにお礼にいくのは当然でしょ?」 「お姉様・・・」 感動している黒子 しかし、彼女は知らない 御坂美琴がポケットにじゃらじゃらコインを入れてる事に
- 439 名前:KATU mailto:sage [2006/06/20(火) 23:34:09 ID:Xo1eNVuf]
- PSPではこれが限界です・・・
うう・・・進行遅くてすみません 読んでくれる人がいたらうれしいですよー
- 440 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/21(水) 00:23:37 ID:bH52yPly]
- 1番槍GJ
- 441 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/21(水) 06:59:07 ID:822EyWN7]
- >>439
ちょ、美琴さーん!? お礼じゃなくてお礼参りの方ですかw 純だ、gj
- 442 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/21(水) 23:33:57 ID:IwIZ8sjI]
- いやはやGJ
PSPでよくやれるな〜
- 443 名前:KATU mailto:sage [2006/06/24(土) 22:11:47 ID:ZiLFK30J]
- つづき〜
「ふー、さっき自販機で買った[にがりゴーヤコーラ]はすさまじい味だった」 上条はしかめっ面をしながら道を歩いていた 「うう・・・まだ苦い、あれじゃソーダ水をそのまま飲んだ方がましだ」 そんな苦い事で有名な物が二つも入っていたら当然だ 「ふう・・・暇だなぁ」 周囲は既に日が落ちて星が輝いている 本来なら急いで帰らないと妖怪ハラペコシスターに頭をかじられるのだが ハラペコシスターはお供の猫と上条の担任で見た目12歳の小萌が買った超・豪華絢爛焼き肉セットを食べに行っている しかも、三連休を利用して二泊三日の泊まり掛けで 「どんな量だっていうんだ・・・」 上条が考えていると、ざっ!という音とともに誰かが後ろに立った 「なんだ、御坂じゃん」 振り向くとそこには御坂美琴が笑顔で立っていた 上条はその時妙な寒気を覚えた 「あんた黒子を送ってきたって?」 「ああ、そうだけど?」 「どうやって?」 「そりゃ・・・こう、背中にせおっーーー」 て、と言えなかった 真横をオレンジ色の閃光が通り過ぎた ドオォォォン!!と冗談みたいな音が後ろから聞こえた さびた歯車みたいなギギギギという音をたてて後ろを見ると
- 444 名前:KATU mailto:sage [2006/06/24(土) 23:08:23 ID:ZiLFK30J]
- 小型のクレーターができていた、アスファルトの道に
「は、え?み、御坂センセー自分はなにも悪いことはしてないです!?ちょ、ちっ!ってなに!?」 上条当麻は危険信号を発していた 記憶を無くす前に見たことがあるのか 美琴がコインを持つのを見ただけで 逃げなくては!と思った 「いったいなんだってんだー!?って、ぎあぁぁ!?二発同時はやばいぃ!!」 叫びながら走り逃げ回る上条 「とにかくあんたが悪いー!!」 追いかけながら超電磁砲を連射する美琴 「なんじゃそりゃー!?」 結局、二人は朝まで命がけと嫉妬の鬼ごっこをした 次の日の午後、黒子は風紀委員の仕事で地下街のゲームセンターの見回りをしていた 足はすっかり治っていた 「ケガが意外と軽かったのか、それとも治療が良かったのか・・・きっと両方ですわね」 一人そんなことを呟く黒子 その時、一角のゲームの前に人だかりがあるのに気づいた それは最新のゲームでゴーグルのような物を着け 手と足にも中世の防具のような物を着けてスペースの中に入って動くとキャラがその通り動く 今、一番人気のゲームだ このゲームセンターにも四台ある
- 445 名前:KATU mailto:sage [2006/06/24(土) 23:09:42 ID:ZiLFK30J]
- 今は、なんと十人抜きをしている人がいるらしい
プレイヤー以外は対戦の様子を大画面のスクリーンで見れる このゲームは武器も選べて相手は剣を持ってる だが勝ち抜きをしている人は武器を持っていなかった そのため、一際人が集まっていた 足の指潰し、肘打ち、後頭部攻撃、耳への平手打ち、膝蹴り 余りにも精巧に作られているこのゲームは人体の構造についても忠実に作られている 故にそれを受けた相手はいとも簡単に倒れる しかし、その攻撃のすべてはぎこちなかった まるで他人の技を真似てるように 「オラァァァ!!」 連勝中の・・・彼は叫びながら右拳で相手のキャラを殴りとばす それは一番慣れた動きだった K.Oの文字が出てそこで彼はやめた 周囲から人がいなくなって 彼は機械をはずして出てきた 「お疲れさまです」 彼は黒子の方を向いて驚いていた 「白井?足は大丈夫なのか?」 開口一番に心配してくる彼に苦笑する 微笑もうと思ったのだができなかった きっとそれは他の女性にも向けられる気遣いだと思ったら ひどく、悲しくなったから 自分より三歳近く年上で背も自分より高いかれ上目遣いで見る 「ええ、もう治りましたわ」 足でトントンと地面を叩く
- 446 名前:KATU mailto:sage [2006/06/24(土) 23:16:57 ID:ZiLFK30J]
- >>445
の下から三行目の 「背も自分より高いかれ上目遣いで見る」 は 「背も自分より高い彼を上目遣いで見る」 でしたorz とりあえずここまで
- 447 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/25(日) 00:07:40 ID:Gm8f1Ks9]
- 乙!
- 448 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/25(日) 00:16:27 ID:qyKHieHz]
- GJであります!
- 449 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/25(日) 16:17:52 ID:/nOJqVN/]
- 土御門をコピー? 上条さんLvアップの予感!!
- 450 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/25(日) 21:11:30 ID:A1whJB+a]
- ミサカ13Pの人は、もう書かないのかな?
- 451 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/26(月) 21:21:28 ID:VNJGdB2l]
- 小萌先生ってタバコ吸ってたっけ?
- 452 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/26(月) 21:27:37 ID:xlD/fzGz]
- >>451
あ〜、たしか吸ってなかった様な……。 あれ?ビールの散乱してる部屋は思い出せるんだが……。
- 453 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/26(月) 21:59:22 ID:ZZzpVBtO]
- ビールの違いが判る人だったのはおぼえてるんだが。
- 454 名前:KATU mailto:sage [2006/06/26(月) 22:05:46 ID:zp6NAPkv]
- >>451
銀色の灰皿には煙草が山盛りにされている とあるから吸うんだよ
- 455 名前:451 mailto:sage [2006/06/26(月) 22:42:56 ID:VNJGdB2l]
- >>452-454
サンクス
- 456 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/26(月) 22:54:10 ID:ZZzpVBtO]
- しかし、本スレじゃなく、ここで聞くということは何か準備中と見たが?
- 457 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/26(月) 23:05:41 ID:TA/W9NlY]
- もともとタバコ吸わない派だったが大学の先輩が吸っていてその先輩とねんごろになるも先輩死亡
その後タバコを吸うようになり生活が荒れていたときに幼い上やんとであいフラグを立てられ改心し しかし喫煙の習慣が抜けず今に至っているなんて妄想した俺はちょっと原作読み直してきますねノシ
- 458 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/26(月) 23:07:16 ID:5ID2xMzO]
- 禁書でタバコと言えばステイルだが……ま、まさか小萌×ステイルなのか!?
- 459 名前:KATU mailto:sage [2006/06/26(月) 23:14:21 ID:zp6NAPkv]
- >>457
三巻の小萌先生の軽さだと・・・ どうなんだろ? 役にたたなくてスマソorz >>458 そして、ステイルは土御門の思い通りに・・・w
- 460 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 08:40:13 ID:iy2XIeOX]
- ステイルはやっぱりロリコンだったのか!!
- 461 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 11:11:34 ID:hGgli5S5]
- HaHaHa何をいまさら。彼は間違いなく真性ですよ
- 462 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 14:15:51 ID:n6jL7i9l]
- ロリコンっていうかステイルは十四才じゃなかったっけ?
- 463 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 16:00:02 ID:3MOfukUX]
- 身体は大人、頭脳は子供…その名は!
- 464 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 16:28:58 ID:jFlcW1VU]
- 名探偵KODAMA
- 465 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 17:00:13 ID:HsxVnttH]
- 年は下手すりゃ小萌先生の方が倍近くいってるかもしれないんだがこの場合ステイルが
ロリコンになるのか小萌先生がショタになるのか
- 466 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 20:55:04 ID:iy2XIeOX]
- ロリコンorショタに歳は関係あるのか?
- 467 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/27(火) 23:08:34 ID:U1YbtMnb]
- しょーじき見た目だよなぁ
- 468 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage 同じキャラでほのぼのとエロを同時に書いているのからじゃ(ry [2006/06/28(水) 23:25:28 ID:uZHe/jS1]
- うーむ、イマイチまとまらない現状
こんな時は小ネタに逃避しよう 小萌先生の部屋でアルバムを発見した。好奇心に負けて中を覗くと、小萌先生に良く似た大人っぽい女性の写真が数多く収蔵されていた。 「小萌先生ー。この人、先生のお姉さんかなんかですかー?」 「どれですか?……やですねー、上条ちゃん。これは先生ですー」 そう言って小萌先生が指差した写真に写っていたのは、どう年を高めに見ても大学生に行くか行かないか、と言う風体の女性だった。 確かに顔立ちは小萌先生とそっくりだが、どう見ても外見に格差がありすぎる。 「……マジですか。ちなみにこれはいつ頃の写真なのでせう?」 「これは先生が小学校を卒業する時の写真ですよー」 オチもなく終わる 流れを見て何となく思いついた 今は反省してる
- 469 名前:KATU mailto:sage [2006/06/29(木) 01:17:31 ID:ORgetGN5]
- 続きを投下〜
微妙なとこで切れますorz
- 470 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/29(木) 01:21:56 ID:m7pEp4Pl]
- おk!
- 471 名前:KATU mailto:sage [2006/06/29(木) 02:12:20 ID:ORgetGN5]
- 「そっか、良かったな」
そう言って頭を撫でてくる 頬を朱に染めて目を細める黒子 「そ、そういえばさっきのすごかったですわ!」 「あれか?あれはなぁ・・・」 そう言って気まずそうにする上条 「なあ、さっきの俺ぎこちないとこあったか?」 「え?そういえば、最後の右拳の一撃以外はどこかぎこちなかったような・・・」 それを聞くと肩を落として大きくため息をつく上条 自分が何か言ってしまったのかとオロオロする黒子 「あの技な最後の奴以外、全部友達のなんだ」 「お友達の?」 「実はな・・・」 話は数時間前に遡る 朝まで鬼ごっこをを続けた上条は帰宅した直後に爆睡した そして、昼前に目を覚ましてクリームパン(一個)を食べていた 何で昼にクリームパンを食べているのかというと それは上条が帰宅する前に寄ったコンビニで・・・ 午前四時 「ね、眠い・・・朝はいいから昼飯買って寝よう・・・」そんな、説明するように呟きながら店内に入る上条 「カップ麺あるかな?」 「すいません、只今切らしております」 「あり?そうなの?じゃあ、おにぎりでも・・・」 「申し訳ありません、おにぎり、お弁当各種も只今切らしております」 「・・・何故?」
- 472 名前:KATU mailto:sage [2006/06/29(木) 02:14:04 ID:ORgetGN5]
- 「実は商品を積んだ車が事故が原因の渋滞に捕まりまして・・・」
申し訳なさそうに言う店員の言葉を聞いて顔を引きつらせる上条 「パ、パンは?パンは幾らなんでもあるだろ!?」 「あるにはあるのですが・・・このクリームパンだけ」 こうして、上条は昼に甘いクリームパンを食べることになった 閑話休題 「閑話過ぎだろうが!!」 「なに叫んでんだにゃーカミやん?」 声が聞こえた方を向く そこには、扉を開けて中に入ってくる隣人、土御門元春がいた 「よお土御門、てか勝手に入ってくんなよ」 「カミやん朝帰りなんだろ?土御門さんはなんでもしってるんだぜい、お楽しみはどうだったにゃー?」 上条の言い分をさらりと無視する土御門 「・・・あれをお楽しみと言うなら俺はお前を脳外科に送る」 「相当な目に遭ったんだにゃーカミやん・・・」 カタカタと小刻みに震える上条を心配する土御門 「まあ、それは置いといて」 気を取り直して話を始める二人 「なあ、土御門、頼みがあるんだけど・・・」 「なんだ、カミやん?」 真剣な顔になった友人を見てそれまでふざけていた顔が真剣になる 「お願いだ土御門!俺は強くなりたい!」 「カミやん・・・」
- 473 名前:KATU mailto:sage [2006/06/29(木) 02:16:53 ID:ORgetGN5]
- ね、眠い・・・
こ、ここまで・・・ (ガクッ・・・)
- 474 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/06/30(金) 18:53:00 ID:h5EHBeZe]
- ちょ、相変わらずのPSP乙^^;
GJですよ、続き期待してます〜
- 475 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/01(土) 21:33:09 ID:NCmHCbCk]
- 毎度どうも、久方ぶりです
今回は本筋ではなくて挿話、っつーか過去話を投下します ぶっちゃけると>>214の続きです 陵辱っぽいので苦手な方はNGワード『挿話』でお願いします では、上条当麻の一歩踏み外した生活:挿話です
- 476 名前:挿話 mailto:sage [2006/07/01(土) 21:33:59 ID:NCmHCbCk]
- >>214より
「さて、まずは復習だ」 そう言って男は、私の目の前に力なく垂れ下がった男根を差し出してきた。 「どうするかは、判るだろう?」 気色を隠さずに聞いてくる。そんなのは言われずとも判っている。 私は差し出された男根に手を添えて、それを口に含んだ。 口の中だけでなく、鼻の方にまで嗅ぎ慣れた匂いが充満してくる。 男が先を促すより速く、私は亀頭に舌を這わせた。先端から雁首、肉茎へと絡めていく。 「もっと奥まで飲み込むんだ……そうそう、上手だなぁ」 別にあなたの指示通りにしている訳じゃない、とは思ったがそれは口にはしない。痛いのは嫌だから。 段々を硬度を増してきたモノから、一旦口を離して一呼吸入れる。 男は何も言ってこない。これから何をするのか判っているのだ。そう思われているのも癪な様な気もする。 そんな事を考えながら、私は大きく口を開けてすっかり硬くなった男のモノを根元まで口に含んだ。鼻先をちくちくと突付く陰毛がうっとおしい。 「んぐ……。ぅ。…………っく」 喉で亀頭を締め上げ、舌を裏筋辺りにあてがう。そのまま頭を後ろに引いて口先まで亀頭を引き出してから、再び喉奥にまで飲み込んでいく。 「くっ……、いいよぉ……」 喘がないで欲しい。ただでさえ低いやる気が更に萎えてしまう。 しかし、それでも私は口淫行為を中断させない。この行いがすっかり染み着いてしまった我が身を嘆く。何の救いにもならないが。 「うっ、出る……っ!」 幾分もしない内に男は臨界点を突破したらしく、私の口から男根を引き抜く。その際に雁首を歯がかすめ、それが引き金になったのか、私の顔に白くて生臭い物を撒き散らした。 「いやいや、上手くなったもんだねぇ。こんなに早くイかされるとは思わなかったね」 先程より五割増のにやけ顔で、白く染まった私の顔を見下ろしてくる。 これで終わり、とはいかない様だ。
- 477 名前:挿話 mailto:sage [2006/07/01(土) 21:34:44 ID:NCmHCbCk]
- 顔に付いた汚れを拭き取った私に、男はまっさらな巫女装束を差し出してきた。今日は着衣したままの行為を所望のようだ。
何も言わずにそれを受け取って身に纏う。 その後、四つん這いの状態で床に設置された枷に拘束される。更にギャグボールと目隠しまで装着させられた。身動きはおろか、周りの状況すら判らなくなった。 諦観が身を支配する。今日は痛いことをさせられるんだろうか。 しかし、私の予想に反して、男はそのまま何もしてこなかった。時間だけが無為に過ぎていく。 そんな中で、突然扉がノックされた。おかしい。この部屋にノックが響く事など今までなかったのに。 「お、やっと来たか」 そう言って男の気配が離れていく。次いで、ドアが開く音が聞こえた。 「あ、先生」 「よく来た。ま、入んなさい」 複数の足音が聞こえる。何が始まると言うのか。 「さて、ここにきてもらったのは他でもない」 男が入ってきた誰かに何事かを話している。 「キミたちは我が三沢塾の中でも優秀な人材だ。そんなキミたちに対して我々としても、何か特別な報いを用意した方が良いのではないか、と言う話が持ち上がってね」 声が近付いて来る。 「そこで自分が用意したのは、こういう趣向なんだが」 複数人の息を呑む気配を感じた。 「気に入ってもらえたかな?」 男の口調は腹立たしいほどに嬉しそうだった。
- 478 名前:挿話 mailto:sage [2006/07/01(土) 21:35:24 ID:NCmHCbCk]
- 入ってきたのは三沢塾の生徒のようだった。
入室当初は困惑気味だったが、男の話を何の疑いも無く受け入れる辺り、ここの教師とそんなに変わらない人種のようだ。 男の方も、この話に反対しそうも無い生徒を選出して連れて来たに違いない。 「さぁ好きに使うといい。ただし前の穴は使用禁止だ。……そうだな。間違えていれる奴もいるだろうから、念のため塞いでおくか」 言って男は、緋袴を引き摺り下ろした。下着も着けていない下半身が多分会った事も無い男たちの視界に曝け出される。 それに対して感想を抱く間も無く、秘所にひんやりとしたものを貼り付けられた。前貼り、と言うものだろうか。 「……これでよし、と。さて、誰から行く?」 男に促されるように、一人の男子生徒が寄ってきたようだ。カチャカチャとベルトを外す音が後ろから聞こえてくる。 「最初はきついかも知れない。良かったらこれを使うか?」 その台詞が聞こえて暫らくしてから、唐突にぬめぬめしたものをお尻にかけられた。 ローションか何かだろう。 そう考えている内に、お尻の穴に硬い物が宛がわれた。 次の瞬間に訪れるであろう光景が脳裏に描き出される。幾度と無く見た光景だ。今更、心など動かされるものではない。 ズブリ、と私の体の内へ知らない人の男根が侵入ってきた。 「……っ」 ギャグボールを噛まされた口から唾液と共に声が漏れた。 うるさい。別にあなたのもので感じたわけではない。これは反射的にとってしまう行動だ。 投げかけられた言葉に心の中で反論する。 経験が無かったのか、数回腰を振っただけでもう射精してしまった。暖かな液体が私のお尻に振りかけられる。 周りから揶揄する声が投げかけられていた。その声に反駁しながら、その人は私から離れていく。 間を置かずに次の人が挿入れてきた。こう言っては何だが、小さい。 まぁこのままじっとしてれば良いのだろう。最初に予想していたものと比べれば、こちらの方が断然楽だ。
- 479 名前:挿話 mailto:sage [2006/07/01(土) 21:35:58 ID:NCmHCbCk]
- 異変は、三人目が私の背中に放精した頃から始まった。
秘所が、酷く、熱い。 おかしい。私は全く感じてはいないというのに。 熱い。熱い。熱い。 息が乱し、体をくねらせる私の姿を見て、ずっと黙って鑑賞していた男が口を開いた。 「どうやら効いてきたみたいだねぇ?」 生徒たちへ話していた時とは違う、いつものこの男の口調だ。 「何のことかわからないかなぁ?そんな事はないよねぇ」 男の声を意に介せず、四人目がいれてきた。 今回は先程までと全く違った。 侵入してきた男根が酷く熱く感じられる。まるで焼けた杭を捻じ込まれたみたい。 「……っ!!……!」 突然の私の痴態に、周りから歓声が上がった。 「ふふん。気持ちいいだろう?」 生徒たちの悦ぶ声に気を良くしたか、男の舌が滑らかに回りだした。 「さっき貼ったものにちょっとした薬が塗ってあったんだよ。……弄りたくなってきただろう?」 男の言葉に思わず何度も肯いてしまう。 お願いだから、せめて手の拘束だけでも解いて欲しい。 「だが断る、なーんてな。最近態度が反抗的だからねぇ。ちょっとおしおきさせてもらうよぉ」 私の心の中に絶望感が芽生えた。このままの状態で放って置いたら、私の気が触れてしまいそうだ。 しかも、絶え間なく私を責めてくる人達も問題になってくる。今の状態では、この人達くらいの技巧でさえも私を逝かせるのには十分すぎる。 混乱する私に止めを刺すが如く、四人目が私の腸内で射精してきた。 灼けるような刺激が私の体を駆け巡る。 「――――――――っっ!!!!」 ……もう、ダメかもしれない。
- 480 名前:挿話 mailto:sage [2006/07/01(土) 21:36:57 ID:NCmHCbCk]
- 「……めがみちゃーん、姫神ちゃんってば!どうしたんですー?急にぼうっとしたりなんかして」
呆然と立ち尽くす私へ、小萌先生が心配そうに声を掛けてきた。 不意に蘇えってきた過去の映像に囚われていた私は、端から似れば随分と不審な人物だったに違いない。 「なんでもない」 短く返す私。 「ひょっとして上条ちゃんの事が心配なんですー?もうすぐ待ち合わせの時間なのに来る気配が無いですしー」 私の返事に何かを感じ取ったのか、小萌先生はそんな事を言ってきた。 「大丈夫。それは心配してない」 そう。上条君がいれば私は大丈夫。先程の映像だって、感触以外は不鮮明だった。 このままならきっと大丈夫。そう。私は大丈夫なんだ。 視線を何となく遠くへと投げると、脇の道から凄いスピードでこちらの方に走ってくる人影が見えた。 多分。今の私は。ちゃんと笑えているに違いない。 ……だが、彼女は気付いているのだろうか。 大丈夫、と自らに言い聞かせている時点で。 それは既に『大丈夫』ではない、と言うことに。
- 481 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/01(土) 21:39:43 ID:NCmHCbCk]
- 今回はここまでっす
一人称は初めてでした、はっきり言ってムズイっす 次こそ本筋もって現れます >KATU氏 PSP、大変だとはおもいますが頑張ってくだせい では、再見っ
- 482 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/01(土) 21:45:23 ID:WqrxLkZu]
- ( TДT)オロローン!! 姫神ー!!
- 483 名前:KATU mailto:sage [2006/07/01(土) 21:49:04 ID:oRkagWmY]
- 一番槍GJ!
姫神が・・・ 上条幸せにしてやってくれ PSPほんときついね 今はPCだけど今日はもうだめだからやはりPSP・・・orz
- 484 名前:KATU mailto:sage [2006/07/01(土) 21:50:06 ID:oRkagWmY]
- 一番じゃなかった
orz
- 485 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/01(土) 21:53:13 ID:ibOQwdTv]
- >>483
まさか……今日投下する? 投下を願ってます
- 486 名前:KATU mailto:sage [2006/07/01(土) 22:05:00 ID:oRkagWmY]
- 深夜になるかもだけど
- 487 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/02(日) 01:00:51 ID:GPcEw/Gv]
- NGワード登録した俺は勝ち組?
- 488 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/02(日) 01:06:18 ID:M8Z4bZEJ]
- 書き手の人が言うほどでもないと思うけど人それぞれだしなぁ
出来は良いと思うのだが
- 489 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/02(日) 10:14:37 ID:WbOJW+gd]
- 俺もそれほど陵辱が酷いわけではないと思った。
いい作品でした。GJ
- 490 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/02(日) 15:01:51 ID:kpU1CSNy]
- 乙、GJ。
まあ人それぞれ好みは違うよな。カプ厨なんかこいつイラネって素で職人に言い出したりするし。 俺は楽しめたよ。鬼畜趣味だしw
- 491 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/02(日) 15:40:06 ID:JNJADtdz]
- >>487
どうやら負け組のようです。
- 492 名前:KATU mailto:sage [2006/07/03(月) 00:49:30 ID:KFEI5Zli]
- つづきです
土御門は上条が力を求める理由が分かる [妹達]の時も、事前に疲弊し傷ついていたとはいえ彼女達の助けがなければどうなっていたか [御使堕とし]の時も、結局最後に上条は土御門を止められなかった [風斬氷華]の時も、上条があの時に敵を早く倒せていたら彼女は自分のことに気づかずに一緒に居られたのではないか? [大覇星祭]の時も、自分がもっと強かったら吹寄と姫神は倒れずにすんだかもしれない そんな、全て自分のせいだと思い 過ぎてしまった事は仕方のないことだと言い切れない上条だから なれば なればこそ 「頼む・・・」 上条当麻は力を求める しかし それを それを知るからこそ 「だめだ、カミやん」 土御門元春は協力できない 「なんでだ!?」 「カミやん、お前は誰かの急所をついて問答無用で倒したいのか?」 「なっ!?ちがーーーー」 違うだろう?俺の技はそういうものだ」 上条は黙り込む 確かに土御門の技は人体急所を攻める技だ 一歩間違えばなんてこともある 「でも・・・俺は・・・」 俯いて呟く上条 土御門はため息をついて上条をみて 「なら、カミやん賭をしよう」 「え?」 突然の申し出にまぬけな声をだす上条
- 493 名前:KATU mailto:sage [2006/07/03(月) 00:50:10 ID:KFEI5Zli]
- 「カミやん、ゲームセンターに最近入った最新のゲーム、分かるな?」
「あ、ああ・・・」 「それで俺の技を使って、そうだな・・・十連勝くらいするんだ。ただし」 「・・・ただし?」 「十連勝できなかったり、最後まで技がぎこちなかったらだめだ。いいな?」 「分かった・・・絶対に守れよ!!」 二人は上条の部屋を出た 上条は駆け出して行った それを見届けると土御門は自分の家のドアを開けて呟く 「守る必要はないんだにゃーカミやん」 おどけたように言ってるが目が全く笑っていなかった 「この賭は絶対に俺の勝ちだから」 一通りの説明を終えて途中で買ったジュースを自販機コーナーで飲む上条と黒子 「やってみて分かったよ」 「なにがですの?」 首を傾げる黒子を見て苦笑して答える 「俺は勝ち目のない賭をさせられたんだなってこと」 「どういうことなんですの?」 「ためらっちまうんだよ、相手に技をやんのを」 「あ・・・」 先程のゲームと話を聞く限りでは彼は優しすぎる そんな人体急所を狙う攻撃 彼が躊躇わないなんてことがありえない 「まったく、あいつはこれが分かっててやらせたんだな」 上条さんの完敗ですよーと降参のジェスチャーをする
- 494 名前:KATU mailto:sage [2006/07/03(月) 00:50:50 ID:KFEI5Zli]
- 「優しいんですのねその方は」
「へ?」 白井の言葉に驚く上条 「その方はきっとあなたに使ってほしくなかったんですの」 「白井・・・」 「優しいあなたに、自分が使うようなそんな技を使って欲しくなかったのですわ」 優しい笑顔で、そんな慈愛に満ちた目を向けてくる黒子 周囲の喧噪が遠くに聞こえる 「そっか・・・そうかもな」 「ええ、きっとそうですわ」 「サンキュ、白井」 黒子は彼にうれしそうな笑顔を向けた 「お、話し込んでたらいつのまに四時になってら」 何気なく携帯の画面を見たらすでに夕方だった 地下のここでは外の様子を窺い知ることはできないが、きっと綺麗な夕日だろう そう、黒子は思った 「帰りましょうか」 「そうだな」 二人は出口に向けて歩きだす 突然、足を止める黒子 「?どうした、白井」 黒子の視線を追ってみるとUFOキャッチャーがあった 厳密にはUFOキャッチャーの中のくまのぬいぐるみに 「欲しいのか?」 「ええ・・・はっ!い、いえ!欲しくなんてないですの!」 そんな白井を無視してUFOキャッチャーを始めている 「そんなのとれるわけ・・・」 「とったー」 「はやー!?」 黒子の叫びはエコーつけて周囲に響いた
- 495 名前:KATU mailto:sage [2006/07/03(月) 00:53:43 ID:KFEI5Zli]
- とりあえずここまで
昨日投下できなくてごめんなさい
- 496 名前:名無し [2006/07/03(月) 01:35:46 ID:pU3XYrfa]
- 乙。つーか、当麻さんあんたUFOキャッチャーのプロかなんかですか?
- 497 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/03(月) 02:03:48 ID:Y6VmbO52]
- UFOキャッチャー ↓ 揺れで捕まえ損ねる ↓ 不幸だ
- 498 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/03(月) 02:15:22 ID:Uv+AZ1IL]
- 取れたというなら、その結果この先とった物に関係したなにかしらの不幸がまってるはず。
- 499 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/03(月) 02:32:21 ID:2M0Ym2Oa]
- >>498
つまり人形をもらった白井に嫉妬したビリビリが 当麻さんに私の分もとってよとおねだり(脅迫)したら なぜかとれなくて風穴あけられちゃったりするんですね
- 500 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/03(月) 02:41:47 ID:o2EY4A0P]
- >>499
きっとフラグ建て能力の一つなんですよ。
- 501 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/03(月) 03:00:16 ID:Uv+AZ1IL]
- >>499
それもわるくないね。 人形もらった黒子に嫉妬した美琴がつい意地になって黒子と喧嘩して、人形を燃やしてしまい黒子まじ泣き。 とかどうだろう。当然全てのつけは当麻にいくわけですが。 >>501妄想乙
- 502 名前:KATU mailto:sage [2006/07/03(月) 07:25:39 ID:KFEI5Zli]
- >>499
考え読まれたーorz
- 503 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/03(月) 20:34:29 ID:O2OjBfH6]
- >>499はファービジョン系能力者
- 504 名前:498 mailto:sage [2006/07/04(火) 00:14:07 ID:Ftq+5BRN]
- >>502
ちょ、変なネタだしてすいませんでしたorz そして今更ながらに乙です。
- 505 名前:KATU mailto:sage [2006/07/04(火) 08:23:13 ID:576XxKQH]
- 只今、風邪でグロッキーです
投下は夜か明日になります >>504 いいですよ おかげでなんかよさげ?な話が思いつきました
- 506 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/06(木) 06:59:06 ID:sFti3Prz]
- 捕手
- 507 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/06(木) 18:30:01 ID:2fxF0il4]
- >>501
むしろ影で泣いちゃって、夜中に黒子に電話したりして 大覇星祭のあとに、ミサカと舞夏と禁書が消えて、 当麻がナイフで刺されるってのはどうよ?
- 508 名前:KATU mailto:sage [2006/07/06(木) 19:38:43 ID:ch6VoB5e]
- すみません治るどころか悪化してました今やっと治りはじめたとこです
続きはもう少し待ってください エロまでいけるか・・・?orz >>507 え?原作?
- 509 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/06(木) 20:57:37 ID:36zik+qu]
- >>507
それなんてひぐらし?
- 510 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/06(木) 20:59:44 ID:36zik+qu]
- >>507
それなんてひぐらし?
- 511 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/06(木) 21:04:44 ID:36zik+qu]
- ミスった…orz
- 512 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/07(金) 14:42:44 ID:o5dMPFoE]
- もちろん当麻はそのあと釘を打ち込まれたりするんだな
- 513 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/07(金) 15:27:32 ID:y9XLqxqr]
- >>508
続き期待age
- 514 名前:KATU mailto:sage [2006/07/07(金) 20:45:12 ID:9igj317M]
- >>507-512
ちょっと息抜き便乗小ネタ 「あんたが悪いのよ、あの時あんたが私にぬいぐるみををくれなかったから・・・」 美琴のために買ったぬいぐるみが 血で汚れてしまって こすっても こすっても 余計に 汚れて 「どうだにゃーカミやん?今度の常盤台中学との合同演劇これでいこうぜい」 「ていうか、もう話は向こうにいってるですよー上条ちゃん」 「はっはっはっ、やはり上条さんは殺される役なのですね?」 「「当然」」 「当然てなんだー!頷かないでクラスのみんなー!?」 「しかもノーカットでリアルを追求したぜい」 「え?俺ホントに刺される?」 「うんにゃ、超電磁砲」 「もっとひどいー!?」 怖いのだめなのに無理してWING読み直してこのためにネタを あれ?息抜きになってない てか、怖いの見て余計に疲れたorz でも、笑いに持ってたしいいやw
- 515 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/07(金) 22:47:03 ID:iLMXGTcd]
- >>507-512gjww
少し矛盾が、超電磁砲で撃たれたら焦げても血は出ないんじゃ^^;
- 516 名前:KATU mailto:sage [2006/07/07(金) 23:02:37 ID:9igj317M]
- 骨が飛び出たとか?
- 517 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/07(金) 23:47:19 ID:iLMXGTcd]
- オーケイ、落ち着いて三巻を読みかえすんだ。
- 518 名前:KATU mailto:sage [2006/07/07(金) 23:50:22 ID:9igj317M]
- あー、じゃあ衝撃で吐いた大量の血ということじゃだめ?
- 519 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/07(金) 23:55:33 ID:iLMXGTcd]
- こうか?
美琴レールガン発射吹っ飛ばされる上条さん壁に激突大量出血・・・・・チーン
- 520 名前:KATU mailto:sage [2006/07/08(土) 00:02:29 ID:MzTWhdQu]
- それがぬいぐるみにかかると・・・
そして映画はハッピーエンドw 「ハッピーじゃねぇー!?」
- 521 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/08(土) 00:08:52 ID:zkVDA3Fn]
- そこで入院した上条さんを看病する&お見舞い(女性陣)フラグが。
- 522 名前:KATU mailto:sage [2006/07/08(土) 00:12:11 ID:MzTWhdQu]
- 事情を知らないみんなは口々に
「演劇で大怪我するなんて(笑)」
- 523 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/08(土) 00:19:25 ID:zkVDA3Fn]
- 上条さん「つーか、エンゲキでレールガンぶっ放す方がどうかと上条さんはおもうのですがッ!!
そこんとこどう思いますかーーー」全員(女)「「「自業自得」」」「ふっ不幸だーーーッ」 オチはこんなんかな?
- 524 名前:KATU mailto:sage [2006/07/08(土) 00:23:33 ID:MzTWhdQu]
- なんかこれだけでネタにたってるなぁ
- 525 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/08(土) 00:24:51 ID:zkVDA3Fn]
- ww一筆書きますぅ?^^
- 526 名前:KATU mailto:sage [2006/07/08(土) 00:28:05 ID:MzTWhdQu]
- 白井もの書いてるし次書こうかなぁってのもきまってるからなぁ
- 527 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/08(土) 00:29:30 ID:zkVDA3Fn]
- まあ保留ということで。
- 528 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/09(日) 03:53:05 ID:mO4AkrGc]
- 三巻を読んでて幻想。
「ん…ちゅ、む…」 「く、あっ……!せ、先生ちょ、待っ…!」 「ちゅうう〜〜……っ、ぷはっ…ふっふっふ、舌技で小萌先生と戦おうなんて100年早いのです。ほら上条ちゃん、もっと先生のココ…可愛がってくださいー」 たぶん小萌先生は作中で最も性技に長けていると思います。
- 529 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/09(日) 11:44:56 ID:qcHICWVa]
- >>528
さくらんぼのやつか よし、そのまま続けてくれ
- 530 名前:KATU mailto:sage [2006/07/09(日) 21:15:15 ID:iQtlfNoH]
- つづき
あり得ない速度と正確さでぬいぐるみをとった上条は、今日は調子がいいと言ってまだとっている 黒子は自分が抱いているぬいぐるみに視線を落としす ふわふわとしてかわいい そして、大きい 1メートルはあるそのぬいぐるみをUFOキャッチャーに置くゲームセンターがある辺り、さすがだ学園都市 そんなことを考えている間に上条が、とったどーと言っていた ぶっちゃけた話、一発だった (あの人はその筋では有名だったりするんですの?) ぬいぐるみを抱えた黒子は上条が戻ってくるのかと思ったが彼は続けてやっていた 傍らにはうさぎのぬいぐるみがあった 耳がなければ同じ1メートルくらいだった 「とったー、ダブルで」 「ダブル!?」 実際にそういう技術があると美琴に聞いていた黒子だったが実際には初めて見た 「白井、くまとうさぎの普通サイズ手に入れたからやるよ」 「あ、ありがとうございますですの・・・」 インフレ的ぬいぐるみキャッチに呆れつつもお礼を言う黒子 「ところで・・・」 「ん?なんだ?」 「さっき十一回あの格闘ゲームをしたんですのよね?」 「ああ」 「UFOキャッチャーを三回」 「うん」 「お金は大丈夫ですの?」
- 531 名前:KATU mailto:sage [2006/07/09(日) 21:15:52 ID:iQtlfNoH]
- ビシッ!
周囲の空気が凍る 笑顔のまま上条が固まる 格闘ゲームは一回300円 UFOキャッチャーは200円 300×11+200×3=3900 「きゃー!?上条さん家の食生活に暗雲が!!」 ムンクの叫びよろしく叫ぶ上条 「だ、大丈夫ですの!人間もやしご飯でも暫く生きられますの!」 「うう・・・ありがとう白井」 ガシッ!と黒子の手を握る 「へ?」 突然の出来事に驚いて心臓の鼓動が速まる、きっと顔は赤くなり始めているだろう が、それもすぐに止まった 上条の手には、うっすらと無数の傷跡があった 何かで軽く切ったとかそんなレベルではない、もっと深い傷 きっと怪我をした時は血がたくさん出て きっと凄く痛かったんだろう そんなことを考えた 「うわ!もう夜だ!?」 「あ、あらもうそんな時間ですの?」 時刻は18時、辺りはすっかり暗くなっている 「帰りましょうか?」 「そうだな」 二人は歩きだして出口の前にきたところで 「・・・」 「な、なんで笑って立ち止まるんですの?」 「この扉を開けたら上条さんは不幸になるからです」 汗をだらだら流しながら笑顔のまま言う 黒子は笑いながら扉を開けようとする 「そんなわけ・・・」
- 532 名前:KATU mailto:sage [2006/07/09(日) 21:16:35 ID:iQtlfNoH]
- ガチャと音をたてて扉が開いて
瞬間、二人はそのまま固まり そっと扉を閉めた 扉を開けたらなんかいた、そんな感じだった 「・・・ほかに出口なかったっけ?」 「ないですの」 はあ、と諦めるようなため息をつく上条 そして、扉をあけると バチバチとビリビリを出してる美琴がいた その指はコインを持って上条に向けられていた 「遺言は?」 「いきなり!?」 (なんですか!?この浮気をした夫に妻が包丁向けて言い訳は?とか言ってるような状況!?) 「み、美琴さーん!上条さんは白井にぬいぐるみを二つあげただけでーす!」 美琴は黒子を見て大小の二つのぬいぐるみ確認して 「ふーん、ぬいぐるみねー」 明らかに不機嫌だ なんでこいつは不機嫌なんだろうと上条は考えてもしかしてと声を出す 「おまえぬいぐるみが欲しいのか?」 「は?」 当たらずとも遠からずといった答えに驚く美琴 「このうさぎ二つともやるよ」 ほら、とぬいぐるを渡す上条と受け取る美琴 「あ、ありがと・・・」 顔を朱に染める美琴 黒子はその時 チクリと痛みを感じた が、気にせず美琴に話しかける 「大小のぬいぐるみでおそろいですの♪」 「名前はきるぐまー二世?」
- 533 名前:KATU mailto:sage [2006/07/09(日) 22:30:09 ID:iQtlfNoH]
- 上条は笑いながら言う
「そこまで詳しく見たの?」 上条は笑いながら (上条さん墓穴ほったー!?) と嘆く 「弁解は?」 「い、いや違いますよ美琴さん上条さんはベットの下のぬいぐるみの首輪のきるぐまーとあの紙を見ただけで決して香水っぽい小さなビンを見たりとかしたわけではないですよだからそのあれだつまり色々とごめんなさいでしたーっ!!」 「よし、遺言はそれだけね」 「弁解って言ったじゃん!?」 「そうだっけ?」 「うわーん!助けて白井!こいつそうだっけ?で人殺そうとしてるー!?」 泣きながら黒子の方を向く、すると 「・・・」 黒子は悲しそうな顔で俯いていた 「白井?」 上条は心配そうに白井を見る その視線に気づいて顔を上げる黒子 「あ、あの私用事があるので帰りますわ・・・」 「そ、そうか。またな」 「ええ、では」 そう言ってまるで逃げるように空間移動していった 「白井・・・?」 黒子は数分後にはもう寮の近くに着いていた 二人が話しているのを見ていたら 胸の中が痛みだして とにかく逃げたくなった (痛い・・・) 黒子は胸を押さえる (どうしたんですの・・・私?) 寮の前に着いて空間移動で直接部屋に移動する
- 534 名前:KATU mailto:sage [2006/07/09(日) 23:01:07 ID:iQtlfNoH]
- 突如、文字どおり黒子の目と鼻の先に壁があった
「ひっ!・・・は・・・あ・・・」 精神的に揺らいでいた黒子は計算式を間違えたのだ 恐怖でその場にへたり込む 計算式の間違いが致命的でなくてよかった あと数センチもずれていれば壁に埋まって呼吸ができず計算式も組めずに死んでいた 下手をすれば結標淡希のようになっていたかもしれない ふるえる足で黒子はシャワーを浴びてベッドに入って眠った 上条は歩きながら考えていた 黒子のことだった 「なんか変だったな白井の奴」 前に助けたこともあり何か悩んでいるのか気になってしょうがなかった できることなら力になってやれないかと もっとも能力関連だったら無能力の自分は力になれないし知り合いにも空間移動などいない 「とりあえず今度聞いてみよう」 そのまま家に帰る気になれなかったのでほんの少し夜遊びをすることにして 上条は歩き出す 星が綺麗だった
- 535 名前:KATU mailto:sage [2006/07/09(日) 23:05:15 ID:iQtlfNoH]
- とりあえずここまで
PSPはタブ3つしかないからつらいorz ・・・[orz]何回使ったんだろう? ぶっちゃけ話の細かいところはその場で考えるからつらいね・・・orz
- 536 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/10(月) 00:10:24 ID:2pM05qpc]
- ブラボー(*´Д`)ー!!
- 537 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/10(月) 12:36:12 ID:H/DJcDzX]
- なるほど、そう来たかgj!!
- 538 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/10(月) 21:02:47 ID:oOhs8H68]
- GJ
PSP頑張る君に乾杯 いやほんと凄い
- 539 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/10(月) 22:42:28 ID:RggDcoLe]
- グッジョ!
PSPからの書き込み天晴れ 一歩踏み外した生活のお人も降臨なさったようで さぁ次は神裂ねーちん編カモン
- 540 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/12(水) 07:36:07 ID:MZ67rlOT]
- 一歩踏み外した人マダー?
- 541 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/12(水) 12:20:04 ID:u0ufSjYs]
- >>539
あれ? 次は>>434にかいてあるあのひとじゃ?
- 542 名前:KATU mailto:sage [2006/07/12(水) 22:07:13 ID:HoPm/+vQ]
- PSPがコショったのでしばらく投下できません
PCが使えればいいのだけどあんまり使えないので書いてる時間が無いのです 直ったらまたきまーす
- 543 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/13(木) 15:21:58 ID:lvKXmVAT]
- >>542
待ってますッ!
- 544 名前:別スレより転載 mailto:sage [2006/07/13(木) 19:16:46 ID:1t51Yvpm]
- 569:以上、自作自演でした。 :2006/07/13(木) 01:28:00 [sage]
真っ赤な夕日が教室をだいだい色に染める。学園都市内でも平凡な学校のとある教室では生徒と教師が向き合っていた。 「だ、ダメですよ〜!、上条ちゃん!」 担任の小萌の話には耳を傾けず、上条は指をいれ豆と表現されるものを撫で、つかむ。 「ひゃんっ」 小萌は体全体をビクッとふるわせ、頬は端から見て分かるほど真っ赤になっていた。目には涙を浮かべている。 「か、上条ちゃん駄目です!上条ちゃんと私は教師と生徒なんですよ〜!?」 「小萌先生…、そんな事はどうでもいいです。」 上条は真剣な眼差しで見つめながらそう告げた。小萌はその眼差しに何かを感じ取ったのか、決心したかのように首を縦にふった。 「上条ちゃんがそこまで言うなら…。好きにしちゃってください。」 目を瞑った小萌は誰がどう見ても怯えきっていた。 「で、でも優しくですよ!?」 上条はその言葉に苦笑いをしながら彼女を攻める。 「い、痛いです…上条ちゃん!ひゃっ」 上条は時には上、下と体位を変えながら小萌を攻め続ける。 「先に約束したのは先生ですよ。責任は取ってもらいませう!」 夕方の教室に二人の声が響きわたる。 続きは別スレにて
- 545 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/14(金) 00:33:03 ID:hZFFArGM]
- どこだぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!!!
- 546 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/14(金) 08:40:00 ID:X13DbDTi]
- それには驚かされたなw
やっぱりここに転載されたか
- 547 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/14(金) 15:55:05 ID:qsjXUuzl]
- なに転載してくれてんですか!?
改めて見ると我ながら酷い文章だ…
- 548 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/14(金) 16:53:33 ID:OjC59vdF]
- 土御門元春にゃー!
で調べれば>>547を苛めれるよ。
- 549 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/14(金) 17:06:41 ID:DZqvCiAb]
- ふぁっきん!orz
>>547、俺達のこの幻想をどうしてくれる!?
- 550 名前:547 mailto:sage [2006/07/14(金) 18:03:40 ID:qsjXUuzl]
- >>549
てめがエロいSSを俺に望むというなら、もうその幻想をぶち殺した!
- 551 名前:KATU mailto:sage [2006/07/14(金) 21:09:17 ID:dETrGVDW]
- あはは
変な雰囲気ぶった切って発言 なんかPSPがおかしくなったり直ったりで投下しかねてますよ 壊れるか直るかハッキリしろ!
- 552 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/14(金) 22:43:54 ID:p/73e0DP]
- これが【定時破壊(ソニータイマー)】レベル5の力か…
作品完結もさせんとはなんたる威力だ。
- 553 名前:KATU mailto:sage [2006/07/14(金) 23:04:15 ID:OV0S7nGg]
- どうもバッテリーらしい
高いよ、バッテリー! 非エロの小ネタしかも微妙にパクり 鎌池スレかこっちのどっちに投下しよう?
- 554 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/15(土) 04:36:27 ID:gDaeScsC]
- こっちでいんじゃね?
まあ、まかせるさ
- 555 名前:KATU mailto:sage [2006/07/15(土) 13:03:25 ID:rTr4+q+F]
- こっちには続きを投下することにしました
PSPの調子がよければ夜には投下できると思います
- 556 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/15(土) 14:16:51 ID:gDaeScsC]
- 待ってるよ〜
- 557 名前:547 mailto:sage [2006/07/15(土) 19:22:43 ID:gbEU94sD]
- 小萌先生と上条くんの馴れ初めをエロで書こうと思うんだが需要ある?
- 558 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/15(土) 19:24:07 ID:aJV62arF]
- >>557
需要1ノ
- 559 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/15(土) 19:47:27 ID:rSDO+OD1]
- >>557
需要2ノ
- 560 名前:547 mailto:sage [2006/07/15(土) 19:52:46 ID:gbEU94sD]
- 了承した。レス早いな、おい。
携帯からだから遅筆になるだろうからまったり待ってください。
- 561 名前:KATU mailto:sage [2006/07/15(土) 20:10:35 ID:73IaqyZ7]
- PSPに比べれば速いさ!
タブ三つで文字制限ありとか・・・orz ファミ通で『こんなPSPの周辺機器がでるかも』のやつの キーボード、マジでホスィーー!!って心の中で叫んだ
- 562 名前:547 mailto:sage [2006/07/15(土) 20:48:00 ID:gbEU94sD]
- 早速書いてみたが、なんか数行で終わらせようとしたものがダラダラ長くなっちゃいましたよ…。
- 563 名前:547 mailto:sage [2006/07/15(土) 20:49:04 ID:gbEU94sD]
- 早速書いてみたが、なんか数行で終わらせようとしたものがダラダラ長くなっちゃいましたよ…。
>>561 苦難を乗り越えてこそ、何かが見つかるかもしれないかもしれない
- 564 名前:547 mailto:sage [2006/07/15(土) 20:49:45 ID:gbEU94sD]
- 日本には世界でも一つしかない機関がある。
それは超能力育成機関であり、機関には超能力を育成するための教育施設が集まった都市があった。 通称学園都市と呼ばれるその都市には、名の通り中学から大学までの学校があり生徒用の寮もある。 その数ある寮の一つの比較的平凡な男子寮で、何故だかバスルームで睡眠をとろうとしている青年がいた。 名前を上条当麻。機関には無能力と認定されている彼だが、実際は『現実殺し』という異能の力なら何だろうと打ち消してしまう非常に貴重な能力を持っている。 とある事情で彼は夏休み以前の記憶を持っていない記憶喪失者である。彼はある一人の少女の笑顔を護るために、誰一人にも記憶喪失した事実を告げず、偽りながらごまかしながらも生活を続けていた。 (俺はちゃんと“上条当麻“として暮らしているだろうか?) 上条は自身に問いかける。 自分自身で決めたことにより他人にも相談もできず、自分が自分でいられているか不安になるのも当然かもしれない。 (誰にもバレてないてこだとは大丈夫と考えていんだよな。あーもう、変なこと考えてないで明日も学校だし寝るか…。) ふと学校のことを考えたからか、上条の頭に一人の担任教師の顔がよぎる。 (そういえば、小萌先生とはどんな風に出会ったんだろ。…今の俺じゃ分かるわけないか。) 上条は自嘲気味に呟くと今度こそ本当に眠りについた。
- 565 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 00:21:30 ID:FHqdKHLw]
- ええと、かなり前に上条×アニェ書いていた者ですが。
続き投下してもよろしいでしょうか? KATU氏、初々しい黒子と妬いてるビリビリがめっちゃ可愛いです。PSPお大事に〜 >>563 547氏、何か良い感じですよ!?続きwktkして待ってます。長いっていったら私のほうが冗長ですし…orz
- 566 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 00:29:31 ID:NE4IDxe4]
- 現実殺し……一瞬オリキャラかと思ったお
- 567 名前:547 mailto:sage [2006/07/16(日) 00:42:47 ID:VBzSGjVs]
- 携帯からだから予測でぽんぽん入れてったらミスた…。
すまんorz
- 568 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 00:59:06 ID:VBzSGjVs]
- >>565
問題ナッシングです!さあどうぞ
- 569 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 01:17:49 ID:gOjyeBhn]
- >>565
どーぞどーぞ。っつーか続きが気になって仕方ありませんぜ
- 570 名前:547 mailto:sage [2006/07/16(日) 01:24:17 ID:VBzSGjVs]
- (そういえば彼は駄フラグとか言ってたけど私も含まれてるのかな…。)
上条のクラスメートであり、訳あって担任教師の月詠小萌の部屋に居候している姫神秋沙は心の中で呟く。 (上条君にとっての私はやっぱり大多数の内の一人にしか過ぎない。分かってはいるつもりだけど…。) 「何思考にふけってるんですかー?姫神ちゃん。」 「わっ」 姫神の正面には部屋の主である小萌がたっていた。考え込んでいた姫神は気づいていなかったようで、彼女にしては珍しく動揺していた。 少し間を空け落ち着いた姫神は小萌の目を真っ正面から見つめた。 (小萌も自分で上条君となにかあったようなことをほのめかしてたし…。) 「…?なんか先生の顔についてますかー?」 「…小萌が上条君と初めて会ったとき、彼はどんな感じだった?」 姫神の言葉を聞いた小萌は、あまり上品ではない笑みを浮かべ。 「うふふ、上条ちゃんのことを考えてたんですかー?」 「…」 「そうですねー。今と比べると、もうちょっとツンツンしてましたねー。」 「ツンツン?」 「髪のことじゃないですよ?先生が最初に上条ちゃんに会ったのはですね―」 眠れないので、続きを書いてみる。 一巻の上条さんは御坂の電撃をくらっても余裕なふりをしたり少しキャラが違いますが、今の構想だと更に最新刊の上条さんぽくなくなりそうです。 じゃなきゃ先生とあんなことやそんなことしないもんな!ということでひとつお願いします。
- 571 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 03:57:05 ID:lb8UPLEt]
- 続きっ!続きっ!
- 572 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 10:42:22 ID:FHqdKHLw]
- >>568>>569
レスありがとうございます。 では、>>411からの続きです。
- 573 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/07/16(日) 10:43:19 ID:FHqdKHLw]
- その一瞬、二人の時間が止まる。
アニェーゼは膣を埋め尽くすような大きさと熱さに。上条はその膣襞の締め付けと蠢きに。お互いの性器から伝わってくる快感で、頭がオーバーフローを起こす。 「っはぁっ!」 「っあ!」 そして二人はタイミングを計ったかのように息をつく。そんなことにお互い小さく微笑みあった。 「どう、ですか…私の中…」 「熱くて、ぬるぬるで、いやらしい…」 「カミジョウのも、熱くて、お腹いっぱいです…」 膣襞の蠢きは、指でピストンしたとき以上だ。ただ入れているだけでまとわり付き、陰茎を擦りあげてくる。 “う、うわ、これってもしかして名器って奴か!?” 冷や汗をかきながらも、腰を動かし、陰茎を引き出す。隙間無く陰茎全体に吸い付く感触に、上条は背筋を震わせた。 そして再び挿入。 「あん…」 強い締め付けを掻き分けて、再びアニェーゼの中を陰茎で満たす。そのゆっくりしたピストン一回だけで、すでに上条は歯を食いしばらないと耐えられない。 「凄いよ、アニェーゼ…」 「ふう、ああ…嬉しいです…」 喘ぎながらアニェーゼは言う。肉の快感に加え、上条が自分で感じてくれているという事実が、精神の快感を呼び起こす。 喘ぐアニェーゼに、自分だけ先に漏らすわけには行かないという思いを強くする。 「一緒に、気持ちよくなろうな」 軽く口付け、上条は腰の律動を本格的に始める。 「あうっ、ああっ、んっ」 腰を軽く前後に動かすピストン。 「ふああああうっ!」 そしてその間に、陰茎を抜けかけるほどぬき、一気に子宮口まで撫で上げる長いストローク。 「ひうっ、ひあっ、あんっ」 さらに、亀頭でGスポットだけを小刻みに擦りあげるバイブレーション。 多彩に腰を運動させ、上条はアニェーゼの小さな膣を蹂躙する。
- 574 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/07/16(日) 10:44:28 ID:FHqdKHLw]
- 動かすのは腰だけでは無い。手指も舌も活発に動かし、全身でアニェーゼを貪る。
「ふあ、ふううん…」 アニェーゼの腰を片手で抱き、空いた片手を胸に這わす。敏感になったアニェーゼには、さわさわとした軽めのタッチでも充分な快感を呼び起こしてしまう。 「ひうっ、はうっ、んんっ」 指が乳首をこねくり回す。潰し、押し込み、摘みあげれば、痛みにも似た鋭い快感が脳を焼く。 指がいじるのと反対の胸に、口を押し付ける。小ぶりなカップ全体にむしゃぶりつき、吸い上げる。 『ああっ、変、なんかこれ変っ』 カップ全体を唇が這う。胸全体が乳首になってしまったかのような、未知の快感。 その上に、敏感な乳首に舌を這わせ、絡ませる。起き上がったそこをヤスリのように舌で擦り上げられ、アニェーゼは悲鳴を漏らす。 「ひいっ、ひっ、ふあっ」 舌は胸に置いたまま、上条を指を下に滑らせる。そして、秘所の敏感な突起に触れた。 「ふああっ!?」 アニェーゼの身体が跳ねる。膣とクリトリスの快感が相乗しあい、アニェーゼを更なる高みへと押し上げる。 上条の指がそこを押しつぶし、つまみ上げる。 「あうっ、あんっ、はうっ」 高音の嬌声。 そこで上条の頭にふとした思い付きが浮かぶ。 “これ、できるよな?” 上条は、つまみあげたクリトリスを、まるで陰茎をしごくように擦りあげる。 効果は絶大。 「やああっ、やんっ、ひいいいっ」 さらに、腰の律動と同調させれば、もうアニェーゼは声も出せない。ただ上条の背中に強くしがみつく。
- 575 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/07/16(日) 10:46:25 ID:FHqdKHLw]
- 「っつ」
アニェーゼが上条の背中に爪を立てると、血がにじむ。しかし、その痛みは上条の欲望に油を注いだだけだった。 両腕でがっちりとアニェーゼを捕まえ、腰を強く大きく突き上げる。 「ふんっ、んっ、んっ」 「カミジョウ、激しすぎっ…!」 何度も子宮口を抉られたアニェーゼが、悲鳴のような嬌声を漏らす。 「ふ、うあ、すご…」 アニェーゼの快感を示すように、アニェーゼの膣襞は活発にカミジョウの陰茎に絡みつき、射精を促すようにしごきたててくる。 「ふっ、ふっ、カミジョウ…」 そこで、上条は唐突に腰を止める。 「え、あ、カミジョウ?」 戸惑うアニェーゼ。きょとんとした表情で、根元まで埋まった陰茎に視線をやった。 しかし、それも数瞬。内臓の奥からわきあがる快感に、アニェーゼは溶かされていく。 それに追い討ちをかけるように、上条は腰を動かさないまま、指と舌を存分に運動させた。 背に回した右腕。その手で左胸を揉みしだき、乳首をつねる。 反対の右胸は唇と舌の領分だ。乳首に吸い付き、ポンプのように吸い上げる。 そして左手は秘所へ。はみ出した花びらを指で撫で、突起をさする。 「はうっーーーっ!」 両の乳首とクリトリスを同時に刺激され、アニェーゼは飛びそうになった。頭が白くなる。しかし、 「あうっ、ふうっ、ううっ」 陰茎の律動がもたらす、体の中をかき回される快感。その不在は、アニェーゼのストレスを高め、感覚をさらに鋭敏にしていく。
- 576 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/07/16(日) 10:48:56 ID:FHqdKHLw]
- 一方の上条も余裕を演じてはいるが、気を抜いた瞬間限界に達してしまう。そんな確信があるくらい、切羽詰っていた。
ストレスをためたアニェーゼの膣襞の動きが激しさを増した。 一部の隙も無くぴっちりと上条の陰茎を包み込んで離さない。そのくせ、活発に蠕動し、上条をしごきたててくる。滴る愛液の感触さえ感じ取れそうだ。さらに、 “なんて表情するんだよ” 快感に泣くアニェーゼ。その表情が上条の男を刺激し続けていた。 我慢できず、アニェーゼが抱きつき、その小さな腰をくねらせる。陰茎の先が子宮口で擦られる快感に、上条はうめいた。 「ふっ、ふううんっ、あふっ」 アニェーゼが腰を動かすが、小柄なアニェーゼは地面につま先しか付いていないため、本格的な律動は出来ない。それがさらにアニェーゼの欲求を昂ぶらせていく。 上条にはそのもどかしい動きが逆に新鮮だ。こみ上げる射精感を全力で押さえ込む。 “上条さんレッドゾーン突入ですよー!?そ、そうだ、こういうときは関係ないことを考えるといいって話だったな!” 膣襞が強制的に与えてくる快感を紛らわせるために、上条は頭を捻る。 しかし、記憶喪失の上条に、早々都合よく萎えさせる様な記憶があるわけも無く。それどころか、余計にアニェーゼの襞の感触を意識してしまう羽目になった。我慢が削り取られていく。 アニェーゼの表情を見れば、こちらもストレスの極致のようだ。もどかしさに顔をくしゃくしゃにして、腰をぎこちなくくねらせている。 そのいじましい様子に、 “アニェーゼもいいみたいだな…こっちももう限界だし、一気に行くか” 上条は腰を再び動かす。長いストロークでアニェーゼを突き上げた。
- 577 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/07/16(日) 10:54:13 ID:FHqdKHLw]
- 「ひあああああっ!」
ストレスで敏感になっていたところに一気に強い快感を加えられ、アニェーゼは背中をのけぞらせて軽く達してしまう。 じゅっじゅっじゅっじゅっじゅぷっ… しかし、上条は止まらない。ズンズンと、深いストロークを連続させる。少しずつそのスピードを上げながら。 「あふああっ、はうっ、あああっ、ひうううううっ!」 アニェーゼの口から出るのは、もう言葉にならない。上条の一突きごとに軽い絶頂を連続で味わう。その快感で頭は真っ白だ。 上条も、連続で絶頂を迎えうねりまくる膣襞になぶられ、こちらも快感で意識が飛びそうになりながらも、腰の動きは止まらない。 『あはあうっ、こ、怖い…』 母国語での叫び。連続した絶頂が、アニェーゼを感じたことも無い快感の高みへと押し上げていく。その感覚に、アニェーゼは怯え、上条にしがみつく力を強くする。 上条は、そのアニェーゼの頭を優しく撫で、口付ける。安心させるように。 そして、渾身のラストスパート。上条のうめきと、アニェーゼの嬌声がシンクロする。 「ふっふっふっふっ…!」 「ふあっはっあんっひうっ…!」 「アニェーゼ、も、駄目っ、行く、ぞ…!」 『トウマ、来て、来て、私も、もうっ…!』 そして、上条が一際腰を強く打ちつけた瞬間。 アニェーゼは、頭に中で白い爆発が起きたような感覚と共に、深い絶頂の渦に引きずりこまれた。 「っっっっはあああああああああああああーーーーっ!!」 大絶頂と共にアニェーゼの体がピンと張る。 筋肉の硬直に引っ張られ、アニェーゼの膣襞もこれまでに無いほど急激に締まり、うねって上条に射精を促す。 さすがに上条もこれには抗しきれない。慌てて引き抜こうとするが、 「ア、アニェーゼ!?」 アニェーゼは上条の腰を抱え込むように脚を絡めてくる。振りほどく暇は、無かった。 「うあああああっ!」 上条も叫び、アニェーゼの胎内に深く己を埋めたまま、白濁をぶちまけた。止まらない、止まらない。先ほどの射精よりも、量も勢いも上かもしれない。 ほぼ零距離で何度も勢い良く子宮口を直撃され、アニェーゼもダメ押しの快感を味わう。快感の最後の大波に襲われ、意識は完全にホワイトアウト。
- 578 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/07/16(日) 11:06:10 ID:FHqdKHLw]
- 「あ、ふああ、うあ、うふあ…」
硬直した体を弛緩させ、アニェーゼは意味を成さないうめきを漏らす。しかし目を閉じたその表情は穏やかだ。 そんなアニェーゼをしっかりと上条は抱きしめる。 穏やかな顔を飽きずに眺めていると、アニェーゼの胎内に埋まったままの分身が、再びむくむくと自己主張を始めだす。 “うわー、オレってここまで絶倫だったっけ!?” どうしたものかと内心頭を抱える。 と、胎内で起き上がる感触を感じたのか、アニェーゼが薄く目を開いた。 「凄かった、ですよ、カミジョウ…」 その言葉に赤面すると同時に、素直に達成感を感じる。喜んでもらえたのはやはり嬉しい。 「下の名前でいいさ」 その言葉に、アニェーゼも少し照れた様子で、上条を上目遣いに見上げ、 「じゃあ…トウマ。素敵でした」 その表情に、上条は心臓を射抜かれそうになる。 「でも、トウマは、まだ元気ですね…」 「いや、その、これは…」 「良いんですよ、トウマ。あなたが感じてくれれば、私もうれしいですから」 だから、と続ける。しかし今度は少し間があった。顔を伏せて、しばしの逡巡。 「あの、その…」 「?アニェーゼ?」 「…今度は、その…後ろで…」 「え?」 意を決した様子で、アニェーゼは顔を上げて、言う。 「後ろで、してくれませんか…」 言った後でアニェーゼは真っ赤になって、再び俯いてしまった。
- 579 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 11:10:41 ID:FHqdKHLw]
- 今回はここまでっス〜
エロいと思っていただけたなら、無上の幸いです。 次か次の次の投下で最後まで持っていけたらよいなぁ。 読んでいてくださる方、遅筆ですが気長にお待ちください。 では、ノシ
- 580 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 11:19:37 ID:OVQGuw9j]
- 一番槍GJ
アニェーゼに目覚めた
- 581 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 13:29:11 ID:kyv9w41h]
- エロスGJ!!
アニェ、ミーシャ好きの俺にゃたまらない作品です。
- 582 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 22:28:36 ID:jvj3CgLV]
- くそっ3番目か。
アニェGJ
- 583 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/16(日) 22:52:38 ID:VBzSGjVs]
- アニェGJ
しかしこのスレの共通認識だと、とうま=ヤリチンなんだなwやっぱり
- 584 名前:KATU mailto:sage [2006/07/16(日) 23:09:12 ID:MmUAlsrW]
- ぎゃあああああ!!
書き途中に電源落ちたー! バッテリーの[定時破壊(ソニータイマー)]は質が悪いorz 投下直前だったのに・・・ 今日は投下無理です 速くて明日です
- 585 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/17(月) 01:27:53 ID:SoP6p1Xo]
- な、なんとっ!!
- 586 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/17(月) 07:06:47 ID:EI0npoiE]
- PSPやめたら?w
- 587 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/17(月) 07:16:45 ID:XKv+ryxN]
- >>584
上条に関わるやつはみんなこうなっちまうんだ・・・
- 588 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/17(月) 10:09:56 ID:jseDnBCu]
- あれだ、
KATU氏のPSPは具合が悪い KATU氏は不幸 ――――――――ここでちょっとタイム――――――――― 当麻は不幸 当麻はフラグを持ってる ――――――――ここで逆転ホームラン――――――――― KATU氏はフラグを持っている KATU氏数え切れないフラグを持っている ――――――――ここでサヨナラホームラン――――――――― KATU氏数え切れないフラグを書き込んでくれる KATU氏数え切れないフラグを書き込んで僕らに夢を見せてくれる ということになるんだ
- 589 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/17(月) 10:26:34 ID:EI0npoiE]
- な、なんだ(ry
- 590 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/17(月) 22:14:16 ID:xxBkILdq]
- 不幸と引き替えのフラグか・・・たまには良いな。
- 591 名前:KATU mailto:sage [2006/07/18(火) 00:30:20 ID:87a43aoD]
- 鎌池スレの55は自分です
- 592 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/18(火) 01:50:33 ID:CP/s4ZF9]
- >>591
ちょwwwwwwドラゴンボールwwwwwwww
- 593 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/18(火) 20:27:46 ID:p1FaYAVK]
- 保守
- 594 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/18(火) 20:47:05 ID:0QjkGSbl]
- 一方さんがちゃんと「打ち止め」って呼んでくれるのはいつ?
- 595 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/19(水) 20:46:54 ID:jh47lOOa]
- 「打ち止め」って研究員側のコードネームみたいな名前だからなぁ。
むしろ、一方さんによる命名イベントが起きそうな気がする。上条さんが「御坂妹」って名前付けたみたいに。
- 596 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/20(木) 03:45:37 ID:11exvkJr]
- 一方さん命名「御坂幼女」
一方さんはこんな名前付けませんねハイ・・・
- 597 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/21(金) 19:19:08 ID:LcDcKQ5x]
- 踏み外した人の再臨を俺はいつまでも待ち続ける
- 598 名前:KATU mailto:sage [2006/07/22(土) 10:49:39 ID:Y4luAe5Q]
- 自分はとうとうバッテリーがご臨終したっぽい
続きはもう少し待っててくださいー(待ってる人がいたら)
- 599 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/22(土) 11:05:46 ID:LnjLkyu5]
- >>598
居ますさ。超待ってます
- 600 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/22(土) 12:42:09 ID:x94SCV0o]
- >598
うちも待ってますぅ。
- 601 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/22(土) 20:50:40 ID:NxfAraEG]
- なんか過疎ってるなー
投下マダー?
- 602 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/23(日) 19:19:44 ID:actrjrJ/]
- >>596
一方さんが自分の名前を打ち止めにあげるとかどうよ?
- 603 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/23(日) 19:43:08 ID:eOFWejK1]
- 実は一方さんは♀なんだよ
- 604 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/23(日) 22:01:25 ID:rPvm8wxZ]
- ( ´∀`)はは、まさか・・・・
(゚д゚)
- 605 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/23(日) 22:39:41 ID:P7RXPHWg]
- (゚д゚)
- 606 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/23(日) 22:40:39 ID:HTj+STO6]
- (゚д゚)
え?違うの?
- 607 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 01:25:58 ID:DXt4FUGq]
- う……うろたえるんじゃあないッ!禁書読者はうろたえないッ!
一方さんは♀!ハイル・かまちー!
- 608 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 01:48:02 ID:1v09OSnO]
- いいかい?
一方さんは♀であると考えるんだ。 そうすると今までのこと、これからのこと、SSの中のこと。 すごいだろう?
- 609 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 09:57:50 ID:mxsaZ8PM]
- ん?一方さんが出てきたSSなんてあったっけ?
- 610 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 12:28:17 ID:2Yoqq5Wn]
- katu氏はアルカディアに行ったのか・・・?
- 611 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 14:00:31 ID:SiwodDG/]
- 禁書板のエロssスレに打ち止め×一方が投下されてたよ。
行き方はラバンの禁書スレに板のURLが貼ってある。
- 612 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 17:05:56 ID:5SBszKIE]
- SSのまとめサイトって無いの?
- 613 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 22:01:24 ID:A7+dGfu0]
- Arcadiaのあれは偽物っぽくない?
コピぺ厨っぽいが、本物だったらすいません
- 614 名前:KATU mailto:sage [2006/07/24(月) 22:26:18 ID:7hR0Y6xj]
- アルカディアってなんですか?
てかPSP使えなくて携帯からなのにでれるわけないよー
- 615 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 22:56:27 ID:A7+dGfu0]
- ああそうか
SSの中身も違うか、勘違いしてた。 >>614 ttp://mai-net.ath.cx/bbs/ss_t_bbs/tree.php?all=925&bbs=18
- 616 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 23:10:19 ID:2Yoqq5Wn]
- >>614
氏のSSがコピペされてる投稿掲示板です。 削除依頼しときますね。
- 617 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/24(月) 23:33:32 ID:MKlreIfd]
- KATU氏の名前を使って一歩踏み外した人の作品をコピペ
ばれないと思ったのかね やれやれだ
- 618 名前:KATU mailto:sage [2006/07/25(火) 00:14:41 ID:P4HyYi4I]
- ああ、そこか
よく小説見に行くけど投稿はしたことないな
- 619 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/25(火) 15:13:43 ID:1Z4sv6PT]
- 理想郷か
魔界に次ぐ地獄だな
- 620 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/25(火) 16:39:46 ID:4ZsMCxln]
- 理想郷はGS美神SS見に行くだけ。最近行ってないけど。
- 621 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/25(火) 19:56:30 ID:OhBSb6BD]
- 理想郷か…エヴァのSS掘るのに行った事はあるな。
…ああ、そういやエヴァ板にもKATUってコテ居た気がする
- 622 名前:KATU mailto:sage [2006/07/25(火) 20:09:04 ID:HxL3piwu]
- とりあえず言っておきますが自分じゃありません
理想郷・・・ FateのSS見に行くから真っ先に思いついたのが 全ては遠き(ry
- 623 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/25(火) 21:28:34 ID:p+u9+RVu]
- どうでもいいことだけどはが要らない
アルカディアは禁書の酷いSS予告あって少し楽しかったな
- 624 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/25(火) 23:22:38 ID:a9VTa2wT]
- しかし、あっちに貼られたことでここに変なのが流れてこなければいいが。
感想でどこにあるかヒントでてるし
- 625 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/26(水) 00:59:57 ID:xaV+t4nw]
- >>624
あそこでエロパロが紹介されるのは日常茶飯事だよ。 そう気に病むことはない。 もっとも、大抵の場合は保管庫が紹介されてるから、直接スレに来たら…
- 626 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/28(金) 01:10:43 ID:EbpC1T32]
- 保守
- 627 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/28(金) 11:05:31 ID:nvTAyGgq]
- 保守代わりに。
今日中に。何か作品が投下されなかったら。姫神秋沙はメインヒロインになれる。
- 628 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/28(金) 18:42:40 ID:cdjNummT]
- >>627
その幻想をぶち殺す!!
- 629 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/29(土) 09:25:08 ID:dH0tkgPL]
- 保
守
- 630 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/30(日) 01:37:04 ID:lIF/do8S]
- あはは……
まさかあんな所で自分の書いた文章見ることになるとは てかマジカンベンしてくださいな、どこの何方かは存じませんが! と、思わず上条さん口調 えーと、拙作の踏み外した生活を待ってくださってる方々 お盆休みくらいに投下できるかと思います つーか誰か私にまとまった時間を下さい…
- 631 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/30(日) 01:45:20 ID:lIF/do8S]
- とか言ってるうちに削除されてたー
ありがとー管理人さん
- 632 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/30(日) 12:25:20 ID:cV6chVXX]
- いつの間にか重複スレがたっていたのでAGE
>>踏み外した人 お待ちしてます
- 633 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/30(日) 12:38:16 ID:IM1IsUtq]
- サゲ
- 634 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/07/30(日) 21:13:25 ID:r0xAUXxW]
- なんかスゲー過疎ってんなー
- 635 名前:名無しさん@ピンキー [2006/07/30(日) 23:47:40 ID:kMgEqvo5]
- 一方さん受けまだ?
- 636 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/01(火) 01:11:47 ID:8s2J4ral]
- 皆さんこんばんは。上条×アニェの者です。
>>630 踏み外した方、お疲れ様です。自分もお待ち申し上げておりますよ〜 さて、>>578の続きを投下させていただきます。
- 637 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/08/01(火) 01:15:30 ID:8s2J4ral]
- 「後ろって…おしり?」
思考がフリーズしてしまった上条は、馬鹿のように聞き返してしまう。すると、アニェーゼはこくんと小さく頷いた。 「その、準備も、してきましたから…」 そのまま、ん、と吐息を漏らし、腰を動かして怒張を引き抜く。上条の精液とアニェーゼの秘蜜が混じった液体が、アニェーゼの内腿を滴り落ちた。 アニェーゼは壁に手をついた。上条にお尻を向ける。 「トウマ…見てください」 そして、みずみずしく張ったヒップを、片手で割り開き、その奥を見せ付けた。 「んん…見えますか…?」 秘所と、菊座が上条の眼前に晒された。上条は息を飲み、そこを凝視する。 秘所は、アニェーゼの愛液と上条の精液が混ざったものを滴らせ、ひくひくと蠢いている。 その上の菊座も、秘所から滴った愛液で誘うように濡れ光っていた。 「うわ…エロい…」 思わず漏れた上条の言葉に、アニェーゼはヒップを震わせる。その光景に誘われるように、上条はヒップに手を伸ばした。 まずは丸い桃を思わせるそこを手のひらで撫でる。汗に濡れたそこは、しっとりした最高の手触りだ。 その触感を楽しむように、上条は何度も手のひらで撫で、さする。その感覚に、アニェーゼはうっとりと目を細めた。 そこに、 ぱんっ! 「ひあっ、トウマ!?」 軽いスパンキング。油断していたところに鋭い刺激をくらい、アニェーゼは悲鳴を上げた。それでも上条は手を止めない。
- 638 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/08/01(火) 01:18:03 ID:8s2J4ral]
- ぱんっぱんっ!
「うあう…トウマ、ひどい…」 痛みはすぐに抜けたが、繰り返しスパンキングを受けたヒップは赤く染まり、じんじんと熱を持った。 「ごめん、やりすぎた」 そう言って、上条は赤いアニェーゼの肌に口付けた。 「ふあっ、んんっ、うんっ」 腫れを鎮めるように、丁寧に舌を動かす。むずがゆい感触に、アニェーゼは甘い声を上げた。 「ふんんっ、っは、んんっ」 そのまま口を動かし、舌を双丘の谷間にもぐりこませる。初めての他人の感触に、アニェーゼは背筋を震わせた。 上条は両手で尻の谷間を割り開き、奥へ奥へと舌を進めていく。そして、菊座に触れる寸前に、上条は舌を止め、離した。 そして、改めて至近距離からアニェーゼの菊座を覗き込む。 上条の視線を感じ、アニェーゼは腰をくねらせて逃れようとするが、上条は両手で腰をがっちりと押さえ、逃がさない。 アニェーゼの菊座は、秘所よりは濃い目のピンクの窄まり。準備してきた、ということもあるのだろうが、微塵の不潔さも無い。 「トウマ、そんなにじっくり…」 「きれいだぜ、アニェーゼのここ」 そういわれては、アニェーゼは何も言えなくなってしまう。 反論を封じ込んだ上条は、アニェーゼの菊座にゆっくりと口付けをする。 「あは…」 粘膜同士の接触に、アニェーゼは吐息を漏らす。そして、上条はゆっくりと舌を動かし始めた。
- 639 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/08/01(火) 01:19:58 ID:8s2J4ral]
- べろべろと舌を使い、菊座をその周辺の肉ごと何度も舐める。舌先で菊座をつつく。そうかと思えば、しわの一本一本に舌を滑り込ませるように、執拗にねちっこく舐め上げる。
「はうぅっ、んんっ、は、あああっ」 快感に押され、アニェーゼの菊座は徐々にほころんでいく。 ちゅにゅっ… 「ふあっ」 緩んだアニェーゼの菊座に、上条はすかさず舌を割りいれ、内部の粘膜を嘗め回す。そればかりか、舌を菊座に出入りさせた。 「ふっ、ふあっ、んんっ…」 何度も出入りを繰り返し、また、思い出したように菊座を舐める舌の動き。それにアニェーゼは蕩かされていく。強い快感ではないのに、全身に波及して消えない。 アニェーゼの身体は快感に弛緩していく。菊座の綻びも大きくなる。 舌の出入りに抵抗がなくなったのを感じた上条は、一旦菊座から口を離した。 「あう…もっと…」 「止めないよ」 そう言って、上条はアニェーゼの秘所に指を這わる。愛液と上条の精の混じったものを滴らせていたそこは、尽きることなく新たな蜜があふれ出させていた。 その蜜を指全体にたっぷりと塗りつける。そして、濡れた小指で確認するように菊座を軽く揉み解し、柔らかくなったその中に、指先を侵入させた。 「ひあっ、あっ!?」 驚く声が聞こえたが、上条は動きを止めない。ゆっくり、少しずつアニェーゼの菊座に小指を押し込んでいく。 「意外と…」 柔らかい。そう上条は思う。そして、それは一つの想像を呼び起こした。 「アニェーゼ、こっちもいじってたのか?」
- 640 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/08/01(火) 01:23:45 ID:8s2J4ral]
- 「…こんな娘は、嫌ですか?」
微かな不安を含んだ声。上条はそれを一笑に付す。 「そんなわけないだろ。可愛いよ」 アニェーゼの内部の粘膜もすぐに上条の指に馴染んだ。小指で軽くピストンをしてみたが、奥の粘膜にも硬さは無い。 それどころか、襞は歓迎するようにうねり、菊蜜を漏らしている。 それでも念のためとばかりに上条は内部を揉み解す。 「ふあっ、ああっ、んんんっ…」 その指の刺激に、アニェーゼの腰が知らず知らずのうちにくねり始めた。 緩んだ菊座から小指を引き抜き、代わりに人差し指を挿入する。小指より奥にはいるが、そこの粘膜も準備万端とばかりに蕩けていた。 「動かすぞ」 一応断り、上条は指をピストンさせる。滴った菊蜜が、ちゅぷちゅぷと淫猥な音を奏でた。 「ふあっ、あっ、んんっ、はっ」 そのピストンにあわせ、アニェーゼは声を漏らし、菊蜜をあふれ出させる。 「凄いな…もうとろとろだぜ、アニェーゼ」 そんな上条の言葉も届いているのかいないのか。アニェーゼは菊座の快感に酔いしれている。 「これなら、大丈夫かな」 そう呟き、上条は菊座に中指を追加する。 「はうっ…!」 さすがにかすかな抵抗感。しかしそれも一瞬で、上条の指は二本とも、アニェーゼの菊座に深々と飲み込まれた。 「は、あう、太い…」 同じ指二本でも、自分のとは全く感触が違う。穴を埋める感覚が段違いだ。
- 641 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/08/01(火) 01:27:03 ID:8s2J4ral]
- 「大丈夫か、アニェーゼ?」
「は、い…大丈夫です…続けて…」 「ん。きつかったら言ってくれよ?」 そう言って、上条は二本指でのピストンを開始する。 慣らす意味もあって小刻みに。徐々に動きを大きくし、スピードも上げていく。 大きく引き出せば、 「ふうううううう…」 それを一気に戻せば、 「ひあああっ!」 小刻みにピストンしてやると、 「あっ、あっ、ふぁっ、んんっ」 上条の指が動くたび、アニェーゼは楽器のように違った喘ぎをもらす。 声につられるように、アニェーゼの襞列の動きも激しさを増していく。それを感じた上条は、中で指を折り曲げた。 「ふあっ!?」 鉤になった指の圧迫感は今まで以上。しかも上条は、その指で容赦なく責め立ててきた。 「あっ、ひっ、ああっ、はああっ、あぐっ…」 ゴリゴリという音が聞こえてきそうだ。鉤指のピストンは穴を抉られるような感触がした。 指が内部から掻き出された菊蜜は、双丘の谷間を伝い秘所にまで流れ出し、地面に水溜りを作って行く。 「ふあっ、ああっ、んっ、はっ、はっ」 アニェーゼの声が切迫していく。襞の動きも激しさを増す。 アニェーゼの絶頂が近いのを感じた上条は、鉤指を一旦戻して一番奥まで付きこみ。その最奥の粘膜を強く引っかくように、襞を抉り出すように、一気に外まで引き抜いた。
- 642 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/08/01(火) 01:28:51 ID:8s2J4ral]
- 「ふあああああああああ――――――っ!」
最奥から菊座までを一気に刺激されたアニェーゼは抗う間もなく絶頂を迎えた。全身から力が抜け、壁に寄りかかっていた状態が地面に崩れ落ちかける。 上条は慌ててアニェーゼを抱き寄せる。その全身は弛緩しきっていた。 “立ってやるのは、限界だな” もうアニェーゼはひざも立たない。とはいっても、全裸のアニェーゼを何の敷物もない地面に下ろすのも気が引けた。 判断は一瞬。上条は片手でアニェーゼを抱えたまま、器用に下着ごとスラックスを脱ぎ、脚で地面に広げる。さらにその上にワイシャツを広げて置いた。 “ま、直よりはましだろ” しいた衣服の上にアニェーゼを下ろす。胸をぴたりと地面につけた四つん這いの格好で。奥の菊座も丸見えだ。 絶頂の余韻からか、緩みきったそこはぽっかりと口を空け、ヒクついていた。菊蜜を滴らせるそこは、まるで唇のようだ。 「準備OK、かな」 上条も地面にひざを付く。そして、臨戦態勢の怒張を、アニェーゼの菊座に押し当てた。 すると、弛緩していたアニェーゼの体がかすかに強ばり、震えた。 「?アニェーゼ?」 「…その、白状しちまいますとね、こっちでするのは初めてなんですよ…」 「え?」 意外な告白だった。 「だから、その…ちょっと、怖くなっちまって…」 「大丈夫か?止めてもいいんだぜ?オレは、その、我慢できるし…」 あまりにもお人よしな上条の言葉に、アニェーゼは苦笑してしまう。こんなところまで我慢しなくてもいいのに、と思う。
- 643 名前:A HAPPY ENDING mailto:sage [2006/08/01(火) 01:33:31 ID:8s2J4ral]
- “でも、そんなトウマだから…”
上条当麻がそうあるからこそ。アニェーゼは初めてを捧げたいと思ったのだ。 「でも、平気です、トウマが相手ですから」 だから、と続け、 「トウマ、私の初めて、もらって下さい」 告白に、上条は、 「…あ〜、なんて言ったらいいのか分かんないんだけど、その…頂きます」 「ふふ…トウマらしい」 「笑うなよ…」 情けない声を出す上条に、アニェーゼは背を震わせる。やり取りをしているうちに、さっきまでの緊張感もほぐれ、体から力がいい感じに抜けていた。 「じゃあ、トウマ、来て…」 「ん。分かった」 「ああ、あと最後に」 「?」 「初めてだから、その、優しくしてくださいね」 いまさらといえばいまさらなアニェーゼの言葉に、一瞬ぽかんとしたあと、今度は上条が腹を震わせた。そしてにっかりと笑い、 「分かったよ」 後背位の格好なので、顔を合わせることは出来ない。なので、安心させるようにアニェーゼの背中をぽんぽんと優しく叩いて。 ゆっくりと、腰を進めた。
- 644 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/01(火) 01:40:54 ID:8s2J4ral]
- 今回はここまでです。
キャラが崩れてるとか色々反省点が多いですが、お楽しみいただければ幸いです。 最後になりましたが、レスを下さる方、本当にサンクスです。いつも励みになってます。 改善点を指摘していただければ最大限反映させる所存です。 次でラストだと思います。ではノシ
- 645 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/01(火) 06:20:37 ID:UmdXZKMX]
- GJ!
上条さん、エロ覚醒してるよ!
- 646 名前:KATU mailto:sage [2006/08/01(火) 09:10:11 ID:aXhpD4jF]
- GJ!!
上条さんエロイよー 自分はまだ投下できないー
- 647 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/02(水) 00:44:43 ID:w+4AYg0k]
- GJ!!!
アニェーゼかわいいよアニェーゼ(´д`*)
- 648 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/02(水) 01:20:07 ID:NVwXYu0/]
- GJ!!!!!!!
上条さん手慣れてるよ上条さん
- 649 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/02(水) 23:29:03 ID:SCdtk60q]
- ナマ殺しじゃああぁぁぁぁ!
GJ
- 650 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 02:09:51 ID:MieQOoYr]
- 上条さんの手慣れっぷりは父親譲りとみたが如何なものか?
- 651 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 02:27:16 ID:tGetoUdz]
- 母親の指導のたまものじゃないのかい?
- 652 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/03(木) 14:15:07 ID:1Gvc3AC3]
- >>651上条さんは母親にさえフラグを立ててたのか・・・
- 653 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 14:20:44 ID:OjVg1v8c]
- 上条の遺伝詞に刻まれてるんだよ、きっと
- 654 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/03(木) 14:34:44 ID:1Gvc3AC3]
- ならば次は自分の娘・・・・・いや!孫にまで手を出すに違いない!
- 655 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 15:14:20 ID:vM1Z4xmR]
- >>654
ヒント:手を出したら法律違反 あくまでフラグ立てるだけ。自分からは手を出せない生殺し
- 656 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 18:06:38 ID:/vJxX1fw]
- 運命の赤い糸って左手だっけ?
- 657 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 22:35:53 ID:0wcNXKjF]
- スレ違いなのかもしれないが、一応18禁なのでこっちで言ってみる。
俺はとあるコンビニ店員なんだが、成人書籍の棚にあった快楽天(この名前はちょい曖昧)の表紙が姫神秋沙にしか見えなかったんだが… おかげで掃除中に棚の前で立ち止まっちゃってエラく恥ずかしかったんだがどうしてくれる貴様ぁー!
- 658 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 23:38:14 ID:v09fHIEr]
- 姫神って体臭キツめだと思うんだ。
夏場とかお手入れ大変だと思うんだ。 電車やバスに乗ったときに吊り革に掴まるときなんて大変だと思うんだ。 緊張して変な汗かいて、そういう汗って匂いの元になる成分が含まれていて
- 659 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/03(木) 23:58:55 ID:Y1YD7tBo]
- >>657
ttp://www.wani.com/shouhin_detail.php?shouhin_code=10026 これか?
- 660 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 00:00:40 ID:z/z4il5S]
- ttp://www.konami.jp/th/figure/mecha/shinden.html
俺はこれが姫神にしか見えないんだが ガイシュツだったらスマヌ
- 661 名前:美琴は僕に恋してる mailto:sage [2006/08/04(金) 00:17:21 ID:bIhAJPTB]
- お初です。乱文で失礼します。
夕方。学園都市のバスは5時までなので授業が終わった学生は急ぎ足でバス停へと向かう。 その光景に差異はあれども名門、落ちこぼれに差はない。無論、上条の高校とて然り。 今日もいつもの時間に学校を出て、いつもと同じ様な時間に寮に帰るはずだったのだ。 「ふ・・・不幸だ」 何故か上条当麻は教室に残って一生懸命に床を磨いていた。原因は文化祭準備の為のペンキ。 結局誰が倒したかは分からないのだが、犯人が分からない以上クラスの責任だということで超民主主義的議決法 『じゃんけん』 が青髪ピアス君と吹寄さんによって可決された。 上条が負けるのはお約束のパターン。最初は3人残っていたのだが、一人の金髪アロハ野郎は義妹が心配だから 帰るとかぬかしやがったし、もう一人はナチュラルに塾があるというので帰っていった。 「っと。まぁ、こんなもんだろ。ペンキなんて完璧に取れるもんじゃないしな」 床にこびりついていたペンキをあらかた取り除いた上条は雑巾を絞り、教室隣の洗面所で洗い流すと、 黒板の右側面のフックに掛けてある可愛いクマさんの(名前はきるぐまー)のストラップがついてある鍵を手に教室を出た。 鍵を閉め、鍵を渡すために職員室へと向かう。 職員室は王道的に1階にあるため上条の階からは階段を二つ下りなければならない。 「壊れあうから、動けない〜♪♪」 そんな鼻歌を歌いながら教室の角を曲がる上条当麻。そして、夕日の光が目に入ったと思った次の瞬間、 上条は驚きのあまりに目を見開いた。 そ こ に は 階 段 の 上 で 仁 王 立 ち す る 御坂美琴の姿があった。 「は?」 思わず声が出る。あまりにも突拍子のないことに目をゴシゴシ擦る。 消えない。本物のようだ。 まだ、信じられなくて右手で思い切り頬を殴った。 痛い。消えない。どうやら、本物らしい。 「は?」 もう一回声が出た。 これでさすがに痺れを切らしたのか、美琴はその腕をワナワナと震わせると 「あぁ、もうこのバカ!!いいからコッチ来なさい!!」 と叫び、ズカズカと階段を折りて上条の袖を掴むとガスガスを上の階へと登っていった。 上条は訳の分からぬまま。足をぶつけながら、やむなくその行為に従うのだった。 続く ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 正直、ネムかったとか文才がないとか言い訳はしない。 ダメだと思うならダメってはっきり言ってください。 まぁ、読んでやるかった人は読んでくれれば幸いです。 P・S Fateのトレースは少々マズかったかな?
- 662 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 00:43:31 ID:ZUx3v8ES]
- >>661
実はFateをあまりよく知らないので、トレース云々はさっぱり解らないのだが、 とりあえず、上条さんの一人称は俺では? タイトル見た瞬間、美琴×アステカ君かと思った。 文章はいいと思う。続きでのエロシーンに期待。 色々と文句付けたけど、続きガンガレ。
- 663 名前:KATU mailto:sage [2006/08/04(金) 01:12:38 ID:rhsbEFlG]
- んー?
うっかり魔術士に追っかけ回される主人公の場面? なにげに鼻唄がイグナイテッド?
- 664 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 01:57:19 ID:UmIqBNf8]
- >>661
んー、Fateなのはすぐに気づいたけど、それ以前に「禁書目録」っぽくないんだよな、文章が。
- 665 名前:美琴は僕に恋してる mailto:sage [2006/08/04(金) 10:27:14 ID:bIhAJPTB]
- >>662
ん〜・・・色々とミスが多いようですいません。 以後は気をつけます。 >>664 やっぱり禁書風に書いた方がいいでしょうかね? 受付悪いでしょうか?ふぅむ・・・・ 評価は悪目ですが完結しないと後味悪いので続きイきます。
- 666 名前:美琴は僕に恋してる mailto:sage [2006/08/04(金) 11:00:59 ID:bIhAJPTB]
- 連れてこられた先は屋上だった。 夕焼けにカラスの鳴き声、遠くには急ぎ足で家へと向かう学生の姿が見える。
「なっ、ちょっ・・・おい御坂」 上条の抗議の声も無視して美琴はズカズカと歩き続ける。 ここの屋上は普通の学校と同じ様な感じでたいして広くもないので、12,3歩歩いただけで端の手すりへと辿り着く。 どうやら美琴はその手すりに向かって歩いているらしく入ってきた扉がどんどん小さくなっていく。 「・・・・」 上条は無言のままで引き摺られていたが、手すりに辿り着いたのか美琴は突然立ち止まると上条へと振り返った。 「ねぇ、手出してよ」 振り向きざまにそんなことを言う美琴。上条はわけのわからないまま左手を差し出すと、 「あぁ、違う。そっちじゃなくて、右手よ。右手」 「?」 ますます訳が分からない。右手ということは幻想殺しだ。別に握手をしたいわけではないだろうし、ましてや左手は不浄などと イスラム教徒みたいなことも言い出しはしないだろう。 結局、上条は美琴の考えが分からないので言われるままに右手を差し出した、次の瞬間 上条は右手の手首を掴まれ引かれ、まるで闘牛のように美琴の左をスゥと通り抜けると体を手すりに叩きつけられた。 「がっ!」 胸に棒が直撃して肺の中の空気が抜け出していく。ゲホゲホと咳き込む上条を尻目に美琴はポケットからロープのようなものを取り出して 『右手の手首より上の部分に触れないで』右手を手すりに縛り付けた。 「ちょ・・・げほっ。お前、何・・・してんだよ?」 フラフラする身体に無理矢理命令させてロープを千切ろうとする。 「見てわかんないの?縛ってんのよ。あ、ソレ切ろうとしても無駄よ。それ材質金属だから」 確かに外れる気配がない。 いや、そんなことはどうでもいい。ここは男として女子に、しかも自分より年下に拘束されたという事実が 一層上条の胸を苦しませていた。 「痛っ・・・これは何のマネだよ御坂?場合によっちゃ、本気でブン殴るぞ」 肺に酸素が満たされたのか痛みは残るが普通にしゃべれるようになった。本人としては相当怒りを込めていったつもりだったのだが、 美琴はまるで聞こえていない様子で 「私ね・・・アンタが好き」 なんてとんでもないことを言い出しやがった。 「・・・・・いや、ちょっと待て」 頭の中で思考を巡らせる。好き?誰を?俺?いやいや、冗談でしょ。 「今、何て言った?」 「だ・か・ら、あんたが好きだって言ってんのよ!!このバカ!!」 「・・・・御坂」 「何よ?」 「お前、変なもん食ったか?例えば、唐辛子入りケーキとか。」 こんなことを言っているが上条当麻もここまで鈍感ではない。 美琴が自分に告白している(信じられないが)ことぐらいは理解できる。 だが、しかし告白をするにしてはずいぶんと歪んでいるなとは思った。 告白するのならば普通にすればいいし、縛ることはない。 上条の背中に嫌な汗が流れていく 「(ま・・・まさか。この展開は・・・いや、待て。そんなエロゲの主人公でも体験できないような 体験があろうはずがない。)」 背中にさらに汗が流れていく。上条の前、ほんの1mほど先にいる少女は口元に邪悪な笑みを浮かべていた。 「ま、アンタが私をどう思うと知ったこっちゃないけどね。私はアンタが好きだし・・・・」 そう言いつつ上条に近づく美琴。 「そろそろ、観念しなさい」 上条に密着するように立った美琴はゆっくりと膝を折って上条のズボンのベルトに手を掛けた。 少女の口元は弛んでいた。 続く ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ごめん・・・禁書風になんて書けないよOTZ 加えて美琴のキャラ崩れ。まぁ・・・オチはあるんですけどね。 自分の文才のなさにショックを受けつつ、まだこのお話は続きます。 あと2〜3話です。
- 667 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 15:13:11 ID:8QBeOmBW]
- 当麻×御坂妹を書いて欲しい人!
この指とまれ エロシーンはだいぶ後になると思うから了承してちょ
- 668 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 15:30:10 ID:IOn7zb8Z]
- >>667
ピタッ
- 669 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 15:38:47 ID:ux9aWBPl]
- >>667
ペタッ
- 670 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 16:09:16 ID:TLsCK7YI]
- >>667
ペタッ
- 671 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 16:20:26 ID:aGeu+47C]
- >>667
ピトッ
- 672 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 16:44:05 ID:D156Sdn9]
- >>667
ムギュッ
- 673 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 17:16:02 ID:9UGUOqdE]
- >>667
ガシッ
- 674 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 18:02:57 ID:9iPmvRoH]
- >>667
モミ
- 675 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 21:19:14 ID:+VvGaEDq]
- >>667
ジュル、ヌプッ 「ん…、くぅ…。」
- 676 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/04(金) 22:48:20 ID:ux9aWBPl]
- >>667
チュパッ、ペチャッ 「ハァ…ハァ…んッ!」
- 677 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/05(土) 00:02:17 ID:vpEhkMdS]
- 打ち止め→一方通行→我らが上条サン
→は好きって気持ちの方向 実らない恋物語を書いてみたが収拾がつかなくなって破棄したっつーの!
- 678 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/05(土) 00:23:45 ID:OlByyTTF]
- ゴミを増やすな!!
拾ってこい!!
- 679 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/05(土) 10:39:24 ID:VigxMfAI]
- 一方キュンの801穴に上条サンの剛直を突き立てる話じゃないんだが。
お前それでいいのか
- 680 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/05(土) 11:03:29 ID:D251+6hd]
- フッ問題ない
- 681 名前:667 mailto:sage [2006/08/05(土) 18:13:44 ID:dDZsKCq8]
- 定数決の原理により、執筆することに決定しました。
ネタ張は携帯で
- 682 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/07(月) 05:42:36 ID:1vJOYoAA]
- 早起き保守
- 683 名前:667 mailto:sage [2006/08/07(月) 14:05:48 ID:+jEpmDHK]
- 駄作!駄作!!駄作ぅうううううう!!!(自己判断)
それでも読みたい人は挙手してください。 自分の文才のなさにアボーン
- 684 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/07(月) 14:09:01 ID:pVDXsruF]
- >>683
>>668-676
- 685 名前:667 mailto:sage [2006/08/07(月) 14:48:45 ID:+jEpmDHK]
-
新たな感情 In_the_Dream 何もない。 空も、太陽も、雲も、地平線も風も建物も街灯も木も人も色も音も。 ただ、自分だけがいる。 ただ、自分だけが見える。 (……、ここは――――――) 肩まである茶髪、半袖の白いブラウスにサマーセーター、灰色のプリーツスカートという格好の少女は、辺りを見回しながら考える。 (――――――、どこですか、とミサカは自分の立っている場所に疑念を懐きます) 検体番号(シリアルナンバー)一〇〇三二号、御坂妹。 とある少女のクローン体だ。 彼女は思考を巡らせる。 昨日の夜までは病院にいたはずだった。 いつも通りのベッドでいつも通りの時間に就寝し、それ以降は記憶がない。 ましてや、どこかに運ばれる感覚や、立っている感覚もなかった。 だとすると、ここは何処だろう? と、考え込んでいた御坂妹の目の前に、不意に人影が現れた。 御坂妹はその人物を凝視する。 俯いている為、顔はよく見えないが、黒いツンツンの髪には見覚えがあった。 そう、かつて御坂妹と、残り九九六八人の妹達(シスターズ)を『実験』から救い出してくれた、あの少年だ。
- 686 名前:667 mailto:sage [2006/08/07(月) 14:56:22 ID:+jEpmDHK]
- とりあえず、今回はここまでです。
文体はこんな感じでいきますがミサカの口調がよろしくないのはお許しを…orz あと禁書風じゃないのもお許しを…orz 予告みたく終わってしまったのもお許しを… ○......| ̄|_
- 687 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/07(月) 16:09:39 ID:qxmRQAmg]
- ミサカは自分の立っている場所に疑念を懐きます
なつきます?
- 688 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/07(月) 23:46:04 ID:YSJnglfY]
- 「…んっ……ぅ…」
日が暮れ、生徒達の部活も終わり、教師達もほとんどが帰宅し、ひっそりと佇校舎。 「…ぁふ……んはぁ…」 ほとんどの部屋の明かりは消え、職員室と宿直室に残っているのみである。 「…っ……はぁん…」 しかし、そんな真っ暗な教室の一つから、女性の艶っぽい声が微かに漏れている。 「…っく……ひぁ……」 そこでは月詠小萌が自らの秘部を机に擦り付け、一人痴態を働いていた。 「…上条ちゃんが……、…っ……、わるいんですよー……」 一人、自らの秘部を机に擦り付けるという変態的な行為に耽りながら呟く。 そもそもここでこんなことをするつもりなど、欠けらもなかったのだ。あのとき、上条のことを思い出さなければ。 ないしょの小萌 教室に忘れ物をしていることに気が付いた小萌は、一人、暗い校舎の中を自分の教室に向かって進む。 鍵を開け中に入り、教卓の上に目的の物を見付け、職員室へ戻ろうとしたとき、うっかり躓いてしまった。 よろめき、しかし転ぶまいとして何歩かたたらを踏むが、バランスを取り戻せずに顔から机にぶつかってしまった。 机にキスした小萌はぶつけた唇を押さえて立ち上がり、自らの唇を奪った机を睨み付け、そして気付く。 そこは上条当麻の机だった。 そういえば、今日の授業も机に突っ伏し寝ていたことを思い出す。 明日はきちんと授業を受けさせるですーと意気込んだところで、先ほど自分机にぶつかってしまった時に間接キスをしていたことに気付いてしまった。 息を呑み、徐々に頬を赤らめていく小萌。 うわー上条ちゃんと間接キスですよーと体をくねらせて悶え、そのまま妄想の世界に引きずり込まれる。 愛していると言ってもらって上条ちゃんと情熱的な大人のキスを交わす……そんな妄想に辿り着く。
- 689 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/07(月) 23:49:16 ID:YSJnglfY]
- 体が奥が熱い。
本能が肉体の慰めを求める。 小萌はその本能に逆らうことができずに、自らの小さな胸へと両の手を伸ばす。 いつものピンクのワンピースの中、ほとんど役に立っていないブラの内側へと手を入れゆっくりと撫で回す。 もちろん頭のなかでは上条の手によってやさしく愛撫されている様を想像して。 最初はやさしく撫でるように。段々と動きを大きく、激しく。時折硬くなり始めた頂点を刺激して。 「…ぁ…、…ふ…」 小さな喘ぎが漏れる。 下腹部が熱を帯び始め、じんじんと痺れる。 右手を胸から大事なところへと伸ばしそっと触れる。 「……はぁぅ……」 心地よい快感。しかし、本能はさらなる快感を求める。 小萌は目の前にある上条の机を見つめる。そこに上条がいればという考えが一瞬浮かぶが、即座に否定する。こんな格好を見せられるわけがない、と。 その背徳的な考えは小萌の欲求をさらに大きくするだけであったが、一つの閃きを与えた。 上条ちゃんの机に擦り付け気持ち良くなるというアイデアを。 治まらない本能の求めのままに、自らの秘部を机の角に擦り付け快感を貪る。 「…はぅん……、…っひぅ……」 小さく漏れる声も既に気にならなくなってきている。「……上、条……、…ちゃぁん……」 自らの本能に従い、秘部を上条の机に擦り付け痴態を演じ続ける小萌。 秘所は濡れ、愛液を垂らし始めていた。 小萌がひたすら快楽を貪っていると、廊下を近づいてくる足音が聞こえてきた。
- 690 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/07(月) 23:52:58 ID:YSJnglfY]
- とりあえずここまでです。後半は読みたいという方がいらっしゃれば投下しようと思います。
- 691 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/07(月) 23:57:03 ID:E0AH2F9L]
- ワッフルワッフル
- 692 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/08(火) 00:04:54 ID:ppRHiF/l]
- ワッフルワッフルワッフルワッフル
- 693 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/08(火) 00:12:55 ID:jb15etEk]
- 廊下にいるのは、我等が上条さんか、それとも警備員さんか。自分としては黄泉川先生希望
- 694 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/08(火) 00:35:10 ID:HWyPLY2j]
- いや、ここはステイルだろう…フラグも立ててるし。
何はともあれワッフルワッフル
- 695 名前:667 mailto:sage [2006/08/09(水) 08:57:04 ID:12CR2kx/]
- >>687
『いだきます』です。 分かり難くてすいませんorz >>689 間を取って青ピor土御門! それでは、続きを
- 696 名前:667 mailto:sage [2006/08/09(水) 09:34:05 ID:12CR2kx/]
- 「 、 。」
少年は何かを呟いたが、御坂妹は聞き取れなかった。 「あなたは 、とミサカ――――――ッ!?」 御坂妹は思わず口を押さえる。 声が、出ていない。 それも、一部分だけ。 (どうなっているのですか、とミサカは驚愕します) 訳が分からないまま、御坂妹は言葉を紡ぎ出そうとする。 「こ 、 の 、 カ 。」 言葉の大部分は、御坂妹の心の中だけに響く。 と、今まで微動だにしなかった目の前の少年が、急に御坂妹に背を向け、歩き始めた。 「―――ッ!待っ 下さ 、とミサ 呼び す」 御坂妹は必死に叫ぶが、少年は止まらない。 少年と御坂妹の距離が開いていく。 「ま 、 が !!」 最早、その声は少年には届いていない。 (待ってください、とミサカは心の中で呼び掛けます) その思いも、少年には届かない。 ついに少年の姿は消えてしまった。 いやだ。 こんな世界で。 何もない世界で。 自分しかいない世界で。 一人で。 いやだ! おいて行かないで! こんなところで! 一人にしないで!!
- 697 名前:667 mailto:sage [2006/08/09(水) 11:25:35 ID:12CR2kx/]
-
御坂妹は目を覚ました。 「はっ……、ハァ……!」 コンクリートの天井に蛍光灯、窓から差し込む太陽の光。 いつも通りの病室だ。 ふう、と御坂妹は呼吸を整える為、深く息を吐く。 夢だった。 自分が今までいた空間は、夢の中だった。 御坂妹は悪夢を見ていた、ただそれだけの話。 それだけの話のはずだった。 冷静な自分が悪夢だけでここまで動揺するものだろうか? 呼吸はもう整ったものの、動悸は激しく身体中に嫌な汗がまとわり付いている。 さっきまで見ていた夢は……、とここまで考えたところで、視界の端に人影があることに気付いた。 「目覚めたかな?御坂妹サン?」 御坂妹は声のする方へ顔を向ける。 カエル顔の医者。 御坂妹は本名を知っているが、ここではこう表現しておこう。 彼はカルテを片手にドアの傍に立っていた。 「……。いたのですか、とミサカはリアクションを取ることも忘れながら言います」 「もう定期健診の時間だからね?だいぶ魘されていたみたいだけど、大丈夫かい?」
- 698 名前:667 mailto:sage [2006/08/09(水) 11:29:31 ID:12CR2kx/]
- 今回はここまでです。
御坂妹の口調考えるのムズイよ
- 699 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/10(木) 00:00:05 ID:xb2bo5iS]
- ワッフルワッフル!!
- 700 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/10(木) 10:27:45 ID:kGtEk7kk]
- 実のところ、禁書キャラの台詞を「らしく」書くのって、書き手の語彙が無いと難しいような気がする
本スレのようなネタはともかく、SSなんかは特に
- 701 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/10(木) 15:30:03 ID:hv2cyr4q]
- 未だに本スレがどこかわからない俺ガイル
- 702 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/11(金) 21:42:26 ID:vICclPz4]
- しかしまた、人がいないスレだねぇ……。
- 703 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/11(金) 21:57:04 ID:8nD5zgUk]
- みんな、里帰りかもよ
どこもそんな感じだし
- 704 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/11(金) 22:36:40 ID:tF4CGkl/]
- >>701
ライトノベル板の鎌池スレじゃない?
- 705 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/12(土) 01:43:55 ID:Ak20PLfK]
- どこもかしこも過疎ってやがる…
職人さんが来ないとこの板全体の盛り上がりもショボいなあ…
- 706 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/12(土) 18:02:03 ID:Q/FoDMpK]
- やっぱり我が家が一番落ち着くな。
旅行から帰ってきたりすると、多かれ少なかれ大概の人は、このような感想を抱くだろう。 上条ももちろんそんな、小市民的思考の持ち主だ。 慣れ親しんだふかふかのベッドの上。 とても落ち着く。 だけれど上条は白い天井を眺めつつ、なんだか複雑な表情をしていた。 そのままキョトキョトと、辺りを見回して見る。 テレビ。 ベッドの横にあるテーブル。 そこにある数冊の本。 パイプイス。 備え付けの洗面台に置いてある、お泊りハミガキセット。 小さなロッカー。 ハンガーラック。 部屋にある物どれ一つをとっても、上条には見覚えのないものなどなかった。なにより――違和感がなかった。 だけど。 それでも。 この部屋は上条の本当の部屋ではない。 インデックスと住んでる部屋ではない。 (病室でこんなに落ち着くつ〜〜のも、何気にいやなもんがあるなぁ) そこはいつもの部屋。 そこはいつもの病室。 カエル顔がにこにこ笑いながら冗談交じりに言っていた。 『足繁く通う常連さんのきみのために、あの部屋は常に綺麗にして空けてあるから』と。 (ちっくしょうめ。んなの全然……) 嬉しくない。 最近は病院も空き部屋が、ほとんどないと聞くから、上条はその気遣いを有り難くもあったが、素直に喜ぶ気にもなれなかった。 ただ、 「……不幸だ」 口癖になってしまってる定番の台詞を呟きつつ、上条はテーブルに置いてある数冊の本に手を伸ばす。 見舞いの品。 青髪ピアスがこっそりと持ってきてくれたものだ。 ぱらぱらとページをめくる。 こうして一人の空間を提供してもらえるのは悪くない。 無言でめくるたびに、どんどんと、上条の顔がだらしなくにやけていく。
- 707 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/12(土) 18:03:41 ID:Q/FoDMpK]
- シマリのない表情。
とてもあの少女にはお見せできない。 だからだ。 インデックスと一緒に住んでいて、疎ましいと感じた事は一度としてない。 だが一人になりたいと思う事はある。 それも結構頻繁に。 もうそれは仕方がない事だ。 思春期は発情期。 インデックスが好きだとか嫌いだとか、決してそういった次元の話しではない。 いや、好きだからこそ、一人になりたいのだ。 万が一にも見られたくない。 上条の右手が神の奇跡だけではなく、億単位の、己の分身を解放し殺している現場を、少女に見られるわけにはいかなかった。 風呂場。 トイレ。 学校内。 などなどで、上条はインデックスの目を盗むように処理してるわけだが、やはりこういうのは、ゆっくりと落ち着いた場でしたい。 今日の健診はもう終わっている。 ほぼ一日中入り浸っていたインデックスをはじめ、見舞い客もさっき帰った。 「よしっ」 と、そんなわけで。 お膳立ての揃った上条の右手は、布団を払いのけると、勢いのままズボンも下ろし、今か今かと出番を待っていた股間へと伸ばされる。 ステイルの炎剣の温度は三千度らしい。 しかし上条の勃起してる股間の剣も、ガッと握ると、それに決して負けずとも劣らずで熱かった。 (おっ? この娘いいなぁ) はたと手の止まったページでは、オッパイの大きいモデルが、うっすらと肌に汗を浮かべて、気だるげに寝そべっている。 ため息が聴こえてくるみたいだった。 トロ〜〜ンとしてる目の焦点が、いまいち合ってない。 まるでほんの少し前まで、ナニかをしていたみたいで、その姿はナニか、上条のナニかに滅茶苦茶訴えかけてくる。 (ん? 何かこう微妙に、誰かに似ているような?) 誰だろうか? どう見てもこのモデルは上条よりも年上なので、インデックスということはありえない。 小萌も失礼ではあるが必然で論外。 美琴や白井や御坂妹でもないだろうし、同年代の姫神や吹寄や風斬でも、ちょっと無理があるかなと思う。 モデルに西洋の血が入ってる感じもない。 ということは、オルソラやアニェーゼ、いや、後者になると体型的にも違うし。
- 708 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/12(土) 18:05:36 ID:Q/FoDMpK]
- 「…………」
はて? 誰か忘れてる気がするが? 思い出せない。 「……まあ、いいか」 と、もう少し考えれば思い出せただろう上条だが、今は自分の全てを妄想に廻すべきだと、脳内検索を早々に打ち切ってしまった。 「とりあえず、幻想を終わらせてやるぜ」 過去に上条の右手に殴られてきた、数々の魔術師や超能力者。 彼ら彼女らが聞いたらば、その場にへたり込みそうになる台詞を呟いて、猛然と右手を動かそうとする。 カチャッ そのタイミングに合わせたように、病室の静かにドアが開いた。 「上条当麻、身体の具合はどうで――!?」 「!?」 この部屋が病室である以上、隠しようもないほど、ベッドは一番目立つ位置にある。 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 「…………」 上条当麻。 神裂火織。 二人の間に言葉はいらなかった。 神裂は顔から一切の表情を消失させると、腰に差してある七天七支刀、その黒鞘を淀みなくゆらりと払う。 刀身がギラリと、妖しく光った。 彼女の得意は抜刀術なので、それはいくばくかの、上条に対する優しさなのかもしれない。 「でも嬉しくねぇっ!!」 ほとんど瞬間移動。 入り口から上条のいるベッドまで、神裂は目にも映らぬスピードで到達すると、大上段に振りかぶり、微塵も迷わず一閃させた。 墓碑には馬鹿ここに眠ると彫られるだろう。 アーメン。 そのぐらいなら神裂も、曲がりなりにも神の子羊、渋々とはいえ唱えてくれるはずだ。 だが祈りの言葉よりも先に、 パシンッ 殺意と共に剣が振り下ろされるのとほぼ同時、刹那すらも間を置かずに、子気味いい会心の音が部屋に響く。
- 709 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/12(土) 18:07:30 ID:Q/FoDMpK]
- (じ、自分で自分を褒めてやりたい)
真剣白羽取り。 達人どころか聖人の神裂の剣を受け止めるとは、上条当麻の幸運は、このときのために、預金みたいに取ってあったのかもしれない。 ただ、 「……往生なさい」 「できません!!」 もう全額下ろしちゃってる。 覆い被さるように体重を掛けてくる神裂。 拝むように踏ん張る上条。 刀身がじりじりと、額に照準を定めて、確実に降りてきていた。 マジでヤバい10センチ前。 このままでは幻想より、上条が終わってしまう。 「だ、大体お前が、うぅう……、ぐぅおお!? い、いきなしドアを、を、ををを!? あ、開け、NO〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 迂闊。 しゃべったら走馬灯が見えちゃう5センチ前まで、一気呵成に押し込まれてしまった。 けれどそこで、少し神裂の力が緩まる。 「まさかあの娘にも、あんなものを見せてるわけでは、ないでしょうね上条当麻」 「あ、あんなものって?」 「あんな……」 言いつつチラッと神裂は、剥きだしのまま放っぽり出されてる、この特異な状況にいつもより、色んな意味で興奮してしまってるのか、 血液が収束され過ぎて、グロテスクなほど黒くなってる元気な勃起を見てしまった。 「や、ややや……」 視線を浴びてぴくんぴくんと動いてる。 「やはり死になさいっ!!」 耳まで真っ赤にさせた神裂が、情け容赦なく、遂にはトドメを刺しにきた。 とはいえ。 百戦錬磨の魔術師も、かなり動転していたのだろう。 それとも。 上条当麻の幸運、残高が残っていたのかもしれない。 「!? お、おりゃっ!!」 どんなに凄い剛速球だって、タイミングさえわかれば、打つのは難しくはない。――かもしれない。 身体を神裂の力に合わせて捻る。 「あっ!?」 つんのめるようにして神裂の身体が上条の上へと、どうにもできない死に体なのに空中で抵抗したが、結局はどさりと倒れ込んできた。
- 710 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/12(土) 18:09:17 ID:Q/FoDMpK]
- ゴトンッ
いい具合に力が抜けたのか、テーブルが綺麗に真っ二つになってる。 でも二人は 「…………」 「…………」 そんなものを、 「…………」 「…………」 まるで見てはいなかった。 「…………」 「…………」 時間が止まってる。 「…………」 「…………」 至近距離。 二人の身体はぎりぎりのところで、ぴたりとはくっいてはいない。 その隙間わずか数ミリ。 不用意に動いたりすると、色々な部分が触れてしまう。 「…………」 「…………」 例えば唇とか。 ピトッ 「えっ!?」 「えっ!?」 二人の声がハモる。 目だけをお互い動かすと、脇を絞ったTシャツのおなか、その白い肌に、異端審問の焼きごてのように熱い勃起が触れていた。 今回はここまで。
- 711 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/12(土) 18:11:25 ID:c2/IyvsD]
- 生殺しキター
激しく悶えたGJ
- 712 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/12(土) 18:41:01 ID:p6mrk32D]
- 続き〜!!!!!!!!!!!!!
生殺し過ぎる……。うわぁああああああああ
- 713 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/13(日) 02:26:31 ID:yoW6AUBT]
- ねーちんktkr!!
続きに期待しまくりんぐ
- 714 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/13(日) 03:10:50 ID:gXrC3Z8O]
- う、うおおおぉぉ!
_ ∩ ( ゚∀゚)彡 ねーちん!ねーちん! ⊂彡
- 715 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/13(日) 12:10:05 ID:DEbd1b04]
- なんて素敵(*´Д`)
- 716 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/14(月) 16:51:59 ID:X8WHEqRX]
- GJですな!
- 717 名前:667 mailto:sage [2006/08/14(月) 18:28:45 ID:CgSN7jvN]
- ねーちんに成り行きフラグを、ををををををををを!!!???
とにもかくにもGJ! では、続きいきます
- 718 名前:667 mailto:sage [2006/08/14(月) 19:01:52 ID:CgSN7jvN]
- 御坂妹は壁に掛けてある時計を見る。
十時ジャスト。 定期健診の時間だ。 定期健診は一週間に一度のサイクルで行っている。 いつもは大体、九時ごろには起床し、着替えも済ませていた状態でやっていたのに、今日は違った。 「あまりよくないことだね、ストレスでも溜まっているのかい?健診が終わった後外出許可を出すから、気晴らしに散歩でもするといいよ?」 「そう、ですね、とミサカは冷静に考慮してみます」 御坂妹は言いながら上半身を起こす。 結論を出すのはいつでもいいだろう。 すぐに出掛ける気はないし、暫く考え事をしたいと思っているので、今は黙っておくことにした。 (それにしても……) 御坂妹は夢の中でのことを思い起こす。 少年が去ろうとした時、彼女は心の中から込み上げてくる痛みを感じた。 これはかつてあの少年が御坂妹を助けるために、戦場に踏み込んだ時の感覚と似ていた。 しかし、その時の痛みとはまた別の痛みだった。 御坂妹には、それが何なのかはよくわからない。 (……、あれは何だったのでしょうか、とミサカはあの時の自分の心理状態に疑問を抱きます) 窓の外を見る。 小鳥が一羽、青い空の中で飛んでいた。
- 719 名前:667 mailto:sage [2006/08/14(月) 19:28:26 ID:CgSN7jvN]
-
失う痛み Only_One 「うっだー」 ものすごい疲労感と脱力感に、上条当麻は溜め息をつく。 結論から先に言ってしまえば、彼は不幸だった。 何が不幸かって? 全部だよ全部、all of things. どれくらい不幸だったかというと、 朝:朝食を作り眠っていたインデックス(注:上条当麻宅の居候シスター。ここでは妹でないもの、黒い修道服を着ていないもの、禁書目録であ るもの、近代文化がわからないものを指す)を起こそうと思ったら寝ぼけたインデックス(注:上条当麻宅で飼育している(?)猛獣外国人偽名 少女。ここでは噛み付くもの、大食らいのもの、鋭い歯を持っているものを指す)に襲撃される。 登校途中〜:校則違反を承知で乗るつもりだった電車が故障で遅れ仕方なく徒歩で登校中に御坂美琴に出会って色々話してるうちに触れちゃいけ ない逆鱗に触れちゃって逃走兼登校しやっと学校に着いたー、と歓喜してたら実は遅刻でしたお説教です上条ちゃーん、ってことになっちゃった次第。 昼:午前中の死闘をくぐり抜けやっと昼休みだよー、と伸びをして弁当を取ろうとカバンを漁ったらアッレーワタクシノオベントーハドコニイッ タノデセウ?という事態になり愛のお弁当提供イベントを求めても誰も一口もくれずに昼休み終了。
- 720 名前:667 mailto:sage [2006/08/14(月) 19:30:37 ID:CgSN7jvN]
- 以上です。
長い文を書くのはキツいっすね……
- 721 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/14(月) 20:36:26 ID:+S1vfZpf]
- GJです!お弁当提供を求めた時にクラスメイトの反応は「上条に餌を与えてはいけません」でしょうか。理由は 男:嫉妬など色々 女:淑女協定により と妄想してしまった
- 722 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 00:34:48 ID:1wXDTU4g]
- GJ!!!!
所々の小ネタにワロタw
- 723 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 10:51:49 ID:SUhlqrx8]
- >>721
いや女性陣の理由はあれですよ、きっと「下手に恵んでやるとフラグを立てられてしまうから」 とかですよw
- 724 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 16:28:29 ID:MkA9gIiA]
- あれよあれやという間にギシアン空間を作り出すからな、上条さんは。
- 725 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 16:40:41 ID:SUhlqrx8]
- 大覇星祭後は更に女性陣のガードが堅くなってる予感。
何せ、鉄壁と思われていた吹寄さんが突破されちゃったわけだし。
- 726 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 18:13:31 ID:7eh4/s2e]
- >>688-689の続きです
コツ、コツ、と廊下に響く足音。 快楽に捕われていた小萌も足音が近づいてきていることに気付く。 「…っはぁ…、…こんなところ…っ…、…誰かに見られ、たらぁ…、…大変なことになるですぅ……」 大変なことになるのは判っているのだが、火照った肉体は言うことをきかない。ひたすら、自らの秘部に刺激を与えるべく腰を動かし続けている。 コツ、コツ、コツ、コッ、この教室のドアの前で足音が止まる。 通り過ぎてくれるのではないかという淡い期待は打ち破られ、さすがに見つかるわけにはいかないため、隠れられる場所を探す。 前の教卓の下か、後ろの清掃用具入れの中。 鍵穴に鍵が入る音。 一瞬の逡巡。 ドアのある前ではなく、後ろの清掃用具入れの方を選択。 錠が廻りガチャンと音がする。 肉体の疼きを堪えて机から離れ、清掃用具入れに向かうが、圧倒的に時間が足りない。 鍵穴から鍵が抜かれ、ドアがガタンと音を立てる。 一秒ほど間があり、もう一度ガタンと音を立て、再び鍵穴に鍵が入る音がする。 小萌が鍵を開けていたため、外の人物は鍵を締めてしまっていたのだ。 間に合わず、見つかってしまうことを覚悟していた小萌だったが、思わぬ幸運に感謝し、清掃用具入れに滑り込む。 用具入れの扉と教室のドアが閉まるのはほぼ同時だった。 教室の明かりが点けられる。 いったい誰が入って来たのだろうかと丁度目の高さにある通気孔の隙間から覗く小萌。 そこにいたのは、上条当麻であった。
- 727 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 18:16:46 ID:7eh4/s2e]
- 上条の姿を見、先程までの自分の痴態を思い出した小萌は用具入れの中で赤くなる。
一方上条は、なんでこうやって何度も宿題を忘れるんだーッ! と一人で叫んでいる。 忘れ物の宿題のプリントをとるためにだろう、上条は自らの机に向かう。先程まで小萌が自慰行為に使っていた机に。 そう思った途端、再び小萌の肉体が疼き始める。 熱がぶり返す。自然と右手が秘所へと延びる。 小萌が自慰行為を始める時に置いてしまった出席簿に対して一瞬怪訝な表情を浮かべた上条だったが、目的の物を探して机の中を調べ始める。 自分の生徒であり、想い人でもある上条の、目と鼻の先で隠れながらの自慰行為。 今現在自分が清掃用具入れの中にいるという状況さえもが小萌を興奮させる要素となる。 左手は胸の、硬く尖った頂点を弄り、右手は中指を濡れた花芯に突き立てる。 快感に思わず漏れそうになる声を、唇を噛んで必死に押し止める。 小萌は上条の姿を見ながら浅ましく快楽を貪る。愛液が溢れだす。 上条はまだプリントを探している。小萌は初めて上条の不幸さに感謝した。 中指一本では足りず、人差し指も加え二本指で膣中をかき回す。左手で乳首をつねり上げる。 「……ッ! ……〜ッ!」 指の動きが激しくなる。右手を出したり入れたり折り曲げたりかき回したり、快楽を貪る。 そろそろ絶頂が近い。小萌はスパートをかける。 左手を胸からクリトリスへと移し、触れる。 「……ふぅッ! ……ぅん……、……ぁぁ……ッ!」 押し殺した声が小さく漏れる。上条に聞かれないかとヒヤヒヤしながら、しかし手の動きを加速させる。 そしてついに最後の瞬間が来る。 目は上条の姿を離さぬまま、大きな快楽の波が訪れ、背を反らせながら小萌は昇天した。 そのまま快楽の中で意識を手放してしまう寸前、上条がこちらを振り返ったような気がした。 翌朝、小萌は清掃用具入れの中で目を覚ました。 体中が痛い。こんなところで寝たのだから当たり前だが。 ふと、教室が騒がしいことに気付く。痛む体に鞭を打って立ち上がり教室を覗くと既に生徒達は登校しているようだ。 このままでは出ていくことが出来ない。小萌には冷や汗を流すことしか出来なかった。
- 728 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 18:20:56 ID:7eh4/s2e]
- お目汚し失礼しました。
至らぬ点、おかしな設定等はフレキシブルに願います。 それでは。
- 729 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/15(火) 18:21:24 ID:nTZL1bw6]
- 一番槍GJ
- 730 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/15(火) 19:56:18 ID:ZggnPrL2]
- GJ!
これはまだ続く?先生がロッカーの中にいることを知っている上条さんは脱出を手伝う、とか
- 731 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 00:49:15 ID:5ZB5fGzy]
- 新しい人が出てきて存在が薄れてきた所で少し投下します
エロ無しです
- 732 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/08/16(水) 00:50:12 ID:5ZB5fGzy]
- 病院から駅へと、街中を駆ける。
「あーもーどーして駅方面行きのバスがねぇんですか全くー!!」 全速力、とまではいかなくともそれなりのスピードで走りながら上条は愚痴った。 「走ったほうが速いってどう言う事ですか学園都市の交通事情っ!!」 しかしこの独り言はかなり的外れである。 第一に、病院から駅方面へ行く路線バスは少なくない本数が運行している。 その中で最も早く駅に着くバスには乗り遅れ、次に来るバスは遠回りになる路線だった。相変わらず不幸である。 第二に、走ったほうが速い、と言うのも場合による。 上条当麻の場合、夏からこちら学園都市内を駆けずり回っていた為、結果として裏道事情に明るくなっただけの話で、一般の住人ならば次のバスを選択した方が早く目的地に着く。 第三は、上条当麻の体力だ。 如何に近道を知っていても普通の高校生なら走って行こうとは思わない距離であるにもかかわらず、その手段を選択できる程度には上条の体力は平均以上だった。 (まぁでも、あの角を曲がればすぐだ) 目前に見えた駅前通りへと出る曲がり角を、速度を落とさずに曲がる。 まぁ、あえて誤算を一つ挙げるとするならば――。 開けた視界の中、待たせている相手の姿を見つけた瞬間、 ――さっきまで致していた行為によって溜まった疲労を考慮してなかった所であろうか。 上条の世界は回転した。
- 733 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/08/16(水) 00:50:51 ID:5ZB5fGzy]
- 凄いスピードで走ってきたかと思えば、突然、勢い良く転げた上条へ、
「…………君。大丈夫?」 姫神秋沙は傍らにしゃがみ込んで、とりあえず、と言った風情で声をかけた。 「……姫神さん。一つ質問があるのですが」 何故か上条は姫神の問い掛けには応じず、顔を伏せたまま弱々しく挙手した。 「何?」 「その格好は何でございましょう?」 「何って。普段着」 その姫神の答えを聞き、上条はバッと上半身を起こして、 「普段着って!いやまあ確かにお前の普段着と言えばそれしか記憶に無い様な気がしますけど!」 と叫んだ。 上条がこうも躍起になって騒ぐ理由。 それは。 「この人込みの中で巫女さんの格好した女の子が立っていたら、他人にナニ勘繰られるかくらいは考えていただきたい!!」 姫神の格好、初めて会った時と同じく、いわゆる巫女さんルックと言うものにあった。しかも、 「今日は。2Pカラー」 「いや、聞いてないから!」 常なら赤の袴のところを、今日は濃紺色の袴を着用していた。 この場にいる他の人間は全て洋装の為、はっきり言って目立っている。浮いている、と言っても過言ではない。 先程の転倒は、視界に飛び込んできた一種異様な光景に意識を取られてしまい、足が縺れてしまった事が原因だった。 「ところで」 なおも何か言ってくる上条をスルーし、姫神は手を差し出しながら今度は違う質問をした。 「君の格好。制服のままなんだね」 「あぁ、まぁ、そうだな」 差し出された手を握って立ち上がりながら、上条は相槌を打つ。 「授業が終わった途端に教室を飛び出たから。着替えとか済ませてくるかと思ってた」 「用事があったんだよ。それに思ったより時間を喰っちまってな。着替えるヒマとか無かったんだ」 姫神の質問に、制服に付いた汚れを掃いながら答える。 「痛っ」 掃った際に手の平に痛みを感じた。返して見ると、擦り傷が出来てしまっている。 「上条ちゃん、大丈夫ですー?」 「こんくらいならいつもの事ですから。……え?」 突然聞こえてきた姫神とは異なる聞きなれた声に、上条は視線を下に向けた。すると、そこには。 「小萌先生?何でここに!?」 上条達の担任兼姫神の居候先の家主である所の小萌先生の姿があった。 「何で、はひどいです。今日は姫神ちゃんが上条ちゃんと買い物をするって聞いたですから、監督に来たんですよー」 予想外の言葉に、上条は言葉に詰まった。なおも小萌先生は言葉を紡ぐ。 「最近二人とも生活の乱れを感じるのですよ。こないだなんか、上条ちゃんはともかく姫神ちゃんまで授業をサボっちゃったですし」 なのでお目付け役ですー、と締めて小萌先生は言葉を切る。上条は困ったような視線を側に立つ姫神に向けるが、姫神は呆、と言った感じで立ち尽くしているだけだった。 その瞳は、何も映してないかの如く、虚ろ。 「姫神?」 上条の問い掛けに姫神はヒクッ、と体を震わせて一言こぼした。 「……においが」 「におい?あぁ、走って来たからな。そんなに臭うか?」 「さぁ、先生には分からないですけどー?とにかく上条ちゃん、一応消毒とかしなくちゃダメですよ」 そう言って小萌先生は上条の手を取った。 「とりあえずどこかで休憩して、そこでしてあげますです」 「先生、それ凄い微妙な発言に取られます」 そんなやり取りをしている二人を傍目に、 「………………フゥ」 姫神は一つ大きな息をついた。 まるで、体内に籠った熱を吐き出すように。
- 734 名前:上条当麻の一歩踏み外した生活 mailto:sage [2006/08/16(水) 00:51:30 ID:5ZB5fGzy]
- 三人は、まず一階にあるコーヒーショップに入り、そこで上条の傷の手当てを行うことにした。
飲み物を購入してから四人掛けのテーブルに上条と小萌先生が並んで座り、上条の向かい正面に姫神が腰を下ろす。 「手当てして貰っておいてなんだが、こう言うのって、いつも持ち歩いてるものなのか?」 手の平の擦り傷を小萌先生に消毒して貰いながら、上条は対面の姫神に尋ねた。この応急手当キットは姫神の私物だ。 「乙女の嗜み?」 「何で疑問系なんだよ」 小首をかしげて答える姫神に間髪入れずに突っ込む。 「姫神ちゃんは色々持ち歩いてるですからねー」 小萌先生の言葉に、上条は夏の日のとある一コマを思い出した。 (そう言えば殺虫剤持ち歩いてたっけなぁ) もしかするとあの袖は四次元に繋がっているのかもしれない。 そんな益体も無い考えを思い浮かべながら、上条はこれからの事を問うて見ることにした。 「で、これからだけどって言うか小萌先生来るんだったら私めが来る必要はあったんだろうかなんて疑問が脳裏を掠めて行くんですが」 「二人きりの方が良かったですかー?」 上条の言葉に小萌先生がニコニコしながら答える。 「今日のことはお昼過ぎに聞いたんですよ。お邪魔虫だとは思ったですが、さっきも言ったとおり最近二人ともだらしが無いですからー」 と、ここでイチゴ・オ・レを一口飲み、続ける。 「それに上条ちゃんの意見を取り入れたら何を買うか分からないですからね。ナース服とか」 「……普段着を買いに来たんですよね?」 「女性用衣類の売り場に足を踏み入れるなんて、人生の内ではもう無いと思っていたんだけどなー」 コーヒーショップを出た後、三人は目的地である女性用衣服の売り場のあるフロアまでやってきた。それから小萌先生が、 『それじゃあ上条ちゃんはその辺で待っててくださいねー。まずは先生が適当なのを選択しておきますですから。上条ちゃんの出番はそのあとなのですよー』 と言って、姫神の手を引っ張って売り場の中へと姿を消していってしまった。 そして今、上条はエスカレーター横に設置してあるベンチに腰を掛けお呼びがかかるのを待っている状態となっている。 「と言うか実際問題、一人でこの場にいるって言うのは凄く目立っているような気がするのは上条さんの気のせいでせう?」 韻を踏みつつ自問自答してみる。はっきり言ってしまうと、暇を持て余し気味だ。 「あーもーいっその事ついて行った方が良かったかなー、でもそれだったら今よりも針の筵のような気もするし」 などと言いながら左手で頭を掻き毟り、手当てしたあと絆創膏では塞ぎきれなかったのでそのまま外気に晒しておいた傷口を髪の毛で擦ってしまい無言で悶絶する。 女性用衣服売り場の脇で無言で悶絶する男子高生。 端から見ていると、かなり怪しい。 そんな怪しげな通行人Aへ声を掛けるというのは勇気が要りそうなものだが。 「……何をやっている上条当麻」 どうやら勇者が通りすがったようである。 「え?あ、吹寄」 勇者は上条のクラスメイトの吹寄制理だった。下から上がって来たばかりなのか、エスカレーターの降り口の脇で仁王立ちをしていた。 「こんな所で一人で怪しげな動きなどして、さては毒牙にかける新たなターゲットを物色している最中か!?」 いつものように「上条当麻に好印象を持ってませんよ」と言う空気を醸し出す台詞を投げかけてくるクラスメイトに、 「何処をどうやったらそんな素敵な結論に到るのか、その思考ルーチンを教えて欲しいものだけど」 と、嘆息を一つ入れてから、 「そんなんじゃなくて、ただの買い物の付き添いだよ。そう言う吹寄も服を買いに来たのか?」 「いや、あたしは八階で行われる予定の実演販売を見に……って何を言わせるのよ!これも貴様の策略なの!?」 「だからそんなんじゃねーっての!」 きゃいきゃいと言い争いを始める二人。端で聞いてるとただの痴話喧嘩にも聞こえなくも無い。 その光景を注視しようとする者など、普通はいないであろう。 普通なら。
- 735 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 00:53:08 ID:5ZB5fGzy]
- 今回はここまでっす
筆が思うように進まないのですよ 次来る時はエロまで持って行けるようにしますです、はい ではノシ
- 736 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 00:58:02 ID:1op76WC7]
- No!!生殺しですかッ!
でもGj
- 737 名前:KATU mailto:sage [2006/08/16(水) 08:38:25 ID:rgn6DP/K]
- 生殺しー!!
女の子と買い物に来てても別の子のフラグを進行させる上条さんGJ! PSPは本体にも難ありらしく修理に出すの決定…orz
- 738 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 14:09:29 ID:t9kT/XJe]
- 「何で疑問系なんだよ」⇒「何で拷問系なんだよ」
に見えた。 疲れてるな・・・
- 739 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/16(水) 14:14:05 ID:ouD2cKUk]
- >>734
今回は誰だ? 姫神?小萌? それとも大穴で吹寄? それとも・・・・・まさか、3人同時!?
- 740 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 14:48:19 ID:e1FhIhOM]
- >>739
「このあと神裂&目録との3Pがまってるから、とうまの精力は温存。 小萌×姫神の更衣室プレイで、すっかり出来上がった所を上条に『見て』もらう。 無論、吹寄は深夜のレイトショー要員としてフラグが立つ」に15カノッサ。
- 741 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 14:59:23 ID:aUHIL/md]
- 上条さんの精力はフラグに合わせて増減するから大丈夫さ
- 742 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/16(水) 17:37:06 ID:Yd4YtQl1]
- 読んでくださった方レスくださった方ありがとうございました。
>>710 の続き 上条の顔が恐怖に引き攣る。 「こ、これは不幸な事故なん――」 チキン万歳。 考えるよりも先に、口は言いわけの言葉を紡ぐべく、無意識に動いていた。 ゴッ!! そしてそれはなにも、上条ばかりではない。 神裂の身体も無意識に動いている。 ただしそれは言いわけするための口ではなく、固く握り締められた拳という違いはあるが。 声もなく上条の身体が、豪快に吹っ飛び宙を舞う。 お見事。 もつれ合う不自由な体勢で放たれたのに、その速度と威力はさすがで、短時間とはいえ、天使とも互角の聖人なだけはあった。 だけれど上条も負けてはいない。 修羅場の経験値。 伊達に素人の高校生の身でありながら、ここ数ヶ月というもの、誇張なしで生死の境を何度もくぐり抜けてる。 主人公補正もあるが、思いの他丈夫だった。 顎をさすりさすりしながらも、 「つ…が……ツ。い、痛ってぇなぁもう。あんさ神裂さん、俺が入院患者だって事、あなた、覚えてらっしゃいますか?」 ダメージらしいダメージはなさそうである。 むしろ上条に背を向けて、 「い、いいから早く、…………、早くそれをしまいなさいっ!!」 何故かベッドの上で正座してる神裂。 この無愛想で凛々しい年上のお姉さんの方が、あらゆる意味で鈍い年下の少年よりも、はるかにダメージは大きかったようだ。 声にもいまいち迫力がない。 微かにではあるものの、ぷるぷるとしてるその後姿は、限りなく間抜けでシュールである。 それと、
- 743 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/16(水) 17:38:19 ID:Yd4YtQl1]
- (……可愛い……い?)
エロカッコイイという印象が先行する神裂。 この頼れる怖いお姉さんは、可愛いという属性からは、上条はまるっきり真逆の人だと思っていた。 今だってその氷華、じゃなく評価は、あまり変わってない。 だがこれは、改めないわけにはいかなかった。 だがこれは、認めないわけにはいかなかった。 「ん?」 「!?」 窓ガラスに映る上条と目が合うと、ササッと、慌てて逸らしたりするその仕草。 「うんうん」 正統派である。 これなら俺も殴られた甲斐があったと、上条は一人納得顔で目を瞑ると、深く深く何度も何度も頷いたりしている。 だから気づかなかった。 落としては上げ落としては上げ、神裂がチラチラと、視線を忙しく動かしてる。 聖人も好奇心には勝つのは難しい。 これでもまだ十八歳の麗若き乙女なのである。 「…………」 (あんなに膨らませて、だ、大丈夫なのですか? あ、あれは?) 元気溌剌な勃起。 頷く主人と一緒になって、律儀に何度も何度も揺れていた。 さらに角度が急勾配になり、びたんびたんと、若さを誇示するようにお腹を叩いて、それはそれは物凄い事になっている。 人を殴ったら殺せそうだった。 て、 「……そうではなく。上条当麻っ!! 早くしまいなさいっ!!」 「うおぅ!?」 身体はしっかりと前を向いて、正座してる体勢のまま、神裂が刀を後ろにいる上条へと一閃させる。 刃先は勃起ぎりぎりで止まっていた。 あと少しで、天使のように、性別を失くすところである。 「御仏の顔は三度だそうですが、神の顔にだって、限度というものはあるんですよ」 「は、はいっ!! 仕舞いますですっ!!」 殺気。 低く落とされた声のトーンに、死の匂いを敏感に感じ取った上条は、そりゃあもう急いでパジャマのズボンを元に戻した。 でも、
- 744 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/16(水) 17:39:38 ID:Yd4YtQl1]
- 「小さくしなさいっ!!」
「無茶言わんでください」 立派なテントを張ちゃってるのは、上条にはどうにもこうにも何ともしがたい。 威風堂々な勃起。 まだびくんびくんしてる。 その様子は布地を今にも突き破らんばかりだった。 「……さっきは訊きそびれてしまいましたが、まさかあの娘の前でも、そんなものを出してるんじゃないでしょうね?」 「してるかつ〜〜の」 「本当でしょうね?」 疑いの眼差し。 カチンとくる。 勃起したまま。 溜まってたものが爆発。 「インデックスが居るとできねぇから、こんなとこで、その、…………オナニー、…………してん……だよ、…… 悪りぃかよっ!!」 上条当麻。 言わなくてもいい事まで一気に言っていた。 勃起したまま。 後半は涙目の告白である。 好きで背負い込んだ苦労だが、否、苦労とも思ってないが、それでも、人知れない努力なしには、あの少女との生活は語れないのだ。 それなのに それなのに、 「それなのにっ!! ノックもしねぇで勝手にドア開けておきながら、いきなし問答無用で人に切り掛かってくる奴はいるし」 「うっ!?」 「オカズの本なんて見ろっ!! しっかりと三冊全部ぶった切ってやがるじゃねぇかっ!!」 「あっ!?」 真っ二つになったテーブルの残骸。 それに紛れて六冊になった本が散乱していた。 「借りなんてどうでもいいからさ、まずは本を返してくれよっ!! そんで頼むから一人にしてくださいっ!!」 !! この短い時間だけで何回使っただろう? それは魂の慟哭だった。 ぶっちゃけて二十四時間の内二十三時間は、エロで頭がいっぱいいっぱいの、思春期直球ど真ん中ストレートの青少年。 人間の三大欲求。 食。 眠。 性。 どれが独走状態かなんてわかりきってる。
- 745 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/16(水) 17:40:59 ID:Yd4YtQl1]
- 食べるのを邪魔されるよりも、眠るのを邪魔されるよりも、オナニーを邪魔されるのが、一番腹が立って仕方のない年頃なのだ。
こうなったら怖いものなど何もない。 優しさだけである。 「…………返せと…………言われても…………」 それは異様な迫力だった。 世界で二十人ほどしかいない聖人である神裂炎織が、世界で一人しかいないだろう幻想殺しの少年に押されていた。 良心の呵責。 Salvare000(救われぬ者に救いの手を)の誓い。 そんな感じなくていいものを。 思い出さなくてもいいものを。 あまりにも根が優し過ぎる神裂は、感じてしまったし、思い出してしまったからかもしれない。 「ハァ……」 「…………」 かなり恥ずかしいだろう心情を、勢いのまま吐露した少年が、溜息なぞを一つすると、お姉さんは長身を申し訳なそうに小さくする。 暴走はした者勝ち。 二人の立場がそんなわけで逆転していた。 「もう本当に今日は帰ってくれ。見舞いに来てくれたのに悪りぃんだけど」 「…………」 「俺、これからセロハン職人になって、無残な姿になった本の修繕に、チャレンジしなきゃいけないからさ」 「…………」 窓ガラスに映る上条の肩は、がっかりとうな垂れていた。 日本人の手先の細かさで直しても、どうしたところで、本にベタベタと張られまくるセロハンテープは目立ってしまう。 視覚が命のエロ本。 それは致命的なまでの欠陥といえた。 上条もそれはわかってる。 わかっているけど、いつまでも神裂にキレてたって、どうにかなるもんでもない。 「ハァ……」 「…………」 「今度また見舞いに来てくれる事があったら、ノックだけはちゃんと忘れずにしてくれよな。あと本を買ってきてくれると――」 「代わりがあれば、…………いいでしょうか?」
- 746 名前:上条当麻の不幸でラッキーな日常 mailto:sage [2006/08/16(水) 17:42:13 ID:Yd4YtQl1]
- 上条の言葉は神裂に遮られた。
それは大きな声ではない。 だがすでに決意を完了してる強い声。 「……え?」 「…………」 ガラス越しにそっと上条を見ていた神裂は、小さく頷くと、ゆっくりとベッドから降りて、顔を俯かせたまま無言で脇に立つ。 「約束してください」 「は、はい? 何でしょうか?」 目まぐるしい。 立場がどうもまた逆転したっぽい。 「本の代わりである以上は、…………見るだけ…………ですからね」 「えっ?」 脇の絞ってあるTシャツの結び目を、神裂は小刻みに震えている指先で解いていた。 今回はここまで。
- 747 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 18:13:57 ID:55lvuq11]
- え?生殺しが解消されたと思ったら、更に生殺し?
そんなぁ…。
- 748 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 18:34:12 ID:1op76WC7]
- くっやってくれる。
生殺し多すぎ^^;
- 749 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/16(水) 19:04:27 ID:wCUKBmKS]
- それでも読まずにはいられない
- 750 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/16(水) 19:27:57 ID:m57OwWdF]
- いいところでぇぇぇ!
- 751 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/17(木) 02:24:36 ID:Q6WV8fW/]
- くっ……次まで全裸で待機だ……
- 752 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/17(木) 21:35:16 ID:pKA9CyKi]
- ふむ・・・まだミーシャのを書いてる人はいないな・・・
では俺がひとつ・・・・ 「新感覚☆拷問少女ミーシャたん」をかいてみようかな・・・?
- 753 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/17(木) 22:13:54 ID:6OrHhM7h]
- さあ、みんなでねーちんコールだ!(ねー、チンコールとか言うな)
やり方は簡単!腕を上下に振るときに一緒にコールするだけ! 上に上げるときに「ねぇえええええええええええええ!!!!!」 下に下げるときに「っちぃんっっっ!!!」 繰り返すと、ねぇええええええええええ!!!!!!!っちぃんっぅtぅつ!!!!! さあみんなで!
- 754 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/17(木) 22:49:54 ID:Kd3ig1i0]
- ねーちん!ねーちん!助けてねーちん!
- 755 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/17(木) 23:00:02 ID:1WwqJyWB]
- ねーちん!ねーちん!恥ずかしがらずにこっちむいて!
>>752 舞台が九州になりそうで怖いな。
- 756 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/18(金) 10:28:42 ID:IbzF/1uQ]
- 今から30分書き込みが無かったら美坂は俺の嫁
- 757 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/18(金) 10:39:44 ID:LIWO8YuQ]
- >>756
そんな事言う人嫌いです まぁ御坂じゃないからいいか
- 758 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/18(金) 12:32:14 ID:eX0KIhK2]
- Kanonテラナツカシス
- 759 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/18(金) 18:07:32 ID:R7rVz42U]
- Kanosoじゃねーか?
- 760 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/19(土) 08:50:10 ID:j7vgnGi8]
- >>752
ミーシャ好きの俺にとってはwktk以外の何物でもない。 ばっちこーい!!
- 761 名前:囚人番号752 mailto:sage [2006/08/19(土) 10:49:09 ID:4Xpj1yGe]
- というわけで書いてみた
先に言っておくとあんまり・・・萌えない。 >>760あんまり期待しないでね?
- 762 名前:囚人番号752 mailto:sage [2006/08/19(土) 10:50:51 ID:4Xpj1yGe]
- 【新感覚☆拷問少女ミーシャたん!!】
「ふん・・・・もう辛抱できないのか?」 暗い地下室。 小さな蝋燭に照らし出されたそこは天使が堕ちた地獄のようにも見える。 「なんで・・・こんなことすんだよ・・・!?」 部屋の中心に立てられた十字架に上条当麻は鎖で縛り付けられていた。 「回答1。私はお前に興味を持った。お前達の概念で言うなら・・・好奇心だ。」 ミーシャの小さな人形のような片足は上条のそそりたつソレを包み込み、刺激を 与え続けていた。 「人間だって興味があればそれに対して何かを行おうとするだろう。その「それ」が お前だっただけだ。上条当麻。」 ぼんやりとする視界をミーシャの裸体がよぎる。 あの拘束服のような服を着ているが、胸の部分露わになっていた。 「きっと言っても否定されるだけと思っていたからな。寝ているところを拉致させてもらった。」 「く・・・んくぁ・!も、もうやめ・・ろよ・・・!!ミーシャがしたいなら・・その・・ 俺だって、ちゃんとやるよ!!俺はお前のことを否定してなんか・・・・うああ!!」 ミーシャの足の指がソレの先端を這い回る。ただ指でなぞられているだけなのに、 脊髄に直接訴えかけられるような快感の波が当麻の思考をかきまぜていた。 「ダメ」 ミーシャの水晶のような目に「意思」のようなゆらめきが灯る。 「ふふ・・・わたしが否定されると思ったのはお前の意思じゃない。・・・これから私がすることだ。」 足の動きが止まり、刺激を失ったソレは直立したままビクビクと蠢いている。 「簡単に果てられると思うなよ上条当麻。私が飽きるまで・・・いろんなことをしてやるぞ?」
- 763 名前:囚人番号752 mailto:sage [2006/08/19(土) 10:55:55 ID:4Xpj1yGe]
- しかもこれだけ
この後、延々といろんなプレイして、当麻は寸止めが続いて、 ミーシャがちょっとだけ素直になっていく・・・・ってシナリオです。 続かないけど、各々の頭の中で補完させてもらえれば嬉しいです。 お目汚しすみません・・・・。
- 764 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/19(土) 11:17:13 ID:hY31hBbq]
- www.ruf-soft.net/yume/graphic/04.jpg
www.ruf-soft.net/yume/graphic/05.jpg www.ruf-soft.net/yume/graphic/07.jpg
- 765 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/19(土) 12:19:27 ID:1zr0eR09]
- インデックス
- 766 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/20(日) 00:15:03 ID:P8pdNJUh]
- 顔はまんまなんだけど声がなー
- 767 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/20(日) 00:48:19 ID:V0QNhb55]
- >>763
GJ!! このSなミーシャがだんだんと受け身になっていくのを想像して身悶えた。 出来たら続きも見たいわけで…
- 768 名前:667 mailto:sage [2006/08/20(日) 01:43:55 ID:9Rw58GGl]
- 更新頻度が上がってきましたね。
未だにエロシーン入れないことに激しく自己嫌悪orz それでは続きを
- 769 名前:667 mailto:sage [2006/08/20(日) 02:15:36 ID:9Rw58GGl]
- 午後〜:うわー空腹状態で午後の授業を乗り切るんですか体育とかあったら死亡確定ですよ?と落胆しながら授業予定
表を見ると幸いにも体育はなくておっラッキー、とか思っていたが六時限目のLHRで大変嫌な予感がしたが案の定持久走大会に向けて特訓ですー、とか言いやがった嗚呼もう死ん だわインデックス(注:上条当麻宅の純白碧眼のシスター。ここでは料理も何もできない非家庭的なものを指す)俺がいなくても元気でやってけよ、と死を覚悟したが何とか耐え抜き 下校時に一時幽体離脱しても誰にも声を掛けてもらえなかったものの気力とど根性と精神力で動きコンビニで食料品を調達し魂の帰ってくる場所を確保して現在に至る。 とまあ、こんな感じである。 (あーもういやだ。不幸だー、とか言うのも飽きたし。っつーか不幸人生そのものにも飽きたし) テンションが下がりに下がった上条は、口から魂が出そうな雰囲気で今まで挙げてきたシスターの待つ学生寮に向かう。 と、彼は何か思いついたように足を止めた。 その視線の先には一件のコンビニがある。 いや、コンビニだけなら無問題。 問題はコンビニの中の雑誌コーナー辺りにいる、一人の少女だ。 (えっ……?) 肩まである茶髪、半袖の白いブラウスにサマーセーター、灰色のプリーツスカートという格好の少女。 知人ならばその少女のことを御坂美琴と呼ぶだろう。 しかし彼女の頭には、暗視(NV)ゴーグルが付いていた。 (御坂妹?何でこんなとこに?) 上条は腕を組んで首を傾げる。 彼の知り得る限り、御坂妹は入院中であるはずだ。
- 770 名前:667 mailto:sage [2006/08/20(日) 03:09:05 ID:9Rw58GGl]
- ここから病院までそう遠くないが、出歩いて大丈夫なんだろうか?
と上条は考えたが、とりあえずそのコンビニに入ることにした。 入店すると涼しい冷気が上条の体を包んだ。 店内の人はそう多くなかった。 上条は真っ直ぐ、御坂妹のいる窓際の雑誌コーナーに向かう。 と、今気付いたが彼女は何かの雑誌を両手で広げ、立ち読みしていた。 「おっす、久しぶり」 上条が歩み寄りながら声を掛けると、御坂妹は首だけで振り向く。 一瞬、その無表情な顔に笑みが浮かんだ。 「お久しぶりです、とミサカは笑顔で挨拶を返します」 すぐにまた無表情になり、小さく手を振る御坂妹に、上条は小さく笑う。 「もう、出歩いて大丈夫なのか?お前身体の調整がどうとかで入院中じゃなかったっけ?」 「はい、まだ調整は終わっていませんが担当医に外出許可を貰い、気分転換に読書をしていた次第です、とミサカは懇切丁寧に説明します」 「……、(コンビニじゃなくてもいいのにな)」 「はい?何か言いましたか?とミサカは確認します」 「いや、何でも。っつーかお前読書とかするんだな、何読んでたんだ?」 「学習装置(テスタメント)で入力されなかった情報を収集する為でもあります、とミサカは付け加えます。ちなみに読んでいたのはこれです、とミサカは雑誌を差し出します」 御坂妹は両手で持っていた雑誌を見せる。 どうも、学園都市の全体的な状況を載せている情報誌らしい。 「……、こんなの読まなくても大画面(エキシビジョン)とかテレビがあると思う」 「……、人の読む本にケチつけるような人間だったのですか、とミサカは深く溜め息をつきます」
- 771 名前:667 mailto:sage [2006/08/20(日) 04:41:46 ID:9Rw58GGl]
- 以上です。
そういえば毎回2連・・・
- 772 名前:囚人番号752 mailto:sage [2006/08/20(日) 09:42:58 ID:xlgd3RFl]
- >>767そういってもらえるととても嬉しい。
いつか続きを書いてみよう・・・
- 773 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/22(火) 23:23:04 ID:QV8IeTw+]
- 保管庫ってあるのー?
- 774 名前:667 mailto:sage [2006/08/23(水) 09:40:50 ID:Jkw8HeVK]
- 平日に休みを取る私は気違いorz
暇なので投下します。
- 775 名前:667 mailto:sage [2006/08/23(水) 10:11:53 ID:Jkw8HeVK]
- 御坂妹は本当に、心底本当につまらなそうな深い溜め息をついた。
何だか彼女の周囲の温度が二、三度下がったような錯覚がする。 いつも無表情な御坂妹がこんなところを見せるなんて新鮮だなぁ、と思いながら上条は慌てて、 「い、いや別にケチつけようと言った訳じゃありませんのことよただ俺の周りには非常識っつーかツッコミどころ満載な奴らが多い環 境から分かるとおりつい無自覚に本心を暴露してしまう体質になってしまった訳であってそこまで何かがっかりしなくてもいいんじゃ ないかなと上条さんは考えているのですがそこの所御理解してください!」 「無駄に長い説明では逆に分かりかねます、とミサカは呆れ顔で言います。というか、句切りのないあっさりし過ぎな言い方はどうか と思うのですが、とミサカは注」 「あーっ!お前だって人の事言えねえじゃん!っつか周りの人々の視線が集まっているようなので一時退却!」 コンビニ内の、店員さんを含む多数の人達の視線にようやく気付いた上条は、早歩きで店を出て行く。 しかし、不幸は上条を見放さなかった。 ガラス張りの自動ドアの向こうには、 土御門元春と青髪ピアスのコンビがいた。 「……」 自動ドアが開く。 彼らは既に、上条の存在に気付いていたようだった。 「おう、カミやん。午後は大変だったにゃー、只今補給完了ってとこぜよ?」 「いやー、食料補給なら学校の前のコンビニで間に合うはずやろ。……そやね、エロ本の立ち読みとちゃいますか?」 明らかに他人事な二人の言葉に、上条は俯いて口の端を歪める。 「……、野郎共?よく私の前に顔を出しましたね。昼休みにチミタチが何をやったか覚えていないのかな?」 「弁当のことまだ根に持ってるのかにゃー?土御門さんも余裕がなかったんですたい。それと、カミやんを救おうとした勇気あるオンナノコの件はカミやんの為を思っての行動だぜい」
- 776 名前:667 mailto:sage [2006/08/23(水) 10:40:42 ID:Jkw8HeVK]
- 「そうそう、カミやんはただでさえ大量のフラグを抱えてるんよ?ここらへんは僕らの親切な心遣いに感謝して貰わへんと」
バブチン、と上条の額から愉快な音が炸裂した。 ちなみに一日の工程表にそのイベントを載せなかったのは、ど忘れです、すみません。 「ふ、ふふ。うふふぇへへぁはあはははブチコロス。チキュウジンフゼイガワタクシヲコケニシヤガッテユルサンゾォォォオオオオオオオオオオオオ!!」 思考回路が完全にイカれた上条は、動物の咆哮に似た叫び声を放ち、犬歯をむき出しにして青髪ピアス達(エモノ)を睨みつける。 というか、完全に獣。 「おおお!?カミ、カミやんが宇宙の帝王にー!!」 「こうなったカミやんは誰にも止められないぜい!逃げる打算をしとかなきゃにゃー!」 何か言ってるようですが、音声波長が合わないので聞こえません。 両腕をだらりとぶら下げ、襲撃せんとしたところで、 「何をしているのですか、とミサカは質問します」 御坂妹の声が聞こえてきた。 その平淡な声に上条は頭を冷やす。 「(ぷしゅー)……、ああ、ごめん忘れてた」 「……、あなたの記憶力は鶏以下ですか、とミサカはツッコミを入れてみます」 と、青髪ピアス達も御坂妹の存在に気付いた。 「……っ!カミやんの彼女!?カミやん、フラグの成長スピード早過ぎだぜよ!」 「……、いや、ちゃうな」 は?と上条と土御門は青髪ピアスの方に向く。 ついでに言うと、御坂妹は上条以外の人達にあまり興味を示していなかった。
- 777 名前:667 mailto:sage [2006/08/23(水) 11:11:01 ID:Jkw8HeVK]
- 上条は青髪ピアスに聞く。
「違うって、何が?」 「ん?何がって、その子カミやんの彼女の妹か何かやろ?……、ハッ!まさかカミやん、姉妹セットで攻略しようとしてへんやろうな!?キサマァ、それだけは絶対に許さんぞっ!」 上条と土御門は唖然とした。 ちなみに御坂妹はボウ、と突っ立っている。 「うん?何で分かんの、って顔やな。ハッ、あらゆる女性に対する包容力を持つ上で双子ちゃんを見分けるくらいわけないんですよ?」 「っって何だその無駄スキルは!?超能力に目覚めずにそっちに目覚めてどうする!」 「む、無駄スキルとは何や!それとこれは目覚めたんじゃなく元々持ってたんよ!」 「能力名言い当ててやろうかにゃー。……ズバリ、百発百中(オリジナルプレイス)ってとこぜよ!」 「っつか土御門も無駄なとこで頭回してんな!問題点そこじゃねえだろ!」 「そのネーミング気に入った!いいねえ、百発百中」 「何か納得してるし!」 「……、何だかややこしい話をしているみたいですね、とミサカは中途半端なところから口を挟んでみます」 「あーもう御坂妹!こいつらと付き合うと日が暮れちまう!」 ぐぎゃあ!と上条は叫ぶと、御坂妹の手を掴んで猛ダッシュ。 「逃げたぜい」 「あ、て、カミやん!やっぱりその子をををををををを!!」 青髪ピアスはムキになって腕をぶんぶんと振り回す。 「なぁ、カミやんを追いかけな、奴ぁ絶対よからぬことを考え――――――、ってありゃ?」 青髪ピアスは振り返ったが、そこに土御門の姿はなかった。 「あっりゃー、帰っちまったか?しゃあない、僕一人でカミやん狩りを開始しますよおおおおおお!」 そう言うと、青髪ピアスは猛スピードで上条が去った方へ走っていった。
- 778 名前:667 mailto:sage [2006/08/23(水) 11:14:14 ID:Jkw8HeVK]
- 以上です。
どうも萌えない…… これはシリアス場面へ繋がる可能性があります。
- 779 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/24(木) 15:10:09 ID:LRnlc+7x]
- >>667
なにはともあれ、乙! ところで、いま書いてるのが御坂妹しか出てこないのだが、需要ある?
- 780 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/24(木) 16:22:31 ID:aglUbeQb]
- むしろそれを待っていた!
- 781 名前:779 mailto:sage [2006/08/24(木) 19:35:04 ID:LRnlc+7x]
- わかった、あと4〜5日くらいで書き上がると思う。
御坂妹どうしの会話で頭がおかしくならなければ、ね。
- 782 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/24(木) 23:21:42 ID:MohgQBaS]
- >>752神降臨!!!!!
ミーシャたんの続きキボンヌ(`・▽・´)
- 783 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/25(金) 08:39:23 ID:IJpqx2qA]
- ミーシャのSSって初めて見た
- 784 名前:667 mailto:sage [2006/08/26(土) 21:11:46 ID:nYlGodo7]
- シリアス場面も問題なく読めるぜー!
という人は賛同アピールをしてください。 どうしても当麻を入院させなくては……
- 785 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/26(土) 21:15:57 ID:I5uYk9hA]
- >>784
え、当麻さんは入院がデフォじゃ無いんですか!? てことで無問題なのがここに一人。
- 786 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/26(土) 22:59:05 ID:nwxFqGZs]
- 当麻さんと某戯言遣いは病院が別荘だろ?
それは別として無問題。
- 787 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/26(土) 23:30:26 ID:mSH5HvL6]
- てゆーか、
ブツブツ言いながら病院のベッドに既に横たわってるトコから初めても委員ジャマイカ(酷
- 788 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/27(日) 23:53:48 ID:fUYapvez]
- もしも上条のことを知っているとか言って見ず知らずの女の子が来たら
記憶喪失で現在フラグ立てまくりの彼はどう対応すべきなのだろうか
- 789 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/28(月) 00:28:46 ID:LYnIiBv/]
- とりあえずベットの上でゆっくり話を聞こうじゃないか
もちろん性的な意味で
- 790 名前:667 mailto:sage [2006/08/28(月) 15:59:05 ID:a+GOdW9u]
- 戦闘シーンでオリキャラが出てきてしまった……
うぅううううぅううううどうするべきか
- 791 名前:KATU mailto:sage [2006/08/28(月) 17:51:42 ID:aLZWSzb9]
- イエーイ
PSPの箱がやっと見つかった え?まだ出してないのかって? いや箱がね・・・ ああ!石投げないで! 戻ってきたら続き書きますんですんません
- 792 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/28(月) 20:04:06 ID:QGKaEjrE]
- 何故そこまでPSPに拘る?
PCで書けばいいのに。
- 793 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/08/28(月) 21:54:39 ID:TNp67NFO]
- 世の中にはPCが無い人間もいることを忘れてはならない←その筆頭の携帯厨
まああれだ。楽しみに全裸待機しているぜ!
- 794 名前:KATU mailto:sage [2006/08/29(火) 12:32:29 ID:t6tQbU3a]
- PCはあるけど使用していられる時間が都合により短い
何よりねたが思い浮かばないorz
- 795 名前:667 mailto:sage [2006/08/29(火) 19:51:01 ID:dtfvBv7C]
- 真面目な顔してぎゅっと抱きしめた〜♪
的な展開が望ましいと思ってるのでオリキャラ出てきます(宣言) 異議ありな方は言って下さい、書き直します >>KATU氏 兎にも角にも投稿待ってます。
- 796 名前:名無しさん@ピンキー [2006/08/30(水) 02:39:14 ID:lPy44vRD]
- >>795
> 真面目な顔してぎゅっと抱きしめた〜♪ 湘南乃風か、あれは名曲だ、目を閉じれば一億の星、一番光るおまえがいる〜♪ とにもかくにもwktk
- 797 名前:667 mailto:sage [2006/08/31(木) 01:37:10 ID:MrGjPvar]
- >>796
ご名答、やはり有名なんですね。 それでは続きを。
- 798 名前:667 mailto:sage [2006/08/31(木) 02:01:06 ID:MrGjPvar]
- 土御門は上条達がいたコンビニの隣の脇道にいた。
コンクリートの壁に背を預け、電話をしている。 その相手は、学園都市統括理事長、『人間』アレイスター。 『君はまだ知らないだろうから、伝えておこう』 「どうしたんだ。また何か問題でも発生したのか?」 男にも女にも、大人にも子供にも、聖人にも囚人にも聞こえる声は、静かに告げる。 『学園都市内に魔術師が侵入していた』 その言葉に土御門はチッ、と舌打ちした。 「まったく何処の馬鹿だ?平日にまで乗り込んでくるなんて気違いとしか思えない。それに今、『侵入していた』と言ったな。さっきまで気付けなかったわけか」 言葉こそ冷静だが、土御門は内心絶句していた。 無数の警備ロボットや監視カメラ、衛星からの目を全て逃れ、気付かれずに侵入をするなど並大抵の人間ができる芸当ではない。 かなりやり手の魔術師なのだろう。 『第七学区の病院付近の警備ロボットのカメラが発見した。そちらに画像を送るから、一旦通話を切れ』 画像、というのはその侵入者のものだろう。 土御門は言われたとおりに通話を切る。 すると、二秒も経たない内に画像付きメールを受信した。 彼はすぐさま画像の確認をする。 そこに移っていたのは一人の少年だった。
- 799 名前:667 mailto:sage [2006/08/31(木) 02:36:06 ID:MrGjPvar]
- (こいつは……!?)
土御門は魔術師の顔を見るなり驚愕した。 すぐさまアレイスターにリダイヤルする。 「アレイスター、よく聞け。奴には手を出すんじゃない。奴はどこぞの流れ魔術師ではないんだ、ここは俺が食い止める」 『と、言うことはイギリス清教絡みか。実に愉快な仕事場だな』 直接見なくても、電話の向こうでアレイスターが笑っているのが分かる。 『念のため第二級警戒体制(コードオレンジ)を布いておいた。君は手を出さないでいてくれ』 「何だと……?まさかまた上条当麻にぶつける気か!?奴は今まで学園都市に入ってきた魔術師とは次元が違うんだ!」 『だからこそ、だろう。幻想殺しの少年の成長を促進するのに良い薬だ』 「……、最悪、奴に殺されることも分かっているのか」 『それは今までと一緒だろう?侵入方法から彼は無駄なことはしないようだ。こちら側の人間を殺したら面倒なことになるのは承知のはずだ』 土御門は奥歯を噛み締める。 「……、分かった。ここはお前を信じようか。ただし、やばくなったらすぐに行くからな」 『君をこちらに呼び寄せるべきだったかな。まあ、いい。出来る限り手を出さないでおけ』 ブツリ、と通話が途絶えた。 ツー、ツー、という音が耳に入る。 土御門は携帯を閉じてポケットにしまった。 (カミやん、気をつけろよ) 考えながら、上条達が走り去った方へ向く。 (守りながら戦うのは、そう簡単じゃないぜい)
- 800 名前:667 mailto:sage [2006/08/31(木) 02:39:01 ID:MrGjPvar]
- 以上ですぃ。
メモが消えたから書き直すのムズかった
- 801 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/01(金) 00:52:10 ID:Y4hHLs20]
- 801ゲット。
さて、上条×土御門でも書こうかな
- 802 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/01(金) 02:59:43 ID:pch+2bKC]
- >>801
妹の方か!!
- 803 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/01(金) 11:50:57 ID:S9VYZ5di]
- いや、ガチだろう…。
>>801だしwww
- 804 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/02(土) 10:43:06 ID:P3MB+XEn]
- いやここは
上条×兄×妹で
- 805 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/02(土) 12:31:23 ID:nUL4qofV]
- 土御門妹「そこはそうではないぞ兄貴ー。
BLはもっと爽やかに情熱的に、責めるのだー」
- 806 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/02(土) 23:00:46 ID:/ytMqzSF]
- 地 獄 開 始
- 807 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/03(日) 00:05:56 ID:UESHoHX9]
- 「しっかし流石フラグまみれの上条くんだにゃー。いったいかみやんのフラグ総数はいくつになるのやら。」
土御門はあまり上品とは言えないように微笑みながらつげる。 「てめえ!フラグまみれとかいうな!それにフラグつっても駄フラグばっかで全くもって実用価値皆無だし!…それに。」 「…それに?なんだにゃー」 上条当麻はとある事情により記憶喪失者である。よって、彼がいま話している土御門が本当に友達だったのかも分からない。 (でも、そんなの関係ないんじゃねえか?) 夏休み以前の記憶がなかろうと、数々の事件をともに解決してきた。 (俺はいつどんな風に土御門と出会ったのかすら知らない。) そして、会ってから夏休みまでの思い出は戻ってはこない。 (たぶん、昔はこんな想いを抱いてなかったかもしれない。) それでも、“今“の上条当麻の土御門元春への想いを否定することはできない。 ―魔術と科学の狭間で暗躍するスパイ ―目的の為には味方の背中も刺す魔術師 ―でも、いつも守りたいものの為に人一倍大怪我をする無能力者 どんな過程で土御門がスパイに入り、超能力者になったかは知らない。 しかし上条当麻は一人の男として土御門元春を愛していた。
- 808 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/03(日) 00:24:27 ID:UESHoHX9]
- (…笑っちまうよな、でも幻想殺しだろうとこの幻想は消せねえ、消させやしねえ!)
ふとそんなことに思考を巡らせていたため、自然と嘲りの笑みがこぼれていたらしい。 「どうかしたのかにゃーそんなにやけ面なんかして?新しい攻略法でも思いついたのかにゃー?」 「…土御門。」 上条の声があまりに真剣だったため、土御門は少し辺りに注意を深め。 「どうしたんだ?」 周りに聞こえないように声をひそめて問いかけた。 「…俺はさ。」 上条は自分の想いが土御門に届かないことを知っている。彼の心はおそらく舞夏という義妹の元にあるのだから。 数十センチ先にある土御門の顔。髪の毛は金髪、顔は黒め、サングラスに反射してまぬけな自分の顔が映る。 (あー、なんですかこの告白しちゃいそうなムードは!しっちゃっていいのか!) もし告白したら今までのように接することは出来なくなる。一緒にバカやったりできなくなる、そんな不安が上条の口を重くする。 「かみやん?なんか様子がおかしいぜよ。」 心配そうに眉をよせる土御門。 (あーちくしょう!気遣った顔も可愛いじゃねえか!ってか顔近づけんな!!あとちょっとで口づけしちまう距離じゃねえか!)
- 809 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/03(日) 00:29:59 ID:UESHoHX9]
- 801じゃないが、のりでBL風なものを書いてみた。BLは漫画しかみたことないからSSむずかし。
このあと青ピお加えた金青黒の数珠つなぎ三連星になる予定です。嘘です。 なんかIDがUHOとかそんな感じなのがやだなw
- 810 名前:667 mailto:sage [2006/09/03(日) 02:29:44 ID:qijTz48+]
- 明日は休みなので書きます。
書き終わったらゆっくり寝よ…… ちゃっちゃとシリアス場面を終わらせちゃいましょう。
- 811 名前:667 mailto:sage [2006/09/03(日) 02:47:11 ID:qijTz48+]
- 上条と御坂妹は、狭い裏路地で一息ついていた。
「ち、チクショー。青髪ピアスの野郎、執拗に追い回しやがって……。大丈夫か、御坂妹。なんか前、過激な運動は体に障るとか言ってたけど」 未だに呼吸が荒い御坂妹は、 「いえ、当時は体調が不健全だったこともあり、必要以上の運動が体に影響を与えたのです、とミサカは疑問に答えます。本日の体調はまだまだいい方ですし、さっきまでの運動はまだまだ許容範囲内です、とミサカは説明します」 そうは言っているものの、どこか苦しそうに見える。 「本当にゴメンな。調子悪かったら病院まで付き添うからさ、無理すんなよ」 「御心配をお掛けしてすみません、とミサカは謝罪します」 無表情でペコリと頭を下げる御坂妹。 (うっ……、真面目に謝られると正直キツい) 面食らった上条は慌てて言う。 「そ、そんな謝ることはないだろ。逆にこっちが無理に走らせちまったんだから」 「あなたに責任はありません。ミサカの体はミサカ自身が知っていますから、とミサカは――――――、ごふっ!」 と、御坂妹は突然手で口を押さえて咳き込んだ。 「お、おい御坂妹!大丈夫か!?」 とっさに上条は彼女を抱えようとする。 「だ、いじょうぶ、です。胸に違和感を覚えた途端に、咳が出てしまっただけです、とミサカは状況を説明します。心配には及びません」 御坂妹は平然を保とうとしているみたいだが、表情には少し苦痛の色が浮かんでいた。 「全然大丈夫そうには見えねえよ!やっぱ病院に戻った方がいい。おぶっていくから背中に――――――」 「すまないが、君は病院まで付き添えないよ。上条当麻くん」
- 812 名前:667 mailto:sage [2006/09/03(日) 02:59:44 ID:qijTz48+]
- と、不意に声が掛かってきた。
「!?」 上条は声のした方―――彼らが走ってきた方へ振り向く。 そこには、二十代前半くらいの青年が立っていた。 身長は上条より頭一つ分くらい高く、体型はどちらかというと細身だ。 髪は濃い茶色で、瞳も同じ色だった。 服装は紺色のジャケットの上に褐色のコートを羽織り、同色のジーンズを履いている。 肩からは布で包まれた、棒のようなものが出ていた。 上条が何か思う前に、その青年は優しい声で言う。 「ああ、申し遅れたね。私の名前は宮本静武(みやもとしずたけ)、魔術師だ。所属部署までは言わなくていいね」 その言葉に、上条はビクリと肩を震わせた。 魔術師。 ここにいるということは、おそらくインデックス絡みだろう。 しかし、上条は同時に違和感を覚えた。 宮本静武と名乗った魔術師は、今まで敵として会ってきた魔術師とは違う雰囲気を持っていた。 攻撃的なものが何一つ無い。 目的に躍起にならず、常に先を考えて行動する冷静さを含んでいるように見えた。 上条は隣を見る。 少し落ち着いた御坂妹が訝しげに宮本を見ていた。 思考を巡らす上条に宮本は少し笑って、
- 813 名前:667 mailto:sage [2006/09/03(日) 03:12:20 ID:qijTz48+]
- 「先に言うとね、禁書目録(インデックス)さんを狙って来た訳じゃないよ。直接君に用があってきた」
「……、俺に?」 上条は眉を顰める。 インデックス狙いでない事と、インデックスを『道具名』でなく名前で呼んだことの二つの意味でだ。 「上からは二人とも、と言われたけどね。あの命令は受けられない」 ふ、と宮本はつまらなさそうな短い溜め息を吐き、 「とりあえず、いつも通り病院送りになって貰おうか。上条当麻」 直後、宮本と上条との距離がゼロに縮まった。 彼らの距離は十メートル程離れていたはずなのに。 まるで瞬間移動のような速さで、上条の懐深くまで踏み込んでいた。 身を低く屈め、拳を握り締めている。 「……!?」 上条は反射的に身構えるが、遅すぎた。 ゴン!!という音と共に、彼の体が真後ろに吹っ飛ぶ。 「ぐ……、ぁ……!」 宮本の放った拳は、無防備な上条の胸板に直撃した。 嫌な音が打撃を受けた部分から響く。 そのまま無着地で五メートル程宙を飛び、地面を転がった。
- 814 名前:667 mailto:sage [2006/09/03(日) 03:14:39 ID:qijTz48+]
- 以上です。
オリキャラでちゃいましたよ。 今更ですがネーミング変えたい……orz キャラ作りもムズい……
- 815 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/03(日) 04:14:17 ID:Q9N6yeuR]
- >>814
GJ!!!! オリキャラもイイヨイイヨー
- 816 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/04(月) 14:44:36 ID:F284RZ2m]
- オリキャラ書けば書くほどに馴染んでくる!
しまいには勝手に動き出す、ガンガレ!
- 817 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 00:59:20 ID:A7c6HQq9]
- 正直オリキャラは萎える('A`)
- 818 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 02:33:37 ID:nyjYRvVu]
- オリキャラTUEEEEEEE!=俺TUEEEEEEE!
にならなければいいよ。 オリキャラは自体は別にいいけど原作キャラより強いオリキャラが出ると氏ねって思う。
- 819 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 09:22:49 ID:3x+yZYgT]
- ねーちんより強いのはあれだけど当麻より強いのなんていくらでもいると思う。
- 820 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 15:39:53 ID:UeV4YyY0]
- ていうか幻想殺し+悪運無しで当麻が勝てる奴なんているっけ?
ところでアレイスター・クロウリーってサドでマゾで両刀なんだよな。
- 821 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 17:23:02 ID:7a4IY3V9]
- オリキャラはな、上手く動かせば面白いけど、
なんだか大立ち回りして終わる。みたいなのは嫌われる。 そこら辺が使い方次第かと
- 822 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 18:14:58 ID:Axp8sMRr]
- オリキャラは上手く使えば神作品に早代わりするけど、基本は地雷
当たりの確率は1/50位だな。俺の読んできた感じだと。 あと、オリキャラが強いのはオリキャラじゃなくて俺キャラな場合が多い。作者が自身を投影してるオナニー小説
- 823 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 19:14:38 ID:c0YUx3g/]
- 強キャラ=俺キャラ=作者が自身を投影
つまりかまちー=一方さん=かまちーはツンデレロリコンだったんだよ!
- 824 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 19:45:35 ID:7a4IY3V9]
- 一次創作なら俺キャラでもつまんなきゃ「フーン」でスルーされたり
普通に叩かれたりとまあ普通の対応 ただ、二次創作で俺キャラ俺設定作ると、ファンの神経を逆なでする場合がある。
- 825 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 19:57:51 ID:bM8+x/MG]
- すいません、俺設定で姫神を妖艶にしてました!!
- 826 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/05(火) 20:32:04 ID:cm2DxP8B]
- それは、俺の脳内でデフォ
- 827 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 00:10:31 ID:l/l/d0zW]
- >>825
それはガチだ
- 828 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 06:44:00 ID:4rq1d4MC]
- すんません、自分は一方さん総受けの妄想してました
- 829 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 10:09:29 ID:bcuEbWsJ]
- さあ書こうか
- 830 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 13:25:13 ID:vdcNswFy]
- >>825
姫神には黒髪ロングという最大の武器があるからな。あれをこう、汗で頬に貼り付けたり だな、半脱ぎの襦袢からのぞく白い肩にするりとからみついたりとこう……分かるだろうッ!?
- 831 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 15:36:03 ID:qIOZzk8M]
- >>830
分かるさ!そりゃもう凄い勢いで分かるさ!!
- 832 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 17:50:38 ID:ZY5sbND0]
- オマエらマジでキメエ
前向きなのは良いことだけどそれは駄目だわ ラリってんじゃねえの? はひひひひ、とか言ってんだろ 俺はそういうのとは違うからな かまちーに失礼だ
- 833 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 19:08:58 ID:uCsPdpx1]
- そんなコト言うなよ、お前も同類だ
ウソだと思うか? ダメなやつなんだよ、このスレ住人は よーしパパたて読みしちゃうぞー
- 834 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 19:19:40 ID:sc7REFWc]
- >>832
なにげに上手いな
- 835 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 20:12:25 ID:bcuEbWsJ]
- つまり、なぜか着物姿の姫神と街中で遭遇し、巫女姿と違う色気にドキドキする当麻。
時々覗くうなじやら夏の暑さでうっすら汗ばんだ肌に張り付く黒髪やらにヒートアップカミやん。 そこで姫神が誘ってきて…なエロパロが読みたいです!
- 836 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 20:24:47 ID:mNWbG0wT]
- さあそのリビドーの赴くままに書き連ねるがいい
- 837 名前:667 mailto:sage [2006/09/06(水) 21:34:10 ID:6oUI0FnE]
- HAHAHAHAHAHAHA!
メモ代わり携帯を仕事場に置き去りだぜイエーイ 皆さんの意見を元に書き直すチャンスかもしれぬ。
- 838 名前:667 mailto:sage [2006/09/06(水) 21:34:52 ID:6oUI0FnE]
- ちなみに俺キャラにしたつもりはありません
- 839 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/06(水) 23:50:53 ID:VR7G8A02]
- あまり主張しない方がいいよ
それが元で荒れたスレは数知れないからねぇ
- 840 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/07(木) 09:28:03 ID:TcUKgkaQ]
- そだな、「作者は作品以外は一文字も書き込むな!」なんて意見は流石に極端だけど、
あんまりSS以外で自己主張すると雰囲気が悪くなる場合もあるし。
- 841 名前:667 mailto:sage [2006/09/08(金) 14:24:17 ID:0K2l/Swp]
- 設定リセットするとこんなにも書き辛くなるんですね。
それでは、続きを。
- 842 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/08(金) 14:24:38 ID:qXDUmyHv]
- オリキャラ(゚听),イラネ
そんなに出したきゃ自分でHP作ってそこでやれ。
- 843 名前:667 mailto:sage [2006/09/08(金) 14:41:25 ID:0K2l/Swp]
- 「……!」
一瞬の出来事に動けなかった御坂妹だが、彼女は漸く迎撃態勢に入る。 といっても、何か特別な予備動作をするわけではない。 雷撃の槍はどこからでも放てる。 パチンと、御坂妹の前髪から青白い火花が飛び散った。 それを横目で見た宮本は、 次の瞬間には彼女の真横にいた。 「っ!や―――」 ―――、めろ!と、上条は慌てて叫ぼうとすたが、声が出ない。 先の一撃で肺の中の空気が絞り出されてしまったのだ。 ギョッとする御坂妹の頬に、宮本の岩のような拳が飛来した。 「が……ぶ……!?」 足が地面から離れ、彼女の体が竹とんぼのように回転する。 「み、さかァああああああ!!」 上条は震える腕と脚に力を込め、駆け出そうとするが、上体を起こすのが精一杯だった。 御坂妹の体は地面に叩き付けられると真横に跳ね、コンクリートの壁に背中から激突する。 「ぁぐ……っ!」 ずるずると、地面に崩れ落ちて行く彼女の口の端から、赤い液体が垂れる。 宮本はぐったりと手を投げ出して横たわる御坂妹を確認して、それから視線を上条へと移した。 「……一応、加減はつもりだ。それにしても上条当麻くん、君もなかなかやるね。私は本気で君の肋骨の二本や三本は砕こうと思ってやったのに、とっさに後ろに動いてダメージを軽減するとは」
- 844 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/08(金) 17:16:24 ID:cT1vkXgZ]
- ねーちんSSの続きマダー?
- 845 名前:667 mailto:sage [2006/09/09(土) 01:51:23 ID:ryyTpeeP]
- 途中で落ち……
いっそのこと、きりよく飛ばしましょうかね。病室まで(爆
- 846 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/09(土) 03:31:01 ID:fbHW6jYA]
- 戦闘シーンは果たしてストーリー上重要なのか?
- 847 名前:名無しさん@ピンキー [2006/09/09(土) 04:37:19 ID:43bmn6yH]
- >>845
辛いかもしれんが、完成させてからまとめて投下の方がいいかも。 思いつくままで書いてると、余計な部分が増長になりやすいし、書き手自身、修正が困難になると思う。 一度全体を見れれば、掲載に適した長さか確認できるよ。
- 848 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/09(土) 04:46:35 ID:43bmn6yH]
- sage忘れた〜 orz
- 849 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/10(日) 23:40:47 ID:RsWy6aSS]
- 一方さん受けまだ?
- 850 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/11(月) 01:08:24 ID:JUs5fvFU]
- IDが貴方に書けと申しておる
- 851 名前:名無しさん@ピンキー mailto:sage [2006/09/12(火) 08:44:54 ID:0f7MWRXo]
- 一歩踏み外した生活の人マダー?
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