- 86 名前:名無シネマ@上映中 mailto:sage [2012/02/24(金) 08:49:29.35 ID:15bx/btL]
- 世の中には「カイロの紫のバラ」や「ニューシネマ・パラダイス」を
映画への愛を描いた映画だと思ってる人が少なからずいて、 まぁそれは他人の勝手なんだけど、前者はキートンをパクった本当に退屈な映画だし、 後者は映画館をダシにしたそこそこ催涙効果のあるメロドラマではあるけれど、 映画館を愛するものの気持ちを土足で踏みにじり冒涜した映画だと思う。 で、何が言いたいかといえば、「ヒューゴ」はそれらとはさすがに格が違う、ということ。 多少なりとも映画史的な知識があれば「あれっ?」と思う部分も無くはないが、 確信犯的にやってるのだから文句は無い。 かつて名古屋シネマテークのおかげで、名高いサイレント映画を豊かに見ることが出来たし、 数年前にはメリエスの特集上映にも行ったこともあるがゆえの思い入れのおかげで 児童文学的なこそばゆさもあまり感じなかった。 なにもかも丸く収まるであろう事を分かっていて見ていられる安定感があったが、 そこが気に入らない人にはお気の毒としか言いようが無い。 それにしても、一晩明けてもTOHOシネマズ名古屋ベイシティの前から2列目の端のブタ野郎に対する殺意が消えん。 ところで、前半途中で、ジョニー・デップそっくりの人物がチラッと登場したよね。 「まさかねw」と思ったが、ラストのクレジットで製作に関わっていると知り、 「ひょっとして」と思い直してるんだけど、事実を知ってる人、いる???
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