- 1 名前:この名無しがすごい! [2017/10/17(火) 23:10:17.06 ID:EzRoOH8P.net]
- ここは安価、又はお題で短編を書くスレです。
- 201 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/26(木) 12:46:30.23 ID:wD7ZA97K.net]
- 読みたい。書きましょう!
と思ったけど死に戻りが入ってないとレギュレーション違反になっちゃうのか…
- 202 名前:進行 mailto:sage [2017/10/26(木) 14:06:07.85 ID:G/tfYw9J.net]
- 確かにゴリラは昨日だけで出しきって今日1日暇って感じがするね
毎日お題を足していって、週末にまとめて〆ってのも考えたけど、どの作品がどのお題か紛らわしくなりそうだしなぁ お題は毎日更新して、週末にまとめて投票ってのが一番丸いかな?
- 203 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/26(木) 15:11:56.60 ID:4AfpjJNp.net]
- これは完全に個人的な意見だけど、投票で点数がほしいってより一言でも良いから感想が欲しいです自分は
なので投票自体をやめちゃうってのはどうじゃろか? それとも誰が一番か決めたい? あとこれは提案なんだけど、複数日程を置くのなら、複数お題から選択式にしたほうが参加しやすいんじゃないかな。 例えば「『海』『壊れた自転車』『背油』『特定のセリフを3回繰り返す』『100点』の5つの設定のうち2つ以上の設定を使って短編を書きなさい」とか これなら「二つ固定だと思いつかなかったー」って人も選択の範囲が広がるし、2つとは言わず3つ、4つ、最高5つ全部使い切ったらスゲーってなるし 設定に幅がある分、3日間くらい日程があっても随時募集で楽しめそう。内容重視か条件重視で書きたい物わかれるだろうしね。 どうじゃろ?
- 204 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/26(木) 15:33:47.14 ID:qoMQnuiw.net]
- >>203
複数お題いいね ついでに、お題発表のレスへのアンカーを作者に義務づければ、どのレスが作品なのかをいちいち全部確認する必要もなくなるから、作業量も減るのでは
- 205 名前:進行 mailto:sage [2017/10/26(木) 16:53:51.62 ID:SpOJH5z6.net]
- それでやってみようか
じゃあ今晩は投票なし、範囲安価で5個から最低2つを使う、期間は3日でいいかな? どのテーマで書いたのかも各自書いてもらおう
- 206 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/26(木) 17:10:52.68 ID:wD7ZA97K.net]
- 今回は投票ありルールで開催したし、投票なしは次回からでもいいのでは?(わりと楽しみにしてた勢)
- 207 名前:進行 mailto:sage [2017/10/26(木) 17:23:12.42 ID:SpOJH5z6.net]
- そうだね今回は投票やるウホ
- 208 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/26(木) 17:42:25.47 ID:4AfpjJNp.net]
- あ、ごめん。投票の有無は完全に個人の勝手(投票なしでも良い勢)なだけなので、採用しなくていいです
ただ、複数お題は参加者の裾野を広げるのにいいかなと思ってただけです。賛同してくれてありがたいデス ただお題の数を何個にするかとか文字数制限的なお題もOKにするかとか、そういう細かいところは進行主様に任せます
- 209 名前:進行 mailto:sage [2017/10/26(木) 22:00:00.83 ID:dkzJp2My.net]
- お題『ゴリラ+死に戻り』〆
・【タイトル】を書き込んで投票してください。〜23:59までの書き込みが有効です。 ・投票は一人一票です。同一IDは最初の一票のみ有効とします。 ・自分の作品への投票も可です。 ・できればひとこと感想も添えていただけると幸いです。
- 210 名前:進行 mailto:sage [2017/10/26(木) 22:00:33.70 ID:dkzJp2My.net]
- ノミネート作品
>>150【無題】 >>151【オール・ユー・ニード・イズ・ゴリラ】 >>160【君と笑顔で居る為に】 >>164【世界の危機】
- 211 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/26(木) 22:15:05.62 ID:4AfpjJNp.net]
- >>151に一票
バッドエンドになると知りながら世界の為に犠牲になった主人公、っていう自己犠牲展開好きなので
- 212 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/26(木) 22:16:55.03 ID:uPPrWlzl.net]
- >>151で!
感想! ゴリラ死に戻りという無茶なお題の連結に無理を感じませんっ! なぜ勝てた!という意外性を だからだったんかーという合理性に見事に繋げたっ お題消化率の高い>>150と迷いましたが >>151のしみじみするオチがトドメ! 祝福の一票を投じます!
- 213 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/26(木) 22:39:12.58 ID:fFsYQiEh.net]
- 【無題】で
狂気展開が好きなので
- 214 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/26(木) 23:32:47.80 ID:8Tbwz0DJ.net]
- どの作品も甲乙付け難く良作ぞろいだけど。
しいて選ぶなら【君と笑顔で居る為に】 剛田さんと仮谷くんの種を越えた友情に痺れた。
- 215 名前:進行 mailto:sage [2017/10/27(金) 00:00:28.34 ID:CIIe8C1d.net]
- 。*:・☆. ゚結果発表:*:・。,☆*:・。
1位【オール・ユー・ニード・イズ・ゴリラ】2票 2位【無題】1票 2位【君と笑顔で居る為に】1票
- 216 名前:進行 mailto:sage [2017/10/27(金) 00:01:54.57 ID:CIIe8C1d.net]
- 次のお題>>218‐222
- 217 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 00:03:17.40 ID:QFCu+tBX.net]
- キラキラいいね
思ったより盛況だしなんか良作多いし意外に良スレだ
- 218 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 00:05:26.81 ID:KZ/56P1J.net]
- 長靴下のピッピ
- 219 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 00:10:23.99 ID:QFCu+tBX.net]
- 難しいw
じゃあ『きのこ』で
- 220 名前:この名無しがすごい! [2017/10/27(金) 00:17:46.16 ID:OiQMf0sx.net]
- ゲーム
- 221 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 00:24:38.77 ID:u25qNMYQ.net]
- 全否定
- 222 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 00:31:44.00 ID:DcWZVODe.net]
- 60億(単位は自由)
- 223 名前:進行 mailto:sage [2017/10/27(金) 00:38:57.34 ID:CIIe8C1d.net]
- お題『長靴下のピッピ』『きのこ』『ゲーム』『全否定』『60億(単位は自由)』から最低2つ
・1行目に【】でタイトルを付けてください。決めてなければ【無題】でも可。 ・作品は2000文字以内で。レスが2つに別れる場合は分かりやすいよう番号を振ってください。 ・どのテーマを選んだのかも明記してください。 ・なろうに投稿してリンクを貼るのも可。必ずタグに『お題スレ投稿作品』を入れ、【タイトル】とURLを書き込んでください。 締め切りは10月30日 0時です!
- 224 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 01:10:20.69 ID:HMnNOD5P.net]
- 俺はしがない配管工だ。
大した稼ぎもない男だが、たった一つだけみんなに自慢できることがある。 そう、きのこを食べるとハイパー強くなるのだ。さながらポパイのように! 今日も俺は土管を荒らす不届き者を懲らしめるため、配管工の仕事に勢を出す―― 「……ん?」 あそこにいるのは我が愛しの桃の姫じゃねえか! 一緒にいるのは……ガッデム! 俺の大嫌いな亀野郎だこのヤロウ!! 最近、あの二人は俺に隠れてコソコソと遊んでいることはわかっていた。 恐竜アイランドとかいう、なんともいかがわしい場所で見かけたという話も同僚のWという男から聞いている。 ……いい機会だ。今日こそ、全てを清算しよう。 「待て、お前たち」 「――!」 「な、M!」 俺の姿を見るなり、桃の姫と亀野郎は驚愕の表情を浮かべやがった。 やはりか。やはり、こいつらは俺に隠れて付き合って―――― 「亀野郎、俺と勝負しろ」 「……よかろう。我輩も貴様とは決着を付けねばと思っていた」 「カッコ付けてんじゃねえよ。来い……お前の全てを否定してや――ガッ!」 ヤロウ……まだ喋ってる最中なのに殴って来やがった! 今、俺はきのこを切らしている。それを知ってて先手必勝というわけだ。 せこい、なんともせこい男だ。 やはりこんな奴に桃の姫は渡せねえ! 「む、今ので倒れんとはどういうことだ。いつもはしいたけで叩かれるだけで絶叫を上げる男が」 「ふ、それは過去の話さ」 俺は不敵な笑いを浮かべた。、 「こんな事もあろうかと、亀の甲羅をせこせこと踏み続けて貯めた命」 「待て、なんの話だ」 「その数、六十億!!」 「だから待て、というかやめろその話!」 俺の最終奥義に恐れをなしたのか、亀野郎がおののいて両手を振る。 だが、それで許せるほど正義の味方は甘くない。 「は! まいったなんて聞かねえぜ、亀野郎! 喰らえ! 六十億パンチ!!」 「だから違――!」
- 225 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 01:12:11.68 ID:HMnNOD5P.net]
- ごめん
叩くキー間違えて途中で書き込んじゃった オチまで行ってないし推敲もしてないし棄権します。スルーしてください 申し訳ない
- 226 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 01:13:19.57 ID:3KszBDox.net]
- >>225
わりと好きだからつづきを書いてください
- 227 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 01:22:51.16 ID:HMnNOD5P.net]
- >>226
中途半端に読まれてるとこから続き書くの羞恥プレイすぎるから勘弁してくださいw 次からはちゃんとメモ帳を使います。おやすみ!
- 228 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 06:21:35.94 ID:B60EYA8T.net]
- わっふるわっふる
- 229 名前:1/2 mailto:sage [2017/10/27(金) 07:44:18.40 ID:sOiYIe6i.net]
- 【とある配管工と亀野郎のイケナイお話】
使用お題:『長靴下のピッピ』『きのこ』『ゲーム』『全否定』『60億(単位は自由)』 俺はしがない配管工だ。 大した稼ぎもない男だが、たった一つだけみんなに自慢できることがある。 そう、きのこを食べるとハイパー強くなるのだ。さながらほうれん草で強くなる某船乗りのように! 今日も俺は土管を荒らす不届き者を懲らしめるため、配管工の仕事に勢を出す―― 「……ん?」 あそこにいるのは我が愛しの桃の姫じゃねえか! 一緒にいるのは……ガッデム! 俺の大嫌いな亀野郎だこのヤロウ!! 最近、あの二人が俺に隠れてコソコソと遊んでいることはわかっていた。 恐竜アイランドとかいう、なんともいかがわしい場所で見かけたという話も、同僚のWという男から聞いている。 ……いい機会だ。今日こそ、全てを清算しよう。 「待て、お前たち」 「――!」 「な、M!」 俺の姿を見るなり、桃の姫と亀野郎は驚愕の表情を浮かべやがった。 やはりか。やはり、こいつらは俺に隠れて付き合って―――― 「亀野郎、俺と勝負しろ」 「……よかろう。我輩も貴様とは決着を付けねばと思っていた」 「カッコ付けてんじゃねえよ。来い……お前の全てを否定してや――ガッ!」 ヤロウ……まだ喋ってる最中なのに殴って来やがった! 今、俺はきのこを切らしている。それを知っての先手必勝というわけだ。 せこい、なんともせこい男だ。 やはりこんな奴に桃の姫は渡せねえ! 「む、今ので倒れんとはどういうことだ。いつもはしいたけで叩かれるだけで悲鳴を上げる男が」 「ふ、それは過去の話さ」 俺は不敵な笑みを作った。 「こんな事もあろうかと、亀の甲羅をせこせこと踏み続けて貯めた命――」 「待て、なんの話だ」 「――その数、六十億!!」 「だから待て、というかやめろその話!」 俺の最終奥義に恐れをなしたのか、亀野郎がおののいて両手を振る。 だが、それで許せるほど正義の味方は甘くない。 「は! まいったなんて聞かねえぜ、亀野郎! 喰らえ! 六十億パンチ!!」 「だから違――!」
- 230 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 07:44:40.98 ID:sOiYIe6i.net]
- 断末魔の悲鳴も上げさせない俺の超必殺パンチで、亀野郎は空の彼方にキランッと飛んでいった。
俺はキメ顔で桃の姫へと振り返る。 彼女が俺を見つめる瞳はうっとりとしていた。 やはり、男は強くないといけないのだ。 「桃の姫」 俺はポイントを抑える男。 ダンディーな声で話しかけるのは忘れない。 桃の姫も、潤んだ声で俺の名前を呼んだ。 「M。いえ、マリ――」 ―――――――――――――― 「ハーイ、みんな! わたしは世界一つよい女の子。多くの人はわたしのことをピッピと呼ぶわ!」 突如、世界が暗転し、俺の耳に聞き慣れない女の声が飛び込んできた。 「なんだここは!? 俺の姫はどこに行った!?」 「急にごめんね。みんなは著作権というものを聞いたことがあるかしら?」 「――――!」 「いいえ、知ってても知らなくてもどうでもいいわ。えっとね、特定できる固有名詞が出そうになったから、この話はおしまい!」 な――! ちょっと待ってくれ。 ここからが俺の、俺と桃の姫のアバンチュールな物語の本番じゃないのか!? 「本当にごめんね。でも著作権を知ってる人ならわかってくれると思うわ! それじゃあさようなら!」 エコーを響かせながら、女の声が遠くなっていき、とうとう完全に消えてしまった。 俺はうなだれ、拳を思い切り地面に叩き付けた。 「ガッデム!! なんてことだピーチ――…………」 終 ID変わってるけど>>224本人です 不完全燃焼だったのでやっぱりお焚き上げの意味を込めて失礼しときます お題5つはちょっと無理があった。あと長靴下のピッピどんな話か知らん。途中投稿も含めて反省している。 わっふる入ったあとは期待はずれがお約束みたいだから許してね!
- 231 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 08:00:35.77 ID:sOiYIe6i.net]
- あ、>>230の名前欄に2/2入れ忘れてる
進行様 色々とご迷惑をおかけしてすみません
- 232 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 09:01:40.94 ID:DcWZVODe.net]
- 使用したお題『きのこ』『ゲーム』『全否定』『60億(単位は自由)』
【悪魔の神の証明】(1/2) 彼女の人生はたった15年、僕が過ごしてきた時間の半分にも満たない。 だというのに、彼女の余命もう残り僅かであった。 「先生、キノコの粘菌実験って知ってますか?」 白一色に染められた人工的な部屋の中に、より白い顔色の彼女がそう聞いてきた。死の臭いが蔓延する病院の静謐な空気を揺らさないほどか細く儚げな声だった。 僕は笑顔を無理やり作り、医者なのだから当然知っている、と答えた。 「テレビでやってたんです。こう、胞子が交配相手を求めて自分の粘菌を伸ばしていくんです。すごいんですよ、迷路になってるのにちゃんとゴールまで辿りつけるんです」 そう彼女は笑いながら元気に動かせる右手だけで自分が見たテレビの光景を表現し始める。彼女の世界はこの白い部屋で閉ざされているからこそ、外の世界の知識を見せてくれるテレビが唯一心の拠り所であった。 だから、だろう。僕は彼女の話を途中で遮って自分の持つ知識を自慢しまった。ほんの少しだけ得意げに。 それと同じ現象を利用して、キノコを等間隔に置いて放置すると、最短距離でお互いを結びつけ合うんだよ。 「へー、そうなんですか。先生、すごいですね。何でも知ってる」 彼女は僕の口頭だけの説明で理解したらしい。頭はとてもいいのだ。僕の自己満足な語りを目を輝かせながら聞いていた。 ただ彼女の次の言葉に、若干の満足感を覚えていた僕は深く後悔した。 「キノコも生きるためには必死なんですね……」 彼女のどこか寂しげな笑顔に、僕は自分の愚かさを心の底から悔いた。彼女はとても賢いのだ。自身が最も死に近いのだから、誰もが平等に享受できるはずの『生』というものをどれだけ欲してるかなんて、僕が一番わかっていなければならなかったのに。 彼女のその悲しい表情なんて見たくない。だから僕はいつもの言葉を返した。もはや何度も繰り返し過ぎて、機械のようにスラスラと口から出てくる慰めの言葉を。 大丈夫だよ、君の病気は治るから。僕がきっと治してあげるから。 「ありがとう、先生」 彼女の返事も機械的だった。表情と口調こそ柔らかいが、もはや期待なんてしてないんだろう。細い体でなけなしの元気を振り絞って身ぶり手ぶりをしていたときのような楽しげな雰囲気など全くなかった。 当たり前だ。ご両親はすでに亡く、親戚に見捨てられた彼女は、文字通り完璧な孤独だ。キノコにすら繋がりがあるというのに、彼女は60億人もいる世界の中で誰とも繋がれていない。 唯一、幼い時から一緒にいた僕の手すら、彼女は拒もうとしている。
- 233 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 09:02:16.48 ID:DcWZVODe.net]
- 【悪魔の神の証明】(2/2)
「ごめんなさい、先生。もう、疲れたの」 その言葉は気分を害したからではなく、単純に真実なのだろう。彼女は腕一本動かすだけでも相当シンドイはずだ。それを考えると今日は動きすぎた。 僕は彼女をベッドに横たえ、病室を後にした。そのまま足早に廊下を去る……フリをしてその場に残った。閉めたばかりの扉に背を預ける。 ともすれば建物の軋む音にかき消されてしまいそうな、それはそれは小さな声が聞こえた。最近の彼女は、こうやって一人で泣くのだ。誰にも、僕にさえも見せたくはないというように。 僕は強く歯噛みをしてから、今度こそ廊下を歩いて立ち去る。足早に歩きながら、先程までの優しげな表情をかなぐり捨てた。 「神様、僕はあなたを否定する」 なぜ彼女にここまで辛い人生を押しつけたのか。なぜ彼女はただ息をするだけで苦しまねばならないのか。 なぜ何も悪くない彼女が泣かなければならないのか。 「神は彼女が死ぬことを望んでいるのだろう? だからあんなに酷い病気にしたのだろう? ああ、だったら悪いがそれはできない。僕が彼女を治す。どんな手段を使っても、どんな非道を用いても。彼女を死なせたりなんかしない。あの病気を治すのは、僕だ」 彼女と同じように一人で廊下を歩きながら自分用にあてがわれた部屋へと向かう。第一治験実習室。専用IDでないと開かない厳重なロックを解除して、僕は部屋に入り椅子に座る。 僕は獰猛な笑みを浮かべながら、誰もいない虚空へと宣言する。 「これはゲームだ。負けたら僕の人生のすべてを神に捧げてやる。金も名誉も、命すらいらない。だが勝ったら、僕は神を殺す。絶対死ぬ運命にある彼女を救ったのなら、その運命を作った神なんて死んだも同然だ。そして勝ったら……」 彼女の命は一年をもたない。しかし、もし僕が……いや、僕が確実に治すのだから一年後には16歳になる。 かなり年齢は離れているし、彼女が嫌がるかもしれない。でもいいじゃないか、幸い僕は独身だ。一瞬だけ危機迫る笑みを消して冗談めいた表情になる。 「彼女を嫁にでももらおうかな」 そう呟いてから、僕はデスクの上の書類に取り掛かる。各種実験のデータが揃ったそれを全てまとめて次の実験の算段を考える。 こうして……後に「世紀の癌特効薬発見者」となる男は、天使のような少女のために悪魔のような実験を繰り返していた。
- 234 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 10:49:31.55 ID:z+x/qj9Y.net]
- 【変わるもの、変わらないもの】
使用お題→『ゲーム』、『六十億(単位は自由)』 kasasagi.hinaproject.com/access/top/ncode/n6827ei/ 一応なろうの名前欄に名無しって入れときました こうしとけばちょっとは匿名性増します……よね
- 235 名前:進行 mailto:sage [2017/10/27(金) 12:24:12.31 ID:IYfT9TPH.net]
- >>229
やっぱりきのこ+ゲームと言えばこれが浮かぶね 無限1UPで笑わせてもらいました 最後はMも名前を言ってしまったから消えてしまったのかな? >>232 こんなお題でもしんみりした話が書けるんだなぁとちょっと感心した 神への宣戦布告がかっこいいね ただ、ラストの悪魔と天使って単語が引っ掛かったな、もうちょっと女の子に天使感あるモチーフが欲しいかも とはいえこういう切ない話はとても好き、気に入りました
- 236 名前:進行 mailto:sage [2017/10/27(金) 12:55:17.71 ID:IYfT9TPH.net]
- >>234
たまごっちってまだ新しいの出てるのか… という話は置いといて、心温まるお話でした 何気ない日常に気付かされるような話は心にぐいぐい刺さってくる
- 237 名前:進行 mailto:sage [2017/10/27(金) 12:56:06.77 ID:IYfT9TPH.net]
- あかん…感想ニガテすぎて大したこと書いてないのに1時間かかった…
- 238 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 13:07:22.17 ID:Ddn+fHp/.net]
- 乙
俺も感想はなるだけ支援しまーすw
- 239 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 13:44:24.27 ID:A+vn4EbE.net]
- このスレの進行さんいい人すぎて泣けてくる
ストレスになっても良くないし、無理しない程度でいいですよ
- 240 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 13:55:12.81 ID:A+vn4EbE.net]
- ところで投票は完全に廃止になるんだっけ?
個人的には、どれだけ面白いものを書けたかの指標になるからあると嬉しいんだけど 誰が1番を決めたいとかじゃなくて、一票をくれる人がいたって事実が大事的な
- 241 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 15:12:35.41 ID:DcWZVODe.net]
- 感想はありがたいけど、進行さん頑張って感想書かなくてもいいですよ。個人的にはこのスレで楽しませてもらえてるだけで嬉しいし
むしろ、進行さんの書いた短編が読んでみたいなぁ(チラチラ
- 242 名前:進行 mailto:sage [2017/10/27(金) 15:35:40.36 ID:IYfT9TPH.net]
- えぇ、そんなん頑張るしかないじゃん…
投票はどうしようね、言ってしまえば1番を決めないならやる必要ないと思うの 票をくれる人がいるかどうかは感想だけでも事足りるし、感想が書けない人は「好き」の一言だけでも送ってあげてほしい
- 243 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 16:22:37.46 ID:A+vn4EbE.net]
- 進行さんの一声で決めていいかと思います
投票なければないで感想書きたくなるようなものを書けるように頑張ります
- 244 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 18:08:37.03 ID:z+x/qj9Y.net]
- >>236
感想ありがとうございます。うれしいです。 ですが、負担になってはいけないので無理なさらず……!
- 245 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 19:38:03.33 ID:HXQ7b8Nh.net]
- >>235
またオチ…ゴリラと連続でオチに疑問を持たせてしまいました。 解釈はそれで問題ないです。主人公が作品内からBANされたので物語も強制終了ですね。 やっぱりオチ苦手…精進します。 感想ありがとうございます。
- 246 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 19:39:12.12 ID:HXQ7b8Nh.net]
- あ、>>245は>>229ですすみません
- 247 名前:1/2 mailto:sage [2017/10/27(金) 19:45:38.86 ID:HXQ7b8Nh.net]
- 使用お題:『長靴下のピッピ』『きのこ』『ゲーム』『全否定』『60億(単位は自由)』
【今から私とゲームを始めましょう】 「育人さん、私とゲームをしませんか?」 私の言葉に、育人さんは可愛らしい顔を苦々しく歪めました。 反面、私は期待通りの反応に頬が緩みます。 「いや、しないよ。だってまひるちゃん、性格悪いからね」 「いけない人ですね。三年も付き合っている彼女に対する言葉とは思えません」 「言ってもいいと思うけどなあ。事実だもの」 そう言って育人さんはぷいっと顔を横に逸らしました。 「いくら事実といっても、真正面からそんなことを言うから、育人さんは女の子に酷い人と言われるんですよ?」 「いったい誰が言っているのかな? 初耳なんだけど」 「言えません。女の子同士の友情は固いんです」 私が牛のクッションで口元を隠すと、育人さんは諦めたようにため息を吐きました。 「一度も勝てた試しがないからなあ。まひるちゃんは勝つためなら、容赦せずになんでもするし」 「一番になるためならどんな手でも使えと、母からの教えですから。そうですね……育人さんが勝ったら、私から景品を受け取るというのはいかがでしょう?」 「いらないものなんでしょ。どうせ」 育人さんは私の性格が悪いと思っています。 不信感いっぱいの目ですね。 こういうところが可愛いと思うあたり、やはり私は性格が悪いのでしょうか。 まあ些細なことですけどね。 「いらないものかどうかは、私が決めることではありません。これです」 私は本棚から一冊の本を取り出しました。 「いいものではないかな。『長くつ下のピッピ』って……僕はこれでも十九歳、大学生だよ? 絵本を読む歳じゃないよ」 「いい本に年齢は関係ありません。名作ですよ? 私の愛読書です」 「一周回って面白いかもだけど……」 「石のように固い頭ですね。そこまで渋るのなら別の手があります」 「いくらか嫌な予感がするけれど、何?」 私は姿勢を女の子座りから、正座に移し、育人さんの瞳を見つめます。 濃い黒色で、とても素敵な目です。私が独り占めしてもいいのでしょうかと、時々不安になります。 おっと、今は大事な話の最中でした。こんな事を考えている場合じゃありません。 育人さん、そろそろ決着を付けさせてもらいますね。 「一度目の勝利にはやはり相応の特別を。育人さんが勝ったら、その、育人さんの……き、きのこを噛み千切ってあげます!」 「い、痛いだけだよねそれ。というか、きのこってまた随分とベタな隠語を……」
- 248 名前:2/2 mailto:sage [2017/10/27(金) 19:46:27.31 ID:HXQ7b8Nh.net]
- 「痛い? 痛いんですか? 人体に眠っている、六十億個もの大量の精子が即座に傷を修復。その時に凄まじい快楽が発生すると、友達が言っていたのですが」
「いい加減な友達だなあ。まひるちゃんも、さすがにそういう話はやめといた方がいいんじゃないかな?」 育人さんが心配そうに言います。 間違いなくこの人も性格の悪い人ですが……ああ、これは本当に心配してくれてますね。 私の読み通りです。動揺させてすみません、育人さん。 「いけませんか? 私はもう高校三年生です。そこまでおかしな話題でもないでしょう?」 「いけないことはないけれど、無理してない? 顔が少し赤いよ」 「……生馬先輩も、少し大胆になった方が愛嬌があって可愛いと、そう言っていましたから」 「いや、誰その男!? ――あ」 しまった、というように育人さんが頭を抱えます。 決着が付きました。私は満面の笑みで育人さんの手を握ります。 「『いや』は育人さん二度目です。『い』勝負、私の勝ちですね。ところで――生馬和子先輩。部活の先輩ですが、どうかしましたか?」 「……いえ、何もありません」 特定の文字を頭に置いて会話を続けるこのゲーム。今回も私の勝利で終わりました。 口を挟まれるまでは自由に喋っていい。 自分で同じ意味の言葉を二回言ってしまうと負け。 これしかルールのない、非常にいい加減なゲームですが、退屈しのぎにはちょうどいいです。 「今した友達の話も嘘なんでしょ?」 「いいえ、と言いたいところですが、ここは黙秘を貫いておきましょう」 少しくらいの謎は残しておかないと。面白みのない女性と思われますからね。 私のイメージが損なわれるのも、とても遺憾ですし。 「いいさ、まひるちゃんの性格の悪さは知っているからね。……まあそこが好きなんだけど」 「――――」 突然の告白に、私は思わず息を詰まらせてしまいました。 「まひるちゃんの性格は悪い、そこは変わらない。僕は君の性格の全てを否定するよ。だけど同時に、君の存在の全てを受け入れる――愛しているからね」 「い、育人さん!? ――ぁ」 しまったと思いました。 私の最初の言葉は確か…… 育人さんが澄ました顔で笑います。 「僕の名前で始まるのは二回目。あとちょっとで勝てたのになあ」 「ふ、不覚です。急に告白なんて……不意を突かれました」 「今度こそはと思ったんだけどね。また一手遅かった」 ……勝った気がしません。 いえ、ゲームは私の勝ちに違いないのですが……やっぱりこの人は、私よりもよっぽど悪い人です。 そういうところも好きなのが、困りものなのですが。
- 249 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 20:40:23.43 ID:DcWZVODe.net]
- >>247
すごいなぁ。二作目思いついたのもそうだけど、どっちの作品も良くできてるのが凄い ちょっとゲームの下りが無理くりで理解に時間がかかったけど、それ以外は上手く起承転結できてるし、何よりイニシャルIのセリフ遊びが上手い。 自分も二本目思いついたけど、形にならなくて断念しちゃったし・・・・・・orz
- 250 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 21:54:44.37 ID:HXQ7b8Nh.net]
- >>232,233
自分が二作目を書けたのは232さんのおかげです。 お題をこなしつつしっかり筋の通った話。しかもシリアスかつドラマがある話。二人の心情もよく書けてる。 こんな量のお題を消化するのはもうコメディで強引にまとめるしかない、と逃げた自分には衝撃的でした。 そんなわけで二作目を考えるに至りました(結局、下ネタが入ったりしてしまいましたが…) 特に好きな箇所は女の子に話しかけるときの主人公の表現です。 物悲しい雰囲気作りになっているかと。 気になったのは2枚目の主人公のセリフですかね。 まさに独白という感じですが、少し説明調かなと気になりました。 ただ好みの問題なレベルだとは思いますが。
- 251 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 22:02:12.23 ID:HXQ7b8Nh.net]
- >>249
イニシャルIのセリフ遊びはやってみると案外簡単系の代物です。 自分も思いついたときは絶対に形にならないだろな…と諦めモードで書き出したのですが、書いてみると意外に書ける。 そんな感じの書き得なやつです。 それとすみません。 ゲームの下りが無理くりの件、お手間じゃなければ問題点を教えていただいてもよろしいでしょうか? 自分、長編を書いててもこういうとこがダメで悩むことが多いんです。 ただ少し板違いっぽいので、あれだったらスルーしてください。
- 252 名前:進行 mailto:sage [2017/10/27(金) 22:10:07.72 ID:CIIe8C1d.net]
- >>247
あー敬語後輩は琴線にビンビン触れる、こんな青春を送りたい人生だった ゲームを断ったかと思ったら既に始まっていたとは…恐るべし 個人的にはまだ付き合ってないか、付き合いたてのカップルのほうが刺さるかも。そのほうがきのこで言い淀む説得力があるし いっそ短編なんだから何年付き合ってるなんてバックボーンは明記しなくていいかも でもぜひこの二人の今後が見たい!と思えるような一作でした
- 253 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/27(金) 22:48:29.00 ID:HXQ7b8Nh.net]
- >>252
敬語後輩、いいですよね。 自分の中で、彼女は三年くらい付き合わないときのこ発言ができなかったので明記しちゃいましたが、余計だったみたいですね。 付き合う直前くらいの関係として読み直すと確かに刺さる。しかもラストの告白での動揺がもっと強調できる。その考えはなかった。 どうやら読者目線がまだ足りなかったようです。勉強になりました。 感想ありがとうございました!
- 254 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 00:32:37.05 ID:bLlWskXN.net]
- 使用お題:『長靴下のピッピ』『きのこ』『ゲーム』『全否定』『60億(単位は自由)』
【Twilight the daystar】(1/2) 『さぁ、ゲームを始めようじゃないか!』 唐突に響いた声に、世界は一変した。その声に導かれる様に“異能”に目覚める者が現れたのだ。 だが、それでも世界の秩序は保たれていた。 ──ゲーム── かの声が語った事が全てである。 その異能はゲームに特化したものだったのだ。 ──トワイライト── 全てがセピア色に染まる現象の中でのみ、その異能は発動し、同じ様にセピアの世界の中で色を失わず動く事のできる者……異能に目覚めた者だけにしか影響を与えられなかったのである。 そんな、異能に目覚めた者だけが参加権を得る、そのゲームを人は…… ────黄昏の明星──── と、呼んだ。 ※※※※※※※※ 「おーおー、やってるやってる」 新宿駅南口。普通であれば利用客でごった返す、このメガステーションの前は、今は異様な様相を呈していた。 駅前を通る甲州街道には大小様々なキノコが生え、そこで3人の男女が争いを繰り広げているのだ。 「さぁ! 僕の可愛いピッピ! あの女を塗り潰しておあげ!」 『はいよー。お化粧は好きかしらぁ?』 「っ!! 舞茸!!」 男の命令でソバカスの少女がペンキをぶちまける。と、それを遮るかの様に相手の女の目の前に巨大な舞茸が生えた。 「からのぉカエンダケ!!」 『あぶないぃ〜!』 「ずわっ!!」 ペンキを受け止めた舞茸は、女の命に従い胞子を吐き出す。それを見たピッピと呼ばれた少女は、パートナーらしき男をひっつかむと、その効果範囲から放り投げた。 「全く、【空間系】は厄介だ!」 『ケホケホ、厄介だね!』 「【具象系】のくせに、なんて強さなの!」 「知らないのか? “長靴下のピッピ”は、最強の女の子なんだぜ!」 『さいきょ〜だぜぇ!』 忌々しげに眉根を寄せる女に、男が話しかける。 「そもそも、あんたは勘違いしてる」 「勘違い?」 「そう! 戦闘エリアの環境を操作する【空間系】異能は厄介だが、最強じゃぁない」 「何ですって?」 その言葉に美女が意外そうな声を上げる。彼女に発現した【空間系】は、自身の周囲の環境を変化させ、攻撃にも防御にも使える最強クラスの異能の筈だったからだ。 「僕の【具象系】異能は、思い入れのあるモノ1つを具現化するだけの能力だ。でもね? 思い入れ、つまりは思いの強さによって具現化したモノの強さが変わるってぇ事さ!」 「何ですってぇ!」
- 255 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 00:35:12.78 ID:bLlWskXN.net]
- 【Twilight the daystar】(2/2)
「僕はピッピが好きだ! 大好きだ!! 愛してる!!! 思いの強さなら何者になも負けやしない!! だからこそ、僕の《長靴下のピッピッ(奔放な彼女)》は最強なのさ!!」 そんな男の声に別声が応える。 「そいつはどうかな?」 上空から別の男が降って来る。その男もまた黒髪の女を一人伴っていた。 「……その女、貴様の異能か?」 「そうだ! 俺の《60億分の1(運命の女)》だ! テメェの思いと俺の想い、どっちが上か、試して見ねえか?」 「良いだろう!! 僕の思い! 否定させない!!」 「ハッ、イイや? 全否定だ!!」 突然の乱入に唖然としていた女だったが、元々戦って居たのは自分達なのだ。いきなり入って来られても納得など出来る訳はない。 「いいぜ? そっちの姉ちゃんも、一緒に掛かって来な!!」 不敵な乱入者に、二人の眦が吊り上がる。こうして戦いは三つ巴の乱戦へと突入していった。 ※※※※※※※※ 異能を授かった者達は、その能力が発現すると同時にメッセージも受け取っていた。 曰く。 『100人の異能者を倒せ! さすればどんな望みもかなえてやる!!』 と…… 普通に考えれば眉唾なそのメッセージに、しかし、疑問を持つ者は居なかった。 かくして、異能者達は、自身の望みを叶えるべく、次々に戦いの中に身を投じて行くのだった。
- 256 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 15:28:37.14 ID:oX2xL59Q.net]
- ではでは感想いきます!
>>229 いきなり早々お題5つに挑戦したスピーディ作品 チャレンジングなスピリッツに敬礼 だが60億の機数の辺りで唐突感が!パンチ力と機数って比例関係なの?w Mがマリ〇に呼び替えられ、ピッピによる力技がオチになって完結! >>232 消化お題3! 粘菌の交配と少女の性交をさりげに掛けて残念がる主人公、さわやかな前半から一転して漂ってくるサイコ感 ゾクッとするサイコ感だけども、後半の実験に悪魔性がほしかったかもー 別の少女を使った生体実験だとか、ちょっと鬼畜すぎか
- 257 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 15:30:15.24 ID:oX2xL59Q.net]
- あ、失礼
>>232は消化お題4に訂正!
- 258 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 15:37:04.88 ID:oX2xL59Q.net]
- >>234
消化お題2つ! 時代による環境の変化と時代に左右されないモノを映し出した家族愛作品 好き! でも最後にもう一つぶっとんだパンチでシメて欲しかったw 例えばもう一個、数百年後のスーパーテクノロジーの中でもスーパーたまごっちが出てきて同じ会話がされてるとかねー >>247 消化お題5!この方チャレンジングで素晴らしいすねー 前半がお題ゲームの前振りになり誰もが見返すこの伏線、見事!このネタバレは最後が良かった思いまーす やはり後半からお題消化に無理が生じたかピッピ、全否定の辺りは整合性がやや苦しいw ちなみに精子の貯蔵キャパは最大10億ですw ←wikiで調べた
- 259 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 15:41:21.01 ID:oX2xL59Q.net]
- >>254
消化お題5つ来たー!さあチャレンジはどうか 〇ンターハンターを彷彿とさせる相性バトル作品だ 複数のキャラが混線するが整理が上手く混乱は感じないぞ しかしお題をスキル名で消化するって反則技じゃないすかw オチがほしーい
- 260 名前:進行 mailto:sage [2017/10/28(土) 16:32:05.69 ID:ZZmuZuDp.net]
- >>254
能力バトル来た! 短編なのに基盤がしっかりしてて続きを読みたくなる 話全体としては纏まってるけど特別目を引くようなオチがなくて、長編作品のプロローグ的な感じに収まっちゃってるのが惜しい でも次回以降のお題でも続きが作れそうだね
- 261 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 16:33:20.17 ID:veq3DgZe.net]
- お題二つでもいいはずなのに、4つとか5つとか多くて作品数が増えない・・・
内容重視でもええんやで・・・
- 262 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 16:36:41.07 ID:MTpaVIuu.net]
- >>229
ブラックユーモア感が好きです 亀1Upネタだったので逆に一撃で沈んじゃうかな? と、少し考えたり…… そう言えばMは一度、恋人乗り換えているんですよね >>232 少し背徳的な印象ですね きのこと言うお題の落とし込み方が上手く 唸らされました >>234 こう言うほっこりとする作品を読むと、独り身が堪えます 親子の情愛を描いた物は好きなんですが、自分には書けない類いの話しなので憧れがあります >>247 こう言う、お互いの事を理解したやり取りって良いですよね 育人さんの年上故の寛容さに憧れます
- 263 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 16:42:22.97 ID:MTpaVIuu.net]
- >>259
『でも、あたしは主の事それほど好きじゃないよ〜』 「ピッピ!?」 と言うオチを考えていたのですが、どうにも挿入が出来ませんでした
- 264 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 17:22:19.35 ID:SN9l8lsm.net]
- >>261
まあ作者人数的には今までと変わらんから・・・ もともと書き手が4人前後しかここにはいないのかもしれない
- 265 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 17:23:17.98 ID:MTpaVIuu.net]
- >>260
この話しだけで纏められれば良かったのですが、散々悩んだ挙げ句の、この体たらくです もっと精進したいと思います
- 266 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 18:04:07.59 ID:veq3DgZe.net]
- >>264
書き手が少ないなら一人で複数書けばいいじゃない、という結論に達した。ちょっと頑張ってみる
- 267 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 18:49:17.22 ID:veq3DgZe.net]
- 2000文字を大幅に超えたので、投稿はしますが投票外にしてください。お願いします。
使ったお題『長靴下のピッピ』『きのこ』『ゲーム』『全否定』 【見捨てられた者たち】(某ラグナロクなオンラインを懐かしみながら) ここは墓場だ。僕はそう結論付けた。 狭い室内に大量の半透明の人影が佇んでいる。何をするでもなく、ぼんやりとした表情でただひたすら突っ立っている。実態がないのか、中には折り重なるようにしている人影もあった。僕もその中の一人だ。 そして僕を含めたみんなは、一様に同じ方向を向いている。その先には青い髪のメイド服姿の女性が一人、とてもきれいな表情をにこやかな笑みにしたまま、彼女もまた何もせず突っ立っていた。 大量の半透明の集団と、その視線の先にいるちゃんと実態がある一人のメイド。双方とも一言も発することなく、かれこれ何十日と立ち尽くしていた。その間、どちらもピクリとも動かない。写真の中の景色を現実に当てはめて作った戯画絵のような光景だった。 最初は地獄だと思っていた。でも違った。 これはただの墓場だ。ここには何もない。二度と戻ってこない主人を待ち続けるアバターたちの墓場。 そう、ここはオンラインゲーム『神々の黄昏オンライン』の中の世界。この部屋はセーブポイントで、目の前のメイドは位置セーブをしてくれるNPC。 そして半透明の僕たちは、ゲームに飽きた主人たちに見捨てられた、哀れなプレイヤーキャラだった。 脳内の時刻が深夜0時を告げる。このゲームは課金制ゲームなので、一日経過ごとにそのデータが使用可能か使用不可かを判別してくれる。 おかげで全く景色の変わらない室内にいるにもかかわらず、日付が変わったことと主人が来なくなって何日経ったかがわかった。 今日でちょうど100日目。全く記念にしたくない記念日だ。 やはり課金をしてくれなかったようで、僕の体は半透明のままだった。周囲を目だけで見まわしてみたけれど、誰一人色を取り戻した者はいない。鬱屈とした気持ちで僕は下を向いた。 プレイヤーが操作しないアバターは動いてはならない。これはこの世界のルールだ。プレイヤーが戻ったときに位置が変わっていたらいけないからだ。 なので僕は今立っている位置から100日間、全く動いていないことになる。せいぜい顔を動かすことが許されるくらいで、最初はキョロキョロ見回していたけれど、今ではつま先30センチの床の黒ずみが僕の景色の全てだった。 また今日も一日、無為に過ごさなければならないのか。僕は死にたくなるような気持でそう考えた。いや、いっそ死ね(キャラクターデリートされ)たらまだ楽な方だ。
- 268 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 18:50:49.78 ID:veq3DgZe.net]
- 僕はもう、何も考えずに時間を過ごそうと決めた。何かを期待して裏切られるのはつらい。プレイヤーが戻ってきてくれることを願っていた時間が最も心を摩耗する時間だった。
「……みんなは、みんなは本当にこれでいいのか!?」 僕は静かに首を垂れたその時、突如声が響いた。あまりの出来事にビックリして顔を上げる。 すると僕の斜め右4人先にいたはずのアバターが、なんとその場を動いていた。青い髪の女性の後ろにある台座の上に堂々と立って、彼を見上げる僕らに対し堂々と宣言している。 ルール違反だ。彼はなんてことをしてしまったんだ。 不正ツールの使用を疑われたら、彼がキャラクターデリートされるだけではすまない。彼の主人であるプレイヤーにも被害が及ぶ。絶対にこの世界のルールをこの世界の住人が破ってはいけないのに。 しかし久しぶりに動くものを見た僕の目は、彼から離すころができなかった。そして久しぶりに聞くネットゲーム特有のチャット形式の声に感動すら覚える。 彼をルール違反と罵る者はいない。勝手に喋ることも禁忌だからだ。しかし、壇上の彼はその二つの禁忌を平然と破って、僕たちに向かい演説を行う。 「俺は、たぶんこの部屋に来て一番長いアバターだ。だからわかる。お前ら全員のマスターはもう戻ってこない! そしてゲームの運営会社も俺らのことは見限っている。 だからこそ何年も放置アバターが増えることはあっても減ることはないんだ。そんな世界のルールに縛られたまま、何もせず立ち尽くしていていいのか、お前らは!」 彼の言葉は唐突すぎて理解が追いつかなかった。しかし彼の言葉の熱さは本物だった。何を言ってるのかよくわからないのに、何を言いたいのかがよくわかる。 きっと僕の放置期間はまだまだ日が浅い方だったのだろう。前の方にいる古参のアバターたちは何かを感じ入ったかのように、肩を震わせていた。 彼は叫ぶように続けた。 「俺はもううんざりだ! この部屋の景色も、この一ミリも変わらない笑顔のメイドも、仲間が増えていくばかりで減ることのない人ごみも! 全部全部いやになった! だから俺はここから出ていく! そして、昔のようにモンスターを倒す! 世界のルール? 知ったことか! 俺らに哀れみを持つなら、半年くらいで殺してくれた方がありがたかった! プレイヤーに迷惑がかかる? だからどうした! ただただ無意味に待たされ続けた俺たちの方が大迷惑だ!!」 彼の言葉に賛同する者はいなかった。いや、心の中では同意しつつも、それでも世界のルールを破ることを躊躇っているのだろう。首だけ動かして周囲の様子を窺っている人だらけだった。 ただ、僕は彼の言葉に何か得体の知れない感情が芽生えていた。期待? 理想? よくわからない。 壇上の彼もまた僕に気付いたらしい。ものすごく嬉しそうな表情になると、壇上から飛び降り僕の方へ駆け寄ってくる。半透明の他のアバターなんて目もくれずにすり抜けて、僕の目の前までやってきた。 彼が僕の目の前に手を伸ばして誘ってきた。 「なあ、お前も自由に動きたいんだろう? 一緒に狩りに行こうぜ。俺もう三年もまともに動いてないから、最近の外の世界のことよくわからないんだ。お前、新参だろ? 案内してくれよ」 僕は彼の手を前にして、動揺する、手を取ってはいけない。だけど、この手を逃したら絶対後悔する。そんな確信がある。 僕は散々迷いに迷って、結局彼の手を取った。彼はこれ以上ないほどの笑顔を半透明の顔に浮かべて、自己紹介をしてきた。 「俺の名前は『†ルシファー†』だ。お前の名前は?」 「な、『長靴下のピッピ』です。よ、よろしく」 そして僕らは、世界のルールを犯した。 その後、他にも何人か一緒についてきてくれて、みんなで世界のありとあらゆるところを見て回った。 経験値や金銭が美味しくないから、とプレイヤーが全く近づかない場所も見に行って、世界は広くて美しいことを知ることができた。何度もみんなで笑いあった。 そして、「半透明のアバターが動いている」という噂を聞きつけた運営が僕たちを削除するまでの7日間。僕たちは最高に楽しい瞬間を味わっていた。
- 269 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 19:47:22.97 ID:/Uq79WXT.net]
- 書きたいってなるけどそれよりなろうの連載進めなきゃってなる
ここでよくできた短編書けてなろうに投稿しても読者困惑させるだけでプラスにならんよね?
- 270 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 20:20:00.61 ID:veq3DgZe.net]
- >>269
内容の出来で十分勝負できるほどのものが書けたのなら、普通の短編として投稿してもいいんじゃね? 逆にお題優先しちゃって内容にちょっと自信ないとか、お題が突飛なもので短編としてはいまいちってのならやめた方が無難かもね でもあえて連載形式で「某スレのお題の短編を書いてみた」ってオムニバス短編集を作っちゃうのはありかもしれないね。スレに人も呼び込めるかもだし一石二鳥
- 271 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 21:16:06.45 ID:/Uq79WXT.net]
- >>270
短編集いいね 余裕のあるときは書いてみるか
- 272 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 21:59:20.42 ID:4ffpnRQc.net]
- >>270
オムニバス短編集の形式は面白いですね。スレの賑わいの助力になるというのも。 いいものが書けたらやってみようかなと。 以下>>229と>>247にいただいた感想のお返事です。長くなってすみません。 >>256 あ、あそこはもう、考えるな!感じろ! のノリでして。書いてる方も深夜のテンションで勢い出てました(スミマセン) >>258 短編を書きたいよりもキャラを書きたいが強かったので、ああなっちゃいました。 確かにキレのいい短編にする場合はネタばらしで終わらせた方がスマートですね。 精子のキャパは自分も調べました。とんでも設定を書く箇所なんで、まあいいやと数字も盛っちゃいました。 1作目もそうですが、無理にお題を詰めると不自然だったり唐突感が出たりで難しいですね。 2作目はお題2つくらいの方が、会話の流れが自然で楽しくなったような気がします。 お題を入れたからこそ面白くなったような作品が理想ですよね。お題を全部入れようとする無茶はもうやめておきます。 >>262 60億もあれば、きっと何か無限エネルギーが働いて何かスパークして何かすごい浮沈艦になるんですきっと。 育人さんも実はドキドキしながら相手をしているかもしれません。ただ包容力は高レベルを維持してそうです。 お二方とも感想ありがとうございました。
- 273 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/28(土) 23:07:19.24 ID:5OPzWDUx.net]
- >>254
>>260 お題でちょこちょこ話が進む いいかもしれない
- 274 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 00:12:42.12 ID:u1zdTnHD.net]
- >>267
感想! お題4つ! 使われなくなった悲しいアバターに視点を置いた切ないストーリーいいすねー 動揺する主人公と先行き不透明の物語に思わず読者を見入らせる筆力!思わず筆に感情が入ったか字数オーバー 『†ルシファー†』なるキャラ名の厨二感が不使用アバターの悲哀を盛り上げるw 最後の二文はどうか!順序入れ替えで「僕たちを削除するまでの7日間。」で体言止めエンドにするとアバターの切なさが響いたような気も >>272 確かに〜後半作のカップルはもっと自然に見てみたかったなあ まひるさんのキャラが完成度高くていいっすよね いやまあ自然にってのも失礼だけどw
- 275 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 05:44:29.96 ID:AwHhruYn.net]
- 使用お題:【長靴下のピッピ】【きのこ】【ゲーム】【全否定】【60億(単位は自由)】
【智恵ちゃんと僕】(1/2) 「発達したVRは現実と変わらないとは聞いたことがあるけど……」 僕は目の前の光景に息を飲む。まるで現実の様な幻想の風景。 この僕、愛宕 敬治の初VRMMOは驚嘆の念から始まった。 (でも、これなら分からないって事は無いかな?) 僕は今、待ち合わせをしている。兄夫婦の一人娘、智恵ちゃんと。 先日メールをした際、彼女にこのVRMMOを勧められたからだ。 僕のアバターは自分に似せたモノ。数百種類もある組み合わせから、一番自分に近いんじゃないかな? って姿にした。 智恵ちゃんもアバターは自分の姿に近くしてあるって言ったから、見て分からないって事は無いと思う。 彼女とはメールのやり取りを良くする。最近仕事にかまけてプライベートが寂しいって事を書いたら、なら「ゲームでもすればいいじゃないですか」って言われ、彼女もやっていると言うこのVRMMOを紹介されたのだ。 その時に「やってないんですか? あー、だからツマンナイ人間なんですよ叔父さん」と、人格を全否定された訳だが…… 「…………」 ともかく、彼女と会うのも……実際に会う訳じゃないけど……4年ぶりだ。 当時9才だった彼女は、お気に入りの絵本を良く持ち歩いていた。 「タイトルは、何だったかな……」 そんな事を考えていると、ふと、目に飛び込んできた文字【長靴下のピッピ】。 「あぁ! そうそう、長靴下のピッピだ! …………えっ?」 僕は思わず目を見張る。その絵本を持っている少女が智恵ちゃんだったからだ。 でも、僕が驚いたのは彼女がいたからってだけじゃない。 「ちっちゃ……」 「……………相変わらず、デリカシーって物が足りませんね、マタンゴ叔父さん」 「マタンゴじゃないよ? 愛宕だよ?」 「……相変わらず、ネットリテラシーって物がが有りませんね、アタゴ叔父さん」 「いや、それは……」 思わず突っ込んじゃってから気が付いた。でも、智恵ちゃんの姿は衝撃的だったんだ。何せ、彼女の姿は4年前と少しも変わって居なかったんだから。 「ちえ……」 「チーです。もう一度言いますチーです」 「あ、うん。チーちゃん、その姿は?」 「アバターですから、姿なんていくらでも変えられます。叔父さんが分かり易い様に、このアバターを用意しました」 ああ、そう言う事か、気を使わせたみたいだ。確かに僕の年齢なら4年で早々姿は変わらないけど、彼女の年だと、全く印象が変わっちゃうからね。
- 276 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 05:46:56.31 ID:AwHhruYn.net]
- 【智恵ちゃんと僕】(2/2)
「さて、マタンゴ叔父さん、逝きましょうか」 「え? その名前で行くの?」 それと、若干ニュアンスがおかしかった様な? 「本名はNGですから……ポンとか?」 自分のチーに引っ掛けたのかな? なら、それで良いか。 「じゃ、ポンで」 「主体性の無い人ですね」 「ええー」 「デスソースでも飲んでください。60億スコビルくらいの」 「300万スコビルで人、死んじゃうからね!?」 「来世でなら少しはマシになるでしょう」 今の人格全否定パート2。ともかく、僕達は歩き出した。僕がVRMMOに慣れてないから、とりあえずこの街の市場をぶらぶらする予定。 「そう言えば、その本、まだ持ってるの?」 「長靴下のピッピですか? 持ってますよ?」 年頃の女の子は、こう言う子供っぽいのは好きじゃないと思ってた……今のアバターは9才仕様だけど…… 「物持ちが良いんだね? それとも、断捨離が出来ない方?」 僕がそう質問すると、彼女の機嫌が見る間に悪くなった。 『アナタが買ってくれたからでしょうが……』 「え? 何?」 ぼそぼそと呟く様に話されると良く聞こえない。音声ボリュームって調節できたっけ? 「何でも有りません、デスソースでも飲んでください。60億スコビルくらいの」 「何で!?」 「さ、行きましょうか、マタンゴ叔父さん」 「チーちゃん待って! それ、本当のマタンゴの人!!」 って、言うかあんなアバター有るんだ。 「済みません、間違えました。よく似てたので」 「名前だよね? 名前の事だよね?」 「何処とは私の口からは……」 僕の下半身を見ながらそんな事を言う。 「全然違うからね? そもそもあんなに大きくないからね?」 「……運営さん! こいつです!!」 「ちょっとまってぇ!!」
- 277 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 05:57:33.94 ID:AwHhruYn.net]
- >>267さんと、ネットゲームで被ってしまいましたorz
シンキラリティと言うやってるですかね 使われなくなったアバターの末路、心に刺さります 最後に消されてしまうとしても 願わくば、心穏やかにと思わずにいられません
- 278 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 11:00:02.82 ID:95DqAch/.net]
- 三つ目ができた! どやぁ!
使ったお題『ゲーム』『きのこ』『60億』 【魔王必読! 勇者が男の場合、絶対やってはいけないこと】 「勇者よ、もし私の味方になるのなら、貴様に世界の半分をくれてやろう」 「おっけ、もらおう!」 「話が早くて良い。ではまず土地から。地図上で悪いがここからバッサリ半分を貴様にやろう。残りが私の物だ」 「いいよ、わかった!」 「次に資産だ。これについては後々詳しく話し合いが必要かもしれないが、概ね半分になるように手配しよう。その後の交易については後で考えるということで」 「そっか、任せた!」」 「最後に人材だ。60億人いる世界人口の半分30億人を貴様にやろう。住居との兼ね合いがあるからピッタリ半分は難しいかもしれないが、そこは了承してほしい」 「わかりやすいね、いいよ!」 「ただ人材については一つ問題があってな……人と言っても色々な種類がいる。働き者に怠け者、優秀な者に愚鈍な者、見目麗しい者に見るに堪えがたき者。これらをちょうど半分に分けるのは難しい」 「そうだな、どうするんだ?」 「だからお互い条件をフェアにするため、男と女で分けようではないか! 私が人口の半分の女を貰う。貴様には男をやろう」 「そっか、わか……え?」 「キノコ♂の生えてる方をお前に譲ってやろうというのだ。これは私からの譲歩である。世界を支配する場合、男の方が力が強く働き手として優秀で、後の世界運営に際して何かと便利だろう。これでお互い等しく半分に分けたことになるはずだ、良いな?」 「やはり、勇者である俺はどうしても魔王と戦う必要があるみたいだな……」 「え、あれ? なんでだ? さっきまではあれほど乗り気だったじゃな」 「黙れ、問答無用! 覚悟!!」
- 279 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 11:25:02.73 ID:AwHhruYn.net]
- なろーしゅ……そんな言葉が頭に浮かびます
むしろこのまま共倒れに成ってくれた方が、世界にとって幸せかも……と思いましたw
- 280 名前:進行 mailto:sage [2017/10/29(日) 11:30:12.80 ID:p8OseGvl.net]
- >>267
主人の帰りを待ち続けるアバター…考えたこともなかったがずっと動かずに待機していたなんてとんでもない苦痛だな… キャラ消去されたほうがマシだ!→ルール違反でキャラ消去されたら主人にも迷惑かかるしいかんでしょ、って流れに引っ掛かりを覚えなくはないが、ルール遵守せざるを得ないアバターの気持ちを考えると致し方ないか… プレイヤーが楽しんでる裏側にはこんな闇もあるんだなと考えさせられる一本でした
- 281 名前:進行 mailto:sage [2017/10/29(日) 11:51:57.81 ID:p8OseGvl.net]
- >>275
VRである強みをあまり活かせてない…ような気がする、智恵ちゃんの容姿が当時のままって設定のみなのは勿体無い いっそ照れ隠しに特大魔法ぶっ放すくらいしてもよさそう、MMO経験の差を示せるし 智恵ちゃんももっと魅力的に書けるはず、長靴下のピッピが好きならその影響を受けててもおかしくないから、例えば破天荒で大胆な性格になっててもいいんじゃないかな(ピッピのことよく知らなくてすまん…) 全体的に厳しくなってしまったけど、文章は上手いし磨けばもっと光ると確信してるよ
- 282 名前:進行 mailto:sage [2017/10/29(日) 12:29:50.18 ID:p8OseGvl.net]
- >>278
こう見ると世界の半分をくれるってかなり優しいよね魔王様 案外理解のある魔王と欲望まみれの勇者ってのが面白かった 勇者が勝ってもこの世界は平和にならなさそうなのがまた…
- 283 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 12:44:13.96 ID:QvHVaEzn.net]
- 3つ浮かぶってすごい
きっと女魔王なら世界は平和になった…いや無理だな
- 284 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 13:49:53.33 ID:AwHhruYn.net]
- >>281
街中は戦闘行為禁止かな? と言う事が先立ってしまったので、通報エンドにしましたが ……確かに極大魔法からの死に戻りとかの方がコメディとしても面白かったと思います 何にせよまだまだ練り込み不足でしたね ご意見ありがとうございます
- 285 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 17:33:14.47 ID:dt+GTmHJ.net]
- 進行さんすみません。
負担をおかけして申し訳ないのですが、一つ個人的なご相談が。 >>247を、まだ付き合ってない幼馴染み設定で加筆修正したのですが、良くなったか冗長で劣化したか、一言コメントなんていただくことは難しいでしょうか? そういう主旨のスレじゃないor出しゃばりすぎ調子に乗るな等々あればスルーしていただければ。 普段ならこんなこと控えるのですが、進行さんが敬語キャラに並々ならぬ思いがありそうだったので聞いてしまいました。 厚かましいお願いですみません。
- 286 名前:進行 mailto:sage [2017/10/29(日) 18:41:00.97 ID:p8OseGvl.net]
- いいよっ
大幅な改稿、修正なら歓迎だよ!
- 287 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 18:57:01.56 ID:dt+GTmHJ.net]
- ありがとうございます!
そこまで大きく変わったわけではないのでガッカリされるかもですが…とにかく投下します。 劣化してたら遠慮なく言っていただければ幸いです。
- 288 名前:1/3 mailto:sage [2017/10/29(日) 18:58:00.53 ID:dt+GTmHJ.net]
- 使用お題:『きのこ』『ゲーム』
【今から私とゲームを始めましょう】 「育人さん、私とゲームをしませんか?」 私の言葉に、育人さんは可愛らしい顔を苦々しく歪めました。 反面、私は期待通りの反応に頬が緩みます。 「いや、しないよ。だってまひるちゃん、性格悪いからね」 「いけない人ですね。十年来の幼馴染みに対する言葉とは思えません」 「言ってもいいと思うけどなあ。事実だもの」 そう言って育人さんはぷいっと顔を横に逸らしました。 「いくら事実といっても、真正面からそんなことを言うから、育人さんは女子から酷い人と言われてるんですよ?」 「いったい誰が言っているのかな? 初耳なんだけど」 「言えません。女の子同士の友情は固いんです」 私が牛のクッションで口元を隠すと、育人さんは諦めたようにため息を吐きました。 「一度も勝てた試しがないからなあ。まひるちゃんは勝つためなら、容赦せずになんでもするし」 「一番になるためならどんな手でも使えと、母からの教えですから。やる気が出ないのなら……育人さんが勝ったら、私から贈り物をするというのはいかがでしょうか?」 「いらないものなんでしょ。どうせ」 育人さんは私の性格が悪いと思っています。 不信感いっぱいの目ですね。 こういうところが可愛いと思うあたり、やはり私は性格が悪いのでしょうか。 まあ些細なことですけどね。 「いらないものかどうかは、私が決めることではありません。これです」 私は本棚から一冊の本を抜き取りました。 「……意図がわからないよ。『幼馴染みから始まる恋』って。まひるちゃんの事だから、これに意味なんてないんだろうけど」 「いい本ですよ。タイトルに騙されてはいけません。それ、最後は幼馴染み同士の愛憎入り混じる殺し合いですから」 「一周回って面白いかもだけど、ネタバレするのはどうなのかな?」
- 289 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 18:58:26.43 ID:dt+GTmHJ.net]
- 「いちいち配慮する必要もないでしょう。態度を見ればどうせ読まないことくらいわかります。仕方ありません、奥の手を使いましょうか」
「いくらか嫌な予感がするけれど、何?」 私は姿勢を女の子座りから、正座に移し、育人さんの瞳を見つめます。 濃い黒色で、とても素敵な瞳です。時々無性に独り占めしたくなって困ります。 ああ、いえ、今は大事な話の最中でした。こんな事を考えている場合じゃありません。 育人さん、そろそろ決着を付けさせてもらいますね。 「一度目の勝利には、やはり相応の特別を。育人さんが勝ったら、その、育人さんの……き、きのこを、私が思い切り引っ叩くというのはいかがでしょう!」 「い、痛いだけだよねそれ。というか、きのこってまた随分とベタな隠語を……」 「痛い? 痛いんですか? 男性なら誰もがむせび泣いて喜ぶと、友達が言っていたのですが」 「いい加減なことを言う友達だなあ。まひるちゃんも、さすがにそういう話はやめといた方がいいんじゃないかな?」 育人さんが心配そうに言います。 間違いなくこの人も性格の悪い人なのですが……ああ、これは本当に心配してくれてますね。 私の読み通りです。動揺させてすみません、育人さん。 「いけませんか? 育人さんは高校三年生、私ももう高校二年生です。そこまでおかしな話題でもないでしょう?」 「いけないことはないけれど、無理してない? 顔が少し赤いよ」 「……生馬先輩も、少し大胆になった方が愛嬌があって可愛いと、そう言っていましたから」 「いや、誰その男!? ――あ」 しまった、というように育人さんが頭を抱えます。 決着が付きました。私は満面の笑みで育人さんの手を握ります。 「『いや』は育人さん二度目です。『い』勝負、私の勝ちですね。ところで――生馬和子先輩。部活の先輩ですが、どうかしましたか?」 「……いえ、何もありません」 頭文字を統一して会話を続けるこのゲーム――今回は『い』から始める会話ですね――今回も私の勝利で終わりました。 口を挟まれるまでは自由に喋っていい。 同じ意味の言葉を自分で二回言ってしまうと負け。 これしかルールのない、非常にいい加減なゲームですが、退屈しのぎにはちょうどいいです。 そうそう。育人さんが、男性の名前だけであんなに焦ってくれるとわかったのも、嬉しい収穫でしたね。
- 290 名前:3/3 mailto:sage [2017/10/29(日) 18:59:00.54 ID:dt+GTmHJ.net]
- 「今した友達の話も嘘なんでしょ?」
「いいえ、と言いたいところですが、ここは黙秘を貫いておきましょう」 少しくらいの謎は残しておかないと。面白みのない女性と思われてしまいますからね。 私のイメージが損なわれるのも、とても遺憾ですし。 「いいさ、まひるちゃんの性格の悪さは知っているからね。……まあそこが好きなんだけど」 「――――」 突然の告白に、私は思わず息を詰まらせてしまいました。 「まひるちゃんの言うとおり、僕たちももう高校生だ。どうだろう、幼馴染みからもう一つ踏み込んで、彼氏彼女の関係になるっていうのは。もちろん、この本の結末みたいにはしないよ」 「い、育人さん!? ――ぁ」 しまった、と思いました。 私の最初の言葉は確か…… 育人さんが澄ました顔で笑います。 「僕の名前で始まるのは二回目。あとちょっとで勝てたのになあ」 「ふ、不覚です。急に告白なんて……不意を突かれました」 「今度こそはと思ったんだけどね。一手遅かったよ」 ……勝った気がしません。 いえ、ゲームは私の勝ちに違いないのですが…… 私は試合に勝って、勝負に負けたのでしょうか。 「それはそうと、まひるちゃん。さっきの返事は貰えるのかな?」 「――っ! ゲームを利用してしか告白できないような男性が受け入れられるとでも?」 言葉尻を強くして、わたしは拒絶の意を示しました。 この選択は間違っていないはずです。 「……そうだね。そこは僕が悪かったよ。うん、軽率だった。次はちゃんと相応の時と場所を選ぶよ」 「次、ですか……」 きっとこの人に他意はないんでしょうね。わかります。ただ失礼だったと思っているのでしょう。 やっぱりこの人は、私よりもよっぽど悪い人です。 ……そういうところも好きなのが、困りものなのですが。
- 291 名前:進行 mailto:sage [2017/10/29(日) 19:36:52.66 ID:p8OseGvl.net]
- >>288
あぁ〜〜〜グッと良くなった! もっと大きな歳の差がいいかも、って個人的趣向はさておき、まだくっ付いてない関係のほうが告白の胸に刺さる鋭利さが増してる! 告白を跳ねちゃうのもまひるの天の邪鬼さと育人の善人さを立たせるのに一役買ってるし、悪い人ですねって皮肉も前よりずっと印象深く残ったね そしてやはりピッピの扱い辛さが浮き彫りになるという…
- 292 名前:進行 mailto:sage [2017/10/29(日) 19:44:46.74 ID:p8OseGvl.net]
- 締め切りは今日のてっぺんだからまだの人は早めにね!
- 293 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 20:17:21.53 ID:dt+GTmHJ.net]
- >>291
質はちゃんと上げられたみたいで安心しました。 年上はなるほど、熟考したいところです。 ピッピはちょっとハードル高すぎて…上手く落とし込める人すごすぎます。 良くなってる。だけの一文でも御の字だったのですが、しっかりとご意見を入れていただけて嬉しいです。ありがとうございました! この二人のお話し、妙に気に入ったのでまた別のお題で投下するかもしれません(こんなギミック込みアイディアはもう出ませんけど)が 馴れ合いみたいな身内スレっぽくしてしまうのは不本意なので、しつこいようならそれとなく言ってください。 敏感に察知してサッと撤退しますので。 もちろん、黙ってまったく別のお話も入れます。 無理を言ってご負担をかけてしまいすみませんでした。そろそろ引っ込みます。本当にありがとうございました!
- 294 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 21:50:37.85 ID:u1zdTnHD.net]
- 感想!
>>275 使用お題5!さあ難関5を上手く消化出来るか〜 話の要素はいけない親戚関係にツンデレ、ロリコンまで乗ったゴージャス仕様〜 割合安定してお題消化をこなしていくがやはりスレに巣くった最悪の悪魔、長靴下のピッピが不自然を添えてくれるw 最後は下ネタでオチw んーチーちゃん!大きく年の差を付けられてる幼女が成人?男性にアピるなら普通は背伸びしてアバターを大人っぽく見せる気がするぞー >>278 お題は3! いい加減にしろ、なろーしゅw ほんといい加減にしてくれ! そんな脱力感 なんだけど、なんだけど オチもハマってるしお題の消化にも無理がない 大きな突っ込みどころを感じない意外な高品質作品だw 問題はなろーしゅに腹立つぐらいかw >>288 お題2! 育人さんとまひるさんの焼き直しきたー お題消化を犠牲にしてストーリーの完成度を召喚だ! うーんやっぱりまひるさんの雰囲気が良いすねーこれは良い 唐突に差し込まれる記号が無くなったお陰で会話がスムーズで素敵になったw これは成功! 次のお話にも期待しまーす
- 295 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 22:25:43.41 ID:95DqAch/.net]
- >>294
競馬実況みたいな感想に思わず感想返ししたくなってしまったw 多少なりとも面白がってもらえたら嬉しいです。ありがとうございます。 別になろーしゅを意識したわけじゃないのですが、言われてみたら今のなろうの人気作品って漏れ出した本音の部分がだいたいこんな感じですよね。まあハーレム欲求を否定はしませんが・・・ いっそこの勇者みたいにものすごくわかりやすいと、こちらとしてもツッコミ甲斐があってまだ許せるのかもしれません
- 296 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 22:53:34.63 ID:dt+GTmHJ.net]
- >>275
属性盛り盛りの智恵ちゃん ツンデレの見本みたいな子で、素直に羨ましいです。 自分が書くと、作者のヒネた性格のせいか、どこか変わり者な感じになってしまって… 一番良かったのは掛け合いですね。テンポ良くて面白かったです。 >>278 キノコ♂の生えてる方 で普通に笑っちゃいました。 自分も似たような消化の仕方したのであれですけど、魔王は真面目な表情なんだろうなと考えるとギャップで… >>294 何回も感想ありがとうございます。 今回は自分にとっては奇跡の出来で実力以上のものが生まれましたが、またがんばります。
- 297 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 23:03:11.41 ID:95DqAch/.net]
- 正直な話、自分のあげた小説への評価より次のお題が楽しみで仕方ないデス、はい。
- 298 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 23:12:33.30 ID:vYCGizFq.net]
- 思ったんだけどお題消化って最初1個だけだったのになんで今は2個から?
消化が簡単すぎるから?
- 299 名前:進行 mailto:sage [2017/10/29(日) 23:19:44.19 ID:p8OseGvl.net]
- 最初は様子見でスタンダードなお題1個安価にしてたんだよ
試しに2個お題にしてみたら好評で、5個から選んだらもっと幅が広がるだろうと今の形式になってるよ まだこれも試験運転の段階を出ないけど、次の安価も同じやり方でいいよね?
- 300 名前:この名無しがすごい! mailto:sage [2017/10/29(日) 23:24:21.75 ID:vYCGizFq.net]
- やり方は同じでいいと思うけど、お題1個からだともっと作品が増えるのでは
逆にモチベーションが下がっちゃうのかな?
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