- 25 名前:日出づる処の名無し mailto:sage [2008/12/22(月) 10:06:32 ID:Iu6tJzD2]
- ▼「為替相場危機は過ぎ去った」、政府が暫定結論
【ソウル22日聯合】この3カ月間にわたり韓国経済を揺るがした為替相場危機について、政府 は危機を乗り越えたとの暫定結論を出した。国際金融危機から波及した実体経済の低迷は 国内外を問わず深刻化しているが、ドル不足から始まった流動性危機は過ぎ去り、9月に起こった 米大手証券リーマン・ブラザーズの経営破たんのようなとてつもない突発変数が無い限り、再発 の可能性もほぼないと評価した。 企画財政部当局者は22日、「少なくとも外貨流動性問題は乗り越えた。国内外の各指標や評価、 市場状況などを分析すると、危機は過ぎ去ったと思われ、来年まで為替相場危機が再燃するような 要素はみられない」と述べた。わずか1カ月前ですら、外国為替市場ではドルが不足しウォンの 対ドル相場は急落、銀行と企業がドル確保に血眼になっていたが、こうした状況は終わり、今の 流れならばドル流動性は今後も余裕があるとの結論だ。実際に近ごろの市中ではドルが十分で、 金融なドル需要も消えた。 政府と韓国銀行は今年それぞれ240億ドルと100億ドル、総額340億ドルの外貨流動性を 供給すると決め、これまでに300億ドルほどが供給された。その結果、11月21日に取引時間中 に1ドル=1525.00ウォンまで急落したウォン相場は、約1カ月後には15.4%ウォン高に動い ている。 また、経常収支が黒字転換しドル流入が続くと予想される点も好材料となっている。企画財政部 関係者は、10月の経常収支は過去最大の黒字幅で黒字転換し今後も毎月30億〜40億ドル程度 の黒字が予想され、ドル不足に対する懸念は完全に消えたと見るべきだと話す。経常収支黒字が 危機解消に決定的に作用したという。 サムスン経済研究所の権純ウ(クォン・スンウ)マクロ経済室長も、外貨流動性問題は終わった との見方を示した。「膨大な外貨準備高と、韓米、韓日中の通貨スワップを見るだけでも、外貨 流動性危機の発生は物理的に発生し得ない」と評した。 (つづく)
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