- 788 名前:両棲装〇戦闘車太郎 mailto:sage [2017/12/29(金) 15:59:42.94 ID:DaLPQ5rz.net]
- >>775にしろ>>783にしろ、モンタニ師やそのファンネルが主張するところの12SSM批判って「銃座・砲台等の相互支援」という陸戦でなら築城の基本を見落としてるのよな。
複数の離島がある群島地域を戦場に想定した際、群島内の島Aが敵の侵略を受けた際に島Aのみの手駒で対抗するか、近隣の島Bからも射撃支援を得て対抗するかで 投射できる弾数が大きく変わってくるし、逆に敵が島Bを狙って来た際にも島Aから支援ができるか否かは戦局を大きく左右しうる。 更にSSM陣地を展開している島が3つなら、5つなら、10なら、と展開して考察することで、地対艦ミサイルの射程延伸によるSSM陣地の戦力発揮と生残性確保の優位性が理解できる筈。 そして、この方式において観測手段そのものは各島に展開したSSM陣地が手持ちしている観測手段だけで十分である。 ただし、各SSM陣地間のデータリンクや指揮統制に関しては、ソレなりに妨害抵抗性に優れたシステムを用意することが要求される。 ついでに>>775のASM-3批判についても。 超音速ASCMの肝の一つは、発射から命中までの飛翔時間が短いことによる敵存在圏の局限にある。 仮に敵艦の速力が30ノットだとした場合、90浬向こうの敵艦に速力180ノットのASCMを撃つと着弾所要時間は基準値で30分、その間に敵艦は最大で半径15浬の円内の何処かまで 移動可能で、ASCM飛翔アルゴリズムとかは省略して最も単純に考えると、このASCMに搭載すべきレーダーの探知半径も15浬が求められる。 あるいは、レーダー探知半径10浬のASCMならば、飛翔開始から10分後、敵艦推定位置まで60浬以内に接近するまでは指令誘導を用いて敵艦の挙動に対する補正が必要となる。 コレが、ASCMの速力をそもそも360ノットに増強できたらどうなるか? もろちん、弾速が2倍なので着弾所要時間は半分、敵艦の存在圏の円は半径7.5浬まで縮小できることになり、レーダー探知半径あるいは指令誘導機能への依存度を縮小できる。 つまり、モンタニ師がしばしばASCM誘導に対して指摘するところの観測手段ガーに対して合理的な解決策を提供できる訳だ。
|
|